JP6466312B2 - 血液透析装置の操作方法および血液透析装置 - Google Patents

血液透析装置の操作方法および血液透析装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6466312B2
JP6466312B2 JP2015242900A JP2015242900A JP6466312B2 JP 6466312 B2 JP6466312 B2 JP 6466312B2 JP 2015242900 A JP2015242900 A JP 2015242900A JP 2015242900 A JP2015242900 A JP 2015242900A JP 6466312 B2 JP6466312 B2 JP 6466312B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dialysate
passage
circuit
replacement
dialyzer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015242900A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016064156A (ja
Inventor
三島 崇
崇 三島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibuya Corp
Original Assignee
Shibuya Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shibuya Corp filed Critical Shibuya Corp
Priority to JP2015242900A priority Critical patent/JP6466312B2/ja
Publication of JP2016064156A publication Critical patent/JP2016064156A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6466312B2 publication Critical patent/JP6466312B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • External Artificial Organs (AREA)

Description

本発明は血液透析装置の操作方法および血液透析装置に関し、詳しくは透析治療を行う際に、置換液通路を透析液回路に接続する血液透析装置の操作方法および血液透析装置に関する。
従来、血液透析装置では透析器に血液と透析液とを流通させて血液透析を行っており、上記透析器には血液を流通させる血液回路と透析液を流通させる透析液回路とが接続されている。
またこのような血液透析装置として、透析治療中に透析液を血液回路に供給するいわゆるオンライン血液透析ろ過治療(以下、オンラインHDF(hemodiafiltration))を行うことが可能なものが知られている(特許文献1)。
上記オンラインHDFを行う血液透析装置には、血液回路と透析液回路との間に置換液通路を設けており、また上記透析液回路には上記置換液通路を接続するための置換液ポートが設けられており、この置換液ポートは蓋部材によって開閉可能となっている。
透析治療を行うための準備作業を行う際、上記置換液ポートからは置換液通路が取り外されて閉鎖状態となっており、この状態で上記透析液回路に透析液を充満させる透析液置換工程を行い、その後上記置換液ポートから蓋部材を取り除いて、当該置換液ポートに置換液通路を接続するようになっている。
特開2011−161060号公報
しかしながら、上記特許文献1の構成を有する血液透析装置において、上記透析液置換工程を行うことによって、透析液回路の内圧が高くなっており、上記置換液ポートから蓋部材を取り外すと透析液が外部にあふれてしまい、不衛生であるという問題があった。
このような問題に鑑み、本発明は置換液通路を接続する際に透析液ポートからの透析液のあふれを防止して衛生的に作業を行うことが可能な血液透析装置の操作方法および血液透析装置を提供するものである。
すなわち請求項1の発明にかかる血液透析装置の操作方法は、血液透析を行う透析器と、当該透析器に接続された血液回路と、上記透析器に接続され、新鮮な透析液を透析器に供給する透析液供給通路と、透析器を通過した使用済み透析液を回収する透析液回収通路とからなる透析液回路と、上記透析液回路に設けられるとともに蓋部材によって開閉可能な置換液ポートと、一端が上記血液回路に接続されるとともに他端が上記置換液ポートに接続される置換液通路と、上記透析液回路に設けられて透析治療時に血液から除水を行うための除水手段とを備えた血液透析装置の操作方法であって、
上記透析液回路に透析液を充満させる透析液置換工程の後に、上記置換液ポートから上記蓋部材を取り外して閉鎖状態から開放状態とし、当該開放状態の置換液ポートに上記置換液通路を接続する血液透析装置の操作方法において、
上記除水手段は、上記透析液回収通路と接続されたバイパス通路に設けられる除水ポンプから構成され、
上記透析液置換工程の後に、上記除水ポンプを作動させることで、上記透析液回路内の圧力を上記置換液ポートを開放状態とした際に透析液があふれないように陰圧にする陰圧形成工程を行い、その後に上記置換液ポートを閉鎖状態から開放状態とすることを特徴としている。
また請求項2の発明にかかる血液透析装置は、血液透析を行う透析器と、当該透析器に接続された血液回路と、上記透析器に接続され、新鮮な透析液を透析器に供給する透析液供給通路と、透析器を通過した使用済み透析液を回収する透析液回収通路とからなる透析液回路と、上記透析液回路に設けられて透析治療時に血液から除水を行うための除水手段と、上記除水手段を制御する制御手段と、上記透析液回路に設けられるとともに蓋部材によって開閉可能な置換液ポートと、一端が上記血液回路に接続されるとともに他端が開放状態の上記置換液ポートに接続される置換液通路とを備える血液透析装置において、
上記除水手段は、上記透析液回収通路と接続されたバイパス通路に設けられる除水ポンプから構成され、
上記置換液ポートが開放状態であることを認識するためのセンサが設けられ、
上記制御手段は、上記置換液ポートが閉鎖状態とされかつ透析液回路に透析液が充満した状態から、上記除水ポンプを作動させることで、透析液回路を陰圧にするものであり、上記透析液回路内の圧力を、上記置換液ポートを開放状態としても透析液があふれない程度の陰圧とするとともに、上記センサの検出結果に基づいて上記置換液ポートが開放状態となったことが認識されるまで上記陰圧を維持することを特徴としている。
上記請求項1の発明によれば、上記陰圧形成工程において上記除水ポンプを用いて上記置換液ポートの設けられた透析液回路内の圧力を陰圧とするため、置換液ポートに置換液通路を接続する際に当該置換液ポートを開放状態にしても、透析液回路の透析液が回路の内部に引き込まれるようになっている。
このため、透析液が置換液ポートから外部にあふれないようにすることができ、衛生的に作業を行うことが可能となっている。
上記請求項2の発明によれば、除水ポンプが透析液回路内の圧力を陰圧とすることで、置換液ポートを開放状態としても透析液があふれないようにすることができ、その後上記置換液ポートが開放状態となるまで待機することから、透析液が置換液ポートから外部にあふれないようにして衛生的に作業を行うことが可能となっている。
本実施例にかかる血液透析装置の回路図 上記透析装置の正面図 置換液ポートの断面図 脱気槽の側面図 透析液置換工程を説明する図 陰圧形成工程を説明する図 陰圧維持工程を説明する図 置換液通路透析液供給工程を説明する図 第2実施例にかかる血液透析装置の回路図
以下、図示実施例について本発明を説明すると、図1、図2は血液透析を行うための血液透析装置1を示し、図1は回路図を、図2は正面図をそれぞれ示している。
本実施例の血液透析装置1は、血液透析を行う透析器2と、当該透析器2に接続された血液回路3と、上記透析器2に接続された透析液回路4(図2では図示せず)とを備え、図示しない制御手段によって制御されるとともに、図2に示すタッチパネル式のモニタ5によって各種操作が可能となっている。
また本実施例の血液透析装置1は新鮮な透析液を上記血液回路3を介して患者に供給するオンラインHDFを行うことが可能となっており、上記血液回路3から分岐するとともに上記透析液回路4に接続可能な置換液通路6を備えている。
なお、本実施例で説明する血液透析装置1の構成自体は従来公知であり、本発明にかかる血液透析装置1の操作方法はこのような従来公知の血液透析装置1で行うことが可能となっている。
上記透析器2は、図2に示すように本体部7の側面に鉛直方向に保持され、その内部は図示しない中空糸膜によって血液室と透析液室とに区画され、血液は血液室の内部を図示上方から下方に、透析液は透析液室の内部を図示下方から上方に流通するようになっている。
上記血液回路3は、患者の動脈に接続されるとともに透析器2の上端に接続された動脈側通路11と、静脈に接続されるとともに透析器2の下端に接続された静脈側通路12とを備え、上記置換液通路6は上記動脈側通路11から分岐するように接続されている。
動脈側通路11には、患者に穿刺される穿刺針11aと、動脈側通路11を開閉するクランプ手段13と、圧力を測定する圧力計14(図2では図示せず)と、血液凝固防止剤を収容したシリンジ15と、血液を送液するチューブポンプ(ペリスタルティックポンプ)からなる血液ポンプ16とが設けられている。
上記シリンジ15は上記本体部7に装着されるとともに、本体部7には当該シリンジ15のプランジャ15aを押圧する押圧手段7aが設けられており、上記押圧手段7aがプランジャ15aを押圧することにより、血液凝固剤を動脈側通路11に供給するようになっている。
上記静脈側通路12には、血液から空気を排除するドリップチャンバ17と、患者に穿刺される穿刺針12aとが設けられており、上記ドリップチャンバ17には圧力計18(図2では図示せず)が設けられている。
図2において、上記動脈側通路11における圧力計14と、静脈側通路12における圧力計18とはそれぞれ本体部7の内部に設けられており、動脈側通路11および静脈側通路12の配管は、それぞれ圧力計14、18に連通する圧力ポート7b、7cにそれぞれ接続されるようになっている。
上記置換液通路6は、上記動脈側通路11における血液ポンプ16と透析器2との間の位置に接続されており、この置換液通路6は上記透析器2や血液回路3とともに、透析治療を行うたびに交換されるようになっている。
また置換液通路6の端部には本体部7に設けた後述する置換液ポート31に接続するためのカプラ6a(図5参照)が設けられ、さらに置換液通路6には血液ポンプ16と同様、チューブポンプからなる置換液ポンプ19が設けられている。
なお上記置換液通路6は、担当する医師の判断によって上記静脈側通路12に接続することも可能である。
上記透析液回路4は、透析液を給排する同形の第1、第2透析液チャンバ21、22と、上記第1、第2透析液チャンバ21、22に新鮮な透析液を給液する給液通路23と、第1、第2透析液チャンバ21、22から新鮮な透析液を透析器2に供給する透析液供給通路24と、透析器2を通過した使用済み透析液を第1、第2透析液チャンバ21、22に回収する透析液回収通路25と、使用済みの透析液を第1、第2透析液チャンバ21、22から図示しない排液タンクへと排出する排液通路26とを備え、これらは本体部7の内部に収容されている。
そして本実施例において、上記透析液回路4を構成する下記ポンプや開閉弁は、上記透析液回路4に透析液を流通させる透析液流通手段を構成しており、これらは上記制御手段によって制御されるようになっている。
第1透析液チャンバ21および第2透析液チャンバ22の内部は1枚のダイアフラムによって区画され、新鮮な透析液が収容される供給室21a,22aと、使用済み透析液が収容される回収室21b、22bとが形成されている。
上記給液通路23には新鮮な透析液を送液する図示しない給液ポンプが設けられており、下流部分は2方向に分岐して上記第1、第2透析液チャンバ21、22の上記供給室21a、22aに接続されている。また上記分岐部分にはそれぞれ給液弁V1、V2が設けられている。
上記透析液供給通路24の上流部分は2方向に分岐してそれぞれ上記第1、第2透析液チャンバ21、22の供給室21a、22aに接続され、下流端には透析器2に接続されるカプラ24a(図5参照)が設けられている。また上記分岐部分にはそれぞれ供給弁V3,V4が設けられている。
上記透析液回収通路25の上流端には透析器に接続されるカプラ25a(図5参照)が設けられ、下流部分は2方向に分岐してそれぞれ上記第1、第2透析液チャンバ21、22の回収室21b、22bに接続されている。
また透析液回収通路25における上記分岐部分よりも上流側には透析液を送液する透析液ポンプ27が設けられるとともに、上記分岐部分にはそれぞれ回収弁V5、V6が設けられている。
上記排液通路26の上流部分は2方向に分岐してそれぞれ上記第1、第2透析液チャンバ21、22の回収室21b、22bに接続され、下流部分は図示しない廃液タンクに接続されている。また上記分岐部分にはそれぞれ排液弁V7、V8が設けられている。
上記透析液回路4における透析液の流通について説明すると、上記給液通路23の給液ポンプおよび透析液回収通路25の透析液ポンプ27を作動させ、この状態で第1透析液チャンバ21では、給液弁V1と排液弁V7とを開放し、供給弁V3と回収弁V5とを閉鎖する。
すると、第1透析液チャンバ21の供給室21aには上記給液通路23から新鮮な透析液が流入し、これによりダイアフラムが変形して回収室21bの容積が減少することから、当該回収室21bに収容された使用済みの透析液が排液通路26を介して外部へと排出される。
一方上記第2透析液チャンバ22では、供給弁V4と回収弁V6とを開放し、給液弁V2と排液弁V8とを閉鎖する。これにより回収室22bには使用済みの透析液が流入し、これによりダイアフラムが変形して供給室22aの容積が減少することから、当該供給室22aに収容された新鮮な透析液が透析液供給通路24を流通して透析器2に供給される。
その後、上記給液弁V1,V2、供給弁V3,V4、回収弁V5,V6、排液弁V7,V8を交互に開閉することで、第1、第2透析液チャンバ21、22から新鮮な透析液が透析液供給通路24を介して透析器2へと供給され、透析器2を通過した使用済みの透析液は透析液回収通路25を介して第1、第2透析液チャンバ21、22に回収され、透析液の流通が維持されるようになっている。
次に、上記透析液供給通路24には、上記分岐部分よりも下流側に、透析液の濃度を測定する濃度測定装置28と、透析液の有害成分を除去する第1透析液フィルターF1と、所定の間隔を空けて設けた第1、第2開閉弁V11、V12とが設けられている。
上記第1透析液フィルターF1は半透膜によって上流室と下流室とに区画されており、透析液が上流室から半透膜を通過して下流室へ透過する際に有害成分を除去するようになっている。
この第1透析液フィルターF1の上流室には、上記透析液供給通路24と透析液回収通路25とを連通させる第1バイパス通路29が接続され、この第1バイパス通路29には第3開閉弁V13が設けられている。
また上記第1、第2開閉弁V11、V12の間には、透析液供給通路24と透析液回収通路25とを連通させる第2バイパス通路30が接続され、この第2バイパス通路30には、上流側から順に、第2透析液フィルターF2と、上記置換液通路6の接続される置換液ポート31と、第4開閉弁V14とが設けられている。
上記第2透析液フィルターF2も上記第1透析液フィルターF1と同様、半透膜によって上流室と下流室とに区画されており、上流室には第2バイパス通路30を介して上記透析液供給通路24と透析液回収通路25とを連通させる第3バイパス通路32が接続され、この第3バイパス通路32には第5開閉弁V15が設けられている。
上記置換液ポート31については後に詳述するが、透析治療時に上記置換液通路6を接続して該置換液通路6に透析液を供給し、透析治療の準備を行う際には上記置換液通路6は接続されず、上記透析液をそのまま第2バイパス通路30へと流通させるようになっている。
上記透析液回収通路25には、上記透析器2側から順に、第6開閉弁V16と、圧力を測定する圧力センサ33と、透析液を送液する透析液ポンプ27と、透析液中の空気を除去する除気槽34とが設けられている。
上記第1バイパス通路29の下流側の端部は上記圧力センサ33の上流側に隣接した位置に接続され、上記第2バイパス通路30の下流側の端部は上記第6開閉弁V16の下流側に隣接した位置に接続され、上記第3バイパス通路32の下流側の端部はこれら第1バイパス通路29と第2バイパス通路30との間に接続されている。
上記除気槽34については後に詳述するが、当該除気槽34には透析液回収通路25と排液通路26とを連通させる第4バイパス通路35が設けられており、当該第4バイパス通路35には第7開閉弁V17が設けられている。
さらに上記除気槽34よりも下流側には、上記透析液回収通路25と排液通路26とを連通させる第5バイパス通路36が設けられており、この第5バイパス通路36には透析治療時に除水を行うための除水ポンプ37が設けられている。
以下、図3を用いて上記第2バイパス通路30に設けられた置換液ポート31について説明する。なお図3では、置換液ポート31に置換液通路6は接続されておらず、以下に説明する蓋部材44によって閉鎖された閉鎖状態となっている。
上記置換液ポート31は、本体部7に固定されたベース部材41と、当該ベース部材41に固定された有底筒状のアウターポート42と、当該アウターポート42の内部に設けられたインナーポート43と、上記アウターポート42ごとインナーポート43を閉鎖する蓋部材44と、上記蓋部材44を移動させるレバー45と、上記蓋部材44の開閉状態を検出する開閉検出手段46とを備えている。
上記ベース部材41は図2に示すような円盤状の部材となっており、上記レバー45はこのベース部材41の略中央に形成した貫通孔を中心に回転可能に設けられている。
上記アウターポート42は底面が側方を向くように設けられるとともに、上記ベース部材41の端面で開口するように固定されている。また内周面の先端には上記蓋部材44が嵌合するリングシール47が設けられている。
上記アウターポート42の底面の外側には、上記第2バイパス通路30を構成する上流側配管30aを接続した流入口42aが形成され、また外周面の下部には、第2バイパス通路30を構成する下流側配管30bを接続した排出口42bが形成されている。
上記インナーポート43は、上記アウターポート42と同軸上に設けられた管状の部材であって、その基部は上記アウターポート42の底面に固定されるとともに上記流入口42aに連通している。
またインナーポート43の先端は、上記アウターポート42より本体部7の外側に突出しており、その外周面には置換液通路6のカプラ6aを接続するためのらせん状の溝が形成されている。
上記蓋部材44は有底筒状を有しており、図3に示す閉鎖状態では、その外周面が上記アウターポート42の内周面に設けた上記リングシール47に密着し、アウターポート42と蓋部材44との内部に空間を形成するようになっている。
またこの閉鎖状態では、インナーポート43と蓋部材44との間には隙間が形成され、これによりインナーポート43から排出された透析液は蓋部材44とアウターポート42によって形成された空間を流通して、上記排出口42bより排出されるようになっている。
つまり上記置換液ポート31によれば、上記蓋部材44によって閉鎖状態とすると、上記第2バイパス通路30の上流側配管30aに流入した透析液は、上記蓋部材44とアウターポート42によって形成された空間を通過して下流側配管30bより排出され、透析液回収通路25へと送液されるようになっている。
逆に、上記蓋部材44をアウターポート42より取り外した開放状態とし、上記インナーポート43に上記置換液通路6を接続すると、アウターポート42の開口部は外部に露出するが、透析液は上記インナーポート43から置換液通路6に流入し、上記血液回路3の動脈側通路11へと流入するようになっている。
上記レバー45は、略中央に設けられたロッド45aにより上記ベース部材41に対して回転可能に軸支され、上記レバー45の一端には上記蓋部材44が固定され、その反対側の端部には本体部7に向けてピン48が設けられている。
上記ロッド45aは上記ベース部材41を貫通し、本体部7の内部に突出した部分には、上記ベース部材41との間にばね49が弾装され、レバー45は上記ばね49によって常時本体部7側に接近する方向に付勢されている。
上記ベース部材41には上記ピン48を収容して上記レバー45の回転を規制す有底のストッパ孔41aが2箇所に形成され、一方のストッパ孔41aはレバー45が図3に示す閉鎖状態に位置している際にピン48を収容するようになっている。
他方の図示しないストッパ孔は、上記レバー45が上記置換液通路6の装着の妨げにならない角度で保持されるような位置に形成されている。
上記開閉検出手段46は、上記ピン48の先端に設けられた図示しない磁石と、上記ベース部材41における上記ストッパ孔41aの裏面側に装着された磁力センサ50とから構成されている。
図3に示す閉鎖状態では、上記ピン48がストッパ孔41aに挿入されて上記磁石が磁力センサ50に接近しており、磁力センサ50は上記磁石の磁力を検出することで、置換液ポート31が閉鎖状態であることを認識するようになっている。
これに対し、図3の状態からレバー45を回転させると、上記ピン48がストッパ孔41aより離脱するため、上記磁力センサ50は上記磁石の磁力を検出できず、置換液ポート31が開放状態であることを認識するようになっている。
次に、図4を用いて上記透析液回収通路25に設けた除気槽34について説明すると、当該除気槽34は透析液を収容するケース51と、当該ケース51を密閉するキャップ52と、上記ケース51内の透析液の液面に従って昇降するフロート53とを備えている。
上記ケース51の底面には上記透析液回収通路25の上流側配管25aが連結され、当該底面より若干上方の側面に透析液回収通路25の下流側配管25bが連結されている。そしてこの下流側配管25bの接続位置よりも若干上方に上記第4バイパス通路35が接続されている。
上記フロート53には上記キャップ52を貫通するとともに該キャップ52に対して摺動可能に設けられたロッド53aが設けられており、上記ケース51内の透析液の液面が上下すると、これに伴ってフロート53が上下に移動するようになっている。
上記キャップ52には図示しない近接スイッチが設けられており、透析液の液面が下降してフロート53が所定距離以上キャップ52から離隔すると、ケース51内に所定量以上の空気が収容されたものと認識するようになっている。
透析治療中において、このケース51内に所定量以上の空気が収容され、近接スイッチが作動すると、上記第4バイパス通路35の第7開閉弁V17が開放されて、上記ケース51内の空気がこの第4バイパス通路35を介して排液通路26へと排出されようになっている。
そして上記除気槽34によれば、後述するように第7開閉弁V17を開放した状態で上記ケース51内に強制的に透析液を流入させることで、上記第4バイパス通路35に透析液を流通させることが可能となっている。
以下、上記構成を有する血液透析装置1の操作方法について説明する。ここでは図5〜図8を用いて上記血液透析装置1による透析治療の準備手順について説明する。なお各図において、各開閉弁に付した丸の色が開閉状態を示しており、白色のものは開放状態を、黒色のものは閉鎖状態をそれぞれ示すものとする。
また、特に記載する場合を除き、以下の説明では上記給液ポンプよび透析液ポンプ27が作動し、また上記給液弁V1、V2、供給弁V3、V4、回収弁V5、V6、排液弁V7、V8は制御手段によって交互に開閉されており、透析液流通手段によって透析液回路4には透析液が流通しているものとする。
図5は透析液回路4に充満した洗浄液を透析液に置換する透析液置換工程を説明する図となっている。
まず、前回の透析治療が終了すると、血液透析装置1から上記透析器2および血液回路3は取り外されており、上記透析液供給通路24および透析液回収通路25とはカプラ24a、25aによって直接接続されている。
また、上記置換液通路6は血液回路3から分岐しているため、当該置換液通路6は上記置換液ポート31より取り外されており、上記置換液ポート31は上記蓋部材44によって閉鎖状態となっている。
この状態で、透析液回路4の内部は洗浄液によって洗浄されており、新たな透析治療が行われるまで、透析液回路4の内部には洗浄液が充満し、この透析液置換工程はこの透析液回路4の内部に充満した洗浄液を透析液に置換する工程となっている。
具体的に説明すると、上記第1、第2透析液チャンバ21、22から供給された透析液は上記透析液供給通路24を流通した後、上記カプラ24a、25aを介して上記透析液回収通路25を流通し、これらに収容されていた洗浄液が新鮮な透析液に置換される。
同時に、透析液回路4に設けた第3〜第5、第7開閉弁V13〜V15、V17ならびに上記除水ポンプ37を適宜作動させることにより、上記第1〜第5バイパス通路29、30、32、35、36に収容された洗浄液も透析液に置換する。
このとき、上記第2バイパス通路30の上記置換液ポート31は閉鎖状態となっており、上記アウターポート42が蓋部材44によって閉鎖されていることから、インナーポート43から排出された透析液は上記アウターポート42と蓋部材44とによって形成された空間に充満するようになっている。
このため、この透析液置換工程が終了した状態で上記蓋部材44を開放状態としてしまうと、アウターポート42と蓋部材44とによって形成された空間に充満した透析液が外部にあふれてしまうこととなる。
また透析液回収通路25に設けられた除気槽34では、上記第4バイパス通路35に透析液を充満させる際に、ケース51の内部も透析液で充満されるようになっている。
図6は上記透析液回路4を陰圧にする陰圧形成工程を説明する図となっている。
この陰圧形成工程および以下に説明する陰圧維持工程を行うことにより、上記置換液ポート31を閉鎖状態から開放状態とした際に透析液が外部にあふれてしまうのを防止することができる。
具体的に説明すると、上記第1、第2透析液チャンバ21、22より透析液が供給されている状態で、上記透析液供給通路24の第2開閉弁V12と、透析液回収通路25の第6開閉弁V16と、第1バイパス通路29の第3開閉弁V13とを閉鎖する。
一方、上記第2バイパス通路30の第4開閉弁V14と、第3バイパス通路32の第5開閉弁V15とを開放し、透析液が上記第2バイパス通路30および第3バイパス通路32を流通するようにし、さらに上記第4バイパス通路35の第7開閉弁V17を開放する。
このとき、上記第4バイパス通路35の接続された除気槽34には透析液が充満しているため、透析液はこの除気槽34から第4バイパス通路35へと流通し、その後排液通路26へと排出される。
このように、上記透析液回路4を流通する透析液の一部を、強制的に透析液回収通路25から第4バイパス通路35へと排出させることで、透析液回路4の全体が陰圧となり、特に上記第2バイパス通路30を陰圧として、置換液ポート31における上記アウターポート42と蓋部材44とによって形成された空間を陰圧とするようになっている。
またこの陰圧形成工程が開始されると、上記透析液回収通路25に設けた圧力センサ33が透析液回収通路25の陰圧を測定し、上記置換液ポート31を開放状態とした際に透析液があふれない程度の陰圧になると、次の陰圧維持工程へと移行する。
ここで、上記陰圧を置換液ポート31を開放状態とした際に透析液があふれない程度の陰圧よりも低くしてしまうと、外部の汚れた空気が回路へ混入してしまう恐れがある。
なお、上記陰圧の程度は、アウターポート42、インナーポート43の外径等を踏まえ、適度な値を試験的に求めて設定すれば良い。
図7は上記透析液回路4の陰圧を維持する陰圧維持工程を説明する図となっている。
この陰圧維持工程では、上記陰圧形成工程で陰圧にした第2バイパス通路30に設けた置換液ポート31の陰圧状態を上記置換液通路6を接続するまで維持するものとなっている。
具体的には、上記図6の陰圧形成工程に対して、上記第1、第4、第5、第7開閉弁V11、V14、V15、V17を閉鎖し、上記第1バイパス通路29の第3開閉弁V13だけを開放するようになっている。
その結果、透析液は第1バイパス通路29を介して透析液供給通路24から透析液回収通路25へと流通する。一方、上記第2バイパス通路30は、隣接する第1、第2開閉弁V11、V12および第4、第5開閉弁V14、V15が閉鎖されていることから、透析液の流通が阻止された陰圧状態が維持されるようになっている。
その結果、第2バイパス通路30に設けた置換液ポート31においても、上記アウターポート42と蓋部材44とによって形成された空間は陰圧が維持されるようになっている。
そして、この陰圧維持工程が終了すると、制御手段は上記モニタ5に、置換液通路6を置換液ポート31に接続可能な状態になったことを知らせる通知を行うようになっている。
図8は上記置換液ポート31に置換液通路6を接続して、該置換液通路6に透析液を充満させる置換液通路透析液供給工程(いわゆるプライミング)を説明する図を示している。
まず、作業者は新たな透析器2および血液回路3を本体部7に装着するとともに、上記透析液回路4の透析液供給通路24および透析液回収通路25をそれぞれカプラ24a、25aを用いて透析器2に接続する。
続いて、作業者は上記置換液ポート31のレバー45を操作して、上記蓋部材44を閉鎖状態から開放状態へと切り替え、上記置換液通路6の端部を上記置換液ポート31に接続する。
その際、第2バイパス通路30は図7の陰圧維持工程によって陰圧に維持されていることから、アウターポート42から蓋部材44が取り外された場合であっても、上記アウターポート42およびインナーポート43の透析液はそれぞれ第2バイパス通路30の上流側、下流側配管30a、30bへと吸引されるため、置換液ポート31から透析液があふれないようになっている。
このようにして置換液通路6を接続したら、上記透析液供給通路24の第1開閉弁V11を開放し、この状態で上記置換液ポンプ19を作動させることで、置換液通路6には上記第2バイパス通路30に設けた置換液ポート31から透析液が供給され、置換液通路6が透析液で充満される。
一方、上記血液回路3の動脈側通路11には生理食塩水を収容した輸液バッグ54を接続し、上記血液ポンプ16を作動させることで血液回路3に上記輸液バッグ54の生理食塩水を充満させ、これにより透析治療の準備が完了する。
上記実施例によれば、透析液回路4に透析液を充満させる透析液置換工程の後に、透析液回路4を陰圧にする陰圧形成工程を設けることで、上記蓋部材44によって閉鎖状態とされた置換液ポート31を開放状態とした際に、当該置換液ポート31の内部の透析液があふれてしまうのを防止することができる。
つまり上記透析液置換工程において上記第1、第2透析液チャンバ21、22から透析液を送液することで、上記透析液回路4の内部は若干陽圧となっていることから、上記置換液ポートを上記透析液置換工程の直後に開放すると、透析液が噴出して上記本体部7や床などに付着してしまい、不衛生であるという問題があった。
また上記実施例では、上記置換液ポート31を透析液供給通路24と透析液回収通路25とを連通させる第2バイパス通路30に設け、また置換液ポート31は閉鎖状態において透析液を上記第2バイパス通路30を流通する構成となっている。
このような構成であっても、上記陰圧形成工程により上記第2バイパス通路30を陰圧とすることで、上記置換液ポート31も陰圧とすることができ、開放状態とした際に置換液ポート31から透析液があふれてしまうことを防止することができる。
さらに上記陰圧形成工程を行う際には、通常の透析治療時において使用する除気槽34および第4バイパス通路35を介して透析液を排出することから、従来公知の血液透析装置1を用いて透析液回路4を陰圧とすることが可能となっている。
そして上記陰圧形成工程行う際、透析液回収通路25に設けた圧力センサ33によって圧力を測定し、透析液回路4が所定の陰圧に達したことを検出したら、上記陰圧維持工程へと移行させるようになっており、透析液回路4が過度の陰圧にならないようにすることができる。
また上記圧力センサ33によって圧力を測定し、透析液回路4が所定の陰圧に達したことを検出すると、上記モニタ5に上記置換液ポート31に置換液通路6が接続可能となったことを通知するため、作業者に置換液通路6を適切なタイミングで装着させることができる。
さらに磁力センサ50によって置換液ポート31が開放状態となったことを検知すると、制御手段によってモニタ5に上記置換液通路透析液供給工程(いわゆるプライミング)を開始させる操作を促すメッセージを表示させることができる。
図9は第2実施例にかかる血液透析装置1の回路図を示している。なお以下の説明において上記第1実施例にかかる血液透析装置1と共通する部分についての説明は省略する。
本実施例の血液透析装置1は、第1実施例の第5バイパス通路36および上記除水ポンプ37を省略する代わりに、上記透析液回路4を構成する第1、第2透析液チャンバ21、22に、上記供給室21a,22aと回収室21b、22bとの間にシリコンオイルを収容した中間室21c、22cを設け、これら中間室21c、22c同士をシリコンオイルポンプ61によって接続した構成を有している。
このような第1、第2透析液チャンバ21、22を備えた血液透析装置1では、上記透析液流通手段として上記シリコンオイルポンプ61によって一方の中間室21c、22cの容積を減少させることにより、これに隣接する回収室21b、22bに陰圧を発生させ、透析治療中に除水を行うことが可能となっている。
そしてこのような構成を有する血液透析装置1であっても、上記第1実施例と同様、第2バイパス通路30に設けた置換液ポート31に置換液通路6を接続する際に、置換液ポート31から透析液があふれてしまうのを防止することができる。
具体的に説明すると、透析液回路4を陰圧にする陰圧形成工程において、上記第1実施例では上記第7開閉弁V17を解放して透析液を当該第4バイパス通路35に流通させているが、本実施例では第7開閉弁V17を開放する必要はない。
これに代えて、上記シリコンオイルポンプ61を作動させて一方の透析液チャンバの中間室の容積を減少させることで、透析液回路4に陰圧を発生させ、これにより置換液ポート31を陰圧にすることができる。
なお、上記実施例では、図6に示す陰圧形成工程において、透析液回収通路25に設けた除気槽34に接続した第4バイパス通路35に透析液を流通させ、透析液回路4を陰圧にしているが、透析液回収通路25と排液通路26との間に別途のバイパス通路および当該バイパス通路を開閉する開閉弁を設けてもよい。
また、上記第1実施例のように除水ポンプ37を用いて除水を行う血液透析装置1においては、上記陰圧形成工程において上記除水ポンプ37を作動させることで、透析液回路4を陰圧にすることも可能である。
1 血液透析装置 2 透析器
3 血液回路 4 透析液回路
6 置換液通路 21 第1透析液チャンバ
22 第2透析液チャンバ 24 透析液供給通路
25 透析液回収通路 27 透析液ポンプ
30 第2バイパス通路 31 置換液ポート
35 第4バイパス通路 42 アウターポート
43 インナーポート 44 蓋部材
V11〜V17 第1〜第7開閉弁

Claims (2)

  1. 血液透析を行う透析器と、当該透析器に接続された血液回路と、上記透析器に接続され、新鮮な透析液を透析器に供給する透析液供給通路と、透析器を通過した使用済み透析液を回収する透析液回収通路とからなる透析液回路と、上記透析液回路に設けられるとともに蓋部材によって開閉可能な置換液ポートと、一端が上記血液回路に接続されるとともに他端が上記置換液ポートに接続される置換液通路と、上記透析液回路に設けられて透析治療時に血液から除水を行うための除水手段とを備えた血液透析装置の操作方法であって、
    上記透析液回路に透析液を充満させる透析液置換工程の後に、上記置換液ポートから上記蓋部材を取り外して閉鎖状態から開放状態とし、当該開放状態の置換液ポートに上記置換液通路を接続する血液透析装置の操作方法において、
    上記除水手段は、上記透析液回収通路と接続されたバイパス通路に設けられる除水ポンプから構成され、
    上記透析液置換工程の後に、上記除水ポンプを作動させることで、上記透析液回路内の圧力を上記置換液ポートを開放状態とした際に透析液があふれないように陰圧にする陰圧形成工程を行い、その後に上記置換液ポートを閉鎖状態から開放状態とすることを特徴とする血液透析装置の操作方法。
  2. 血液透析を行う透析器と、当該透析器に接続された血液回路と、上記透析器に接続され、新鮮な透析液を透析器に供給する透析液供給通路と、透析器を通過した使用済み透析液を回収する透析液回収通路とからなる透析液回路と、上記透析液回路に設けられて透析治療時に血液から除水を行うための除水手段と、上記除水手段を制御する制御手段と、上記透析液回路に設けられるとともに蓋部材によって開閉可能な置換液ポートと、一端が上記血液回路に接続されるとともに他端が開放状態の上記置換液ポートに接続される置換液通路とを備える血液透析装置において、
    上記除水手段は、上記透析液回収通路と接続されたバイパス通路に設けられる除水ポンプから構成され、
    上記置換液ポートが開放状態であることを認識するためのセンサが設けられ、
    上記制御手段は、上記置換液ポートが閉鎖状態とされかつ透析液回路に透析液が充満した状態から、上記除水ポンプを作動させることで、透析液回路を陰圧にするものであり、上記透析液回路内の圧力を、上記置換液ポートを開放状態としても透析液があふれない程度の陰圧とするとともに、上記センサの検出結果に基づいて上記置換液ポートが開放状態となったことが認識されるまで上記陰圧を維持することを特徴とする血液透析装置。
JP2015242900A 2015-12-14 2015-12-14 血液透析装置の操作方法および血液透析装置 Active JP6466312B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015242900A JP6466312B2 (ja) 2015-12-14 2015-12-14 血液透析装置の操作方法および血液透析装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015242900A JP6466312B2 (ja) 2015-12-14 2015-12-14 血液透析装置の操作方法および血液透析装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012122656A Division JP5858868B2 (ja) 2012-05-30 2012-05-30 血液透析装置の操作方法および血液透析装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016064156A JP2016064156A (ja) 2016-04-28
JP6466312B2 true JP6466312B2 (ja) 2019-02-06

Family

ID=55803742

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015242900A Active JP6466312B2 (ja) 2015-12-14 2015-12-14 血液透析装置の操作方法および血液透析装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6466312B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023063157A (ja) * 2021-10-22 2023-05-09 日機装株式会社 透析液取出装置及び血液浄化装置
CN114209907B (zh) * 2021-12-03 2024-03-19 甘肃省第三人民医院(甘肃省干部医疗保健院) 一种血液净化用高效透析装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2787890B2 (ja) * 1993-07-16 1998-08-20 澁谷工業株式会社 透析装置
JP5356853B2 (ja) * 2009-02-12 2013-12-04 日機装株式会社 血液浄化装置
JP5442483B2 (ja) * 2010-02-10 2014-03-12 日機装株式会社 血液浄化装置
JP5519427B2 (ja) * 2010-06-25 2014-06-11 ニプロ株式会社 血液透析装置
JP5858868B2 (ja) * 2012-05-30 2016-02-10 澁谷工業株式会社 血液透析装置の操作方法および血液透析装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016064156A (ja) 2016-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5858868B2 (ja) 血液透析装置の操作方法および血液透析装置
JP5808062B2 (ja) 血液浄化装置及びそのプライミング方法
JP5247864B2 (ja) 血液浄化装置
JP5724485B2 (ja) 血液透析装置
JP2007282737A (ja) プライミング液用ドリップチャンバの液面調整方法
JP2006271514A (ja) 血液浄化装置及び血液浄化方法
JP5920575B2 (ja) 接続ポートおよび接続ポートを備えた透析装置
US20150182683A1 (en) Chamber for a blood treatment system, blood tubing system, and blood treatment system
JP6070348B2 (ja) 血液透析装置
JP5815981B2 (ja) 透析装置
JP5319381B2 (ja) 血液浄化装置及びその気泡除去方法
JP6466312B2 (ja) 血液透析装置の操作方法および血液透析装置
JP5243097B2 (ja) 血液浄化装置及びその血液浄化手段の判別方法
JP3865152B2 (ja) 血液透析用自動準備装置
JP6266695B2 (ja) 血液浄化装置及びそのプライミング方法
WO2012150679A1 (ja) 透析装置と透析装置のプライミング方法
JP7227460B2 (ja) 血液透析装置における補液通路の閉塞検出装置
JP6748350B2 (ja) 透析装置
JP2019170856A (ja) 液面調整機構及び該液面調整機構を備える血液浄化装置
JP2002253668A (ja) 血液回路自動脱気システム
JP6011701B2 (ja) 透析装置
JP5929912B2 (ja) 血液浄化装置および血液浄化装置の自動プライミング方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160830

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161024

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170317

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180907

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190109

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6466312

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150