JP6466029B2 - 梱包体と梱包方法 - Google Patents

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Description

この発明は、クッション材を用いない梱包体と梱包方法に関する。
この種の梱包体として、特許文献1に記載されたものが従来から知られている。この従来の梱包体は、梱包用の箱内にシュリンクフィルムを敷き詰めるとともに、このシュリンクフィルムにはあらかじめ接着剤を塗布し、この接着剤でシュリンクフィルムを箱の所定の面に接着しておく。
上記のようにして箱内に敷き詰めたシュリンクフィルムに梱包対象物を載せて、そのシュリンクフィルムを熱収縮させて、梱包対象物が箱内で移動しないようにしている。
特開2002−114210号公報
上記従来の梱包体では、フィルムに接着剤を塗布する工程を必要とするとともに、ひと箱ずつ、フィルムを敷き詰めてそのフィルムに梱包対象物を包み込むようにしなければならない。そのために梱包の作業工程が多くなり、梱包効率が極端に悪くなるという問題があった。
また、フィルムを熱収縮する際に、接着剤によって箱に接着された箇所にストレスが作用し、その接着箇所からフィルムが破けてしまう。
また、箱の搬送途中に、接着剤で接着した部分に大きな力が作用すると、フィルムがその接着部分から破れてしまう。
もし、フィルムの一か所でも破れてしまうと、フィルムはその箇所から裂けてしまい、梱包対象物を固定する機能が損なわれてしまう。
このようにフィルムが裂けて梱包対象物を固定することができなければ、クッション材を不要にした意味が無くなるという問題があった。
この発明の目的は、梱包作業が簡単で、しかも、箱内で梱包対象物が移動したりしない梱包体及び梱包方法を提供することである。
第1の発明の梱包体は、段ボール箱の側片に圧接する圧接部を備えた板材に梱包対象物を固定するとともに、この板材の圧接部を段ボール箱の折り曲げ部分に形成された凹みに押し込んで、上記圧接部をグリップするようにしたものである。
なお、板材の圧接部は、段ボール箱の4つの側片に圧接する少なくとも4箇所にあればよい。圧接部を板材の外縁全周とするか、あるいはその一部にするかは、梱包対象物の重量などを考慮して任意に決めればよい。
第2の発明の梱包体は、上記固定手段が熱収縮性のフィルムからなり、熱収縮されたフィルムで梱包対象物が板材とともに一体的にシュリンク包装されたものである。
第3の発明の梱包体は、上記板材の全周が上記圧接部を構成するものである。
第4の発明の梱包方法は、板材に梱包対象物を載せる工程と、これら板材と梱包対象物とを熱収縮性の上記フィルムで一体的に覆う工程と、上記フィルムを熱収縮させて、板材とともに梱包対象物をシュリンク包装する工程と、上記シュリンク包装された板材の上記圧接部を、上記底面とそれに連続する側片との折り曲げ部分に押し込み、この折り曲げ部分に形成された凹みに上記圧接部をグリップさせる工程とを備えた梱包方法である。
この発明の梱包体によれば、梱包対象物は板材とともに箱の底面にしっかりと固定されるので、箱にクッション材を詰め込まなくても、梱包対象物ががたついたり、壊れたりしない。
また、あらかじめ板材に梱包対象物を固定しているので、この板材を箱に押し込むだけで梱包作業を終えることができ、梱包の作業効率が飛躍的に向上する。
梱包対象物とともに板材をシュリンク包装して箱の底面まで押し込んだ状態の断面図である。 梱包対象物とともに板材をシュリンク包装した状態の断面図である。 板材が箱の底面に密着した状態であって、板材を包装したフィルムを省略した部分拡大断面図である。 板材が箱に押し込まれる過程を示すとともに、上記フィルムを省略した部分断面図である。 他の実施形態の板材を示す平面図である。 梱包対象物を固定した板材を箱詰めする装置の概略図である。 箱詰めラインの上下関係を示した概略図である。
図示の実施形態における梱包体は、梱包対象物1を板材2に載せて、それらを熱収縮性のフィルム3で覆った後、この熱収縮性のフィルム3を熱収縮させて一体的にシュリンク包装するとともに、この板材2を段ボール箱Bに挿入したものである。
そして、上記段ボール箱Bは、1枚の段ボールを4つの側片4に折り曲げて平面矩形の角筒にするとともに、上記各側片4の下側にはフラップ5を連続させている。
上記のようにした各フラップ5は、それに連続する側片4に対してほぼ直角に折り曲げられるとともに、4つのフラップ5が組み合わされて、箱Bの底面6を構成する。
そして、上記のように側片4とフラップ5とが直角に折り曲げられる過程では、その折り曲げ部分に、図3に示すように、つぶし代が形成されるとともに、側片4のつぶし代と、フラップ5のつぶし代とが相まって凹み7を形成する。
これら凹み7は各側片4とフラップ5との折り曲げ部分のすべてに形成されるので、当該凹み7は底面6のほぼ全周に形成されることになる。
また、板材2は、それを箱Bの底面6に密着させたとき、板材2の周縁が上記凹み7に入り込む外形寸法を保っている。つまり、板材2の外形寸法は、箱Bの底面6の寸法よりも凹み7の分だけほんのわずかだけ大きくしている。
したがって、板材2を箱Bの底面6まで押し込む過程では、図4にやや極端に示したように、板材2の押圧力で側片4が外側に少し押し開かれる。
上記のようにして側片4を外側に押し開きながら板材2を箱Bに圧入するとともに、図3に示すように当該板材2を底面6に密着させて、板材2の外縁を凹み7に押し込む。板材2の外縁が凹み7に押し込まれると、側片4はその弾性力で底面6と直角な状態に復帰する。側片4が直角の状態に復帰すると、凹み7が縮まって板材2の外縁をしっかりとグリップする。
また、上記箱B及び板材2は、梱包対象物1の大きさに応じて選択されるのは当然である。その大きさは、梱包対象物1を板材2のほぼ中央に載せたとき、この梱包対象物1と箱Bの各側片4との間に、外部からの衝撃を吸収するのに必要な十分な空間が維持される大きさが必要である。
次に、箱Bに梱包対象物1を梱包する手順を説明する。
先ず、板材2に梱包対象物1を載せるとともに、これら板材2と梱包対象物1を熱収縮性のフィルム3で覆う。このとき、フィルム3は、それが熱収縮したときにも、図2に示すように、摘まみ部8が板材2から飛び出す寸法にしている。なお、この摘まみ部8は、この発明の取出し手段を構成する。
上記のように板材2及び梱包対象物1を覆った熱収縮性のフィルム3を、加熱して収縮させることによって、梱包対象物1は板材2とともにシュリンク包装されて板材2に固定される。このようにシュリンク包装された状態では、摘まみ部8が板材2から飛び出す。
そして、上記摘まみ部8が側片4との間から箱B内に飛び出すようにして板材2を箱Bに圧入し、当該板材2を底面6に密着させれば、板材2の圧接部が凹み7にしっかりとグリップされる。
板材2の圧接部が凹み7にしっかりとグリップされると、箱Bにかなり大きな衝撃が作用しても、板材2はびくともしない。このように、梱包対象物1は、箱Bの側片4との間に十分な空間を保ちながらしっかりと固定されるので、当該箱Bに大きな衝撃が作用したとしても、その衝撃は梱包対象物1には及ばない。箱Bに作用した衝撃が梱包対象物1に作用しないということは、クッション材を必要としないということである。
なお、梱包対象物1の重量がかさんで、箱Bの底面6側に大きな衝撃が作用するようなことが予測されるときには、板材2と梱包対象物1との間に、例えば、板材2よりも一回り程度小さい1枚あるいは複数枚の段ボールなどからなる板状のクッション材を介在させてもよい。
上記のように板状のクッション材を介在させたとしても、このクッション材を含めて、板材2と梱包対象物1との一体化を保てるので、梱包作業に支障をきたすことはない。
一方、板材2が凹み7にグリップされた状態では、当該板材2を箱Bから取り出すのは、箱Bを壊さない限りほとんど不可能なくらいしっかりと固定される。このようにしっかり固定されることは、梱包対象物1を損傷させないためにも絶対に必要なことである。
しかし、梱包対象物1を箱Bから取り出す側から見れば、それが簡単に取り出せることが理想である。
上記のように搬送中には板材2が箱Bの底面6にしっかりと固定されてびくともしないという要求と、取り出し時にはそれを簡単に取り出せるという要求とは、二律背反的な関係にある。
このような二律背反的な課題を同時に解決したのが摘まみ部8である。この摘まみ部8は、フィルム3の一部なので、それほどかさばらないだけでなく、板材2の外縁が凹み7にグリップされる上で、何ら支障をきたすものではない。
そして、上記摘まみ部8を摘まんで、それを強く引き上げれば、板材2を凹み7から外して簡単に取り出すことができる。
なお、この実施形態において、板材2の圧接部とは、その外縁の全周を言う。ただし、この発明においては、板材2の圧接部が、上記4つの側片に圧接する少なくとも4箇所にあればよい。圧接部を板材2の外縁全周とするか、あるいはその一部にするかは、梱包対象物1の重量などを考慮して、任意に決めればよいことである。
図5に示した他の実施形態は、上記板材2の圧接部の一部をカットして、この発明の取出し手段である指掛け部9を形成したもので、その他は上記実施形態とまったく同じである。また、この指掛け部9は、板材2のコーナーの部分をカットしたものでもよい。
さらに、上記取出し手段としては、フィルム3にミシン目等のカット線(図示していない)を形成し、このカット線からフィルム3を破いて、梱包対象物1を取り出すようにしてもよい。
なお、この発明の固定手段として上記実施形態ではシュリンク包装を用いたが、必ずしもシュリンク包装である必要はない。例えば、いろいろな材質のバンド等を用いてもよい。
さらに、図6,7を参照して、上記梱包の一連の作業を実行する梱包装置について説明する。
この梱包装置は、板材2を搬送する板材搬送ライン10と、サイズの異なる箱Bごとに別々にした第1〜3箱搬送ライン11〜13とからなる。
なお、上記各ライン10〜13のそれぞれは、搬送物をラインに沿って搬送するとともに、その搬送方向に直交する方向にも搬送できるいわゆる直交コンベアで構成されている。
上記板材搬送ライン10には、シュリンク包装をする公知の包装用装置14を設けている。この包装用装置14の上流側では、梱包対象物1の大きさに応じたサイズの板材2が選択されるとともに、その選択された板材2に梱包対象物1を載せて板材搬送ライン10に載せられる。
また、上記包装用装置14には、内部に熱収縮性のフィルム3を備えるとともに、梱包対象物1を載せた板材2がこの包装用装置14内に搬送されてくると、これら梱包対象物1とともに板材2をフィルム3で自動的に覆う。
フィルム3で梱包対象物1及び板材2を覆ったら、包装用装置14内の図示していないヒーターが自動的に作動してフィルム3を加熱収縮させるとともにカットする。
そして、包装用装置14の下流側には、板材搬送ライン10の搬送方向と直交する方向に直交コンベア15が交差するとともに、板材搬送ライン10と直交コンベア15との境界部分には第1ゲート16を設けている。
上記第1ゲート16は図示していない制御装置によって開閉制御されるが、この第1ゲート16の直前の板材搬送ライン10には、梱包対象物1をシュリンク包装した板材2の存否を判定する第1板材確認センサS1と、第1ゲート16に到達した板材2のサイズを識別する識別マーク(図示していない)を読み取るサイズ識別センサS2とを設けている。
また、直交コンベア15の終着部分には、第1待機ライン17を交差させるとともに、この第1待機ライン17には第1作業ライン18を連続させている。
そして、上記第1待機ライン17には、板材の存否を判定する第2板材確認センサS3を設け、第1待機ライン17に板材2が到達しているかどうかを判定できるようにしている。
一方、第1〜3箱搬送ライン11〜13には、3種類の大きさの箱Bを別々に載せておく。例えば、第1箱搬送ライン11には一番小さな箱Bを載せ、第2箱搬送ライン12には中程度の大きさの箱Bを載せ、第3箱搬送ライン13には一番大きな箱Bを載せるようにしている。
そして、上記第1〜3箱搬送ライン11〜13の終着点には、第2〜第4ゲート19〜21を設けるとともに、これら第1〜第3箱搬送ライン11〜13には直交コンベア22を交差させている。したがって、第2〜第4ゲート19〜21が開けば、第1〜3箱搬送ライン11〜13から搬送された箱Bが直交コンベア22に移動する。
また、直交コンベア22の終着部分には、第2待機ライン23を交差させるとともに、この第2待機ライン23には第2作業ライン24を連続させている。
そして、上記第2待機ライン23には、板材2の存否を判定する箱確認センサS4を設け、第2待機ライン23に箱Bが到達しているかどうかを判定できるようにしている。
なお、第1待機ライン17及び第1作業ライン18と、第2待機ライン23及び第2作業ライン24との高さレベルは、図7に示すように、第1待機ライン17及び第1作業ライン18側を高くし、第2待機ライン23及び第2作業ライン24側を低くしている。
次に、上記梱包装置の作用を説明する。
先ず、包装用装置14の上流側において、梱包対象物1の大きさに応じた板材2が選択されるとともに、その梱包対象物1を板材2に載せて板材搬送ライン10に載せられる。
包装用装置14の上流側において板材搬送ライン10に載せられた板材2は、梱包対象物1とともに包装用装置14に送り込まれる。
包装用装置14では、先ず、板材2を梱包対象物1とともにフィルム3で覆うとともに、そのフィルム3を加熱してシュリンク包装を完了させる。
このようにシュリンク包装された板材2及び梱包対象物1は、包装用装置14からその下流側の第1ゲート16の直前位置まで搬送される。
そして、上記第1ゲート16の直前位置において、第1板材確認センサS1で、梱包対象物1と一体化された板材2の存否が確認されるとともに、この板材2に印された識別マークをサイズ識別センサS2で読み取る。
第1板材確認センサS1及びサイズ識別センサS2で認識された信号は、上記図示していない制御装置に入力されるとともに、この制御装置は、板材2が存在して、しかも、そのサイズを識別できたとき、第1ゲート16を開いて、上記板材2を直交コンベア15に載せる。そして、直交コンベア15に載せられた板材2は、直交コンベア15から第1待機ライン17まで搬送されてそこで一時的に待機する。
一方、サイズ識別センサS2のサイズ信号が入力された制御装置は、板材2のサイズに応じた大きさの箱Bが載せられている箱搬送ライン、例えば第1箱搬送ライン11の第2ゲート19を選択してそれを開く。
したがって、第1箱搬送ライン11に載せられていた箱Bが直交コンベア22を介して第2待機ライン23まで搬送されてそこで一時的に待機する。
上記のことからも明らかなように、第1待機ライン17で待機する板材2と、第2待機ライン23で待機する箱Bとは、それらのサイズが一致したものになる。なぜなら、上記したようにサイズ識別センサS2で板材2のサイズが識別されるとともに、そのサイズに応じた箱Bが載せられた箱搬送ラインのゲートが開かれて、その箱Bが第2待機ライン23に搬送されるからである。
上記のようにして第1,2待機ライン17,23に板材2と箱Bが待機すると、第2板材確認センサS3と箱確認センサS4とのそれぞれが板材2と箱Bとを確認にし、その確認信号が上記制御装置に入力されると、制御装置は第1,2待機ライン17,23を駆動して、上記板材2と箱Bとを第1,2作業ライン18,24に搬送する。
第1,2作業ライン18,24では、人手で、梱包対象物1と一体化された板材2が箱Bに圧入される。
なお、上記のようにした梱包装置において、制御装置は、包装用装置14の中に板材2が存在する限り、別の板材2が当該装置に送り込まれないような制御をしている。
また、第1〜4ゲート16,19〜21も、第1,2待機ライン17,23のそれぞれに板材2,箱Bが存在する限り開かないように、制御装置が制御している。
この梱包装置によれば、梱包対象物1を載せた板材2を、一体的にシュリンク包装するところから、板材2のサイズに応じた箱Bを選択して、それらを対応させるところまでを自動制御することができる。
また、箱Bを搬送する第2作業ライン24を、板材2を搬送する第1作業ライン18よりも低くしているので、第1作業ライン18にある板材2を箱B側に滑り下ろすようにしてセッティングし、そこから当該板材2を箱Bに圧入できる。
さらに、上記箱Bに上記した凹み7を形成し、板材2を箱Bに圧入してそれを底面6に密着させた状態で、上記圧接部を凹み7でグリップさせる。
1…梱包対象物、2…板材、3…フィルム、B…箱、4…側片、6…底面、7…凹み、8…摘まみ部、9…指掛け部

Claims (4)

  1. 矩形にした底面の4辺から起立した側片が備えられた段ボールからなる箱と、
    上記箱に押し込んだときに、上記4つの側片に圧接する少なくとも4箇所の圧接部を有する板材と、
    上記板材に載せた梱包対象物を固定する固定手段とからなり、
    上記底面とそれに連続する側片との折り曲げ部分に形成されるつぶし代が相まって凹みが形成されるとともに、上記板材の圧接部はこの凹みに押し込まれてグリップされる寸法が保たれ、
    上記板材の圧接部がグリップされた状態で、梱包対象物とともに板材が箱の底面に密着される梱包体。
  2. 上記固定手段が熱収縮性のフィルムからなり、熱収縮されたフィルムで梱包対象物が板材とともに一体的にシュリンク包装された請求項1に記載の梱包体。
  3. 上記板材の全周が上記圧接部を構成する請求項1又は2に記載の梱包体。
  4. 矩形にした底面の4辺から起立した側片を有する箱と、
    上記箱に押し込んだときに、上記4つの側片に圧接する少なくとも4箇所の圧接部を有する板材と、
    上記板材とそこに載せた梱包対象物とを包装する熱収縮性のフィルムが備えられ、
    上記板材に梱包対象物を載せる工程と、
    これら板材と梱包対象物とを熱収縮性の上記フィルムで一体的に覆う工程と、
    上記フィルムを熱収縮させて、板材とともに梱包対象物をシュリンク包装する工程と、
    上記シュリンク包装された板材の上記圧接部を、上記底面とそれに連続する側片との折り曲げ部分に押し込み、この折り曲げ部分に形成された凹みに上記圧接部をグリップさせる工程と
    からなる梱包方法。
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