JP6464736B2 - 脈波センサ及び電子機器 - Google Patents

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本発明は、脈波センサ及びそれを備える電子機器に関する。
従来、LED(Light Emitted Diode)を発光させて皮膚に向けて放射し、その反射光をPD(Photo Detector)で検出して脈拍を検出する光電脈波センサが知られている。
図8に、光電脈波センサ100の実装構造の一例が示されている。図8に示すように、光電脈波センサ100は、筐体内部にある回路基板(PCB100)上に、2個のLED(D1,D2)と1個の受光素子PD(P1)が実装されており、LED(D1,D2)から放射された光が防水用の透明板102を通り図示省略した人体の皮膚に到達する。そして、皮膚からの反射光は、透明板102を通って受光素子であるPD(P1)で検出される。
上記した光電脈波センサ100を腕時計の裏面に実装し、手首に装着した状態で脈拍等の生体情報を計測する技術が特許文献1に開示されている。
特開2005−270543号公報
特許文献1に開示された技術によれば、手首に装着したまま容易に脈拍等の生体情報を計測することができるため、使用者は簡便に利用することが可能である。しかしながら、発光素子、受光素子ともに剛性の時計の裏側に設けられており、使用者の動きによってこれら発光素子や受光素子と生体表面との間に隙間が生じることがあり、脈波検出に必要な生体との密着性が得られず、正確な脈拍の計測ができない可能性がある。
本発明は上記した課題を解決するためになされてものであり、脈波検出に必要な生体との密着性を高めて正確な脈拍の計測を可能にする脈波センサ及びこれを備える電子機器を提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために本発明は、可撓性を有する脈波センサであって、上面に配線パターンが形成されて、可撓性を有するフレキシブル配線基板と、前記フレキシブル配線基板の前記配線パターン上に互いに離間して設けられている、光を放射する少なくとも一つの発光部及び光を受光する少なくとも一つの受光部と、前記フレキシブル配線基板上の前記発光部及び前記受光部を除く領域に積層されて、上面が平面をなし、前記発光部から放射される光を透過せず、前記上面が前記発光部から該上面に向けて出射される光を反射する、可撓性を有する第1のリフレクタ層と、前記第1のリフレクタ層上の前記発光部及び前記受光部を除く領域に積層されて前記発光部と前記受光部との間に設けられ、前記発光部から放射される光を透過せず、前記発光部から放射される光を反射して、前記発光部から前記受光部に向けて出射される光が前記受光部に直接入射することを防ぐ、可撓性を有する第2のリフレクタ層と、を備えていることを特徴とする。
また、本発明の電子機器は生体に装着可能で、可撓性を有し、前記生体に装着されるときに、前記生体の形状に応じて湾曲する装着帯を有し、前記装着帯の、該装着帯が前記生体に装着されたときに前記生体と対向する側に実装され、可撓性を有し、前記装着帯の湾曲に応じて湾曲することが可能な脈波センサと、を有し、前記脈波センサは、上面に配線パターンが形成されて、可撓性を有するフレキシブル配線基板と、前記フレキシブル配線基板の前記配線パターン上に互いに離間して設けられている、光を放射する少なくとも一つの発光部及び光を受光する少なくとも一つの受光部と、前記フレキシブル配線基板上の前記発光部及び前記受光部を除く領域に積層されて前記発光部を囲撓し、上面が平面をなし、前記発光部から放射される光を透過せず、前記上面が前記発光部から該上面に向けて照射される光を反射する、可撓性を有する第1のリフレクタ層と、前記第1のリフレクタ層上の前記発光部及び前記受光部を除く領域に積層されて前記発光部と前記受光部との間に設けられ、前記発光部から放射される光を透過せず、前記発光部から放射される光を反射して、前記発光部から前記受光部に向けて出射される光が前記受光部に直接入射することを防ぐ、可撓性を有する第2のリフレクタ層と、を有していることを特徴とする。
本発明によれば、脈波の計測時に生体との密着性を高めて正確な脈波の計測を可能にする脈波センサを提供することができる。
本発明の実施の形態に係る脈波センサの層構造の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る脈波センサの層構造の他の例を示す図である。 図1の基板実装構造を分解して示した図である。 図2の基板構成を分解して示した図である。 図1,図2の発光素子と受光素子の基板配置の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る脈波センサの人体への装着の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る脈波センサの人体への装着の他の例を示す図である。 従来の脈波センサの基板実装構造の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、本実施形態と言う)について詳細に説明する。なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号または符号を付している。
図1は、本実施形態に係る脈波センサ10の層構造の一例であり、図1(a)に側面図、図1(b)に平面図を示す。また、図3に、その基板実装構造を分解して示す。
図1,図3に示すように、本実施形態に係る脈波センサ10は、L1,L2,L3,L4の4層のレイヤ構造になっており、その中に、発光部としての発光素子(LED)であるD1,D2、受光部としての受光素子(PD)であるP1等のチップ部品を埋め込んだ、超薄型で可撓性を有するシンプルな構造になっている。
図1(a)の側面図に示すように、本実施形態に係る脈波センサ10は、ポリイミド等のベースフィルム層からなる可撓性を有するフレキシブル基材の上に銅による配線パターンが形成されたフレキシブル配線基板L1の配線パターンの上にD1,D2,P1等のチップ電子部品が半田付けして実装されている。そして、フレキシブル配線基板L1の上に、発光素子であるD1,D2からフレキシブル配線基板L1のフレキシブル基材方向に出射された光や、後述する透明フィルム層L4で反射されて戻ってくる光を反射して、透明フィルム層L4上に設けられる人体(生体)の皮膚に向けて光を放射するように制御する、上面が平面をなしているシート状のリフレクタ層L3,L4と、SU−8等をコーティングして防水効果を持たせ、発光素子D1,D2から出射された光の少なくとも一部を透過する透明フィルム層L4を積層し、全体として一枚のシート状部材をなすように張り合わせられた4層構造を持つ。脈波を測定する対象となる人体(生体)は、透明フィルム層L4上に設けられ、例えば、透明フィルム層L4の上面の少なくとも一部に接している。
リフレクタ層L2,L3は、発光素子であるD1,D2により放射される光を効率良く人体に向けて放射させることができる反射素材で形成されている。また、リフレクタ層L3は、D1,D2により放射される光を反射する反射性を有するとともに、更に、発光素子であるD1,D2から受光素子P1に向けて出射された光が受光素子P1に直接入射することを防ぐことができる、発光素子D1,D2から放射される光に対して遮光性を有する素材で形成されている。
リフレクタ層L2は、例えば、発光素子D1,D2より放射される波長の光を透過せず、発光素子D1,D2より放射される波長の光に対して反射率が約90%のアルミ蒸着膜が上面に設けられたシート状のフィルムを素材として用い、上面が平面をなしていて、可撓性を有している。リフレクタ層L3は、例えば、発光素子D1,D2より出射される波長の光に対して70〜80%の反射率を有し、上面が平面をなす、シート状の白色の樹脂材料を素材として用い、比較的薄く形成されていて、可撓性を有している。これによりリフレクタ層L2、L3は、全体として反射効率の高いリフレクタを実現している。ここで、リフレクタ層L2は発光素子D1,D2より放射される光を透過しないように構成されているため、発光素子D1,D2より放射される光がリフレクタ層L2を透過してフレキシブル配線基板L1の配線パターンで反射されることはない。なお、リフレクタ層L2,L3はフレキシブル配線基板L1のベースフィルム層と同程度の膨張率を有する素材で形成されることが好ましい。
図3に示すように、リフレクタ層L2には、フレキシブル配線基板L1の配線パターン上に実装されている発光素子D1,D2に対応する位置に開口部3a,3bが形成され、受光素子P1に対応する位置に開口部3cが形成されている。開口部3a,3bは発光素子D1,D2が貫通する大きさに形成され、開口部3cは受光素子P1が貫通する大きさに形成されている。リフレクタ層L3には、フレキシブル配線基板L1の配線パターン上に実装されている発光素子D1,D2に対応し、リフレクタ層L2の開口部3a,3bに対応する位置に開口部4a,4bが形成され、受光素子P1に対応し、リフレクタ層L3の開口部3cに対応する位置にする位置に開口部4cが形成されている。開口部4a,4bは開口部3a,3bより大きく、開口部3a,3bを囲む位置に設けられ、開口部4cは例えば開口部3cと同じ大きさに形成されている。これにより、発光素子であるD1,D2は、フレキシブル配線基板L1の配線パターン上にあって、リフレクタ層L2に囲撓され、かつ、リフレクタ層L3から離間する位置に埋め込まれる。また、受光素子であるP1は、フレキシブル配線基板L1の配線パターン上にあって、リフレクタ層L2,L3に囲撓されるように埋め込まれていて、発光素子D1,D2と受光素子P1との間にリフレクタ層L3が設けられる。このため、図1(b)の平面図に示すように、発光素子D1,D2周辺には、透明フィルム層L4を通して、リフレクタ層L2が露出して見え、受光素子P1の周辺全体はリフレクタ層L3で覆われ、端部ではフレキシブル配線基板L1の配線パターンが露出して見える。
これにより、図1(a)及び図2(a)に示すように、発光素子であるD1,D2から放射された光のうちのリフレクタ層L2の上面に向けて出射された光は、リフレクタ層L2を透過せず、リフレクタ層L2の上面で反射されて、透明フィルム層L4上に設けられている脈波の測定対象の人体に向けて出射される。このとき、リフレクタ層L2の上面で反射されて、人体に向けて出射される光の方向は、発光素子D1,D2から周囲に広がった方向になり、人体の比較的広い領域に光を照射することができる。この構成により、本発明における脈波センサ10は透明フィルム層L4上に設けられている人体において仮に血管が発光素子D1,D2から多少離れた位置にあったとしても、血管に光を良好に照射して、脈波を良好に測定することができる。
図2は、本体回路(DEV)を更に含む脈波センサ10の層構造であり、図2(a)に側面図、図2(b)に平面図を示す。また、図4に、その基板実装構造を分解して示す。ここでいうDEVとは、ADC(Analog-Digital Convertor),CPU,通信LSI,バッテリ、その他の回路素子のことをいい、配線パターン層の配線経由で発光素子D1,D2.および受光素子P1に接続される。
図2(a)の側面図,ならびに図4の分解図に示すように、層構造は、図1(a)、図3と同じく、L1〜L4の4層構造をとり、図2(a)、図2(b)に示すように、フレキシブル配線基板L1の配線パターンの上に本体回路(DEV)のチップ部品が実装され、図3に示すように、リフレクタ層L3の、配線パターン上に実装されている本体回路(DEV)に対応する位置に、本体回路(DEV)が貫通する大きさの開口部3dが形成されて、本体回路(DEV)がリフレクタ層L2に囲撓されるように埋め込まれている以外に何ら差異はない。
上記構成により、本実施形態に係る脈波センサ10によれば、小型、薄型、フレキシブルな構造を実現し、これを腕時計等のバンドに組み込むことで、人体(生体)との密着性を高めることが出来、安定した脈波の計測が可能になる。また、L1〜L4の各層は、リフレクタ層L2,L3のそれぞれに穴あけ加工して、各層を貼り合わせるだけで形成されているため、製造工程がシンプルになり、量産コストを抑えることが出来る。
図5(a)(b)(c)に、発光素子と受光素子の配置例が示されている。図5(a)は、2個の発光素子D1から放射される光を1個の受光素子P1で受光する例、図5(b)は、2個の発光素子D1,D2から放射される光を2個の受光素子P1,P2で受光する例、図5(c)は、5個の発光素子D1,D2,D3,D4.D5から放射される光を4個の受光素子P1,P2,P3,P4で受光する例を示す。
発光素子と受光素子は仕様に応じて様々な数の組み合わせが考えられる。光の強度が要求される場合は、例えば、図5(a)(c)に示すように、発光素子の数を多く配置し、感度が要求される場合は、図5(b)(c)に示すように、受光素子の数を多く配置すればよい。このように、必要に応じて各種配置が考えられる。
発光素子D1〜D5の発光は、上下左右方向に放射されるので、1個の発光素子からの放射光を複数の受光素子P1〜P5で受光することができ、受光素子P1〜P5の出力電流を加算すれば、感度が向上するとともにエネルギー効率が向上し、省電力化にも寄与する。
次に、本実施形態に係る脈波センサ10を備える電子機器の一例を図6,図7に基づいて説明する。
図6に示す電子機器20は、腕時計型を有しているものであり、腕時計本体(機器本体部)12と、腕時計本体12に接続され、腕時計本体12を人体(腕)に装着可能なリストバンド(装着帯)11aを有し、リストバンド11aの装着時に人体に接触する側すなわち生体に対向する側に本実施形態に係る脈波センサ10(10a)が実装されている。この脈波センサ10aのフレキシブル配線基板L1は腕時計本体12に接続されている。脈波センサ10aの実装形態は、例えば、マジックテーブで貼付するかピン止めする等、任意である。
図7に示す電子機器30は、人体(腕)に巻きつけられるリストバンド型を有しているものであり、リストバンド11bを有し、リストバンド11bの装着時に人体に接触する側に本実施形態に係る脈波センサ10(10b)が実装されている。リストバンド11b内には、この脈波センサ10bは、その他回路(図2のDEV)も実装されている場合を例示している。脈波センサ10bの実装形態は、図6に示す例と同様に任意である。なお、図7に示す例では、リストバンド11b内に脈波センサ10bに接続されるバッテリ13も内蔵されている。
図6,図7のいずれにおいても、膨張率が大きく違わないように同じポリマー素材を使用して形成されたたフラットでフレキブルなリストバンド11a、11bに本実施形態に係る脈波センサ10(10a、10b)を実装している。図6に示す例では、腕時計本体12による時刻表示機能と、脈波センサ10による脈波測定機能とを有し、リストバンド11a及び脈波センサ10aが腕の形状に応じて湾曲して、腕にフィットするため、人体への密着性が増し、脈波の検出が容易になる。図7に示す例も同様、リストバンド11及び脈波センサ10bが腕の形状に応じて湾曲して、腕にフィットするため人体への密着性が増し、脈波の検出が容易になる。
以上説明のように本実施形態に係る脈波センサ10は、脈波センサ10を、例えば、図1(a)に示すように、フレキシブル配線基板L1と、フレキシブル配線基板L1上に積層され、上面に金属膜が設けられた第1のリフレクタ層L2と、第1のリフレクタ層L2上に積層された白色の第2のリフレクタ層L3と、フレキシブル配線基板L1の配線パターン上にあって、第1のリフレクタ層L2に囲撓され、かつ、第2のリフレクタ層L3から離間するように設けられた発光素子(D1,D2)と、フレキシブル配線基板L1の配線パターン上にあって、第1及び第2のリフレクタ層L2,L3に囲撓されるように設けられた受光素子(P1)との5層構造で形成した。
このことにより、小型、薄型、フレキシブルな構造を実現し、これを、例えば、図6,図7に示すように、腕時計等のリストバンド11に組み込むことで、人体(皮膚)との密着性を高めることが出来、その結果、安定した脈波の計測が可能になる。また、L1〜L4の各層は、リフレクタ層L2,L3のそれぞれに穴あけ加工して、各層を貼り合わせるだけで形成されているため、製造工程がシンプルになり、量産コストを抑えることが出来る。
なお、リフレクタ層は、フレキシブル配線基板L1の表面を覆い反射/拡散させるリフレクタ層L2と、受光素子P1の周囲を覆い、発光素子D1,D2から受光素子P1に直接向かう直接光を反射/拡散し、また、受発光素子全体の周囲を囲撓して必要以上に光が外に拡散しないようにするリフレクタ層L3とを持つため、直接光が減少し、その分だけ皮膚に到達する光の量が増大するという効果も得られる。直接光の減少は、受光素子の出力電圧の直流成分の増大を抑えるため、脈波信号成分の抽出を容易にすることができる。また、光量が増大すれば、感度向上もしくは省電力化に寄与する。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。またその様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
[請求項1]
上面に配線パターンが形成されて、可撓性を有するフレキシブル配線基板と、
前記フレキシブル配線基板の前記配線パターン上に互いに離間して設けられている、光を放射する少なくとも一つの発光部及び光を受光する少なくとも一つの受光部と、
前記フレキシブル配線基板上の前記発光部及び前記受光部を除く領域に積層されて、上面が平面をなし、前記発光部から放射される光を透過せず、前記上面が前記発光部から該上面に向けて出射される光を反射する、可撓性を有する第1のリフレクタ層と、
前記第1のリフレクタ層上の前記発光部及び前記受光部を除く領域に積層されて前記発光部と前記受光部との間に設けられ、前記発光部から放射される光を透過せず、前記発光部から放射される光を反射して、前記発光部から前記受光部に向けて出射される光が前記受光部に直接入射することを防ぐ、可撓性を有する第2のリフレクタ層と、
を備えていることを特徴とする脈波センサ。
[請求項2]
前記第1のリフレクタ層は、前記上面に金属膜が設けられたフィルム素材により形成され、
前記第2のリフレクタ層は、白色を有し、可撓性を有する樹脂材料により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の脈波センサ。
[請求項3]
前記第2のリフレクタ層上に積層された、前記発光部から放射される光及び前記第1のリフレクタ層で反射された光の少なくとも一部を透過する透明フィルム層をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の脈波センサ。
[請求項4]
生体に装着可能で、可撓性を有し、前記生体に装着されるときに、前記生体の形状に応じて湾曲する装着帯を有し、
前記装着帯の、該装着帯が前記生体に装着されたときに前記生体と対向する側に実装され、可撓性を有し、前記装着帯の湾曲に応じて湾曲することが可能な脈波センサと、
を有し、
前記脈波センサは、
上面に配線パターンが形成されて、可撓性を有するフレキシブル配線基板と、
前記フレキシブル配線基板の前記配線パターン上に互いに離間して設けられている、光を放射する少なくとも一つの発光部及び光を受光する少なくとも一つの受光部と、
前記フレキシブル配線基板上の前記発光部及び前記受光部を除く領域に積層されて前記発光部を囲撓し、上面が平面をなし、前記発光部から放射される光を透過せず、前記上面が前記発光部から該上面に向けて照射される光を反射する、可撓性を有する第1のリフレクタ層と、
前記第1のリフレクタ層上の前記発光部及び前記受光部を除く領域に積層されて前記発光部と前記受光部との間に設けられ、前記発光部から放射される光を透過せず、前記発光部から放射される光を反射して、前記発光部から前記受光部に向けて出射される光が前記受光部に直接入射することを防ぐ、可撓性を有する第2のリフレクタ層と、
を有していることを特徴とする電子機器。
10(10a,10b)…脈波センサ、L1…フレキシブル配線基板、L2…第1のリフレクタ層、L3…第2のリフレクタ層、L4…透明フィルム層、11…リストバンド、12…腕時計本体、13…バッテリ

Claims (4)

  1. 上面に配線パターンが形成されて、可撓性を有するフレキシブル配線基板と、
    前記フレキシブル配線基板の前記配線パターン上に互いに離間して設けられている、光を放射する少なくとも一つの発光部及び光を受光する少なくとも一つの受光部と、
    前記フレキシブル配線基板上の前記発光部及び前記受光部を除く領域に積層されて、上面が平面をなし、前記発光部から放射される光を透過せず、前記上面が前記発光部から該上面に向けて出射される光を反射する、可撓性を有する第1のリフレクタ層と、
    前記第1のリフレクタ層上の前記発光部及び前記受光部を除く領域に積層されて前記発光部と前記受光部との間に設けられ、前記発光部から放射される光を透過せず、前記発光部から放射される光を反射して、前記発光部から前記受光部に向けて出射される光が前記受光部に直接入射することを防ぐ、可撓性を有する第2のリフレクタ層と、
    を備えていることを特徴とする脈波センサ。
  2. 前記第1のリフレクタ層は、前記上面に金属膜が設けられたフィルム素材により形成され、
    前記第2のリフレクタ層は、白色を有し、可撓性を有する樹脂材料により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の脈波センサ。
  3. 前記第2のリフレクタ層上に積層された、前記発光部から放射される光及び前記第1のリフレクタ層で反射された光の少なくとも一部を透過する透明フィルム層をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の脈波センサ。
  4. 生体に装着可能で、可撓性を有し、前記生体に装着されるときに、前記生体の形状に応じて湾曲する装着帯を有し、
    前記装着帯の、該装着帯が前記生体に装着されたときに前記生体と対向する側に実装され、可撓性を有し、前記装着帯の湾曲に応じて湾曲することが可能な脈波センサと、
    を有し、
    前記脈波センサは、
    上面に配線パターンが形成されて、可撓性を有するフレキシブル配線基板と、
    前記フレキシブル配線基板の前記配線パターン上に互いに離間して設けられている、光を放射する少なくとも一つの発光部及び光を受光する少なくとも一つの受光部と、
    前記フレキシブル配線基板上の前記発光部及び前記受光部を除く領域に積層されて前記発光部を囲撓し、上面が平面をなし、前記発光部から放射される光を透過せず、前記上面が前記発光部から該上面に向けて照射される光を反射する、可撓性を有する第1のリフレクタ層と、
    前記第1のリフレクタ層上の前記発光部及び前記受光部を除く領域に積層されて前記発光部と前記受光部との間に設けられ、前記発光部から放射される光を透過せず、前記発光部から放射される光を反射して、前記発光部から前記受光部に向けて出射される光が前記受光部に直接入射することを防ぐ、可撓性を有する第2のリフレクタ層と、
    を有していることを特徴とする電子機器。
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