JP6463516B2 - サブフレームオフセットをベースとするキャリアアグリゲーション方法および基地局 - Google Patents

サブフレームオフセットをベースとするキャリアアグリゲーション方法および基地局 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は通信技術に関し、具体的にはサブフレームオフセットをベースとするキャリアアグリゲーション方法および基地局に関する。
ロングタームエボリューション(Long Term Evolution Advanced、略してLTE)システムからロングタームエボリューションアドバンスト(Long Term Evolution Advanced、略してLTE−A)システムへの進化過程において、より広いスペクトルに対する要求が、まさに進化に影響を及ぼす最も重要な要因である。従ってキャリアアグリゲーション(Carrier Aggregation、略してCA)技術が、第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project、略して3GPP)において提案される。CAにおいて、より大きな帯域幅を得るために、複数の隣接したまたは隣接しないキャリアがアグリゲートされる。
LTE−A時分割複信(Division Duplexing Time、略してTDD)システムでは、アグリゲートされることになる複数のキャリアのために、同じサブフレーム比または異なるサブフレーム比が用いられてよい。ほとんどのサービスにおいてアップリンクサービスより多いダウンリンクサービスがあることを考慮すると、共通に用いられるサブフレーム比において、より少ない数量のアップリンクサブフレームが存在する。キャリアアグリゲーションの後、複数のキャリアのアップリンクサブフレームは、重複することがある。本明細書ではアップリンクサブフレームの重複とは、複数のキャリアはすべて、同じタイムスロットにおけるアップリンク送信のために用いられることを意味する。アップリンクサービスおよびダウンリンクサービスの両方が増加するとき、システム容量を増加させるために、2次成分キャリアが追加されてよい。しかし2次成分キャリアを追加することは、比較的離れた点にいるユーザには顕著な恩恵をもたらすことはできない。比較的離れた点にいるユーザは、中央のユーザに対してである。比較的離れた点にいるユーザの送信電力によって制限されて、比較的離れた点にいるユーザは、同じ時点で2つのキャリアのアップリンクサブフレームを用いてデータを送ることができない。従ってキャリアアグリゲーション時にアップリンクサブフレームが重複する場合、比較的離れた点にいるユーザは、キャリアアグリゲーションによってもたらされる無線リソース増分の恩恵を得ることができない。
本発明の実施形態は、サブフレームオフセットをベースとするキャリアアグリゲーション方法および基地局をもたらす。キャリアアグリゲーションにおけるキャリアのアップリンクサブフレームは、サブフレームオフセットを用いてずらして配置され、その結果比較的離れた点にいるユーザは、キャリアアグリゲーションによってもたらされる恩恵を得ることができ、カバレージは強化され、容量は増大される。
本発明の第1の態様は、サブフレームオフセットをベースとするキャリアアグリゲーション方法をもたらし、
基地局によって、2次成分キャリアを追加することを決定するステップと、
基地局によって、2次成分キャリアのサブフレームをオフセットすることを決定し、1次成分キャリアに対する2次成分キャリアのサブフレームオフセット量を、1次成分キャリアのサブフレーム比および2次成分キャリアのサブフレーム比に従って決定するステップであって、サブフレームオフセット量はN個のサブフレームの大きさであり、サブフレームオフセット量は2次成分キャリアのサブフレーム比の期間の整数倍に等しくなく、Nは1以上の正の整数である、ステップと、
基地局によって、基地局のカバレージエリア内の第1のUEセット内の各UEに対する2次成分キャリアを構成し、構成情報を第1のUEセット内の各UEに送るステップであって、構成情報は、2次成分キャリアの周波数、2次成分キャリアのサブフレーム比、および2次成分キャリアのサブフレームオフセット量を含む、ステップと
を含む。
第1の態様に関連して、第1の態様の第1の可能な実装形態において、方法は、
基地局によって、アップリンクトラフィック量および/またはダウンリンクトラフィック量に従って、2次成分キャリアのサブフレームオフセット量を調整することを決定するステップと、
基地局によって、2次成分キャリアが調整されることによるサブフレームオフセット量を決定するステップと、
基地局によって、2次成分キャリアに対する構成削除命令を、第1のUEセット内の各UEに送るステップであって、構成削除命令は、第1のUEセット内の各UEに指示して、2次成分キャリアの構成を削除するために用いられる、ステップと、
基地局によって、第3のUEセット内にありおよび2次成分キャリアにキャンプオンするUEを別のキャリアにハンドオーバするステップであって、第3のUEセット内のUEは、2次成分キャリアを1次成分キャリアとして用いるUEである、ステップと、
基地局によって、2次成分キャリアが調整されることによるサブフレームオフセット量に従って、第1のUEセット内の各UEに対する2次成分キャリアを再構成し、更新されたキャリア情報を第1のUEセット内の各UEおよび第3のUEセット内の各UEに送るステップであって、更新されたキャリア情報は、2次成分キャリアの周波数、2次成分キャリアのサブフレーム比、および2次成分キャリアが調整されることによるサブフレームオフセット量を含む、ステップと
基地局によって、2次成分キャリアに関したおよび第3のUEセット内の各UEによって送られた測定結果を受信するステップであって、2次成分キャリアに関する測定結果は、更新されたキャリア情報に従って測定を行うことによって第3のUEセット内の各UEによって得られる、ステップと、
基地局によって、2次成分キャリアに関したおよび第3のUEセット内の各UEによって送られた測定結果に従って、第3のUEセット内の各UEを、別のキャリアから2次成分キャリアにハンドオーバするかどうかを決定し、第3のUEセット内にありおよび2次成分キャリアにハンドオーバされる必要があるUEをハンドオーバするステップと
をさらに含む。
第1の態様、または第1の態様の第1の可能な実装形態に関連して、第1の態様の第2の可能な実装形態において方法は、
基地局によって、第1のUEによってアクティブ化されたキャリアを決定するステップであって、第1のUEは第1のUEセット内の任意のUEである、ステップと、
アクティブ化されたキャリアから基地局によって、バンドルされた送信のために用いられる少なくとも2つのキャリアのバンドルされたサブフレームを決定するステップであって、バンドルされたサブフレームはバンドルされた送信のために用いられる少なくとも2つのキャリアの連続したサブフレームであり、バンドルされたサブフレームは同じデータを送信するために用いられる、ステップと、
基地局によって、第1のUEがバンドルされた送信の構成情報に従ってバンドルされた送信を行うように、バンドルされた送信の構成情報を第1のUEに送るステップであって、バンドルされた送信の構成情報は、バンドルされた送信のために用いられる少なくとも2つのキャリア、バンドルされた送信のために用いられる少なくとも2つのキャリア内にありおよびバンドルされた送信で用いられるリソースブロック、バンドルされたサブフレームのシーケンス番号、およびバンドルされた送信のスケジューリング方式を含む、ステップと
をさらに含む。
第1の態様に関連して、第1の態様の第3の可能な実装形態において、基地局によって、基地局のカバレージエリア内の第1のユーザ機器UEセット内の各UEに対する2次成分キャリアを構成するステップの前に、方法は、
基地局によって、2次成分キャリアを用いて、基地局のカバレージエリア内のすべてのUEに、2次成分キャリアの周波数、サブフレーム比、およびサブフレームオフセット量をブロードキャストするステップと、
基地局によって、予め設定された選択条件に従ってUEのすべてから第2のUEセットを決定し、第2のUEセット内の各UEに測定命令を送るステップであって、測定命令は、第2のUEセット内の各UEに指示して、2次成分キャリアを測定するために用いられる、ステップと、
基地局によって、2次成分キャリアに関したおよび第2のUEセット内の各UEによって返された測定結果を受信するステップと、
基地局によって、2次成分キャリアに関したおよび第2のUEセット内の各UEによって返された測定結果に従って、第2のUEセットから、その測定結果が予め設定された条件を満たすUEを決定し、その測定結果が予め設定された条件を満たすUEを用いて第1のUEセットを形成するステップと
をさらに含む。
第1の態様に関連して、第1の態様の第4の可能な実装形態において、2次成分キャリアのサブフレームオフセット量は、1次成分キャリアの別の2次成分キャリアのサブフレームオフセット量と同じである。
第1の態様に関連して、第1の態様の第5の可能な実装形態において、2次成分キャリアのサブフレームオフセット量は、1次成分キャリアの別の2次成分キャリアのサブフレームオフセット量とは異なる。
第1の態様に関連して、第1の態様の第6の可能な実装形態において、2次成分キャリアのサブフレーム比は、1次成分キャリアのサブフレーム比、および1次成分キャリアの別の2次成分キャリアのサブフレーム比と同じである。
第1の態様に関連して、第1の態様の第7の可能な実装形態において、2次成分キャリアのサブフレーム比は、1次成分キャリアのサブフレーム比、および1次成分キャリアの別の2次成分キャリアのサブフレーム比とは異なる。
本発明の第2の態様は基地局をもたらし、
決定モジュールであって、2次成分キャリアを追加することを決定するように構成され、
2次成分キャリアのサブフレームをオフセットすることを決定し、1次成分キャリアに対する2次成分キャリアのサブフレームオフセット量を、1次成分キャリアのサブフレーム比および2次成分キャリアのサブフレーム比に従って決定するようにさらに構成され、サブフレームオフセット量はN個のサブフレームの大きさであり、サブフレームオフセット量は2次成分キャリアのサブフレーム比の期間の整数倍に等しくなく、Nは1以上の正の整数である、決定モジュールと、
基地局のカバレージエリア内の第1のユーザ機器UEセット内の各UEに対する2次成分キャリアを構成するように構成された構成モジュールと、
構成情報を第1のUEセット内の各UEに送るように構成された送信モジュールであって、構成情報は、2次成分キャリアの周波数、2次成分キャリアのサブフレーム比、および2次成分キャリアのサブフレームオフセット量を含む、送信モジュールと
を含む。
第2の態様に関連して、第2の態様の第1の可能な実装形態において、決定モジュールは、
アップリンクトラフィック量および/またはダウンリンクトラフィック量に従って、2次成分キャリアのサブフレームオフセット量を調整することを決定し、
2次成分キャリアが調整されることによるサブフレームオフセット量を決定する
ようにさらに構成され、
送信モジュールは、2次成分キャリアに対する構成削除命令を、第1のUEセット内の各UEに送るようにさらに構成され、構成削除命令は、第1のUEセット内の各UEに指示して、2次成分キャリアの構成を削除するために用いられ、
基地局は、第3のUEセット内にありおよび2次成分キャリアにキャンプオンするUEを別のキャリアにハンドオーバするように構成されたハンドオーバモジュールをさらに含み、第3のUEセット内のUEは、2次成分キャリアを1次成分キャリアとして用いるUEであり、
構成モジュールは、2次成分キャリアが調整されることによるサブフレームオフセット量に従って、第1のUEセット内の各UEに対する2次成分キャリアを再構成するようにさらに構成され、
送信モジュールは、更新されたキャリア情報を第1のUEセット内の各UEおよび第3のUEセット内の各UEに送るようにさらに構成され、更新されたキャリア情報は、2次成分キャリアの周波数、2次成分キャリアのサブフレーム比、および2次成分キャリアが調整されることによるサブフレームオフセット量を含み、
基地局は、2次成分キャリアに関したおよび第3のUEセット内の各UEによって送られた測定結果を受信するように構成された受信モジュールをさらに含み、2次成分キャリアに関する測定結果は、更新されたキャリア情報に従って測定を行うことによって第3のUEセット内の各UEによって得られ、
ハンドオーバモジュールは、2次成分キャリアに関したおよび第3のUEセット内の各UEによって送られた測定結果に従って、第3のUEセット内の各UEを、別のキャリアから2次成分キャリアにハンドオーバするかどうかを決定し、第3のUEセット内にありおよび2次成分キャリアにハンドオーバされる必要があるUEをハンドオーバするようにさらに構成される。
第2の態様、または第2の態様の第1の可能な実装形態に関連して、第2の態様の第2の可能な実装形態において、決定モジュールは、
第1のUEによってアクティブ化されたキャリアを決定することであって、第1のUEは第1のUEセット内の任意のUEである、決定すること、および
アクティブ化されたキャリアから、バンドルされた送信のために用いられる少なくとも2つのキャリアのバンドルされたサブフレームを決定することであって、バンドルされたサブフレームはバンドルされた送信のために用いられる少なくとも2つのキャリアの連続したサブフレームであり、バンドルされたサブフレームは同じデータを送信するために用いられる、決定すること
を行うようにさらに構成され、
送信モジュールは、第1のUEがバンドルされた送信の構成情報に従ってバンドルされた送信を行うように、バンドルされた送信の構成情報を第1のUEに送るようにさらに構成され、バンドルされた送信の構成情報は、バンドルされた送信のために用いられる少なくとも2つのキャリア、バンドルされた送信のために用いられる少なくとも2つのキャリア内にありおよびバンドルされた送信で用いられるリソースブロック、バンドルされたサブフレームのシーケンス番号、およびバンドルされた送信のスケジューリング方式を含む。
第2の態様に関連して、第2の態様の第3の可能な実装形態において、送信モジュールは、
構成モジュールが、基地局のカバレージエリア内の第1のUEセット内の各UEに対する2次成分キャリアを構成する前に、2次成分キャリアを用いて、基地局のカバレージエリア内のすべてのUEに、2次成分キャリアの周波数、サブフレーム比、およびサブフレームオフセット量をブロードキャスト
するようにさらに構成され、
決定モジュールは、予め設定された選択条件に従ってUEのすべてから第2のUEセットを決定するようにさらに構成され、
送信モジュールは、第2のUEセット内の各UEに測定命令を送るようにさらに構成され、測定命令は、第2のUEセット内の各UEに指示して、2次成分キャリアを測定するために用いられ、
基地局は、
2次成分キャリアに関したおよび第2のUEセット内の各UEによって返された測定結果を受信するように構成された受信モジュールをさらに含み、
決定モジュールは、2次成分キャリアに関したおよび第2のUEセット内の各UEによって返された測定結果に従って、第2のUEセットから、その測定結果が予め設定された条件を満たすUEを決定し、その測定結果が予め設定された条件を満たすUEを用いて第1のUEセットを形成するようにさらに構成される。
第2の態様に関連して、第2の態様の第4の可能な実装形態において、2次成分キャリアのサブフレームオフセット量は、1次成分キャリアの別の2次成分キャリアのサブフレームオフセット量と同じである。
第2の態様に関連して、第2の態様の第5の可能な実装形態において、2次成分キャリアのサブフレームオフセット量は、1次成分キャリアの別の2次成分キャリアのサブフレームオフセット量とは異なる。
第2の態様に関連して、第2の態様の第6の可能な実装形態において、2次成分キャリアのサブフレーム比は、1次成分キャリアのサブフレーム比、および1次成分キャリアの別の2次成分キャリアのサブフレーム比と同じである。
第2の態様に関連して、第2の態様の第7の可能な実装形態において、2次成分キャリアのサブフレーム比は、1次成分キャリアのサブフレーム比、および1次成分キャリアの別の2次成分キャリアのサブフレーム比とは異なる。
本発明の実施形態においてもたらされる、サブフレームオフセットをベースとするキャリアアグリゲーション方法および基地局によれば、基地局は、新たに追加される2次成分キャリアのサブフレームをオフセットすることを決定し、2次成分キャリアに対して、1次成分キャリアに対するサブフレームオフセット量を決定し、次いで基地局のカバレージエリア内の第1のUEセット内の各UEに対して、2次成分キャリアを構成し、構成情報を第1のUEセット内の各UEに送る。構成情報は、2次成分キャリアの周波数、2次成分キャリアのサブフレーム比、および2次成分キャリアのサブフレームオフセット量を含む。この方法において、サブフレームオフセット量は2次成分キャリアに対して設定され、その結果2次成分キャリアおよび1次成分キャリアのアップリンクサブフレームはずらして配置されることができ、または2次成分キャリアおよび別のキャリアのアップリンクサブフレームはずらして配置されることができる。従ってキャリアアグリゲーションをサポートする比較的離れた点にいるユーザは、異なるキャリア上のアップリンクサブフレームを用いることができ、比較的離れた点にいるユーザは、キャリアアグリゲーションによってもたらされる恩恵を得ることができ、その結果カバレージは強化され、容量は増大される。
本発明の実施形態における、または従来技術における技術的解決策をより明確に述べるために、以下は実施形態または従来技術を述べるために必要な添付の図面を簡潔に述べる。明らかに以下の説明における添付の図面は本発明のいくつかの実施形態を示し、当業者は創造的な努力なしにこれらの添付の図面からさらに他の図面を導き出してよい。
本発明の実施形態1によるサブフレームオフセットをベースとするキャリアアグリゲーション方法のフローチャートである。 同じサブフレーム比を有するキャリアのサブフレームがオフセットされた後に得られるサブフレームパターンを示す図である。 同じサブフレーム比を有するキャリアのサブフレームがオフセットされた後に得られる別のサブフレームパターンを示す図である。 異なるサブフレーム比を有するキャリアのサブフレームがオフセットされた後に得られるサブフレームパターンを示す図である。 異なるサブフレーム比を有するキャリアのサブフレームがオフセットされた後に得られる別のサブフレームパターンを示す図である。 異なるサブフレーム比を有するキャリアのサブフレームがオフセットされた後に得られるさらに別のサブフレームパターンを示す図である。 TDDキャリアおよびFDDキャリアの両方のサブフレームがオフセットされた後に得られるサブフレームパターンを示す図である。 本発明の実施形態2によるサブフレームオフセットをベースとするキャリアアグリゲーション方法のフローチャートである。 本発明の実施形態2によるサブフレームオフセットをベースとするキャリアアグリゲーション方法のフローチャートである。 本発明の実施形態3によるサブフレームオフセットをベースとするキャリアアグリゲーション方法のフローチャートである。 同じサブフレーム比を有するキャリアのサブフレームがオフセットされた後に得られるさらに別のサブフレームパターンを示す図である。 本発明の実施形態4による基地局の概略構造図である。 本発明の実施形態5による基地局の概略構造図である。 本発明の実施形態7による基地局の概略構造図である。
本発明の実施形態の目的、技術的解決策、および利点をより明らかにするために以下は、本発明の実施形態における添付の図面を参照して、本発明の実施形態における技術的解決策を明らかにおよび十分に述べる。明らかに、述べられる実施形態は本発明の実施形態のいくつかであり、すべてではない。本発明の実施形態に基づいて当業者によって創造的な努力なしに得られるすべての他の実施形態は、本発明の保護範囲に包含されなければならない。
本発明の実施形態における方法は、主にTDDがキャリアアグリゲーション(aggregation)をサポートする通信システムに適用される。例えば方法は、TDD LTE−Aシステム、またはTDD LTE−Aに基づいて進化したシステムに適用されてよい。キャリアアグリゲーションセルは、通常1つの1次成分キャリアおよび少なくとも1つの2次成分キャリアを含む。従来技術において、アグリゲートされることになる複数のキャリアのアップリンクサブフレームは、重複することがある。アップリンクサービスおよびダウンリンクサービスの両方が増加するとき、システム容量を増加させるために、2次成分キャリアが追加されてよい。しかし2次成分キャリアを追加することは、比較的離れた点にいるユーザには顕著な恩恵をもたらすことはできない。比較的離れた点にいるユーザの送信電力によって制限されて、比較的離れた点にいるユーザは、同じ時点で2つのキャリアのアップリンクサブフレームを用いてデータを送ることができない。従ってキャリアアグリゲーション時にアップリンクサブフレームが重複する場合、比較的離れた点にいるユーザは、キャリアアグリゲーションによってもたらされる無線リソース増分の恩恵を得ることができない。比較的離れた点にいるユーザは、基地局から比較的大きな距離にいるユーザである。例えば基地局のカバレージエリアが円形であるとき、比較的離れた点にいるユーザは、基地局からのその距離が基地局のカバレージエリアの半径の1/2より大きなユーザである。
従来技術における問題を解決するために、本発明の実施形態1は、サブフレームオフセットをベースとするキャリアアグリゲーション方法をもたらす。図1は、本発明の実施形態1によるサブフレームオフセットをベースとするキャリアアグリゲーション方法のフローチャートである。図1に示されるように、この実施形態における方法は以下のステップを含んでよい。
ステップ101:基地局は、2次成分キャリアを追加することを決定する。
基地局は具体的には、以下の方法を用いて2次成分キャリアを追加するかどうかを決定してよい:基地局は通信システム内の予想されるアップリンクトラフィック量が現在のアップリンクトラフィック量より大きいことを決定する、または基地局は通信システム内の予想されるダウンリンクトラフィック量が現在のダウンリンクトラフィック量より大きいことを決定する、または基地局は通信システム内の予想されるアップリンクトラフィック量は現在のアップリンクトラフィック量より大きく、予想されるダウンリンクトラフィック量も現在のダウンリンクトラフィック量より大きいことを決定する。2次成分キャリアを追加することを決定した後、基地局はさらに、1次成分キャリアの属性および既存の2次成分キャリアの属性に従って、新たに追加される2次成分キャリアの属性を選択する必要がある。例えば基地局は、1次成分キャリアの周波数および既存の2次成分キャリアの周波数に従って、新たに追加される2次成分キャリアの周波数を決定し、キャリアの間のアイソレーションを確実にするように、1次成分キャリアの周波数および既存の2次成分キャリアの周波数からできるだけ離れた周波数を、新たに追加される2次成分キャリアの周波数として選択する。さらに基地局は、新たに追加される2次成分キャリアの帯域幅を、サービス要件を満たすように、予想されるアップリンクトラフィック量および/またはダウンリンクトラフィック量に従って決定する。
ステップ102:基地局は、2次成分キャリアのサブフレームをオフセットすることを決定し、1次成分キャリアに対する2次成分キャリアのサブフレームオフセット量を、1次成分キャリアのサブフレーム比および2次成分キャリアのサブフレーム比に従って決定し、ただしサブフレームオフセット量はN個のサブフレームの大きさであり、サブフレームオフセット量は2次成分キャリアのサブフレーム比の期間の整数倍に等しくなく、Nは1以上の正の整数である。
2次成分キャリアのサブフレームをオフセットすることを決定するとき、基地局は以下の要因の任意の1つまたは組み合わせを考慮する必要がある:(1)通信システムのアップリンクカバレージがダウンリンクカバレージより劣るかどうか。アップリンクカバレージがダウンリンクカバレージより劣る場合、2次成分キャリアのサブフレームをオフセットすることが考慮され、そうでない場合はサブフレームはオフセットされない。サブフレームオフセットの目的は、主にアップリンクカバレージを強化することである。(2)任意の2つのキャリアの間のガードインターバルが特定の閾値(20MHzなど)未満である場合、サブフレームはオフセットされることはできず、ただし本明細書において任意の2つのキャリアとは、1次成分キャリアおよび2次成分キャリアでよく、または2つの2次成分キャリアでよい。これは主に、2つのキャリアの間のガードインターバルが極端に小さい場合、サブフレームがオフセットされた後、UEが同時に2つのキャリア上でデータを受信するまたは送るときに2つのキャリアの間の干渉が比較的大きくなり、その結果通信システムの容量が低減されるからである。(3)サブフレームオフセットをサポートする、通信システム内のユーザ機器(User Equipment、略してUE)の数量が特定の閾値未満である場合、サブフレームはオフセットされることはできない。例えばUEの総数量における、サブフレームオフセットをサポートする、通信システム内のUEの数量の割合が5%未満である場合、サブフレームはオフセットされることはできない。UEは、UEの能力パラメータを基地局に報告する。能力パラメータは、UEによってサポートされる能力を含む。基地局は、UEの能力パラメータに従って、UEがサブフレームオフセットをサポートするかどうかを決定して、サブフレームオフセットをサポートする、通信システム内のUEの数量をカウントする。(4)サブフレームがオフセットされた後、元のアップリンクサブフレームおよび元のダウンリンクサブフレームが影響を受けるかどうか。例えば通信システム内のすべてのUEが、いくつかのアップリンクサブフレームにおいて同時にアップリンク送信またはダウンリンク受信を行う必要がある場合、UEが受信または送信能力により、サブフレームオフセットの後にシステム情報を受信するまたは送ることができないという問題を避けるために、このタイプのサブフレームはサブフレームオフセット時に避けられる必要がある。
2次成分キャリアのサブフレームをオフセットすることを決定した後、基地局は、1次成分キャリアのサブフレーム比および2次成分キャリアのサブフレーム比に従って、1次成分キャリアに対する、2次成分キャリアのサブフレームオフセット量を決定する。TDDに関して、アップリンクおよびダウンリンクは時間において分離され、同じキャリア周波数を有し、すなわちそれぞれ10msの期間内であり、アップリンクおよびダウンリンクにおいて全体として10個の使用可能なサブフレームがあり、各サブフレームはアップリンクサブフレームまたはダウンリンクサブフレームである。TDDフレーム構造において、各無線フレームは最初に2つの5msのハーフフレームに分割され、異なるサブフレーム比を有するアップリンクおよびダウンリンクサービスを柔軟にサポートするように、無線フレームは5ms期間および10ms期間の2つのタイプに分割されてよい。5ms期間において、サブフレーム1およびサブフレーム6は、特別サブフレームとして固定的に構成される。10ms期間において、サブフレーム1は、特別サブフレームとして固定的に構成される。TDD−LTE通信システムでは、表1に示されるように、7つのサブフレーム比がサポートされる。
Figure 0006463516
表1においてDはダウンリンクサブフレームを表し、Uはアップリンクサブフレームを表し、Sは特別サブフレームを表す。この実施形態において、1次成分キャリアのサブフレーム比は、キャリアのサブフレーム比と同じまたは異なってよい。1次成分キャリアのサブフレーム比が2次成分キャリアのサブフレーム比と同じであるときは、1次成分キャリアおよび2次成分キャリアのすべてのアップリンクサブフレームは重複する。1次成分キャリアのサブフレーム比が2次成分キャリアのサブフレーム比とは異なるときは、1次成分キャリアおよび2次成分キャリアのいくつかのアップリンクサブフレームのみが重複する。
この実施形態においてサブフレームオフセット量の大きさは、実際の必要性に従って決定されてよい。サブフレームオフセット量はN個のサブフレームの大きさであり、サブフレームオフセット量は2次成分キャリアのサブフレーム比の期間の整数倍に等しくない。従来技術では1つのスケジューリング期間において、1次成分キャリアの第1のサブフレームは、サブフレームパターンにおいて2次成分キャリアの第1のサブフレームと整列される。この実施形態において2次成分キャリアのサブフレームはオフセットされ、その結果1次成分キャリアの第1のサブフレームは、サブフレームパターンにおいて2次成分キャリアの第1のサブフレームとは整列せず、従って2次成分キャリアのアップリンクサブフレームは、1次成分キャリアまたは別の2次成分キャリアのアップリンクサブフレームからずらして配置される。
複数の2次成分キャリアが、1次成分キャリアのために構成されてよいことが留意されるべきである。新たに追加される2次成分キャリアのサブフレームオフセット量は、1次成分キャリアの別の2次成分キャリアのサブフレームオフセット量と同じまたは異なってよく、2次成分キャリアのサブフレーム比は、1次成分キャリアのサブフレーム比および1次成分キャリアの別の2次成分キャリアのサブフレーム比と同じまたは異なってよい。
図2に示されるように、図2は同じサブフレーム比を有するキャリアのサブフレームがオフセットされた後に得られるサブフレームパターンである。図2では1つの1次成分キャリアおよび1つの2次成分キャリアの、全体として2つのキャリアがある。1次成分キャリアおよび2次成分キャリアのサブフレーム比は、共に比2である。2次成分キャリアのサブフレームオフセット量は、別々に1、2、3、および4である。0のサブフレームオフセット量は、サブフレームはオフセットされないことを意味する。図3は、同じサブフレーム比を有するキャリアのサブフレームがオフセットされた後に得られる別のサブフレームパターンである。図3では1つのキャリアおよび2つの2次成分キャリアの、全体として3つのキャリアがある。1次成分キャリアおよび2つの2次成分キャリアのサブフレーム比は、すべて比2である。2つの2次成分キャリアのサブフレームオフセット量は異なる。図2および図3に示されるように、同じ比を有する2つ以上のキャリアのアグリゲーション時に、2つ以上のキャリアのアップリンクサブフレームは、異なるサブフレームオフセット量に従ってずらして配置されてよい。
図4は、異なるサブフレーム比を有するキャリアのサブフレームがオフセットされた後に得られるサブフレームパターンである。図4では1つの1次成分キャリアおよび1つの2次成分キャリアの、全体として2つのキャリアがある。1次成分キャリアに対しては比2が用いられ、2次成分キャリアに対しては比1が用いられる。2次成分キャリアのサブフレームオフセット量は、別々に1、2、3、および4である。図5は、異なるサブフレーム比を有するキャリアのサブフレームがオフセットされた後に得られる別のサブフレームパターンである。図5では1つのキャリアおよび2つの2次成分キャリアの、全体として3つのキャリアがある。1次成分キャリアのサブフレーム比は比2であり、2つの2次成分キャリアのサブフレーム比は、比1である。2つの2次成分キャリアのサブフレームオフセット量は異なる。図6は、異なるサブフレーム比を有するキャリアのサブフレームがオフセットされた後に得られるさらに別のサブフレームパターンである。図5では1つのキャリアおよび2つの2次成分キャリアの、全体として3つのキャリアがある。1次成分キャリアのサブフレーム比は比2であり、2次成分キャリア1のサブフレーム比は比1であり、2次成分キャリアのサブフレーム比は、比3である。2つの2次成分キャリアのサブフレームオフセット量は異なる。図4から図6より、異なる比を有する2つ以上のTDDキャリアのアグリゲーション時に、2つ以上のキャリアのアップリンクサブフレームは、異なるサブフレームオフセット量に従ってずらして配置されてよいことが理解されてよい。
図2から図6における1次成分キャリアおよび2次成分キャリアは、すべてTDDキャリアである。本発明のこの実施形態における方法では、2次成分キャリアはさらに、FDDキャリアを含んでよい。TDDキャリアおよびFDDキャリアの両方が用いられるとき、1次成分キャリアはTDDキャリアであり、2次成分キャリアは、少なくとも1つのTDDキャリアを含む必要がある。図7は、TDDキャリアおよびFDDキャリアの両方のサブフレームがオフセットされた後に得られるサブフレームパターンである。図7に示されるように、図7では1つの1次成分キャリアおよび3つの2次成分キャリアの、全体として4つのキャリアがある。1次成分キャリアのサブフレーム比は比2であり、2次成分キャリア1のサブフレーム比は比1である。2次成分キャリア3はFDDアップリンクキャリアであり、キャリア4はFDDダウンリンクキャリアである。2次成分キャリア1のサブフレームオフセット量は、別々に1および2である。
図2から図7に示される例から、従来技術と比較して、2つ以上のキャリアのサブフレーム比は既存のプロトコルにおいて定義されるものと同じであるが、2つ以上のキャリアがアグリゲートされた後に得られるサブフレームパターンは、従来技術において実施されるキャリアアグリゲーションのサブフレームパターンとは全く異なることが理解されてよい。異なるキャリアのすべてのアップリンクサブフレームが同じUEによって用いられることができるように、すべてのアップリンクサブフレームはサブフレームオフセットを用いてずらして配置される。
ステップ103:基地局は、基地局のカバレージエリア内の第1のUEセット内の各UEに対して、2次成分キャリアを構成し、構成情報を第1のUEセット内の各UEに送り、構成情報は2次成分キャリアの周波数、2次成分キャリアのサブフレーム比、および2次成分キャリアのサブフレームオフセット量を含む。
基地局のカバレージエリア内の第1のUEセット内の各UEに対する2次成分キャリアを構成する前に、基地局は以下の動作をさらに行ってよく、基地局は、1次成分キャリアまたは2次成分キャリアを用いて、基地局のカバレージエリア内のすべてのUEに、2次成分キャリアの周波数、サブフレーム比、およびサブフレームオフセット量をブロードキャストし、次いで基地局は、予め設定された選択条件に従ってUEのすべてから第2のUEセットを決定し、第2のUEセット内の各UEに測定命令を送り、測定命令は、第2のUEセット内の各UEに指示して、2次成分キャリアを測定するために用いられる。第2のUEセット内の各UEは、予め設定された選択条件を満たす。予め設定された選択条件は、非限定的に以下の条件、(1)UEはアップリンクキャリアアグリゲーションをサポートすること、(2)UEは、それのサブフレームがオフセットされたキャリアのアグリゲーションをサポートすること、(3)UEは全二重をサポートすること、(4)UEは劣るカバレージを有するユーザであり、例えばUEの基準信号受信電力(Reference Signal Receiving Power、略してRSRP)は−120dBm(デシベル)未満であること、(5)UEのアップリンクサービスは電力によって制限され、例えばUEの電力ヘッドルームレポート(Power Headroom Report、略してPHR)は0であり、信号対干渉雑音比(Signal to Interference plus Noise Ratio、略してSINR)は−3dB未満であること、(5)UEのアップリンクサービスが制限され、例えばエアインターフェースレートはユーザによって必要とされるレートの10%に達しないこと、(6)UEのダウンリンクサービスが制限され、例えばエアインターフェースレートはユーザによって必要とされるレートの10%に達しないことを含む。
構成情報はさらに、2次成分キャリアの帯域幅を含んでよく、基地局はさらに隣接したセルに、2次成分キャリアの構成情報を通知してよい。
基地局によって送られた測定命令を受信した後、第2のUEセット内の各UEは、2次成分キャリアを測定し、2次成分キャリアに関する測定結果を基地局に返す。2次成分キャリアに関する、第2のUEセット内の各UEによって返された測定結果を受信した後、基地局は、2次成分キャリアに関する、第2のUEセット内の各UEによって返された測定結果に従って、第2のUEセットからその測定結果が予め設定された条件を満たすUEを決定し、その測定結果が予め設定された条件を満たすUEを用いて、第1のUEセットを形成する。予め設定された条件は、非限定的に以下の条件、UEのダウンリンクRSRPが特定の閾値より大きいこと、および/またはSINRが特定の閾値より大きいことを含む。基地局は、予め設定された条件を満たすUEを用いて第1のUEセットを形成し、次いで第1のUEセット内のUEのための2次成分キャリアを構成し、第1のUEセット内の各UEが2次成分キャリアの構成情報に従ってデータを受信しまたは送るように、第1のUEセット内の各UEの構成情報を各UEに送る。
この実施形態において基地局は、新たに追加される2次成分キャリアに対して、1次成分キャリアに対するサブフレームオフセット量を決定し、次いで基地局のカバレージエリア内の第1のUEセット内の各UEに対して、2次成分キャリアを構成し、構成情報を第1のUEセット内の各UEに送る。構成情報は、2次成分キャリアの周波数、2次成分キャリアのサブフレーム比、および2次成分キャリアのサブフレームオフセット量を含む。この方法において、サブフレームオフセット量は2次成分キャリアに対して設定され、その結果2次成分キャリアおよび1次成分キャリアのアップリンクサブフレームはずらして配置されることができ、または2次成分キャリアおよび別のキャリアのアップリンクサブフレームはずらして配置されることができる。従ってキャリアアグリゲーションをサポートする比較的離れた点にいるユーザは、異なるキャリア上のアップリンクサブフレームを用いることができ、比較的離れた点にいるユーザは、キャリアアグリゲーションによってもたらされる恩恵を得ることができ、その結果カバレージは強化され、容量は増大される。
実施形態1に基づいて別の実施形態において、2次成分キャリアは時点T1において1次成分キャリアに追加されてよく、次いでネットワークシステム稼働プロセスにおいて、サービス要件に従って時点T2において、2次成分キャリアに対してサブフレームオフセット量が設定されることが留意されるべきである。
図8A、図8Bは、本発明の実施形態2によるサブフレームオフセットをベースとするキャリアアグリゲーション方法のフローチャートである。図8A、図8Bに示されるようにこの実施形態における方法では、以下のステップを含んでよい。
ステップ201:基地局は、2次成分キャリアを追加することを決定する。
ステップ202:基地局は、2次成分キャリアのサブフレームをオフセットすることを決定し、1次成分キャリアに対する2次成分キャリアのサブフレームオフセット量を、1次成分キャリアのサブフレーム比および2次成分キャリアのサブフレーム比に従って決定し、ただしサブフレームオフセット量はN個のサブフレームの大きさであり、サブフレームオフセット量は2次成分キャリアのサブフレーム比の期間の整数倍に等しくなく、Nは1以上の正の整数である。
ステップ203:基地局は、基地局のカバレージエリア内の第1のUEセット内の各UEに対して、2次成分キャリアを構成し、構成情報を第1のUEセット内の各UEに送り、構成情報は2次成分キャリアの周波数、2次成分キャリアのサブフレーム比、および2次成分キャリアのサブフレームオフセット量を含む。
ステップ201から203の特定の実装形態については、実施形態1の説明を参照されたい。ここでは詳細は再び述べられない。
ステップ204:基地局は、アップリンクトラフィック量および/またはダウンリンクトラフィック量に従って、2次成分キャリアのサブフレームオフセット量を調整することを決定する。
通信システム内のアップリンクトラフィック量が増加または減少するとき、および/またはダウンリンクトラフィック量が増加または減少するとき、基地局は通信システム内のトラフィック量変化に適応し、通信システムの容量を最大化するように、2次成分キャリアのサブフレームオフセット量を調整してよい。
ステップ205:基地局は、2次成分キャリアが調整されることによるサブフレームオフセット量を決定する。
具体的には、アップリンクトラフィック量が増加した場合、サブフレームオフセット量は、1次成分キャリアおよび2次成分キャリア上のアップリンクサブフレームの数量を最大化するように調整されてよく、すなわちすべてのアップリンクサブフレームがユーザによって用いられることができる。アップリンクトラフィック量が減少した場合、サブフレームオフセット量は、1次成分キャリアおよび2次成分キャリア上のアップリンクサブフレームの数量を減少させるように調整されてよく、またはサブフレームオフセット量は0に調整され、すなわちサブフレームはオフセットされる必要がない。
ステップ206:基地局は、2次成分キャリアに対する構成削除命令を、第1のUEセット内の各UEに送り、構成削除命令は、第1のUEセット内の各UEに指示して、2次成分キャリアの構成を削除するために用いられる。
基地局は、2次成分キャリアがそれらのために構成された、すべてのUEの2次成分キャリアの元の構成を削除し、2次成分キャリアに対するサブフレームオフセット量を再構成する必要がある。
ステップ207:基地局は第3のUEセット内にある、2次成分キャリアにキャンプオンするUEを別のキャリアにハンドオーバし、第3のUEセット内のUEは、2次成分キャリアを1次成分キャリアとして用いるUEである。
1次成分キャリアおよび2次成分キャリアは、UEに対して相対的であることが留意されるべきである。キャリアは、いくつかのUEに対しては2次成分キャリアであるが、他のUEに対しては1次成分キャリアである。従って基地局によって追加された2次成分キャリアは、第3のUEセット内のUEの1次成分キャリアとなってよい。第3のUEセット内のUEは、2次成分キャリアを1次成分キャリアとして用い、すなわち第3のUEセット内のUEは、2次成分キャリアを用いてネットワークにアクセスする。2次成分キャリアの構成情報が変化された場合、第3のUEセット内のUEも影響を受ける。第3のUEセット内のUEのデータ受信および送信に影響を及ぼすことを避けるために、基地局は、第3のUEセット内のUEを別のキャリアにハンドオーバする。
ステップ208:基地局は、2次成分キャリアが調整されることによるサブフレームオフセット量に従って、第1のUEセット内の各UEに対して2次成分キャリアを再構成し、更新されたキャリア情報を第1のUEセット内の各UEおよび第3のUEセット内の各UEに送り、更新されたキャリア情報は、2次成分キャリアの周波数、2次成分キャリアのサブフレーム比、および2次成分キャリアが調整されることによるサブフレームオフセット量を含む。
第1のUEセット内の各UEの2次成分キャリアの元の構成を削除した後、基地局は、各UEに対する2次成分キャリアを再構成し、更新されたキャリア情報を各UEに送る。2次成分キャリアでありおよび更新されたキャリア情報内にある、サブフレームオフセット量は変更される。第1のUEセット内のUEはその後、更新されたキャリア情報に従ってデータを受信するまたは送信する。
ステップ209:基地局は、2次成分キャリアに関する、第3のUEセット内の各UEによって送られた測定結果を受信する。
2次成分キャリアに関する測定結果は、更新されたキャリア情報に従って測定を行うことによって、第3のUEセット内の各UEによって得られる。基地局は、第3のUEセット内のUEが2次成分キャリアを再測定するように、更新されたキャリア情報を第3のUEセット内のUEに送る。
ステップ210:基地局は、2次成分キャリアに関する、第3のUEセット内の各UEによって送られた測定結果に従って、第3のUEセット内の各UEを、別のキャリアから2次成分キャリアにハンドオーバするかどうかを決定し、第3のUEセット内にある、2次成分キャリアにハンドオーバされる必要があるUEをハンドオーバする。
具体的には、2次成分キャリアに関する、第3のUEセット内のUEによって報告された測定結果が、2次成分キャリアの信号品質はハンドオーバ条件を満たすことを示す場合、UEは別のキャリアから2次成分キャリアにハンドオーバされる。ハンドオーバ条件を満たさないUEは、ハンドオーバされない。UEが別のキャリアから2次成分キャリアにハンドオーバされることは、UEがセル間上でハンドオーバされることを意味する。
この実施形態において基地局はさらに、通信システム内のリソースの使用を最大化するために、トラフィック量変化に従って、2次成分キャリアのサブフレームオフセット量を変更してよい。
LTEシステムにおいて、物理層スケジューリングの基本単位は1ミリ秒(ms)、すなわち1つのサブフレームの大きさである。このような短い時間間隔は、LTEにおける比較的低いデータ待ち時間を確実にしてよい。しかし限られた電力のため、比較的離れた点にいるユーザは、1msの時間間隔内のデータ送信時に、ブロックエラー率(Block Error Ratio、略してBER)要件を満たさないことがある。従って、TTIバンドリング(Budding)概念が提案される。アップリンクの連続したTTIは、同じUEに割り当てられてよい。同じコンテンツが、アップリンクTTIにおいて送られる。このようにしてデータの復号に成功する確率は改善され、LTEのアップリンクカバレージエリアは増大される。従来技術では通常、4つの連続したTTIがバンドルされ、4つの連続したTTIは1つのサブキャリアに属する。本発明の実施形態における方法では、サブフレームオフセット後のキャリアの間で、より多くの連続したアップリンクタイムスロットおよび連続したダウンリンクタイムスロットが存在する。従って、クロスキャリアTTIバンドリングが実施されることができる。
図9は、本発明の実施形態3によるサブフレームオフセットをベースとするキャリアアグリゲーション方法のフローチャートである。この実施形態は、実施形態1および実施形態2に基づいて実施される。図9に示されるように、この実施形態における方法は以下のステップを含んでよい。
ステップ301:基地局は、2次成分キャリアを追加することを決定する。
ステップ302:基地局は、2次成分キャリアのサブフレームをオフセットすることを決定し、1次成分キャリアに対する2次成分キャリアのサブフレームオフセット量を、1次成分キャリアのサブフレーム比および2次成分キャリアのサブフレーム比に従って決定し、ただしサブフレームオフセット量はN個のサブフレームの大きさであり、サブフレームオフセット量は2次成分キャリアのサブフレーム比の期間の整数倍に等しくなく、Nは1以上の正の整数である。
ステップ303:基地局は、基地局のカバレージエリア内の第1のUEセット内の各UEに対して、2次成分キャリアを構成し、構成情報を第1のUEセット内の各UEに送り、構成情報は2次成分キャリアの周波数、2次成分キャリアのサブフレーム比、および2次成分キャリアのサブフレームオフセット量を含む。
ステップ301から303の特定の実装形態については、実施形態1の説明を参照されたい。ここでは詳細は再び述べられない。
ステップ304:基地局は第1のUEによってアクティブ化されたキャリアを決定し、第1のUEは第1のUEセット内の任意のUEである。
ステップ305:基地局は、アクティブ化されたキャリアから、バンドルされた送信のために用いられる少なくとも2つのキャリアのバンドルされたサブフレームを決定し、バンドルされたサブフレームは、バンドルされた送信のために用いられる少なくとも2つのキャリアの連続したサブフレームであり、バンドルされたサブフレームは同じデータを送信するために用いられる。
バンドルされた送信のために用いられる2つ以上のキャリアがあってよい。バンドルされた送信のために用いられる少なくとも2つのキャリアは、1次成分キャリアおよび2次成分キャリアでよく、または2次成分キャリアでよい。図10は、同じサブフレーム比を有するキャリアのサブフレームがオフセットされた後に得られるさらに別のサブフレームパターンである。図10に示されるようにキャリア1およびキャリア2の両方の比は、比2である。キャリア2のサブフレームがオフセットされる。キャリアに対してオフセットが行われた後、第1のUEは、キャリア1のサブフレーム2、3、7、および8でアップリンク送信を行い、キャリア2のサブフレーム4、5、9、および10でアップリンク送信を行ってよい。上記の説明から第1のUEは、連続したサブフレーム2、3、4、および5でアップリンクデータを送信し、連続したサブフレーム7、8、9、および10でアップリンクデータを送信してよいことが理解されてよい。従ってTTIバンドリングを用いて、キャリア1のアップリンクサブフレーム2および3は、キャリア2のアップリンクサブフレーム4および5とバンドルされてよく、キャリア1のアップリンクサブフレーム7および8は、キャリア2のアップリンクサブフレーム9および10とバンドルされてよい。
ステップ306:基地局は、第1のUEがバンドルされた送信の構成情報に従ってバンドルされた送信を行うように、バンドルされた送信の構成情報を第1のUEに送り、バンドルされた送信の構成情報は、バンドルされた送信のために用いられる少なくとも2つのキャリア、バンドルされた送信のために用いられる少なくとも2つのキャリア内にありおよびバンドルされた送信で用いられるリソースブロック、バンドルされたサブフレームのシーケンス番号、およびバンドルされた送信のスケジューリング方式を含む。
バンドルされたサブフレームを決定した後、基地局はバンドルされた送信の構成情報を第1のUEに送る。基地局はバンドルされた送信の構成情報を、1次成分キャリアを用いて送ってよく、またはバンドルされた送信の構成情報を、2次成分キャリアを用いて送ってよい。あるいは基地局は、バンドルされた送信の構成情報を、1次成分キャリアおよび2次成分キャリアの両方を用いて送ってよい。バンドルされた送信の構成情報は、バンドルされた送信のために用いられる少なくとも2つのキャリア、バンドルされた送信のために用いられる少なくとも2つのキャリア内の、バンドルされた送信で用いられるリソースブロック(Resource Block、略してRB)、バンドルされたサブフレームのシーケンス番号、およびバンドルされた送信のスケジューリング方式を含む。バンドルされた送信に用いられる各キャリアは、複数のリソースブロックを含む。いくつかのリソースブロックはバンドルされた送信に用いられ、いくつかのリソースブロックはバンドルされた送信に用いられない。従って基地局はさらに、バンドルされた送信に用いられるリソースブロックを第1のUEに通知する必要がある。スケジューリング方式は、動的スケジューリング、および半永続的スケジューリング(Semi−Persistent Scheduling、略してSPS)を含む。
この実施形態においてクロスキャリア半永続的スケジューリング時に、基地局は、半永続的スケジューリングのスケジューリング情報を、キャリアアグリゲーション内の1つのキャリアを用いて示してよい。スケジューリング情報は、通常1次成分キャリアによって示され、もちろん2次成分キャリアによって示されてよい。あるいは半永続的スケジューリングのスケジューリング情報は常に、異なるキャリアによって示されてよい。スケジューリング情報が示された後、半永続的スケジューリング期間全体において基地局によって用いられる送信リソースが決定され、送信リソースは、半永続的スケジューリング期間が終わる、またはリソースが動的スケジューリングにおいて再割り当てされるまで、異なるキャリアに別々に属してよい。
この実施形態において、クロスキャリア半永続的スケジューリング時に、クロスキャリア周波数ホッピングを用いて、時間におけるダイバーシティ利得がさらに得られてよい。クロスキャリア半永続的スケジューリングのプロセスにおいて、基地局は第1のUEに指示して、異なるキャリア上の異なる周波数ホッピングモードを構成させてよい。あるいは周波数ホッピングは、いくつかのキャリアに対して用いられ、いくつかのキャリアに対して用いられなくてよい。
図11は、本発明の実施形態4による基地局の概略構造図である。図11に示されるように、この実施形態においてもたらされる基地局は、決定モジュール11、構成モジュール12、および送信モジュール13を含んでよい。
決定モジュール11は、2次成分キャリアを追加することを決定するように構成される。決定モジュール11は、2次成分キャリアのサブフレームをオフセットすることを決定し、1次成分キャリアに対する2次成分キャリアのサブフレームオフセット量を、1次成分キャリアのサブフレーム比および2次成分キャリアのサブフレーム比に従って決定するようにさらに構成される。サブフレームオフセット量はN個のサブフレームの大きさであり、サブフレームオフセット量は2次成分キャリアのサブフレーム比の期間の整数倍に等しくなく、Nは1以上の正の整数である。構成モジュール12は、基地局のカバレージエリア内の第1のUEセット内の各UEに対する2次成分キャリアを構成するように構成される。送信モジュール13は、構成情報を第1のUEセット内の各UEに送るように構成され、構成情報は、2次成分キャリアの周波数、2次成分キャリアのサブフレーム比、および2次成分キャリアのサブフレームオフセット量を含む。
任意選択で送信モジュール13は、構成モジュール12が基地局のカバレージエリア内の第1のUEセット内の各UEに対する2次成分キャリアを構成する前に、2次成分キャリアを用いて、基地局のカバレージエリア内のすべてのUEに、2次成分キャリアの周波数、サブフレーム比、およびサブフレームオフセット量をブロードキャストするようにさらに構成される。決定モジュール11は、予め設定された選択条件に従ってUEのすべてから第2のUEセットを決定するようにさらに構成される。送信モジュール13は、第2のUEセット内の各UEに測定命令を送るようにさらに構成され、測定命令は、第2のUEセット内の各UEに指示して、2次成分キャリアを測定するために用いられる。それに対応して基地局は、2次成分キャリアに関したおよび第2のUEセット内の各UEによって返された測定結果を受信するように構成された受信モジュールをさらに含む。決定モジュールは、2次成分キャリアに関する、第2のUEセット内の各UEによって返された測定結果に従って、第2のUEセットから、その測定結果が予め設定された条件を満たすUEを決定し、その測定結果が予め設定された条件を満たすUEを用いて第1のUEセットを形成するようにさらに構成される。
任意選択で、2次成分キャリアのサブフレームオフセット量は、1次成分キャリアの別の2次成分キャリアのサブフレームオフセット量と同じである。
任意選択で、2次成分キャリアのサブフレームオフセット量は、1次成分キャリアの別の2次成分キャリアのサブフレームオフセット量とは異なる。
任意選択で、2次成分キャリアのサブフレーム比は、1次成分キャリアのサブフレーム比、および1次成分キャリアの別の2次成分キャリアのサブフレーム比と同じである。
任意選択で、2次成分キャリアのサブフレーム比は、1次成分キャリアのサブフレーム比、および1次成分キャリアの別の2次成分キャリアのサブフレーム比とは異なる。
この実施形態での基地局は、実施形態1においてもたらされる方法を行うように構成されてよい。特定の実装形態およびその技術的効果は同様であり、ここでは詳細は述べられない。
本発明の実施形態5は、基地局をもたらす。図12は、本発明の実施形態5による基地局の概略構造図である。図12に示されるように、図11に示される基地局に基づいてこの実施形態での基地局は、ハンドオーバモジュール14および受信モジュール15をさらに含む。それに対応して、実施形態4での基地局に基づいてこの実施形態での基地局は、以下の機能をさらに有する。
決定モジュール11は、アップリンクトラフィック量および/またはダウンリンクトラフィック量に従って、2次成分キャリアのサブフレームオフセット量を調整することを決定し、2次成分キャリアが調整されることによるサブフレームオフセット量を決定するようにさらに構成される。
送信モジュール13は、第1のUEセット内の各UEに2次成分キャリアに対する構成削除命令を送るようにさらに構成される。構成削除命令は、第1のUEセット内の各UEに指示して、2次成分キャリアの構成を削除するために用いられる。
ハンドオーバモジュール14は、第3のUEセット内にある、2次成分キャリアにキャンプオンするUEを別のキャリアにハンドオーバするように構成され、第3のUEセット内のUEは、2次成分キャリアを1次成分キャリアとして用いるUEである。
構成モジュール12は、2次成分キャリアが調整されることによるサブフレームオフセット量に従って、第1のUEセット内の各UEに対する2次成分キャリアを再構成するようにさらに構成される。
送信モジュール13は、更新されたキャリア情報を、第1のUEセット内の各UEおよび第3のUEセット内の各UEに送るようにさらに構成される。更新されたキャリア情報は、2次成分キャリアの周波数、2次成分キャリアのサブフレーム比、および2次成分キャリアが調整されることによるサブフレームオフセット量を含む。
受信モジュール15は、2次成分キャリアに関する、第3のUEセット内の各UEによって送られた測定結果を受信するように構成される。2次成分キャリアに関する測定結果は、更新されたキャリア情報に従って測定を行うことによって、第3のUEセット内の各UEによって得られる。
ハンドオーバモジュール14は、2次成分キャリアに関する、第3のUEセット内の各UEによって送られた測定結果に従って、第3のUEセット内の各UEを、別のキャリアから2次成分キャリアにハンドオーバするかどうかを決定し、第3のUEセット内にある、2次成分キャリアにハンドオーバされる必要があるUEをハンドオーバするようにさらに構成される。
この実施形態での基地局は、実施形態2においてもたらされる方法を行うように構成されてよい。特定の実装形態およびその技術的効果は同様であり、ここでは詳細は述べられない。
本発明の実施形態6は、基地局をもたらす。基地局の構造については、図11または図12を参照されたい。実施形態4および実施形態5での基地局に基づいて、この実施形態での基地局は、以下の機能をさらに有する。
決定モジュール11は、第1のUEによってアクティブ化されたキャリアを決定し、第1のUEは第1のUEセット内の任意のUEであり、およびアクティブ化されたキャリアから、バンドルされた送信のために用いられる少なくとも2つのキャリアのバンドルされたサブフレームを決定するようにさらに構成される。バンドルされたサブフレームは、バンドルされた送信のために用いられる少なくとも2つのキャリアの連続したサブフレームであり、バンドルされたサブフレームは同じデータを送信するために用いられる。
送信モジュール13は、第1のUEがバンドルされた送信の構成情報に従ってバンドルされた送信を行うように、バンドルされた送信の構成情報を第1のUEに送るようにさらに構成される。バンドルされた送信の構成情報は、バンドルされた送信のために用いられる少なくとも2つのキャリア、バンドルされた送信のために用いられる少なくとも2つのキャリア内の、バンドルされた送信で用いられるリソースブロック、バンドルされたサブフレームのシーケンス番号、およびバンドルされた送信のスケジューリング方式を含む。
この実施形態での基地局は、実施形態3においてもたらされる方法を行うように構成されてよい。特定の実装形態およびその技術的効果は同様であり、ここでは詳細は述べられない。
図13は、本発明の実施形態7による基地局の概略構造図である。図13に示されるようにこの実施形態においてもたらされる基地局200は、プロセッサ21、メモリ22、送信機23、および受信機24を含む。メモリ22、送信機23、および受信機24は、システムバスを用いてプロセッサ21に接続されそれと通信する。メモリ23は、コンピュータプログラムを記憶するように構成される。プロセッサ21は、以下の方法を行うためにコンピュータプログラムを実行するように構成される。
プロセッサ21は、2次成分キャリアを追加することを決定すること、2次成分キャリアのサブフレームをオフセットすることを決定すること、1次成分キャリアに対する2次成分キャリアのサブフレームオフセット量を、1次成分キャリアのサブフレーム比および2次成分キャリアのサブフレーム比に従って決定することであって、サブフレームオフセット量はN個のサブフレームの大きさであり、サブフレームオフセット量は2次成分キャリアのサブフレーム比の期間の整数倍に等しくなく、Nは1以上の正の整数である、決定すること、および基地局のカバレージエリア内の第1のユーザ機器UEセット内の各UEに対する2次成分キャリアを構成することを行うように構成される。
送信機23は、構成情報を第1のUEセット内の各UEに送るように構成され、構成情報は、2次成分キャリアの周波数、2次成分キャリアのサブフレーム比、および2次成分キャリアのサブフレームオフセット量を含む。
任意選択でプロセッサ21は、アップリンクトラフィック量および/またはダウンリンクトラフィック量に従って、2次成分キャリアのサブフレームオフセット量を調整することを決定すること、および2次成分キャリアが調整されることによるサブフレームオフセット量を決定することを行うようにさらに構成される。それに対応して送信機23は、2次成分キャリアに対する構成削除命令を、第1のUEセット内の各UEに送ることであって、構成削除命令は、第1のUEセット内の各UEに指示して、2次成分キャリアの構成を削除するために用いられる、送ること、第3のUEセット内にある、2次成分キャリアにキャンプオンするUEを別のキャリアにハンドオーバすることであって、第3のUEセット内のUEは、2次成分キャリアを1次成分キャリアとして用いるUEである、ハンドオーバすること、および次いで2次成分キャリアが調整されることによるサブフレームオフセット量に従って、第1のUEセット内の各UEに対する2次成分キャリアを再構成することを行うようにさらに構成される。送信機23は、更新されたキャリア情報を第1のUEセット内の各UEおよび第3のUEセット内の各UEに送るようにさらに構成され、更新されたキャリア情報は、2次成分キャリアの周波数、2次成分キャリアのサブフレーム比、および2次成分キャリアが調整されることによるサブフレームオフセット量を含む。受信機24は、2次成分キャリアに関したおよび第3のUEセット内の各UEによって送られた測定結果を受信するようにさらに構成され、2次成分キャリアに関する測定結果は、更新されたキャリア情報に従って測定を行うことによって第3のUEセット内の各UEによって得られる。プロセッサ21は、2次成分キャリアに関する、第3のUEセット内の各UEによって送られた測定結果に従って、第3のUEセット内の各UEを、別のキャリアから2次成分キャリアにハンドオーバするかどうかを決定し、第3のUEセット内にありおよび2次成分キャリアにハンドオーバされる必要があるUEをハンドオーバするようにさらに構成される。
任意選択でプロセッサ21は、第1のUEによってアクティブ化されたキャリアを決定することであって、第1のUEは第1のUEセット内の任意のUEである、決定すること、およびアクティブ化されたキャリアから、バンドルされた送信のために用いられる少なくとも2つのキャリアのバンドルされたサブフレームを決定することを行うようにさらに構成され、バンドルされたサブフレームは、バンドルされた送信のために用いられる少なくとも2つのキャリアの連続したサブフレームであり、バンドルされたサブフレームは同じデータを送信するために用いられる。それに対応して送信機23は、第1のUEがバンドルされた送信の構成情報に従ってバンドルされた送信を行うように、バンドルされた送信の構成情報を第1のUEに送るようにさらに構成される。バンドルされた送信の構成情報は、バンドルされた送信のために用いられる少なくとも2つのキャリア、バンドルされた送信のために用いられる少なくとも2つのキャリア内にありおよびバンドルされた送信で用いられるリソースブロック、バンドルされたサブフレームのシーケンス番号、およびバンドルされた送信のスケジューリング方式を含む。
任意選択で、基地局のカバレージエリア内の第1のUEセット内の各UEに対する2次成分キャリアを構成する前に、プロセッサ21は、2次成分キャリアを用いて、基地局のカバレージエリア内のすべてのUEに、2次成分キャリアの周波数、サブフレーム比、およびサブフレームオフセット量をブロードキャストすること、予め設定された選択条件に従ってUEのすべてから第2のUEセットを決定すること、および第2のUEセット内の各UEに測定命令を送ることを行うようにさらに構成される。測定命令は、第2のUEセット内の各UEに指示して、2次成分キャリアを測定するために用いられる。それに対応して受信機24は、2次成分キャリアに関したおよび第2のUEセット内の各UEによって返された測定結果を受信するように構成される。プロセッサ21は、2次成分キャリアに関する、第2のUEセット内の各UEによって返された測定結果に従って、第2のUEセットから、その測定結果が予め設定された条件を満たすUEを決定し、その測定結果が予め設定された条件を満たすUEを用いて第1のUEセットを形成するようにさらに構成される。
任意選択で、2次成分キャリアのサブフレームオフセット量は、1次成分キャリアの別の2次成分キャリアのサブフレームオフセット量と同じである。
任意選択で、2次成分キャリアのサブフレームオフセット量は、1次成分キャリアの別の2次成分キャリアのサブフレームオフセット量とは異なる。
任意選択で、2次成分キャリアのサブフレーム比は、1次成分キャリアのサブフレーム比、および1次成分キャリアの別の2次成分キャリアのサブフレーム比と同じである。
任意選択で、2次成分キャリアのサブフレーム比は、1次成分キャリアのサブフレーム比、および1次成分キャリアの別の2次成分キャリアのサブフレーム比とは異なる。
この実施形態での基地局は、実施形態1から実施形態3においてもたらされる方法を行うように構成されてよい。特定の実装形態およびその技術的効果は同様であり、ここでは詳細は述べられない。
当業者は、方法実施形態のステップのすべてまたはいくつかは、関連するハードウェアに指示するプログラムによって実装されてよいことを理解してよい。プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてよい。プログラムが稼働するとき、方法実施形態のステップが行われる。上記の記憶媒体は、ROM、RAM、磁気ディスク、または光ディスクなどのプログラムコードを記憶できる任意の媒体を含む。
最後に、上記の実施形態は単に本発明の技術的解決策を述べるためのものであるが、本発明を限定するためのものではないことが留意されるべきである。本発明は、上記の実施形態を参照して詳しく述べられたが、当業者は、本発明の実施形態の技術的解決策の範囲から逸脱せずに、上記の実施形態で述べられた技術的解決策に対してさらに変更を行う、またはそれらの技術的特徴のいくつかまたはすべてに対して等価な置き換えを行ってよいことを理解するべきである。

Claims (17)

  1. サブフレームオフセットをベースとするキャリアアグリゲーション方法であって、
    基地局によって、2次成分キャリアを追加することを決定するステップと、
    前記基地局によって、前記2次成分キャリアのサブフレームをオフセットすることを決定し、1次成分キャリアに対する前記2次成分キャリアのサブフレームオフセット量を、前記1次成分キャリアのサブフレーム比および前記2次成分キャリアのサブフレーム比に従って決定するステップであって、前記サブフレームオフセット量はN個のサブフレームの大きさであり、前記サブフレームオフセット量は前記2次成分キャリアの前記サブフレーム比の期間の整数倍に等しくなく、Nは1以上の正の整数である、該ステップと、
    前記基地局によって、前記基地局のカバレージエリア内の第1のユーザ機器UEセット内の各UEに対する前記2次成分キャリアを構成し、構成情報を前記第1のUEセット内の各UEに送るステップであって、前記構成情報は、前記2次成分キャリアの周波数、前記2次成分キャリアの前記サブフレーム比、および前記2次成分キャリアの前記サブフレームオフセット量を備える、該ステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記方法は、
    前記基地局によって、アップリンクトラフィック量および/またはダウンリンクトラフィック量に従って、前記2次成分キャリアの前記サブフレームオフセット量を調整することを決定するステップと、
    前記基地局によって、前記2次成分キャリアが調整されることによる前記サブフレームオフセット量を決定するステップと、
    前記基地局によって、前記2次成分キャリアに対する構成削除命令を、前記第1のUEセット内の各UEに送るステップであって、前記構成削除命令は、前記第1のUEセット内の各UEに指示して、前記2次成分キャリアの構成を削除するために用いられる、該ステップと、
    前記基地局によって、第3のUEセット内にありおよび前記2次成分キャリアにキャンプオンするUEを別のキャリアにハンドオーバするステップであって、前記第3のUEセット内の前記UEは、前記2次成分キャリアを1次成分キャリアとして用いるUEである、該ステップと、
    前記基地局によって、前記2次成分キャリアが調整されることによるサブフレームオフセット量に従って、前記第1のUEセット内の各UEに対する前記2次成分キャリアを再構成し、更新されたキャリア情報を前記第1のUEセット内の各UEおよび前記第3のUEセット内の各UEに送るステップであって、前記更新されたキャリア情報は、前記2次成分キャリアの前記周波数、前記2次成分キャリアの前記サブフレーム比、および前記2次成分キャリアが調整されることによる前記サブフレームオフセット量を備える、該ステップと、
    前記基地局によって、前記2次成分キャリアに関したおよび前記第3のUEセット内の各UEによって送られた測定結果を受信するステップであって、前記2次成分キャリアに関する前記測定結果は、前記更新されたキャリア情報に従って測定を行うことによって前記第3のUEセット内の各UEによって得られる、該ステップと、
    前記基地局によって、前記2次成分キャリアに関したおよび前記第3のUEセット内の各UEによって送られた前記測定結果に従って、前記第3のUEセット内の各UEを、前記別のキャリアから前記2次成分キャリアにハンドオーバするかどうかを決定し、前記第3のUEセット内にありおよび前記2次成分キャリアにハンドオーバされる必要があるUEをハンドオーバするステップと
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記方法は、
    前記基地局によって、第1のUEによってアクティブ化されたキャリアを決定するステップであって、前記第1のUEは前記第1のUEセット内の任意のUEである、ステップと、
    前記アクティブ化されたキャリアから前記基地局によって、バンドルされた送信のために用いられる少なくとも2つのキャリアのバンドルされたサブフレームを決定するステップであって、前記バンドルされたサブフレームは前記バンドルされた送信のために用いられる前記少なくとも2つのキャリアの連続したサブフレームであり、前記バンドルされたサブフレームは同じデータを送信するために用いられる、ステップと、
    前記基地局によって、前記第1のUEが前記バンドルされた送信の構成情報に従って前記バンドルされた送信を行うように、前記バンドルされた送信の前記構成情報を前記第1のUEに送るステップであって、前記バンドルされた送信の前記構成情報は、前記バンドルされた送信のために用いられる前記少なくとも2つのキャリア、前記バンドルされた送信のために用いられる前記少なくとも2つのキャリア内にありおよび前記バンドルされた送信で用いられるリソースブロック、前記バンドルされたサブフレームのシーケンス番号、および前記バンドルされた送信のスケジューリング方式を備える、該ステップと
    をさらに含むことを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記基地局によって、前記基地局のカバレージエリア内の第1のユーザ機器UEセット内の各UEに対する前記2次成分キャリアを構成する前記ステップの前に、前記方法は、
    前記基地局によって、前記2次成分キャリアを用いて、前記基地局の前記カバレージエリア内のすべてのUEに、前記2次成分キャリアの前記周波数、前記サブフレーム比、および前記サブフレームオフセット量をブロードキャストするステップと、
    前記基地局によって、予め設定された選択条件に従って前記UEのすべてから第2のUEセットを決定し、前記第2のUEセット内の各UEに測定命令を送るステップであって、前記測定命令は、前記第2のUEセット内の各UEに指示して、前記2次成分キャリアを測定するために用いられる、ステップと、
    前記基地局によって、前記2次成分キャリアに関したおよび前記第2のUEセット内の各UEによって返された測定結果を受信するステップと、
    前記基地局によって、前記2次成分キャリアに関したおよび前記第2のUEセット内の各UEによって返された前記測定結果に従って、前記第2のUEセットから、その測定結果が予め設定された条件を満たすUEを決定し、その測定結果が前記予め設定された条件を満たす前記UEを用いて前記第1のUEセットを形成するステップと
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記2次成分キャリアの前記サブフレームオフセット量は、前記1次成分キャリアの別の2次成分キャリアのサブフレームオフセット量と同じであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記2次成分キャリアの前記サブフレームオフセット量は、前記1次成分キャリアの別の2次成分キャリアのサブフレームオフセット量とは異なることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 前記2次成分キャリアの前記サブフレーム比は、前記1次成分キャリアの前記サブフレーム比、および前記1次成分キャリアの別の2次成分キャリアのサブフレーム比と同じであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 前記2次成分キャリアの前記サブフレーム比は、前記1次成分キャリアの前記サブフレーム比、および前記1次成分キャリアの別の2次成分キャリアのサブフレーム比とは異なることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 基地局であって、
    決定モジュールであって、2次成分キャリアを追加することを決定するように構成され、
    前記2次成分キャリアのサブフレームをオフセットすることを決定し、1次成分キャリアに対する前記2次成分キャリアのサブフレームオフセット量を、前記1次成分キャリアのサブフレーム比および前記2次成分キャリアのサブフレーム比に従って決定するようにさらに構成され、前記サブフレームオフセット量はN個のサブフレームの大きさであり、前記サブフレームオフセット量は前記2次成分キャリアの前記サブフレーム比の期間の整数倍に等しくなく、Nは1以上の正の整数である、該決定モジュールと、
    前記基地局のカバレージエリア内の第1のユーザ機器UEセット内の各UEに対する前記2次成分キャリアを構成するように構成された構成モジュールと、
    構成情報を前記第1のUEセット内の各UEに送るように構成された送信モジュールであって、前記構成情報は、前記2次成分キャリアの周波数、前記2次成分キャリアの前記サブフレーム比、および前記2次成分キャリアの前記サブフレームオフセット量を備える、該送信モジュールと
    を備えたことを特徴とする基地局。
  10. 前記決定モジュールは、
    アップリンクトラフィック量および/またはダウンリンクトラフィック量に従って、前記2次成分キャリアの前記サブフレームオフセット量を調整することを決定し、
    前記2次成分キャリアが調整されることによるサブフレームオフセット量を決定する
    ようにさらに構成され、
    前記送信モジュールは、前記2次成分キャリアに対する構成削除命令を、前記第1のUEセット内の各UEに送るようにさらに構成され、前記構成削除命令は、前記第1のUEセット内の各UEに指示して、前記2次成分キャリアの構成を削除するために用いられ、
    前記基地局は、第3のUEセット内にありおよび前記2次成分キャリアにキャンプオンするUEを別のキャリアにハンドオーバするように構成されたハンドオーバモジュールをさらに備え、前記第3のUEセット内の前記UEは、前記2次成分キャリアを1次成分キャリアとして用いるUEであり、
    前記構成モジュールは、前記2次成分キャリアが調整されることによる前記サブフレームオフセット量に従って、前記第1のUEセット内の各UEに対する前記2次成分キャリアを再構成するようにさらに構成され、
    前記送信モジュールは、更新されたキャリア情報を前記第1のUEセット内の各UEおよび前記第3のUEセット内の各UEに送るようにさらに構成され、前記更新されたキャリア情報は、前記2次成分キャリアの前記周波数、前記2次成分キャリアの前記サブフレーム比、および前記2次成分キャリアが調整されることによる前記サブフレームオフセット量を備え、
    前記基地局は、前記2次成分キャリアに関したおよび前記第3のUEセット内の各UEによって送られた測定結果を受信するように構成された受信モジュールをさらに備え、前記2次成分キャリアに関する前記測定結果は、前記更新されたキャリア情報に従って測定を行うことによって前記第3のUEセット内の各UEによって得られ、
    前記ハンドオーバモジュールは、前記2次成分キャリアに関したおよび前記第3のUEセット内の各UEによって送られた前記測定結果に従って、前記第3のUEセット内の各UEを、前記別のキャリアから前記2次成分キャリアにハンドオーバするかどうかを決定し、前記第3のUEセット内にありおよび前記2次成分キャリアにハンドオーバされる必要があるUEをハンドオーバするようにさらに構成されたことを特徴とする請求項9に記載の基地局。
  11. 前記決定モジュールは、
    第1のUEによってアクティブ化されたキャリアを決定することであって、前記第1のUEは前記第1のUEセット内の任意のUEである、決定すること、および
    前記アクティブ化されたキャリアから、バンドルされた送信のために用いられる少なくとも2つのキャリアのバンドルされたサブフレームを決定することであって、前記バンドルされたサブフレームは前記バンドルされた送信のために用いられる前記少なくとも2つのキャリアの連続したサブフレームであり、前記バンドルされたサブフレームは同じデータを送信するために用いられる、該決定すること
    を行うようにさらに構成され、
    前記送信モジュールは、前記第1のUEが前記バンドルされた送信の構成情報に従って前記バンドルされた送信を行うように、前記バンドルされた送信の前記構成情報を前記第1のUEに送るようにさらに構成され、前記バンドルされた送信の前記構成情報は、前記バンドルされた送信のために用いられる前記少なくとも2つのキャリア、前記バンドルされた送信のために用いられる前記少なくとも2つのキャリア内にありおよび前記バンドルされた送信で用いられるリソースブロック、前記バンドルされたサブフレームのシーケンス番号、および前記バンドルされた送信のスケジューリング方式を備えたことを特徴とする請求項9または10に記載の基地局。
  12. 前記送信モジュールは、
    前記構成モジュールが、前記基地局の前記カバレージエリア内の前記第1のUEセット内の各UEに対する前記2次成分キャリアを構成する前に、前記2次成分キャリアを用いて、前記基地局の前記カバレージエリア内のすべてのUEに、前記2次成分キャリアの前記周波数、前記サブフレーム比、および前記サブフレームオフセット量をブロードキャストする
    ようにさらに構成され、
    前記決定モジュールは、予め設定された選択条件に従って前記UEのすべてから第2のUEセットを決定するようにさらに構成され、
    前記送信モジュールは、前記第2のUEセット内の各UEに測定命令を送るようにさらに構成され、前記測定命令は、前記第2のUEセット内の各UEに指示して、前記2次成分キャリアを測定するために用いられ、
    前記基地局は、
    前記2次成分キャリアに関したおよび前記第2のUEセット内の各UEによって返された測定結果を受信するように構成された受信モジュールをさらに備え、
    前記決定モジュールは、前記2次成分キャリアに関したおよび前記第2のUEセット内の各UEによって返された前記測定結果に従って、前記第2のUEセットから、その測定結果が予め設定された条件を満たすUEを決定し、その測定結果が前記予め設定された条件を満たす前記UEを用いて前記第1のUEセットを形成するようにさらに構成されたことを特徴とする請求項9に記載の基地局。
  13. 前記2次成分キャリアの前記サブフレームオフセット量は、前記1次成分キャリアの別の2次成分キャリアのサブフレームオフセット量と同じであることを特徴とする請求項9に記載の基地局。
  14. 前記2次成分キャリアの前記サブフレームオフセット量は、前記1次成分キャリアの別の2次成分キャリアのサブフレームオフセット量とは異なることを特徴とする請求項9に記載の基地局。
  15. 前記2次成分キャリアの前記サブフレーム比は、前記1次成分キャリアの前記サブフレーム比、および前記1次成分キャリアの別の2次成分キャリアのサブフレーム比と同じであることを特徴とする請求項9に記載の基地局。
  16. 前記2次成分キャリアの前記サブフレーム比は、前記1次成分キャリアの前記サブフレーム比、および前記1次成分キャリアの別の2次成分キャリアのサブフレーム比とは異なることを特徴とする請求項9に記載の基地局。
  17. コンピュータに請求項1ないし8のいずれかに記載の方法を実行させるプログラムを有するコンピュータ可読記憶媒体。
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