JP6462984B2 - ロボットアーム、及びロボットアームの制御方法 - Google Patents

ロボットアーム、及びロボットアームの制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、ロボットアームの動作の基準となる、ロボットアームの原点を設定する原点設定方法、及びロボットアームの原点を復帰する原点復帰方法に関する。
一般に、生産装置に組込まれるロボットアームは、その各関節がモータにより回転駆動されることで所定の動作を実行している。その所定の動作を実行するために、動作に対応した教示点座標が、動作の基準となる原点に対して設定されている。ロボットアームの原点は、例えば、ロボットアームの動作中にアームが周辺に配置されている機器に接触した場合や、ロボットアームによる作業が長時間に亘る場合等には、ずれる可能性がある。ロボットアームの原点がずれると、例えば、ハンドでワークを把持するといった、生産作業に必要な動作を行うことができなくなる。そのため、そのような場合には原点を設定することが必要となる。
従来、ロボットアームの原点を設定する手法として、レーザ光を用いたものがある(特許文献1参照)。この特許文献1のものは、原点を設定する際、ロボットアームのツール取付回転アーム部にレーザ光を発光する発光装置を取付け、搖動アーム部分に配置された受光部に向けてレーザ光を照射する。そして、受光部の出力信号に基づいてロボットアームの姿勢を調整しつつ原点を設定している。
また、ロボットアームの原点を設定する手法として、治具を用いたものもある(特許文献2参照)。この特許文献2のものは、原点を設定する際、ロボットアームのハンド部分に基準姿勢用の治具を取付け、その治具を用いてロボットアームを基準姿勢にし、その姿勢に基づいて原点を設定している。
特開2011−218523号公報 特開2006−321046号公報
ところで、一般にロボットアームの原点がずれた場合には、コンピュータがロボットアームに動作指令を出力しても、原点がずれているため、その動作もずれてしまう。そのため、上記特許文献1,2のものにあって原点がずれた場合には、原点を設定するための発光装置や治具を、ロボットアームを自動的に制御することで当該ロボットアームによって取りに行くことができない。従って、これら特許文献1,2のものにあって原点の設定を行う際には、作業者による手動での発光装置や治具などの取り付け作業が必要となる。そこで、原点の設定に伴う手動による作業を無くして生産作業の効率の向上を図るためには、作業者による作業を要せずに、原点の設定を自動化することが好ましい。それには、原点の設定の際に用いるセンサ等が、作業者による取り付け作業を要しないように、予めロボットアームに内蔵しておくことが考えられる。
しかしながら、ロボットアームにセンサ等を内蔵する場合は、そのロボットアームの制御性を低下させないように、センサ等が軽量であることが好ましい。また、例えば生産ラインに多数のロボットアームを配設し、それらロボットアームにセンサ等を内蔵する場合には、外付けとなる発光装置や治具などのように、1台の装置を多数のロボットに使い回すことができない。さらに、ロボットアームには複数の関節があり、それら関節のそれぞれで原点を設定することを考慮すると、内蔵するセンサ等の数が多数となる。そのため、センサ等は安価であることが好ましい。よって、センサ等は、軽量で安価な、簡易なものであるのが望ましい。
しかし、特にロボットアームの根本側の関節の原点の精度が良好でないと、ハンド部分での位置精度が良好ではなくなるという問題がある。そのため、ロボットアームに内蔵させるセンサ等を簡易なものとするものでありながら、そのような簡易なセンサ等を用いたとしても、原点の設定の精度を良好なものとしたいという要望があった。
そこで本発明は、簡易な信号発信手段及び信号受信手段をロボットアームに内蔵して原点設定の自動化を図り、且つ原点設定の精度を良好にすることが可能なロボットアームの原点設定方法、及びロボットアームの原点復帰方法を提供することを目的とする。
本発明は、関節を介して回転自在に接続された第1フレームと第2フレームと、を有する垂直多関節型のロボットアームであって、前記ロボットアームの動作を制御する制御部と、前記第1フレームに設けられ、前記第2フレームを前記第1フレームに対して相対的に回転駆動させる回転駆動手段と、前記第1フレームに設けられ、前記第2フレームの前記第1フレームに対する回転角を取得する回転角取得手段と、前記関節により接続された前記第1フレームと前記第2フレームとのうち一方の内部に設けられ、光を発光する発光手段と、前記関節により接続された前記第1フレームと前記第2フレームとのうち他方の内部に設けられ、前記発光手段からの前記光を受光する受光手段と、を備え、前記第1フレームと前記第2フレームには、孔がそれぞれ設けられており、前記制御部は、前記回転駆動手段により前記第2フレームを、前記第1フレームに対して所定の一方向に相対的に回転させ、前記発光手段と前記受光手段とが対向すると、前記発光手段からの前記光がそれぞれの前記孔を通過し、前記受光手段へ直接照射され、前記制御部は、前記第2フレームを前記所定の一方向に回転させた際に得られた前記受光手段の検出結果を基に、前記ロボットアームの動作の原点を設定する、ことを特徴とするロボットアームである。
また、本発明は、関節を介し回転自在に接続された第1フレームと第2フレームと、を有する垂直多関節型のロボットアームの制御方法であって、前記ロボットアームは、前記ロボットアームの動作を制御する制御部と、前記第1フレームに設けられ、前記第2フレームを前記第1フレームに対して相対的に回転駆動させる回転駆動手段と、前記第1フレームに設けられ、前記第2フレームの前記第1フレームに対する回転角を取得する回転角取得手段と、前記関節により接続された前記第1フレームと前記第2フレームとのうち一方の内部に設けられ、光を発光する発光手段と、前記関節により接続された前記第1フレームと前記第2フレームとのうち他方の内部に設けられ、前記発光手段からの前記光を受光する受光手段と、を備え、前記第1フレームと前記第2フレームには、孔がそれぞれ設けられており、前記発光手段と前記受光手段とが対向すると、前記発光手段からの前記光がそれぞれの前記孔を通過し、前記受光手段へ直接照射され、前記制御部は、前記第2フレームを前記第1フレームに対して所定の一方向に相対的に回転駆動させる回転駆動工程と、前記回転駆動工程において、前記第2フレームの前記第1フレームに対する回転角を取得する回転角取得工程と、前記回転駆動工程において、前記発光手段から前記受光手段へ前記光を照射する照射工程と、前記照射工程において、前記受光手段により、前記光を検出する検出工程と、前記検出工程の検出結果から、前記ロボットアームの動作の原点を設定する原点設定工程と、を実行する、ことを特徴とするロボットアームの制御方法である。
本発明によると、第1フレームと第2フレームとの一方に信号発信手段が設けられ、他方に信号受信手段が設けられ、つまり信号発信手段及び信号受信手段はロボットアームに内蔵されている。これにより、原点の設定を、制御部により、自動化して行うことが可能となる。そして、制御部が、信号受信手段から出力される信号の強度が閾値となる2つの角度に基づいて原点を設定する。このように、2つの角度に基づいて原点を設定するので、精度のよい原点の設定が可能となると共に、簡易な信号発信手段及び信号受信手段で原点を設定することが可能となる。
本発明の実施の形態1に係るロボット装置を示す図である。 ロボットアームの関節部の断面図である。 本発明の実施の形態1に係る制御ブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る出力電圧と関節角度との関係を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るレーザ光の照射面と原点孔との関係を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る原点復帰のフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る原点復帰のフローチャートである。 本発明の実施の形態3に係る原点復帰のフローチャートである。
以下、図面に基づき、本発明の実施の形態1について説明する。ロボット装置100は、図1に示すように、作業台112に据え付けられた6自由度を有する垂直多関節型のロボットアーム101と、ロボットアーム101の動作を制御する制御ボックス113と、から構成されている。尚、ロボットアームの有する自由度は6つには限定されない。ロボットアーム101は、ベース部102(第1フレーム)と、ベース部102に回転自在に支持された旋回部103(第2フレーム)と、を備えている。旋回部103には、第1の軸間フレーム104が回転自在に支持されている。第1の軸間フレーム104には、第2の軸間フレーム105が回転自在に支持されている。第2の軸間フレーム105には、第3の軸間フレーム106が回転自在に支持されている。第3の軸間フレーム106には、第4の軸間フレーム107が回転自在に支持されている。第4の軸間フレーム107には、先端フレーム108が回転自在に支持されている。これらが、ロボットアーム101に設けられた6つの関節114,115,116,117,118,119で、それぞれ連結されている。先端フレーム108には、ハンド109が支持されており、ハンド109の内部には、不図示のトルクセンサが備えられている。制御ボックス113は、ロボットアーム101に動作指令を出力し、例えば、ハンド109でワーク110を把持してワークトレイ111から取り出し、所定の組み立て作業を行う。
つぎに、ロボットアーム101の関節について、関節114を例にとって説明する。ベース部102の内部には、図2に示すように、旋回部103を回転駆動させるためのモータ126と、モータ126の回転角度を取得するための回転角取得手段としてエンコーダ127が備えられている。モータ126の出力軸には、モータ126の回転を減速する減速機128が接続されている。減速機128の先には旋回部103に接続したシャフト123が備えられている。これら、モータ126と、エンコーダ127と、減速機128と、シャフト123と、から関節114が構成されている。モータ126の回転動作によって旋回部103がベース部102に対して相対回転するようになっている。ここでは、旋回部103とベース部102との間に介在する関節114について説明したが、他の関節115,116,117,118,119も、関節114の構成と同様な構成となっている。
つぎに、ベース部102に備えられる、信号を受信する信号受信手段と、旋回部103に備えられる、信号を発信する信号発信手段と、について説明する。ベース部102と旋回部103とには、シャフト123から半径Rだけ離れた位置に原点孔129と原点孔130と、が設けられている。原点孔130には信号発信手段としてLED発光素子124が設けられ、他方の原点孔129には信号受信手段として光センサ素子125が設けられている。LED発光素子124は、モータ126の回転に伴って、光センサ素子125と対向した位置にくるよう配置されている。ここで、LED発光素子124の換わりに、例えば、レーザなどの発光素子を用いてもよい。光センサ素子125は、受信する光の波長に対応したものを用いれば良い。また、上述した原点孔は、同様に、第1の軸間フレーム104と、第2の軸間フレーム105と、第3の軸間フレーム106と、第4の軸間フレーム107と、先端フレーム108と、に設けられている。そして、それら原点孔には、対となるように、上述したLED発光素子124と光センサ素子125と、が設けられている。
つぎに、ロボットアーム101の動作を制御する制御ボックス113(制御部)について説明する。制御ボックス113は、図3に示すように、演算処理を行うCPU201を備えている。CPU201には、バス205を介して、ROM202及びRAM203が接続されている。また、バス205には、インターフェイス204を介して、入力装置としてのキーボード206とマウス207が接続されている。また、インターフェイス204を介して、CPU201の演算結果を表示する表示装置として、モニタ140が接続されている。また、バス205には、モータ126を制御するモータ制御器208、エンコーダ127、LED発光素子124、光センサ素子125が接続されている。また、バス205には、ディスクアクセス装置212が接続されている。ディスクアクセス装置212は、記録媒体としてのディスクDにアクセス可能に構成されている。これらから、制御ボックス113が構成されている。ROM202には、例えば、組み立て手順プログラムやワークの形状データなどが格納されている。RAM203には、CPU201が演算作業を行うための作業領域が確保される。CPU201は、ディスクアクセス装置212を介して、プログラムが実行された結果をディスクDに書き込んだり、ディスクDに記録されているプログラムやデータを読み込んだりする。ディスクDに記録されているプログラムやデータ等は、コンピュータ読み取り可能となっている。
つぎに、旋回部103がベース部102に対して相対回転する際、光センサ素子125がLED発光素子から照射された光を受けて出力する出力電圧Vについて説明する。制御ボックス113は、図2に示すように、モータ制御器208を介して、モータ126を駆動することで旋回部103の回転を開始する。そして、制御ボックス113は、LED発光素子124から発光を開始する。発光された光は、原点孔129を通過し光センサ素子125で受光される。光センサ素子125は、受光した光の強度に比例した出力電圧Vを出力する。LED発光素子124から発信される光が、図5に示すように、原点孔129の外側を照射しているときには、照射面は、面302のようになっている。そのため、面302と原点孔129とは重なっておらず、光センサ素子125からの出力電圧Vはゼロとなっている。この状態から、モータ126により旋回部103が回転していくと、照射面が原点孔129に近づいていき、面303を境にして照射面と原点孔129が重なりはじめる。そして、ゼロでない出力電圧Vが出力しはじめる。このときの旋回部103の回転角は、図4に示すように、θに相当する。旋回部103が継続して回転すると、照射面と原点孔129との重なりは増加し、それに伴って出力電圧Vが増加していく。さらに回転すると、照射面は305のようになり、それは原点孔129内に含まれ、その後、面306となるまで、出力電圧Vは最大値Vmとなる。面305に対応する旋回部103の回転角がθに相当し、面306に対応する旋回部の回転角がθに相当する。その後、照射面は原点孔129から外れ、照射面が面308となったときに原点孔129と面308との重なりはなくなり、出力電圧Vがゼロとなる。このときの旋回部103の回転角はθに相当する。制御ボックス113は、光センサ素子125からの出力電圧Vがゼロとなった後、モータ126の回転を停止させると共に、LED発光素子124の発光を停止させる。
つづいて、制御ボックス113が、ロボットアームの原点を設定する原点設定方法を、関節114を例にして説明する。光センサ素子125からの出力電圧Vには、予め閾値として閾値Vsが設定されている。設定される閾値Vsは、ノイズと信号が分離されるような値から最大値Vmとの間の値であればよい。旋回部103の回転に伴って、光センサ素子125からの出力電圧Vが、図4に示すように、閾値Vsを超えたときに、旋回部103の回転角が、エンコーダ127によりθとして制御ボックス113に出力される。制御ボックス113は、回転角θを第1回転角θとして取得し、RAM203に記憶する(第1回転角取得工程)。同様に、閾値Vsを下回ったときの旋回部103の回転角が、エンコーダ127によりθとして出力される。制御ボックス113は、回転角θを第2回転角θとして取得し、RAM203に記憶する(第2回転角取得工程)。制御ボックス113は、RAM201に記憶されたθとθと、から中心値θを算出し(中心値算出工程)、算出したθを原点として設定し、RAM203に記憶させる(原点設定工程)。ここでは、関節114を例にして原点の設定方法を説明したが、制御ボックス113は、同様に、他の関節115,116,117,118,119,についても原点の設定を行う。
このように、LED発光素子124と光センサ素子125は、予めロボットアームに内蔵されている。そして、制御ボックス113が、光センサ素子125の出力電圧Vが閾値Vsとなる2つの角度に基づいてロボットアームの原点を設定する。そのため、原点の設定が、制御ボックス113により、自動で行われる。さらに、2つの角度に基づいて原点を設定するので、精度よく原点を設定することが可能となる。また、原点の設定に、LED発光素子や光センサ素子のような、軽量で安価なものを用いることができる。さらに、原点を設定する精度が良いので、原点の設定後は、ロボットアームによる生産作業の作業ミスが生じにくく、生産作業の作業効率が低下するのを防止できる。また、光センサ素子125から出力される出力電圧Vが経年劣化で低下しても、出力電圧Vが閾値Vsを超えていれば、精度の良い原点の設定を継続して行うことが可能である。また、光を用いて自動で原点を設定し、作業者の作業が不要なので、設定の作業に伴う発塵を抑えることができる。
つぎに、ロボットアーム101の原点を復帰する原点復帰方法を、図6に基づいて説明する。まず、ステップS11では、ロボットアーム101が動作を行っている最中に、制御ボックス113からの指令に基づいてロボットアーム101の動作が停止される。その後、ステップS12では、制御ボックス113は、原点がずれた可能性について判定を行う。判定を行うための条件は、ロボットアームに掛っている負荷の大きさである。ロボットアーム101の各部に設けたモータに流れる電流の値を検出する電流計や、ハンド109の内部に備えられた不図示のトルクセンサなどの負荷検出手段を用いて、ロボットアーム101に掛かる負荷の大きさが検出される。検出された負荷の大きさが予め設定した所定の負荷量以下と判別された場合は、原点がずれた可能性がないと判定され、ステップS13で、ロボットアーム101の動作を再開する。一方、負荷の大きさが予め設定した所定の負荷量を超えている場合は、原点がずれた可能性があると判定され、ステップS14で、原点のずれを検出する。ステップS14では、制御ボックス113は、ロボットアーム101の関節114から関節119までの6つの関節を、制御ボックス113に記録されている各々の原点に移動する。そして、関節原点に各関節が移動された状態で、LED発光素子124から光を照射する。制御ボックス113は、光が照射された光センサ素子125から出力される出力電圧Vが、ロボットアーム101の停止前に設定されていた関節原点での出力電圧Vと同じであれば、ずれ無しとしてステップS13の動作再開を行う。一方、出力電圧が異なれば、ずれ有りとして、ステップS15で前記原点設定方法により各関節の原点の設定を行う。これにより、作業中にずれたロボットアームの原点が、正しい値に復帰される。制御ボックス113は、ステップS15で原点の設定が完了すれば、ステップS13で動作を再開する。一方、関節の原点の設定の際に、光センサ素子125から出力される出力電圧Vが検出されない、もしくは閾値Vsより小さくなっている場合などは、ロボットアーム101が正常に動作していない可能性があり、設定を未完了とする。そのときは、ステップS16で、設定が未完了となった関節を選択する。そして、ステップS17で、選択された関節の表示を行う。なお、本実施の形態1では、ステップS14で原点のずれ検出を行ったが、原点のずれ検出を行わずに、ステップS15の原点の設定を行ってもよい。そのときは、ステップS12で、負荷の大きさが所定の負荷量を超えたと判別されれば、常にステップS15で原点の設定を行うこととする。
このように、ロボットアーム101に掛る負荷が所定の負荷量を超えたときに原点を復帰するようにした。そのため、ロボットアームが停止する毎に原点を復帰する必要がなく、ロボットアームによる生産作業の効率が低下するのを防ぐことができる。
次に、原点復帰方法の実施の形態2を、図7に基づいて説明するが、前記実施の形態1と重複する部分については、図に同一符号を付して説明を省略する。
ロボットアーム101による生産が開始される際には、ステップS21で、制御ボックス113に生産を開始するための信号が入力される。つぎに、制御ボックス113は、ステップS22で、原点のずれを検出する。原点のずれの検出は、上述した実施の形態1でのステップS14と同様に行う。ずれ無しの判断だった場合には、ステップS23へと移り、制御ボックス113は、ロボットアーム101に所定の動作を開始させ、作業を行わせる。そして、動作回数Nを、動作回数計数手段としてのカウンタによりN+1と増加し、計数する。作業が終了すると、ステップS26で、動作回数Nが予め設定した所定の動作回数Nmを超えたか判定する。Nmの値は、原点のずれが生じる可能性がある回数であり、例えば、3000時間程度に相当する動作回数である。また、Nmは、作業内容に応じて、原点の設定を行うのが好ましい回数に適宜に設定される。さて、ステップS26で、Nmを超えない場合(NOの場合)には、原点がずれた要因がないと判定して、ステップS27へうつる。ステップS27では、ひきつづき生産を継続するか或いは完了するか、生産確認の判断を行う。生産を継続する場合はステップS23に戻り、ロボットアーム101の作業を再開して継続する。生産を継続しない場合はステップS28にて生産を完了する。生産を完了する場合には、ロボットアーム101の6つの関節114,115,116,117,118,119をそれぞれの原点の位置に移動させ、ロボットアーム101を含めた生産装置全体を停止する。生産完了の前に、ステップS26で、動作回数Nが予め設定した所定の動作回数Nmを超えた場合(YESの場合)には、ステップS22へもどる。ステップS22で原点のずれが検出されない場合(ずれ無しの場合)には、ステップS23でロボットアーム101に所定の動作を開始させる。一方、原点のずれが検出された場合(ずれ有りの場合)には、ステップS24で、前記原点設定方法により関節の原点の設定を行い、原点を復帰する。設定が完了した後、ステップS25で、カウンタをゼロにリセットし、ステップS23でロボットアーム101に所定の動作を開始させる。なお、本実施の形態2では、ステップS22で原点のずれ検出を行ったが、この検出をしないで、ステップS24の原点設定を行ってもよい。すなわち、ロボットアーム101による生産を開始するとき、及び動作回数Nが所定の動作回数Nmを超えたときには、常に原点の設定を行うこととする。
このように、ロボットアーム101の動作回数に基づいて原点を復帰するようにした。そのため、ロボットアーム101の原点のずれを定期的に確認して復帰できる。それゆえ、ロボットアーム101による生産作業中の作業ミスが低下し、生産作業の効率の低下を防ぐことができる。
つづいて、原点復帰方法の実施の形態3を、図8に基づいて説明する。本実施の形態3は、前記実施の形態2において、カウンタなどの動作回数計数手段で動作回数を計数する換わりに、タイマなどの動作時間計時手段で動作時間を計時するものである。具体的には、図7のステップS25が図8のステップS35に換わり、ステップS23がステップS33に換わり、ステップS26がステップS36に換わったものである。すなわち、原点のずれ検出は、ロボットアームの動作時間Tが、予め設定した動作時間Tmを超えた場合に行う。上述したTmの値は、原点のずれが生じる可能性のある時間であり、例えば、3000時間である。そして、Tmは、作業内容に応じて、原点の設定を行うのが好ましい動作時間に適宜に設定される。前記実施の形態2と同様に、ステップS32で原点のずれ検出を行うが、この判定をしないでステップS34の原点設定を行ってもよい。すなわち、ロボットアーム101による生産を開始するとき、及び動作時間Tが所定の動作時間Tmを超えたときには、常に原点の設定を行うこととする。
このように、ロボットアーム101の動作時間に基づいて原点を復帰するようにした。そのため、ロボットアーム101の原点のずれを定期的に確認して復帰できる。それゆえ、ロボットアーム101による生産作業中の作業ミスが低下し、生産作業の効率の低下を防ぐことができる。
なお、本実施形態では、原点の設定を関節114を一例として説明したが、関節115,116,117,118,119についても同様に構成することで同様に原点の設定を行うことができる。この場合には、各関節に対してロボットアームの根本側となる旋回部や各フレームが第1フレームとなり、手先側となる各フレームが第2フレームということになる。
また、光を発信する光発信手段としてのLED発光素子124、光を受信する光受信手段としての光センサ素子125は逆の配置構成としてもよい。また、LEDのように光を用いるのではなく、磁気を用いてもよい。磁気を用いる場合は、磁気を発信する磁気発信手段として、例えばフェライトなどの磁石やコイルなどの電磁石を用いればよい。また、磁気を検出する磁気検出手段として、例えばピックアップコイルやホール素子などを用いればよい。磁気発信手段と磁気検出手段は、取り付け配置を逆の配置構成としてもよい。磁気を用いた場合には、光を用いた場合に比べ、塵や埃の影響を受けにくいため、長期に亘って安定した原点の設定が可能となる。それら以外にも、例えば、超音波、赤外線、紫外線、などを発信するものを信号発信手段としてもよい。
101 ロボットアーム
102 ベース部
103 旋回部
113 制御ボックス
114,115,116,117,118,119 関節
124 LED発光素子
125 光センサ素子
126 モータ
127 エンコーダ
129,130 原点孔
D ディスク
Vs 閾値
θ 第1回転角
θ 第2回転角
θ 中心値

Claims (12)

  1. 関節を介して回転自在に接続された第1フレームと第2フレームと、を有する垂直多関節型のロボットアームであって、
    前記ロボットアームの動作を制御する制御部と、
    前記第1フレームに設けられ、前記第2フレームを前記第1フレームに対して相対的に回転駆動させる回転駆動手段と、
    前記第1フレームに設けられ、前記第2フレームの前記第1フレームに対する回転角を取得する回転角取得手段と、
    前記関節により接続された前記第1フレームと前記第2フレームとのうち一方の内部に設けられ、光を発光する発光手段と、
    前記関節により接続された前記第1フレームと前記第2フレームとのうち他方の内部に設けられ、前記発光手段からの前記光を受光する受光手段と、を備え、
    前記第1フレームと前記第2フレームには、孔がそれぞれ設けられており、
    前記制御部は、前記回転駆動手段により前記第2フレームを、前記第1フレームに対して所定の一方向に相対的に回転させ、前記発光手段と前記受光手段とが対向すると、前記発光手段からの前記光がそれぞれの前記孔を通過し、前記受光手段へ直接照射され、
    前記制御部は、前記第2フレームを前記所定の一方向に回転させた際に得られた前記受光手段の検出結果を基に、前記ロボットアームの動作の原点を設定する、
    ことを特徴とするロボットアーム。
  2. 前記ロボットアームは、第1フレームと第2フレームの他に複数のフレームを有し、
    前記複数のフレームのうち隣接するフレームの一方の内部に設けられ、光を発光する第2発光手段と、
    前記隣接するフレームの他方の内部に設けられ、前記第2発光手段が発光する光を受光する第2受光手段と、を備え、
    前記隣接するフレームのそれぞれには、前記第2発光手段が発光する光を通過させる孔が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のロボットアーム。
  3. 前記制御部が、前記回転駆動手段により前記第2フレームが前記第1フレームに対して相対回転駆動させられ前記受光手段で検出された前記光の強度が所定の閾値を超えたときの第1回転角を前記回転角取得手段で取得する第1回転角取得工程と、
    前記制御部が、前記回転駆動手段により前記第2フレームが前記第1フレームに対して相対回転駆動させられ前記受光手段で検出された前記光の強度が前記所定の閾値を下回ったときの第2回転角を前記回転角取得手段で取得する第2回転角取得工程と、
    前記制御部が、前記第1回転角と前記第2回転角との中心値を算出する中心値算出工程と、
    前記制御部が、前記中心値を前記ロボットアームの動作の原点として設定する原点設定工程と、を備えた、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のロボットアーム。
  4. 前記制御部が、前記ロボットアームの原点がずれた可能性を判別する条件が満たされたことを判定する原点ずれ判定工程、を備え、
    前記原点ずれ判定工程で前記条件が満たされたことを判定した場合に、前記ロボットアームの動作の原点を設定する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のロボットアーム。
  5. 前記制御部が、前記原点ずれ判定工程で前記条件が満たされたことを判定した後に、前記発光手段及び前記受光手段を用いて原点がずれたことを検出する原点ずれ検出工程を備え、
    前記原点ずれ検出工程で原点がずれたことを検出した場合に、前記ロボットアームの動作の原点を設定する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のロボットアーム。
  6. 前記条件は、前記ロボットアームにかかる負荷を検出する負荷検出手段で検出した前記ロボットアームにかかる負荷が所定の負荷量を超えたことである、
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載のロボットアーム。
  7. 前記条件は、前記ロボットアームの動作回数を計数する動作回数計数手段で計数した前記ロボットアームの動作回数が所定の動作回数を超えたことである、
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載のロボットアーム。
  8. 前記条件は、前記ロボットアームの動作時間を計時する動作時間計時手段で計時した前記ロボットアームの動作時間が所定の動作時間を超えたことである、
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載のロボットアーム。
  9. 関節を介し回転自在に接続された第1フレームと第2フレームと、を有する垂直多関節型のロボットアームの制御方法であって、
    前記ロボットアームは、
    前記ロボットアームの動作を制御する制御部と、
    前記第1フレームに設けられ、前記第2フレームを前記第1フレームに対して相対的に回転駆動させる回転駆動手段と、
    前記第1フレームに設けられ、前記第2フレームの前記第1フレームに対する回転角を取得する回転角取得手段と、
    前記関節により接続された前記第1フレームと前記第2フレームとのうち一方の内部に設けられ、光を発光する発光手段と、
    前記関節により接続された前記第1フレームと前記第2フレームとのうち他方の内部に設けられ、前記発光手段からの前記光を受光する受光手段と、を備え、
    前記第1フレームと前記第2フレームには、孔がそれぞれ設けられており、
    前記発光手段と前記受光手段とが対向すると、前記発光手段からの前記光がそれぞれの前記孔を通過し、前記受光手段へ直接照射され、
    前記制御部は、
    前記第2フレームを前記第1フレームに対して所定の一方向に相対的に回転駆動させる回転駆動工程と、
    前記回転駆動工程において、前記第2フレームの前記第1フレームに対する回転角を取得する回転角取得工程と、
    前記回転駆動工程において、前記発光手段から前記受光手段へ前記光を照射する照射工程と、
    前記照射工程において、前記受光手段により、前記光を検出する検出工程と、
    前記検出工程の検出結果から、前記ロボットアームの動作の原点を設定する原点設定工程と、を実行する、
    ことを特徴とするロボットアームの制御方法。
  10. 前記原点設定工程は、
    前記回転駆動工程において、前記第2フレームが前記第1フレームに対して相対回転駆動させられ前記受光手段で検出された前記光の強度が所定の閾値を超えたときの第1回転角を取得する第1回転角取得工程と、
    前記回転駆動工程において、前記第2フレームが前記第1フレームに対して相対回転駆動させられ前記受光手段で検出された前記光の強度が前記所定の閾値を下回ったときの第2回転角を取得する第2回転角取得工程と、
    前記第1回転角と前記第2回転角との中心値を算出する中心値算出工程と、を有する、
    ことを特徴とする請求項9に記載のロボットアームの制御方法。
  11. 前記ロボットアームを制御するコンピュータに、請求項9又は10に記載のロボットアームの制御方法を実行させるためのプログラム。
  12. 請求項11に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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