JP6462337B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、LED(Light Emitting Diode)等の発光素子を有するフレキシブルプリント配線基板(Flexible Printed Circuits :FPC)等から成る配線基板を備えたバックライト装置を含む液晶表示装置(Liquid Crystal Display :LCD)に関する。
従来のLCDの基本構成の断面図を図4に示す。図6に示すように、上側が外部に開放された開口となっているアルミニウム(Al),亜鉛(Zn)メッキ鋼材等から成る容器31の底面に導光板32が載置され、導光板32上に、レンズ状突起あるいはビーズ状突起を多数有するレンズ(ビーズ)拡散シート、及び反射型偏光性フィルム(Dual Brightness Enhancement Film)等から成る光再利用シートとしての光学シート33が載置されており、光学シート33上に間隔をあけて液晶表示パネル36が設置されている。容器31の側壁の内側面に第1の枠状体37が接着、ネジ止め等の手段によって設けられており、第1の枠状体37の上端に平面視で容器31の内側に伸びるように形成された鍔部が、光学シート33の上面の周縁部と液晶表示パネル36の下面の周縁部との間に介在している。また、容器31の側壁の外側面に、第2の枠状体38が接着、ネジ止め等の手段によって設けられており、第2の枠状体38の上端に平面視で容器31の内側に伸びるように形成された鍔部が、液晶表示パネル36の上面の周縁部に当接している。
なお、光学シート33の上面の周縁部、液晶表示パネル36の下面の周縁部、液晶表示パネル36の上面の周縁部は、高透明性接着剤転写テープ(Optically Clear Adhesive Tape :OCA)、両面テープ等によって、第1の枠状体37の上端の鍔部、第2の枠状体38の上端の鍔部に接着されている。また、第1の枠状体37及び第2の枠状体38は、容器31と同様の材料から成る。さらに、導光板32は、位相差板、直線偏光板等を備えている場合があり、液晶表示パネル36は位相差板、直線偏光板、タッチパネル等を備えている場合がある。
また、容器31の底面の端部には、長板状のFPC等から成る配線基板34が載置されており、配線基板34上には導光板32に光を入射させるためのLED等から成る発光素子35が搭載されている。図7は、配線基板34の平面図である。図7に示すように、配線基板34の上面の一端部に入力端子40及び出力端子42が形成されており、入力端子40から配線基板34の上面の他端部に伸びる入力配線パターン41が形成され、出力端子42から出力側の端に位置する発光素子35側に伸びる出力配線パターン43が形成されている。入力配線パターン41における配線基板34の上面の他端部の部位と、出力配線パターン43における出力側の端に位置する発光素子35側の部位との間に、互いに所定の間隔をあけて、隣接する発光素子35同士を直列的に導電接続する導電接続パターン44が形成されている。これにより、複数の発光素子35が直列的に接続される。導電接続パターン44は、発光素子35の入力端子及び出力端子にそれぞれ接続される接続部45を有する。発光素子35は、それから発した光50を導光板32の光入射側面等に入射する。
上記導光板32及び光学シート33によってバックライト本体部が構成され、バックライト本体部と発光素子35を有する配線基板34によってバックライト装置が構成される。また、他の従来例として、発光ダイオードが実装されたプリント配線基板を備えた車両用表示器の照明装置であって、プリント配線基板には金属板をベースとした金属系配線板が採用され、プリント配線基板は、導光板のサイドエッジに対向する部分から導光板の裏面に対向する部分にかけて延びるように、折り曲げられている照明装置が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2004−279262号公報
しかしながら、図6及び図7に示す従来のLCDは、発光素子35の駆動時に発生する熱によって第1の枠状体37等の各構成部材が熱膨張して余計な応力が生じるために、液晶表示パネル36の表示品質が劣化してコントラスト低下、白抜け等が発生するという問題点があった。特に、高輝度のバックライト装置を用いる場合に上記問題点が顕著に発現しやすくなっていた。また、温度によって輝度等の発光特性が変化しやすいLED等から成る発光素子35は、発光素子35の駆動時に発生する熱によって発光特性が変動するという問題点があった。さらに、発光素子35が高温環境に継続的に晒されると、発光素子35の寿命が短縮化するという問題点があった。
また、特許文献1には、放熱性が向上する構成については開示されているが、発光素子の入力電圧及び出力電圧の安定性等の電気的特性を向上させる構成については何等開示されていない。
従って、本発明は上記従来の問題点を解消するために完成されたものであり、その目的は、バックライト装置の放熱性を向上させることによって、液晶表示パネルの表示品質の劣化を抑えるとともに、発光素子の発光特性、電気的特性を向上させることである。また、発光素子を長寿命化させることである。
本発明の液晶表示装置は、容器と、その容器の底面に対応するように載置された配線基板と、前記配線基板上に設けられた導光板と、前記導光板上に設けられた液晶表示パネルと、を備えている液晶表示装置であって、前記配線基板は、前記導光板の光入射側面に対向するように配置される発光素子を搭載する基板端部と、前記導光板の前記容器の底面側の面に対向する基板本体部と、を有しており、前記基板本体部は、前記発光素子に電気的に接続された導体層を有しており、前記導体層は前記導光板の前記容器の底面側の面の面積の80%以上の面積を有している構成である。
本発明の液晶表示装置は、好ましくは、前記配線基板はその平面視形状が前記容器の底面と相似形状である。
また本発明の液晶表示装置は、好ましくは、前記基板端部は、複数の前記発光素子が搭載されており、前記基板本体部は、複数の前記発光素子のそれぞれに電気的に接続されているとともに互いに電気的に独立している前記導体層を有している。
また本発明の液晶表示装置は、好ましくは、前記配線基板は、フレキシブルプリント配線基板である。
また本発明の液晶表示装置は、好ましくは、前記配線基板は、前記容器の底面に熱伝導性粘着シートによって接着されている。
本発明の液晶表示装置は、容器と、その容器の底面に載置された配線基板と、配線基板上に設けられた導光板と、導光板上に設けられた液晶表示パネルと、を備えている液晶表示装置であって、配線基板は、導光板の光入射側面に対向するように配置される発光素子を搭載する基板端部と、導光板の容器の底面側の面に対向する基板本体部と、を有しており、基板本体部は、発光素子に電気的に接続された広面積の導体層を有していることから、広面積の導体層によってバックライト装置の放熱性を向上させることができる。その結果、液晶表示パネルの表示品質の劣化を抑えるとともに、熱によって輝度が変動する傾向があるLED等の発光素子の発光特性が安定化する。また、広面積の導体層が発光素子に電気的に接続されているために、広面積の導体層の電位が安定化し、発光素子の入力電圧及び出力電圧が安定化する。従って、発光素子の電気的特性が向上する。また、発光素子の温度を低下させて発光素子を長寿命化させることができる。
本発明の液晶表示装置は、導体層は、導光板の容器の底面側の面の面積の80%以上の面積を有していることから、バックライト装置の放熱性をより向上させることができ、上記本発明の効果がより向上する。
また本発明の液晶表示装置は、好ましくは、基板端部は、複数の発光素子が搭載されており、基板本体部は、複数の発光素子のそれぞれに電気的に接続されているとともに互いに電気的に独立している導体層を有していることから、各発光素子の放熱性が均一化するとともに、各発光素子の入力電圧及び出力電圧が安定化する。従って、発光素子の電気的特性が向上する。
また本発明の液晶表示装置は、好ましくは、配線基板は、フレキシブルプリント配線基板であることから、容器内への収納、容器の外部への入出力端子部の引き出し等の点で、形状、配置の適合性、作業性が向上する。また、液晶表示装置の薄型化、軽量化に有利である。
また本発明の液晶表示装置は、好ましくは、配線基板は、容器の底面に熱伝導性粘着シートによって接着されていることから、バックライト装置の放熱性がより向上する。
図1は、本発明の液晶表示装置について実施の形態の1例を示す図であり、本発明による配線基板を有する液晶表示装置の断面図である。 図2は、図1の本発明の液晶表示装置に備えつけられる、発光素子を備えた配線基板の導光板側の面の平面図である。 図3は、本発明の液晶表示装置について実施の形態の他例を示す図であり、配線基板の導光板側の面の平面図である。 図4は、本発明の液晶表示装置について実施の形態の他例を示す図であり、配線基板の導光板側の面の平面図である。 図5は、本発明の液晶表示装置について実施の形態の他例を示す図であり、配線基板の導光板側の面の平面図である。 図6は、従来の液晶表示装置の基本構成の断面図である。 図7は、図6の液晶表示装置に含まれる配線基板の平面図である。
以下、本発明のLCDの実施の形態について、図面を参照しながら説明する。但し、以下で参照する各図は、本発明のLCDの実施の形態における構成部材のうち、本発明のLCDを説明するための主要部を示している。従って、本発明に係るLCDは、図に示されていない回路基板、配線導体、制御IC,LSI等の周知の構成部材を備えていてもよい。
図1、図2は、本発明のLCDについて実施の形態を示すものであり、図1はLCDの断面図である。図2は、図1のLCDに備えつけられる、発光素子を備えた配線基板の導光板側の面の平面図である。これらの図に示すように、本発明のLCDは、容器1と、その容器1の底面に載置された配線基板2と、配線基板2上に設けられた導光板5と、導光板5上に設けられた液晶表示パネル9と、を備えているLCDであって、配線基板2は、導光板5の光入射側面に対向するように配置される発光素子4を搭載する基板端部2bと、導光板5の容器1の底面側の面に対向する基板本体部2aと、を有しており、基板本体部2aは、発光素子4に電気的に接続された広面積の導体層21を有している構成である。この構成により、広面積の導体層21によってバックライト装置の放熱性を向上させることができる。その結果、液晶表示パネル9の表示品質の劣化を抑えるとともに、熱によって輝度が変動する傾向があるLED等の発光素子4の発光特性が安定化する。また、広面積の導体層21が発光素子4に電気的に接続されているために、広面積の導体層21の電位が安定化し、発光素子4の入力電圧及び出力電圧が安定化する。従って、発光素子4の電気的特性が向上する。また、発光素子4の温度を低下させて発光素子4を長寿命化させることができる。
本発明のLCDにおける配線基板2は、好ましくは、平面視で容器1の底面と同程度の大きさ、形状を有している。即ち、配線基板2は、その平面視形状が容器1の底面と略相似状であり、容器1の底面の面積の90%程度以上の面積を有することが良い。これにより、バックライト装置の放熱性が向上し、良好に保持される。
そして、導体層21は、導光板5の容器1の底面側の面の面積の80%以上の面積を有していることが好ましい。この場合、バックライト装置の放熱性をより向上させることができ、上記の本発明の効果がより向上する。
また、本発明のLCDは以下のような構成を有する。上側が外部に開放された開口となっている容器1の底面に配線基板2、導光板5が載置され、導光板5上に、レンズ状突起あるいはビーズ状突起を多数有するレンズ(ビーズ)拡散シート、及び反射型偏光性フィルム(Dual Brightness Enhancement Film)等から成る光再利用シートとしての光学シート6が載置されており、光学シート6上に間隔をあけて液晶表示パネル9が設置されている。容器1の側壁の内側面に第1の枠状体7が接着、ネジ止め、突起及び開口による係止等の手段によって設けられており、第1の枠状体7の上端に平面視で容器1の内側に伸びるように形成された鍔部が、光学シート6の上面の周縁部と液晶表示パネル9の下面の周縁部との間に介在している。また、容器1の側壁の外側面に、第2の枠状体8が接着、ネジ止め、突起及び開口による係止等の手段によって設けられており、第2の枠状体8の上端に平面視で容器1の内側に伸びるように形成された鍔部が、液晶表示パネル9の上面の周縁部に当接している。
なお、光学シート6の上面の周縁部、液晶表示パネル9の下面の周縁部、液晶表示パネル9の上面の周縁部は、高透明性接着剤転写テープ(Optically Clear Adhesive Tape :OCA)、両面テープ等によって、第1の枠状体7の上端の鍔部、第2の枠状体8の上端の鍔部に接着されている。
容器1、第1の枠状体7及び第2の枠状体8は、アルミニウム(Al),銅(Cu)等の金属、亜鉛(Zn)メッキ鋼材、ステンレススチール,真鍮(Cu−Zn合金)等の合金から成る。また、バックライト装置の撓み等の変形をある程度吸収するような若干の柔軟性を有する材料として、プラスチック等を用いてもよい。さらに、他の材料として、金属粒子,合金粒子,ガラス粒子,セラミック粒子,繊維等を混入させた強化プラスチック(ハイブリッドプラスチック)等を用いてもよい。容器1、第1の枠状体7及び第2の枠状体8の厚みは、それぞれ0.05mm〜0.3mm程度である。
また、導光板5は、位相差板、直線偏光板等を備えていてもよく、液晶表示パネル9は位相差板、直線偏光板、タッチパネル等を備えていてもよい。
また、容器1の底面には、長方形等の平面視形状のFPC等から成る配線基板2が載置されており、配線基板2の基板端部2bには導光板5の光入射側面に光を入射させるためのLED等から成る発光素子4が搭載されている。図2に示すように、配線基板2は、導体層21を有する基板本体部2aと、基板本体部2aの端部にあって発光素子4を備えた基板端部2bと、を有している。基板本体部2aの端部上に基板端部2bが接着等されて設置されている場合、導光板5に対する発光素子4の配置の高さを基板端部2bによって調整、適合することができ、好ましい。また、基板本体部2aの形状が簡略化されるのでその製造が容易となり、製造コストの低減に資するものとなる。勿論、基板本体部2a及び基板端部2bは1枚の基板から成っていてもよい。また配線基板2は、フレキシブルプリント配線基板であることが好ましい。この場合、容器1内への配線基板2の収納、容器1の外部への入出力端子10,12部の引き出し等の点で、配線基板2の形状、配置の適合性、作業性が向上する。また、LCDの薄型化、軽量化に有利である。
基板端部2bの上面の一端部に入力端子10及び出力端子12が形成されており、入力端子10から基板端部2bの上面(導光板5側の面)の他端部に伸びる入力配線パターン11が形成され、出力端子12から出力側の端に位置する発光素子4側に伸びる出力配線パターン13が形成されている。入力配線パターン11における基板端部2bの上面の他端部の部位と、出力配線パターン13における出力側の端に位置する発光素子4側の部位との間に、互いに所定の間隔をあけて、隣接する発光素子4同士を直列的に導電接続する導電接続パターン14が形成されている。これにより、複数の発光素子4が直列的に接続される。導電接続パターン14は、発光素子4の入力端子及び出力端子にそれぞれ接続される接続部15を有するとともに、導体層21に電気的に接続されるスルーホール等の貫通導体16を有する。複数の導電接続パターン14は、好ましくは、それぞれが電気的に独立に形成されており、同様にして複数の導体層21は、それぞれが電気的に独立に形成されている。そして、各導電接続パターン14は、それに対応する一つの導体層21に電気的に接続される。この場合、各発光素子4の放熱性が均一化するとともに、各発光素子4の入力電圧及び出力電圧が安定化する。従って、発光素子4の電気的特性が向上する。発光素子4は、それから発した光20を導光板5に入射する。
上記導光板5及び光学シート6によってバックライト本体部が構成され、バックライト本体部と発光素子4を有する配線基板2によってバックライト装置が構成される。また、基板端部2bにおいて、平面視で基板本体部2aから突出した部位、即ち入力端子10及び出力端子12を含む部位は、容器1の外部に引き出されて、外部の発光素子4の駆動回路、電源回路等に接続される。
基板本体部2aの下面に形成された導体層21は、アルミニウム(Al),銅(Cu)等の金属、亜鉛(Zn)メッキ鋼材、ステンレススチール,真鍮(Cu−Zn合金)等の合金から成り、基板本体部2aの下面に層状に形成されていてもよく、または基板本体部2aと別個の板状に形成されていて、基板本体部2aの下面に接着材、両面接着テープ等によって接合されて一体化されていてもよい。このように、導体層21は導体板から成ることが好ましい。この場合、導体層21が金属結晶体等の元素が稠密に配列された構造体となるために、導体層21の熱伝導性が向上し、バックライト装置の放熱性がより向上する。
また導体層21について、直列的に接続された複数の発光素子4のうち両端に位置する発光素子4に対応する導体層21が、最も広面積に形成されていることが好ましい。それは、両端に位置する発光素子4は、図2に示すように、1つの導電接続パターン14においてのみ導体層21に電気的に接続されているために、放熱性が低下しやすいからである。
また図3に示すように、配線基板62は、基板端部62bにおいて、入力配線パターン11の入力側端に位置する発光素子4側の端部電極11aにコンタクトホール等から成る貫通導体16が形成されており、入力配線パターン13の出力側端に位置する発光素子4側の端部電極13aにコンタクトホール等から成る貫通導体16が形成されていることが好ましい。この場合、両端に位置する発光素子4はそれぞれ、その両側に発光素子4に電気的に接続された導体層21がある構成となる。両端に位置する発光素子4の放熱性が均一化するとともに、各発光素子4の入力電圧及び出力電圧が安定化する。従って、発光素子4の電気的特性が向上する。
また図4に示すように、配線基板72は、基板本体部72aにおいて、導光板5側の面(上面)に導体層21bが形成されていてもよい。この場合、導電接続パターン14と導体層21bとの電気的な接続部である貫通導体16の長さが短縮化されるので、放熱性、接続性が向上する。また図5に示すように、配線基板82は、一枚の基板から成り、基板本体部82aの導光板5側の面(上面)に導体層21cが形成されていてもよい。この場合、導電接続パターン14と導体層21cとが直接的に電気的に接続されるので、放熱性、接続性がより向上する。
また図2〜図5の構成において、入力配線パターン11及び出力配線パターン13は、基板端部2b,62b,72b,82bの発光素子4の搭載面である上面に形成されているが、基板端部2b,62b,72b,82bの別層に形成されていてもよい。例えば、基板端部2b,62b,72b,82bの内層に入力配線パターン11及び出力配線パターン13が形成されていてもよく、その場合、入力配線パターン11及び出力配線パターン13は、電磁妨害(Electro-Magnetic Interference :EMI)等の外部からの電磁的影響を受けにくくなる。
なお、本発明のLCDは、上記実施の形態に限定されるものではなく、適宜の設計的な変更、改良を含んでいてもよい。例えば、発光素子4は、LEDに限らず、有機EL(Electro Luminescence)素子、無機EL素子、プラズマ発光素子等から成っていてもよい。
本発明のLCDの実施例を以下に示す。図2に示す本発明の3.5インチ型のLCDの配線基板2の発光素子4として、順方向電圧が2V〜3V程度のLEDを用い、そのLEDを8個直列的に接続し、発光素子4の1個当りの輝度が1.59カンデラであるように制御し発光素子4を駆動した。そして、両端のLEDに接続される銅から成る導体層21として、縦60mm、横15mmの四角形状のもの、他のLEDに接続される銅から成る導体層21として、縦60mm、横5mmの四角形状のものを形成した。これらの導体層21の面積は、導光板5の容器1の底面側の面の面積の85%とした。これに対して、図7に示す従来の3.5インチ型のLCDの配線基板34として、導体層21を有する基板本体部がないものを作製し、LEDの部分の構成は上記本発明の配線基板2と同様とした。これらのLCDを駆動し、LEDの温度を測定したところ、本発明のLCDは80.1℃であり、従来のLCDは84.9℃であった。本発明のLCDはLEDの温度が従来のLCDよりも5℃程度低下し、LEDの寿命が10%程度長寿命化した。
本発明のLCDは各種の電子機器に適用できる。その電子機器としては、自動車経路誘導システム(カーナビゲーションシステム)、船舶経路誘導システム、航空機経路誘導システム、スマートフォン端末、携帯電話、タブレット端末、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、電子手帳、電子書籍、電子辞書、パーソナルコンピュータ、複写機、ゲーム機器の端末装置、テレビジョン、商品表示タグ、価格表示タグ、産業用のプログラマブル表示装置、カーオーディオ、デジタルオーディオプレイヤー、ファクシミリ、プリンター、現金自動預け入れ払い機(ATM)、自動販売機、ヘッドアップディスプレイ装置、プロジェクタ装置、デジタル表示式腕時計などがある。
1 容器
2,62,72,82 配線基板
2a,62a,72a,82a 基板本体部
2b,62b,72b,82b 基板端部
4 発光素子
5 導光板
6 光学シート
7 第1の枠状体
8 第2の枠状体
9 液晶表示パネル
21,21a,21b,21c 導体層

Claims (5)

  1. 容器と、その容器の底面に対応するように載置された配線基板と、前記配線基板上に設けられた導光板と、前記導光板上に設けられた液晶表示パネルと、を備えている液晶表示装置であって、前記配線基板は、前記導光板の光入射側面に対向するように配置される発光素子を搭載する基板端部と、前記導光板の前記容器の底面側の面に対向する基板本体部と、を有しており、前記基板本体部は、前記発光素子に電気的に接続された導体層を有しており、前記導体層は前記導光板の前記容器の底面側の面の面積の80%以上の面積を有している液晶表示装置。
  2. 前記配線基板はその平面視形状が前記容器の底面と相似形状である請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記基板端部は、複数の前記発光素子が搭載されており、前記基板本体部は、複数の前記発光素子のそれぞれに電気的に接続されているとともに互いに電気的に独立している導体層を有している請求項1または2に記載の液晶表示装置。
  4. 前記配線基板は、フレキシブルプリント配線基板である請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の液晶表示装置。
  5. 前記配線基板は、前記容器の底面に熱伝導性粘着シートによって接合されている請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の液晶表示装置。
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