JP6461537B2 - 薄葉紙用ディスペンサ - Google Patents
薄葉紙用ディスペンサ Download PDFInfo
- Publication number
- JP6461537B2 JP6461537B2 JP2014197769A JP2014197769A JP6461537B2 JP 6461537 B2 JP6461537 B2 JP 6461537B2 JP 2014197769 A JP2014197769 A JP 2014197769A JP 2014197769 A JP2014197769 A JP 2014197769A JP 6461537 B2 JP6461537 B2 JP 6461537B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thin paper
- dispenser
- main body
- laminate
- paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000000123 paper Substances 0.000 claims description 141
- 239000011101 paper laminate Substances 0.000 claims description 24
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 27
- 239000000463 material Substances 0.000 description 11
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 239000004925 Acrylic resin Substances 0.000 description 3
- 229920000178 Acrylic resin Polymers 0.000 description 3
- 238000009459 flexible packaging Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 239000012785 packaging film Substances 0.000 description 2
- 229920006280 packaging film Polymers 0.000 description 2
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 2
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 2
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920013716 polyethylene resin Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920000915 polyvinyl chloride Polymers 0.000 description 1
- 239000004800 polyvinyl chloride Substances 0.000 description 1
- 230000001953 sensory effect Effects 0.000 description 1
- 238000010998 test method Methods 0.000 description 1
- 210000002105 tongue Anatomy 0.000 description 1
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 1
Images
Description
薄葉紙の積層体を内包する薄葉紙用ディスペンサであって、
フィルム体で形成され、前記薄葉紙の積層体を収容する本体部と、
前記本体部の底面部に設置され、前記薄葉紙の積層体を載置する載置板と、を備え、
前記本体部の底面部に、前記薄葉紙を引き出すための取出口を有し、
前記載置板は、前記薄葉紙を通す開口部を有するとともに、対辺上に一対の側板を有し、
前記一対の側板の互いに向き合う対向面側に、前記薄葉紙の積層体の少なくとも一部が接触しないように当該薄葉紙の積層体を支持する支持部としての突起をそれぞれ配設し、
前記薄葉紙が前記取出口から引き出される際、前記開口部を介して引き出されるようにしたことを特徴とする。
請求項1に記載の薄葉紙用ディスペンサであって、
前記本体部は、外部取付用の取付部を有することを特徴とする。
請求項1又は2に記載の薄葉紙用ディスペンサであって、
前記本体部は、開閉自在の開閉部を有し、当該開閉部を開放した状態において、前記薄葉紙の積層体を出し入れ可能とすることを特徴とする。
また、本体部をフィルム体で形成することにより軽量化を図ることができるので、薄葉紙用ディスペンサの取付位置や取付方法に関する選択の幅が広がり、薄葉紙用ディスペンサの設置が容易になる。
また、載置板の開口部を介して本体部の取出口から薄葉紙を引き出すこととなるので、薄葉紙を引き出す際に薄葉紙の積層体が撓んでしまうことを防止し、薄葉紙をスムーズに引き出すことができる。
なお、以下の説明では、図1に示すように、本実施の形態の薄葉紙用ディスペンサ100において、薄葉紙が積層されている方向を上下方向とし、薄葉紙の長手方向を左右方向とするとともに短手方向を前後方向とする。
具体的には、本体部1は、図2に示すように、前後の各第1側面シート11,11と、左右の各第2側面シート12,12と、下端面の底面シート13と、で上端面が開口した箱状に一体化されて形成されている。また、本体部1は、図3に示すように、後述する載置板2が底部に隙間なく収まるように形成されている。また、本体部1は、薄葉紙の積層体Lを上下に積み上げた状態で収容可能に形成され、例えば、所謂ピロー包装された薄葉紙(ペーパータオル、キッチンペーパー、ティシューペーパー等)の積層体を3個分収容可能に形成されている。
具体的には、前側及び後側の各第1側面シート11,11の左側部に設けられた突片113,113は、本体部1が閉状態(図3参照)に変換された際にこれらの突片113,113が前後に重なるように配設されている。また、右側部に設けられた突片113,113も、本体部1が閉状態(図3参照)に変換された際にこれらの突片113,113が前後に重なるように配設されている。
具体的には、前側及び後側の各第1側面シート11,11の左側部の突片113,113に穿設されたフック孔113a,113aは、本体部1が閉状態(図3参照)に変換された際にこれらのフック孔113a,113aの位置が重なるように穿設されている。また、右側部に設けられた突片113,113に穿設されたフック孔113a,113aも、本体部1が閉状態(図3参照)に変換された際にこれらのフック孔113a,113aの位置が重なるように穿設されている。
具体的には、載置板2は、図4(a)に示すように、基台21と、一対の側板22,22とを備えている。
また、開口部211は、その長手方向の長さが載置板2に載置される薄葉紙の長手方向の長さと同等もしくはそれよりも少し長くなるように形成されている。これにより、取出口131から薄葉紙を引き出す際に、当該薄葉紙が開口部211の縁で引っ掛かってしまうことを抑制し、当該薄葉紙をスムーズに引き出すことができるようになる。
薄葉紙用ディスペンサとして、実施例1では、本実施形態の薄葉紙用ディスペンサ100を用いた。本体部1の寸法は、縦300mm×横241mm×奥行87mmとする。また、本体部1の材質は、ポリエチレンフィルム(厚さ40μm)とする。載置板2の基台21の寸法は、240×85mmとする。また、載置板2の各突起222,222は、各側板22,22の下端から20mmの高さ位置に設けるものとする。また、載置板2の材質はアクリル樹脂(厚さ3mm)とする。
実施例2では、本実施形態の薄葉紙用ディスペンサ100の載置板2から側板22,22を取り除いたもの(図4(b)の載置板2A参照)、すなわち、本体部1の底面部に基台21のみを設置した薄葉紙用ディスペンサを用いた。本体部1の寸法及び材質は、実施例1のディスペンサと同じとする。また、基台21の寸法及び材質も実施例1のディスペンサと同じとする。
比較例では、本実施形態の薄葉紙用ディスペンサ100から載置板2を取り除いたもの、すなわち、本体部1のみからなる薄葉紙用ディスペンサを用いた。本体部1の寸法及び材質は、実施例1,2のディスペンサと同じとする。
実施例1、実施例2、比較例の各薄葉紙用ディスペンサに収容される薄葉紙の積層体Lとして、小判タイプのペーパータオル(エルヴェールペーパータオル エコ 大王製紙株式会社)を用いた。具体的には、このペーパータオル1枚のサイズは170×220mmであり、このペーパータオルを二つ折りにしたもの(85×220mm)が1枚毎に交互に400枚分折り重ねられた状態のものを用いた。
試験1の方法として、実施例1、実施例2、比較例の各薄葉紙用ディスペンサに上述のペーパータオル400枚を収容し、各薄葉紙用ディスペンサから最初の50枚のペーパータオルを1枚ずつ引き出す。また、各薄葉紙用ディスペンサにつき同一試験を5回行う。各薄葉紙用ディスペンサは同一の場所へ設置するようにする。
なお、最初の50枚のペーパータオルについて、破れ等を生じさせることなく1枚ずつ引き出すことができた場合(後述する評価が◎又は○の場合)は、51〜350枚目のペーパータオルについても同様に1枚ずつ引き出すことができると推定し、試験2に進む。
試験2の方法として、実施例1、実施例2、比較例の各薄葉紙用ディスペンサに収容されているペーパータオルが残り50枚の状態において、各薄葉紙用ディスペンサから残り50枚のペーパータオルを1枚ずつ引き出す。また、各薄葉紙用ディスペンサにつき同一試験を5回行う。各薄葉紙用ディスペンサは同一の場所へ設置するようにする。
試験1は、ペーパータオルを抵抗感なくスムーズに引き出すことができるかについての官能評価(表1の※1参照)であり、
◎;抵抗感なく1枚ずつスムーズに引き出すことができ、破れが発生しない
○;少し抵抗を感じるが1枚ずつ引き出すことができ、破れが発生しない
△;かなり抵抗を感じるが1枚ずつ引き出すことができ、破れが発生しない
×;1枚ずつ引き出すことができない、又は、破れが発生する
の四段階評価とした。
また、試験2は、ペーパータオルを1枚ずつ引き出すことができるかについての評価(表1の※2参照)であり、
◎;最後まで1枚ずつ引き出せた
○;最後の2枚以上、5枚未満がまとめて出た
△;最後の6枚以上、15枚未満がまとめて出た
×;最後の15枚以上がまとめて出た
の四段階評価とした。
また、各試験の5回の平均値の評価(表1の※3参照)は、
◎;0.5枚未満
○;0.5枚以上〜3枚未満
△;3枚以上〜10枚未満
×;10枚以上
の四段階評価とした。
また、試験1及び試験2の総合評価(表1の※4参照)は、
◎;試験1、2ともに評価が◎
○;試験1、2に○があるが、△、×がない
△;試験1、2に△があるが、×がない
×;試験1、2に×がある
の四段階評価とした。
試験1の結果を表1の上段に、試験2の結果を同表の中段に、そして試験1及び試験2の総合評価を同表の下段に示す。
また、本体部1を軟包装用フィルムで形成することにより軽量化を図ることができるので、薄葉紙用ディスペンサ100の取付位置や取付方法に関する選択の幅が広がり、薄葉紙用ディスペンサ100の設置が容易になる。
また、載置板2の開口部211を介して本体部1の取出口131から薄葉紙を引き出すこととなるので、薄葉紙を引き出す際に薄葉紙の積層体Lが撓んでしまうことを防止し、薄葉紙をスムーズに引き出すことができる。
また、各突起222,222についても、取出口131から薄葉紙を引き出す際に当該薄葉紙と当接する角部分に丸みを帯びた面取り加工を行うことが望ましい。取出口131から薄葉紙を引き出す際に、当該薄葉紙が各突起222,222の角部分で引っ掛からないようにするためである。
1 本体部
11 第1側面シート
111 ジッパー(開閉部)
113 突片(取付部)
12 第2側面シート
13 底面シート
131 ミシン目(取出口)
2 載置板
21 基台
211 開口部
22 側板
222 突起
Claims (3)
- 薄葉紙の積層体を内包する薄葉紙用ディスペンサであって、
フィルム体で形成され、前記薄葉紙の積層体を収容する本体部と、
前記本体部の底面部に設置され、前記薄葉紙の積層体を載置する載置板と、を備え、
前記本体部の底面部に、前記薄葉紙を引き出すための取出口を有し、
前記載置板は、前記薄葉紙を通す開口部を有するとともに、対辺上に一対の側板を有し、
前記一対の側板の互いに向き合う対向面側に、前記薄葉紙の積層体の少なくとも一部が接触しないように当該薄葉紙の積層体を支持する支持部としての突起をそれぞれ配設し、
前記薄葉紙が前記取出口から引き出される際、前記開口部を介して引き出されるようにしたことを特徴とする薄葉紙用ディスペンサ。 - 前記本体部は、外部取付用の取付部を有することを特徴とする請求項1に記載の薄葉紙用ディスペンサ。
- 前記本体部は、開閉自在の開閉部を有し、当該開閉部を開放した状態において、前記薄葉紙の積層体を出し入れ可能とすることを特徴とする請求項1又は2に記載の薄葉紙用ディスペンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014197769A JP6461537B2 (ja) | 2014-09-29 | 2014-09-29 | 薄葉紙用ディスペンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014197769A JP6461537B2 (ja) | 2014-09-29 | 2014-09-29 | 薄葉紙用ディスペンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016068966A JP2016068966A (ja) | 2016-05-09 |
JP6461537B2 true JP6461537B2 (ja) | 2019-01-30 |
Family
ID=55865871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014197769A Active JP6461537B2 (ja) | 2014-09-29 | 2014-09-29 | 薄葉紙用ディスペンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6461537B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6720041B2 (ja) * | 2016-09-29 | 2020-07-08 | 大王製紙株式会社 | 衛生薄葉紙用包装容器 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2258628A1 (en) * | 2009-06-05 | 2010-12-08 | The Procter & Gamble Company | Plastic bag for stacked soft hygienic products |
JP5546181B2 (ja) * | 2009-08-31 | 2014-07-09 | 大王製紙株式会社 | 衛生薄葉紙取出補助具 |
-
2014
- 2014-09-29 JP JP2014197769A patent/JP6461537B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016068966A (ja) | 2016-05-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4847626B1 (ja) | ペーパータオルキャビネット | |
JP6461537B2 (ja) | 薄葉紙用ディスペンサ | |
JP2008239208A (ja) | 袋入り家庭用薄葉紙用ケース及び袋入り家庭用薄葉紙 | |
JP5964022B2 (ja) | 卓上型ペーパータオル用ディスペンサー | |
JP5546181B2 (ja) | 衛生薄葉紙取出補助具 | |
JP5279293B2 (ja) | 衛生薄葉紙ディスペンサー | |
JP6502035B2 (ja) | ハンドタオルディスペンサ用アタッチメント | |
JP5859620B1 (ja) | 衛生薄葉紙ディスペンサー | |
JP2013034803A (ja) | ペーパタオルホルダ | |
JP5973515B2 (ja) | ペーパータオルディスペンサー | |
JP6910908B2 (ja) | 卓上型ペーパータオル用ディスペンサー | |
JP5869263B2 (ja) | ペーパータオル用ディスペンサー | |
JP5301824B2 (ja) | 衛生薄葉紙ディスペンサー | |
JP5579496B2 (ja) | 紙葉体ディスペンサー | |
JP2012046291A (ja) | ゴミ箱 | |
JP5869392B2 (ja) | ペーパータオル用ディスペンサー | |
JP2012171642A (ja) | 衛生薄葉紙収納紙箱 | |
JP2020163020A (ja) | 衛生薄葉紙ディスペンサー用アタッチメント | |
JP6807203B2 (ja) | 衛生薄葉紙ディスペンサー及びこれに用いる受け具 | |
JP2008007120A (ja) | 衛生薄葉紙等の収納箱 | |
JP6971783B2 (ja) | ペーパータオルディスペンサー用アタッチメント | |
JP7356280B2 (ja) | ディスペンサー | |
JP6720041B2 (ja) | 衛生薄葉紙用包装容器 | |
JP6814073B2 (ja) | 薄葉紙ディスペンサー用アタッチメント及び薄葉紙ディスペンサー | |
JP5302045B2 (ja) | 衛生薄葉紙収納容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170731 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180322 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180327 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180524 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180703 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180823 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181204 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181226 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6461537 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |