JP6461185B2 - ノンフォール型走行玩具 - Google Patents
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- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63H—TOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
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Description
本発明の第2の目的は、一つの走行台の上に置かれた複数の走行玩具の間で互いを落車させることを競う対戦バトルゲームに適したノンフォール型走行玩具を提供することである。
この構造は、一の進行方向へ走行可能な車体と、車体に搭載した原動機とを含む。
第1の方向Aへ走行可能な車体と、車体に搭載した原動機とを含み、
上記車体は、上記第1の方向と直交する第2の方向Wに向けた回転軸をそれぞれ有する、少なくとも一つの従動輪及び少なくとも一つの主駆動輪と、第1の方向に向けた回転軸を有する補助駆動輪とを具備している。
上記原動機は、主駆動輪及び補助駆動輪を回転させるように形成している。
また上記主駆動輪及び従動輪は、一つの走行面に接して車体を走行できるように上記第1の方向Aに相互に離れて配置している。
上記補助駆動輪は、主駆動輪と従動輪との間に配置され、上記主駆動輪及び従動輪が走行面に接して、第1の方向への車体の走行状態で走行面から浮いているように形成され、従動輪が走行面から脱輪したときに、補助駆動輪が走行面に接して車体が旋回するように
している。
本発明においては、第1に、上記車体2は、上記従動輪12の回転軸を形成する従動軸14を保持するための軸保持手段6を有しており、この軸保持手段6は、第2の方向Wから見て、車体2の底部側から上方へ延びる挿通溝8を含み、この挿通溝8内へ従動軸14を移動可能に挿通している。この挿通溝8は、長手方向の中間で屈曲して、この屈曲箇所に形成する軸留め部8bと、軸留め部から斜め上方へ傾斜する傾斜溝部8cとを有している。上記軸留め部8bは、上記走行状態で上記従動軸14が軸留め部内に留まるように(図7B参照)、かつ、傾斜溝部8cは、軸留め部8bから傾斜溝部8c内へ従動軸14が入ったときに車体の旋回状態となるように(図8B参照)それぞれ形成する。
このように、車体2に、従動軸14を挿通するための挿通溝8を設け、この挿通溝8の上部を傾斜溝部8cとしたときに車体が旋回するので、ユニークな動きが可能となる。
また第2に、上述のノンフォール型走行玩具においては、上記傾斜溝部8cは、軸留め部8bから主駆動輪3と反対側に斜め上方へ傾斜しており、かつ上記車体2は、主駆動輪3の順方向への回転及び逆方向の回転が可能であり、順方向への回転時に従動軸14が軸留め部8b内に留まり、逆方向への回転時に従動軸14が軸留め部8bから傾斜溝部8c内へ移動するように構成している。
このように主駆動輪の逆回転により旋回動作が可能となるから、簡易な構成で旋回操作が可能であり、ゲーム用玩具としての利用価値が高まる。
また第3に、上述のノンフォール型走行玩具においては、上記車体2は、第1の位置と第2の位置との間を移動可能な従動軸への当接用の可動部50を有する軸移動手段30を具備し、可動部50が第1の位置から第2の位置へ変位するときに、従動軸14が軸留め部8bから傾斜溝部8cへ移動し、可動部50が第2の位置から第1の位置へ変位するときに、従動軸14が傾斜溝部8cから軸留め部8bへ戻るように構成している。
このように可動部50の動作により従動軸14を強制的に軸留め部8bから傾斜溝部8cへ移動させることができ、前述の補助駆動輪の接地による車体の旋回を確実に行わせることができる。従動軸14を移動させるための仕組みとしては、さまざまな方法が考えられる。可動部50は、後述の実施形態で説明する如く従動軸14を傾斜溝部8c内へ押し込むものでもよく、図示はしないが従動軸を傾斜溝部8c内へ引き込むものでもよい。
また上述のノンフォール型走行玩具においては、上記挿通溝8は、長手方向全体に亘って、その溝幅を従動輪12の径より大とすることで従動軸14が挿通溝8内を回転可能に移動できるように形成した。
この構成により、前進動作から旋回動作への切り替えを迅速に行うことができる。
さらにまた、上述のノンフォール型走行玩具においては、上記車体2は、中空のケーシングとして形成され、車体2の底部から幅方向両側壁部に亘ってU字状に切り欠くことで上記挿通溝8を形成し、上記底部に切欠き箇所の両側から下方へ突出する一対の爪10a、10bからなる軸受10を形成している。
上述の如く上記車体2は、中空のケーシングとして形成され、車体2の底部から幅方向両側壁部に亘ってU字状に切り欠くことで上記挿通溝8を形成し、上記底部に切欠き箇所の両側から下方へ突出する一対の可撓性の爪10a、10bからなる軸受10を形成したときには、非走行状態で従動軸14が車体2から脱落しないように爪10a、10bで支えることができるとともに、従動輪12の装着も容易である。
3…主駆動輪 4…主動軸
6…軸保持手段 8…挿通溝 8a…垂直溝部 8b…軸留め部
8c…傾斜溝部
10…軸受 10a、10b…爪
11…延長溝部
12…従動輪 14…従動軸 16…補助駆動輪 18…補助溝
20…原動機 22…第1伝動路 24…第2伝動路
30…軸移動手段 32…第1パーツ 34…芯棒 36…ギア 38…摩擦板
40…底板 42…コイルスプリング
44…第2パーツ 46…リング板 46a…リング孔
48…ケーシング 50…可動部 50a…第1当接子 50b…第2当接子
54…第3伝動路
A…進行方向 L…仮想線 W…幅方向
Claims (5)
- 第1の方向へ走行可能な車体と、車体に搭載した原動機とを含み、
上記車体は、上記第1の方向と直交する第2の方向に向けた回転軸をそれぞれ有する、少なくとも一つの従動輪及び少なくとも一つの主駆動輪と、第1の方向に向けた回転軸を有する補助駆動輪とを具備し、
原動機は、主駆動輪及び補助駆動輪を回転させるように形成しており、
主駆動輪及び従動輪は、一つの走行面に接して車体を走行できるように上記第1の方向に相互に離れて配置してあり、
補助駆動輪は、主駆動輪と従動輪との間に配置され、上記主駆動輪及び従動輪が走行面に接して、第1の方向への車体の走行状態で走行面から浮いているように形成され、従動輪が走行面から脱輪したときに、補助駆動輪が走行面に接して車体が旋回するようにした走行玩具において、
上記車体は、上記従動輪の回転軸を形成する従動軸を保持するための軸保持手段を有しており、この軸保持手段は、第2の方向から見て、車体の底部側から上方へ延びる挿通溝を含み、この挿通溝内へ従動軸を移動可能に挿通するとともに、
この挿通溝は、長手方向の中間で屈曲して、この屈曲箇所に形成する軸留め部と、軸留め部から斜め上方へ傾斜する傾斜溝部とを有しており、
上記軸留め部は、上記走行状態で上記従動軸が軸留め部内に留まるように、かつ、傾斜溝部は、軸留め部から傾斜溝部内へ従動軸が入ったときに車体の旋回状態となるようにそれぞれ形成したことを特徴とする、ノンフォール型走行玩具。 - 上記傾斜溝部は、軸留め部から主駆動輪と反対側に斜め上方へ傾斜しており、かつ上記車体は、主駆動輪の順方向への回転及び逆方向の回転が可能であり、順方向への回転時に従動軸が軸留め部内に留まり、逆方向への回転時に従動軸が軸留め部から傾斜溝部内へ移動するように構成したことを特徴とする、請求項1記載のノンフォール型走行玩具。
- 上記車体は、第1の位置と第2の位置との間を移動可能な従動軸への当接用の可動部を有する軸移動手段を具備し、可動部が第1の位置から第2の位置へ変位するときに、従動軸が軸留め部から傾斜溝部へ移動し、可動部が第2の位置から第1の位置へ変位するときに、従動軸が傾斜溝部から軸留め部へ戻るように構成したことを特徴とする、請求項1又は請求項2記載のノンフォール型走行玩具。
- 上記挿通溝は、長手方向全体に亘って、その溝幅を従動輪の径より大とすることで従動軸が挿通溝内を回転可能に移動できるように形成したことを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれかに記載のノンフォール型走行玩具。
- 上記車体は、中空のケーシングとして形成され、車体の底部から幅方向両側壁部に亘ってU字状に切り欠くことで上記挿通溝を形成し、上記底部に切欠き箇所の両側から下方へ突出する一対の爪からなる軸受を形成したことを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれかに記載のノンフォール型走行玩具。
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