JP6460384B2 - ヘッドアップディスプレイ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、虚像を遠方に表示させ、コンバイナを筐体内に収容可能なヘッドアップディスプレイ装置に関する。
車両のインストルメントパネル内に収容され、虚像を遠方に表示させるヘッドアップディスプレイ装置(以下、HUD装置とも言う)として、特許文献1に開示されたものがある。このHUD装置は、虚像を遠方に大きく表示させるために、表示光を発する表示器と、表示光が投射される被投射部材となるコンバイナとの間に、2つの反射鏡を配設している。2つの反射鏡によって、表示光の光路を折り曲げて光路長を長くし、虚像をより遠方に表示している。また、一方の反射鏡を凹面鏡として虚像を大きく表示している。
また、表示光が投射される被投影部材としてコンバイナを設けると共に、当該コンバイナを筐体内に収容可能としたHUD装置として、特許文献2に開示されたものがある。
特開昭62−275846号公報 特開2014−125131号公報
しかしながら、コンバイナを筐体内に収容可能としつつ、虚像をより遠方に表示させるにあたって、コンバイナを収容する空間と、表示器が発する表示光の光路長を長くとるための表示器および反射鏡の配設空間を別途確保しなければならず、筐体が大きくなり車両のインストルメントパネル内への収容性に改善の余地があった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、虚像を遠方に表示させ、コンバイナを筐体内に収容可能なヘッドアップディスプレイ装置の、車両のインストルメントパネルへの収容性を改善することを目的とする。
本発明に係るヘッドアップディスプレイ装置は、
表示光Lを発する表示器1と、
表示光Lを反射する反射鏡2と、
反射鏡2が反射した表示光Lを後方側から受けて虚像Vを表示するコンバイナ3と、
表示器1と反射鏡2を収容する筐体6と、
コンバイナ3を前記筐体6から突出させた突出位置から筐体6内に格納させた格納位置までの間を移動させる格納手段4と、を備え、
車両のインストルメントパネルIP内に搭載されるヘッドアップディスプレイ装置であって、
表示器1は、コンバイナ3よりも前方側且つインストルメントパネルIP内のダクトD下方側に位置すると共に、後方側に向けて表示光Lを発する位置に配設され、
反射鏡2は、コンバイナ3よりも後方側に位置すると共に、コンバイナ3の背面に向けて表示光Lを反射する位置に配設される。
また、好ましくは、本発明に係るヘッドアップディスプレイ装置の
格納位置にあるコンバイナ3または/および格納手段4は、コンバイナ3が筐体6から突出した突出位置にあるときの表示器1から反射鏡2に至る表示光Lの光路上に位置する。
本発明によれば、虚像を遠方に表示させ、コンバイナを筐体内に収容可能なヘッドアップディスプレイ装置の、車両のインストルメントパネルへの収容性を改善できる。
本発明の第1実施形態に係るHUD装置を示す概略図。 同実施形態のコンバイナの突出位置と格納位置を示す概略図。 同実施形態のコンバイナの格納手段の構成を示す図。 同実施形態のコンバイナの格納手段である4節リンク機構の模式図。 本発明の第2実施形態に係るHUD装置を示す概略図。 同実施形態のコンバイナの突出位置と格納位置を示す概略図。 同実施形態のコンバイナの格納手段の構成を示す図。
本発明の実施形態を、添付図面に基づいて説明する。なお、構成の理解を容易にするため、HUD装置H1,H2が表示する虚像Vを視認する運転者の視点Eから見て、左右方向に沿う軸をX軸、上下方向に沿う軸をY軸、前後方向をZ軸として、適宜、HUD装置H1,H2の構成する各部を説明する。また、X,Y,Z軸の各軸の各々を示す矢印が向く方向を各軸方向の+(プラス)方向、その逆方向を−(マイナス)方向として定義する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態であるHUD装置H1は、図1に示すように、車両のインストルメントパネルIPに搭載され、車両情報を虚像Vとして表示するヘッドアップディスプレイ装置である。HUD装置H1が表示する虚像Vは、図1(a)に示すように、車両のウィンドシールド(フロントガラス)WSを介して見える車両外の風景に重畳して運転者の視点Eから見えるため、運転者は、車両の運転走行中に、車両のステアリングハンドルS周辺に設けられた計器Mに比べ、少ない視線移動で車両情報を視認することができる。
HUD装置H1は、図1,図2に示すように、表示器1と、反射鏡2と、コンバイナ3と、格納手段4と、回路基板5と、筐体6と、から主に構成される。
表示器1は、車両情報を画像として構成し、当該画像を表示光Lとして発する。表示器1は、例えば、液晶表示器や有機EL表示器からなる。表示器1は、車両後方側(Z軸の−方向)の反射鏡2に向けて表示光Lを発するように表示面が配置されている。
反射鏡2は、表示器1が発した表示光Lをコンバイナ3の背面に向けて反射する。反射鏡2は、例えば、ポリカーボネート(PC)などの樹脂材料に、アルミニウムなどの金属を蒸着させて平面状の反射面を形成した平面鏡からなる。反射鏡2によって表示器1からコンバイナ3までの光路を折り曲げて光路距離を長くすることで、コンバイナ3から虚像が結像するまでの距離を長くすることができる。反射鏡2は、平面鏡に限らず、虚像を拡大するための凹面鏡であってもよく、また、複数の反射鏡でもよい。
コンバイナ3は、曲面を有する板状のハーフミラーやホログラム素子等から構成される。コンバイナ3は、反射鏡2が反射し、筐体6の開口60から出射した表示光Lを車両の後方側(Z軸の−方向)の背面から受けて、車両の前方側(Z軸の+方向)に虚像Vを表示する。
格納手段4は、図3に示すように、コンバイナホルダ40と、支持体41と、第1接続部42と、第2接続部43と、電動機44と、歯車45と、スライダ46と、ポテンショメータ47と、から主に構成される4節リンク機構からなる。
格納手段4は、図2および図3に示すように、コンバイナ3を筐体6の開口61から突出させた突出位置(図2(a),図3(b1),図3(b2))と、コンバイナ3を筐体6に格納させた格納位置(図2(b),図3(a1),図3(a2))と、の間を移動させる。
格納手段4は、図2および図3に示すように、コンバイナ3は、概ねY軸に沿って起立した突出位置と、概ねZ軸に沿って横たわった格納位置との間を、曲線を描く軌跡で移動し、コンバイナ3が格納位置にあるときは、コンバイナ3または/およびコンバイナホルダ40が表示器1から反射鏡2に至る表示光Lの光路上に位置する。
コンバイナホルダ40は、コンバイナ3の下端部を固定保持するホルダである。
支持体41は、ギア45と、スライダ46と、ポテンショメータ47と、を収容するケース体である。支持体41は、筐体6に対して不動状態となるように筐体6の内部に固定される。
第1接続部42は、支持体41に回転可能に設けられていると共に、支持体41とコンバイナホルダ40とを連結する棒状部材である。第1接続部42は、その一端部が、X軸と平行な軸Pを中心として回転可能に支持体41の側部に取り付けられている。また、第1接続部42は、その他端部で、X軸と平行な軸Qを中心としてコンバイナホルダ40を回転可能に支持している。
第2接続部43は、支持体41に回転可能に設けられていると共に、支持体41とコンバイナホルダ40とを連結する棒状部材である。第2接続部43は、第1接続部42と対になるように設けられ、コンバイナ3が突出位置にあるときに、第1接続部42よりも下方に位置する。第2接続部43は、その一端部がX軸と平行な軸Sを中心として回転可能に支持体41の側部に取り付けられている。また、第2接続部43は、その他端部で、X軸と平行な軸Rを中心としてコンバイナホルダ40を回転可能に支持している。
電動機44は、例えば直流モータからなり、ギア45が駆動軸に圧入されている。電動機44は、回路基板5の制御下で駆動軸を回転させ、駆動軸の回転に伴ってギア45が回転する。
ギア45は、外周面全体が櫛歯状となる歯車であり、この櫛歯が後述するスライダ46と噛み合う。ギア45が回転すると、その回転動力がスライダ46に伝達して、スライダ46が前後方向(Z軸の+,−方向)に移動する。
スライダ46は、支持体41に対してスライド可能に設けられ、電動機44の動力によって前後方向に移動する。スライダ46は、移動に応じて第1接続部42又は第2接続部43と接触するピン46aと、後述するポテンショメータ47の接点または接点に取り付けられたツマミと嵌合する嵌合部46bを有する。
ポテンショメータ47は、概ねZ軸方向に沿って移動可能な接点の位置を電圧に変換するリニアポテンショメータからなる。ポテンショメータ47は、回路基板5と電気的に接続し、スライダ46の移動に伴って接点が移動することでスライダ46の位置を回路基板5に電圧値として入力する。
上述した格納手段4の各構成物に基づいて、格納手段4の4節リンク機構を説明する。4節リンク機構は、固定節(固定リンク)と、固定節の両端に位置する関節(ジョイント)の一方に繋がり、駆動力が与えられる駆動節(駆動リンク)と、固定節の他方の関節に繋がり、駆動節と対向する従動節(従動リンク)と、駆動節と従動節とを結ぶ中間節(中間リンク)と、からなる機構として知られている。
上述した格納手段4の構成部品と対応させると、図4に示すように、格納用筐体41の一部(具体的には、軸Pと軸Sの各中心とを結ぶ節)が固定節として、第1接続部42と第2接続部43との一方が駆動節、他方が従動節として、コンバイナホルダ40が中間節として機能するように構成されている。このように、格納機構4は、電動機44が適宜、一方または他方に回転することによって、スライダ46が概ねZ軸方向に沿って移動し、スライダ46のピン46aが駆動力を第1接続部42あるいは第2接続部43に伝達し、コンバイナホルダ40に固定されたコンバイナ3を、筐体6から突出した位置と、筐体6に格納された位置との一方から他方への位置へと移動できる。
回路基板5は、HUD装置H1の全体の動作を制御するマイクロコンピュータ(制御手段)と、電動機44を駆動するドライバ回路等が実装されたリジット基板である。マイクロコンピュータは、車内ネットワークと表示器1と電気的に接続し、車両のECU等から各種車両情報を取得し、取得した各種車両情報を表示器1に表示光Lとして出力させる。
また、マイクロコンピュータは、ポテンショメータ47と電動機44を駆動するドライバ回路とも電気的に接続しており、コンバイナ3を筐体6から突出させた位置と、筐体6に格納させた位置との一方から他方の位置へと移動させると共に、ポテンショメータ47からスライダ46の位置を取得することでコンバイナ3の位置を把握する。
マイクロコンピュータは、コンバイナ3を筐体6から突出させた位置に移動させた場合においては、表示器1に表示光Lを出力させ、コンバイナ3を筐体6に格納させた位置に移動させた場合においては、表示器1に表示光を出力させない。
筐体6は、コンバイナ3が筐体6から突出した状態においては、表示器1と、反射鏡2と、格納手段4と、回路基板5と、を内部に収容し、格納手段4の動作によっては、コンバイナ3も内部に収容可能なケース体である。筐体6は、前述したように、表示光Lを出射する開口60と、コンバイナ3を突出可能な開口61を有する。
以上、本発明の第1実施形態の構成を説明した。
このように、本発明の第1実施形態であるHUD装置H1は、表示光Lを発する表示器1と、表示光Lを反射する反射鏡2と、反射鏡2が反射した表示光Lを車両の後方側から受けて虚像Vを車両の前方側に表示するコンバイナ3と、表示器1と反射鏡2を収容し車両のインストルメントパネルIP内に搭載される筐体6と、コンバイナ3を前記筐体6から突出させた突出位置から筐体6内に格納させた格納位置までの間を移動させる格納手段4と、を備える。また、表示器1は、コンバイナ3よりも車両の前方側に位置すると共に、車両の後方側に向けて表示光Lを発する位置に配設され、反射鏡2は、コンバイナ3よりも車両の後方側に位置すると共に、コンバイナ3の背面に向けて表示光Lを反射する位置に配設される。
このような構成をとることで、インストルメントパネルIPに搭載された計器Mを搭載するための空間を確保し易くなり、虚像Vを遠方に表示させ、コンバイナ3を筐体6内に収容可能なヘッドアップディスプレイ装置H1の、車両のインストルメントパネルIPへの収容性を改善できた。
また、HUD装置H1の格納位置にあるコンバイナ3または/および格納手段4は、コンバイナ3が筐体6から突出した突出位置にあるときの表示器1から反射鏡2に至る表示光Lの光路上に位置する。
このような構成をとることで、コンバイナ3が筐体6から突出した位置にあるときのみ利用される表示器1から反射鏡2に至る光路空間を、コンバイナ3を筐体6内に収容する空間として利用できるため、コンバイナ3を筐体6に効率的に収容でき、ヘッドアップディスプレイ装置H1の小型化に寄与する。
また、HUD装置H1のコンバイナ3が筐体6内に位置するときに、図2(b)に示すように、反射鏡2に反射して表示器1に向かう筐体6の開口60から入射した外光(太陽光)SLを、コンバイナ3または/およびコンバイナホルダ40などからなる格納手段4が遮る位置にある。これにより、表示器1が外光SLによって劣化する虞を低減できる。
なお、本発明は、以下に示す第2実施形態のように構成することもできる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態であるHUD装置H2は、図5に示すように、格納手段4の構成および表示器1の配設位置が、第1実施形態であるHUD装置H1と異なっている。
表示器1は、ダクトDの下方(Y軸−方向)に位置し、車両後方側の反射鏡2に向けて表示光Lを発するように表示面が配置されている。
反射鏡2は、表示器1が発した表示光Lをコンバイナ3の背面に向けて反射する。
コンバイナ3は、後述する格納手段4によって、筐体6から突出した位置から、概ねY軸−方向にコンバイナ3を降下させて筐体6へ格納する位置へ移動可能に構成される。
格納手段4は、コンバイナホルダ40と、支持体41と、第1接続部42と、第2接続部43と、電動機44と、から主に構成される。
コンバイナホルダ40は、コンバイナ3の下端部を固定保持するホルダである。コンバイナホルダ40の側面には、ピン48a,48bが配設されている。
支持体41は、コンバイナホルダ40と、第1接続部42と、第2接続部43と、電動機44と、を固定支持し、筐体6に対して不動状態となるように筐体6の内部に固定される。
支持体41には、コンバイナホルダ40のピン48a,48bを案内する案内溝41aが形成してあり、2つのピン48a,48bが貫通して外側に突き出すように装着され、案内溝41aに沿って上下にコンバイナホルダ40が昇降移動可能となっている。
第1接続部42は、図7に示すように、後述する電動機44の回転軸と後述する第2接続部43とを連結する棒状部材である。第1接続部42は、その一端部が電動機44の回転軸に固定され、電動機44の回転軸を中心に回転する駆動節(駆動リンク)となる。
第2接続部43は、図7に示すように、コンバイナホルダ40のピン48bと第1接続部42とを連結する棒状部材である。第2接続部43は、その一端部が第1接続部42に固定され、他端部がピン48bに固定されている。第2接続部43は、第1接続部42の動力をピン48bに伝達する従動節(従動リンク)となり、ピン48bは案内溝41aに沿って上下に移動する。
電動機44は、例えば直流モータからなり、第1接続部42が駆動軸に固定されている。電動機44は、後述する回路基板5の制御下で駆動軸を回転させ、駆動軸の回転に伴って第1接続部42が回転する。
上述したコンバイナホルダ40と、支持体41と、第1接続部42と、第2接続部43と、電動機44と、によって、格納手段4は、図6に示すように、コンバイナ3は、突出位置と格納位置との間を、概ねY軸に沿って起立したまま直線を描く軌跡で移動し、コンバイナ3が格納位置にあるときは、コンバイナ3とコンバイナホルダ40が表示器1から反射鏡2に至る表示光Lの光路上に位置する。
回路基板5は、HUD装置H2の全体の動作を制御するマイクロコンピュータ(制御手段)と、電動機44を駆動するドライバ回路等が実装されたリジット基板である。マイクロコンピュータは、車内ネットワークと表示器1と電気的に接続し、車両のECU等から各種車両情報を取得し、取得した各種車両情報を表示器1に表示光Lとして出力させる。
また、マイクロコンピュータは、電動機44を駆動するドライバ回路とも電気的に接続しており、コンバイナ3を筐体6から突出させた位置と、筐体6に格納させた位置との一方から他方の位置へと移動させる。
マイクロコンピュータは、コンバイナ3を筐体6から突出させた位置に移動させた場合においては、表示器1に表示光Lを出力させ、コンバイナ3を筐体6に格納させた位置に移動させた場合においては、表示器1に表示光を出力させない。
筐体6は、コンバイナ3が筐体6から突出した状態においては、表示器1と、反射鏡2と、格納手段4と、回路基板5と、を内部に収容し、格納手段4の動作によっては、コンバイナ3も内部に収容可能なケース体である。
このように、本発明に係るヘッドアップディスプレイ装置H1,H2は、第1実施形態であるHUD装置H1の格納手段4のように、コンバイナ3を表示器1から反射鏡2に至る表示光Lの光路に沿うように移動させるのに限らず、第2実施形態であるHUD装置H2の格納手段4のように、コンバイナ3を表示器1から反射鏡2に至る表示光Lの光路と直交するように移動させるものであってもよい。
また、第2実施形態であるHUD装置H2の表示器1は、車両のインストルメントパネルIP内のダクトD下方に配設することで、第1実施形態であるHUD装置H1に比べ表示器1から反射鏡2に至る表示光Lの光路長を長くとることができる。
なお、本発明は、要旨を逸脱しない範囲において種々の改良、並びに設計の変更が可能である。
本発明は、車両に搭載されるコンバイナ型ヘッドアップディスプレイ装置として好適である。
1 :表示器
2 :反射鏡
3 :コンバイナ
4 :格納手段
5 :回路基板
6 :筐体
IP :インストルメントパネル
L :表示光
H1,H2:ヘッドアップディスプレイ装置(HUD装置)
SL :外光(太陽光)
V :虚像

Claims (2)

  1. 表示光を発する表示器と、
    前記表示光を反射する反射鏡と、
    前記反射鏡が反射した前記表示光を後方側から受けて虚像を表示するコンバイナと、
    前記表示器と前記反射鏡を収容する筐体と、
    前記コンバイナを前記筐体から突出させた突出位置から前記筐体内に格納させた格納位置までの間を移動させる格納手段と、を備え、
    車両のインストルメントパネル内に搭載されるヘッドアップディスプレイ装置であって、
    前記表示器は、前記コンバイナよりも前方側且つ前記インストルメントパネル内のダクト下方側に位置すると共に、後方側に向けて前記表示光を発する位置に配設され、
    前記反射鏡は、前記コンバイナよりも後方側に位置すると共に、前記コンバイナの後方側に向けて前記表示光を反射する位置に配設される
    ことを特徴とするヘッドアップディスプレイ装置。
  2. 前記格納位置にある前記コンバイナまたは/および前記格納手段は、前記コンバイナが前記突出位置にあるときは、前記表示器から前記反射鏡に至る前記表示光の光路上に位置せず、
    前記格納位置にある前記コンバイナまたは/および前記格納手段は、前記コンバイナが前記格納位置にあるときは、前記表示器から前記反射鏡に至る前記表示光の光路上に位置する
    ことを特徴とする請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。

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