JP6460043B2 - Posシステム、精算装置、及びプログラム - Google Patents
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Description
また、本発明の一態様は、上記のPOSシステムであって、前記登録装置において、前記精算装置ごとの状態を示す表示を行うにあたり、使用中状態にあることを示す表示については、前記登録装置が精算指示を行ったことで使用中状態となった精算装置と、他の登録装置が精算指示を行ったことで使用中状態となった精算装置とを区別可能なように表示の態様を異ならせる表示手段をさらに備える。
また、本発明の一態様は、上記のPOSシステムであって、前記登録装置において、他の登録装置が精算指示を行ったことで使用中状態となった精算装置に対する精算指示が行われた場合に、当該精算指示が不可であることの報知を行う報知手段をさらに備える。
また、本発明の一態様は、上記のPOSシステムであって、前記精算指示受付手段は、未済の精算処理が無い状態となったことに応じて前記専有状態を解除する。
また、本発明の一態様は、上記のPOSシステムであって、前記精算装置において、精算指示を受け付けたことに応じて未済の精算処理数がゼロからゼロより大きい値となった場合には、受け付けた精算指示を行っていない登録装置に対して精算指示の禁止を通知し、精算指示を受け付けたことに応じて未済の精算処理数が予め定められた最大値以上となった場合には、受け付けた精算指示を行った登録装置に対して、これ以上の精算指示を受け付けることができなくなった状態となったことを通知する。
また、本発明の一態様は、商品の登録を行う複数の登録装置と、前記登録装置からの精算指示に応じて前記登録装置により登録された商品の精算処理を行う1以上の精算装置とを有するPOSシステムにおける前記精算装置であって、未済の精算処理が有る状態のもとで、新たに前記精算装置を指定して行われた精算指示を受け付ける精算指示受付手段と、前記精算指示受付手段が受け付けた精算指示に対応する精算処理を実行する精算処理手段とを備え、前記精算指示受付手段は、待機状態のもとで精算指示を受け付けたことに応じて使用中状態となることに応じて、前記使用中状態を生じさせた精算指示を行った登録装置からの精算指示を受け付け、他の登録装置からの精算指示を受け付けないようにする専有状態を設定する精算装置である。
また、本発明の一態様は、商品の登録を行う複数の登録装置と、前記登録装置からの精算指示に応じて前記登録装置により登録された商品の精算処理を行う1以上の精算装置とを有するPOSシステムにおいて、前記登録装置として第1コンピュータを機能させ、前記精算装置として第2コンピュータを機能させるプログラムであって、前記第2コンピュータを、前記精算装置において未済の精算処理が有る状態のもとで、新たに前記精算装置を指定して行われた精算指示を受け付ける精算指示受付手段であって、待機状態のもとで精算指示を受け付けたことに応じて使用中状態となることに応じて、前記使用中状態を生じさせた精算指示を行った登録装置からの精算指示を受け付け、他の登録装置からの精算指示を受け付けないようにする専有状態を設定する精算指示受付手段、前記精算装置において、前記精算指示受付手段が受け付けた精算指示に対応する精算処理を実行する精算処理手段として機能させるためのプログラムである。
また、本発明の一態様は、商品の登録を行う複数の登録装置と、前記登録装置からの精算指示に応じて前記登録装置により登録された商品の精算処理を行う1以上の精算装置とを有するPOSシステムにおける前記精算装置としてのコンピュータを、未済の精算処理が有る状態のもとで、新たに前記精算装置を指定して行われた精算指示を受け付ける精算指示受付手段であって、前記待機状態のもとで精算指示を受け付けたことに応じて使用中状態となることに応じて、前記使用中状態を生じさせた精算指示を行った登録装置からの精算指示を受け付け、他の登録装置からの精算指示を受け付けないようにする専有状態を設定する精算指示受付手段、前記精算指示受付手段が受け付けた精算指示に対応する精算処理を実行する精算処理手段として機能させるためのプログラムである。
以下、本発明の一実施形態によるPOS(Point Of Sale)システムについて図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態におけるPOSシステム1の一構成例を示している。同図に示すように、POSシステム1は、ストアコントローラ100と、3つの第1登録装置200−1〜第3登録装置200−3と、3つの第1精算装置300−1〜第3精算装置300−3とを備える。
また、同図では、POSシステム1において備えられる登録装置200の数と精算装置300の数とについては特に限定されるものではない。また、登録装置200の数と精算装置300の数とが異なっていてもよい。
ストアコントローラ100は、例えば、商品マスタを記憶する。商品マスタは、各商品の商品識別情報(例えばJANコード)、商品名称、販売価格などの商品情報を格納するファイルである。ストアコントローラ100は、商品の販売状況及び仕入れ状況等に応じて更新された最新の商品マスタを、適宜、他の装置(登録装置200、精算装置300)に送信する。
登録装置200は、店員の操作により1つの取引に応じた買上商品の登録が行われるのに応じて、商品登録情報を生成する。
また、登録装置200は、1つの取引に応じた買上商品の登録が行われるのに応じて、会計券を発行する。会計券には、会計券番号が印字されている。会計券番号は、対応の取引に応じた商品登録情報と一意に対応付けられている。会計券番号は、店員から対応の取引に応じた顧客に渡される。顧客は、会計券に印字された会計券番号を精算装置300に読み取らせる。精算装置300は、読み取った会計券番号と対応付けられた商品登録情報を対象として精算処理を行う。このようにして、精算装置300により精算を行う顧客と精算対象となる商品登録情報との対応が図られ、或る顧客が異なる顧客の買い物に対する精算を行ってしまうようなことが防止される。
会計券番号は、前述のように会計券に付与される番号であって、商品登録情報と一意に対応付けられている。登録装置番号は、対応の商品登録が行われた登録装置200を一意に示す番号である。
商品コードは、買上商品の種別ごとに付与されたコードである。数量は、買上商品の種別ごとの数量を示す。単価は、買上商品種別ごとの単価を示す。合計金額は、買上商品全体の金額である。登録完了日時は、対応の取引に応じた商品登録が登録装置200にて完了した日時を示す。
なお、登録装置200は、商品登録情報を識別する商品登録情報識別子を商品登録情報に代えて精算装置300に送信してもよい。この場合、精算装置300は、例えば、受信された商品登録情報識別子が示す商品登録情報をストアコントローラ100に要求することによって、商品登録情報を取得することができる。
精算装置300は、顧客の操作に応じて、精算指示コマンドとともに受信した商品登録情報に基づいて精算処理を行う。
図2を参照して登録装置200の構成例について説明する。同図に示すように、登録装置200は、CPU201、記憶部202、RAM203、スキャナ部204、店員用表示部205、客用表示部206、操作部207、通信部208、ブザー209及び印刷部210を備える。
CPU201は、設定操作受付手段としての機能を有する。設定操作受付手段は、未済精算処理数について許容される最大値を設定する操作を受け付ける。
CPU201は、選択操作受付手段としての機能を有する。選択操作受付手段は、登録装置200にて表示される複数の精算装置300ごとに対応する選択画像のうちの1つを選択する操作を、登録装置200により登録された商品に対応する精算処理を行う精算装置を選択する操作として受け付ける。
CPU201は、未済精算処理数表示制御手段としての機能を有する。未済精算処理数表示制御手段は、精算指示キーとともに対応の精算装置300において未済の精算処理の数を表す表示が行われるようにする。
CPU201は、精算装置状態表示制御手段としての機能を有する。精算装置状態表示制御手段は、精算指示キーとともに対応の精算装置300における所定の状態を示す表示が行われるようにする。
CPU201は、精算画面表示制御手段としての機能を有する。精算装置300において1つの精算指示に対応する精算処理が終了するのに応じて、次に行うべき精算処理に対応する精算画面を表示させる。
RAM(Random Access Memory)203は、CPU201の主記憶装置であり、CPU201の演算結果が一次的に記憶される。
また、店員用表示部205は、店員への表示機能に加え、店員からの入力受付機能も有する。具体的に、店員用表示部205は、表示デバイスとタッチパッドとが組み合わされたタッチパネルとして構成される。
例えば、客用表示部206は、顧客が、ある内容(例えば、年齢、合計金額)に関する確認ボタンにタッチすることによって、当該内容の確認の入力を受け付けるようにしてもよい。
通信部208は、LAN2(図1)を経由し、他の装置(ストアコントローラ100、他の登録装置200、精算装置300)と通信する。
ブザー209は、店員に注意を促すブザー音を発生させる。
なお、2次元コードとしては、例えばQR(Quick Response)コード(登録商標)を採用できる。また、2次元コードに代えて1次元バーコードが採用されてもよい。
同図に示す登録装置200は、カウンタCTに設置されている。登録装置200は、店員の立ち位置側に対応する側において、店員用表示部205、操作部207、スキャナ部204及び印刷部210が設けられる。
店員は、店員用表示部205を見ながら、店員用表示部205や操作部207を操作することができる。また、商品の登録にあたり、店員は、商品を手に持って、商品に貼り付けられたラベルに印刷されたバーコードをスキャナ部204の前にかざすようにして、スキャナ部204にバーコードを読み取らせることができる。また、店員は、印刷部210から排出される会計券を取り、顧客に受け渡す。
図4を参照して、精算装置300の構成例について説明する。同図に示す精算装置300は、CPU301、記憶部302、RAM303、スキャナ部304、表示部305、操作部306、通信部307、ブザー308、印刷部309、貨幣授受部310及びサインポール部311を備える。
CPU301は、精算指示受付手段としての機能を有する。精算指示受付手段は、精算装置300において未済の精算処理が有る状態のもとで、新たに精算装置300を指定して行われた精算指示を受け付ける。
CPU301は、精算処理手段としての機能を有する。精算処理手段は、精算装置300において、精算指示受付手段が受け付けた精算指示に対応する精算処理を実行する。
RAM303は、CPU301の主記憶装置であり、CPU301の演算結果が一次的に記憶される。
通信部307は、LAN2(図1)を経由し、他の装置(ストアコントローラ100、登録装置200、他の精算装置300)と通信する。ブザー308は、CPU301の制御に応じて、警告や店員の呼び出しなどのためのブザー音を発する。
貨幣授受部310は、買上商品の代金の支払いに応じた貨幣の投入を受け付けるとともに、顧客が受け取るべき釣銭、払戻金などの排出が行われる。
サインポール部311は、CPU301の制御に応じて点灯または点滅する発光部を備える。例えば、CPU301は、顧客が店員を呼ぶ操作を操作部306に対して行うのに応じて、サインポール部311の発光部が点灯または点滅するように制御する。
顧客は、スキャナ部304に会計券をかざして、会計券番号が示されるバーコードをスキャナ部304に読み取らせることができる。また、顧客は、例えば表示部305に表示される案内を見ながら精算を行うことができる。また、顧客は、必要に応じて、表示部305や操作部306に対する操作を行うことができる。
また、顧客は、貨幣授受部310における紙幣投入口、硬貨投入口に代金支払いのための紙幣、硬貨を投入する。また、顧客は、釣銭がある場合には、貨幣授受部310における紙幣排出口、硬貨排出口から排出される釣銭としての紙幣や硬貨を受け取ることができる。
また、印刷部309における排紙部からは精算結果を示すレシートが排出される。顧客は、排出されたレシートを受け取ることができる。
続いて、図6〜図12を参照して、本実施形態のPOSシステム1における登録装置200と精算装置300の動作概要について説明する。
図6は、第1登録装置200−1〜第3登録装置200−3及び第1精算装置300−1〜第3精算装置300−3が店舗において配置された状態を平面方向から示している。
第1精算装置300−1〜第3精算装置300−3には、それぞれ、顧客の買上商品を登録する操作を行うための店員OP1〜OP3が立っている。
また、同図においては、第1登録装置200−1に対応して、買上商品の登録を待っている4人の顧客C1、C2、C3、C4が順に並んでいる状態が示されている。
同図に示すように、登録操作画面においては、3つの精算指示キーKY1、KY2、KY3(選択画像の一例)が配置されている。
精算指示キーKY1、KY2、KY3は、顧客との一取引に対応する買上商品の登録が完了したのに応じて、この一取引に応じた精算を実行させる精算装置300を選択する操作が行われるキーである。
即ち、精算指示キーKY1は、精算を実行させる精算装置300として第1精算装置300−1を選択するために操作されるキーである。精算指示キーKY2は、精算を実行させる精算装置300として第2精算装置300−2を選択するために操作されるキーである。精算指示キーKY3は、精算を実行させる精算装置300として第3精算装置300−3を選択するのに操作されるキーである。
同様に、登録装置200は、精算指示キーKY2が操作された場合には、第2精算装置300−2に対して精算指示を行う。また、登録装置200は、精算指示キーKY3が操作された場合には、第3精算装置300−3に対して精算指示を行う。
なお、以降の説明にあたり、精算指示キーKY1、KY2、KY3とで特に区別しない場合には、精算指示キーKYとも記載する。
図8は、第1登録装置200−1における精算指示キーKY1、KY2、KY3の表示の遷移例を示している。図9は、第2登録装置200−2における精算指示キーKY1、KY2、KY3の表示の遷移例を示している。図10は、第3登録装置200−3における精算指示キーKY1、KY2、KY3の表示の遷移例を示している。
ここでの待機状態とは、精算装置300において未済の精算処理が無く、どの登録装置200からも精算指示を受け付けることのできる状態である。
ここでの待機表示は、精算指示キーKY1における状態通知画像STAにて「待機」との文字が表示されるという態様である。
また、第1精算装置300−1、第2精算装置300−2、第3精算装置300−3のいずれもが待機状態にある場合、第3登録装置200−3の登録操作画面P1における精算指示キーKY1、KY2、KY3も、図10における「状態1」として示すように、いずれも待機状態であることを示す待機表示が行われる。
例えば、店員は、精算指示を行うことが可能な精算装置300のうち、自分が操作する登録装置200からできるだけ近い精算装置300を選択して精算指示を行うように心がけている。精算装置300が近いほど、登録装置200から精算装置300まで移動する距離が短くなって顧客の負担が軽減されるからである。
つまり、店員OP1は、第1登録装置200−1にて表示される登録操作画面P1に配置される精算指示キーKY1、KY2、KY3のうち、第1精算装置300−1に対応する精算指示キーKY1をタッチする操作を行う。このように精算指示キーKY1をタッチする操作は、今回の買上商品の登録に対応した精算を行うべき精算装置として、第1精算装置300−1を選択する操作である。
このとき、第1精算装置300−1は使用中状態となるが、他の第2精算装置300−2、第3精算装置300−3は、まだ登録装置200からの精算指示が行われていないため待機状態のままである。
このように、精算装置300は、待機状態から使用状態となるのに応じて、使用状態を生じさせた精算指示を行った登録装置200からの精算指示のみを受け付け、他の登録装置からの精算指示は受け付けない。このように、使用中状態の精算装置300における精算指示の受け付けは排他的に行われる。
精算指示禁止通知を受信した第2登録装置200−2、第3登録装置200−3は、それぞれ、第1精算装置300−1の精算指示を禁止する。このように第1精算装置300−1への精算指示を禁止とする設定は精算指示キーKY1において反映される。
ここでの専有状態とは、第1精算装置300−1を第2登録装置200−2以外の登録装置が専有的に使用しており、第2登録装置200−2からの精算指示が禁止の状態であることを示す。
また、専有表示としては、同図の状態2における精算指示キーKY1として示すように、状態通知画像STAは使用中状態であることを示したうえで、精算指示キーKY1の画像部分に対して斜めの取消線LTHが配置された表示である。また、専有表示においても、未済精算処理数画像NMにより未済精算処理数が示される。
従って、専有表示が行われた精算指示キーKYに対する操作が行われたとしても、この操作は無効となる。具体的に、専有表示が行われた精算指示キーKYに対する操作が誤って行われた場合には、例えば図11(a)に示すダイアログボックスDLG1が店員用表示部205において表示される。
顧客C2に対応する買上商品に対応する登録が終了したとき、第1登録装置200−1の登録操作画面P1における精算指示キーKY1は、図8の状態2として示すように使用中表示である。精算指示キーKY1の使用中表示は、第1精算装置300−1に精算指示を行えることを示している。
そこで、店員OP1は、顧客C1のときと同様に、顧客C2にも対応して精算指示キーKY1を操作し、顧客C2に対応する精算処理を行うべき精算装置として第1精算装置300−1を選択する。
まず、第1登録装置200−1においては、図8の状態3として示すように、精算指示キーKY1は使用中表示が維持される。また、同図の状態3における精算指示キーKY1においては、未済精算処理数画像NMにおいて表示される数が、状態2における「1」から「2」に変化する。これは、第1精算装置300−1が顧客C2に対応する精算指示を受け付けたのに応じて、未済の精算指示が1つ増加し、合計として「2」になったことを示している。
なお、状態3において、第2精算装置300−2と第3精算装置300−3は待機状態のままであるため、精算指示キーKY2、KY3は、状態3においても待機表示である。
また、第2精算装置300−2、第3精算装置300−3のそれぞれに対応する精算指示キーKY2、KY3は、状態3においても待機表示である。
また、第2精算装置300−2、第3精算装置300−3のそれぞれに対応する精算指示キーKY2、KY3は、状態3においても待機表示である。
そこで、本実施形態においては、1つの精算装置300において許可される未済精算処理数の最大値が定められている。そして、精算装置300において未済精算処理数が最大値に到達した場合には、この精算装置300への以降の精算指示が禁止される。
一具体例として、最大値が「3」である場合、精算装置300は、未済の精算処理を最大3つまで保持することができる。そして、精算装置300が保持する未済の精算処理が3つに到達している状態では、登録装置200から新たに精算装置300に精算指示を行おうとしても、この精算指示は受け付けられることなく拒絶される。これにより、精算装置300は4つ以上の未済精算処理を保持することがない。
そして、未済精算処理数の最大値が「3」である場合の本実施形態のPOSシステムの具体的な動作例としては以下のようになる。
顧客C3に対応する買上商品に対応する登録が終了したとき、第1登録装置200−1の登録操作画面P1における精算指示キーKY1は、図8の状態3に示したように使用中表示であり、従って、第1精算装置300−1に精算指示を行える状態である。
そこで、店員OP1は、顧客C1、C2のときと同様に、顧客C3についても精算指示キーKY1を操作し、第1精算装置300−1を選択する。
このような状態となったのに応じて、第1登録装置200−1における精算指示キーKY1は、図8の状態3から状態4への変化として示すように、使用中表示から使用禁止表示へと遷移する。
同図においては、使用禁止表示が、専有表示と同じ態様である場合を例に挙げている。
つまり、この場合の使用禁止表示は、精算指示キーKY1に対して、使用中状態であることを示す状態通知画像STAが配置され、かつ、取消線LTHが配置される。そのうえで、精算指示キーKY1の精算指示キーKY1に対応して未済精算処理数画像NMに表示される数は、状態3における「2」から「3」に変化している。
同図に示すダイアログボックスDLG2においては、第1精算装置300−1については1つの精算処理が終了するまで新たに精算指示を行えないことと、精算指示を行うのであれば、第1精算装置300−1以外の精算装置300に精算指示を行うことの案内が示される。
また、使用禁止表示と専有表示とで異なる表示態様をとってもよい。一例として、使用禁止表示と専有表示とで、状態通知画像STAについて態様を異ならせるようにすることが考えられる。
また、第2精算装置300−2、第3精算装置300−3のそれぞれに対応する精算指示キーKY2、KY3は、状態4においても待機表示である。
また、第2精算装置300−2、第3精算装置300−3のそれぞれに対応する精算指示キーKY2、KY3は、状態4においても待機表示である。
ここでは、第2登録装置200−2での顧客C4の買上商品の登録を終了したタイミングが、状態4に対応している場合を例に挙げる。つまり、この場合、第2登録装置200−2での顧客C4の買上商品の登録を終了したときには、第1精算装置300−1にて受け付けた精顧客C1、C2、C3のそれぞれに対応する精算指示に対応する精算処理のいずれもが終了していない状態にある。
これに対して、状態4のもとで第2登録装置200−2において表示される精算指示キーKY2、KY3はいずれも待機状態である。従って、第2登録装置200−2からは、第2精算装置300−2と第3精算装置300−3とのいずれに対しても精算指示を行える。
この場合において、第2精算装置300−2と第3精算装置300−3のうちで、第2登録装置200−2に近いほうに配置されているのは第2精算装置300−2である。そこで、店員OP2は、精算指示キーKY2を操作して、顧客C4に対応する精算処理を行うべき精算装置として第2精算装置300−2を選択する。
第2精算装置300−2が精算指示を受け付けたときの第1登録装置200−1、第2登録装置200−2、第3登録装置200−3)における精算指示キー(KY1、KY2、KY3)の表示は、図8〜図10の状態5として示される。
また、このときには第1登録装置200−1は第2精算装置300−2について使用禁止状態ではあるが、専有の状態は維持されている。このために、状態5での精算指示キーKY1は、状態4と同様に専有状態が継続される。
また、第3精算装置300−3は、状態4と同じ待機状態が継続しているので、状態5での精算指示キーKY3は、状態4のときと同様に待機表示が継続される。
また、第2精算装置300−2に対応する精算指示キーKY2は、状態4の待機表示から状態5の専有表示に変化する。このように第1登録装置200−1において変化した精算指示キーKY2を見ることで、店員OP1は、以下のことを認識できる。つまり、店員OP1は、第2精算装置300−2が、第1登録装置200−1以外の他の登録装置によって専有され、第1登録装置200−1からは精算指示を行えなくなった状態となったことを認識できる。
また、第3精算装置300−3に対応する精算指示キーKY3は、状態4と同様に待機表示が継続される。
また、第2精算装置300−2に対応する精算指示キーKY2は、状態4の待機表示から状態5の専有表示に変化する。
また、第3精算装置300−3に対応する精算指示キーKY3は、状態4と同様に待機表示が継続される。
精算指示許可通知を受信した第1登録装置200−1は、これまでの禁止を設定していた第1精算装置300−1への精算指示について許可を設定する。
そして、第1精算装置300−1は、第1登録装置200−1〜第3登録装置200−3のそれぞれに対して、自己が1つの登録装置により専有される状態を解除した旨の専有解除通知を送信する。
そこで、第1登録装置200−1は、第1精算装置300−1への精算指示について許可を設定した状態を維持する。また、第1登録装置200−1は、精算指示キーKY1について、これまでの使用中状態から例えば図8の状態1に示した待機表示に変更する。
また、第2登録装置200−2、第3登録装置200−3は、それぞれ、第1精算装置300−1への精算指示に対応する精算指示可否フラグについて「禁止」としていた状態から「許可」に変更する。そして、第2登録装置200−2、第3登録装置200−3は、それぞれ、これまでの専有表示から待機表示に変更する。
つまり、精算装置300は、1つの精算指示に応じた精算処理が終了したのに応じて、待機画面を表示するのに代えて、次に精算処理を行うべき未済精算処理に対応して顧客が精算の操作に使用する精算画面が表示される。
図12は、精算装置300の表示部305において、次に精算処理を行うべき未済精算処理に対応して表示される精算画面P2が表示された態様例を示している。
続いて、図13のフローチャートを参照して、最大値の設定のために登録装置200と精算装置300とが実行する処理手順例について説明する。最大値は、前述のように精算装置300において許容される未済精算処理数の最大値である。
登録装置200において、CPU201は、上記のようにして行われた1つの精算装置を指定し、最大値を入力する操作を受け付ける。
ステップS202:CPU301は、ステップS201により登録装置200から通知された最大値を記憶部302またはRAM303に記憶させる。
このように最大値が精算装置300側にて記憶されることで、登録装置200に対する操作に応じて、精算装置300にて最大値が設定される。
ステップS301:登録装置200において、CPU201は、店員用表示部205に表示されている登録操作画面における精算指示キーKYのうちのいずれか1つに対する操作が行われるのを待機する。
ステップS302:いずれか1つの精算指示キーKYに対する操作が行われるのに応じて、CPU201は、操作が行われた精算指示キーKYに対応する精算装置300の状態が下記の(1)、(2)、(3)のいずれの状態であるのかを判定する。つまり、CPU201は、(1)待機状態または使用中状態、(2)専有状態、(3)使用禁止状態のうちのいずれであるのかについて判定する。
ステップS305:(3)使用禁止状態である場合、CPU201は、精算指示を行うことなく、使用禁止状態に対応するエラーメッセージを店員用表示部205に表示する。
使用禁止状態に対応するエラーメッセージは、具体的には、例えば図11(b)に示したダイアログボックスDLG2として表示される。
ステップS401:例えば起動直後などの初期状態においては、精算装置300にて未だ精算指示が受け付けられておらず、従って、精算装置300は待機状態である。
そこで、精算装置300におけるCPU301は、初期設定の1つとして、全ての登録装置200に対して専有解除通知を送信する。このように専有解除通知が送信されることで、各登録装置200においては、精算装置300への精算指示について許可を設定し、精算装置300に対応する精算指示キーKYについて待機表示とする。
ステップS402:また、初期設定の1つとして、CPU301は、未済精算処理数を示す変数mに、初期値である「0」を代入する。
ステップS403にて受け付けられた精算指示が専有登録装置による1回目のものである場合、精算装置300は、これまでの待機状態から使用中状態に移行したことになる。
この場合の専有登録装置は、送信指示応答の受信に応じて、対応の精算指示キーKYについて待機表示から使用中表示に変更する。
また、ステップS403にて受け付けられた精算指示が、専有登録装置による2回目の精算指示である場合、専有登録装置は、送信指示応答の受信に応じて、対応の精算指示キーKYについて使用中表示を維持する。そのうえで、専有登録装置は、未済精算処理数画像NMに、これまでの値から1増加させた値による数が表示されるようにする。
ステップS406:ステップS405にて未済精算処理数mがインクリメントされたことにより、未済精算処理数mは更新が行われたことになる。そこで、CPU301は、インクリメント(更新)された後の未済精算処理数mを各登録装置200に対して通知する。
そこで、この場合のCPU301は、特に処理を行うことなくステップS403に処理を戻す。
ステップS501:精算装置300において、CPU301は、1つの精算処理が終了するのを待機している。
ステップS502:1つの精算処理が終了するのに応じて、CPU301は、未済精算処理数mをデクリメントする。
ステップS503:ステップS503にて未済精算処理数mがデクリメントされたことにより、未済精算処理数mは更新が行われたことになる。そこで、CPU301は、更新後の未済精算処理数mを各登録装置200に対して通知する。
そこで、この場合のCPU301は、専有登録装置に精算指示許可通知を送信する。
精算指示許可通知を受信した専有登録装置は、同図の処理を実行する精算装置300についての精算指示可否フラグについて「禁止」から「許可」に更新する。また、専有登録装置は、同図の処理を実行する精算装置300に対応する精算指示キーKYについて使用禁止表示から使用中表示に変更する。
また、未済精算処理数mが、1≦m<max−1の範囲内である場合、専有登録装置においては、同図の処理を実行する精算装置300に対応する精算指示可否フラグは「許可」が設定されている。そこで、この場合にも、CPU301は、ステップS506により次の精算処理に対応する精算画面P2を表示部305に表示させる。
専有解除通知を受信した専有登録装置は、同図の処理を実行する精算装置300に対応する精算指示可否フラグが「許可」の状態を維持する。そのうえで、専有登録装置は、同図の処理を実行する精算装置300に対応の精算指示キーKYについて、これまでの使用中表示から待機表示に変更する。
また、専有解除通知を受信した専有登録装置以外の登録装置は、同図の処理を実行する精算装置300に対応する精算指示可否フラグについて、これまでの「禁止」から「許可」に更新する。また、専有登録装置以外の登録装置は、同図の処理を実行する精算装置300に対応の精算指示キーKYについて、これまでの専有表示から待機表示に変更する。
未済精算処理数mが最大値から2よりも小さい所定値となるのに応じて精算指示許可通知の送信が行われるようにした場合には、例えば以下のような利点が得られる。つまり、精算待ちの顧客が混雑しているような状況において、使用禁止状態から使用中状態に戻った精算装置300が、またすぐに使用禁止状態となってしまうような無駄な状態遷移が起こる機会を減らすことができる。
ステップS601:登録装置200において、CPU201は、初期設定として、各精算装置に対応付けられた精算指示可否フラグを「許可」に設定する。具体的には、例えば前述のように精算指示可否フラグの値について「許可」を示す「0」とする。
また、初期設定として、CPU201は、各精算装置に対応する精算指示キーKYについて、それぞれ待機表示とする。
一方、これまで待機状態にあった精算装置300からの精算指示応答ではなかった場合とは、精算指示応答の送信元の精算装置300は、既に登録装置200により専有された使用中状態である。この場合、精算指示応答の送信元の精算装置300に対応する精算指示キーKYは既に使用中表示である。
そこで、この場合のCPU201は、ステップS604をスキップしてステップS602に処理を戻す。
ステップS606:使用禁止通知が受信された場合、CPU201は、使用禁止通知の送信元の精算装置300に対応付けられた精算指示可否フラグを、これまでの「許可」から「禁止」に更新する。
ステップS607:また、CPU201は、使用禁止通知の受信に応じて、使用禁止通知の送信元の精算装置300に対応する精算指示キーKYについて使用禁止表示とする。
ステップS607の処理の後、CPU201はステップS602に処理を戻す。
そこで、CPU201は、精算指示許可通知が受信されるのに応じて、精算指示許可通知の送信元の精算装置300に対応付けられた精算指示可否フラグを、これまでの「禁止」から「許可」に更新する。
CPU201は、ステップS609により精算指示可否フラグを更新した後、ステップS604により、対応の精算指示キーKYについて使用中表示としたうえで、ステップS602に処理を戻す。
そこで、CPU201は、ステップS610にて精算指示禁止通知が受信されるのに応じて、精算指示禁止通知の送信元の精算装置300に対応付けられた精算指示可否フラグを「禁止」に更新する。
ただし、同図の処理を実行する登録装置200が専有解除通知の送信元の精算装置300をこれまで専有していた場合、同図の処理を実行する登録装置200において、この精算装置300に対応付けられた精算指示可否フラグは既に「許可」が設定されている。従って、同図の処理を実行する登録装置200が専有解除通知の送信元の精算装置300をこれまで専有していた場合には、ステップS614の処理は省略されてよい。
一方、同図の処理を実行する登録装置200以外の登録装置200が専有解除通知の送信元の精算装置300をこれまで専有していた場合、同図の処理を実行する登録装置200において、この精算装置300に対応付けられた精算指示可否フラグは「禁止」が設定されている。従って、この場合には、ステップS614の処理を実行すべきことになる。
具体例として、図8〜図10に示したように、受信された未済精算処理数mが1以上である場合には、CPU201は、未済精算処理数画像NMに未済精算処理数mを示す数字を表示する。一方、受信された未済精算処理数mが0である場合には、CPU201は、未済精算処理数画像NMそのものを非表示とする。
ステップS617の処理を終了した後、CPU201は、ステップS602に処理を戻す。
また、ステップS616にて未済精算処理数mが通知されなかった場合にも、CPU201は、ステップS602に処理を戻す。
図8〜図10にて説明したように、精算指示キーKYにおいて配置される状態通知画像STAは、例えば「待機」の文字の表示により待機状態であることを示し、「使用中」の文字の表示により使用中状態または使用禁止状態であることを示していた。
しかし、状態通知画像STAは、上記の待機状態、使用中状態または使用禁止状態以外の精算装置300に関する状態についても通知してよい。そこで、図18を参照して、状態通知画像STAによる精算装置300の状態通知の他の例として、4例を挙げて説明する。
同図に示す状態通知画像STAは、対応の精算装置300において、例えば会計券の読み込みをトリガとして精算処理が開始されてから一定時間を経過しても精算処理が終了していない状態であることを示す。このような状態は、例えば、顧客が精算装置300で精算を行うための操作が分からず戸惑っているようなときに起こる。
登録装置200を操作する店員は、同図に示される状態通知画像STAを見ることで、精算装置300の前で精算の操作に戸惑っている顧客がいることを知り、適切な対応を図ることができる。
顧客が精算装置300で精算を行っているときに、何らかの原因により精算装置300の精算処理に関する動作に障害が生じるような場合がある。このような場合に、顧客は精算装置300に対して店員を呼び出すための操作(店員呼出操作)を行うことができる。
店員呼出操作が行われるのに応じて、精算装置300は、店員呼出モードとなる。店員呼出モードでは、例えばストアコントローラ100や各登録装置200などに、店員の呼びだしがかかっていることを通知する。また、店員呼出モードにおいては、新たな精算指示の受け付けは禁止される。これに伴い、精算指示キーKYにおいては、取消線LTHが配置され、精算指示が行えないことを示す。
登録装置200を操作する店員は、同図に示される状態通知画像STAを見ることで、対応の精算装置300にて精算中の顧客が店員を呼び出していることを知り、店員の呼出に対する適切な対応を図ることができる。また、同図に示される状態通知画像STAを見た店員は、併せて、対応の精算装置300に精算指示を行えない状態であることも知ることができる。
メンテナンスモードは、精算装置300の整備や設定変更などを店員や、精算装置300のメーカのメンテナンス作業者が行う際に設定されるモードである。メンテナンスモードにおいては、登録装置200からの精算指示の受け付けは禁止される。これに伴い、精算指示キーKYにおいては、取消線LTHが配置され、精算指示が行えないことを示す。
登録装置200を操作する店員は、同図に示される状態通知画像STAを見ることで、対応の精算装置300にてメンテナンスモードが設定中であり、精算指示を行えない状態であることを知ることができる。
休止状態の精算装置300は精算指示を受け付けることはできない。そこで、この場合の精算指示キーKYにおいては、取消線LTHが配置され、精算指示が行えないことを示す。
休止状態の精算装置300を認識した登録装置200は、休止状態の精算装置300に対応する精算指示キーKY及び状態通知画像STAについて同図に示される態様に変更する。
登録装置200を操作する店員は、同図に示される状態通知画像STAを見ることで、対応の精算装置300が休止状態にあって、精算指示を行えない状態にあることを知ることができる。
例えば、未済精算処理数画像NMについては、メータ表示や、未済精算処理を象徴したオブジェクトの数などにより、未済精算処理数を表現するようにされてもよい。
しかし、例えば、精算装置300ごとの未済精算処理数mの管理と、未済精算処理数mに基づく精算装置300の状態の設定を、登録装置200が行うように構成することができる。
このような構成は、例えば、登録装置200が、各精算装置300から、精算指示を受け付けたことの通知と、精算処理終了の通知とを受信し、受信した通知に基づいて、未済精算処理数mを管理することで実現できる。
また、登録装置200による未済精算処理数mの管理と精算装置300の状態の設定は、マスタとなる1つの登録装置200が行ってもよい。この場合、マスタ以外の他の登録装置200は、マスタの登録装置200から精算装置300ごとの未済精算処理数mと状態の設定に関する通知を受けて動作するように構成すればよい。
しかし、例えば、登録装置200と精算装置300との間にストアコントローラ100が介在したうえで、精算指示の禁止許可に関する制御が行われるようにしてもよい。この場合、ストアコントローラ100は、登録装置200が送信する精算指示コマンドと、精算装置300からの精算処理終了の通知とに応じて、各精算装置300における未済精算処理数mを管理することができる。そして、ストアコントローラ100は、未済精算処理数mを管理することで、各精算装置300における精算指示の受け付けの可否を判断し、判断結果に基づいて、各登録装置200に対して、精算指示禁止通知、使用禁止通知、精算指示許可通知、専有解除通知などを行うことができる。
Claims (8)
- 商品の登録を行う複数の登録装置と、前記登録装置からの精算指示に応じて前記登録装置により登録された商品の精算処理を行う1以上の精算装置とを有するPOSシステムであって、
前記精算装置において未済の精算処理が有る状態のもとで、新たに前記精算装置を指定して行われた精算指示を受け付ける精算指示受付手段と、
前記精算装置において、前記精算指示受付手段が受け付けた精算指示に対応する精算処理を実行する精算処理手段とを備え、
前記精算指示受付手段は、待機状態のもとで精算指示を受け付けたことに応じて使用中状態となることに応じて、前記使用中状態を生じさせた精算指示を行った登録装置からの精算指示を受け付け、他の登録装置からの精算指示を受け付けないようにする専有状態を設定する
POSシステム。 - 前記登録装置において、前記精算装置ごとの状態を示す表示を行うにあたり、使用中状態にあることを示す表示については、前記登録装置が精算指示を行ったことで使用中状態となった精算装置と、他の登録装置が精算指示を行ったことで使用中状態となった精算装置とを区別可能なように表示の態様を異ならせる表示手段をさらに備える
請求項1に記載のPOSシステム。 - 前記登録装置において、他の登録装置が精算指示を行ったことで使用中状態となった精算装置に対する精算指示が行われた場合に、当該精算指示が不可であることの報知を行う報知手段をさらに備える
請求項1または2に記載のPOSシステム。 - 前記精算指示受付手段は、未済の精算処理が無い状態となったことに応じて前記専有状態を解除する
請求項1から3のいずれか一項に記載のPOSシステム。 - 前記精算装置において、精算指示を受け付けたことに応じて未済の精算処理数が1以上となった場合には、受け付けた精算指示を行っていない登録装置に対して精算指示の禁止を通知し、精算指示を受け付けたことに応じて未済の精算処理数が予め定められた最大値以上となった場合には、受け付けた精算指示を行った登録装置に対して、これ以上の精算指示を受け付けることができなくなった状態となったことを通知する
請求項1から4のいずれか一項に記載のPOSシステム。 - 商品の登録を行う複数の登録装置と、前記登録装置からの精算指示に応じて前記登録装置により登録された商品の精算処理を行う1以上の精算装置とを有するPOSシステムにおける前記精算装置であって、
未済の精算処理が有る状態のもとで、新たに前記精算装置を指定して行われた精算指示を受け付ける精算指示受付手段と、
前記精算指示受付手段が受け付けた精算指示に対応する精算処理を実行する精算処理手段とを備え、
前記精算指示受付手段は、待機状態のもとで精算指示を受け付けたことに応じて使用中状態となることに応じて、前記使用中状態を生じさせた精算指示を行った登録装置からの精算指示を受け付け、他の登録装置からの精算指示を受け付けないようにする専有状態を設定する
精算装置。 - 商品の登録を行う複数の登録装置と、前記登録装置からの精算指示に応じて前記登録装置により登録された商品の精算処理を行う1以上の精算装置とを有するPOSシステムにおいて、前記登録装置として第1コンピュータを機能させ、前記精算装置として第2コンピュータを機能させるプログラムであって、
前記第2コンピュータを、
前記精算装置において未済の精算処理が有る状態のもとで、新たに前記精算装置を指定して行われた精算指示を受け付ける精算指示受付手段であって、待機状態のもとで精算指示を受け付けたことに応じて使用中状態となることに応じて、前記使用中状態を生じさせた精算指示を行った登録装置からの精算指示を受け付け、他の登録装置からの精算指示を受け付けないようにする専有状態を設定する精算指示受付手段、
前記精算装置において、前記精算指示受付手段が受け付けた精算指示に対応する精算処理を実行する精算処理手段
として機能させるためのプログラム。 - 商品の登録を行う複数の登録装置と、前記登録装置からの精算指示に応じて前記登録装置により登録された商品の精算処理を行う1以上の精算装置とを有するPOSシステムにおける前記精算装置としてのコンピュータを、
未済の精算処理が有る状態のもとで、新たに前記精算装置を指定して行われた精算指示を受け付ける精算指示受付手段であって、待機状態のもとで精算指示を受け付けたことに応じて使用中状態となることに応じて、前記使用中状態を生じさせた精算指示を行った登録装置からの精算指示を受け付け、他の登録装置からの精算指示を受け付けないようにする専有状態を設定する精算指示受付手段、
前記精算指示受付手段が受け付けた精算指示に対応する精算処理を実行する精算処理手段
として機能させるためのプログラム。
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