JP6459696B2 - 切り替え装置、切り替え方法、切り替えプログラム、仮想情報管理装置、及び、情報処理装置 - Google Patents

切り替え装置、切り替え方法、切り替えプログラム、仮想情報管理装置、及び、情報処理装置 Download PDF

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本発明は、論理区画における入出力処理を切り替える切り替え装置等に関する。
コンピュータを仮想化する技術の一つとして、論理分割(Logical_Partitioning、LPAR)がある。論理分割によって作成された論理区画(Logical_Partition)には、たとえば、複数の仮想計算機(VM)が含まれる。論理区画に関する処理に計算機リソースを割り当てる方法には、プロセッサを物理的なコアの単位を基に割り当てる方法と、物理的なプロセッサが有する処理能力を時分割された状態において必要な分だけ割り当てる方法とがある。
一部のVMが実行する処理が増えるにつれ、該VMを含む論理区画における処理は増える。該論理区画における処理を実行している計算機リソースの負荷が増えることにより、該論理区画における計算機リソースは不足する場合がある。この場合に、たとえば、実行すべき処理に対して計算機リソース(「第1リソース」と表す)が過剰に割り当てられているある論理区画から、該論理区画とは異なり計算機リソースが不足している他の論理区画に対して、第1リソースを割り当て直すことによって、処理負荷は平準化される。
たとえば、特許文献1には、論理区画に割り当てている計算機リソースを、他の論理区画に割り当てる仮想計算機システムが開示されている。該仮想計算機システムは、負荷が高い論理区画に、より多くの計算機リソースを割り当てる。
特開2003−157177号公報
しかし、プロセッサを物理的なコアの単位を基に割り当てる方法の場合には、ある論理区画に対する計算機リソースの割り当てが変更される場合に、必ずしも、当該論理区画における処理に対して計算機リソースが過剰に割り当てられているとは限らない。また、ある論理区画が、計算機リソースが過剰に割り当てられた論理区画であるとしても、計算機リソースを再割り当てすることにより、該論理区画に関する計算機リソースは不足してしまうこともある。
このような状況は、たとえば、計算機リソースが少ない場合に発生する。すなわち、このような状況は、たとえば、物理的なコアの単位を基に計算機リソースを割り当てる等、計算機リソースの粒度が粗い場合に頻繁に発生し、特許文献1に開示される仮想計算機システムを用いたとしても、負荷を平準化することができない。この原因は、仮想計算機システムが、たとえば、ある論理区画において実行されている入出力処理を、短期間のうちに異なる論理区画に切り替えることができないからである。
そこで、本発明の主たる目的は、ある論理区画において実行されている入出力処理を、異なる論理区画に、短期間のうちに切り替えることが可能な切り替え装置等を提供することである。
前述の目的を達成するために、本発明の一態様において、切り替え装置は、
物理情報処理装置が論理的に分割された複数の論理区画において、第1論理区画に関する入出力処理を制御している第1入出力制御装置によって、入出力装置に対して実行されている出力処理を、第2論理区画に関する入出力処理を制御している第2入出力制御装置に切り替える命令に応じて、前記出力処理において前記入出力装置に格納されるデータを、前記第1入出力制御装置から読み取る読み取り手段と、
前記読み取り手段が読み取ったデータを、前記入出力装置に格納する格納処理を実行する処理手段と、
前記格納処理が完了するのに応じて前記入出力装置が送信した信号を、前記第2入出力制御装置に送信する送信手段と
を備える。
また、本発明の他の見地として、切り替え方法は、
物理情報処理装置が論理的に分割された複数の論理区画において、第1論理区画に関する入出力処理を制御している第1入出力制御装置によって、入出力装置に対して実行されている出力処理を、第2論理区画に関する入出力処理を制御している第2入出力制御装置に切り替える命令に応じて、前記出力処理において前記入出力装置に格納されるデータを、前記第1入出力制御装置から読み取り、読み取ったデータを前記入出力装置に格納する格納処理を実行し、前記格納処理が完了するのに応じて前記入出力装置が送信した信号を、前記第2入出力制御装置に送信する。
また、本発明の他の見地として、切り替え方法は、
物理情報処理装置が論理的に分割された複数の論理区画において、第1論理区画に関する入出力処理を制御している第1入出力制御装置によって、入出力装置に対して実行されている入力処理を、第2論理区画に関する入出力処理を制御している第2入出力制御装置に切り替える命令に応じて、前記入力処理において前記第1入出力制御装置に格納されたデータを、前記第1入出力制御装置から読み取り、前記入出力装置が前記第1入出力制御装置に送信するデータを受信し、読み取った前記データ及び受信した前記データを前記第2入出力制御装置に格納し、前記入力処理が完了するのに応じて前記入出力装置が送信した信号を、前記第2入出力制御装置に送信する。
さらに、同目的は、係る切り替えプログラム、及び、そのプログラムを記録するコンピュータ読み取り可能な記録媒体によっても実現される。
本発明に係る切り替え装置等によれば、ある論理区画において実行されている入出力処理を、異なる論理区画に、短期間のうちに切り替えることができる。
本発明の第1の実施形態に係る切り替え装置が有する構成、及び、切り替え装置を含む情報処理装置が有する構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る切り替え装置における処理の流れを示すフローチャートである。 リソース管理部における処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る切り替え装置が有する構成を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る切り替え装置における処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係る情報処理装置が有する構成を示すブロック図である。 第3の実施形態に係る管理情報の一例を概念的に表す図である。
第3の実施形態に係る情報処理装置における処理の一例を表すフローチャートである。 書き込み処理である場合に、第3の実施形態に係る切り替え装置が行う処理を表すフローチャートである。 読み取り処理である場合に、第3の実施形態に係る切り替え装置が行う処理を表すフローチャートである。 第3の実施形態に係る入出力情報の一例を概念的に表す図である。 本発明の各実施形態に係る切り替え装置を実現可能な計算処理装置のハードウェア構成例を、概略的に示すブロック図である。
次に、本発明を実施する実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1を参照しながら、本発明の第1の実施形態に係る切り替え装置101、及び、切り替え装置101を含む情報処理装置105が有する構成について詳細に説明する。情報処理装置105は、物理的に存在する装置である。図1は、本発明の第1の実施形態に係る切り替え装置101が有する構成、及び、切り替え装置101を含む情報処理装置105が有する構成を示すブロック図である。
第1の実施形態に係る切り替え装置101は、読み取り部102と、処理部103と、送信部104とを有する。
情報処理装置105は、第1論理区画201と、第2論理区画202と、切り替え装置101と、リソース管理部208とを有する。第1論理区画201は、仮想情報処理装置203と、第1入出力制御装置204と、管理部206とを含む。第1入出力制御装置204は、物理的に存在する装置である。第2論理区画202は、第2入出力制御装置205と、管理部207とを含む。情報処理装置105は、入出力装置209に対してデータを入出力することができる。第2入出力制御装置205は、物理的に存在する装置である。
尚、論理区画に含まれる入出力制御装置の個数、及び、入出力装置209の個数等は、図1に示す例に限定されない。
第1入出力制御装置204は、第1論理区画201において実行される入出力処理を制御する。また、第2入出力制御装置205は、第2論理区画202において実行される入出力処理を制御する。たとえば、仮想情報処理装置203が入出力装置209にデータを格納する場合に、第1入出力制御装置204は、仮想情報処理装置203から該データを受信し(または、読み取り)、受信したデータを入出力装置209に格納する。
管理部206は、第1論理区画201に含まれる仮想情報処理装置(たとえば、仮想情報処理装置203)に関する処理を制御する。たとえば、管理部206は、仮想情報処理装置203に関する処理に、計算機リソースを割り当てるか否かを制御する。
同様に、管理部207は、第2論理区画202に含まれる仮想情報処理装置に関する処理を制御する。たとえば、管理部207は、仮想情報処理装置に関する処理に計算機リソースを割り当てるか否かを制御する。
リソース管理部208は、第1論理区画201または第2論理区画202等の論理区画に含まれる仮想情報処理装置を管理している管理部(たとえば、管理部206、管理部207)を制御することができる。たとえば、リソース管理部208は、仮想情報処理装置203が実行する処理に対して、計算機リソースを割り当てるのを停止(または、開始)する処理を、管理部206に指示することができる。たとえば、リソース管理部208は、停止している仮想情報処理装置203を、第1論理区画201から第2論理区画202に移設することができる。たとえば、リソース管理部208は、仮想情報処理装置が入出力している入出力制御装置を特定することができる。
説明の便宜上、本実施形態においては、仮想情報処理装置203が入出力装置209にデータを格納している期間内において、仮想情報処理装置203を第1論理区画201から第2論理区画202に移設するとする。また、移設するとは、仮想情報処理装置203を論理的に第1論理区画201から第2論理区画202に移設することを表し、必ずしも、仮想情報処理装置203に関する物理的な情報を記憶している記憶領域を移動するとは限らない。さらに、第1入出力制御装置204は、仮想情報処理装置203における入出力処理のみを実行しているとする。
読み取り部102は、入出力処理において入出力装置209に格納される対象であるデータを、第1入出力制御装置204から読み取る。
処理部103は、読み取り部102が読み取ったデータを、入出力装置209に格納する。
入出力装置209は、データを自装置に格納する処理が完了するのに応じて、完了したことを表す信号を切り替え装置101に送信する。
送信部104は、入出力装置209が送信した信号を受信し、受信した信号を第2論理区画202に送信する。
次に、図2及び図3を参照しながら、第1の実施形態に係る切り替え装置101が有する構成が行う処理について詳細に説明する。図2は、第1の実施形態に係る切り替え装置101における処理の流れを示すフローチャートである。図3は、リソース管理部208における処理の流れを示すフローチャートである。
まず、リソース管理部208は、仮想情報処理装置203が実行する処理に関して計算機リソースを割り当てるのを停止する停止命令を、仮想情報処理装置203を管理している管理部206に送信する(ステップS111)。
管理部206は、該停止命令を受信し、受信した停止命令に基づき、仮想情報処理装置203に関する処理に関して、計算機リソースを割り当てるのを停止する。
次に、リソース管理部208は、仮想情報処理装置203に関する入出力処理を実行している第1入出力制御装置204を特定する(ステップS112)。
リソース管理部208は、仮想情報処理装置203に関する入出力処理を、第1論理区画201から第2論理区画202に切り替える切り替え命令を送信する(ステップS113)。切り替え命令には、特定した第1入出力制御装置204、及び、切り替え先の第2論理区画202における入出力処理を実行する第2入出力制御装置205に関する情報が含まれている。
切り替え装置101は、リソース管理部208が送信した切り替え命令を受信する(ステップS101)。
読み取り部102は、受信した切り替え命令に基づき、入出力処理において入出力装置209に格納される対象であるデータを、第1入出力制御装置204から読み取る(ステップS102)。
処理部103は、読み取り部102が読み取ったデータを、入出力装置209に格納する(ステップS103)。
リソース管理部208は、仮想情報処理装置203を第2論理区画202に複製する(ステップS114)。リソース管理部208は、複製した仮想情報処理装置203に関する計算機リソースの割り当てを開始する開始信号を、管理部207に指示する(ステップS115)。
管理部207は、該開始信号を受信し、受信した開始信号に基づき、仮想情報処理装置203が実行する処理に計算機リソースを割り当てる。
その後、リソース管理部208は、仮想情報処理装置203が実行している入出力処理に関するチャネルプログラムを、第1入出力制御装置204から第2入出力制御装置205に複製する(ステップS116)。
送信部104は、入出力装置209が該データを格納するのを完了した場合に送信した信号を受信し、受信した信号を第2入出力制御装置205に送信する(ステップS104)。
第2入出力制御装置205は、該信号を受信し、受信した信号を、第2論理区画202に複製された仮想情報処理装置203に送信する。第2論理区画202に複製された仮想情報処理装置203は、該信号を受信し、受信した信号に基づき、入出力処理を終了する。
尚、上述した切り替え装置101の処理(動作)は、たとえば、情報処理装置105におけるオペレーティングシステム環境において、上記の仮想情報処理装置203等の仮想環境を実現可能なハイパーバイザ等のファームウェアの処理に対して実装することにより実現することができる。
次に、第1の実施形態に係る切り替え装置101に関する効果について説明する。
第1の実施形態に係る切り替え装置101によれば、ある論理区画において実行されている入出力処理を、異なる論理区画に、短期間のうちに切り替えことができる。
この理由は、第1論理区画201において仮想情報処理装置203が実行している入出力処理を切り替え装置101が実行するからである。
上述したように、切り替え装置101は、仮想情報処理装置203を含む論理区画における第1入出力制御装置204から読み取ったデータを、入出力装置209に格納する。その後、切り替え装置101は、切り替え先である第2入出力制御装置205に、格納処理が完了したことを表す信号を送信する。
この結果、第2入出力制御装置205に関するチャネルプログラムが、第1入出力制御装置204に関するチャネルプログラムの複製であるので、第2入出力制御装置205は、該信号を受信する場合に、該格納処理が完了したことを検知する。
したがって、第1の実施形態に係る切り替え装置101によれば、ある論理区画において実行されている入出力処理を、異なる論理区画に、短期間のうちに切り替えることができる。
一方、関連している技術として、いわゆる、ライブマイグレーションがある。ライブマイグレーションは、ある物理的な情報処理装置にて動作している仮想情報処理装置を、該仮想情報処理装置にて動作しているオペレーティングシステム等の機能を停止することなく、異なる物理的な情報処理装置に移設することを表す。ライブマイグレーションは、たとえば、移設対象である仮想情報処理装置が入出力装置に入出力処理を実行している最中に、入出力処理を一時停止し、一時的に停止した状態を移設先である情報処理装置に複製することにより実現される。または、ライブマイグレーションは、入出力処理中のデータをすべて入出力装置に格納し、その後、格納したデータを移設先である情報処理装置に複製することにより実現される。
このような関連技術に対して、本実施形態に係る切り替え装置101は、移設対象である仮想情報処理装置203に関する入出力処理を一時的に停止せずに、上述したような処理を実行する。したがって、切り替え装置101が当該入出力処理を実行するので、リソース管理部208は、短期間のうちに、仮想情報処理装置を異なる論理区画に移設することができる。さらに、切り替え装置101は、当該入出力処理中のデータを一時的に入出力装置209に格納する処理を実行しない。一般的に、入出力装置209に対する入出力時間が長いので、切り替え装置101が入出力装置209に格納しないことにより、リソース管理部208は、短期間のうちに仮想情報処理装置を異なる論理区画に移設することができる。
<第2の実施形態>
次に、上述した第1の実施形態を基本とする本発明の第2の実施形態について説明する。
以降の説明においては、本実施形態に係る特徴的な部分を中心に説明すると共に、上述した第1の実施形態と同様な構成については、同一の参照番号を付すことにより、重複する説明を省略する。
図4と図5とを参照しながら、第2の実施形態に係る切り替え装置151が有する構成と、切り替え装置151が行う処理とについて説明する。図4は、本発明の第2の実施形態に係る切り替え装置151が有する構成を示すブロック図である。図5は、第2の実施形態に係る切り替え装置151における処理の流れを示すフローチャートである。
第2の実施形態に係る切り替え装置151は、読み取り部152と、処理部153と、送信部154とを有する。
また、情報処理装置155は、第1論理区画201と、第2論理区画202と、リソース管理部208と、切り替え装置151とを有する。情報処理装置155は、物理的に存在する装置である。
説明の便宜上、仮想情報処理装置203が入出力装置209からデータを読み取っている期間内において、仮想情報処理装置203を第1論理区画201から第2論理区画202に移設するとする。第1入出力制御装置204は、仮想情報処理装置203における入出力処理のみを実行しているとする。
切り替え装置151は、仮想情報処理装置203に対する入力処理を第1論理区画201から第2論理区画202に切り替える切り替え命令を受信する(ステップS151)。
読み取り部152は、該入力処理において、既に第1入出力制御装置204に格納されたデータを、第1入出力制御装置204から読み取る(ステップS152)。
処理部153は、入出力装置209が第1入出力制御装置204に送信したデータを受信する(ステップS153)。または、処理部153は、第1入出力制御装置204が入出力装置209から読み取るデータを読み取る。
処理部153は、読み取り部152が読み取ったデータ、及び、入出力装置209から受信したデータを、第2入出力制御装置205に格納する(ステップS154)。
入出力装置209は、データを送信する処理が完了するのに応じて、完了したことを表す信号を切り替え装置151に送信する。
送信部154は、入出力装置209が送信した信号を受信し、受信した信号を第2入出力制御装置205に送信する(ステップS155)。
第2入出力制御装置205は、該信号を受信し、受信した信号に応じて、自装置に格納されているデータを、第2論理区画202に複製された仮想情報処理装置203に送信する。第2論理区画202に複製された仮想情報処理装置203は、該データを受信する。さらに、第2入出力制御装置205は、第2論理区画202に複製された仮想情報処理装置203に、受信した信号を送信する。第2論理区画202に複製された仮想情報処理装置203は、該信号を受信し、受信した信号に基づき、入出力処理を終了する。
次に、第2の実施形態に係る切り替え装置151に関する効果について説明する。
本実施形態に係る切り替え装置151によれば、ある論理区画において実行されている入出力処理を異なる論理区画に、短期間のうちに切り替えることができる。この理由は、第2の実施形態に係る切り替え装置151が有する構成は、第1の実施形態に係る切り替え装置101が有する構成を含むからである。
さらに、第2の実施形態に係る切り替え装置151によれば、仮想情報処理装置203が入出力装置209にデータを格納している最中であっても、リソース管理部208は、仮想情報処理装置203を異なる論理区画に移設することができる。この理由は、仮想情報処理装置203が実行している入出力処理を、切り替え装置151が実行するからである。その後、切り替え装置151は、切り替え先である第2論理区画202に、格納処理が完了したことを表す信号を送信する。したがって、第2の実施形態に係る切り替え装置151によれば、仮想情報処理装置203が入出力装置209にデータを格納している最中であっても、リソース管理部208は、仮想情報処理装置203を異なる論理区画に移設することができる。
<第3の実施形態>
次に、上述した第1の実施形態を基本とする本発明の第3の実施形態について説明する。
図6を参照しながら、第3の実施形態に係る情報処理装置301について説明する。図6は、本発明の第3の実施形態に係る情報処理装置301が有する構成を示すブロック図である。
第3の実施形態に係る情報処理装置301は、論理区画303と、論理区画304と、リソース管理部302と、切り替え装置305とを有する。情報処理装置301は、物理的に存在する装置である。
情報処理装置301は、入出力装置306と、情報を送受信することができる。
尚、以降の説明においては、論理区画303を中心として、論理区画が有する構成、及び、論理区画における処理等を説明するとする。しかし、論理区画304に関しても論理区画303と同様な構成を有し、論理区画303と同様な処理が実行される。
論理区画303は、仮想計算機307と、VM管理部309と、区画負荷監視部310と、入出力処理部308と、管理情報部311とを含む。仮想計算機307は、仮想計算機307が読み書き可能なメモリを表すメモリユニット312を有する。VM管理部309は、VM負荷監視部314を有する。入出力処理部308は、IOバッファ313を有する。尚、IOは、入出力を表す。
尚、入出処理部は、本発明の各実施形態に示した入出力制御装置と同様の機能を有する。
尚、論理区画303及び論理区画304において、仮想計算機307は、複数であってもよい。
切り替え装置305は、本発明の各実施形態に係る切り替え装置に加え、さらに、データ記憶部315と、入出力情報部316とを有してもよい。
まず、図7を参照しながら、管理情報部311が記憶可能な管理情報について説明する。図7は、第3の実施形態に係る管理情報の一例を概念的に表す図である。
管理情報においては、入出力装置306を一意に識別可能な入出力装置識別子(以降、識別子を「ID」と表す)と、該入出力装置IDが表す入出力装置306に対して入出力処理を実行しているVMを一意に識別可能な仮想計算機IDとが関連付けされている。管理情報においては、さらに、入出力装置IDと、該入出力処理に関する入出力処理部308を一意に識別可能な入出力処理部IDとが関連付けされている。
図7に例示する管理情報においては、仮想計算機ID「仮想計算機307」と、入出力装置ID「入出力装置306」と、入出力処理部ID「入出力処理部308」とが関連付けされている。これは、仮想計算機307と、入出力装置306とが、入出力処理部308を介して相互に入出力処理を実行していることを表す。
説明の便宜上、各入出力装置306は、2つの入出力処理を並行して実行しないとする。すなわち、入出力装置IDを特定することにより、該入出力装置IDが表す入出力装置306が実行している入出力処理と、該入出力処理を実行しているVMとを特定できるとする。
次に、図8を参照しながら第3の実施形態に係る情報処理装置301における処理について詳細に説明する。図8は、第3の実施形態に係る情報処理装置301における処理の一例を表すフローチャートである。
説明の便宜上、論理区画303における処理を実行している中央演算処理装置(CPU)が高負荷であり、論理区画304における処理を実行しているCPUは低負荷であるとする。また、該論理区画303におけるVMが、論理区画304に移動する(移設される)とする。
VM負荷監視部314は、所定のタイミングにて(たとえば、定期的に)、論理区画303に含まれるVMが実行している処理に関する負荷量を、それぞれ計測し、計測した負荷量を区画負荷監視部310、及び、リソース管理部302に送信する(ステップS301)。区画負荷監視部310は、VM負荷監視部314が送信する負荷量を受信し、受信した負荷量に基づき論理区画303における負荷量の総量を算出する(ステップS302)。
区画負荷監視部310は、算出した負荷量の総量をリソース管理部302に送信する。リソース管理部302は、該総量を受信し、受信した総量が所定の負荷量以上であるか否かに基づいて、該論理区画303における処理が高負荷であるか否かを判定する(ステップS303)。さらに、リソース管理部302は、VM管理部309が送信した各VMが実行している処理量を受信する。
または、区画負荷監視部310は、算出した負荷量の総量が所定の負荷量以上であるか否かに基づいて、該論理区画303における処理が高負荷であるか否かを判定してもよい。この場合に、区画負荷監視部310は、高負荷であると判定する場合に、該論理区画303が高負荷であることを表す信号(以降、「負荷信号」と表す)をリソース管理部302に送信する。
リソース管理部302は、論理区画303における負荷が高い場合に(ステップS303にてYES)、受信したVMに関する処理量に基づき、負荷が高い論理区画303に含まれるVMの内、負荷が低い論理区画304に割り当てを変更すべき特定の仮想計算機を選択する(ステップS304)。
説明の便宜上、特定の仮想計算機は、仮想計算機307であるとする。
たとえば、リソース管理部302は、特定のVMに関する割り当てを、論理区画303から論理区画304に変更することによって、複数の論理区画間における負荷が最も平準化される特定の仮想計算機を選択する。リソース管理部302は、たとえば、論理区画303に含まれるVMのうち、負荷が最も低い仮想計算機を、係る特定の仮想計算機として選択する。リソース管理部302は、選択した特定の仮想計算機に関する処理にCPUを割り当てるのを停止するリクエストを表す停止信号(サスペンド信号)をVM管理部309に送信する。すなわち、リソース管理部302は、仮想計算機に関する処理を停止する停止信号をVM管理部309に送信する。
説明の便宜上、該特定の仮想計算機は、入出力処理部308を介して、入出力装置306に対して入出力処理を実行しているとする。
VM管理部309は、リソース管理部302が送信した停止信号を受信するのに応じて、仮想計算機307に関する処理にCPUを割り当てるのを停止する(ステップS305)。これによって、仮想計算機307は停止する。その後、VM管理部309は、仮想計算機307が停止したことを表す通知信号をリソース管理部302に送信する。
次に、リソース管理部302は、該通知信号を受信し、その後、管理情報において、仮想計算機307を表す仮想計算機IDに関連付けされている入出力装置ID、及び、仮想計算機IDに関連付けされている入出力処理部IDを特定する(ステップS306)。次に、リソース管理部302は、特定した入出力処理部IDが表す入出力処理部308と、特定した入出力装置IDが表す入出力装置306との間において実行されている入出力処理を、割り当て先に切り替えることを要求する切り替え命令を切り替え装置305に送信する。すなわち、リソース管理部302は、選択した割り当て先における入出力処理部317と、該入出力装置306との間における入出力処理に切り替えることを要求する切り替え命令を送信する。
切り替え装置305は、該切り替え命令を受信し、受信した切り替え命令に基づき、仮想計算機307と入出力装置306との間において実行されている入出力処理を、割り当て先に切り替える(ステップS307)。尚、切り替え装置305における処理については後述する。
リソース管理部302は、通知信号を受信するのに応じて仮想計算機307に関するメモリユニット312を、移設元である論理区画303から移設先である論理区画304に複製(または、移動)する(ステップS308)。リソース管理部302は、移設先である論理区画304におけるVM管理部320に、仮想計算機307に対するCPUの割り当てを開始することを要求する開始信号(レジューム信号)を送信する。すなわち、リソース管理部302は、仮想計算機307に関する処理を開始する開始信号をVM管理部320に送信する。
VM管理部320は、該開始信号を受信するのに応じて、仮想計算機307に対して、CPUの割り当てを開始する(ステップS309)。すなわち、仮想計算機307は、論理区画304において処理を再開する。
リソース管理部302は、管理情報部318に格納されている管理情報に基づき、割り当て先の論理区画304に含まれる入出力処理部の中から、特定の入出力処理部(たとえば、入出力処理部317)を選択する(ステップS310)。
次に、リソース管理部302は、移設元の論理区画303において、入出力装置306及び入出力処理部308の間において実行されていた入出力処理を表すチャネルプログラムを、入出力処理部317に送信する。入出力処理部317は、当該チャネルプログラムに基づき、入出力処理を実行する(ステップS311)。
次に、リソース管理部302は、仮想計算機307を表す仮想計算機IDと、該入出力処理に関する入出力装置306を表す入出力装置IDと、入出力処理部317を表す入出力処理部IDとが関連付けされた管理情報を作成する。リソース管理部302は、作成した管理情報を移設先の入出力処理部317に送信する(ステップS312)。
入出力処理部317は、該管理情報を受信し、受信した管理情報を管理情報部318に格納する。
次に、切り替え装置305における処理について詳細に説明する。
説明の便宜上、切り替え命令は、入出力処理部308及び入出力装置306の間において実行されている入出力処理に関して、入出力処理部308を入出力処理部317に切り替えることを要求する命令であるとする。
切り替え装置305は、リソース管理部302が送信した切り替え命令を受信するのに応じて、入出力処理部IDと、入出力装置IDとが関連付けされた入出力情報(図11)を作成する。図11は、第3の実施形態に係る入出力情報の一例を概念的に表す図である。
図11に例示する入出力情報を参照すると、入出力処理部ID「入出力処理部308」と、入出力装置ID「入出力装置306」とが関連付けされている。これは、入出力処理部308と、入出力装置306との間において、入出力処理が実行されていることを表す。
切り替え装置305は、たとえば、上述した切り替え命令に基づき、入出力装置306と、入出力処理部317とが関連付けされた入出力情報を作成してもよい。あるいは、切り替え装置305は、たとえば、上述した切り替え命令に基づき、入出力装置306と、空値とが関連付けされた入出力情報(この場合には、エントリ)を作成してもよい。切り替え装置305は、作成した入出力情報を入出力情報部316に格納する。
以降、実行中のチャネルプログラムが、書き込み(WRITE)命令である場合、及び、読み取り(READ)命令である場合に、本実施形態に係る切り替え装置305が行う処理について説明する。
まず、図9を参照しながら、実行中のチャネルプログラムが書き込み(WRITE)命令である場合に、本実施形態に係る切り替え装置305が行う処理について説明する。図9は、書き込み処理である場合に、第3の実施形態に係る切り替え装置305が行う処理を表すフローチャートである。
切り替え装置305は、切り替え命令を受信するのに応じて、入出力処理部308におけるIOバッファ313に格納されているデータを読み取り(ステップS321)、読み取ったデータをデータ記憶部315に格納する(ステップS322)。切り替え装置305は、IOバッファ313に格納されているデータを削除してもよい。
次に、切り替え装置305は、データ記憶部315からデータを読み取り(ステップS323)、読み取ったデータを入出力装置306に送信する。
入出力装置306は、該データを受信し、受信したデータを自装置に格納する(ステップS324)。入出力装置306は、受信したデータを自装置に格納した場合に、入出力処理が完了したことを表す完了信号を切り替え装置305に送信する。
切り替え装置305は、該完了信号を受信し(ステップS325)、その後、入出力情報部316において、該入出力処理を実行している入出力装置306を表す入出力装置IDに関連付けされた入出力処理部IDを読み取る。切り替え装置305は、読み取った入出力処理部IDが表す入出力処理部317に、入出力処理が完了したことを表す完了信号を送信する(ステップS326)。その後、切り替え装置305は、入出力情報部316において、該入出力装置IDに関連付けされた情報を削除する(ステップS327)。
次に、図10を参照しながら、実行中のチャネルプログラムが読み取り(READ)命令である場合に、本実施形態に係る切り替え装置305が行う処理について説明する。図10は、読み取り処理である場合に、第3の実施形態に係る切り替え装置305が行う処理を表すフローチャートである。
切り替え装置305は、切り替え命令を受信するのに応じて、切り替え元のIOバッファ313に格納されているデータを読み取り(ステップS341)、読み取ったデータをデータ記憶部315に格納する(ステップS342)。次に、切り替え装置305は、入出力装置306が送信したデータを受信し(ステップS343)、受信したデータをデータ記憶部315に格納する(ステップS344)。
入出力装置306は、該データに関する入出力処理が完了するのに応じて、入出力処理が完了したことを表す完了信号を、切り替え装置305に送信する。
切り替え装置305は、該完了信号を受信する(ステップS345)。さらに、切り替え装置305は、データ記憶部315に格納されているデータを入出力処理部317に送信する。
入出力処理部317は、該データを受信し、受信したデータをIOバッファ319に格納する(ステップS346)。
その後、切り替え装置305は、入出力情報部316において、該入出力装置IDに関する情報を削除し(ステップS347)、さらに、入出力処理が完了したことを表す完了信号を入出力処理部317に送信する。
次に、第3の実施形態に係る切り替え装置305に関する効果について説明する。
本実施形態に係る切り替え装置305によれば、仮想計算機307が入出力装置306にデータを格納している最中であっても、仮想計算機307が実行している入出力処理を異なる論理区画に、短期間のうちに切り替えることができる。この理由は、第3の実施形態に係る切り替え装置305が有する構成が、第1の実施形態に係る切り替え装置101が有する構造を含むからである。
さらに、本実施形態に係る切り替え装置305によれば、ある論理区画に関する負荷が高くなった場合であっても、複数の論理区画における負荷を平準化することができる。この理由は、論理区画において入出力処理が実行されている場合であっても、切り替え装置305が、該入出力処理を異なる論理区画に切り替えるからである。
特許文献1に開示された仮想計算機システムは、入出力処理を実行している仮想計算機を異なる論理区画に移設することはできない。該仮想計算機システムは、実行している入出力処理が完了した後に、該仮想計算機を異なる論理区画に移設する。あるいは、該仮想計算機システムは、実行している入出力処理を中止することによって、該仮想計算機を異なる論理区画に移設する。
一方、第3の実施形態に係る切り替え装置305は、上述した処理を実行することによって、実行中の入出力処理であっても、該入出力処理を異なる論理区画に切り替える。この結果、リソース管理部302は、該仮想計算機を異なる論理区画に移設することができる。
(ハードウェア構成例)
上述した本発明の各実施形態における切り替え装置を、1つの計算処理装置(情報処理装置、コンピュータ)を用いて実現するハードウェア資源の構成例について説明する。但し、係る切り替え装置は、物理的または機能的に少なくとも2つの計算処理装置を用いて実現してもよい。また、係る切り替え装置は、専用の装置として実現してもよい。
図12は、第1の実施形態乃至第3の実施形態に係る切り替え装置を実現可能な計算処理装置のハードウェア構成例を概略的に示す図である。計算処理装置20は、中央処理演算装置(Central_Processing_Unit、以降「CPU」と表す)21、メモリ22、ディスク23、及び、不揮発性記録媒体24を有する。計算処理装置20は、さらに、入力装置25、出力装置26、通信インターフェース(以降、「通信IF」と表す。)27、及び、ディスプレー28を有する。計算処理装置20は、通信IF27を介して、他の計算処理装置、及び、通信装置と情報を送受信することができる。
不揮発性記録媒体24は、コンピュータが読み取り可能な、たとえば、コンパクトディスク(Compact_Disc)、デジタルバーサタイルディスク(Digital_Versatile_Disc)である。また、不揮発性記録媒体24は、ユニバーサルシリアルバスメモリ(USBメモリ)、ソリッドステートドライブ(Solid_State_Drive)等であってもよい。不揮発性記録媒体24は、電源を供給しなくても係るプログラムを保持し、持ち運びを可能にする。不揮発性記録媒体24は、上述した媒体に限定されない。また、不揮発性記録媒体24の代わりに、通信IF27を介して、通信ネットワークを介して係るプログラムを持ち運びしてもよい。
すなわち、CPU21は、ディスク23が記憶するソフトウェア・プログラム(コンピュータ・プログラム:以下、単に「プログラム」と称する)を、実行する際にメモリ22にコピーし、演算処理を実行する。CPU21は、プログラム実行に必要なデータをメモリ22から読み取る。表示が必要な場合には、CPU21は、ディスプレー28に出力結果を表示する。外部への出力が必要な場合には、CPU21は、出力装置26に出力結果を出力する。外部からプログラムを入力する場合、CPU21は、入力装置25からプログラムを読み取る。CPU21は、上述した図1における切り替え装置、図4における切り替え装置、または、図6に示す各部が表す機能(処理)に対応するところのメモリ22にある切り替えプログラム(図2、図5、図8、図9、または、図10)を解釈し実行する。CPU21は、上述した本発明の各実施形態において説明した処理を順次行う。
すなわち、このような場合、本発明は、係る切り替えプログラムによっても成し得ると捉えることができる。更に、係る切り替えプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な不揮発性の記録媒体によっても、本発明は成し得ると捉えることができる。
以上、上述した実施形態を模範的な例として本発明を説明した。しかし、本発明は、上述した実施形態には限定されない。すなわち、本発明は、本発明のスコープ内において、当業者が理解し得る様々な態様を適用することができる。
101 切り替え装置
102 読み取り部
103 処理部
104 送信部
105 情報処理装置
201 第1論理区画
202 第2論理区画
203 仮想情報処理装置
204 第1入出力制御装置
205 第2入出力制御装置
206 管理部
207 管理部
208 リソース管理部
209 入出力装置
151 切り替え装置
152 読み取り部
153 処理部
154 送信部
155 情報処理装置
301 情報処理装置
302 リソース管理部
303 論理区画
304 論理区画
305 切り替え装置
306 入出力装置
307 仮想計算機
308 入出力処理部
309 VM管理部
310 区画負荷監視部
311 管理情報部
312 メモリユニット
313 IOバッファ
314 VM負荷監視部
315 データ記憶部
316 入出力情報部
317 入出力処理部
318 管理情報部
319 IOバッファ
320 VM管理部
20 計算処理装置
21 CPU
22 メモリ
23 ディスク
24 不揮発性記録媒体
25 入力装置
26 出力装置
27 通信IF
28 ディスプレー

Claims (9)

  1. 物理情報処理装置が論理的に分割された複数の論理区画において、第1論理区画に関する入出力処理を制御している第1入出力制御装置によって、入出力装置に対して実行されている出力処理を、第2論理区画に関する入出力処理を制御している第2入出力制御装置に切り替える命令に応じて、前記出力処理において前記入出力装置に格納されるデータを、前記第1入出力制御装置から読み取る読み取り手段と、
    前記読み取り手段が読み取ったデータを、前記入出力装置に格納する格納処理を実行する処理手段と、
    前記格納処理が完了するのに応じて前記入出力装置が送信した信号を、前記第2入出力制御装置に送信する送信手段と
    を備える切り替え装置。
  2. 前記読み取り手段は、前記第1入出力制御装置によって前記入出力装置に対して実行されている入力処理を、前記第2入出力制御装置に切り替える命令に応じて、前記入力処理において前記第1入出力制御装置に格納されたデータを、前記第1入出力制御装置から読み取り、
    前記処理手段は、前記入出力装置が前記第1入出力制御装置に送信するデータを受信し、読み取った前記データ及び受信した前記データを前記第2入出力制御装置に格納し、
    前記送信手段は、前記入力処理が完了するのに応じて前記入出力装置が送信した信号を、前記第2入出力制御装置に送信する
    請求項1に記載の切り替え装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の切り替え装置と、
    前記第1論理区画において実行されている仮想情報処理装置に関する処理を停止する停止信号を、前記第1論理区画において前記仮想情報処理装置を管理している管理装置に送信し、前記切り替え装置に前記命令を指示し、その後、前記仮想情報処理装置を前記第2論理区画に移設し、移設した前記仮想情報処理装置に関する処理を開始する開始信号を、前記第2論理区画において前記仮想情報処理装置を管理する管理装置に送信し、前記第1入出力制御装置が実行している処理を表すプログラムを、前記第2入出力制御装置に複製する管理手段と
    を備える仮想情報管理装置。
  4. 前記管理手段は、前記第1論理区画において実行されている処理に関する負荷が、前記第2論理区画において実行されている処理に関する負荷よりも高い場合に、前記第1論理区画における前記仮想情報処理装置に関する前記停止信号を前記管理装置に送信する
    請求項3に記載の仮想情報管理装置。
  5. 請求項3または請求項4に記載の仮想情報管理装置と、
    論理区画を管理可能な論理区画管理手段と
    を備える情報処理装置
  6. 前記第1論理区画において前記仮想情報処理装置を管理している前記管理装置を表す第1管理装置と、
    前記第2論理区画において前記仮想情報処理装置を管理している前記管理装置を表す第2管理装置と、
    前記送信手段が送信した前記信号を受信し、前記第2論理区画に移設された前記仮想情報処理装置に、受信した前記信号を送信する前記第2入出力制御装置と
    をさらに備え、
    前記第1管理装置は、前記停止信号を受信した場合に、前記第1論理区画における前記仮想情報処理装置に、前記第1論理区画に関する処理を処理可能な計算機リソースを割り当てるのを停止し、
    前記第2管理装置は、前記開始信号を受信した場合に、前記第2論理区画に移設された前記仮想情報処理装置に、前記第2論理区画に関する処理を処理可能な計算機リソースを割り当てる
    請求項に記載の情報処理装置。
  7. 物理情報処理装置が論理的に分割された複数の論理区画において、第1論理区画に関する入出力処理を制御している第1入出力制御装置によって、入出力装置に対して実行されている出力処理を、第2論理区画に関する入出力処理を制御している第2入出力制御装置に切り替える命令に応じて、前記出力処理において前記入出力装置に格納されるデータを、前記第1入出力制御装置から読み取り、読み取ったデータを前記入出力装置に格納する格納処理を実行し、前記格納処理が完了するのに応じて前記入出力装置が送信した信号を、前記第2入出力制御装置に送信する切り替え方法。
  8. 物理情報処理装置が論理的に分割された複数の論理区画において、第1論理区画に関する入出力処理を制御している第1入出力制御装置によって、入出力装置に対して実行されている入力処理を、第2論理区画に関する入出力処理を制御している第2入出力制御装置に切り替える命令に応じて、前記入力処理において前記第1入出力制御装置に格納されたデータを、前記第1入出力制御装置から読み取り、前記入出力装置が前記第1入出力制御装置に送信するデータを受信し、読み取った前記データ及び受信した前記データを前記第2入出力制御装置に格納し、前記入力処理が完了するのに応じて前記入出力装置が送信した信号を、前記第2入出力制御装置に送信する切り替え方法。
  9. 物理情報処理装置が論理的に分割された複数の論理区画において、第1論理区画に関する入出力処理を制御している第1入出力制御装置によって、入出力装置に対して実行されている出力処理を、第2論理区画に関する入出力処理を制御している第2入出力制御装置に切り替える命令に応じて、前記出力処理において前記入出力装置に格納されるデータを、前記第1入出力制御装置から読み取る読み取り機能と、
    前記読み取り機能において読み取られたデータを、前記入出力装置に格納する格納処理を実行する処理機能と、
    前記格納処理が完了するのに応じて前記入出力装置が送信した信号を、前記第2入出力制御装置に送信する送信機能と
    をコンピュータに実現させる切り替えプログラム。
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