JP6459426B2 - ローラ - Google Patents

ローラ Download PDF

Info

Publication number
JP6459426B2
JP6459426B2 JP2014234859A JP2014234859A JP6459426B2 JP 6459426 B2 JP6459426 B2 JP 6459426B2 JP 2014234859 A JP2014234859 A JP 2014234859A JP 2014234859 A JP2014234859 A JP 2014234859A JP 6459426 B2 JP6459426 B2 JP 6459426B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
rubber
main body
hole
annular structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014234859A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016098881A (ja
Inventor
平山 済
済 平山
岩瀬 和也
和也 岩瀬
博美 船橋
博美 船橋
剛 三星
剛 三星
中山 一郎
一郎 中山
保 城戸
保 城戸
政之 清水
政之 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Metals Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Metals Ltd filed Critical Hitachi Metals Ltd
Priority to JP2014234859A priority Critical patent/JP6459426B2/ja
Priority to CN201510763352.7A priority patent/CN105608787B/zh
Publication of JP2016098881A publication Critical patent/JP2016098881A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6459426B2 publication Critical patent/JP6459426B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

本発明は、例えば紙幣分離機構に用いられるローラに関する。
紙幣分離機構等にローラが用いられている。このようなローラにおいて、ローラ本体部にゴム部が取り付けられた構造が用いられている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載のローラでは、ゴム部が嵌合されるローラ本体部の切欠部に、切欠部よりも大きな寸法を有するゴム片を圧縮状態で収容することで、接着剤を使用せずに、ローラ本体部にゴム部を保持するようにしている。
特開平10−157864号公報
しかし、特許文献1に記載された構造では、ゴム部とローラ本体部とが接する面が切欠部のみであるため、ローラの使用時にゴム部がローラ本体部から脱落してしまうおそれがあった。
本発明の一目的は、ローラ使用時にゴム部がローラ本体部から脱落することが抑制されたローラを提供することである。
本発明の一観点によれば、
ローラ本体部と、
前記ローラ本体部に取り付けられたゴム部と
を有し、
前記ローラ本体部は、第1の貫通孔を有し、
前記ゴム部は、前記ローラ本体部の外周に設けられたゴム本体部と、前記ゴム本体部と協同して第1の環状構造を形成する保持部とを有し、
前記第1の環状構造が前記第1の貫通孔を貫通することで、前記ゴム部が脱落しないように前記ローラ本体部に取り付けられているローラ
が提供される。
ゴム部の有する第1の環状構造が、ローラ本体部の有する第1の貫通孔を貫通するように、ゴム部がローラ本体部に取り付けられていることで、ゴム部のずれや脱落が抑制される。
図1(A)は、本発明の第1実施形態によるローラの概略側面図であり、図1(B)は、第1実施形態によるローラの概略正面図であり、図1(C)は、図1(A)に示すAA線に沿った概略縦断面図であり、図1(D)は、図1(B)に示すBB線に沿った概略横断面図である。 図2(A)は、本発明の第2実施形態によるローラの概略側面図であり、図2(B)は、第2実施形態によるローラの概略上面図であり、図2(C)は、図2(A)に示すAA線に沿った概略縦断面図であり、図2(D)は、図2(B)に示すBB線に沿った概略横断面図である。
以下、本発明の実施形態によるローラについて説明する。実施形態によるローラは、例えば、集積された紙幣や有価証券等の紙葉類を1枚ずつ分離して搬送する紙葉類分離機構に好ましく用いられる。ここでは、紙幣分離機構のフィードローラとして用いられるローラを例として、説明を進める。
図1(A)〜図1(D)を参照して、第1実施形態によるローラについて説明する。図1(A)および図1(B)は、それぞれ、第1実施形態によるローラ10の概略的な側面図および正面図である。なお、左側面図と右側面図とは同様となるので、1つの側面図1(A)で代表させている。図1(C)は、図1(A)に示すAA線に沿った概略的な縦断面図である。図1(D)は、図1(B)に示すBB線に沿った概略的な横断面図であり、特にローラ本体部100の部分を示す。なお、図1(D)には、参考のためゴム部200の輪郭を点線で示している。
ローラ10は、ローラ本体部(芯金)100と、ローラ本体部100に取り付けられたゴム部(フィードゴム)200とから構成されている。図示を容易にするため、図1(A)〜図1(D)において、ローラ本体部100は左上りのハッチングを付して示し、ゴム部200は右上りのハッチングを付して示す。
ローラ本体部100は、例えば金属材料(例えばアルミ合金等)により形成され、概ね円筒形状を有し、中心に、シャフトを貫通させる貫通孔110を有する。以下、ローラ本体部100(またはローラ10)についての周方向、径方向、厚さ方向を、単に、周方向、径方向、厚さ方向と呼ぶことがある。
ゴム部200は、ゴム材料(例えばポリウレタン等)により、ローラ本体部100に嵌め込まれた形状で、全体が一体的に成形されている。ローラ本体部100とゴム部200との間は、接着剤で固着されていない。つまり、ローラ本体部100とゴム部200とは、接着剤を介さずに接触している。
本明細書において「ローラ本体部100にゴム部200が嵌め込まれた」等と表現する場合、「ローラ本体部100と別体で形成されたゴム部200をローラ本体部100に嵌め込んだ」という作製方法を意味するわけではなく、「ローラ本体部100にゴム部200が嵌め込まれた形状である」ということを意味する。後に詳しく説明するように、本実施形態のゴム部200は、金型の一部となるローラ本体部100上にゴム材料を流し込むことで、ローラ本体部100に嵌め込まれた形状に成形されている。
ゴム部200は、ゴム本体部201と保持部202とに大別される。ゴム本体部201は、ローラ本体部100の外周の一部に(周方向の一部分に)、ローラ本体部100の全厚さに亘って設けられている。ゴム本体部201は、ゴム部200をフィードゴムとして機能させるための主要部分であり、搬送される紙幣に対してローラ本体部100よりも高い摩擦係数を有し、ローラ10の回転に伴い外周で紙幣と接触して、紙幣を送る。ローラ本体部100の外周の一部に、ゴム本体部201に対応した形状の凹部(切欠き部)101が形成されており、切欠き部101に、ゴム本体部201が嵌め込まれている。
ゴム本体部201の外周形状は、必要に応じて、凹凸状(歯型状)に成形することができる。ゴム本体部201の外周形状を凹凸状とすることにより、ゴム本体部201への紙粉の付着が抑制されて、摩擦力低下が抑制される。
保持部202は、以下に詳述するように、ゴム本体部201がずれたり脱落したりすることを抑制するように、ゴム本体部201をローラ本体部100に保持する構造を構成する。ローラ本体部100に、保持部202に対応した形状の凹部102が形成されており、凹部102に、保持部202が嵌め込まれている。
保持部202は、貫通部203と接続部204とに大別され、保持部202が嵌め込まれる凹部102は、貫通孔103と接続溝104とに大別される。ローラ本体部100の貫通孔110と切欠き部101との間に、ローラ本体部100を厚さ方向に貫通する、つまり、ローラ本体部100の一方の側面と他方の側面とを連通させる貫通孔103が形成されている。貫通孔103に、貫通部203が嵌め込まれている。
ローラ本体部100の切欠き部101と貫通孔103との間に挟まれた部分である芯部106は、ローラ本体部100の両側面側から削られて、特に図1(C)に示されているように、厚さがやや薄くなっている。つまり、芯部106の側面がローラ本体部100の側面から凹むようにして、接続溝104が形成されており、接続溝104を介して、切欠き部101と貫通孔103とがつながっている。接続溝104に、接続部204が嵌め込まれており、つまり、ゴム本体部201と貫通部203との間で、ローラ側面上に接続部204が形成されており、接続部204を介して、ゴム本体部201と貫通部203とがつながっている。
ゴム部200は、特に図1(C)に示されているように、ゴム本体部201と、保持部202(貫通部203および接続部204)とが協同して、ローラ本体部100の芯部106を取り囲む環状構造210を形成している。言い換えると、ゴム部200の有する環状構造210は、ローラ本体部100に形成された貫通孔103を貫通している。図1(C)では、環状構造210を、模式的に点線で示している。
ゴム部200は、環状構造210が貫通孔103を貫通するように、貫通孔103にいわば絡まったような状態で、ローラ本体部100に取り付けられている。これにより、ゴム本体部201が(あるいはゴム部200が)径方向外側や厚さ方向にずれて、ローラ本体部100からずれたり脱落したりすることを抑制できる効果が得られる。
フィードローラとして例示しているローラ10は、外径が相対的に大きな大径部111,113,115の間に、外径が相対的に小さな小径部112、114が挟まれた構造を有し、小径部112、114が谷部を構成している。ローラ10は、ゲートローラの山部がフィードローラの谷部に配置されるように、ゲートローラと対をなして用いられる。
なお、フィードローラの仕様に応じて、ゴム部200には、ゴム本体部201の周方向端部からローラ外周上に延在する外周部が形成されていてもよい。外周部は、ローラ10の全周に亘りリング状に形成されるものであっても、ローラ10の周方向の一部分に形成されるものであってもよい。
ローラ10の各部の寸法は、例えば以下のようなものである。ローラ10の大径部111等、小径部112等の直径は、それぞれ例えば40mm程度、35mm程度である。シャフトの貫通孔110の直径は、例えば10mm程度である。ローラ10の全体の厚さは、例えば18mm程度であり、大径部111等、小径部112等の厚さは、それぞれ例えば3mm程度、4mm程度である。
ゴム本体部201の厚さ(ローラ径方向の寸法)は、例えば4mm程度であり、ゴム本体部201の長さ(ローラ周方向の寸法)は、例えば30mm程度である。貫通部203の幅(ローラ径方向の寸法)は、例えば6mm程度である。接続部204の幅(ローラ径方向の寸法)は、例えば3mm程度であり、接続部204の厚さ(ローラ幅方向の寸法)は、例えば1mm程度である。
次に、ローラ10の作製方法について説明する。まず、ローラ本体部100を準備する。ローラ本体部100は、例えば、アルミ合金等の金属材料を、旋盤やフライス盤等による機械加工で加工することにより形成する。次に、ゴム部200の外形形状を画定する外型の中に、中子としてローラ本体部(芯金)100を配置して、ゴム部200を成形するための金型を準備する。
次に、この金型に、例えばポリウレタン等のゴム材料を流し込み、加硫を行って、ゴム部200を成形する。このようにして、ローラ本体部100にゴム部200が嵌め込まれた構造を有するローラ10が作製される。ゴム部200の全体は、つまりゴム部200のゴム本体部201および保持部202は、一体的に成形される。金型からローラ10を取り出した後、ゴム部200の外周を研磨する研磨工程や、ローラ10にシャフトを通してアセンブリを形成する組立工程等の必要な工程を行う。
本実施形態によるローラ10では、ローラ本体部100とゴム部200との間を、接着剤で固着しない。つまり、本実施形態によるローラ10の作製工程では、ゴム材料を金型に流し込む工程に先立って、ローラ本体部100のゴム部200が接触する表面上に、予め接着剤を塗布しておく工程が不要である。
ゴム部をローラ本体部に接着して固定する作製方法を比較形態とする。比較形態ではローラ本体部のゴム部が接触する表面上に接着剤を塗布する工程が必要となる。本実施形態では、このような接着剤塗布工程が不要となるので、ローラの作製工程を簡略化することができる。
本実施形態によるローラ10では、ゴム部200とローラ本体部100とが接着されていないが、上述のように保持部202が設けられていることで、ゴム部200のローラ本体部100からのずれや脱落を抑制できる。
本実施形態では、ゴム部200がローラ本体部100と接着されていないので、成形工程でゴム部200に不良が発生した場合に、ローラ本体部100から不良なゴム部200を簡単に取り外すことができ、ローラ本体部(芯金)100を再利用することが容易であるという利点もある。
本実施形態では、ゴム部200のずれや脱落を抑制する保持部202を設けるための凹部102が、ローラ本体部100に形成される。凹部102は、ゴム本体部201が嵌め込まれる切欠き部101等、元々形成されていた凹部を形成するのと同様な、通常の機械加工で容易に形成することができる。
次に、図2(A)〜図2(D)を参照して、第2実施形態によるローラについて説明する。説明の煩雑さを避けるため、第1実施形態と対応する部材や構造について、同一の参照符号を流用する。以下、主として、第1実施形態との違いについて説明する。第2実施形態によるローラ10は、ローラ本体部100の芯部106、および芯部106の周りのゴム部200の構造が、第1実施形態によるローラ10と異なる。
図2(A)は、第2実施形態によるローラ10の概略的な側面図である。なお、図2(A)の概略側面図は、図1(A)に示した第1実施形態によるローラ10の概略側面図と同様なものである。また、左側面図と右側面図とは同様となるので、1つの側面図2(A)で代表させている。図2(B)は、第2実施形態によるローラ10の、特にローラ本体部100の部分を示した概略的な上面図、つまり、ゴム本体部201が嵌め込まれる切欠き部101を上方から見た図である。図2(C)は、図2(A)に示すAA線に沿った概略的な縦断面図である。図2(D)は、図2(B)に示すBB線に沿った概略的な横断面図であり、特にローラ本体部100の部分を示す。なお、図2(D)には、参考のためゴム部200の輪郭を点線で示している。
第2実施形態では、ローラ本体部100の芯部106に、径方向に貫通する貫通孔105が形成されている。より具体的に説明すると、貫通孔105は、貫通孔103の内面と、ローラ本体部100の外周面(切欠き部101の内面となっている部分)とを連通させている。貫通孔105は、貫通孔103と、ローラ本体部100に対する貫通方向が異なっている。
図2(A)〜図2(D)に示している例では、芯部106の中央に1つの大径の貫通孔105が設けられ、芯部106の周方向両端の辺部にそれぞれ3つずつの小径の貫通孔105が設けられている。
第2実施形態では、貫通孔105に対応して、ゴム部200が、貫通孔105に嵌め込まれている部分である貫通部205を有する。第2実施形態におけるゴム部200の保持部202は、貫通部203、接続部204、および貫通部205に大別される。これに対応して、保持部202の嵌め込まれる凹部102は、貫通孔103、接続溝104、および貫通孔105に大別される。第2実施形態では、切欠き部101と貫通孔103とが、第1実施形態と同様に接続溝104を介してつながっているとともに、貫通孔105を介してつながっている。また、ゴム本体部201と貫通部203とが、第1実施形態と同様に接続部204を介してつながっているとともに、貫通部205を介してつながっている。
ゴム部200は、特に図2(C)に示されているように、ゴム本体部201と、保持部202(貫通部203、接続部204、および貫通部205)とが協同して、ローラ本体部100の芯部106を取り囲む環状構造210および環状構造211を形成している。より具体的に説明すると、第1実施形態と同様に、ゴム本体部201、貫通部203、および接続部204により形成された環状構造210が、芯部106の全厚さ(全幅)部分を取り囲んでいる。第2実施形態では、さらに、ゴム本体部201、貫通部203、接続部204、および貫通部205により形成された環状構造211が、芯部106の一部の厚さ部分を取り囲んでいる。言い換えると、第2実施形態のゴム部200は、ローラ本体部100の貫通孔103を貫通する環状構造210に加え、ローラ本体部100の貫通孔105を貫通する環状構造211を有している。図2(C)では、環状構造210,211を、模式的に点線で示している。
なお、本例では、複数の貫通孔105に対応して複数の貫通部205が形成されていることで、ゴム本体部201、貫通部203、ある貫通部205、および他の貫通部205により構成された(2つの貫通孔105を貫通する)環状構造も形成されている。
第2実施形態のゴム部200は、環状構造210が貫通孔103を貫通するように、貫通孔103にいわば絡まったような状態で、ローラ本体部100に取り付けられているとともに、環状構造211が貫通孔105を貫通するように、貫通孔105にいわば絡まったような状態で、ローラ本体部100に取り付けられている。第2実施形態のように、ゴム部200の有する複数の環状構造が、ローラ本体部100の有する複数の貫通孔を貫通する構造を構成することにより、ゴム本体部201が(あるいはゴム部200が)径方向外側や厚さ方向にずれて、ローラ本体部100からずれたり脱落したりすることを抑制できる効果を、より高められる。
また、第2実施形態では、ゴム本体部201と(厚さ方向に延在する)貫通部203とが、ローラ側面に設けられた接続部204に加え、(径方向に延在する)貫通部205でも接続される。これにより、ゴム本体部201と貫通部203との接続強度を高め、ゴム部200全体の機械的強度を高めることもできる。
第2実施形態によるローラ10の各部の寸法は、第1実施形態と同様な部分については、第1実施形態と同様である。第2実施形態で付加された貫通部205について、大径の貫通部205の直径は例えば7mm程度であり、小径の貫通部205の直径は例えば3mm程度である。
第2実施形態によるローラ10の作製方法は、第1実施形態と同様である。
以上の説明を概略的にまとめると、第1、第2実施形態によるローラ10において、ゴム部200は、フィードローラとして動作させるために設けられるゴム本体部201に、ゴム本体部201のずれや脱落を抑制する構造として保持部202が付加されたものと捉えることができる。ゴム本体部201と保持部202とが協同して形成された環状構造210等が、ローラ本体部100に形成された貫通孔103等を貫通することで、ゴム本体部201の(あるいはゴム部200の)ローラ本体部100からのずれや脱落を抑制することができる。
ゴム部200は、ゴム本体部201と保持部202とが一体的に成形されているので、ゴム部200が破壊されて切断されない限り、ローラ本体部100から脱落しないよう取り付けられた状態が保たれる。なお、ローラ本体部100も一体的に形成されたものであり、ローラ本体部100を分割してゴム部200を嵌め込んだり外したりできる構造とはなっていない。
なお、上述の実施形態では、紙葉類分離機構に用いられるフィードローラを例示したが、上述の実施形態で説明した、ゴム部のずれや脱落を抑制する技術は、ローラ本体部の外周にゴム部が設けられた構造のローラについて、広く適用することが可能である。例えば、紙葉類分離機構に用いられるピックアップローラ等に適用してもよい。
なお、上述の実施形態では、大径部と小径部とが設けられたローラ構造について例示したが、ローラの仕様に応じて、大径部と小径部とが設けられていない径が一定の構造のローラに、上述のようなゴム部のずれや脱落を抑制する構造を設けることも可能である。
なお、ローラには、仕様に応じて、ローラを良好に機能させるための他の構造(ザグリ部や貫通孔等)が設けられていてもよい。
以上、実施形態に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろう。
10 ローラ
100 ローラ本体部
101 切欠き部
102 凹部
103,105,110 貫通孔
104 接続溝
106 芯部
111,113,115 大径部
112,114 小径部
200 ゴム部
201 ゴム本体部
202 保持部
203,205 貫通部
204 接続部
210,211 環状構造

Claims (3)

  1. ローラ本体部と、
    前記ローラ本体部に取り付けられたゴム部と
    を有し、
    前記ローラ本体部は、第1の貫通孔を有し、
    前記ゴム部は、前記ローラ本体部の外周に設けられたゴム本体部と、前記ゴム本体部と協同して第1の環状構造を形成する保持部とを有し、
    前記第1の環状構造が前記第1の貫通孔を貫通することで、前記ゴム部が脱落しないように前記ローラ本体部に取り付けられており、
    前記ローラ本体部には、前記第1の貫通孔と前記ゴム本体部との間に芯部が形成されており、
    前記芯部は、前記ローラ本体部の厚さ方向における幅が前記第1の貫通孔の前記厚さ方向における幅よりも小さく、前記第1の貫通孔の前記厚さ方向における両端から離間した位置のみに配置されており、
    前記ローラ本体部は、前記ローラ本体部の外周の一部に形成された切欠き部と、前記芯部の前記ローラ本体部の厚さ方向における幅が前記第1の貫通孔の前記厚さ方向における幅よりも小さい部分に対応し前記ローラ本体部の側面の周方向の一部に形成された接続溝と、を有し、
    前記側面における接続溝の縁は、前記周方向の外側に膨らんだ形状を有し、
    前記ゴム部は、前記ローラ本体部の周方向の一部に設けられており、
    前記ゴム部の前記ゴム本体部は、前記切欠き部に嵌め込まれており、
    前記ゴム部の前記保持部は、前記第1の貫通孔および前記接続溝に嵌め込まれており、
    紙葉類の搬送に用いられるローラ。
  2. 前記ローラ本体部は、第2の貫通孔をさらに有し、
    前記第1の貫通孔は、前記ローラ本体部を、前記ローラ本体部の厚さ方向に貫通しており、
    前記第2の貫通孔は、前記第1の貫通孔の内面と、前記ローラ本体部の外周面とを連通させ、
    前記保持部は、前記ゴム本体部と協同して、前記第1の環状構造を形成するとともに、第2の環状構造も形成し、
    前記第1の環状構造が前記第1の貫通孔を貫通するとともに、前記第2の環状構造が前記第2の貫通孔を貫通することで、前記ゴム部が脱落しないように前記ローラ本体部に取り付けられている請求項1に記載のローラ。
  3. 前記第1の貫通孔は、横断面視において、円弧状に形成されている請求項1または2に記載のローラ。
JP2014234859A 2014-11-19 2014-11-19 ローラ Expired - Fee Related JP6459426B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014234859A JP6459426B2 (ja) 2014-11-19 2014-11-19 ローラ
CN201510763352.7A CN105608787B (zh) 2014-11-19 2015-11-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014234859A JP6459426B2 (ja) 2014-11-19 2014-11-19 ローラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016098881A JP2016098881A (ja) 2016-05-30
JP6459426B2 true JP6459426B2 (ja) 2019-01-30

Family

ID=55988696

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014234859A Expired - Fee Related JP6459426B2 (ja) 2014-11-19 2014-11-19 ローラ

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6459426B2 (ja)
CN (1) CN105608787B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018043821A (ja) * 2016-09-13 2018-03-22 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 紙送りローラ
CN107676374A (zh) * 2017-11-08 2018-02-09 张家港市华申工业橡塑制品有限公司 快速散热防脱落橡胶辊

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2639560A (en) * 1950-10-02 1953-05-26 Chicago Rubber Company Inc Contact wheel
US5224642A (en) * 1991-12-11 1993-07-06 Davis Steven D Pull wheel having spaced apart flanges with an elastomer thereon
JP3519522B2 (ja) * 1994-11-18 2004-04-19 北辰工業株式会社 ゴムローラ用コア
JPH08301467A (ja) * 1995-05-10 1996-11-19 Hitachi Cable Ltd 紙葉搬送用ローラ
JPH09310715A (ja) * 1996-05-24 1997-12-02 Hitachi Gomme Kako Kk ソリッドローラー
JPH11240634A (ja) * 1998-02-26 1999-09-07 Hokushin Ind Inc 異材質成形ロールおよびその製造方法
JP3621576B2 (ja) * 1998-03-04 2005-02-16 北辰工業株式会社 ゴムローラ用コア
US20040041330A1 (en) * 2002-09-03 2004-03-04 Lg Electronics Inc. Media pick-up device of media dispenser

Also Published As

Publication number Publication date
CN105608787A (zh) 2016-05-25
CN105608787B (zh) 2019-10-15
JP2016098881A (ja) 2016-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USD979670S1 (en) Rowing machine
JP2016214000A (ja) 積層鉄心用加工体の製造方法及び積層鉄心の製造方法
JP6459426B2 (ja) ローラ
KR20120085790A (ko) 동기화 링 조립체 및 동기화 링의 마찰 라이닝을 형성하기 위한 방법
JP2015104244A (ja) 樹脂を充填するための樹脂孔を有するロータ、およびロータの製造方法
JP6435802B2 (ja) ローラ
US20170056943A1 (en) Method for manufacturing a steel friction lamella for a friction coupling
EP3487798B1 (fr) Galet de guidage et dispositif de transport comprenant plusieurs galets
JP6456753B2 (ja) 回転子積層鉄心の製造方法及びその製造装置
JP2019202892A (ja) 巻芯、巻芯回転装置及び巻回方法
JP5277289B2 (ja) エンボス加工フィルムの製造方法、及びエンボス加工フィルムの製造装置
JP2014210301A (ja) ローラー式打抜き機
JP6558181B2 (ja) 紙葉類分離機構用ローラの製造方法
JP6567310B2 (ja) 巻芯、巻芯回転装置及び巻回方法
JP6408794B2 (ja) 弾性ブッシュの圧入構造
CN104118271B (zh) 一种花键轮毂及其加工方法
US20210254660A1 (en) Sliding bearing
JP6433301B2 (ja) ブシュ及びその製造方法
JP2007040484A (ja) 軟質ゴム巻き軸受
JP2007284154A (ja) 搬送ローラの製造方法
JP2019051730A5 (ja) ローラ部材、複写機、およびプリンタ
JP5636197B2 (ja) パイプ端部矯正装置
JP2018087586A5 (ja)
KR101607566B1 (ko) 낚싯대용 릴의 스풀 및 이의 가공방법
KR101576482B1 (ko) 복합롤러

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171020

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180706

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180710

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180925

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181217

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6459426

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees