JP2014210301A - ローラー式打抜き機 - Google Patents

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Abstract

【課題】受けローラーを比較的安価に製造できると共に、非磁性の受けシートを着脱できるようにすること。【解決手段】受けローラー11は、着脱手段6を備えており、着脱手段6によって、受けシート40を受けローラー11の周面11aに巻き付けて取り付けるように構成される。着脱手段6は、受けローラー11の周面11aに設けられると共に、受けローラー11の軸方向11bに延設された一つのフラット面60と、フラット面60に取り付けられるクランプ部材61と、を備える。クランプ部材61の一端とフラット面60との間に受けシート40の一端を挟んで固定すると共に、クランプ部材61の他端とフラット面60との間に受けシート40の他端を挟んで固定するように構成される。クランプ部材61がフラット面60に取り付けられるとき、クランプ部材61は、受けローラー11に取り付けられた受けシート40の完全な円形の範囲の内側に配置される。【選択図】図2

Description

本発明は、搬送される用紙を所定の形状に打ち抜くと共に、搬送される用紙の所定の位置に折り目を付けることができるローラー式打抜き機に関する。
ローラー式打抜き機は、円筒形状のロータリーダイと、このロータリーダイと平行に配置された円筒形状の受けローラーと、を備える(例えば、特許文献1参照)。ロータリーダイは、その周面にシート金型を取り付けることができるように構成されている。このシート金型は、用紙を所定の形状に打ち抜くための刃型を備えている。そして、ロータリーダイと受けローラーとの間を用紙が通過する際に、ロータリーダイに取り付けられたシート金型の刃型によって、用紙は所定の形状に打ち抜かれるように構成されている。
ロータリーダイは、その周面に沿って複数の磁石を備えており、複数の磁石によって、金属製のシート金型を取り付けることができるように構成されている。これによって、オペレータは、ロータリーダイに対して、様々な種類のシート金型を簡単に取り換えることができるので、シート金型を交換することで、用紙を様々な形状に打ち抜くことができる。
ところで、搬送される用紙を打ち抜くと共に、搬送される用紙に折り目を付けることができるローラー式打抜き機がある。このローラー式打抜き機では、ロータリーダイに取り付けられるシート金型が、用紙を打ち抜くための刃型と、用紙に折り目を付けるための凸型と、を備える。さらに、受けローラーは、その周面に受けシートを取り付けるように構成されている。
受けシートは、シート金型の刃型を受けるための受け面と、シート金型の凸型を受けるための凹型と、を備える。ロータリーダイと受けローラーとの間を用紙が通過する際に、シート金型の凸型と受けシートの凹型とによって、用紙の所定の位置に折り目を付けることができるように構成されている。そして、様々な種類のシート金型に対応する様々な種類の受けシートがある。
従来のローラー式打抜き機では、オペレータが、様々な種類の受けシートを受けローラーに着脱できるようにするために、上記のロータリーダイと同様に、受けローラーが、その周面に沿って複数の磁石を備えており、複数の磁石によって、金属製の受けシートを受けローラーの周面に着脱できるように構成されている。
ところが、複数の磁石を備えた受けローラーは、非常に高価であるという問題がある。また、複数の磁石を備えた受けローラーは、樹脂製の受けシートなど、非磁性体からなる受けシートを取り付けることができないという問題がある。
特開平11−188697号公報
そこで、本発明が解決しようとする課題は、受けローラーを比較的安価に製造できると共に、非磁性体からなる受けシートを着脱できるローラー式打抜き機を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係るローラー式打抜き機は、
用紙を搬送するための用紙搬送部と、搬送される用紙を加工するための加工部と、を備えたローラー式打抜き機において、
加工部は、円筒形状のロータリーダイと、ロータリーダイと平行に配置された円筒形状の受けローラーと、を備え、
用紙は、ロータリーダイと受けローラーとの間を通過して加工されるように構成され、
ロータリーダイは、ロータリーダイの周面に沿って複数の磁石を備えており、複数の磁石によって、金属製のシート金型をロータリーダイの周面に巻き付けて取り付けるように構成され、
シート金型は、用紙を打ち抜くための刃型と、用紙に折り目を付けるための凸型と、を備え、
受けローラーは、着脱手段を備えており、着脱手段によって、受けシートを受けローラーの周面に巻き付けて取り付けるように構成され、
受けシートは、シート金型の刃型を受けるための受け面と、シート金型の凸型を受けるための凹型と、を備え、
着脱手段は、
受けローラーの周面に設けられると共に、受けローラーの軸方向に延設された一つのフラット面と、
フラット面に取り付けられるクランプ部材と、を備え、
クランプ部材の一端とフラット面との間に受けシートの一端を挟んで固定すると共に、クランプ部材の他端とフラット面との間に受けシートの他端を挟んで固定するように構成され、
クランプ部材がフラット面に取り付けられるとき、クランプ部材は、受けローラーに取り付けられた受けシートの完全な円形の範囲の内側に配置される。
他の本発明に係るローラー式打抜き機は、
用紙を搬送するための用紙搬送部と、搬送される用紙を加工するための加工部と、を備えたローラー式打抜き機において、
加工部は、円筒形状のロータリーダイと、ロータリーダイと平行に配置された円筒形状の受けローラーと、を備え、
用紙は、ロータリーダイと受けローラーとの間を通過して加工されるように構成され、
ロータリーダイは、ロータリーダイの周面に沿って複数の磁石を備えており、複数の磁石によって、金属製のシート金型をロータリーダイの周面に巻き付けて取り付けるように構成され、
シート金型は、用紙を打ち抜くための刃型と、用紙に折り目を付けるための凸型と、を備え、
受けローラーは、着脱手段を備えており、着脱手段によって、受けシートを受けローラーの周面に巻き付けて取り付けるように構成され、
受けシートは、シート金型の刃型を受けるための受け面と、シート金型の凸型を受けるための凹型と、を備え、
着脱手段は、
受けローラーの周面に平行に設けられると共に、受けローラーの軸方向に延設された第1のフラット面及び第2のフラット面と、
第1のフラット面に取り付けられる第1のクランプ部材と、
第2のフラット面に取り付けられる第2のクランプ部材と、を備え、
第1のクランプ部材と第1のフラット面との間に受けシートの一端を挟んで固定すると共に、第2のクランプ部材と第2のフラット面との間に受けシートの他端を挟んで固定するように構成され、
第1及び第2のクランプ部材が第1及び第2のフラット面に取り付けられるとき、第1及び第2のクランプ部材は、受けローラーに取り付けられた受けシートの完全な円形の範囲の内側に配置される。
好ましくは、
フラット面は、凹部を備え、
クランプ部材は、フラット部の凹部に嵌め合わされる凸部と、凸部にわたって延設されるプレート部と、を備え、
クランプ部材は、凸部が凹部に嵌め合わされると共に、凸部と凹部とを連通するボルト部材によって、フラット面に取り付けられる。
好ましくは、
受けローラー及び受けシートは、受けシートを受けローラーに位置決めするための位置決め手段を備え、
位置決め手段は、受けローラーのフラット面に設けられたピン部と、受けシートに設けられ、ピン部に嵌め合わされる孔部と、からなる。
本発明に係るローラー式打抜き機では、ロータリーダイは、複数の磁石を備えているので、様々なシート金型を簡単にロータリーダイに着脱できる。また、受けローラーは、複数の磁石を備えていないので、受けローラーを比較的安価に製造できると共に、様々な非磁性の受けシートを着脱できる。
本発明に係るローラー式打抜き機を示す側面図。 ローラー式打抜き機の加工部を示す斜視図。 ローラー式打抜き機の加工部の一部を示す拡大断面図。 図4(A)は、受けシートが取り付けられた受けローラーを示す側面断面図。図4(B)は、図4(A)の一部を拡大して示す側面断面図。
以下、図面に基づいて、本発明に係るローラー式打抜き機について説明する。
図1の通り、ローラー式打抜き機(以下「打抜き機」という)は、複数の用紙5を積み重ねると共に、積み重ねられた用紙束から一枚ずつ用紙5を供給するための給紙部3を備える。打抜き機は、給紙部3から供給される用紙5を搬送するための用紙搬送部2を備える。打抜き機は、用紙搬送部2で搬送される用紙5を加工するための加工部1を備える。打抜き機は、加工部1から排出される用紙5を受けるための用紙排出部4を備える。
加工部1は、円筒形状のロータリーダイ10と、ロータリーダイ10に平行に配置された円筒形状の受けローラー11と、を備える。ロータリーダイ10は、受けローラー11の上側に配置される。受けローラー11は、モーター12の駆動によって、回転するように構成されている。
図2の通り、ロータリーダイ10に設けられた歯車100と受けローラー11に設けられた歯車110とが、互いに噛み合っている。モーター12は、無端ベルト12aを介して、受けローラー11を回転して、歯車100,110を介して、受けローラー11の回転に同期して、ロータリーダイ10が回転するように構成されている。
図1の通り、用紙搬送部2で搬送される用紙5は、加工部1で、ロータリーダイ10と受けローラー11との間を通過して加工される。
図2の通り、ロータリーダイ10は、その周面10aに沿って複数の磁石101を備える。複数の磁石101は、ロータリーダイ10に埋め込まれている。ロータリーダイ10は、複数の磁石101によって、金属製のシート金型30をロータリーダイ10の周面10aに巻き付けて取り付けるように構成されている。シート金型30は、用紙5を所定の形状に打ち抜くための刃型30aと、用紙5の所定の位置に溝型の折り目を付けるための凸型30bと、を備える。
ロータリーダイ10及びシート金型30は、シート金型30をロータリーダイ10に位置決めするための位置決め手段8を備える。位置決め手段8は、ロータリーダイ10の周面10aから突出したピン部80と、シート金型30に設けられると共に、ピン部80に嵌め合わされる孔部81と、からなる。
受けローラー11は、着脱手段6を備える。受けローラー11は、着脱手段6によって、受けシート40を受けローラー11の周面11aに巻き付けて取り付けるように構成されている。受けシート40は、シート金型30の刃型30aを受けるための受け面40aと、シート金型30の凸型30bを受けるための凹型40bと、を備える。
図3の通り、ロータリーダイ10に取り付けられたシート金型30の刃型30aは、受けローラー11に取り付けられた受けシート40の受け面40aに対向する。ロータリーダイ10に取り付けられたシート金型30の凸型30bは、受けローラー11に取り付けられた受けシート40の凹型40bに対向する。
そして、用紙5がロータリーダイ10と受けローラー11との間を通過するとき、シート金型30の刃型30aが用紙5を打ち抜くと共に、受けシート40の受け面40aがシート金型30の刃型30aを受ける。さらに、用紙5がロータリーダイ10と受けローラー11との間を通過するとき、シート金型30の凸型30bが用紙5を押して、受けシート40の凹型40bで用紙5が窪んで、用紙5に折り目5aが形成される。
図2及び図4(A)の通り、着脱手段6は、受けローラー11の周面11aに設けられると共に、受けローラー11の軸方向11bに延設されたフラット面60を備える。さらに、着脱手段6は、フラット面60に取り付けられる複数のクランプ部材61を備える。
図4(B)の通り、フラット面60は、凹部60aを備える。複数の凹部60aが、フラット面60に、受けローラー11の軸方向11bに所定間隔を置いて設けられる。クランプ部材61は、断面がT字形状となっており、凹部60aに嵌め合わされる凸部61aと、凸部61aの両側にわたって延設されるプレート部61bと、を備える。
図4(B)の通り、クランプ部材61の凸部61aがフラット面60の凹部60aに嵌め込まれることで、クランプ部材61がフラット面60に取り付けられる。さらに、凸部61aと凹部61aとを貫通するボルト部材62によって、クランプ部材61がフラット面60に固定される。
図2の通り、受けローラー11及び受けシート40は、受けシート40を受けローラー11に位置決めするための位置決め手段7を備える。位置決め手段7は、受けローラー11のフラット面60から突出したピン部70と、受けシート40に設けられると共に、ピン部70に嵌め合わされる孔部71と、からなる。
位置決め手段7によって、受けシート40を位置決めして(図2)、受けシート40の一端40cを、クランプ部材61のプレート部61bの一端61cとフラット面60との間に挟み、ボルト部材62を緩く締めて、受けシート40を仮止めする(図4B)。その後、受けシート40を、受けローラー11の周面11aに巻き付けて、受けシート40の他端40dを、クランプ部材61のプレート部61bの他端61dとフラット面60との間に挟む(図4B)。その後、ボルト部材62をしっかりと締めて、受けシート40をクランプ部材61とフラット面60との間に固定する。
図4(A)及び(B)の通り、受けローラー11は、フラット面60を除いて完全な円筒形状となっているので、受けシート40が受けローラー11に巻き付けられて固定されると、受けシート40は、側面視において略円形になる。ただし、受けシート40は、フラット面60に沿って固定されるので、側面視において完全な円形にはならない。
ここで、側面視において、受けローラー11に取り付けられた受けシート40の完全な円形(二点鎖線)40eが規定される。すなわち、完全な円形40eの半径は、受けローラー11の半径Pと受けシート40の厚みQとの和(P+Q)と一致すると共に、完全な円形40eの中心は、受けローラー11の中心Oと一致する。
図4(A)及び(B)の通り、クランプ部材61がフラット面60に取り付けられるとき、クランプ部材61及びボルト部材62は、受けローラー11に取り付けられた受けシート40の完全な円形40eの範囲の内側に配置される。すなわち、クランプ部材61及びボルト部材62は、受けローラー11に取り付けられた受けシート40の完全な円形40eの範囲よりも外側に突出しないように構成されている。
本発明に係る打抜き機の他の実施形態について説明する。
図示しない他の実施形態では、打抜き機は、受けローラー11に設けられた第1のフラット面60’と第2のフラット面60’’とを備える。第1及び第2のフラット面60’,60’’は、互いに平行に、受けローラー11の軸方向11bに延設される。第1及び第2のフラット面60’,60’’は、所定の距離を置いて配置される。
さらに、打抜き機は、第1のフラット面60’に取り付けられる第1のクランプ部材61’と、第2のフラット面60’’に取り付けられる第2のクランプ部材61’’とを備える。
そして、受けシート40の一端40cは、第1のクランプ部材61’と第1のフラット面60’との間に挟まれて固定される。受けシート40の他端40dは、第2のクランプ部材61’’と第2のフラット面60’’との間に挟まれて固定される。
以下、本発明に係るローラー式打抜き機の効果について説明する。
上記の通り、本発明に係るローラー式打抜き機では、ロータリーダイ10は、その周面10aに沿って複数の磁石101を備えており、この複数の磁石101によって、金属製のシート金型30をロータリーダイ10の周面10aに巻き付けて取り付けるように構成されている。これによって、オペレータは、ロータリーダイ10に対して、様々な種類のシート金型30を簡単に着脱できるように構成されている。
さらに、本発明に係るローラー式打抜き機では、受けローラー11は、着脱手段6を備えており、この着脱手段6によって、受けシート40を受けローラー11の周面11aに巻き付けて取り付けるように構成されている。そして、着脱手段6は、受けローラー11の周面11aに設けられると共に、受けローラー11の軸方向11bに延設された一つフラット面60と、フラット面60に取り付けられるクランプ部材61と、を備え、クランプ部材61の一端61cとフラット面60との間に受けシート40の一端40cを挟んで固定すると共に、クランプ部材61の他端61dとフラット面60との間に受けシート40の他端40dを挟んで固定するように構成されている。
上記の通り、受けローラー11は複数の磁石を備えていないので、受けローラー11を比較的安価に製造できる。さらに、着脱手段6は、複数の磁石を使わないので、非磁性の受けシート40であっても、受けシート40を受けローラー11に取り付けることができる。さらに、フラット面60とクランプ部材61との間に受けシート40を挟むので、受けシート40をしっかりと固定できる。
さらに、本発明に係るローラー式打抜き機では、クランプ部材61がフラット面60に取り付けられるとき、クランプ部材61は、受けローラー11に取り付けられた受けシート40の完全な円形40eの範囲の内側に配置されるように構成されている。ここで、クランプ部材61が、受けローラー11に取り付けられた受けシート40の完全な円形40eの範囲よりも外側に突出すると、ロータリーダイ10が完全な円形40eから突出したクランプ部材61の突出部を受け入れるために、円筒状のロータリーダイ10に特別な加工を施す必要がある。
ところが、本発明では、クランプ部材61は、受けローラー11に取り付けられた受けシート40の完全な円形40eの範囲の内側に配置されているので、円筒状のロータリーダイ10に特別な加工を施す必要がなく、さらに、用紙5は、ロータリーダイ10と受けローラー11との間をスムースに通過できるので、用紙5の先端が、ロータリーダイ10と受けローラー11との間に噛み込まれることがない。
さらに、他の実施形態の打抜き機では、第1のフラット面60’と第1のクランプ部材61’とで受けシート40の一端40cを固定し、さらに、第2のフラット面60’’と第2のクランプ部材61’’とで受けシート40の他端40dを固定する。そして、第1及び第2のフラット面60’,60’’は、所定の距離を置いて配置されているので、受けシート40を受けローラー11の周長よりも短くすることができる。
1 加工部
10 ロータリーダイ
10a ロータリーダイの周面
11 受けローラー
11a 受けローラーの周面
11b 受けローラーの軸方向
101 磁石
30 シート金型
30a 刃型
30b 凸型
40 受けシート
40a 受け面
40b 凹型
40c 受けシートの一端
40d 受けシートの他端
40e 受けシートの完全な円形
6 着脱手段
60 フラット面
60a 凹部
61 クランプ部材
61a 凸部
61b プレート部
61c クランプ部材の一端
61d クランプ部材の他端
62 ボルト部材
7 受けローラー及び受けシートの位置決め手段
70 ピン部
71 孔部
2 用紙搬送部
5 用紙
上記課題を解決するために、本発明に係るローラー式打抜き機は、
用紙を搬送するための用紙搬送部と、搬送される用紙を加工するための加工部と、を備えたローラー式打抜き機において、
加工部は、円筒形状のロータリーダイと、ロータリーダイと平行に配置された円筒形状の受けローラーと、を備え、
用紙は、ロータリーダイと受けローラーとの間を通過して加工されるように構成され、
ロータリーダイは、ロータリーダイの周面に沿って複数の磁石を備えており、複数の磁石によって、金属製のシート金型をロータリーダイの周面に巻き付けて取り付けるように構成され、
シート金型は、用紙を打ち抜くための刃型と、用紙に折り目を付けるための凸型と、を備え、
受けローラーは、着脱手段を備えており、着脱手段によって、受けシートを受けローラーの周面に巻き付けて取り付けるように構成され、
受けシートは、シート金型の刃型を受けるための受け面と、シート金型の凸型を受けるための凹型と、を備え、
着脱手段は、
受けローラーの周面に設けられると共に、受けローラーの軸方向に延設された一つフラット面と、
フラット面に取り付けられるクランプ部材と、を備え、
フラット面の一端及び他端は、受けローラーの完全な円形上に配置され、
クランプ部材の一端とフラット面との間に受けシートの一端を挟んで固定すると共に、クランプ部材の他端とフラット面との間に受けシートの他端を挟んで固定するように構成され、
フラット面は、凹部を備え、
クランプ部材は、フラット面の凹部に嵌め合わされる凸部と、凸部にわたって延設されるプレート部と、を備え、
クランプ部材は、凸部が凹部に嵌め合わされると共に、凸部と凹部とを連通するボルト部材によって、フラット面に取り付けられ、
クランプ部材がフラット面に取り付けられるとき、クランプ部材は、受けローラーに取り付けられた受けシートの完全な円形の範囲の内側に配置される
ことを特徴とするローラー式打抜き機。
他の本発明に係るローラー式打抜き機は、
用紙を搬送するための用紙搬送部と、搬送される用紙を加工するための加工部と、を備えたローラー式打抜き機において、
加工部は、円筒形状のロータリーダイと、ロータリーダイと平行に配置された円筒形状の受けローラーと、を備え、
用紙は、ロータリーダイと受けローラーとの間を通過して加工されるように構成され、
ロータリーダイは、ロータリーダイの周面に沿って複数の磁石を備えており、複数の磁石によって、金属製のシート金型をロータリーダイの周面に巻き付けて取り付けるように構成され、
シート金型は、用紙を打ち抜くための刃型と、用紙に折り目を付けるための凸型と、を備え、
受けローラーは、着脱手段を備えており、着脱手段によって、受けシートを受けローラーの周面に巻き付けて取り付けるように構成され、
受けシートは、シート金型の刃型を受けるための受け面と、シート金型の凸型を受けるための凹型と、を備え、
着脱手段は、
受けローラーの周面に設けられると共に、受けローラーの軸方向に延設された第1のフラット面及び第2のフラット面と、
第1のフラット面に取り付けられる第1のクランプ部材と、
第2のフラット面に取り付けられる第2のクランプ部材と、を備え、
各フラット面の一端及び他端は、受けローラーの完全な円形上に配置され、
第1のクランプ部材と第1のフラット面との間に受けシートの一端を挟んで固定すると共に、第2のクランプ部材と第2のフラット面との間に受けシートの他端を挟んで固定するように構成され、
各フラット面は、凹部を備え、
各クランプ部材は、各フラット面の凹部に嵌め合わされる凸部と、凸部にわたって延設されるプレート部と、を備え、
各クランプ部材は、凸部が凹部に嵌め合わされると共に、凸部と凹部とを連通するボルト部材によって、各フラット面に取り付けられ、
クランプ部材がフラット面に取り付けられるとき、クランプ部材は、受けローラーに取り付けられた受けシートの完全な円形の範囲の内側に配置される
ことを特徴とするローラー式打抜き機。

Claims (4)

  1. 用紙を搬送するための用紙搬送部と、搬送される前記用紙を加工するための加工部と、を備えたローラー式打抜き機において、
    前記加工部は、円筒形状のロータリーダイと、前記ロータリーダイと平行に配置された円筒形状の受けローラーと、を備え、
    前記用紙は、前記ロータリーダイと前記受けローラーとの間を通過して加工されるように構成され、
    前記ロータリーダイは、前記ロータリーダイの周面に沿って複数の磁石を備えており、前記複数の磁石によって、金属製のシート金型を前記ロータリーダイの周面に巻き付けて取り付けるように構成され、
    前記シート金型は、前記用紙を打ち抜くための刃型と、前記用紙に折り目を付けるための凸型と、を備え、
    前記受けローラーは、着脱手段を備えており、前記着脱手段によって、受けシートを前記受けローラーの周面に巻き付けて取り付けるように構成され、
    前記受けシートは、前記シート金型の刃型を受けるための受け面と、前記シート金型の凸型を受けるための凹型と、を備え、
    前記着脱手段は、
    前記受けローラーの周面に設けられると共に、前記受けローラーの軸方向に延設された一つフラット面と、
    前記フラット面に取り付けられるクランプ部材と、を備え、
    前記クランプ部材の一端と前記フラット面との間に前記受けシートの一端を挟んで固定すると共に、前記クランプ部材の他端と前記フラット面との間に前記受けシートの他端を挟んで固定するように構成され、
    前記クランプ部材が前記フラット面に取り付けられるとき、前記クランプ部材は、前記受けローラーに取り付けられた前記受けシートの完全な円形の範囲の内側に配置されることを特徴とするローラー式打抜き機。
  2. 用紙を搬送するための用紙搬送部と、搬送される前記用紙を加工するための加工部と、を備えたローラー式打抜き機において、
    前記加工部は、円筒形状のロータリーダイと、前記ロータリーダイと平行に配置された円筒形状の受けローラーと、を備え、
    前記用紙は、前記ロータリーダイと前記受けローラーとの間を通過して加工されるように構成され、
    前記ロータリーダイは、前記ロータリーダイの周面に沿って複数の磁石を備えており、前記複数の磁石によって、金属製のシート金型を前記ロータリーダイの周面に巻き付けて取り付けるように構成され、
    前記シート金型は、前記用紙を打ち抜くための刃型と、前記用紙に折り目を付けるための凸型と、を備え、
    前記受けローラーは、着脱手段を備えており、前記着脱手段によって、受けシートを前記受けローラーの周面に巻き付けて取り付けるように構成され、
    前記受けシートは、前記シート金型の刃型を受けるための受け面と、前記シート金型の凸型を受けるための凹型と、を備え、
    前記着脱手段は、
    前記受けローラーの周面に平行に設けられると共に、前記受けローラーの軸方向に延設された第1のフラット面及び第2のフラット面と、
    前記第1のフラット面に取り付けられる第1のクランプ部材と、
    前記第2のフラット面に取り付けられる第2のクランプ部材と、を備え、
    前記第1のクランプ部材と前記第1のフラット面との間に前記受けシートの一端を挟んで固定すると共に、前記第2のクランプ部材と前記第2のフラット面との間に前記受けシートの他端を挟んで固定するように構成され、
    前記第1及び第2のクランプ部材が前記第1及び第2のフラット面に取り付けられるとき、前記第1及び第2のクランプ部材は、前記受けローラーに取り付けられた前記受けシートの完全な円形の範囲の内側に配置されることを特徴とするローラー式打抜き機。
  3. 前記フラット面は、凹部を備え、
    前記クランプ部材は、前記フラット部の凹部に嵌め合わされる凸部と、前記凸部にわたって延設されるプレート部と、を備え、
    前記クランプ部材は、前記凸部が前記凹部に嵌め合わされると共に、前記凸部と前記凹部とを連通するボルト部材によって、前記フラット面に取り付けられることを特徴とする請求項1又は2に記載のローラー式打抜き機。
  4. 前記受けローラー及び前記受けシートは、前記受けシートを前記受けローラーに位置決めするための位置決め手段を備え、
    前記位置決め手段は、前記受けローラーのフラット面に設けられたピン部と、前記受けシートに設けられ、前記ピン部に嵌め合わされる孔部と、からなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のローラー式打抜き機。
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