JP6459057B2 - シート供給装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シート供給装置、及び、そのシート供給装置を備える画像形成装置に関するものである。
従来、原稿や画像形成対象の用紙等の供給対象のシートが端部から送出可能に載置されるトレイを有し、そのトレイが供給対象のシートのシート送出方向におけるサイズに応じて折り畳み可能に構成されたシート供給装置が知られている。
特許文献1及び2には、第1の載置面を有するトレイ本体と、そのトレイ本体の第1の載置面を覆う閉位置と第1の載置面が露出する開位置との間で回動可能にトレイ本体に連結されたカバー部材とを備えた折り畳み可能な給紙トレイが開示されている。このトレイ本体のシート送出側とは反対側の端縁部には、シート送出方向と直交する幅方向における両端部それぞれにヒンジ部(連結部)が設けられている。ヒンジ部は、トレイ本体側に設けられた回動軸と、その回動軸を中心として回動可能な可動アーム部とを有し、その可動アーム部の先端部にカバー部材が連結されている。このカバー部材がトレイ本体の第1の載置面を覆う閉位置まで回動したときは、カバー部材の回動中心側の端縁部が所定の隙間(シート挿入口)を介してトレイ本体の端縁部に対向するようにヒンジ部の可動アーム部に支持される。このシート挿入口から用紙を挿入し、トレイ本体の第1の載置面上に用紙を載置することができる。一方、トレイ本体の第1の載置面が露出する開位置までカバー部材が回動したときは、トレイ本体の第1の載置面とカバー部材の上面(第2の載置面)とにまたがってサイズが大きい用紙を載置することができる。
上記特許文献1、2の給紙トレイでは、前記トレイ本体のシート送出側とは反対側で互いに対向するトレイ本体とカバー部材との間に所定の隙間からなるシート挿入口を形成する必要がある。そのため、ヒンジ部のカバー部材を支持している可動アーム部が長くなってしまい、ヒンジ部の剛性が低い構成になっている。ヒンジ部の剛性が低いと、トレイ本体の第1の載置面が露出する開位置までカバー部材を回動させ、トレイ本体の第1の載置面とカバー部材の第2の載置面とにより大サイズの用紙を支持するとき、その用紙の積載量によってはヒンジ部が破損してしまうおそれがある。
上述した課題を解決するために、本発明は、所定方向に送出される供給対象のシートが載置される第1の載置面を有するトレイ本体と、前記トレイ本体の第1の載置面を覆う閉位置と該トレイ本体の第1の載置面を露出する開位置との間で回動可能に該トレイ本体のシート送出側とは反対側の端部に連結され、該開位置において該トレイの第1の載置面にまたがって供給対象のシートが載置される第2の載置面を有するカバー部材と、を備えるシート供給装置であって、前記カバー部材は、前記閉位置において前記トレイ本体の第1の載置面上にシートを挿入可能に該カバー部材の上面から下面に貫通したシート挿入用の開口部を有することを特徴とするものである。
本発明によれば、供給対象のシートのシート送出方向におけるサイズに応じて開閉可能なカバー部材を開位置に回動させてトレイ本体の載置面とカバー部材の上面とにまたがってシートを載置するときのカバー部材とトレイ本体との連結部の破損の発生を抑制することができる。
本発明の実施形態に係るシート供給装置としての自動原稿供給装置の一例を示す概略構成図。 本実施形態に係る給紙カバーを閉じた状態の自動原稿供給装置の一例を示す斜視図。 本実施形態に係る給紙カバーを開いた状態の自動原稿供給装置の一例を示す斜視図。 本実施形態に係るカバー部材の一例を示す斜視図。 本実施形態に係る自動原稿供給装置のカバー部材が閉位置に回動した状態の給紙トレイ近傍の部分拡大斜視図。 本実施形態に係る自動原稿供給装置のカバー部材が開位置に回動した状態の給紙トレイ近傍の部分拡大斜視図。 本実施形態に係る自動原稿供給装置のカバー部材が開位置に回動した状態のピックアップローラ近傍の断面図。 本実施形態に係る自動原稿供給装置のカバー部材が閉位置に回動した状態のピックアップローラ近傍の断面図。 本実施形態に係るカバー部材が閉位置に回動した状態の自動原稿供給装置の上面図。 本実施形態に係る自動原稿供給装置のカバー部材が閉位置に回動した状態の連結部近傍の部分拡大断面図。 比較例に係る自動原稿供給装置のカバー部材が閉位置に回動した状態の連結部近傍の部分拡大断面図。 変形例1に係るカバー部材の傾斜面の傾斜角度について説明するための模式図。(a)は実施形態に係る傾斜面の傾斜角度の模式図。(b)は変形例1に係る傾斜面の傾斜角度の模式図。 変形例2に係るカバー部材の開位置における斜視図。 本実施形態に係る自動原稿供給装置を備えた画像形成装置の一例を示す概略構成図。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。ただし、本発明は本実施形態の構成に限定されるものではない。
図1は、本発明の実施形態に係るシート供給装置としての自動原稿供給装置1の一例を示す概略構成図である。図1において、自動原稿供給装置1は、スキャナ等の画像読取手段としての画像読取装置2の上部に、図中奥側に設けられた蝶番等を支点にして開閉可能に取り付けられている。画像読取装置2は、その上面にスリットガラス(読取位置)3とコンタクトガラス4とが設けられている。画像読取装置2は、自動原稿供給装置1により、給紙トレイ500のトレイ本体5の第1の載置面としての載置面5aに画像面を上向きにして1枚又は複数枚セットされたシートとしての原稿6を搬送し、スリットガラス3上を通過させることで原稿6を読み取る。また、画像読取装置2は、コンタクトガラス4上に画像面を下向きにしてセットされた原稿を読み取ることもできる。また、自動原稿供給装置1では、操作パネル等の操作部からの指示によって片面読取モードと両面読取モードとを選択することができ、その設定された読取モードにより自動原稿供給装置1の動作が制御される。
また、上記自動原稿供給装置1には、ピックアップローラ7、原稿セット検知フィラー8、フィードローラ9、分離パッド10などの部材で構成された原稿搬送手段を覆うように開閉可能な給紙カバー11が設けられている。ピックアップローラ7は、原稿搬送方向と直交する方向の中央部に配設されており、通常はトレイ本体5と所定間隔を開けて待機している。そして、トレイ本体5に原稿6がセットされたことを原稿セット検知フィラー8が検知し、かつ、操作部で原稿読取開始が指示されると、ピックアップローラ7は待機位置から下降して原稿6の上面と接触する位置に移動する。次に、フィードローラ9と分離パッド10とにより原稿6を最上位から順次一枚ずつ分離しながらスリットガラス3に搬送して原稿画像を読み取る。なお、分離パッド10のかわりにリバースローラを用いてもよい。
図2は、本実施形態に係る給紙カバー11を閉じた状態の自動原稿供給装置1の一例を示す斜視図である。また、図3は、本実施形態に係る給紙カバー11を開いた状態の自動原稿供給装置1の一例を示す斜視図である。
自動原稿供給装置1では、給紙カバー11を開けると、ピックアップローラ7やフィードローラ9等のローラや分離パッド10などを露出させることができる。よって、自動原稿供給装置1の原稿搬送時に用紙ジャム等が発生した場合には、図3に示すように、給紙カバー取っ手12を操作して給紙カバー11を開けることにより、機内の原稿6を容易に除去することができる。
また、自動原稿供給装置1のトレイ本体5には、図2に示すように、一対のサイドフェンス13と、開閉可能なカバー部材14とが設けられている。以下、トレイ本体5とサイドフェンス13とカバー部材14とを有する折り畳み可能な給紙トレイ500について詳細に説明する。
図4は、本実施形態に係るカバー部材14の単体部品としての一例を示す斜視図である。また、図5は、本実施形態に係る自動原稿供給装置1のカバー部材14が閉位置に回動した状態の給紙トレイ500近傍の部分拡大斜視図である。図6は、本実施形態に係る自動原稿供給装置1のカバー部材14が開位置に回動した状態の給紙トレイ500近傍の部分拡大斜視図である。
カバー部材14は、閉位置でトレイ本体5に原稿6を挿入可能に上面から下面に貫通したシート挿入用の開口部14gが形成されており、連結部14fによりトレイ本体5に対して開閉可能に連結されている。また、カバー部材14は、開口部14gを挟んで連結部14fの反対側に第2の載置面としての載置面14iを有し、この載置面14iはカバー部材14の開位置において、原稿6を載置する載置面として機能する第1の突出部14aを有している。
図5に示すように、カバー部材14に形成された開口部14gにより、カバー部材14が閉位置であっても、トレイ本体5や一対のサイドフェンス13は、ユーザビリティーの観点から視認性および操作性が確保されている。
一対のサイドフェンス13は、湾曲した原稿6でも確実にトレイ本体5にセットできるように用紙の幅方向端部を上方から抑えてガイドする上ガイド部13aを有している。これにより、原稿先端の幅方向端部の上部を上ガイド部13aがガイドし、原稿6が幅方向に湾曲して幅方向端部が反り上がっていても、その反り上がりを搬送中に原稿6が折れたりピックアップローラ7などに引っ掛かったりしない程度に押さえることができる。よって、閉位置のカバー部材14に隠れて載置面5aが見え難くい場合に、ユーザがわざわざ原稿6の幅方向端部の反り上がりを確認して直さなくても、その反り上がりが押さえられ、供給搬送中の原稿6の傷や詰まりを防ぐことができる。
また、カバー部材14の開口部14gは、サイドフェンス13の少なくとも上端部(上ガイド部13a)が常に露出するように形成されている。これにより、用紙セット時に、カバー部材14と上ガイド部13aとの間に誤って原稿6が侵入してしまうことがなく、正しい位置に原稿6をセットすることができる。
なお、上ガイド部13aは一対のサイドフェンス13に設けられているが、一対のサイドフェンス13とは別に単独で設ける構成であってもよい。
カバー部材14の第1の突出部14aは、一対のサイドフェンス13の上ガイド部13aの移動範囲外の中央部において開口部側へ突出すように形成されている。これにより、一対のサイドフェンス13の上ガイド部13aが移動してもカバー部材14の第1の突出部14aには接触しない。また、カバー部材14には、カバー部材14の閉位置において給紙カバー11の給紙カバー取っ手12と対向する位置に、カバー部材14を開閉するための取っ手14bを有している。
図6に示すように、カバー部材14が開位置にあるときは、トレイ本体5の延長トレイとして機能する。これにより、トレイ本体5の用紙載置面よりも大きな原稿6を給紙するときに、カバー部材14が原稿6の垂れ下がりを防止し、原稿6に傷がついてしまうような不具合を防ぐことができる。
カバー部材14は、連結部14fの両端部がトレイ本体5の給紙方向後端部の両端部で回動可能に支持されることにより、図5に示すトレイ本体5に折り畳まれた閉位置と、図6に示す開位置との間で自在に回動することができる。カバー部材14とトレイ本体5との連結は、例えば、トレイ本体5の給紙方向後端部の両側に形成した凸部をカバー部材14の連結部14fの両端部に形成した凹部に回動可能に勘合させる構成や、連結シャフトを用いる構成など任意の方法を用いることができる。また、ガイド部材14の連結部14fは軸状に形成されており、ヒンジなどの連結部に比べて、剛性を高めることができる。よって、ガイド部材14を開位置で使用するときに、ガイド部材14に積載される用紙の量が多い場合であっても、連結部14fが用紙の重量に十分に耐えることができ、破損するおそれがない。
また、前述のように、本実施形態のカバー部材14は、閉位置でトレイ本体5に原稿6を挿入可能に上面から下面に貫通したシート挿入用の開口部14gが形成されている。この開口部14gからトレイ本体5上に原稿6を挿入してセットする場合、開口部14gのシート送出側の端縁の下面とトレイ本体5の上面である載置面14iとの間隔によって挿入セット可能な原稿の枚数が決まる。本実施形態の給紙トレイ500において、従来と同程度の枚数の原稿を挿入セット可能にするためには、上記間隔を従来のシート挿入口の間隔と同程度にすればよく、上記連結部におけるトレイ本体5の端部とカバー部材14との距離に制約がない。従って、トレイ本体5の端部にカバー部材14の側端部を近づけて連結させて両者の連結部の剛性を高める構成が可能になる。
図7は、本実施形態に係る自動原稿供給装置1のカバー部材14が開位置に回動した状態のピックアップローラ7近傍の断面図である。図7に示すように、カバー部材14が開位置にあるとき、一対のサイドフェンス13の上ガイド部13aは、原稿6上面部の上方向の位置を規制しながら、原稿6のピックアップローラ7への搬送をガイドする。
図8は、本実施形態に係る自動原稿供給装置1のカバー部材14が閉位置に回動した状態のピックアップローラ7近傍の断面図である。図8に示すように、カバー部材14の取っ手14bには、手指を入れて開閉操作するための取っ手凹部14jが形成されている。この取っ手凹部14jの底面はピックアップローラ7に向けて傾斜した取っ手傾斜面14hとなっている。これらの取っ手凹部14jと取っ手傾斜面14hとは、ピックアップローラ7と同様に、原稿6の搬送方向と直交する方向における中央部に設けられている。これにより、カバー部材14が閉位置にあるとき、取っ手傾斜面14hは、一対のサイドフェンス13の上ガイド部13aと協働して、原稿6上面部の上方向の位置を規制しながら、原稿6のピックアップローラ7への搬送をガイドする。よって、原稿6をピックアップローラ7にガイドする部材を別途設ける構成に比べて、コストダウンを図ることができる。
また、上述したように、カバー部材14の取っ手14bは、カバー部材14の閉位置において、給紙カバー11の給紙カバー取っ手12と対向する位置に設けられている。このため、カバー部材14の取っ手凹部14jに指先を挿入して、給紙カバー11の給紙カバー取っ手12を操作することができる。よって、取っ手凹部14jをカバー部材14と給紙カバー11との開操作で兼用することができ、装置の省スペース化とコストダウンを図ることができる。
図9は、本実施形態に係るカバー部材14の閉位置に回動した状態の自動原稿供給装置1の上面図であって、一対のサイドフェンス13の移動範囲を示す図である。図9に示すように、カバー部材14の開口部14gは、一対のサイドフェンス13の移動範囲内で一対のサイドフェンス13の上ガイド部13aが常に露出するように形成されている。また、一対のサイドフェンス13は、移動可能範囲を示す矢印131の範囲内で用紙搬送方向と直交する方向で互いに反対方向に連動して移動する一対の左サイドフェンス13Lと右サイドフェンス13Rとから構成されている。トレイ本体5に原稿6をセットする場合には、用紙搬送方向と直交する方向における用紙幅に合わせて左サイドフェンス13Lと右サイドフェンス13Rとを移動させて、トレイ本体5の中心位置にセットする。
上記一対のサイドフェンス13の左サイドフェンス13Lと右サイドフェンス13Rとを互いに広げる方向に移動させるとカバー部材14に接触する位置まで移動可能である。しかし、これら左サイドフェンス13Lと右サイドフェンス13Rとをカバー部材14に接触する位置まで移動すると、左サイドフェンス13Lと右サイドフェンス13Rとを互いに狭める方向に移動させる際に掴みづらくなって操作性が悪くなるおそれがある。このため、図9に示すように、左サイドフェンス13Lの上ガイド部13aが接触するカバー部材14の左の片側に、サイドフェンス操作用凹部14eを設けている。これにより、サイドフェンス操作用凹部14eに手指を入れて左サイドフェンス13Lの上ガイド部13aを操作することができ、特に、左サイドフェンス13Lと右サイドフェンス13Rとを互いに狭める方向に移動させる際の操作性がより向上する。なお、図示の例では、サイドフェンス操作用凹部14eは、カバー部材14の左の片側に設けられているが、この構成に限らず、右サイドフェンス13Rの上ガイド部13aが接触する右の片側に設けたり、あるいは、左右の両側に設けたりしてもよい。
図10は、本実施形態に係る自動原稿供給装置1のカバー部材14が閉位置に回動した状態の連結部14f近傍の部分拡大断面図である。
図10に示すように、カバー部材14は、カバー部材14の閉位置で外装表面として機能するとともに、原稿6の給紙方向と直交する方向にわたって延在するように形成され、原稿6を支持することが可能な第3の載置面としての平面部14cを有している。また、カバー部材14には、平面部14cの開口部14g側の端部に、原稿6の挿入方向に向かって次第にトレイ本体5の載置面5aに近づくように傾斜した傾斜面14dが形成されている。より詳しくは、カバー部材14の傾斜面14dは、トレイ本体5の載置面5aにおける傾斜面が延長した仮想面に沿って形成されている。また、カバー部材14の平面部14cは、傾斜面14dよりも原稿6の挿入方向上流側に設けられている。なお、図中の矢印6aは、原稿6をトレイ本体5にセットする方向であって、セットされた原稿6が給紙搬送される方向を示している。
図10において、原稿6をトレイ本体5の載置面5aとカバー部材14の平面部14cとにわたって載置したとき、傾斜面14dが形成されていない場合にカバー部材14のエッジと線接触する部分に集中していた原稿6の重量が、傾斜面14dに分散される。これにより、原稿セット時に折れやしわが発生したり原稿搬送時に擦れが発生したりして、原稿6が傷ついてしまうという不具合を防止することができる。また、外装表面として機能する平面部14cは、原稿6を支持してその垂れ下がりを防止することができる。
〔比較例〕
図11は、比較例に係るカバー部材140の閉位置における連結部140f近傍の部分拡大断面図である。
図11に示すように、比較例に係るカバー部材140は、カバー部材140の閉位置で外装表面として機能する平面部140cを有している。しかし、図10を用いて説明したような傾斜面は形成されておらず、平面部140cのトレイ本体5の載置面5a側は略直角のエッジ141となっている。このように、トレイ本体5の載置面5a近傍にカバー部材140のエッジ141があると、原稿セット時等に原稿の折れやしわが発生したり、原稿搬送時に擦れが発生したりして、原稿6が傷ついてしまうおそれがある。なお、本比較例に係るカバー部材140においても、外装表面として機能する平面部140cによって原稿6を支持することができ、原稿6の垂れ下がりを防止することは可能である。
〔変形例1〕
図12は、変形例1に係るカバー部材14の傾斜面14dの傾斜角度について説明するための模式図であって、(a)は上記実施形態に係る傾斜面の傾斜角度の模式図であり、(b)は変形例1に係る傾斜面の傾斜角度の模式図である。なお、図中の傾斜角度α、βはそれぞれ、水平面に対する傾斜角度である。
図12(a)では、上記実施形態で説明したように、カバー部材14の傾斜面14dは、トレイ本体5の載置面5aを延長するように構成されているので、傾斜面14dの傾斜角度は載置面5aの傾斜角度αと等しい。
これに対して、図12(b)に示すように、本変形例1に係るカバー部材14の傾斜面14dの傾斜角度βは、トレイ本体5の載置面5aの傾斜角度αよりも小さく形成されている。これにより、カバー部材14の平面部14cと傾斜面14dとの境界部、及び、カバー部材14の傾斜面14dとトレイ本体5の載置面5aとの境界部の2箇所で折れ曲がり部が形成される。原稿6をトレイ本体5の載置面5aとカバー部材14の平面部14cとにわたって載置したとき、原稿6が2箇所の折れ曲がり部で折れ曲がり、折れ曲がり部が1箇所の場合に比べて折れ曲がり角度をより小さくしてより鈍角に近づけることができる。従って、原稿6のセット時の折れやしわ、及び、搬送時の擦れがより発生し難くなり、原稿6の傷つきをより確実に防止することができる。
〔変形例2〕
図13は、変形例2に係るカバー部材14の開位置における斜視図である。図13に示すように、本変形例2に係るカバー部材14には、上述した第1の突出部14aに加えて、連結部14fの開口部14g側に突出部としての第2の突出部14a’が設けられている。また、第2の突出部14a’には、カバー部材14の開位置において、原稿6の下面の一部を支持する第4の載置面としての平面部14kが形成されている。この平面部14kは、さらに、カバー部材14の開口部14g側の端部で原稿6の挿入方向と直交する幅方向に延在するように設けられている。このように、カバー部材14の開位置において開口部14g側に原稿6の載置面となる第2の突出部14a’を設けることにより、開口部14gにおける原稿6の垂れ下がりを防止し、目的とする位置に原稿6を保持することができる。また、平面部14kが原稿6の下面の一部を支持し、原稿6の折れや擦れを防ぐことができる。
なお、図13では、第1の突出部14a及び第2の突出部14a’の複数の突出部を有する構成について説明したが、第1の突出部14aを設けずに、第2の突出部14a’のみを設ける構成であってもよい。
次に、本実施形態に係る自動原稿供給装置1を備えた画像形成装置100の一例について説明する。なお、本実施形態では画像形成装置が電子写真方式の複写機である場合について説明するが、本発明は、シート供給装置を備えたものであれば、電子写真方式の複写機以外の画像形成装置にも適用することができる。
まず、本実施形態に係る画像形成装置100の基本的な構成について説明する。
図14は、画像形成装置100の基本的な構成の一例を示す概略構成図である。画像形成装置100は、画像形成手段としての画像形成部110と、転写紙供給装置40と、画像読取ユニット50とを備えている。画像読取ユニット50は、画像形成部110の上に固定された画像読取装置2と、画像読取装置2に支持されるシート供給装置としての原稿供給手段である自動原稿供給装置(ADF)1とを有している。
転写紙供給装置40は、ペーパーバンク41内に多段に配設された二つの転写紙給紙カセット42を有している。また、それぞれの転写紙給紙カセット42から転写紙を送り出す転写紙送出ローラ43、送り出された転写紙を分離して転写紙給紙路44に供給する転写紙分離ローラ45等を有している。さらに、画像形成部110の転写紙搬送路としての本体側転写紙給紙路37に、記録媒体としての転写紙を搬送する複数の搬送ローラ対46等も有している。そして、転写紙給紙カセット42内の転写紙を画像形成部110内の本体側転写紙給紙路37内に給紙する。
画像形成部110は、光書込装置20や、黒、イエロー、マゼンタ及びシアン(K,Y,M,C)のトナー像を形成する四つのプロセスユニット30(K,Y,M,C)を備えている。さらに、画像形成部110は、転写ユニット24、紙搬送ユニット28、レジストローラ対33、定着装置34、転写紙反転装置36、本体側転写紙給紙路37等を備えている。光書込装置20は、内部に配設されたレーザーダイオードやLED等の光源を駆動して、ドラム状の四つの像担持体としての感光体48(K,Y,M,C)に向けてレーザー光Lを照射する。この照射により、感光体48(K,Y,M,C)の表面には静電潜像が形成され、この潜像は所定の現像プロセスを経由してトナー像に現像される。
プロセスユニット30(K,Y,M,C)は、それぞれ、感光体48とその周囲に配設される各種装置とを一つのユニットとして共通の支持体に支持するものであり、画像形成装置本体の画像形成部110に対して着脱可能になっている。一つのプロセスユニット30は、感光体48の周りに、帯電装置、現像装置、ドラムクリーニング装置、除電ランプ等を有している。画像形成装置100では、四つのプロセスユニット30(K,Y,M,C)を、中間転写ベルト25に対してその無端移動方向に沿って並べるように対向配設した、いわゆるタンデム型の構成になっている。
四つのプロセスユニット30(K,Y,M,C)の感光体48(K,Y,M,C)には、現像プロセスによって黒、イエロー、マゼンタ及びシアンのトナー像が形成される。
四つのプロセスユニット30(K,Y,M,C)の下方には、転写ユニット24が配設されている。転写ユニット24は、複数のローラによって張架した中間転写ベルト25を、感光体48(K,Y,M,C)に当接させてK,Y,M,C用の一次転写ニップを形成している。また、転写ユニット24では、中間転写ベルト25を張架する複数のローラのうちの一つが駆動ローラとして回転駆動することにより、中間転写ベルト25が図中矢印A方向(時計回り方向)に無端移動する。
それぞれの一次転写ニップの近傍では、ベルトループ内側に配設された一次転写ローラ26(K,Y,M,C)によって中間転写ベルト25を感光体48(K,Y,M,C)に向けて押圧している。これらの一次転写ローラ26(K,Y,M,C)には、それぞれ電源によって一次転写バイアスが印加されている。これにより、K,Y,M,C用の一次転写ニップには、感光体48(K,Y,M,C)上のトナー像を中間転写ベルト25に向けて静電移動させる一次転写電界が形成されている。
図14中の図中矢印A方向(時計回り方向)の無端移動に伴ってK,Y,M,C用の一次転写ニップを順次通過していく中間転写ベルト25のおもて面には、各一次転写ニップでトナー像が順次重ね合わせて一次転写される。この重ね合わせの一次転写により、中間転写ベルト25のおもて面には四色重ね合わせトナー像(以下、四色トナー像という)が形成される。
転写ユニット24の図中下方には、紙搬送ベルト駆動ローラ31と二次転写ローラ32との間に、無端状の紙搬送ベルト29を掛け渡して無端移動させる紙搬送ユニット28が設けられている。図14に示すように、中間転写ベルト25を張架する複数のローラのうちの一つである下部張架ローラ27と二次転写ローラ32との間に、中間転写ベルト25及び紙搬送ベルト29を挟み込んでいる。これにより、中間転写ベルト25のおもて面と、紙搬送ベルト29のおもて面とが当接する二次転写ニップが形成されている。二次転写ローラ32には電源によって二次転写バイアスが印加されており、下部張架ローラ27は接地されている。これにより、二次転写ニップに二次転写電界が形成されている。
この二次転写ニップの図中右側方には、レジストローラ対33が配設されている。また、レジストローラ対33のレジストニップの入口付近には、レジストローラセンサが配設されている。転写紙供給装置40からレジストローラ対33に向けて搬送されてくる転写紙は、その先端がレジストローラセンサに検知された所定時間後に転写紙の搬送が一時停止し、レジストローラ対33のレジストニップに先端を突き当てる。この結果、転写紙の姿勢が修正され、画像形成との同期をとる準備が整う。
転写紙の先端がレジストニップに突き当たると、レジストローラ対33は、転写紙を中間転写ベルト25上の四色トナー像に同期させ得るタイミングでローラ回転駆動を再開して、転写紙を二次転写ニップに送り出す。転写紙が通過する二次転写ニップ内では、中間転写ベルト25上の四色トナー像が二次転写電界やニップ圧の影響によって転写紙に一括二次転写され、転写紙の白色と相まってフルカラー画像となる。二次転写ニップを通過した転写紙は、中間転写ベルト25から離間して、紙搬送ベルト29のおもて面に保持されながら、その無端移動に伴って定着装置34へと搬送される。
二次転写ニップを通過した中間転写ベルト25のおもて面には、二次転写ニップで転写紙に転写されなかった転写残トナーが付着している。この転写残トナーは、クリーニング部材が中間転写ベルト25に当接するベルトクリーニング装置によって掻き取り除去される。
定着装置34に搬送された転写紙は、定着装置34内における加圧や加熱によってフルカラー画像が定着される。フルカラー画像が定着された転写紙は、定着装置34から排紙ローラ対35に送られた後、機外の排紙トレイ501へと排出される。
図14に示すように、紙搬送ユニット28及び定着装置34の下には、転写紙反転装置36が配設されている。
両面プリントを行う場合には、片面に対する画像定着処理を終えた転写紙の搬送経路が、切換爪によって転写紙反転装置36側に切り換えられ、そこで転写紙は反転されて再び二次転写ニップに進入する。そして、転写紙のもう片面にも画像の二次転写処理と定着処理とが施された後、転写紙は排紙トレイ501上に排紙される。
上記構成の画像形成装置100によって原稿束の原稿6をコピーする場合、原稿6を自動原稿供給装置1のトレイ本体5上にセットした後、操作部のコピースタートボタンを押す。すると、自動原稿供給装置1が、トレイ本体5上に載置された原稿束の原稿6を上から順に原稿搬送路内に送り、それを反転させながら原稿スタック台15に向けて搬送する。この搬送の過程で、原稿6を反転させた直後に画像読取装置2の固定読取部151の真上に通す。このとき、原稿6の画像が画像読取装置2の固定読取部151によって読み取られる。固定読取部151で読み取られた画像は、画像形成部110に送られ、上述した画像形成プロセスを経て転写紙にコピーされた画像が形成される。
なお、上記実施形態では、シート供給装置が画像形成装置(複写機)の自動原稿供給装置1の場合について説明したが、本発明は、画像形成装置の画像形成対象のシートである用紙を供給するシート供給装置としての給紙装置にも適用することができる。また、本発明は、画像形成装置の原稿や用紙に限定されることなく他の種類のシートを供給するシート供給装置にも適用することができる。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
供給対象の原稿6などのシートが端部から送出可能に載置される載置面5aなどの第1の載置面を有するトレイ本体5と、トレイ本体5の第1の載置面を覆う閉位置とトレイ本体5の第1の載置面を露出する開位置との間で回動可能にトレイ本体5のシート送出方向とは反対側の端部に連結され、開位置においてトレイ本体5の第1の載置面にまたがって供給対象のシートが載置される載置面14iなどの第2の載置面を有するカバー部材14と、を備える自動原稿供給装置1などのシート供給装置であって、カバー部材14は、閉位置においてトレイ本体5の第1の載置面上にシートを挿入可能にカバー部材の上面から下面に貫通した開口部14gを有する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、カバー部材14自体がその上面から下面に貫通したシート挿入用の開口部14gを有するため、シート挿入用の開口部とは関係なく、トレイ本体のシート送出方向とは反対側の端部にカバー部材の側端部を近づけて連結させて両者の連結部の剛性を高める構成が可能になる。従って、カバー部材を開位置に回動させてトレイ本体の載置面とカバー部材の上面とにまたがってシートを載置するときのカバー部材とトレイ本体との連結部の破損が発生しにくくなる。
(態様B)
上記態様Aにおいて、カバー部材14は、開位置において開口部14gを挟んでトレイ本体5に連結されている端部とは反対側の露出部分に載置面14iなどの第2の載置面を有する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、カバー部材14の開位置において、第1の載置面から離れた位置にカバー部材14の第2の載置面が位置するので、長いサイズのシートの挿入方向後端側が垂れることなくシートを支持することができる。
(態様C)
上記態様A又はBにおいて、カバー部材14は、閉位置においてトレイ本体5に連結されている端部と開口部14gとの間の露出部分に、開口部14gから挿入されるシートの下面の一部を支持する平面部14cなどの第3の載置面を有する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、カバー部材14の閉位置において、開口部14gから挿入されるシートの下面の一部が第3の載置面で支持されるので、シートの供給方向後端側の垂れを抑制しつつ、シートのスムーズな供給搬送が可能となる。
(態様D)
上記態様Cにおいて、カバー部材14は、第3の載置面の開口部14g側の端部に、シート挿入方向に向かって次第にトレイ本体5の第1の載置面に近づくように傾斜した傾斜面14dを有する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、シートの下面の一部が傾斜面に面接触し、エッジと線接触する場合に比べてシート重量が傾斜面に分散される。従って、シートセット時のシート折れやしわの発生及びシート供給搬送時の擦れの発生が抑制され、シートの傷つきを防止することができる。
(態様E)
上記態様Dにおいて、トレイ本体5の第1の載置面における少なくともシート供給方向とは反対側の端部は、シート供給方向に向かって次第に下方に傾斜した傾斜面を有し、カバー部材14の傾斜面14dは、トレイ本体5の第1の載置面における傾斜面が延長した仮想面に沿って形成されている。
これによれば、上記実施形態について説明したように、シートが、トレイ本体5の第1の載置面における傾斜面とカバー部材14の傾斜面14dとの連続した傾斜面に載置される。従って、シートセット時のシート折れやしわの発生及びシート供給搬送時の擦れの発生がより抑制される。
(態様F)
上記態様Dにおいて、トレイ本体5の第1の載置面における少なくともシート供給方向とは反対側の端部は、シート供給方向に向かって次第に下方に傾斜した傾斜面を有し、カバー部材14の傾斜面14dの傾斜角度は、トレイ本体5の第1の載置面における傾斜面の傾斜角度より小さい。
これによれば、上記実施形態の変形例1について説明したように、トレイ本体5の第1の載置面における傾斜面からカバー部材14の傾斜面14dにかけて傾斜角度が水平に近づくので、シートがカバー部材14の傾斜面14dでより鈍角に支持され、シート折れがより抑制される。
(態様G)
上記態様A乃至Fのいずれかにおいて、カバー部材14は、シート挿入方向と直交する幅方向における中央部に開口部14g側に突出する第2の突出部14a'などの突出部が設けられ、その突出部は、カバー部材14の開位置において、シートを支持する平面部14kなどの第4の載置面を有する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、装置の省スペース化が図れるとともに、カバー部材14の開位置において、突出部の第4の載置面によって、シート供給搬送方向後端側が開口部14gから垂れ下がることを抑制できる。
(態様H)
上記態様C乃至Gのずれかにおいて、カバー部材14の第3の載置面又は第4の積置面のうち少なくとも一方は、開口部14gから挿入されるシートの下面の一部を支持する平面部14c又は平面部14kなどの平面部を有する。
これによれば、上記実施形態又は変形例2について説明したように、カバー部材14の開位置において、シートが第3の積置面の平面部14c又は第4の載置面の平面部14kに支持され、シートの傷つきを防止できる。
(態様I)
上記態様Hにおいて、カバー部材14の第3の載置面又は第4の載置面の少なくとも一方における平面部14c又は平面部14kは、シート挿入方向と直交する幅方向に延在している。
これによれば、上記実施形態又は変形例2について説明したように、シート挿入方向と直交する幅方向で、シートの傷つきを防止できる。
(態様J)
原稿6を供給する自動原稿供給装置1などの原稿供給手段と、原稿供給手段で供給された原稿6の画像を読み取る画像読取装置2などの画像読取手段と、画像読取手段で読み取った画像の画像データに基づいて転写紙などの記録媒体上に画像を形成する画像形成部110などの画像形成手段と、を備える画像形成装置100であって、原稿供給手段として、上記態様A乃至Iのいずれかのシート供給装置を備える。
これによれば、上記実施形態について説明したように、原稿供給手段のカバー部材14とトレイ本体5との連結部の剛性を高めて連結部の破損を防止できるので、原稿供給手段の信頼性を高めることができる。
1 自動原稿供給装置
2 画像読取装置
3 スリットガラス
4 コンタクトガラス
5 トレイ本体
5a 載置面(第1の載置面)
6 原稿
7 ピックアップローラ
8 原稿セット検知フィラー
9 フィードローラ
10 分離パッド
11 給紙カバー
12 給紙カバー取っ手
13 一対のサイドフェンス
13a 上ガイド部
13L 左サイドフェンス
13R 右サイドフェンス
14 カバー部材
14a 第1の突出部
14a’ 第2の突出部
14b 取っ手
14c 平面部(第3の載置面)
14d 傾斜面部
14e サイドフェンス操作用凹部
14f 連結部
14g 開口部
14h 取っ手傾斜面
14i 載置面(第2の載置面)
14j 取っ手凹部
14k 平面部(第4の載置面)
15 原稿スタック台
30 プロセスユニット
40 転写紙供給装置
50 画像読取ユニット
100 画像形成装置
110 画像形成部
500 給紙トレイ
特開2000−128367号公報 特開平6−298382号公報

Claims (10)

  1. 所定方向に送出される供給対象のシートが載置される第1の載置面を有するトレイ本体と、
    前記トレイ本体の第1の載置面を覆う閉位置と該トレイ本体の第1の載置面を露出する開位置との間で回動可能に該トレイ本体のシート送出側とは反対側の端部に連結され、該開位置において該トレイ本体の第1の載置面にまたがって供給対象のシートが載置される第2の載置面を有するカバー部材と、を備えるシート供給装置であって、
    前記カバー部材は、前記閉位置において前記トレイ本体の第1の載置面上にシートを挿入可能に該カバー部材の上面から下面に貫通したシート挿入用の開口部を有することを特徴とするシート供給装置。
  2. 請求項1のシート供給装置において、
    前記カバー部材は、前記開位置において前記開口部を挟んで前記トレイ本体に連結されている端部とは反対側の露出部分に前記第2の載置面を有することを特徴とするシート供給装置。
  3. 請求項1又は2のシート供給装置において、
    前記カバー部材は、前記閉位置において前記トレイ本体に連結されている端部と前記開口部との間の露出部分に、前記開口部から挿入されるシートの下面の一部を支持する第3の載置面を有することを特徴とするシート供給装置。
  4. 請求項3のシート供給装置において、
    前記カバー部材は、前記第3の載置面の前記開口部側の端部に、シート挿入方向に向かって次第に前記トレイ本体の第1の載置面に近づくように傾斜した傾斜面を有することを特徴とするシート供給装置。
  5. 請求項4のシート供給装置において、
    前記トレイ本体の第1の載置面における少なくともシート供給方向とは反対側の端部は、シート供給方向に向かって次第に下方に傾斜した傾斜面を有し、
    前記カバー部材の前記傾斜面は、前記トレイ本体の第1の載置面における傾斜面が延長した仮想面に沿って形成されていることを特徴とするシート供給装置。
  6. 請求項4のシート供給装置において、
    前記トレイ本体の第1の載置面における少なくともシート供給方向とは反対側の端部は、シート供給方向に向かって次第に下方に傾斜した傾斜面を有し、
    前記カバー部材の傾斜面の傾斜角度は、前記トレイ本体の第1の載置面における傾斜面の傾斜角度より小さいことを特徴とするシート供給装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれかのシート供給装置において、
    前記カバー部材は、前記シート挿入方向と直交する幅方向における中央部に前記開口部側に突出する突出部が設けられ、
    前記突出部は、前記カバー部材の開位置において、前記シートを支持する第4の載置面を有することを特徴とするシート供給装置。
  8. 請求項3乃至7のいずれかのシート供給装置において、
    前記カバー部材の第3の載置面又は第4の載置面のうち少なくとも一方は、前記開口部から挿入されるシートの下面の一部を支持する平面部を有することを特徴とするシート供給装置。
  9. 請求項8のシート供給装置において、
    前記カバー部材の第3の載置面又は第4の載置面の少なくとも一方における前記平面部は、前記シート挿入方向と直交する幅方向に延在していることを特徴とするシート供給装置。
  10. 原稿を供給する原稿供給手段と、前記原稿供給手段で供給された原稿の画像を読み取る画像読取手段と、前記画像読取手段で読み取った画像の画像データに基づいて記録媒体上に画像を形成する画像形成手段と、を備える画像形成装置であって、
    前記原稿供給手段として、請求項1乃至9のいずれかのシート供給装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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