JP6458811B2 - 情報処理装置、制御方法及びプログラム - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1には、情報処理装置が開示されている。この情報処理装置は、PCに設けられた加速度センサが検出する加速度に基づいて、PCが盗難にあったことを判定する。情報処理装置は、PCが盗難にあったと判定した場合、PCの電源をオンにして、さらにPCから警報を発する。
また、ネットワークや電源との接続が絶たれた場合に、その情報処理装置が盗難にあったことを想定して、データをロックする等の制御方法が存在する。
また、本発明の他の実施態様に係る情報処理装置は、前記情報処理装置と外部装置または電源との接続状態の変化を判定する状態判定部と、前記判定された接続状態の変化の原因として複数の選択肢のいずれかを選択する原因選択部と、前記選択された選択肢に応じた処理を行う処理部と、撮像装置が撮像した画像データを取得する情報取得部と、を備え、前記複数の選択肢は災害を含み、前記状態判定部が外部装置または電源との接続が絶たれたと判定すると、前記原因選択部は、前記画像データを分析して、前記画像データに含まれる構造物の姿勢または人の表情の分析結果を得て、前記分析結果に基づいて前記原因として前記災害を選択し、前記処理部は、前記選択された選択肢が前記災害である場合に、災害情報を表示させる。
また、本発明の他の実施態様に係る情報処理装置は、前記情報処理装置と外部装置または電源との接続状態の変化を判定する状態判定部と、前記判定された接続状態の変化の原因として複数の選択肢のいずれかを選択する原因選択部と、前記選択された選択肢に応じた処理を行う処理部と、を備え、前記複数の選択肢は停電を含み、前記状態判定部が前記外部装置または前記電源との接続が絶たれたと判定すると、前記原因選択部は、前記情報処理装置とバッテリを備える第1の装置との接続が維持されかつ前記情報処理装置とバッテリを備えない第2の装置との接続が絶たれたと判定した場合、前記原因として前記停電を選択し、前記処理部は、前記選択された選択肢が前記停電である場合に、前記情報処理装置の処理に制限を加える。
以下、本発明の第一実施形態によるエッジ端末装置を図1〜図6を参照して説明する。
図1は、本発明の第一の実施形態によるエッジ端末装置の構成を示す図である。
図1は、エッジ端末装置10を示している。エッジ端末装置10は、例えば、店舗などに設置される。エッジ端末装置10は、店舗を訪れた顧客の情報を、データセンタ等のサーバ端末装置に送信するにあたり、必要な処理などを行う装置である。エッジ端末装置10は、いわゆるクラウドコンピューティングにおけるクラウド側の装置とエンドユーザ側の装置の境界となる位置に配置される情報処理装置である。図1に示す通り、エッジ端末装置10は、状態判定部12、原因選択部13、対応処理部14を少なくとも備えている。
状態判定部12は、エッジ端末装置10と外部装置(他の装置、装置)または電源(電源70、図2参照)との接続状態を判定する。外部装置は、ネットワークNWや外部接続装置(装置)30であってもよい(図2参照)。状態判定部12は、例えばエッジ端末装置10から電源ケーブル60(図2参照)が抜かれたときに電源が切断されたと判定する。状態判定部12は、電源からエッジ端末装置10への電力の供給が絶たれたときに電源が切断された(エッジ端末装置10と電源との接続状態が変化した)と判定してもよい。状態判定部12は、例えばエッジ端末装置10からネットワークケーブル90(図2参照)が抜かれたときにネットワークNWから切断されたと判定する。エッジ端末装置10は、バッテリ(二次電池)19(図2参照)を備えている。エッジ端末装置10は、バッテリ19から供給される電力を用いることにより、電源から切断されても処置時間、稼働することができる。
対応処理部14は、外部装置(ネットワーク)又は電源との接続状態の変化の後に、原因選択部13が選択した原因に対応した処理を行う。例えば、原因選択部13が、エッジ端末装置10が変化の原因として盗難を選択した場合、対応処理部14は、エッジ端末装置10が記憶するデータのロックや削除を行い、盗難に備える。
図2に示す通り、エッジ端末装置10は、情報取得部11、状態判定部12、原因選択部13、対応処理部14、メタデータ生成部15、通信部16、記憶部17、バッテリ19、電源接続部20、出力部21を備えている。
通信部16は、エッジ端末装置10の外部に設けられた外部接続装置(他の装置)30と通信を行う。外部接続装置30とは、例えば、店舗内に設けられた他のエッジ端末装置やデータセンタのサーバ端末装置である。通信部16は、ネットワークケーブル90を介してネットワークNWに接続されていてもよい。通信部16は、ネットワークNWを介して外部接続装置30に接続されていてもよい。外部接続装置30およびネットワークNWの少なくとも一方は、「外部装置」の一例であってもよい。
記憶部17は、プログラムや各種情報を記憶する。
電源接続部20は、電源ケーブル60を介してエッジ端末装置10の外部に設けられた電源70に接続される。
状態判定部12、原因選択部13、対応処理部14、メタデータ生成部15は、エッジ端末装置10に備わるCPU(Central Processing Unit)がプログラムを実行することにより備わる機能である。
図3に示す情報処理システムは、複数のエッジ端末装置10A、10Bと、2台のカメラ31A、31Bと、2台のカメラ32A、32Bと、サーバ端末装置40と、を含む。複数のエッジ端末装置10A、10Bは、店舗100に設置されている。2台のカメラ31A、31Bは、エッジ端末装置10Aに接続されている。2台のカメラ32A、32Bは、エッジ端末装置10Bに接続されている。サーバ端末装置40は、データセンタに備えられている。エッジ端末装置10Aは、カメラ31A、32Aと接続されている。エッジ端末装置10Bは、カメラ31B、32Bと接続されている。また、エッジ端末装置10Aとエッジ端末装置10Bは、無線通信手段などで相互に通信可能に接続されている。エッジ端末装置10Aは、例えば、自装置(エッジ端末装置10A)に接続されたカメラ31A、32Aで撮像された画像データをエッジ端末装置10Bに送信してもよい。エッジ端末装置10Bは、エッジ端末装置10Aから送信された画像データと、自装置(エッジ端末装置10B)に接続されたカメラ31B、32Bで撮像された画像データとに基づいて、より広範囲における顧客の行動を対象とするメタデータを生成することもできる。同様に、エッジ端末装置10Aがカメラ31B、32Bで撮像された画像データを取得して、その画像データを用いてメタデータを生成することも可能である。エッジ端末装置10A、10Bは、ネットワークNWを介してデータセンタのサーバ端末装置40と接続されている。サーバ端末装置40では、マーケティングシステムが稼働している。以下、エッジ端末装置10A、10Bを総称してエッジ端末装置10と称する。また、カメラ31A、31Bを総称してカメラ31と称する。同様にカメラ32A、32Bを総称してカメラ32と称する。
エッジ端末装置10A,10Bの出力部21は、デジタルサイネージ等で用いるディスプレイ装置80と接続されていている(図2参照)。出力部21がディスプレイ装置80に広告情報を出力することにより、顧客に有益な情報提供を行ってもよい。
エッジ端末装置10A、10Bは、画像データに基づいて生成したメタデータを、所定のタイミングで、サーバ端末装置40へ送信する。
図4は、本発明の第一の実施形態によるエッジ端末装置10の処理フローを示す第一の図である。
図5は、本発明の第一の実施形態によるエッジ端末装置10が用いるデータテーブルの一例を示す図である。
前提として、カメラ31A、32Aによって店舗100の様子が撮像されている状態であるとする。また、情報取得部11は、カメラ31A、32Aから画像データを所定時間ごとに取得する。また、情報取得部11は、エッジ端末装置10Aに設けられたGPS受信機(センサ50)から所定時間ごとに位置情報を取得する。また、情報取得部11は、エッジ端末装置10Aに設けられた加速度センサ(センサ50)から所定時間ごとに加速度の情報を取得する。
別の具体例として、原因選択部13は、画像データに写った顧客や店員の表情を顔認識技術により認識し、例えば、所定の数以上の人物の顔画像から「恐怖」を認識した場合、災害が発生したと判断してもよい。別の具体例として、センサ50としてマイクが備えられていて、原因選択部13が音声認識機能を備えている場合、叫び声などを認識することを災害が発生したと判断する基準の一つとしてもよい。別の具体例として、センサ50として温度センサが備えられていて、温度センサが検出した温度が所定の温度以上となることを火災などの災害が発生したと判断する基準の一つとしてもよい。また、その場合、原因選択部13が、画像データから例えば炎の揺らぎの特徴に基づいて炎を検出し、炎が検出できることを判断基準の一つとしてもよい。
このステップS14における、接続断が、盗難、災害、停電であるかどうかの選択は、通常運用が可能な原因か否かの判定である。つまり、原因選択部13は、電源または外部装置との接続断を検出する。さらに、原因選択部13は、その原因が上述した盗難、災害、停電の何れでもないと判断した場合、接続断の原因は例えば一時的なネットワークや電源の不安定に起因するため問題なしと決定する。
原因選択部13は、選択した原因を示す情報を対応処理部14へ出力する。
例えば、対応処理部14は、バッテリ19の残容量が所定の容量を下回ると、エッジ端末装置10Aをそれ以上稼働しておくことはできないと判定し、メモリなどの揮発性の記憶媒体に記録された情報をハードディスクなどの不揮発性記憶媒体に記録し、エッジ端末装置10Aを正式な手順で停止させる。これにより、確実にデータが保全される。
次に、対応処理部14は、ステップS14における決定に基づいて、「盗難」、「災害」、「停電」、「問題なし」のそれぞれに応じた対応処理を実行する(ステップS15)。
図6を参照して、原因選択部13が電源などとの接続断となった原因として「盗難」を選択する他の方法について説明する。この方法によると、設置場所等の環境変化による処理変更時に人手による切り替え作業が不要になりコスト低減につながる。
前提条件は、図4と同様である。また、エッジ端末装置10Aが移動し、外部装置との接続断または電源との接続断が生じたとする。
まず、原因選択部13が、情報取得部11から取得した加速度情報や位置情報に基づいて、エッジ端末装置10Aが例えば所定の距離以上、移動したことを検出する(ステップS21)。次に、原因選択部13は、情報取得部11から取得したカメラ31A、32Aが撮像した画像データに基づいて、その移動が店員による移動であるかどうかを判定する(ステップS22)。具体的には、原因選択部13は、所定の時間だけ前に取得した画像データを公知の画像認識により分析し、店員がエッジ端末装置10Aを移動したかどうかを判定する。また、例えば、カメラ31A、32Aが撮像した画像データにエッジ端末装置10Aの設置位置が含まれず、カメラ31B、32Bが撮像した画像データにエッジ端末装置10Aの設置位置が含まれる場合について説明する。この場合、原因選択部13は、通信部16を介してエッジ端末装置10Bからカメラ31B、32Bが撮像した画像データを取得して、その画像データを分析してもよい。記憶部17には、予め店員の顔画像や店員のユニフォームの画像等が記録されている。原因選択部13は、例えば、店員の顔画像やユニフォーム画像と、取得した画像データに写る人物の顔画像やその人物が来ている衣服の画像をパターン認識などの公知の技術により比較して、店員かどうかを判定する。
原因選択部13は、選択結果を対応処理部14に出力する。対応処理部14は、決定結果と図5で例示した状態処理テーブルに基づいて、通常運転(通常処理)を継続する。
原因選択部13が店員による移動ではないと判定した場合(ステップS22:No)、原因選択部13は、エッジ端末装置10Aの移動が正当な人物の意図した移動操作に起因しないと判断する。よって、原因選択部13は、接続断の原因として複数の選択肢から盗難を選択する(ステップS23)。原因選択部13は、選択結果を対応処理部14に出力する。対応処理部14は、選択結果と図5で例示した状態処理テーブルに基づいて、データロックなどの対応処理を行う。
図6では、原因選択部13が接続断の原因として盗難を選択する場合を例に説明を行ったが、例えば原因が停電の場合にも適用が可能である。例えば停電の場合、バッテリを備えているある装置の接続断が状態判定部12によって検出されたとする。しかし、カメラ31、32によって店員がその装置をエッジ端末装置10から切り離す動作が撮像されていれば、接続断となった他装置がバッテリを備えていても、その装置については接続断の原因として停電を選択する際に考慮しないようにしてもよい。
以下、本発明の第二の実施形態による情報処理システムを、図7〜図10を参照して説明する。
図7は、本発明の第二の実施形態によるエッジ端末装置10(10A、10B)の具体的な構成を示す図である。
図7を参照して、第二実施形態が第一実施形態と相違する部分について説明する。図7が示すように第二実施形態のエッジ端末装置10は、接続構成情報取得部18、第1接続ポートP1、第2接続ポートP2を備えている。第二実施形態のエッジ端末装置10の他の構成は、第一の実施形態と同様である。
第1接続ポートP1は、ルータ(外部装置、外部接続装置、装置)Rと接続している。第2接続ポートP2は、カメラ(外部装置、外部接続装置、装置)31Aと接続している。
接続構成情報取得部18は、エッジ端末装置10に接続された外部装置(他装置、装置)とエッジ端末装置10との接続構成情報を取得する。接続構成情報とは、例えば、外部装置の識別情報と接続ポートとの関係を示す情報である。
接続構成情報取得部18は、取得した接続構成情報を接続構成情報テーブルに記録する。
図8は、接続構成情報テーブルの一例である。接続構成情報テーブルは、「装置ID」、「接続ポート」の項目を有している。「装置ID」の項目には、エッジ端末装置10と接続された装置の識別情報が格納されている。「接続ポート」の項目には、各装置がエッジ端末装置10のどの接続ポートを用いて接続されているかを示す情報が格納されている。接続構成情報取得部18は、各装置の接続構成情報をこのテーブルに記録する。例えば、1行目の「xxxxx」は、自装置(エッジ端末装置10)に接続されたルータRのMACアドレスである。ルータは、「LANポート1」を介してエッジ端末装置10と接続されている。また、1行目の「yyyyy」は、エッジ端末装置10に接続されたカメラ31AのMACアドレスである。図7に示す例において、「LANポート1」は、第1接続ポートP1に対応する。「USBポート1」は、第2接続ポートP2に対応する。
前提条件は、第一の実施形態の図4と同様である。電源などとの接続断がエッジ端末装置10の移動によって生じる場合を例に説明を行う。
まず、エッジ端末装置10が通常処理を行う(ステップS31)。通常処理は、図4のステップS11における処理と同様である。つまり、メタデータ生成部15が、メタデータの生成を行い、生成したメタデータを、データセンタのサーバ端末装置40へ送信する。
ステップS31の処理と並行して、接続構成情報取得部18は、エッジ端末装置10に接続されている装置の接続構成情報を所定間隔で取得し、接続構成情報テーブルを更新する接続構成情報更新処理を行う(ステップS32)。
図9の処理フローに当てはめると、原因が災害の場合、ステップS34で災害モードでの運転が開始される。その後、災害から各設備が復旧し、電源や外部装置との接続状態が元に戻れば、接続断となった後において取得した接続構成情報が接続断となる前に取得した接続構成情報と一致し(ステップS37)。よって、災害モードでの運転から通常処理に戻る(ステップS38)。
原因が停電の場合、ステップS34で処理範囲の制限を行う。その後、停電が復旧し、電源や外部装置との接続状態が元に戻れば、接続断となった後において取得した接続構成情報が接続断となる前に取得した接続構成情報と一致する(ステップS37)。よって、制限を解除し通常処理に戻る(ステップS38)。
図10を参照して、図9のステップS32の接続構成情報更新処理について説明する。
まず、接続構成情報取得部18が、所定の時間間隔で自装置の備える各接続ポートをスキャンし、接続構成情報を取得する(ステップS41)。接続構成情報取得部18は、記憶部17の接続構成情報テーブルに記録された情報と取得した情報を比較して変更があるか否かを判定する(ステップS42)。接続構成情報取得部18は、変更がないと判定した場合、ステップS41からの処理を繰り返す。接続構成情報取得部18は、変更があると判定した場合、新たに取得した接続構成情報の内容で接続構成情報テーブルを更新する(ステップS43)。
エッジ端末装置10を盗難する者は、店舗100の複数の装置を盗難し、それらの装置を元々設置されていたときと同様の構成で接続しなければ、盗難の前後で接続構成情報の内容が等しくなるシステムを構成することはできない。盗難後に同様のシステム構成とすることは現実的には難しいと考えられる。第二の実施形態では、店員などによる移動については、データロック解除を自動で行う一方、盗難に対してはデータロックを継続することが期待できる。
上記プログラムは、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
エッジ端末装置10は、情報処理装置の一例である。店員は、特定のユーザの一例である。例えば、メタデータの送信は、ネットワークが接続断となった場合における、接続状態の変化によって不能となる機能の一例である。
11・・・情報取得部
12・・・状態判定部
13・・・原因選択部
14・・・対応処理部
15・・・メタデータ生成部
16・・・通信部
17・・・記憶部
18・・・接続構成情報取得部
31、32・・・カメラ
40・・・サーバ端末装置
100・・・店舗
Claims (7)
- 情報処理装置であって、
前記情報処理装置と外部装置または電源との接続状態の変化を判定する状態判定部と、
前記判定された接続状態の変化の原因として複数の選択肢のいずれかを選択する原因選択部と、
前記選択された選択肢に応じた処理を行う処理部と、
データを記憶する記憶部と、
前記情報処理装置と前記情報処理装置に接続された装置との接続構成に関する接続構成情報を取得する接続構成情報取得部と、
を備え、
前記複数の選択肢は盗難を含み、
前記原因選択部は、前記状態判定部が前記外部装置または前記電源との接続が絶たれたと判定すると、センサが検出した加速度情報または前記情報処理装置の位置情報に基づいて、前記原因として前記盗難を選択し、
前記処理部は、前記原因選択部が前記盗難を選択した場合、前記データをロックし、
その後、前記状態判定部が前記外部装置との接続状況に変化があったと判定した場合、前記原因選択部は、前記盗難を選択する前に前記接続構成情報取得部が取得した前記接続構成情報と、前記状態判定部が前記外部装置との接続状況に変化があったと判定した後に前記接続構成情報取得部が取得した前記接続構成情報とを比較し、
前記原因選択部が2つの前記接続構成情報が一致すると判定すると、前記処理部が、前記データのロックを解除する、
情報処理装置。 - 情報処理装置であって、
前記情報処理装置と外部装置または電源との接続状態の変化を判定する状態判定部と、
前記判定された接続状態の変化の原因として複数の選択肢のいずれかを選択する原因選択部と、
前記選択された選択肢に応じた処理を行う処理部と、
撮像装置が撮像した画像データを取得する情報取得部と、
を備え、
前記複数の選択肢は災害を含み、
前記状態判定部が外部装置または電源との接続が絶たれたと判定すると、前記原因選択部は、前記画像データを分析して、前記画像データに含まれる構造物の姿勢または人の表情の分析結果を得て、前記分析結果に基づいて前記原因として前記災害を選択し、
前記処理部は、前記選択された選択肢が前記災害である場合に、災害情報を表示させる、
情報処理装置。 - 前記複数の選択肢は盗難を含み、
前記原因選択部は、センサが検出した加速度情報または前記情報処理装置の位置情報に基づいて前記情報処理装置が所定の距離以上移動した場合、前記画像データを分析して、前記画像データに含まれる前記移動を行った人を識別し、前記移動を行った人に基づいて前記原因として前記盗難を選択する、
請求項2に記載の情報処理装置。 - 情報処理装置であって、
前記情報処理装置と外部装置または電源との接続状態の変化を判定する状態判定部と、
前記判定された接続状態の変化の原因として複数の選択肢のいずれかを選択する原因選択部と、
前記選択された選択肢に応じた処理を行う処理部と、
を備え、
前記複数の選択肢は停電を含み、
前記状態判定部が前記外部装置または前記電源との接続が絶たれたと判定すると、前記原因選択部は、前記情報処理装置とバッテリを備える第1の装置との接続が維持されかつ前記情報処理装置とバッテリを備えない第2の装置との接続が絶たれたと判定した場合、前記原因として前記停電を選択し、
前記処理部は、前記選択された選択肢が前記停電である場合に、前記情報処理装置の処理に制限を加える、
情報処理装置。 - 前記複数の選択肢は、前記情報処理装置の通常運用が可能な原因を含み、
前記処理部は、前記選択された選択肢が前記情報処理装置の通常運用が可能な原因である場合、前記情報処理装置に、前記接続状態の変化によって不能となる機能以外の機能の通常運用を継続させる、
請求項1から請求項4の何れか1項に記載の情報処理装置。 - 情報処理装置のための制御方法であって、
前記情報処理装置と外部装置または電源との接続状態の変化を判定する判定ステップと、
前記判定された接続状態の変化の原因として複数の選択肢のいずれかを選択する選択ステップと、
前記選択された選択肢に応じた処理を行う対応ステップと、
を含み、
前記判定ステップにて前記外部装置または前記電源との接続が絶たれたと判定すると、
前記選択ステップにて、センサが検出した加速度情報または前記情報処理装置の位置情報に基づいて、前記原因として盗難を選択し、
前記選択ステップにて前記盗難が選択された場合、前記対応ステップにて、前記情報処理装置の記憶部が記憶するデータをロックし、
その後、前記判定ステップにて前記外部装置との接続状況に変化があったと判定した場合、前記選択ステップにて、前記盗難を選択する前に取得された前記情報処理装置と前記情報処理装置に接続された装置との接続構成に関する接続構成情報と、前記判定ステップにて前記外部装置との接続状況に変化があったと判定した後に取得された前記接続構成情報とを比較し、
前記選択ステップにて、2つの前記接続構成情報が一致すると判定されると、前記対応ステップにて、前記データのロックを解除する、
制御方法。 - 情報処理装置のコンピュータに、
前記情報処理装置と外部装置または電源との接続状態の変化を判定する判定ステップと、
前記判定された接続状態の変化の原因として複数の選択肢のいずれかを選択する選択ステップと、
前記選択された選択肢に応じた処理を行う対応ステップと、
を含み、
前記判定ステップにて前記外部装置または前記電源との接続が絶たれたと判定すると、
前記選択ステップにて、センサが検出した加速度情報または前記情報処理装置の位置情報に基づいて、前記原因として盗難を選択し、
前記選択ステップにて前記盗難が選択された場合、前記対応ステップにて、前記情報処理装置の記憶部が記憶するデータをロックし、
その後、前記判定ステップにて前記外部装置との接続状況に変化があったと判定した場合、前記選択ステップにて、前記盗難を選択する前に取得された前記情報処理装置と前記情報処理装置に接続された装置との接続構成に関する接続構成情報と、前記判定ステップにて前記外部装置との接続状況に変化があったと判定した後に取得された前記接続構成情報とを比較し、
前記選択ステップにて、2つの前記接続構成情報が一致すると判定されると、前記対応ステップにて、前記データのロックを解除する、
ことを実行させるためのプログラム。
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