JP6458021B2 - 鍵及び鍵付き回転シリンダ錠 - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1の前提部分による鍵、及び、請求項11の前提部分による鍵付き回転シリンダ錠に関する。
欧州特許第0621384号(特許文献1)が、鍵を、マッチングする回転シリンダ錠と共に開示している。ロータの追加タンブラと協働する制御要素は、鍵の軸部に配置される。
欧州特許第0621384号による鍵及び回転シリンダ錠は、不正操作に対して特に堅固であると考えられるが、照合安全性を更に高めることによって、このタイプの鍵及び回転シリンダ錠の複製に備えて安全性を更に一層高める高い必要性がある。
欧州特許第0621384号
この先行技術から始まって、本発明は、不正操作の試みに対してより一層堅固な鍵及び回転シリンダ錠を提供する目的に基づく。さらに、その意図は、好ましくは、このタイプの鍵の複製に対する安全性を更に高めることであり、その意図はまた、鍵違い数を増加させることである。
かかる目的は、請求項1の主題による鍵によって達成される。それによると、回転シリンダ錠用の鍵は、キーグリップと、キーグリップに隣接して長手方向の軸線に沿って延びるキーシャンクとを有する。キーシャンクは、その外面に、回転シリンダ錠のタンブラを位置決めするための制御凹部、特に制御ボアと、キーシャンク内に、移動可能に配置された少なくとも一つの制御要素とを有する。制御要素は、回転シリンダ錠のタンブラと協働する制御面を有する。そのうえ、キーシャンクは、制御要素の領域に、制御凹部を有する断面部に対してテーパを付けたテーパ付き断面部を有する。
制御要素の領域におけるこのテーパは、制御要素と協働するタンブラを設計の大きな自由度をもって形成することを可能にし、その結果、更なる照合要素のためのスペースが回転シリンダ錠に、特にキーウエイ内に作られる。テーパを付けたことにより、かくして、回転シリンダ錠内、特にキーウエイ内において更なる要素を照合することができる。
制御面がテーパ付き断面部の外面から或る距離に位置するように、制御要素は、好ましくは、キーシャンクの外に突出している。制御面の突出は、更なるタンブラとの接触が、第二の、好ましくは移動可能な、照合を実施するという利点を与える。
特に好ましくは、開始位置において、制御面は、制御凹部の領域におけるキーシャンクの外面によって定められた平面内に位置する。変形例として、制御面は、テーパ付き断面部の外面とその平面との間の領域に位置する。
変形例として、制御面は、テーパ付き断面部の外面と面一に位置し、その結果、鍵のコンパクトさが向上する。
その制御要素は、好ましくは、鍵内のボアに配置されたボルトと、ばね要素、特に、圧縮ばねとを備え、ばね要素は、キーシャンクから見て制御要素を外向きに押す力をボルトにかける。ボルトは、前記制御面を有する。ばねの外向きの力によって、制御要素と協働するタンブラを外向きに位置決めすることができる。
特に好ましくは、制御要素は、共通の軸線に沿って延び、かつ同一のばね要素によって力が及ぼされる2つのボルトを有し、第1ボルトは、キーシャンクの第1面を越えて突出し、又はその第1面と面一であり、第2ボルトは、キーシャンクの第2面を越えて突出し、又はその第2面と面一である。二つの面は、長手方向軸線に関して互いに反対側に位置し、特に、鍵の狭幅面をなす。
別の実施形態において、制御要素は、鍵の一方の面に配置されたたった1つのボルトを有する。
したがって、鍵は、回転鍵又は非回転鍵の形態を有することができ、その場合、制御要素は等しく使用することができる。
ボルトは、好ましくは、円柱状、特に円形の断面を有する。それによって、ボルトを鍵のボア内で最適に案内することができる。
ボアは、集合ボア、又は盲貫ボア、又は貫通ボアとして設計することができる。ボアに押し込まれ、かつボルトが延在する挿通口を有するスリーブによって、ボルトを保持することができる。
ボルトは、好ましくは、制御面の領域に制御エッジを備え、制御エッジは、長手方向軸線に対して或る角度で延びる。制御エッジは、好ましくは、ボルトを取り囲む傾斜面である。
好ましい実施形態において、テーパ付き領域は、キーグリップと反対側の鍵先端部の領域にキーシャンクの端面を形成する。換言すれば、キーシャンクは、鍵先端部の領域にテーパ付き領域を有して設計される。その結果、制御要素はまた、好ましくは、鍵先端部の領域に配置される。
他の好ましい実施形態では、テーパ付き領域は、鍵先端部とキーシャンクとの間で、鍵先端部から或る距離に配置される。この実施形態では、キーシャンクは、鍵先端部とテーパ付き領域との間に隆起部を有する。この隆起部は、以下に更に説明するように、追加の照会要素を作ることができるので有利である。隆起部は、好ましくは、キーシャンクと同じ断面部を有し、かつキーシャンクの一部である。
更なる実施形態では、少なくとも2つのテーパ付き領域があり、テーパ付き領域の一方が鍵先端部の領域にあり、かつ他方が鍵先端部から間隔を隔てられており、又は、少なくとも2つのテーパ付き領域が鍵先端部から間隔を隔てられている。
特に好ましくは、隆起部は、最大でキーシャンクの最大外延まで、キーシャンクの長手方向に直交して延びる。隆起部の高さは、隆起部が照合できるように変えることができる。
特に好ましくは、キーシャンクは、第1スロープと第2スロープとを有し、第1スロープは隆起部に立ち上がり、第2スロープはテーパ付き領域に向かって延びる。テーパの位置に応じて、第1スロープは鍵先端部の一部である。
好ましくは、特にテーパごとに、正確に1つの単一制御要素がある。これに変えて、キーシャンクに沿って別のものに対してずれて位置する複数の制御要素もあり得る。
鍵は、請求項11に記載したように、回転シリンダ錠を作動させる役割を果たす。それによると、回転シリンダ錠は、ステータと、ステータに回転自在に嵌め込まれ、キーウエイを有するロータと、制御要素と協働する少なくとも1つのタンブラとを備える。タンブラは、ステータに嵌め込まれたステータ・ピンと、ロータに嵌め込まれたロータ・ピンとを備え、ロータ・ピン及びステータ・ピンは、制御要素によって、阻止位置から開放位置へ位置決め可能である。
阻止位置では、ロータ・ピンは、好ましくは、キーウエイ内へ部分的に突出している。ロータ・ピンのこの部分的な突出は、鍵が差し込まれたときに、ロータ・ピンが、テーパ付き領域と協働することができるという利点を特に生む。第1の照合が考えられるであろう。
ロータ・ピン及びステータ・ピンは、好ましくは、阻止位置から開放位置へ、半径方向外向きに移動可能である。このため、制御要素と協働するタンブラは、キーウエイから見て外向きに位置決めされる。開放位置から、ロータ・ピン及びステータ・ピンは、半径方向内向きに移動可能である。阻止位置では、ステータ・ピンは、好ましくは、ステータからロータ内へ突出し、次いで、阻止位置から開放位置への移動中、ステータ内へ移動する。半径方向外方への移動は、特に、キーウエイが中心を通り、又はロータの回転軸線が中心を通るラジアル平面内で起こる。
ステータ内のステータ・ピンは、好ましくは、ステータばねによるばね力を受け、ばね力は、ステータ・ピン及びロータ・ピンを、キーウエイの方向に付勢する。制御要素によって位置決めされたタンブラは、正規鍵がキーウエイに挿入されない限り、ステータばねによって常に阻止位置に保たれる。
ステータ・ピン及びロータ・ピンは、対応するステータ・ボア及びロータ・ボアに嵌め込まれている。
制御要素がロータ・ピンと接触したときに、制御要素がステータ・ピン及びロータ・ピンをキーウエイに対して半径方向外向きに移動させるように、特に好ましくは、鍵に嵌め込まれた制御要素のばね要素のばね力は、ステータばねのばね力よりも大きい。したがって、鍵内のばね要素は、回転シリンダ錠内のばね要素と反対に作用する。
本発明の発展では,ロータ・ピンは、キーウエイ内へ突出するガイド・スリーブに移動可能に嵌め込まれる。ガイド・スリーブは、ロータに固定連結され、テーパ付き領域と協働する。ガイド・スリーブとテーパ付き領域との協働によって、更なる安全性照合を実施することができる。
本発明の発展では、制御要素と協働し、制御要素で位置決めされるタンブラに加えて、テーパ付き領域の外面と協働し、阻止位置から開放位置へ半径方向外向きに移動可能である更なるタンブラがある。
更なるタンブラは、好ましくは、ステータに移動可能に嵌め込まれたステータ・スリーブと、ロータに移動可能に嵌め込まれたロータ・スリーブと、ステータ・スリーブに作用しているステータ・スリーブばねとを備える。ステータ・スリーブばねは、ステータ・スリーブ及びロータ・スリーブにばね力をキーウエイの方向にかける。さらに、ロータ・スリーブは、端面がキーウエイ内へ突出し、テーパ付き領域の外面によって、阻止位置から開放位置へ前記端面を越えて移動可能又は配置可能である。
これに代えて、又はこれに加えて、テーパ付き領域はまた、ロータ・ピンと、ステータ・ピンと、ステータばねとを備えるタンブラと協働することができる。
ステータ・スリーブ及びロータ・スリーブは、ステータ・ピン及びロータ・ピンも、それぞれステータ及びロータに移動可能に嵌め込まれている。ステータ・スリーブ及びロータ・スリーブは、阻止位置から開放位置へ半径方向外向きに移動可能である。別の実施形態では、ステータ・スリーブ及びロータ・スリーブは、阻止位置から開放位置を越えて半径方向外向きに移動した後、開放位置へ半径方向内向きに移動可能である。ステータ・スリーブ及びロータ・スリーブは、更にステータ・ピン及びロータ・ピンも同様に、対応するステータ・ボア及びロータ・ボアに嵌め込まれている。
特に好ましい実施形態では、ステータ・ピン及びロータ・ピンは、それぞれステータ・スリーブ及びロータ・スリーブに移動可能に嵌め込まれ、阻止位置から開放位置へ半径方向外向きに移動可能である。この実施形態で、特にコンパクトな構造を達成することができる。
鍵が、鍵先端部から或る距離に配置された上記隆起部又はテーパ付き領域を有していれば、鍵は、タンブラ及び/又は更なるタンブラと協働することができる。隆起部は、好ましくは、タンブラのステータ・ピン及びロータ・ピン、及び/又は更なるタンブラのステータ・スリーブ及びロータ・スリーブと協働する。鍵がキーウエイに差し込まれたとき、一対のピン、及び/又は一対のスリーブが、隆起部によって、阻止位置から開放位置を越えて半径方向外向きに移動可能であり、次いで、開放位置を超えた位置から再び戻って、開放位置へ移動可能である。したがって、半径方向外向きと、次いで半径方向内向きの組み合わされた位置決め移動を実質的に伴う。
特に好ましくは、ステータ・ピン及びステータ・スリーブが嵌め込まれるステータ・ボアの深さは、ステータ・ピン又はステータ・スリーブの長さよりも長い。ステータ・ボアの深さと、ステータ・ピン及びステータ・スリーブの長さと、キーシャンク上の隆起部の高さとの間の適当な比率を選択することによって、更なる照合を行うことができる。例えば、隆起部が高過ぎれば、ステータ・スリーブがステータの外側スリーブに当接して、鍵を差し込むことができない。この変化は、鍵違いの増加をもたらす。
更なる実施形態が、従属請求項に記載されている。
本発明の好ましい実施形態が図面を参照して以下に説明され、図面は、単に説明の役割を果たすだけであり、限定として解釈されるべきではない。
第1実施形態による回転シリンダ錠と第1実施形態による鍵の長手方向軸線に沿った縦断面説明図を示す。 長手方向軸線に対して直角方向での図1による実施形態の断面説明図を示す。 鍵が異なる位置にある図1による断面説明図を示す。 鍵が異なる位置にある図1による断面説明図を示す。 鍵が差し込まれた位置にある図1による断面説明図を示す。 長手方向軸線に対して直角方向での図5の断面説明図を示す。 第2実施形態による回転シリンダ錠と第1実施形態による鍵の長手方向軸線に沿った縦断面図を示す。 長手方向軸線に対して直角方向での図7による実施形態の断面説明図を示す。 鍵が異なる位置にある図7による断面説明図を示す。 鍵が異なる位置にある図7による断面説明図を示す。 鍵が差し込まれた位置にある図7による断面説明図を示す。 長手方向軸線に対して直角方向での図11の断面説明図を示す。 関連する鍵を有する第3実施形態による回転シリンダ錠の縦断面説明図を示す。 鍵が異なる位置にある図13による断面説明図を示す。 鍵が差し込まれた位置にある図13による断面説明図を示す。 長手方向軸線に対して直角方向での図15の断面説明図を示す。
図1に、好ましい実施形態による鍵1付きの回転シリンダ錠2の縦断面図が示されている。鍵1は、回転シリンダ錠2のキーウエイ23へここでは部分的に挿入されている。
鍵1は、キーグリップ3と、キーグリップ3に隣接して長手方向軸線L又は長手方向に延びるキーシャンク4とから構成されている。キーグリップ3は、ここでは単に不完全な形態で示されているが、使用者は、キーグリップ3により鍵1を掴むことができ、かくして回転運動を鍵1に及ぼすことができる。キーシャンク4は、回転シリンダ錠2の種々のタンブラを位置決めする役割を果たす。
キーシャンク4は、外面5に、回転シリンダ錠2のタンブラを位置決めする役割を果たす制御凹部10を有する。在来のタンブラと協働する在来の制御ボアは、これに含まれる。
外面5は、互いに実質的に平行に位置する2つの狭幅面29と、狭幅面29を連結する2つの広幅面30とによって形成されている。
さらに、キーシャンク4は、キーシャンク4内に、移動可能に配置された少なくとも1つの制御要素6を備える。制御要素6は、回転シリンダ錠2のタンブラ7と協働する。協働は、制御要素6に配置され、又は制御要素6の一部である制御面8により実施される。制御面8によって、制御要素6は、以下に説明するように、タンブラ7と接触し、タンブラ7を回転シリンダ錠に対して位置決めする。
キーシャンク4は、制御要素6の領域にテーパ付き断面部9を有して設計される。テーパ付き断面部9は、ここでは、制御凹部10を有する断面部11に対してテーパを付けて設計される。「テーパ付き」という表現は、減じた断面、即ち、より小さい断面積を有する断面部を意味するように理解される。キーシャンク4は、ここでは、テーパ付き断面部9において、断面部11よりも小さい高さを有する。したがって、制御要素6は、テーパ付き断面部9の領域に配置される。
本実施形態では、テーパ付き断面部9は、キーシャンク4を長手方向軸線Lに関して両側で等しくテーパを付けるように設計される。キーシャンク4の狭幅面29までの、長手方向軸線Lに直交する方向Qでの距離は、ここでは、キーシャンク4の全長に亘りキーシャンク4の両側で実質的に一定である。鍵1の外形は、特にキーシャンク4の外形は、好ましくは、長手方向軸線Lに関して対称に形成される。
テーパ付き断面部9と制御凹部10を有する断面部11との間の移行は、好ましくは、長手方向軸線Lに対して傾斜して延びる面38により成される。
2つの狭幅面29間のキーシャンク4の高さは、テーパ付き断面部9によってキーシャンク4の長さに亘って変えることができる。
2つの広幅面30間のキーシャンク4の幅は、好ましくは、キーシャンク4の全長に亘って一定である。
制御面8がテーパ付き断面部9の外面5から或る距離に位置するように、制御要素6はキーシャンク4の外に突出する。制御面8は、ここでは、狭幅面29から或る距離に位置する。特に好ましくは、開始位置では、制御面8は、制御凹部10の領域のキーシャンク4の外面5によって定められた平面内に位置する。したがって、制御面8は、特に好ましくは、テーパ付き領域9以外のキーシャンク4の外面5と面一に位置する。しかし、制御面8は、テーパ付き断面部9の外面5と上記平面との間の領域に位置することもできる。
別の実施形態では、制御面8は、テーパ付き断面部9の外面5又は狭幅面29と面一に位置する。
制御要素6は、ここでは、ボルト13であり、ボルト13は、鍵1のボア12内にばね要素14と共に配置され、ばね要素14は、キーシャンク4から見てボルト13が外に向けて付勢されるように、ボルト13に力をかける。ボルト13がキーシャンク4に押し込まれれば、ばね要素14のばね力が、それと反対方向に作用する。したがって、ボルト13は、長手方向軸線Lに直交して、即ち直交方向Qに、キーシャンク4の内側から外に向けて付勢される。その力は、ここでは、圧縮ばねの形態を有するばね要素14によって与えられる。
制御要素6は、特に好ましくは、共通軸線Aに沿って延び、かつその軸線Aに沿って移動可能な2つのボルト13を有する。2つのボルト13は、ここでは、同一のばね要素14によって力が及ぼされる。したがって、ばね要素14は、2つのボルト13がキーシャンク4から見て直交方向Qで外方に押圧されるようにする。第1ボルト13は、ここでは、キーシャンクの第1面31を越えて突出し、第2ボルトは、キーシャンクの第2面32を越えて突出する。第1及び第2面は、テーパ付き領域9の一部であり、長手方向軸線Lに関して互いに反対側に位置する。第1面31及び第2面32は、特に、鍵1の狭い側部の狭幅面29をなす。
ボルト13は、好ましくは、円柱形の、特に円形の断面を有する。断面は、ここでは、軸線Aに対して垂直であるものとして理解されるべきである。
ボルト13は、前記制御面8を端面に有する。特に好ましくは、ボルト13は、制御面8の領域に、長手方向軸線Lに対してある角度で延びる制御エッジ15を有する。その結果、長手方向軸線Lに対して傾斜して形成された制御エッジ15は、ここでは、キーウエイ23への鍵1の差し込み、及びキーウエイ23内へ突出している制御要素との協働が改善されるという利点を有する。さらに、ボルト13は、制御エッジ15により、特に、キーウエイ23内に突出する要素によって作動される。
ボルト13は、ここでは、端面の反対側にフランジ39を有する。ボルトは、フランジ39で段付きボアの段部40、又は鍵のボアに押し込まれたスリーブ41と当接する。
テーパ付き領域9は、ここでは、キーシャンク4の端部領域の鍵先端部16の領域に配置されている。したがって、テーパ付き領域9は、キーグリップ3の反対側に鍵先端部16を実質的に形成する。したがって、キーシャンク4は、鍵先端部16で終端する。別の実施形態では、キーシャンク4上の他の場所にテーパ付き領域を配置することも考えられる。
回転シリンダ錠2、及び上述の鍵1との協働は、以下に、より詳細に説明される。図1〜図6は、第1実施形態の回転シリンダ錠を示し、図7〜図12は、第2実施形態の回転シリンダ錠を示す。2つの実施形態は、上述の好ましい鍵1で作動させることができる。
回転シリンダ錠2は、ステータ17と、ステータ17に回転自在に嵌め込まれ、キーウエイ23を有するロータ18と、鍵1に配置された制御要素6と協働する少なくとも1つのタンブラ7とを備える。ロータ18は、公知の方法で、扉の施錠ボルトに作用する。
さらに、回転シリンダ錠2は、好ましくは、制御凹部10と協働する少なくとも1つのタンブラを備えるが、ここでは明確さのため図示しない。そのタンブラは、少なくとも1つの制御凹部10によって位置決めされる。
キーシャンク4の制御要素6と協働するタンブラ7は、ステータ17に嵌め込まれたステータ・ピン20と、ロータ18に嵌め込まれたロータ・ピン21とを備える。ステータ・ピン20及びロータ・ピン21は、回転シリンダ錠2が阻止位置にあるとき、共通軸線Bに沿って移動する。ステータ・ピン20は、ステータ・ボア33に嵌め込まれ、ロータ・ピン21は、ロータ・ボア34に嵌め込まれている。ピン20及び21は、ここでは、対応するボア33及び34に移動可能に嵌め込まれている。
ロータ・ピン21及びステータ・ピン20は、制御要素によって、図1に示すような阻止位置から、図5に示すような開放位置へ位置決め可能である。阻止位置では、ロータ・ピン21はキーウエイ23内へ部分的に突出し、ステータ・ピンはロータ・ボア34内へ部分的に突出し、その結果、ステータ17とロータ18との間の相対的な移動が不可能にされ、又は阻止される。その結果、正規鍵の場合に、そのタンブラ7が阻止位置から開放位置へ位置決め可能なように、制御要素6はタンブラ7のものと協働する。
図1及び図2は、阻止位置におけるタンブラ7を示す。ステータ18とステータ17との間の移動は、ここでは、ロータ18とステータ17との間のシャーラインの35の領域に位置するステータ・ピン20によって阻止される。ロータ・ピン21は、ロータ18の内部に完全に位置している。図1及び図2からは、ステータ・ピン20及びロータ・ピン21が、ステータばね22によってキーウエイ23に向かって内方に押圧されていることも分かる。ステータ・ピン20とロータ・ピン21のセット、即ち、タンブラ7は、ステータばね22によって阻止位置に保たれる。
鍵が差し込まれると、キーシャンク4は、鍵先端部16が、キーウエイ23に入れられたロータ・ピン21の一部と接触するようになる。ステータ17の方向への鍵の更なる差し込みにより、ロータ・ピン21は、キーウエイ23から見て外方に押圧される。この目的のため、鍵先端部16は、ロータ・ピン21と接触する面取り部36を有する。図1は、面取り部36がロータ・ピン21の端面37と丁度接触した位置を示す。同じ状況が、長手方向軸線Lに垂直な断面で図2に示されている。
図3は、差し込み方向Eに沿って、回転シリンダ錠2のキーウエイ23への鍵1の更なる差し込みを示す。ロータ・ピン21がテーパ付き断面部9の領域に位置するように、鍵1は、ここでは、ある程度まで前方に押される。ここでは、ロータ・ピン21従ってステータ・ピン20も、ばね22の作用に逆らって外方に移動する。この移動は、半径方向移動Sによって表される。更に差し込むと、図4に示すように、タンブラ7と鍵1内の制御要素6の作用領域との間の距離が減少する。
図5及び図6は、完全に差し込まれた位置にある鍵を示す。制御要素6の軸線Aとタンブラ7の軸線Bとは、互いに同一直線上に位置する。鍵1内の制御要素6のばね要素14の作用により、ロータ・ピン21、従ってステータ・ピン20も、更に外方に押圧される。鍵1内の制御要素6の制御面8は、ロータ・ピン21の端面37と接触している。制御要素6及びタンブラ7の寸法により、ロータ・ピン21は、制御要素6のばね要素14の作用により、阻止高さまでステータ・ピン20と共に移動する。ステータ・ピン20とロータ・ピン21の接点は、ここでは、シャーライン35上に位置する。これにより、ロータ18は、ステータ17に対して回動することができる。
制御要素6が、ステータ・ピン20及びロータ・ピン21を、キーウエイ23に対して半径方向外向きに移動させるように、ここでは、鍵1内のばね要素14のばね力は、ステータばね22のばね力よりも大きい。その結果、タンブラ7、即ちステータ・ピン20及びロータ・ピン21は、鍵1内のばね要素14によって、キーウエイ23に関して見て外に向かって位置決めされる。換言すれば、制御要素6と協働するタンブラ7は、キーウエイ23に対して半径方向外方に向かって位置決めされるともいえる。ここでは、その移動は、制御要素6のばね要素14によってもたらされる。
さらに、図1〜図6から分かるように、ロータ・ピン21は、ガイド・スリーブ24に移動可能に嵌め込まれている。ガイド・スリーブ24は、ここでは任意である。ガイド・スリーブ24は、ロータ・ボア34に嵌め込まれ、好ましくは押し込まれ、かつキーウエイ23内へ突出し、ここでは、キーウエイ23の断面は、対応する領域で減少している。ガイド・スリーブ24は、ここでは、テーパ付き領域9と協働する。その結果、鍵1がテーパ付き断面部9を有するときにだけ、鍵1をキーウエイ23に完全に差し込むことができ、ここで、テーパ付き断面部9は、ガイド・スリーブ24の存在する領域でキーウエイを狭めるガイド・スリーブ24と協働する。特に好ましくは、ガイド・スリーブ24の突出の程度は、テーパ付き領域31、32のテーパ付けの程度に対応する。したがって、更なる安全機能が、ガイド・スリーブ24によって作り出される。
ガイド・スリーブ24は、ロータ18に固定連結されている。特に好ましくは、ガイド・スリーブ24は、ロータに押し込まれている。
そのうえ、図6から、特に好ましい設計では、ボルト13がガイド・スリーブ24内へ突出することが分かる。
ステータ・ピン20及びロータ・ピン21は、好ましくは、茸形の形態のものである。
図7〜図12は、本発明による回転シリンダ錠の第2実施形態を示す。第2実施形態による回転シリンダ錠は、鍵1それ自体と関連して、又は第1実施形態と関連して既に上述したものと同一の鍵1で作動させることができる。
制御要素6と協働するタンブラ7に加えて、回転シリンダ錠2の第2実施形態は、テーパ付き断面部9の外面31,32と協働する更なるタンブラ19を備える。その結果、テーパ付き領域9は、従って、テーパ付き領域9に割り当てられた対応するタンブラ19を位置決めする役割を同様に果たす。
更なるタンブラ19は、テーパ付き領域9によって位置決めされる。更なるタンブラ19は、半径方向外方に向かって位置決めされる。
この実施形態では、合計、少なくとも3つの異なるタンブラが位置決めされる。まず、制御凹部10と協働するタンブラが位置決めされる。さらに、制御要素6と協働するタンブラ7が位置決めされ、さらに、テーパ付き断面部9と協働するタンブラ19が位置決めされて、ロータ18が、固定したステータ17に対して回動することができる。
更なるタンブラ19は、ステータ17に移動可能に嵌め込まれたステータ・スリーブ25と、ロータ18に移動可能に嵌め込まれたロータ・スリーブ25とから構成され、ステータ・スリーブ25に力を及ぼすステータ・スリーブばね27も備えている。阻止位置で、ロータ・スリーブ26及びステータ・スリーブ25は、共通軸線Bに沿って同一直線上に延びている。ステータ・スリーブ25は、ステータ・ボア33に移動可能に嵌め込まれ、ロータ・スリーブ26は、ロータ・ボア34に移動可能に嵌め込まれている。ステータ・スリーブばね27は、ステータ・スリーブ25及びロータ・スリーブ26に、キーウエイ23の方向にばね力をかけている。ロータ・スリーブ26は、端面28がキーウエイ23内へ突出している。その端面28を介して、ロータ・スリーブ26及び従ってステータ・スリーブ25も、テーパ付き領域9の外面5又は表面29によって、阻止位置から開放位置へ半径方向外向きに移動可能である。テーパ付き領域9は、端面28と協働する。
本実施形態では、ステータ・ピン20及びロータ・ピン21は、それぞれステータ・スリーブ25及びロータ・スリーブ26に移動可能に嵌め込まれている。ステータ・ピン20及びロータ・ピン21は、ここでは、それぞれステータ・スリーブ25の制御及びロータ・スリーブ26の制御から独立に位置決め可能である。したがって、2つのタンブラ7,19が開放位置にあるように、ステータ・ピン20及びロータ・ピン21だけでなく、ステータ・スリーブ25及びロータ・スリーブ26もまた、阻止位置から開放位置へ移動しなければならない。ステータ・ピン20及びロータ・ピン21を有するタンブラ7か、ステータ・スリーブ25及びロータ・スリーブ26を有するタンブラ19のいずれかが、鍵1によって開放位置へ移動、即ち、位置決めされなければ、ステータ17内のロータ18の回転が不可能となる。
図示しない別の実施形態では、更なるタンブラ19はまた、ロータ・ピン、ステータ・ピン及びステータばねを有するタンブラ7と同様に設計することができ、この場合、更なるタンブラ19はタンブラ7から或る距離に位置する。
図9及び図10は、第2実施形態による回転シリンダ錠2のキーウエイ23への鍵1の差し込みを示す。ここでは、タンブラ7及び19は、依然として阻止位置にある。
図7〜図12による実施形態では、テーパ部を有さない非正規の鍵が差し込まれても、更なるタンブラ19は正しく位置決めされない。更なるタンブラ19は、第一に、鍵の進路に立ち塞がる障害物としての作用を有する。第二に、図示しない実施形態において、ロータ・スリーブ26とステータ・スリーブ25とが、その接点がシャーライン35を越えて移動するように、ステータ・スリーブ25を短く設計することができる。この場合、ロータ・スリーブ26は、シャーライン35上にとどまり、それゆえに、ロータ・スリーブ26とステータ・スリーブ25の相対的な移動を阻止する。換言すれば、ロータ・スリーブ26は、シャーライン35を越えて、半径方向外向きに移動する。
半径方向外向きの可動性はまた、テーパ付き領域9を鍵先端部16から或る距離に配置することができるという利点を有する。これにより、第1段階では、ロータ・スリーブ26及びステータ・スリーブ25のセットが、普通の幅のキー軸部4によって移動してロータ・スリーブ26がシャーライン35を超え、次いで、第2段階では、テーパ付き領域がロータ・スリーブ26に作用したときに、半径方向外側からシャーライン上へ移動する。この実施形態では、外側から半径方向に位置決めが行われる。換言すれば、この手段、即ち、ステータ・スリーブ25又はロータ・スリーブ26は、阻止位置から、開放位置を越えて半径方向外向きに移動し、続いて、開放位置へ半径方向内方に移動する。
図11及び図12では、鍵1が完全に差し込まれた状態にあり、タンブラ7そしてタンブラ19も、開放位置にある。これらの図から、テーパ付き領域の面31,32が、ロータ・スリーブ26及びステータ・スリーブ25をシャーラインの高さまで移動させていることが容易に分かる。すなわち、ステータ・スリーブとロータ・スリーブとの接点が、ステータ17とロータ18との間のシャーラインに位置している。そのうえ、タンブラ7が、上述のように位置決めされている。ロータ・ピン21とステータ・ピン20との間の接点がシャーライン35に位置するように、制御要素6のばね要素14も同様に、ステータ・ピン20とロータ・ピン21とを位置決めしている。したがって、ロータ18は、この場合、固定したステータ17に対して回動する。
図13〜図16は、第3実施形態による鍵1付き回転シリンダ錠2を示す。第1及び第2実施形態と比較すると、第3実施形態は、キーシャンク4に形成された隆起部44の形態が更なる安全機能を有する。回転シリンダ錠2は、第1又は第2実施形態により形成され、従って、符号は上述した説明になる。そのうえ、同一部品には、同一の符号が与えられる。
この実施形態では、キーシャンク4のテーパ付き断面部9が、鍵先端部16とキーグリップ3との間で鍵先端部16から或る距離に配置されている。キーシャンク4は、長手方向軸線Lに沿って、キーグリップ3の方向に鍵先端部16から始まる第1スロープ42を有する。その第1スロープ42は、基本的に長手方向軸線Lに対して傾斜して延び、長手方向軸線Lに関して両側でキーシャンク4を一様に増大させ、かつここでは、隆起部44まで立ち上がるように設計された面である。隆起部44は、好ましくは、長手方向軸線Lと平行に形成され、かつ、第2スロープ43に合流する面45を有する。その第2スロープ43は、今度は、長手方向軸線Lに対して傾斜した表の形態で、テーパ付き断面部9の第1面31及び第2面32の高さに戻るまで、隆起部44を案内する。換言すれば、テーパ付き断面部は、隆起部44によって、鍵先端部16に向かう長手方向Lにおいて範囲が制限されている。
隆起部44の一部では、キーシャンク4の高さを変えることができる。隆起部44は、好ましくは、第1面31の高さ及び第2面32の高さを越えて突出し、ここでは、その高さは、キーシャンク4の長手方向軸線に直交する方向Qに沿った距離を意味すると理解されるべきである。第3実施形態においても、鍵1の外形は、好ましくは、長手方向軸線に関して対称に設計される。しかし、隆起部44をキーシャンク4の一方の側にのみ形成すること、又は、更なる隆起部44又はテーパ付き領域9をキーシャンク4に配置することも考えられる。
回転シリンダ錠2及び上述した鍵1との協働は、ここで、以下に詳細に説明される。回転シリンダ錠は、ここでは第2実施形態に対応しているが、第1実施形態による回転シリンダ錠も同様に使用することができる。しかし、第1及び第2実施形態による回転シリンダロック2の使用においては、更なるタンブラ19が、変更されたステータ・ボア33を有し、その長さは、ステータ・スリーブ25の長さよりも長いことに注目するべきである。
図13は、鍵1がキーウエイ23へ部分的に差し込まれた状態の回転シリンダロック錠2の縦断面を示し、ここでは、隆起部44及びテーパ付き断面部は、鍵先端部16の領域に配置されている。この阻止位置では、キーシャンク4の面取り部36がロータ・スリーブ26の端面28と接触し、その端面は、キーウエイ23内へ突出している。
図14は、差し込み方向Eに沿った、回転シリンダ2のキーウエイ23への鍵1の更なる差し込みを示す。端面28が隆起部44の面45に位置するようになるまで、鍵1が前方へ押される。ステータ・ボア33の長さが、ステータ・スリーブ25の長さよりも長いため、この位置で、端面28と反対側にあるステータ・スリーブ25の端面は、回転シリンダ錠2の外面と面一になる。したがって、その長さがステータ・ボアのものよりも小さくないステータ・スリーブは、鍵を最大でこの位置までは差し込ませる。
図15及び図16では、鍵1は、完全に差し込まれた状態にあり、タンブラ7及び更なるタンブラ19は、開放位置にある。第1及び第2実施形態の図面と同様に、これらの図面からも、テーパ付き領域の面31,32が、ロータ・スリーブ26及びステータ・スリーブ25をシャーライン35の高さまで移動させたことが容易に分かる。すなわち、第3実施形態においても、ステータ・スリーブとロータ・スリーブとの接点は、ステータ17とロータ18との間のシャーラインに位置する。タンブラ7も上述した説明に従って、同様に位置決めされる。ロータ・ピン21とステータ・ピン20との接点がシャーライン35に位置するように、制御要素6のばね要素14も、ステータ・ピン20及びロータ・ピン21を同様に位置決めしている。したがって、ロータ18は、ここで固定ステータ17に対して回動することができる。タンブラ19は、シリンダ内の不正操作に対して、有効かつ高品質なガードとしての役割を果たす。
1 鍵
2 回転シリンダ錠
3 キーグリップ
4 キーシャンク
5 外面
6 制御要素
7 タンブラ
8 制御面
9 テーパ付き断面部
10 制御凹部
11 断面部
12 ボア
13 ボルト
14 ばね要素
15 制御エッジ
16 鍵先端部
17 ステータ
18 ロータ
19 タンブラ
20 ステータ・ピン
21 ロータ・ピン
22 ステータばね
23 キーウエイ
24 ガイド・スリーブ
25 ステータ・スリーブ
26 ロータ・スリーブ
27 ステータ・スリーブばね
28 端面
29 狭幅面
30 広幅面
31 テーパ付き領域の第1面
32 テーパ付き領域の第2面
33 ステータ・ボア
34 ロータ・ボア
35 シャーライン
36 面取り部
37 端面
38 傾斜面
39 フランジ
40 段部
41 スリーブ
42 第1スロープ
43 第2スロープ
44 隆起部
45 面
46 ステータの外側スリーブ
L 長手方向軸線
Q 直交方向
A 軸線
B 軸線
E 差し込み方向
S 半径方向の移動

Claims (18)

  1. 回転シリンダ錠(2)及び鍵(1)であって、
    キーグリップ(3)と、
    前記キーグリップ(3)に隣接し、かつ手方向軸線(L)に沿って延びるキーシャンク(4)とを備え、
    前記キーシャンク(4)は、前記回転シリンダ錠(2)のタンブラを位置決めするための制御凹部(10)前記キーシャンク(4)の外面(5)に有するとともに、前記キーシャンク(4)内に移動可能に配置された少なくとも一つの制御要素(6)を有し、前記制御要素(6)は、前記回転シリンダ錠(2)のタンブラ(7)と協働する制御面(8)を有し、
    キーシャンク(4)は、前記制御要素(6)の領域に、前記制御凹部(10)を有する断面部(11)に対してテーパを付けたテーパ付き断面部(9)を有し、
    前記回転シリンダ錠(2)は、
    ステータ(17)と、
    前記ステータ(17)に回転自在に嵌め込まれ、キーウエイ(23)を有するロータ(18)と、
    前記制御要素(6)と協働する少なくとも1つのタンブラ(7)と
    を備え、
    前記タンブラ(7)は、前記ステータ(17)に嵌め込まれたステータ・ピン(20)と、前記ロータ(18)に嵌め込まれたロータ・ピン(21)とを備え、前記ロータ・ピン(21)及び前記ステータ・ピン(20)は、前記制御要素(6)によって、阻止位置から開放位置に位置決め可能であり、
    前記制御要素(6)と協働する前記タンブラ(7)に加えて、更なるタンブラ(19)が設けられ、前記更なるタンブラは、前記テーパ付き断面部(9)の前記外面(31,32)と協働し、かつ阻止位置から開放位置へ半径方向外向きに移動可能であり、
    前記更なるタンブラ(19)は、前記ステータ(17)に移動可能に嵌め込まれたステータ・スリーブ(25)と、
    前記ロータ(18)に移動可能に嵌め込まれたロータ・スリーブ(26)と、
    前記ステータ・スリーブ(25)に力を及ぼすステータ・スリーブばね(27)とを備え、
    前記ステータ・スリーブばね(27)は、前記ステータ・スリーブ(25)及び前記ロータ・スリーブ(26)に、ばね力をキーウエイ(23)の方向にかけており、
    前記ロータ・スリーブ(26)は、端面(28)が前記キーウエイ(23)内へ突出し、かつ、前記端面(28)を介して、前記テーパ付き断面部(9)の外面(5)によって前記阻止位置から前記開放位置へ移動可能であ
    ことを特徴とする、回転シリンダ錠(2)及び鍵(1)。
  2. 前記制御面(8)が前記テーパ付き断面部(9)の外面(5)から或る距離に位置するように、前記制御要素(6)は前記キーシャンク(4)の外に突出する
    ことを特徴とする、請求項1記載の回転シリンダ錠(2)及び鍵(1)。
  3. 前記制御面(8)は、前記テーパ付き断面部(9)の前記外面(5)と面一に位置する
    ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の回転シリンダ錠(2)及び鍵(1)。
  4. 開始位置において、前記制御面(8)は、前記制御凹部(10)の領域における前記キーシャンク(4)の前記外面(5)によって定められた平面内に位置し、又は、前記制御面(8)は、前記テーパ付き断面部(9)の前記外面(5)と前記平面との間の領域に位置する
    ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の回転シリンダ錠(2)及び鍵(1)。
  5. 制御要素(6)は、前記鍵(1)のボア(12)に配置されたボルト(13)と、
    ばね要素(14)、又は圧縮ばねとを備え、
    前記ばね要素は、前記制御要素(6)を前記キーシャンクから見て外向きに押圧する力を前記ボルト(13)にかけ、
    前記ボルト(13)は、前記制御面(8)を有する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の回転シリンダ錠(2)及び鍵(1)。
  6. 制御要素(6)は、共通軸線(A)に沿って延び、かつ同一ばね要素(14)によって力が及ぼされる2つのボルト(13)を有し、
    第1ボルト(13)は、前記キーシャンク(4)の第1面(31)を越えて突出し、又は、前記第1面と面一であり、
    第2ボルト(13)は、前記キーシャンク(4)の第2面(32)を越えて突出し、又は、前記第2面と面一であり、
    前記第1面(31)及び前記第2面(32)は、前記長手方向軸線(L)に関して互いに反対側に位置し、特に、鍵(1)の狭幅面をなす
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の回転シリンダ錠(2)及び鍵(1)。
  7. 前記ボルト(13)は、円柱断面、又は円形断面を有し、及び/又は、前記ボルト(13)は、前記制御面(8)の領域に制御エッジ(15)が設けられ、前記制御エッジ(15)は、前記長手方向軸線(L)に対して或る角度で延びる
    ことを特徴とする、請求項5又は6記載の回転シリンダ錠(2)及び鍵(1)
  8. 前記テーパ付き断面部(9)は、前記キーグリップ(3)と反対側の鍵先端部(16)の領域に、前記キーシャンク(4)の端面領域を形成する
    ことを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の回転シリンダ錠(2)及び鍵(1)。
  9. 前記テーパ付き断面部(9)、前記鍵先端部(16)と前記キーグリップ(3)との間で、前記鍵先端部(16)から或る距離に配置され、前記キーシャンク(4)は、前記鍵先端部(16)と前記テーパ付き断面部(9)との間に隆起部(44)を有する
    ことを特徴とする、請求項に記載の回転シリンダ錠(2)及び鍵(1)。
  10. 前記隆起部(44)は、最大で前記キーシャンク(4)の最大外延まで、前記キーシャンク(4)の長手方向(L)に直交して延び、及び/又は、前記キーシャンク(4)は、第1スロープ(42)と第2スロープ(43)とを有し、前記第1スロープ(42)は、前記隆起部(44)へ立ち上がり、前記第2スロープ(43)は、前記テーパ付き断面部(9)へ向けて延びる
    ことを特徴とする、請求項9記載の回転シリンダ錠(2)及び鍵(1)。
  11. 前記ロータ・ピン(21)及び前記ステータ・ピン(20)は、前記阻止位置から前記開放位置へ半径方向外向きに移動可能である
    ことを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載の回転シリンダ錠(2)及び鍵(1)
  12. 前記ステータ(17)の前記ステータ・ピン(20)は、ステータばね(22)によってばね力を受け、ばね力は、前記ステータ・ピン(20)及び前記ロータ・ピン(21)を前記キーウエイ(23)の方向に付勢する
    ことを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一項に記載の回転シリンダ錠(2)及び鍵(1)
  13. 前記制御要素(6)が前記ロータ・ピン(21)と接触したときに、前記制御要素(6)が前記ステータ・ピン(20)及び前記ロータ・ピン(21)を前記キーウエイ(23)に対して半径方向外向きに移動させるように、前記鍵(1)内の前記ばね要素(14)のばね力は、前記ステータばね(22)のばね力よりも大きい
    ことを特徴とする、請求項12に記載の回転シリンダ錠(2)及び鍵(1)
  14. 前記ステータ・スリーブ(25)及び前記ロータ・スリーブ(26)は、それぞれ移動可能に嵌め込まれ、
    前記ステータ・スリーブ(25)及び前記ロータ・スリーブ(26)は、それぞれ阻止位置から開放位置へ半径方向外向きに移動可能であり、又は、
    前記ステータ・スリーブ(25)及び前記ロータ・スリーブ(26)は、それぞれ阻止位置から開放位置を越えて半径方向外向きに移動した後に、開放位置へ半径方向内向きに移動可能である
    ことを特徴とする、請求項1〜13のいずれか一項に記載の回転シリンダ錠(2)及び鍵(1)
  15. 前記ステータ・ピン(20)及び前記ロータ・ピン(21)は、それぞれ前記ステータ・スリーブ(25)及び前記ロータ・スリーブ(26)に移動可能に嵌め込まれ、かつ、阻止位置から開放位置へ半径方向外向きに移動可能である
    ことを特徴とする、請求項1〜14のいずれか一項に記載の回転シリンダ錠(2)及び鍵(1)
  16. 前記鍵(1)が前記キーウエイ(23)へ差し込まれたときに、前記タンブラ(7)前記ステータ・ピン(20)及び前記ロータ・ピン(21)のそれぞれは、及び/又は、前記更なるタンブラ(19)前記ステータ・スリーブ(25)及び前記ロータ・スリーブ(26)のそれぞれは、前記隆起部(44)を介して阻止位置から開放位置を越えて半径方向外向きに移動可能とされ、次いで、前記開放位置を超えた位置から前記開放位置へ移動可能である
    ことを特徴とする、請求項に記載の回転シリンダ錠(2)及び鍵(1)
  17. 前記タンブラ(7)又は前記更なるタンブラ(19)は、ステータ・ピン(20)及び/又はステータ・スリーブ(25)が移動可能に嵌め込まれたステータ・ボア(33)を有し、
    前記ステータ・ボア(33)の長さは、前記ステータ・ピン(20)及び前記ステータ・スリーブ(25)それぞれの長さよりも長い
    ことを特徴とする、請求項16記載の回転シリンダ錠(2)及び鍵(1)
  18. 前記阻止位置において、前記ロータ・ピン(21)は、前記キーウエイ(23)内へ突出する
    ことを特徴とする、請求項1〜17のいずれか一項に記載の回転シリンダ錠(2)及び鍵(1)
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