JP6457844B2 - 往復回転出力機構及びこれを用いた往復回転アクチュエータ - Google Patents

往復回転出力機構及びこれを用いた往復回転アクチュエータ Download PDF

Info

Publication number
JP6457844B2
JP6457844B2 JP2015044769A JP2015044769A JP6457844B2 JP 6457844 B2 JP6457844 B2 JP 6457844B2 JP 2015044769 A JP2015044769 A JP 2015044769A JP 2015044769 A JP2015044769 A JP 2015044769A JP 6457844 B2 JP6457844 B2 JP 6457844B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reciprocating
link member
link
shaft
guide path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015044769A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016165191A (ja
Inventor
厚志 松本
厚志 松本
弘之 菅野
弘之 菅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Micro Engineering Co Ltd
Original Assignee
Oki Micro Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Micro Engineering Co Ltd filed Critical Oki Micro Engineering Co Ltd
Priority to JP2015044769A priority Critical patent/JP6457844B2/ja
Publication of JP2016165191A publication Critical patent/JP2016165191A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6457844B2 publication Critical patent/JP6457844B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Transmission Devices (AREA)
  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)

Description

本願に係る発明(以下、「本発明」)は、単一の出力軸において、異なる位置での往復回転力を供給する往復回転出力機構、及びこれを用いた往復回転アクチュエータに関する。
一般的な往復回転型のロータリーアクチュエータは、所定の回転角で往復回転運動する回転力を駆動力として供給するものである。このような装置は、例えば、ATM(自動預金受払機)、自動発券機、又はプリンタ装置などにおいて、紙幣や硬貨、又は選択した用紙などを所定の搬送路へ振り分けるためのガイド用ブレードを作動させる駆動源として組み込まれている。
このようなアクチュエータは、組み込み対象機器が年々小型かつ多機能化するに連れて、より省スペース化の下での同様の対応が望まれている。
これに応えるものとして、本出願人は、先に特許文献1に開示したように、同一軸上の異なる回転位置に回転移動(これを、「モード切替」と称する。)をさせて、その位置で所定の回転角範囲の往復回転(これを、「逐次切替」と称する。)を供給することを特徴とする往復回転アクチュエータの技術を開示している。
かかる開示発明は、特許文献1の図1に示すように、駆動源となるロータリーソレノイド(1)と、この駆動力を伝達するリンク体(4)と、及びこのリンク体(4)との係合と解除によってモード切替を行って逐次切替を出力する出力機素(5)と、並びに上記リンク体(4)の係合と解除を行う切替作動部材(6)と、を主要構成要素としている。特に、開示発明の主眼である、モード切替と逐次切替は、リンク体(4)を軸上移動させてギアプレート(44)の能動ギア(45)と出力機素(5)の受動ギア(54)の噛合と分離によって行う構成であった。
特開2009−303476号公報
上記先行開示発明は、同軸上の異なる回転位置で所定の往復回転力を供給する機構としては、所期の要請に見合った小型で高機能なものであった。
かかる構成には、モード切替と逐次切替をギアの噛合と離脱で行う構成であるため、噛合ギアのバックラッシュの増加、分離と噛合を繰り返す過程でのギアの噛み合い不良、さらにはギア歯の磨耗などによる作動の不良や正確安定性を考慮しなければならず、そのため部品の耐磨耗硬度や部品の加工精度を上げる必要があった。
そこで、本出願は、これらの観点から更なる改良を図り、各切替時において部品どうしが分離することなく常時接触した状態を維持しながら連係させたリンク機構を用いることにより、作動の安定性と信頼性を高めた新たな往復回転出力機構及びこれを用いた往復回転アクチュエータを提供するものである。
上記課題を解決するため、本発明にかかる往復回転出力機構(以下、「本出力機構」)及びこれを用いた往復回転アクチュエータ(以下、「本アクチュエータ」)は、次のように構成している。
[本出力機構について]
本願の第1の発明である、同一軸の異なる回転位置で往復回転力を出力させる往復回転出力機構は、回転軸が固定系に軸支されて往復回転する第1リンク部材と、該第1リンク部材と軸平行の出力軸に支持された第2リンク部材と、該第2リンク部材と前記第1リンク部材とを、前記各軸から離隔した位置で軸方向への移動を自在にして連係させたリンクシャフトと、該リンクシャフトと適合して前記回転軸と軸平行を維持しながら前記各リンク部材の往復回転面に沿って前記連係点の移動方向とその行程を規制する固定系設置のガイドと、該ガイドに案内されて移動するリンクシャフトを前記回転軸と直交方向に移動させる作動部材と、から構成している。
さらに、前記ガイドは、前記第1リンク部材の回転面に沿った所定長さの線形の第1ガイド路と、該第1ガイド路の両端から屈曲して連続した線形の第2ガイド路とから構成しており、これらの線形は直線状若しくは曲線状の長溝、又は直線状若しくは曲線状の長孔としても良い。
上記構成により本出力機構は、次のように作動する。
第1リンク部材は、回転軸を中心に往復回転し、その回転力はリンクシャフトを介して連係した第2リンク部材に伝達されるが、その連係点はリンクシャフトが適合したガイド路によって規制される。そして所定位置で作動部材の作動により、リンクシャフトは前記回転軸と直交方向に移動され、その移動が連係した第2リンク部材に作用して、第2リンク部材がレバーとなって出力軸に所定角の往復回転力を伝達することになる。
また、上記前記ガイド路を第1ガイド路と第2ガイド路で構成した場合は、リンクシャフトが第1ガイド路に適合して倣い移動をさせることによってモード切替として出力軸から出力する往復回転の中心角の位置を変更することとしている。さらに、その第1ガイド路の両端部の屈曲部から第2ガイド路に適合して倣い移動し、この第2ガイド路を往復移動させることにより、出力軸から逐次切替用の往復回転力を出力させることとしている。
[本アクチュエータについて]
本願の第2の発明である往復回転アクチュエータは、請求項1から請求項に記載した往復回転出力機構を用い、これを構成する第1リンク部材の回転軸に往復回転力を作用させる往復回転駆動手段を連結、又は組込むと共に作動部材に作用して前記回転軸の直交方向に移動させる往復直動手段と、からなるものである。
このように構成することにより、往復回転駆動手段が接続された第1リンク部材は駆動力をもって往復回転運動し、これが上記第1発明の往復回転出力機構を経てモード切替運動を出力軸から能動的に出力させることができる。そして、往復回転駆動手段を停止させて、次に往復直動手段を起動させると、作動部材が往復直動運動を行い逐次切替運動を出力軸から能動的に出力させることとなる。
本発明は、上記のように構成しているため、第1ガイド路の行程長の設定によって出力軸における往復運動の中心角の位置を適宜に変えることができ、また第2ガイド路の行程長の設定によってその中心角の角度の大きさを適宜に変えることできる効果を有するものである。
このことは、各ガイド路の行程長を適宜に変更することより、モード切替の往復回転角、及び逐次切替の往復回転角を適宜かつ迅速に変更することができる効果を有する。
また、これらの切替動作を部材の分離と嵌合、又はギアの噛合に依らずに、常時係合のリンク部材の滑動移動のみで実現しているため、作動の確実性と信頼性を向上させることができる。
実施例1の各構成要素の組み付け状態を分解して示した分解斜視図 実施例1を回転軸側から示した平面図 図2のA−A線に沿って切断して示した断面図 実施例1の主要構成要素の連係状態を出力軸側から仰視した斜視図 実施例1におけるモード切替時の動作を回転軸側から示した説明用平面図 実施例1における逐次切替時の動作を出力軸側から示した説明用平面図 実施例2の各構成要素の組み付け状態を分解して示した分解斜視図 実施例2を回転軸側から示した平面図 実施例2の主要構成要素の連係状態を出力軸側から仰視した斜視図 第1リンク部材の駆動手段の他の例を回転軸側から示した平面図
以下に、本願の第1発明に係る本出力機構In1の構成要素の全てを備え、これに駆動手段を付加して所期の駆動力を出力させる第2発明としての本アクチュエータIn2について、その形態を例示する。よって、本実施は本アクチュエータの実施形態として実施例1及び実施例2について、図面を基に説明する。
図1〜図6は、実施例1について表したものである。
なお、本出力機構In1及び本アクチュエータIn2には、上下及び左右の方向性に制限は無いが、説明の便宜上、図示した向きをもって説明する。
各構成要素を分解して示す図1に表したように、リンク機構を構成する第1リンク部材1は、固定系としてのカバープレート92の軸受92aで軸支された回転軸11に、片持ち状に取り付けている。その形状は、回転軸11の直交方向に延びた所定長さと肉厚をもった帯板アーム状をなし、かつその延長端側には、所定長さで回転軸方向に延びて開口した第1長孔12を形成している。一方、上記回転軸11のカバープレート92側の端部は、外部に突出すると共に往復回転駆動手段10(例えば、既存のロータリーアクチュエータ等)と連結し、当該手段10から往復回転力を得ている。
また、第1リンク部材1と連係させた第2リンク部材2は、ケース9に軸受91aされた出力軸21に片持ち状に固定している。その形状は、第1リンク部材1と同様に出力軸21の直交方向に延びた所定長さ(第1リンク部材1より短い。)と肉厚をもった帯板アーム状をなし、かつその延長端側には、回転軸方向に延びて開口した第2長孔22を形成している。なお、前記回転軸11と前記出力軸21とは軸平行である。
さらに、第1リンク部材1と第2リンク部材2との間には、板状の作動板8を配置している。この作動板8には、第1リンク部材1の回転軌跡上の2点を結ぶ弦に沿って直線状に開口した貫通長孔81を形成している。
上記作動板8には、その上方に往復直動手段としてソレノイド7を取り付けている。このソレノイド7は、作動板8を回転軸11(出力軸21)と直交方向に直線運動を行わせるものである。これにより作動板8は、第1リンク部材1と第2リンク部材2に挟持された状態で(図面上)上下に滑動する。なお、該ソレノイド7は、ケース9内に配置しているが、ケース9の外側に別体として配置しても良い。この図示は省略するが、本実施例では直動型のソレノイド7を用いているが、これに限定するものではなく、ロータリーソレノイドの回転運動を直線運動に変換して作動板8に伝達する構造を採っても良い。
さらに、この作動板8は、本実施例では、図1、及び図3に示したように、第1リンク部材1と第2リンク部材2の間に僅かな摺動空間をもって配置しているが、この位置に限定するものではなく、第1リンク部材1とカバープレート92との間に配置しても良い。
次に、上記した(1)第1リンク部材1の第1長孔12、(2)作動板8の貫通長孔81、(3)第2リンク部材2の第2長孔22、を順((1)→(3))に貫通させてリンクシャフト3を配設している。このリンクシャフト3の軸は、上記した回転軸11及び出力軸21と軸平行に配置しており、かつその軸平行度を維持するため、円盤状(矩形盤状も可能)のフランジ31を一体的に形成している。
上記のようにして貫通配置したリンクシャフト3は、その両端部32が長孔状に開口した後述のガイドへ滑動可能にして嵌合している。これらガイドは、モード切替動作時の出力軸21の回転角を規定するための第1ガイド路4と、逐次切替動作時の出力軸21の回転角を規定するための第2ガイド路6と、から構成されている。
この第1ガイド路4は、前記第1リンク部材1の回転円周上の2点を結ぶ弦に沿って直線状(図面上、横方向)に延びた連続開口に形成している。かつ前記作動板8に形成した貫通長孔81とは、平行な位置関係にあり、その長さは貫通長孔81の長さと同じかそれ以下に設定している。
また、第2ガイド路6は、前記第1ガイド路4の両端から略L字状の屈曲部5を経て(図面において)上方又は斜め上方に連続して形成している。
このように第1ガイド路4と第2ガイド路6とからなるガイドは、固定系としてのケース9を構成するケース本体91とカバープレート92とに対向させて形成している。
上記リンク構成した本出力機構In1は、前記ソレノイド7を含めてケース9内に収納されるものである。ケース本体91の閉塞板となるカバープレート92には、前記リンクシャフト3に環装された前記フランジ31が当接するストッパ93を形成している。またケース本体9の内側には、内部空間を上下に仕切る仕切板94を設けている。この仕切板94は、その上側区画95内に、出力軸21、第2リンク部材2、作動板8、ソレノイド7、第1リンク部材1の第1長孔12、リンクシャフト3、及び各ガイド路4、6の主要構成要素を配置し、これらの作動や摺動を円滑に行わせるためグリスなどの潤滑剤を塗布する空間として区画するためのものである。
[実施例1の作用]
次に、上記のように構成した実施例1におけるモード切替動作と逐次切替動作について説明する。
[1.モード切替時の動作]
この動作は、往復回転駆動手段10からの往復回転運動をこれに連結した第1リンク部材1の第1長孔12を介してリンクシャフト3に作用させ、その両端部32を滑動可能に嵌合した第1ガイド路4に倣って移動する運動(図面上、横運動)である。図2に示すように、第1リンク部材1の回転面を正面として回転軸方向から見た場合に、リンクシャフト3の移動軌跡は、回転軸11(及び出力軸21)と軸平行を維持しながら、第1リンク部材1の回転円周上の2点を結ぶ弦に沿って、第1ガイド路4の両端にある屈曲部5まで移動する直線運動となる。このとき、第1リンク部材1の円運動の半径と、最大で回転軸11から第1ガイド路4の中間点までの距離の差によって漸次生じる歪み抵抗(ストレス)は、リンクシャフト3の前記第1長孔12内の移動によって吸収される。
この行程においては、リンクシャフト3が貫通している作動板8の貫通長孔81が前記第1ガイド路4と平行対面しているため、作動板8にストレスが生じることは無い。この貫通長孔81を滑動可能に貫通しているリンクシャフト3は、第2リンク部材2の第2長孔22とも滑動可能に貫通しているため、横直線運動を伝達するが、リンクシャフト3が第2長孔22内をストレス無く移動して円運動に変換して出力軸21に作用している。
すなわち、回転軸11の往復回転駆動力によって第1リンク部材1は、往復回転運動を行う(図示矢印)。これにより第1リンク部材1の第1長孔12に軸方向の移動を自在にして貫通したリンクシャフト3は、その両端部32が嵌合した第1ガイド路4に倣って屈曲部5で方向変換して往復直線運動を行うこととなる。この直線運動は、リンクシャフト3が第2リンク部材2の第2長孔22に貫通しているため、第2リンク部材2がレバーとなって出力軸21にトルク(往復回転力)を作用することとなる。
ところで、この第1ガイド路4の線形を直線状とした場合、リンクシャフト3が第1ガイド路4の両端から中間に向かう行程で、回転軸11からリンクシャフト3までの距離が短くなるため、回転軸11に対するリンクシャフト3の回転半径が短くなる。そのため、第1ガイド路4に従った移動速度が可変し、モード切替を素早く行うことができる。
一方、第1ガイド路4を第1リンク部材1の回転軌跡と一致させた曲線状とした場合は、回転軸11に対するリンクシャフト3の回転半径が一定であるため等速移動となる。
[2.逐次切替時の動作]
この動作は、リンクシャフト3が第1ガイド路4の両端の屈曲部5で当接停止している時点で、ソレノイド7を直線起動させると、作動板8が(図面上)上方又は下方に移動する。これに伴って作動板8の貫通長孔81に貫通しているリンクシャフト3は、第1ガイド路4から第2ガイド路6に移動して第2ガイド路6に倣って斜め上方に往復直線運動をすることとなる。この直線運動は、リンクシャフト3が第2長孔22内を自在に移動することにより、第2リンク部材2がレバーとなって出力軸21に回転運動となってトルクを伝達することとなる。
次に、実施例2について、図7〜図10を基に説明する。
この実施例2は、実施例1と同様に本アクチュエータIn2の技術的思想を実現するものであるが、その違いは、駆動力をもって往復回転する第1リンク部材100自体に駆動機能をもたせた点である。
なお、実施例2の構成において、この駆動力発生のための構成以外は、前記実施例1と同様であるため、その構成部分については、実施例1と同じ番号を付して詳細な説明は省略する。
実施例2における駆動力発生手段を備えた第1リンク部材100には、主に非磁性材で形成しその回転軸101の近傍に回転面と対面するようにして異なる磁極面を持った2個の永久磁石103を回転方向に並置するようにして埋め込み成形している。これらの永久磁石103の磁極面とエアギャップをもって軸心にコア201を配した電磁コイル200を対面させて配設している。該電磁コイル200は、外部の電流制御によって適宜のタイミンクで磁力線の向きが変えられる。
さらに前記2個の永久磁石103の反電磁コイル側(背面)には、背面全面を覆うバックヨーク104を配置している。
なお、上記実施例2では永久磁石103の異極並置を2個の永久磁石103で行っているが、これに限らず、1個の磁石の片面に交互に異極を着磁させたものでも良い。
このように構成することにより、電磁コイル200の磁極性を切替えることより異極並置した2個の永久磁石103との間で反発と吸引を行わせて、第1リンク部材100の回転軸101にトルクを発生させる。これにより第1リンク部材100は能動的に往復回転運動をすることとなる。なお、この往復回転駆動手段の構成は、既に公知技術であるので、詳細は省略する。例えば、本出願人の先行出願(例えば、特開2009−38874号公報)で開示している。
上記構成により発生した第1リンク部材100の往復回転力は、第1長孔102に貫通したリンクシャフト3に作用する。その後の作動は、実施例1と同様であるため、それらの説明を省略する。
また、本実施例2では異極並置を2個の永久磁石103で実現しているが、単一面に異極着磁させて1個の永久磁石で実現するようにしても良い。
また、図10は第1リンク部材100自体に駆動力発生手段の構成要素とした他の例を示すものである。
この構成は、磁力線の方向を前記第1リンク部材300の回転軸301の近傍に回転方向に沿って埋め込み状にして永久磁石302を取り付け、かつこの永久磁石302の移動軌跡(円弧状)に沿った両端の磁極と近接した位置にそれぞれ電磁コイル303を配設してなるものである。
これにより、対向した電磁コイル303の磁極性を交互に切替えることより永久磁石302へ反発力と吸引力を作用させて、上記第1リンク部材300の回転軸301にトルクを発生させる。
本実施例2は、以上のように第1リンク部材100、300の往復回転駆動手段をケース9に内蔵した構成であるため、よりコンパクトに形成することができ、取付け場所の自由度を増すことができる。
In1 本出力機構
In2 本アクチュエータ
1 第1リンク部材
11 回転軸
12 第1長孔
2 第2リンク部材
21 出力軸
22 第2長孔
3 リンクシャフト
31 フランジ
32 端部
4 第1ガイド路
5 屈曲部
6 第2ガイド路
7 ソレノイド
8 作動板
81 貫通長孔
9 ケース
91 ケース本体
91a 軸受
92 カバープレート
92a 軸受
93 ストッパ
94 仕切板
95 上側区画
10 往復回転駆動手段
100 第1リンク部材
101 回転軸
102 第1長孔
103 永久磁石
104 バックヨーク
200 電磁コイル
201 コア
300 第1リンク部材
301 回転軸
302 永久磁石
303 電磁コイル

Claims (10)

  1. 同一軸の異なる回転位置で往復回転力を出力させる往復回転出力機構において、
    回転軸が固定系に軸支されて往復回転する第1リンク部材と、
    該第1リンク部材と軸平行の出力軸に支持された第2リンク部材と、
    該第2リンク部材と前記第1リンク部材とを、前記各軸から離隔した位置で軸方向への移動を自在にして連係させたリンクシャフトと、
    該リンクシャフトと適合して前記回転軸と軸平行を維持しながら前記各リンク部材の往復回転面に沿って前記連係点の移動方向とその行程を規制する固定系設置のガイドと、
    該ガイドに案内されて移動するリンクシャフトを前記回転軸と直交方向に移動させる作動部材と、からなり、
    前記ガイドは、前記第1リンク部材の回転面に沿った所定長さの線形の第1ガイド路と、該第1ガイド路の両端から屈曲して連続した線形の第2ガイド路と、
    からなることを特徴とする往復回転出力機構。
  2. 前記第1ガイド路と前記第2ガイド路の線形が、
    直線状若しくは曲線状の長溝、又は直線状若しくは曲線状の長孔であることを特徴とする請求項1記載の往復回転出力機構。
  3. 前記作動部材が、
    前記ガイド路に案内されて移動するリンクシャフトを貫通して保持すると共に前記回転軸と直交方向の移動のみを規制する所定長さの貫通長孔を備えた作動板であることを特徴とする請求項1、又は2記載の往復回転出力機構。
  4. 前記作動板の貫通長孔が、
    前記第1ガイド路の長さ以上の長さを有し、かつ対面平行であることを特徴とする請求項3記載の往復回転出力機構。
  5. 前記リンクシャフトによる前記第1リンク部材と前記第2リンク部材との連係が、
    それぞれ軸方向に延長形成した第1リンク部材の第1長孔と第2リンク部材の第2長孔とを、リンクシャフトで貫通させた構成であることを特徴とする請求項1、2、3、又は4記載の往復回転出力機構。
  6. 前記リンクシャフトの各ガイド路への適合が、
    前記リンクシャフトのいずれか一カ所、又は両端部であることを特徴とする請求項1、2、3、4、又は5記載の往復回転出力機構。
  7. 請求項1から請求項6に記載した往復回転出力機構を備えるものであって、
    前記第1リンク部材の回転軸に往復回転力を作用させる往復回転駆動手段と、
    前記作動部材に作用して前記回転軸の直交方向に移動させる往復直動手段と、
    を備えてなることを特徴とした往復回転アクチュエータ。
  8. 前記往復回転駆動手段と前記往復直動手段のいずれか一方又は両方をケースに内蔵、又はケースの外側に設けたことを特徴とする請求項7記載の往復回転アクチュエータ。
  9. 前記ケース内蔵の往復回転駆動手段が、
    前記第1リンク部材に、その回転方向に沿って互いに異極の磁極面を並置させた1個、又は2個からなる永久磁石と、
    該永久磁石の磁極面とエアギャップをもって対面配置すると共に磁界制御によって所定タイミングで磁力線の向きを変化させる電磁コイルと、
    からなることを特徴とする請求項8記載の往復回転アクチュエータ。
  10. 前記ケース内蔵の往復回転駆動手段が、
    磁力線の方向を前記第1リンク部材の回転方向に沿って取り付けて異極対向させて配置した永久磁石と、
    該永久磁石の対向磁極に所定タイミングで磁力線の向きを変化させる対向させた電磁コイルと、
    からなることを特徴とする請求項8記載の往復回転アクチュエータ。
JP2015044769A 2015-03-06 2015-03-06 往復回転出力機構及びこれを用いた往復回転アクチュエータ Active JP6457844B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015044769A JP6457844B2 (ja) 2015-03-06 2015-03-06 往復回転出力機構及びこれを用いた往復回転アクチュエータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015044769A JP6457844B2 (ja) 2015-03-06 2015-03-06 往復回転出力機構及びこれを用いた往復回転アクチュエータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016165191A JP2016165191A (ja) 2016-09-08
JP6457844B2 true JP6457844B2 (ja) 2019-01-23

Family

ID=56876847

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015044769A Active JP6457844B2 (ja) 2015-03-06 2015-03-06 往復回転出力機構及びこれを用いた往復回転アクチュエータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6457844B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4910203B1 (ja) * 1969-10-14 1974-03-08
JPS58192327U (ja) * 1982-06-17 1983-12-21 株式会社富士通ゼネラル 空気調和機の風向調節装置
JP5405767B2 (ja) * 2008-05-23 2014-02-05 沖マイクロ技研株式会社 往復回転アクチュエータ
CA2770416C (en) * 2011-03-02 2017-06-27 Perry St.Denis Reciprocating pump drive apparatus for operating a downhole pump via a rod string

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016165191A (ja) 2016-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3609425A (en) Reciprocating magnet motor
MXPA05011345A (es) Accionador electromagnetico para valvula.
JP5850907B2 (ja) チャック
US10809595B2 (en) Blade driving device
CN107533896B (zh) 电磁致动器
CN104135133B (zh) 推挽式电磁铁带动的直线运动机构
JP5405894B2 (ja) 往復回転アクチュエータ
JP6457844B2 (ja) 往復回転出力機構及びこれを用いた往復回転アクチュエータ
JP2014031745A (ja) 電磁アクチュエータ
WO2015182119A1 (ja) 操作アシスト装置及びそれを備えた什器
US20110254389A1 (en) High force rotary actuator
JP5708591B2 (ja) 電磁アクチュエータ
JP5405767B2 (ja) 往復回転アクチュエータ
CN108691593A (zh) 用于内燃机的气门驱动装置
JP2007072356A (ja) シャッターアイリス
WO2020215380A1 (zh) 电磁开关器件
JP2007104817A (ja) リニアアクチュエータ
CN106170225B (zh) 磁脱毛器
WO2013069591A1 (ja) 慣性駆動アクチュエータ
WO2020215379A1 (zh) 电磁开关器件
JP2015142400A (ja) マルチポジション型往復回転アクチュエータ
EP2786481B1 (en) Magnetic power generation
TW201727402A (zh) 非接觸式圓柱擒縱機構
JP6788541B2 (ja) マルチポジション型往復回転アクチュエータ
JP5047839B2 (ja) 絞り装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181019

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181024

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181203

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6457844

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250