JP6457294B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、タッチ式の操作キーを備えた加熱調理器に関する。
加熱調理器は、タッチ式の操作キーを備えており、操作キーとして、静電容量スイッチが用いられる。操作キーは透光性を有する化粧板に覆われている。化粧板が静電気によって帯電していると、ユーザが操作キーに触れたとき、操作されていないにもかかわらず、操作されたと検知され、誤動作するおそれがある。また、ユーザが帯電した指で操作キーを操作しても、操作キーが反応しないことがある。
操作キーの静電気対策として、特許文献1には、操作キーの電極が接地電位にある筐体に接近して配置されることが記載されている。
特開2003−303673号公報
しかし、操作キーが接地電位にある筐体から離れて配置されている場合、操作キーの電極が接地できるように、配線を施さなければならない。そこで、本発明は、上記に鑑み、操作キーの電極を接地しなくても、静電気の影響を低減できる加熱調理器の提供を目的とする。
本発明は、操作用の静電容量スイッチと、静電容量スイッチを温める加熱部とを備えたものである。静電容量スイッチは、静電気に帯電していると、ユーザの操作に反応しなかったり、誤動作することがある。静電容量スイッチが温められると、静電気が発生しにくくなり、静電容量スイッチの動作が安定する。
ケーシングに、加熱室と、加熱室の開口を覆う開閉可能な扉と、静電容量スイッチの操作に応じて加熱調理を制御する制御装置とが設けられ、制御装置は、扉が開放されたとき加熱部を動作させる。
加熱調理を行うために扉が開けられると、加熱部が動作して、静電容量スイッチが温められる。したがって、ユーザが加熱調理のための操作するとき、静電容量スイッチは静電気の影響を受けない。
扉に、静電容量スイッチが設けられる。扉が開けられ、その後扉が閉められたとき、静電容量スイッチは十分に温められ、操作時の静電気の影響を排除できる。
静電容量スイッチの表面側に透光性を有する化粧板が設けられ、静電容量スイッチを搭載した基板が化粧板に密着され、加熱部が基板に搭載される。加熱部の動作により、ユーザが直接触れる化粧板が温められ、化粧板に帯電する静電気を低減できる。
本発明によると、静電容量スイッチが温められることにより、静電気が発生しにくくなり、スイッチの誤動作や無反応をなくすことができる。
本発明の加熱調理器の正面図 第1実施形態の加熱調理器の断面図 加熱調理器のケーシングの底板の平面図 加熱調理器の制御ブロック図 他の形態の加熱調理器の断面図 操作キーの加熱部を有する操作パネルの裏面図 操作キーが配された扉の断面図 後から提供される無線通信の音声を優先して発話するときのフローチャート 後から提供される本体側の音声を優先して発話するときのフローチャート 先の本体側の音声を優先して発話するときのフローチャート 優先する音声を決めて、発話するときのフローチャート 着脱可能な表示パネルを備えた加熱調理器を示す図
(第1実施形態)
本実施形態の加熱調理器を図1〜3に示す。加熱調理器は、加熱室1が形成されたケーシング22と、蒸気加熱を行うための蒸気発生部と、高周波加熱を行うための高周波加熱部と、オーブン加熱を行うためのオーブン部とを備えている。加熱室1は、前面を開口され、ハンドル3付きの扉4が開閉可能に設けられる。
蒸気発生部は、水の加熱により蒸気を発生する蒸気発生装置10と、蒸気発生用の水を貯える水タンク11とを有する。水タンク11は蒸気発生装置10に接続され、ポンプにより水タンク11の水が蒸気発生装置10に供給される。水は蒸気発生装置10のヒータにより加熱され、水蒸気が生成される。生成された水蒸気は、加熱室1に吹き出される。
水タンク11は、ケーシング2の底板12に着脱可能に設けられる。ケーシング2の前面の下部に、水受け13が設けられる。水受け13は、扉4の下方に配される。底板12の加熱室1の下方の前面側に、水タンク11を収容するタンクケース14が設けられる。タンクケース14の開口が水受け13の下側に位置する。この開口から水タンク11が出し入れされ、水タンク11はケーシング2の前面側に内装される。
加熱室1の後面に、循環ファン15が設けられる。モータ16により循環ファン15が駆動されると、加熱室1内の水蒸気や空気が吸い込まれて、循環ヒータ17により加熱される。加熱された水蒸気や空気が加熱室1に吹き出される。
高周波加熱部は、マグネトロン18と、回転アンテナ19を有する。マグネトロン18は、ケーシング2の底板12上に設けられ、加熱室1の下方の後部に位置している。マグネトロン18が駆動されると、マイクロ波が発生し、マイクロ波は導波管20により加熱室1下部に導かれる。マイクロ波は回転アンテナ19により撹拌されながら加熱室1内に放射される。
オーブン部は、加熱室1内を加熱するオーブン用のヒータ21を有する。ヒータ21は、加熱室1の上部に設けられる。
扉4の前面に、操作パネル22が設けられる。操作パネル22は、表示パネル23と複数の操作キー24とを有する。表示パネル21は、タッチパネルとされ、表示パネル21の液晶ディスプレイに操作キー24が表示される。表示パネル21の下側に操作キー24が配される。
図4に示すように、加熱調理器は、蒸気加熱、高周波加熱およびオーブン加熱を行うために、蒸気発生部、高周波加熱部およびオーブン部を駆動制御する制御装置30を備えている。加熱室1の下方の底板12上に、電源回路や駆動回路などの電装品を搭載した電装基板31が配され、制御装置30は電装基板31に搭載されている。底板12上に、電装基板31を冷却する冷却ファン32が設けられている。
加熱調理器には、加熱室1の温度を検出する温度センサ33、扉4の開閉を検出する扉セン34サなどの各種検出器が設けられ、各検出器は制御装置30に接続されている。制御装置30は、マイクロコンピュータ、メモリなどの記憶部、入出力インターフェースなどから構成される。操作キーが操作されると、制御装置30は、検出器の出力に基づいて蒸気発生部などの各部を制御して、加熱調理を行う。
加熱調理器は、外部の通信機器と無線通信を行う無線通信ユニット35を備えている。無線通信ユニット35は、無線LANルータ、スマートフォンなどの通信機器と無線LANによる無線通信を行う。無線通信ユニット35は、インターフェースを介して制御装置30に接続される。制御装置30は、無線通信ユニット35を制御して、インターネットを通じてレシピなどの情報を取得したり、ソフトウェアをダウンロードする。また、制御装置30は、通信機器にメッセージや機器のエラーなどの情報を発信する。
無線通信ユニット35は、無線LANによる無線通信を行う。無線通信ユニット35は、アンテナ、無線信号の送受信を行う通信部、所定の通信方式にしたがって無線通信を制御するための制御部、メモリなどを1つのパッケージに内蔵して構成される。なお、アンテナは、外部アンテナであってもよい。
また、加熱調理器は、音声を出力する発話部36を備えている。発話部36は、スピーカと音声生成部を有する。制御装置30が音声データを発話部36に出力すると、音声生成部は、音声データをアナログ化して、音声信号を生成する。スピーカは、音声信号に基づいて音声を発する。ここで、音声を提供する音源として、加熱調理器本体と、通信機器と通信を行う無線通信ユニット35とがあげられる。本体側からの音声として、操作キー24が操作されたとき、制御装置30は、操作内容に応じた音声を提供する。また、加熱調理中、制御装置30は、加熱調理の進捗状況や使用状況に応じた音声を提供する。無線通信ユニット35からの音声として、無線通信ユニット35は、無線通信を行って、通信機器から情報を受け取り、この情報を制御装置30に出力する。制御装置30は、情報に応じた音声を提供する。
ところで、加熱調理器は、壁際に設置されることが多く、加熱調理器の背面や側面が壁に面している。また、加熱調理器のケーシングは金属製となっている。そのため、無線通信の電波が壁やケーシングによって減衰して、通信に障害を来たす。特許文献(特開2004−139834号公報)に記載された加熱調理器では、無線通信ユニットのアンテナがケーシングの前面に設けられている。
加熱調理器では、加熱調理が行われると、加熱室が高温になる。ケーシング2の前側に配された無線通信ユニット35は、加熱室1の熱の影響を受けやすく、不具合を起こすおそれがある。そこで、熱の影響を受けずに、安定した無線通信を行えるようにする必要がある。
ここで、水タンク11の周囲は高温になりにくい。加熱室1からの熱の影響を避けるために、無線通信ユニット35は水タンク11の周囲に配される。水タンク11を収容しているタンクケース14の下側に無線通信ユニット35が取り付けられる。なお、無線通信ユニット35と制御装置30とを接続するケーブルはケーシング2内に配線され、外部に露出しない。
水タンク11により加熱室1からの熱が遮断され、無線通信ユニット35の温度は上がらない。そのため、加熱中であっても、無線通信ユニット35は加熱室1からの熱の影響を受けることがない。したがって、無線通信ユニット35を安定して動作させることができる。
しかも、水タンク11はケーシング2の前面側にあるため、無線通信ユニット35もケーシング2の前面側に位置する。水タンク11の前方は開放されており、電波がケーシング2や壁に遮られることがなく、通信機器と無線通信ユニット35との間で無線通信を確実に行うことができる。
他の形態の加熱調理器として、図5に示すように、水タンク11がケーシング2の外側に設けられる。ケーシング2の底板12の前方に凹み37が形成され、凹み37に水タンク11が設けられる。水受け13に一体的にタンクケース38が形成される。このタンクケース38に水タンク11の上部がスライド可能に保持される。これにより、水タンク11は、ケーシング2に着脱可能に装着される。そして、無線通信ユニット35は、水タンク11の周囲に設けられる。なお、その他の構成は上記の加熱調理器と同じである。
無線通信ユニット35は、水タンク11の下面に取り付けられる。無線通信ユニット35は、ケーシング2の外部に位置するので、良好に無線通信を行うことができるとともに、加熱室1からの熱の影響を受けることはない。また、無線通信ユニット35を制御装置30と接続するためのインターフェースとして、USBを用いることができる。無線通信ユニット35のUSBコネクタをケーシング2の底板12に設けられたUSBポートに差し込むことにより、簡単に無線通信ユニット35をケーシング2に装着することができる。
ここで、加熱調理器の操作キー24は、静電容量スイッチを用いている。操作キー24の表面側に、透光性を有する化粧板40が配されている。化粧板40が静電気により帯電していると、ユーザが操作キー24に触れたとき、操作されていないにもかかわらず、操作されたと検知され、誤動作するおそれがある。また、ユーザが帯電した指で操作キー24を操作しても、操作キー24が反応しないことがある。
図6,7に示すように、扉4に、操作キー24を温める加熱部が設けられる。ここで、温める操作キー24は、表示パネル23の下側に配されたものである。なお、その他の構成は第1〜第6実施形態と同じである。
静電容量式の操作キー24は、指でタッチされたことを検出するための電極41と、電極41の静電容量の変化を検出する検出回路(図示せず)とを備えている。複数の電極41がフレキシブル基板42の表面に形成され、各電極41と検出回路とを接続する導線43がフレキシブル基板42に形成される。検出回路は、扉4のヒンジに沿って配線されたケーブルを通じてケーシング2内の制御装置30に接続される。
操作パネル22の前面は、扉4に取り付けられたポリカーボネート製あるいはガラス製の化粧板40に覆われている。ポリカーボネート製の化粧板40の場合、ガラス製に比べて、価格が安く、割れなどのおそれが少なく、取り扱いが容易である。化粧板40の裏面に、導電性インクにより操作キーに対応する文字44が印刷されている。描かれた文字44に電極41が対向するように、フレキシブル基板42が両面テープによって化粧板40に貼り付けられる。
加熱部は、電極41の周囲に設けられたヒータ45とされる。フレキシブル基板42の外周に沿って発熱用の導線が這い回されて、ヒータ45が形成される。ヒータ45に通電されることにより、ヒータ45が発熱して、操作キー24が温められる。操作キー24からの熱は化粧板40に伝導し、化粧板40も温められる。
一般的に、静電気は25℃を下回ると生じやすい環境となる。操作キー24の周囲の化粧板40が温められることにより、化粧板40の前面および裏面に静電気が発生しにくくなる。ユーザが操作キー24の近くを触れても、操作キー24は反応せず、静電気による誤動作をなくすことができる。また、操作キー24を操作したにもかかわらず、操作キー24が反応しないといったことを防ぐことができる。したがって、静電気の影響を排除して、安定した入力を行える操作キー24を実現できる。
このように、常時ヒータ45に通電することにより、静電気対策は万全となる。ところで、加熱調理器が使用されるのは、調理を行うときである。それ以外の時間は使用されない。そこで、加熱調理器の消費電力を削減するために、制御装置30は、ヒータ45の動作を制御し、所定のタイミングでヒータ45を動作させる。すなわち、扉4が開かれたとき、操作パネル22の電源がオンされる。表示パネル23に操作キー24が表示される。制御装置30は、扉4が開かれたことを検知したとき、ヒータ45を動作させる。そして、操作キー24が操作されてから何も操作されずに一定時間経過したとき、制御装置30は、ヒータ45の動作を停止させる。
加熱調理が行われるとき、ユーザは扉4を開く。操作パネル22の電源がオンされると同時にヒータ45に通電される。ユーザは、加熱室1に加熱するための調理物を入れ、扉4を閉める。この間に、操作キー24および化粧板40が温められる。ユーザは、温められた操作キー24を操作する。
このように、扉4が開いているとき、扉4に設けられた操作キー24を操作することができない。そこで、扉4が開いたときに、操作キー24の加熱を開始することにより、扉4を閉じて操作キー24を操作するまでに、操作キー24や化粧板40を十分に温めることができる。したがって、ユーザは、静電気の影響を受けずに操作キー24を操作できる。操作が終了して一定時間、例えば1分間経過すると、ヒータ45への通電が停止される。
(第2実施形態)
高周波加熱部は、所定の周波数の電磁波を発する加熱装置である。すなわち、マグネトロン18は2.4GHzの電磁波を発する。また、無線LANで用いられる電波の周波数は2.4GHzである。したがって、高周波加熱と無線通信が同時に行われると、電磁波が干渉し、 無線通信が正常に行えないおそれがある。そこで、加熱装置が動作するとき、加熱装置からの電磁波による影響を受けないように、無線通信ユニット35の動作が変更される。なお、その他の構成は第1実施形態と同じである。
通常、無線通信ユニット35は、電源がオンされて、常に無線通信可能な待機状態になっている。制御装置30は、高周波加熱部が動作するとき、無線通信ユニット35の電源をオフする。例えば、無線通信ユニット35は待機状態にあるとき、制御装置30は、高周波加熱部の動作を開始させると、無線通信ユニット35の電源をオンからオフにして、無線通信ユニット35を停止させる。また、無線通信ユニット35が動作して、無線通信を行っているとき、制御装置30は、高周波加熱部の動作を開始させると、無線通信ユニット35の電源をオンからオフにして、無線通信ユニット35を停止させる。無線通信ユニット35の電源がオフされることにより、無線通信ユニット35は通信機器と無線通信が行えなくなる。
このように、高周波加熱部の動作中、無線通信ユニット35は無線通信を行わない。高周波加熱部が動作していないとき、無線通信ユニット35は無線通信を行える。したがって、無線通信の電波はマグネトロン18からのマイクロ波と干渉することはなく、無線通信ユニット35は無線通信を良好に行える。しかも、無線通信中、無線通信ユニット35は発熱するが、高周波加熱が行われないので、無線通信ユニット35の過度の温度上昇を抑えることができ、無線通信ユニット35の動作に影響を及ぼさない。
(第3実施形態)
加熱調理器は内蔵のスピーカを通じて音声を発する。音声を提供する音源として、加熱調理器本体と無線通信ユニット35の2つがある。各音源が同時に音声を提供したとき、2つの音声が被って発せられ、音声を聞き取りにくいといった問題が生じる。そこで、本実施形態では、2つの音声が被らないように、いずれか一方の音声だけが優先的に出力される。なお、その他の構成は第1、第2実施形態と同じである。
1つの音源が提供した音声が出力されているときに、他の音源の音声が提供されるとき、制御装置30は、一方の音源の音声を優先して出力させ、他方の音源の音声の出力を制限する。すなわち、一方の音源の音声が提供されるとき、他方の音源の音声が出力中であると、他方の出力が中断され、一方の音声が出力される。あるいは、一方の音源の音声が出力中のとき、他方の音源の音声が提供されると、他方の出力が一時停止され、一方の音声が引き続き出力される。
ここでは、2つの音声が被るとき、後から提供された音声が優先される。図8に示すように、操作キー24の操作などにより、加熱調理器本体側から音声が提供されると、制御装置30は、発話部36の電源をオンして(S1)、発話部36を動作させ、音声を出力させる(S2)。本体側の音声が出力されているとき、制御装置30は、無線通信ユニット35から音声が提供されていないかをチェックする(S3)。制御装置30は、音声の出力が終了するまでこのチェックを続ける(S4)。無線通信ユニット35から音声の提供がないとき、音声の出力が終了すると、制御装置30は、発話部36の電源をオフする(S5)。
無線通信ユニット35から音声の提供があると、制御装置30は、現在出力中の本体側からの音声の出力を停止させる(S6)。制御装置30は、一定時間(例えば0.5秒)待って(S7)、無線通信ユニット35からの音声を出力させる(S8)。無線通信ユニット35からの音声の出力が終了する(S9)と、制御装置30は、発話部36の電源をオフする(S5)。
図9に示すように、無線通信ユニット35が通信機器と通信を行って、無線通信ユニット35から音声が提供されると、制御装置30は、発話部36の電源をオンして(S11)、発話部36を動作させ、無線通信ユニット35からの音声を出力させる(S12)。無線通信ユニット35からの音声が出力されているとき、制御装置30は、本体側から音声が提供されていないかをチェックする(S13)。制御装置30は、音声の出力が終了するまでこのチェックを続ける(S14)。本体側から音声の提供がないとき、音声の出力が終了すると、制御装置30は、発話部36の電源をオフする(S15)。
本体側から音声の提供があると、制御装置30は、現在出力中の無線通信ユニット35からの音声の出力を停止させる(S16)。制御装置30は、一定時間(例えば0.5秒)待って(S17)、本体側からの音声を出力させる(S18)。本体側からの音声の出力が終了する(S19)と、制御装置30は、発話部36の電源をオフする(S15)。
このように、後から提供される音声が優先して出力されるので、2つの音声が被ることはない。特に、音声の出力中に、外部から緊急の情報が提供されたとき、あるいは加熱調理器に異常が発生したとき、後からの音声が出力されるので、重要な情報をすばやく報知することができる。
(第4実施形態)
本実施形態の加熱調理器では、2つの音声が被るとき、先に提供された音声が優先される。なお、その他の構成は第1〜第3実施形態と同じである。図10に示すように、操作キー24の操作などにより、加熱調理器本体側から音声が提供されると、制御装置30は、発話部36の電源をオンして(S21)、発話部36を動作させ、音声を出力させる(S22)。本体側の音声が出力されているとき、制御装置30は、無線通信ユニット35から音声が提供されていないかをチェックする(S23)。制御装置30は、音声の出力が終了するまでこのチェックを続ける(S24)。無線通信ユニット35から音声の提供がないとき、本体側の音声の出力が終了すると、制御装置30は、発話部36の電源をオフする(S25)。
無線通信ユニット35から音声の提供があると、制御装置30は、本体側からの音声の出力を続行させ、無線通信ユニット35からの音声の出力を一時停止させる(S26)。本体側の音声の出力が終了する(S27)と、制御装置30は、一定時間(例えば0.5秒)待って(S28)、無線通信ユニット35からの音声を出力させる(S29)。無線通信ユニット35からの音声の出力が終了する(S30)と、制御装置30は、発話部36の電源をオフする(S25)。
無線通信ユニット35からの音声が出力されているときに本体側から音声が提供されるときも同様に、先に出力されている無線通信ユニット35からの音声が終了してから、本体側の音声が出力される。このよう に、先の音声を優先して出力することにより、出力中の音声が中途半端に終わるといったことがなくなり、ユーザは必要な情報を確実に得ることができる。
(第5実施形態)
本実施形態の加熱調理器では、優先して出力される音源が予め決められる。そして、2つの音源からの音声が被るとき、決められた音源からの音声が優先して出力される。なお、その他の構成は第1〜第3実施形態と同じである。
ユーザが優先して出力する音源を設定すると、制御装置30は、優先する音源をメモリに記憶する。例えば、加熱調理器本体側から提供される音声が優先するように設定される。本体側からの音声が出力されているとき、無線通信ユニット35から音声が提供されると、制御装置30は、無線通信ユニット35からの音声の出力を一時停止させて、本体側からの音声をそのまま出力させる。本体側からの音声の出力が終了すると、制御装置30は、無線通信ユニット35からの音声を出力させる。
無線通信ユニット35からの音声が出力されているとき、本体側から音声が提供されると、制御装置30は、無線通信ユニット35からの音声を一時停止させて、本体側からの音声を出力させる。本体側からの音声が終了すると、制御装置30は、出力中であった無線通信ユニット35からの音声を出力させる。このとき、一時停止された無線通信ユニット35からの音声を最初から出力させるとよい。このように、予め優先して出力する音声を決めておくことにより、ユーザが利用する態様に適した音声を出力させることができる。そこで、利用する頻度の高い音源を優先させることにより、必要な情報を聞き漏らすことをなくせる。
他の形態として、2つの音源からの音声が被るとき、その都度優先して出力する音声を決めてもよい。すなわち、出力する音声の重要度に基づいて、重要度の高い音声が優先して出力される。制御装置30は、出力中の音声の重要度と提供された音声の重要度とを比べて、重要度の高い音声を選び、出力させる音声を決定する。なお、音声の重要度が同じとき、出力中の音声が優先される。
例えば、図11に示すように、本体側からの音声が出力されているとき(S31)、無線通信ユニット35から音声が提供される(S32)と、制御装置30は、本体側の音声の重要度と無線通信ユニット35の音声の重要度を比べて、優先すべき音声を決める(S33)。音声の重要度は、出力される音声に含まれる言葉に基づいて判断される。制御装置30は、出力される音声に含まれる言葉を抽出し、抽出された言葉に基づいて音声の重要度を判断する。
本体側の音声の重要度が高いとき、制御装置30は、現在出力中の音声をそのまま出力させる(S34)。本体側の音声の出力が終了すると、制御装置30は、無線通信ユニット35からの音声を出力させる(S35)。無線通信ユニット35からの音声の重要度が高いとき、制御装置30は、出力中の音声を一時停止させて(S36)、無線通信ユニット35からの音声を出力させる(S37)。無線通信ユニット35からの音声の出力が終了すると、本体側の音声が出力される(S38)。このように、重要度の高い音声を優先して出力することができるので、すぐに報知しなければならない情報を確実に報知できる。
(第6実施形態)
加熱調理器では、外部の通信機器を通じてインターネットに接続し、レシピやレシピの使用食材のリストがダウンロードされる。スマートフォンのような携帯通信機器があれば、これらの情報をいつでもどこでも収集することができる。しかし、誰でもこのような通信機器を持っているわけではない。一方、特許文献(特開2014−70739号公報)には、無線通信可能な携帯通信機器を扉に着脱可能に設けた冷蔵庫が記載されている。
このような通信機器を加熱調理器に設けることにより、加熱調理器において情報を収集し、情報を表示できるとともに、通信機器を扉4から取り外すことにより、携帯通信機器として使用することができる。この通信機器は、情報を収集するためのものであって、加熱調理器を操作するためのものではない。そのため、操作パネル22が扉4に設けられている。加熱調理器の扉4では、操作パネル22および通信機器を設置するだけのスペースがない。そこで、本実施形態の加熱調理器は、加熱調理の入力操作と情報収集の2つの機能を有する表示パネル23を備えている。なお、その他の構成は第1〜第5実施形態と同じである。
表示パネル23は、扉4に着脱可能に設けられ、無線通信を行うための無線通信ユニット35を内蔵している。表示パネル23は、タッチパネルとされ、ディスプレイに操作キー24が表示される。表示パネル23に、制御装置30との間でデータ通信を行うための接続端子が設けられている。扉4に、表示パネル23を収容するための凹部が形成され、凹部に表示パネル23の接続端子を接続するためのUSBなどの通信インターフェースが設けられる。
表示パネル23が凹部に嵌め込まれると、扉4に保持される。表示パネル23の接続端子が通信インターフェースに接続され、表示パネル23は、制御装置30とデータ通信可能となる。また、表示パネル23は、通信インターフェースを通じて電源を供給される。
扉4が開かれると、表示パネル23の電源がオンされ、操作キー24が表示される。操作キー24が操作されると、制御装置30は、入力操作に応じて加熱調理を制御する。また、無線通信ユニット35が通信機器と無線通信を行い、レシピなどの情報を受信すると、制御装置30は、受け取った情報を記憶部に記憶し、表示パネル23に情報を表示させる。ユーザが扉4から表示パネル23を取り外すと、表示パネル23を携帯することができる。ユーザは表示パネル23を通信機器として使用することができる。
上記の表示パネル23は、本来加熱調理器に備わっている操作パネル22の一部を携帯可能な通信機器として利用できるようにしたものである。逆に、スマートフォンやタブレットなどの携帯通信機器を入力操作可能な表示パネル23として利用してもよい。この表示パネル23には、加熱調理器を操作するためのアプリケーションがインストールされており、操作パネル22が有する操作キー24と同じ操作キー24が表示される。表示パネル23は、上記と同様に通信インターフェースに接続される。なお、NFC(Nearfield communication)といった近距離無線通信を用いてもよく、非接触でデータ通信を行える。さらに、ワイヤレス充電を行ってもよい。
以上の通り、本発明の加熱調理器は、操作用の静電容量スイッチと、静電容量スイッチを温める加熱部とを備えたものである。これにより、静電気に弱い静電容量スイッチを用いた操作キー24が温められると、静電気が発生しにくくなり、操作キー24が正しく反応して、操作キー24の誤動作を防止できる。
ケーシング2に、加熱室1と、加熱室1の開口を覆う開閉可能な扉4と、操作キー24の操作に応じて加熱調理を制御する制御装置30とが設けられ、制御装置30は、扉4が開放されたとき加熱部を動作させる。これにより、操作キー24が操作される前に、加熱部を動作させることができ、操作キー24の操作時の静電気の影響を排除できる。
扉4に、操作キー24が設けられる。これにより、扉4が開いている間に操作キー24を温めることができる。
操作キー24の表面側に透光性を有する化粧板40が設けられ、操作キー24を搭載した基板42が化粧板40に密着され、加熱部が基板42に搭載される。これにより、ユーザが操作のために触れる化粧板40を温めることができ、化粧板40表面での静電気の発生を低減できる。
また、加熱調理器は、ケーシング2に、加熱室1が設けられ、加熱室1の近傍に、蒸気発生用の水を貯える水タンク11が着脱可能に設けられ、水タンク11の周囲に、外部の通信機器と無線通信を行うための無線通信ユニット35が設けられたものである。調理加熱時に水タンク11の周囲では、高温になりにくいので、無線通信ユニット35の温度上昇を抑えることができ、無線通信が安定する。
水タンク11は、加熱室1の下方に配されて、ケーシング2の前面から着脱され、無線通信ユニット35は、水タンク11の下に配置される。これにより、水タンク11により加熱室1からの熱が遮れ、無線通信ユニット35に熱の影響が及ばない。また、水タンク11の着脱のために、ケーシング2の前面が開口するので、無線通信の電磁波が遮られることがなく、良好に無線通信を行える。
電磁波を発する加熱装置を備え、加熱装置が動作するとき、加熱装置からの電磁波による影響を受けないように、無線通信ユニット35の動作が変更される。すなわち、加熱装置が発する電磁波の周波数と無線通信に使用される電波の周波数とが干渉するとき、無線通信ユニット35の動作が停止される。あるいは無線通信ユニット35の無線通信の通信方式が無線LANから他の通信方式に変更される。これにより、電磁波の影響を受けることなく無線通信を行うことができる。
加熱調理器は、複数の音源を有し、1つの音源が提供した音声が出力されているときに、他の音源の音声が出力されるとき、2つの音声が被らないように、いずれか一方の音声だけが出力される。優先して音声を出力する音源が決められ、2つの音声が被るとき、決められた音源の音声が優先して出力される。すなわち、他方の音声の出力が停止あるいは中断され、一方の音声が優先して出力され、2つの音声が被ることがなくなる。これにより、出力される音声が聞きにくくなることを防げる。
また、入力操作可能な表示パネル23がケーシング2に着脱可能に設けられ、表示パネル23は、無線通信機能を有する。これにより、表示パネル23に入力操作の機能だけでなく、情報収集の機能を付加でき、多用途に利用できる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正および変更を加え得ることは勿論である。操作キー24はケーシング2の前面に設けられたものであってもよい。
無線通信ユニット35が無線LANに使用する電波の周波数が2.4GHzと5GHzのそれぞれの通信方式に対応可能な場合、通信相手の通信機器に応じていずれかの周波数による通信方式が選択される。そこで、高周波加熱部の動作に応じて、電波がマイクロ波と干渉しないように、無線通信で使用する電波の周波数を変更して、無線通信を行う。
また、無線通信ユニット35が、無線LAN以外の通信方式、例えばブルートゥース(登録商標)、ZigBee(登録商標)、赤外線通信、可視光通信などに対応可能な場合、高周波加熱部が動作したとき、無線通信ユニット35は、通信機器に応じて無線LANから他の通信方式に変更する。
加熱調理器が無線通信を行う外部の通信機器として、テレビ、エアコン、冷蔵庫、照明器具などの無線通信機能を有する電気製品であってもよい。
1 加熱室
2 ケーシング
4 扉
11 水タンク
14 タンクケース
18 マグネトロン
22 操作パネル
23 表示パネル
24 操作キー
30 制御装置
32 無線通信ユニット
33 発話部
40 化粧板
42 フレキシブル基板
45 ヒータ

Claims (4)

  1. ケーシングに、加熱室と、加熱室の開口を覆う開閉可能な扉と、加熱調理を制御する制御装置とが設けられ、操作用の静電容量スイッチと、静電容量スイッチを温める加熱部とを備え、制御装置は、静電容量スイッチの操作に応じて加熱調理を制御し、扉が開放されたとき加熱部を動作させることを特徴とする加熱調理器。
  2. 扉に、静電容量スイッチが設けられたことを特徴とする請求項記載の加熱調理器。
  3. 静電容量スイッチの表面側に透光性を有する化粧板が設けられ、静電容量スイッチを搭載した基板が化粧板に密着され、加熱部が基板に搭載されたことを特徴とする請求項1または2記載の加熱調理器。
  4. 静電容量スイッチを搭載した基板の外周に沿って加熱部を形成する導線が這い回されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の加熱調理器。
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