JP6456095B2 - 建物の外壁構造 - Google Patents

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本発明は、建物の外壁構造に関する。
下記特許文献1には、建物において、床大梁、天井大梁にそれぞれ固定されると共に、外壁材を支持する外壁フレームが設けられた技術が開示されている。この外壁フレームは、外壁材の板厚方向に沿って切断したときの断面形状が、下部(又は上部)が開口された略コ字状を成しており、水平方向に沿って延在されている。
また、外壁材と略直交して配置された外壁フレームの上壁部(又は下壁部)には、当該外壁フレームの延在方向に沿って複数の通気孔が設けられており、これにより、床大梁、天井大梁と外壁材の間に通気層が確保されるようになっている。そして、外壁フレームの内側には、通気孔と連通する通気スペーサが配設されている。
特開2009−299266号公報
このように、この先行技術では、外壁フレームに複数の通気孔を形成するため、その分外壁フレームのコストが上がってしまう。また、当該外壁フレームの内側に通気スペーサを配設するため、部品点数が増え、作業工数も増えてしまう。
本発明は上記事実を考慮し、外壁に通気層を確保するにあたって、部品点数の増加を抑制することができる建物の外壁構造を得ることが目的である。
第1の態様に係る建物の外壁構造は、建物の外壁材の屋内側に前記建物の高さ方向に沿って設けられ、水平方向に沿った所定の間隔で複数配置された複数の間柱と、金属で形成されて前記間柱に固定されると共に前記外壁材を支持し、通気胴縁本体内に隙間を設けると共に、間柱と外壁材との間にも通気層を設ける通気胴縁と、を備え、前記通気胴縁は、平面視で略コ字状を成し、前記間柱に固定される第1本体部と、前記第1本体部の長手方向に対して直交する幅方向の両端部に設けられた第1フランジ部と、を含んで構成された固定用部材と、平面視で略コ字状を成し、前記外壁材が固定される第2本体部と、前記第2本体部の長手方向に対して直交する幅方向の両端部に設けられた第2フランジ部と、を含んで構成され、前記第2フランジ部と前記第1フランジ部とが当該第2本体部の長手方向に対して直交する幅方向に重なることで前記固定用部材との間で前記隙間を形成する通気胴縁縦材と、を含んで構成されている
第1の態様に係る建物の外壁構造では、建物の外壁材の屋内側には、間柱が建物の高さ方向に沿って設けられており、当該間柱は、水平方向に沿った所定の間隔で複数配置されている。この間柱には、外壁材を支持する金属製の通気胴縁が固定されており、当該通気胴縁は、通気胴縁本体内に隙間を設けると共に、間柱と外壁材との間にも通気層を設けるようになっている。このため、間柱と外壁材との間に通気胴縁が設けられることによって、間柱と外壁材との間に通気層が確保される。これにより、外壁の内部を空気が流れ、当該外壁内の結露が抑制される。
ここで、本発明では、通気胴縁が金属で形成されることによって、当該通気胴縁が外壁材を支持可能な強度を得ることができ、通気胴縁で外壁材を支持することができる。これにより、間柱と外壁材との間に通気層を確保するための通気胴縁を外壁材を支持するための部材として兼用することができるため、部品点数の増加を抑制することができる。
さらに、当該通気胴縁は、固定用部材と通気胴縁縦材とを含んで構成されている。固定用部材は、平面視で略コ字状を成しており、第1本体部と第1フランジ部とを含んで構成されている。第1本体部は、間柱に固定されるようになっており、第1フランジ部は、第1本体部の長手方向に対して直交する幅方向の両端部に設けられている。
一方、通気胴縁縦材は、平面視で略コ字状を成しており、第2本体部と第2フランジ部とを含んで構成されている。第2本体部には、外壁材が固定されるようになっており、第2フランジ部は、第2本体部の長手方向に対して直交する幅方向の両端部に設けられている。そして、通気胴縁縦材の第2フランジ部と固定用部材の第1フランジ部とが、当該第2本体部の長手方向に対して直交する幅方向に重なることで固定用部材と通気胴縁縦材との間で隙間が形成されるようになっている。
の態様に係る建物の外壁構造は、第1の態様に係る建物の外壁構造において、隣り合う前記通気胴縁間に耐火部材が設けられている。
の態様に係る建物の外壁構造では、隣り合う通気胴縁間に耐火部材が設けられることによって、火災などの際、通気胴縁間における熱伝達を抑制し、熱による屋内側、屋外側への影響を抑制することができる。
の態様に係る建物の外壁構造は、第の態様に係る建物の外壁構造において、前記耐火部材が温度上昇に伴って膨張する熱膨張部材である。
第4の態様に係る建物の外壁構造では、耐火部材が温度上昇に伴って膨張する熱膨張部材であるため、火災などにより通気胴縁の温度が上昇すると、熱膨張部材が熱膨張して、熱伝達を抑制し、屋内側、屋外側への延焼を抑制することができる。
の態様に係る建物の外壁構造は、第1の態様〜第の態様の何れか1に係る建物の外壁構造において、前記通気胴縁は耐火材料で形成されている。
の態様に係る建物の外壁構造では、通気胴縁は耐火材料で形成されているため、屋内側、屋外側への熱伝達を抑制し、延焼を抑制することができる。
以上説明したように、本発明に係る建物の外壁構造は、外壁に通気層を確保するにあたって、部品点数の増加を抑制することができる、という優れた効果を有する。
本実施の形態に係る建物の外壁構造の構成を示す平面図である。 本実施の形態に係る建物の外壁構造の構成を示す分解斜視図である。 本実施の形態に係る建物の外壁構造の構成を示す縦断面図である。 本実施の形態に係る建物の外壁構造の作用を説明するため、(A)は熱膨張耐火シートが熱膨張する前の状態を示し、(B)は熱膨張耐火シートが熱膨張した後の状態を示す、それぞれ図1に相当する平面図である。 本実施の形態に係る建物の外壁構造の構成の変形例を示す図1に対応する平面図である。
以下、図面を用いて、本発明の一実施の形態に係る建物の外壁構造について説明する。
(建物の外壁構造の構成)
まず、本実施の形態に係る建物の外壁構造の構成について説明する。図1には、本発明の一実施形態に係る建物の外壁構造10が適用されたユニット建物12の壁部14が水平方向に沿って切断された状態の平面図が示されている。
図1に示されるように、例えば、ユニット建物12は複数の建物ユニット16、18を含んで構成されており、図1では、水平方向で互いに隣接する建物ユニット16及び建物ユニット18の一部がそれぞれ図示されている。
一般に、図示はしないが、建物ユニット16、18は、それぞれ柱部材を四隅に備えた略箱型を成しており、建物ユニット16、18が隣接配置された状態で、柱部材において、建物ユニット16、18の屋外20側には、後述するユニット建物12の外壁材50、52がそれぞれ設けられている。
なお、ここでは、壁部14は、ユニット建物12の室内(屋内)26を区画する内壁28を含んで構成されており、外壁24は、当該壁部14において、内壁28及び後述する下地材30、32を除いた部材によって構成される。内壁28の屋外20側の面28Aには、角柱状の下地材30、32がユニット建物12の高さ方向に沿って延在されており、当該下地材30、32は、内壁28の水平方向に沿って所定の間隔で配置されている。
また、下地材30、32の屋外20側の面30A、32Aには、角柱状の間柱34、36がそれぞれ固定されており、間柱34と間柱36の間には、グラスウール等の断熱材38が充填されている。これにより、外壁24の断熱、防音、耐火性能を向上させている。
また、間柱34、36の屋外20側の面34A、36Aには、金属製の通気胴縁(通気胴縁本体)40、42が固定されている。ここで、図2には、本実施の形態に係る建物の外壁構造10の構成を示す分解斜視図が示されている。図2に示されるように、例えば、本実施形態における通気胴縁40は、通気胴縁縦材44と固定用部材46とを含んで構成されており、通気胴縁縦材44及び固定用部材46は、それぞれ鋼板などの耐火材料で形成されている。
通気胴縁縦材44は、間柱34と対向して配置される略矩形状の板材であり、平面視で略コ字状を成している。また、固定用部材46は、通気胴縁縦材44と間柱34の間に配置されると共に通気胴縁縦材44の長手方向に対して直交する幅方向に沿って配置される板材であり、平面視で略コ字状を成している。そして、図3に示されるように、固定用部材46は、通気胴縁縦材44の長手方向に沿って所定の間隔で複数配置されている。なお、図3は、本実施の形態に係る建物の外壁構造10の構成を示す縦断面図が示されている。
図2に示されるように、通気胴縁縦材44は、ユニット建物12の高さ方向に沿って配置される本体部44Aと、当該本体部44Aの幅方向の両端部に設けられたフランジ部44Bと、を含んでそれぞれ構成されている。また、固定用部材46は、本体部46Aと、当該本体部46Aの幅方向(水平方向)の両端部に設けられたフランジ部46Bと、を含んでそれぞれ構成されている。
そして、図1に示されるように、通気胴縁縦材44の本体部44Aと固定用部材46の本体部46Aとが対面し、通気胴縁縦材44のフランジ部44Bの内側に固定用部材46のフランジ部46Bが重なるようにして配置され、固定用部材46は通気胴縁縦材44に対して溶接等により接合される。通気胴縁縦材44にフランジ部44Bが設けられることによって、通気胴縁縦材44の本体部44Aと間柱34との間には、それぞれ略フランジ部44B分の隙間48が確保される。
また、図2に示されるように、固定用部材46の本体部46Aにおいて、幅方向の中央部には、ユニット建物12の高さ方向に沿って穴部47(ここでは2個)が設けられている。この穴部47の位置に合わせて、通気胴縁縦材44には、穴部47の内径寸法よりも大きい内径寸法を有する穴部45が形成されている。
ビス54をねじ込むためにはネイラー等の工具が必要となる。このため、当該工具が穴部45を挿通し、ビス54が穴部47を通じて間柱34に固定されることによって、当該穴部47の周縁部を介して固定用部材46が間柱34に固定される。固定用部材46が間柱34に固定されると、当該固定用部材46を介して通気胴縁縦材44が間柱34に固定されることになる。これにより、通気胴縁縦材44の本体部44Aと間柱34との間には、隙間48(図1参照)が設けられる。なお、通気胴縁42側の通気胴縁縦材44、固定用部材46においても、通気胴縁40側の通気胴縁縦材44、固定用部材46と略同じである。
図1に示されるように、本実施形態では、通気胴縁40、42の通気胴縁縦材44の本体部44Aにそれぞれ外壁材50、52が支持可能とされており、通気胴縁縦材44の外壁材50、52側には止水シール(図示省略)が塗布されている。また、外壁材50、52は、図示しないビス等の固定具によって通気胴縁縦材44の本体部44Aにそれぞれ固定される。外壁材50と外壁材52の間の縦目地には、定型シール56が嵌め込まれ、当該定型シール56によって縦目地はシールされている。
ところで、隣接する建物ユニット16と建物ユニット18とが接続される、いわゆるドッキング部Xにおいて、例えば、建物ユニット16と建物ユニット18とを現地で接続させる場合、施工誤差等を考慮し、通気胴縁40と通気胴縁42との間には、予め隙間58が設けられるようになっている。つまり、外壁材50と外壁材52の間に配設された定型シール56の屋内60側には隙間58が設けられている。
このため、図4(A)に示されるように、通気胴縁40、通気胴縁42には、互いに対向する面44B1において、耐火部材としての熱膨張性耐火シート62、64がそれぞれ貼着又は塗布されている。なお、図4(A)は図1の部分拡大図である。この熱膨張性耐火シート62、64は温度上昇により熱膨張するようになっており、図4(B)に示されるように、熱膨張性耐火シート62、64が熱膨張すると、当該熱膨張性耐火シート62、64によって、通気胴縁40と通気胴縁42との間の隙間58が埋められるようになっている。
(建物の外壁構造の作用・効果)
次に、本実施の形態に係る建物の外壁構造10の作用・効果について説明する。
図1に示されるように、ユニット建物12の外壁材50の室内26側に当該外壁材50の水平方向に沿った所定の間隔で間柱34、36が配置されている。この間柱34、36には、外壁材50、52が固定された金属製の通気胴縁40、42がそれぞれ固定されている。
つまり、間柱34、36と外壁材50、52との間に通気胴縁40、42がそれぞれ配置されることによって、間柱34、36と外壁材50、52との間に断熱材38が充填されたとしても、当該間柱34、36と外壁材50、52との間に通気層66を確保することができる。これにより、外壁24内を空気が流れ、外壁24内の結露が抑制される。
ここで、本実施形態では、通気胴縁40、42が金属で形成されることによって、当該通気胴縁40、42が外壁材50、52をそれぞれ支持可能な強度を得ることができ、通気胴縁40、42に外壁材50、52をそれぞれ固定することができる。
これにより、通気層66を確保するための通気胴縁40、42を外壁材50、52を支持するための部材として兼用することができるため、部品点数の増加を抑制することができる。つまり、本実施形態によれば、外壁24に通気層66を確保するにあたって部品点数の増加を抑制することができる。
また、本実施形態では、図4(A)に示されるように、隣接する建物ユニット16と建物ユニット18とが接続される、いわゆるドッキング部Xにおいて、通気胴縁40、通気胴縁42には、互いに対向する面44B1において、熱膨張性耐火シート62、64が設けられている。
このため、火災などの際、ドッキング部Xの温度が上昇すると、図4(B)に示されるように、熱膨張性耐火シート62、64は熱膨張し、通気胴縁40と通気胴縁42の間の隙間58を塞ぐ。これにより、通気胴縁40、42間の熱伝達は抑制され、屋内26側、屋外20側への延焼も含め熱による影響を抑制することができる。
なお、本実施形態では、通気胴縁40、通気胴縁42に熱膨張性耐火シート62、64をそれぞれ貼着、又は塗布しているが、通気胴縁40、42のうち何れか一方に熱膨張シートが設けられても良い。本実施形態では、耐火部材として、熱膨張性耐火シートを用いたが、当該耐火部材は必ずしもシート状である必要はない。また、通気胴縁40、42以外に定型シール56の屋内60側に耐火部材を設けても良い。また、耐火部材は、必ずしも熱膨張性部材である必要はなく、さらには、この熱膨張部材は必ずしも必要ではない。
また、本実施形態では、図1及び図2に示されるように、通気胴縁40、42において、通気胴縁縦材44のフランジ部44Bの内側に固定用部材46のフランジ部46Bが重なるようにして配置されている。そして、固定用部材46は通気胴縁縦材44に対して例えば溶接によりそれぞれ接合されるようになっている。このように、通気胴縁縦材44の内側に固定用部材46を嵌め込むようにして接合させることで、通気胴縁40、42の剛性・強度を向上させることができる。
さらに、本実施形態では、通気胴縁40、42は、鋼板などの耐火材料で形成されている。このため、屋内26側、屋外20側への熱伝達を抑制し、延焼を抑制することができる。なお、通気胴縁40、42を鋼板よりも耐火性の低い金属で形成し、当該通気胴縁40、42の表面に耐火剤を塗布することによって通気胴縁40、42の耐火性を向上させても良いのは勿論のことである。
また、本実施形態では、通気胴縁40は通気胴縁縦材44にフランジ部44Bが設けられることによって、外壁材50、52と間柱34との間に隙間48が確保されるようになっている。しかし、外壁材50、52と間柱34との間に当該隙間48を確保することができれば良いため、通気胴縁40の構成はこれに限るものではない。例えば、通気胴縁40は角柱状を成していても良い。
(その他の実施形態)
上記の実施形態では、図1に示されるように、隣接する建物ユニット16と建物ユニット18とを現地で接続させる(ドッキング部X)場合について説明したが、これに限らない。例えば、隣接する建物ユニット16と建物ユニット18とを工場で接続し、ドッキング部Xを構成してもよい。
ところで、上述したように、隣接する建物ユニット16と建物ユニット18とを現地で接続させる場合、すなわち現地でドッキング部Xを接続させる場合、施工誤差等を考慮する必要がある。従って、通気胴縁40と通気胴縁42との間には、予め隙間58を設ける必要がある。
これに対して、工場で隣接する建物ユニット16と建物ユニット18とを接続させる場合は、機械制御によって施工誤差の管理が成されるため、施工精度を上げることができる。したがって、この場合は、通気胴縁40と通気胴縁42との間に予め隙間58を設ける必要がなくなる。
このため、通気胴縁40と通気胴縁42との間に隙間58を設けない状態で通気胴縁40と通気胴縁42とを隣接させて配置してもよい。また、これ以外にも、図5に示されるように、通気胴縁40、42(図1参照)よりも幅寸法の大きい通気胴縁70を用いても良い。この場合、外壁材50と外壁材52の間に配設された定型シール56の屋内60側には通気胴縁70が配設されることになる。
このため、火災などの際、ドッキング部Xを通じて及ぼされる屋外側、屋内側への影響を抑制することができる。また、この通気胴縁70の場合、図示はしないが熱膨張性耐火シートは、当該通気胴縁70の内面側又は外面側に貼着又は塗布される。
また、本実施形態では、ユニット式建物への適用例を説明したが、鉄骨軸組工法により構築される建物や、在来木造工法により構築される建物等、他の構造の建物にも本発明を適用させても良い。
以上、本発明を実施するための一形態として一実施例を用いて説明したが、本発明はこうした一実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、上述した一実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
10 建物の外壁構造
12 ユニット建物(建物)
24 外壁
26 室内(屋内)
28 内壁
34 間柱(外壁)
36 間柱(外壁)
40 通気胴縁(通気胴縁本体、外壁)
42 通気胴縁(通気胴縁本体、外壁)
50 外壁材(外壁)
52 外壁材(外壁)
62 熱膨張性耐火シート(耐火部材、熱膨張部材)
64 熱膨張性耐火シート(耐火部材、熱膨張部材)
66 通気層(外壁)
70 通気胴縁(外壁)

Claims (4)

  1. 建物の外壁材の屋内側に前記建物の高さ方向に沿って設けられ、水平方向に沿った所定の間隔で複数配置された複数の間柱と、
    金属で形成されて前記間柱に固定されると共に前記外壁材を支持し、通気胴縁本体内に隙間を設けると共に、間柱と外壁材との間にも通気層を設ける通気胴縁と、
    備え、
    前記通気胴縁は、
    平面視で略コ字状を成し、前記間柱に固定される第1本体部と、前記第1本体部の長手方向に対して直交する幅方向の両端部に設けられた第1フランジ部と、を含んで構成された固定用部材と、
    平面視で略コ字状を成し、前記外壁材が固定される第2本体部と、前記第2本体部の長手方向に対して直交する幅方向の両端部に設けられた第2フランジ部と、を含んで構成され、前記第2フランジ部と前記第1フランジ部とが当該第2本体部の長手方向に対して直交する幅方向に重なることで前記固定用部材との間で前記隙間を形成する通気胴縁縦材と、
    を含んで構成されている建物の外壁構造。
  2. 隣り合う前記通気胴縁間に耐火部材が設けられている請求項1に記載の建物の外壁構造。
  3. 前記耐火部材が温度上昇に伴って膨張する熱膨張部材である請求項2に記載の建物の外壁構造。
  4. 前記通気胴縁は耐火材料で形成されている請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の建物の外壁構造。
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