JP6455423B2 - ニッケル水素二次電池の冷却装置 - Google Patents

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Description

本発明は、冷却風を電池に供給することによって電池を冷却する技術に関する。
特開2008−27888号公報(特許文献1)には、冷却風をバッテリに供給することによってバッテリを冷却する冷却装置が開示されている。この冷却装置は、バッテリに冷却風を供給するための冷却ファンと、冷却ファンの風量を制御する制御装置とを備える。制御装置は、バッテリの内部抵抗に起因する発熱量を算出し、算出された発熱量に基づいて冷却ファンの風量を制御する。
特開2008−27888号公報 国際公開第2014/162345号パンフレット 特開2005−63682号公報
しかしながら、特許文献1に開示された冷却装置を用いてニッケル水素(Ni−MH)二次電池を冷却する場合には、ニッケル水素二次電池の発熱量に対して冷却ファンの風量が適切に調整されず、ニッケル水素二次電池が高温状態になることが懸念される。
すなわち、一般的に、ニッケル水素二次電池においては、蓄電量を示すSOC(State Of Charge)が高い状態であると、内部抵抗に起因する発熱以外に、副反応(溶媒(HO)の電気分解反応および再酸化反応)に起因する発熱が生じ易い状態となることが知られている。しかしながら、特許文献1に開示された冷却装置においては、冷却ファンの風量を制御する際に、内部抵抗に起因する発熱量は考慮されるが、副反応に起因する発熱量は考慮されない。その結果、SOCが高く副反応に起因する発熱が生じ易い状況においても、副反応に起因する発熱量に見合うだけの冷却ファンの風量の増加が行なわれず、ニッケル水素二次電池が高温状態になることが懸念される。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、ニッケル水素二次電池が高温状態になることを抑制することである。
この発明に係る冷却装置は、ニッケル水素二次電池の冷却装置であって、ニッケル水素二次電池に冷却風を供給するための冷却ファンと、ニッケル水素二次電池を流れる電流を取得し、現在取得された電流2乗値と過去に取得された電流2乗値とを用いてニッケル水素二次電池の発熱量を評価するための発熱指数を算出し、発熱指数がしきい値を超えている場合は超えていない場合よりも冷却ファンの風量を大きくする制御装置とを備える。制御装置は、現在取得された電流2乗値が発熱指数に反映される度合いをフィルタ処理定数を用いて調整する。制御装置は、ニッケル水素二次電池の蓄電量が所定値を超えた場合、蓄電量が所定値を超えていない場合よりも、現在取得された電流2乗値が発熱指数に反映される度合いが大きくなるようにフィルタ処理定数を変更する。
上記構成によれば、ニッケル水素二次電池の蓄電量が所定値を超える場合(SOCが高く副反応に起因する発熱量が多い状況)においては、フィルタ処理定数(なまし定数)が変更されることによって、現在の電流2乗値が発熱指数に反映される度合いが大きくされる。これにより、SOCが高く副反応に起因する発熱が多い状況において、現在の電流2乗値が増加したことに応じて発熱指数を素早く増加させて、発熱指数がしきい値を超え易くする(すなわち冷却ファンの風量を増加させ易くする)ことができる。その結果、ニッケル水素二次電池が高温状態になることを抑制することができる。
車両の全体構成図である。 ECUの処理手順を示すフローチャート(その1)である。 ECUの処理手順を示すフローチャート(その2)である。 電池発熱指数の変化態様の一例を示す図(その1)である。 ECUの処理手順を示すフローチャート(その3)である。 電池発熱指数の変化態様の一例を示す図(その2)である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
[車両の全体構成]
図1は、本実施の形態による冷却装置を備える車両1の全体構成図である。車両1は、バッテリ10と、監視ユニット11と、冷却ファン12と、SMR(System Main Rely)20と、PCU(Power Control Unit)30と、MG(Motor Generator)41,42と、エンジン50と、動力分割機構60と、駆動軸70と、車輪80と、ECU(Electronic Control Unit)100とを備える。
車両1は、エンジン50とMG42との少なくとも一方の動力を用いて走行するハイブリッド車両である。本実施の形態を適用可能な車両は、ハイブリッド車両に限定されず、車両駆動力を発生するための電力を蓄えるバッテリ10(ニッケル水素二次電池)を搭載した車両全般に適用可能である。
バッテリ10は、MG41,42を駆動するための電力を蓄える、ニッケル水素二次電池である。バッテリ10は、複数のニッケル水素電池セルが直列に接続されて構成される。
エンジン50は、燃料の燃焼エネルギによって運動エネルギを出力する。エンジン50の出力は、動力分割機構60によってMG41と駆動軸70とに分割されて伝達される。MG42は、駆動軸70に接続される。駆動軸70は、エンジン50および/またはMG42の出力によって回転される。
MG41,42は、発電機としても電動機としても機能し得る。MG41は主として発電機として動作し、MG42は主として電動機として動作する。
MG41は、エンジン始動要求時において、電動機あるいは発電機として動作して、エンジン50をクランキングする。MG41は、エンジン50の始動後において、動力分割機構60を介して伝達されるエンジン出力を用いて発電可能である。
MG42は、バッテリ10に蓄えられた電力およびMG41の発電した電力の少なくとも一方によって駆動される。MG42は、車両1の回生制動時には、車輪80の回転力によって駆動されることによって発電する。MG42により発電された回生電力は、PCU30を介してバッテリ10に充電される。
PCU30は、バッテリ10およびMG41,42の間で双方向の電力変換を行なう。PCU30は、バッテリ10からの直流電力を交流電力に変換してMG41,42に印加するインバータを含む。このインバータは、MG41,42の回生発電電力を直流電力に変換してバッテリ10に充電することもできる。
SMR20は、バッテリ10とPCU30との間に設けられる。SMR20は、バッテリ10の正極とPCU30とを結ぶ正極線上に設けられる正極側リレーと、バッテリ10の負極とPCU30とを結ぶ負極線上に設けられる負極側リレーとを含む。SMR20は、ECU100からの制御信号に応じて開閉される。
監視ユニット11は、バッテリ10を流れる電流(以下「バッテリ電流」という)I、バッテリ10の端子間電圧(以下「バッテリ電圧」という)V、バッテリ10の温度(以下「バッテリ温度」という)Tをそれぞれ検出し、検出結果をECU100に送信する。
冷却ファン12は、モータ12Aによって回転されることによって、バッテリ10に冷却風を供給する。これにより、バッテリ10が冷却される。冷却ファン12の風量(モータ12Aの回転速度)は、ECU100からの制御信号によって制御される。
ECU100は、図示しないCPU(Central Processing Unit)およびメモリを内蔵し、各センサの検出結果やメモリに記憶された情報などに基づいて、所定の演算処理を実行する。
<バッテリ冷却制御>
バッテリ10を使用する際には、バッテリ10の内部抵抗に起因してジュール熱が発生する。ジュール熱は抵抗を流れる電流の2乗値に比例するため、バッテリ電流Iの2乗値(以下、単に「電流2乗値」ともいう)Iが大きいほど、バッテリ10の内部抵抗に起因する発熱量は大きくなり、バッテリ10が高温状態になり得る。したがって、バッテリ10を使用する際には、冷却ファン12を作動させてバッテリ10を冷却することが望ましい。
一方、冷却ファン12の風量(以下、単に「ファン風量V」ともいう)を大きくすると、冷却ファン12の作動音が大きくなることが懸念される。したがって、バッテリ10の使用負荷が大きい時(発熱量が大きい時)にはファン風量Vを大きくする一方、バッテリ10の使用負荷が小さい時(発熱量が小さい時)にはファン風量Vを小さくすることが、静粛性を確保するのに効果的である。
そこで、ECU100は、電流2乗値Iを基にしてバッテリ10の発熱量(使用負荷)を評価するための指標(以下「電池発熱指数」という)を算出し、電池発熱指数がしきい値を超えた場合にファン風量Vを大きくする。以下、これらの一連の制御を「バッテリ冷却制御」という。
図2は、ECU100がバッテリ冷却制御を実行する場合の処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートは所定の演算サイクル周期で繰り返し実行される。
ステップ(以下、ステップを「S」と略す)10にて、ECU100は、監視ユニット11から、今回(現在)の演算サイクルにおけるバッテリ電流(以下「電流今回値」ともいう)I(n)を取得する。
S20にて、ECU100は、電流今回値I(n)の2乗値(以下「電流2乗今回値」ともいう)I (n)を算出する。
S30にて、ECU100は、フィルタ処理定数(なまし係数)Kを設定する。フィルタ処理定数Kは、電流2乗今回値I (n)が電池発熱指数に反映される度合いを調整するための定数である。フィルタ処理定数Kの設定手法については後に詳述する。
S40にて、ECU100は、電流2乗今回値I (n)にフィルタ処理を施すことによって今回の演算サイクルにおける電池発熱指数(以下「電池発熱指数の今回値」という)FI (n)を算出する。具体的には、ECU100は、電流2乗今回値I (n)と、過去の演算サイクルにおける電流2乗値とを用いて、電池発熱指数の今回値FI (n)を算出する。ECU100は、たとえば、電池発熱指数の今回値FI (n)を、下記の式(1)を用いて算出する。
FI (n)=FI (n-1)×(K−1)/K+I (n)×(1/K) …(1)
上記の式(1)において、「FI (n-1)」は、前回の演算サイクルにおける電池発熱指数であり、前回以前の過去の演算サイクルで取得された複数の電流2乗値I (n-1),I (n-2)…によって決まる値である。
上記の式(1)において、「K」は、上述のフィルタ処理定数であって、電流2乗今回値I (n)が電池発熱指数に反映される度合いを調整するための定数である。たとえば、フィルタ処理定数Kを「1000」とすると、上記の式(1)はFI (n)=FI (n-1)×0.999+I (n)×0.001となる。フィルタ処理定数Kを1000よりも小さい「100」とすると、上記の式(1)はFI (n)=FI (n-1)×0.99+I (n)×0.01となり、電流2乗今回値I (n)が電池発熱指数の今回値FI (n)に反映される度合いが相対的に大きくなる。すなわち、本実施の形態においては、フィルタ処理定数Kを小さくすると、電流2乗今回値I (n)が電池発熱指数の今回値FI (n)に反映される度合いが大きくなる。
なお、電池発熱指数の今回値FI (n)は、ECU100のメモリに記憶され、次回の演算サイクルにおいて「前回の演算サイクルにおける電池発熱指数FI (n-1)」として用いられる。
S50にて、ECU100は、電池発熱指数の今回値FI (n)がしきい値を超えているか否かを判定する。
電池発熱指数の今回値FI (n)がしきい値を超えていない場合(S50にてNO)、ECU100は、S60にて、ファン風量Vを所定値V1とする。
一方、電池発熱指数の今回値FI (n)がしきい値を超えている場合(S50にてYES)、ECU100は、S70にて、ファン風量Vを所定値V2とする。所定値V2は、所定値V1よりも大きい値に設定される。
なお、所定値V1,V2は、それぞれ、固定値であってもよいし、変動値であってもよい。所定値V1,V2をバッテリ温度Tに応じた変動値とする場合には、同一温度条件下において所定値V2が所定値V1よりも大きい値に設定されるようにすればよい。
いずれの場合であっても、所定値V2が所定値V1よりも大きい値に設定されることによって、電池発熱指数の今回値FI (n)がしきい値を超えている場合(内部抵抗に起因する発熱量が大きい場合)には、そうでない場合よりもファン風量Vが大きくされる。これにより、バッテリ10が適切に冷却される。
<バッテリ冷却制御に用いられるフィルタ処理定数Kの設定>
上述のように、バッテリ冷却制御においては、電流2乗値Iにフィルタ処理を施した値である電池発熱指数FIがしきい値を超えた場合に、ファン風量Vが大きくされる。
しかしながら、バッテリ10の蓄電量を示すSOC(State Of Charge)が高い状態においては、バッテリ10の総発熱量に対してファン風量Vが不足し、バッテリ10が高温状態になることが懸念される。
すなわち、バッテリ10はニッケル水素二次電池である。一般的に、ニッケル水素二次電池においては、SOCが高い状態であると、内部抵抗に起因する発熱以外に、副反応(溶媒(HO)の電気分解反応および再酸化反応)に起因する発熱が生じ易い状態となることが知られている。しかしながら、仮に上記の式(1)においてフィルタ処理定数Kを固定値とすると、電池発熱指数FIは、内部抵抗に起因する発熱量が考慮された値となるが、副反応に起因する発熱量は何ら考慮されていない値となる。その結果、SOCが高く副反応に起因する発熱量が生じ易い状況においても、副反応に起因する発熱量の増加分に見合うだけのファン風量Vの増加が行なわれず、バッテリ10が高温状態になることが懸念される。
そこで、本実施の形態によるECU100は、SOCが所定値S1を超えている場合(副反応に起因する発熱量が多い状況)においては、フィルタ処理定数Kを変更する(小さくする)ことによって、電流2乗今回値I (n)が電池発熱指数の今回値FI (n)に反映される度合いを大きくする。これにより、SOCが高く副反応に起因する発熱量が多い状況において、電流2乗今回値I (n)の増加に応じて電池発熱指数FIを素早く増加させて、電池発熱指数FIがしきい値を超え易くする(すなわちファン風量Vを所定値V1から所定値V2に増加させ易くする)ことができる。その結果、SOCが高く副反応に起因する発熱量が多い状況において、バッテリ10が高温状態になることを抑制することができる。
図3は、フィルタ処理定数Kを設定する際(図2のS30の処理を行なう際)のECU100の処理手順を示すフローチャートである。
S31にて、ECU100は、バッテリ電流Iおよびバッテリ電圧Vの少なくとも一方に基づいて、バッテリ10のSOCを算出する。なお、SOCの算出方法としては、バッテリ電圧VとSOCとの関係を用いて算出する方法や、バッテリ電流Iの積算値を用いて算出する方法等、種々の公知の手法を用いることができる。
S32にて、ECU100は、SOCがしきい値S1を超えているか否かを判定する。SOCがしきい値S1を超えていない場合(S32にてNO)、ECU100は、S33にて、フィルタ処理定数Kを所定値K1に設定する。
SOCがしきい値S1を超えている場合(S32にてYES)、ECU100は、S33にて、フィルタ処理定数Kを所定値K2に設定する。所定値K2は、所定値K1よりも小さい値に設定される。
なお、所定値K1,K2は、それぞれ、固定値であってもよいし、変動値であってもよい。たとえば、所定値K1を固定値とし、所定値K2を所定値K1未満であってかつSOCが高いほど小さくなる変動値としてもよい。
いずれの場合であっても、所定値K2が所定値K1よりも小さい値に設定されることによって、電流2乗今回値I (n)が電池発熱指数の今回値FI (n)に反映される度合いが大きくなる。そのため、SOCがしきい値S1を超えており副反応に起因する発熱量が多い状況において、電流2乗今回値I (n)の増加に応じて電池発熱指数FIを素早く増加させて、電池発熱指数FIがしきい値を超え易くする(すなわちファン風量Vを所定値V1から所定値V2に増加させ易くする)ことができる。その結果、バッテリ10が高温状態になることを抑制することができる。
図4は、バッテリ電流I、SOCおよび電池発熱指数FIの変化態様の一例を示す図である。図4の上段にバッテリ電流Iの変化態様が示され、中段にSOCの変化態様が示され、下段に電池発熱指数FIの変化態様が示される。図4の下段においては、本実施の形態のようにフィルタ処理定数KをSOCに応じて切り替える時の電池発熱指数FIが実線で示され、フィルタ処理定数Kを所定値K1(たとえば1000)に固定した時の電池発熱指数FIが二点点線で示され、フィルタ処理定数Kを所定値K1よりも小さい所定値K2(たとえば100)に固定した時の電池発熱指数FIが一点鎖線で示される。
図4に示す例では、バッテリ電流Iの絶対値が大きい状態でバッテリ10の充電が継続される時間帯αにおいて、内部抵抗に起因する発熱量が大きくなる。また、バッテリ10の充電によってSOCが高くなる時間帯βにおいて、副反応に起因する発熱量が大きくなる。したがって、これらの発熱が重なる時間帯γ(時刻t1〜t2)にファン風量Vを増加することが望ましい。
仮にフィルタ処理定数Kを所定値K1に固定した場合、バッテリ電流Iの絶対値が大きい高負荷状態が継続しても、電流2乗今回値I (n)が電池発熱指数FIに反映されるまでにある程度の時間を要する。そのため、上述の時間帯γにおいて、電池発熱指数FIがしきい値を超えず、ファン風量Vの増量が行なわれない(二点鎖線参照)。
また、仮にフィルタ処理定数Kを所定値K2(K2<K1)に固定した場合、バッテリ電流Iの絶対値が大きい高負荷状態が継続すると、電流2乗今回値I (n)が電池発熱指数FIに素早く反映される。そのため、上述の時間帯γにおいて電池発熱指数FIがしきい値を超えてファン風量Vが増量されるが、ファン風量Vを増量する必要がない時刻t4(時間帯γ以外の時間帯)においても電池発熱指数FIがしきい値を超えてファン風量Vが増量されてしまう(一点鎖線参照)。
これに対し、本実施の形態においては、SOCが所定値S1未満である場合(時刻t1以前、時刻t3以降)には副反応に起因する発熱量が少ないことに鑑みフィルタ処理定数Kが所定値K1に設定され、SOCが所定値S1を超える場合(時刻t1〜t3)には副反応に起因する発熱量が多いことに鑑みフィルタ処理定数Kが所定値K2に設定される。そのため、上述の時間帯γにおいては、フィルタ処理定数Kが所定値K2に設定されており電流2乗今回値I (n)が電池発熱指数FIに素早く反映されるため、電池発熱指数FIがしきい値を超えてファン風量Vの増量が行なわれる。一方、ファン風量Vを増量する必要がない時刻t4においては、フィルタ処理定数Kが所定値K1に設定されており電流2乗今回値I (n)が電池発熱指数FIに反映され難いため、電池発熱指数FIがしきい値を超えず、ファン風量Vの増量を抑制することができる。
以上のように、本実施の形態によるECU100は、バッテリ10(ニッケル水素二次電池)のSOCが所定値S1を超えている場合においては、フィルタ処理定数Kを小さくすることによって、電流2乗今回値I (n)が電池発熱指数の今回値FI (n)に反映される度合いを大きくする。そのため、SOCが高く副反応に起因する発熱量が多い状況において、電流2乗今回値I (n)の増加に応じて電池発熱指数FIを素早く増加させて、電池発熱指数FIがしきい値を超え易くする(すなわちファン風量Vを所定値V1から所定値V2に増加させ易くする)ことができる。その結果、バッテリ10のSOCが高く副反応に起因する発熱量が多い状況において、バッテリ10が高温状態になることを抑制することができる。
<変形例>
上述の実施の形態においては、電池発熱指数FIにおいて下限値を特に設けていなかったが、電池発熱指数FIに下限値を設けるようにしてもよい。
図5は、本変形例によるECU100がバッテリ冷却制御を実行する場合の処理手順を示すフローチャートである。図5に示すフローチャートは、上述の図2に示すフローチャートに対して、S41の処理(下限ガード処理)を追加したものである。図5に示すステップのうち、前述の図2に示したステップと同じ番号を付しているステップについては、既に説明したため詳細な説明はここでは繰り返さない。
S40にて電池発熱指数の今回値FI (n)を算出した後、ECU100は、S41にて、電池発熱指数FIの下限ガード処理を行なう。具体的には、ECU100は、電池発熱指数の今回値FI (n)が予め定められた下限ガード値よりも大きいか否かを判定する。そして、電池発熱指数の今回値FI (n)が下限ガード値よりも小さい場合、ECU100は、電池発熱指数の今回値FI (n)を、S40にて算出された値ではなく、下限ガード値に変更する。
なお、下限ガード処理後の電池発熱指数の今回値FI (n)は、ECU100のメモリに記憶され、次回の演算サイクルにおいて「前回の演算サイクルにおける電池発熱指数FI (n-1)」として用いられる。
図6は、電池発熱指数FIの変化態様の一例を示す図である。図6においては、本変形例による電池発熱指数FIの変化態様(下限ガード処理が行なわれる場合の変化態様)が実線で示され、上述の実施の形態による電池発熱指数FIの変化態様(下限ガード処理が行なわれない場合の変化態様)が一点鎖線で示される。
下限ガード処理が行なわれない場合(一点鎖線参照)、電池発熱指数FIの初期値が下限ガード値よりも低いことに起因して、電池発熱指数FIがしきい値を超えるレベルに増加するのにある程度の時間を要する。そのため、たとえば車両1が市街地や高速道路を走行する場合などバッテリ10の負荷が高い状態が継続していたとしても、電池発熱指数FIがしきい値を超えるまでに時間を要し、ファン風量Vの増加が遅れてしまうことが懸念される。
これに対し、本変形例による下限ガード処理が行なわれる場合(実線参照)、電池発熱指数FIの初期値が下限ガード値に引き上げられる。そのため、バッテリ10の負荷が高い状態が継続した場合に、電池発熱指数FIが素早くしきい値を超えるレベルに増加させて、ファン風量Vを増加するタイミングを早めることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 車両、10 バッテリ、11 監視ユニット、12 冷却ファン、12A モータ、20 SMR、30 PCU、41,42 MG、50 エンジン、60 動力分割機構、70 駆動軸、80 車輪、100 ECU。

Claims (1)

  1. ニッケル水素二次電池の冷却装置であって、
    前記ニッケル水素二次電池に冷却風を供給するための冷却ファンと、
    前記ニッケル水素二次電池を流れる電流を取得し、現在取得された電流2乗値と過去に取得された電流2乗値とを用いて前記ニッケル水素二次電池の発熱量を評価するための発熱指数を算出し、前記発熱指数がしきい値を超えている場合は超えていない場合よりも前記冷却ファンの風量を大きくする制御装置とを備え、
    前記制御装置は、前記現在取得された電流2乗値が前記発熱指数に反映される度合いをフィルタ処理定数を用いて調整し、
    前記制御装置は、前記ニッケル水素二次電池の蓄電量が所定値を超えた場合、前記蓄電量が所定値を超えていない場合よりも、前記現在取得された電流2乗値が前記発熱指数に反映される度合いが大きくなるように前記フィルタ処理定数を変更する、ニッケル水素二次電池の冷却装置。
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