JP6455254B2 - 文章表示装置、プログラム及び制御方法 - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態に係る文章表示システム100の構成を示す。文章表示システム100は、電子書籍を閲覧可能に提供するシステムであり、電子書籍を管理するためのサーバ装置1と、ユーザによって利用される利用者端末3とを有している。サーバ装置1と利用者端末3とは、インターネットなどの通信網2を介してデータ通信を行う。
図2は、サーバ装置1のブロック図である。サーバ装置1は、記憶部13と、データ通信を行う通信部14と、制御部15とを備える。これらの各要素は、バスライン10を介して相互に接続されている。
図3は、利用者端末3のブロック図である。利用者端末3は、ディスプレイ41などの表示部31と、タッチパネルなどの入力部32と、記憶部33と、データ通信を行う通信部34と、制御部35と、を備える。これらの各要素は、バスライン30を介して相互に接続されている。
次に、利用者端末3がリーダアプリに基づき実行する文章表示処理の詳細について説明する。概略的には、利用者端末3は、文章データDtagの文字列を分割した各セグメントの表示態様を、所定のパターン(「変化パターン」とも呼ぶ。)により周期的に変化させる。このとき、利用者端末3は、分割したセグメントに対してグループ分けを行い、グループごとに変化パターンの位相(即ち周期中の位置)を異ならせる。例えば、利用者端末3は、周期的にセグメントの文字を拡大する場合、拡大するタイミングをグループごとにずらす。これにより、利用者端末3は、セグメントごとに読者の中心視野の停留位置を移動させることを促進し、読む効率を向上させる。なお、変化パターンは、本発明における「表示態様を周期的に変化させるパターン」の一例である。
図5は、文章表示処理の概要を示すフローチャートである。利用者端末3は、図5に示すフローチャートの処理を、リーダアプリが起動した状態で、表示させる電子書籍を指定するユーザ入力を検知した場合に実行する。
以下では、グループ分けの具体例について説明した後、変化周期(1秒とする)内においてグループごとに異なるタイミングで文字を拡大する変化パターンの例について説明する。
次に、図6(B)及び図7に示す変化パターン(「第1変化パターン」とも呼ぶ。)と異なる変化パターンの例(第2〜第5変化パターン)について、図8〜図11を参照して説明する。以後では、第1変化パターンの説明と同様、セグメントを4つのグループ(第1〜第4グループ)に分ける場合を代表例として説明する。
本実施形態に係る文章表示システムによれば、利用者端末3は、文字サイズの違いや振動の有無等に基づき、セグメントごとに読者の中心視野の停留位置を移動させることを好適に促進することができる。また、第1〜第4変化パターンでは、利用者端末3は、1つのセグメントの認識に要する時間幅である250ミリ秒ごとに、強調するセグメントを1つ分ずらすことで、読者の視点位置を好適に誘導し、最適なスピードにより読書を実行させることができる。また、本実施例では、利用者端末3は、各セグメントをグループ化することで、強調されたセグメントを途中で読者が目で追えなくなった場合であっても、変化周期経過後に再び同一セグメントを強調して視点位置を誘導することができる。
次に、実施形態の変形例について説明する。以下の変形例は、任意に組み合わせて上述の実施形態に適用してもよい。
実施例では、利用者端末3は、セグメントをグループ化する際のグループ数を予め定めた4つに設定した。しかし、本発明が適用可能な方法は、これに限定されず、グループ数は、2以上の任意の数であってもよい。この場合であっても、利用者端末3は、隣り合うセグメントが異なるグループに属するようにグループ分けを行えばよい。
実施例では、利用者端末3は、文章の先頭のセグメントからグループを順に割り当てた。しかし、本発明が適用可能なグループの割り当て方法は、これに限定されない。
図5のステップS102では、利用者端末3は、文章データDtagの文章の各形態素を上限文字数内で連結した文字列を、セグメントとして特定した。しかし、セグメントの設定方法は、これに限定されず、利用者端末3は、句点ごと、読点ごと、意味的なまとまりごと、文節ごと、単語ごと、又は指定文字数ごとに文章を分割した文字列を、セグメントとして特定してもよい。この場合であっても、好適には、利用者端末3は、中心視野を移動させずに読むことが可能な文字数を超えないように、各セグメントの最大文字数を制限するとよい。
図5のフローチャートの処理を、利用者端末3に代えてサーバ装置1が実行してもよい。
利用者端末3は、電子書籍の文章データを内蔵している場合、あるいは、接触、非接触の形式で記録媒体から取得することができる場合には、ネットワーク通信機能を有しなくともよい。この場合、文章表示システム100は、利用者端末3のみから構成される。
利用者端末3は、表示態様を周期的に変化させないセグメントのグループ(「静止グループ」とも呼ぶ。)を設けてもよい。例えば、図5のステップS104で各セグメントのグループ分けを実行する場合、分割したセグメントから所定の文字数(例えば2文字)以下のセグメントを抽出し、静止グループに分類する。そして、利用者端末3は、静止グループに属さないセグメントを、実施例で説明した方法により、グループ分けを行い、グループごとに変化パターンに位相差を設ける。
2…通信網
3…利用者端末
Claims (10)
- 表示対象となる文章データを構成する文字列を所定の単位により分割したセグメントを特定するセグメント特定手段と、
前記セグメント特定手段が特定したセグメントを、隣り合うセグメントが異なるグループに属するように、複数のグループに分けるグループ分け手段と、
前記セグメント特定手段が特定したセグメントの表示態様を周期的に変化させて表示手段に表示させる表示制御手段と、を備え、
前記表示制御手段は、前記セグメントが属するグループごとに、前記セグメントの表示態様を異なる位相で周期的に変化させることを特徴とする文章表示装置。 - 前記表示制御手段は、前記セグメントを周期的に強調して表示し、かつ、前記セグメントが属するグループごとに、異なる位相で前記セグメントを強調することを特徴とする請求項1に記載の文章表示装置。
- 前記表示制御手段は、強調して表示するセグメントを、読み進める方向に従い切り替えることを特徴とする請求項2に記載の文章表示装置。
- 前記表示制御手段は、前記セグメントを振動させることで、当該セグメントを強調して表示することを特徴とする請求項2または3に記載の文章表示装置。
- 前記表示制御手段は、前記セグメントの文字サイズ、背景色若しくは文字の色の少なくとも1つを変更する、又は前記セグメントに下線を付すことで、前記セグメントを強調して表示することを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の文章表示装置。
- 前記表示制御手段は、前記セグメントを所定の振動周期により常時振動させ、かつ、前記セグメントが属するグループごとに、前記振動周期の位相をずらすことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の文章表示装置。
- 前記グループ分け手段は、隣り合う行の先頭のセグメントを異なるグループにすることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の文章表示装置。
- 前記グループ分け手段は、所定の文字数以下のセグメントから構成されるグループを設け、
前記表示制御手段は、当該グループに属するセグメントの表示態様を、周期的に変化させないことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の文章表示装置。 - 請求項1〜8のいずれか一項に記載の文章表示装置としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
- 文章表示装置が実行する制御方法であって、
表示対象となる文章データを構成する文字列を所定の単位により分割したセグメントを特定するセグメント特定工程と、
前記セグメント特定工程で特定されたセグメントを、隣り合うセグメントが異なるグループに属するように、複数のグループに分けるグループ分け工程と、
前記セグメント特定工程で特定されたセグメントの表示態様を周期的に変化させて表示手段に表示させる表示制御工程と、を有し、
前記表示制御工程は、前記セグメントが属するグループごとに、前記セグメントの表示態様を異なる位相で周期的に変化させることを特徴とする制御方法。
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