JP6454122B2 - ブロックの剛性の予測方法 - Google Patents

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本発明は、タイヤのトレッド部に設けられたブロックの剛性の予測方法に関し、詳しくは、サイプを有するブロックの単体の剛性を予測する方法に関する。
下記特許文献1には、タイヤのトレッド部に設けられたブロックの剛性を予測する方法が提案されている。この方法は、ブロックに設けられたサイプの長さ及び深さを考慮して、その剛性を予測している。このような方法は、タイヤを試作する労力を低減し、タイヤの設計が効率化する。
特開平1−195103号公報
しかしながら、特許文献1のブロックの剛性の予測方法は、ブロックの具体的な形状やサイプの位置等を考慮しておらず、予測の精度が低いという問題があった。
本発明は、ブロックを複数のブロック片に仮想的に分割し、各ブロック片の剛性を計算することを基本として、高い精度でブロックの剛性を予測しうる方法を提供することを主たる目的としている。
本発明は、タイヤのトレッド部に設けられ、かつ、踏面から切り込まれたサイプを有するブロックの単体の剛性を予測するための方法であって、前記ブロックを、いずれにもサイプが残らないように複数のブロック片に仮想的に分割するステップと、前記各ブロック片の剛性を計算するステップと、前記各ブロック片の剛性に基づいて前記ブロックの単体の剛性を計算するステップとを含むことを特徴としている。
本発明のブロックの剛性の予測方法において、前記ブロックは、略直方体状であり、前記サイプは、平面状であり、前記各ブロック片は、略直方体状であるのが望ましい。
本発明のブロックの剛性の予測方法において、前記サイプは、底を有し、前記分割するステップは、前記サイプの底を通りかつ前記踏面に沿った第1平面で前記ブロックを分割するのが望ましい。
本発明のブロックの剛性の予測方法において、前記第1平面は、前記ブロックをタイヤ半径方向内外に分割し、前記分割するステップは、前記第1平面のタイヤ半径方向内側のブロック下部全体を一つの前記ブロック片とするのが望ましい。
本発明のブロックの剛性の予測方法において、前記サイプは、その長手方向の両側の外端がブロック内で終端し、前記分割するステップは、前記サイプの前記外端を通りかつ予測しようとする剛性の方向に沿ってのびる一対の第2平面で前記ブロックを分割するのが望ましい。
本発明のブロックの剛性の予測方法において、前記分割するステップは、予測しようとする剛性の方向に沿ってのびる平面のみで前記ブロックを分割するのが望ましい。
本発明のブロックの剛性の予測方法において、前記ブロックの踏面は、長方形であり、前記ブロック片の剛性を計算するステップは、前記踏面の縦横比に基づいて補正するステップを含むのが望ましい。
本発明のブロックの剛性の予測方法において、前記サイプが、予測しようとする剛性の方向に対して斜めに傾いた傾斜サイプである場合、前記ブロックとして、前記傾斜サイプが、前記方向と直交する方向に投影した仮想投影サイプに修正された修正ブロックが用いられるのが望ましい。
本発明は、ブロックを、いずれにもサイプが残らないように複数のブロック片に仮想的に分割するステップと、各ブロック片の剛性を計算するステップと、各ブロック片の剛性に基づいてブロックの単体の剛性を計算するステップとを含んでいる。
各ブロック片は、いずれもサイプが残らないため、材料力学の応用によってその剛性を簡単に計算することができる。しかも、本発明は、必要に応じて、各ブロック片の形状及び分割数を自由に設定することができ、ブロックの形状及びサイプの影響を反映させた高い精度の計算結果を得ることができる。
本実施形態のブロックの剛性の予測方法で評価されるタイヤのトレッド部の展開図である。 図1のブロックの斜視図である。 (a)及び(b)は、仮想的に分割された図2のブロックの斜視図である。 ブロックの高さ方向にのびかつ互いに直交する平面C1、C2で仮想的に分割されたブロックの斜視図である。 ブロックの踏面に沿ってのびる平面で分割されたブロックの斜視図である。 他の分割方法で分割されたブロックの斜視図である。 他の分割方法で分割されたブロックの斜視図である。 傾斜サイプが設けられたブロックの斜視図である。 傾斜サイプが設けられたブロックの斜視図である。 ブロックの剛性の測定方法の説明図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1には、本実施形態のブロックの剛性の予測方法(以下、単に「予測方法」ということがある。)で評価される空気入りタイヤ1(以下、単に「タイヤ」ということがある。)のトレッド部2が示されている。
トレッド部2には、タイヤ周方向にのびる縦溝3及びタイヤ軸方向にのびる横溝4で区分されたブロック5が設けられている。
図2には、ブロック5だけを取り出した拡大斜視図が示されている。図2に示されるように、本実施形態のブロック5は、例えば、略直方体状である。ブロック5の踏面6は、例えば、長辺7及び短辺8を有する長方形である。長辺7は、例えば、タイヤ周方向に沿ってのびている。短辺8は、例えば、タイヤ軸方向に沿ってのびている。本実施形態において、予測しようとする剛性の方向Aは、タイヤ周方向(長辺7)に沿ったものとして定められているものとする。但し、これに限定されるものではない。
ブロック5には、踏面6から切り込まれたサイプ20が設けられている。サイプ20は、例えば、前記方向Aに直交する向きの平面で形成されている。本実施形態のサイプ20は、例えば、長手方向の両側の外端22がブロック5の踏面6内で終端するクローズドサイプである。本明細書において、「サイプ」とは、実質的な幅を有しない(例えば、1.0mm以下)切り込みを意味し、排水用の溝とは区別される。
本実施形態の予測方法は、ブロック5を、複数のブロック片に仮想的に分割するステップS1と、各ブロック片の剛性を計算するステップS2と、各ブロック片の剛性に基づいてブロックの単体の剛性を計算するステップS3とを含んでいる。以下、各ステップが詳細に説明される。
[ステップS1]
図3(a)及び(b)には、仮想的に分割されたブロック5の斜視図が示されている。図3(a)及び(b)に示されるように、本実施形態のステップS1は、第1平面31及び一対の第2平面32でブロック5を分割している。
第1平面31は、例えば、サイプ20の底21を通りかつブロック5の踏面に沿ってのびている。従って、第1平面31は、ブロック5をタイヤ半径方向内外に分割する。
第2平面32は、第1平面31のタイヤ半径方向外側に設けられ、サイプ20の外端22を通りかつ前記方向Aに沿ってのびている。第2平面32は、ブロック5の踏面に対して垂直に設けられている。
ブロック5は、上述した第1平面31及び第2平面32により、略直方体状の第1ブロック片11乃至第5ブロック片15に分割されている。
第1ブロック片11は、例えば、第1平面31のタイヤ半径方向内側のブロック下部全体で形成されている。このような分割方法は、ブロックの分割する数を減らして計算を簡単にすることができる。
第2ブロック片12及び第3ブロック片13は、それぞれ、第1平面31、第2平面32、及び、サイプ20の壁面23で分割されて形成されている。
第4ブロック片14及び第5ブロック片15は、それぞれ、第2ブロック片12及び第3ブロック片13の両外側に設けられ、第1平面31及び第2平面32で分割されている。
上述の分割方法により、サイプ20の各壁面23は、ブロック片10の外面(本実施形態では、第2ブロック片12の外面12s及び第3ブロック片13の外面13s)に置換される。これにより、ブロック5は、いずれにもサイプ20が残らないように複数のブロック片10に仮想的に分割される。なお、ステップS1の具体的な分割方法は、このような態様に限定されるものではなく、種々の方法が採用される。これについては後述する。
[ステップS2]
ステップS2では、各ブロック片10の剛性が計算される。本実施形態において、各ブロック片10は、略直方体であるため、各ブロック片10の剛性Kは、そのせん断剛性Ks及び曲げ剛性Kmから、下記式(1)で計算することができる。
Figure 0006454122
…(1)
K:ブロック片の剛性(kg/mm)
Ks:ブロック片のせん断剛性(kg/mm)
Km:ブロック片の曲げ剛性(kg/mm)
各ブロック片10のせん断剛性Ksは、下記式(2)で求めることができる。
Figure 0006454122
…(2)
E:ブロック片を構成するゴムのヤング率(kg/mm2
W:予測しようとする剛性の方向に直交する方向に沿ったブロック片の長さ(mm)
L:予測しようとする剛性の方向に沿ったブロック片の長さ(mm)
h:ブロックの高さ(mm)
ブロック片の曲げ剛性Kmは、下記式(3)で計算することができる。
Figure 0006454122
…(3)
I:ブロック片の断面2次モーメント(mm4
本実施形態のブロック片10は、略直方体状であるため、ブロック片10の断面2次モーメントIは、下記式(4)で計算することができる。
Figure 0006454122
…(4)
式(1)に式(2)乃至(4)を代入すると、ブロック片10の剛性Kは、下記の式(5)で計算することができ、ブロック片10の寸法及びブロックを構成するゴムのヤング率Eから、ブロック片の剛性Kを予測することができる。
Figure 0006454122
…(5)
各ブロック片10は、ステップS1において、いずれにもサイプ20が残らないように分割されている。このため、ステップ2では、材料力学の応用によって各ブロック片10の剛性を簡単に計算することができる。
しかも、本実施形態の各ブロック片10は、略直方体状であるため、より簡単かつ高い精度でその剛性を計算することができる。各ブロック片10は、略直方体状に限定されず、幾何学的形状を有していれば、材料力学の応用によってその剛性を計算することができる。
本実施形態のブロック5は、サイプ20を除き、前記方向Aに沿ってのびる第1平面31及び第2平面32のみで分割されている。このような分割方法は、サイプ20の影響を、高い精度で計算結果に反映させることができる。
[ステップS3]
ステップS3では、ステップS2で予測された各ブロック片10の剛性Kに基づいて、ブロック5の単体の全体の剛性Ktが計算される。以下、その計算方法の一例が説明される。
図4には、ブロックBが、ブロックの高さ方向にのびかつ互いに直交する平面C1、C2で仮想的に分割された場合の斜視図が示されている。図4に示されるように、前記平面C1、C2で分割されたブロック片a乃至dは、踏面を平面視した状態で互いに隣り合っている。この場合、ブロックBの剛性Ktは、各ブロック片a乃至dの剛性Ka乃至Kdを単純に足し合わせて計算できる。即ち、ブロックBの剛性Ktは、下記式(6)で計算できる。
Figure 0006454122
…(6)
一方、図5には、ブロックBが、その踏面に沿ってのびる平面C3で分割された場合の斜視図が示されている。図5に示されるように、各ブロック片e及びfがブロック高さ方向で隣り合っている場合、ブロックBの剛性Ktの逆数は、各ブロック片e及びfの剛性Ke及びKfの各逆数の和として計算できる。即ち、1/Ktは、下記式(7)で計算できる。
Figure 0006454122
…(7)
即ち、
Figure 0006454122
図3(a)及び(b)に示されるように、本実施形態では、ブロック5は、ブロック下部全体を形成する第1ブロック片11と、第1ブロック片11のタイヤ半径方向外側に設けられた第2ブロック片12乃至第5ブロック片15とに分割されている。このため、図3の実施形態のブロックの剛性Ktは、上記式(2)及び(3)を応用して、下記式(8)で計算できる。
Figure 0006454122

これを整理して、
Figure 0006454122
…(8)
このような計算方法は、各ブロック片の位置関係の影響を、計算結果に反映させることができる。従って、本発明のブロックの剛性の予測方法は、必要に応じて、各ブロック片の形状及び分割数を比較的自由に設定することができる。
図6には、本発明のステップS1の他の実施形態が記載されている。図6に示されるように、ブロック5は、サイプ20の外端22を通り、前記方向Aに沿ってブロック5全体を分割する一対の第2平面32、32と、その間で、サイプ20の底を通りかつブロック5の踏面に沿ってのびる第1平面31とで区分されている。このような分割方法は、第2平面32の外側の部分を、一つのブロック片10としている。従って、このような分割方法は、図3の分割方法よりも、各第2平面32の外側に位置する第4ブロック片14及び第5ブロック片15の影響を、大きく計算結果に反映させる。このため、このような分割方法は、例えば、サイプの長さが比較的小さい場合に用いられるのが望ましい。
図7には、さらに他の実施形態のブロックの分割方法が記載されている。図7に示されるように、ブロック5は、第1平面31、一対の第2平面32、32、及び、第3平面33で分割されている。
この実施形態では、第1平面31は、サイプ20の底を通ってブロック5の踏面に沿ってのび、ブロック5をタイヤ半径方向内外に分割している。第2平面32は、サイプ20の外端22を通り、前記方向Aに沿ってブロック5全体を分割している。第3平面33は、サイプ20の長手方向に沿って、ブロック5を前記方向Aの一方側及び他方側に分割している。これにより、ブロック5は、12個のブロック片10に分割されている。
このような分割方法は、図3の分割方法よりも、サイプの影響を計算結果に大きく反映させる。このため、このような分割方法は、サイプの長さ、幅及び深さが比較的大きい場合に用いられるのが望ましい。
本発明のさらに他の実施形態として、各ブロック片の剛性を補正することができる。図3(a)に示されるように、ブロック5の踏面が長方形の場合、ブロック5の踏面の縦横比によって、ブロック片10の剛性Kに対する、ブロック片10の曲げ剛性Km及びせん断剛性Ksの影響の比率が変化する。このため、ブロック片10の剛性Kを計算するステップS2は、ブロック5の踏面の縦横比に基づいて補正するステップを含むのが望ましい。従って、例えば、ブロック片10の剛性Kは、下記式(9)のように、ブロック片10のせん断剛性Ks及び曲げ剛性Kmに、それぞれ、踏面の縦横比で定まる補正係数a及びbを乗じて計算されるのが望ましい。
Figure 0006454122
…(9)
補正係数a及びbは、例えば、踏面の縦横比を変化させた複数のブロック片について、その剛性の計算値と実測値とを求め、計算値と実測値との相関をとることにより、求めることができる。
図8及び9には、本発明の他の実施形態として、傾斜サイプ25が設けられたブロック5の斜視図が示されている。傾斜サイプ25は、予測しようとする剛性の方向Aに対して斜めに傾いたサイプである。図8に示されるように、ブロック5に傾斜サイプ25が設けられている場合、ブロック5として、傾斜サイプ25が仮想投影サイプ26に修正された修正ブロック5mが用いられるのが望ましい。仮想投影サイプ26は、傾斜サイプ25を方向Aと直交する方向に投影した仮想的なサイプである。これにより、ブロック片の形状を直方体にすることができ、上述した計算方法で簡単かつ高精度にブロック5の剛性を計算することができる。
仮想投影サイプ29は、予測しようとする剛性の方向に応じて、投影される方向が決定される。即ち、図9に示されるように、予測しようとする剛性の方向Bがタイヤ軸方向に沿っている場合、仮想投影サイプ26は、傾斜サイプ25を方向Bと直交する方向に投影され、タイヤ周方向に沿ってのびている。
仮想投影サイプ26は、傾斜サイプ25の長手方向の中心25cを通るのが望ましい。このような仮想投影サイプ26は、傾斜サイプ25の影響を、さらに高精度で計算結果に反映させることができる。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施されうる。
トレッド部のブロックが、表1の仕様に基づき試作された。これらのブロックの剛性が、本発明に係る下記予測方法(1)乃至(3)により予測された。しかも、試作されたブロックの剛性が測定された。予測方法(1)乃至(3)及びブロックの剛性の測定方法は、以下の通りである。
予測方法(1):図3の方法でブロックを分割して行う。
予測方法(2):図6の方法でブロックを分割して行う。
予測方法(3):図7の方法でブロックを分割して行う。
<ブロックの剛性>
図9に示されるように、ブロックBの踏面bの全面に接着される当て板(図示しない)を用いて、縦荷重0の状態において測定方向Aの荷重fを与えたときの、ブロックBの踏面bの測定方向Dの位置ずれ量tが測定された。ブロックの剛性は、タイヤ周方向の荷重fと位置ずれ量tとの比f/t(kg/mm)で特定された。
テスト結果が表1に示される
Figure 0006454122
テストの結果、表1で示されるように、本発明の前記予測方法(1)乃至(3)において、ブロックの剛性の実測値と予測値との差の絶対値tの平均値taは、下記の通りであり、本発明の予測方法は、高い精度でブロックの剛性を予測できることが確認できた。
予測方法(1):ta=0.41
予測方法(2):ta=0.56
予測方法(3):ta=0.93
2 トレッド部
5 ブロック
10 ブロック片
20 サイプ

Claims (8)

  1. タイヤのトレッド部に設けられ、かつ、踏面から切り込まれたサイプを有するブロックの単体の剛性を予測するための方法であって、
    前記ブロックを、いずれにもサイプが残らないように複数のブロック片に仮想的に分割するステップと、
    前記各ブロック片の剛性を計算するステップと、
    前記各ブロック片の剛性に基づいて前記ブロックの単体の剛性を計算するステップとを含み、
    前記サイプが、予測しようとする剛性の方向に対して斜めに傾いた傾斜サイプである場合、
    前記ブロックとして、前記傾斜サイプが、前記方向と直交する方向に投影した仮想投影サイプに修正された修正ブロックが用いられることを特徴とするブロックの剛性の予測方法。
  2. 前記ブロックは、略直方体状であり、
    前記サイプは、平面状であり、
    前記各ブロック片は、略直方体状である請求項1記載のブロックの剛性の予測方法。
  3. 前記サイプは、底を有し、
    前記分割するステップは、前記サイプの底を通りかつ前記踏面に沿った第1平面で前記ブロックを分割する請求項1又は2記載のブロックの剛性の予測方法。
  4. 前記第1平面は、前記ブロックをタイヤ半径方向内外に分割し、
    前記分割するステップは、前記第1平面のタイヤ半径方向内側のブロック下部全体を一つの前記ブロック片とする請求項3記載のブロックの剛性の予測方法。
  5. 前記サイプは、その長手方向の両側の外端がブロック内で終端し、
    前記分割するステップは、前記サイプの前記外端を通りかつ予測しようとする剛性の方向に沿ってのびる一対の第2平面で前記ブロックを分割する請求項1乃至4のいずれかに記載のブロックの剛性の予測方法。
  6. 前記分割するステップは、予測しようとする剛性の方向に沿ってのびる平面のみで前記ブロックを分割する請求項1乃至5のいずれかに記載のブロックの剛性の予測方法。
  7. 前記ブロックの踏面は、長方形であり、
    前記ブロック片の剛性を計算するステップは、前記踏面の縦横比に基づいて補正するステップを含む請求項1乃至6のいずれかに記載のブロックの剛性の予測方法。
  8. 前記サイプは、その長手方向の両側の外端がブロック内で終端し、
    前記分割するステップは、前記サイプの前記外端を通りかつ予測しようとする剛性の方向に沿ってのびる一対の第2平面で前記ブロック全体を分割し、
    前記第1平面は、一対の前記第2平面の間で前記ブロックを分割する請求項に記載のブロックの剛性の予測方法。
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