JP6453073B2 - データ入力支援装置及びデータ入力支援方法 - Google Patents

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Description

本発明は、データ項目の入力値から出力値を解析し、運用事業者のデータ入力支援を行うデータ入力支援装置、及び方法に関する。
近年、パソコン、スマートフォンなどの電子機器にデータを入力し、所望の計算結果を得るシステムが増加している。これらのシステムには入力されたデータに基づいて計算結果を出力する解析手段が搭載されており、ユーザーはモデルの動作に必要なデータを入力する必要がある。
本技術に関連する従来技術として、例えば特許文献1にはプラント構成機器の性能劣化状態を評価し、発電プラントの効率的な運用支援を可能とした運用支援システムに関する技術が公開されている。本技術では解析手段としてプラント構成機器の性能値を計算するモデル、プラントのヒートバランスを計算するモデルが搭載されており、これらのモデルを動作させるにはプラントの設計データが必要である。
また、特許文献2には、企業従業員の退職金を計算するシステムに関する技術が公開されている。本技術では、退職金を計算するために現在給与や昇給指数などのデータが必要である。
特開2004−211587号公報 特開2002−109201号公報
上記に述べた解析手段を動作させて、高精度な解析結果を得るためには、データの値を正確に入力する必要がある。しかし、正確な情報を入手するには、時間・費用が必要であり、不確かな情報しか取得できない場合もある。
例えば、発電プラントの設計データについては、プラント運用事業者とプラント設計事業者が異なる場合、プラント運用事業者が保有できる設計データはプラント設計事業者が保有する設計データと比較して限定されたものとなる。プラント運用事業者が特許文献1の技術を用いる場合は、各入力データが解析手段の出力結果に与える影響を把握し、入手する優先順位の高いデータ項目を特定することが重要となる。また、プラント設備の部品交換の保守により設計データは変化するが、これを正確に把握することが困難である場合も少なくない。この場合、入力データの不確かさが解析手段の出力結果に与える影響を把握することが重要となる。
また、退職金計算のための昇給指数などは企業業績や経済環境によって変化する可能性があるため、この値を正確に把握することは困難である。このような場合も、入力データの不確かさが解析手段の出力結果に与える影響を把握することが重要となる。
本発明の目的は、入力データの不確かさが解析手段の出力結果に与える影響を明らかとし、入力する優先順位の高いデータ項目を特定するための情報を提供することにある。
上記課題を解決する為に本発明は、データ項目の入力値から出力値を解析するデータ入力支援装置において、前記データ項目の入力値の変化範囲に基づいて出力値に与える影響を評価する感度解析を行う解析手段と、前記感度解析の結果に基づいて入力するデータ項目の優先順位を評価する優先順位評価手段と、を備えることを特徴とする。
入力データの変化が解析手段の出力値に与える影響を把握でき、入手する優先順位の高いデータ項目を特定できる。
本発明の第1の実施例であるデータ入力支援装置を説明するブロック図である。 データ入力支援装置の初期動作、解析実行ボタンをクリックした時の動作、優先順位並べ替えボタンをクリックした時のデータ入力支援装置の動作フローチャート図である。 データ入力支援装置データベースに保存されるデータの態様を説明する図と、解析条件作成手段の動作を説明するフローチャート図である。 本発明の第2の実施例であるデータ入力支援装置を説明するブロック図と、発電プラントの構成を説明するブロック図である。 解析手段の動作を説明するフローチャート図と、累積損失コストの経時変化を示す図である。 排熱回収ボイラの構成と、データ入力支援装置データベースに保存されているデータの態様を説明する図である。 解析条件作成手段の動作フローチャートを説明する図と、センサコストと評価誤差の関係を示す図である。 本発明の第3の実施例であるデータ入力支援装置における優先順位並べ替え手段の動作を説明するフローチャート図と、データ入力支援装置データベースに保存されるデータの態様を説明する図である。
以下、本発明の実施に好適な実施例について説明する。尚、下記はあくまでも実施の例に過ぎず、下記具体的内容に発明自体が限定されることを意図する趣旨ではない。
図1は本発明の第1の実施例であるデータ入力支援装置を説明するブロック図である。データ入力支援装置400は、画面表示装置100と外部入力装置900と接続しており、画面表示装置100に表示されている情報と、外部入力装置100を用いてデータを入力することを支援する。
データ入力支援装置400にはデータ入出力インターフェイス410が備えられており、データ入出力インターフェイスを介して外部入力装置900で生成した外部入力信号1を受信し、画面表示装置200と画面表示信号2を送受信する。外部入力装置900では、キーボード910とマウス920を用いて外部入力信号1を生成する。
画面表示装置200には、出力値表示画面110、データ項目表示画面200、動作コマンド表示画面300が表示される。データ項目表示画面200は、データNOを示すデータ列210、項目を示すデータ列220、入力値を示すデータ列230、出力変動幅を示すデータ列260で構成され、入力値を示すデータ列230は固定値を入力するデータ列240と変化範囲を入力するデータ列250で構成される。ユーザーは、データ列220に表示されているデータ項目の値について、固定値を設定できる場合にはデータ列240にその値を入力し、正確な値が不明であるがその変化範囲を設定できる場合にはデータ列250にその変化範囲を入力する。
このように、ユーザーはデータ項目表示画面200に出力値を計算するのに必要な情報を入力し、動作コマンド表示画面300に表示されている解析実行ボタン310をクリックする。計算結果は出力値表示画面110に表示される。また、動作コマンド表示画面300に表示されている優先順位並べ替えボタン320をクリックすることで、データ入力項目表示画面200に表示される情報の順番が、優先順位の高い順番に並べ替えられる。
尚、データ入力支援装置の初期動作、解析実行ボタン310をクリックした時の動作、優先順位並べ替えボタン320をクリックした時の動作は、図2を用いて後述する。
データ入力支援装置400には、演算装置として解析条件作成手段500、解析手段600、優先順位評価手段700を備える。また、データ入力支援装置400にはデータベースとしてデータ入力支援装置データベース800を備える。尚、図面ではデータベースをDBと略記している。
データ入力支援データベース800には電子化された情報を保存しており、通常電子ファイル(電子データ)と呼ばれる形態で情報を保存する。
データ入力支援データベース800には、画面表示装置100に対して外部入力装置900で入力した情報と、解析条件作成手段500と解析手段600と優先順位評価手段700を動作させるために必要な情報と、解析条件作成手段500と解析手段600と優先順位評価手段700を動作させた結果として得られる情報とで構成するデータ入力支援装置情報401が保存されている。
解析条件作成手段500では、入力値が変化範囲の間で変化することが出力値に与える影響を評価するために必要な解析条件、すなわち感度解析のための解析条件を作成する。解析手段600では、解析条件作成手段500で作成した解析条件に従って、出力値を計算する。優先順位評価手段700では、入力すべきデータ項目の優先順位を評価する。例えば、各データ項目の感度、すなわち出力変動幅の大きい順番にデータ項目を並べ替える。
入力データの不確かさがモデルの出力値に与える影響を把握でき、入手する優先順位の高いデータ項目を特定できる。 また、入手すべきデータ項目が明確になり、必要な設計情報が明確になり、情報収集に要する時間を短縮できる効果がある。
なお、本実施例のデータ入力支援装置400においては、解析条件作成手段500、解析手段600、優先順位評価手段700、データ入力支援装置データベース800がデータ入力支援装置400の内部に備えられているが、これらの一部の装置をデータ入力支援装置400の外部に配置し、データのみを装置間で通信するようにしてもよい。
また、データ入力支援装置400に設置されたデータ入力支援装置データベース800に保存されている情報は、図1に示したデータ内容に限らず、その全ての情報を画面表示装置100に表示でき、これらの情報は外部入力装置900を操作して生成する外部入力信号1で修正することができる。
本実施例では、外部入力装置900をキーボードとマウスで構成しているが、音声入力のためのマイク、タッチパネルなど、データを入力するための装置であれば良い。
また、本発明の実施形態として、データ入力支援方法、データ入力支援装置400を動作させて得られた情報を提供する情報提供サービスとしても実施可能であることは言うまでもない。
図2はデータ入力支援装置の初期動作、解析実行ボタン310をクリックした時の動作、優先順位並べ替えボタン320をクリックした時のデータ入力支援装置400の動作フローチャート図である。
図2(a)は、データ入力支援装置400の初期動作を説明するフローチャート図である。ステップ2000では、解析手段600を動作させるために必要なデータ項目を抽出する。ステップ2010では、ステップ2000で抽出したデータ項目を データ入力支援装置データベース800に保存する。ステップ2020では、データ入力支援装置データベース800に保存された情報を、データ入出力インターフェイス410にて画面表示信号2に変換して画面表示装置100に表示する。図2(a)の動作により、解析手段600を動作させるために必要なデータ項目をデータ項目表示画面200に表示でき、ユーザーにデータ入力を促すことができる。
図2(b)は、解析実行ボタン310をクリックした時のデータ入力支援装置400の動作フローチャート図である。ステップ2100では、データ項目表示画面200に入力されたデータを、データ入出力インターフェイス410を介してデータ入力支援装置800に取り込む。ステップ2110では、解析条件作成手段500を動作させて解析条件を作成し、作成した解析条件をデータ入力支援装置800に保存する。ステップ2120では、データ入力支援装置データベース800に保存されている解析条件に対して、解析手段600を動作させて出力値を計算する。ステップ2130では、ステップ2120での計算結果を、データ入力支援装置データベース800に保存する。ステップ2140では、データ入力支援装置データベース800に保存された情報をデータ入出力インターフェイス410にて画面表示信号2に変換して画面表示装置100のデータ列260、及び出力値表示画面110に表示する。図2(b)の動作により、データ入力値の不確かさが出力値に与える影響をデータ列260に表示し、本情報をユーザーに提供できる。
図2(c)は、優先順位並べ替えボタン320をクリックした時のデータ入力支援装置400の動作フローチャート図である。ステップ2200では、優先順位評価手段700はデータ入力支援装置データベース800に保存された情報を抽出する。ステップ2210では、優先順位評価手段700にて解析結果に基づいてデータ項目を並べ替える。例えば、出力変動幅の大きい順番にデータ項目を並べ替える。データ項目を並べ替えた結果は、データ入力支援装置データベース800に保存する。ステップ2220では、データ入力支援装置データベース800に保存された情報に従ってデータ項目を並べ替え、データ項目表示画面200に表示する。図2(c)の動作により、入力の優先順位の高いデータ項目が表示されるため、入力すべきデータ項目が明確になる。また、入力すべきデータ項目が明確になり、情報収集に要する時間を短縮できる効果も得られる。
図3はデータ入力支援装置データベース800に保存されるデータの態様を説明する図と、解析条件作成手段500がステップ2110で解析条件を作成する動作を説明するフローチャート図である。
図3(a)は、データ入力支援装置データベース800に保存されるデータの態様を説明する図である。表801に示すように、データ入力支援装置データベース800にはデータ項目表示画面200に表示するデータ、解析手段600を動作させるために必要なデータ、表802に示すように解析条件作成手段500で作成した解析条件のリストなど、データ入力支援装置400を動作させるのに必要な情報が保存されている。
図3(b)は、解析条件作成手段500がステップ2110で解析条件を作成する動作を説明するフローチャート図である。ステップ2300では、解析条件の基準値を計算する。ここで基準値とは、例えば固定値が入力されている場合はその値、変化範囲が入力されている場合はその中間値として、解析の基準となる出力値を計算するための解析条件である。ステップ2310では、確認するデータ項目を設定する。ステップ2320では、変化範囲の考慮要否を判定する。変化範囲が入力されている場合はステップ2330に進み、固定値が入力されている場合はステップ2340に進む。ステップ2330では、ステップ2310で選定したデータ項目について、変化範囲の最大値とした場合の解析条件と、変化範囲の最小値とした場合の解析条件を追加する。ステップ2340では、全データ項目を確認したかどうかを評価し、データ項目が残っている場合にはステップ2310に戻り、全データ項目の確認が完了した場合は終了に進む。
データ項目表示画面200のデータ列260には、各データ項目について変化範囲の最大値とした場合の解析条件と、変化範囲の最小値とした場合の解析条件で解析手段600を用いて計算した結果を表示する。また、各データ項目について変化範囲の最大値とした場合の解析結果と、変化範囲の最小値とした場合の解析結果の差分をデータ項目表示画面200に表示してもよい。
図4は、本発明の第2の実施例であるデータ入力支援装置を説明するブロック図と、発電プラントの構成を説明するブロック図である。本実施例では、発電プラントの効率を計算してコストに与える影響を評価するために必要なデータ項目について、データ入力支援装置400を用いている。
図4(a)は、本発明の第2の実施例であるデータ入力支援装置400を説明するブロック図である。本実施例のデータ入力支援装置400は、発電プラント1000の運転情報3、及び設計情報データベース1100に保存されている設計情報4の情報について、データ入出力インターフェイス410を介して送受信できる点で図1に示した構成と異なる。これらの情報は、データ入出力インターフェイス410を介してデータ入力支援装置400の内部に取り込まれ、データ入力支援装置データベース800に保存される。また、解析手段600は、効率計算モデル610とコスト計算モデル620で構成する。効率計算モデル610では、機器毎の劣化特性を評価し、プラント全体の効率に与える影響を評価する。また、コスト計算モデル620では発電プラントの効率低下がコストにどの程度影響を与えるかを評価するモデルが搭載されている。
また、設計情報データベース1100に保存されている設計情報に基づいて、データ値のデフォルト値を設定できる。また、設計情報データベース1100に既設プラントの実績・設計情報を保存しておき、関連するデータ項目の変化範囲を抽出して、当該プラントにおけるデータ項目の変化範囲とすることもできる。
図4(b)は、発電プラント1000の実施例であるC/Cプラントの機器構成を示す図である。ガスタービン1080は、圧縮機1010、膨張機1020、燃焼器1030で構成する。ガスタービン1080では、圧縮機1010が空気を取り込んで圧縮し、次いで、燃焼器1030が圧縮空気と燃料を取り込んで燃焼ガスを生成し、膨張機1020が燃焼ガスを取り込んで動力を得る。ガスタービン1080の出力は、膨張機1020が出力した動力と、圧縮機1010が使用した動力の差分である。排熱回収ボイラ1050には熱交換器1060が備えられており、ガスタービン1080からの高温排ガスを用いて高温蒸気を生成する。蒸気タービン1070では、排熱回収ボイラ1050が生成した高温蒸気を取り込み動力を得る。復水器1090では、蒸気タービン1070の排気を取り込んで、冷却水と熱交換させることにより、蒸気を水に凝縮させる。発電機1040では、ガスタービン1080と蒸気タービン1070の出力を用いて発電する。
このように、コンバインド発電プラントは、ガスタービン、排熱回収ボイラ、蒸気タービンが相互に関係するため、機器単体の効率が低下した場合でも、プラント全体に与える影響を考慮する必要がある。効率計算モデル610では、ガスタービン、排熱回収ボイラ、蒸気タービンの機能を有するヒートバランスモデルを装備する。また、ヒートバランスモデルを用いて、ガスタービン圧縮機の効率低下による燃料流量の増加量を算出する。
効率計算モデル610を実装する方法として、例えば特開2004−211587号公報に記載されている機器毎の効率を計算する方法、プラントのヒートバランスを計算する方法を用いることができる。
この処理のために、データ入力支援装置データベース800には、プラントの設計情報が保存されている。ここでプラントの設計情報とは、圧縮機仕様情報、膨張機仕様情報、発電機仕様情報、排熱回収ボイラ仕様情報である。
ここで、圧縮機仕様情報は、圧縮機の吸気流量及び、圧縮機の効率、又は大気条件情報と吸気流量情報と組み合わせて空力計算することにより圧縮機効率が算出可能な圧縮機の物理的形状の情報である。圧縮機の物理的形状の情報は具体的には、例えば、圧縮機の段数、代表径、各段の動翼・静翼の寸法径や形状、空気の通過経路の寸法・形状、空気と翼で形成される速度三角形の設計値、のうち少なくとも1 つを含むものである。
タービン仕様情報は、タービン効率又は、タービン流入ガスの温度・圧力・比熱の情報と組み合わせて空力計算することによりタービン効率が算出可能なタービンの物理的形状の情報である。タービンの物理的形状の情報は具体的には、例えば、タービンの段数、代表径、各段の動翼・静翼の寸法径や形状、燃焼ガスの通過経路の寸法・形状、空気と翼で形成される速度三角形の設計値、冷却空気流量の設計値のうち少なくとも1 つを含むものである。
燃焼器仕様情報は、燃焼器の燃焼効率及び燃焼温度、冷媒噴射量等の情報である。
排熱回収ボイラ仕様情報は、熱交換器の伝熱面積、熱交換器を構成するチューブの間隔、チューブ半径のうち、少なくとも1つを含むものである。
本実施例では、圧縮機仕様情報、膨張機仕様情報、発電機仕様情報、排熱回収ボイラ仕様情報に関するデータ項目が、データ項目表示画面200に表示される。
尚、効率計算モデルの実装方法は、本手法に限定されない。
コスト計算モデル620では、効率低下によって増加する燃料消費量に燃料コストを乗じることにより、効率低下による運転コスト増加幅を計算する。この処理のために、データ入力支援装置データベース800には、購入時期に応じた燃料の価格を時系列データとして格納している。また、コスト計算モデル620では、燃料コストの増加量を用いて、累積損失コストを算出する。累積損失コストは、燃料コスト増加量のトレンドを積分することにより得られる。尚、コスト計算モデル620の実装方法は本実施例に記載した方法に限定されない。
図5は、解析手段600の動作を説明するフローチャート図と、累積損失コストの経時変化を示す図である。
図5(a)は、実施例2におけるデータ入力支援装置について、解析手段600の動作を説明するフローチャート図である。尚、本フローチャートは、図2(b)のステップ2120に相当する部分である。ステップ2400〜ステップ2420は効率計算モデル610、ステップ2430はコスト計算モデル620を用いて実行する。
ステップ2400では、データ入力支援装置データベース800の情報を用いて、各機器の効率を計算する。ステップ2410では、プラントのヒートバランスを求め、プラント全体の効率を計算する。
ステップ2420では、効率低下による燃料流量の増加量を算出する。
ステップ2430では、コスト計算モデル620を用いて、効率計算モデル610を用いて算出した燃料流量の増加量に対し、燃料価格を乗じて燃料コストの増加量、及び累積損失コストを算出する。ステップ2440では、全条件解析したかどうかを判定し、全条件の解析が完了していない場合はステップ2400に戻り、全条件の解析が完了した場合は終了に進む。
図5(b)は、ステップ2430で算出した累積損失コストの経時変化を示す図である。
データに変化範囲があるため、将来の累積コストの予測値に幅が生じる。この結果は、画面表示装置100に表示できる。
図6は排熱回収ボイラ1050の構成と、データ入力支援装置データベース800に保存されているデータの態様を説明する図である。
図6(a)は、排熱回収ボイラ1050の構成を説明する図である。熱交換器1100が排熱回収ボイラ1050内に複数台配置されており、温度センサー1200、圧力センサー1300で蒸気温度、蒸気圧力、ガス温度を計測する構成となっている。
これらのセンサーの仕様として測定範囲、計測誤差などがあり、目的に応じてセンサーを設置している。
図6(b)は、データ入力支援装置データベース800に保存されているデータの態様を説明する図である。図6(b)に示すようにデータ入力支援装置データベース800には計測位置と使用するセンサーの候補が対応付けられて保存されている。
図7は、解析条件作成手段500の動作フローチャートを説明する図と、センサコストと評価誤差の関係を示す図である。
図7(a)は解析条件作成手段500の動作フローチャートを説明する図である。ステップ2500ではデータ項目に関する解析条件を作成する。ステップ2500は、図3(b)に示したステップ2300〜ステップ2340を組み合わせたフローチャート図と同じである。ステップ2510では、確認する計測位置を設定する。ステップ2520では、センサーの有無を判定する。センサー有りの場合はステップ2530に進み、センサー無しの場合はステップ2540に進む。ステップ2530では、計測誤差の最大値、及び最小値について解析条件を追加する。ステップ2540では、計測値を推定するモデルの推定誤差の最大値、及び最小値について解析条件を追加する。ステップ2550では全計測位置を確認したかどうか評価し、全計測位置を確認していない場合はステップ2510に戻り、全計測位置を確認した場合は終了に進む。
図7(b)は、センサコストと評価誤差の関係を示す図である。計測情報がないことで、モデルの推定精度が低下する。推定精度低下が評価誤差、すなわちコストの推定誤差に与える影響を把握できる。
尚、本実施例では、発電プラントの効率を計算してコストに与える影響を評価するために必要なデータ項目について、データ入力支援装置400を用いているが、プラントの形態、評価する内容について任意に設定してもよい。
例えば、実施例2では火力発電プラントを対象に効率を評価するが自然エネルギープラント、原子力プラント、原油・ガス生成プラントなどを対象としてもよい。また、蒸気温度、メタル温度などの情報に基づいて、機器の余寿命を評価するようにしてもよい。また、生成される物質の収率や純度などを評価するように構成してもよい。
例えば定年後の資産運用をサポートする場合、退職金を試算する解析手段を顧客に提供するサービスがある。この場合、特開2002−109201号公報に記載された技術を用いることにより、顧客が現在の給与などの情報を入力することで退職金を計算できる。
しかし、資産運用をサポートする会社では、退職金を資産する解析手段を動作させるのに必要なデータだけでなく、顧客の氏名や住所など、営業上入手が必要な情報がある。これらの情報を入手するため、本発明の第3の実施形態のデータ入力支援装置400では、データ項目の属性に応じて優先順位を決定する。
図8は、本発明の第3の実施形態における優先順位並べ替え手段700の動作を説明するフローチャート図と、データ入力支援装置データベース800に保存されるデータの態様を説明する図である。
図8(a)は、優先順位並べ替え手段700の動作を説明するフローチャート図であり、図2(c)のステップ2200、ステップ2220とステップ2600、ステップ2620はそれぞれ同じ動作である。本フローチャートのステップ2610では、解析結果およびデータ属性に基づきデータ項目を並べ替えており、ステップ2210とはデータ属性に基づいてデータ項目を並べ替える点で異なる。ここで、データ属性とは、データ項目に入力された情報が出力計算に用いるデータであるか、営業のために入手したいデータであるかなど、データの使用方法に関する性質を判別するための情報である。ステップ2610で例えば営業のために入手したいデータの優先順位を高くする。
図8(b)は、データ入力支援装置データベース800に保存されるデータの態様を説明する図である。図8(b)に示すように、データ項目毎にデータ属性を設定できるようになっている。
このように、本実施例のデータ入力支援装置400では、営業のために入手したいデータの優先順位を高くすることで、画面表示装置100に本データ項目の情報を優先して入力するようにユーザーに促すことが可能となる。
本発明は、データ入力支援装置として、幅広く適用可能である。
1 外部入力信号
2 画面表示信号
100 画面表示装置
110 出力値表示装置
200 データ項目表示画面
210,220,230,240,250,260 データ列
300 動作コマンド表示画面
310 解析実行ボタン
320 優先順位並べ替えボタン
400 データ入力支援装置
401 データ入力支援装置情報
410 データ入出力インターフェイス
500 解析条件作成手段
600 解析手段
700 優先順位評価手段
800 データ入力支援装置データベース
900 外部入力装置
910 キーボード
920 マウス

Claims (12)

  1. データ項目の入力値から出力値を解析するデータ入力支援装置において、
    感度解析を行うための前記入力値の基準値を計算して解析条件を作成する解析条件作成手段と、
    前記基準値に基づいて出力値に与える影響を評価する感度解析を行う解析手段と、
    前記感度解析の結果に基づいて入力するデータ項目の優先順位を付与する優先順位評価手段と、
    前記基準値は、前記入力値が固定値のときは前記固定値、前記入力値が変化範囲のときは前記変化範囲に含まれる値であることを特徴とするデータ入力支援装置。
  2. 請求項1に記載のデータ入力支援装置において、
    前記出力値に与える影響を表示するための画像表示信号、又は前記優先順位を表示するための画像表示信号の内少なくとも一つを出力することを特徴とするデータ入力支援装置。
  3. 請求項1に記載したデータ入力支援装置において、
    前記出力値には、コスト、機器寿命、収率又は純度の内少なくとも1つを含むことを特徴とするデータ入力支援装置。
  4. 請求項1に記載したデータ入力支援装置において、
    前記優先順位評価手段は、前記感度解析の結果に加え、各データの属性に基づいて前記優先順位を評価することを特徴とするデータ入力支援装置。
  5. 請求項1に記載したデータ入力支援装置において、
    前記解析条件作成手段は、プラントの機器仕様が保存されている設計情報データベースの情報を用いて前記解析条件を作成することを特徴としたデータ入力支援装置。
  6. 請求項1に記載したデータ入力支援装置において、
    前記解析条件作成手段は、センサーの計測誤差又は計測値を推定したときの誤差に基づいて前記解析条件を作成することを特徴としたデータ入力支援装置。
  7. 請求項1に記載のデータ入力支援装置において、
    前記解析手段は、プラント機器の性能劣化がプラント全体の効率低下に影響する度合いを計算する効率計算モデルと、前記効率低下に伴う運転コストの増加幅を計算するコスト計算モデルとで構成することを特徴としたデータ入力支援装置。
  8. 請求項7に記載したデータ入力支援装置において、
    前記データ項目は圧縮機仕様情報、膨張機仕様情報、発電機仕様情報、排熱回収ボイラ仕様情報の内少なくとも一つを含むことを特徴とするデータ入力支援装置。
  9. 請求項8に記載したデータ入力支援装置において、
    前記圧縮機仕様情報は、圧縮機効率が算出可能な圧縮機の物理的形状の情報であることを特徴とするデータ入力支援装置。
  10. 請求項8に記載したデータ入力支援装置において、
    前記排熱回収ボイラ仕様情報は、熱交換器の伝熱面積、熱交換器を構成するチューブの間隔又はチューブ半径の情報が含まれることを特徴とするデータ入力支援装置。
  11. データ項目の入力値から出力値を解析するデータ入力支援方法において、
    データ入力支援装置が、
    感度解析を行うための前記入力値の基準値を計算して解析条件を作成し、
    前記基準値に基づいて出力値に与える影響を評価する感度解析を行い、前記感度解析の結果に基づいて入力するデータ項目の優先順位を付与し、
    前記基準値は、前記入力値が固定値のときは前記固定値、前記入力値が変化範囲のときは前記変化範囲に含まれる値であることを特徴とするデータ入力支援方法。
  12. 請求項11に記載のデータ入力支援方法において、
    データ入力支援装置が、
    前記出力値に与える影響を表示するための画像表示信号、又は前記優先順位を表示するための画像表示信号の内少なくとも一つを出力することを特徴とするデータ入力支援方法。
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