JP6451220B2 - 往復動工具 - Google Patents

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Description

本発明は、往復駆動される先端工具によって切断や切削などの作業を行う往復動工具に関する。
往復動工具の一例としてジグソーが知られている。ジグソーは、ハウジング内に収容された駆動源としてのモータを有し、モータの出力軸にはピニオンが設けられている。ピニオンと噛合うギヤには、プランジャを往復運動させるための偏心ピンとバランスウェイトを往復運動させるための偏心カムとが設けられている。モータの回転運動は、偏心ピンによってプランジャの往復運動に変換され、プランジャに装着されている先端工具としてのブレードが往復駆動される。同時に、モータの回転運動は、偏心カムによってバランスウェイトの往復運動に変換され、バランスウェイトがプランジャ及びブレードと逆位相で往復駆動される(特許文献1)。
特開2000−225517号公報
上記のようなジグソーにおいては、プランジャ及びブレードと逆位相で往復運動するバランスウェイトにより、プランジャ及びブレードの往復運動に起因する振動が相殺される。
しかし、バランスウェイトを往復運動させるためには、バランスウェイトの周囲にクリアランスを設ける必要がある。このため、バランスウェイトは、往復運動する際に上記クリアランスの範囲内で振れ動く(ばたつく)。すなわち、プランジャ及びブレードの往復運動に起因する振動を低減させるためのバランスウェイトが新たな振動を生み出す。
本発明の目的は、バランスウェイトの振れ動きを規制して往復動工具の振動をさらに低減させることである。
本発明の往復動工具は、往復駆動される先端工具と、駆動源としてのモータと、前記先端工具が装着され、前記モータによって往復駆動されるプランジャと、前記モータによって、前記プランジャと逆位相で往復駆動されるバランスウェイトと、前記バランスウェイトの往復動方向と略垂直な第1方向における前記バランスウェイトの揺動を規制する規制機構であって、前記バランスウェイトの側方に位置し、前記バランスウェイトに対する揺動許容量が可変である可変規制機構と、を有する。
本発明の一態様では、往復動工具は、前記バランスウェイトの往復動方向と略垂直な第1方向における前記バランスウェイトの揺動を規制する規制機構であって、前記バランスウェイトの往復動方向延長上に位置し、前記バランスウェイトに対する揺動許容量が不変である不変規制機構を有する。
本発明の他の態様では、前記不変規制機構は、上死点又は下死点又はその両方において前記バランスウェイトの前記第1方向における揺動を規制する。
本発明の他の態様では、前記不変規制機構は、前記バランスウェイトが往復動可能に収容されたギヤカバーに設けられた第1弾性体又は第2弾性体又はその両方を含み、前記第1弾性体は、上死点において前記第1方向へ揺動する前記バランスウェイトの上端面に接触し、前記第2弾性体は、下死点において前記第1方向へ揺動する前記バランスウェイトの下端面に接触する。
本発明の他の態様では、前記ギヤカバーは分割可能に構成されており、前記第1弾性体又は前記第2弾性体又はその両方は前記ギヤカバーに挟持される。
本発明の他の態様では、前記不変規制機構は、前記バランスウェイトの上部に設けられた第1弾性体又は前記バランスウェイトの下部に設けられた第2弾性体又はその両方を含み、前記第1弾性体は、上死点において前記バランスウェイトが前記第1方向に揺動すると、前記バランスウェイトが収容されているギヤカバーの内面に接触し、前記第2弾性体は、下死点において前記バランスウェイトが前記第1方向に揺動すると、前記ギヤカバーの他の内面に接触する。
本発明の他の態様では、前記可変規制機構は、ストッパ部材を有し、前記ストッパ部材は第1状態と、第2状態とに切り替え可能であり、前記第1状態における前記ストッパ部材と前記バランスウェイトとの間隔は、前記第2状態における前記間隔よりも小さい。
本発明の他の態様では、前記モータを収容するハウジングが設けられ、前記ストッパ部材は、前記ハウジングに回動可能に設けられ、回動操作によって前記第1状態と前記第2状態とに切り替えられる。
本発明によれば、バランスウェイトの振れ動きが規制され、往復動工具の振動がさらに低減される。
本発明が適用されたジグソーの外観斜視図である。 図1に示されるジグソーの内部構造を示す部分拡大断面図である。 ギヤカバーの構造を示す分解斜視図である。 (a)は、可変規制機構が第1状態であるときのバランスウェイトの背面図であり、(b)は、可変規制機構が第2状態であるときのバランスウェイトの背面図である。 上部ダンパ,下部ダンパ及びバランスウェイトの取付構造を示す斜視図である。 (a),(b)は、可変規制機構の動作を示す説明図である。 (a)は、変更された不変規制機構を備えるバランスウェイトの断面図であり、(b)は正面図である。 (a),(b),(c)は、不変規制機構を構成する弾性体の異なる変形例を示す模式図である。
以下、本発明が適用された往復動工具の実施形態の一例について詳細に説明する。本実施形態に係る往復動工具は、往復駆動される先端工具によって木材その他の対象物を切断するジグソーである。
図1に示されるジグソー1は、合成樹脂によって形成されたハウジング2を有し、全体として略D字形の側面形状を呈する。ハウジング2は、ハンドル部3,モータハウジング部4及びギヤハウジング部5から構成されている。ハンドル部3は、モータハウジング部4の後端とギヤハウジング部5の上端とに跨っており、ハンドル部3の下面には、使用者によって操作されるトリガスイッチ6が設けられている。もっとも、ハンドル部3,モータハウジング部4及びギヤハウジング部5の区別は説明の便宜上の区別であり、実際のハンドル部3,モータハウジング部4及びギヤハウジング部5は一体である。
図2に示されるように、モータハウジング部4(図1)の内部には駆動源としてのモータ10が収容されており、ギヤハウジング部5(図1)の内部には金属(本実施形態ではアルミニウム)によって形成されたギヤカバー7が収容されている。さらに、ギヤカバー7の内部には、運動変換機構20,プランジャ30,バランスウェイト40などが収容されている。
モータ10から出力される回転駆動力は、運動変換機構20によって往復駆動力に変換されてプランジャ30及びバランスウェイト40に伝達される。往復駆動力が伝達されたプランジャ30及び該プランジャ30に装着されているブレード31と、バランスウェイト40と、は互いに逆位相で往復運動する。すなわち、プランジャ30及びブレード31は、運動変換機構20を介してモータ10により往復駆動される。同時に、バランスウェイト40は、運動変換機構20を介してモータ10により往復駆動される。
以下の説明では、モータ10の出力軸10aと平行な第1方向を“前後方向”、プランジャ30,ブレード31及びバランスウェイト40の往復動方向と平行な第2方向を“上下方向”、第1方向及び第2方向の双方と直交する第3方向を“左右方向”と呼ぶ場合がある(図1,図2参照)。
図3に示されるように、ギヤカバー7は、対向するフロントカバー7a及びリアカバー7bと、これらカバー7a,7bの間に挟まれた中間カバー7cと、によって分割可能に構成されている。フロントカバー7a及びリアカバー7bは、中間カバー7cを挟んで突き合わされており、これらの内側に運動変換機構20,プランジャ30,バランスウェイト40などが収容される空間が形成されている(図2)。
図2に示されるように、モータ10の出力軸10aの一端側はリアカバー7bを貫通しており、ギヤカバー7の内部に進入している出力軸10aの端部(先端部)にピニオン10bが設けられている。一方、ギヤカバー7の内部には、出力軸10aと平行なスピンドル21が設けられており、このスピンドル21によって、ピニオン10bと噛合うギヤ22が回転自在に支持されている。
バランスウェイト40はギヤ22の前方に配置されており、プランジャ30は、バランスウェイト40の前方に配置されている。すなわち、ギヤ22,バランスウェイト40及びプランジャ30が前後方向に沿ってこの順で並んでいる。
図4(a),(b)に示されるように、バランスウェイト40には、1つのガイド溝41aと2つのガイド穴41b,41cとが形成されている。ガイド溝41a及びガイド穴41b,41cは、いずれも上下方向に延びている。すなわち、ガイド溝41aは上下方向に延びる縦溝であって、その上端は開口している。また、ガイド穴41b,41cは上下方向に延びる長穴であって、その上下端は閉塞している。ガイド溝41aは、バランスウェイト40の左右方向中央に位置しており、ガイド穴41b,41cは、ガイド溝41aの左右両側に位置している。換言すれば、ガイド溝41aは二等辺三角形の頂点に位置しており、2つのガイド穴41b,41cは、二等辺三角形の底辺の両端にそれぞれ位置している。
また、バランスウェイト40の中央には横長の係合穴42が形成されている。一方、図2に示されるように、ギヤ22の前面には偏心カム23が設けられており、この偏心カム23がバランスウェイト40の係合穴42(図4)に嵌合している。さらに、図5に示されるように、リアカバー7bの内面には、フロントカバー7a(図3)に向けて突出する3本のガイドピン44a,44b,44cが形成されている。図3に示されるように、ガイドピン44aはバランスウェイト40のガイド溝41aに挿入され、ガイドピン44bはバランスウェイト40のガイド穴41bに挿入され、ガイドピン44cはバランスウェイト40のガイド穴41cに挿入されている。すなわち、バランスウェイト40は、リアカバー7bから突出する3本のガイドピン44a,44b,44cによって、上下に往復動可能に支持されている。換言すれば、バランスウェイト40は、ギヤカバー7の内部において昇降可能に3点支持されている。
再び図2を参照する。ギヤ22の前面には、偏心カム23に加えて、偏心ピン24が設けられている。一方、プランジャ30の上端には、側面視においてコ字形の断面形状を有するコネクタ32が設けられており、このコネクタ32の内側に偏心ピン24の先端が差し入れられている。すなわち、プランジャ30は、コネクタ32を介して偏心ピン24にぶら下がっている。また、コネクタ32の前面には、前方へ延びる係合突起33が形成されており、この係合突起33がプランジャ30の前方に設置されている保持プレート34に形成されている長穴を貫通している。長穴を貫通して保持プレート34の前方に突出している係合突起33の先端には、長穴の幅よりも直径の大きな抜け止め部33aが形成されている。一方、プランジャ30は、フロントカバー7aと中間カバー7cとの間に挟まれている摺動支持部材35を貫通している。摺動支持部材35は、プランジャ30が貫通する略円筒形の筒部35aと、筒部35aの周囲に形成された略矩形のフランジ部35bと、を有する。プランジャ30の外周面と筒部35aの内周面との間には不図示のOリングが介在している。摺動支持部材35は、フロントカバー7aと中間カバー7cとの間で前後方向には所定範囲内で移動可能である一方、上下方向には実質的に移動不能に保持されている。さらに、摺動支持部材35とフロントカバー7aとの間にはコイルばね36が配置されており、摺動支持部材35は、コイルばね36によって常に後方に向けて付勢されている。このように、プランジャ30は、上下方向に往復動可能(昇降可能)であるとともに、前後方向に往復動可能(揺動可能)に支持されている。
ブレード31の後方(背後)には、オービタル機構50が設けられている。オービタル機構50は、ギヤ22の背面に設けられている突起によって所定周期で押し下げられるプッシュロッド51と、リアカバー7bの下端に回動可能に設けられたスイングアーム52と、スイングアーム52の先端に装着されたローラ53と、を含む。摺動支持部材35がコイルばね36によって後方へ付勢されているので、摺動支持部材35により支持されているプランジャ30及びプランジャ30に装着されているブレード31も後方へ向けて付勢されており、ブレード31はローラ53に押し付けられている。
次に、図1に示されているジグソー1の動作について説明する。ハンドル3を把持した使用者がトリガスイッチ6を操作すると、図2に示されているモータ10に電力が供給され、モータ10の出力軸10aが回転する。すなわち、モータ10から回転駆動力が出力される。出力軸10aが回転すると、ピニオン10bに噛み合っているギヤ22がスピンドル21を回転中心として回転する。すると、偏心ピン24がスピンドル21に対する偏心距離を直径とする円の円周上を回動する。偏心ピン24は、コネクタ32の内面上を摺動しながら回動するので、偏心ピン24の回転運動がコネクタ32つまりプランジャ30の直線運動(往復運動)に変換される。この結果、プランジャ30に装着されているブレード31が往復駆動され、不図示の対象物が切断される。また、バランスウェイト40の係合穴42(図4)に嵌合している偏心カム23が係合穴42の内周面上を摺動しながら回動することで、バランスウェイト40がプランジャ30及びブレード31と逆位相で直線運動(往復運動)する。かかるバランスウェイト40の往復運動によって、プランジャ30及びブレード31の往復運動に起因する振動が相殺される。さらに、ギヤ22が回転すると、オービタル機構50のプッシュロッド51が押し下げられてスイングアーム52の後端が押される。すると、スイングアーム52が回動し、ローラ53が前方へ迫り出し、コイルばね36の付勢に抗してブレード31を同方向へ押し出す。ブレード31が押し出されると、ブレード31が装着されているプランジャ30及びプランジャ30と一体の摺動支持部材35も同方向へ押し出される。このとき、前方に移動する摺動支持部材35によってコイルばね36が圧縮される。その後、プッシュロッド51の押し下げが解除されると、プランジャ30及び摺動支持部材35は、コイルばね36の付勢によって元の位置に復帰し、ブレード31も元の位置に復帰する。このように、プッシュロッド51の押し下げ及びその解除が繰り返されることでブレード31が前後に揺動する。この結果、ブレード31は、不図示の対象物を該対象物に対して弧を描くような軌道で切断する。
ここで、バランスウェイト40は、図3に示される3本のガイドピン44a,44b,44cによって3点支持されている。このため、バランスウェイト40が上記のように往復運動(昇降)する際、バランスウェイト40がガイドピン44a,44b,44cの軸線方向に揺動する。換言すれば、バランスウェイト40は、該バランスウェイト40の往復動方向と略直交する前後方向(第1方向)に揺動する。特に、バランスウェイト40は、その移動方向が反転する際に大きく揺動する。すなわち、バランスウェイト40は、昇降中並びに上死点及び下死点において揺動するが、上死点及び下死点において特に大きく揺動する。
そこで本実施形態では、バランスウェイト40の往復動方向延長上に位置し、上死点及び下死点におけるバランスウェイト40の前後方向(第1方向)の揺動を規制する不変規制機構60と、バランスウェイト40の側方に位置し、バランスウェイト40の前後方向(第1方向)の揺動を規制する可変規制機構70と、が設けられている。
不変規制機構60は、図2に示される第1弾性体61及び第2弾性体62を含む。第1弾性体61はギヤカバー7の上部に配置され、上死点に達したバランスウェイト40と接触して該バランスウェイト40の揺動を規制する。第2弾性体62はギヤカバー7の下部に配置され、下死点に達したバランスウェイト40と接触して該バランスウェイト40の揺動を規制する。このように、第1弾性体61と第2弾性体62は、バランスウェイト40の往復動方向延長線上に配置されている。より具体的には、第1弾性体61は、バランスウェイト40の往復動方向上方に配置され、第2弾性体62は、バランスウェイト40の往復動方向下方に配置されている。そこで、以下の説明では、第1弾性体61を“上部ダンパ61”と呼び、第2弾性体62を“下部ダンパ62”と呼ぶ。尚、本実施形態における上部ダンパ61及び下部ダンパ62は、板状のゴムである。
図2に示されるように、上部ダンパ61は、ギヤカバー7を構成するフロントカバー7aの天井と、ギヤカバー7を構成するリアカバー7bの天井との間に挟まれている。図5に示されるように、上部ダンパ61は、互いに平行な平板状の係止部61a及び当接部61bと、これら係止部61a及び当接部61bを連結する角柱状の連結部61cと、を有する。もっとも、かかる区別は説明の便宜上の区別に過ぎず、係止部61a,当接部61b及び連結部61cは一体成形されている。
図3,図5に示されるように、フロントカバー7a及びリアカバー7bの天井には、それぞれ切り欠きが形成されており、互いに突き合わされた切り欠きの間に上部ダンパ61の連結部61cが嵌め込まれている。この結果、上部ダンパ61の係止部61aはフロントカバー7a及びリアカバー7bの天井の外側に位置し、上部ダンパ61の当接部61bはフロントカバー7a及びリアカバー7bの天井の内側に位置している。また、図2に示されるように、上部ダンパ61の当接部61bは、ギヤカバー7の内部においてバランスウェイト40の上端面40aと対向している。
図2に示されるように、下部ダンパ62は、リアカバー7bの底板と中間カバー7cとの間に挟まれている。図5に示されるように、下部ダンパ62は、互いに平行な平板状の係止部62a及び当接部62bと、これら係止部62a及び当接部62bを連結する角柱状の連結部62cと、を有する。もっとも、かかる区別は説明の便宜上の区別に過ぎず、係止部62a,当接部62b及び連結部62cは一体成形されている。
図3,図5に示されるように、リアカバー7bの底板には切り欠きが形成されており、この切り欠きに下部ダンパ62の連結部62cが嵌め込まれている。この結果、下部ダンパ62の係止部62aはリアカバー7bの底板の外側に位置し、下部ダンパ62の当接部62bはリアカバー7bの底板の内側に位置している。また、図2に示されるように、下部ダンパ62の当接部62bは、ギヤカバー7の内部においてバランスウェイト40の下端面40bと対向している。
バランスウェイト40が上死点において前後方向に揺動すると、バランスウェイト40の上端面40aの少なくとも一辺が上部ダンパ61の当接部61bに近接する。そして、バランスウェイト40の揺動量が所定値以上になると、バランスウェイト40の上端面40aの少なくとも一辺が上部ダンパ61の当接部61bに接触し、それ以上の揺動が規制される。尚、バランスウェイト40の揺動量や往復動のストローク量によっては、バランスウェイト40が上死点に到達する直前からバランスウェイト40と上部ダンパ61との接触が開始されることもある。すなわち、上部ダンパ61は、バランスウェイト40が上死点に到達する手前からバランスウェイト40に対する揺動規制を開始する場合がある。
また、バランスウェイト40が下死点において前後方向に揺動すると、バランスウェイト40の下端面40bの少なくとも一辺が下部ダンパ62の当接部62bに近接する。そして、バランスウェイト40の揺動量が所定値以上になると、バランスウェイト40の下端面40bの少なくとも一辺が下部ダンパ62の当接部62bに接触し、それ以上の揺動が規制される。尚、バランスウェイト40の揺動量や往復動のストローク量によっては、バランスウェイト40が下死点に到達する直前からバランスウェイト40と下部ダンパ62との接触が開始されることもある。すなわち、下部ダンパ62は、バランスウェイト40が下死点に到達する手前からバランスウェイト40に対する揺動規制を開始する場合がある。
換言すれば、上死点,下死点又はこれらの近傍におけるバランスウェイト40の揺動量が所定値に達するまでは、バランスウェイト40と上部ダンパ61又は下部ダンパ62とは接触しない。すなわち、不変規制機構60は、所定値未満のバランスウェイト40の揺動は許容するものであって、この揺動許容量は不変である。
また、バランスウェイト40の移動方向が反転する上死点及び下死点では、バランスウェイト40の持つ慣性力によってジグソー1に上下方向の振動が加わる。しかし、本発明においては、上部ダンパ61及び下部ダンパ62が上死点及び下死点においてバランスウェイト40の揺動を規制する際に、バランスウェイト40の持つ慣性力が吸収され、ジグソー1の上下方向における振動が低減する。
可変規制機構70は、図2に示される突き当て部材71及びストッパ部材72を含む。突き当て部材71は、ギヤカバー7の内部に設けられたリブであって、バランスウェイト40の側方(背後)に位置している。すなわち、突き当て部材71は、前後方向においてバランスウェイト40と対向している。一方、ストッパ部材72は、ハウジング2に回動可能に設けられている。ストッパ部材72は、バランスウェイト40の昇降中、常にバランスウェイト40と突き当て部材71との間に介在する位置(高さ)に設けられている。
図4に示されるように、バランスウェイト40の左右両側には対向する一対の支持プレート73,74が設けられており、これら支持プレート73,74によってストッパ部材72が回動可能に支持されている。また、支持プレート73,74はギヤカバー7にそれぞれ支持されている。具体的には、ストッパ部材72はロッド状であって、その両端には、支持プレート73,74に設けられている穴に挿入される断面円形の挿入部75が形成されており、これら挿入部75,75の間には、断面矩形の当接部76が形成されている。
ストッパ部材72の一端側には、ストッパ部材72と一緒に回転する位置決め機構77が設けられ、ストッパ部材72の一端には摘み部78が形成されている。摘み部78はハウジング2(図1)の外部に露出しており、使用者は外部に露出した摘み部78を操作することで、ストッパ部材72を回動させることができる。
図2に示されるように、バランスウェイト40が昇降中に前後方向に揺動すると、ストッパ部材72がバランスウェイト40に近接する。そして、バランスウェイト40の揺動量が所定値以上になると、バランスウェイト40はストッパ部材72に接触し、それ以上の揺動を規制されながら、ストッパ部材72に対して摺動する。このとき、規制された揺動力はストッパ部材72を通じて突き当て部材71に吸収される。換言すれば、昇降中のバランスウェイト40の揺動量が所定値に達するまでは、ストッパ部材72とバランスウェイト40とは接触しない。すなわち、可変規制機構70は、所定値未満のバランスウェイト40の揺動は許容する。
図6(a),(b)に示されるように、ストッパ部材72の当接部76の断面形状は略矩形であり、より正確には略長方形である。従って、当接部76は、短辺と平行な第1当接面76aと、長辺と平行な第2当接面76bと、を含む。そして、ストッパ部材72は、回動操作によって、第1当接面76aが突き当て部材71と対向する第1状態(図6(a))と、第2当接面76bが突き当て部材71と対向する第2状態(図6(b))と、に切り替え可能である。図6(a)と図6(b)との比較から明らかなように、前後方向におけるストッパ部材72とバランスウェイト40との間の間隔、すなわち揺動許容量は、第1状態と第2状態とで異なる。具体的には、ストッパ部材72が第2状態であるときの間隔D2(図6(b))は、第1状態であるときの間隔D1(図6(a))よりも大きい。換言すれば、ストッパ部材72が第1状態であるときの間隔D1(図6(a))は、第2状態であるときの間隔D2(図6(b))よりも小さい。すなわち、ストッパ部材72が第2状態であるときの揺動許容量は、第1状態であるときの揺動許容量よりも大きく、ストッパ部材72が第1状態であるときの揺動許容量は、第2状態であるときの揺動許容量よりも小さい。
以上のように、図2に示される不変規制機構60及び可変規制機構70は、前後方向(第1方向)におけるバランスウェイト40の揺動を規制する点で共通する。しかし、不変規制機構60の揺動許容量は不変であるのに対し、可変規制機構70の揺動許容量は可変である。
図4(a),(b)に示されるように、位置決め機構77は、支持プレート74に設けられた2つの凹部80と、ばね81によって支持プレート74に向けて付勢されるボール82と、を備える。図中には一方の凹部80のみが図示されているが、実際には、90度異なる位置に2つの凹部が形成されている。また、ばね81及びボール82はストッパ部材72と一緒に回転する。図示されていない凹部に嵌っていたボール82が図示されている凹部80に嵌る位置までストッパ部材72を回転させると、ストッパ部材72が第2状態から第1状態へ切り替えられ、第1状態に保持される。一方、図示されている凹部80に嵌っていたボール82が図示されていない凹部に嵌る位置までストッパ部材72を回転させると、ストッパ部材72が第1状態から第2状態へ切り替えられ、第2状態に保持される。
以上のように、本実施形態に係るジグソー1には、上死点及び下死点においてバランスウェイト40の前後方向における揺動を規制する不変規制機構60と、バランスウェイト40の側方に位置し、バランスウェイト40の前後方向における揺動を常に規制する可変規制機構70と、が設けられている。よって、可変規制機構70によって往復動作中のバランスウェイト40の前後方向における揺動が常に規制され、ジグソー1の振動が低減される。さらに、上死点及び下死点においては、可変規制機構70による規制に加えて、不変規制機構60によってバランスウェイト40の前後方向における揺動がさらに規制され、ジグソー1の振動がより低減される。また、可変規制機構70のバランスウェイト40に対する揺動許容量は可変である。すなわち、可変規制機構70を相対的に揺動許容量が大きい第2状態に切り替えると、バランスウェイト40の前後方向における揺動量が大きくなる。換言すれば、可変規制機構70によって、バランスウェイト40の前後方向における揺動量を調節することができる。ここで、バランスウェイト40が前後方向に揺動すると、図2に示されているブレード31を含むジグソー全体が同方向に揺動する。すると、切断作業時には不図示の対象物に対してブレード31が弧を描くような軌道で動作し、かかる揺動によってオービタル機構50と同様の作用効果が得られる。具体的には、可変規制機構70が第2状態に切り替えられ、かつ、オービタル機構50が作動すると、バランスウェイト40の揺動に伴うブレード31の揺動と、オービタル機構50によるブレード31の揺動との相乗効果によって切断速度が向上する。また、可変規制機構70が第2状態に切り替えられると、オービタル機構50が作動していなくとも、オービタル機構50が作動している場合と同等又はそれ以上に切断速度が向上する。すなわち、切断速度よりも振動低減が優先される使用モードと、振動低減よりも切断速度が優先される使用モードと、を任意に選択することができる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、上記実施形態では、不変規制機構60を構成する第1弾性体及び第2弾性体がギヤカバー7に設けられていた。しかし、第1弾性体及び第2弾性体は、バランスウェイト40に設けることもできる。例えば、図7(a),(b)に示されるように、バランスウェイト40の上部に第1弾性体としての上部ダンパ61を設け、バランスウェイト40の下部に第2弾性体としての下部ダンパ62を設けることもできる。図7(a),(b)に示されるバランスウェイト40は、互いに対向するフロントウェイト43及びリアウェイト44から構成されている。フロントウェイト43及びリアウェイト44は、主面同士が突き合わされ、ねじ45によって互いに固定されている。上部ダンパ61及び下部ダンパ62は、フロントウェイト43とリアウェイト44との間に挟まれており、上部ダンパ61の一部がバランスウェイト40の上端面40aから突出し、下部ダンパ62の一部がバランスウェイト40の下端面40bから突出している。この実施形態では、上死点においてバランスウェイト40が前後方向に揺動すると、バランスウェイト40の上端面40aから突出している上部ダンパ61の一部がギヤカバー7の内面(天井の内側)に接触し、それ以上の揺動が規制される。また、下死点においてバランスウェイト40が前後方向に揺動すると、バランスウェイト40の下端面40bから突出している下部ダンパ62の一部がギヤカバー7の内面(底板の内側)に接触し、それ以上の揺動が規制される。このとき、上部ダンパ61及び下部ダンパ62が、バランスウェイト40が上死点に到達する手間及び下死点に到達する手前から規制力を発揮する場合があることは既述の通りである。
上記実施形態に係るジグソー1が備える上部ダンパ61及び下部ダンパ62は、上死点及び下死点においてバランスウェイト40が揺動した場合にのみ該バランスウェイト40と接触した。しかし、上死点及び下死点におけるバランスウェイト40の揺動の有無に関わらず、上部ダンパ61及び下部ダンパ62をバランスウェイト40に接触させてもよい。すなわち、上部ダンパ61及び下部ダンパ62とバランスウェイト40とを毎回接触させてもよい。この場合、上死点及び下死点でのバランスウェイト40の移動方向の反転に伴う振動が抑制される。
上記実施形態に係るジグソー1が備える上部ダンパ61と下部ダンパ62のどちらか一方を省略し、上死点又は下死点どちらかでのみバランスウェイト40の揺動を規制してもよい。
上記実施形態に係るジグソー1には、不変規制機構60及び可変規制機構70の双方が設けられていた。しかし、不変規制機構60と可変規制機構70のいずれか一方のみを設けることもできる。また、オービタル機構50は省略することが可能であり、オービタル機構50を省略しても、可変規制機構70よってオービタル機構50と実質的に同様の効果を得ることができる。
第1弾性体や第2弾性体の形状,構造,材質などは任意に変更することができる。例えば、上記実施形態において切断速度の低下を回避するためには、上部ダンパ61や下部ダンパ62のばね定数を下げることが好ましい。例えば、上部ダンパ61や下部ダンパ62の当接部61b,62bを図8(a)に示されるような中空構造にしてばね定数を下げることができる。また、上部ダンパ61や下部ダンパ62の当接部61b,62bの表面に、図8(b),(c)に示されるような凹凸を形成して接触抵抗を低減させることもできる。
本発明はジグソー以外の往復動工具、例えば、セーバソーやヘッジトリマなどに適用することもできる。
1 ジグソー
2 ハウジング
3 ハンドル
4 モータハウジング
5 ギヤハウジング
6 トリガスイッチ
7 ギヤカバー
7a フロントカバー
7b リアカバー
7c 中間カバー
10 モータ
10a 出力軸
30 プランジャ
31 ブレード
35 摺動支持部材
40 バランスウェイト
40a 上端面
40b 下端面
41a ガイド溝
41b,41c ガイド穴
44a,44b,44c ガイドピン
50 オービタル機構
60 不変規制機構
61 第1弾性体(上部ダンパ)
62 第2弾性体(下部ダンパ)
70 可変規制機構
71 突き当て部材
72 ストッパ部材

Claims (8)

  1. 往復駆動される先端工具を備える往復動工具であって、
    駆動源としてのモータと、
    前記先端工具が装着され、前記モータによって往復駆動されるプランジャと、
    前記モータによって、前記プランジャと逆位相で往復駆動されるバランスウェイトと、
    前記バランスウェイトの往復動方向と略垂直な第1方向における前記バランスウェイトの揺動を規制する規制機構であって、前記バランスウェイトの側方に位置し、前記バランスウェイトに対する揺動許容量が可変である可変規制機構と、を有する、
    往復動工具。
  2. 前記バランスウェイトの往復動方向と略垂直な第1方向における前記バランスウェイトの揺動を規制する規制機構であって、前記バランスウェイトの往復動方向延長上に位置し、前記バランスウェイトに対する揺動許容量が不変である不変規制機構を有する、
    請求項1に記載の往復動工具。
  3. 前記不変規制機構は、上死点又は下死点又はその両方において前記バランスウェイトの前記第1方向における揺動を規制する、
    請求項2に記載の往復動工具。
  4. 前記不変規制機構は、前記バランスウェイトが往復動可能に収容されたギヤカバーに設けられた第1弾性体又は第2弾性体又はその両方を含み、
    前記第1弾性体は、上死点において前記第1方向へ揺動する前記バランスウェイトの上端面に接触し、
    前記第2弾性体は、下死点において前記第1方向へ揺動する前記バランスウェイトの下端面に接触する、
    請求項3に記載の往復動工具。
  5. 前記ギヤカバーは分割可能に構成されており、前記第1弾性体又は前記第2弾性体又はその両方は前記ギヤカバーに挟持される、請求項4に記載の往復動工具。
  6. 前記不変規制機構は、前記バランスウェイトの上部に設けられた第1弾性体又は前記バランスウェイトの下部に設けられた第2弾性体又はその両方を含み、
    前記第1弾性体は、上死点において前記バランスウェイトが前記第1方向に揺動すると、前記バランスウェイトが収容されているギヤカバーの内面に接触し、
    前記第2弾性体は、下死点において前記バランスウェイトが前記第1方向に揺動すると、前記ギヤカバーの他の内面に接触する、
    請求項3に記載の往復動工具。
  7. 前記可変規制機構は、ストッパ部材を有し、
    前記ストッパ部材は第1状態と、第2状態とに切り替え可能であり、
    前記第1状態における前記ストッパ部材と前記バランスウェイトとの間隔は、前記第2状態における前記間隔よりも小さい、
    請求項に記載の往復動工具。
  8. 前記モータを収容するハウジングを有し、
    前記ストッパ部材は、前記ハウジングに回動可能に設けられ、回動操作によって前記第1状態と前記第2状態とに切り替えられる、
    請求項に記載の往復動工具。
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