JP6451100B2 - スピーカ装置 - Google Patents

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この発明は、縦型のスピーカ装置に関する。
高音質で音楽等を楽しむためには、フルレンジのスピーカユニットよりも、2つのスピーカユニット(ツイーター、ウーファ)を有する2ウェイスピーカ装置が再生可能な周波数帯域の点において好適である。2ウェイスピーカは、特許文献1に示すようなキャビネットの前面に2つのスピーカユニットが前向きに設けられたものが一般的である。
一方、このようなスピーカ装置をテーブル上に設置したいなどの要求がある。しかし、一般的なスピーカ装置では、指向性があるためテーブルの中央に置くことに適さない。背面は端子などが設けられていてデザイン的に意識されていないなどの問題がある。また、テーブルの上に設置するためには小型であることも要求される。そこで、小型かつ縦型の無指向性スピーカ装置が望まれる。
特開平11−055780号公報
特開2009−118182号公報
特開2013−153406号公報
従来の縦型で無指向性のスピーカ装置、すなわち、スピーカを上向きまたは下向きに設けたものとしては、特許文献2に示すようなものが提案されている。また、特許文献3に示すような低音用のサブウーファ装置が実用化されている。しかし、2ウェイのものは実現されていない。
また、テーブルに設置されるようなスピーカ装置を作る場合、無指向性に放音できることに加えて、上述したように、小型であること、異物の混入を防止すること、設置状態が安定していることなどの条件が要求される。勿論、音質を確保することも必要である。
そこで、この発明は、縦型でも音質がよく、設置状態が安定しているスピーカ装置を提供することを目的とする。
本発明のスピーカ装置は、第1の円筒と前記第1の円筒より大きい直径を有する第2の円筒とをこの順に上下に重ねた形状の筐体であって、第1の円筒の内部に設けられた仕切りにより内部が上部空間および下部空間に仕切られた筐体と、第2の円筒とほぼ同径で第1の円筒を覆い、音響を通過させる上部カバーと、筐体の上面に上向きに設置された第1のスピーカと、筐体の下面に下向きに設置された第2のスピーカと、筐体の上方および下方に、それぞれ第1、第2スピーカに対向し適当な間隔を開けて設けられた第1、第2のディフューザと、下部空間の内部に設けられ、第1の円筒の前記下部空間側の側面に開口するバスレフダクトと、を備える。そして、筐体の下方に設けられた前記第2のディフューザがスピーカ装置のベースとなっており、その裏面に筐体を支持する載置面を有する。
この発明では、上下にスピーカユニットを設けた縦型であり省スペースである。第1、第2のスピーカユニットが上向きおよび下向きに設置されているが、これらに対向させて第1、第2のディフューザを設けたことで、音質を維持しつつ水平方向に無指向性放音を実現している。また、第1、第2のスピーカユニットが筐体の上下に離れているため、筐体の大きさの割に音響の分離感もよい。さらに、下側の第2のディフューザが設置時のベースとなっているため、別途筐体支持構造を設ける必要がなく、構成簡略で省スペースであり、デザイン的にも自由度が高い。
上記発明において、上部に設ける第1のスピーカを高音用スピーカ(ツイーター)とし、下部に設ける第2のスピーカを低音用スピーカ(ウーファ)としてもよい。
ウーファは、ツイーターに比べて大型かつ重いため、これを下側に設置したことで、縦型であっても安定である。また、低音は、反射のみならず回折して伝搬するため、下側から放音されても良好に伝搬することが期待される。
上記発明において、第2のディフューザの外周と筐体の下端部の外周との間に、音響を通過させるカバーを設けてもよい。また、バスレフダクトを下向きに屈曲させてもよい。さらに、上部カバーが第2の円筒の上端部に係止されるようにしてもよい。
第2のディフューザが設置のベースとなっているため、第2のディフューザと設置場所(たとえばテーブル)との高さがほぼ同じで、異物の混入等のおそれがある。そこで、カバーを設けることでこれを防止することができる。また、内部が見えなくなることでデザイン的にも自由度が増す。
以上のように、この発明によれば、縦型でも音質がよく安定しているスピーカ装置を実現することができる。
この発明の実施形態であるスピーカ装置の正面図、内部構造図および底面図 スピーカ装置の分解斜視図 スピーカ装置のウーファの周波数特性を示す図 スピーカ装置の回路のブロック図
図面を参照してこの発明が適用されるスピーカおよびヘッドピースについて説明する。図1は、この発明の実施形態であるスピーカ装置1の正面図、内部構造図および底面図である。また、図2は、スピーカ装置1の分解斜視図である。
この実施形態のスピーカ装置1は、縦向きの略筒状の筐体(housing)10を有し、この筐体10の上面および下面に配置された2つのスピーカユニット101、102を有する。上面に設置されたスピーカユニットが高音用スピーカであるツイーター101であり、下面に設置されたスピーカユニットが低音用スピーカであるウーファ102である。
筐体10は、上部筐体11、下部筐体12および後述のバッフル板14、15などで構成される。下部筐体12は、太径の短い筒状である。上部筐体11は、下部筐体12よりも小径で、下端にフランジ11Cを有している。このフランジ11Cが下部筐体12に係合し、ネジにより気密に接合される。上部筐体11は内部に仕切板11Aを有する。
上部筐体11の上面にはツイーター用バッフル板14が上向きに取り付けられている。ツイーター用バッフル板14および仕切板11Aで区切られた空間でツイーター用キャビネット111が構成される。また、下部筐体12の下面にはウーファ用バッフル板15が下向きに取り付けられている。ウーファ用バッフル板15および仕切板11Aで区切られた空間でウーファ用キャビネット112が構成される。ツイーター用バッフル板14にツイーター101が上向きに取り付けられている。ウーファ用バッフル板15にウーファ102が下向きに取り付けられている。
上部筐体11のウーファ用キャビネット112側の側面にはバスレフポート16が開設されている。バスレフポート16には、ウーファ用キャビネット112の内部に向けてバスレフダクト17が接続されている。バスレフダクト17は、ウーファ用キャビネット112内部で下向きに屈曲し、低い周波数に共振するための長さを得ている。
上部筐体11は、上面および側面をカバー20で覆われている。カバー20は、パンチメッシュの金属製薄板からなる。パンチメッシュであるため、音や光は、カバー20をほぼ通過するが、その一部は反射してカバー20の内部で拡散する。カバー20は、側面と上面を有し、伏せたタンブラー状の形状をしている。カバー20の外径は、下部筐体12とほぼ同じである。したがって、カバー20が被せられたスピーカ装置1は、全体としてほぼ筒状の外観となっている。
カバー20の上面内側にディフューザ22が設けられている。ディフューザ22は、下向きの略円錐形をしており、ツイーター101から放音された高音の音声を全方向に反射させる。
ウーファ用バッフル板15は、下方向に所定高さのポール状に突設された3本のビス穴15Aを有している。このビス穴15Aに平頭ビス30がディフューザ―23の裏面から螺合する。ビス30およびビス穴15Aの高さにより、ディフューザ23がウーファ102から所定の距離だけ離されて設けられる。ディフューザ23は、上向きの略円錐形をしており、ウーファ102から放音された中低音を全方向に反射若しくは回折させる。
図3は、ウーファ102から放音された音声の周波数特性を示す図である。一方の曲線はディフューザ23を設けた場合の曲線、他方の曲線はディフューザ23を設けない場合の曲線である。同図に示すように、下向きに設けられたウーファ102に対向させてディフューザ23を設けたことにより、ウーファー102から放音された音声の中音域以上の再生帯域を拡大することができた。これは、ウーファ102から放音された中低音の音声が設置面(たとえばテーブルクロスなど)に吸収されることなく、ディフューザ23によって反射・回折されているからと考えられる。
スピーカ装置1は、図1に示すように、ディフューザ23をベースとして縦向きに設置される。すなわち、ディフューザ23は、スピーカ装置1のベースを兼ねている。このため、その底面にリング状にクッション材31が貼付されている。これより、脚を別途設ける必要がなく構造を簡略化でき、設置面積を小さくすることもできる。
ディフューザ23の外周とウーファ用バッフル板15の外周との間に、カバー32が設けられている。カバー32は、パンチメッシュの金属製薄板からなっており、ウーファ102から放音された音声を通過させるが、スピーカ装置1が、テーブル等に設置されたとき、ユーザの指や異物が侵入するのを防止している。
下部筐体12の側面には操作パネル40が設けられている。操作パネル40には、このスピーカ装置1の電源をオン/オフする電源スイッチなどのスイッチ群41、外部電源を接続するためのDCジャック42、アナログオーディオ信号を入力するオーディオジャック43等が設けられている。
操作パネル40は樹脂製であるが、下部筐体12の操作パネル40以外の外周側面は合成皮革で外装されている。また、上部筐体11は、樹脂製で外周側面はホットスタンプ箔による蒸着メッキ鏡面仕上げが施されている。
図4は、スピーカ装置1の電気回路のブロック図である。スピーカ装置1は、オーディオ信号を入力する回路として、Bluetooth(登録商標)通信部52、および、アナログ入力部53を有している。アナログ入力部53は、図1に示したオーディオジャック43を含む。Bluetooth(登録商標)通信部52またはアナログ入力部53から入力されたオーディオ信号は、信号処理部51に入力される。信号処理部51は、入力されたオーディオ信号に対してイコライズ等の処理を行うとともに、オーディオ信号を高音域成分および中低音域成分に分離する。分離された高音域成分の信号は増幅回路54に入力される。中低音域成分の信号は増幅回路55に入力される。増幅回路54はツイーター101を駆動する増幅回路であり、高音域に適した調整がされている。また、増幅回路55はウーファ102を駆動する増幅回路であり、中低音域に適した調整がされている。増幅回路54は、増幅した高音域のオーディオ信号をツイーター101に入力する。ツイーター101はこの信号を音響として放音する。増幅回路55は、増幅した中低音域のオーディオ信号をウーファ102に入力する。ウーファ102はこの信号を音響として放音する。
Bluetooth通信部52のペアリング動作、信号処理部51のイコライズ動作、増幅回路54,55のゲインなどは制御部50が制御する。制御部50はマイコンで構成されている。制御部50には、さらに操作部56および点灯回路57が接続されている。操作部56は、操作パネル40に設けられている各種スイッチ群41を含み、ユーザによる電源のオン/オフ、ボリウム調整、オーディオ入力の選択等の操作を受け付ける。点灯回路57は、LED58を点灯する回路である。LED58は、電源がオンされていることを示すインジケータである。制御部50は、電源がオンされると、オーディオ回路に電源を供給するとともに、点灯回路57にも電源を供給する。点灯回路57は、LED58を点灯させる。なお、このスピーカ装置1は、図示しないバッテリを内蔵しており、このバッテリまたはDCジャック42から供給される外部電源で動作する。
以上のように、本実施形態のスピーカ装置1では、縦型の2ウェイスピーカ構成としたことにより、省スペースで幅広い周波数帯域の再生を実現することができる。また、ツイータ101を筐体10の上端に上向きに設置し、ウーファ102を筐体10の下端に下向きに設置したことにより、1つの筐体10でツイータ101、ウーファ102両方のキャビネット111、112を構成することができるとともに、高音域および中低音域の分離感を向上させ広がり感のある音響再生を実現することができる。
なお、スピーカ装置1は、以上説明した形状に限定されない。本願発明の趣旨を損なわない範囲で変形は自由である。
10 筐体
11 上部筐体
12 下部筐体
22 (第1の)ディフューザ
23 (第2の)ディフューザ
31 クッション材
101 ツイーター
102 ウーファ

Claims (5)

  1. 第1の円筒と前記第1の円筒より大きい直径を有する第2の円筒とをこの順に上下に重ねた形状の筐体であって、前記第1の円筒の内部に設けられた仕切りにより内部が上部空間および下部空間に仕切られた筐体と、
    前記第2の円筒とほぼ同径で前記第1の円筒を覆い、音響を通過させる上部カバーと、
    前記筐体の上面に上向きに設置された第1のスピーカと、
    前記筐体の下面に下向きに設置された第2のスピーカと、
    前記筐体の上方および下方に、それぞれ前記第1、第2スピーカに対向し適当な間隔を開けて設けられた第1、第2のディフューザと、
    前記筐体の下方に設けられた前記第2のディフューザの裏面に、前記筐体を支持する載置面と、
    前記下部空間の内部に設けられ、前記第1の円筒の前記下部空間側の側面に開口するバスレフダクトと、
    を備えたスピーカ装置。
  2. 前記第1のスピーカが高音用スピーカであり、前記第2のスピーカが低音用スピーカである請求項1に記載のスピーカ装置。
  3. 前記第2のディフューザの外周と前記筐体の下端部の外周との間に、音響を通過させるカバーを設けた請求項1または請求項2に記載のスピーカ装置。
  4. 前記バスレフダクトは、下向きに屈曲することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のスピーカ装置。
  5. 前記上部カバーは、前記第2の円筒の上端部に係止されることを特徴とする
    請求項1から請求項4のいずれかに記載のスピーカ装置。
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