JP2005341514A - スピーカを内蔵した照明用電気スタンド - Google Patents
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Abstract
【課題】箱型のスピーカシステムは、置かれる部屋のスペースを占有し、部屋の中に置かれるインテリア家具との調和も悪く、部屋の美観を甚だしく害するものである。とくに、マルチチャンネル音響システムでは、多くのスピーカシステムを必要とし、問題が多かった。
【解決手段】この問題を解決する手段として、インテリア家具の一つである照明用電気スタンドの光源を支える中空の支持部の上面開口部に水平にスピーカユニットを挿入固定し、前記スピーカユニットの上部に水平方向に音響を放射する音響拡散放射器を固定した。音響拡散放射器は水平方向に音響を拡散するため、周囲の構造物に影響されない良好な音質の音響を放出できる。これにより、照明用電気スタンドとスピーカが一体化されることになり、省スペースと美観の向上ができる効果がある。
【選択図】 図1
【解決手段】この問題を解決する手段として、インテリア家具の一つである照明用電気スタンドの光源を支える中空の支持部の上面開口部に水平にスピーカユニットを挿入固定し、前記スピーカユニットの上部に水平方向に音響を放射する音響拡散放射器を固定した。音響拡散放射器は水平方向に音響を拡散するため、周囲の構造物に影響されない良好な音質の音響を放出できる。これにより、照明用電気スタンドとスピーカが一体化されることになり、省スペースと美観の向上ができる効果がある。
【選択図】 図1
Description
本発明は、音響スピーカを内蔵した通常の照明用電気スタンドに関する。
インテリア家具を兼ねた中空の支持部に支えられた笠付光源をもった照明用電気スタンドがあった。
音響用スピーカは、ほとんどの映像・音声機器に使われていて、その種類も用途により様々なものがある。例えば、テレビジョン受像機、ラジオ付カッセトレコーダなどの機器に内蔵されるものからステレオ装置のように機器とは別に独立した箱型スピーカシステム、そしてマルチチャンネル音響システムのように6個以上の箱型スピーカシステムを必要とするものもある。箱型のスピーカシステムは、置かれる部屋のスペースを占有する。とくに、マルチチャンネル音響システムでは、多くのスピーカシステムを必要とし、部屋の有効スペースを少なくする。また、スピーカシステムは、部屋の中に置かれるインテリア家具との調和も悪く、部屋の美観を甚だしく害するものである。
この問題を解決する手段として、インテリア家具の一つである照明用電気スタンドの光源を支える中空の支持部に音源となるスピーカユニットを挿入し、スピーカユニットの上面に音響を水平方向に放射する音響拡散放射器を取付けた。これにより、照明用電気スタンドとスピーカが一体化されることにより課題を解決した。
照明用電気スタンドの支持部に水平方向拡散放射型スピーカを一体化したことにより、従来の照明用電気スタンドのインテリア家具としての美観を損なうことなく、音響を再生し、且つ従来スピーカシステムが占有していた部屋の有効スペースを広げる効果がある。
さらに、水平方向拡散放射型スピーカからの音響は周囲の構造物に影響されず、高音質である。
さらに、水平方向拡散放射型スピーカからの音響は周囲の構造物に影響されず、高音質である。
図1は本発明によるスピーカを内蔵した照明用電気スタンドの断面図を示すものである。図1の1は電球で、電球用ソケット2により電源が供給され、電気笠3により覆われている。電球1、電球用ソケット2、電気笠3は、照明用電気スタンドの照明光源部を構成するもので、一般に使用されているものと何ら変わりはない。なお、7は照明用電気スタンドのベースで、これも一般に使用されているものと変わりはない。
前記の照明用光源部を支える支持部は、上部が開口された中空の円筒4と音響スピーカ部5より構成される。中空の円筒4も、後述するバスレフ効果をもたせるため、下部側面にあけた穴バスレフポート6以外は、一般に使われている照明用電気スタンドのものと変わりない。
図2は音響スピーカ部5を照明用電気スタンドの正面から見たものである。スピーカユニット8はスピーカ取付け板9に固定され、クッション10を介して水平に置かれている。
前記スピーカユニットの下部は中空の円筒4に挿入される。また、スピーカユニットの底面に重量のあるデッドマスを取付ければ、音響スピーカ部を中空の円筒に挿入した時、音質改善と同時によりよく固定することができる効果がある。
前記スピーカユニットの下部は中空の円筒4に挿入される。また、スピーカユニットの底面に重量のあるデッドマスを取付ければ、音響スピーカ部を中空の円筒に挿入した時、音質改善と同時によりよく固定することができる効果がある。
スピーカ取付け板9の上部には、電球用ソケット2を上の面に、下の面に音響拡散放射器を取付けた上板11が、それぞれ支持棒13によりに固定されている。音響拡散放射器12はスピーカから垂直上方に発せられた音響を水平方向に変換して照明用電気スタンドの周囲に図1に示すように拡散放射するもので、三角錐の形状である。なお。音響拡散放射器は上記に限らす、音響を水平方向へ拡散するものであれば上記三角錐形状に限るものではない。
スピーカから発せられた音響は音響拡散放射器により、照明用電気スタンドの周囲に無指向性で拡散される。この方式の特長は水平方向に取付けられたスピーカからの音響を他の構造物に影響されず、特性の変化なしに放出できることにある。また、音響の放射が無指向性であるため、照明用電気スタンドが部屋のどこにでも置けると言う効果もある。
さらに、音響拡散放射器の採用は、本発明にとっても都合がよい。音響拡散放射器の開口部は円弧形状のため、円筒形の支持部に違和感なく収容できる効果もある。
また、スピーカユニット8と音響拡散放射器12から構成される音響スピーカ部5を円筒4に挿入すると、音響スピーカ部の上に取付けられる照明光源部を一体化して固定できる。
スピーカから発せられた音響は音響拡散放射器により、照明用電気スタンドの周囲に無指向性で拡散される。この方式の特長は水平方向に取付けられたスピーカからの音響を他の構造物に影響されず、特性の変化なしに放出できることにある。また、音響の放射が無指向性であるため、照明用電気スタンドが部屋のどこにでも置けると言う効果もある。
さらに、音響拡散放射器の採用は、本発明にとっても都合がよい。音響拡散放射器の開口部は円弧形状のため、円筒形の支持部に違和感なく収容できる効果もある。
また、スピーカユニット8と音響拡散放射器12から構成される音響スピーカ部5を円筒4に挿入すると、音響スピーカ部の上に取付けられる照明光源部を一体化して固定できる。
照明用電気スタンドの電球への電源供給線14は、図2に示すように音響スピーカ部にあけたたて孔を通っている。以上の構造により、照明用電気スタンドが形成される。
なお、円筒の大きさにより、スピーカの大きさも決まるため、音響箱としての大きさが十分でなく、低音域が劣化するときは、円筒4の下部側面もしくは底面に穴をあけ、バスレフポートを取付ければ、低音域の特性は改善される。また、円筒4の内壁にフェルトのような音緩衝材を貼りつければ、より音質を改善できる。
スピーカを内蔵した照明電気スタンドには、元々電源供給線が入っているため、これを利用して増幅器と増幅器用電源を円筒4の中に設けスピーカユニットを駆動してもよい。
また、円筒4の中にラジオ受信機を内蔵し、照明用電源とラジオ受信機の電源スイッチを共用すれば、ベッドサイドの照明用電気スタンドとして便利である。
本発明では、円筒4の素材については、何ら制約するものではないが、円筒4を絵付けした陶磁器とすれば、インテリアとしての美観を向上できる効果もある。
1 電球
2 電球用ソケット
3 電気笠
4 中空の円筒
5 音響スピーカ部
6 バスレフポート
7 照明電気スタンド用ベース
8 スピーカユニット
9 スピーカ取付け板
10 クッション
11 上板
12 音響拡散放射器
13 支持棒
14 電源供給線
2 電球用ソケット
3 電気笠
4 中空の円筒
5 音響スピーカ部
6 バスレフポート
7 照明電気スタンド用ベース
8 スピーカユニット
9 スピーカ取付け板
10 クッション
11 上板
12 音響拡散放射器
13 支持棒
14 電源供給線
Claims (6)
- 照明用光源部と、
前記照明用光源部を支える中空の支持部と、
下部が前記支持部に挿入され、スピーカ取付け板に水平に取付けられたスピーカユニットと、
前記取付板の上部に固定された前記スピーカユニットからの音響を水平方向に放射する音響拡散放射器と、
から構成されることを特徴とするスピーカを内蔵した照明用電気スタンド。 - 請求項1において、前記スピーカユニットの底面にデッドマスを取付けたことを特徴とするスピーカを内蔵した照明用電気スタンド。
- 請求項1において、前記支持部の内壁に音響緩衝材を貼りつけたことを特徴とするスピーカを内蔵した照明用電気スタンド。
- 請求項1において、前記支持部内に前記スピーカユニット駆動用増幅器と前記増幅器の電源回路を内蔵したことを特徴とするスピーカを内蔵した照明用電気スタンド。
- 請求項1において、前記支持部内にラジオ受信機を内蔵したことを特徴とするスピーカを内蔵した照明用電気スタンド。
- 請求項1において、前記支持部が絵付けした陶器であることを特徴とするスピーカを内蔵した照明用電気スタンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004181886A JP2005341514A (ja) | 2004-05-25 | 2004-05-25 | スピーカを内蔵した照明用電気スタンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004181886A JP2005341514A (ja) | 2004-05-25 | 2004-05-25 | スピーカを内蔵した照明用電気スタンド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005341514A true JP2005341514A (ja) | 2005-12-08 |
Family
ID=35494520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004181886A Pending JP2005341514A (ja) | 2004-05-25 | 2004-05-25 | スピーカを内蔵した照明用電気スタンド |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005341514A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013124883A1 (ja) * | 2012-02-21 | 2013-08-29 | パイオニア株式会社 | スピーカー装置 |
JP2016019129A (ja) * | 2014-07-08 | 2016-02-01 | ヤマハ株式会社 | スピーカ装置 |
KR101711418B1 (ko) * | 2015-11-27 | 2017-03-02 | 탐투스 주식회사 | 등기구 겸용 무지향 스피커 |
CN111246321A (zh) * | 2020-02-26 | 2020-06-05 | 广州市高艺科技有限公司 | 灯光音响共置装置 |
CN112637713A (zh) * | 2020-12-18 | 2021-04-09 | 正屋(厦门)电子有限公司 | 一种灯具的可调节音响装置及其应用的灯具 |
-
2004
- 2004-05-25 JP JP2004181886A patent/JP2005341514A/ja active Pending
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CN112637713A (zh) * | 2020-12-18 | 2021-04-09 | 正屋(厦门)电子有限公司 | 一种灯具的可调节音响装置及其应用的灯具 |
WO2022127929A1 (zh) * | 2020-12-18 | 2022-06-23 | 正屋(厦门)电子有限公司 | 一种灯具的可调节音响装置及其应用的灯具 |
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