JP6450944B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本開示は、外界と重ね合わせて映像が観察可能な表示装置に関する。
特許文献1には、平面透明基材上に形成された反射透過特性を有する膜を用い、表示素子からの映像光を観察者の瞳の方向に反射すると同時に外界光を透過させ、映像と外界とを重ね合わせて観察可能にするコンバイナを使用したヘッドマウントディスプレイ(HMD:Head Mounted Display)が開示されている。
コンバイナとしては、その平面上に反射透過膜として波長選択性を有する回折反射型のホログラフィック光学素子(HOE:Holo−graphic Optical Element)が開示されている。
特開2010−145721号公報
しかしながら、HOEには波長選択性だけでなく、角度選択性も有しており、反射波長域が狭いHOEのコンバイナでは、映像光がコンバイナ面に入射する角度によって回折反射のピーク波長がシフトする。特に、画角が広い映像光の場合、画角の上下あるいは左右の両端ではその中心に比べ回折反射のピーク波長がシフトし、映像光の赤(R)、緑(G)、青(B)の波長間で反射回折波長域が一部重なり、それが人の瞳に入射されるとゴースト光となってしまう。
本開示は、光の入射角度によって透過あるいは反射の波長特性がシフトしてしまうことを抑制し、表示に必要な外界光と表示に必要な映像光とを観察可能な表示装置を提供する。
本開示における表示装置は、少なくとも第1波長帯域と第2波長帯域と第3波長帯域の光を用いて映像光を生成する映像光生成部と、外界光を透過すると共に映像光を反射し、観察者の瞳に導く光合成部と、を備え、光合成部は、映像光を反射する面が凹面形状の透明な基板と、基板の凹面形状側に、映像光を反射し、外界光の所定の波長帯域の光を透過する誘電体多層膜を有し、映像光は、映像光生成部から光合成部に直接入射し、誘電体多層膜は、映像光が光合成部に入射する入射角度と瞳への反射光の入射角度に基づいて波長特性をシフトさせる
本開示における表示装置は、必要な外界光と必要な映像光とを広い画角で観察できる。
図1Aは、実施の形態1にかかるHMDの外観図である。 図1Bは、実施の形態1にかかるHMDの側面図である。 図2は、実施の形態1にかかるHMDの観察者使用時の模式図である。 図3は、水銀ランプと白色蛍光灯のピーク波長を示す図である。 図4は、3波長蛍光灯のピーク波長を示す図である。 図5は、LEDの信号機のピーク波長を示す図である。 図6は、実施の形態1における映像光生成部のLED光源のピーク波長を示す図である。 図7は、実施の形態1における波長選択性の膜の波長反射特性を示す図である。 図8Aは、実施の形態1における光合成部の基板の曲率が0の場合における観察者の視線方向が上向きの場合を説明する図である。 図8Bは、実施の形態1における光合成部の基板の曲率が0の場合における観察者の視線方向が正面の場合を説明する図である。 図8Cは、実施の形態1における光合成部の基板の曲率が0の場合における観察者の視線方向が下向きの場合を説明する図である。 図9Aは、実施の形態1における光合成部の基板の曲率がRの場合における観察者の視線方向が上向きの場合を説明する図である。 図9Bは、実施の形態1における光合成部の基板の曲率がRの場合における観察者の視線方向が正面の場合を説明する図である。 図9Cは、実施の形態1における光合成部の基板の曲率がRの場合における観察者の視線方向が下向きの場合を説明する図である。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために、提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
(実施の形態1)
以下、図1〜9Cを用いて、実施の形態を説明する。
[1.表示装置の構成]
本実施の形態では、表示装置の一例であるHMDを用いて説明する。
図1Aは、実施の形態1にかかるHMDの外観図であり、図1Bは、実施の形態1にかかるHMDの側面図であり、図2は、実施の形態1にかかるHMDの観察者使用時の模式図である。HMD100は、光合成部101と、映像光生成部102と、これらを支持する支持部103で構成される。HMD100は、一般のメガネから例えば左眼用のレンズを取り除いたような外観となっている。光合成部101は、基板101aと膜101bで構成される。映像光生成部102は、図示しない光源からの光を画像データに基づいて変調することにより映像を表示する光変調素子であり、例えば透過型あるいは反射型の液晶表示素子、あるいはMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)ミラー光学素子、または有機EL(Eletro Luminescence)表示素子などである。
光合成部101は、映像光生成部102からの映像光を反射させて観察者の光学瞳201に導くとともに、外界光を透過させて瞳に導く光学部材である。したがって、観察者は、光学瞳201の位置にて、映像の虚像と外界とを重ね合わせて観察することができる。
[2.光合成部の特性]
光合成部101は、反射と透過の両方の機能を有しており、曲率R(Rは1以上の自然数)を有する透明な基板101aと、基板101aの凹面側に塗布された波長選択性の膜101bで構成される。基板101aと波長選択性の膜101bは凹面鏡となり、反射された映像光を拡大させる機能を有する。
波長選択性の膜101bは、例えば、屈折率の異なる材料の薄膜を積層した膜で形成された誘電体多層膜であり、任意の波長領域のみ反射する波長選択性を有する。
誘電体多層膜は、複数の誘電体材料による光学薄膜を真空蒸着法やスパッタリング法を含む各種の物理的気相成長法(PVD:Pyhsical Vapor Deposition)や、MOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition)法を含む各種の化学的気相成長法(CVD:Chemical Vapor Deposition)、溶液塗布によるスピンコート法等によって形成することができる。
具体的には、波長選択性の膜101bは、例えば、低屈折率層と、低屈折率層よりも高い屈折率を有する高屈折率層とを積層、例えば、交互に複数積層した多層膜で構成する。これにより、第1光反射層及び第2光反射層における光の波長に依存した光透過率を所望の値に変化させることができる。ここで、低屈折率層を構成する材料としてはSiO などがあり、高屈折率層を構成する材料としてはNb 、TiO 、ZrO などが挙げられる。これらの誘電体材料は、無色透明で、光を吸収しないため、入射した光は損失なく、層の境界からの反射光の干渉を利用することで分光反射率を自由に設定でき、誘電体薄膜を数十層重ね、特定波長に対して100%に近い反射率を得ることもできる。
したがって、この特定波長を映像光の波長と一致させることで、映像光を観察することができるとともに、特定波長以外の外界光を透過させることができ、外界も観察することができる。
波長選択性の膜101bとしては、ホログラフィック光学素子を用いてもよい。その場合は、基板101aの曲率Rを考慮して、回折反射のピーク波長を計算する。
基板101aと波長選択性の膜101bで構成される光合成部101は、映像光の波長を反射させると同時に、外界光も広く透過することが望まれる。特に、屋内では外界を照らす照明光の波長、屋外では信号機などの波長を遮らないようにする必要がある。具体的には、照明光としては、特定の波長にピークを有する水銀灯、蛍光灯、また、屋外ではLED(Light Emitting Diode)の信号機の波長を遮らないようにする必要がある。
図3は、照明光の一例として水銀灯と白色蛍光灯のピーク波長を示す図である。工場や倉庫は天上が高いため、強力な光源である水銀灯が広く使われている。また、事務所などでは、白色蛍光灯や3波長蛍光灯などが広く使われている。
図3において、横軸を波長、縦軸を相対強度とする。図3に示すように、水銀灯は、可視波長域内で440nm、545nmおよび580nmにピーク波長がある。また、白色蛍光灯は、比較的ブロードな特性を有するが、水銀灯と同様に、440nm、545nmおよび580nmにピーク波長がある。
図4は、3波長蛍光灯のピーク波長を示す図である。図4において、横軸を波長、縦軸を相対強度とする。3波長蛍光灯は、440nm、545nmおよび615nmにピーク波長がある。
なお、水銀灯、白色蛍光灯、3波長蛍光灯のピーク波長の半値幅は狭く、±10nm以下である。
図5は、LEDの信号機のピーク波長を示す図である。LEDの信号機の青色は500nm、黄色は595nm、赤色は630nmの光源が用いられている。
外界光を観察するためには、透過波長域をできるだけ広くとり、特に、上述の水銀灯、白色蛍光灯、3波長蛍光灯そしてLED信号機のピーク波長を確実に透過させる必要がある。一方、映像光を観察するためには、映像光生成部102の光源に、上述の波長と重ならない波長の光源を用意し、光源の波長を特定波長とする波長選択性の膜101bを形成する必要がある。
図6は、映像光生成部102の光源として用いるLED光源のピーク波長を示す。LED光源として、ピーク波長が470nmの青色LED、ピーク波長が525nmの緑色LEDおよびピーク波長が660nmの赤色LEDを用いる。
図7は、波長選択性の膜101bの波長反射特性を示す図である。透過させなければならない波長域として、440nm、500nm、545nm、580nm、595nm、615nmおよび630nmと、映像光生成部102の光源の波長域として、470nm、525nmおよび660nmとから、波長選択性の膜101bの透過反射特性は決定される。
図7において、形成された膜101bは、475nmを中心に±10nm、525nmを中心に±10nmそして650nmを中心に±10nmの波長域においてほぼ100%の反射率を有しており、それ以外の可視波長域ではほぼ0%の反射率、すなわち、ほぼ100%の透過率を有する。このような波長選択性の膜101bが形成された光合成部101であれば、表示に必要な映像光と、水銀灯、白色蛍光灯、3波長蛍光灯そしてLED信号機の光を確実に透過させた外界光が観察可能になる。
[3.光合成部の構成]
次に、光合成部101の曲率について説明する。図8Aは、光合成部101の基板101aの曲率が0の場合における観察者の視線方向が上向きの場合を説明する図であり、図8Bは、光合成部101の基板101aの曲率が0の場合における観察者の視線方向が正面の場合を説明する図であり、図8Cは、光合成部101の基板101aの曲率が0の場合における観察者の視線方向が下向きの場合を説明する図である。
波長選択性を有する誘電体多層膜にも、ホログラフィック光学素子と同様に、入射角度依存性があり、誘電体多層膜を構成する各層の厚さ方向に対し、斜めから光が入射したとき、光が膜の中を通る光路長が長くなる。そのため、入射角度が0度、すなわち垂直のときは、透過および反射の波長特性が最も長波長側になるのに対し、入射角度が大きくなると、波長特性が短波長側にシフトしてしまう。
具体的には、図8A、図8B、図8Cに示すように、平面透明板の基板101aに波長選択性の膜101bを形成した光合成部101の場合を説明する。例えば、図8Aに示すように、観察者の光学瞳201の視線方向が上に向くと、瞳中心から光合成部101への入射角度θ 度は、図8Bに示すように、観察者の光学瞳201の視線方向が正面を向いているときの入射角度θ 度よりも大きくなり、波長選択性の膜101bの特定の波長特性は短波長側にシフトする。一方、図8Cに示すように、観察者の光学瞳201の視線方向が下に向くと、瞳中心から光合成部101への入射角度θ 度は、観察者の光学瞳201の視線方向が正面を向いているときの入射角度θ 度よりも小さくなり、波長選択性の膜101bの特定の波長特性は長波長側にシフトする。
波長選択性の膜101bの特定波長は観察者の光学瞳201の視線方向が正面を向いているときの入射角度を基準に決定されているため、観察者が左右に視線を向けた場合も同様に、波長選択性の膜101bの波長特性はシフトする。波長選択性の膜101bの波長特性が大きくシフトすると、ゴースト光が見えやすくなる。
図9Aは、光合成部101の基板101aの曲率がRの場合における観察者の視線方向が上向きの場合を説明する図であり、図9Bは、光合成部101の基板101aの曲率がRの場合における観察者の視線方向が正面の場合を説明する図であり、図9Cは、光合成部101の基板101aの曲率がRの場合における観察者の視線方向が下向きの場合を説明する図である。本実施の形態では、光合成部101の基板101aは、光学瞳201の中心Pを中心とする曲率Rの透明な基板101aに波長選択性の膜101bを形成する構成とする。
図9Aにおける、観察者の光学瞳201の視線方向が上を向いた時の瞳中心Pから光合成部101への入射角度θ 度と、図9Bにおける、観察者の光学瞳201の視線方向が正面を向いた時の瞳中心Pから光合成部101への入射角度θ 度と、図9Cにおける、観察者の光学瞳201の視線方向が下を向いた時の瞳中心Pから光合成部101への入射角度θ 度はほとんど変化せず、ほぼ同じである。
本実施の形態において、基板101aの曲率Rを70mm、眼球の最前面から基板101aの曲率中心までを35mmとした。基板101aの曲率Rの設定値によって、画角を広く設定できる。
また、本実施の形態において、映像光生成部102は、光学瞳201の垂直方向に対して15度の角度をもって設置する。このため、映像光生成部102からの映像光が光合成部101へ入射する入射角度と瞳中心Pへの反射光の入射角度とで、波長選択性の膜101bの波長特性がシフトするため、波長選択性の膜101bの波長特性を予めシフトさせて設定している。
[4.効果]
以上のように、本実施の形態の表示装置は、少なくとも第1波長帯域と第2波長帯域と第3波長帯域の光を用いて映像光を生成する映像光生成部と、外界光を透過すると共に映像光を反射する光合成部と、を備える。光合成部は、映像光を反射する面が凹面形状の透明な基板と、基板の凹面形状側に、映像光を反射し、外界光の所定の波長帯域の光を透過する膜を有する。
これにより、波長選択性を有する光合成部のコンバイナで表示素子の映像光を反射させると同時に特定の波長にピークをもつ照明光や、LED信号機の外界光を遮ることなく、映像と外界を同時に観察可能することができる。
さらに、光合成部は曲率Rの透明凹面板と波長選択性の膜からなっており、視線の移動あるいは画角の広い映像光がであっても瞳に入射される角度はほとんど変化しないため、波長選択性の膜の入射角度依存性による波長のシフト、すなわち色ずれを大きく低減できる。
本開示は、外界と重ね合わせて映像が観察可能なHMD等の表示装置に関し、特に検査、ピッキングなどの作業支援用途に適用可能である。
100 HMD
101 光合成部
101a 基板
101b 膜
102 映像光生成部
201 光学瞳

Claims (3)

  1. 少なくとも第1波長帯域と第2波長帯域と第3波長帯域の光を用いて映像光を生成する映像光生成部と、
    外界光を透過すると共に前記映像光を反射し、観察者の瞳に導く光合成部と、を備え、
    前記光合成部は、
    前記映像光を反射する面が凹面形状の透明な基板と、
    前記基板の凹面形状側に、前記映像光を反射し、前記外界光の所定の波長帯域の光を透過する誘電体多層膜を有し、
    前記映像光は、前記映像光生成部から光合成部に直接入射し、
    前記誘電体多層膜は、前記映像光が光合成部に入射する入射角度と前記瞳への反射光の入射角度に基づいて波長特性をシフトさせる
    表示装置。
  2. 前記外界光の所定の波長帯域は、440nm±10nm、545nm±10nmと615nm±10nmである、
    請求項1記載の表示装置。
  3. 前記外界光の所定の波長帯域は、500nm±10nm、595nm±10nmおよび630nm±10nmである、
    請求項1記載の表示装置。
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