JP6450701B2 - 外出通報装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被介護者等の外出(通過)を検出して報知する外出通報装置に関する。
認知症などの被介護者が居る家庭や施設では、被介護者が勝手に外出しないよう、被介護者の行動が家族や介護者(介助者ともいう)により監視される。しかしながら、家事や仕事で忙しい家族や介護者にとって、被介護者の行動を常に観察することは大きな負担となっている。
とくに、家族が台所で家事をしているとき、家族が就寝しているとき、介護者が他の被介護者の世話をしているときなど、被介護者の外出に家族や介護者が気づかず、被介護者が道に迷って行方不明になったり、被介護者が交通事故に遭う可能性もある。
対策として、被介護者の外出(通過)を検出する検出器(送信器ともいう)、およびその検出器の検出結果を家族や介護者に知らせる報知器(受信器ともいう)を備え、これら検出器と報知器との間のデータ送受信を特定小電力無線通信による通信ネットワークを介して行う外出通報装置が開発され実用化されつつある。検出器は出入口である玄関等に設置され、報知器は居間・台所・寝室・事務室などに設置される。
特開2005−184330号公報
上記外出通報装置は、検出器を例えば最大3台まで設置することができ、報知器も例えば最大3台まで設置することできる。ただし、台数が増えるに従い通信が複雑になって時間もかかる。とくに、検出器が3台で報知器が3台の場合には、全ての報知器に検出データが送られるまでに10秒程度の時間がかかってしまう。これは、緊急性を要する外出通報にとって改善すべき大きな課題である。
本発明の目的は、外出通報に要する時間を大幅に短縮できる外出通報装置を提供することである。
請求項1に係る発明の外出通報装置は、生体の通過を検出するとともに、その検出データを互いの定期的な問合せ通信により取込んで共有する第1検出器および第2検出器と;これら検出器が共有する検出データを前記各検出器に対する定期的な同報送信により要求し、この要求に基づいて前記各検出器から返信される検出データの内容を報知する少なくとも1つの報知器と;を備える。前記第1検出器は、当該第1検出器の近傍における生体の通過を検出する第1通過検出手段を有し;前記第2検出器から問合せ信号P2を受信した場合に、前記第1通過検出手段の検出データが含まれる応答信号ACK1を前記第2検出器に送信し;前記問合せ信号P2を受信してから一定時間t1後、前記第2検出器に対する問合せ信号P1を送信し;この問合せ信号P1に対する応答信号ACK2を前記第2検出器から受信した場合に、その応答信号ACK2に含まれている検出データを第1共有データとして保持し;前記報知器から定期的に同報送信される要求信号Q1を受信した場合に、前記第1通過検出手段の検出データおよび前記第1共有データが含まれる返信信号A1を前記報知器に返信する。前記第2検出器は、当該第2検出器の近傍における生体の通過を検出する第2通過検出手段を有し;前記第1検出器から問合せ信号P1を受信した場合に、前記第2通過検出手段の検出データが含まれる応答信号ACK2を前記第1検出器に送信し;前記問合せ信号P1を受信してから一定時間t1後、前記第1検出器に対する問合せ信号P2を送信し;この問合せ信号P2に対する応答信号ACK1を前記第1検出器から受信した場合に、その応答信号ACK1に含まれている検出データを第2共有データとして保持し;前記報知器から定期的に同報送信される要求信号Q1を受信した場合に、前記第2通過検出手段の検出データおよび前記第2共有データが含まれる返信信号B1を前記報知器に返信する。前記報知器は、前記要求信号Q1を定期的に同報送信し;この送信から所定時間t3aにおいて前記第1,第2検出器から送信される返信信号A1,B1を受信し;受信した返信信号A1,B1に含まれる検出データおよび共有データの内容を報知し;前記所定時間t3aが経過した時点から前記要求信号Q1の次の同報送信タイミングに至るまで当該報知器の消費電力を低減するスリープモードに入る。
一実施形態の全体的な外観を示す斜視図。 一実施形態の制御回路を示すブロック図。 一実施形態における各検出器および各報知器の運用形態の例を示す図。 一実施形態における検出器の制御を示すフローチャート。 一実施形態における報知器の制御を示すフローチャート。 一実施形態における各検出器および各報知器の送受信を示すタイムチャート。 図3の運用形態において1台の報知器の設置位置が移された状態を示す図。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1に示す検出器1、複数台の報知器2、複数の認証キー3により、生体たとえば被介護者の外出(通過)を検出して報知する外出通報装置(在宅見守り装置や“おでかけキャッチ”ともいう)が構成される。
検出器1は、一般家庭の家屋や介護施設などの出入口たとえば玄関に設置され、認知症などの被介護者の通過を例えば超音波により前方約2mの範囲で検出する。報知器2は、検出器1との間に例えば400MHz帯や920MHz帯の特定小電力無線通信による通信ネットワークが確立されている場合に検出器1とデータ送受信することが可能で、家の居間・台所・寝室、あるいは介護施設の事務室などに設置され、検出器1が被介護者の外出(通過)を検出した場合にその旨を報知する。検出器1と報知器2との間の通信可能距離は、通信経路に何も障害物の無い所謂見通し距離として400m以上である。
認証キー3は、被介護者を介護する立場の家族や職員(介護者や介助者という)が常に携帯しておくもので、介護者が検出器1に接近した場合にその接近を検出器1との微弱電波による双方向無線通信によって検出器1に検出せしめる。認証キー3の検出可能距離は、約1mである。
検出器1と報知器2との間で特定小電力無線通信によるデータ送受信を行うためには、共通の周波数チャンネルを使用すること、同じ通信グループであることを表す共通のシステムIDを持つこと、送信元の機器および送信先の機器がそれぞれに固有のデバイスIDを互いに知っていること、送信先のデバイスIDを送信時に指定することなどが条件となる。検出器1のデバイスIDは、検出器1の個々を識別するための識別用データであり、当該検出器1が通信ネットワーク上で親機となることを示すコードを含む。報知器2のデバイスIDは、報知器2の個々を識別するための識別用データであり、当該報知器2が通信ネットワーク上で子機となることを示すコードを含む。システムIDは、通信ネットワークを1つのシステムとして他の通信ネットワークと区別するための識別用データである。
検出器1および報知器2をレンタル用品として汎用的に使い回しながら顧客への貸出しと回収を繰返すビジネスモデルの場合、多数台の検出器1、多数台の報知器2、多数の認証キー3がサービス拠点に一時保管され、必要台数分の検出器1および報知器2と必要個数分の認証キー3とがサービス拠点から持ち出されて顧客に貸与される。貸与された検出器1、報知器2、認証キー3は、顧客との契約が切れたり故障した場合にサービス拠点に回収され、その後、洗浄・消毒・美観捕集などの保守や修理を経て再び貸し出される。当該装置を実際に使用する場合の検出器1の増設可能台数は最大で例えば3台であり、報知器2の増設可能台数も最大で例えば3台である。認証キー3の使用可能数に制限はない。被介護者の外出を検出して報知するためには、少なくとも1台の検出器1、少なくとも1台の報知器2、および少なくとも1つの認証キー3があればよい。
検出器1は、筐体前面に超音波センサ(通過検出手段)11および表示部12、筐体側面にACアダプタ差込口13、筐体内に後述の初期設定スイッチ14、筐体背面に後述の電源スイッチ15を備え、ACアダプタ差込口13に接続されるACアダプタから直流電圧を受けて動作し、筐体前面の前を生体である人体あるいはペット等の動物が通過した場合にその通過を超音波により検出するとともに、認証キー3の接近をその認証キー3との微弱電波による双方向無線通信によって検出する。
超音波センサ11は、超音波信号を発する発信部11a、およびその発信部11aから発せられて前方の壁で反射し戻ってくる超音波信号を受ける受信部11bを含む。表示部12は、各報知器2へのデータ送信時に点灯する送信ランプ(赤色発光ダイオード)12a、電源スイッチ15のオン時に点灯する電源ランプ(緑色発光ダイオード)12b、生体の通過を検出したときに点灯する通過検出ランプ(橙色発光ダイオード)12c、認証キー3の接近を検出したときに点灯する認証キー検出ランプ(赤色発光ダイオード)12dを含む。初期設定スイッチ14は、検出器1の筐体内に配置された押し釦式のスイッチであり、筐体背面に形成された小さな挿通孔に棒状部材が挿入されて押圧されることにより、作動する。電源スイッチ15は、検出器1の筐体の背面に配置されたシーソー式スイッチであり、手指でオン,オフ操作することができる。
報知器2は、筐体前面に表示部21および通音部22、筐体側面に設定スイッチ23と電源スイッチ24とACアダプタ差込口25、筐体内に後述の初期設定スイッチ26を備え、ACアダプタ差込口25に接続されるACアダプタから直流電圧を受けて内部の電池を充電しかつその充電電圧により動作し、検出器1が特定の生体の通過を検出した場合に表示部21の表示および音声案内やミュージック音による警報を発する。表示部21は、画像および文字を表示する液晶ディスプレイ21a、検出器1からのデータ受信時に点灯する受信ランプ(赤色発光ダイオード)21b、確認釦21cを含む。通音部22は、後述の音出力部28が発する音声案内やミュージック音を通す。設定スイッチ23は、手指による上方へのスライド操作、下方へのスライド操作、押圧操作(クリック操作ともいう)が可能である。電源スイッチ24は、手指によるオン,オフ操作が可能なスライドスイッチである。初期設定スイッチ26は、報知器2の筐体内に配置された押し釦式のスイッチであり、筐体背面に形成された小さな挿通孔に棒状部材が挿入されて押圧されることにより、作動する。
認証キー3は、小型電池を内蔵し、かつ検出器1に登録済みの認証用コードを内部メモリに記憶しており、その認証用コードを検出器1との微弱電波による双方向無線通信よって検出器1に認証させる。この認証により、検出器1に対する認証キー3の接近を検出器1に検出させることができる。なお、認証キー3は、人の手指に収まる大きさで、外周面に電池残量確認釦31および電池残量表示ランプ(発光ダイオード)32を有する。
この外出通報装置の制御回路を図2に示す。
検出器1は、超音波センサ11、表示部12、初期設定スイッチ14、電源スイッチ15のほかに、コントローラ10、認証キー用無線通信部16a、システム用無線通信部16b、メモリ17、モードスイッチ18を有する。認証キー用無線通信部16aは、所謂RFID(Radio Frequency IDentification)規格に従って認証キー3との微弱電波による双方向無線通信を行う。システム用無線通信部16bは、報知器2との特定小電力無線通信および他の検出器1との特定小電力無線通信を行う。モードスイッチ18は、検出器1の背面に配置されたスライドスイッチであって、認証キー3を持たない者の外出を検出して報知する通常モードと、認証キー3を持つ者の外出を検出して報知する反転モードとを選択的に切換え設定することができる。
コントローラ10は、主要な機能として、通過検出手段10a、認証キー検出手段10b、通知手段10c、第1ペアリング登録手段10d、第1通信制御手段10eを含む。
通過検出手段10aは、超音波センサ11の発信部11aが超音波信号を発するタイミングと、超音波センサ11の受信部11bが超音波信号を受けるタイミングとの時間差に基づき、検出器1の前方における生体の通過を検出する。
認証キー検出手段10bは、当該検出器1への認証キー3の接近をその認証キー3との認証キー用無線通信部16aを介した無線通信により検出する。
通知手段10cは、モードスイッチ18で標準モードが設定されているとき、通過検出手段10aが生体の通過を検出し、この検出に際して認証キー検出手段10bが認証キー3を検出しない場合に特定の生体が外出した旨を検出データとして保持し、認証キー検出手段10bが認証キー3を検出した場合は特定の生体とは異なる生体が外出した旨を検出データとして保持し、保持した検出データを特定小電力無線通信による通信ネットワークが確立された報知器2からの要求に応じて同報知器2にシステム用無線通信部16bを介して返信する。なお、モードスイッチ18で反転モードが設定されているとき、通知手段10cは、通過検出手段10aが生体の通過を検出した際に、認証キー検出手段10bが認証キー3を検出すれば特定の生体が外出した旨を検出データとして保持し、認証キー検出手段10bが認証キー3を検出しなければ特定の生体とは異なる生体が外出した旨を検出データとして保持する。
第1ペアリング登録手段10dは、当該検出器1でペアリング登録モードが設定された場合に、報知器2における後述のペアリング操作手段20aの検索に応答して、当該検出器1のデバイスIDを予め定められている基準周波数チャンネルおよび基準システムIDに基づく特定小電力無線通信により送信し、かつ報知器2のペアリング操作手段20aから送信されるペアリング設定用データを受信して当該検出器1のメモリ17に登録(記憶)する。登録するデータの具体例として、通信ネットワークの構成要素である全ての検出器1の個数およびデバイスID、当該検出器1の通信相手となる他の検出器1および報知器2のデバイスID、中継器が存在する通信ネットワークの場合は通信相手となる中継器のデバイスID、検出器1が検出結果を送信する先の報知器2の個数およびその各報知器2のデバイスID等がある。基準周波数チャンネルおよび基準システムIDは、各サービス拠点に配置されている検出器1および報知器2の全てに共通のもので、当該検出器1が製品として出荷される時点でメモリ17に登録(記憶)される。
第1通信制御手段10eは、第1ペアリング登録手段10dにより登録されたペアリング設定用データに基づいて、報知器2との特定小電力無線通信を実行する。
一方、報知器2は、表示部21、設定スイッチ23、電源スイッチ24、初期設定スイッチ26のほかに、コントローラ20、無線通信部27、音出力部28、メモリ29、バッテリ電源ユニット30を有する。無線通信部27は、検出器1との特定小電力無線通信を行う。音出力部28は、スピーカを含み、警報発生前の効果音、音声案内、ミュージック音たとえばBGM(バックグラウンドミュージック)音を発する。バッテリ電源ユニット30は、充電可能な電池(例えばリチウム電池)およびその電池に対する充電回路を含み、その電池の電圧を当該報知器2の動作用電圧として出力する。報知器2は、警報を発する警報器であることから、充電中であっても電池電圧によって動作を継続する必要があり、このため負荷供給型の充電回路を備え、電源が喪失することはない。
コントローラ20は、主要な機能として、ペアリング操作手段20a、第2ペアリング登録手段20b、第2通信制御手段20c、警報手段20dを含む。
ペアリング操作手段20aは、当該報知器2でペアリング操作モードが設定された場合に、上記基準周波数チャンネルおよび上記基準システムIDに基づく特定小電力無線通信により、その通信エリア内に存する検出器1および各報知器2のデバイスIDを検索し、検索した各デバイスID,当該報知器2のデバイスID,上記基準周波数チャンネルとは異なる周波数チャンネル,上記基準システムIDとは異なるシステムIDを、検出器1および各報知器2の相互間に特定小電力無線通信による通信ネットワークの親機と子機の関係を設定するためのペアリング設定用データとして、上記基準周波数チャンネルおよび上記基準システムIDに基づく特定小電力無線通信により送信しかつ当該報知器2のメモリ29に登録する。登録するデータの具体例として、通信ネットワークの構成要素である全ての検出器1の個数およびデバイスID、当該検出器1の通信相手となる他の検出器1および報知器2のデバイスID、中継器が存在する通信ネットワークの場合は通信相手となる中継器のデバイスID、検出器1が検出結果を送信する先の報知器2の個数およびその各報知器2のデバイスID等がある。基準周波数チャンネルおよび基準システムIDは、上記したように、検出器1および報知器2の全てに共通のもので、当該報知器2が製品として出荷される時点でメモリ29に登録(記憶)される。
基準周波数チャンネルと異なる周波数チャンネルとして、予め定められた初期周波数チャンネルおよびその初期周波数チャンネルからの変更設定が可能な複数の周波数チャンネルがメモリ29に記憶されている。基準システムIDと異なるシステムIDとして、予め定められた初期システムIDおよびその初期システムIDからの変更設定が可能な複数のシステムIDがメモリ29に記憶されている。
第2ペアリング登録手段20bは、当該報知器2でペアリング登録モードが設定された場合に、ペアリング操作モードが設定された他の報知器2におけるペアリング操作手段20aからの検索に応答して、当該報知器2のデバイスIDを上記基準周波数チャンネルおよび上記基準システムIDに基づく特定小電力無線通信により送信し、かつペアリング操作手段20aから送信されるペアリング設定用データを受信して当該報知器2のメモリ29に登録(記憶)する。
第2通信制御手段20cは、第2ペアリング登録手段20bにより登録されたペアリング設定用データに基づいて、検出器1との特定小電力無線通信を実行する。
警報手段20dは、通信ネットワークが確立された検出器1から返信される検出データの内容が上記特定の生体の外出である場合に、表示部21の表示および音出力部28からの音声案内やミュージック音による警報を発する。
ところで、各検出器1および各報知器2の相互通信いわゆるマルチ通信網では、無線方式あるいは無線局として、2.4GHz帯のBluetooth(登録商標)やZigBee(登録商標)のような電波干渉、輻輳で機能低下が問題化するデータ通信に比べ、電波の回り込みが大きく障害物に遮られにくく、免許を要しない特定小電力無線である400MHz帯あるいは920MHz帯の無線局を使うことが望ましい。920MHz帯は、干渉が極少なく、20mW出力も可能であって一般的な最大値が10mW出力に比べ理論上の通信距離が√2倍期待され、より望ましい。
このマルチ通信網では、周波数チャネルやシステムID以外に、共通化あるいは一致しておくべき仕様として、キャリアセンス値、ビットレートがあるが、これらは、通常運用では、動的に変更を行う必要がないパラメータでもある。全ての役割個体機は共通の値としておく。例えば、無線通信方式が、920MHz帯の特定省電力無線局である場合、キャリアセンスは128μsecと固定共通化し、ビットレートは、低速である9.6kbpsの場合で考える。尚、ビットレートが小さい程、より微弱な電波まで通信ができることが実測から一般的に認められている。みまもり通報のアプリケーションでは、一般的に、小さなデータ通信しか行われないと考えられる。
報知器2は、可搬型であるので、必然的に電池駆動となる。検出器1は、場所固定で使用される為、必ずしも電池駆動である必要がなく、センサにも依るが大きな電力を必要とする場合もあり、ACアダプタ等から電源供給されるものと考える。
報知器2は、受信タイミングのみ、受信状態とし、それ以外は電池消耗を抑える必要からスリープ状態とすべきである。特定小電力無線の無線モジュールは、送信も受信も以外と大きな消費電力が必要と知られている。特定小電力無線は、ある送信時間で送信後はある一定時間にわたって送信を休止する規定があって、例えば1秒間に幾つかの経路つまりリンクの通信を入れ込むことは難しい。
なお、各検出器/報知器は、通信ノードとなる。ノード間を結ぶ経路がリンクである。キャリアセンスが128μsecであって、ビットレート9.6kbps、送信出力を20mWと設定した場合、約30バイト程度の少ない送信を行った場合には、その送信ノードは、約300msecの期間送信を休止しなければならない。この一例から、1秒間に2本のリンク通信は難しいと考えられる。
[運用形態]
このように構成の外出通報装置を使用するに当たり、報知器2が1台だけではその警報が建物内の各階や各部屋の全てに届かないので、複数台の報知器2を建物の1階や2階などに分散して配置する運用がなされる。検出器1については、介護者の日々の行動に応じて、1台を居間・台所・脱衣所・寝室などに頻繁に移動しながら設置したり、複数台を分散して配置する運用がなされる。運用形態として、ペアリング登録が完了した3台の検出器1と3台の報知器2を用いる例を図3に示す。
ペアリング登録の段階で、3台の検出器1にそれぞれのデバイスIDが若い順に運用上の番号(1番〜3番)が割付けられ、3台の報知器2にもそれぞれのデバイスIDが若い順に運用上の番号(1番〜3番)が割付けられる。以下、3台の検出器1のことを1番検出器(第1検出器)、2番検出器(第2検出器)、3番検出器(第3検出器)と称し、3台の報知器2のことを1番報知器(第1報知器)、2番報知器(第2報知器)、3番報知器(第3報知器)と称する。
以下、各検出器1におけるコントローラ10の第1通信制御手段10eおよび各報知器2におけるコントローラ20の第2通信制御手段20cが実行する制御について説明する。1番検出器・2番検出器・3番検出器の制御を図4のフローチャートに示し、1番報知器・2番報知器・3番報知器の制御を図5のフローチャートに示している。また、各報知器および各報知器の送受信を図6のタイムチャートに示している。
[1番検出器]
1番検出器は、当該1番検出器の近傍における生体の通過を第1通過検出手段であるところの超音波センサ11により検出する(ステップS1)。そして、1番検出器は、3番検出器から問合せ信号P3を受信した場合に(問合せ受け;ステップS2のYES)、第1通過検出手段の検出データおよび2番検出器・3番検出器との第1共有データが含まれる応答信号ACK1を3番検出器に送信し、かつ上記問合せ信号P3を受信してから一定時間(例えば1秒)t1後、2番検出器に対する問合せ信号P1を送信する(ステップS3)。続いて、1番検出器は、この問合せ信号P1に対する応答信号ACK2を2番検出器から受信した場合に、その応答信号ACK2に含まれている検出データを上記第1共有データとして内部メモリに保持する(ステップS4)。
また、1番検出器は、2番報知器から定期的に同報送信される要求信号Q2を受信した場合(要求受け;ステップS5のYES)、上記送信した問合せ信号P1の送信タイミングとこの要求信号Q2の受信タイミングとの時間差t2bを検出し、この時間差t2bを要求タイミングの“ずれ量”として第1共有データに含めて保持するとともに(ステップS6)、この第1共有データおよび第1通過検出手段の検出データが含まれる返信信号A2を2番報知器に返信する(ステップS7)。なお、1番検出器は、1番報知器から定期的に同報送信される要求信号Q1を受信した場合(要求受け;ステップS5のYES)、ステップS6の“ずれ量”検出処理をスルーして、第1通過検出手段の検出データおよび第1共有データが含まれる返信信号A1を1番報知器に返信する(ステップS7)。また、1番検出器は、3番報知器から定期的に同報送信される要求信号Q3を受信した場合(要求受け;ステップS5のYES)、ステップS6の“ずれ量”検出処理をスルーして、第1通過検出手段の検出データおよび第1共有データが含まれる返信信号A3を3番報知器に返信する(ステップS7)。
[2番検出器]
2番検出器は、当該2番検出器の近傍における生体の通過を第2通過検出手段であるところの超音波センサ11により検出する(ステップS1)。そして、2番検出器は、1番検出器から問合せ信号P1を受信した場合に(問合せ受け;ステップS2のYES)、第2通過検出手段の検出データおよび1番検出器・3番検出器との第1共有データが含まれる応答信号ACK2を1番検出器に送信し、かつ上記問合せ信号P1を受信してから一定時間(例えば1秒)t1後、3番検出器に対する問合せ信号P2を送信する(ステップS3)。続いて、2番検出器は、この問合せ信号P2に対する応答信号ACK3を3番検出器から受信した場合に、その応答信号ACK3に含まれている検出データを上記第2共有データとして内部メモリに保持する(ステップS4)。
また、2番検出器は、3番報知器から定期的に同報送信される要求信号Q3を受信した場合(要求受け;ステップS5のYES)、上記送信した問合せ信号P2の送信タイミングとこの要求信号Q3の受信タイミングとの時間差t2cを検出し、この時間差t2cを要求タイミングの“ずれ量”として第2共有データに含めて保持するとともに(ステップS6)、この第2共有データおよび第2通過検出手段の検出データが含まれる返信信号B3を3番報知器に返信する(ステップS7)。なお、2番検出器は、1番報知器から定期的に同報送信される要求信号Q1を受信した場合(要求受け;ステップS5のYES)、ステップS6の“ずれ量”検出処理をスルーして、第2通過検出手段の検出データおよび第2共有データが含まれる返信信号B1を1番報知器に返信する(ステップS7)。また、2番検出器は、2番報知器から定期的に同報送信される要求信号Q2を受信した場合(要求受け;ステップS5のYES)、ステップS6の“ずれ量”検出処理をスルーして、第2通過検出手段の検出データおよび第2共有データが含まれる返信信号B2を2番報知器に返信する(ステップS7)。
[3番検出器]
3番検出器は、当該3番検出器の近傍における生体の通過を第3通過検出手段であるところの超音波センサ11により検出する(ステップS1)。そして、3番検出器は、2番検出器から問合せ信号P2を受信した場合に(問合せ受け;ステップS2のYES)、第3通過検出手段の検出データおよび1番検出器・2番検出器との第3共有データが含まれる応答信号ACK3を1番検出器に送信し、かつ上記問合せ信号P2を受信してから一定時間(例えば1秒)t1後、1番検出器に対する問合せ信号P3を送信する(ステップS3)。続いて、3番検出器は、この問合せ信号P3に対する応答信号ACK1を1番検出器から受信した場合に、その応答信号ACK1に含まれている検出データを上記第3共有データとして内部メモリに保持する(ステップS4)。
また、3番検出器は、1番報知器から定期的に同報送信される要求信号Q1を受信した場合(要求受け;ステップS5のYES)、上記送信した問合せ信号P3の送信タイミングとこの要求信号Q1の受信タイミングとの時間差t2aを検出し、この時間差t2aを要求タイミングの“ずれ量”として第3共有データに含めて保持するとともに(ステップS6)、この第3共有データおよび第2通過検出手段の検出データが含まれる返信信号C1を1番報知器に返信する(ステップS7)。なお、3番検出器は、2番報知器から定期的に同報送信される要求信号Q2を受信した場合(要求受け;ステップS5のYES)、ステップS6の“ずれ量”検出処理をスルーして、第3通過検出手段の検出データおよび第3共有データが含まれる返信信号C2を2番報知器に返信する(ステップS7)。また、3番検出器は、3番報知器から定期的に同報送信される要求信号Q3を受信した場合(要求受け;ステップS5のYES)、ステップS6の“ずれ量”検出処理をスルーして、第3通過検出手段の検出データおよび第3共有データが含まれる返信信号C3を3番報知器に返信する(ステップS7)。
[1番報知器]
1番報知器は、定期的に要求タイミングにおいて(ステップS11のYES)、要求信号Q1を同報送信し(ステップS12)、この同報送信と同時にタイムカウントtを開始する(ステップS13)。そして、1番報知器は、1番検出器,2番検出器,3番検出器から送信される返信信号A1,B1,C1を受信し(ステップS14)、受信した返信信号A1,B1,C1に含まれる検出データおよび共有データの内容を報知する(ステップS15)。タイムカウントtが所定時間t3aに達しないうちは(ステップS16のNO)、1番報知器は、ステップS13〜S15の処理を繰り返す。タイムカウントtが所定時間t3aに達したとき(ステップS16のYES)、1番報知器は、受信した共有データに含まれている“ずれ量(=時間差t2a)”に応じて次の要求信号Q1の同報送信タイミング(要求タイミング)を補正する(ステップS17)。具体的には、時間差t2aの“ずれ量”が減少するように、同報送信タイミングをあらかじめ定めた設定時間Δtだけ早める。そして、1番報知器は、所定時間t3aが経過した時点から次の要求信号Q1の同報送信タイミングに至るまで、当該1番報知器の消費電力を低減するスリープモードに入る(ステップS18)。
[2番報知器]
2番報知器は、定期的に要求タイミングにおいて(ステップS11のYES)、要求信号Q2を同報送信し(ステップS12)、この同報送信と同時にタイムカウントtを開始する(ステップS13)。そして、2番報知器は、1番検出器,2番検出器,3番検出器から送信される返信信号A2,B2,C2を受信し(ステップS14)、受信した返信信号A2,B2,C2に含まれる検出データおよび共有データの内容を報知する(ステップS15)。タイムカウントtが所定時間t3bに達しないうちは(ステップS16のNO)、2番報知器は、ステップS13〜S15の処理を繰り返す。タイムカウントtが所定時間t3bに達したとき(ステップS16のYES)、2番報知器は、受信した共有データに含まれている “ずれ量(=時間差t2b)”に応じて次の要求信号Q2の同報送信タイミング(要求タイミング)を補正する(ステップS17)。具体的には、時間差t2bの“ずれ量”が減少するように、同報送信タイミングをあらかじめ定めた設定時間Δtだけ早める。そして、2番報知器は、所定時間t3bが経過した時点から次の要求信号Q2の同報送信タイミングに至るまで、当該2番報知器の消費電力を低減するスリープモードに入る(ステップS18)。
[3番報知器]
3番報知器は、定期的に要求タイミングにおいて(ステップS11のYES)、要求信号Q3を同報送信し(ステップS12)、この同報送信と同時にタイムカウントtを開始する(ステップS13)。そして、3番報知器は、1番検出器,2番検出器,3番検出器から送信される返信信号A3,B3,C3を受信し(ステップS14)、受信した返信信号A3,B3,C3に含まれる検出データおよび共有データの内容を報知する(ステップS15)。タイムカウントtが所定時間t3cに達しないうちは(ステップS16のNO)、3番報知器は、ステップS13〜S15の処理を繰り返す。タイムカウントtが所定時間t3cに達したとき(ステップS16のYES)、3番報知器は、受信した共有データに含まれている“ずれ量(=時間差t2c)”に応じて次の要求信号Q3の同報送信タイミング(要求タイミング)を補正する(ステップS17)。具体的には、時間差t2cの“ずれ量”が減少するように、同報送信タイミングをあらかじめ定めた設定時間Δtだけ早める。そして、3番報知器は、所定時間t3cが経過した時点から次の要求信号Q3の同報送信タイミングに至るまで、当該3番報知器の消費電力を低減するスリープモードに入る(ステップS18)。
以上のように、各検出器1が検出データの検出データを各検出器1の互いの定期的な巡回通信によって1秒毎に共有し、この共有データおよび検出データを各報知器2からの要求に応じて各報知器2に逐次に配信する。
定期的な巡回通信は、通信の等時性・一様な継続性を実現している。要求信号Q1,Q2,Q3の同報送信は、全ての検出器1に対する一斉リクエスト送信(ブロードキャスト通信ともいう)である。この一斉リクエスト送信により、3台の検出器1に対してそれぞれ行う通信が合計3回必要であったのに対し、1回の通信で済むことになる。各検出器1の検出データおよび共有データは、概ね3秒で全ての報知器2に伝わる。これにより、外出通報に要する時間を大幅に短縮できる。外出通報装置としての高い速報性および緊急性を確保できる。
各検出器1と各報知器2との間の通信間隔の同期を取るポーリング送信を殆ど使わないので、通信網の輻較を大きく軽減できる。これにより、通信安定性が大きく向上する。
1番報知器は、返信信号A1,B1,C1の受信期間である所定時間t3aが経過してから次の要求信号Q1を送信するまでの期間、消費電力を低減するスリープモードに入るので、内部の電池の消耗を軽減することができる。2番報知器は、返信信号A2,B2,C2の受信期間である所定時間t3bが経過してから次の要求信号Q2を送信するまでの期間、消費電力を低減するスリープモードに入るので、内部の電池の消耗を軽減することができる。3番報知器は、返信信号A3,B3,C3の受信期間である所定時間t3cが経過してから次の要求信号Q3を送信するまでの期間、消費電力を低減するスリープモードに入るので、内部の電池の消耗を軽減することができる。
1番報知器・2番報知器・3番報知器は、電源オン時の稼働当初は勝手なタイミングで要求信号Q1,Q2,Q3を同報送信するが、定期的な巡回通信する各検出器の返信信号を受けてから次の要求信号Q1,Q2,Q3を同報送信し、しかも各検出器で検出されて各検出器から共有データとして送られる要求タイミングの“ずれ量”に応じて要求信号の同報送信タイミングを補正するので、1番報知器・2番報知器・3番報知器の要求タイミングを次第に同期化させることができる。
各報知器2は、可搬型である。図7に示すように、例えば3番報知器の設置場所が各検出器1から離れた場所に移されたり、多くの壁や床に囲われて通信が不安定な場所に3番報知器が移された場合、例えば1番検出器から送信される返信信号A3が3番報知器に届かなく事態が考えられる。しかしながら、この場合、2番検出器の返信信号A2および3番検出器の返信信号A3のいずれかが3番報知器に届く状態にあれば、各検出器1の共有データを3番報知器に届けることが可能である。3番報知器でも外出警報を確実に発することができる。少なくも1台の検出器1との通信が可能な位置関係があれば、確実に検出データを取得することが可能となり、見落としが発生しない。
各報知器2は、警報発令終了まで、取込んだ共有データの更新は行わない。各検出器1側は、共有データの更新は、新たな外出検出のイベント発生がある場合には、先の共有データに和として追加する。同時に、この追加回数が規定回数を超えた場合には、古い共有データはリセットされる。これにより、別の外出検出のイベント発生を見逃すことがなくなり、しかも一旦は各報知器2に送られた検出データおよび共有データによって同じ警報が再び発せられる不具合が防止される。
各検出器1および各報知器2は、デバイスIDに基づいて割付けられた番号を互いに知っている。したがって、例えば1番検出器の電源が投入されていない場合には、2番検出器は数秒間待っても1番検出器の問合せ信号P1を受信できない。この場合、2番検出器は、1番検出器の問合せ信号P1を受信しないまま一定時間が経過すると、3番検出器への問合せ信号P2を送信するとともに、1番検出器が欠落している旨のネットワーク脱落ノード情報をその問合せ信号P2に含めて3番検出器に渡す。3番検出器は、ネットワーク脱落ノード情報から1番検出器が欠落していることを認識し、2番検出器との定期的な巡回通信を行う。3台の検出器1のうち、1番検出器および2番検出器の2台から問合せがない場合には、3番検出器のみ活きた状態となる。
各検出器1のいずれかが電源コンセント抜けやセンサ故障によって機能しなくなることが考えられる。例えば、1番検出器が機能しなくなった場合、3番検出器から1番検出器へ問合せ信号P3が送信されても、1番検出器の応答信号ACK1が3番検出器に送られない事態となる。この事態が規定回数にわたって繰り返された場合、3番検出器はネットワーク脱落ノード情報から1番検出器が欠落していることを認識し、2番検出器との定期的な巡回通信を行う。1番検出器の欠落が解消されると、通常の3台の検出器1による定期巡回通信が再開される。ただし、このとき、再開前の定期巡回通信のタイミングと、欠落から復帰した1番検出器の定期巡回通信のタイミングがずれてしまい、2つの定期巡回通信が同時並行的に走ってしまう。こうなると、通信休止期間を確保しなければならない規定が原因となって、新たな欠落が生じる可能性がある。このような場合には、ソフトウエアで規定する一定時間後、欠落から復帰した1番検出器の定期巡回通信を残し、それ以前の定期巡回通信は停止させるものとする。
ところで、報知器2は、電池駆動である。電池は、本体体積比容量が大きいリチウムイオン電池が望ましい。リチウムイオン電池は、電池単品の激しい劣化あるいは電池として機能しなくなることを防ぐ為に、過放電防止機能が具備されている。これにより、電池容量低下時に充電せず放置すると一気に電池出力が遮断される。このような充電忘れあるいは報知器故障によって通信機能が喪失した場合を考える。例えば1番報知器の通信機能が喪失した場合、単純に1番報知器の一斉リクエストが発生しないだけなので、各検出器1の定期巡回通信は維持され、通信機能が喪失した1番報知器で警報が発せられないだけとなる。一方、1番報知器の通信機能が復帰した場合、1番報知器は、一斉リクエスト送信を始め、各検出器1から共有データとして送られる要求タイミングの“ずれ量”に従って要求タイミングを補正し、通常の通信に戻る。
なお、上記実施形態では、3台の検出器1および3台の報知器2の運用を例に説明したが、3台または2台の検出器1および少なくとも1台の報知器2の運用であっても、同様に実施できる。
上記実施形態では、400MHz帯や920MHz帯の特定小電力無線通信による通信ネットワークを用いる場合を例に説明したが、315MHz帯や950MHz帯の特定小電力無線通信による通信ネットワーク、あるいは無線LANを用いてもよく、さらにはZigBee(登録商標)やBluetooth(登録商標)等の無線方式を用いてもよい。
上記実施形態では、被介護者が玄関から出てい場合を例に説明したが、家庭でペットとして飼われている動物が玄関から出ていく場合にも同様の検出を行うことが可能である。認証キーを家族や介護者に持たせる考えは、認知症の被介護者が、認証キーを嫌がる、捨てる、破壊する場合が多いことから、家族や介護者に担持させることとしている。この標準的運用では、認証キーを持たせることが難しい大型ペットを室内飼いしている場合や、幼児が同居している家庭、家族以外の訪問者が多い家庭では、誤警報が多発し易くなってしまう。被介護者が、認証キーの担持を嫌がらない傾向にある場合には、逆に被介護者に認証キーを持たせる反転モードをモードスイッチ18で設定すればよい。
上記実施形態では、生体の通過を超音波によって検出する構成としたが、超音波に限らず、赤外線光やレーザ光あるいはカメラの撮像画像を用いて検出してもよい。
その他、上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…検出器、2…報知器、3…認証キー、10…コントローラ、11…超音波センサ、12…表示部、16a…認証キー用無線通信部、16b…システム用無線通信部、20…コントローラ、21…表示部、21a…液晶ディスプレイ、22…通音部、27…無線通信部、28…音出力部

Claims (4)

  1. 生体の通過を検出するとともに、その検出データを互いの定期的な問合せ通信により取込んで共有する第1検出器および第2検出器と、
    前記各検出器が共有する検出データを前記各検出器に対する定期的な同報送信により要求し、この要求に基づいて前記各検出器から返信される検出データの内容を報知する少なくとも1つの報知器と、
    を備え
    前記第1検出器は、当該第1検出器の近傍における生体の通過を検出する第1通過検出手段を有し;前記第2検出器から問合せ信号P2を受信した場合に、前記第1通過検出手段の検出データが含まれる応答信号ACK1を前記第2検出器に送信し;前記問合せ信号P2を受信してから一定時間t1後、前記第2検出器に対する問合せ信号P1を送信し;この問合せ信号P1に対する応答信号ACK2を前記第2検出器から受信した場合に、その応答信号ACK2に含まれている検出データを第1共有データとして保持し;前記報知器から定期的に同報送信される要求信号Q1を受信した場合に、前記第1通過検出手段の検出データおよび前記第1共有データが含まれる返信信号A1を前記報知器に返信する;
    前記第2検出器は、当該第2検出器の近傍における生体の通過を検出する第2通過検出手段を有し;前記第1検出器から問合せ信号P1を受信した場合に、前記第2通過検出手段の検出データが含まれる応答信号ACK2を前記第1検出器に送信し;前記問合せ信号P1を受信してから一定時間t1後、前記第1検出器に対する問合せ信号P2を送信し;この問合せ信号P2に対する応答信号ACK1を前記第1検出器から受信した場合に、その応答信号ACK1に含まれている検出データを第2共有データとして保持し;前記報知器から定期的に同報送信される要求信号Q1を受信した場合に、前記第2通過検出手段の検出データおよび前記第2共有データが含まれる返信信号B1を前記報知器に返信する;
    前記報知器は、前記要求信号Q1を定期的に同報送信し;この送信から所定時間t3aにおいて前記第1,第2検出器から送信される返信信号A1,B1を受信し;受信した返信信号A1,B1に含まれる検出データおよび共有データの内容を報知し;前記所定時間t3aが経過した時点から前記要求信号Q1の次の同報送信タイミングに至るまで当該報知器の消費電力を低減するスリープモードに入る;
    ことを特徴とする外出通報装置。
  2. 前記各検出器は、
    生体の通過を検出する通過検出手段と、
    認証キーの接近を検出する認証キー検出手段と、
    前記通過検出手段が生体の通過を検出し、この検出に際し、前記認証キー検出手段が前記認証キーを検出しない場合に特定の生体が外出した旨を検出データとして保持し、前記認証キー検出手段が前記認証キーを検出した場合は特定の生体とは異なる生体が外出した旨を検出データとして保持し、保持した検出データを前記報知器からの要求に応じて前記報知器に返信する通知手段と、
    を含み、
    前記報知器は、前記通知手段から返信される検出データの内容が前記特定の生体の外出である場合に警報を発する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の外出通報装置。
  3. 生体の通過を検出するとともに、その検出データを互いの定期的な問合せ通信により取込んで共有する第1検出器,第2検出器,および第3検出器と、
    前記各検出器が共有する検出データを前記各検出器に対する定期的な同報送信により要求し、この要求に基づいて前記各検出器から返信される検出データの内容を報知する第1報知器,第2報知器,および第3報知器と、
    を備え、
    前記第1検出器は、当該第1検出器の近傍における生体の通過を検出する第1通過検出手段を有し;前記第3検出器から問合せ信号P3を受信した場合に、前記第1通過検出手段の検出データおよび前記第2・第3検出器との第1共有データが含まれる応答信号ACK1を前記第3検出器に送信し;前記問合せ信号P3を受信してから一定時間t1後、前記第2検出器に対する問合せ信号P1を送信し;この問合せ信号P1に対する応答信号ACK2を前記第2検出器から受信した場合に、その応答信号ACK2に含まれている検出データを前記第1共有データとして保持し;前記第1報知器から定期的に同報送信される要求信号Q1を受信した場合に、前記第1通過検出手段の検出データおよび前記第1共有データが含まれる返信信号A1を前記第1報知器に返信し;前記第2報知器から定期的に同報送信される要求信号Q2を受信した場合に、前記第1通過検出手段の検出データおよび前記第1共有データが含まれる返信信号A2を前記第2報知器に返信し;前記第3報知器から定期的に同報送信される要求信号Q3を受信した場合に、前記第1通過検出手段の検出データおよび前記第1共有データが含まれる返信信号A3を前記第3報知器に返信する;
    前記第2検出器は、当該第2検出器の近傍における生体の通過を検出する第2通過検出手段を有し;前記第1検出器から問合せ信号P1を受信した場合に、前記第2通過検出手段の検出データおよび前記第1・第3検出器との第2共有データが含まれる応答信号ACK2を前記第1検出器に送信し;前記問合せ信号P1を受信してから一定時間t1後、前記第3検出器に対する問合せ信号P2を送信し;この問合せ信号P2に対する応答信号ACK3を前記第3検出器から受信した場合に、その応答信号ACK3に含まれている検出データを前記第2共有データとして保持し;前記第1報知器から定期的に同報送信される要求信号Q1を受信した場合に、前記第2通過検出手段の検出データおよび前記第2共有データが含まれる返信信号B1を前記第1報知器に返信し;前記第2報知器から定期的に同報送信される要求信号Q2を受信した場合に、前記第2通過検出手段の検出データおよび前記第2共有データが含まれる返信信号B2を前記第2報知器に返信し;前記第3報知器から定期的に同報送信される要求信号Q3を受信した場合に、前記第2通過検出手段の検出データおよび前記第2共有データが含まれる返信信号B3を前記第3報知器に返信する;
    前記第3検出器は、当該第3検出器の近傍における生体の通過を検出する第3通過検出手段を有し;前記第2検出器から問合せ信号P2を受信した場合に、前記第3通過検出手段の検出データおよび前記第1・第2検出器との第3共有データが含まれる応答信号ACK3を前記第2検出器に送信し;前記問合せ信号P2を受信してから一定時間t1後、前記第1検出器に対する問合せ信号P3を送信し;この問合せ信号P3に対する応答信号ACK1を前記第1検出器から受信した場合に、その応答信号ACK1に含まれている検出データを前記第3共有データとして保持し;前記第1報知器から定期的に同報送信される要求信号Q1を受信した場合に、前記第3通過検出手段の検出データおよび前記第3共有データが含まれる返信信号C1を前記第1報知器に返信し;前記第2報知器から定期的に同報送信される要求信号Q2を受信した場合に、前記第3通過検出手段の検出データおよび前記第3共有データが含まれる返信信号C2を前記第2報知器に返信し;前記第3報知器から定期的に同報送信される要求信号Q3を受信した場合に、前記第3通過検出手段の検出データおよび前記第3共有データが含まれる返信信号C3を前記第3報知器に返信する;
    前記第1報知器は、前記要求信号Q1を定期的に同報送信し;この送信から所定時間t3aにおいて前記第1,第2,第3検出器から送信される返信信号A1,B1,C1を受信し;受信した返信信号A1,B1,C1に含まれる検出データおよび共有データの内容を報知し;前記所定時間t3aが経過した時点から前記要求信号Q1の次の同報送信タイミングに至るまで当該第1報知器の消費電力を低減するスリープモードに入る;
    前記第2報知器は、前記要求信号Q2を定期的に同報送信し;この送信から所定時間t3bにおいて前記第1,第2,第3検出器から送信される返信信号A2,B2,C2を受信し;受信した返信信号A2,B2,C2に含まれる検出データおよび共有データの内容を報知し;前記所定時間t3bが経過した時点から前記要求信号Q2の次の同報送信タイミングに至るまで当該第2報知器の消費電力を低減するスリープモードに入る;
    前記第3報知器は、前記要求信号Q3を定期的に同報送信し;この送信から所定時間t3cにおいて前記第1,第2,第3検出器から送信される返信信号A3,B3,C3を受信し;受信した返信信号A3,B3,C3に含まれる検出データおよび共有データの内容を報知し;前記所定時間t3cが経過した時点から前記要求信号Q3の次の同報送信タイミングに至るまで当該第3報知器の消費電力を低減するスリープモードに入る;
    ことを特徴とす外出通報装置。
  4. 生体の通過を検出するとともに、その検出データを互いの定期的な問合せ通信により取込んで共有する第1検出器,第2検出器,および第3検出器と、
    前記各検出器が共有する検出データを前記各検出器に対する定期的な同報送信により要求し、この要求に基づいて前記各検出器から返信される検出データの内容を報知する第1報知器,第2報知器,および第3報知器と、
    を備え、
    前記第1検出器は、当該第1検出器の近傍における生体の通過を検出する第1通過検出手段を有し;前記第3検出器から問合せ信号P3を受信した場合に、前記第1通過検出手段の検出データおよび前記第2・第3検出器との第1共有データが含まれる応答信号ACK1を前記第3検出器に送信し;前記問合せ信号P3を受信してから一定時間t1後、前記第2検出器に対する問合せ信号P1を送信し;この問合せ信号P1に対する応答信号ACK2を前記第2検出器から受信した場合に、その応答信号ACK2に含まれている検出データを前記第1共有データとして保持し;前記第1報知器から定期的に同報送信される要求信号Q1を受信した場合に、前記第1通過検出手段の検出データおよび前記第1共有データが含まれる返信信号A1を前記第1報知器に返信し;前記第2報知器から定期的に同報送信される要求信号Q2を受信した場合に、前記問合せ信号P1の送信タイミングとこの要求信号Q2の受信タイミングとの時間差t2bを求め、この時間差t2bを要求タイミングの“ずれ量”として前記第1共有データに含めて保持するとともに、この第1共有データおよび前記第1通過検出手段の検出データが含まれる返信信号A2を前記第2報知器に返信し;前記第3報知器から定期的に同報送信される要求信号Q3を受信した場合に、前記第1通過検出手段の検出データおよび前記第1共有データが含まれる返信信号A3を前記3番報知器に返信する;
    前記第2検出器は、当該第2検出器の近傍における生体の通過を検出する第2通過検出手段を有し;前記第1検出器から問合せ信号P1を受信した場合に、前記第2通過検出手段の検出データおよび前記第1・第3検出器との第2共有データが含まれる応答信号ACK2を前記第1検出器に送信し;前記問合せ信号P1を受信してから一定時間t1後、前記第3検出器に対する問合せ信号P2を送信し;この問合せ信号P2に対する応答信号ACK3を前記第3検出器から受信した場合に、その応答信号ACK3に含まれている検出データを前記第2共有データとして保持し;前記第1報知器から定期的に同報送信される要求信号Q1を受信した場合に、前記第2通過検出手段の検出データおよび前記第2共有データが含まれる返信信号B1を前記第1報知器に返信し;前記第2報知器から定期的に同報送信される要求信号Q2を受信した場合に、前記第2通過検出手段の検出データおよび前記第2共有データが含まれる返信信号B2を前記第2報知器に返信し;前記第3報知器から定期的に同報送信される要求信号Q3を受信した場合に、前記問合せ信号P2の送信タイミングとこの要求信号Q3の受信タイミングとの時間差t2cを求め、この時間差t2cを要求タイミングの“ずれ量”として前記第2共有データに含めて保持するとともに、この第2共有データおよび第2通過検出手段の検出データが含まれる返信信号B3を前記第3報知器に返信する;
    前記第3検出器は、当該第3検出器の近傍における生体の通過を検出する第3通過検出手段を有し;前記第2検出器から問合せ信号P2を受信した場合に、前記第3通過検出手段の検出データおよび前記第1・第2検出器との第3共有データが含まれる応答信号ACK3を前記第2検出器に送信し;前記問合せ信号P2を受信してから一定時間t1後、前記第1検出器に対する問合せ信号P3を送信し;この問合せ信号P3に対する応答信号ACK1を前記第1検出器から受信した場合に、その応答信号ACK1に含まれている検出データを前記第3共有データとして保持し;前記第1報知器から定期的に同報送信される要求信号Q1を受信した場合に、前記問合せ信号P3の送信タイミングとこの要求信号Q1の受信タイミングとの時間差t2aを求め、この時間差t2aを要求タイミングの“ずれ量”として前記第3共有データに含めて保持するとともに、この第3共有データおよび前記第3通過検出手段の検出データが含まれる返信信号C1を前記第1報知器に返信し;前記第2報知器から定期的に同報送信される要求信号Q2を受信した場合に、前記第3通過検出手段の検出データおよび前記第3共有データが含まれる返信信号C2を前記第2報知器に返信し;前記第3報知器から定期的に同報送信される要求信号Q3を受信した場合に、前記第3通過検出手段の検出データおよび前記第3共有データが含まれる返信信号C3を前記第3報知器に返信する;
    前記第1報知器は、前記要求信号Q1を定期的に同報送信し;この送信から所定時間t3aにおいて前記第1,第2,第3検出器から送信される返信信号A1,B1,C1を受信し;受信した返信信号A1,B1,C1に含まれる検出データおよび共有データの内容を報知し;その共有データに含まれている前記時間差t2aの“ずれ量”に応じて前記要求信号Q1の次の同報送信タイミングを補正し;前記所定時間t3aが経過した時点から前記要求信号Q1の次の同報送信タイミングに至るまで当該第1報知器の消費電力を低減するスリープモードに入る;
    前記第2報知器は、前記要求信号Q2を定期的に同報送信し;この送信から所定時間t3bにおいて前記第1,第2,第3検出器から送信される返信信号A2,B2,C2を受信し;受信した返信信号A2,B2,C2に含まれる検出データおよび共有データの内容を報知し;その共有データに含まれている前記時間差t2bの“ずれ量”に応じて前記要求信号Q2の次の同報送信タイミングを補正し;前記所定時間t3bが経過した時点から前記要求信号Q2の次の同報送信タイミングに至るまで当該第2報知器の消費電力を低減するスリープモードに入る;
    前記第3報知器は、前記要求信号Q3を定期的に同報送信し;この送信から所定時間t3cにおいて前記第1,第2,第3検出器から送信される返信信号A3,B3,C3を受信し;受信した返信信号A3,B3,C3に含まれる検出データおよび共有データの内容を報知し;その共有データに含まれている前記時間差t2cの“ずれ量”に応じて前記要求信号Q3の次の同報送信タイミングを補正し;前記所定時間t3cが経過した時点から前記要求信号Q3の次の同報送信タイミングに至るまで当該第3報知器の消費電力を低減するスリープモードに入る;
    ことを特徴とす外出通報装置。
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