JP6450693B2 - 外出通報装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被介護者等の外出(通過)を検出して報知する外出通報装置に関する。
認知症などの被介護者が居る家庭や施設では、被介護者が勝手に外出しないよう、被介護者の行動が家族や介護者により監視される。しかしながら、家事や仕事で忙しい家族や介護者にとって、被介護者の行動を常に観察することは大きな負担となっている。
とくに、家族が台所で家事をしているとき、家族が就寝しているとき、介護者が他の被介護者の世話をしているときなど、被介護者の外出に家族や介護者が気づかず、被介護者が道に迷って行方不明になったり、被介護者が交通事故に遭う可能性もある。
対策として、被介護者の外出(通過)を検出する検出器(送信器ともいう)、およびその検出器の検出結果を家族や介護者に知らせる報知器(受信器ともいう)を備え、これら検出器と報知器との間のデータ送受信を400MHz帯や920MHz帯の特定小電力無線通信による通信ネットワークを介して行う外出通報装置が開発され実用化されつつある。検出器は出入口である玄関等に設置され、報知器は居間・台所・寝室・事務室などに設置される。
この外出通報装置を稼働させるためには、検出器および報知器に対して特定小電力無線通信による通信ネットワークを構築するいわゆるペアリング(Pairing)の作業が必要となる。このペアリングは、パーソナルコンピュータ等の外部情報端末を検出器および報知器に接続し、通信ネットワークの親機と子機の関係を設定するのに必要なペアリング設定用データを外部情報端末から検出器および報知器に入力することにより行われる。
通信ネットワークの親機と子機の関係とは、通信を行う相手の役割(検知器であるか報知器であるか、或いは中継器であるか)が判っていること、相手の機器に固有のデバイスIDが判っていること、自己に通信される相手の機器に固有のデバイスIDが判っていつこと、通信する周波数チャンネル及び通信グループを表すシステムIDが1つに統一されていることである。共通の周波数チャンネルおよび共通のシステムIDを用いることで、自己の認知しないデバイスIDに送信することを避け、自己の認知しないデバイスIDからの受信には、一切反応せず、不要な通信や混信の防止を図るようにしている。
特開2012−100286号公報
パーソナルコンピュータ等の外部情報端末を用いて行うペアリングの場合、検出器および報知器の個々に対して外部情報端末の接続と取外しを繰返す作業が必要となり、作業に手間がかかるとともに、作業にかかる時間が長くなる。
検出器および報知器をレンタル用品として汎用的に使い回しながら顧客への貸出しと回収を繰返すようなビジネスモデルの場合、貸出しごとにペアリングの作業が必要となる。外出通知のような見守り機器の場合には、殆どがレンタルで運用される実態がある。貸出し終了後は、検出器および報知器がサービス拠点にまとめて一時保管される。次の貸出しでは、保管された多数の検出器および報知器の中から必要台数分の検出器および報知器が無作為に取出され、取出された検出器および報知器に対して通信ネットワークが新たに設定される。このため、ペアリングの作業が頻繁に発生する。この実状の為、ペアリング用の外部情報端末をその扱いに慣れた作業員と共に全てのサービス拠点に配置しなければならならず、コスト面および人事面で大きな負担となる。
本発明の目的は、検出器および報知器に対し、他の外部情報端末を用いることなく、特定小電力無線通信による通信ネットワークを容易に構築できる外出通報装置を提供することである。
請求項1に係る発明の外出通報装置は、生体の通過を検出する複数の検出器と、これら検出器の検出結果を報知する少なくとも1つの報知器と、を備える。そして、報知器は、ペアリング操作手段を含む。このペアリング操作手段は、ペアリング操作モードが設定された場合に、前記検出器および前記報知器の全てに共通の基準周波数チャンネルおよび基準システムIDに基づく特定小電力無線通信により、その通信エリア内に存する前記検出器および前記報知器のデバイスIDを検索し、検索した各デバイスID,当該報知器のデバイスID,前記基準周波数チャンネルとは異なる周波数チャンネル,前記基準システムIDとは異なるシステムIDを、前記検出器および前記報知器の相互間に特定小電力無線通信による通信ネットワークを設定するためのペアリング設定用データとして、前記基準周波数チャンネルおよび前記基準システムIDに基づく特定小電力無線通信により送信しかつ当該報知器に登録する。前記検出器は、第1ペアリング登録手段を含む。この第1ペアリング登録手段は、ペアリング登録モードが設定された場合に、前記ペアリング操作手段の検索に応答して、当該検出器のデバイスIDを前記基準周波数チャンネルおよび前記基準システムIDに基づく特定小電力無線通信により送信し、かつ前記ペアリング操作手段から送信されるペアリング設定用データを受信して当該検出器に登録する。また、報知器は、第2ペアリング登録手段を含む。この第2ペアリング登録手段は、ペアリング登録モードが設定された場合に、前記ペアリング操作手段の検索に応答して、当該報知器のデバイスIDを前記基準周波数チャンネルおよび前記基準システムIDに基づく特定小電力無線通信により送信し、かつ前記ペアリング操作手段から送信されるペアリング設定用データを受信して当該報知器に登録する。さらに、検出器は、第1通信制御手段を含む。この第1通信制御手段は、前記第1ペアリング登録手段により登録されたペアリング設定用データに基づいて前記報知器との特定小電力無線通信を実行する。また、報知器は、第2通信制御手段を含む。この第2通信制御手段は、前記第2ペアリング登録手段により登録されたペアリング設定用データに基づいて前記検出器との特定小電力無線通信を実行する。とくに、前記各検出器は、生体の通過を検出する通過検出手段と;認証キーの接近を検出する認証キー検出手段と;通常モードと反転モードを選択的に設定するモードスイッチと;前記通常モードの設定時、前記通過検出手段が生体の通過を検出しかつその検出に際して前記認証キー検出手段が前記認証キーを検出しない場合に、警報の発生を前記通信ネットワークが確立された前記報知器に通知し、前記反転モードの設定時、前記通過検出手段が生体の通過を検出しかつその検出に際して前記認証キー検出手段が前記認証キーを検出した場合に、警報の発生を前記通信ネットワークが確立された前記報知器に通知する通知手段と;前記通常モードおよび前記反転モードのどちらが設定されているかの情報を前記報知器に送信する手段と;を含む。前記報知器は、前記通知手段からの通知に応じて警報を発するとともに、前記各検出器における通常モードおよび反転モードの設定状態が互いに異なる場合にその旨を報知する。
請求項6に係る発明の外出通報装置の通信ネットワーク構築方法は、生体の通過を検出する少なくとも1つの検出器、およびこの検出器の検出結果を報知する少なくとも1つの報知器を備えた外出通報装置の通信ネットワーク構築方法であって、前記報知器は、ペアリング操作モードが設定された場合に、前記検出器および前記報知器の全てに共通の基準周波数チャンネルおよび基準システムIDに基づく特定小電力無線通信により、その通信エリア内に存する前記検出器および前記報知器のデバイスIDを検索し、検索した各デバイスID,当該報知器のデバイスID,前記基準周波数チャンネルとは異なる周波数チャンネル,前記基準システムIDとは異なるシステムIDを、前記検出器および前記報知器の相互間に特定小電力無線通信による通信ネットワークを設定するためのペアリング設定用データとして、前記基準周波数チャンネルおよび前記基準システムIDに基づく特定小電力無線通信により送信しかつ当該報知器に登録する。前記検出器は、ペアリング登録モードが設定された場合に、前記検索に応答して、当該検出器のデバイスIDを前記基準周波数チャンネルおよび前記基準システムIDに基づく特定小電力無線通信により送信し、かつ前記送信されるペアリング設定用データを受信して当該検出器に登録する。前記報知器は、ペアリング登録モードが設定された場合に、前記検索に応答して、当該報知器のデバイスIDを前記基準周波数チャンネルおよび前記基準システムIDに基づく特定小電力無線通信により送信し、かつ前記送信されるペアリング設定用データを受信して当該報知器に登録する。前記検出器は、前記登録したペアリング設定用データに基づいて前記報知器との特定小電力無線通信を実行する。前記報知器は、前記登録したペアリング設定用データに基づいて前記検出器との特定小電力無線通信を実行する。
一実施形態の全体的な外観を示す斜視図。 同実施形態の制御回路を示すブロック図。 同実施形態における報知器の制御を示すフローチャート。 同実施形態における報知器の初期画面および選択画面を示す図。 同実施形態における報知器のペアリング操作の処理を示すフローチャート。 同実施形態における報知器のペアリング操作に際しての表示画面を示す図。 同実施形態における報知器のペアリング操作が失敗した場合の表示画面を示す図。 図6に続く各種表示画面を示す図。 同実施形態における検出器および報知器のペアリング登録の処理を示すフローチャート。 同実施形態における検出器の制御を示すフローチャート。 同実施形態における報知器の報知の処理を示すフローチャート。 同実施形態における報知器の通過警報画面を示す図。 同実施形態における報知器の案内表示画面を示す図。 同実施形態における報知器のスピーカ音量アイコンの変化を示す図。 同実施形態における報知器の充電中表示画面および充電完了表示画面を示す図。 同実施形態における報知器の通信不能画面を示す図。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1に示す検出器1、複数台の報知器2、複数の認証キー3により、生体たとえば被介護者の外出(通過)を検出して報知する外出通報装置(在宅見守り装置や“おでかけキャッチ”ともいう)が構成される。
検出器1は、一般家庭の家屋や介護施設などの出入口たとえば玄関に設置され、認知症などの被介護者の通過を例えば超音波により前方約2mの範囲で検出する。報知器2は、検出器1との間に400MHz帯や920MHz帯の特定小電力無線通信による通信ネットワークが確立されている場合に検出器1とデータ送受信することが可能で、家の居間・台所・寝室、あるいは介護施設の事務室などに設置され、検出器1が被介護者の外出(通過)を検出した場合にその旨を報知する。検出器1と報知器2との間の通信可能距離は、通信経路に何も障害物の無い所謂見通し距離として400m以上である。
認証キー3は、被介護者を介護する立場の家族や職員(介護者という)が常に携帯しておくもので、介護者が検出器1に接近した場合にその接近を検出器1との微弱電波による双方向無線通信によって検出器1に検出せしめる。認証キー3の検出可能距離は、約1mである。
検出器1と報知器2との間で特定小電力無線通信によるデータ送受信を行うためには、共通の周波数チャンネルを使用すること、同じ通信グループであることを表す共通のシステムIDを持つこと、送信元の機器および送信先の機器がそれぞれに固有のデバイスIDを互いに知っていること、送信先のデバイスIDを送信時に指定することなどが条件となる。検出器1のデバイスIDは、検出器1の個々を識別するための識別用データであり、当該検出器1が通信ネットワーク上で親機となることを示すコードを含む。報知器2のデバイスIDは、報知器2の個々を識別するための識別用データであり、当該報知器2が通信ネットワーク上で子機となることを示すコードを含む。システムIDは、通信ネットワークを1つのシステムとして他の通信ネットワークと区別するための識別用データである。
検出器1および報知器2をレンタル用品として汎用的に使い回しながら顧客への貸出しと回収を繰返すビジネスモデルの場合、多数台の検出器1、多数台の報知器2、多数の認証キー3がサービス拠点に一時保管され、必要台数分の検出器1および報知器2と必要個数分の認証キー3とがサービス拠点から持ち出されて顧客に貸与される。貸与された検出器1、報知器2、認証キー3は、顧客との契約が切れたり故障した場合にサービス拠点に回収され、その後、洗浄・消毒・美観捕集などの保守や修理を経て再び貸し出される。当該装置を実際に使用する場合の検出器1の増設可能台数は最大で例えば3台であり、報知器2の増設可能台数も最大で例えば3台である。認証キー3の使用可能数に制限はない。被介護者の外出を検出して報知するためには、少なくとも1台の検出器1、少なくとも1台の報知器2、および少なくとも1つの認証キー3があればよい。
検出器1は、筐体前面に超音波センサ11および表示部12、筐体側面にACアダプタ差込口13、筐体内に後述の初期設定スイッチ14、筐体背面に後述の電源スイッチ15を備え、ACアダプタ差込口13に接続されるACアダプタから直流電圧を受けて動作し、筐体前面の前を生体である人体あるいはペット等の動物が通過した場合にその通過を超音波により検出するとともに、認証キー3の接近をその認証キー3との微弱電波による双方向無線通信によって検出する。
超音波センサ11は、超音波信号を発する発信部11a、およびその発信部11aから発せられて前方の壁で反射し戻ってくる超音波信号を受ける受信部11bを含む。表示部12は、各報知器2へのデータ送信時に点灯する送信ランプ(赤色発光ダイオード)12a、電源スイッチ15のオン時に点灯する電源ランプ(緑色発光ダイオード)12b、生体の通過を検出したときに点灯する通過検出ランプ(橙色発光ダイオード)12c、認証キー3の接近を検出したときに点灯する認証キー検出ランプ(赤色発光ダイオード)12dを含む。初期設定スイッチ14は、検出器1の筐体内に配置された押し釦式のスイッチであり、筐体背面に形成された小さな挿通孔に棒状部材が挿入されて押圧されることにより、作動する。電源スイッチ15は、検出器1の筐体の背面に配置されたシーソー式スイッチであり、手指でオン,オフ操作することができる。
報知器2は、筐体前面に表示部21および通音部22、筐体側面に設定スイッチ23と電源スイッチ24とACアダプタ差込口25、筐体内に後述の初期設定スイッチ26を備え、ACアダプタ差込口25に接続されるACアダプタから直流電圧を受けて内部の電池を充電しかつその充電電圧により動作し、検出器1が特定の生体の通過を検出した場合に表示部21の表示および音声案内やミュージック音による警報を発する。表示部21は、画像および文字を表示する液晶ディスプレイ21a、検出器1からのデータ受信時に点灯する受信ランプ(赤色発光ダイオード)21b、確認釦21cを含む。通音部22は、後述の音出力部28が発する音声案内やミュージック音を通す。設定スイッチ23は、手指による上方へのスライド操作、下方へのスライド操作、押圧操作(クリック操作ともいう)が可能である。電源スイッチ24は、手指によるオン,オフ操作が可能なスライドスイッチである。初期設定スイッチ26は、報知器2の筐体内に配置された押し釦式のスイッチであり、筐体背面に形成された小さな挿通孔に棒状部材が挿入されて押圧されることにより、作動する。
認証キー3は、小型電池を内蔵し、かつ検出器1に登録済みの認証用コードを内部メモリに記憶しており、その認証用コードを検出器1との微弱電波による双方向無線通信よって検出器1に認証させる。この認証により、検出器1に対する認証キー3の接近を検出器1に検出させることができる。なお、認証キー3は、人の手指に収まる大きさで、外周面に電池残量確認釦31および電池残量表示ランプ(発光ダイオード)32を有する。
この外出通報装置の制御回路を図2に示す。
検出器1は、超音波センサ11、表示部12、初期設定スイッチ14、電源スイッチ15のほかに、コントローラ10、認証キー用無線通信部16a、報知器用無線通信部16b、メモリ17、モードスイッチ18を有する。認証キー用無線通信部16aは、所謂RFID(Radio Frequency IDentification)規格に従って認証キー3との微弱電波による双方向無線通信を行う。報知器用無線通信部16bは、報知器2との特定小電力無線通信を行う。モードスイッチ18は、検出器1の背面に配置されたスライドスイッチであって、認証キー3を持たない者の外出を検出して報知する通常モードと、認証キー3を持つ者の外出を検出して報知する反転モードとを選択的に切換え設定することができる。
コントローラ10は、主要な機能として、通過検出手段10a、認証キー検出手段10b、通知手段10c、第1ペアリング登録手段10d、第1通信制御手段10eを含む。
通過検出手段10aは、超音波センサ11の発信部11aが超音波信号を発するタイミングと、超音波センサ11の受信部11bが超音波信号を受けるタイミングとの時間差に基づき、検出器1の前方における生体の通過を検出する。
認証キー検出手段10bは、当該検出器1への認証キー3の接近をその認証キー3との認証キー用無線通信部16aを介した無線通信により検出する。
通知手段10cは、モードスイッチ18で標準モードが設定されているとき、通過検出手段10aが生体の通過を検出しかつその検出に際して前記認証キー検出手段10bが認証キー3を検出しない場合に、警報の発生を特定小電力無線通信による通信ネットワークが確立された報知器2に対し報知器用無線通信部16bを介して通知する。なお、モードスイッチ18で反転モードが設定されているとき、通知手段10cは、通過検出手段10aが生体の通過を検出しかつその検出に際して前記認証キー検出手段10bが認証キー3を検出した場合に、警報の発生を特定小電力無線通信による通信ネットワークが確立された報知器2に対し報知器用無線通信部16bを介して通知する。
第1ペアリング登録手段10dは、当該検出器1でペアリング登録モードが設定された場合に、報知器2における後述のペアリング操作手段20aの検索に応答して、当該検出器1のデバイスIDを予め定められている基準周波数チャンネルおよび基準システムIDに基づく特定小電力無線通信により送信し、かつ報知器2のペアリング操作手段20aから送信されるペアリング設定用データを受信して当該検出器1のメモリ17に登録(記憶)する。登録するデータの具体例として、通信ネットワークの構成要素である全ての検出器1の個数およびデバイスID、当該検出器1の通信相手となる他の検出器1および報知器2のデバイスID、中継器が存在する通信ネットワークの場合は通信相手となる中継器のデバイスID、検出器1が検出結果を送信する先の報知器2の個数およびその各報知器2のデバイスID等がある。基準周波数チャンネルおよび基準システムIDは、各サービス拠点に配置されている検出器1および報知器2の全てに共通のもので、当該検出器1が製品として出荷される時点でメモリ17に登録(記憶)される。
第1通信制御手段10eは、第1ペアリング登録手段10dにより登録されたペアリング設定用データに基づいて、報知器2との特定小電力無線通信を実行する。
一方、報知器2は、表示部21、設定スイッチ23、電源スイッチ24、初期設定スイッチ26のほかに、コントローラ20、無線通信部27、音出力部28、メモリ29、バッテリ電源ユニット30を有する。無線通信部27は、検出器1との特定小電力無線通信を行う。音出力部28は、スピーカを含み、警報発生前の効果音、音声案内、ミュージック音たとえばBGM(バックグラウンドミュージック)音を発する。バッテリ電源ユニット30は、充電可能な電池(例えばリチウム電池)およびその電池に対する充電回路を含み、その電池の電圧を当該報知器2の動作用電圧として出力する。報知器2は、警報を発する警報器であることから、充電中であっても電池電圧によって動作を継続する必要があり、このため負荷供給型の充電回路を備え、電源が喪失することはない。
コントローラ20は、主要な機能として、ペアリング操作手段20a、第2ペアリング登録手段20b、第2通信制御手段20c、警報手段20d、設定内容変更手段20eを含む。
ペアリング操作手段20aは、当該報知器2でペアリング操作モードが設定された場合に、上記基準周波数チャンネルおよび上記基準システムIDに基づく特定小電力無線通信により、その通信エリア内に存する検出器1および各報知器2のデバイスIDを検索し、検索した各デバイスID,当該報知器2のデバイスID,上記基準周波数チャンネルとは異なる周波数チャンネル,上記基準システムIDとは異なるシステムIDを、検出器1および各報知器2の相互間に特定小電力無線通信による通信ネットワークの親機と子機の関係を設定するためのペアリング設定用データとして、上記基準周波数チャンネルおよび上記基準システムIDに基づく特定小電力無線通信により送信しかつ当該報知器2のメモリ29に登録する。登録するデータの具体例として、通信ネットワークの構成要素である全ての検出器1の個数およびデバイスID、当該検出器1の通信相手となる他の検出器1および報知器2のデバイスID、中継器が存在する通信ネットワークの場合は通信相手となる中継器のデバイスID、検出器1が検出結果を送信する先の報知器2の個数およびその各報知器2のデバイスID等がある。基準周波数チャンネルおよび基準システムIDは、上記したように、検出器1および報知器2の全てに共通のもので、当該報知器2が製品として出荷される時点でメモリ29に登録(記憶)される。
基準周波数チャンネルと異なる周波数チャンネルとして、予め定められた初期周波数チャンネルおよびその初期周波数チャンネルからの変更設定が可能な複数の周波数チャンネルがメモリ29に記憶されている。基準システムIDと異なるシステムIDとして、予め定められた初期システムIDおよびその初期システムIDからの変更設定が可能な複数のシステムIDがメモリ29に記憶されている。
第2ペアリング登録手段20bは、当該報知器2でペアリング登録モードが設定された場合に、ペアリング操作モードが設定された他の報知器2におけるペアリング操作手段20aからの検索に応答して、当該報知器2のデバイスIDを上記基準周波数チャンネルおよび上記基準システムIDに基づく特定小電力無線通信により送信し、かつペアリング操作手段20aから送信されるペアリング設定用データを受信して当該報知器2のメモリ29に登録(記憶)する。
第2通信制御手段20cは、第2ペアリング登録手段20bにより登録されたペアリング設定用データに基づいて、検出器1との特定小電力無線通信を実行する。
警報手段20dは、通信ネットワークが確立された検出器1から警報発生の通知を無線通信部27を介して受けた場合に、表示部21の表示および音出力部28からの音声案内やミュージック音による警報を発する。
設定内容変更手段20eは、表示部21における液晶ディスプレイ21aの明るさ、音出力部28の出力音量、音出力部28の出力時間の長さなどを、表示部21における液晶ディスプレイ21aの案内表示およびその案内表示に応じた操作(設定スイッチ23の操作)に基づき可変設定する。
[報知器2の制御]
報知器2のコントローラ20が実行する制御を図3のフローチャートを参照しながら説明する。
電源スイッチ24がオンされた場合(ステップS1のYES)、コントローラ20は、図4に示す初期画面41を液晶ディスプレイ21aで表示する(ステップS2)。初期画面41は、各種設定アイコンA1、スピーカ音量表示アイコンA2、チャイルドロック表示アイコンA3、電波強度表示アイコンA4、電池残量表示アイコンA5を含む。
初期画面41が表示されている状態において、設定スイッチ23が上方または下方にスライド操作されると、コントローラ20は、アイコンA1〜A5のいずれか1つを指定するための枠状のカーソルCを初期画面41上に表示するとともに、そのカーソルCを設定スイッチ23のスライド操作ごとにアイコンA1〜A5上で順次に移動する。カーソルCが各種設定アイコンA1に合わされた状態で設定スイッチ23が押圧操作されると(ステップS3のYES)、コントローラ20は、図4に示す選択画面42を液晶ディスプレイ21aで表示する(ステップS4)。選択画面42は、各種動作モードを指定するための指標『VBAT』『RSSI』『ALAM』『HAN』『LOG』『ret/』を含む。指標『VBAT』は、電池の電圧レベルを確認するモードの指定用である。一般的に特定小電力無線通信部を内蔵する機器は本体ケースを容易に開封することができない構造とするため、この指標『VBAT』のモードを指定することで、本体ケースを開封することなく電池の電圧レベルを知ることができる。指標『RSSI』は、電界強度を確認するモードの指定用である。指標『ALAM』は、ネットワーク構成器相互間の警報パターンを可変設定するモードの指定用である。指標『HAN』は、Home Area Networkの略で、ペアリング登録モードの指定用である。指標『LOG』は、報知情報発生回数、通信障害発生回数、電池充電警告発生回数、電池充電回数等の記録を確認するモードの指定用である。指標『ret/』は、前の処理を戻るためのリターンキーに相当する。
カーソルCが指標『HAN』に合わされた状態で設定スイッチ23が押圧操作されると(ステップS5のYES)、コントローラ20は、ペアリング操作モードを設定してその処理を実行する(ステップS6)。このペアリング操作の処理については後述する。
カーソルCが指標『HAN』以外の他の指標に合わされた状態で設定スイッチ23が押圧操作された場合(ステップS5のNO、ステップS7のYES)、コントローラ20は、他の指標に対応するモードの処理を実行する(他の処理;ステップS8)。この処理の終了後、コントローラ20は、電源スイッチ24がオフでなければ(ステップS9のNO)、ステップS2に戻って初期画面41を表示する。
初期画面41が表示されている状態において、カーソルCが各種設定アイコンA1以外の他のアイコンに合わされた状態で設定スイッチ23が押圧操作された場合(ステップS3のNO、ステップS10のYES)、コントローラ20は、他のアイコンに対応するモードの処理を実行する(他の処理;ステップS11)。この処理の終了後、コントローラ20は、電源スイッチ24がオフでなければ(ステップS9のNO)、ステップS2に戻って初期画面41を表示する。
初期画面41が表示されている状態において、アイコンA1〜A5のいずれも指定されない場合(ステップS3のNO、ステップS10のNO)、コントローラ20は、報知モードを設定してその処理を実行する(ステップS12)。この報知の処理については後述する。
電源スイッチ24がオフの状態で(ステップS1のNO)、初期設定スイッチ26が押圧操作され、その押圧操作が維持された状態で電源スイッチ24がオンされた場合(同時操作;ステップS13のYES)、コントローラ20は、ペアリング登録モードを設定してその処理を実行する(ステップS14)。このペアリング登録の処理については後述する。
[報知器2のペアリング操作の処理]
検出器1および報知器2のペアリングを行う場合、作業員は、ペアリングしたい検出器1および報知器2を互いの通信エリアに入る状態に集める。報知器2が複数台の場合、作業員は、いずれか1台の報知器2をペアリング操作用として選定し、選定した報知器2においてペアリング操作モードを設定する。さらに、作業員は、選定した報知器2を除く残りの報知器2においてペアリング登録モードを設定し、かつ検出器1においてもペアリング登録モードを設定する。検出器1におけるペアリング登録モードの設定方法については、後述する。
ペアリング操作用の報知器2のコントローラ20が実行するペアリング操作の処理について、図5のフローチャートを参照しながら説明する。
ペアリング操作モードが設定された場合、コントローラ20は、検出器1および報知器2の全てに共通の基準周波数チャンネル(ベースChともいう)および基準システムID(ベースシステムIDともいう)を設定する(ステップS21)。この場合、コントローラ20は、予め登録されている2つの基準周波数チャンネル『34』『59』のうち、先ずは基準周波数チャンネル『59』を選択するための図6に示すチャンネル選択画面43を液晶ディスプレイ21aで表示する(ステップS22)。この表示に伴い、コントローラ20は、設定スイッチ23の押圧操作(確定操作)を監視するとともに(ステップS23)、設定スイッチ23のスライド操作(変更操作)を監視する(ステップS23のNO、ステップS24)。
押圧操作がないまま設定スイッチ23がスライド操作された場合(ステップS23のNO、ステップS24のYES)、コントローラ20は、チャンネル選択画面43に代えて、残りのもう1つの基準周波数チャンネル『34』を選択するための図6に示すチャンネル選択画面44を液晶ディスプレイ21aで表示する(ステップS25)。この表示に伴い、コントローラ20は、再び、設定スイッチ23の押圧操作を監視するとともに(ステップS23)、設定スイッチ23のスライド操作を監視する(ステップS23のNO、ステップS24)。
設定スイッチ23が押圧操作された場合(ステップS23のYES)、コントローラ20は、その時点で表示している基準周波数チャンネルを確定とし、その基準周波数チャンネルおよびステップS21で設定した基準システムID(ベースID)に基づく特定小電力無線通信により、その通信エリア内に存する検出器1および各報知器2のデバイスIDを検索する(ステップS26)。すなわち、コントローラ20は、特定小電力無線通信の通信エリア内に存する検出器1および各報知器2からそれぞれのデバイスIDを当該報知器2に返信してもらうべく、その返信の指示が基準システムIDおよび当該報知器2のデバイスIDと共に含まれる検索用データを周りの検出器1および報知器2に向けて一斉送信する。この送信周波数は全ての機器に共通の基準周波数チャンネルであり、しかも送信する検索用データには全ての機器に共通の基準システムIDが含まれているので、通信エリア内に存在する検出器1および報知器2の全てが検索を受け入れることができる。なお、基準システムIDは1つだけ用意した『FB』しかないので、その選択を作業員に要求する処理はない。
この検索に際し、コントローラ20は、検索中(Searching)であることを作業員に伝えるための図6に示す検索中画面45を液晶ディスプレイ21aで表示する。検索に要する時間は数秒である。
検索開始から所定時間が経過した時点において、検出器1および報知器2のデバイスIDを受信している場合、コントローラ20は、検索が完了したとの判断の下に(ステップS27のYES)、受信した全てのデバイスIDが予め定められた初期周波数チャンネル『33』と共に含まれる図6に示す検索結果表示画面46を液晶ディスプレイ21aで表示する(ステップS28)。表示されるデバイスIDのうち、検出器1のデバイスIDは、当該検出器1が通信ネットワーク上の親機となることを示すコードを含む。表示されるデバイスIDのうち、報知器2のデバイスIDは、当該報知器2が通信ネットワーク上の子機となることを示すコードを含む。
なお、検索開始から所定時間が経過したにもかかわらず、電波状態などの影響により、検索が完了しない場合がある。この場合、コントローラ20は、検索に失敗したとの判断の下に(ステップS27のNO)、失敗(Fault)であることを作業員に伝えるための図7に示す失敗表示画面47を液晶ディスプレイ21aで表示する(ステップS30)。この表示を確認した作業員によって確認釦21cが押圧操作された場合(ステップS30のYES)、コントローラ20は、図3のフローチャートのステップS4に戻って選択画面42を表示する。この場合、作業員は、選択画面42上の指標『HAN』によりペアリング操作モードを再設定することにより、検索をやり直すことができる。
上記検索結果表示画面46の表示に伴い、コントローラ20は、設定スイッチ23の押圧操作(確定操作)を監視するとともに(ステップS31)、設定スイッチ23のスライド操作(変更操作)を監視する(ステップS31のNO、ステップS32)。押圧操作がないまま設定スイッチ23がスライド操作された場合(ステップS31のNO、ステップS32のYES)、コントローラ20は、検索結果表示画面46に代えて、基準周波数チャンネル『34』『59』および初期周波数チャンネル『33』のどちらとも異なる新たな周波数チャンネル『40』が検索結果の各デバイスIDと共に含まれる図8に示すチャンネル選択画面48を液晶ディスプレイ21aで表示する(ステップS33)。この表示に伴い、コントローラ20は、再び、設定スイッチ23の押圧操作を監視するとともに(ステップS31)、設定スイッチ23のスライド操作を監視する(ステップS31のNO、ステップS32)。
基準周波数チャンネル『34』『59』および初期周波数チャンネル『33』のどちらとも異なる新たな周波数チャンネルとして例えば『35』〜『58』の数十チャンネルが用意されており、これら周波数チャンネルの表示を設定スイッチ23のスライド操作によって順次に切替えることができる。
設定スイッチ23が押圧操作された場合(ステップS31のYES)、コントローラ20は、その時点で表示している周波数チャンネルを確定とし、チャンネル選択画面48に代えて、基準システムID『FB』とは異なる初期システムID『KA』が検索結果の各デバイスIDと共に含まれる図8に示すシステムID選択画面49を液晶ディスプレイ21aで表示する(ステップS34)。このシステムID選択画面49の表示に伴い、コントローラ20は、設定スイッチ23の押圧操作(確定操作)を監視するとともに(ステップS35)、設定スイッチ23のスライド操作(システムID変更操作)を監視する(ステップS35のNO、ステップS36)。
押圧操作がないまま設定スイッチ23がスライド操作された場合(ステップS35のNO、ステップS36のYES)、コントローラ20は、システムID選択画面49に代えて、基準システムID『FB』および初期システムID『KA』のどちらとも異なる新たなシステムID『KH』が検索結果の各デバイスIDと共に含まれる図8に示すシステムID選択画面50を液晶ディスプレイ21aで表示する(ステップS37)。この表示に伴い、コントローラ20は、再び、設定スイッチ23の押圧操作を監視するとともに(ステップS35)、設定スイッチ23のスライド操作を監視する(ステップS35のNO、ステップS36)。
基準システムID『FB』および初期システムID『KA』のどちらとも異なる新たなシステムIDとして例えば『KB』〜『KJ』の数個が用意されており、これらシステムIDの表示を設定スイッチ23のスライド操作によって順次に切替えることができる。
設定スイッチ23が押圧操作された場合(ステップS35のYES)、コントローラ20は、ペアリング設定用データを生成する(ステップS38)。ペアリング設定用データは、検出器1および各報知器2の相互間に特定小電力無線通信による通信ネットワークの親機と子機の関係を設定するためのもので、検索結果の各デバイスID、当該報知器2のデバイスID、確定済みの周波数チャンネル、確定済みのシステムIDを含む。そして、コントローラ20は、生成したペアリング設定用データを、基準周波数チャンネルおよび基準システムIDに基づく特定小電力無線通信により送信しかつ当該報知器2のメモリ29に登録する(ステップS39)。この登録により、当該報知器2と検出器1との特定小電力無線通信による通信ネットワークが確立する。
この登録に伴い、コントローラ20は、当該報知器2の再起動(Please Restart)を作業員に促すための図8に示す再起動報知画面51を液晶ディスプレイ21aで表示する(ステップS40)。この表示を見た作業員によって電源スイッチ24が一旦オフされて再びオンされることにより、コントローラ20はペアリング操作モードから離脱する。
[報知器2のペアリング登録の処理]
ペアリング操作用の報知器2を除く他の報知器2のコントローラ20が実行するペアリング登録の処理について、図9のフローチャートを参照しながら説明する。
ペアリング登録モードが設定された場合、コントローラ20は、ペアリング操作用の報知器2におけるペアリング操作手段20aの検索に応答して(ステップS51)、当該報知器2のデバイスIDを基準周波数チャンネルおよび基準システムIDに基づく特定小電力無線通信により送信する(ステップS52)。そして、コントローラ20は、ペアリング操作用の報知器2からのペアリング設定用データの送信を待つ(ステップS53)。
ペアリング設定用データを受信した場合(ステップS53のYES)、コントローラ20は、受信したペアリング設定用データをメモリ29に登録する。この登録により、当該報知器2と検出器1との特定小電力無線通信による通信ネットワークが確立する。
[検出器1の制御]
検出器1のモードスイッチ18で通常モードが設定されている場合に、検出器1のコントローラ10が実行する制御を図10のフローチャートを参照しながら説明する。
電源スイッチ15がオンされた場合(ステップS61のYES)、コントローラ10は、当該検出器1の前方における生体の通過を検出するとともに、当該検出器1への認証キー3の接近を検出する(ステップS62)。生体の通過を検出し(ステップS63のYES)、かつその検出に際して認証キー3を検出しない場合(ステップS64のYES)、コントローラ10は、警報の発生を特定小電力無線通信による通信ネットワークが確立された報知器2に通知する(ステップS65)。続いて、コントローラ10は、電源スイッチ15のオフを監視する(ステップS66)。電源スイッチ15がオフでない場合(ステップS66のNO)、コントローラ20は、ステップS62の検出処理に戻る。
生体の通過を検出した場合でも(ステップS63のYES)、その検出に際して認証キー3を検出した場合には(ステップS64のNO)、コントローラ10は、警報を通知することなく、ステップS66の電源スイッチ15の監視に移る。
すなわち、認証キーを持たない被介護者が検出器1の前を通過して外出した場合のみ、警報の発生が各報知器2に通知される。認証キーを持つ家族や介護者が検出器1の前を通過して外出した場合、警報の発生は各報知器2に通知されない。
電源スイッチ15がオフの状態で(ステップS61のNO)、初期設定スイッチ14が押圧操作され、その押圧操作が維持された状態で電源スイッチ15がオンされた場合(同時操作;ステップS67のYES)、コントローラ20は、ペアリング登録モードを設定してその処理を実行する(ステップS68)。
[検出器1のペアリング登録の処理]
検出器1のペアリング登録の処理は、ペアリング操作用の報知器2を除く他の報知器2で実行される図9のペアリング登録の処理と同じである。
すなわち、図9のフローチャートに示すように、ペアリング登録モードが設定された場合、コントローラ10は、ペアリング操作用の報知器2からの検索に応答して(ステップS51)、当該検出器1のデバイスIDを基準周波数チャンネルおよび基準システムIDに基づく特定小電力無線通信により送信する(ステップS52)。そして、コントローラ10は、ペアリング操作用の報知器2からのペアリング設定用データの送信を待つ(ステップS53)。
ペアリング設定用データを受信した場合(ステップS53のYES)、コントローラ10は、受信したペアリング設定用データをメモリ17に登録する。この登録により、当該検出器1と各報知器2との特定小電力無線通信による通信ネットワークが確立する。
[報知器2の警報発生]
報知器2のコントローラ20は、通信ネットワークが確立された検出器1から警報発生の通知を受けた場合(ステップS71のYES)、表示部21の表示および音出力部28からの音声案内やBGM音による警報を発する(ステップS72)。すなわち、コントローラ20は、通過の文字を含む図12の通過警報画面52を液晶ディスプレイ21aで表示するとともに、例えば『被介護者が外出しました』という音声案内およびその音声案内の前後で、家族や介護者の緊張を緩和する比較的おだやかなBGM音を発する。そして、コントローラ20は、この警報発生を検出器1との通信履歴としてメモリ29に記憶する(ステップS73)。
[報知器2の他の処理]
図4の選択画面42において、カーソルCが指標『ALAM』の指標に合わされた状態で設定スイッチ23が押圧操作された場合、コントローラ20は、図13に示す種々の案内表示画面53〜59を液晶ディスプレイ21aで逐次に切替え表示しながら、その各案内表示画面に応じた操作(設定スイッチ23の操作)に基づいて、液晶ディスプレイ21aの明るさ、音出力部28の出力音量、音出力部28の出力時間の長さなどを可変設定する。
案内表示画面53では、液晶ディスプレイ21aの明るさを例えば11段階で可変設定することができる。案内表示画面54では、液晶ディスプレイ21aのコントラストを例えば41段階で可変設定することができる。案内表示画面55は、ドットチェック用であり、液晶ディスプレイ21aの液晶に破損がないか確認することができる。案内表示画面56では、音出力部28の出力音量を例えば消音・小・中・大の4段階で可変設定することができる。案内表示画面57では、音出力部28のBGM音を例えば10種類の中から選定することができる。当該装置を実際に使用する場合の検出器1の増設可能台数は最大で例えば3台まで選べるようになっているが、BGM音は、各検出器1毎に自動的に振り当てることがデフォルトとなっている。BGM音が各検出器1毎に異なることにより、家族や介護者はどの玄関または出入口において外出が検出されたかを容易に認識することができる。
案内表示画面58では、音出力部28のBGM音の出力時間を例えば30秒・60秒・90秒のいずれかに可変設定することができる。案内表示画面59では、当該検出器1の制御プログラムのバージョン情報を知ることができる。一方、報知器2の制御プログラムのバージョン情報は、各種設定アイコンA1を指定したとき、各種設定アイコンA1の下方に表示される。検出器1と報知器2は、互いに無線通信するので、何らかの必要性から片方の機器の制御プログラムを更新した場合、無線通信に影響を与えることが起こり得る。このため、検出器1および報知器2の制御プログラムのバージョン情報は、管理上の重要情報である。一般的に制御プログラムのバージョン情報は、コントローラ素子の上面に貼付されるシールに記載されるが、先に記述のとおり、本体ケースの開封は容易でないため、任意の1つの報知器2で制御プログラムのバージョン情報を判別できるようにしている。
図4の初期画面41において、カーソルCがスピーカ音量アイコンA2に合わされた状態で設定スイッチ23が押圧操作された場合、スピーカ音量アイコンA2の表示が点滅を開始し、その状態で設定スイッチ23をスライド操作するごとに、図14に示すようにスピーカ音量アイコンA2のレベルパターンが消音・小・中・大の4段階で順に切替わる。この切替え表示と設定スイッチ23の押圧操作とにより、スピーカの実際の音量を可変設定することができる。
報知器2のACアダプタ差込口25にACアダプタが接続され、バッテリ電源ユニット30内のバッテリ電源が充電されている場合、コントローラ20は、図15に示すように、充電中であることを文字で知らせる充電中表示画面60を液晶ディスプレイ21aで表示する。充電が完了すると、コントローラ20は、充電完了であることを文字で知らせる充電完了表示画面61を液晶ディスプレイ21aで表示する。報知器2の電源スイッチ24がオフの状態で充電が行われた場合、コントローラ20は、図16に示すように、検出器1との通信が不能であることを文字で知らせる通信不能表示画面62を液晶ディスプレイ21aで表示する。
[まとめ]
以上のように、検出器1および報知器2のペアリングを検出器1および報知器2のそれぞれの無線通信機能を用いて行うので、パーソナルコンピュータ等の外部情報端末を各サービス拠点にペアリング用として用意する必要がない。これにより、コストの低減が図れるとともに、パーソナルコンピュータの扱いに慣れた作業員をサービス拠点に配置するといった人事面の課題も解消できる。
検出器1および報知器2の個々に対して外部情報端末の接続と取外しを繰返す作業が不要なので、ペアリングの作業が容易であり迅速となる。検出器1および報知器2を設置するときだけでなく、検出器1および報知器2の故障による交換や増設に際しても、ペアリングの作業をその設置現場で容易かつ迅速に行うことができる。
周波数チャンネルおよびシステムIDの設定に際し、基準周波数チャンネルおよび基準システムIDとは異なる初期周波数チャンネルおよび初期システムIDを自動的に表示するので、ペアリングに不慣れな作業員であっても、基準周波数チャンネルおよび基準システムIDとは異なる周波数チャンネルおよびシステムIDを容易に設定できる。この点でも、ペアリング作業の効率化が図れる。
報知器2は、画像および文字を表示する表示部21と、音声案内およびミュージック音を出力する音出力部28とを含み、検出器1からの通知に応じた警報を表示部21の表示および音出力部28の出力という複数系統の手段によって発する構成であるから、家族や介護者に対しても優しく気遣いがあって判り易い報知が可能である。
また、報知器2は、表示部21の明るさ、音出力部28の出力音量、音出力部28の出力時間の長さを、表示部21の案内表示およびその案内表示に応じた操作に基づき可変設定するための設定内容変更手段20eを含み、パーソナルコンピュータ相当の外部処理端末と同じ役割を既に備える構成であるから、ペアリング設定を自己完結的に容易に実現できる。
なお、上記実施形態では、被介護者が玄関から出てい場合を例に説明したが、家庭でペットとして飼われている動物が玄関から出ていく場合にも同様の検出を行うことが可能である。認証キーを家族や介護者に持たせる考えは、認知症の被介護者が、認証キーを嫌がる、捨てる、破壊する場合が多いことから、家族や介護者に担持させることとしている。この標準的運用では、認証キーを持たせることが難しい大型ペットを室内飼いしている場合や、幼児が同居している家庭、家族以外の訪問者が多い家庭では、誤警報が多発し易くなってしまう。被介護者が、認証キーの担持を嫌がらない傾向にある場合には、逆に被介護者に認証キーを持たせる反転モードをモードスイッチ18で設定すればよい。通常モードおよび反転モードのどちらが設定されているかについては、図4に示す初期画面41における各種設定アイコンA1の下方に表示されている文字パターンが“M+”であるか“M−”であるかにより識別することができる。すなわち、文字パターン“M+”は通常モードが設定されていることを示し、文字パターン“M−”は反転モードが設定されていることを示す。通常モードおよび反転モードのどちらが設定されているかを表す情報は、検出器1から報知器2に送信されるデータの中に組み込まれる。複数台の検出器1を用いるネットワーク構成の場合、各検出器1のモード設定状態が互いに異なる場合には、“モードが一致していない”旨が検出器2の音声案内や文字表示により報知されその修正が促される。
上記実施形態では、1台の検出器1と複数台の報知器2のペアリングを例に説明したが、1台の検出器1と1台の報知器2のペアリング、複数台の検出器1と複数台の報知器2のペアリング、複数台の検出器1と1台の報知器2のペアリングもそれぞれ可能である。
上記実施形態では、生体の通過を超音波によって検出する構成としたが、超音波に限らず、赤外線光やレーザ光あるいはカメラの撮像画像を用いて検出してもよい。
上記実施形態では、外出通報装置を例に説明したが、例えば、入力操作部と出力部を持たない複数の温湿度センサをそれぞれ端末として分散配置し、その各端末の検知結果を無線通信により収集する温湿度収集システムにおいても、同一の無線通信部を各端末に設け、ディップスイッチなどを入力部として各端末に設け、7セグメントの発光ダイオード(LED)を出力部として各端末に設け、さらにローエンドマイクロコンピュータを制御部として設ける廉価な構成により、本願の外出通報装置と同様のペアリング設定機能を持たせることが可能である。上記実施形態の外出通報装置の場合、家族や介護者にも優しさを提供することを主眼として入力操作部と出力部を報知器2に持たせており、その入力操作部および出力部をペアリング設定に兼用する構成を採用している。
また、例えば、離床、転倒、ベッドからの転落、入浴中の事故などを検出器で検出し、その検出の旨を報知器に無線通信して警報を発する見守り・介護システムにおいても、同様のペアリング設定機能を持たせることが可能である。
その他、上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…検出器、2…報知器、3…認証キー、10…コントローラ、11…超音波センサ、12…表示部、16a…認証キー用無線通信部、16b…報知器用無線通信部、20…コントローラ、21…表示部、21a…液晶ディスプレイ、22…通音部、27…無線通信部、28…音出力部

Claims (4)

  1. 生体の通過を検出する複数の検出器と、
    前記検出器の検出結果を報知する少なくとも1つの報知器と、
    前記報知器に設けられ、ペアリング操作モードが設定された場合に、前記検出器および前記報知器の全てに共通の基準周波数チャンネルおよび基準システムIDに基づく特定小電力無線通信により、その通信エリア内に存する前記検出器および前記報知器のデバイスIDを検索し、検索した各デバイスID,当該報知器のデバイスID,前記基準周波数チャンネルとは異なる周波数チャンネル,前記基準システムIDとは異なるシステムIDを、前記検出器および前記報知器の相互間に特定小電力無線通信による通信ネットワークを設定するためのペアリング設定用データとして、前記基準周波数チャンネルおよび前記基準システムIDに基づく特定小電力無線通信により送信しかつ当該報知器に登録するペアリング操作手段と、
    前記検出器に設けられ、ペアリング登録モードが設定された場合に、前記ペアリング操作手段の検索に応答して、当該検出器のデバイスIDを前記基準周波数チャンネルおよび前記基準システムIDに基づく特定小電力無線通信により送信し、かつ前記ペアリング操作手段から送信されるペアリング設定用データを受信して当該検出器に登録する第1ペアリング登録手段と、
    前記報知器に設けられ、ペアリング登録モードが設定された場合に、前記ペアリング操作手段の検索に応答して、当該報知器のデバイスIDを前記基準周波数チャンネルおよび前記基準システムIDに基づく特定小電力無線通信により送信し、かつ前記ペアリング操作手段から送信されるペアリング設定用データを受信して当該報知器に登録する第2ペアリング登録手段と、
    前記検出器に設けられ、前記第1ペアリング登録手段により登録されたペアリング設定用データに基づいて前記報知器との特定小電力無線通信を実行する第1通信制御手段と、
    前記報知器に設けられ、前記第2ペアリング登録手段により登録されたペアリング設定用データに基づいて前記検出器との特定小電力無線通信を実行する第2通信制御手段と、
    を備え
    前記各検出器は、
    生体の通過を検出する通過検出手段と、
    認証キーの接近を検出する認証キー検出手段と、
    通常モードと反転モードを選択的に設定するモードスイッチと、
    前記通常モードの設定時、前記通過検出手段が生体の通過を検出しかつその検出に際して前記認証キー検出手段が前記認証キーを検出しない場合に、警報の発生を前記通信ネットワークが確立された前記報知器に通知し、前記反転モードの設定時、前記通過検出手段が生体の通過を検出しかつその検出に際して前記認証キー検出手段が前記認証キーを検出した場合に、警報の発生を前記通信ネットワークが確立された前記報知器に通知する通知手段と、
    前記通常モードおよび前記反転モードのどちらが設定されているかの情報を前記報知器に送信する手段と、
    を含み、
    前記報知器は、前記通知手段からの通知に応じて警報を発するとともに、前記各検出器における通常モードおよび反転モードの設定状態が互いに異なる場合にその旨を報知する、
    ことを特徴とする外出通報装置。
  2. 前記ペアリング操作手段は、前記検索した各デバイスID,当該報知器のデバイスID,予め定められた初期周波数チャンネルまたはその初期周波数チャンネルから変更設定される周波数チャンネル,予め定められた初期システムIDまたはその初期システムIDから変更設定される基準システムIDを、前記検出器および前記報知器の相互間に特定小電力無線通信による通信ネットワークの親機と子機の関係を設定するためのペアリング設定用データとして、前記基準周波数チャンネルおよび前記基準システムIDに基づく特定小電力無線通信により送信しかつ当該報知器に登録する、
    ことを特徴とする請求項に記載の外出通報装置。
  3. 前記報知器は、画像および文字を表示する表示部と、音声案内およびミュージック音を出力する音出力部とを含み、前記通知手段からの通知に応じた警報を前記表示部の表示および前記音出力部の出力により発する、
    ことを特徴とする請求項に記載の外出通報装置。
  4. 前記報知器は、前記表示部の明るさ、前記音出力部の出力音量、前記音出力部の出力時間の長さを、前記表示部の案内表示およびその案内表示に応じた操作に基づき可変設定するための設定内容変更手段、を含む、
    ことを特徴とする請求項に記載の外出通報装置。
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