JP6659890B1 - 警備システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザの状況に応じて最適な警備モードを提案することのできる警備システムを提供する。【解決手段】 警備システム1は、警備モードの切り替えを行うためのユーザ操作が入力されるユーザ端末4と、ユーザからの音声指示が入力される情報端末3と接続されている。警備システム1は、警備モードの切り替えが行われたときのユーザ操作に関する情報と、ユーザ操作が行われたときに情報端末3に入力された音声指示に関する情報との関係を、機械学習により分析する。そして、機械学習により分析した関係に基づいて、取得した音声指示に関する情報を入力として、警備システム1で設定されるべき警備モードを推定し、警備システム1で設定されている警備モードが推定された警備モード(設定されるべき警備モード)でない場合に、その警備モードへの切り替えをユーザに提案する。【選択図】 図1

Description

本発明は、住宅や事業所等の警備対象の警備を行うための警備システムに関する。
従来、住宅や事業所等の警備対象の警備を行うための警備システムとして、複数の警備モード(例えば、外出警戒モード、在宅警戒モード、部分セットモード、在宅モード等)によって監視エリアを警備するシステムが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2018−169812号公報
しかしながら、従来のシステムにおいては、複数の警備モードのうちユーザに対して最適な警備モードを提案することについては、考慮されていない。特に、情報端末にユーザが音声指示を入力したときのユーザの状況に応じて最適な警備モードを提案することについては、考慮されていない。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたもので、ユーザの状況に応じて最適な警備モードを提案することのできる警備システムを提供することを目的とする。
本発明の警備システムは、警備モードの切り替えを行うためのユーザ操作が入力されるユーザ端末と、ユーザからの音声指示が入力される情報端末と接続される警備システムであって、前記警備モードの切り替えが行われたときのユーザ操作に関する情報と、当該ユーザ操作が行われた時点を基準とする所定の判定期間内に前記情報端末に入力された音声指示に関する情報との関係を、機械学習により分析する機械学習部と、前記情報端末にユーザからの音声指示が入力された場合に、当該音声指示に関する情報を前記情報端末から取得する情報取得部と、前記機械学習部で分析した関係に基づいて、前記情報取得部で取得した音声指示に関する情報を入力として、前記警備システムで設定されるべき警備モードを推定する推定部と、前記警備システムで設定されている警備モードが前記推定部で推定された前記警備システムで設定されるべき警備モードでない場合に、前記警備システムで設定されるべき警備モードへの警備モードの切り替えをユーザに提案する提案部と、を備えている。
この構成によれば、情報端末にユーザからの音声指示が入力されると、機械学習で分析した関係(警備モードの切り替えが行われたときのユーザ操作に関する情報と、そのユーザ操作の時点を基準とした所定の判定期間内に情報端末に入力された音声指示に関する情報との関係)を用いて、ユーザの状況に応じた最適な警備モードが提案される。これにより、セキュリティの操作忘れを低減し、特に在宅中のセキュリティ利用率を高めることができる。
また、本発明の警備システムでは、前記ユーザ操作に関する情報には、前記ユーザ操作による切り替え後の警備モードの情報と、前記ユーザ操作による切り替え前の警備モードの情報が含まれてもよい。
この構成によれば、機械学習で分析した関係(ユーザ操作による切り替え前後の警備モードの情報と、そのユーザ操作の時点を基準とした所定の判定期間内に情報端末に入力された音声指示に関する情報との関係)を用いて、ユーザの状況に応じた最適な警備モードが提案される。
また、本発明の警備システムでは、前記ユーザ操作に関する情報には、前記ユーザ操作が行われた時刻の情報が含まれてもよい。
この構成によれば、機械学習で分析した関係(警備モードの切り替えのユーザ操作が行われた時刻の情報と、そのユーザ操作の時点を基準とした所定の判定期間内に情報端末に入力された音声指示に関する情報との関係)を用いて、ユーザの状況に応じた最適な警備モードが提案される。
また、本発明の警備システムでは、前記ユーザ操作に関する情報には、前記ユーザ操作を行ったユーザを特定する情報が含まれてもよい。
この構成によれば、機械学習で分析した関係(警備モードの切り替えを行ったユーザを特定する情報と、そのユーザ操作の時点を基準とした所定の判定期間内に情報端末に入力された音声指示に関する情報との関係)を用いて、ユーザの状況に応じた最適な警備モードが提案される。
また、本発明の警備システムでは、前記提案部は、前記音声指示に関する情報を前記情報取得部で取得した時点から所定時間が経過するまでに前記ユーザ操作が行われない場合に、前記警備システムで設定されるべき警備モードへの警備モードの切り替えを提案してもよい。
この構成によれば、情報端末にユーザからの音声指示が入力された後、所定時間が経過するまでに警備モードの切り替えのユーザ操作が行われない場合に、ユーザの状況に応じた最適な警備モードが提案される。
また、本発明の警備システムでは、前記提案部は、前記音声指示に関する情報を前記情報取得部で取得した時点より以前の所定期間内に前記ユーザ操作が行われていない場合に、前記警備システムで設定されるべき警備モードへの警備モードの切り替えを提案してもよい。
この構成によれば、情報端末にユーザからの音声指示が入力される以前の所定期間内に警備モードの切り替えのユーザ操作が行われない場合に、ユーザの状況に応じた最適な警備モードが提案される。
また、本発明の警備システムでは、前記警備モードには、警備対象の警備を行う警戒モードと、警備対象の警備を行わない警戒解除モードが含まれ、前記提案部は、前記警備システムで設定されている警備モードが前記警戒解除モードである場合にのみ、前記警備システムで設定されるべき警備モードへの警備モードの切り替えを提案してもよい。
この構成によれば、警備モードが警戒解除モードに設定されている場合にのみ、ユーザの状況に応じた最適な警備モードが提案される。
また、本発明の警備システムでは、前記機械学習部は、前記提案部で提案した警備モードへの切り替えが行われたか否かの情報を教師データとして用いて、前記関係の強化学習を行ってもよい。
この構成によれば、提案した警備モードへの切り替えが行われたか否かの情報を利用して、提案の良否を再学習(強化学習)することができる。これにより、ユーザの状況に応じた最適な警備モードの提案の精度が向上する。強化学習は、例えば、ニューラルネットワークのニューロン間の重み付け係数を最適化することに行われる。
本発明の警備モードの提案方法は、警備モードの切り替えを行うためのユーザ操作が入力されるユーザ端末と、ユーザからの音声指示が入力される情報端末と接続される警備システムで実行される警備モードの提案方法であって、前記警備モードの切り替えが行われたときのユーザ操作に関する情報と、当該ユーザ操作が行われた時点を基準とする所定の判定期間内に前記情報端末に入力された音声指示に関する情報との関係を、機械学習により分析するステップと、前記情報端末にユーザからの音声指示が入力された場合に、当該音声指示に関する情報を前記情報端末から取得するステップと、前記機械学習により分析した関係に基づいて、前記取得した音声指示に関する情報を入力として、前記警備システムで設定されるべき警備モードを推定するステップと、前記警備システムで設定されている警備モードが前記推定部で推定された前記警備システムで設定されるべき警備モードでない場合に、前記警備システムで設定されるべき警備モードへの警備モードの切り替えをユーザに提案するステップと、を含んでいる。
この方法によっても、上記のシステムと同様に、情報端末にユーザからの音声指示が入力されると、機械学習で分析した関係(警備モードの切り替えが行われたときのユーザ操作に関する情報と、そのユーザ操作の時点を基準とした所定の判定期間内に情報端末に入力された音声指示に関する情報との関係)を用いて、ユーザの状況に応じた最適な警備モードが提案される。これにより、セキュリティの操作忘れを低減し、特に在宅中のセキュリティ利用率を高めることができる。
本発明によれば、ユーザの状況に応じて最適な警備モードを提案することができる。
本発明の実施の形態における警備システムの説明図である。 本発明の実施の形態における警備装置のブロック図である。 本発明の実施の形態におけるサーバのブロック図である。 本発明の実施の形態における複数の警備モードの説明図である。 本発明の実施の形態における警備システムの動作を説明するフロー図である。
以下、本発明の実施の形態の警備システムについて、図面を用いて説明する。本実施の形態では、住宅や事業所等の警備対象の警備に用いられる警備システムの場合を例示する。
本発明の実施の形態の警備システムの構成を、図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態の警備システムの説明図である。図1に示すように、警備システム1は、警備装置2と情報端末3とユーザ端末4とサーバ装置5を備えている。警備装置2と情報端末3とユーザ端末4とサーバ装置5とはネットワークNを介して有線または無線で接続されている。
[警備装置]
図2は、警備装置2の構成を示すブロック図である。図2に示すように、警備装置2は、主装置6と、各種のセンサ(侵入監視センサ7、火災センサ8等)によって構成される。
侵入監視センサ7は、扉や窓等の開閉を検知するセンサ、熱源としての人体が発する熱を検知するセンサ、人体により赤外線が遮られたことを検知するセンサ等の、侵入者を検出するためのセンサである。この侵入監視センサ7は、監視エリアである建物の外周エリアに設置されたものと、その他のエリアに設置されたものとに大別される。さらに、建物の外周エリアに設置された侵入監視センサ7は、出入り口エリアに設置されたものと、それ以外のものとに区別される。火災センサ8は、火災発生に伴う熱や煙を検知するセンサである。
主装置6は、制御部60と通報部61と報知部62と表示部63と操作部64を備えている。
通報部61は、異常が発生した場合に、警備センタへ通信回線を介して通報する。報知部62は、各種報知音を発生させる。表示部63は、LED(Light Emitting Diode)、液晶表示器等で構成され、それぞれ、主装置6上、主装置6外での各種表示を行う。
操作部64は、例えば操作ボタンやタッチパネル等で構成され、警備モードの切替操作等のユーザ操作を受け付ける。操作部64がタッチパネルである場合、操作部64は、表示部63と一体となり得る。
また、操作部64は、ユーザが侵入者に襲われたときや身体の異常を感じたときに操作する非常通報ボタンや、ユーザが間違えて異常を発生させてしまった場合にその異常をキャンセルするためのキャンセル操作ボタン等、警備モードの切替操作以外に用いるボタンも有する。
制御部60は、プロセッサ、メモリ等により構成され、警備装置2の稼動を制御する部分であり、機能ブロックとして、侵入検知時処理部600と警備モード設定部601と監視制御情報記憶部602と警備モード記憶部603を備えている。
警備モード記憶部603は、各警備モードを、それらの識別情報と共に記憶し、それらのうち現在設定されている警備モードに関する情報を例えばフラグ等により記憶する。監視制御情報記憶部602は、各種センサの設置エリア、アドレスコード等を記憶し、警備モードと監視状態とする各種センサとの対応を記憶する。
侵入検知時処理部600は、ある侵入監視センサ7が検知したときに、警備モード記憶部603に記憶された現在の警備モードと監視制御情報記憶部602に記憶された内容とに基づいて、異常判定を行って異常信号を出力する処理や報知音を決定して出力する処理等を実行する。
警備モード設定部601は、操作部64及びユーザ端末4によるユーザからのモード切替操作に基づいて、警備モードの設定(切替)処理を実行する。警備モード設定部601は、警備モードを変更したとき、切替先の警備モードを現在の警備モードとして警備モード記憶部603に記憶させる。
また図示しないが、主装置6は、警備装置2とペアリングされグループ設定された複数のユーザ端末4(及び認証カード)、情報端末3、並びに、それらの各ユーザの識別情報(ユーザ名、ユーザID等)に関するグループ設定情報も記憶している。
[情報端末]
情報端末3は、ユーザからの音声指示によって操作可能な装置であり、例えばスマートスピーカーである。情報端末3には、ユーザからの音声指示(例えば「音楽かけて」や「テレビつけて」など)が入力される。情報端末3は、ユーザからの音声指示によって、音楽の再生や各種情報(天気予報など)の提供を行うことができる。情報端末3からユーザへの各種情報の提供は、例えば、自動音声出力によって行われる。また、情報端末3は、ユーザからの音声指示によって、ペアリングされた機器(照明機器、テレビなど)を操作する機能を備えてもよい。また、情報端末3は、ユーザからの音声指示により警備装置2の警備モードを切り替える機能を備えてもよい。この場合、警備装置2とは、ネットワークNを介した通信のほか、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)やWi−Fi等の近距離無線通信によって通信可能としてもよい。なお、本実施の形態では、情報端末3に対話機能は必須ではない。
[ユーザ端末]
ユーザ端末4は、監視エリアの住宅の居住者(ユーザ)が所持する端末であり、例えばスマートフォン、携帯電話、タブレットPC(Personal Computer)等の携帯型のコンピュータであり、例えばLTE(Long Term Evolution)、3G、Wi−Fi等のモバイルネットワークと接続可能である。警備対象の建物に複数人のユーザが居住または入居している場合、ユーザ端末4は警備対象毎に複数存在し得る。
ユーザ端末4には、警備モードの切り替えを行うためのユーザ操作が入力される。ユーザ端末4は、警備装置2との通信により、警備モードを切替操作可能である。ユーザ端末4は、図1に示すように、監視エリア内である家屋内に存在する場合もあれば、例えばユーザが勤務しているオフィス内等の監視エリア外に存在する場合もある。
ユーザ端末4は、監視エリア内に存在する場合には、モバイルネットワークの他、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)やWi−Fi等の近距離無線通信によっても警備装置2と通信可能である。警備モードの切替操作は、ユーザ端末4にインストールされた、警備モード情報その他の警備情報を提供するアプリケーション(以下、「警備アプリケーション」と称する)上で入力される。
また、警備装置2は、監視エリアであるの家屋内の壁面等に設置された操作部64(操作パネル等)を有し、ユーザは、家屋内に存在する場合には、操作部64によっても警備モードを切替操作可能である。操作部64による操作対象によっては、例えばユーザ毎に付与された認証カードを操作部64へ挿入する認証処理が必要になる場合もある。この操作部64は、遠隔操作が可能なユーザ端末4に対して、「本体操作部」と呼ぶこともできる。
[サーバ装置]
サーバ装置5は、警備会社が運営する警備センタに設置されるサーバであり、インターネットを介して警備装置2、情報端末3、ユーザ端末4と通信可能である。警備センタには、管制員が常駐しており、警備装置2から異常通報を受信すると、警備装置2の警備対象への警備員の派遣等の必要な措置が取られる。
また、サーバ装置5は、監視エリアである建物の所在地等の情報や、建物に居住または入居している警備契約先のユーザに関する情報等を記憶している。例えば、サーバ装置5は、監視エリアである建物に居住または入居する各ユーザのユーザ端末4と情報端末3と警備装置2とをペアリングし、それらを監視エリア毎にグループ化した情報を、認証用に記憶している。また、サーバ装置5は、認証カードについても、ユーザ端末4と同様にペアリングしグループ化した情報を記憶している。
図3に示すように、本実施の形態では、サーバ装置5は、機械学習部50と情報取得部51と推定部52と提案部53を備えている。
機械学習部50は、警備モードの切り替えが行われたときのユーザ操作に関する情報と、当該ユーザ操作が行われた時点を基準とする所定の判定期間内に情報端末3に入力された音声指示に関する情報との関係を、機械学習により分析する。この機械学習には、ニューラルネットワークによるディープラーニング等の任意の手法が用いられる。所定の判定期間は、例えば、ユーザ操作が行われた時点の前後10分間、または、ユーザ操作が行われた前後いずれかの10分間とする。
例えば、ニューラルネットワークであれば、警備モードの切り替えのユーザ操作が行われた時点を基準とする所定の判定期間(例えば10分)内に情報端末3に入力された音声指示に関する情報を入力層に入力し、そのユーザ操作に関する情報を出力層から出力するように構成する。そして、入力層に入力するデータと出力層から出力されるデータとが紐付けられた分析用データを用いた教師あり学習によって、ニューラルネットワークのニューロン間の重み付け係数が最適化される。なお、機械学習部50は、情報端末3に入力される全ての音声指示に関して学習を行うのではなく、警備モードを切り替えるユーザ操作が行われたときのみ、対応する所定の判定期間内に情報端末3に入力された音声指示との関係を学習するとよい。
機械学習部50は、提案部53で提案した警備モードへの切り替えが行われたか否かの情報を教師データとして用いて、関係の強化学習を行う(例えば、ニューラルネットワークのニューロン間の重み付け係数を最適化する)。このようにして、提案の良否の再学習が行われる。
情報取得部51は、情報端末3にユーザからの音声指示が入力された場合に、その音声指示に関する情報を情報端末3から取得する。推定部52は、機械学習部50で分析した関係に基づいて、情報取得部51で取得した音声指示に関する情報を入力として、警備システム1で設定されるべき警備モードを推定する。
例えば、上記のニューラルネットワークであれば、警備モードの切り替えが行われたときのユーザ操作に関する情報を入力層に入力し、そのユーザ操作が行われた時点を基準とする所定の判定期間(例えば10分)内に情報端末3に入力された音声指示に関する情報を出力層から出力することにより、警備システム1で設定されるべき警備モードの推定が行われる。
提案部53は、警備システム1で設定されている警備モードが推定部52で推定された警備システム1で設定されるべき警備モードでない場合に、警備システム1で設定されるべき警備モードへの警備モードの切り替えをユーザに提案する。提案部53は、推定した設定されるべき警備モードを含むモード提案情報を警備装置2に送信し、表示部63を介してユーザに提案する。また、提案部53は、モード提案情報をユーザ端末4に送信してユーザに提案してもよい。また、ユーザへの提案は、情報端末3から自動音声出力によって行われてもよい。
本実施の形態では、ユーザ操作に関する情報には、ユーザ操作による切り替え後の警備モードの情報が少なくとも含まれる。ユーザ操作に関する情報には、さらに、ユーザ操作による切り替え前の警備モードの情報、ユーザ操作が行われた時刻の情報、ユーザ操作を行ったユーザを特定する情報などを用いてもよい。これにより、時間帯や誰が在宅中であるか等を考慮して精度よく警備システム1で設定されるべき警備モードの推定が行える。
提案部53は、音声指示に関する情報を情報取得部51で取得した時点から所定時間(例えば10分)が経過するまでにユーザ操作が行われない場合に、警備システム1で設定されるべき警備モードへの警備モードの切り替えを提案する。あるいは、提案部53は、音声指示に関する情報を情報取得部51で取得した時点より以前の所定期間(例えば10分)内にユーザ操作が行われていない場合に、警備システム1で設定されるべき警備モードへの警備モードの切り替えを提案する。また、提案部53は、警備システム1で設定されている警備モードが警戒解除モードである場合にのみ、警備システム1で設定されるべき警備モードへの警備モードの切り替えを提案してもよい。
[警備モードの切替え]
ユーザ端末4を用いた警備モードの切替えは、以下の(1)〜(8)のような流れで実行される。すなわち、(1)ユーザ端末4が、モバイルネットワークを介してサーバ装置5へ警備モード切替を要求すると、(2)サーバ装置5が、ユーザ端末4(が属するグループ)を認証し、認証に通った場合、警備モード切替要求を警備装置2へ転送することで、(3)警備装置2へ警備モード切替を要求する。すると、(4)警備装置2は、警備モード切替要求を受けて警備モードを切替え、(5)警備モードの切替完了をサーバ装置5へ通知する。
そして、(6)サーバ装置5が、通知を受けて、インターネット上のプッシュ通知用のAPI(例えば、Apple Push Notification Service(APNS)やFirebase Cloud Messaging (FCM))へ、モード切替完了をプッシュ通知するように要求する。(7)要求を受け、APIがユーザ端末4へモード切替完了をプッシュ通知し、(8)ユーザ端末4がプッシュ通知を受信してモード切替完了を表示部63に表示する。このように、本実施の形態では、ユーザ端末4が、警備アプリケーションによって、警備モードの遠隔による切替操作を受付可能である。
[警備モードの種別]
ここで、警備装置2が有する警備モードの種別について説明する。図4に示すように、本実施の形態では、警備装置2は、警備モードとして、外出警戒モード(無人監視モード)、在宅警戒モード(有人監視モード)、部分セットモード、警戒解除(在宅)モードを有する。
火災センサ8による監視及び非常通報は、警備モードによらず行われる。これらによる異常発生は、別の警報音にて報知される。一方、上記侵入監視センサ7による監視は、警備モードに応じて異なる。
外出警戒モードは、警備対象の建物のユーザ全員が警備対象から離れる(外出する)場合に設定されるモードである。このモードでは、侵入監視センサ7による監視は、警備対象に設置された全ての侵入監視センサ7によって行われる。
在宅警戒モードは、警備対象内にユーザがいる場合において、外部からの侵入を監視したい場合に利用されるモードであり、特に、就寝時に利用される。このモードでは、侵入監視センサ7による監視は、全ての侵入監視センサ7のうち、窓、玄関扉、庭などの建物の外周エリアに設置された侵入監視センサ7のみによって行われる。
部分セットモードは、例えば監視エリアである建物の1階にしかユーザがおらず、2階を監視したい場合など、警備対象を部分的に警戒する場合に利用されるモードである。このモードでは、侵入監視センサ7による監視は、ユーザが指定した警備対象の部分に存在する侵入監視センサ7のみによって行われる。なお、部分セットモードは、在宅警戒モードの一形態として存在し得る。在宅警戒モードと部分セットモードは、在宅時の監視モードを呼ぶこともできる。
警戒解除モードは、ユーザが在宅時に窓などを開放して過ごす場合に利用されるモードである。このモードでは、侵入監視センサ7による監視は行われない。
以上のように構成された警備システム1について、図5のフロー図を参照してその動作を説明する。
図5に示すように、本実施の形態の警備システム1では、まず、情報端末3にユーザからの音声指示が入力された場合に、情報取得部51が、その音声指示に関する情報を情報端末3から取得する(S1)。そして、推定部52が、機械学習により分析した関係に基づいて、取得した音声指示に関する情報を入力として、警備システム1で設定されるべき警備モードを推定する(S2)。
警備システム1で設定されている警備モードが推定部52で推定された警備システム1で設定されるべき警備モードでない場合に(S3)、警備システム1で設定されるべき警備モードへの警備モードの切り替えがユーザに提案される(S4)。そして、提案した警備モードへの切り替えが行われたか否かの情報を利用して、提案の良否を再学習(強化学習)する(S5)。
このような本実施の形態の警備システム1によれば、情報端末3にユーザからの音声指示が入力されると、機械学習で分析した関係(警備モードの切り替えが行われたときのユーザ操作に関する情報と、そのユーザ操作の時点を基準とした所定の判定期間(例えば10分)内に情報端末3に入力された音声指示に関する情報との関係)を用いて、ユーザの状況に応じた最適な警備モードが提案される。これにより、セキュリティの操作忘れを低減し、特に在宅中のセキュリティ利用率を高めることができる。
本実施の形態では、機械学習で分析した関係(ユーザ操作による切り替え前後の警備モードの情報と、そのユーザ操作の時点を基準とした所定の判定期間(例えば10分)内に情報端末3に入力された音声指示に関する情報との関係)を用いて、ユーザの状況に応じた最適な警備モードが提案される。
また、本実施の形態では、機械学習で分析した関係(警備モードの切り替えのユーザ操作が行われた時刻の情報と、そのユーザ操作の時点を基準とした所定の判定期間(例えば10分)内に情報端末3に入力された音声指示に関する情報との関係)を用いて、ユーザの状況に応じた最適な警備モードが提案される。
また、本実施の形態では、機械学習で分析した関係(警備モードの切り替えを行ったユーザを特定する情報と、そのユーザ操作の時点を基準とした所定の判定期間(例えば10分)内に情報端末3に入力された音声指示に関する情報との関係)を用いて、ユーザの状況に応じた最適な警備モードが提案される。
また、本実施の形態では、情報端末3にユーザからの音声指示が入力された後、所定時間(例えば10分)が経過するまでに警備モードの切り替えのユーザ操作が行われない場合に、ユーザの状況に応じた最適な警備モードが提案される。
また、本実施の形態では、情報端末3にユーザからの音声指示が入力される以前の所定期間(例えば10分)内に警備モードの切り替えのユーザ操作が行われない場合に、ユーザの状況に応じた最適な警備モードが提案される。
また、本実施の形態では、警備モードが警戒解除モードに設定されている場合にのみ、ユーザの状況に応じた最適な警備モードが提案される。
また、本実施の形態では、提案した警備モードへの切り替えが行われたか否かの情報を利用して、提案の良否を再学習(強化学習)することができる。これにより、ユーザの状況に応じた最適な警備モードの提案の精度が向上する。強化学習は、例えば、ニューラルネットワークのニューロン間の重み付け係数を最適化することに行われる。
以上、本発明の実施の形態を例示により説明したが、本発明の範囲はこれらに限定されるものではなく、請求項に記載された範囲内において目的に応じて変更・変形することが可能である。警備装置2が、サーバ装置5の各部における機能(機械学習、情報取得、推定、提案)を備える構成としてもよく、情報端末3の音声指示に対する情報提供機能を備える構成としてもよい。また、ユーザ端末4は省略されてもよい。
以上のように、本発明にかかる警備システムは、ユーザの状況に応じて最適な警備モードを提案することができるという効果を有し、住宅や事業所等の警備対象の警備を行うための警備システム等として有用である。
1 警備システム
2 警備装置
3 情報端末
4 ユーザ端末
5 サーバ装置
6 主装置
7 侵入監視センサ
8 火災センサ
50 機械学習部
51 情報取得部
52 推定部
53 提案部
60 制御部
61 通報部
62 報知部
63 表示部
64 操作部
600 侵入検知時処理部
601 警備モード設定部
602 監視制御情報記憶部
603 警備モード記憶部
N ネットワーク

Claims (9)

  1. 警備モードの切り替えを行うためのユーザ操作が入力されるユーザ端末と、ユーザからの音声指示が入力される情報端末と接続される警備システムであって、
    前記警備モードの切り替えが行われたときのユーザ操作に関する情報と、当該ユーザ操作が行われた時点を基準とする所定の判定期間内に前記情報端末に入力された音声指示に関する情報との関係を、機械学習により分析する機械学習部と、
    前記情報端末にユーザからの音声指示が入力された場合に、当該音声指示に関する情報を前記情報端末から取得する情報取得部と、
    前記機械学習部で分析した関係に基づいて、前記情報取得部で取得した音声指示に関する情報を入力として、前記警備システムで設定されるべき警備モードを推定する推定部と、
    前記警備システムで設定されている警備モードが前記推定部で推定された前記警備システムで設定されるべき警備モードでない場合に、前記警備システムで設定されるべき警備モードへの警備モードの切り替えをユーザに提案する提案部と、
    を備えることを特徴とする警備システム。
  2. 前記ユーザ操作に関する情報には、前記ユーザ操作による切り替え後の警備モードの情報と、前記ユーザ操作による切り替え前の警備モードの情報が含まれる、請求項1に記載の警備システム。
  3. 前記ユーザ操作に関する情報には、前記ユーザ操作が行われた時刻の情報が含まれる、請求項1または請求項2に記載の警備システム。
  4. 前記ユーザ操作に関する情報には、前記ユーザ操作を行ったユーザを特定する情報が含まれる、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の警備システム。
  5. 前記提案部は、前記音声指示に関する情報を前記情報取得部で取得した時点から所定時間が経過するまでに前記ユーザ操作が行われない場合に、前記警備システムで設定されるべき警備モードへの警備モードの切り替えを提案する、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の警備システム。
  6. 前記提案部は、前記音声指示に関する情報を前記情報取得部で取得した時点より以前の所定期間内に前記ユーザ操作が行われていない場合に、前記警備システムで設定されるべき警備モードへの警備モードの切り替えを提案する、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の警備システム。
  7. 前記警備モードには、警備対象の警備を行う警戒モードと、警備対象の警備を行わない警戒解除モードが含まれ、
    前記提案部は、前記警備システムで設定されている警備モードが前記警戒解除モードである場合にのみ、前記警備システムで設定されるべき警備モードへの警備モードの切り替えを提案する、請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の警備システム。
  8. 前記機械学習部は、前記提案部で提案した警備モードへの切り替えが行われたか否かの情報を教師データとして用いて、前記関係の強化学習を行う、請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の警備システム。
  9. 警備モードの切り替えを行うためのユーザ操作が入力されるユーザ端末と、ユーザからの音声指示が入力される情報端末と接続される警備システムで実行される警備モードの提案方法であって、
    前記警備モードの切り替えが行われたときのユーザ操作に関する情報と、当該ユーザ操作が行われた時点を基準とする所定の判定期間内に前記情報端末に入力された音声指示に関する情報との関係を、機械学習により分析するステップと、
    前記情報端末にユーザからの音声指示が入力された場合に、当該音声指示に関する情報を前記情報端末から取得するステップと、
    前記機械学習により分析した関係に基づいて、前記取得した音声指示に関する情報を入力として、前記警備システムで設定されるべき警備モードを推定するステップと、
    前記警備システムで設定されている警備モードが前記推定された前記警備システムで設定されるべき警備モードでない場合に、前記警備システムで設定されるべき警備モードへの警備モードの切り替えをユーザに提案するステップと、
    を含むことを特徴とする警備モードの提案方法。
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