JP6450055B2 - 取り外しおよび再取り付けが可能なゴルフグリップ - Google Patents

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Description

本発明は、全般的には、如何なる管状シャフトにも取り付けおよび取り外し可能な手で保持される把持面に関する。グリップは全般的にはスポーツ業界に関連するが、これだけに限定されるものではない。より具体的には、本発明は、取り外しおよび再取り付けが可能なグリップの分野に関し、より詳細には、ゴルフクラブまたは他の管状シャフトへのグリップの取り外しおよび再取り付けのための装置、デバイス、およびシステムに関する。
一般に、グリップは可撓性材料製であり、例えば、ゴム、シリコーンゴム、またはエラストマー複合体などから製作される。これら材料は、ゴルファーがプレー中にシャフトを把持し易くするが、時間の経過に伴い磨滅し、その有効性を失う。
良好なゴルフ練習のために、ゴルファーは、自身のゴルフクラブが磨滅し、その最適に機能する能力が失われるに伴い、グリップを交換する必要がある。ゴルファーは、自身のクラブのグリップ交換を専門家に任せることも、またはグリップ交換を自分で行うためにグリップと必要な材料と購入することもある。
ゴルフグリップは、従来、両面テープをクラブのスチール製またはコンポジット製シャフトの端部に接着することによって、クラブに取り付けられている。次に、グリップをシャフトに押し被せながら、テープ止めされた端部の潤滑のために溶剤が使用されている。ゴルフクラブシャフトは、一般に先細であり、クラブヘッドから上方のグリップエンドにおけるより大きな直径へと太くなっている。グリップをゴルフクラブシャフトに適正にフィットさせるために、グリップもゴルフクラブシャフトのテーパに一致するテーパを有する必要がある。このテーパは、グリップをシャフトに被せ難くする。その理由は、グリップは、シャフトの遠位端の太さより小さい開口部を一端に有するからである。
グリップを延ばしてシャフトに被せた後、溶剤および接着剤の乾燥に伴い、グリップをシャフト端に合わせて調整できる。このプロセスは難しい。その理由は、シャフトが溶剤によって十分に潤滑されているときでも、グリップを延ばしてシャフトに被せるには過大な物理的力を作用させる必要があることによる。グリップをシャフトに押し付けながらシャフトをテープ止めし、シャフトを潤滑し、クラブを固定するプロセスは、面倒であり、住居環境で行うのは難しい。
加えて、磨滅したグリップを取り外すには、刃を用いてシャフトに沿ってゴムを裂き、古いグリップを引き抜く必要がある。グリップの切断は危険な場合もあり、グリップの物理的な引き抜きが難しい場合もある。従来型グリップを取り外す物理的プロセスは厄介で複雑であるばかりでなく、溶剤が完全に付着し乾燥してグリップが十分に使用可能になるまでに12〜24時間かかることもある。
グリップを取り外すための他のより機械的な方法も存在する。例えば、グリップを膨張させてシャフト上を摺動させて取り付けおよび取り外しをより容易に行えるように、空気圧式エアポンプが使用され得る。ただし、これら工具の操作には専門技術が必要とされる。空気圧式工具に伴う安全上の危険性のほか、誤操作によりグリップを不正に膨張させ得る。ゴム材料の記憶の故に、圧力を加えすぎるとグリップを永久的に延伸させて使用不能にし得る。
取り換え可能な、取り外しおよび再取り付けをより容易に行えるグリップが従来技術に存在する。
例えば、スイッチグリップス(SwitchGrips)社(www.switchgripsusa.com)は、パターのグリップ交換をプレーヤが行える取り換え可能なグリップの技術を提供している。現在、これは、自然で滑らかな、より一貫性のあるパットのために複数サイズを提供する唯一の取り換え可能なパターグリップである。ただし、依然として、このグリップの内側スリーブは、従来のグリップのように、シャフトに固定しておく必要がある。外側スリーブが唯一の交換可能な部分である。
したがって、SwitchGrips社のグリップは、特定の会社によって製造された特定のハウジングに限定されるので、「真に」交換可能なグリップではない。したがって、この概念では、任意のシャフトへの任意のグリップの取り付けは不可能であり、この製品は極めて小さいニッチ市場に限定される。
SwitchGrips社の技術は、取り換え可能なグリップの技術に伴う主要な問題に対処していないばかりでなく、ユーザをSwitchGrip社製品のみの購入に制限することによって、ユーザの購買力を制限している。更に、SwitchGrips社はパターグリップのみを扱い、この技術を現在のアイアンまたはドライバシャフトに適用することは不可能である。その理由は、このようなクラブを振るために要する力がパターの場合とは極めて異なることによる。例えば、SwitchGrips社の外殻のアタッチメントは、アイアンまたはドライバシャフトに加わる高いトルク条件下では耐えられない。加えて、SwitchGrips社は、自社のパターグリップは「1つのサイズで全てにフィットする」ものではなく、これが自社の技術を制限していることを認めている。
別の会社、ニッケル・パターUSA(Nickel Putter USA)社(www.nickelputter−usa.com)は、長さの調整が可能なグリップを提供している。これは、同社の現在の製品ラインのために利用可能であり、Nickel Putter社の製品にのみ限定されている。調整可能グリップは、長さの漸進的な調整および再調整を可能にし、取り換えも可能である。ただし、このグリップは、パターシャフトへのグリップの組み付けに必要な接着式ねじを後部に有する。パターをシャフトから取り外すには、ユーザはねじ頭を加熱し、接着剤を溶融する必要がある。したがって、Nickel Putter社のシステムは複雑であるばかりでなく、実行するには工具およびユーザ経験が必要である。
加えて、SwithGrips社のグリップと同様に、Nickel Putter社のグリップは、パターおよびNickel Putter社の製品専用である。このため、Nickel Putter社の製品は市場のニッチ部分に限定されている。
第3の会社、ピュア・グリップスUSA(Pure Grips USA)社(www.puregrips.com)は、その全体が参照により本明細書に組み込まれるものとする、2011年6月21日に発行された「ゴルフクラブのシャフトにゴルフグリップを装着するための工具(TOOL FOR SEATING A GRIP ON THE SHAFT OF A GOLF CLUB)」と題する特許文献1の所有者である。Pure Grips社の「ゴルフグリップ装着工具(Golf Grip Seating Tool)」は、グリップをゴルフクラブのシャフトに位置決めしながら圧縮空気を制御可能に加えることによって、ゴルフクラブのシャフトへのグリップのテープ無し装着を可能にする。この「ゴルフグリップ装着工具」は、開口端と閉鎖端とを有する軸方向孔と、スロットと、先細ノズルとを有する包囲部材を備え、先細ノズルは、この包囲部材の閉鎖端の中央に取り付けられている。グリップの開口端は、ゴルフクラブシャフトの開口端の周囲に嵌り、シールを形成する。このシールは、ノズルを介して包囲部材に加えられた圧縮空気によってグリップを膨張させ、更にはグリップが遠位端において制御可能に膨張するに伴い、過剰空気をグリップとシャフトとの間から逃すことができる。
Pure Grips社の工具は、テープも溶剤も使用しない速やかな取り付け方法を提供する一方で、特定の工具とユーザ経験を必要とし、グリップ交換プロセスを複雑化している。更に、これら工具は作動に電気を必要とする。これは、プレーヤがグリップ交換を行い得る場所を限定し、プレー地点での速やかなグリップ交換を不可能にしている。
参照によりその全体が本明細書に取り込まれるものとする、2008年12月2日に発行された「交換可能なゴルフグリップ(CHANGEABLE GOLF GRIP)」と題する特許文献2は、本体と、フェルール要素と、スリーブとを有する衝撃伝達用具用グリップのための交換可能なグリップを開示している。グリップの本体およびスリーブ部分は、衝撃伝達用具のシャフトに取り付けられたフェルール要素に螺合される。ただし、この技術は、ゴルフクラブシャフトの長さを減らすためにシャフトの改造を必要とする。その理由は、このグリップは、シャフトに固定されるマウントを必要とすることによる。更に、シャフトへのこのマウントの取り付けは、この特許文献に開示されていない。加えて、ゴルフシャフトはテーパを有し、ゴルフクラブの長さに沿って異なる円周と直径とを有する。特許文献2に開示されているグリップは、この中核課題に対処していないので、この発明を制限することになろう。
参照によりその全体が本明細書に組み込まれるものとする、2012年5月22日に発行された「交換可能グリップ(CHANGEABLE GRIP)」と題する特許文献3は、ハンドルに取り付けられたハンドルスリーブ上にグリップスリーブが位置決めされた衝撃伝達用具用の交換可能グリップを開示している。グリップスリーブの下端は、ハンドルスリーブに一体に形成された棚状突起に当接する。グリップをハンドルスリーブに固定するために、ねじ付きキャップがグリップスリーブを棚状突起に押し付ける。ハンドルスリーブの外面上の任意使用のスプラインがグリップスリーブの溝に噛み合って、使用中の滑りまたは回転を防止するために機能する。ただし、この技術は、特許文献2と同様に、ゴルフクラブシャフトの改造を必要とするので、望ましくない。
参照によりその全体が本明細書に組み込まれるものとする、1994年4月5日に発行された「取り外し可能なゴルフクラブグリップ(REMOVABLE GOLF CLUB GRIP)」と題する特許文献4は、ゴルフクラブの既存の従来型グリップへの固定に適した取り外し可能なグリップを開示している。このグリップは、プレーヤが両手をグリップ上の正しい位置に自動的に置けるようにする複数の窪みと複数の突起とを有する。この取り外し可能なグリップは、全米ゴルフ協会(U.S. Golf Association、略称USGA)の要件を満たしていないので、プレーには使用されないことに留意されたい。このグリップは、ゴルフクラブを振るときのユーザの両手の正しい配置を習得するためのトレーニング目的で使用されている。これら固定機構は、ゴムの表面全体にわたって設けられ、金属製またはグラファイト製のゴルフクラブシャフトの表面には設けられていないので、限定されており、ゴムの表面でのみ機能する。金属製またはグラファイト製のゴルフクラブシャフトは、滑り面を有する。
したがって、さまざまな特性、色、重量、およびサイズを有するより広範囲のグリップが市場で必要とされている。所与の用途のために、および/または多種多様な条件下での使用のために、特定グリップの選択における融通性がより高く、所望の用途のために所与の条件下で正に必要とされる種類のグリップをユーザに選択させることができる、交換可能なグリップが必要とされている。加えて、従来のグリップと同じ機械的特性で機能する取り外し可能なグリップが必要とされている。
米国特許第7,963,012号明細書 米国特許第7,458,902号明細書 米国特許第8,182,361号明細書 米国特許第5,299,802号明細書
したがって、本発明の一目的は、従来のゴルフグリップに伴う諸問題に対処するように、および新市場を開くように、容易に取り外しおよび取り付け可能であるように特別に設計された、プレー地点でのゴルファー自身によるグリップ交換を助け得るゴルフグリップを提供することである。本発明による取り換え可能な、取り外しおよび再取り付け可能なグリップは、ドライバ、アイアン、およびパターを含む、現在のあらゆるクラブシャフトの直径にフィットする汎用的なグリップになる。
本発明の更なる目的は、例えば、スイング重量の制御のためのグリップ重量の設計、または材料のさまざまな組み合わせを有する取り換え可能なグリップスリーブを有する複数種類の把持面の提供など、多種多様な特徴によってグリップの機能を拡張できる交換可能なグリップを提供することである。
本発明の別の目的は、背景技術において言及されているようなゴルフグリップの従来の交換プロセスに対して多数の改良をもたらす取り換え可能な、取り外しおよび再取り付け可能なグリップを提供することである。本発明のグリップは、ゴルフに限定されず、例えば、テニス、釣り、マウンテンバイク、モトクロス、ラクロス、野球などの他の業界にも、またはそれぞれ対応する使用器具に合わせて交換可能なグリップを実現し得る他の如何なる業界にも、関連し得る。
本発明の別の目的は、交換可能なグリップを速やかに取り付けるためのシステムおよび方法を提供すること、更にはグリップ市場における新しい機会を開くことである。後者は、現在のグリップ技術の短所の故に現時点では不可能であろう。
ゴム製グリップは、ほぼ50年にわたって業界の主力製品であった。ゴム製グリップは、今日のゴルフの全てにおいて最も一般的なグリップであり、無数の化合物配合、色、およびデザインで入手可能である。被せ式のゴム製グリップは、大半の相手先商標製品製造業者(OEM:Original Equipment Manufacturer)契約に見出される。毎年購入されるあらゆるクラブには、ゴム製ゴルフグリップが予め装着されている。これらグリップは磨滅するので、ゴルファーは交換用グリップを購入する。本発明は、ゴルフクラブのグリップ交換に要するコストおよび時間の投入量を最小化する一方で、テープの再貼付による感触の変化の危険性を最小化する。特に、グリップ材料技術への投資にも拘らず、今日まで誰もゴルフグリップの速やかな取り付けに首尾よく対処できていない。本開示において、「速やかな取り付け」とは、何れの外部工具も使用せず、粘着性溶剤の乾燥を待つ間の時間遅延なしに、および個人用カスタマイズに使用される下層のテープ付着層の連続的なセットアップおよび保守を必要とせずに、ゴルフグリップをシャフトに装着可能であることと定義される。更に、グリップ取り付けの「永続性」を排除することによって、およびグリップを取り外すためのグリップ切断を不要とすることによって、更には、随意に取り外しおよび取り付け可能なカラーグリップの販売増加によって、ファッションによるゴルフグリップ市場を拡大するという追加の機会が存在する。
これらグリップの中核機能のほか、代替品に比べ、市場への新規ゴルフグリップの参入の財政的可能性を判定する上で決定的となる主要な原動力がゴルフ市場に多数存在する。ゴルフグリップ市場における適切な製品は、既存のゴルフグリップ製造者が中核市場における市場占有率を成長させ得るばかりでなく、ゴルフ参加者増加国におけるアピールを広げることもできる。
本開示の利点および長所を以下に略述する。
・外部工具類の使用、外部の物質、および/またはサービスの支払いが不要な、ゴルフグリップの速やかな取り付け。
・有用性、性能、クラブ寿命の長寿化、およびファッションを1つに融合する。
・現在の業界で使用されている既存の低コストの製造工程を大幅に変更しない。
・ゴム複合材料を扱わない。その理由は、この市場は、銘柄が確立された多数のプレーヤを既に含むからである。
・既に特許を受けたゴルフグリップゴム技術を適用可能な部分構造/機構を扱う。
・その結果として競合他社に勝る製品を採用する利点および利益を容易に統合できること。
・最大の顧客獲得および維持を保証するために市場の大半のゴルファーのニーズを満たす。
・口コミの到達範囲を最大化するために、新しい顧客を連続的に引き付ける能力を有する。
したがって、本発明の一実施形態によると、取り換え可能(例えば、取り外し可能、再取り付け可能、交換可能)なゴルフクラブグリップが提供される。このグリップは、一部の実施形態において、上方の近位端のヒール固定機構(例えば、ヒール構成要素)と下方の遠位端の収縮するトウ固定機構(例えば、トウ構成要素)とを含む本体またはスリーブ(例えば、グリップスリーブ)を含み得る。本発明の複数の実施形態によるグリップの使用は、本明細書において詳細に概説される3つの異なるアクションに分けられる。本発明のグリップは、グリップパラメータに関する全米ゴルフ協会(USGA)の全ての要件を満たすものとする。
本発明のいくつかの実施形態において、ゴルフクラブシャフトへのグリップの取り付け方法は、例えば、3つの基本的な固定用の動きに分割され得る。
固定用の動き#1(Securing Movement #1)と呼ばれる第1の動きにおいて、グリップのヒール構成要素が最初にシャフト上に位置決めされる。固定用の動き#1は、さまざまな固定用ヒール構成要素の使用に応じて、いくつかのヒール固定用の動きのうちの1つとすることができる。これらの動きは、回転トルクまたは下向き圧力のどちらかとすることができ、これら両アクションにより、グリップスリーブの上方の近位部分がシャフトに固定される。複数の好適な実施形態においては、ヒール固定用の動きに関連する全てのヒール構成要素が固定されないと、最後の回転動#3(Rotational Movement #3)を行うことができない。
固定用の動き#2(Securing Movement #2)と呼ばれる第2の動きにおいては、固定用の動き#1によってグリップがシャフト上の所定位置に位置付けられて固定された後、グリップスリーブの下方の遠位部分にあるトウ構成要素をシャフトに固締することによって、グリップをシャフトの中心に合わせる。固定用の動き#2は、さまざまな固定用トウ構成要素の使用に応じて、いくつかのトウ固定用の動きのうちの1つとすることができる。これらの動きは、全般的には回転トルクであるか、またはグリップスリーブの下方の遠位部分をシャフトに固定する別の手段である。複数の好適な実施形態において、トウ固定用の動きに関連する全てのトウ構成要素が固定されるまでは、最後の回転動#3を行うことができない。
回転動#3(Rotational Movement #3)とも呼ばれる第3の動きにおいては、グリップのヒールおよびトウの両実施形態がシャフトに固締された後、グリップをシャフトに固定するために、グリップスリーブの内部コアの直径を減らす必要がある。回転動#3は、内径縮小構造を使用するいくつかの異なる動きのうちの1つとすることができ、グリップスリーブ本体全体を回転または捻転することによってグリップスリーブの内部コアを縮小し得る。グリップスリーブ本体のトルクが掛けられた、または捻転された、位置は、内部機構によって維持され、これにより、グリップスリーブ本体の逆回転を防止する。したがって、グリップは、弛緩した構成とトルクが掛けられた構成とを含み、グリップは固定用の動き#1および#2の全体にわたって弛緩した構成に維持され、回転動#3の操作によりトルクが掛けられた構成に追い込まれる。複数の好適な実施形態において、回転動#3は、固定用の動き#1および固定用の動き#2の両方の完了後にのみ実施可能である。
本発明としてみなされる主題は、本明細書の結論部分において詳細に指摘され、明瞭に記載されている。ただし、本発明は、編成および操作方法の両方に関して、ならびにその目的、特徴、および利点に関して、以下の詳細な説明を参照し、添付の図面と共に読まれることによって最もよく理解され得る。
従来技術によるゴルフクラブのその主要ボディの等角図である。 ゴムがシャフトの周囲を摺動する前の周囲寸法の図である。 ゴムをシャフトに固定するために必要な寸法課題を含む、ゴムがシャフトの周囲を摺動した後の周囲寸法の図である。 本発明のいくつかの実施形態の側面によるグリップおよびこのグリップをシャフトに固定する3つの動きの斜視図である。 ヒール構成要素の斜視図であり、図4aは、本発明のいくつかの実施形態の側面によるヒール固定方法(Heel Securing Method)Aおよび全ての構成要素の斜視図、図4bは、本発明のいくつかの実施形態の側面によるヒール固定方法Bおよび全ての構成要素の斜視図、図4cは、本発明のいくつかの実施形態の側面によるヒール固定方法Cおよび全ての構成要素の斜視図である。 実施形態をシャフトに固定するために必要な動きを示す、ヒール固定方法Aの上部断面図であり、図5aは、実施形態がシャフトの内部に固定される前のヒール固定方法Aの側断面図、図5bは、前記諸機能を示す、シャフトの内部に固定された後のヒール固定方法Aの側断面図である。 実施形態をシャフトに固定するために必要な動きを示す、ヒール固定方法Bの上部断面図であり、図6aは、本発明のいくつかの実施形態の側面による下向き圧力からシャフトの内部に固定されたヒール固定方法Bの側断面図である。 実施形態をシャフトに固定するために必要な動きを示す、ヒール固定方法Cの上部断面図であり、図7aは、本発明のいくつかの実施形態の側面による下向き圧力からシャフトの内部に固定された、ヒール固定方法Cの側断面図である。 トウ構成要素の斜視図であり、図8aは、本発明のいくつかの実施形態の側面によるトウ固定方法(Toe Securing Method)Aおよび全ての構成要素の斜視図、図8bは、本発明のいくつかの実施形態の側面によるトウ固定方法Bおよび全ての構成要素の斜視図である。 トウ固定方法Aの図であり、図9aは、実施形態がシャフトに固定される前のその弛緩した固定位置にある下方グリップ部分トウ固定方法Aの斜視図、図9bは、シャフトの周囲にトルクが掛けられているときのその動きにおける下方グリップ部分トウ固定方法Aの図9aと同様の斜視図、図9cは、シャフトに完全に固定された、本発明のいくつかの実施形態の側面による下方グリップ部分トウ固定方法Aおよび全ての構成要素の斜視図である。 トウ固定方法Aの図であり、図10aは、本発明のいくつかの実施形態の側面による弛緩位置にあるトウ固定方法A構成要素の側断面図、図10bは、本発明のいくつかの実施形態の側面による弛緩位置にあるトウ固定方法A構成要素の上部断面図である。 トウ固定方法Aの図であり、図11aは、本発明のいくつかの実施形態の側面によるトルクが掛けられた位置にあるシャフトに固定された図10aに示されているトウ固定方法A構成要素の側断面図、図11bは、本発明のいくつかの実施形態の側面によるトルクが掛けられた位置にあるシャフトに固定された図10bに示されているトウ固定方法A構成要素の上部断面図である。 トウ固定方法Bの図であり、図12aは、本発明のいくつかの実施形態の側面による下方グリップ部分トウ固定方法Bおよび全ての見える外側構成要素の等角図、図12bは、本発明のいくつかの実施形態の側面による図12aに示されている下方グリップ部分トウ固定方法Bおよび見えない内部構成要素の等角断面図である。 トウ固定方法Bの図であり、図13aは、本発明のいくつかの実施形態の側面による弛緩位置にあるトウ固定方法B構成要素の側断面図、図13bは、本発明のいくつかの実施形態の側面による弛緩位置にあるトウ固定方法B構成要素の上部断面図である。 トウ固定方法Bの図であり、図14aは、本発明のいくつかの実施形態の側面によるトルクが掛けられた位置にあるシャフトに固定された図13aに示されているトウ固定方法B構成要素の側断面図、図14bは、本発明のいくつかの実施形態の側面によるトルクが掛けられた位置にあるシャフトに固定された図13bに示されているトウ固定方法B構成要素の上部断面図である。 トウ固定方法Bの図であり、図15aは、本発明のいくつかの実施形態の側面によるゴムがシャフト端に固定される前の周囲寸法の図、図15bは、本発明のいくつかの実施形態の側面によるゴムがシャフト端に固定された後の周囲寸法の図およびゴムをシャフトに被せるために必要な全ての動きの略図である。 本発明のいくつかの実施形態の側面によるグリップ、および固定方法1および固定方法2の両方が実施された後にグリップをシャフトに固定する最後の回転動、の斜視図である。 回転動#3の図であり、図17aは、本発明のいくつかの実施形態の側面による回転動#3Aの部分断面斜視図、図17bは、本発明のいくつかの実施形態の側面による回転動#3Bの部分断面斜視図、図17cは、本発明のいくつかの実施形態の側面による回転動#3Cの部分断面斜視図である。 回転動3方法Aの図であり、図18aは、本発明のいくつかの実施形態の側面によるゴム製グリップをシャフトに固定するために必要な回転動における回転動3A構成要素の側断面図、図18bは、本発明のいくつかの実施形態の側面によるゴム製グリップをシャフトに固定するために必要な回転動における回転動3A構成要素の上部断面図である。 回転動3方法Bの図であり、図19aは、本発明のいくつかの実施形態の側面によるゴム製グリップをシャフトに固定するために必要な回転動3B構成要素の側断面図、図19bは、本発明のいくつかの実施形態の側面によるゴム製グリップをシャフトに固定するために必要な回転動3B構成要素の上部断面図である。 回転動3方法Cの図であり、図20aは、本発明のいくつかの実施形態の側面によるゴム製グリップをシャフトに固定するために必要な回転動における回転動3C構成要素の側断面図、図20bは、本発明のいくつかの実施形態の側面によるゴム製グリップをシャフトに固定するために必要な回転動における回転動3C構成要素の上部断面図である。 本発明のいくつかの実施形態の側面による固締前にグリップをシャフトの周りに摺動させることができる、弛緩位置にあるグリップの断面等角図である。 グリップが本発明のいくつかの実施形態の側面による弛緩位置にあるときのゴム製グリップの内部特徴の上部断面図である。 本発明のいくつかの実施形態の側面によるグリップをシャフトに固締する、固定された位置にあるグリップの断面等角図である。 本発明のいくつかの実施形態の側面によるグリップをシャフトに固締する、固定された位置にあるグリップの上部断面図である。 本発明のいくつかの実施形態の側面による滑らかな内部コアをゴム表面に有するグリップの上部断面図である。 本発明のいくつかの実施形態の側面によるゴムの内側に正弦波コアを有するグリップの上部断面図である。 本発明のいくつかの実施形態の側面によるゴムの内側に小さなスプライン窪みを1つ有する滑らかな内部コアを有するグリップの上部断面図である。 本発明のいくつかの実施形態の側面によるゴムの内側に小さなスプライン窪みをいくつか有する滑らかな内部コアを有するグリップの上部断面図である。 本発明のいくつかの実施形態の側面による、ゴムの内側に複数の歯を有するスプライン内部コアを有するグリップの上部断面図である。
図の簡素化および明瞭化のために、これらの図に示されている要素は必ずしも同じ縮尺で描かれていないことを理解されるであろう。例えば、これら要素のうちの一部の要素の寸法は、明瞭化のために他の要素に比べ誇張されている場合がある。更に、或る図に示されている何れか1つの実施形態の多くの特徴は、別の図に示されている一実施形態の特徴とは独立して別個のものであるとみなされるべきではなく、何れか1つの実施形態の諸特徴は別の実施形態の特徴と組み合わされ得ると考えられる。更に、対応または類似する要素を示すために、適切と考えられた場合、参照符号がこれらの図の間で繰り返されていることがある。
以下の詳細な説明においては、本発明の完全な理解をもたらすために、多数の具体的な詳細が示されている。ただし、本発明はこれら具体的な詳細なしに実施され得ることを当業者は理解されるであろう。また、本発明を曖昧にしないように、周知の方法、手順、および/または構成要素は詳細に説明されていない。
次に、図1を参照する。この図は、従来技術によるゴルフクラブ3の主要な特徴の等角図である。図1に示されているように、ゴルフクラブ3は、その最も基本的な形態において、ゴルフクラブヘッド6、シャフトまたはハンドル4、およびグリップ2を含み得る。シャフト4は、ハンドル4が第1の、近位端にあり、ヘッド6が第2の、遠位端にある細長いデザインを有する。シャフト4は、全ての変形に関して、硬質材料、例えば、アルミニウム、鋼、チタン、プラスチック、これら材料の複合体、または、いくつかの実施形態においては、これら材料の任意の組み合わせなど、から製作され得る。
次に、図2aおよび図2bの両図を参照する。これらの図には、グリップ2およびシャフト4が示されており、シャフト4は上方の直径xと下方の直径aとを有し、グリップ2は下方の内径bと上方の内径cとを有する。グリップ2をシャフト4に取り付けるために、グリップ2はシャフト4の上方(例えば、近位)部分における、より太い外径の周囲を摺動し、シャフト4の下方(例えば、遠位)部分における細い外径において固締可能であるので、シャフト4に生じ得るあらゆる異なる可変直径にグリップ2を適合させ得る。したがって、グリップ2の下方の内径bは、シャフト4の上方の直径xの周りに嵌まるように十分に大きい必要がある。グリップ2をシャフト4に取り付ける(例えば、本発明の複数の実施形態による)プロセスは、図3に示されている。この図は、グリップ2をシャフト4に取り付けるために必要な3つの動きを示している。シャフト4のテーパ付きで変化する直径は、図2aおよび図2bに示されているように、寸法上の課題および制限的な円周長をもたらす。
本発明は、本明細書に記載されているように、グリップスリーブの上方の近位部分(すなわち、ヒール)に位置するヒール構成要素34とグリップスリーブの下方の遠位部分(すなわち、トウ)に位置するトウ構成要素36とを含む長手方向の、または細長い、管状グリップスリーブを有する新規なグリップ2を提供する。複数の好適な実施形態において、ヒール構成要素34およびトウ構成要素36は、本発明の他の構成要素と共に、シャフト4へのグリップ2の装着および装着解除を可能にする。したがって、グリップ2(例えば、グリップスリーブ)は円筒形または管状であり得る、また内面(例えば、コア5)を含み得る。いくつかの実施形態においては、シャフト4上に存在し得る、いくつかの実施形態においてはシャフト4の上方の近位部分に存在する、最大直径の周りをグリップ2が摺動できるようにするために、グリップスリーブはシャフト4の外径aまたはxより大きい内径bまたはcを有することが好ましい。
次に、図3を参照する。この図は、シャフト4に取り付けられた(例えば、装着された)その最も単純な形態の本発明の新規なグリップ2、ならびに本発明のいくつかの実施形態の側面によるグリップ2の外側の見える全ての構成要素、の等角図である。図3に示されているように、グリップ2は、グリップ2をシャフト4に完全に固定するために、3つの動きを必要とする。本発明の第1の動きは、固定用の動き#1(Securing Movement #1)として図3に示されている。これは、グリップスリーブの上方の近位部分に位置するヒール構成要素34をシャフト4の上方部分に固定する動きである。本発明の第2の動きは、固定用の動き#2(Securing Movement #2)として図3に示されている。これは、グリップスリーブの下方の遠位部分に位置するトウ構成要素36をシャフト4に固定する動きである。本発明の第3の動きは、回転動#3(Rotational Movement #3)として図3に示されている。これは、グリップ2をシャフト4に装着するために、ヒール構成要素34とトウ構成要素36の間のグリップ2の領域をシャフト4に固定する動きである。
グリップ2の上方の近位部分は、ヒール構成要素34と称され得る。この部分は、前記上方の近位部分のために必要な固定用の動きのあらゆる側面を提供する。次に、図4を参照する。この図は、グリップ2の上方の近位部分の等角図であり、ヒール構成要素34をシャフト4に固締するためのさまざまな実施形態および固定方法に特に言及している。これら固定方法は、ヒール固定方法(Heel Securing Method)A、B、およびCと称される。これらヒール固定方法は、固定用の動き#1の全ての形態であり、図4a、図4b、および図4cにそれぞれ示されているように、ヒール構成要素34をシャフト4に固定するステップを含む。
図4に示されているように、一部の実施形態において、グリップ2の上方の近位部分は、前記部分をシャフト4にさまざまな方法で固締するために構成されたさまざまな形態のヒール構成要素34を有し得る。これらヒール固定方法は何れも、グリップ2の上方の近位部分をシャフト4に固定するという単一の機能として働く。これらは、シャフト4へのグリップ2の取り付けおよび取り外しを装着および装着解除構成でそれぞれ助けるために働く。これらヒール固定方法は、図4a、図4b、および図4cに等角図で示されており、ここで個々に説明する。
ヒール固定方法Aは、図4aから理解され得る。この図は、ヒール固定方法Aのために使用される本発明のいくつかの実施形態の側面による内部の見えない構成要素の等角図である。図4aに示されているように、一部の実施形態において、ヒール34の上方の近位部分は、例えば、バックキャップ8、親ねじ12、ラチェットギア16、ラチェットギアハブ18、拡張可能管20、および圧迫用ナット22を含み得る。
本明細書の他の箇所で言及しているように、グリップキャップ8、親ねじ12、ラチェットギア16、ラチェットギアハブ18、拡張可能管20、および圧迫用ナット22は、ヒール固定方法Aのためのヒール構成要素34を構成する。これらは、何れもグリップ2の上方の近位部分に位置する。
次に図4aおよび図5を参照する。これらの図は、ヒール固定方法Aに特に関連するヒール構成要素34を示しており、本発明のいくつかの実施形態の側面によるグリップキャップ8に接続された親ねじ12を示している。図4a、図5、図5a、および図5bに示されているように、グリップ2の上方の近位部分は、ヒール固定方法Aに特に関連するヒール構成要素34を収容している。
いくつかの実施形態において、図5aおよび図5bに示されているように、圧迫用ナット22は親ねじ12に螺合する。圧迫用ナット22は拡張可能管20の遠位端に(例えば、下に)位置する。複数の好適な実施形態において、圧迫用ナット22は、親ねじ12の雄ねじに係合するように構成された雌ねじを含み得る。いくつかの実施形態において、ラチェットギアハブ18は、拡張可能管20の近位端に(例えば、上に)位置する。これにより、拡張可能管20は、圧迫用ナットハウジング22とラチェットギアハブ18との間に位置する。
複数の好適な実施形態において、圧迫用ナット22、拡張可能管20、ラチェットギアハブ18、ラチェットギア16、およびラチェット爪ハウジングは何れも、例えば図5aおよび図5bに示されている弛緩位置およびトルクが掛けられた位置に示されているように、親ねじ12を受け入れるように構成された内孔を含む。複数の好適な実施形態において、各構成要素の内孔は、親ねじ12の挿入を可能にするために、互いに同軸に配置される。拡張可能管20は、ヒール構成要素34をシャフト4に固定するための1つの包括的な動きに限定されず、捻転または押圧により拡張し得る拡張可能な金属コレット、テーパ付き「v」字デザイン、または他の何れかの内蔵伸縮装置を更に含み得る。
ヒール固定方法Bは、図4bから理解され得る。この図は、ヒール固定方法Bのために使用される本発明のいくつかの実施形態の側面による内部の見えない構成要素の等角図である。図4bに示されているように、一部の実施形態において、ヒール34の上方の近位部分は、例えば、バックキャップ8、親ねじ12、および先細の螺旋インサート19を含み得る。
本明細書の他の箇所で言及しているように、グリップキャップ8、親ねじ12、および先細の螺旋インサート19は、ヒール固定方法Bのためのヒール構成要素34を構成する。これら構成要素は何れもグリップ2の上方の近位部分に位置する。
次に図4bおよび図6を参照する。これらの図は、ヒール固定方法Bに特に関連するヒール構成要素34を示しており、本発明のいくつかの実施形態の側面によるグリップキャップ8に接続された親ねじ12を示している。図4b、図6、および図6aに示されているように、グリップ2の上方の近位部分は、ヒール固定方法Bに特に関連するヒール構成要素34を収容している。
いくつかの実施形態において、先細の螺旋インサート19は親ねじ12の周囲に位置する。螺旋インサート19は、グリップキャップ8の遠位端に(例えば、下に)位置する。複数の好適な実施形態において、先細の螺旋インサート19はシャフトの上方の近位部分に押し込まれ、そこでグリップ2のスリーブの近位側末端内に(例えば、同軸に)位置する。いくつかの実施形態において、先細の螺旋インサート19は、図6aに示されているように、グリップスリーブ2に埋め込まれ得る、または別様に接続され得る、および一方向にのみ回転し得る。この実施形態において、先細の螺旋インサート19を所定位置に固定するために、グリップキャップ8はシャフト4に押し込まれる。
ヒール固定方法Cは、図4cから理解され得る。この図は、ヒール固定方法Cのために使用される本発明のいくつかの実施形態の側面による内部の見えない構成要素の等角図である。図4cに示されているように、一部の実施形態において、ヒール34の上方の近位部分は、例えば、バックキャップ8、親ねじ12、およびフランジ付き圧迫用ばねナット21を含み得る。
本明細書の他の箇所で言及しているように、グリップキャップ8、親ねじ12、およびマルチスターフランジ付き圧迫用ばねナット21は、何れもグリップ2の上方の近位部分に位置し、ヒール固定方法Cのためのヒール構成要素34を構成する。
次に図4cおよび図7を参照する。これらの図は、ヒール固定方法Cに特に関連するヒール構成要素34を示しており、本発明のいくつかの実施形態の側面によるグリップキャップ8に接続された親ねじ12を示している。図4c、図7、および図7aに示されているように、グリップ2の上方の近位部分は、ヒール固定方法Cに特に関連するヒール構成要素34を収容している。
いくつかの実施形態において、マルチスターばねナット21は親ねじ12の周囲に位置するフランジ付き圧迫用ナットであり、グリップキャップ8の遠位端に(例えば、下に)位置する。複数の好適な実施形態において、4つの脚またはフランジを有するように示されているマルチスターばねナット21は、脚の数は4つに限定されないが、シャフトの上方の近位部分に押し込まれ、そこでグリップ2のスリーブの近位側末端内に(例えば、同軸に)位置する。いくつかの実施形態において、マルチスターばねナット21は、図7aに示されているように、グリップスリーブ2に埋め込まれ得る、または別様に接続され得る、および一方向にのみ回転し得る。この実施形態において、先細のマルチスターばねナット21を所定位置に固定するために、グリップキャップ8はシャフト4に押し込まれる。
図5a、図6a、および、図7aは何れも、本発明のいくつかの実施形態の側面による全てのヒール固定方法のヒール構成要素34の断面図である。前記各図に示されているように、シャフト4は、グリップスリーブの内面(例えば、コア5)とヒール構成要素34との間に延在する。一部の実施形態において、ラチェットギアハブ18は、少なくとも2つの突出アームを含み得る。他の複数の実施形態において、ラチェットギアハブ18はストップとして機能する環状リングを含み得る(例えば、図5a、図6a、および図7aを参照)。この環状リングは、グリップ2の近位端からのシャフト4の突出を防止する、更にはグリップ2の装着および固定のためにシャフト4の適正な位置決めを保証する。装着位置において、親ねじ12は、圧迫によって係合するまで、ヒール構成要素34を貫通延在する。複数の好適な実施形態において、親ねじ12が接続されているグリップキャップ8は、グリップスリーブの上に載り、ユーザがつかんで親ねじ12を捻転(例えば、回転)させ得る表面グリップを提供する。
ヒール固定方法A、B、およびCの各々の構成要素は、グリップ2の上方の近位部分を、とりわけグリップ2の下方の遠位部分と一緒に、固定する単一機能のために使用される。グリップ2の下方の遠位部分はトウ構成要素36とも称され、図8にその最も純粋な形態で示されている。これらは、シャフト4へのグリップ2の取り付けおよび取り外しを装着および装着解除構成でそれぞれ助けるために働く。
トウ構成要素36は、グリップ2の下方の遠位部分を構成するという点でヒール構成要素34と同様である。次に、図8を参照する。この図は、グリップ2の下方の遠位部分の等角図であり、トウ構成要素36をシャフト4に固締するためのさまざまな固定方法に特に言及している。これら固定方法は、トウ固定方法AおよびBと称される。これらトウ固定方法は、固定用の動き#2の全ての形態であり、図8aおよび図8bに示されているように、トウ構成要素36をシャフト4に固定するステップを含む。
図8に示されているように、一部の実施形態において、グリップ2の下方の遠位部分は、前記部分をさまざまな方法でシャフト4に固締するために構成されたさまざまな形態のトウ構成要素36を有し得る。これらトウ固定方法は何れも、グリップ2の下方の遠位部分をシャフト4に固定するという単一の機能として働く。これらは、シャフト4へのグリップ2の取り付けおよび取り外しを装着および装着解除構成でそれぞれ助けるために働く。これらトウ固定方法は、図8aおよび図8bに等角図で示されており、ここで個々に説明する。
トウ固定方法Aは、図9a、図9b、および図9cから理解され得る。これらの図は、トウ固定方法Aのために使用される本発明のいくつかの実施形態の側面による内部の見えない構成要素の等角図である。図8a、図9a、図9b、および図9cに示されているように、一部の実施形態において、グリップ2の下方の遠位部分は、例えば、細長い可撓性ストラップ25、固定用表面片27、および「v」字裂け目29を含み得る。
本明細書の他の箇所で言及しているように、細長い可撓性ストラップ25、固定用表面片27、および「v」字裂け目29は、トウ固定方法Aのためのトウ構成要素36を構成する。これら構成要素は何れもグリップ2の下方の遠位部分に位置する。
次に、図9a、図9b、および図9cを参照する。これらの図は、グリップ2のグリップスリーブの下方の遠位部分、およびトウ構成要素36をシャフト4に固定する動き、の3つの等角図であり、本発明のいくつかの実施形態の側面によるトウ固定方法Aに特に関連するトウ構成要素36を示している。図9a、図9b、および図9cに示されているように、グリップスリーブ2の遠位部分は、いくつかの実施形態において、トウ固定方法Aのためのトウ構成要素36を構成する細長い可撓性ストラップ25、固定用表面片27、および「v」字裂け目29を含み得る。これら構成要素は何れもグリップ2の下方の遠位部分に位置する。
複数の好適な実施形態において、可撓性ストラップ25は、ゴム製グリップスリーブ2の細長い延長部分であり、前記可撓性ストラップ25に埋め込まれた固定用表面27を有する。この固定用表面は、何れかの自己係止用の表面組織でよく、1つの実用的な方法(例えば、マジックテープ、両面テープ、スナップ嵌合ボタン、および/または他のファスナ材)に限定されるものではない。好適な実施形態の側および上部断面図である図10aおよび図10bに示されているように、可撓性ストラップ25および固定用表面27は、「捻れ巻き」として予備成形されている。この動きは、可撓性ストラップ25がシャフト4に巻き付けられるに伴い、可撓性ストラップ25を前記ボディの周囲に押し付けることができる。固定用表面27は、可撓性ストラップ25をそれ自身に固定させて、トウ固定方法Aに特に関連するトウ構成要素36をシャフト4に係止するため終端点として機能する。
図10aおよび図10bは、弛緩位置にある可撓性ストラップ25を示す。図11aおよび図11bは、本発明のいくつかの実施形態の側面による、トルクが掛けられて固定された位置にあるときの、トウ固定方法Aに特に関連するトウ構成要素36の側および上部断面図である。
次に、「v」字裂け目29に言及する。これにより、グリップ2の下方の遠位部分の直径をより小さくでき、更にはシャフト4に生じる最大直径より大きく拡張できる(例えば、図2aおよび図2b)。更に、これにより、グリップ2がシャフト4上のその所望される位置についた後、シャフト4に固定するときに圧縮される材料が減ることになる。
トウ固定方法Bは、図12aおよび図12bから理解され得る。これらの図は、トウ固定方法Bのために使用される本発明のいくつかの実施形態の側面による内部の見えない構成要素の等角図である。図8b、図12a、および図12bに示されているように、フランジハウジング26、ねじ付きフランジロックスリーブ28、およびフランジコレット30が示されている。いくつかの実施形態において、フランジコレット30は、3つ、4つ、またはそれ以上の数の(例えば、複数の)フランジを含み得る。
本明細書の他の箇所で言及しているように、フランジハウジング26と、ねじ付きフランジロックスリーブ28と、フランジコレット30とはトウ構成要素36を構成し、何れもグリップ2の下方の遠位部分に位置する。
図12aおよび図12bは、グリップ2のグリップスリーブの下方の遠位部分の等角外部および断面等角図であり、本発明のいくつかの実施形態の側面による、トウ固定方法Bに特に関連するトウ構成要素36をシャフト4に固定する動きを示している。図8bに示されているように、グリップスリーブの遠位部分は、いくつかの実施形態において、フランジハウジング26、ねじ付きフランジロックスリーブ28、およびねじ付きフランジコレット30を含み得る。いくつかの実施形態において、フランジハウジング26は、グリップ2のスリーブの一部を形成し、フランジコレット30を収容するように構成される(例えば、図12bおよび図13aを参照)。例えば、いくつかの実施形態において、フランジコレット30はフランジハウジング26内に埋め込まれる。
複数の好適な実施形態において、フランジコレット30は、少なくとも2つの、好ましくは3つ以上の、フランジを含み得る。一部の実施形態において、フランジコレット30の各フランジは、例えば図12aに示されているように、近位側テーパ付き部分、肩部、および遠位側テーパ付き部分を含み得る。複数の好適な実施形態において、各フランジの近位側テーパ付き部分は、グリップ2の遠位端に向かって延在する方向に直径が拡大する(例えば、図12aおよび図12bを参照)。加えて、複数の好適な実施形態において、フランジコレット30は、フランジロックスリーブ28の雌ねじに係合するように構成された雄ねじを含み得る。これにより、フランジロックスリーブ28を回転すると、本明細書の他の箇所に記載されているように、ロックスリーブをフランジコレット30に沿って長手方向に移動させ得る。
図12bは、図12aに示されている下方グリップ部分、および本発明のいくつかの実施形態の側面によるトウ固定方法Bに特に関連する内部の見えないトウ構成要素36、の等角断面図である。図13aおよび図13bは、本発明のいくつかの実施形態の側面によるトウ固定方法Bに特に関連するトウ構成要素36の詳細な側および上部断面図であり、弛緩位置にあるフランジコレット30を示している。図14aおよび図14bは、本発明のいくつかの実施形態の側面による、トルクが掛けられて固定された位置にあるときのトウ固定方法Bに特に関連するトウ構成要素36の側および上部断面図である。
何れもグリップ2の下方の遠位部分に位置するトウ構成要素36は(トウ固定方法AおよびBによって)および、とりわけヒール構成要素34と共に(ヒール固定方法A、B、およびCによって)、シャフト4へのグリップ2の取り付けおよび取り外しをそれぞれ装着および装着解除構成で助けるために働く。グリップ2の上方の近位部分およびグリップ2の下方の遠位部分のこれら2つの固定用の動きは、特に決まった実施順はない。回転動#3の実施前に、グリップ2の両部分をシャフト4に固定する必要がある。グリップ2のこれら部分をシャフト4に固定する方法をここでより詳細に言及する。
以下は、シャフト4へのグリップ2のヒール固定用の動きおよびトウ固定用の動きのためのアクションに関する説明である。
本発明のグリップ2は、例えば、3つの独立した固定用の動きにおいて、如何なるサイズのシャフトにも固締され得る。最後の固定用の動きは、好ましくは回転である。何れの、およびあらゆる、回転固定方法は、例えば図17a、図17b、および図17cに示されているように、同じ回転軸線上である必要がある。いくつかの実施形態において、グリップ2のコア5は、従来のグリップのコアとは異なり得る。本明細書の他の箇所で説明されているように、本発明のコア5は、グリップスリーブの内面の全長に延在し得る星型歯デザインを含み得る。コア5は、平滑、凹凸、正弦波、および/または波状断面など、さまざまな内部デザインパターンを有し得る。適切な回転量でトルクが掛けられると、これら断面は、シャフト4へのグリップ2の固定を容易にする摩擦力を増大させる。コア5の変形例の横断面が、例えば、図23a、図23b、図23c、図23d、および図23eに示されている。
グリップがシャフトに位置決めされた後、グリップは、内部ヒール構成要素34によって、グリップスリーブ2の上方の近位端において自動的にシャフトの中心に合わされる(例えば、図17a、図17b、および図17cを参照)。これは、ヒール固定方法とも称される。
複数の好適な実施形態において、ヒール構成要素34は、シャフト4の上方の近位端に固定される必要がある。グリップ2を構成要素34によって固定する方法がいくつか開示されている。以下においては、本発明のいくつかの実施形態の側面による、必要とされるアクションを説明する(図4a、図4b、および図4cを参照)。
ヒール固定方法Aの複数の好適な実施形態において、本発明のグリップ2は拡張可能管20を含み得る。前記拡張可能管20は、例えばゴムなど、可撓性材料製であるが、他の材料も考えられる。この実施形態において、グリップキャップ8が捻転(例えば、回転)されると、圧迫用ナット22に係合する親ねじ12は、圧迫用ナットハウジング22を拡張可能管20内に引き込む。これにより、拡張可能管20は、例えば図5aおよび図5bに示されているように、ラチェットギアハブ18の底面に押し当てられる。これにより、親ねじ12がグリップキャップ8によって締め付けられるに伴い、拡張可能管20はシャフト4内で拡張し、ヒール固定方法Aに特に関連するヒール構成要素34を、ひいてはグリップ2を、シャフト4に固定する(例えば、係止する)。
ヒール固定方法Bの複数の好適な実施形態において、本発明のグリップ2は、先細の螺旋インサート19を含み得る(図6および図6aを参照)。インサート19は、例えばプラスチックまたはばね鋼など、可撓性の材料製にし得るが、他の材料も考えられる。この実施形態において、グリップキャップ8がシャフト4の上方の近位部分の内腔に押し込まれると(例えば、下向き圧力)、先細の螺旋19は圧迫によりシャフト4の内面に係合し、ヒール固定方法Bに特に関連するヒール構成要素34を、ひいてはグリップ2を、シャフト4に固定する(例えば、係止する)。
ヒール固定方法Cの複数の好適な実施形態において、本発明のグリップ2は、マルチプロングばねナット21を含み得る(図7および図7aを参照)。これは、例えばプラスチックまたはばね鋼など、可撓性の材料製にし得るが、他の材料も考えられる。この実施形態において、グリップキャップ8がシャフト4の上方の近位部分の内腔に押し込まれると(例えば、下向き圧力)、ばねナット21は圧迫によりシャフト4の内面に係合し、ヒール固定方法Cに特に関連するヒール構成要素34を、ひいてはグリップ2を、シャフト4に固定する(例えば、係止する)。
複数の好適な実施形態において、今やグリップ2は上方の近位部分において固定され、内部ヒール構成要素34によって、または本明細書の他の箇所に説明されているように、自動的にシャフトの中心に合わされる(例えば、図17a、図17b、および図17cを参照)。これは、ヒール固定方法とも称される。
次に、いくつかの実施形態において、トウ構成要素36は、シャフト4の下方の遠位端に固定される必要がある。グリップ2を構成要素36によって固定する方法がいくつか開示されている。以下においては、本発明のいくつかの実施形態の側面による、必要とされるアクションをより詳細に説明する(図8aおよび図8bを参照)。
トウ固定方法Aの複数の好適な実施形態において、グリップ2は、固定用表面27が埋め込まれた可撓性の細長いストラップ25によってグリップスリーブ2の下方の遠位端において接続され得る(例えば、図9a、図9b、および図9cを参照)。一部の実施形態において、可撓性の細長いストラップ25は、「捻れ巻き(torsional wrap)」として予備成形されている。この動きにより、可撓性ストラップ25は、シャフト4およびグリップ2に巻き付けられるに伴い、シャフト4およびグリップ2の最下部の周囲を圧迫する。固定用表面27は、それ自身に固定される可撓性ストラップ25の終端点として機能し、トウ固定方法Aに特に関連するトウ構成要素36をシャフト4に係止する。図9a、図9b、および図9cは、弛緩位置、中間のトルクが掛けられている位置、およびトルクが十分に掛けられた位置をそれぞれ示す。
トウ固定方法Aは、以下に説明する回転動#3によって(同軸に)回転される。本発明のいくつかの実施形態の側面によると、トウ固定方法Aおよび回転動#3の両動きは、同様の方向への動きであり、これにより、構成要素36に対して高トルクの圧迫を生じさせる(図9c、図11a、および図11bを参照)。
更に、いくつかの実施形態において、「v」字裂け目29は、グリップ2の下方の遠位部分の直径をより小さくでき、更にシャフト4に生じるより大きい直径より大きくグリップ2の下方の遠位部分を撓ませることができる(例えば、図2aおよび図2b)。更に、「v」字裂け目29により、コア5のデザイン上の直径がより小さい故に、シャフト4に固定するときに圧縮されるグリップスリーブ2の下方の遠位部分の材料を少なくできる。
トウ固定方法Bの複数の好適な実施形態において、グリップ2は、グリップスリーブの下方の遠位端において、フランジコレット30を介して接続され得る(例えば、図12a、図12b、および図13aを参照)。一部の実施形態において、フランジコレット30は、グリップ2のトウ固定方法Bに特に関連するトウ構成要素36を、ねじ付きフランジロックスリーブ28およびフランジコレット30のテーパ付き肩部を介して、シャフト4に固締するように構成される。複数の好適な実施形態において、フランジコレット30は、フランジロックスリーブ28の雌ねじに係合するように構成された雄ねじを含み得る。これにより、フランジロックスリーブ28を回転すると、ロックスリーブはフランジコレット30に沿って長手方向に移動し得る。したがって、フランジロックスリーブ28をフランジコレット30上で回転すると(例えば、締め付けると)、フランジロックスリーブ28がフランジコレット30の各フランジのテーパ付き肩部に当たり、これにより、各フランジがシャフト4を圧迫して締め付ける。いくつかの実施形態において、フランジコレット30およびフランジロックスリーブ28の相補的なねじは、大きな範囲の動きを可能にし得るので、例えば図13a、図13b、図14a、および図14bに示されているように、トウ固定方法Bに特に関連するトウ構成要素36をシャフトの広範囲の可変直径に締め付けることができる。
複数の好適な実施形態において、ねじ付きフランジロックスリーブ28は、フランジコレット30に取り付けられる。ねじ付きフランジロックスリーブ28は、アルミニウム製にし得るが、雌ねじを支持し得る硬質の金属製、コンポジット製、またはポリマー材料製にし得ることも考えられる(例えば、図12aおよび図12bを参照)。
いくつかの実施形態において、ねじ付きフランジロックスリーブ28は、自立部品としてグリップ2上に位置決めされるが、自立部品に限定されるものではない。例えば、ねじ付きフランジロックスリーブ28は、グリップ2にも取り付けられ得る、またはグリップ2上に収容され得る、あるいは、他の複数の実施形態においては、フランジコレット30上に収容され得る。
一部の実施形態において、ねじ付きフランジロックスリーブ28の下方部分は、フランジコレット30の外側テーパに対応する内側テーパを有する(例えば、図15aおよび図15bを参照)。このテーパは、フランジロックスリーブ28がフランジコレット30の周囲を回転してフランジコレット30およびフランジハウジング26を圧迫するときの摩擦を減らすように設計される。フランジコレット30のテーパ角の高さは、さまざまなシャフト直径を有し得るシャフト4に対する圧迫範囲を決定する。テーパ角の長さは、例えば図15aおよび図15bに示されているように、ねじ付きフランジロックスリーブ28をフランジコレット30上に螺合させるために必要な移動距離に応じて決まる。
図15aおよび図15bに示されているように、シャフト4は、上方の直径xと下方の直径a、ならびにシャフトの抜き勾配yを有する。グリップ2は、下方の内径bと上方の内径cとを有する。フランジコレット30は、圧迫距離dとねじ山距離dtとを有する。
例えば、フランジコレット30はフランジハウジング26を圧迫し、フランジハウジング26の内径を約16.3mmから約13.8mmに減らし、その範囲内でグリップ2をシャフト4に固締する。複数の好適な実施形態において、13.8mmと16.3mmの間の各内径は、シャフト4の端部における最大および最小直径に一致するように設計され、グリップ2をあらゆる可変直径にわたって小さい力で摺動させることができる。一部の実施形態において、フランジコレット30は、例えば図12および図13に示されているように、特定の寸法に限定されず、フランジコレット30の角度テーパは、必要とされる内径に応じて増減され得る。ロックスリーブ28の雌ねじがフランジコレット30の対応する雄ねじの周囲で捻転されると、トウ構成要素36はグリップ2をシャフト4に固締する。グリップ2が所定位置に固定されると、フランジロックスリーブ28の更なる回転または長手方向への移動が許容されないと考えられる(例えば、図14aおよび図14bを参照)。すなわち、一部の実施形態において、フランジロックスリーブ28およびフランジコレット30は、過剰な締め付けを防止するために、またはフランジコレット30からのロックスリーブ28の滑落を防止するために、フランジコレット30上でのロックスリーブ28の更なる回転および長手方向への移動を拒否し得るストップ機構を含み得る。
一部の実施形態において、フランジハウジング26の(一部の実施形態においては、コア5の内面に相当または同様であり得る)内面は、フランジコレット30の各フランジがシャフト4に締め付けられた後のシャフト4上でのグリップ2の移動を防止するために、高い摩擦係数を有し得る。例えば、フランジハウジング26は、粗面、粘着面、または高い摩擦係数を有する材料製の表面を含み得る。
次に、図16を参照する。この図は、グリップ2の等角図であり、本明細書の他の箇所で説明しているように、グリップ2をシャフト4に固定するための最後の主要な要素、すなわち回転動#3、を示している。回転動#3は、ヒール固定用の動きのうちの何れか1つを使用してヒール構成要素34をシャフト4に固定した後、且つトウ固定用の動きのうちの何れか1つを使用してトウ構成要素36をシャフト4に固定した後で、行われる。回転動#3は、グリップスリーブ2の内径をシャフト4上で収縮させる回転動である。したがって、複数の好適な実施形態において、グリップ2のスリーブが捻転されると、コア5がシャフト4に圧迫されるので、グリップ2はシャフト4に、従来のグリップの安定度に匹敵する安定度で、固締される(例えば、図21a、図21b、図22a、および図22bを参照)。
図17a、図17b、および図17cは、グリップ2をシャフト4に固定するための種々の回転動を示す。これら回転動は、回転動3A、3B、および3Cとそれぞれ称される。何れの回転動#3も、図17a、図17b、および図17cに示されているように、グリップスリーブ2をシャフト4の周囲で捻転(すなわち、回転)する同じユーザアクションを必要とする。ただし、使用されるヒール固定方法における僅かな違いの故に、以下により詳細に説明するように、これらは内部で互いに異なる。
回転動3Aは、図17aから理解され得る。この図は、ラチェットギア16およびラチェットギアハブ18の一部がグリップ2のスリーブの近位側末端においてラチェット爪ハウジング14内に(例えば、同軸に)位置する一実施形態を示す。いくつかの実施形態において、ラチェット爪ハウジング14は、図18aおよび図18bに示されているように、グリップスリーブに埋め込まれ得る、または別様に接続され得る。ラチェット爪ハウジング14は、ラチェット爪ハウジング14の中心に向かって半径方向に延在してラチェットギア16に係合するように構成されたラチェットアームを1つ以上含み得る。当該技術分野において公知のように、ラチェットギア16は複数の歯を含み得る。ラチェット爪ハウジング14のラチェットアームは、ラチェットギア16が一方向にのみ回転し得るように、複数の歯の各々に係合するように構成され得る。
図18aおよび図18bは、グリップ2の側断面図および上部断面図をそれぞれ示し、本発明のいくつかの実施形態の側面によるグリップ2をシャフト4に固定するための回転動3Aに関連する動きを示している。回転動3Aは、ヒール固定方法Aの機構のために使用される特定の回転動である。いくつかの実施形態において、ラチェット爪ハウジング14は、ラチェット爪ハウジング14の中心に向かって半径方向に延在するラチェットアーム17を1つ以上含み得る。ラチェットアーム17は、ラチェットギア16が一方向にのみ回転し得るように、ラチェットギア16の複数の歯に係合するように構成される。
そのため、いくつかの実施形態において、ラチェット爪ハウジング14は、ヒール構成要素34およびトウ構成要素36がシャフト4にしっかり固定された後、グリップスリーブを回転することによってラチェットギア16の周囲を一方向に自由に回転するように構成され得る(例えば、図18bを参照)。グリップ2のグリップスリーブを回転させると、例えば図22aおよび図22bに示されているように、グリップスリーブの内径(例えば、コア5)が収縮する。複数の好適な実施形態において、ラチェット爪ハウジング14aのラチェット機構は、半径方向に延在してラチェットギア16に係合するラチェットアーム17により、グリップスリーブの逆回転、ひいては弛みを防止する。したがって、グリップ2のスリーブが捻転されると、コア5はシャフト4に押し付けられ、これにより、グリップ2はシャフト4に、従来のグリップの安定度に匹敵する安定度で、固締される(例えば、図16を参照)。
一部の実施形態において、ヒール固定方法Aにおけるラチェット爪ハウジング14の位置はプラスチック製ハウジングであり得るが、グリップ2の長手方向軸線を中心にグリップスリーブと共に堅固なボディとして回転し得る他のポリマーまたは金属など、他の種類の材料も考えられる。
一部の実施形態において、ラチェットギア16は、ラチェットギアハブ18を含む同じ単一ボディの一部であり得る(例えば、図17a、図18a、および図18bを参照)が、ラチェットギア16およびラチェットギアハブ18はそれぞれ独立した別個の部品であり得ることも考えられる。複数の好適な実施形態において、グリップ2のグリップスリーブを捻転すると、ラチェット爪ハウジング14もラチェットギア16の周囲を回転するので、グリップ2のグリップスリーブはラチェットシステムを締め付ける。これにより、グリップスリーブは、ラチェット機構による制限の故に、逆方向には一切動かず、単一の方向にのみ回転可能である、または回すことができる。複数の好適な実施形態において、ラチェット機構により、ユーザは、コア5の内径がシャフト4の周囲を締め付ける、またはシャフト4の周囲で確実に閉じるまで、グリップスリーブを連続的に締め付けることができる(例えば、図22aおよび図22bを参照)。例えば図22aに示されているように、グリップ2にトルクが掛けられてトルクが掛けられた構成になると、滑り、横方向への動き、または長手方向への動きが起こらない。
回転動3Bは、図17bから理解され得る。この図は、先細の螺旋インサート19がグリップ2のスリーブの近位側末端内に(例えば、同軸に)位置する実施形態を示す。いくつかの実施形態において、先細の螺旋インサート19は、図19aおよび図19bに示されているように、グリップスリーブ2に埋め込まれ得る、または、例えばポリマー接合または他の適した接着剤によって、グリップキャップ8を介してグリップスリーブ2に固着されることによって別様に接続され得る。先細の螺旋インサート19が一方向にのみ回転し得るように、先細の螺旋インサート19は、シャフト4の内面に係合するように構成された螺旋状に配置された螺旋アームを1つ以上含み得る。
図19aおよび図19bは、グリップ2の上部断面図および側断面図をそれぞれ示し、本発明のいくつかの実施形態の側面によるグリップ2をシャフト4に固定するための回転動3Bに関連する動きを示している。回転動3Bは、ヒール固定方法Bの機構のために使用される特定の回転動である。いくつかの実施形態において、グリップ2はグリップキャップ8に固着される。グリップキャップ8は、上記のように、親ねじ12を介して先細の螺旋インサート19に係合する。先細の螺旋インサート19は、その周囲に螺旋状に配置されて内部コアシャフト4の中心に向かって半径方向に延在する螺旋アーム29を1つ以上含み得る。螺旋アーム29は、先細の螺旋インサート19が一方向にのみ回転し得るように、シャフト4に係合するように構成される。
そのため、いくつかの実施形態において、先細の螺旋インサート19は、ヒール構成要素34およびトウ構成要素36がシャフト4にしっかり固定された後、グリップキャップ8およびグリップスリーブ2を回転することによって先細の螺旋インサート19がシャフト4の上方の近位部分の内側で一方向に自由に回転するように構成され得る(例えば、図19bを参照)。グリップキャップ8を回転させると、回転動3Aの同じアクションにおいて、例えば図22aおよび図22bに示されているように、グリップ2のグリップスリーブの内径(例えば、コア5)が収縮する。複数の好適な実施形態において、先細の螺旋インサート19は、シャフト4の内面に係合する螺旋アーム29により、グリップスリーブの逆回転、ひいては弛みを防止する。したがって、グリップ2のスリーブが捻転されると、コア5はシャフト4に押し付けられるので、グリップ2はシャフト4に、従来のグリップの安定度に匹敵する安定度で、固締される(例えば、図16を参照)。
回転動3Cは、図17cから理解され得る。この図は、先細の螺旋インサート19がグリップ2のスリーブの近位側末端内に(例えば、同軸に)位置する実施形態を示す。いくつかの実施形態において、マルチスターばねナット21は、図20aおよび図20bに示されているように、グリップスリーブ2に埋め込まれ得る、または、例えばポリマー接合または他の適した接着剤による、グリップキャップ8を介したグリップスリーブ2への固着などによって、別様に接続され得る。マルチスターばねナット21が一方向にのみ回転し得るように、マルチスターばねナット21は、シャフト4の内面に係合するように構成された、半径方向に延在する、しかし角度付きの、アームを1つ以上含み得る。
図20aおよび図20bは、グリップ2の上部断面図および側断面図をそれぞれ示し、本発明のいくつかの実施形態の側面によるグリップ2をシャフト4に固定するための回転動3Cに関連する動きを示している。回転動3Cは、ヒール固定方法Cの機構のために使用される特定の回転動であるが、回転動3Bと極めて似ている。いくつかの実施形態において、グリップ2はグリップキャップ8に固着される。グリップキャップ8は、上記のように、親ねじ12を介してマルチスターばねナット21に係合する。マルチスターばねナット21は、その中心に対して斜めに向いた、内部コアシャフト4の中心に向かって半径方向に延在するアーム31を1つ以上含み得る。アーム31は、マルチスターばねナット21が一方向にのみ回転し得るように、シャフト4内に係合するように構成される。
そのため、いくつかの実施形態において、マルチスターばねナット21は、ヒール構成要素34およびトウ構成要素36がシャフト4にしっかり固定された後、グリップキャップ8およびグリップスリーブ2を回転することによって、シャフト4の上方の近位部分の内部の周囲を一方向に自由に回転するように、構成され得る(例えば、図19bを参照)。グリップキャップ8を回転すると、回転動3Aおよび3Bと同じアクションにおいて、例えば図22aおよび図22bに示されているように、グリップ2のグリップスリーブの内径(例えば、コア5)が収縮する。複数の好適な実施形態において、マルチスターばねナット21は、シャフト4の内面に係合するアーム31により、グリップスリーブの逆回転、ひいては弛み、を防止する。したがって、グリップ2のスリーブが捻転されると、コア5はシャフト4に押し付けられるので、グリップ2はシャフト4に、従来のグリップの安定度に匹敵する安定度で、固締される(例えば、図16を参照)。
トウ構成要素36は埋め込み、成形、接着、融着、または同様の方法によってグリップスリーブ2に直接接続されるので、グリップスリーブ2はシャフト4の周囲を一方向にのみ回転する。ただし、回転動#3中、例えば図17a、図17b、および図17cに示されているように、および本明細書の他の箇所で説明されているように、トウ構成要素36およびグリップスリーブをそれぞれ独立に、または一緒に、回転させることができる。例えば、グリップ2のグリップスリーブおよびグリップ2の上方の近位(例えば、ヒール)部分内のいくつかのトウ構成要素36は、単一ユニットとして回る、または回転する、ように構成される。
図21aおよび図21bは、回転動#3の前の弛緩した未装着位置にあるグリップ2の等角図および上部断面図をそれぞれ示し、図22aおよび図22bは、回転動#3の後のトルクが掛けられて装着された位置にあるグリップ2の等角図および上部断面図をそれぞれ示す。
一部の実施形態において、グリップスリーブ2のグリップスリーブはシャフト4の周囲を回転し、これにより、例えば図21a、図21b、図22a、および図22bに示されているように、グリップスリーブの(ひいてはグリップ2の)直径を減らす。一部の実施形態において、グリップスリーブは、グリップ2に沿ってその全体に延在する縞模様デザイン要素を有することもできる。グリップ2が目に見える螺旋形成を有しないとき、グリップ2は弛緩位置にあると言われる。これは、ユーザが回転動#1、#2および#3を(さまざまな構成要素の状態に応じて)適用するための、またはグリップ2をシャフト4から取り外すための、トリガーになり得る。縞模様デザイン要素がグリップスリーブの周囲で捻転されて、例えば図22bに示されているように、目に見える螺旋形成を有すると、これは、グリップ2が緊張状態(例えば、トルクが掛けられた構成)にあり、グリップ2がシャフト4にしっかり確実に取り付けられていることを示すものである。
装着解除構成において(例えば、グリップ2が弛緩位置にあるとき)、図21aおよび図21bに示されているように、内部コアはシャフト4に対する接触面エリアを一切もたらさないか、もたらしたとしても限定されているはずである。他方、装着構成においては(例えば、グリップ2がトルクを掛けられた位置にあるとき)、図22aおよび図22bに示されているように、内部コアの全表面エリアがシャフト4に押し付けられ、グリップ2をシャフト4上の所定位置に確実に保持できる。
一部の実施形態において、図23a〜図23eに示されているように、コア5(例えば、グリップスリーブの内面)は、複数の突出歯またはコア5の他の変形例を有する押出加工の歯様デザインを含み得るが、これだけには限定されない。いくつかの実施形態において、シャフト4が有し得る最大直径よりコア5の内径が小さくなり得るように、複数の内歯はコア5の内径を減らし得る。ただし、コア5の複数の内歯の縮小された表面積は、シャフト4へのグリップ2の容易な装着を保証し易くする。コア5は、平滑(図23aを参照)、凹凸(図23c、図23dを参照)、正弦波、および/または波状断面(図23b、図23eを参照)など、さまざまな内部デザインパターンを有することができる。これらパターンは、適切な回転量でトルクが掛けられたときに、シャフト4へのグリップ2の固定を容易にする。ただし、ゴム製グリップ2内の内部形状に拘らず、コア5の内径はシャフト4の上方区間の内径より大きい必要がある(例えば、図23a、図23b、図23c、図23d、および図23eを参照)。
より詳細には、シャフト4へのグリップ2の取り付け方法は、例えば、3つの基本的な固定用の動きに分けられ得る(例えば、図3を参照)。
固定用の動き#1:例えば図4a、図4b、および図4cに示されているように、グリップ2のヒール構成要素34は最初にシャフト4上に位置決めされる。固定用の動き#1は、ヒール固定用の動きとして上で言及されており、さまざまな固定用ヒール構成要素34の使用の故に、複数の異なる動きに分けられる。必要とされる動きは、回転トルク(ヒール固定方法A)または下向き圧力(ヒール固定方法Bおよびヒール固定方法C)のどちらかである。これらアクションはどちらも、グリップスリーブ2の上方の近位部分をシャフト4に固定する。図5b、図6a、および図7aに示されているように、これら好適な実施形態において、ヒール固定用の動きに関連する全てのヒール構成要素34は、最後の回転動#3が実施される前に、固定される必要がある。
固定用の動き#2:例えば図17a、図17b、および図17cに示されているように、固定用の動き#1によってグリップ2がシャフト4上の所定位置に位置付けられて固定された後、グリップスリーブ2の下方の遠位部分においてトウ構成要素36をシャフト4に固締することによって、グリップ2がシャフト4の中心に合わされる。いくつかの実施形態において、シャフト4へのトウ構成要素36の固締は、固定用の動き#1と同様であり得る。固定用の動き#2は、トウ固定用の動きとして言及されており、さまざまな固定用トウ構成要素36の使用の故に、複数の異なる動きに分けられる。必要とされる動きは回転トルクであるが、グリップスリーブ2の下方の遠位部分をシャフト4に固定する手段がある限り、これらの動きは回転動に限定されるものではない。図8aおよび図8bに示されているように、これら好適な実施形態において、トウ固定用の動きに関連する全てのトウ構成要素36は、最後の回転動#3が実施される前に、固定される必要がある。
回転動#3:グリップ2のヒールおよびトウの両実施形態がシャフト4に固締された後、グリップ2をシャフト4に固定するために、グリップスリーブの内部コア直径を減らす必要がある。回転動#3は、複数の内径縮小構造の使用の故に、複数の異なる動きに分けられる。いくつかの実施形態において、グリップスリーブの内部コアの縮小は、グリップスリーブ本体全体の回転または捻転によって引き起こされ得る。内部機構がグリップスリーブ本体をトルクが掛けられた、または捻転された、位置に維持し、これにより、グリップスリーブ本体の逆回転を防止する。したがって、いくつかの実施形態において、グリップ2は弛緩した構成または位置、およびトルクが掛けられた構成または位置を含むと言える。複数の好適な実施形態において、グリップ2は固定用の動き#1および#2の全体にわたって弛緩した構成に維持され、回転動#3の動作によりトルクが掛けられた構成に追い込まれる。図3に示されているように、回転動#3は、固定用の動き#1および固定用の動き#2の両方の完了後にのみ、実行可能である。
上記のように、本発明のいくつかの実施形態は、固定用の動きおよび回転動#1、#2、および/または#3のうちの1つ以上、ならびに取り外し可能な動き(Removable Movement)#1および/または#2のうちの1つ以上、の実施によって、シャフト(例えば、ゴルフクラブシャフト)上のグリップを交換または置換する方法に関する。加えて、上記の動きまたは取り外し可能な動きのうちの1つ以上を実施することによって、取り外し可能なグリップをシャフトに取り付ける方法も考えられる。
同様に、取り外し可能なグリップをシャフトから取り外すための方法も考えられる。以下は、グリップ2をシャフト4から取り外すアクションに関する説明である。シャフト4からのグリップ2の取り外しは、一部の実施形態において、取り外し可能な動き#1、および必要であれば更に取り外し可能な動き#2、と呼ばれる動きを1つ〜2つ含む。これらは、基本的に、上記の固定用の動き#2および#1(必要な場合)の逆のアクションである。
取り外し可能な回転動(Removable Rotationa Movement)#1は、シャフト4からのグリップ2の取り外しにおける最初のステップであり、一部の実施形態においては、トウ構成要素36内の緊張を緩ませる。これは、トウ固定方法Aまたはトウ固定方法Bの逆の動きと言われ、どちらも特定の実施形態において使用される。
トウ固定方法Aが使用された場合、トウ固定方法Aに関連するトウ構成要素36を最初にシャフト4から解放する必要がある。これを行うために、細長い可撓性ストラップ25は、埋め込まれた固定用表面27から、ひいてはグリップ2およびシャフト4の両方の下方の遠位部分から、解放される(例えば、弛められる)。細長い可撓性ストラップ25の表面に埋め込まれた固定用表面27を解放することによって、グリップスリーブ2の下方の遠位部分に加えられたトルク圧迫が緩められる。これは、トウ構成要素36を解放し、張力を緩め、グリップスリーブ2のコア5をシャフト4に対して保持していた圧迫力を逆にする(例えば、図10a、図10b、図11a、および図11bを参照)。
トウ固定方法Bが使用された場合、トウ固定方法Bに関連するトウ構成要素36を最初にシャフト4から解放する必要がある。これを行うために、フランジロックスリーブ28をフランジコレット30から捻転解除または螺合解除する(すなわち、弛める)必要がある。これにより、フランジハウジング26とシャフト4との面接触が解放される。これにより、トウ構成要素36がシャフト4から解放されるので、グリップ2をシャフト4から完全に取り外すことができる(例えば、図13a、図13b、図14a、および図14bを参照)。
グリップ2を取り付けるためにヒール固定方法Bおよびヒール固定方法Cが使用された場合、シャフト4からのグリップ2の解放は、トウ構成要素36が最初に解放されている限り、別の動きを必要としないが、グリップ2全体をシャフト4から(例えば、上方に)取り外すために必要な力のみを必要とする(操作の順番)。したがって、グリップ2は、ヒール固定方法BおよびCがグリップ2の上方の近位部分において逆転された場合、その弛緩した構成を取り、例えば図6aおよび図7aに示されているように、力を一切必要とせずに、または小さな力で、シャフト4から逆方向に完全に引き抜かれて自由になるように構成される。
ただし、グリップ2を取り付けるためにヒール固定方法Aが使用された場合、ヒール構成要素34が図5aおよび図5bに示されている個別部品を、例えば5つ、備えている場合は、追加のステップが存在する。これは、前記固定方法とは逆の動き、すなわち、以下に説明する取り外し可能な回転動#2、である。
取り外し可能な回転動#2は、ヒール固定方法Aが使用された実施形態において、シャフト4からのグリップ2の取り外しにおける最終ステップである。取り外し可能な回転動#2は、グリップ2がトルクを掛けられた(例えば、締め付けられた)構成にあるとき、例えば、グリップ2の近位端に位置するグリップキャップ8および親ねじ12を、ヒール構成要素34をシャフト4に締め付けるために使用された方向とは逆の方向に捻転解除する(例えば、弛める)ことによって、ヒール構成要素34の緊張を緩めることである。これは、シャフト4内の拡張可能管20を減圧(例えば、弛緩)させてシャフト4から引き離すことによってヒール構成要素34の緊張を解放し、これにより、ヒール構成要素34をシャフト4から接続解除する。加えて、グリップキャップ8を捻転すると、例えば図5aおよび図5bに示されているように、グリップ2の前記グリップスリーブはトルクが掛けられた構成から解放されて弛緩した構成になる。次に、グリップスリーブ2は、例えば図5aおよび図5bに示されているように、力を一切必要とせずに、または小さな力で、シャフト4から逆方向に完全に引き抜かれて自由になるように構成される。
本明細書には、さまざまな実施形態が開示されている。いくつかの実施形態の特徴は、他の実施形態の特徴と組み合わせられ得る。したがって、いくつかの実施形態は複数の実施形態の特徴の組み合わせであり得る。本発明の各実施形態の上記説明は、例示および説明を目的として提示されている。上記説明は、網羅的であろうとするものでも、本発明を開示されている通りの形態に限定しようとするものでもない。上記教示に鑑みて、多くの修正例、変形例、変更例、および均等物が可能であることは当業者には理解されるはずである。したがって、添付の特許請求の範囲は、本発明の真の精神に属するような修正例および変更例を網羅しようとするものであることを理解されたい。
本明細書には本発明のいくつかの特徴が図示および説明されているが、当業者には多くの修正例、置換例、変更例、および均等物が想起されるであろう。したがって、添付の特許請求の範囲は、本発明の真の精神に属するような修正例および変更例を全て網羅しようとするものであることを理解されたい。
2 グリップ
3 完全なゴルフクラブ
4 シャフト
5 コアのデザイン
6 ゴルフクラブヘッド
8 ヒール − グリップキャップ
12 ヒール − 親ねじ
14 ラチェット爪ハウジング
16 ヒール − ラチェットギア(ヒール固定方法A)
17 ラチェット爪(ヒール固定方法A)
18 ヒール − ラチェットギアハブ(ヒール固定方法A)
19 ヒール − 先細の螺旋インサート(ヒール固定方法B)
20 ヒール − 拡張可能管(ヒール固定方法A)
21 ヒール − マルチスターばねナット(ヒール固定方法C)
22 ヒール − 圧迫用ナット(ヒール固定方法A)
25 トウ − 細長い可撓性ストラップ(トウ固定方法A)
26 トウ − フランジハウジング(トウ固定方法B)
27 トウ − 固定用表面(トウ固定方法A)
28 トウ − ねじ付きフランジロックスリーブ(トウ固定方法B)
29 先細の螺旋インサートアーム(ヒール固定方法B)
30 トウ − ねじ付きフランジコレット(トウ固定方法B)
31 マルチスターばねナット壁(ヒール固定方法C)
34 全てのヒール構成要素の実施形態
36 全てのトウ構成要素の実施形態

Claims (19)

  1. グリップを中空のゴルフクラブシャフトにそのハンドル領域において取り付けるための方法であり、前記グリップは、上方部分と、下方部分と、前記上方および下方部分の間の中間部分とを有する環状の長手方向スリーブを有し、前記長手方向スリーブは内径および、ラチェットギアの歯と係合するように構成された、前記内径に沿って半径方向に延在する少なくとも1つのラチェットアームを有する、方法であって、
    前記グリップの前記上方部分にある第1のグリップ構成要素を前記ハンドル領域の後端で前記シャフトに固定するステップと、
    前記グリップの前記下方部分にある第2のグリップ構成要素を前記ハンドル領域の前端で前記シャフトに固定するステップと、
    前記グリップの前記上方部分および下方部分にある前記第1および第2のグリップ構成要素が前記ハンドル領域の前記後端および前端にそれぞれ固定された後、前記少なくとも1つの半径方向に延在するラチェットアームの前記ラチェットギアの歯との係合により前記中間部分の内径を減らすことによって、前記中間部分を前記シャフトに締め付けるステップと、
    を含む、方法。
  2. 前記第1のグリップ構成要素は、前記中空シャフトに前記ハンドル領域の前記後端において固定される圧迫用ナットと拡張可能管とを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のグリップ構成要素を前記シャフトに固定するステップは、前記圧迫用ナットと前記拡張可能管とを前記中空シャフトに前記ハンドル領域の前記後端において挿入するステップを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1のグリップ構成要素は、前記圧迫用ナットおよび前記拡張可能管に挿通されるねじを更に備え、前記第1のグリップ構成要素を前記シャフトに固定するステップは、前記ねじを回転させるために回転トルクを使用するステップを含み、前記拡張可能管は前記圧迫用ナットからの圧力下で拡張して前記シャフトの内面に接触する、請求項3に記載の方法。
  5. エンドキャップが前記ねじに取り付けられ、前記ねじを回転させるために、前記エンドキャップが前記シャフトの端部に当接するまで、回転トルクが前記エンドキャップに加えられる、請求項4に記載の方法。
  6. 前記第2のグリップ構成要素は、前記シャフトに固定される前記長手方向スリーブの前記下方部分に可撓性ストラップを備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記第2のグリップ構成要素を前記シャフトに固定するステップは、前記可撓性ストラップを前記シャフトの周りにしっかり巻き付けるステップを含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記可撓性ストラップは自己係止用の表面組織を更に備え、前記第2のグリップ構成要素を前記シャフトに固定するステップは、前記可撓性ストラップが前記シャフトの周りにしっかり巻き付けられた後に、前記可撓性ストラップを自身に自己係止するステップを更に含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記可撓性ストラップを前記シャフトの周りにしっかり巻き付けるステップは、前記長手方向スリーブの前記下方部分を前記シャフトに押し付ける、請求項7に記載の方法。
  10. 前記長手方向スリーブは、前記中間部分を前記シャフトに捻転することにより、前記長手方向スリーブの前記内径を減らす材料を備える、請求項1に記載の方法。
  11. 前記長手方向スリーブは、前記長手方向スリーブの前記内面と前記シャフトの外面との間の摩擦力を増大させるように構成された凹凸のある内面を備える、請求項1に記載の方法。
  12. 前記長手方向スリーブの凹凸のある内面は、前記長手方向スリーブが前記シャフトの周りに捻転された後、前記シャフトの前記外面に対する前記長手方向スリーブの逆回転を防止する、請求項11に記載の方法。
  13. 前記中間部分を前記シャフトに締め付けるステップは、前記少なくとも1つの半径方向に延在するラチェットアームを前記ラチェットギアの連続する歯に係合させるために、前記中間部分の前記内径が前記シャフトの周囲で確実に閉じるまで前記中間部分を捻転させるステップを含む、請求項1に記載の方法。
  14. 前記ラチェットギアは、前記シャフトに取り付けられる、請求項13に記載の方法。
  15. 前記少なくとも1つの半径方向に延在するラチェットアームと前記ラチェットギア歯との間の前記係合は、前記中間部分が前記シャフトの周囲に締め付けられた後、前記シャフトの前記外面に対する前記中間部分の逆回転を防止する、請求項13に記載の方法。
  16. 前記第1のグリップ構成要素は、前記中空シャフト内にその一端において固定される圧迫用ナットおよび拡張可能管を備え、前記ラチェットギアは前記圧迫用ナットおよび前記拡張可能管を介して前記シャフトに取り付けられる、請求項13に記載の方法。
  17. 前記中間部分は、前記中間部分の前記内径が前記シャフトの周囲に堅く締め付けられていない弛緩した構成と、前記中間部分の前記内径が前記シャフトの周囲に堅く締め付けられた固定された構成とを有し、前記中間部分を前記シャフトに締め付けるステップは、前記中間部分を前記弛緩した構成から前記固定された構成に変えるステップを含む、請求項1に記載の方法。
  18. 前記第1のグリップ構成要素および前記第2のグリップ構成要素が前記シャフトに固定された後まで、前記中間部分は前記弛緩した構成に維持されている、請求項17に記載の方法。
  19. 前記中間部分を前記シャフトに締め付けるステップは、前記中間部分を前記シャフトの周りに捻転させるステップを含む、請求項17に記載の方法。
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