JP6448920B2 - 医用画像診断装置 - Google Patents

医用画像診断装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6448920B2
JP6448920B2 JP2014113069A JP2014113069A JP6448920B2 JP 6448920 B2 JP6448920 B2 JP 6448920B2 JP 2014113069 A JP2014113069 A JP 2014113069A JP 2014113069 A JP2014113069 A JP 2014113069A JP 6448920 B2 JP6448920 B2 JP 6448920B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
log
information processing
storage unit
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014113069A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015228104A (ja
Inventor
孝弘 大牟禮
孝弘 大牟禮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Medical Systems Corp
Original Assignee
Canon Medical Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Medical Systems Corp filed Critical Canon Medical Systems Corp
Priority to JP2014113069A priority Critical patent/JP6448920B2/ja
Publication of JP2015228104A publication Critical patent/JP2015228104A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6448920B2 publication Critical patent/JP6448920B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

本発明の実施形態は、医用画像診断装置に関する。
病院等において医用画像診断装置が使用されている。医用画像診断装置に明示的な誤動作(エラー)が生じた場合にログが保存される。
しかし、いずれかのソフトウェア又はハードウェアが明示的にエラーを発生していない場合でも、装置の情報処理の速度が落ちるシステムスローダウン等、エラーには至らない事象(以下、不具合と呼ぶ)が発生することもある。その場合、ログを保存するための的確なトリガーを設けることは困難である。
特開2009−110281号公報
目的は、システムスローダウン等の不具合の発生段階において、適切なタイミングのログを保存可能な医用画像診断装置を提供することにある。
本実施形態に係る医用画像診断装置は、処理部と、発生部と、記録部と、保存部と、予測部と、計測部と、判定部とを備える。処理部は、被検体から収集したデータに関する情報処理を含む医療検査に係る、情報処理を実行する。発生部は、処理部による情報処理のログを発生する。記録部は、ログを一時記録する保存部は、記録部により一時記録されたログを取得して保存可能である。予測部は、処理部により実行される情報処理の条件に基づいて、情報処理にかかる予測時間を求める。計測部は、処理部により実行された情報処理に実際にかかった実行時間を計測する。判定部は、予測時間と実行時間との比較結果に基づいて、記録部に一時記録されたログを保存部に保存するか否かを判定する。さらに保存部は、ログを、(a)ログの発生時刻と、(b)患者名および検査番号のうち少なくとも一方と、(c)シーケンス情報とに結びつけて保存する。
本実施形態に係る医用画像診断装置の構成を示す図。 本実施形態に係るログ保存の典型的な流れを示す図。 本実施形態に係る情報処理の種類と検知条件とを関連付けた検知テーブルの一例を示す図。 本実施形態に係る適合が検知された場合のログ保存の一例を示す図。 本実施形態に係るMRI装置の撮像設定画面の一例を示す図。 図1の表示部による検査画面と検査登録画面との切り替えを示す図。 応用例に係るログへの情報の関連付けの一例を示す図。
以下、図面を参照しながら実施形態に係る医用画像診断装置を説明する。なお、以下の説明において、略同一の機能及び構成を有する構成要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。
図1は、本実施形態に係る医用画像診断装置1の構成を示す図である。医用画像診断装置1は、情報処理装置2と撮像機構3とを有する。
情報処理装置2は、情報処理部4と、記憶部5と、ログ発生部6と、検知部7と、ログ記録部8と、ログ保存部9と、計測部10と、入力部11と、表示部12と、インターフェース部13と、撮像制御部14と、システム制御部15と、を有する。
情報処理部4は、被検体から収集したデータに関する情報処理を含む医療検査に係る情報処理を実行する。情報処理部4は、再構成部4−1、画像転送部4−2、画像処理部4−3、操作信号処理部4−4、表示処理部4−5を有する。再構成部4−1は、撮像機構3からの生データに基づいて、画像を再構成する。画像転送部4−2は、画像を、インターフェース部13を介してネットワーク上の図示していないPACS(Picture Archiving and Communication Systems)や他のコンピュータに転送する。画像処理部4−3は、画像に対して、レンダリング、コントラスト処理、周波数処理、ダイナミックレンジ処理、ノイズ低減処理等の後処理を行う。操作信号処理部4−4は、操作者により入力部11の操作に応じて発生する操作信号を処理し、当該操作に応じた処理を実行する。表示処理部4−5は、表示部12に各種の情報を表示するための処理をする。
記憶部5は、医療検査に係る複数の情報処理の種類各々について、情報処理部4による情報処理に関するログの保存タイミングを検知するための条件(以下、検知条件と呼ぶ)を関連付けたLUT(Lookup Table)を記憶する。以下、このLUTを検知テーブルと呼ぶことにする。また、記憶部5は、種々のデータを記憶する。例えば、記憶部5は、再構成部4−1で発生された画像を記憶する。
ログ発生部6は、情報処理部4による情報処理のログを発生する。発生されるログの種類は、例えば、情報処理部4のCPU使用率やメモリ使用率、医療検査或いはレポート作成に用いられるアプリケーションのプロセス、その他各種プロセス等のログ、又は表示部12に表示される操作画面等である。発生されるログの種類は、操作者により任意に選択可能である。
ログ記録部8は、ログ発生部6によって発生されたログを即時的にFIFO(First In First Out)形式で記録する。より詳細には、ログ記録部8の記録容量の空きが無い場合、最古のログが削除され、最新のログが記録される。ログの記録容量は、例えば、ログの種類やハードウェア構成により制限されている。各ログは、発生時刻に関連付けて時系列で記録される。
検知部7は、情報処理部4により実行された情報処理と記憶部5に記憶された情報処理の種類のうちの当該情報処理の種類に応じた検知条件とを照合して、ログ発生部6により繰り返し発生されているログのログ保存部9への保存タイミングを検知する。検知部7は、例えば、情報処理部4により実行された情報処理にかかる予測時間と実際にかかった実行時間との比較結果に基づいて、ログの保存タイミングを検知する。その際、検知部7は、予測部7−1を有する。予測部7−1は、情報処理部4により実行される情報処理の条件に基づいて、情報処理にかかる予測時間を求める。
ログ保存部9は、ログ発生部6により繰り返し発生されたログのうちの、検知部7により検知された保存タイミングを基準とする期間のログをファイル形式で保存する。以下、保存されたログをログファイルと呼ぶ。ログ保存について、詳細は後述する。
計測部10は、処理部により実行された前記情報処理に実際にかかった実行時間を計測する。計測された実行時間は、検知部7による検知条件の検知等に使用される。予測時間について、詳細は後述する。
入力部11は、操作者が所望する各種指示、命令、情報、選択、設定等の操作信号を発生する。入力部11は、発生された各種指示、命令、情報、選択、設定等をシステム制御部15に入力する。
表示部12は、種々の情報をモニタに表示する。表示部12は、例えば、検査登録画面や検査画面を表示する。また、表示部12は、再構成部4−1により発生された画像を表示する。
撮像制御部14は、撮像条件に従い、撮像機構3を制御し、撮像機構3に撮像を行わせる。具体的には、撮像制御部14は、撮像機構3に撮像シーケンスを送信し、撮像機構3に撮像を行わせる。撮像機構3は、医用画像診断装置1のモダリティ種に応じて異なる構成を有する。モダリティ種の一例として、本実施形態の説明では磁気共鳴イメージング(Magnetic Resonance Imaging:以下MRIと呼ぶ)装置を用いて説明するが、X線診断装置、X線コンピュータ断層撮影(Computed Tomography:CT)、超音波診断装置、核医学診断装置(例えば、陽電子放出コンピュータ断層撮影(Positron Emission Computed Tomography:PET)装置、単光子放出コンピュータ断層撮影(Single Photon Emission Computed Tomography:以下、SPECTと呼ぶ)装置)等でも良い。
システム制御部15は、医用画像診断装置1の中枢として機能する。システム制御部15は、医用画像診断装置1に含まれる各構成要素を統括的に制御し、本実施形態に係る各種動作を実現する。
以下、本実施形態に係る医用画像診断装置1の動作例について詳細に説明する。
まず、図2を参照しながら、本実施形態におけるログ保存の一連の動作例を説明する。図2は、本実施形態に係るログ保存の典型的な流れを示す図である。ログ発生部6は、情報処理部4により情報処理が行われている間、情報処理部4による情報処理に関するログを繰り返し発生しているものとする。発生されたログは、ログ記録部8に即時的にFIFO形式で記録される。ログ記録部8の記録容量の空きが無い場合、最古のログが削除され、最新のログが記録される。
まず、システム制御部15は、情報処理部4により情報処理を開始させる(ステップS1)。情報処理部4は、操作者により入力部11を介した指示に従う処理、又は撮像シーケンスに組み込まれた上述の各種情報処理を実行する。
ステップS1が行われると、システム制御部15は、検知部7により、実行された情報処理が検知条件に適合するか否かを判定する(ステップS2)。ステップS2においてシステム制御部15は、検知部7により、実行された情報処理と記憶部5に記憶された検知テーブルにおける当該情報処理に対応する複数の検知条件とを照合し、実行された情報処理が当該検知条件に適合するか否かを判定する。
ステップS2において、実行された情報処理が何れの検知条件にも適合しないと判定した場合(ステップS2:NO)、システム制御部15は、ログ保存部9に保存することなく処理を終了する。
ステップS2において、実行された情報処理が検知条件に適合すると判定されると(ステップS2:YES)、システム制御部15は、ログ保存部9により、繰り返し発生されたログのうちの適合が検知された時点を基準とする期間のログを保存する(ステップS3)。以上が本実施形態におけるログ保存の一連の動作例である。
次に、ログ保存の具体例について説明する。図3は、本実施形態に係る情報処理の種類と検知条件とを関連付けた検知テーブルの一例を示す図である。情報処理の種類には、画像再構成、画像転送、画像後処理、操作信号処理、表示等がある。画像再構成は、再構成部4−1が、撮像機構3からの生データに基づいて、画像を再構成する処理である。画像転送は、画像転送部4−2が、画像を、インターフェース部13を介してネットワーク上の図示していないPACSや他のコンピュータに転送する処理である。画像後処理は、画像処理部4−3が、画像に対して、レンダリング、コントラスト処理、周波数処理、ダイナミックレンジ処理、ノイズ低減処理等の後処理を行う処理である。操作信号処理は、操作信号処理部4−4が、操作者により入力部11の操作に応じて発生する操作信号を処理し、当該操作に応じた処理である。表示は、表示処理部4−5が、表示部12に各種の情報を表示するための処理である。
また、図3に示すように、計測された情報処理にかかった時間が当該情報処理の予測時間を上回るという検知条件が設けられる。例えば、情報処理の種類が画像再構成の場合、例えば、計測部10により計測された再構成部4−1による画像再構成の実行時間が、予測時間を上回るという検知条件が設けられる。情報処理の種類が画像転送の場合、例えば、計測部10により計測された画像転送部4−2による画像転送の実行時間が、予測時間を上回るという検知条件が設けられる。情報処理の種類が画像後処理の場合、例えば、計測部10により計測された画像処理部4−3による画像後処理の実行時間が、予測時間を上回るという検知条件が設けられる。以上のように、実行時間と予測時間との比較によりログの保存のタイミングを決定する検知条件を、以下、予測時間に基づく検知条件と呼ぶ。なお、計測された情報処理にかかった時間が、予測時間を下回るという検知条件が設けられても良い。また、計測された情報処理にかかった時間が、予測時間に基づくマージン範囲を上回る又は下回るという検知条件が設けられても良い。
また、図3に示すように、所定回数しか実施されないはずの所定の処理項目に対して、所定回数より多い回数の実行指示がなされるという検知条件が設けられる。具体的には、画質調整用の撮像指示が複数回実行されるという検知条件が設けられる。表示画面上の同一箇所で一定時間内に複数回クリックが実行されるという検知条件が設けられる。以下、情報処理の実施回数と予定回数との比較によりログの保存のタイミングを決定する検知条件を、実施回数に基づく検知条件と呼ぶ。
他にも、図3に示すように、表示部12に検査画面が表示されているという検知条件等が設けられる。
以下、各々の検知条件における検知部7の動作例について説明する。
まず、図3にある画像再構成の例を用いて、予測時間に基づく検知条件の場合の検知部7の動作例を説明する。操作者により入力部11を介して撮像開始指示が入力されると、再構成部4−1は、撮像において撮像機構により収集された生データに画像再構成を施す。再構成部4−1により画像再構成が開始されたことを契機として、計測部10は、画像再構成の実行時間の計測を開始する。画像再構成が完了すると、計測部10は実行時間の計測を終了する。実行時間は画像再構成の開始時刻から終了時刻までの時間に規定される。検知部7は、計測部10により計測された画像再構成の実行時間と、画像再構成の予測時間とを比較する。画像再構成の予測時間の計算については後述する。
画像再構成を例に、予測時間の計算方法を説明する。画像再構成の予測時間は、予測部7−1により、例えば、当該撮像で取得される画像のサイズに基づいて計算される。画像のサイズは、撮像条件(枚数、分解能等)から算出される。具体的には、予測部7−1は、単位当たりの再構成時間をT_unitと定義する。予測部7−1は、単位マトリックス(画像分解能)及び撮像枚数からT_unitを計算する。例えば、単位マトリックスは64×64、撮像枚数は1とすると、T_unitは、単位マトリックス64×64、撮像枚数1の再構成にかかる時間を意味する。T_unitは、医用画像診断装置1の種類及び性能に依存する。予測部7−1は、画像再構成の予測時間T_totalを、上記にて決定されたT_unitに基づいて、下記の式により計算する。
T_total=T_unit×マトリックス係数×撮像枚数
ここで、予測部7−1は、実際のマトリックスを単位マトリックスで除することによりマトリックス係数を計算する。
検知部7が、画像再構成の実行時間が予測時間を上回るという検知条件に適合すると判定した場合、ログ保存部9はログファイルを保存する。検知部7が、画像再構成の実行時間が予測時間を上回るという検知条件に適合しないと判定した場合、ログ保存部9はログファイルを保存しない。図4は、本実施形態に係る適合が検知された場合のログ保存の一例を示す図である。適合が検知された場合、ログ保存部9は、ログ記録部8に記録されているログのうちの、その時点から所定の時間遡った時点までの期間のログを保存する。なお、ログ保存部9は、適合が検知された時点にログ記録部8に記録されている全てのログを保存しても良い。検知タイミングから所定の時間遡ってログを保存することにより、システムスローダウン等の不具合に至る過程に発生されたログを保存することができる。そのため、検知するタイミングのログのみを保存する場合に比べ、より詳細に不具合の原因を解析できる。
また、ログの保存は複数回なされる場合もある。ログの保存タイミングは、ログの保存開始のタイミングとログの保存頻度とを含む。具体的には、例えば画像再構成の際、図3の検知条件として、画像再構成1枚分の実行時間が予測時間を上回るという検知条件が設定される。この場合、検知部7は、画像再構成を1枚行う毎に検知条件に適合するか否かを判定する。検知部7が、画像再構成1枚分の実行時間が予測時間を上回るという検知条件に適合すると判定した場合、ログ保存部9はログファイルを保存する。検知部7が、画像再構成の実行時間が予測時間を上回るという検知条件に適合しないと判定した場合、ログ保存部9はログファイルを保存しない。なお、画像再構成10枚分の実行時間が予測時間を上回るという検知条件の場合、検知部7は、画像再構成を10枚行う毎に検知条件に適合するか否かを判定する。
なお、予測時間は撮像条件によって変化する。予測時間が変化する撮像条件の場合、検知部7は、基本の予測時間に係数を乗じることにより、予測時間を再定義する。例えば、高精細再構成設定の場合、マトリックス係数は2n倍となり、予測時間は2n倍となる。折り返し防止設定の場合、マトリックス係数は折り返し防止設定倍となり、予測時間は折り返し防止設定倍となる。ダイナミック撮像の場合、予測時間は繰り返し回数倍となる。積算設定の場合、予測時間は積算回数倍となる。
なお、MRI装置による撮像において、T_totalの概念が使用できない場合がある。具体的には、T_unitが通常のT_unitよりも長い3D撮像法や、画像の再構成方法が基本のものとは全く異なるMRスペクトロスコピー撮像法等である。その場合、検知部7は、当該撮像に応じた方法で予測時間を計算する。或いは、検知部7は、他の検知条件を設定する。
また、画像転送の場合は、操作者により入力部11を介して画像転送のスタート指示が入力されると、画像転送部4−2は、転送対象の画像の転送処理を開始する。計測部10は、画像転送の実行時間の計測を開始する。画像転送が完了すると、検知部7は、計測部10により計測された画像転送の実行時間と、転送対象画像の画像サイズに基づいて計算された画像転送の予測時間とを比較する。画像後処理の場合は、操作者により入力部11を介して画像後のスタート指示が入力されると、画像処理部4−3は、後処理対象の画像の後処理を開始する。計測部10は、画像後処理の実行時間の計測を開始する。画像後処理が完了すると、検知部7は、計測部10により計測された画像後処理の実行時間と、対象画像の画像サイズ及び処理内容に基づいて計算された画像後処理の予測時間とを比較する。
次に、図3にある操作信号処理の例を用いて、実施回数に基づく検知条件の場合の検知部7の動作例を説明する。図5は、本実施形態に係るMRI装置の撮像設定画面の一例を示す図である。操作者により入力部11を介してスタートボタンが押下されると、情報処理部4は、選択された撮像シーケンスの実行指示を撮像制御部14に通知する。MRI装置の撮影シーケンスにおいて画像調整用の撮像(図5のMAPとShimming)は、通常一度しか実施されない。二度実施される場合、何らかの不具合が生じたと推測される。そのため、所定回数しか実施されないはずの所定の処理項目に対して、所定回数より多い回数の実行指示がなされるという検知条件が設定される。検知部7は、設定を図における操作信号処理部4−4による操作信号の処理とレンダリングと、入力部11を介して選択された処理項目の実行指示が、既定の実施回数以上なされることを検知する。具体的には、検知部7が、撮影シーケンスの中でMAP又はShimmingのうち少なくとも一方の撮像指示が二回以上入力されたと検知した場合、ログ保存部9は、その時点から所定の時間遡った時点までの期間のログを保存する。例えば、ログ保存部9は、図4に示すように、撮影シーケンスの中でMAP又はShimmingの撮像が撮像シーケンスの中にある状態で、操作者により入力部11を介してMAP又はShimmingを選択してコピーボタンが押下されると、ログ保存部9は、当該時点にログ記録部8に記録されているログを保存する。検知部7が、撮影シーケンスの中でMAP又はShimmingの何れの撮像指示も一回までしか入力されないと判定した場合、ログ保存部9はログファイルを保存しない。
また、図3にある表示の例を用いて、表示に基づく検知条件の場合の検知部7の動作例を説明する。図6は、表示部12による検査画面と検査登録画面との切り替えを示す図である。撮像開始前において表示処理部4−5は、検査登録画面を表示部12に表示する。検査登録画面が表示されている間、患者の確認等が行われる。即ち、検査登録画面が表示されている間、操作者により医用画像診断装置1が操作される可能性が低い。検査条件の登録が終わり検査の準備が整うと、操作者は、入力部11を介して検査開始の指示を入力する。検査開始の指示が入力されると、表示処理部4−5は、表示部12に表示されている検査登録画面を検査画面に切り替える。即ち、表示部12が検査画面であるということは、患者が架台の中に入っていると推定される。
検知部7は、情報処理部4による表示部12への表示処理をモニタリングし、表示部12に検査画面が表示されていることを検知する。上記検知を契機として、ログ保存部9は、ログ保存を開始する。ログ保存部9は、繰り返しログ保存を実行する。検知部7が、表示部12に検査画面が表示されていないと判定した場合、ログ保存部9はログファイルを保存しない。
検査が終わると、表示処理部4−5は、表示部12の検査画面を検査登録画面に切り替える。検知部7は、表示部12に検査画面が表示されていないことを検知する。上記検知を契機として、ログ保存部9は、ログ保存を終了する。以上の検知条件により、ログ保存部9は、検査画面の表示中、即ち不具合が起きそうな期間に限定してログを保存することができる。
即ち、表示に基づく検知条件の場合、患者が架台の中に入り情報処理部4が情報処理を行う期間のみ、ログ保存部9は、繰り返しログ保存を行う。なお、ログ保存部9は、図4のようなログ保存方法ではなく、ログ発生部6により繰り返し発生されたログを即時的に保存しても良い。
上記のとおり、本実施形態に係る医用画像診断装置1によれば、情報処理に関するログの保存タイミングを検知するための検知条件を関連付けて記憶する。実行された情報処理の検知条件への適合を検知し、適合が検知されたタイミングでログを保存することができる。かくして、本実施形態に係る医用画像診断装置1は、システムスローダウン等の不具合の発生段階において、適切なタイミングのログを保存することができる。
(応用例)
応用例は、上記実施形態の図3における情報処理の種類が表示のときのログの保存例である。応用例においては、上記実施形態に追加して、ログ保存部9は、ログの発生時刻、患者名、検査番号、撮像シーケンス等をログに関連付けて保存する。即ち、操作者は、医用画像診断装置1に不具合が発生したと思われる時刻周辺のログを、検査の後で切り出し、参照可能となる。図7は、応用例に係るログへの情報の関連付けの一例を示す図である。検知部7は、表示部12に検査画面が表示されていることを検知する。検知部7が検知すると、ログ保存部9は、ログ発生部6が発生したログを即時的に保存する。ログ保存部9は、繰り返しログ保存を実行する。ログ保存部9は、検査開始のタイミングで患者名や検査番号をログに関連付ける。ログ保存部9は、スキャン開始のタイミングでシーケンスの識別番号をログに関連付ける。ログ保存部9は、ログ保存のタイミングでログの発生時刻をログに関連付ける。
検査が終了した後、ログに関連付けたタグによるログの切り出しが可能となる。具体的には、操作者は入力部11を介して、ログの発生時刻、患者名、検査番号、撮像シーケンス等のタグを入力する。タグの入力を受けて、表示処理部4−5は、当該タグが付与されたログをまとめて切り出す。切り出されたログは、ログファイルとして保存可能である。
上記のとおり、操作者は、医用画像診断装置1に不具合が発生したと思われる時刻周辺のログを検査の後で切り出し、参照することが可能となる。かくして、応用例に係る医用画像診断装置1は、システムスローダウン等の不具合の発生段階において、適切なタイミングのログを保存することができる。
1…医用画像診断装置、2…情報処理装置、3…撮像機構、4…情報処理部、5…記憶部、6…ログ発生部、7…検知部、8…ログ記録部、9…ログ保存部、10…計測部、11…入力部、12…表示部、13…インターフェース部、14…撮像制御部、15…システム制御部

Claims (8)

  1. 被検体から収集したデータに関する情報処理を含む医療検査に係る、情報処理を実行する処理部と、
    前記処理部による情報処理のログを発生する発生部と、
    前記ログを一時記録する記録部と、
    前記記録部により一時記録された前記ログを取得して保存可能な保存部と、
    前記処理部により実行される情報処理の条件に基づいて、前記情報処理にかかる予測時間を求める予測部と、
    前記処理部により実行された前記情報処理に実際にかかった実行時間を計測する計測部と、
    前記予測時間と前記実行時間との比較結果に基づいて、前記記録部に一時記録された前記ログを前記保存部に保存するか否かを判定する判定部と
    を具備し、
    前記保存部は、前記ログを、(a)前記ログの発生時刻と、(b)患者名および検査番号のうち少なくとも一方と、(c)シーケンス情報とに結びつけて保存する、医用画像診断装置。
  2. 前記判定部は、前記実行時間が前記予測時間を上回る又は下回るという比較結果に基づいて前記記録部に一時記録された前記ログを前記保存部に保存するか否かを判定し、
    前記保存部は、前記判定部によって保存すると判定された時点から前記ログの発生時刻に遡った時点までの期間のログを保存する、請求項1記載の医用画像診断装置。
  3. 被検体から収集したデータに関する情報処理を含む医療検査に係る、情報処理を実行する処理部と、
    前記処理部による情報処理のログを発生する発生部と、
    前記ログを一時記録する記録部と、
    前記記録部により一時記録された前記ログを取得して保存可能な保存部と、
    前記記録部により一時記録された前記ログを前記保存部に保存するか否かを判定するための条件と、前記処理部により実行される情報処理の種類とを関連付けて記憶する記憶部と、
    前記処理部により実行された情報処理の種類と、前記記憶部に記憶された条件とを照合して、前記記録部に一時記録されたログを前記保存部に保存するか否かを判定する判定部と
    を備え、
    前記条件は、前記情報処理について、所定の処理項目が所定回数より多い回数の実行指示がなされることである、医用画像診断装置。
  4. 被検体から収集したデータに関する情報処理を含む医療検査に係る、情報処理を実行する処理部と、
    検査画面と検査登録画面とを切り替え表示可能な表示部と、
    前記処理部による情報処理のログを発生する発生部と、
    前記ログを一時記録する記録部と、
    前記記録部により一時記録された前記ログを取得して保存可能な保存部と、
    前記記録部により一時記録された前記ログを前記保存部に保存するか否かを判定するための条件と、前記処理部により実行される情報処理の種類とを関連付けて記憶する記憶部と、
    前記処理部により実行された情報処理の種類と、前記記憶部に記憶された条件とを照合して、前記記録部に一時記録されたログを前記保存部に保存するか否かを判定する判定部と
    を備え、
    前記条件は、前記検査登録画面から前記検査画面に切り替わることである、医用画像診断装置。
  5. 前記判定部は、前記実行された情報処理と、前記条件とが一致したことを契機として、前記記録部に一時記録されたログを前記保存部に保存することを決定する、請求項3または請求項4に記載の医用画像診断装置。
  6. 前記保存部は、前記ログを、(a)前記ログの発生時刻と、(b)患者名および検査番号のうち少なくとも一方と、(c)シーケンス情報とに結びつけて保存する、請求項3から請求項5までのいずれか一項に記載の医用画像診断装置。
  7. 前記ログはCPU使用率である、請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の医用画像診断装置。
  8. 前記ログの種類には、表示される操作画面データが含まれる、請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の医用画像診断装置。
JP2014113069A 2014-05-30 2014-05-30 医用画像診断装置 Active JP6448920B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014113069A JP6448920B2 (ja) 2014-05-30 2014-05-30 医用画像診断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014113069A JP6448920B2 (ja) 2014-05-30 2014-05-30 医用画像診断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015228104A JP2015228104A (ja) 2015-12-17
JP6448920B2 true JP6448920B2 (ja) 2019-01-09

Family

ID=54885545

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014113069A Active JP6448920B2 (ja) 2014-05-30 2014-05-30 医用画像診断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6448920B2 (ja)

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004021549A (ja) * 2002-06-14 2004-01-22 Hitachi Information Systems Ltd ネットワーク監視システムおよびプログラム
DE102005056250A1 (de) * 2005-11-25 2007-05-31 Siemens Ag Verfahren bzw. Computerprogrammprodukt zur Bestimmung der Leistung eines Computersystems
JP2008204063A (ja) * 2007-02-19 2008-09-04 Ricoh Co Ltd 仲介装置、および管理装置
JP2009110281A (ja) * 2007-10-30 2009-05-21 Toshiba Corp 医用機器故障解析装置、医用機器故障解析方法、及び医用機器故障解析システム
JP5176628B2 (ja) * 2008-03-21 2013-04-03 富士通株式会社 ログデータの取得のための制御方法および装置、並びにコンピュータプログラム
JP2012018617A (ja) * 2010-07-09 2012-01-26 Panasonic Corp 電子部品実装用装置におけるプログラム実行履歴情報の記録方法
JP5879918B2 (ja) * 2011-10-21 2016-03-08 株式会社リコー 情報処理装置及び遠隔管理システム
JP5810968B2 (ja) * 2012-02-27 2015-11-11 日本電気株式会社 リソースキャパシティ予測装置、方法およびプログラム
JP5721655B2 (ja) * 2012-03-27 2015-05-20 三菱電機株式会社 プラント監視用マンマシン装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015228104A (ja) 2015-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9398887B2 (en) Radiation imaging control apparatus, method of controlling radiation imaging control apparatus, medical imaging apparatus, medical image display method, and storage medium
US9665918B2 (en) Medical data generating apparatus and medical data generating method
US20140104311A1 (en) Medical image display method using virtual patient model and apparatus thereof
US20100274406A1 (en) Medical imaging apparatus, information processing method, and computer-readable storage medium
US10019798B2 (en) Image processing apparatus and reconstruction condition setting method
JP2009082182A (ja) 検査作業支援装置及び方法、並びに検査作業支援システム
KR101518804B1 (ko) 의료 데이터 관리 방법 및 장치
JP2015518769A (ja) 画像処理システム及び画像処理方法
US20060184027A1 (en) Diagnostic imaging system, magnetic resonance imaging apparatus, and method of diagnostic imaging
US20090012968A1 (en) Medical Image Management System
JP2007181482A (ja) 医用画像データ保管装置及び保管方法
JP6448920B2 (ja) 医用画像診断装置
US20200160517A1 (en) Priority judgement device, method, and program
JP6968195B2 (ja) 検査情報表示装置、方法およびプログラム
US10413252B2 (en) Medical image display apparatus and medical image management system
JP2009233177A (ja) 医用画像診断装置及びそのプログラム
US20200411166A1 (en) Image processing apparatus, image processing method, and storage medium
JP2009291280A (ja) 医療画像システム
US20060251305A1 (en) Method for associating data with medical image datasets
US10980518B2 (en) Medical image capturing control device, method, and program
JP2006212420A (ja) 画像診断システムおよび磁気共鳴イメージング装置
JP2010152624A (ja) 医用画像管理システム
JP6437308B2 (ja) 管理装置
US11631490B2 (en) Medical image display device, method, and program for managing the display of abnormality detection results
US20230289534A1 (en) Information processing apparatus, information processing method, and information processing program

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20160512

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170306

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180109

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180312

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180828

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181026

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181205

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6448920

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150