JP6447986B1 - 反射光測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の光ファイバに対して断線検査を効率的に行う反射光測定装置を提供する。【解決手段】反射光測定装置1は、接続部6に接続した被測定コネクタC1内の断線等の不良個所D11〜D1nにおいて反射した測定レーザー光L1’及び参照ミラー4で反射した参照レーザー光L2’を、ビームスプリッタ3を介して受光する光測定器5とを備えており、ビームスプリッタ3と接続部6との間には前記測定レーザー光L1の光路を切り換える光路切換部7と、測定レーザー光L1の光路長を調整する光路長調整部8が配置されている。光路切換部7及び光路長調整部8を用いることで、各チャネルの光路長は同一となり、光路切換部7によって反射光測定装置1に接続される光ファイバを順次に切り換えることで、断線検査を効率的に行うことができる。【選択図】図1

Description

本発明は、光ファイバ等の透光性素材から成る被測定材の亀裂、断線等の不良個所を特定すると共に、不良個所で発生する反射光を測定して、不良状態を数値化できる反射光測定装置に関するものである。
光ファイバは主材料にガラスを用いているために、断線や亀裂が生じ易いという問題点がある。特に、光コネクタ内への加工時に、光ファイバに応力が加わり、光コネクタ内で断線が発生することが度々ある。
そして、この光コネクタ内での断線発生直後の状態では、断線個所の光ファイバ同士が密着しているため、光量は殆ど変化することなく光ファイバ内を伝達される。また、光ファイバの断線面に筋状の凹凸がなく鏡面状であって、断線面が斜面状の場合には反射光が極めて微弱となる。このような断線個所による反射光が殆どない断線、所謂隠れ断線の場合には、使用開始当初に問題が発生することは殆どない。
しかし、この隠れ断線は長時間経過すると、光コネクタに用いている接着剤の温度変化に伴う膨張収縮の繰り返しや、光コネクタに加わる振動等により、隠れ断線している部分の光ファイバ同士が徐々に離間し、光ファイバの伝達性能を劣化させ、通信障害等を引き起こす虞れがある。
そこで、光ファイバの光コネクタへの組付直後には、断線個所で発生する光反射を利用した断線検査が行われている。特許文献1には、光干渉方式を用いて、光ファイバ全長における欠陥の位置と大きさとを測定する光ファイバ測定装置が記載されている。
特開平7−83790号公報
光コネクタに光ファイバを組込んで販売する光ファイバケーブルのメーカーは、例えば特許文献1の測定装置等を用いて、製品ごとに断線の状態を検査してから、良品のみを出荷している。そして、出荷後に隠れ断線が発見された場合には、メーカー側では出荷の際に断線に伴う反射光をどの程度のレベルまで検査したかについて、証明できることが好ましい。
しかし、上述の特許文献1に記載の測定装置では、光ファイバの反射光の強弱に基づいて、大まかな断線状態を測定することはできるが、隠れ断線のような微弱な反射光しか得られない場合には、断線個所における反射光を数値で提示するほどに精度の良い測定を行うことができない。従って、どの程度の反射光レベルまで測定装置の出荷時に検査したかについて、ユーザー側に説明できないという問題がある。
また、光ファイバケーブルは、一般的に数本から4千本程度の芯線を有する光ファイバ束から構成されており、光ファイバケーブルに接続される光コネクタも、例えばMPO(Multi-fiber Push-On)コネクタのように、光ファイバの芯線の本数分を同時に接続可能な構成となっている。このような複数本の光ファイバが接続された光コネクタの断線検査を行う場合には、測定装置と光コネクタを接続する作業を、光ファイバの本数分だけの回数を繰り返して行う必要がある。
測定装置の光コネクタ接続部に、例えば光スイッチのような光路切換手段を設けて、光コネクタとの接続を順次に切り換えて、光ファイバの本数分の検査を行う方法もある。しかし、市販品である光スイッチは、各チャネルの光路長が個々に異なるため、光路を切換る度に測定装置内の参照光の光路長を調整して、光干渉を発生させなければならない。そして、光スイッチのチャネル毎の光路長の差が例えば数cmある場合には、測定装置に光路長調整機構を設ける必要がある。
このように、複数本の光ファイバで構成される光ファイバケーブルが接続された光コネクタの断線検査では、測定装置と光コネクタとの煩雑な接続作業に多大な手間と時間を要する。
本発明の目的は、上述の課題を解消し、光コネクタ内の亀裂や断線等の不良個所の発生位置を求め、信頼性が高い反射光の数値化を行うと共に、複数本の光ファイバで構成される光ファイバケーブルの接続された光コネクタに対して断線検査を効率的に行うことが可能な反射光測定装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る反射光測定装置は、レーザー光を出射するレーザー光源と、前記レーザー光を透過する測定レーザー光及び反射する参照レーザー光に分岐するビームスプリッタと、前記ビームスプリッタを透過した前記測定レーザー光の光路上に配置した接続部と、前記参照レーザー光の光路長を調整可能な光路長可変機構を有する参照ミラーと、透光性素材から成る被測定材の不良個所において反射した前記測定レーザー光及び前記参照ミラーで反射した前記参照レーザー光とを前記ビームスプリッタを介して受光する光測定器とを備え、該光測定器で受光する前記参照レーザー光及び前記測定レーザー光による干渉光に基づいて、前記不良個所を検出する反射光測定装置であって、前記ビームスプリッタと前記接続部との間に、前記測定レーザー光の光路を切り換える光路切換部と、該光路切換部と接続され、該光路切換部の光路長を調整する光路長調整部とが配置されていることを特徴とする。
本発明に係る反射光測定装置によれば、反射光が極めて微弱な光コネクタ内の断線や亀裂等の不良個所について、その位置を検出すると共に、出射光に対してどの程度のレベルまで反射光を検査したかを数値化して出力することができる。
また、光路切換部及び光路長調整部を用いることで、各チャネルの光路長は同一となり、光路切換部によって反射光測定装置に接続される光ファイバを順次に切り換えることで、断線検査を効率的に行うことができる。
実施例1の反射光測定装置の構成図である。 断線不良検出方法のフローチャート図である。 不良個所の距離と干渉光の反射レベルとの関係のグラフ図である。 光路切換部の光路長ばらつきを検出する際の構成図である。 実施例2の反射光測定装置の構成図である。 光測定器を用いて基準となる光減衰器の特性データを得るための構成図である。 光減衰器の特性データのグラフ図である。 基準設定処理を行う場合の構成図である。 校正線を得るための構成図である。 反射光測定装置で使用する校正線のグラフ図である。
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は実施例1の反射光測定装置1の構成図であり、この反射光測定装置1には接続部を介して、光ファイバケーブルFCを備えた被測定コネクタC1が接続されている。この反射光測定装置1による被測定コネクタC1に対する断線等の不良個所の検査は、マイケルソン干渉計の原理を基本としている。
反射光測定装置1は、レーザー光Lを出射するレーザー光源2と、このレーザー光Lを透過する測定レーザー光L1と反射する参照レーザー光L2とに光量を等分に分岐するビームスプリッタ3と、参照レーザー光L2の光路長を調整可能な光路長可変機構を有する参照ミラー4と、被測定コネクタC1内の断線等の不良個所D11〜D1nにおいて反射した測定レーザー光L1’及び参照ミラー4で反射した参照レーザー光L2’を、ビームスプリッタ3を介して受光する光測定器5と、ビームスプリッタ3を透過した測定レーザー光L1の光路上に配置した接続部6と、ビームスプリッタ3と接続部6との間に順次に配置されている光路切換部7及び光路長調整部8とから構成されている。
光ファイバケーブルFCは例えば数本から4千本程度の光ファイバFM1〜FMnの束とされ、被測定コネクタC1は例えばMPO(Multi-fiber Push-On)コネクタのように、光ファイバFM1〜FMnを同時に接続可能な形態とされている。また、このような被測定コネクタC1は、接続部6に接続可能とされている。
光路切換部7は例えば市販の光スイッチであって、スイッチング処理を行う光スイッチ部70と、この光スイッチ部70と接続可能な切換光路71〜7nとを備えている。切換光路71〜7nは光ファイバケーブルFCの各光ファイバFM1〜FMnと対応しており、同数が配置されている。
光スイッチ部70は図示しない演算制御部からの切換指令に基づくスイッチング制御によって、測定レーザー光L1及びL1’の光路を、切換光路71〜7nの何れか1つに切換えることが可能である。切換光路71〜7nの光路長のばらつきは、例えば数mm〜数cmとされる。
また、断線検査を行う際には、光スイッチ部70に対して測定レーザー光L1が入射するように光路切換部7を配置しているが、後述する光路長調整部8の光路長を構成する際には、光路切換部7は左右逆とする切換光路71〜7nに対して測定レーザー光L1が入射するように変更する。つまり、測定レーザー光L1に対して、入出射を逆にするように取り付けが可能とされている。
切換光路71〜7nに対して、測定レーザー光L1を入射するように取り付けた際の光路切換部7の切換光路71〜7n側の光軸調整には、光路切換部7を光軸と直交する方向に移動可能とする摺動手段を設けて、容易に各切換光路71〜7nと光軸を合致できるようにしてもよい。または、ビームスプリッタ3から光路切換部7に至る光路を光ファイバで構成し、この光ファイバ端部に設けた光コネクタで光路切換部7と接続してもよい。
光路長調整部8は、接続部6を介して被測定コネクタC1に接続された光ファイバFM1〜FMnと光路切換部7の切換光路71〜7nとの間を、それぞれ1対1に接続する調整光路81〜8nを有している。調整光路81〜8nは、切換光路71〜7nの光路長のばらつきを排除し、光路切換部7と光路長調整部8の合計光路長71+81〜7n+8nを等長になるように、調整されている。また、レーザー光の温度特性に対する安定性を維持するために、レーザー光源2はペルチェ素子等による温度制御を行っている。
なお、反射光測定装置1は図示しない演算制御部を備えており、この演算制御部は前記各部材の動作等を制御し、また光測定器5の測定値等を演算し、不良個所の位置とその程度を数値化して出力している。特に、演算制御部は後述する校正線を記憶し、光測定器5による測定値からこの校正線を基に反射率を算出する機能を有している。
レーザー光源2から出射されたレーザー光Lは、ビームスプリッタ3において分岐され、ビームスプリッタ3を透過して直進した測定レーザー光L1は、光路切換部7、光路長調整部8、接続部6を介して被測定コネクタC1に送光される。ビームスプリッタ3から光路切換部7に至る光路は例えば光ファイバとされ、この光ファイバの端部に光路切換部7の光スイッチ部70が接続されている。測定レーザー光L1は、光路切換部7の光スイッチ部70によって、切換光路71〜7nのうちの1つに選択的に接続して送光され、更に光路長調整部8の対応する調整光路81〜8nを通って、接続部6を介して被測定コネクタC1に到達する。
被測定コネクタC1内に断線等の不良個所があると、不良個所D11〜D1nで反射した測定レーザー光L1’は、接続部6、光路長調整部8、光路切換部7を通って、ビームスプリッタ3で反射され光測定器5に受光される。
一方、レーザー光Lの一部は、ビームスプリッタ3で反射されて参照レーザー光L2となり、参照ミラー4に送光される。参照ミラー4は参照レーザー光L2の光軸に沿って任意の位置に移動が可能な光路長可変機構を備えており、参照レーザー光L2の光路長に微調整が加えられる。
なお、この参照ミラー4の光路長可変機構は、回転リフレクタを用いることもできる。この回転リフレクタは計測長である20mmの可変範囲を確保するために、半径20mm、回転速度を1.1回転/秒程度の機構が採用されている。
参照レーザー光L2は、参照ミラー4で反射されて参照レーザー光L2’となり、ビームスプリッタ3を透過して光測定器5に受光される。
なお、各光路に光ファイバを用い、ビームスプリッタ3の代りにファイバカプラを用いて測定レーザー光Lを直進、分岐させることもできる。また、実際の干渉計の光路にはレンズ光学系が用いられ、更に偏光ビームスプリッタ、1/4波長板を使用することもできる。なお、これらは公知の手段であるので、その説明は省略する。
レーザー光源2からは、例えば波長1310nmのレーザー光が出射され、被測定コネクタC1内の光ファイバ近傍の不良測定範囲は例えば0〜20mmであり、測定分解長は例えば1.25μmとされている。このため、参照レーザー光L2の光路長可変機構の可変範囲も20mm相当とされている。なお、光路長可変範囲は、被測定コネクタC1の持つ光路長と同程度とされ、コネクタのサイズに応じて変更されるべきものであり、20mmに限定されるものではない。
次に、反射光測定装置1による光コネクタ不良個所の位置の検出方法を、図2のフローチャート図に示す。まず、ステップS101では、コネクタ形状をした接続部6に、不良検査を行うべき光ファイバケーブルFCの一端の光コネクタである被測定コネクタC1を接続する。光路切換部7の光スイッチ部70のスイッチング制御によって、測定レーザー光L1の光路として切換光路71を選択した状態とする。切換光路71を選択することによって、測定レーザー光L1の光路は、調整光路81、接続部6を介して被測定コネクタC1の不良個所D11、光ファイバFM1となる。
続いて、ステップS102では、レーザー光源2からレーザー光Lを出射し、ビームスプリッタ3によって、レーザー光Lを被測定コネクタC1への測定レーザー光L1と、参照ミラー4側への参照レーザー光L2とに分岐する。
ステップS103では、参照ミラー4を光軸に沿って可変範囲内で移動させて、参照レーザー光L2による参照光路長を調整する。光路長の調整範囲は、接続部6から被測定コネクタC1までの光学的な距離に相当する程度である。この参照ミラー4の移動により、測定レーザー光L1による被測定コネクタC1内の不良個所D11までの測定光路長と、参照レーザー光L2による参照ミラー4までの参照光路長とが一致したときに、図3に示すように光測定器5において受光する干渉光によるピーク状のビート信号eが得られる。
ステップS104では、光測定器5で上述のようなピーク状のビート信号eが受光されたかどうかを判定する。被測定コネクタC1内に不良個所D11が存在しなければ、測定レーザー光L1が反射されて光測定器5に戻って来ることはなく、光ファイバFM1を透過することになる。ピーク状のビート信号eが検出されなければ、ステップS105に進んで参照ミラー4の移動を停止する。
ステップS106では、光スイッチ部70によって選択する次の切換光路があるかどうかを判断し、次の切換光路がない場合にはステップS107に進んで、光ファイバケーブルFCを構成する全ての光ファイバFM1〜FMnの測定を完了する。検査対象の光ファイバケーブルFCに取り付けられている被測定コネクタC1は正常で、良品であると判定して検査を終了する。
ステップS106で光スイッチ部70によって選択する次の切換光路がある場合には、ステップS108に移行して次の切換光路を選択する。即ち、現在選択されているのが切換光路71であれば切換光路72に切換える。切換光路72を選択することによって、測定レーザー光L1の光路は、調整光路82、接続部6を介して被測定コネクタC1の不良個所D12、光ファイバFM2となる。そして、ステップS103に戻って、上述した干渉光の検出処理を、光ファイバケーブルFCを構成する光ファイバFM1〜FMnの本数分だけ繰り返し実行する。
一方、ステップS104でピーク状のビート信号eが検出された場合には、被測定コネクタC1内には不良個所D11による断線不良ありと判定する。図3は被測定コネクタC1内の不良個所D11の距離と、測定光学系である測定レーザー光L1’と、参照光学系である参照レーザー光L2’との干渉光の反射レベルとを表したグラフ図である。例えば、被測定コネクタC1内の10mmの位置に断線等の不良が発生し、参照光学系が該当光路長の時に上述のビート信号eが現れた状態を示している。
このピーク状のビート信号eの大きさ、つまり反射レベルの大きさは、不良個所がない位置の反射レベルよりも際立って大きいために、ビート信号eが得られたときに、被測定コネクタC1内に断線等の不良が生じていると容易に判定することができると共に、上述のように不良個所を特定することが可能である。
なお、この測定は高感度な干渉法によるため、被測定コネクタC1内の微弱な反射光しか得られない隠れ断線であっても、ビート信号eの反射レベルは際立って大きくなり、この反射レベルとしてαdBを得ることができる。ステップS109に移行して参照ミラー4の移動を停止し、検査対象の光ファイバケーブルFCに取り付けられている被測定コネクタC1は不良品であると判定して検査を終了する。
次に、予め光路切換部7の切換光路71〜7nの光路長ばらつきを排除し、光路切換部7と光路長調整部8との合計光路長71+81〜7n+8nが同一になるように、光路長調整部8を構成する手順を示す。図4は切換光路71〜7nの光路長ばらつきを検出する際の構成図であり、上述のビート信号eの検出処理を応用して切換光路71〜7nの光路長ばらつきを検出する。検出した切換光路71〜7nの光路長ばらつきを利用して、光路切換部7と光路長調整部8との合計光路長71+81〜7n+8nが同一になるように、光路長調整部8の調整光路81〜8nを構成する。
光路切換部7は、図1に示す光路切換部7の光スイッチ部70側が、ビームスプリッタ3に対向した光軸上にある状態から、光路切換部7の切換光路71〜7n側が、ビームスプリッタ3に対向した光軸上にある状態に、取付方向を変更している。
そして、光スイッチ部70が切換光路71以外を選択した状態としてから、測定レーザー光L1を切換光路71に入射させると、切換光路71の先端で空気との屈折率の差から一部の測定レーザー光L1が測定レーザー光L1’として反射し、光測定器5で受光される。この時に参照ミラー4を移動して、参照レーザー光L2の光路長を測定レーザー光L1と合致させることによって、干渉光によるピーク状のビート信号が得られる。このときの参照ミラー4の位置を演算制御部に記憶しておく。以上の手順を切換光路71〜7nについて、n回繰り返して実行する。
このようにして、記憶された光路切換部7の切換光路71〜7nに対する参照ミラー4の位置のばらつきは、切換光路71〜7nの光路長のばらつきに相当するので、この光路長のばらつきを補正するように、光路長調整部8の調整光路81〜8nを光路長調整部材で構成する。つまり、光路切換部7の切換光路71〜7nと光路長調整部8の調整光路81〜8nとの合計光路長71+81〜7n+8nが同一になるように、光路長調整部8を光路長調整部材で構成する。なお、調整光路81〜8nを構成する光路長調整部材には、光ファイバやミラー等の既存の適宜の光学部材を用いることができる。
このようにして、光路長調整部8の調整光路81〜8nと、これらと接続する光路切換部7の切換光路71〜7nとの合計光路長が同一になるように構成すれば、測定レーザー光L1の接続部6までの光路長は、どの切換光路71〜7nを通っても一定となる。従って、参照レーザー光L2の光路長を、参照ミラー4を移動させて被測定コネクタC1の光路長程度だけ調整すれば、被測定コネクタC1内の全不良個所D11〜D1nに対して、断線等の不良が発生した位置に対応した干渉光を得ることが可能となる。
なお、切換光路71〜7nの光路長ばらつきが数cm以上に及ぶ場合には、図4に示す参照ミラー4の光路長可変機構として、例えばリトロリフレクタのように複数のミラーを配置して、数十cmの光路長を調整可能とし、切換光路71〜7nの光路長ばらつきを測定すればよい。
上述のように、実施例1の反射光測定装置1では、光路長調整部8によって光路切換部7の光路長ばらつきを排除しているので、参照ミラー4を被測定コネクタC1の光学的な距離に相当する程度しか移動させる必要がなく、光ファイバケーブルFCを構成する光ファイバが数千本と多い場合でも、迅速かつ確実に反射光を測定して、断線検査を完了することができる。
なお、光コネクタの検査を一例として説明したが、検査対象は光コネクタに限定されるものではない。光ファイバ自体の断線不良や多くの光学素子の不良検査にも使用できることは云うまでもない。
図5は実施例2の反射光測定装置1の構成図であり、光ファイバケーブルFCの両端に取り付けられている光コネクタを検査対象としている。
検査対象の光ファイバケーブルFCの両端には、MPOコネクタのような光ファイバFM1〜FMnを同時に接続する形態の被測定コネクタC1及びC2が取り付けられている。光ファイバFM1〜FMnの光路長は一定とされる。
そして、ビームスプリッタ3と参照ミラー4との間には、参照レーザー光L2の光路長を複数の固定長に切換える光路長切換部10が配置されている。
光路長切換部10は、両端に光スイッチ11aと11bを備え、これらの光スイッチ11a、11bの図示しない接続端子には、予め所定の光路長とした複数の固定長光ファイバ12、13が接続されている。
これらの固定長光ファイバ12、13は、光ファイバケーブルFCの一端の被測定コネクタC1用の光路長を有する第1の固定長光ファイバ12と、他端の被測定コネクタC2用の光路長を有する第2の固定長光ファイバ13とから成り、並列に光スイッチ11aと11bの間に接続されている。即ち、第1の固定長光ファイバ12の光路長は、測定レーザー光L1の接続部6までの光路長とほぼ等しくなるように設定され、第2の固定長光ファイバ13の光路長は、光ファイバFM1〜FMnの光路長に、第1の固定長光ファイバ12の光路長を加えた値にほぼ等しく設定されている。
また、被測定コネクタC2が一体式でなく、光ファイバFM1〜FMnの光路長に応じて、個々に被測定コネクタが接続している場合には、それぞれに対応した2通り以上の光路長を有する複数本の第2の固定長光ファイバ13を配置してもよい。或いは、前述の図示しない接続端子を反射光測定装置1の外表面に配置し、第2の固定長光ファイバ13を、光ファイバFM1〜FMnの光路長に対応して、測定中に付け換えてもよい。なお、第1の固定長光ファイバ12についても、同様に接続端子を反射光測定装置1の外表面に配置し、検査対象や接続部6の変更に対応して、適宜に交換可能にするようにしてもよい。
また、図5の構成図では一対の光スイッチ11a、11bを配置しているが、ビームスプリッタ3側の光スイッチ11aのみを配置するようにしてもよい。このような場合には、参照ミラー4までの第1の固定長光ファイバ12を含む光路及び第2の固定長光ファイバ13を含む光路を並列に配列して、それぞれの光路に対して、実施例1で述べた参照ミラー4の光路長可変機構により光路長を変更することが可能である。
反射光測定装置1のその他の構成については、実施例1と同一構成なので、その説明は省略する。このように構成された実施例2では、実施例1による光コネクタ不良個所の位置の検出方法として示した図3のフローチャート図とほぼ同一の手順を、不良個所の位置の検出方法として採用することができる。実施例2の不良個所の位置の検出方法が、実施例1と異なる点は、被測定コネクタC1の検査完了後に被測定コネクタC2の検査を行うことである。
先ず、被測定コネクタC1を検査するときには、予め光路長切換部10の光スイッチ11a及び11bをスイッチング動作させることにより、第1の固定長光ファイバ12を選択した状態にしてから、図3のフローチャート図に示した検出方法を実行する。
次に、被測定コネクタC2を検査するときには、予め光路長切換部10の光スイッチ11a及び11bをスイッチング動作させることにより、第2の固定長光ファイバ13を選択した状態にしてから、図3に示すフローチャート図による検出方法を実行する。
このようにして、測定レーザー光L1’と参照レーザー光L2’との干渉光によるピーク状のビート信号eから、被測定コネクタC1及びC2の不良個所D11〜D1n及びD21〜D2nの位置を検出することができる。
光ファイバケーブルFCは通常数m以上と光路長が長いため、参照ミラー4の可変範囲内では、参照光路長を測定光路長に一致させることができない。しかし、光路長切換部10を設けることによって、参照光路長を略測定光路長に一致させることができるようになる。また、光路長調整部8が、光路切換部7の切換光路71〜7nの光路長ばらつき数mm〜数cmを排除しているので、反射光測定装置1内の測定光路長は、何れの切換光路71〜7nを選択しても一定となる。
従って、検査対象部位である被測定コネクタC1及びC2自体の光路長である数十mm程度の範囲内のみで参照ミラー4を移動させて、参照光路長の微調整を行えば、測定光路長に完全に一致させることができる。
このように、実施例2の反射光測定装置1には参照光路長と測定光路長を一致させる調整手段が備わっているので、一旦光ファイバケーブルFCを接続部6に接続してしまえば、特に接続状態を変更することなく、光ファイバケーブルFCの両端に取り付けられている被測定コネクタC1及びC2を、一連の操作で迅速に断線検査することができる。
また、実施例2の反射光測定装置1の測定対象として、被測定コネクタ内の光フィイバを例示して説明しているが、被測定コネクタ内の光ファイバ以外にも、ガラス板やコンタクトレンズ等の透光性素材から成る被測定材の不良個所を診断することもできる。このような場合には、被測定コネクタC2の先端にコリメータを取り付け、被測定コネクタC2の参照レーザー光L2’の光路長がコリメータ先に配置した被測定材を含むように、参照ミラー4の光路長可変機構を調整することで、透光性素材の不良個所を診断することも可能となる。
実施例1及び2で述べてきたように、この干渉法による不良位置検出によって、透光性素材から成る被測定材の不良個所が発見されない場合には、被測定コネクタC内には不良がないと判断できるが、不良個所が検出された場合には、更にその不良の程度を検査する必要がある。この場合に、光測定器5で得られた被測定コネクタCの不良個所からの反射光である測定レーザー光L1’の大きさ、つまり反射レベルαdBを測定することにより、被測定コネクタC内の断線等の不良の状態を或る程度は推測することができる。
しかし、反射レベルαdBの大きさから、被測定コネクタCの断線等の不良の程度を正確に数値化することはできない。つまり、不良の程度が同じであっても、光測定器5で得られたビート信号eの大きさは、光測定器5や使用する増幅回路等の個々の特性に大きく影響され、反射光測定装置1ごとに異なるためである。
そこで、反射光測定装置1において、被測定コネクタC内の断線等の不良に対する反射率を普遍的に数値化するために、反射光測定装置1の光測定器5の受光特性を、基準となる光学機器や光学系を用いて校正する。そして、その校正線を反射光測定装置1ごとに演算制御部に記憶させて、実際の反射光測定装置1による検査に際しては、光測定器5の出力を校正する必要がある。
この校正処理については、幾つかの方法が考えられるが、次の説明は1つの方法である。反射光測定装置1の校正処理には、先ず基準となる別個の光減衰器を用いて、光減衰器の設定値と測定した減衰量との直線性を評価する。
図6の構成図に示すようにこの評価処理は、反射光測定装置1に使用されているものと同等品のレーザー光源2と、市販のパワーメータである基準光測定器PDとの間に、光減衰器Gを配置して行う。基準光測定器PDについては、その性能上、或る程度の大きな光量については正確に測定できるが、−50dB以下の極めて微弱な光量を測定することはできない。
最初に、光減衰器Gの減衰率を0dBに設定して、測定レーザー光L1を基準光測定器PDに入射させて光量r0を測定し、この光量r0を0dBとし、ゼロ基準点とする。そして、光減衰器Gの設定値を変えて減衰率を変化させながら光量rを測定する。
このようにして、基準となるべき光減衰器Gに対して、基準となる基準光測定器PD及び反射光測定装置1と同等品のレーザー光源2を用いて、光減衰器Gの設定値と減衰量の関係の特性データを得る。
図7は、上述のようにして求めたX軸の光減衰器Gの設定値と、Y軸の基準光測定器PDの測定値との関係を示すグラフ図であり、直線性を有する特性データを持つ光減衰器Gを用いて、次の反射光量の基準設定処理を行うことになる。
図8に示すように光減衰器Gを、校正用反射測定装置Sと校正用被測定コネクタC’との間に配置して、反射光量の基準設定処理を行う。この校正用被測定コネクタC’には不良個所のないものを使用し、校正用被測定コネクタC’の背後には全反射を行う反射ミラーMを配置する。
校正用反射測定装置Sは、図示しないレーザー光源と基準光測定器とを内在するものであり、測定レーザー光L1の光量に対する受光した測定レーザー光L1’の光量から、反射率を示す測定値を計測することができる。
測定レーザー光L1を、光減衰器G及び校正用被測定コネクタC’を通過させて、反射ミラーMを全反射する測定レーザー光L1”を経て、基準反射光として測定レーザー光L1’を生成する。
なお、光減衰器Gの設定値は、図6においては一方方向であるのに対して、図8においては往復方向であるため、dB表記で2倍の減衰率となるが、分かり易くするために、光減衰器Gの最初の測定レーザー光L1と最後の測定レーザー光L1’の比率で減衰率を定義し、設定値として表現することにする。
反射光量の基準設定処理においては、校正用反射測定装置Sで受光される光量が、典型的な光ファイバの切断面と空気との反射率である−14.7dBになるように、光減衰器Gの設定値を調整する。そして、このときの光減衰器Gの設定値を、基準反射光量値−14.7dBが得られる設定値gとして記憶する。
つまり、校正用被測定コネクタC’や反射ミラーMなどの測定光学系の損失により、光減衰器Gの設定値gを−14.7dBよりも高い値、例えばg=−13.7dBに設定したとき、校正用反射測定装置Sで受光する反射光量が−14.7dBと計測されるので、この−13.7dBの設定値gを保持することになる。なお、光減衰器Gの設定値gと実際の反射光量の減衰率の差異は、測定光学系の損失に起因するため、測定レーザー光L1の光量が変化しても、常に一定値となることが分かっている。
このようにして、測定レーザー光L1に対する測定レーザー光L1’が−14.7dBとなるように反射光量の基準設定を行った光減衰器G、校正用被測定コネクタC’及び反射ミラーMを用いて、反射光測定装置1の光測定器5の受光特性の校正を行う。
図9に示すように、光減衰器G、校正用被測定コネクタC’及び反射ミラーMを、反射光測定装置1に接続して、個々の反射光測定装置1ごとに校正データを得る。校正を行う際には、測定レーザー光L1による反射ミラーMまでの測定光路長と、参照レーザー光L2による参照ミラー4までの参照光路長とが一致する状態にしておく。
この状態で基準設定された−14.7dBの測定レーザー光L1’の反射光量を含む干渉光を、光測定器5で受光したときに得られた電圧値を用いて、校正線である仮想線Pを作成する。図10のグラフ図では、横軸が基準となる反射光量の減衰率を示し、縦軸は光測定器5で受光した光量の電圧vを表している。
図9に示す構成図において、基準設定された−14.7dBの反射光量を含む干渉光を、光測定器5で受光したときに得られた電圧V1とし、この電圧V1を基準点β1として図10に示すグラフ図上にプロットする。なお、図中の基準点β1の横軸の−14.7dBの括弧書は、減衰率に対応する光減衰器Gの設定値を表している。
そして、電圧V1から反射光量の減衰率が−10dBに相当する光測定器5の電圧V0を算出し、この電圧V0を縦軸の−10dBとする。この減衰率−10dB、電圧V0の交点を起点β0とし、起点β0及び基準点β1を通過するように仮想線Pを引く。
このようにして得られた仮想線Pを演算制御部に記憶しておけば、反射光測定装置1の光測定器5で得られた出力電圧に対して、仮想線P上の反射光量の減衰率、つまり反射レベルを出力することが可能となる。
校正方法は、先ず2個の増幅回路の連結に切換える場合は減衰率−30dBになるように光減衰器Gの設定値gを設定して、減衰率が−60dBまで適宜変更しながら光測定器5の電圧vを記録する。このようにして、複数の記録点をグラフ図内に表すことができる。
そして、記録点ごとに仮想線Pとの差分であるγ1dB、γ2dB、・・として記録し、平均差分値γdBを算出する。そして、例えば平均差分値γdBが+1dBとなった場合には、補正データとして仮想線Pよりも1dBずれた校正線Qを得ることができる。
そして、演算制御部には仮想線Pと校正線Qとを記憶することになる。このようにして、演算制御部では測定された電圧vに対応する仮想線P又は校正線Qから反射光量の反射率、つまり反射レベルを出力することが可能となる。
このように本実施例では、反射光測定装置1の演算制御部に予め仮想線P及び校正線Qを記憶させておいて、図1に示すように被測定コネクタC1を接続し、前述のように参照光学系の参照光路長を変化させながら、被測定コネクタC1内の断線等の不良個所を探索する。
断線等の不良個所が発見されなければ良品とみなされ、もし不良個所が検出された場合には、光測定器5で測定した干渉光の出力電圧に対して、仮想線P又は校正線Qに基づいて反射光量の反射率を求めることで、不良個所における測定レーザー光L1に対する反射率を数値化して出力することができる。
更には、どの程度の不良状態の反射率まで検査したのかをユーザーに対して保証することができ、例えば販売するコネクタに対し、反射光測定装置1の限界測定値である例えば−80dBまでの断線等の不良状態については、発見されなかったことをメーカーとして保証できることになる。
従って、反射光測定装置に大掛かりな参照レーザー光の光路長調整機構を設けることなく、光路切換部によって接続される光ファイバを順次に切り換えることによって、複数本の光ファイバで構成される光ファイバケーブルの接続された光コネクタの断線状態を、連続的かつ効率的に短時間で検査することが可能である。
1 反射光測定装置
2 レーザー光源
3 ビームスプリッタ
4 参照ミラー
5 光測定器
6 接続部
7 光路切換部
8 光路長調整部
10 光路長切換部
11a、11b 光スイッチ
12 第1の固定長光ファイバ
13 第2の固定長光ファイバ
70 光スイッチ部
71〜7n 切換光路
81〜8n 調整光路
C1、C2 被測定コネクタ
FC 光ファイバケーブル
FM 光ファイバ
PD 基準光測定器
G 光減衰器
S 校正用反射測定装置
M 反射ミラー

Claims (6)

  1. レーザー光を出射するレーザー光源と、前記レーザー光を透過する測定レーザー光と反射する参照レーザー光とに分岐するビームスプリッタと、前記ビームスプリッタを透過した前記測定レーザー光の光路上に配置した接続部と、前記参照レーザー光の光路長を調整可能な光路長可変機構を有する参照ミラーと、透光性素材から成る被測定材の不良個所において反射した前記測定レーザー光と前記参照ミラーで反射した前記参照レーザー光とを前記ビームスプリッタを介して受光する光測定器とを備え、
    該光測定器で受光する前記参照レーザー光と前記測定レーザー光とによる干渉光に基づいて、前記被測定材の不良個所を検出する反射光測定装置であって、
    前記ビームスプリッタと前記接続部との間に、前記測定レーザー光の光路を切り換える光路切換部と、該光路切換部と接続され、該光路切換部の光路長を調整する光路長調整部とが配置されていることを特徴とする反射光測定装置。
  2. 前記光路切換部は、前記測定レーザー光に対して、入出射を逆にするように取り付けが可能であることを特徴とする請求項1に記載の反射光測定装置。
  3. 前記光路切換部は、スイッチング処理を行う光スイッチ部と、該光スイッチ部と接続可能な複数の切換光路を備えており、
    前記光路長調整部は前記切換光路に対して1対1に接続する調整光路を備えており、
    前記切換光路と前記調整光路との合計光路長が、それぞれ同一であることを特徴とする請求項1又は2に記載の反射光測定装置。
  4. 前記被測定材は、被測定コネクタ内の複数の光ファイバであり、前記被測定コネクタを前記接続部に接続することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の反射光測定装置。
  5. 前記ビームスプリッタと前記参照ミラーとの間に、前記参照レーザー光の光路を切換える光路長切換部が配置されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の反射光測定装置。
  6. 前記光路長切換部は、前記被測定材の一端側の光路長を有する第1の固定長光ファイバと、前記被測定材の他端側の光路長を有する第2の固定長光ファイバとを切換えることを特徴とする請求項5に記載の反射光測定装置。
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