JP6447418B2 - tape - Google Patents
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Description
本発明は、シートにラベルが貼られたテープに関する。 The present invention relates to a tape having a label attached to a sheet.
特許文献1には、シート(台紙)にラベル(貼り合わせタグ)が貼られたテープ(タグ連続体)が記載されている。ラベルは、折り線を備えた折り領域(表示部)を備える。折り領域には、所望の表記内容(バーコード等)が印刷されている。ユーザによる使用時には、シートからラベルが引き剥がした後、ラベルの一部(取付け部)が被着体(商品)に巻き付けられ、折り領域が折り線で折り曲げられる。これにより、ラベルが被着体に取り付けられる。
ところで、被着体に取り付けたラベルを使用後に取り外す場合、上記従来技術では、被着体に対しラベルの一部を巻き付けて取り付けていることから、取り外しが困難である。 By the way, when removing the label attached to the adherend after use, it is difficult to remove the conventional art because the label is wrapped around and attached to the adherend.
本発明の目的は、ラベルを使用後に取り外しやすいテープを提供することにある。 It is an object of the present invention to provide a tape that is easy to remove after use.
上記目的を達成するために、本願発明は、帯状のシートと、前記シートに貼られたラベルと、を有し、前記ラベルは、所定方向に延びる折り線を備えた1つの折り領域と、前記折り領域の第1端部から突出した少なくとも1つの第1突出領域と、前記折り領域のうち、前記折り線に関し前記第1端部と反対側にある第2端部から突出した少なくとも1つの第2突出領域と、前記折り領域又は前記第1突出領域又は前記第2突出領域に連結され、当該折り領域又は当該第1突出領域又は当該第2突出領域との境界で折り込まれて強度を補強する、補強部と、を有することを特徴とする。 In order to achieve the above object, the present invention includes a strip-shaped sheet and a label attached to the sheet, and the label includes a single folding region having a folding line extending in a predetermined direction, At least one first projecting region projecting from a first end of the fold region, and at least one first projecting from a second end of the fold region opposite to the first end with respect to the fold line. 2 projecting regions and the folded region or the first projecting region or the second projecting region are connected to the folded region or the first projecting region or the second projecting region to reinforce the strength. And a reinforcing portion .
本願発明においては、ラベルは、折り領域の第1端部から突出する第1突出領域と、折り領域の第2端部から突出する第2突出領域と、を備えている。 In the present invention, the label includes a first protruding region protruding from the first end of the folding region and a second protruding region protruding from the second end of the folding region.
ユーザによる使用時には、シートからラベルが引き剥がされた後、折り領域が折り線で折り曲げられることで、第1突出領域及び第2突出領域の裏面(粘着面)どうしが貼り合わされる。そしてその貼り合わせの際、第1突出領域の裏面と第2突出領域の裏面とで被着体を挟み込むことで、ラベルが被着体に取り付けられる。 At the time of use by the user, after the label is peeled off from the sheet, the fold area is folded at the fold line so that the back surfaces (adhesive surfaces) of the first projecting area and the second projecting area are bonded together. Then, at the time of the bonding, the label is attached to the adherend by sandwiching the adherend between the back surface of the first projecting region and the back surface of the second projecting region.
このように、被着体をラベルの一部で挟み込むようにして取り付けられることにより、被着体に対しラベルの一部を巻き付けて取り付ける場合に比べ、使用後に取り外しやすくなる。また、上記巻き付ける場合に比べ、取り付け時に簡単に取り付けることができるという効果もある。 Thus, by attaching the adherend so as to be sandwiched by a part of the label, it becomes easier to remove after use than when attaching a part of the label around the adherend. Moreover, compared with the case where it winds, there exists an effect that it can attach easily at the time of attachment.
本発明によれば、ラベルを使用後に取り外しやすくすることができる。 According to the present invention, the label can be easily removed after use.
以下、本発明の一実施形態を図面を参照しつつ説明する。なお、図面中に「前」「後」「左」「右」「上」「下」の注記がある場合は、明細書中の説明における「前」「後」「左」「右」「上」「下」とは、その注記された方向を指す。 Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. In addition, when there are notes of “front”, “rear”, “left”, “right”, “upper”, “lower” in the drawings, “front”, “rear”, “left”, “right”, “upper” in the description in the specification “Down” refers to the noted direction.
<印刷装置の全体構造>
まず、図1を参照しつつ、本実施形態の印刷装置の全体構造を説明する。
<Overall structure of printing device>
First, the overall structure of the printing apparatus of the present embodiment will be described with reference to FIG.
図1において、印刷装置1(印字装置に相当)は、被印字テープ50(テープに相当)に対する印刷処理と、被印字チューブ(図示せず)に対する印刷処理と、を選択的に実行可能である。なお、印刷装置1は、被印字テープ50に対する印刷処理と被印字チューブに対する印刷処理との両方を実行可能な構成に限られず、被印字テープ50に対する印刷処理のみを実行可能な構成でもよい。
In FIG. 1, a printing apparatus 1 (corresponding to a printing apparatus) can selectively execute a printing process for a print-receiving tape 50 (corresponding to a tape) and a printing process for a print-receiving tube (not shown). . The
印刷装置1は、サーマルタイプ、レセプタタイプ、ラミネートタイプ等、各種のテープカートリッジ100が使用可能である。以下では、レセプタタイプのテープカートリッジ100を使用する場合を説明する。また、印刷装置1は、被印字テープ50の粘着シートにラベル部と非ラベル部とに分けるための切り込みがある、いわゆるダイカットラベルタイプと、被印字テープ50の粘着シートに上記切り込みがないタイプと、のどちらのタイプのテープカートリッジ100も使用可能である。なお、図1では、ダイカットラベルタイプのテープカートリッジ100が使用されている。
The
印刷装置1は、略直方体の箱状の本体部11と、本体部11の上方の開口を開閉するカバー(図示せず)と、を有する。なお、図1では、本体部11からカバーを取り外した状態を図示しているが、本体部11にカバーを取り付けた状態では、カバーは、本体部11の後端上部において回動可能に支持される。本体部11の後面部の下方部には、電源コネクタ12及びUSB(Universal Serial Bus)コネクタ13が配置されている。印刷装置1は、USBコネクタ13に接続されたUSBケーブル14等を介してパーソナルコンピュータ等の操作端末300(後述の図4参照)に接続される。印刷装置1は、操作端末300で編集された印字データを受信し、この印字データに基づいて上記被印字テープ50に所望の印刷を行う。なお、印刷装置1と操作端末300とは無線通信を介して接続されていてもよい。また、印刷装置1は、操作端末の操作に基づき印刷処理を実行する構成に限られず、印刷装置1に設けた適宜の操作部の操作に基づき印刷処理を実行する構成(いわゆるスタンドアローンタイプ)でもよい。
The
本体部11の上面のうち右側寄りの位置には、上記被印字テープ50を備えた上記テープカートリッジ100を着脱可能な凹状の領域であるカートリッジホルダ8が設けられている。なお、図1では、構造の明確化のために、カートリッジホルダ8における実際の装着位置よりも上方にテープカートリッジ100が位置している状態を図示している。
A
本体部11の前面のうち右側寄りの位置には、排出口20が設けられている。排出口20は、後述のサーマルヘッド22による印字形成後の被印字テープ50が、後述のプラテンローラ25等により搬送されつつカートリッジホルダ8から印刷装置1の外部へ排出される開口である。
A
<印刷装置の内部構造>
次に、図2を参照しつつ、印刷装置1の内部構造を説明する。
<Internal structure of printing device>
Next, the internal structure of the
図2において、上述したように、本体部11の上面には、テープカートリッジ100を着脱可能なカートリッジホルダ8が設けられている。カートリッジホルダ8の前後方向略中央部の右側寄りの位置には、前後方向に延びる板状部材からなるヘッドホルダ21が立設されている。ヘッドホルダ21の上面には、複数の発熱体(図示せず)を備えるサーマルヘッド22が設けられている。サーマルヘッド22は、テープカートリッジ100から供給され後述のプラテンローラ25等により所定の搬送経路に沿って搬送される被印字テープ50に対し、後述のインクリボン127を用いて印刷(印字形成)を行う。
In FIG. 2, as described above, the
カートリッジホルダ8のうちヘッドホルダ21の左方位置には、リボン巻取軸125が立設されている。リボン巻取軸125は、テープカートリッジ100のリボン巻取ローラ126の内部に嵌挿され、リボン巻取ローラ126を回転駆動する。また、テープカートリッジ100には、インク供給側ロール128が回転可能に支持されている。インク供給側ロール128には、インクリボン127が巻回されている。リボン巻取ローラ126は、リボン巻取軸125により回転駆動され、インク供給側ロール128からインクリボン127を引き出すと共に、使用済みのインクリボン127を巻き取る。
A ribbon take-
カートリッジホルダ8のうちヘッドホルダ21の前方位置には、送りローラ駆動軸23が立設されている。送りローラ駆動軸23は、テープカートリッジ100の送りローラ101に着脱可能な軸体である。カートリッジホルダ8の左方の隅部寄りの位置には、ガイド軸24が立設されている。ガイド軸24は、テープカートリッジ100のガイド孔102(後述の図3も参照)に着脱可能な軸体である。
A feed
本体部11のうちカートリッジホルダ8の下側には、ステッピングモータである駆動モータ66(後述の図4参照)が配置されている。上記リボン巻取軸125及び送りローラ駆動軸23は、図示しない複数のギアを介して駆動モータ66に連結されている。駆動モータ66の駆動に伴って、リボン巻取軸125及び送りローラ駆動軸23が回転する。リボン巻取軸125の駆動に伴って、上記リボン巻取ローラ126が回転する。送りローラ駆動軸23と後述のプラテンローラ25及び後述の圧接ローラ28は、図示しないギア機構を介して連結されている。送りローラ駆動軸23の駆動に伴って、送りローラ101、プラテンローラ25、及び圧接ローラ28が回転する。
A drive motor 66 (see FIG. 4 described later), which is a stepping motor, is disposed below the
また、カートリッジホルダ8の前後方向略中央の左側下方支持面には、複数(この例では5つ)の被押下用のセンサ突起30を立設したカートリッジセンサ31(後述の図4参照)が設けられている。カートリッジホルダ8にテープカートリッジ100が装着されると、テープカートリッジ100に設けられた被検出部110(詳細は後述)がセンサ突起30に対向し、被検出部110によってテープカートリッジ100の種類(言い換えればラベル部95(後述の図5参照。詳細は後述)の形状)に対応するセンサ突起30が選択的に押下される。カートリッジセンサ31は、このときのセンサ突起30のオン・オフの組合せに基づいて、テープカートリッジ100の種類情報(言い換えればラベル部95の形状情報)を表す検出信号を出力する。
A cartridge sensor 31 (see FIG. 4 described later) is provided on the left lower support surface of the
本体部11のうちカートリッジホルダ8の上側外方には、前後方向に延びるアーム状のプラテンホルダ26が配置されている。プラテンホルダ26は、軸支部27を中心に揺動可能に軸支されている。プラテンホルダ26の前端部には、プラテンローラ25と圧接ローラ28とが回転可能に軸支されている。プラテンローラ25は、サーマルヘッド22に対向し、サーマルヘッド22と接離可能である。圧接ローラ28は、送りローラ101に対向し、送りローラ101と接離可能である。プラテンホルダ26が上記揺動によりカートリッジホルダ8側に移動し、プラテンローラ25がサーマルヘッド22と接触する印字位置に移動すると、プラテンローラ25は、被印字テープ50及びインクリボン127を介してサーマルヘッド22を押圧する。同時に、圧接ローラ28が被印字テープ50を介して送りローラ101を押圧する。この状態で、送りローラ101、プラテンローラ25、及び圧接ローラ28の回転に伴って、被印字テープ50が搬送され、リボン巻取ローラ126の回転に伴って、インク供給側ロール128からインクリボン127が引き出され、サーマルヘッド22による被印字テープ50への印字形成が行われる。
An arm-shaped
<テープカートリッジの構造>
次に、図2及び図3を参照しつつ、テープカートリッジ100の構造を説明する。
<Structure of tape cartridge>
Next, the structure of the
図2及び図3において、テープカートリッジ100は、全体としては平面視で丸みを帯びた角部を有する略長方体状(箱型)の筐体120を備える。この筐体120の右面部前側には、テープ供給口103が設けられており、このテープ供給口103から内部の被印字テープ50が引き出されて供給される。また、筐体120の側壁部121のうちテープ供給口103の上方近傍には、被印字テープ50に予め印刷されている搬送時の位置決め制御用のセンサマーク(図示せず)を光学的に検出するための貫通孔104が設けられている。
2 and 3, the
筐体120の前方側上方には、当該筐体120の内部で被印字テープ50が巻回された被印字テープロール51を回転可能に支持するテープロール支持孔105が設けられている。被印字テープ50は、被印字テープロール51から引き出され、サーマルヘッド22により印字形成が行われた後、本体部11の上記排出口20に向けて案内される。
A tape
筐体120の前方下面における前後方向の略中央位置には、テープカートリッジ100の種類情報を表す上記被検出部110が設けられている。被検出部110は、本体部11に設けられた上記カートリッジセンサ31の5つの上記センサ突起30に対向する、下面に形成された挿入孔111及び面部112の組み合わせによって、テープカートリッジ100の種類情報を示している。本実施形態では、上述したように、被検出部110は、テープカートリッジ100におけるラベル部95の形状情報を含む、テープカートリッジ100の種類情報を規定している。
The detected
挿入孔111は円形の穴部であり、テープカートリッジ100がカートリッジホルダ8に装着された場合に、センサ突起30を押下しない非押下部として機能し、挿入孔111に対向するセンサ突起30はオフ状態となる。面部112は、テープカートリッジ100がカートリッジホルダ8に装着された場合に、センサ突起30を押下する押下部として機能し、面部112に対向するセンサ突起30はオン状態となる。
The
<印刷装置及び操作端末の制御系>
次に、図4を参照しつつ、印刷装置1及び操作端末300の制御系を説明する。
<Control system of printing apparatus and operation terminal>
Next, the control system of the
図4において、印刷装置1は、CPU82を含む制御回路80を有する制御系を備える。制御回路80において、CPU82には、ROM83、EEPROM84、RAM85、及び入出力インターフェース81がデータバスを介して接続されている。なお、EEPROM84に代えて、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリを用いてもよい。
In FIG. 4, the
ROM83には、印刷装置1の制御上必要な各種プログラムが格納されている。CPU82は、このROM83に記憶されている各種プログラムに基づき、各種の演算や処理を行う。
The
EEPROM84には、被印字テープ50に係わる各種情報(例えばカートリッジセンサ31による上記挿入孔111及び面部112の各種検出結果とテープカートリッジ100の種類情報とを対応づけた相関等)が不揮発的に記憶されている。これにより、CPU82は、カートリッジホルダ8に装着されたテープカートリッジ100の上記検出結果に対して上記相関を参照することで、当該テープカートリッジ100の種類情報を取得することができる。
In the
RAM85は、CPU82による各種演算結果を一時的に記憶する。
The
入出力インターフェース81には、サーマルヘッド駆動回路61、モータ駆動回路62、操作部63、表示部64、光学センサ65、及び上記カートリッジセンサ31等が接続されている。
The input /
サーマルヘッド駆動回路61は、上記サーマルヘッド22の駆動を制御する。
The thermal
モータ駆動回路62は、上記リボン巻取軸125及び送りローラ駆動軸23を駆動する上記駆動モータ66の駆動を制御する。
The
光学センサ65は、上記テープカートリッジ100の筐体120の側壁部121に設けた貫通孔104を介して被印字テープ50にセンサ光を投光し、その反射光の有無を検知して当該被印字テープ50の搬送状況を検出する。
The
操作端末300は、CPU301を有する制御系を備える。CPU301には、操作部302、表示部303、RAM304、ROM305、及びHDD306等が接続されている。
The
操作端末300は、上記USBケーブル14等を介して印刷装置1と接続され、印刷装置1との間で信号の送受が可能である。
The
操作端末300では、HDD306に記憶されている適宜のアプリケーションプログラム320が実行される。このアプリケーションプログラム320では、操作者が、操作端末300側の操作部302を操作することで、印刷装置1で作成する印字ラベル200(後述の図7参照。詳細は後述)において印字形成するための印字データが作成され、印刷装置1に送信することができる。すなわち、操作者の操作部302の操作により、上記印字データを含む所定のラベル作成指示が印刷装置1へ出力されると、印刷装置1において、モータ駆動回路62及び駆動モータ66を介してリボン巻取軸125及び送りローラ駆動軸23が駆動され、テープカートリッジ100における、被印字テープロール51から被印字テープ50が繰り出され、インク供給側ロール128からインクリボン127が引き出される。また、これと同期して、サーマルヘッド駆動回路61を介してサーマルヘッド22の複数の発熱体が選択的に発熱駆動され、上記繰り出され搬送される被印字テープ50に対し、上記インクリボン127のインクが転写され、上記印字データに基づく印字形成が行われる。その後、印字が形成された被印字テープ50から手動操作によってラベル部95を引き剥がすことにより、所定の印字を有する印字ラベル200が生成される。なお、上記印字が形成された被印字テープ50を、本体部11の排出口20近くに設けられたカッタ(図示せず)が所望の長さに切断して排出口20から排出し、その排出された所望の長さの被印字テープ50から上記引き剥がしを行うようにしてもよい。なお、このカッタは、例えば、図示しないカッタボタンが操作されることにより作動し、被印字テープ50の切断を行う。
In the
<本実施形態の特徴>
本実施形態では、印字ラベル200を作成するために、被印字テープ50に予めラベル部95が設けられている。ラベル部95は、テープ幅方向に延びる折り線を備えたラベル本体部と、ラベル本体部に連結された2つの貼り付け部と、を備える。ラベル本体部には、所望の表示内容が印字形成される。ユーザによる使用時には、ラベル本体部が折り線で折り曲げられることで、2つの貼り付け部の裏面(粘着面)どうしが貼り合わされる。そしてその貼り合わせの際、一方の貼り付け部の裏面と他方の貼り付け部の裏面とで被着体を挟み込むことで、印字ラベル200が被着体に取り付けられる。このように、被着体を印字ラベル200の一部で挟み込むようにして取り付けられることにより、被着体に対し印字ラベル200の一部を巻き付けて取り付ける場合に比べ、使用後に取り外しやすくなることを特徴としている。以下、その詳細を説明する。
<Features of this embodiment>
In the present embodiment, in order to create the
<被印字テープの構造>
次に、図5及び図6を参照しつつ、被印字テープ50の構造を説明する。図5には、図中左右方向を搬送方向(言い換えればテープ長さ方向)、図中上下方向をテープ幅方向、図中紙面手前奥方向をテープ厚さ方向とした、未印刷状態の被印字テープ50の平面図を示し、図6には、図5中VI−VI断面による横断面図を示している。
<Structure of printing tape>
Next, the structure of the print-receiving
図5及び図6において、被印字テープ50は、テープ厚さ方向で表側(図6中の表裏表示参照。以下同様)から順に粘着シート52及び剥離シート54(シートに相当)が積層して構成されている。粘着シート52は、その表側に備えられる基材52Bの表面に上記サーマルヘッド22により印字が形成される。また、粘着シート52は、基材52Bの裏側に粘着剤層52Aを備える。剥離シート54は、粘着剤層52Aに対し容易に剥離可能に設けられている。つまり、剥離シート54の表面に粘着シート52が剥離可能に貼り付けられており、本実施形態では、搬送方向の長さがテープ幅方向の長さよりも長い帯状の剥離シート54の全体に粘着シート52が貼り合わされ、被印字テープ50を構成している。
5 and 6, the print-receiving
また、本実施形態では、被印字テープ50に、印字ラベル200を作成するための形状で、予めハーフカット処理が施されている。このハーフカット処理は、図6中一部拡大図で示すように、被印字テープ50のうちの粘着シート52に切り込み線55を入れる処理であり、いわゆるダイカットラベルとなる。このハーフカット処理が、図5に示すように所定の領域を囲むように形成されていることで、当該領域における粘着シート52が剥離シート54から剥離自在となる。本実施形態においては、このように剥離対象となる粘着シート52の領域部分がラベル部95(ラベルに相当)となっており、それ以外の部分が非ラベル部96となっている。
In the present embodiment, the print-receiving
ラベル部95は、1つのラベル本体部91(折り領域及び被印字部に相当)と、ラベル本体部91に連結された2つの貼り付け部92,93と、を備える。
The
ラベル本体部91には、その搬送方向略中央位置において所定方向であるテープ幅方向に沿ったミシン目910が、当該ラベル本体部91を折り曲げるための折り線として、予め上記ハーフカット処理により形成されている。なお、折り線としては、ミシン目910に限られない。例えば、(上記ハーフカット処理を行うことなく)単にミシン目910と同一位置に、折り線として、直線が予め印刷されていてもよい。ラベル本体部91には、上記サーマルヘッド22により印字が形成される。
In the label
ラベル本体部91は、ミシン目910に関し略線対称な形状、具体的には、ミシン目910を対称軸とし、搬送方向を短手方向、テープ幅方向を長手方向とする、縦長の略長方形の形状となっている。すなわち、ラベル本体部91の搬送方向下流側(図5中左側)の端部91a(第1端部に相当)と、ラベル本体部91の、ミシン目910に関し端部91aと反対側にある、搬送方向上流側(図5中右側)の端部91b(第2端部に相当)とは、ミシン目910に関し互いに略線対称な位置に存在する。ラベル本体部91は、当該ラベル本体部91のうち、ミシン目910よりも搬送方向下流側の第1ラベル領域16(第1部分に相当)と、ミシン目910よりも搬送方向上流側の第2ラベル領域17(第2部分に相当)と、を有する。すなわち、ミシン目910は、ラベル領域16,17の境界に位置する。ラベル領域16,17は、それぞれ、搬送方向を短手方向、テープ幅方向を長手方向とする、縦長の略長方形の形状となっている。すなわち、第1ラベル領域16のテープ幅方向における幅W1a(長辺長)と、第2ラベル領域17のテープ幅方向における幅W1b(長辺長)とは、略等しくなっている(つまりW1a≒W1b)。また、ラベル本体部91の搬送方向におけるミシン目910から端部91aまでの長さ、つまり第1ラベル領域16の搬送方向における長さL1a(短辺長)と、ラベル本体部91の搬送方向におけるミシン目910から端部91bまでの長さ、つまり第2ラベル領域17の搬送方向における長さL1b(短辺長)とは、略等しくなっている(つまりL1a≒L1b)。
The label
第1ラベル領域16の略長方形の4つの角、及び、第2ラベル領域17の略長方形の4つの角は、全て、部分円弧によるR形状となっている。なお、第1ラベル領域16の略長方形の4つの角、及び、第2ラベル領域17の略長方形の4つの角は、一部又は全部が略直角形状となっていてもよい。
The four corners of the substantially rectangular shape of the
第1突出領域である第1貼り付け部92は、ラベル本体部91(第1ラベル領域16)の上記端部91aから搬送方向に沿って突出しており、第2突出領域である第2貼り付け部93は、ラベル本体部91(第2ラベル領域17)の上記端部91bから搬送方向に沿って突出している。第1貼り付け部92の、搬送方向と直交する第1方向であるテープ幅方向における幅W2、及び、第2貼り付け部93の、搬送方向と直交する第2方向であるテープ幅方向における幅W3は、それぞれ、上記ラベル領域16,17の幅W1a,W1bよりも小さく(ラベル本体部91よりも狭く)なっている(つまりW2<W1a,W3<W1b)。貼り付け部92,93は、それぞれ端部91a,91bのテープ幅方向略中央位置から突出しており、ラベル本体部91をミシン目910で折ったときに裏面どうしが上記粘着剤層52Aにより接着可能となっている。
The
貼り付け部92,93は、それぞれ、搬送方向を長手方向、テープ幅方向を短手方向とする、横長の略長方形の形状となっている。すなわち、略長方形の上記ラベル領域16,17の長手方向と、略長方形の貼り付け部92,93の長手方向とは、互いに直交する。第1貼り付け部92の上記幅W2(短辺長)と第2貼り付け部93の上記幅W3(短辺長)とは、略等しくなっており(つまりW2≒W3)、第1貼り付け部92の搬送方向における長さL2(長辺長)と、第2貼り付け部93の搬送方向における長さL3(長辺長)とは、略等しくなっている(つまりL2≒L3)。また、貼り付け部92,93の長さL2,L3は、ラベル領域16,17の上記長さL1a,L1bとそれぞれ異なっている、具体的には長さL1a,L1bよりもそれぞれ大きくなっている(つまりL2>L1a,L3>L1b)。
The affixing
ラベル部95は、上記の構成・配置関係であるラベル本体部91及び貼り付け部92,93を備え、上記ミシン目910に関し略線対称な形状となっている。そして、粘着シート52には、上記構成である(同一種類である)複数のラベル部95が、それぞれ同じ姿勢でテープ幅方向の位置を交互にずらしつつ、搬送方向に並んで設けられている。このとき、複数のラベル部95は、隣接する2つのラベル部95のうち、一方のラベル部95の第1貼り付け部92と、他方のラベル部95の第2貼り付け部93とが、テープ幅方向に並ぶように、設けられている。
The
上記構成である被印字テープ50のラベル部95のラベル本体部91に対し、上記サーマルヘッド22により印字が形成され、その後、被印字テープ50からラベル部95が切り込み線55に沿って剥離されることで、印字ラベル200(後述の図7参照)が生成される。なお、印字ラベル200も、各請求項記載のラベルに相当する。
Printing is formed by the
<印字ラベルの外観>
図7に、被印字テープ50から剥離された印字ラベル200の外観を示す。
<Appearance of printed label>
FIG. 7 shows the appearance of the
図7において、印字ラベル200は、印字が形成された上記ラベル本体部91と、上記貼り付け部92,93と、を備える。
In FIG. 7, the
印字ラベル200において、ラベル本体部91の上記第1ラベル領域16の表面16aには、上記サーマルヘッド22による印字R1が形成され、ラベル本体部91の上記第2ラベル領域17の表面17aには、サーマルヘッド22による印字R2が形成されている。この例では、印字R1として文字列「ABC」が、第1ラベル領域16の表面16aの長手方向一端部(図7中右端部)に寄せて、上記第1貼り付け部92側を上側とする姿勢で長手方向他方側(図7中左側)から長手方向一方側(図7中右側)に向かう方向に沿って形成されている。また、印字R2として文字列「XYZ」が、第2ラベル領域17の表面17aの長手方向一端部(図7中右端部)に寄せて、上記第2貼り付け部93側を上側とする姿勢で長手方向一方側(図7中右側)から長手方向他方側(図7中左側)に向かう方向に沿って形成されている。
In the
<印字ラベルの使用例>
以下、図7及び図8を参照しつつ、印字ラベル200の使用例を説明する。
<Examples of printed label usage>
Hereinafter, a usage example of the
ユーザによる使用時には、被印字テープ50からラベル部95が剥離され、図7に示す印字ラベル200とされた後、図7に示すように、ラベル本体部91が上記ミシン目910で山折りに折り曲げられることで、ラベル領域16,17の裏面どうしが上記粘着剤層52Aにより貼り合わされる。このとき、第1貼り付け部92の裏面と第2貼り付け部93の裏面とで、後述の図8(a)(b)中左右方向を軸心方向とするケーブル状(又は円管状でもよい)の被着体19(後述の図8(a)(b)参照)を挟み込みつつ、貼り付け部92,93の被着体19に対応しない部分(例えば長手方向両端部)の裏面どうしが粘着剤層52Aにより貼り合わされる。
At the time of use by the user, after the
これにより、図8(a)(b)に示すように、被着体19に印字ラベル200が取り付けられ、重なり合ったラベル領域16,17の長手方向が被着体19の長手方向と平行に配置される(つまりラベル本体部91と貼り付け部92,93との全体が「T」字型となる)T型ラベルとして使用することができる。
As a result, as shown in FIGS. 8A and 8B, the
図8(a)は、被着体19に取り付けられた印字ラベル200を正面側(第1ラベル領域16側)から見た外観を示している。図8(a)に示すように、第1ラベル領域16において、表面16aに印字R1として文字列「ABC」が、長手方向一端部(文字列「ABC」の向きの後端部)に寄せた位置態様で正立姿勢で表記されている。
FIG. 8A shows an appearance of the printed
図8(b)は、被着体19に取り付けられた印字ラベル200を背面側(第2ラベル領域17側)から見た外観を示している。図8(b)に示すように、第2ラベル領域17において、表面17aに印字R2として文字列「XYZ」が、長手方向一端部(文字列「XYZ」の向きの前端部)に寄せた位置態様で正立姿勢で表記されている。
FIG. 8B shows an appearance of the printed
なお、上記では、印字ラベル200をT型ラベルとして使用する場合を例示したが、印字ラベル200は、重なり合ったラベル領域16,17が、被着体19を挟み込みつつ重なり合った貼り付け部92,93から、被着体19の長手方向と垂直な方向に突出する(つまり被着体19も含めた全体が「P」字型となる)P型ラベルとして使用することもできる。
In the above description, the case where the
<本実施形態の効果>
以上説明したように、本実施形態においては、ラベル部95は、ラベル本体部91の端部91aから突出する第1貼り付け部92と、ラベル本体部91の端部91bから突出する第2貼り付け部93と、を備える。ユーザによる使用時には、剥離シート54から印字ラベル200が引き剥がされた後、ラベル本体部91がミシン目910で折り曲げられることで、貼り付け部92,93の裏面(粘着面)どうしが貼り合わされる。そしてその貼り合わせの際、第1貼り付け部92の裏面と第2貼り付け部93の裏面とで被着体19を挟み込むことで、印字ラベル200が被着体19に取り付けられる。このように、被着体19を印字ラベル200の一部で挟み込むようにして取り付けられることにより、被着体19に対し印字ラベル200の一部を巻き付けて取り付ける場合に比べ、使用後に取り外しやすくなる。また、上記巻き付ける場合に比べ、取り付け時に簡単に取り付けることができるという効果もある。
<Effect of this embodiment>
As described above, in the present embodiment, the
また、本実施形態では特に、第1ラベル領域16の略長方形の4つの角、及び、第2ラベル領域17の略長方形の4つの角は、全て、部分円弧によるR形状となっている。これにより、取り付け状態での美観を向上できる。
In the present embodiment, in particular, the four corners of the substantially rectangular shape of the
また、本実施形態では特に、隣接する2つのラベル部95のうち、一方のラベル部95の第1貼り付け部92と、他方のラベル部95の第2貼り付け部93とが、テープ幅方向に並んでいる。これにより、粘着シート52のうち非ラベル部96となって廃棄する部分を減少させ、粘着シート52の無駄を削減できる。
Further, in the present embodiment, among the two
<変形例等>
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を説明する。
<Modifications>
The present invention is not limited to the above-described embodiment, and various modifications can be made without departing from the spirit and technical idea of the present invention. Hereinafter, such modifications will be described.
(1)貼り付け部の配置バリエーション(その1)
上記実施形態におけるラベル部95では、貼り付け部92,93は、それぞれラベル本体部91の端部91a,91bのテープ幅方向略中央位置から搬送方向に沿って突出していたが、これに限られない。
(1) Arrangement variation of the pasting part (1)
In the
図9に示す本変形例における粘着シート52には、互いに姿勢が反転した構造の複数のラベル部95A,95A′(ラベルに相当)が、搬送方向に交互に並んで設けられている。
A plurality of
ラベル部95Aは、上記ラベル本体部91と、上記貼り付け部92,93と、を備える。ラベル部95Aでは、第1貼り付け部92は、ラベル本体部91の搬送方向下流側の上記端部91aにおけるテープ幅方向一端部(図9中上端部)近傍から搬送方向に沿って突出し、第2貼り付け部93は、ラベル本体部91の搬送方向上流側の上記端部91bにおけるテープ幅方向一端部(図9中上端部)近傍から搬送方向に沿って突出している。ラベル部95Aにおけるラベル本体部91及び貼り付け部92,93の上記以外の構成・配置関係は、上記ラベル部95と同様であり、ラベル部95Aは、上記ラベル部95と同様、ミシン目910に関し略線対称な形状となっている。
The
ラベル部95A′は、上記ラベル本体部91と、上記貼り付け部92,93と、を備える。ラベル部95A′では、第1貼り付け部92は、それぞれラベル本体部91の搬送方向下流側の上記端部91aにおけるテープ幅方向他端部(図9中下端部)近傍から搬送方向に沿って突出し、第2貼り付け部93は、それぞれラベル本体部91の搬送方向上流側の上記端部91bにおけるテープ幅方向他端部(図9中下端部)近傍から搬送方向に沿って突出している。ラベル部95A′におけるラベル本体部91及び貼り付け部92,93の上記以外の構成・配置関係は、上記ラベル部95と同様であり、ラベル部95A′は、上記ラベル部95と同様、ミシン目910に関し略線対称な形状となっている。
The
そして、本変形例では、粘着シート52には、上記構成である(互いに姿勢が反転した構造の)複数のラベル部95A,95A′が、それぞれ同じテープ幅方向の位置において、搬送方向に交互に並んで設けられている。言い換えれば、粘着シート52には、同一種類である複数のラベル部が、それぞれ姿勢を交互に反転させつつ、搬送方向に並んで設けられている。このとき、複数のラベル部95A,95A′は、隣接するラベル部95A,95A′のうち、一方のラベル部の第1貼り付け部92と、他方のラベル部の第2貼り付け部93とが、テープ幅方向に並ぶように、設けられている。
In the present modification, the
本変形例においても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。 Also in this modification, the same effect as the above embodiment can be obtained.
(2)貼り付け部の配置バリエーション(その2)
図10に示す本変形例におけるラベル部95B(ラベルに相当)は、上記ラベル本体部91と、2つの上記第1貼り付け部92と、2つの上記第2貼り付け部93と、を備える。ラベル部95Bでは、2つの第1貼り付け部92は、それぞれラベル本体部91の搬送方向下流側の上記端部91aにおけるテープ幅方向両端部近傍から搬送方向に沿って突出し、2つの第2貼り付け部93は、それぞれラベル本体部91の搬送方向上流側の上記端部91bにおけるテープ幅方向両端部近傍から搬送方向に沿って突出している。ラベル部95Bにおけるラベル本体部91及び貼り付け部92,93の上記以外の構成・配置関係は、上記ラベル部95と同様であり、ラベル部95Bは、上記ラベル部95と同様、ミシン目910に関し略線対称な形状となっている。
(2) Placement variation (2)
A
そして、本変形例では、粘着シート52には、上記構成である(同一種類である)複数のラベル部95Bが、それぞれ同じ姿勢でテープ幅方向の位置を交互にずらしつつ、搬送方向に並んで設けられている。このとき、複数のラベル部95Bは、隣接する2つのラベル部95Bのうち、一方のラベル部95Bの第1貼り付け部92と、他方のラベル部95Bの第2貼り付け部93とが、テープ幅方向に交互に並ぶように、設けられている。
In the present modification, the
本変形例においても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。 Also in this modification, the same effect as the above embodiment can be obtained.
(3)被印字テープに複数種類のラベル部を配置する場合
上記実施形態等における被印字テープ50の粘着シート52では、同一種類である複数のラベル部95等が、搬送方向に並んで設けられていたが、これに限られない。
(3) In the case where a plurality of types of label portions are arranged on the print-receiving tape In the
図11に示す本変形例における粘着シート52には、複数種類のラベル部が、搬送方向に並んで設けられている。この例では、上記ラベル部95,95Bが、それぞれ同じテープ幅方向の位置において、搬送方向に交互に並んで設けられている。ラベル部95の構成は、上記実施形態と同様であり、ラベル部95Bの構成は、上記(2)の変形例と同様である。このとき、複数のラベル部95,95Bは、隣接するラベル部95,95Bのうち、一方のラベル部の第1貼り付け部92と、他方のラベル部の第2貼り付け部93とが、テープ幅方向に交互に並ぶように、つまり、ラベル部95Bの2つの第1貼り付け部92間に、ラベル部95の第2貼り付け部93が配置され、ラベル部95Bの2つの第2貼り付け部93間に、ラベル部95の第1貼り付け部92が配置されるように、設けられている。
A plurality of types of label portions are provided side by side in the transport direction on the
本変形例においても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。 Also in this modification, the same effect as the above embodiment can be obtained.
(4)ラベル部に補強部を設ける場合
図12に示す本変形例における粘着シート52には、互いに姿勢が反転した構造の複数のラベル部95C,95C′(ラベルに相当)が、搬送方向に交互に並んで設けられている。
(4) When the reinforcing portion is provided in the label portion In the
ラベル部95Cは、上記ラベル本体部91と、上記貼り付け部92,93と、上記第2ラベル領域17に連結された補強部97と、上記第1貼り付け部92に連結された補強部98と、を備える。ラベル部95Cにおけるラベル本体部91及び貼り付け部92,93の構成・配置関係は、上記ラベル部95と同様である。
The
補強部97は、第2ラベル領域17のテープ幅方向他端部(図12中下端部)に連結されている。第2ラベル領域17と補強部97との境界には、補強部97を折り込むためのミシン目970が、予め上記ハーフカット処理により形成されている。なお、ミシン目970に代えて、直線が予め印刷されていてもよい。補強部97は、前述のようにしてラベル領域16,17の裏面どうしが貼り合わされた後、ミシン目970で折り込まれて裏面が上記粘着剤層52Aにより貼り合わされることで、強度を補強するためのものである。
The reinforcing
補強部98は、第1貼り付け部92のテープ幅方向一端部(図12中上端部)における搬送方向下流側部分に連結されている。第1貼り付け部92と補強部98との境界には、補強部98を折り込みためのミシン目980が、予め上記ハーフカット処理により形成されている。なお、ミシン目980に代えて、直線が予め印刷されていてもよい。補強部98は、前述のようにして貼り付け部92,93の先端部の裏面どうしが貼り合わされた後、ミシン目980で折り込まれて裏面が上記粘着剤層52Aにより貼り合わされることで、強度を補強するためのものである。
The reinforcing
ラベル部95C′は、上記ラベル本体部91と、上記貼り付け部92,93と、上記第1ラベル領域16に連結された補強部97′と、上記第2貼り付け部93に連結された補強部98′と、を備える。ラベル部95C′におけるラベル本体部91及び貼り付け部92,93の構成・配置関係は、上記ラベル部95と同様である。
The
補強部97′は、第1ラベル領域16のテープ幅方向一端部(図12中上端部)に連結されている。第1ラベル領域16と補強部97′との境界には、補強部97′を折り込むためのミシン目970′が、予め上記ハーフカット処理により形成されている。なお、ミシン目970′に代えて、直線が予め印刷されていてもよい。補強部97′は、前述のようにしてラベル領域16,17の裏面どうしが貼り合わされた後、ミシン目970′で折り込まれて裏面が上記粘着剤層52Aにより貼り合わされることで、強度を補強するためのものである。
The reinforcing
補強部98′は、第2貼り付け部93のテープ幅方向他端部(図12中下端部)における搬送方向上流側部分に連結されている。第2貼り付け部93と補強部98′との境界には、補強部98′を折り込みためのミシン目980′が、予め上記ハーフカット処理により形成されている。なお、ミシン目980′に代えて、直線が予め印刷されていてもよい。補強部98′は、前述のようにして貼り付け部92,93の先端部の裏面どうしが貼り合わされた後、ミシン目980′で折り込まれて裏面が上記粘着剤層52Aにより貼り合わされることで、強度を補強するためのものである。
The reinforcing portion 98 'is connected to the upstream portion in the transport direction at the other end portion (the lower end portion in FIG. 12) of the second attaching
なお、上記補強部97,97′の位置・形状は一例であり、他の位置・形状であってもよい。なお、上記補強部98,98′の位置・形状は一例であり、他の位置・形状であってもよい。
The positions and shapes of the reinforcing
そして、本変形例では、粘着シート52には、上記構成である(互いに姿勢が反転した構造の)複数のラベル部95C,95C′が、それぞれテープ幅方向の位置を交互にずらしつつ、搬送方向に交互に並んで設けられている。言い換えれば、粘着シート52には、同一種類である複数のラベル部が、それぞれ姿勢を交互に反転させつつ、搬送方向に並んで設けられている。このとき、複数のラベル部95C,95C′は、隣接する2つのラベル部95C,95C′のうち、一方のラベル部の第1貼り付け部92と、他方のラベル部の第2貼り付け部93とが、テープ幅方向に並ぶように、設けられている。
In the present modification, the
本変形例においても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。また、本変形例においては、前述のようにして貼り付け部92,93の先端部の裏面どうしが貼り合わされた後、補強部98,98′がミシン目980,980′で折り込まれて裏面が貼り合わされることで、印字ラベルの強度を向上できる。
Also in this modification, the same effect as the above embodiment can be obtained. Further, in this modification, after the back surfaces of the tip portions of the
なお、上記では、ラベル部95C,95C′がラベル領域及び貼り付け部の両方に補強部を備える場合を説明したが、これに限られず、ラベル部がラベル領域及び貼り付け部のどちらか一方に補強部を備える場合にも適用可能である。
In the above description, the case where the
(5)ラベル本体部と貼り付け部との長さが等しい場合
上記実施形態等におけるラベル部95等では、貼り付け部92,93の長さL2,L3は、ラベル領域16,17の長さL1a,L1bよりもそれぞれ大きくなっていたが、これに限られない。
(5) When the lengths of the label main body part and the pasting part are equal In the
図13に示す本変形例におけるラベル部95D(ラベルに相当)は、上記ラベル本体部91と、ラベル本体部91に連結された2つの貼り付け部92D,93Dと、を備える。ラベル部95Dにおけるラベル本体部91の構成は、上記ラベル部95と同様である。
A
第1突出領域である第1貼り付け部92Dは、ラベル本体部91(第1ラベル領域16)の搬送方向下流側の上記端部91aから搬送方向に沿って突出しており、第2突出領域である第2貼り付け部93Dは、ラベル本体部91(第2ラベル領域17)の搬送方向上流側の上記端部91bから搬送方向に沿って突出している。第1貼り付け部92Dのテープ幅方向における幅W4、及び、第2貼り付け部93のテープ幅方向における幅W5は、それぞれ、上記ラベル領域16,17の幅W1a,W1bよりも小さく(ラベル本体部91よりも狭く)なっている(つまりW4<W1a,W5<W1b)。貼り付け部92D,93Dは、それぞれ端部91a,91bのテープ幅方向略中央位置から突出しており、ラベル本体部91を上記ミシン目910で折ったときに裏面どうしが上記粘着剤層52Aにより接着可能となっている。
The
貼り付け部92D,93Dは、それぞれ、搬送方向を長手方向、テープ幅方向を短手方向とする、横長の略長方形の形状となっている。すなわち、略長方形の上記ラベル領域16,17の長手方向と、略長方形の貼り付け部92D,93Dの長手方向とは、互いに直交する。第1貼り付け部92Dの上記幅W4(短辺長)と第2貼り付け部93Dの上記幅W5(短辺長)とは、略等しくなっており(つまりW4≒W5)、第1貼り付け部92Dの搬送方向における長さL4(長辺長)と、第2貼り付け部93Dの搬送方向における長さL5(長辺長)とは、略等しくなっている(つまりL4≒L5)。また、貼り付け部92D,93Dの長さL4,L5は、ラベル領域16,17の上記長さL1a,L1bとそれぞれ略等しくなっている(つまりL4≒L1a,L5≒L1b)。
Each of the
ラベル部95Dは、上記の構成・配置関係であるラベル本体部91及び貼り付け部92D,93Dを備え、上記ミシン目910に関し略線対称な形状となっている。そして、粘着シート52には、上記構成である(同一種類である)複数のラベル部95Dが、それぞれ同じ姿勢でテープ幅方向の位置を交互にずらしつつ、搬送方向に並んで設けられている。このとき、複数のラベル部95Dは、隣接する2つのラベル部95Dのうち、一方のラベル部95Dの第1貼り付け部92Dと、他方のラベル部95Dの第2貼り付け部93Dとが、テープ幅方向に並ぶように、設けられている。
The
本変形例においても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。 Also in this modification, the same effect as the above embodiment can be obtained.
(6)ラベル領域を横長とする場合
上記実施形態等におけるラベル部95等では、ラベル領域16,17は、それぞれ縦長の略長方形の形状であり、貼り付け部92,93等は、それぞれ横長の略長方形の形状であり、略長方形の上記ラベル領域16,17の長手方向と、略長方形の貼り付け部92,93等の長手方向とは、互いに直交していたが、これに限られない。
(6) When the label region is horizontally long In the
図14に示す本変形例におけるラベル部95E(ラベルに相当)は、1つのラベル本体部91E(折り領域及び被印字部に相当)と、ラベル本体部91Eに連結された2つの貼り付け部92E,93Eと、を備える。
A
ラベル本体部91Eには、その搬送方向略中央位置においてテープ幅方向に沿ったミシン目910Eが、当該ラベル本体部91Eを折り曲げるための折り線として、予め上記ハーフカット処理により形成されている。
In the label
ラベル本体部91Eは、ミシン目910Eに関し略線対称な形状、具体的には、ミシン目910Eを対称軸とし、搬送方向を長手方向、テープ幅方向を短手方向とする、横長の略長方形の形状となっている。すなわち、ラベル本体部91Eの搬送方向下流側(図14中左側)の端部91Ea(第1端部に相当)と、ラベル本体部91Eの、ミシン目910Eに関し端部91Eaと反対側にある、搬送方向上流側(図14中右側)の端部91Eb(第2端部に相当)とは、ミシン目910Eに関し互いに略線対称な位置に存在する。ラベル本体部91Eは、当該ラベル本体部91Eのうち、ミシン目910Eよりも搬送方向下流側の第1ラベル領域16E(第1部分に相当)と、ミシン目910Eよりも搬送方向上流側の第2ラベル領域17E(第2部分に相当)と、を有する。すなわち、ミシン目910Eは、ラベル領域16E,17Eの境界に位置する。ラベル領域16E,17Eは、それぞれ、搬送方向を長手方向、テープ幅方向を短手方向とする、横長の略長方形の形状となっている。すなわち、第1ラベル領域16Eのテープ幅方向における幅W6a(短辺長)と、第2ラベル領域17Eのテープ幅方向における幅W6b(短辺長)とは、略等しくなっている(つまりW6a≒W6b)。また、ラベル本体部91Eの搬送方向におけるミシン目910Eから端部91Eaまでの長さ、つまり第1ラベル領域16Eの搬送方向における長さL6a(長辺長)と、ラベル本体部91Eの搬送方向におけるミシン目910Eから端部91Ebまでの長さ、つまり第2ラベル領域17Eの搬送方向における長さL6b(長辺長)とは、略等しくなっている(つまりL6a≒L6b)。
The label
第1ラベル領域16Eの略長方形の4つの角、及び、第2ラベル領域17Eの略長方形の4つの角は、この例では、全て、部分円弧によるR形状となっている。
In this example, the four corners of the substantially rectangular shape of the
第1突出領域である第1貼り付け部92Eは、ラベル本体部91E(第1ラベル領域16E)の上記端部91Eaから搬送方向に沿って突出しており、第2突出領域である第2貼り付け部93Eは、ラベル本体部91E(第2ラベル領域17E)の上記端部91Ebから搬送方向に沿って突出している。第1貼り付け部92Eのテープ幅方向における幅W7、及び、第2貼り付け部93Eのテープ幅方向における幅W8は、それぞれ、上記ラベル領域16E,17Eの幅W6a,W6bよりも小さく(ラベル本体部91Eよりも狭く)なっている(つまりW7<W6a,W8<W6b)。貼り付け部92E,93Eは、それぞれ端部91Ea,91Ebのテープ幅方向略中央位置から突出しており、ラベル本体部91Eをミシン目910Eで折ったときに裏面どうしが上記粘着剤層52Aにより接着可能となっている。
The
貼り付け部92E,93Eは、それぞれ、搬送方向を長手方向、テープ幅方向を短手方向とする、横長の略長方形の形状となっている。すなわち、略長方形の上記ラベル領域16E,17Eの長手方向と、略長方形の貼り付け部92E,93Eの長手方向とは、互いに平行である。第1貼り付け部92Eの上記幅W7(短辺長)と第2貼り付け部93Eの上記幅W8(短辺長)とは、略等しくなっており(つまりW7≒W8)、第1貼り付け部92Eの搬送方向における長さL7(長辺長)と、第2貼り付け部93Eの搬送方向における長さL8(長辺長)とは、略等しくなっている(つまりL7≒L8)。また、貼り付け部92E,93Eの長さL7,L8は、ラベル領域16E,17Eの上記長さL6a,L6bとそれぞれ等しくなっている(つまりL7=L6a,L8=L6b)。
Each of the
ラベル部95Eは、上記の構成・配置関係であるラベル本体部91E及び貼り付け部92E,93Eを備え、上記ミシン目910Eに関し略線対称な形状となっている。そして、粘着シート52には、上記構成である複数のラベル部95Eが、搬送方向に並んで設けられている(図中では1つのラベル部95Eのみ図示)。
The
本変形例においても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。 Also in this modification, the same effect as the above embodiment can be obtained.
(7)ラベル本体部のテープ幅方向の端部から貼り付け部が突出する場合
上記実施形態等におけるラベル部95等では、第1貼り付け部92Eは、ラベル本体部91Eの搬送方向下流側の端部91Eaから突出し、第2貼り付け部93Eは、ラベル本体部91Eの搬送方向上流側の端部91Ebから突出していたが、これに限られない。
(7) When a sticking part protrudes from the tape width direction end of the label main body part In the
図15に示す本変形例におけるラベル部95F(ラベルに相当)は、1つのラベル本体部91F(折り領域及び被印字部に相当)と、ラベル本体部91Fに連結された2つの貼り付け部92F,93Fと、を備える。
A
ラベル本体部91Fには、その搬送方向略中央位置においてテープ幅方向に沿ったミシン目910Fが、当該ラベル本体部91Fを折り曲げるための折り線として、予め上記ハーフカット処理により形成されている。
In the label
ラベル本体部91Fは、ミシン目910Fに関し略線対称な形状、具体的には、ミシン目910Fを対称軸とし、搬送方向を短手方向、テープ幅方向を長手方向とする、縦長の略長方形の形状となっている。ラベル本体部91Fは、当該ラベル本体部91Fのうち、ミシン目910Fよりも搬送方向下流側(図15中左側)の第1ラベル領域16F(第1部分に相当)と、ミシン目910Fよりも搬送方向上流側(図15中右側)の第2ラベル領域17F(第2部分に相当)と、を有する。すなわち、ミシン目910Fは、ラベル領域16F,17Fの境界に位置する。また、第1ラベル領域16Fのテープ幅方向一方側(図15中上側)の端部16Fa(第1端部に相当)と、ラベル本体部91Fの、ミシン目910Fに関し端部16Faと反対側にある、第2ラベル領域17Fのテープ幅方向一方側の端部17Fa(第2端部に相当)とは、ミシン目910Fに関し互いに略線対称な位置に存在する。ラベル領域16F,17Fは、それぞれ、搬送方向を短手方向、テープ幅方向を長手方向とする、縦長の略長方形の形状となっている。すなわち、第1ラベル領域16Fのテープ幅方向における長さL9a(長辺長)と、第2ラベル領域17Fのテープ幅方向における長さL9b(長辺長)とは、略等しくなっている(つまりL9a≒L9b)。また、ラベル本体部91Fの搬送方向におけるミシン目910Fから搬送方向下流側(図15中左側)の端部までの幅、つまり第1ラベル領域16Fの搬送方向における幅W9a(短辺長)と、ラベル本体部91Fの搬送方向におけるミシン目910Fから搬送方向上流側(図15中右側)の端部までの幅、つまり第2ラベル領域17Fの搬送方向における幅W9b(短辺長)とは、略等しくなっている(つまりW9a≒W9b)。
The label
第1ラベル領域16Fの略長方形の4つの角、及び、第2ラベル領域17Fの略長方形の4つの角は、この例では、全て、部分円弧によるR形状となっている。
In this example, the four corners of the substantially rectangular shape of the
第1突出領域である第1貼り付け部92Fは、第1ラベル領域16Fの上記端部16Faからテープ幅方向に沿って突出しており、第2突出領域である第2貼り付け部93Fは、第2ラベル領域17Fの上記端部17Faからテープ幅方向に沿って突出している。第1貼り付け部92Fの、テープ幅方向と直交する第1方向である搬送方向における幅W10、及び、第2貼り付け部93Fの、テープ幅方向と直交する第2方向である搬送方向における幅W11は、それぞれ、上記ラベル領域16F,17Fの幅W9a,W9bよりも小さく(ラベル領域16F,17Fよりも狭く)なっている(つまりW10<W9a,W11<W9b)。貼り付け部92F,93Fは、それぞれ端部16Fa,17Faの搬送方向略中央位置から突出しており、ラベル本体部91Fをミシン目910Fで折ったときに裏面どうしが上記粘着剤層52Aにより接着可能となっている。
The
貼り付け部92F,93Fは、それぞれ、搬送方向を短手方向、テープ幅方向を長手方向とする、縦長の略長方形の形状となっている。すなわち、略長方形の上記ラベル領域16F,17Fの長手方向と、略長方形の貼り付け部92F,93Fの長手方向とは、互いに平行である。第1貼り付け部92Fの上記幅W10(短辺長)と第2貼り付け部93Fの上記幅W11(短辺長)とは、略等しくなっており(つまりW10≒W11)、第1貼り付け部92Fのテープ幅方向における長さL10(長辺長)と、第2貼り付け部93Fのテープ幅方向における長さL11(長辺長)とは、略等しくなっている(つまりL10≒L11)。また、貼り付け部92F,93Fの長さL10,L11は、ラベル領域16F,17Fの上記長さL9a,L9bとそれぞれ略等しくなっている(つまりL10≒L9a,L11≒L9b)。
Each of the
ラベル部95Fは、上記の構成・配置関係であるラベル本体部91F及び貼り付け部92F,93Fを備え、上記ミシン目910Fに関し略線対称な形状となっている。そして、粘着シート52には、上記構成である(同一種類である)複数のラベル部95Fが、それぞれ同じ姿勢で同じテープ幅方向の位置において、搬送方向に並んで設けられている。
The
本変形例においても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。 Also in this modification, the same effect as the above embodiment can be obtained.
(8)その他
なお、以上においては、貼り付け部92,93等は、搬送方向又はテープ幅方向に沿って突出していたが、これに限られず、貼り付け部は、搬送方向に対し斜めの方向に突出していてもよい。
(8) Others In the above, the
また、以上においては、ラベル部95等は、折り線(上記の例ではミシン目910等)がテープ幅方向に延びるように配置されていたが、これに限られず、ラベル部は、折り線が搬送方向に延びるように(又は搬送方向に対し斜めの方向に延びるように)配置されてもよい。
In the above description, the
また、以上においては、粘着シート52がラベル部95等と非ラベル部96との両方を有する場合を説明したが、これに限られず、粘着シートを非ラベル部96のないラベル部95等のみの構成としてもよい。
Moreover, in the above, although the case where the
また、以上においては、ラベル本体部91等や貼り付け部92,93等が略長方形の形状で形成されていた場合を説明したが、これに限られず、ラベル本体部や貼り付け部を他の形状で形成してもよい。
Further, in the above description, the case where the label
また、以上においては、ラベル部95等及び非ラベル部96からなる粘着シート52が剥離シート54の全体を覆うように貼られている場合を説明したが、これに限られず、ラベル部95等及び非ラベル部96からなる粘着シート52に対し非ラベル部96が予め剥離され除去されている、被印字テープを用いてもよい。
Moreover, although the above demonstrated the case where the
また、以上の説明において、「垂直」「平行」「平面」等の記載がある場合には、当該記載は厳密な意味ではない。すなわち、それら「垂直」「平行」「平面」等とは、設計上、製造上の公差、誤差が許容され、「実質的に垂直」「実質的に平行」「実質的に平面」等という意味である。 In addition, in the above description, when there are descriptions such as “vertical”, “parallel”, and “plane”, the descriptions are not strict. That is, the terms “vertical”, “parallel”, “plane”, etc., allow tolerances and errors in design, meaning “substantially vertical”, “substantially parallel”, “substantially plane”, etc. It is.
また、以上の説明において、外観上の寸法や大きさが「同一」「等しい」「異なる」等の記載がある場合は、当該記載は厳密な意味ではない。すなわち、それら「同一」「等しい」「異なる」等とは、設計上、製造上の公差、誤差が許容され、「実質的に同一」「実質的に等しい」「実質的に異なる」等という意味である。但し、例えばしきい値や基準値等、所定の判定基準となる値あるいは区切りとなる値の記載がある場合は、それらに対しての「同一」「等しい」「異なる」等は、上記とは異なり、厳密な意味である。 In addition, in the above description, when there are descriptions such as “same”, “equal”, “different”, etc., in terms of external dimensions and sizes, the descriptions are not strict. That is, the terms “same”, “equal”, “different”, etc. mean that “tolerance and error in design and manufacturing are allowed”, “substantially identical”, “substantially equal”, “substantially different”, It is. However, if there is a description of a value that becomes a predetermined judgment criterion or a value that becomes a delimiter, such as a threshold value or a reference value, for example, “same”, “equal”, “different”, etc. It is different and has a strict meaning.
また、図4中に示す矢印は、信号の流れの一例を示すものであり、信号の流れ方向を限定するものではない。 Moreover, the arrow shown in FIG. 4 shows an example of the signal flow, and does not limit the signal flow direction.
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用してもよい。 In addition to those already described above, the methods according to the above-described embodiments and modifications may be used in appropriate combination.
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。 In addition, although not illustrated one by one, the present invention is implemented with various modifications within a range not departing from the gist thereof.
1 印刷装置(印字装置)
16 第1ラベル領域(第1部分)
16E 第1ラベル領域(第1部分)
16F 第1ラベル領域(第1部分)
16Fa 端部(第1端部)
17 第2ラベル領域(第2部分)
17E 第2ラベル領域(第2部分)
17F 第2ラベル領域(第2部分)
17Fa 端部(第2端部)
50 被印字テープ(テープ)
54 剥離シート(シート)
91 ラベル本体部(折り領域、被印字部)
91E ラベル本体部(折り領域、被印字部)
91F ラベル本体部(折り領域、被印字部)
91a 端部(第1端部)
91Ea 端部(第1端部)
91b 端部(第2端部)
91Eb 端部(第2端部)
92 第1貼り付け部(第1突出領域、貼り付け部)
92D 第1貼り付け部(第1突出領域、貼り付け部)
92E 第1貼り付け部(第1突出領域、貼り付け部)
92F 第1貼り付け部(第1突出領域、貼り付け部)
93 第2貼り付け部(第2突出領域、貼り付け部)
93D 第2貼り付け部(第2突出領域、貼り付け部)
93E 第2貼り付け部(第2突出領域、貼り付け部)
93F 第2貼り付け部(第2突出領域、貼り付け部)
95 ラベル部(ラベル)
95A ラベル部(ラベル)
95A′ ラベル部(ラベル)
95B ラベル部(ラベル)
95C ラベル部(ラベル)
95C′ ラベル部(ラベル)
95D ラベル部(ラベル)
95E ラベル部(ラベル)
95F ラベル部(ラベル)
97 補強部
97′ 補強部
98 補強部
98′ 補強部
100 印字ラベル(ラベル)
910 ミシン目(折り線)
910E ミシン目(折り線)
910F ミシン目(折り線)
1 Printing device (printing device)
16 First label area (first part)
16E 1st label area (1st part)
16F 1st label area (1st part)
16Fa end (first end)
17 Second label area (second part)
17E Second label area (second part)
17F 2nd label area (2nd part)
17Fa end (second end)
50 Tape to be printed (tape)
54 Release sheet (sheet)
91 Label body (folding area, printed part)
91E Label body (folding area, printed part)
91F Label body (folding area, printed part)
91a end (first end)
91Ea end (first end)
91b end (second end)
91Eb end (second end)
92 1st sticking part (1st protrusion area | region, sticking part)
92D 1st sticking part (1st protrusion area | region, sticking part)
92E 1st sticking part (1st protrusion area | region, sticking part)
92F 1st sticking part (1st protrusion area | region, sticking part)
93 2nd sticking part (2nd protrusion area | region, sticking part)
93D 2nd sticking part (2nd protrusion area | region, sticking part)
93E Second pasting part (second projecting region, pasting part)
93F Second pasting part (second projecting region, pasting part)
95 Label (Label)
95A Label part (label)
95A 'label part (label)
95B Label part (label)
95C Label part (label)
95C 'label part (label)
95D Label part (label)
95E Label part (label)
95F label part (label)
97 Reinforcement part 97 '
910 Perforation (fold line)
910E Perforation (fold line)
910F Perforation (fold line)
Claims (16)
前記シートに貼られたラベルと、
を有し、
前記ラベルは、
所定方向に延びる折り線を備えた1つの折り領域と、
前記折り領域の第1端部から突出した少なくとも1つの第1突出領域と、
前記折り領域のうち、前記折り線に関し前記第1端部と反対側にある第2端部から突出した少なくとも1つの第2突出領域と、
前記折り領域又は前記第1突出領域又は前記第2突出領域に連結され、当該折り領域又は当該第1突出領域又は当該第2突出領域との境界で折り込まれて強度を補強する、補強部と、
を有することを特徴とするテープ。 A belt-shaped sheet;
A label affixed to the sheet;
Have
The label is
One fold region with a fold line extending in a predetermined direction;
At least one first protruding region protruding from the first end of the folding region;
Among the fold areas, at least one second projecting area projecting from a second end on the side opposite to the first end with respect to the fold line;
A reinforcing part connected to the folding region or the first projecting region or the second projecting region and being folded at a boundary with the folding region or the first projecting region or the second projecting region to reinforce the strength;
The tape characterized by having.
前記第1突出領域の、前記突出する方向と直交する第1方向における幅は、
前記折り領域の、当該第1方向における幅よりも小さく、
前記第2突出領域の、前記突出する方向と直交する第2方向における幅は、
前記折り領域の、当該第2方向における幅よりも小さい
ことを特徴とするテープ。 The tape according to claim 1, wherein
The width of the first projecting region in the first direction orthogonal to the projecting direction is
Smaller than the width of the folding region in the first direction,
The width of the second protruding region in the second direction orthogonal to the protruding direction is:
A tape characterized by being smaller than the width of the folding region in the second direction.
前記第1突出領域の、前記突出する方向の長さは、
前記折り領域の、当該第1突出領域が突出する方向における前記折り線から前記第1端部までの長さと異なり、
前記第2突出領域の、前記突出する方向の長さは、
前記折り領域の、当該第2突出領域が突出する方向における前記折り線から前記第2端部までの長さと異なる
ことを特徴とするテープ。 The tape according to claim 2,
The length of the first projecting region in the projecting direction is
Unlike the length from the fold line to the first end in the direction in which the first protruding region protrudes,
The length of the projecting direction of the second projecting region is
The tape, wherein the fold region has a length different from the fold line to the second end portion in a direction in which the second projecting region projects.
前記第1突出領域の、前記突出する方向の前記長さは、
前記折り領域の、当該第1突出領域が突出する方向における前記折り線から前記第1端部までの前記長さよりも大きく、
前記第2突出領域の、前記突出する方向の前記長さは、
前記折り領域の、当該第2突出領域が突出する方向における前記折り線から前記第2端部までの前記長さよりも大きい
ことを特徴とするテープ。 The tape according to claim 3 ,
The length of the first projecting region in the projecting direction is:
The folding region is larger than the length from the folding line to the first end in the direction in which the first projecting region projects,
The length of the second projecting region in the projecting direction is:
The tape, wherein the folding region is larger than the length from the fold line to the second end portion in a direction in which the second projecting region projects.
前記折り領域は、
前記折り線に関し線対称な形状を備えており、
前記第2端部は、
前記折り線に関し前記第1端部と線対称な位置に存在する
ことを特徴とするテープ。 The tape according to claim 1, wherein
The folding region is
It has a line-symmetric shape with respect to the fold line,
The second end is
The tape is present at a position symmetrical to the first end with respect to the fold line.
前記折り領域のうち、
前記折り線よりも前記第1突出領域側の第1部分、及び、前記折り線よりも前記第2突出領域側の第2部分は、それぞれ略長方形であり、
前記第1突出領域及び前記第2突出領域は、
それぞれ略長方形である
ことを特徴とするテープ。 The tape according to claim 5 , wherein
Of the folding area,
The first portion on the first projecting region side from the fold line and the second portion on the second projecting region side from the fold line are each substantially rectangular.
The first protruding area and the second protruding area are:
A tape characterized by being substantially rectangular.
前記略長方形の前記第1部分及び前記第2部分の長手方向と、前記略長方形の前記第1突出領域及び前記第2突出領域の長手方向とが、互いに直交する
ことを特徴とするテープ。 The tape according to claim 6 , wherein
The longitudinal direction of the first portion and the second portion of the substantially rectangular shape and the longitudinal direction of the first protruding region and the second protruding region of the substantially rectangular shape are perpendicular to each other.
前記第1部分及び前記第2部分の前記略長方形の4つの角のうち少なくとも1つは、部分円弧によるR形状となっている
ことを特徴とするテープ。 In the tape according to claim 6 or 7 ,
The tape according to claim 1, wherein at least one of the four corners of the substantially rectangular shape of the first part and the second part has an R shape by a partial arc.
前記第1部分及び前記第2部分の前記略長方形の前記4つの角が、前記R形状となっている
ことを特徴とするテープ。 The tape according to claim 8 ,
The tape, wherein the four corners of the substantially rectangular shape of the first portion and the second portion are the R shape.
複数の前記ラベルが、テープ長さ方向に並んで前記シートに貼られている
ことを特徴とするテープ。 The tape according to any one of claims 1 to 9 ,
A plurality of the labels are affixed to the sheet side by side in the tape length direction.
隣接する2つの前記ラベルのうち、一方のラベルの前記第1突出領域と、他方のラベルの前記第2突出領域とが、テープ幅方向に並んでいる
ことを特徴とするテープ。 The tape of claim 10 ,
Of the two adjacent labels, the first protruding region of one label and the second protruding region of the other label are arranged in a tape width direction.
同一種類である前記複数のラベルのそれぞれが、姿勢を交互に反転させつつ前記シートに貼られている
ことを特徴とするテープ。 The tape of claim 11 ,
Each of the plurality of labels of the same type is affixed to the sheet while reversing the posture alternately.
前記シートに貼られたラベルと、
を有し、
前記ラベルは、
所定方向に延びる折り線を備え、印字装置によって印字される被印字部と、
前記被印字部に連結され、前記折り線に平行な方向又は垂直な方向の幅が前記被印字部よりも狭い、複数の貼り付け部と、
を有し、
前記複数の貼り付け部は、
前記被印字部を前記折り線で折ったときに互いに接着し、
前記ラベルは、
前記被印字部又は前記貼り付け部に連結され、当該被印字部又は当該貼り付け部との境界で折り込まれて強度を補強する、補強部をさらに有する
ことを特徴とするテープ。 A belt-shaped sheet;
A label affixed to the sheet;
Have
The label is
A printed portion having a fold line extending in a predetermined direction and printed by a printing device;
A plurality of affixed portions connected to the print-receiving portion and having a width in a direction parallel to or perpendicular to the fold line and narrower than the print-receiving portion;
Have
The plurality of pasting portions are:
When the printed parts are folded at the fold line, they adhere to each other ,
The label is
The tape further comprising a reinforcing portion that is connected to the printed portion or the pasting portion and is folded at a boundary with the printed portion or the pasting portion to reinforce the strength .
前記補強部は、The reinforcing part is
前記被印字部に連結され、当該被印字部との境界で折り込まれて強度を補強するIt is connected to the printing part and is folded at the boundary with the printing part to reinforce the strength.
ことを特徴とするテープ。A tape characterized by that.
前記補強部は、The reinforcing part is
前記貼り付け部に連結され、当該貼り付け部との境界で折り込まれて強度を補強するConnected to the affixing part and folded at the border with the affixing part to reinforce the strength
ことを特徴とするテープ。A tape characterized by that.
前記折り線は、The fold line is
ミシン目であることを特徴とするテープ。Tape characterized by perforations.
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