JP6447317B2 - 画像記録装置、および制御プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、ページ単位で記述されたページ記述言語で作成された印刷ジョブに基づく印刷処理を実行する画像記録装置、および、その画像記録装置のコンピュータが読み取り可能な制御プログラムに関する。
ページ単位で記述されたページ記述言語で作成された印刷ジョブに基づく印刷処理では、ページ記述言語を解析し、ラスターデータを作成するRIP(Raster Image Processorの略)処理と、そのラスターデータに基づく画像を印刷用紙に記録する記録処理とが実行される。また、画像記録装置には、割込印刷機能を有するものがあり、印刷ジョブに応じた印刷処理が実行されている途中で、その処理とは別の印刷処理が行われる場合がある。このため、例えば、先に指示されたページ記述言語で作成された印刷ジョブが完了する前に、別の印刷処理が割込印刷機能により実行される場合には、下記特許文献に記載されているように、割込ボタンの操作によって、RIP処理が停止されている。
特開2004−180134号公報
上記特許文献に記載の技術では、割込ボタンの操作により、RIP処理が停止し、割込印刷処理を実行するために必要な処理領域が確保されるまで待機することで、割込印刷処理を実行することが可能となる。しかしながら、割込ボタンの操作により、RIP処理を停止していては、割り込まれた印刷処理が遅延する虞がある。詳しくは、割込印刷処理では、割込ボタンの操作により、割込印刷処理の設定等を行うための設定画面が表示部に表示される。そして、実行ボタンが操作されることで、割込印刷処理が実行される。つまり、割込ボタンが操作されてから、実行ボタンが操作されるまでの間に、ユーザは割込印刷処理の設定等を行っているが、画像記録装置は、その間に殆ど何も実行せずに、待機状態となっており、その待機状態により、割り込まれた印刷処理が遅延する虞がある。本発明は、そのような事情に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、ページ記述言語で作成された印刷ジョブに基づく印刷処理が実行されている際に、割込印刷処理が実行された場合であっても、割り込まれた印刷処理の遅延を防止することである。
上記課題を解決するために、本発明の画像記録装置は、記録用紙に画像データに基づく画像の記録を行う記録部と、ユーザ操作に応じた入力を行う操作部と、画像データを記憶する第1記憶部と、画像データを記憶する第2記憶部と、制御部と、を備え、前記制御部は、ページ単位で記述されたページ記述言語を解析し、ラスターデータを作成するとともに、作成されたラスターデータを前記第1記憶部に記憶させるRIP処理を実行するRIP処理実行手段と、前記RIP処理実行手段により前記第1記憶部に記憶されたラスターデータに基づく画像の記録処理を、前記記録部により実行する記録処理実行手段と、前記操作部より、前記記録部により実行中の記録処理に対する割り込みの予告を受け付ける第1受付手段と、を備え、前記RIP処理実行手段は、前記第1受付手段により記録処理の割り込みの予告を受け付けた場合であっても、当該予告を受け付けたときに実行していたRIP処理を継続して実行し、前記制御部は、前記第1受付手段が割り込みの予告を受け付けたときに前記RIP処理実行手段により解析されていたページのページ記述言語に対応するラスターデータが作成され、前記第1記憶部に記憶された後に、前記第1記憶部に記憶されたラスターデータのうちの、前記記録処理実行手段による記録処理が実行されていないものを、ページ単位で前記第2記憶部に記憶させる第1記憶処理と、前記第1受付手段が割り込みの予告を受け付けた後に前記RIP処理実行手段によりRIP処理が継続して実行されることで、当該予告を受け付けたときに前記RIP処理実行手段により解析されていたページ以降のページ記述言語に対応するラスターデータが前記第1記憶部にページ単位で記憶された場合に、当該第1記憶部に記憶されたページ単位のラスターデータを前記第2記憶部に記憶させる第2記憶処理とを実行する記憶制御手段と、前記第1受付手段が割り込みの予告を受け付けたときに前記RIP処理実行手段により解析されていたページのページ記述言語に対応するラスターデータが作成され、前記第1記憶部に記憶されたことを条件として、前記操作部により入力された、前記第1受付手段において割り込みの予告を受け付けた記録処理の実行指令を受け付ける第2受付手段と、を備え、前記RIP処理実行手段は、前記第2受付手段により、前記第1受付手段において割り込みの予告を受け付けた記録処理の実行指令を受け付けた場合に、継続して実行されているRIP処理を停止し、前記制御部は、前記RIP処理実行手段が前記第1受付手段において割り込みの予告を受け付けた記録処理の実行指令の受付によりRIP処理を停止した際に、当該RIP処理の停止時に解析されていたページのページ記述言語に対応するラスターデータを記憶している前記第1記憶部の領域を、開放する開放手段を備えることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明の制御プログラムは、記録用紙に画像データに基づく画像の記録を行う記録部と、ユーザ操作に応じた入力を行う操作部と、画像データを記憶する第1記憶部と、画像データを記憶する第2記憶部とを備えた画像記録装置のコンピュータが読み取り可能な制御プログラムであって、前記コンピュータを、ページ単位で記述されたページ記述言語を解析し、ラスターデータを作成するとともに、作成されたラスターデータを前記第1記憶部に記憶させるRIP処理を実行するRIP処理実行手段と、前記RIP処理実行手段により前記第1記憶部に記憶されたラスターデータに基づく画像の記録処理を、前記記録部により実行する記録処理実行手段と、前記操作部より、前記記録部により実行中の記録処理に対する割り込みの予告を受け付ける第1受付手段と、して機能させ、前記RIP処理実行手段は、前記第1受付手段により記録処理の割り込みの予告を受け付けた場合であっても、当該予告を受け付けたときに実行していたRIP処理を継続して実行し、前記コンピュータを、前記第1受付手段が割り込みの予告を受け付けたときに前記RIP処理実行手段により解析されていたページのページ記述言語に対応するラスターデータが作成され、前記第1記憶部に記憶された後に、前記第1記憶部に記憶されたラスターデータのうちの、前記記録処理実行手段による記録処理が実行されていないものを、ページ単位で前記第2記憶部に記憶させる第1記憶処理と、前記第1受付手段が割り込みの予告を受け付けた後に前記RIP処理実行手段によりRIP処理が継続して実行されることで、当該予告を受け付けたときに前記RIP処理実行手段により解析されていたページ以降のページ記述言語に対応するラスターデータが前記第1記憶部にページ単位で記憶された場合に、当該第1記憶部に記憶されたページ単位のラスターデータを前記第2記憶部に記憶させる第2記憶処理とを実行する記憶制御手段と、前記第1受付手段が割り込みの予告を受け付けたときに前記RIP処理実行手段により解析されていたページのページ記述言語に対応するラスターデータが作成され、前記第1記憶部に記憶されたことを条件として、前記操作部により入力された、前記第1受付手段において割り込みの予告を受け付けた記録処理の実行指令を受け付ける第2受付手段と、して機能させ、前記RIP処理実行手段は、前記第2受付手段により、前記第1受付手段において割り込みの予告を受け付けた記録処理の実行指令を受け付けた場合に、継続して実行されているRIP処理を停止し、前記コンピュータを、前記RIP処理実行手段が前記第1受付手段において割り込みの予告を受け付けた記録処理の実行指令の受付によりRIP処理を停止した際に、当該RIP処理の停止時に解析されていたページのページ記述言語に対応するラスターデータを記憶している前記第1記憶部の領域を、開放する開放手段として機能させることを特徴とする。
本発明の画像記録装置では、割込ボタンが操作された場合であっても、RIP処理は継続して実行され、実行ボタンが操作された場合に、RIP処理が停止する。つまり、割込ボタンが操作されてから、実行ボタンが操作されるまでの間を利用して、RIP処理が継続して実行される。これにより、無駄な時間を利用して、多くのラスターデータを作成することが可能となり、割込印刷処理時における割り込まれた印刷処理の遅延を防止することが可能となる。また、割込ボタンが操作された際に解析中のページのページ記述言語に対してRIP処理が完了していることを条件として、実行ボタンが操作された場合に、RIP処理が停止する。これにより、RIP処理の継続により作成されたラスターデータの無駄な廃棄を抑制し、印刷処理の遅延を軽減することが可能となる。
通信システム1のブロック図である。 従来の割込印刷処理時におけるユーザ操作と、RIP処理の進捗状況と、読取処理の進捗状況と、記録処理の進捗状況との関係を示す図である。 本発明の割込印刷処理時におけるユーザ操作と、RIP処理の進捗状況と、読取処理の進捗状況と、記録処理の進捗状況との関係を示す図である。 第1RAM26に記憶されたラスターデータを概念的に示す図である。 第1実施形態のプリンタ10の動作フローチャートを示す図である。 第1実施形態のプリンタ10の動作フローチャートを示す図である。 第1実施形態のプリンタ10の動作フローチャートを示す図である。 第1実施形態のプリンタ10の動作フローチャートを示す図である。 第1実施形態のプリンタ10の動作フローチャートを示す図である。 第1実施形態のプリンタ10の動作フローチャートを示す図である。 第1実施形態のプリンタ10の動作フローチャートを示す図である。 第2実施形態のプリンタ10の動作フローチャートを示す図である。 第2実施形態のプリンタ10の動作フローチャートを示す図である。
<通信システムの構成>
図1に、本願に係る実施形態として例示される通信システム1のブロック図を示す。通信システム1は、プリンタ(本発明の画像記録装置の一例)10、PC(Personal Computerの略)50を備える。
プリンタ10は、CPU(Central Processing Unitの略)(本発明の制御部およびコンピュータの一例)12、ディスプレイ14、入力I/F(本発明の操作部の一例)16、読取部(本発明の読取部の一例)18、記録部(本発明の記録部の一例)20、ネットワークI/F22、フラッシュメモリー(本発明の第2記憶部の一例)24、第1RAM(Random Access Memoryの略)(本発明の第1記憶部の一例)26、第2RAM28を主に備えている。これらの構成要素は、バス30を介して互いに通信可能とされている。
ディスプレイ14は、プリンタ10の各種機能を表示する表示面を備える。入力I/F16は、プリンタ10の各機能を実行するためのキーであり、例えば、ディスプレイ14と一体的に構成されているタッチパネルであってよく、ディスプレイ14上に表示されたアイコンへのユーザ操作を受け付ける。また、タッチパネル以外にも、ハードキー等であってもよい。
読取部18は、フラットベッド若しくは、ADF(Auto Document Feederの略)に載置された原稿に記録された画像を読み取り画像データを作成する部位であり、例えば、CCDイメージセンサ、コンタクトイメージセンサ等を含む。記録部20は、印刷機構であり、例えば、インクジェット方式、電子写真方式のものが挙げられる。CPU12は、記録部20へ駆動信号を入力し、記録部20がインクジェットヘッドである場合は入力された駆動信号に応じて、ノズルからインクを吐出する。
ネットワークI/F22は、外部装置と通信を行うものであり、プリンタ10と同一ネットワークに存在するPC50に接続される。これにより、プリンタ10は、ネットワークI/F22を介して、PC50とデータ通信を行うことが可能となる。
フラッシュメモリー24は、不揮発性のメモリーであり、制御プログラム(本発明の制御プログラムの一例)32および、各種データを記憶する。第1RAM26および、第2RAM28は、揮発性のメモリーであり、印刷処理実行時に作成される各種データを記憶する。なお、第2RAM28は、記録部20に接続されている。
CPU12は、制御プログラム32に従って処理を実行する。制御プログラム32は、印刷処理を実行するためのプログラムである。以降、制御プログラム32を実行するCPU12のことを、単にプログラム名でも記載する場合がある。例えば、「制御プログラム32が」という記載は、「制御プログラム32を実行するCPU12が」ということを意味する場合がある。
<通信システムを利用した印刷処理>
通信システム1では、ページ単位で記述されたページ記述言語によって作成された印刷ジョブが、PC50からプリンタ10に送信され、プリンタ10によって、その印刷ジョブに応じた印刷処理が実行される。なお、ページ記述言語は、プリンタ10等の画像記録装置に対して描画を指示するためのコンピュータ言語であり、PostScript(Adobe Systems Incorporatedの登録商標),PCL(Printer Command Languageの略)(Hewlett-Packard Companyの登録商標)等がある。
プリンタ10は、ページ記述言語で作成された印刷ジョブを受信すると、その印刷ジョブに対してRIP(Raster Image Processorの略)処理を行う。RIP処理は、ページ単位で記述されたページ記述言語を解析し、ラスターデータを作成するとともに、作成されたラスターデータを第1RAM26に記憶させる処理である。そして、1ページ分のラスターデータが第1RAM26に記憶されると、その1ページ分のラスターデータが第2RAM28に移行される。その第2RAM28は、上述したように、記録部20と接続されており、記録部20は、第2RAM28からラスターデータを取得し、そのラスターデータに基づく画像を、記録用紙に記録する。つまり、記録部20により、第2RAM28に記憶された1ページ分のラスターデータに基づく画像の記録処理が行われる。そして、上記処理が繰り返されることで、PC50から送信された全ページ分のページ記述言語がラスターデータに変換され、その全ページ分のラスターデータに基づく画像が記録用紙に記録される。これにより、PC50から送信された印刷ジョブに応じた印刷処理が完了する。
ただし、プリンタ10には、割込印刷機能があり、上記印刷ジョブに応じた印刷処理が実行されている途中で、その処理とは別の印刷処理が行われる場合がある。このような場合には、上記印刷ジョブに応じた印刷処理のRIP処理と記録処理とが、一時的に中断され、割込印刷機能を利用した印刷処理(以下、「割込印刷処理」と記載する場合がある)が実行される。そして、その割込印刷処理が終了すると、中断されていた印刷処理のRIP処理と記録処理とが再開される。このように、割込印刷処理が実行されると、先に実行されていた印刷処理(以下、「先行印刷処理」と記載する場合がある)が中断するため、先行印刷処理が遅延する。
詳しくは、図2に示すように、プリンタ10は、ページ記述言語で作成された印刷ジョブを受信すると、RIP処理の実行を開始する。そして、1ページ目の原稿に記述されたページ記述言語が解析され、ラスターデータが作成されると、その1ページ目の原稿のラスターデータが第1RAM26に記憶される。これにより、1ページ目の原稿のRIP処理が完了する。次に、第1RAM26に記憶された1ページ目のラスターデータが、第2RAM28に移行され、記録部20において、第2RAM28に移行されたラスターデータに基づく画像の記録処理が行われる。これにより、ページ記述言語で作成された印刷ジョブの記録処理が開始する。
また、プリンタ10の入力I/F16は、割込印刷処理の予告を行うための割込ボタン(図示省略)を含み、従来の割込印刷処理では、割込ボタンの操作により、先行印刷処理が即時に中断される。具体的には、例えば、図2に示すように、先行印刷処理のRIP処理によって、6ページ目迄のページ記述言語のラスターデータへの変換が完了し、7ページ目のページ記述言語がラスターデータに変換されている途中で、割込ボタンが操作されると、停止指示が出力される。そして、その7ページ目のページ記述言語がラスターデータに変換されている途中で、RIP処理が、停止指示に従って中断される。
また、先行印刷処理の記録処理は、割込ボタンの操作により、停止指示が出力され、操作時に実行されている記録処理を完了させた後に、中断される。つまり、例えば、3ページ目のラスターデータに基づく画像が記録用紙に記録されている途中で、割込ボタンが操作されると、停止指示が出力される。そして、その3ページ目のラスターデータに基づく画像の記録処理が完了した後に、記録処理が停止指示に従って中断される。
なお、本説明では、1ページ分のラスターデータが、1枚の記録用紙に記録される場合について説明するが、例えば、複数ページ分のラスターデータが、1枚の記録用紙に記録される場合には、その複数ページ分のラスターデータが、1枚の記録用紙に記録された後に、記録処理が中断される。また、同時に複数枚数の記録用紙がプリンタ10の搬送経路内を搬送される場合においては、割込ボタン操作時に実行されている記録処理の対象の記録用紙に加え、すでに搬送経路内を搬送されている記録用紙についても画像が記録された後に記録処理が中断される。さらに言えば、複数枚の記録用紙の表面に画像が記録された後に、それら複数枚の記録用紙の裏面に画像が記録される場合には、それら複数枚の記録用紙の表面と裏面に画像が記録された後に、記録処理が中断される。つまり、割込ボタン操作時に実行されている記録処理の対象の1ページ分のラスターデータを含む1群のページ単位のラスターデータに基づく画像の記録処理が完了した後に、記録処理が中断される。
また、割込ボタンの操作により、割込印刷処理の設定等を行うための設定画面が、プリンタ10のディスプレイ14に表示される。この設定画面には、実行ボタン(図示省略)が表示されている。そして、必要に応じて割込印刷処理の設定が行われた後に、実行ボタンが操作されることで、割込印刷処理が実行される。詳しくは、実行ボタンの操作により、フラットベッド若しくは、ADFに載置された原稿が、読取部18により読み取られ、1ページ目の原稿の読取処理が完了すると、その1ページ目の原稿の記録処理が開始する。ただし、記録処理を行うためには、記録部20のウォームアップが必要であるため、記録部20のウォームアップが完了した後に、記録処理が開始する。
このように、従来の割込印刷処理では、割込ボタンの操作により、先行印刷処理のRIP処理が即時に中断され、先行印刷処理の記録処理も、処理中の1ページ分の画像の記録処理が完了した後に、中断される。しかしながら、割込ボタンが操作されてから、実行ボタンが操作される間に、ユーザは割込印刷処理の設定等を行っているが、プリンタ10は、その間は、割込ボタン操作時に実行されている記録処理の対象の1ページ分のラスターデータを含む1群のページ単位のラスターデータに基づく画像の記録処理以外の処理は実行せずに、待機状態となっている。このため、プリンタ10では、その時間を利用して、先行印刷処理を実行し、待機状態となっている時間を有効的に利用している。これにより、先行印刷処理の遅延を軽減することが可能となる。
具体的には、例えば、上記説明と同様に、先行印刷処理のRIP処理によって、6ページ目迄のページ記述言語のラスターデータへの変換が完了し、7ページ目のページ記述言語がラスターデータに変換されている途中で、割込ボタンが操作されても、RIP処理は、継続して実行される。ただし、割込ボタンの操作により、図3に示すように、第1RAM26に記憶されているラスターデータをフラッシュメモリー24に移行させるための指示が出力される。この指示が出力されると、第1RAM26に記憶されているラスターデータのうちの、記録処理が実行されていないラスターデータがページ単位でフラッシュメモリー24に記憶される。ただし、ラスターデータをフラッシュメモリー24に記憶させた後も、第1RAM26に記憶されているラスターデータは保持される。
具体的には、7ページ目のページ記述言語がラスターデータに変換されている途中で、かつ、3ページ目のラスターデータに基づく画像の記録処理が実行されているときに、割込ボタンが操作された場合には、4〜6ページ目のページ単位のラスターデータと、7ページ目のページ単位に満たないラスターデータ、つまり、7ページ目の途中のページ記述言語まで変換されたラスターデータとが、第1RAM26に記憶されている。このため、第1RAM26では、図4に示すように、ラスターデータが記憶されている。なお、図4は、第1RAM26に記憶されたラスターデータを概念的に示すものであり、斜線部のラスターデータは、記録処理が完了したラスターデータを意味しており、これらラスタータが記憶されていた領域は、すでに開放されている。また、点線により区切られたラスターデータは、1ページ分のラスターデータに満たないものを意味している。
図4に示す状態でラスターデータが第1RAM26に記憶されている際に、ラスターデータの移行指示が出力されると、図3に示すように、4〜6ページ目のラスターデータが、フラッシュメモリー24に記憶される。そして、その4〜6ページ目のラスターデータは保持される。これにより、後述するように、引き続きこのラスターデータに基づき記録処理が継続される。なお、RIP処理は、上述したように、割込ボタンの操作により、直接的に中断はしないが、ラスターデータの移行が実行されている間は、一時的に中断される。つまり、RIP処理は、ラスターデータの移行指示の出力により、一時的に中断されるが、ラスターデータの移行が完了すると、再開される。
ラスターデータの移行の完了に応じて、RIP処理が再開すると、実行ボタンが操作されるまで、RIP処理は、継続して実行される。つまり、7ページ目のラスターデータの作成時に、割込ボタンが操作された場合には、ラスターデータの移行が実行されている間を除いて、RIP処理が継続して実行される。そして、その間に、ユーザは、割込印刷処理の設定等を行っている。この間に、RIP処理が進み、7ページ目のラスターデータのRIP処理が完了すると、その7ページ目のラスターデータは、ページ単位でフラッシュメモリー24に記憶される。そして、その7ページ目のラスターデータを記憶していた第1RAM26の領域は保持される。さらに、RIP処理が進み、8ページ目のラスターデータのRIP処理が完了すると、その8ページ目のラスターデータは、ページ単位でフラッシュメモリー24に記憶され、その8ページ目のラスターデータを記憶していた第1RAM26の領域は保持される。
そして、例えば、9ページ目のラスターデータの作成時に、実行ボタンが操作されると、停止指示が出力される。この指示が出力されると、即時にRIP処理が中断される。なお、9ページ目のラスターデータの作成時にRIP処理が中断されると、まだ記録処理が開始されていないページ(ここでは7ページ)から、中断されるまでに作成された9ページ目までのラスターデータが第1RAM26に記憶されている。ただし、このラスターデータは、1ページ分に満たないラスターデータである。そして、これらのラスターデータを記憶している第1RAM26の領域が開放される。
このように、図2に示す例において、従来の割込印刷処理が実行された場合には、6ページ目迄のラスターデータしか作成することができなかったが、プリンタ10で割込印刷処理が実行された場合には、図3に示す例において、8ページ目迄のラスターデータを作成することが可能となる。これにより、無駄な待機時間を利用することで、多くのラスターデータを作成することが可能となり、先行印刷処理の遅延を軽減することが可能となる。
ただし、割込ボタンが操作されてから、直ぐに実行ボタンが操作された場合には、割込ボタン操作時に作成されていたラスターデータが破棄されるため、RIP処理の継続が無駄となる。具体的には、例えば、上述したように、7ページ目のラスターデータの作成時に、割込ボタンが操作されても、ラスターデータの作成が継続されるため、通常、その7ページ目のラスターデータが作成され、第1RAM26に記憶される。しかしながら、RIP処理の継続により7ページ目の全てのラスターデータが第1RAM26に記憶される前に、実行ボタンが操作された場合には、即時にRIP処理が中断されるため、その7ページ目のラスターデータの作成が中断され、中断されるまでに作成された7ページ目のラスターデータを記憶している第1RAM26の領域が開放される。つまり、RIP処理の継続により作成中の7ページ目のラスターデータが破棄される。このため、RIP処理の継続が無駄となる。
このようなことに鑑みて、プリンタ10では、割込ボタンが操作された際に解析中のページのページ記述言語に対してRIP処理が完了するまでは、実行ボタンの操作によるRIP処理の中断が待機される。つまり、割込ボタンが操作された際に解析中のページのページ記述言語に対してRIP処理が完了したことを条件として、実行ボタンの操作によってRIP処理が中断される。このため、上述したように、7ページ目のページ記述言語の解析中に割込ボタンが操作された場合には、7ページ目のページ記述言語に対してRIP処理が完了した後に、実行ボタンの操作によってRIP処理が中断される。これにより、割込ボタンが操作された際に解析中のページのページ記述言語に対してRIP処理を完了することが可能となり、RIP処理の継続が無駄とならない。
なお、プリンタ10では、割込ボタンが操作された際に、RIP処理において解析中のページ記述言語のページ(以下、「割込ボタン操作時ページ」と記載する場合がある)が、第1RAM26に記憶される。また、実行ボタンが操作された際に、RIP処理において解析中のページ記述言語のページ(以下、「実行ボタン操作時ページ」と記載する場合がある)が、第1RAM26に記憶される。この実行ボタン操作時ページが、割込ボタン操作時ページと同じである場合には、所定のページのページ記述言語に対してRIP処理が実行されている際に、割込ボタンが操作され、実行ボタンも操作されている。つまり、割込ボタンが操作された際に解析中のページのページ記述言語に対してRIP処理が完了する前に、実行ボタンが操作されている。このため、実行ボタン操作時ページと割込ボタン操作時ページとが同じである場合には、実行ボタンの操作によるRIP処理の中断が待機される。
一方、実行ボタン操作時ページが、割込ボタン操作時ページと異なる場合には、所定のページのページ記述言語に対してRIP処理が実行されている際に、割込ボタンが操作され、その所定のページより後のページのページ記述言語に対してRIP処理が実行されている際に、実行ボタンが操作されている。つまり、割込ボタンが操作された際に解析中のページのページ記述言語に対してRIP処理が完了した後に、実行ボタンが操作されている。このため、実行ボタン操作時ページと割込ボタン操作時ページとが異なる場合に、実行ボタンの操作によってRIP処理が中断される。
また、プリンタ10では、6ページ目迄のページ記述言語のラスターデータへの変換が完了し、7ページ目のページ記述言語がラスターデータに変換されている途中で、割込ボタンが操作されても、RIP処理と同様に、記録処理も継続して実行される。そして、図3に示すように、9ページ目のラスターデータの作成時に、実行ボタンが操作されると、停止指示が出力され、実行ボタン操作時に実行されている記録処理が完了した後に、記録処理が中断される。つまり、例えば、6ページ目のラスターデータに基づく画像が記録用紙に記録されている途中で、実行ボタンが操作されると、停止指示が出力される。そして、その6ページ目のラスターデータに基づく画像の記録処理が完了した後に、記録処理が中断される。
このように、図2に示す例において、従来の割込印刷処理が実行された場合には、3ページ分の記録処理しか実行することができなかったが、プリンタ10で割込印刷処理が実行された場合には、図3に示す例において、6ページ分の記録処理を実行することが可能となる。これにより、無駄な待機時間を利用することで、多くのページ数分の記録処理を実行することが可能となり、先行印刷処理の遅延を軽減することが可能となる。
また、実行ボタンの操作により、割込印刷処理が実行されると、図3に示すように、読取部18による読取処理が開始し、フラットベッド若しくは、ADFに載置された原稿が、読取部18により読み取られる。そして、1ページ目の原稿の読取処理が完了すると、その1ページ目の原稿の記録処理が開始する。ただし、上述したように、プリンタ10では、実行ボタンの操作により停止指示が出力され、その停止指示の出力時に実行中のページのラスターデータに基づく記録処理が完了した後に、記録処理が中断される。このため、割込印刷処理の記録処理が開始する直前まで、先行印刷処理の記録処理が行われており、記録部20のウォームアップに要する時間は、最後の記録処理が完了してから長時間経過している場合に比べて短くなる。これにより、先行印刷処理時における記録部20のウォームアップ時間を短縮することが可能となる。なお、ここでいうウォームアップとは、インクジェットヘッドの場合では、フラッシングやパージなどを指し、電子写真方式の場合は定着器の加熱を指す。
そして、割込印刷処理が完了すると、RIP処理の一時停止を解除するための指示が出力される。その指示が出力されると、フラッシュメモリー24に移行されたラスターデータを、第1RAM26に復帰させる処理が実行される。つまり、移行指示の出力によりフラッシュメモリー24に記憶されたページ単位のラスターデータが、第1RAM26に記憶される。そして、第1RAM26に記憶されたページ単位のラスターデータを記憶していたフラッシュメモリー24の領域が開放される。これにより、フラッシュメモリー24に移行されたラスターデータが、第1RAM26に戻される。なお、このとき、すでに記録処理が完了したページに対応するラスターデータは、破棄される。
また、RIP処理の一時停止を解除するための指示が出力されると、RIP処理が再開される。ただし、ラスターデータの第1RAM26への復帰処理が実行されている間は、RIP処理の再開は、一時的に中断される。つまり、RIP処理の一時停止を解除するための指示が出力され、ラスターデータの復帰処理が実行されていないことを条件として、RIP処理が再開される。なお、RIP処理の再開時には、RIP処理中断時に作成されていたページのラスターデータが、最初から、再度作成される。つまり、例えば、9ページ目のラスターデータ作成時に、RIP処理が中断された場合には、RIP処理の再開時に、9ページ目のページ記述言語が、最初から解析され、9ページ目のラスターデータが作成される。これは、RIP処理の中断時に、作成途中のラスターデータを記憶している第1RAM26の領域が開放され、そのラスターデータが破棄されているためである。
また、割込印刷処理が完了すると、記録処理の一時停止を解除するための指示が出力される。その指示が出力されると、記録部20によるラスターデータに基づく画像の記録処理が再開される。つまり、記録処理の完了しているラスターデータの次のページのラスターデータが第1RAM26から第2RAM28に移行され、第2RAM28に移行されたラスターデータに基づく画像の記録処理が、記録部20により実行される。
そして、PC50から送信された全ページ分のページ記述言語がラスターデータに変換され、その全ページ分のラスターデータに基づく画像が記録用紙に記録されることで、PC50から送信された印刷ジョブに応じた印刷処理が完了する。
<制御プログラム>
上述した印刷処理は、プリンタ10のCPU12において制御プログラム32が実行されることによって行われる。なお、制御プログラム32の実行により、図5、図6〜図8,図9〜10,図11に示す4つのフローが実行される。以下に、プリンタ10のCPU12で制御プログラム32が実行される際の4つのフローを、図5、図6〜図8,図9〜10,図11を用いて説明する。
CPU12により制御プログラム32が実行されると、図5に示すように、割込ボタンが操作されたか否かが、CPU12によって判断される(S100)。割込ボタンが操作されていない場合(S100のNO)には、S100の処理が繰り返される。一方、割込ボタンが操作された場合(S100のYES)には、割込ボタン操作時ページが第1RAM26に記憶される(S101)。そして、ラスターデータの移行指示が出力される(S102)。続いて、実行ボタンが操作されたか否かが、CPU12によって判断される(S104)。
実行ボタンが操作されていない場合(S104のNO)には、S104の処理が繰り返される。一方、実行ボタンが操作された場合(S104のYES)には、実行ボタン操作時ページが第1RAM26に記憶される(S105)。次に、記録処理の一時停止指示が出力される(S106)。続いて、RIP処理の一時停止指示が出力される(S108)。そして、割込印刷処理が終了したか否かが、CPU12によって判断される(S110)。割込印刷処理が終了していない場合(S110のNO)には、S110の処理が繰り返される。一方、割込印刷処理が終了している場合(S110のYES)には、RIP処理の一時停止の解除指示が出力される(S112)。そして、記録処理の一時停止の解除指示が出力される(S114)。これにより、本フローの処理が終了する。
また、CPU12により制御プログラム32が実行されると、図6に示すように、RIP処理に関する指示が出力されているか否かが、CPU12によって判断される(S120)。このRIP処理に関する指示は、ラスターデータの移行指示、RIP処理の一時停止指示、RIP処理の一時停止解除指示である。RIP処理に関する指示が出力されていない場合(S120のNO)には、S120の処理が繰り返される。一方、RIP処理に関する指示が出力されている場合(S120のYES)には、そのRIP処理に関するデータがラスターデータの移行指示であるか否かが、CPU12によって判断される(S122)。
RIP処理に関するデータがラスターデータの移行指示である場合(S122のYES)には、移行処理サブルーチンが実行される(S124)。移行処理サブルーチンでは、図7に示すように、データ移行中フラグFがONに設定される(S140)。データ移行中フラグFは、ラスターデータの移行処理若しくは、復帰処理が実行されているか否かを示すフラグであり、データ移行中フラグF=ONは、処理中であることを示しており、データ移行中フラグF=OFFは、処理が終了していることを示している。次に、ラスターデータの移行処理が実行される(S142)。そして、ラスターデータの移行処理が終了すると、データ移行中フラグFがOFFに設定される(S144)。これにより、移行処理サブルーチンが終了する。
移行処理サブルーチンが終了すると、図6のメインルーチンに戻り、RIP処理状態変数Vがポーズ準備中に設定される(S126)。RIP処理状態変数Vは、RIP処理の状態を示すフラグであり、実行状態とポーズ状態とポーズ準備中の3つのいずれかに設定される。RIP処理状態変数V=実行状態は、通常のRIP処理が実行されることを示しており、RIP処理状態変数V=ポーズ状態は、RIP処理の実行が一時的に停止されることを示しており、RIP処理状態変数V=ポーズ準備中は、割込印刷処理によりRIP処理が継続して実行されていることを示している。そして、RIP処理状態変数Vがポーズ準備中に設定されると、本フローの処理が終了する。
また、S122で、RIP処理に関するデータがラスターデータの移行指示でない場合(S122のNO)には、RIP処理に関するデータがRIP処理の一時停止指示であるか否かが、CPU12によって判断される(S128)。RIP処理に関するデータがRIP処理の一時停止指示である場合(S128のYES)には、第1RAM26に記憶されている実行ボタン操作時ページと割込ボタン操作時ページとが同じであるか否かが、CPU12によって判断される(S129)。実行ボタン操作時ページと割込ボタン操作時ページとが同じ場合(S129のYES)には、S129の処理が繰り返される。一方、実行ボタン操作時ページと割込ボタン操作時ページとが異なる場合(S129のNO)には、RIP処理状態変数Vがポーズ状態に設定される(S130)。そして、第1RAM26に記憶されている、1ページ分に満たないラスターデータ、および、そのラスターデータよりも前のページに対応するラスターデータの領域を開放し(S131)、本フローの処理が終了する。
また、S128で、RIP処理に関するデータがRIP処理の一時停止指示でない場合(S128のNO)、つまり、RIP処理に関するデータがRIP処理の一時停止の解除指示である場合には、復帰処理サブルーチンが実行される(S132)。復帰処理サブルーチンでは、図8に示すように、データ移行中フラグFがONに設定される(S150)。次に、ラスターデータの復帰処理が実行される(S152)。なお、このとき、すでに記録処理が完了したページに対応するラスターデータは、第1RAM26に記憶されることなくフラッシュメモリー24から破棄される。そして、ラスターデータの復帰処理が終了すると、データ移行中フラグFがOFFに設定される(S154)。これにより、復帰処理サブルーチンが終了する。復帰処理サブルーチンが終了すると、図6のメインルーチンに戻り、RIP処理状態変数Vが実行状態に設定される(S134)。そして、本フローの処理が終了する。
また、CPU12により制御プログラム32が実行されると、図9に示すように、入力されたデータに対して解析が行われる(S160)。そして、入力されたデータが印刷ジョブであるか否かが、CPU12によって判断される(S162)。入力されたデータが印刷ジョブで無い場合(S162のNO)には、S162の処理が繰り返される。一方、入力されたデータが印刷ジョブである場合(S162のYES)には、印刷ジョブ情報の設定、つまり、印刷ジョブに含まれる印刷情報に応じた設定が行われる(S164)。
次に、RIP処理が許可されているか否かが、CPU12によって判断される(S166)。具体的には、データ移行中フラグF=OFFであり、RIP処理状態変数V=ポーズ準備中、実行状態である場合に、RIP処理が許可されていると判断される。つまり、データ移行中フラグF=ON、若しくは、RIP処理状態変数V=ポーズ状態である場合に、RIP処理が許可されていないと判断される。この判断において、RIP処理が許可されていない場合(S166のNO)には、S166の処理が繰り返される。
一方、RIP処理が許可されている場合(S166のYES)には、RIP処理が実行される(S168)。続いて、1ページ分のラスターデータが作成されたか否かが、CPU12によって判断される(S170)。1ページ分のラスターデータが作成されていない場合(S170のNO)には、S166に戻る。一方、1ページ分のラスターデータが作成された場合(S170のYES)には、その1ページ分のラスターデータが登録される(S172)。
そして、RIP処理状態変数Vがポーズ準備中に設定されているか否かが、CPU12によって判断される(S174)。RIP処理状態変数Vがポーズ準備中に設定されていない場合(S174のNO)には、S178へ進む。一方、RIP処理状態変数Vがポーズ準備中に設定されている場合(S174のYES)には、図7に示す移行処理サブルーチンが実行される(S176)。次に、全ページ分のラスターデータが作成されたか否かが、CPU12によって判断される(S178)。全ページ分のラスターデータが作成されていない場合(S178のNO)には、S166に戻る。一方、全ページ分のラスターデータが作成されている場合(S178のYES)には、本フローの処理が終了する。
また、CPU12により制御プログラム32が実行されると、図11に示すように、1ページ分のラスターデータが第1RAM26に記憶されているか否かが、CPU12によって判断される(S200)。1ページ分のラスターデータが第1RAM26に記憶されていない場合(S200のNO)には、S200の処理が繰り返される。一方、1ページ分のラスターデータが第1RAM26に記憶されている場合(S200のYES)には、記録処理が許可されているか否かが、CPU12によって判断される(S202)。
具体的には、データ移行中フラグF=OFFであり、記録処理の一時停止指示が出力されていない場合、若しくは、データ移行中フラグF=OFFであり、記録処理の一時停止指示が出力された後に、記録処理の一時停止の解除指示が出力された場合に、記録処理が許可されていると判断される。つまり、データ移行中フラグF=ON、若しくは、記録処理の一時停止指示が出力され、記録処理の一時停止の解除指示が出力されていない場合に、記録処理が許可されていないと判断される。この判断において、記録処理が許可されていない場合(S202のNO)には、S202の処理が繰り返される。
一方、記録処理が許可されている場合(S202のYES)には、記録処理が実行される(S204)。続いて、1ページ分のラスターデータに基づく画像の記録処理が終了したか否かが、CPU12によって判断される(S206)。1ページ分のラスターデータに基づく画像の記録処理が終了していない場合(S206のNO)には、S204に戻る。一方、1ページ分のラスターデータに基づく画像の記録処理が終了している場合(S206のYES)には、全ページ分のラスターデータに基づく画像の記録処理が終了したか否かが、CPU12によって判断される(S208)。全ページ分のラスターデータに基づく画像の記録処理が終了していない場合(S208のNO)には、S202に戻る。一方、全ページ分のラスターデータに基づく画像の記録処理が終了している場合(S208のYES)には、本フローの処理が終了する。
なお、S100を実行するCPU12は、第1受付手段の一例である。S104を実行するCPU12は、第2受付手段の一例である。S142を実行するCPU12は、記憶制御手段および開放手段の一例である。S168を実行するCPU12は、RIP処理実行手段の一例である。S204を実行するCPU12は、記録処理実行手段の一例である。
<第2実施形態>
第1実施形態のプリンタ10では、実行ボタンが操作された際に解析中のページ記述言語のページが、割込ボタンが操作された際に解析中のページ記述言語のページと同じである場合には、実行ボタンの操作によるRIP処理の中断が禁止される。一方、第2実施形態のプリンタ10では、実行ボタンが操作された際に解析中のページ記述言語のページに関わらず、実行ボタンの操作によってRIP処理が中断される。このため、ユーザが、ただちに割込印刷処理を実行することを所望する場合に、ユーザを待たせること無く、指示を受付けることができる。また、第1実施形態のプリンタ10では、実行ボタンが操作された場合に、実行ボタンの操作時に実行されているページのラスターデータに基づく記録処理が完了した後に、記録処理が中断される。一方、第2実施形態のプリンタ10では、割込ボタンが操作された場合に、割込ボタンの操作時に実行されているページのラスターデータに基づく記録処理が完了した後に、記録処理が中断される。
なお、上記第2実施形態のプリンタ10における印刷処理は、第2実施形態のプリンタ10のCPU12において、制御プログラム32が実行されることによって行われる。以下に、図12及び図13を用いて、制御プログラム32が実行される際のフローを説明する。ただし、第2実施形態のプリンタ10においても、制御プログラム32の実行により4つのフローが実行されるが、それら4つのフローのうちの2つのフローが、第1実施形態で実行される図9及び図10に示すフローと、図11に示すフローと概ね同じである。異なる点は、第2実施形態では、図7に示すデータ移行処理サブルーチンのS142の時点で、第1RAM26の、フラッシュメモリー24に移行したラスターデータが記憶されている領域を開放してもよい、すなわち、実行ボタンが操作されるまで待つ必要がない点、図8に示す復帰処理サブルーチンのS152において、フラッシュメモリー24に退避されている全てのページについて、第1RAM26に復帰させる点である。このため、それら2つのフローの図示および、説明を省略する。また、残りの2つのフローにおいても、第1実施形態で実行されるフローと共通する処理がある。このため、共通する処理に関しては、簡略して説明する。
第2実施形態のプリンタ10において制御プログラム32が実行されると、図12に示すように、割込ボタンが操作されたか否かが、CPU12によって判断される(S300)。割込ボタンが操作されていない場合(S300のNO)には、S300の処理が繰り返される。一方、割込ボタンが操作された場合(S300のYES)には、記録処理の一時停止指示が出力される(S302)。そして、S304〜S314の処理が実行されるが、S304〜S314の処理は、図5のS102,S104,S108〜S114の処理と同じであるため、説明を省略する。
また、第2実施形態のプリンタ10において制御プログラム32が実行されると、図13に示すように、S320〜S334の処理が実行されるが、S320〜S334の処理は、図6のS120〜S128,S130〜S134の処理と同じであるため、説明を省略する。ただし、上述したように、第2実施形態では、図7に示すデータ移行処理サブルーチンのS142の時点で、第1RAM26の、フラッシュメモリー24に移行したラスターデータが記憶されている領域を開放してもよいので、S131の時点で、第1RAM26に記憶されているラスターデータが、1ページ分に満たないラスターデータのみである場合は、その領域のみを開放する。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することが可能である。例えば、上記実施形態では、割込ボタンが操作された際に、第1RAM26に記憶されているラスターデータのうちの、記録処理が実行されていないラスターデータが、ページ単位でフラッシュメモリー24に移行される。具体的には、例えば、図4に示す例では、4〜6ページ目のラスターデータが、フラッシュメモリー24に移行される。そして、RIP処理が継続して実行されることで、7ページ目のラスターデータが第1RAM26に記憶されると、その7ページ目のラスターデータがフラッシュメモリー24に移行される。
一方、割込ボタンが操作され、割込ボタン操作時に解析中のページのページ記述言語に対するRIP処理が完了した後に、第1RAM26に記憶されているラスターデータのうちの、記録処理が実行されていないラスターデータを、ページ単位でフラッシュメモリー24に移行することが可能である。具体的には、例えば、図4に示す例では、割込ボタン操作時に、4〜6ページ目のラスターデータを、フラッシュメモリー24に移行せずに、7ページ目のラスターデータが第1RAM26に記憶された後に、4〜7ページ目のラスターデータをフラッシュメモリー24に移行することが可能である。
また、上記実施形態では、割込ボタンが操作された際に解析中のページのページ記述言語に対してRIP処理が完了するまで、実行ボタンの操作によるRIP処理の中断が待機されているが、割込ボタンが操作された際に解析中のページのページ記述言語に対してRIP処理が完了する前に、実行ボタンの操作自体の受付を禁止することで、RIP処理の中断を禁止してもよい。具体的には、例えば、上記実施形態では、割込ボタンの操作により、設定画面がディスプレイ14に表示され、その設定画面には最初から実行ボタンが表示されている。一方、割込ボタンの操作により、設定画面がディスプレイ14に表示されるが、表示直後の設定画面に、実行ボタンを表示せずに、割込ボタンが操作された際に解析中のページのページ記述言語に対してRIP処理が完了した後に、設定画面に実行ボタンを表示することが可能である。これにより、割込ボタンが操作された際に解析中のページのページ記述言語に対してRIP処理が完了する前に、実行ボタンの操作自体の受付を禁止し、RIP処理の中断を禁止することが可能となる。また、例えば、割込ボタンが操作された際に解析中のページのページ記述言語に対してRIP処理が完了する前に、実行ボタンが、ディスプレイ14に表示されている場合には、RIP処理完了前に実行ボタンが操作された際に、“RIPが完了するまでお待ちください”と表示することで、実行ボタンの操作による入力を拒否し、RIP処理完了後に、実行ボタンの操作による入力を受け付けることも可能である。
また、上記実施形態では、割込印刷処理として、読取部18によって読み取られた画像の印刷処理が採用されているが、フラッシュメモリー24等に記憶されている画像の印刷処理等を採用することが可能である。
また、上記実施形態では、CPU12等によって図5乃至図13に示す処理が実行される例を説明したが、これら処理は、CPU12等に限らず、ASICや他の論理集積回路により実行されてもよいし、これら処理が、CPU等やASIC、他の論理集積回路が協働することにより実行されてもよい。
10:プリンタ、12:CPU、16:入力I/F、18:読取部、20:記録部、24:フラッシュメモリー、26:第1RAM、32:制御プログラム

Claims (6)

  1. 記録用紙に画像データに基づく画像の記録を行う記録部と、
    ユーザ操作に応じた入力を行う操作部と、
    画像データを記憶する第1記憶部と、
    画像データを記憶する第2記憶部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    ページ単位で記述されたページ記述言語を解析し、ラスターデータを作成するとともに、作成されたラスターデータを前記第1記憶部に記憶させるRIP処理を実行するRIP処理実行手段と、
    前記RIP処理実行手段により前記第1記憶部に記憶されたラスターデータに基づく画像の記録処理を、前記記録部により実行する記録処理実行手段と、
    前記操作部より、前記記録部により実行中の記録処理に対する割り込みの予告を受け付ける第1受付手段と、
    を備え、
    前記RIP処理実行手段は、
    前記第1受付手段により記録処理の割り込みの予告を受け付けた場合であっても、当該予告を受け付けたときに実行していたRIP処理を継続して実行し、
    前記制御部は、
    前記第1受付手段が割り込みの予告を受け付けたときに前記RIP処理実行手段により解析されていたページのページ記述言語に対応するラスターデータが作成され、前記第1記憶部に記憶された後に、前記第1記憶部に記憶されたラスターデータのうちの、前記記録処理実行手段による記録処理が実行されていないものを、ページ単位で前記第2記憶部に記憶させる第1記憶処理と、前記第1受付手段が割り込みの予告を受け付けた後に前記RIP処理実行手段によりRIP処理が継続して実行されることで、当該予告を受け付けたときに前記RIP処理実行手段により解析されていたページ以降のページ記述言語に対応するラスターデータが前記第1記憶部にページ単位で記憶された場合に、当該第1記憶部に記憶されたページ単位のラスターデータを前記第2記憶部に記憶させる第2記憶処理とを実行する記憶制御手段と、
    前記第1受付手段が割り込みの予告を受け付けたときに前記RIP処理実行手段により解析されていたページのページ記述言語に対応するラスターデータが作成され、前記第1記憶部に記憶されたことを条件として、前記操作部により入力された、前記第1受付手段において割り込みの予告を受け付けた記録処理の実行指令を受け付ける第2受付手段と、
    を備え、
    前記RIP処理実行手段は、
    前記第2受付手段により、前記第1受付手段において割り込みの予告を受け付けた記録処理の実行指令を受け付けた場合に、継続して実行されているRIP処理を停止し、
    前記制御部は、
    前記RIP処理実行手段が前記第1受付手段において割り込みの予告を受け付けた記録処理の実行指令の受付によりRIP処理を停止した際に、当該RIP処理の停止時に解析されていたページのページ記述言語に対応するラスターデータを記憶している前記第1記憶部の領域を、開放する開放手段を備えることを特徴とする画像記録装置。
  2. 前記RIP処理実行手段は、
    前記第1受付手段により記録処理の割り込みの予告を受け付けた場合であっても、前記記憶制御手段により前記第2記憶部へのラスターデータの記憶が実行されている間を除いて、当該予告を受け付けたときに実行していたRIP処理を継続して実行するが、前記第2受付手段により当該予告を受け付けた記録処理の実行指令を受け付けた場合に、継続して実行されているRIP処理を停止することを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 前記記録処理実行手段は、
    前記第1受付手段により記録処理の割り込みの予告を受け付けた場合であっても、当該予告を受け付けたときに実行していた記録処理を継続して実行するが、前記第2受付手段により、前記第1受付手段において割り込みの予告を受け付けた記録処理の実行指令を受け付けた場合に、継続して実行されている記録処理を停止することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像記録装置。
  4. 前記記憶制御手段は、
    前記第2受付手段により、前記第1受付手段において割り込みの予告を受け付けた記録処理の実行指令を受け付けるまで、当該第2記憶処理の実行により第2記憶部に記憶されたページ単位のラスターデータの前記第1記憶部における記憶を維持し、当該記録処理の実行指令を受け付けた場合に、当該第2記憶部に記憶されたページ単位のラスターデータを記憶していた前記第1記憶部の領域を開放させ、
    前記記録処理実行手段は、
    前記第1受付手段により記録処理の割り込みの予告を受け付けてから、前記第2受付手段により当該予告を受け付けた記録処理の実行指令を受け付けるまでに実行される記録処理を、前記第1記憶部において記憶が維持されたページ単位のラスターデータに基づいて実行することを特徴とする請求項3に記載の画像記録装置。
  5. 前記画像記録装置は、
    原稿に記された画像の読み取りを行う読取部を備え、
    前記第1受付手段が割り込みの予告を受け付ける対象となる記録処理は、前記読取部に読み取られた画像の記録処理であることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像記録装置。
  6. 記録用紙に画像データに基づく画像の記録を行う記録部と、ユーザ操作に応じた入力を行う操作部と、画像データを記憶する第1記憶部と、画像データを記憶する第2記憶部とを備えた画像記録装置のコンピュータが読み取り可能な制御プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    ページ単位で記述されたページ記述言語を解析し、ラスターデータを作成するとともに、作成されたラスターデータを前記第1記憶部に記憶させるRIP処理を実行するRIP処理実行手段と、
    前記RIP処理実行手段により前記第1記憶部に記憶されたラスターデータに基づく画像の記録処理を、前記記録部により実行する記録処理実行手段と、
    前記操作部より、前記記録部により実行中の記録処理に対する割り込みの予告を受け付ける第1受付手段と、
    して機能させ、
    前記RIP処理実行手段は、
    前記第1受付手段により記録処理の割り込みの予告を受け付けた場合であっても、当該予告を受け付けたときに実行していたRIP処理を継続して実行し、
    前記コンピュータを、
    前記第1受付手段が割り込みの予告を受け付けたときに前記RIP処理実行手段により解析されていたページのページ記述言語に対応するラスターデータが作成され、前記第1記憶部に記憶された後に、前記第1記憶部に記憶されたラスターデータのうちの、前記記録処理実行手段による記録処理が実行されていないものを、ページ単位で前記第2記憶部に記憶させる第1記憶処理と、前記第1受付手段が割り込みの予告を受け付けた後に前記RIP処理実行手段によりRIP処理が継続して実行されることで、当該予告を受け付けたときに前記RIP処理実行手段により解析されていたページ以降のページ記述言語に対応するラスターデータが前記第1記憶部にページ単位で記憶された場合に、当該第1記憶部に記憶されたページ単位のラスターデータを前記第2記憶部に記憶させる第2記憶処理とを実行する記憶制御手段と、
    前記第1受付手段が割り込みの予告を受け付けたときに前記RIP処理実行手段により解析されていたページのページ記述言語に対応するラスターデータが作成され、前記第1記憶部に記憶されたことを条件として、前記操作部により入力された、前記第1受付手段において割り込みの予告を受け付けた記録処理の実行指令を受け付ける第2受付手段と、
    して機能させ、
    前記RIP処理実行手段は、
    前記第2受付手段により、前記第1受付手段において割り込みの予告を受け付けた記録処理の実行指令を受け付けた場合に、継続して実行されているRIP処理を停止し、
    前記コンピュータを、
    前記RIP処理実行手段が前記第1受付手段において割り込みの予告を受け付けた記録処理の実行指令の受付によりRIP処理を停止した際に、当該RIP処理の停止時に解析されていたページのページ記述言語に対応するラスターデータを記憶している前記第1記憶部の領域を、開放する開放手段として機能させることを特徴とする制御プログラム。
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