JP6446640B2 - 配管端末構造及び配管端末構造の製造方法 - Google Patents
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Description
実施形態1を、図1乃至図5を参照しつつ説明する。図1は、実施形態1に係る配管端末構造1の側面図であり、図2は、配管端末構造1の正面図であり、図3は、図2のA−A’線断面図であり、図4は、配管端末構造1の先端部分の拡大断面図である。なお、図1の右側を先側(前側)とし、その左側を後側として、配管端末構造1等を説明する。
配管端末構造1は、主として、長手状の配管部2と、この配管部2の先側に外側から嵌る形で装着及び固定されるネジ付きの装着部3とから構成される。この配管端末構造1は、フォークリフトのフォークの駆動に用いられる油圧経路の一部として利用されるものであり、相手側の配管端末構造(不図示)に対して装着部3を介して互いに接続される。
配管部2は、全体的には概ね、一方向に沿って細長く延びた管状(筒状)をなしており、装着部3よりも長い。配管部2は、主として、細長く延びた筒状の配管本体部21と、この配管本体部21の前側に接続される折り返し部22と、配管本体部21の内側を前後方向に貫通する孔部からなる流路23とを備える。配管本体部21は、前後方向(軸線方向)に沿って延びた管状(筒状)をなしており、後述する金属製のパイプ基材から構成さている。配管本体部21の内周面21bは、流路23の周りを囲む形となっている。
図5は、塑性加工前の装着部3の斜視図である。装着部3は、全体的には概ね、一方向に沿って延びた筒状をなしている。筒状をなした装着部3の長さ(軸線Lに沿った長さ)は、管状(筒状)をなした配管部2よりも短く設定されている。また、装着部3の内径は、配管部2の配管本体部21の直径よりも大きく設定されている。装着部3の先側寄りの個所に、ネジ部32が設けられている。ネジ部32は、装着部3の外周面上に形成されている螺旋状のネジ山32aを備えている。装着部3の後方部分には、外側に環状に張り出した形をなしているフランジ部33が設けられている。本実施形態の場合、外周面3aからのフランジ部33の高さは、外周面3aからのネジ部32(ネジ山32a)の高さよりも、高くなるように設定されている(つまり、フランジ部33における外径が、ネジ部32における外径よりも大きく設定されている)。なお、ネジ部32とフランジ部33との間には、これらよりも高さが低い円柱状の部分34が形成されており、その円柱状の部分34の表面が、外周面3a(高さの基準面)となっている。
本工程は、筒状をなす金属製の装着部3を、装着部3よりも長い筒状をなした金属製のパイプ基材20に対して、パイプ基材20の開口した環状の先端部220がはみ出るように外嵌する形で装着させる工程である。
本工程は、装着部3からはみ出したパイプ基材20の先端部220を、先側から軸方向に押圧することにより、内側から外側に広げつつ前側から後側に折り返すように塑性変形させて、装着部3の開口した環状の先端部220を覆いつつ、装着部3内のパイプ基材20との間で装着部3の先端部31を挟み付ける折り返し部22を形成すると共に、装着部3の先端部31を折り返し部22の根元側に食い込ませる工程である。
拡径押圧工程は、パイプ基材20の先端部220が内側から外側に広がるように、パイプ基材20の先端部220を押圧する押圧面を有する拡径型押圧治具を利用して押圧する工程である。
押圧装置5が待機状態へ戻された後、2回目の拡径押圧工程を行うために、パンチ部51が交換される。2回目の拡径押圧工程では、パンチ部(拡径型押圧治具の一例)51Aが利用される。なお、ホルダ部55は、1回目の拡径押圧工程で利用したものと同じである。
押圧装置5が待機状態へ戻された後、拡径押圧工程に続く押圧工程として、折り返し押圧工程が行われる。そのため、再びパンチ部51Aが交換される。折り返し押圧工程では、パンチ部(折り返し型押圧治具の一例)51Bが利用される。なお、ホルダ部55は、上記拡径押圧工程で利用したものと同じである。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
Claims (8)
- 筒状をなす金属製の装着部と、
前記装着部よりも長い筒状をなし、先側の外周面が前記装着部の内周面と密着するように前記装着部が外嵌する形で装着される配管本体部を有する金属製の配管部とを備える配管端末構造であって、
前記配管部は、前記配管本体部の先側に延設され、前記装着部の開口した環状の先端部を覆いつつ、先側から後側に向って延びる環状の折り返し部と、前記配管本体部のうち、前記折り返し部の根元部分に接続する部分からなり、塑性変形によって外周面が前記装着部の前記内周面に強く押し付けられ、前記配管部及び前記装着部が互いに固定されるように前記折り返し部との間で前記装着部の前記先端部を挟み付ける挟み付け部とを有し、
前記装着部は、前記先端部の最も先側の部分からなり、塑性変形によって拡径するように外側に盛り上がったような形をなし、前記折り返し部の前記根元部分に食い込む先側開口縁部を有することを特徴とする配管端末構造。 - 前記装着部の前記先端部は、後側から先側に向かって徐々に外径が小さくなるように尖った形をなしている請求項1に記載の配管端末構造。
- 前記装着部は、前記先端部よりも後側の外周面にネジ部を含む請求項1又は請求項2に記載の配管端末構造。
- 筒状をなす金属製の装着部を、前記装着部よりも長い筒状をなした金属製のパイプ基材に対して、前記パイプ基材の開口した環状の先端部がはみ出るように外嵌する形で装着させる装着工程と、
前記装着部からはみ出した前記パイプ基材の前記先端部が塑性変形によって内側から外側に広がるように、前記パイプ基材の前記先端部を、拡径型押圧治具を利用して先側から軸方向に押圧する拡径押圧工程と、
内側から外側に広がった前記パイプ基材の前記先端部を先側から後側へ折り返してなる折り返し部と、前記パイプ基材のうち、前記折り返し部の根元部分に接続する部分からなり、塑性変形によって外周面が前記装着部の内周面に強く押し付けられ、前記パイプ基材及び前記装着部が互いに固定されるように前記折り返し部との間で前記装着部の前記先端部を挟み付ける挟み付け部と、前記装着部の前記先端部の最も先側の部分が軸方向に圧縮されて拡径するように外側に盛り上がった部分からなり、前記折り返し部の前記根元部分に食い込む先側開口縁部とが形成されるように、前記パイプ基材の前記先端部を、折り返し型押圧治具を利用して先側から軸方向に押圧する折り返し押圧工程とを備える配管端末構造の製造方法。 - 前記拡径押圧工程において、前記拡径型押圧治具は、前記パイプ基材の前記先端部の中に挿入される軸状の第1挿入部と、この第1挿入部の根元側に接続され前記パイプ基材の前記先端部を内側から外側に広げるように押圧する第1押圧部とを備え、
前記折り返し押圧工程において、前記折り返し型押圧治具は、内側から外側に広がった状態の前記パイプ基材の前記先端部の中に挿入される第2挿入部と、前記第2挿入部の根元側に接続され、前記第2挿入部よりも外側に広がりつつ後側から先側に向かって開口したような凹部状をなした第2押圧部とを備える請求項4に記載の配管端末構造の製造方法。 - 前記折り返し押圧工程において、前記第2押圧部は、前記第2挿入部の後端に接続され、先側から後側に向かって徐々に外径が大きくなる円錐台状の斜面を含み、前記パイプ基材の前記先端部を内側から外側に広げるように押圧する中央押圧部と、前記中央押圧部の後端の外周縁から外側に広がりつつ、前記中央押圧部の周りを囲む環状の面を含み、前記パイプ基材の前記先端部を押圧する先端押圧部と、前記先端押圧部の外側に形成され、後側から先側に向かって徐々に内径が大きくなるように形成された環状の傾斜面を含み、前記パイプ基材の広がった前記先端部を先側から後側へ折り曲げるように押圧する外側押圧部とを備える請求項5に記載の配管端末構造の製造方法。
- 前記装着部の前記先端部は、後側から先側に向かって徐々に外径が小さくなるように尖った形をなしている請求項4〜請求項6の何れか一項に記載の配管端末構造の製造方法。
- 前記装着部は、前記先端部よりも後側の外周面にネジ部を含む請求項4〜請求項7の何れか一項に記載の配管端末構造の製造方法。
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