JP6446156B1 - 微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 水道法では2-メチルイソボルネオール(2-MIB)の水質基準値は10ppt(10ng/L)であり水道原水の2-MIBをSn02(酸化スズ)半導体センサ素子を使用して検知した論文も知見もない。また住民の中には2-MIBで3ppt〜5ppt(3ng〜5ng)の水道法の設定値より低い微量なカビ臭で苦情を寄せることもあるため微量なカビ臭物質等を検知する装置の開発が望まれるが水道原水である河川表流水や湖沼水や地下水やダム水において2-MIBで3ppt〜5ppt(3ng〜5ng)の微量カビ臭は他の異臭が強い場合は、微量カビ臭は異臭に埋没した状態で他の臭いを検知してしまう問題がある。【解決手段】 給水管72を介して原水70が供給される受水槽71と、落差をつけるために受水槽71より低い位置に配置される排水槽61と、排水槽61内底部に配置されていて上面を開口した検水槽81と、排水槽61内上端部に配置されていて下面開口部が検水槽81の上面開口部を覆う遮断槽62と、排水槽61の上面に開口部が上向きに配置され内部に半導体センサ素子106を備えたセンサユニット105が収容された臭気筒100と、遮断槽62内天井部に下面開口部が検水槽81に向けて配置された臭気管101と、受水槽71内の原水を落差により臭気管101内に供給する検水管82と、エアー管94を介して検水槽81内にエアーを送るブロワー92と、を主な構成として備え、センサユニット105は、臭気筒100内を上下に仕切る仕切り板108の上面に取り付けられ、センサユニット105の半導体センサ素子106が仕切り板108で仕切られた臭気筒100の下方の臭い室100a内に露出する状態で設けられ、臭い室100a内には、臭気筒100内に連通する臭気キャップ102が設けられ、該臭気キャップ102の側面周縁には複数の臭気孔103が設けられ、仕切り板108の一部には臭気筒100の上方の排気室100bに通じる通気孔が設けられている。【選択図】 図1

Description

河川表流水や湖沼水や地下水やダム水、等の水道原水は、このところの異常気象でカビ臭物質産生藍藻(カビ臭藍藻)の増殖でカビ臭のジェオスミン、2-メチルイソボルネオール(2-MIB)が水道施設の浄水場で検知されている。そのため小型で安価で簡易に使用できて無人で24時間連続して原水中のカビ臭を検知したときはアラームを自動発報する装置の開発が望まれてきた。
原水中のカビ臭の検査装置は、ガスクロマトグラフィーと言われる測定装置が実用に供されているが高額で測定には専門知識を要し検知には長時間を要するため連続水の浄水処理に即応できず浄水場の水質担当者が数分おきに鼻で嗅いでいるが鼻が麻痺して臭わなくなるなど精神的・肉体的に検査員に大きな負担がかかっており大型浄水場は一日3人が3交代で臭いを嗅ぐなど過酷な作業対策をしているが、中小の浄水場は検査員1名で24時間この過酷な作業を続けているのが実情である。
全国の浄水場ではカビ臭を感知すると粉末活性炭を投入して対処しているが、投入のタイミングが遅れると水道を使用している住民から苦情が寄せられる。そのため粉末活性炭を浄水場は多量に使用することとなり運営費用が高額になる。カビ臭発生を自動でアラームを出してもらえればその時検査員が臭いを嗅いでカビ臭であれば活性炭の投入をタイミングよく判断できる。
本発明の臭い物質を検知するセンサ素子はSn02(酸化スズ)半導体センサ素子を使用することにした。Sn02半導体は表面でのガス吸着による熱伝導度の変化及び電気伝導度の変化を、白金線コイルの抵抗値の変化として測定する汎用の半導体センサ素子(図4)でガス検知器や火災検知器や飲酒運転取り締まりの検知器など広く応用されているため品質の安定と供給不安が無く多量生産で安価に入手できることなどメリットもあるがカビ臭検知で使用された事例はなく、また半導体センサ素子は水道原水に含まれる他の臭い物質である土臭や油臭や生くさ臭や植物臭などカビ臭以外の臭いも検知しカビ臭だけを特定検知する素子構造になっておらず原水の微量なカビ臭物質を検知する目的で使用した事例は発明者しかいない。
しかし前出の過酷な作業に従事している検査員等はカビ臭と特定できなくても通常の臭い値より高い臭い値を測定したら、その時は鼻で嗅いで臭いの特定をしてカビ臭であれば活性炭を使用し、他の臭いであれば他の方法で処理をする、との意見要望であり小型・安価で簡易に使用できて無人で24時間連続自動で臭いを検知できる装置の開発が強く望まれている。
また水道法の第23条1項の給水の緊急停止では水道事業者は、その供給する水が人の健康を害する恐れがあることを知ったときは、直ちに給水を停止し、かつ、その水を使用することが危険である旨を関係者に周知させる措置を講じなければならない。罰則規定(水道法 第52条)第23条1項の規定に違反した者は、3年以下の懲役又は300万円以下の罰金などの刑法の適用。水道法の施行改正(平成12年厚生省環境衛生局通達)水道水源が汚染されるおそれのある水道事業においては水源の監視を強化し、また必要に応じて水道原水による魚類の飼育、自動監視機器の導入を考慮するなど、劇毒物等による汚染の早期発見に努めること。とあるため国内の水道施設の浄水場においては原水の魚類による連続水監視をおこなっている。発明者はこの魚類自動監視装置の製造メーカーであるが原水の毒物は魚で監視をし、油やカビ臭など魚で検知できない臭い物質を検知する臭いセンサを魚類自動監視装置に装着してもらいたいとの要望も合わせて出てきた。これらの要望を解決するためにはコンパクトに取り扱いが容易で尚且つ安価に製造しなければならない。
特願2016−179079 特願2018−006846
水道法では2-メチルイソボルネオール(2-MIB)の水質基準値は10pp(10ng/L)であり水道原水の2-MIBをSn02(酸化スズ)半導体センサ素子を使用して検知した論文も知見もない。また住民の中には2-MIBで3ppt〜5ppt(3ng〜5ng)の水道法の設定値より低い微量なカビ臭で苦情を寄せることもあるため微量なカビ臭物質等を検知する装置の開発が望まれるが水道原水である河川表流水や湖沼水や地下水やダム水において2-MIBで3ppt〜5ppt(3ng〜5ng)の微量カビ臭は他の異臭が強い場合は、微量カビ臭は異臭に埋没した状態で他の臭いを検知してしまう問題がある。そのため次の項目の微量カビ臭を検知する分析容器の構造が必要である。
まず、分析容器の気体(臭気)が占める空間容積を極力縮小する必要がある。原水の持つ臭気濃度の希釈を防ぐことにより、低濃度の臭気を検知することが可能になる。更に水の変化に伴った臭気の入れ替え速度を増し、応答性を向上させることで臭気検知及び臭気検知の回復につながる。
また、受水槽及び調整バルブを設置し、原水の水量と流速の流れを安定化する必要がある。原水の安定状態におけるニオイ値(mV)を安定し、臭気を検知した際の変化を明確にする。
また、分析容器の清掃で無検査時間を作らないため、現場では清掃はせずに分析容器を取り出し予備の分析容器と丸ごと入れ替え清掃は別の場所で行うための取り外しや装着を簡便にする。
また、分析容器は丸ごと取り換えるため接続配管や配線はコネクター式とするが、内部に外気からの異臭が侵入しない構造にしなければならない。
また、分析容器の半導体センサ素子の信号を臭いセンサ制御装置でマイコンで処理しデータをパソコンに出力しアラーム表示とデータ記録のソフトウェアを必要とする。
また、既存のメダカの水質自動監視装置に組込むためにコンパクトに収納するために分析容器の各パーツ部材の小型化を図らなければならない。
また、既存のメダカの水質自動監視装置に組込まない臭いセンサだけの単独の装置として使用するようにしなければならない。
等々の課題の解決を図らなければならない。
上記の課題解決のため請求項1記載の微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置は、給水管72を介して原水70が供給される受水槽71と、落差をつけるために受水槽71より低い位置に配置される排水槽61と、排水槽61内底部に配置されていて上面を開口した検水槽81と、排水槽61内上端部に配置されていて下面開口部が検水槽81の上面開口部を覆う遮断槽62と、排水槽61の上面に開口部が上向きに配置され内部に半導体センサ素子106を備えたセンサユニット105が収容された臭気筒100と、遮断槽62内天井部に下面開口部が検水槽81に向けて配置された臭気管101と、受水槽71内の原水を落差により臭気管101内に供給する検水管82と、エアー管94を介して検水槽81内にエアーを送るブロワー92と、を主な構成として備え、
前記センサユニット105は、臭気筒100内を上下に仕切る仕切り板108の上面に取り付けられ、センサユニット105の半導体センサ素子106が仕切り板108で仕切られた臭気筒100の下方の臭い室100a内に露出する状態で設けられ、
前記臭い室100a内には、臭気筒100内に連通する臭気キャップ102が設けられ、該臭気キャップ102の側面周縁には複数の臭気孔103が設けられ、
前記仕切り板108の一部には臭気筒100の上方の排気室100bに通じる通気孔が設けられていることを特徴とする。
請求項2記載の微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置は、請求項1記載の微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置において、
前記受水槽71には受水槽71の水位を調整するオーバーフロー管74が設けられ、排水槽61には、排水槽61内の水位を検水槽81の上面開口縁部より低く排水槽61の下面開口縁部より高い位置に調整する排水管65が接続されていることを特徴とする。
請求項3記載の微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置は、請求項2記載の微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置において、
前記給水管72とオーバーフロー管74はいずれも受水槽71に対し着脱可能に構成されていることを特徴とする微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置
請求項4記載の微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置において、
前記検水管82の先端開口部には原水70を臭気筒100の内壁面方向へ吐出する複数の小孔83aを側面周縁に備えた噴水キャップ83が装着されていることを特徴とする。
請求項5記載の微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置は、請求項1〜4のいずれか1項に又は2記載の微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置において、
前記給水管72と検水管82の途中には受水槽71への原水70の流量を調整する給水バルブ73を備え、
前記検水管82の途中には臭気筒100への原水70の流量を調整する検水バルブ76を備えていることを特徴とする。
請求項6記載の微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置において、
前記ブロワー92はエアー吸い込み口以外は密閉されたエアー槽91内に収容され、ブロワー92の周囲を活性炭93を入れた数個の袋で囲い込んでいることを特徴とする。
請求項7記載の微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置は、請求項6記載の微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置において、
前記エアー槽91は排水槽61の下部に配置されていることを特徴とする。
請求項8記載の微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置は、請求項1〜7のいずれか1項に記載の微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置において、
前記臭気筒100の上部先端には臭気筒100内に溜まった油臭等の異臭を強制排出する排気フアン110が設置されていることを特徴とする。
請求項9記載の微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置は、請求項1〜8のいずれか1項に記載の微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置において、
前記臭い検出装置と臭いセンサ制御装置2を通信ケーブル4で接続し、臭いセンサ制御装置2でカビ臭物質等を検知するように構成されていることを特徴とする。
請求項10記載の微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置は、請求項1〜9のいずれか1項に記載の微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置において、
前記微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置の半導体センサ素子106で検出された微量なカビ臭物質等の信号は、魚類による水質自動監視装置内に備えた臭いセンサ制御装置2に送り、該臭いセンサ制御装置2でカビ臭物質等を検知するように構成されていることを特徴とする微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置。
請求項11記載の微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置は、請求項9又は10記載の微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置において、
前記臭いセンサ制御装置2で検出されたカビ臭物質等検知データを通信ケーブルでデータ表示パソコン3に送信するように構成されていることを特徴とする。
本発明の微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置では、上述のように、検水槽81内に落水した原水70にブロワー92でエアーを吹き込んでバブル95を発生させることで、発生したバブル95が水面上ではじけて気化した微量カビ臭が嗅気管101内を上昇し、臭気キャップ102の臭気孔103から臭い室100a内に放出されて半導体センサ素子106に付着することで原水70に含まれる微量なカビ臭物質等を検知することができる。
また、検水槽81及び排水槽61を受水槽71より低い位置に配置することで、落差により検水槽81に安定した水量を供給することができる。
また、臭気筒100内を上下に仕切る仕切り板108の一部には臭気筒100の上方の排気室100bに通じる通気孔が設けられることで、微量なカビ臭を含むエアーを通気孔から臭気筒100外に緩やかに排気することができ、これにより微量なカビ臭を含むエアーを臭い室100a内に一時的に保持し、半導体センサ素子106で確実に微量なカビ臭物質等を検知することができる。
また、排水槽61には、排水槽61内の水位を検水槽81の上面開口縁部より低く排水槽61の下面開口縁部より高い位置に調整する排水管65が接続されることで、遮断槽62の底面は解放されているが原水70で密閉状態を保たれることで外部からに異臭の侵入を防御し、微量なカビ臭を含むエアーを遮断槽62内に溜め込むことができる。また、バブル95で気化したエアーのうち臭気管101に上昇しない他の残りのエアーは遮断槽62に充満することで空気圧がかかり外部からの異臭を遮断することができる効果があり、さらに微量カビ臭が臭気管101を上昇させるエアー圧をかける効果もある。
また、前記給水管72とオーバーフロー管74はいずれも受水槽71に対し着脱可能に構成されることで、魚類による水質自動監視装置内等からの臭い検出装置1の取り出しや装着などを簡易にし、臭い検出装置1のメンテナンスを容易にすることができる。
また、前記検水管82の先端開口部には原水70を臭気筒100の内壁面方向へ吐出する複数の小孔83aを側面周縁に備えた噴水キャップ83が装着されることで、小孔83aから吐出された原水70を臭気管101の内壁を伝って検水槽81に緩やかに流れ落とすことができる。
また、前記給水管72と検水管82の途中には受水槽71への原水70の流量を調整する給水バルブ73を備え、前記検水管82の途中には臭気筒100への原水70の流量を調整する検水バルブ76を備えることで、両バルブの微調整により原水70の水量と流速の流れを安定化させることができる。
また、前記ブロワー92はエアー吸い込み口以外は密閉されたエアー槽91内に収容され、ブロワー92の周囲を活性炭93を入れた数個の袋で囲い込む、ことで、活性炭93で異臭を除去された純空気でバブル95を発生させることができる。
また、前記エアー槽91は排水槽61の下部に配置されることで、スペースを有効利用することができる。
また、前記臭気筒100の上部先端には臭気筒100内に溜まった油臭等の異臭を強制排出する排気フアン110が設置されることで、強い異臭例えば油臭などが流入したとき強制的に外部に臭いを放出するときや異臭が充満したり微量カビ臭が蓄積されて高い濃度になった時など臭い検出装置1を初期値に戻す時に利用することができる。なお、排気フアン110は微量カビ臭を検知する操作時は回転を停止状態にしておく必要がある。
また、前記臭い検出装置1と臭いセンサ制御装置2を通信ケーブル4で接続することで、臭いセンサ制御装置2でカビ臭物質等を検知することができる。
また、前記微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置1の半導体センサ素子106で検出された微量なカビ臭物質等の信号は、魚類による水質自動監視装置内に備えた臭いセンサ制御装置2に送り、該臭いセンサ制御部でカビ臭物質等を検知するように構成することで、水質自動監視装置内で微量なカビ臭物質等を検知することができる。


また、前記臭いセンサ制御装置2で検出されたカビ臭物質等検知データを通信ケーブルでデータ表示パソコン3に送信することで、パソコン3で管理することができる。
本発明の実施の形態に係る臭い検出装置の断面図である。 本発明の実施の形態に係るSn02半導体センサ素子の機構図である。 臭いセンサ制御装置の正面からの外観写真である。 データ表示パソコンの写真である。 データ表示パソコンの画面写真である。 本発明の実施の形態に係る魚類による水質自動監視装置に臭い検出装置と臭いセンサ制御装置を具備した写真である。 カビ臭2−MIBを検出した試験データ表である。
以下に実施例を挙げ、本発明の微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置について、図面を参照して詳細に説明する。
微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置1は、図1に示すように、給水管72を介して原水70が供給される受水槽71と、落差をつけるために受水槽71より低い位置に配置される排水槽61と、排水槽61内底部に配置されていて上面を開口した検水槽81と、排水槽61内上端部に配置されていて下面開口部が検水槽81の上面開口部を覆う遮断槽62と、排水槽61の上面に開口部が上向きに配置され内部にセンサユニット105が収容された臭気筒100と、遮断槽62内天井部に下面開口部が検水槽81に向けて配置された臭気管101と、検水槽81内にエアーを送るエアー槽91と、を主な構成として備えている。
更に詳述すると、前記受水槽71には受水槽71の水位を調整するオーバ−フロー管74と、図示は省略した魚類による水質自動監視装置の魚類監視水槽に原水70を供給する魚類監視水槽管75と、臭気管101内に落差により原水を供給する検水管82が接続されている。魚類監視水槽管75は、魚類監視水槽に給水しないときはメクラ蓋が接続されている。1
受水槽71の給水管72、オーバーフロー管74、及び魚類監視水槽管75はいずれも接続管とは差し込み式や着脱式にすることで魚類による水質自動監視装置内等からの臭い検出装置1の取り出しや装着などを簡易にした接続方法により臭い検出装置1のメンテナンスを容易とした。
検水管82は、排水槽61の上面、及び排水槽61の底内面に固着している検水槽81の側面を貫通してL字状に屈折し検水槽81の上面開口部から臭気管101内に挿入されていて、検水管82の先端開口部に装着された噴水キャップ83の側面周縁に複数設けられた小孔83aから原水70が臭気管101内に吐出され、吐出された原水70は臭気管101の内壁を伝って検水槽81に流れ落ちる構造になっている。
排水槽61には、排水槽61内の水位を調整する排水65が接続されている。この水位調節管65は、検水槽81の上面開口縁部より低く、排水槽61の下面開口縁部より高い位置に設けられている。
給水管72には検水バルブ73、検水管82には検水バルブ76が設けられ、両バルブの微調整により原水70の水量と流速の流れを安定化させる。
センサユニット105は、臭気筒100内を上下に仕切る仕切り板104の上面に取り付けられ、センサユニット105の半導体センサ素子106が仕切り板108で仕切られた臭気筒100の下方の臭い室100a内に露出する状態で設けられている。
図示は省略したが、仕切り板108には複数の通気用小孔が設けられている。
半導体センサ素子106の原理は、図2に示すように、Sn02半導体表面でのガス吸着による熱伝導度の変化 及び電気伝導度の変化を、白金線コイルの抵抗値の変化として測定する。白金線コイルに流れる電流によって、約300?450℃に保たれたSn02半導体は、表面で酸素分子を吸着し、電子を捉らえ抵抗値が高い状態にある。そこに還元性ガスが吸着すると、酸化反応により捉えていた電子をSn02半導体中に放出し抵抗値は減少する。この抵抗値の変化を臭いと関連づけて検知するもので、ガス検知器、火災報知器、飲酒運転取り締まりの検知器など広く応用されている。
半導体センサ素子106の検出物質の可否を検査した表(酸化スズ半導体センサの反応物質表)が下表である。検査物資は浄水処理等で関連がある物質を選んで行った。
図1に戻り、臭い室100a内には、下端開口部が臭気管10内と連通する臭気キャップ102が配置され、この臭気キャップ102の側面周縁には、複数の臭気孔103が設けられている。
臭気キャップ102と半導体センサ素子106の距離は近く空間も狭少が最適で数ミリメートルの狭い距離で臭気孔103から微量カビ臭が半導体センサ素子106に付着する。
微量なカビ臭は揺らめくような動きのため半導体センサ素子106に有効的に付着させるには臭気孔103は側面に4個程度開口が最適である。
臭気筒100の上部先端には臭気筒100内に溜まった油臭等の異臭を強制排出する排気フアン110が設置されている。
エアー槽91は、検水槽81内に供給された原水70内上部にエアーを供給してバブル95を発生させるための槽である。
エアー槽91は、密閉された内部にブロワー92を設置しブロワー92で吸い込み口から吸い込む空気を純空気にするために周囲を活性炭93を入れた数個の袋で囲い込みブロワー92の吐出し口に接続されたエアー管94を検水槽81に引き込みバブル95を発生させる。
臭い検出装置1のセンサユニット105と臭いセンサ制御装置2との間が通信信号ケーブル4で接続されている。
臭いセンサ制御装置2は記録機能が備わっていないので臭いセンサ制御装置2からデータを出力し通信ケーブル4でデータ表示パソコン3が接続される構成とした。
半導体センサ素子106で検知した臭い信号は信号ケーブル4により臭いセンサ制御装置2に入力される。臭いセンサ制御装置2によって臭い信号はデジタル数値に変換し、図3に示すように、臭いセンサ制御装置2の表面に臭い値と臭いレベルを表示し感度ボリューム調整と感度レンジ調整ができるツマミを設置した。
臭いセンサ制御装置2の変換したデジタル信号は検知データを表示するパソコン3(図4)にRS232Cでテラターム信号を送りパソコン画面(図5)に臭いレベルを視覚的に表示し通常の臭気より高い臭気を検知したときは当該パソコン画面上で臭気異常の文字の点滅と警報音で知らせる。
臭い検出装置1と臭いセンサ制御装置2は、図6に示すように、魚類による水質自動監視装置 に組み込まず別のキャビネットに収納して臭いセンサ単独の微量なカビ臭物質等を検知する装置としても使用できる。
次に、本発明の作用・効果を説明する。
先ず、給水管72から受水槽71内に供給された原水70は、検水管82を経由し、噴水キャップ83の側面周縁に複数設けられた小孔83aから臭気筒100内に吐水し、臭気筒100の内周面に沿って上部が開口する検水槽81内に落水する。
なお、受水槽71は排水槽61や検水槽81より高い位置で高低差をつけることが噴水キャップ83から原水70を吐出すために必要とする。
検水槽81が満杯になり溢れると下部が解放された遮断槽62の原水70は排水槽61の下部に溜まり水位調節用の排水管65から排出されることで、排水槽61の水位が検水槽81の水位より低い位置に維持される。
一方、エアー槽91では、活性炭93で異臭を除去された純空気をブロワー92で吸い込み、エアー管94を介して検水槽81の上限水位の数センチメートル下の位置からバブル95を発生させることで、発生したバブル95が水面上ではじけて気化した微量カビ臭が嗅気管101内を上昇し、臭気キャップ102の数個の臭気孔103から微量カビ臭が臭い室100a内に放出され半導体センサ素子106に付着する。
その際、噴水キャップ83からの原水70の吐出水量が適量でないと微量なカビ臭が検知できないので、検水バルブ76により検水管82の流量を微調整する。
なお、臭い室100a内の微量カビ臭を含む空気は、仕切り板108の複数の通気用小孔から臭気筒100の排気室100bを経由して上端開口部から排気される。
半導体センサ素子106で検知した臭い信号は信号ケーブル4により臭いセンサ制御装置2に入力され、臭いセンサ制御装置2によって臭い信号はデジタル数値に変換し、検知データを表示するパソコン3にRS232Cでテラターム信号を送りパソコン画面に臭いレベルを視覚的に表示し通常の臭気より高い臭気を検知したときは当該パソコン画面上で臭気異常の文字の点滅と警報音で知らせる。実物のパソコン画面が(写真7)である。
微量カビ臭を検知するには給水バルブ73と検水バルブ76を調整しながら臭いセンサ制御装置2やデータ表示パソコン(写真6)の臭い数値で可能となる。前記のデータ表示パソコン3(写真6)の画面(写真7)で示すようにデータは臭い値(画面では381)、臭いのレベルが注意1、注意2、注意3、警告1、警告2、警告3、異常1、異常2と低レベルから高レベルに表示ができる。低レベルから高レベルの注意1、注意2、注意3、警告1、警告2、警告3、異常1、異常2はアラーム値の数値があらかじめ設定することでその数値に達したときに表示が出る。高レベルになるとブザー音が出る。注意は緑色で3段階、警告は黄色で3段階、異常は赤色で2段階と色分けすることで一目で臭いレベルが判別できる。また臭い値のレベルはグラフでも見ることができ、臭いの変化が確認できる。また右側には1分毎に臭い値(mV)の数値が表示できパソコンが監視状態にあるのか無いのかは丸ランプで判別できる等パソコン3による監視と記録ができる。
カビ臭であるジェオスミンや2-メチルイソボルネオールのうち本発明装置で臭い値の試験として市販品の2-メチルイソボルネオール標準液(富士フイルム和光純薬株式会社製)を使用し10PPTまで希釈した試験がデータ表1である。本試験においてもデータ表1によれば2−メチルイソボルネオール(2−MIB)の濃度10PPTで水温18.2℃、気温19.4℃、湿度68%の条件で2−MIBの10PPTを連続して流した時の臭い値の測定において投入開始時の臭いセンサ制御装置2の測定した臭い値は242mVであつたが約4分後には250mVまで上昇し2−MIB、10PPTで臭い値は250mVを検出した。この時の外気ニオイ値は442mVであることから本発明の分析容器は外気の臭いを遮断し原水中のカビ臭2−MIBを検出したことが証明されている。
また、図7に示すように、2−MIBの10PPTを連続して流した時の臭い値の測定において投入開始時の臭いセンサ制御装置2の測定した臭い値は242mVであつたが約4分後には250mVまで上昇し2−MIB、10PPTで臭い値は250mVを検出した。この時の外気ニオイ値は442mVであることから本発明の分析容器は外気の臭いを遮断し原水中のカビ臭2−MIBを検出したことが証明された。
本発明は、水道法の第23条1項の給水の緊急停止のための魚類による自動監視装置に具備することで毒物は魚類行動で検知し臭いは半導体センサでカビ臭物質等を検知することで水道水を利用する住民に安全で美味しい水を亜充てることができる、また水道水を製造する自治体や団体の水質担当者の精神的・肉体的な負担を軽減し、臭い除去剤を少なくすることで経済的な損失を軽減する。水道事業体以外にも飲料水メーカーや食品メーカーなど水を使用する産業分野に利用が可能である。
1 臭い検出装置
2 臭いセンサ制御装置
3 データ表示パソコン
4 信号ケーブル
61 排水槽
62 遮断槽
63 支柱
64 上限水位
65 No2排水管
70 原水
71 受水槽
72 給水管
73 給水バルブ
74 オーバーフロー管
75 魚類監視水槽管
76 検水バルブ
81 検水槽
82 検水管
83 噴水キャップ
83a 小孔
91 エアー槽
92 ブロワー
93 活性炭
94 エアー管
95 バブル
100 臭気筒
100a 臭い室
100b 排気室
101 臭気管
102 臭気キャップ
103 臭気孔
105 センサユニット
106 半導体センサ素子
108 仕切り板
110 排気ファン

Claims (11)

  1. 給水管72を介して原水70が供給される受水槽71と、落差をつけるために受水槽71より低い位置に配置される排水槽61と、排水槽61内底部に配置されていて上面を開口した検水槽81と、排水槽61内上端部に配置されていて下面開口部が検水槽81の上面開口部を覆う遮断槽62と、排水槽61の上面に開口部が上向きに配置され内部に半導体センサ素子106を備えたセンサユニット105が収容された臭気筒100と、遮断槽62内天井部に下面開口部が検水槽81に向けて配置された臭気管101と、受水槽71内の原水を落差により臭気管101内に供給する検水管82と、エアー管94を介して検水槽81内にエアーを送るブロワー92と、を主な構成として備え、
    前記センサユニット105は、臭気筒100内を上下に仕切る仕切り板108の上面に取り付けられ、センサユニット105の半導体センサ素子106が仕切り板108で仕切られた臭気筒100の下方の臭い室100a内に露出する状態で設けられ、
    前記臭い室100a内には、臭気筒100内に連通する臭気キャップ102が設けられ、該臭気キャップ102の側面周縁には複数の臭気孔103が設けられ、
    前記仕切り板108の一部には臭気筒100の上方の排気室100bに通じる通気孔が設けられていることを特徴とする微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置。
  2. 請求項1記載の微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置において、
    前記受水槽71には受水槽71の水位を調整するオーバーフロー管74が設けられ、排水槽61には、排水槽61内の水位を検水槽81の上面開口縁部より低く排水槽61の下面開口縁部より高い位置に調整する排水管65が接続されていることを特徴とする微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置。
  3. 請求項2記載の微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置において、
    前記給水管72とオーバーフロー管74はいずれも受水槽71に対し着脱可能に構成されていることを特徴とする微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置において、
    前記検水管82の先端開口部には原水70を臭気筒100の内壁面方向へ吐出する複数の小孔83aを側面周縁に備えた噴水キャップ83が装着されていることを特徴とする微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に又は2記載の微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置において、
    前記給水管72と検水管82の途中には受水槽71への原水70の流量を調整する給水バルブ73を備え、
    前記検水管82の途中には臭気筒100への原水70の流量を調整する検水バルブ76を備えていることを特徴とする微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置において、
    前記ブロワー92はエアー吸い込み口以外は密閉されたエアー槽91内に収容され、ブロワー92の周囲を活性炭93を入れた数個の袋で囲い込んでいることを特徴とする微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置。
  7. 請求項6記載の微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置において、
    前記エアー槽91は排水槽61の下部に配置されていることを特徴とする微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置において、
    前記臭気筒100の上部先端には臭気筒100内に溜まった油臭等の異臭を強制排出する排気フアン110が設置されていることを特徴とする微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置において、
    前記臭い検出装置と臭いセンサ制御装置2を通信ケーブル4で接続し、臭いセンサ制御装置2でカビ臭物質等を検知するように構成されていることを特徴とする微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置において、
    前記微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置の半導体センサ素子106で検出された微量なカビ臭物質等の信号は、魚類による水質自動監視装置内に備えた臭いセンサ制御装置2に送り、該臭いセンサ制御装置2でカビ臭物質等を検知するように構成されていることを特徴とする微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置。
  11. 請求項9又は10記載の微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置において、
    前記臭いセンサ制御装置2で検出されたカビ臭物質等検知データを通信ケーブルでデータ表示パソコン3に送信するように構成されていることを特徴とする微量なカビ臭物質等を検知する臭い検出装置。
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