JP6445767B2 - ヒートパス機能を備える外気取り入れ方法と装置 - Google Patents

ヒートパス機能を備える外気取り入れ方法と装置 Download PDF

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Description

本発明は、建物の外壁を介して対象空間に外気を取り入れる、外気取り入れ装置に関し、特に外壁自体のヒートアップを制御するヒートパス機能を備える外気取り入れ方法と装置に関するものである。
従来、外気を室内に取り入れる装置としては、特許第5065193号公報(出願人所有)記載の特許文献1(特開2002−89914号公報)記載の定量風量換気装置が開示されている。
そして、当該特許文献1の定量風量換気装置における問題点としての、突風の吹き込みを阻止できない点と、その他の突風に対する対策の問題点を解消するために、通常の風が生じている際には、その風力に対応して一定の風量を室内に取り入れるように調整するとともに、突風等の強風が突然に生じた際には風路を閉鎖して突風が室内に吹き込むのを防ぐことができ、且つ、定量風量を確保できるとともに、風路の開放を所定時間経過後に自動的に行って外気の取り入れや室内からの排気を行うことができる外気取り入れ装置(前記出願人所有の外気取り入れ装置)(特許文献2)が実施されている。
特開2002−89914号公報 特開第5065193号公報
さて、突風等の強調の際の吹き込みを防止しつつ、定風量の外気取り入れと必要な室内からの排気を行うことができる外気取り入れ装置によって、室内換気を実施する対策上、例えば、ダブルスキンタイプの二重外壁構造の構築物においては、当該外壁の空間における温度上昇(ヒートアップ)によって、室内温度の正常な調整を阻害する問題が、特に夏場において、顕著化している。
因って、本発明は、前記外気取り入れに関連して、前記二重外壁構造の構築物における外壁の空間におけるヒートアップ現象を積極的に阻止し、室内における室内温度の調整が適確正常に制御することができる、ヒートパス機能を備える外気取り入れ方法と装置の提供を目的とする。
本発明は、前記問題点を解決するため、請求項1の発明は、建物の内外壁間の上下方向に、内外壁間ケーシングにより内外壁間用風路を形成し、当該内外壁間用風路の内外壁間ケーシングの下部に設けた外壁側開口部と内壁側開口部間に、外気取り入れケーシングにより外気取り入れ用風路を形成するとともに前記内外壁間ケーシングの上部に設けた内壁側排出用開口部と外壁側排出用開口部間に、外気排出ケーシングにより外気排出用風路を形成することにより、前記建物の内外壁に、外気取り入れ装置を構成したヒートパス機能を備える外気取り入れ装置において、前記外気取り入れ用風路の外気取り入れケーシングの外壁側の開口部を開放し、内壁側開口部を閉鎖するとともに前記外気排出用風路の外気排出ケーシングの外壁側排出用開口部を開放しつつ、当該外壁側排出用開口部に設けた外気の強制排出手段により前記外気取り入れケーシングを介して、前記内外壁間用風路の内外壁間ケーシングの下部より取り入れた外気を、内外壁間ケーシングの上部より、前記外気排出ケーシングの外壁側排出用開口部を介して排出することにより、前記建物の内外壁間ケーシングの温度を制御することを特徴とする。
又、請求項4の発明は、建物の内外壁間の上下方向に、内外壁間ケーシングにより内外壁間用風路を形成し、当該内外壁間用風路の内外壁間ケーシングの下部に設けた外壁側の開口部と内壁側の開口部間に、外気取り入れケーシングにより外気取り入れ用風路を形成するとともに前記内外壁間ケーシングの上部に設けた内壁側排出用の開口部と外壁側排出用の開口部間に、外気排出ケーシングにより外気排出用風路を形成し、かつ前記内外壁間用風路の下部の外気取り入れ用風路に設けた外気取り入れ装置部と、上部の外気排出用風路に設けた外気排出装置部により構成したヒートパス機能を備える外気取り入れ装置において、前記外気排出装置部は、前記内壁側排出用の開口部と外壁側排出用の開口部間に設けた外気排出用風路の開閉手段を設けるとともに当該風路より排出する外気を強制的に排出する少なくとも一つの排気用ファンを外気排出用風路の外気排出ケーシングに設けることにより構成し、前記外気排出装置部の開閉手段にて、前記外気排出用風路を閉鎖するとともに外気取り入れ装置部の開閉手段にて前記外気取り入れ用風路を開放し、外気取り入れケーシングの風圧検出手段にて、風圧を検出しつつ前記外壁側の開口部より内壁側の開口部を介して、建物の室内側に外気を取り入れ、他方当該外気取り入れ装置部の開閉手段にて、前記外気取り入れ用風路を閉鎖するとともに、前記外気排出装置部の開閉手段にて、外気排出用風路を開放し、かつ、前記排気用ファンを作動しつつ前記内外壁間ケーシングの内外壁用風路を介して、前記外気取り入れ装置部の外壁側の開口部より取り入れた外気を、外壁側排出用の開口部より排出することができるように構成し、さらに、前記内外壁間ケーシングに、当該ケーシング内温度の検出手段を設けるとともに当該検出手段の検出温度に基づいて、前記外気取り入れ用風路に設けた、外気取り入れ装置部と外気排出装置部のそれぞれの風路開閉手段を制御することができるように構成するとともに前記外壁側排出用の開口部に設けた外気の強制排出手段としての排気用ファンを制御する制御装置部を設けることにより構成したことを特徴とする。
本発明のヒートパス機能を備える外気取り入れ方法及び装置によれば、特にダブルスキン構造の壁内部における温度上昇を阻止することができるとともに建物の室内温度調整に関連して、外壁内部の温度を、室内に取り入れる外気取り入れ並びに排出により制御することができるので、室内温度の調整を外壁温度に左右されずに適確、正常に制御することが可能になるものである。
又、室内に対する外気の取り入れについても、外気の風力に対応して所定の風量の取り入れを可能とするとともに強風あるいは突風に対処しつつ外気の取り入れを制御することができるのである。
さらに、室内に取り入れた外気および室内気をも、積極的に排気する場合には、前記壁内部の温度調整、制御手段としての排気ファンを補助的に作動し排気により、補助的な排気作用を向上することも可能である。
本発明のヒートパス機能を備える外気取り入れ方法及び装置は、建物の内外壁間の上下方向に、内外壁間ケーシングにより内外壁間用風路を形成し、当該内外壁間用風路の内外壁間ケーシングの下部に設けた外壁側開口部と内壁側開口部間に、外気取り入れケーシングにより外気取り入れ用風路を形成するとともに前記内外壁間ケーシングの上部に設けた内壁側排出用開口部と外壁側排出用開口部間に、外気排出ケーシングにより外気排出用風路を形成することにより、前記建物の内外壁に、外気取り入れ装置を構成したヒートパス機能を備える外気取り入れ装置において、前記外気取り入れ用風路の外気取り入れケーシングの外壁側の開口部を開放し、内壁側開口部を閉鎖するとともに前記外気排出用風路の外気排出ケーシングの外壁側排出用開口部を開放しつつ、当該外壁側排出用開口部に設けた外気の強制排出手段により前記外気取り入れケーシングを介して、前記内外壁間用風路の内外壁間ケーシングの下部より取り入れた外気を、内外壁間ケーシングの上部より、前記外気排出用ケーシングの外壁側排出用開口部を介して排出することにより、前記建物の内外壁間ケーシングの温度を制御することにより実施するものである。
以下本発明の実施例を図面とともに説明する。
図1〜2は、本発明の実施に当たって、適用する建物におけるダブルスキン構造の構成を示す実施例1の説明図で、図1は、建物の内外壁間に設けた内外壁間ケーシングの下部に装備される外気取り入れ装置部の縦断側面図、図2は、内外壁間ケーシングの上部に装備される外気排出装置部の縦断側面図である。
図1において、1は、建物Aの外壁体で、この外壁体1は、所謂ダブルスキン構造の外壁体1であって、建物Aの枠体2に対して、内壁3および外壁4を構成する単板フロートガラスの複合体をシール5を介装するとともに押縁押えガスケット6を介装しつつ押縁枠7にて装着することにより構成されている。
そして、この外壁体1の内外壁3,4間の上下方向には、内外壁間ケーシング8を形成することにより、内外壁間用風路9を構成してある。
又、前記内外壁間ケーシング8の下部には、外壁4に外気取り入れ用の開口部10を開口するとともに内壁3の下部に外気取り入れ用の開口部11を開口し、当該両開口部10,11間に、建物Aの室内Bに対する外気取り入れ用噴出口12を備える外気取り入れケ−シング13を形成することにより外気取り入れ用風路14を構成してある。
さらに、前記外気取り入れケーシング13には、内壁3側開口部11に位置せしめて、風圧検出手段としての風圧検出用センサ15を配設するとともに外気取り入れ用噴出口12に位置せしめて、外気取り入れ用風路14における前記内壁側開口部11を開閉する開閉手段としての開閉ダンパ16を配設することにより、外気取り入れ装置17の外気取り入れ装置部18を構成してある。
そして、前記風圧検出用センサ15は、前記特許文献2(特許第5065193号公報)記載の外気取り入れ装置における、風路を流れる空気圧により回動し風圧を検出する検出手段を適用することにより実施することができ、その具体的な構成については、同文献2公報4頁段落0023のセンサー羽根30により実施することができる。
又、前記開閉ダンパ16の構成についても、同文献2公報4頁段落0021〜0022記載の外気取り入れ用風路14を開閉する回動可能なモータ駆動式の開閉手段としてのモータダンパ21により実施することができ、その具体的な構成については、同段落記載の構成を適用しつつ実施することができる。
従って、前記風圧検出用センサ15および開閉ダンパ16の構成については、前記特許文献2の特許公報第5065193号公報記載のセンサー羽根30およびモータダンパ21についての構成およびその作用に関する公報4頁段落0021〜6頁段落0034の記載並びに同記載の説明に使用される8頁〜11頁図1〜14記載を適用しつつ実施することができ、その詳細については、同記載を引用し、具体的な説明は省略する。
尚、図1において19は、前記開閉ダンパ16のモータ駆動軸に連結した回動軸で、この回動軸19には、モータダンパ板20を回動自在に装着するとともに外気取り入れケーシング13の外気取り入れ用噴出口12には、モータダンパ板20との気密的な閉止板21が取り付けられ、前記回動軸19を制御用駆動モータ(図示しない)の駆動にて図1矢印方向に回動することによりモータダンパ板20を閉止板21に密接せしめつつ閉止することにより、外気取り入れ用風路14を閉鎖しつつ外気取り入れケーシング13の外気取り入れ用噴出口12を気密的に閉鎖することができ、かつ図1矢印とは反対方向に回動することにより、モータダンパ板20を図1実線状態にすることにより、外気取り入れ用風路14を開放しつつ外気取り入れケーシング13の外気取り入れ用噴出口12により室内Bに外気を取り入れることができるように構成されている。
図2は、図1における建物Aの外壁体1の内外壁3,4の上部に構成した外気取り入れ装置17の外気排出装置部22を示すものである。
そして、図中、23は、図1の外壁体1の内外壁3,4上下方向に形成した内外壁間ケーシング8の上部に構成した外気排出用風路を示すもので、当該外気排出用風路23は、内外壁間ケーシング8の上部に内壁側排出用の開口部24を開口するとともに外壁4の上部に、外壁側排出用の開口部25を開口し、この両排出用の開口部24、25間に外気排出ケーシング26を形成することにより構成されている。
又、前記外気排出ケーシング26の前記内壁側排出用の開口部24には、外気排出用風路23を開閉する開閉ダンパ27を設けてある。
そして、当該開閉ダンパ27は、前記外気取り入れ装置部18の開閉ダンパ16と同様の構成から成るもので、図2には図示しないモータ駆動軸に連結した回動軸28にモータダンパ板29を回動自在に装着するとともに前記開口部24には、モータダンパ板29との気密的な閉止板30を取付、前記回動軸28を制御用駆動モータ(図示しない)の駆動にて図2矢印方向に回動することによりモータダンパ板29を閉止板30に密接せしめ閉止することにより外気排出用風路23を閉鎖しつつ、外気排出ケーシング26の内壁側の開口部24を気密的に閉鎖することができ、かつ図2矢印方向とは反対方向に回動することにより、外気排出用風路23を開放しつつ外気排出ケーシング26の外壁側排出用の開口部25より、前記図1の外気取り入れ装置部18を介して、内外壁間ケーシング8内に取り入れた外気を排出することができるように構成されている。
尚、図において、図1と同一の構成から成る構成部分には同一番号を付し、その説明を省略する。
さて、図1,2の構成から成る建物Aの外壁1に設けた外気取り入れ装置17における外気取り入れ装置部18と外気排出装置部22の作用について以下に説明する。
まず、外気取り入れ装置17の外壁体1の下部に設けた外気取り入れ装置部18によって室内Bに外気を取り入れる場合には、内外壁間用風路9における上部の外気排出用風路23を閉鎖する。
すなわち、外壁体1の上部にもうけた外気排出装置部22の開閉ダンパ27の回動軸28を制御用駆動モータを駆動しつつ回動して、開閉ダンパ板27を図2矢印方向に回動し、閉止板30に密接することにより内壁側排出用の開口部24を閉鎖する。
しかる後、外気取り入れ装置部18の開閉ダンパ16を制御用駆動モータを駆動しつつ回動軸19を回動し、モータダンパ板20を図1矢印とは反対方向に回動して、実線状態に開放することにより、外気取り入れ用風路14を開放しつつ外気取り入れ用噴出口12より噴出しつつ外壁側の開口部10を介して取り入れる外気を室内Bに取り入れることができる。
そして、室内Bに対する外気の取り入れは外気取り入れ装置部18における風圧検出用センサ15による風圧検出にて、外壁側の開口部10よりの外気の風圧を検出しつつ、開閉ダンパ16の制御用駆動モータによる回動軸19の回動制御によって、モータダンパ板20の開度に応じた風量を取り入れることができる。
又、その他の外気の突風等に対する対策については、特許文献2の特許第5085193号公報記載の諸構成により同一作用効果を発揮しつつ実施することができる。
従って、具体的な諸構成の説明並びに作用説明については省略する。
又、前記外気取り入れ装置部18における開閉ダンパ16および風圧検出用センサ15の制御方法及び作用説明についても、前記以外の具体的な構成作用については、前記特許文献2公報記載と同様の構成、作用により実施することができ、その説明については省略する。
次に、室内Bに対する外気の取り入れを停止する場合には、内外壁間用風路9における外気取り入れ用風路14を閉鎖する。すなわち、外壁体1の下部に設けた外気取り入れ装置部18の開閉ダンパ16の回動軸19を制御用駆動モータを駆動しつつ回動して、モータダンパ板20を図1矢印方向に回動し、閉止板21に密接することにより、内壁側の開口部11を閉鎖する。
しかる後、外気排出装置部22の開閉ダンパ27を制御用駆動モータを駆動しつつ回動軸28を回動し、モータダンパ板29を図2矢印方向に回動して、実線状態に開放することにより、外気排出用風路23を開放しつつ、外壁側排出用の開口部25より排出しつつ下部の外気取り入れ装置部18の外壁側の開口部10を介して内外壁間用風路9内に取り入れる外気を、内外壁間ケーシング8より排出することができる。
その結果、建物Aの外壁体1の内外壁4、5間における内外壁間ケーシング8内の温度を制御することができる。すなわち、図1,2の実施例1の外気取り入れ装置17における外気排出装置部22による内外壁間用風路9の内外壁間ケーシング8内の温度制御については、開閉ダンパ27の回動軸28を回動する制御用駆動モータにより、モ−タダンパ板29の開度を制御しつつ開口部24の開閉操作によって外気の排出量を制御することにより実施することができる。
尚、かかる外気排出装置部22による内外壁間用風路9の内外壁間ケーシング8内の温度制御については、下記実施例2の外気排出装置部22の構成により作用効果上より積極的、強制的に制御することが可能である。
図3は、本発明外気取り入れ装置における外気排出装置部を図1,2における実施例1の構成とは別の構成による実施例2を示す説明図であって、建物Aの外壁体1の上部の外気排出装置部の縦断側面図である。
そして、実施例2の外気取り入れ装置17の構成は、実施例1の図2の外気取り入れ装置部22の構成において、外気排出ケーシング26における開閉ダンパ27と内壁側排出用の開口部24の取付位置とその構成を図3図示の構成に変更したものである。
又、これに加えて、前記開口部24には、外気を強制的に吸引しつつ排気する強制排出手段としての排気用ファン31を装備することにより構成したことを特徴とするものである。
当該強制排出手段の構成としては、外気排出ケーシング26に開口した内壁側排出用の開口部24の横幅方向間に、少なくとも一つの排気用ファン31を装備するが、前記開口部24の横幅に対応せしめて、所要間隔置きに複数個の排気用ファン31を配設することにより構成することが好適で、より適確な所期の作用効果を発揮することが可能である。
しかして、係る構成からなる外気排出装置部22により、実施例1にて説明した内外壁間用風路9の内外壁間ケーシング8内における温度を制御する方法について説明すると、先ず、内外壁間ケーシング8内の温度を検出する温度検出センサ(図3においては図示しないが実施例4の図4,5にて示す温度検出センサ34,35による実施例を適用する)を、外壁体1の上下方向間の内外壁間ケーシング8の高さ方向間の所要箇所に配設する。尚、具体的な排出構成については、内外壁間ケーシング8内における温度制御状態を実験した後記実施例3により説明する。
因って、前記温度検出センサによる内外壁間ケーシング8内の温度によって、開閉ダンパ27を開放する。この開閉ダンパ27のモータダンパ板29の開閉操作については前記実施例1の回動軸28の回動制御により実施することができる。
この開閉ダンパ27の開放操作により、図3図示のモータダンパ板29をストッパー32位置まで開放するとともに排気用ファン31を始動することにより、下部の外気取り入れ装置部18の外壁側の開口部10より内外壁間ケーシング8内に取り入れた外気を、当該排気用ファン31により吸引しつつ外壁側排出用の開口部25より強制的に排出することができる。
又、かかる強制的な排出を継続することにより、内外壁間ケーシング8内の温度を制御することができるものであるが、その作用効果については、後記する実施例3により、具体的に説明するが、特に、夏場における外壁体1における内外壁間ケーシング8内の温度が上昇し、室内B内の温度調整の制御に悪影響を与えるもので、この内外壁間ケーシング8内の温度上昇を当該実施例2の外気排出装置部22によって効果的に解消することができるものである。
又、かかる外気排出装置部22の外気排出制御については、外気取り入れ装置部18における外気取り入れ制御とともに図示しないコントロールボックス(制御装置)により必要に応じた制御方法によって実施することができる。
すなわち、外気取り入れ装置17の外気取り入れ装置部18による室内Bに対する所定量の外気取り入れに当たっては、外気取り入れ用風路14の開放に伴う、外気排出装置部22の外気排出用風路23の閉鎖の各操作は、開閉ダンパ16,27の制御用駆動モータの制御により実施するとともに風圧検出用センサ15による開閉ダンパ16の制御が実施されることにより外気の風量及びその他突風等の強風に対する対策が実施される。
そして、外気排出装置部22の外気排出及び内外壁間ケーシング8内の温度制御についても同様に開閉ダンパ16,27の必要な制御操作により実施することができるとともに特に、開閉ダンパ27の制御と排気用ファン31の始動、停止の制御に当たっては、内外壁間ケーシング8内に配設する温度検出センサの検出信号により制御することにより、所期作用効果を得ることができ、これらの操作は、前記したようにコントロールボックス(制御装置)を介して、実施することができる。
図4,5は、実施例2における外気排出装置部22における内外壁間ケーシング8内の温度制御状態を具体的に説明するための実験用外気取り入れ装置を示す正面図およびA−A側断面図である。
以下には、図4,5とともに実施例3について説明する。
図4,5に於いて、前記下実施例1,2における対応構成については、同一番号を付し、その説明は省略する。
そして、図4,5において、実験用外壁体1は、1スパンを想定した大きさで、そのサイズは1200W×4000H×250Lで、その材質は鉄板により構成したものである。
又、外壁体1の下部の外壁4内側には、2個の電気ヒータ(ニクロム線)33を配設するとともに実験用内外壁間ケーシング8の高さ方向間には、温度検出センサ34,35をそれぞれの温度測定点イ〜ニに位置せしめて配設することにより構成されている。
尚、排気用ファン31については、ブラシレスDCファン(製品メーカー・コパル、製品名)(DC12V)(製品形状:F412R−12MB)サイズ(外形)41×41×12.2Lである。
因って、前記実験用外壁体1における内外壁ケーシング8において、上部の外気排出装置部22の排気用ファン31を停止した状態で、電気ヒータ33を作動して内外壁間ケーシング8内の温度検出センサ35(温度側定点ハ、ニ)の温度が50°Cに達するまで加温した後、電気ヒータ33を停止する。
しかる後に、下部の外気取り入れ装置部18の外壁側の開口部10より外気をとりいれつつ、外気排出装置部22の開閉ダンパ27のモータダンパ板29を開放し、かつ排気用ファン31を作動することによって、外気を外壁側排出用の開口部24より排出することにより、内外壁間ケーシング8内の各温度検出センサ34、35による各温度測定点イ〜ニの温度を時間経過毎に測定し、その温度制御状況を表1,2により確認することができた。
又、排気用ファン31を配設しない実施例1の構成による外気排出装置部22の場合を想定し、排気用ファン31を停止した、外気排出による内外壁間ケーシング8内の温度制御状況を測定した場合を表3により確認した。
Figure 0006445767

Figure 0006445767

Figure 0006445767
尚、表1は、外気排出装置部22に配設した排気用ファン31が3個の場合、表2は4個による実験結果をそれぞれ示したものである。
図6〜9は、実施例1〜3における外気取り入れ装置17における外気排出装置部22を、単体にて構成した場合のヒートパス機能付き開閉ダンパ装置の実施例を示すものである。
そして、図中、実施例1〜3における構成と同一構成部分については、同一番号を付し、その説明を省略する。
36は、開閉ダンパー装置37の枠体を示すもので、この枠体36の上側板38には開閉ダンパー装置37の吊り金具39を取付けてある。
又、40は、枠体36に開口した、実施例1〜2における外気取り入れ装置17における内壁側排出用の開口部24に連結する開口部で、この開口部40より、内外壁間ケ−シング8内に取り入れられた外気を取り入れることができるように構成されている。
41は枠体36の取付板、42は排気用ファン31の強制排気用の開口部43の外側に取り付けたガスケットである。
さらに、当該開閉ダンパー装置37の開閉ダンパ27の回動軸28は、図9に示す如く枠体36の側枠に対して、軸受(外輪45、内輪46)44を介して回動自在に装着されるとともにネオプレンゴムによるガスケット47、を介装し、かつ0リング台48により0リング49を介装することにより装着されている。
さらに前記回動軸28は、制御用駆動モータ(図示しない)を備える操作部50を設けてある。因って、前記構成から成る開閉ダンパー装置37によれば、本発明の外気取り入れ装置17の外気排出装置部22を単体にて構成することができる。
従って、内外壁間ンケーシング8における温度制御に当たって、前記実施例1の排気用ファン31を装備しない外気排出装置部22に換えて、あるいは、外壁体1に於いて、外気取り入れ装置部18のみの構成からなる外気取り入れ装置に対して、当該開閉ダンパー装置37を取り付けることにより、実施例2と同様の外気取り入れ方法と装置を実施することができるものである。
尚、前記開口部43は外壁側の開口部10に連結し、外気排出ケーシング26を構成するもので、排出ファン31の作動中の強制排気用の開口部43を構成する。
また、当該排出ファン31を作動しない状態においては、自然排気用の開口部43を構成し、かつ排気ファン31は自然排気の補助作用をなし、外気排出ケーシング26の流出路となり排気する。
外気取り入れ装置部の縦断側面図(実施例1) 外気排出装置部の縦断側面図(実施例1) 外気排出装置部の縦断側面図(実施例2) 実験用外気取り入れ装置の正面図(実施例3) 図4A―A側断面図(実施例3) ヒートパス機能付き開閉ダンパー装置の平面図(実施例4) ヒートパス機能付き開閉ダンパー装置の側面図(実施例4) 図7A−A断面図(実施例4) 回動軸の軸受部の部分説明図(実施例4)
A 建物
B 室内
1 外壁体
2 枠体
3 内壁
4 外壁
5 シール
6 押縁押えガスケット
7 押縁枠
8 内外壁間ケーシング
9 内外壁間用風路
10 外壁側の開口部
11 内壁側の開口部
12 外気取り入れ用噴出口
13 外気取り入れケーシング
14 外気取り入れ用風路
15 風圧検出用センサ
16 開閉ダンパ
17 外気取り入れ装置
18 外気取り入れ装置部
19 回動軸
20 モータダンパ板
21 閉止板
22 外気排出装置部
23 外気排出用風路
24 内壁側排出用の開口部
25 外壁側排出用の開口部
26 外気排出ケーシング
27 開閉ダンパ
28 回動軸
29 モータダンパ板
30 閉止板
31 排気用ファン
32 ストッパー
33 電気ヒーター
34、35 温度検出センサ
36 枠体
37 開閉ダンパー装置
38 上側板
39 吊り金具
40 開口部
41 取付板
42 ガスケット
43 排気用ファン31の強制排気用の開口部
44 軸受
45 外輪
46 内輪
47 ガスケット
48 Oリング台
49 Oリング
50 操作部

Claims (4)

  1. 建物の内外壁間の上下方向に、内外壁間ケーシングにより内外壁間用風路を形成し、当該内外壁間用風路の内外壁間ケーシングの下部に設けた外壁側の開口部と内壁側の開口部間に、外気取り入れケーシングにより外気取り入れ用風路を形成するとともに前記内外壁間ケーシングの上部に設けた内壁側排出用の開口部と外壁側排出用の開口部間に、外気排出ケーシングにより外気排出用風路を形成することにより、前記建物の内外壁に、外気取り入れ装置を構成したヒートパス機能を備える外気取り入れ装置において、
    前記外気取り入れ用風路の外気取り入れケーシングの外壁側の開口部を開放し、内壁側の開口部を閉鎖するとともに前記外気排出用風路の外気排出ケーシングの外壁側排出用の開口部を開放しつつ、当該外壁側排出用の開口部に設けた外気の強制排出手段により前記外気取り入れケーシングを介して、前記内外壁間用風路の内外壁間ケーシングの下部より取り入れた外気を、内外壁間ケーシングの上部より、前記外気排出ケーシングの外壁側排出用の開口部を介して排出することにより、前記建物の内外壁間ケーシングの温度を制御することを特徴とするヒートパス機能を備える外気取り入れ方法。
  2. 前記建物の内外壁間ケーシングの温度の制御は、当該内外壁間ケーシング内に設けた温度検出手段にて、当該内外壁間ケーシング内の温度を検出しつつ前記外気取り入れ用風路に設けた外気取り入れ装置部と外気排出用風路に設けた外気排出装置部のそれぞれの風路開閉手段を制御するとともに前記外壁側排出用の開口部に設けた外気の強制排出手段としての排気用ファンを制御しつつ制御することを特徴とする請求項1記載のヒートパス機能を備える外気取り入れ方法。
  3. 前記外気取り入れ装置は、前記内外壁用風路の下部の外気取り入れ用風路に設けた外気取り入れ装置部と、上部の外気排出用風路に設けた外気排出装置部により構成するとともに、前記外気取り入れ装置部は、前記外壁側の開口部と内壁側の開口部間に設けた外気取り入れ用風路の開閉手段を設けるとともに当該風路に取り入れられる外気の風圧を検出する風圧検出手段を設け、
    前記外気排出装置部は、前記内壁側排出用の開口部と外壁側排出用の開口部間に設けた外気排出用風路の開閉手段を設けるとともに当該風路より排出する外気を強制的に排出する少なくとも一つの排気用ファンを外気排出用風路の外気排出ケーシングに設けることにより構成し、
    前記外気排出装置部の開閉手段にて、前記外気排出用風路を閉鎖するとともに外気取り入れ装置部の開閉手段にて前記外気取り入れ用風路を開放し、外気取り入れケーシングの風圧検出手段にて、風圧を検出しつつ前記外壁側の開口部より内壁側の開口部を介して、建物の室内側に外気を取り入れ、他方当該外気取り入れ装置部の開閉手段にて、前記外気取り入れ用風路を閉鎖するとともに、前記外気排出装置部の開閉手段にて、外気排出用風路を開放し、
    かつ、前記排気用ファンを作動しつつ前記内外壁間ケーシングの内外壁用風路を介して、前記外気取り入れ装置部の外壁側の開口部より取り入れた外気を、外壁側排出用の開口部より排出することを特徴とする請求項1記載のヒートパス機能を備える外気取り入れ方法。
  4. 建物の内外壁間の上下方向に、内外壁間ケーシングにより内外壁間用風路を形成し、当該内外壁間用風路の内外壁間ケーシングの下部に設けた外壁側の開口部と内壁側の開口部間に、外気取り入れケーシングにより外気取り入れ用風路を形成するとともに前記内外壁間ケーシングの上部に設けた内壁側排出用の開口部と外壁側排出用の開口部間に、外気排出ケーシングにより外気排出用風路を形成し、かつ前記内外壁間用風路の下部の外気取り入れ用風路に設けた外気取り入れ装置部と、上部の外気排出用風路に設けた外気排出装置部により構成したヒートパス機能を備える外気取り入れ装置において、
    前記外気排出装置部は、前記内壁側排出用の開口部と外壁側排出用の開口部間に設けた外気排出用風路の開閉手段を設けるとともに当該風路より排出する外気を強制的に排出する少なくとも一つの排気用ファンを外気排出用風路の外気排出ケーシングに設けることにより構成し、
    前記外気排出装置部の開閉手段にて、前記外気排出用風路を閉鎖するとともに外気取り入れ装置部の開閉手段にて前記外気取り入れ用風路を開放し、外気取り入れケーシングの風圧検出手段にて、風圧を検出しつつ前記外壁側の開口部より内壁側の開口部を介して、建物の室内側に外気を取り入れ、他方当該外気取り入れ装置部の開閉手段にて、前記外気取り入れ用風路を閉鎖するとともに、前記外気排出装置部の開閉手段にて、外気排出用風路を開放し、
    かつ、前記排気用ファンを作動しつつ前記内外壁間ケーシングの内外壁用風路を介して、前記外気取り入れ装置部の外壁側の開口部より取り入れた外気を、外壁側排出用の開口部より排出することができるように構成し、
    さらに、前記内外壁間ケーシングに、当該ケーシング内温度の検出手段を設けるとともに当該検出手段の検出温度に基づいて、前記外気取り入れ用風路に設けた、外気取り入れ装置部と外気排出装置部のそれぞれの風路開閉手段を制御することができるように構成するとともに前記外壁側排出用の開口部に設けた外気の強制排出手段としての排気用ファンを制御する制御装置部を設けることにより構成したことを特徴とするヒートパス機能を備える外気取り入れ装置。
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