JP6444291B2 - ディジタル信号入出力装置 - Google Patents
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Description
以下、この発明による水処理プラント等に用いられているディジタル信号入出力装置100を図1に示すブロック図に基づいて説明する。図1においてディジタル信号入出力装置100は、プログラマブルコントローラ(以下、PLCと略す)1と、CPU異常検出部2と、リレーユニット3と、リレー盤4と、監視部5とによって構成されている。ここで、上記ディジタル信号入出力装置100は水処理プラントにおける水処理施設現場に設置されており、上記監視部5は現場から離れた中央監視制御室に設置されているものである。前記PLC1にはCPUユニット11と、CPU異常検出部用ディジタル信号入力カード(以下、入力カードと略す)12と、複数のディジタル信号出力カード(以下、出力カードと略す)1a〜1nと、ネットワーク通信カード(以下、通信カードと略す)16とが設けられている。
次に、実施の形態2について説明する。この実施の形態2は図2に示すように、実施の形態1の図1に示したリレーユニット3に、CPU正常表示部34および第二電源正常表示部35を設けたものであり、それ以外は実施の形態1と同様であるので説明を省略する。上記CPU正常表示部34および、第二電源正常表示部35は、例えばLEDランプ等による発光表示されるものであり、CPU13および第二DC電源33がともに正常動作時にはONされてLEDランプがともに点灯して正常動作表示を行う。CPU13が故障し、前述した出力カード1a〜1nの出力が遮断される場合には、CPU正常表示部34のランプがOFF、第二電源正常表示部35のランプはONを保つ。第二電源33が故障し、同様に出力が遮断される場合には、CPU正常表示部34、第二電源正常表示部35ともにOFFとなる。このように、LEDランプの表示により、水処理施設の現場において目視にて異常発生を認識できるという効果がある。尚、この実施の形態2では第一電源23、第二電源33をDC電源としている。
この実施の形態3は図3に示すように、前述した実施の形態1におけるDC電源である第一電源23および第二電源33に代替して、第一AC電源23a、および第二AC電源33aとしたものであり、それ以外は実施の形態1と同様である。このように、CPU異常検出部2およびリレーユニット3の外部に設けられる外部電源にAC電源を用いることにより、専用のDC電源を設ける必要がなく、ディジタル信号入出力装置100の汎用性が向上し、かつコスト低減が可能となる。
この実施の形態4は図4に示すように、CPU異常検出部2に第一AC/DCコンバータ36を設けるとともに、前述した実施の形態3と同様に外部電源を第一AC電源23aとし、またリレーユニット3にも第二AC/DCコンバータ37を設け、外部電源を第二AC電源33aとしたものであり、これら第一AC/DCコンバータ36の電源が前記CPU異常検出部2に、第二AC/DCコンバータ37の電源が前記リレーユニット3に供給され、それ以外は実施の形態2と同様である。このような構成を採用したディジタル信号入出力装置100は、汎用性が向上し、コスト低減が可能となる。
この実施の形態5は図5に示すように、前述した図4のCPU異常検出部2に設けられた第一AC/DCコンバータ36およびリレーユニット3に設けられた第二AC/DCコンバータ37に代替してCPU異常検出部2に2台並列設置の第一AC/DCコンバータ36を、リレーユニット3にも2台並列設置の第二AC/DCコンバータ37を設けたものである。このように並列設置としたので一方のAC/DCコンバータに異常が発生したとしても、並列設置の他方のAC/DCコンバータにより動作を継続可能とするので、信頼性の高いディジタル信号入出力装置100を得ることができる。
以上に説明した実施の形態1〜実施の形態5では、1台のリレーユニット3が設けられている例を示したが、この実施の形態6では複数台のリレーユニット3を直列して設けた場合を図6および図7に示す。尚、作図の都合上、図6、図7は別図としているが、これらは図6の右端のC−C、および図7の左端のC−Cにおいて、外部接続用接点38およびリレーユニット用接続接点31cで接続されている。尚、この図6、図7は、実施の形態2で示した図2の構成に複数台のリレーユニット3を設けたものであり、他の実施の形態1、3、4、5であってもよい。このような構成であっても複数台のリレーユニット3用の第二電源33のいずれかに故障が発生したとしても、監視部5あるいはリレーユニット3内の第二電源正常表示部35に表示されるので、故障対策が迅速化されるという効果を奏する。
3 リレーユニット、4 リレー盤、5 監視部、6 制御ネットワーク、
11 CPUユニット、12 CPU異常検出用ディジタル信号入力カード、
13 CPU、15 電源異常検出プログラム、23,23a 第一電源、
33,33a 第二電源、100 ディジタル信号入出力装置。
Claims (7)
- プログラマブルコントローラと、外部に設置された第一電源を備えたCPU異常検出部と、前記CPU異常検出部に接続するリレーユニットと、リレー盤とが設けられたディジタル信号入出力装置であって、前記プログラマブルコントローラに設けられたCPUの発信するCPU異常発生信号は、前記プログラマブルコントローラに設けられたネットワーク通信カードから、外部の制御ネットワークを介して監視部に送信されるとともに、前記リレーユニットの外部に設置された第二電源の故障発生の信号は前記プログラマブルコントローラに設けられたCPU異常検出部用ディジタル信号入力カードを介して前記CPUに設けられた電源異常検出プログラムで処理後、前記ネットワーク通信カードから前記制御ネットワークを介して前記監視部に送信されるディジタル信号入出力装置。
- 外部に設置された前記第一電源および前記第二電源をDC電源とする請求項1に記載のディジタル信号入出力装置。
- 外部に設置された前記第一電源および前記第二電源をAC電源とする請求項1に記載のディジタル信号入出力装置。
- 前記CPU異常検出部には、前記外部に設置された前記第一電源につながる第一AC/DCコンバータが設けられ、前記第一AC/DCコンバータからの電源が供給されるとともに、前記リレーユニットには、前記外部に設置された前記第二電源につながる第二AC/DCコンバータが設けられ、前記第二AC/DCコンバータからの電源が供給される請求項3に記載のディジタル信号入出力装置。
- 前記第一AC/DCコンバータを2台並列設置とするとともに、前記第二AC/DCコンバータも2台並列設置とした請求項4に記載のディジタル信号入出力装置。
- 前記リレーユニットにはCPU正常表示部および第二電源正常表示部が設けられており、前記CPUおよび前記第二電源が正常動作時には前記CPU正常表示部および前記第二電源正常表示部のランプが点灯し、前記第二電源に故障が発生した場合、前記第二電源正常表示部のランプが消灯する請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のディジタル信号入出力装置。
- 前記リレーユニットは複数台が直結され、前記CPU異常検出部に接続されている請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のディジタル信号入出力装置。
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