JP6444216B2 - 購買意識調査システム、タグ、端末装置、情報処理装置および購買意識調査方法 - Google Patents

購買意識調査システム、タグ、端末装置、情報処理装置および購買意識調査方法 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、購買意識調査システム、タグ、端末装置、情報処理装置および購買意識調査方法に関する。
商品を販売する売り場では、顧客がどのような商品を手に取って興味をもったのかという購買意識を把握し、商品の配置やディスプレイ方法を模索・決定して販売促進を図ることが重要である。購買意識を把握する技術としては、商品に取り付けられた無線タグを利用して顧客が関心を持った商品を把握できる商品管理システムがある。
特開2011−65455号公報
しかしながら、上記の従来技術では、商品に取り付けられた無線タグと通信する端末装置を所持する店員が商品を手に取る場合も含めて商品の取り出し回数をカウントしており、商品の取り出し動作の把握が正確ではないという問題がある。
1つの側面では、商品の取り出し動作を正確に把握することを可能とする購買意識調査システム、タグ、端末装置、情報処理装置および購買意識調査方法を提供することを目的とする。
第1の案は、商品ごとに設けられたタグと、端末装置と、タグおよび端末装置から配信された情報を処理する情報処理装置とを有する購買意識調査システムである。タグは、商品の取り出し動作を検知する検知部と、検知された取り出し動作を情報処理装置に配信し、取り出し動作が検知された場合には所定の通信範囲に対してブロードキャスト発信を行う送信部とを有する。端末装置は、タグからのブロードキャスト発信を受信する受信部と、タグからのブロードキャスト発信を受信した場合に、タグが設けられた商品における取り出し動作が行われたことを示す情報を情報処理装置に送信する送信部とを有する。情報処理装置は、商品ごとに検知された取り出し動作から端末装置より送信された情報に基づいた商品の取り出し動作を減算して商品の取り出し動作の回数を算出する算出部を有する。
本発明の1実施態様によれば、商品の取り出し動作を正確に把握することができる。
図1は、実施形態にかかる購買調査システムの一例を示す説明図である。 図2は、実施形態にかかるタグの構成例を示すブロック図である。 図3は、実施形態にかかる端末装置の構成例を示すブロック図である。 図4は、実施形態にかかるサーバの構成例を示すブロック図である。 図5は、実施形態にかかる購買調査システムの機能構成例を示すブロック図である。 図6は、記憶部の記憶内容を説明する説明図である。 図7は、実施形態にかかるタグの動作例を示すフローチャートである。 図8は、重力軸とXYZ軸との関係を説明する説明図である。 図9は、実施形態にかかる端末装置の動作例を示すフローチャートである。 図10は、実施形態にかかるサーバの動作例を示すフローチャートである。 図11は、実施形態にかかるサーバの動作例を示すフローチャートである。 図12は、取り出し回数の把握を説明する説明図である。 図13は、タグに記憶された取り出し回数の取得を説明する説明図である。
以下、図面を参照して、実施形態にかかる購買意識調査システム、タグ、端末装置、情報処理装置および購買意識調査方法を説明する。実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、以下の実施形態で説明する購買意識調査システム、タグ、端末装置、情報処理装置および購買意識調査方法は、一例を示すに過ぎず、実施形態を限定するものではない。また、以下の各実施形態は、矛盾しない範囲内で適宜組みあわせてもよい。
図1は、実施形態にかかる購買意識調査システム100の一例を示す説明図である。図1に示すように、購買意識調査システム100は、タグ1と、端末装置3と、サーバ4と、AP5とを有する。
タグ1は、店舗内に陳列された商品2ごとに設けられ、各種センサと、端末装置3およびAP5と通信する通信部とを有する無線タグである。商品2は、ハンガー6に掛けられた状態で、釣り掛け棒7に吊りかけて陳列される洋服等である。例えば、タグ1は、ハンガー6に貼付されており、顧客が商品2を手にとって移動させた場合にはセンサによりその移動を検知可能としている。
図2は、実施形態にかかるタグ1の構成例を示すブロック図である。図1に示すように、タグ1は、制御チップ10およびバッテリー20を有する。制御チップ10は、タグ1全体を制御する部位である。バッテリー20は、タグ1全体に電力を供給する電力源であり、例えば一次電池もしくは二次電池である。
制御チップ10は、MPU11(MPU:Micro-Processing Unit)、通信部12、LED13(LED:Light Emitting Diode)、ブザー14、FRAM15(FRAM(登録商標):Ferroelectric RAM)およびセンサ部16を有する。
MPU11は、制御チップ10全体の動作を制御する。通信部12は、アンテナ121を有し、MPU11の制御のもとでアンテナ121を介した無線通信を行う。例えば、通信部12は、BTLE(Bluetooth(登録商標)Low Energy)等の通信規格による無線通信を行う。LED13は、MPU11の制御のもとで点灯/消灯を行う。例えば、LED13は、点灯/消灯/点滅などの点灯状態によりタグ1の動作状態を通知する。ブザー14は、MPU11の制御のもとでブザー音声の出力を行う。FRAM15は、通信部12における無線通信の設定情報、タグIDなどのタグ1を識別するための識別情報等の各種設定情報およびセンサ部16の測定により得られた検知情報を記憶する。
センサ部16は、加速度センサ161、照度センサ162、地磁気センサ163、温度センサ164、湿度センサ165および気圧センサ166を有し、タグ1の移動・姿勢およびタグ1の周辺の環境を計測するセンサである。このセンサ部16が計測した計測値は、MPU11に出力される。
加速度センサ161は、XYZ軸(3軸)方向の加速度値を測定するセンサであり、重力およびタグ1の移動に伴う加速度を測定する。照度センサ162は、タグ1の周辺の照度を測定する。地磁気センサ163は、地磁気を計測する。温度センサ164は、タグ1の周辺の温度を測定する。湿度センサ165は、タグ1の周辺の湿度を測定する。気圧センサ166は、タグ1の周辺の気圧を測定する。
端末装置3は、店舗の店員が所持して使用する携帯型の端末であり、例えばスマートフォン、タブレット端末等である。なお、端末装置3は、店員が所持する端末であればよく、腕時計型のウエアラブル端末等であってもよい。本実施形態では、端末装置3としてタブレット端末を例示する。
端末装置3は、BTLE規格等の無線通信を介してタグ1との通信を行う。また、端末装置3は、Wi−Fi規格等の無線通信を介してLAN(Local Area Network)やインターネット等のネットワークN(図4参照)と接続し、このネットワークN上のサーバ4との通信を行う。
図3は、実施形態にかかる端末装置3の構成例を示すブロック図である。図3に示すように、端末装置3は、APU30、GPU31、LCD32、タッチパネル33、MEM34、フラッシュROM35、通信部36、アンテナ37およびバッテリー38を有する。
APU30(APU:Application Processor Unit)は、フラッシュROM35などに記憶されたプログラムをMEM34に展開して順次実行することで、端末装置3全体の動作を制御する。GPU31(GPU:Graphics Processing Unit)は、APU30の制御のもと、LCD32の表示を制御する。LCD32(Liquid Crystal Display)は、GPU31の制御のもとで各種情報を画面表示する出力インタフェースである。タッチパネル33は、LCD32に重畳して配置され、ユーザのタッチ操作等を受け付けて、各種情報やコマンドを入力する入力インタフェースである。MEM34(MEM:Memory)は、フラッシュROM35がプログラムを実行する際の作業領域を提供する。フラッシュROM35(ROM:Read Only Memory)は、APU30が実行するプログラムや各種設定情報等を格納する。通信部36は、APU30の制御のもとでアンテナ37を介した無線通信を行う。例えば、通信部36は、BTLE規格やWi−Fi規格の無線通信を実行する。バッテリー38は、端末装置3全体に電力を供給する電力源である。
サーバ4は、例えばPC(Personal Computer)等であり、AP5を介したタグ1および端末装置3より配信された情報を処理する。具体的には、サーバ4は、商品2ごとのタグ1および店員が保持する端末装置3より配信された情報をもとに、商品2ごとに顧客が手に取った回数を算出する。店舗では、サーバ4により得られた商品2ごとの顧客が手に取った回数により、顧客の購買意識を把握できる。
図4は、実施形態にかかるサーバ4の構成例を示すブロック図である。図4に示すように、サーバ4は、CPU40、記憶部41、表示部42、操作部43、RAM44、ROM45および通信部46を有する。
CPU40(CPU:Central Processing Unit)は、記憶部41などの記憶されたプログラムをRAM44に展開して順次実行することで、サーバ4全体の動作を制御する。記憶部41は、例えばHDD(Hard Disk Drive)等であり、CPU40が実行するプログラム、各種設定情報、タグ1および端末装置3より取得した情報等を記憶する。表示部42は、例えばLCD等のディスプレイであり、CPU40の制御のもとで各種情報を画面表示する。操作部43は、例えばキーボード、マウスなどの入力インタフェースであり、ユーザの操作入力を受け付ける。RAM44(RAM:Random Access Memory)は、CPU40がプログラムを実行する際の作業領域を提供する。ROM45(ROM:Read Only Memory)は、サーバ4の起動時にCPU40が実行する基本プログラム等を格納する。通信部46は、CPU40の制御のもと、LANやインターネット等のネットワークNを介した通信を行う。この通信部46による通信により、サーバ4は、AP5を介したタグ1および端末装置3より配信された情報を受信できる。
AP5は、店舗内に設置され、タグ1との無線通信を行う通信装置である。AP5は、BTLE規格等の無線通信によりタグ1より配信された情報をネットワークNを介してサーバ4へ送信する。また、AP5は、商品2が陳列または格納される店舗内の場所において、商品2に設けられたタグ1の通信範囲内となるように複数設置されてもよい。例えば、タグ1とAP5とがBTLE規格で無線通信を行う場合は、商品2に設けられたタグ1の10m程度の通信範囲をカバーするように、店舗内の複数箇所にAP5を設置する。
図5は、実施形態にかかる購買意識調査システム100の機能構成例を示すブロック図である。図5に示すように、タグ1は、MPU11がプログラムを実行して実現する機能構成として、検出部101、記憶部102および送信部103を有する。端末装置3は、APU30がプログラムを実行して実現する機能構成として、受信部301および送信部302を有する。サーバ4は、CPU40がプログラムを実行して実現する機能構成として、受信部401、記憶部402および分析部403を有する。
検出部101は、センサ部16による測定をもとに、タグ1が設けられた商品2の取り出し動作を検出(検知)する。具体的には、検出部101は、加速度センサ161によりタグ1が設けられた商品2の移動を検出して、商品2の取り出し動作の検出を行う。例えば、商品2の取り出し動作には、静止状態から商品2を取り上げる動作が含まれる。このため、検出部101は、重力軸方向に対するマイナス方向(鉛直上向き)の移動を検知することで、商品2の取り出し動作を検出する。
なお、検出部101による商品2の取り出し動作の検出は、加速度センサ161による商品2の移動検出に限定しない。例えば、検出部101は、照度センサ162による照度値の検出をもとに、照度値が所定値以上の明るい売り場に商品2が取り出されたことを検出してもよい。また、商品2の取り出し動作の検出は、センサ部16による測定に基づく方法に限定しない。例えば、通信部12における通信をもとに、商品2の取り出し動作を検出してもよい。具体的には、商品2を陳列する位置から離れたところでタグ1との通信が切断又は接続される通信ビーコンを店舗内に設置する。そして、検出部101は、通信部12における通信をもとに、通信ビーコンとの通信状況を監視することで、商品2の取り出し動作の有無を検出してもよい。
また、検出部101は、サーバ4へ情報を配信するためのトリガを検出する。具体的には、検出部101は、端末装置3またはAP5により無線通信でブロードキャストされた配信要求をトリガとして検出する。また、検出部101は、センサ部16による測定結果が所定の条件を満たすか否かをもとに、トリガの検出を行ってもよい。例えば、検出部101は、照度センサ162により検出された照度値が所定の閾値を超える(下回る/上回る)ことをトリガとして検出してもよい。照度値をトリガとした場合には、例えば店舗の営業終了時の消灯によって、サーバ4への情報配信を指示できる。また、検出部101は、MPU11のRTC(Real Time Clock)機能により計時された時刻(クロックカウンタ)をもとに、計時された時刻が所定の時刻となったことをトリガとして検出してもよい。時刻をトリガとした場合には、例えば営業終了の時刻にサーバ4への情報配信を行うように指示できる。
記憶部102は、検出部101が検出した商品2の取り出し動作をログとしてFRAM15に記憶する。この商品2の取り出し動作のログには、取り出し動作の回数を示すカウンタ値やRTC機能により計時された取り出し動作の時刻などがある。本実施形態では、取り出し動作の回数を示すカウンタ値をFRAM15に記憶する。
送信部103は、検出部101により商品2の取り出し動作が検出された場合、1m程度の近距離の通信範囲に対して通信部12によるブロードキャスト発信を行う。このブロードキャスト発信は、所定の時間(例えば10秒程度)、所定の間隔(例えば0.5秒間隔)で複数回行われる。
また、送信部103は、検出部101によりサーバ4へ情報を配信するためのトリガを検出した場合、記憶部102により記憶された商品2の取り出し動作のログを通信部12によりサーバ4に送信する。このログの送信は、ブロードキャスト発信と比べて送信電力を大きくすることで、1m程度の近距離の通信範囲ではなく、10m程度の広範囲な通信範囲としてもよい。また、送信部103は、ブロードキャスト発信または取り出し動作のログの送信を行う際には、タグ1を識別するためのタグID(Identification Data)を付して送信する。
受信部301は、タグ1が近距離の通信範囲に対して行うブロードキャスト発信を通信部36により受信する。送信部302は、タグ1からのブロードキャスト発信を受信した場合、タグ1が設けられた商品2における取り出し動作が店員により行われたことを示す情報を通信部36によりサーバ4に送信する。具体的には、送信部302は、タグ1よりブロードキャスト発信されたタグIDと、端末装置3に予め設定された端末ID(店員ID)とをサーバ4に送信する。
受信部401は、タグ1および端末装置3より送信された情報を通信部46により受信する。具体的には、受信部401は、商品2ごとのタグ1より送信された取り出し動作のログを受信する。また、受信部401は、端末装置3より送信された、商品2における取り出し動作が店員により行われたことを示す情報を受信する。
記憶部402は、商品取り出し情報DB402aおよび店員取り出し情報DB402bを記憶する。商品取り出し情報DB402a(DB:Database)は、商品2ごとの取り出し動作の回数を記憶する。店員取り出し情報DB402bは、商品2ごとの店員の取り出し動作を記憶する。この商品取り出し情報DB402a、店員取り出し情報DB402bの記憶内容は、タグ1および端末装置3より送信された情報をもとに更新される。
図6は、記憶部402の記憶内容を説明する説明図である。図6に示すように、商品取り出し情報DB402aは、商品2ごとに設けられたタグ1を示すタグIDごとに、取り出し動作が行われた全体の回数、顧客により取り出し動作の回数および店員による取り出し動作の回数を記憶する。店員取り出し情報DB402bは、店員による商品2の取り出し動作ごとに、商品2のタグ1を示すタグID、取り出し動作を行った店員を示す店員ID(端末ID)および取り出し動作の時刻を記憶する。
分析部403は、タグ1および端末装置3より送信された情報に基づいた分析を行う。具体的には、分析部403は、商品2ごとのタグ1より送信された取り出し動作のログと、端末装置3より送信された商品2における取り出し動作が店員により行われたことを示す情報とに基づいて、顧客による商品2の取り出し動作の回数を算出する。より具体的には、分析部403は、同一のタグIDにおいて、タグ1より送信された取り出し動作のログによる取り出し動作の全体の回数から店員により行われた取り出し動作の回数を引くことで、顧客による商品2の取り出し動作の回数を算出する。
ここで、タグ1、端末装置3およびサーバ4の動作の詳細を説明する。先ず、タグ1の動作の詳細を説明する。
図7は、実施形態にかかるタグ1の動作例を示すフローチャートである。図7に示すように、処理が開始されると、記憶部102は、FRAM15における取り出し動作の回数を初期化する(S1)。次いで、検出部101は、加速度センサ161によりタグ1の加速度値を計測し(S2)、重力軸方向の加速度値を算出する(S3)。
図8は、重力軸とXYZ軸との関係を説明する説明図である。図8において、XYZ軸は加速度センサ161により加速度を計測する3軸とする。S3では、加速度センサ161のXYZ軸の重力軸に対する各々の傾き(θ,θ,θ)を求める。
例えば、θには、G(9.8)×cos(θ)=X軸の加速度計測値の関係がある。したがって、θ=arccos((X軸の加速度計測値)/9.8)としてθを求めることができる。ここで、XYZ軸の重力軸に対する各々の傾きの状態を静止状態(α)とする。この静止状態(α)は、例えば商品2がハンガー6により釣り掛け棒7に釣りかけられて静止している状態である。したがって、静止状態(α)にある商品2を取り出した場合には、重力軸方向に対するマイナス方向(鉛直上向き)の移動が検知される。
検出部101は、S3により算出された重力軸方向の加速度値が重力軸方向に対するマイナス方向に所定の閾値を超えたか否か、すなわち鉛直上向きの移動が検知されたか否かを判定する(S4)。鉛直上向きの移動が検知されなかった場合(S4:NO)、検出部101は、一定周期(例えば1秒)待った後(S5)、S2へ処理を戻す。
鉛直上向きの移動が検知された場合(S4:YES)、記憶部102は、商品2の取り出し動作が検出されたことから、FRAM15における取り出し動作の回数をカウントアップする(S6)。次いで、送信部103は、一定時間(例えば10秒程度)、タグ1に予め設定されたタグIDを含めたブロードキャスト発信を行う(S7)。このブロードキャスト発信は、所定の間隔(例えば0.5秒間隔)で複数回行う。
また、ブロードキャスト発信は、AP5を介したサーバ4への送信と比較して近距離(1m程度)にある端末装置3への送信を想定したものである。したがって、記憶部102は、サーバ4への送信よりも送信電力を抑えて、狭い通信範囲(1m程度)にブロードキャスト発信を行う。
次いで、検出部101は、照度センサ162による照度測定を行い(S8)、測定された照度が予め設定された閾値以下であるか否かを判定する(S9)。閾値以下でない場合(S9:NO)、検出部101はS5へ処理を進める。
測定された照度が閾値以下である場合(S9:YES)、前述したトリガが検出されたことから、送信部103は、サーバ4へ記憶部102によりカウントされた取り出し回数を送信する(S10)。これにより、サーバ4では、営業終了時の消灯等によって、商品2ごとのタグ1から取り出し回数の配信を受けることができる。また、タグ1は、トリガの検出時に記憶部102によりカウントされた取り出し回数をまとめてサーバ4へ配信するため、個別に取り出し回数をサーバ4に配信する場合に比べて消費電力を抑えることができる。
次いで、検出部101は、照度センサ162による照度測定を行い(S11)、測定された照度が予め設定された閾値以上であるか否かを判定する(S12)。測定された照度が閾値以上でない場合(S12:NO)、検出部101は、一定周期(例えば1秒)待った後(S13)、S11へ処理を戻す。
測定された照度が閾値以上である場合(S12:YES)、検出部101は、S1へ処理を戻す。これにより、営業の開始等により明るいところに商品2を置くことで、タグ1の取り出し回数の初期化を行って、新たな取り出し回数のカウントを開始できる。
次に、端末装置3の動作の詳細を説明する。図9は、実施形態にかかる端末装置3の動作例を示すフローチャートである。
図9に示すように、処理が開始されると、受信部301は、タグ1からのブロードキャスト通信の検出待ちとする(S20)。次いで、受信部301は、タグ1からのブロードキャスト通信を検出すると(S21)、タグ1からのブロードキャストからタグ1を識別するためのタグIDを取得する(S22)。
次いで、送信部302は、同一タグIDの検出が予め設定された閾値回数以上連続したか否かを判定する(S23)。タグ1のブロードキャスト発信は所定の時間、所定の間隔で複数回行われることから、同一タグIDの検出が一定数連続した場合には店員が商品2の取り出しを行っているものと推定できる。なお、同一タグIDの検出があったとしても、一定数連続していない場合には、顧客が商品2を取り出した側を店員が通過したものと推定できる。
したがって、同一タグIDの検出が閾値以上連続していない場合(S23:NO)、送信部302は、店員が商品2を取り出していないものとしてS20へ処理を戻す。
また、同一タグIDの検出が閾値以上連続している場合(S23:YES)、送信部302は、RTC機能により計時されている現在時刻を店員の取り出し時刻とする(S24)。次いで、送信部302は、取得したタグIDと取り出し時刻をサーバ4へ送信し(S25)、S20へ処理を戻す。
このサーバ4への送信には、端末自身を識別可能とする端末IDを含めて送信する。なお、店員と、その店員が所持する端末装置3とは予め対応付けられており、端末IDと、店員を識別する店員IDとは予め関連付けられているものとする。よって、端末装置3は、端末IDの代わりに店員IDをサーバ4へ送信してもよい。
次に、サーバ4の動作の詳細を説明する。図10は、実施形態にかかるサーバ4の動作例を示すフローチャートである。より具体的には、店員の端末装置3から送信された情報をもとにした処理を説明するフローチャートである。
図10に示すように、処理が開始されると、受信部401は、端末装置3から送信された情報の受信待ちとする(S30)。次いで、受信部401は、端末装置3から送信された情報を受信すると(S31)、受信した情報に含まれる、端末ID(店員ID)とタグID、取り出し時刻を取得する(S32)。
次いで、記憶部402は、商品取り出し情報DB402aからS32で取得したタグIDのレコードを読み込み(S33)、読み込んだレコードの店員取り出し回数をカウントアップする(S34)。次いで、記憶部402は、S34によるカウントアップ後のレコードを商品取り出し情報DB402aに書き込み(S35)、レコードの更新を行う。
次いで、記憶部402は、S31において端末装置3より受信した情報(タグID、端末ID(店員ID)、取り出し時刻)をもとに、店員取り出し情報DB402bに店員による今回の取り出し記録のレコードを追加し(S36)、S30へ処理を戻す。
図11は、実施形態にかかるサーバ4の動作例を示すフローチャートである。より具体的には、タグ1から送信された情報をもとにした処理を説明するフローチャートである。
図11に示すように、処理が開始されると、受信部401は、タグ1から送信された情報の受信待ちとする(S40)。次いで、受信部401は、タグ1から送信された情報を受信すると(S41)、受信した情報に含まれる、タグIDと取り出し回数を取得する(S42)。
次いで、記憶部402は、商品取り出し情報DB402aからS42で取得したタグIDのレコードを読み込み(S43)、読み込んだレコードの全体取り出し回数にS42で取得した取り出し回数を加算する(S44)。
次いで、分析部403は、更新した全体取り出し回数から店員取り出し回数を除算し、顧客による商品2の取り出し回数を求める。これにより、記憶部402は、読み込んだレコードの顧客取り出し回数を除算して求めた顧客の取り出し回数に更新する(S45)。
次いで、記憶部402は、S44、S45による更新後のレコードを商品取り出し情報DB402aに書き込み(S46)、レコードの更新を行った後にS40へ処理を戻す。
図12は、取り出し回数の把握を説明する説明図である。なお、図12に例示するケースC1は、端末装置3を所持する店員H1が商品2を取り出す場合である。また、ケースC2は、顧客H2が商品2を取り出す場合である。
図12に示すように、タグ1は、商品2の取り出し動作を検知し、取り出し動作が検知された場合には所定の通信範囲に対してブロードキャスト発信を行う。このため、ケースC1の店員H1による取り出し動作では、店員H1の端末装置3による、タグ1のブロードキャストの受信を伴うものとなる。これに対し、ケースC2の顧客H2による取り出し動作では、タグ1のブロードキャストの受信を伴うものとはならない。したがって、タグ1が記憶する取り出し動作の回数全体から、タグ1のブロードキャストを店員H1が所持する端末装置3が受信した場合の取り出し動作の回数を引くことで、端末装置3がタグ1の近くにない場合の取り出し動作を正確に把握できる。これにより、例えば、端末装置3を所持しない顧客H2による取り出し動作を把握できる。
図13は、タグ1に記憶された取り出し回数の取得を説明する説明図である。図13に示すように、タグ1は、サーバ4へ情報を配信するためのトリガを検出した場合に、記憶された取り出し回数をAP5を介してサーバ4へ送信する。例えば、照度値をトリガとした場合、店舗の営業終了時の消灯によって、サーバ4は、各商品2のタグ1から取り出し回数を取得できる。
したがって、サーバ4は、タグ1から送信される取り出し動作の回数と、そのタグ1からのブロードキャスト発信を受信した場合に端末装置3から送信される情報による取り出し動作の回数との差分から、端末装置3がタグ1の近くにない場合の取り出し動作を把握できる。これにより、例えば、端末装置3を所持しない顧客H2による取り出し動作の回数を把握できる。
タグ1、端末装置3およびサーバ4で行われる各種処理機能は、MPU11、APU30またはCPU40等のマイクロ・コンピュータ上で、その全部または任意の一部を実行するようにしてもよい。また、各種処理機能は、CPU(またはMPU、APU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行されるプログラム上、またはワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部または任意の一部を実行するようにしてもよいことは言うまでもない。
また、MPU11、APU30またはCPU40等のマイクロ・コンピュータ上で実行されるプログラムは、例えば読み取り可能な記憶媒体に記憶されていてもよい。この読み取り可能な記憶媒体は、例えば、CD−ROMやDVDディスク、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、ハードディスクドライブ等が対応する。また、公衆回線、インターネット、LAN等に接続された装置にこのプログラムを記憶させておき、これらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
1…タグ
2…商品
3…端末装置
4…サーバ
5…AP
10…制御チップ
11…MPU
12…通信部
13…LED
14…ブザー
15…FRAM
16…センサ部
100…購買意識調査システム
101…検出部
102、402…記憶部
103、302…送信部
301、401…受信部
402a…商品取り出し情報DB
402b…店員取り出し情報DB
403…分析部
C1、C2…ケース
H1…店員
H2…顧客
N…ネットワーク

Claims (9)

  1. 商品ごとに設けられたタグと、端末装置と、前記タグおよび前記端末装置から配信された情報を処理する情報処理装置とを有する購買意識調査システムであって、
    前記タグは、
    前記商品の取り出し動作を検知する検知部と、
    前記検知された取り出し動作を前記情報処理装置に配信し、前記取り出し動作が検知された場合には所定の通信範囲に対してブロードキャスト発信を行う送信部とを有し、
    前記端末装置は、
    前記タグからのブロードキャスト発信を受信する受信部と、
    前記タグからのブロードキャスト発信を受信した場合に、当該タグが設けられた商品における取り出し動作が行われたことを示す情報を前記情報処理装置に送信する送信部とを有し、
    前記情報処理装置は、
    前記商品ごとに検知された取り出し動作から前記端末装置より送信された情報に基づいた前記商品の取り出し動作を減算して前記商品の取り出し動作の回数を算出する算出部を有する
    ことを特徴とする購買意識調査システム。
  2. 前記タグは、
    前記検知された取り出し動作の回数を計数する計数部を有し、
    前記タグの検知部は、前記情報処理装置への配信にかかるトリガを検知し、
    前記タグの送信部は、前記トリガが検知された場合に、前記検知された取り出し動作の回数を前記情報処理装置に配信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の購買意識調査システム。
  3. 前記タグの検知部は、前記トリガとして所定の照度値を検知する
    ことを特徴とする請求項2に記載の購買意識調査システム。
  4. 前記タグの送信部は、前記情報処理装置への配信を行う際の通信範囲よりも狭い通信範囲に前記ブロードキャスト発信を行う
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の購買意識調査システム。
  5. 前記タグの送信部は、前記ブロードキャスト発信を所定の時間にわたって複数回行い、
    前記端末装置の送信部は、前記タグからのブロードキャスト発信を所定回受信した場合に、前記商品における取り出し動作が行われたことを示す情報を前記情報処理装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の購買意識調査システム。
  6. 商品ごとに設けられるタグであって、
    前記商品の取り出し動作を検知する検知部と、
    前記検知された取り出し動作を情報処理装置に配信し、前記取り出し動作が検知された場合には所定の通信範囲に対してブロードキャスト発信を行う送信部と
    を有することを特徴とするタグ。
  7. 商品ごとに設けられたタグにおいて前記商品の取り出し動作が検知された場合に所定の通信範囲に対して行われるブロードキャスト発信を受信する受信部と、
    前記タグからのブロードキャスト発信を受信した場合に、当該タグが設けられた商品における取り出し動作が行われたことを示す情報を情報処理装置に送信する送信部と
    を有することを特徴とする端末装置。
  8. 商品ごとに設けられたタグより配信された当該商品の取り出し動作から端末装置より送信された情報に基づいた前記商品の取り出し動作を減算して前記商品の取り出し動作の回数を算出する算出部を有する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  9. 商品ごとに設けられたタグと、端末装置と、前記タグおよび前記端末装置から配信された情報を処理する情報処理装置とを有する購買意識調査システムの購買意識調査方法であって、
    前記タグが
    前記商品の取り出し動作を検知し、
    前記検知された取り出し動作を前記情報処理装置に配信し、前記取り出し動作が検知された場合には所定の通信範囲に対してブロードキャスト発信を行い、
    前記端末装置が
    前記タグからのブロードキャスト発信を受信した場合に、当該タグが設けられた商品における取り出し動作が行われたことを示す情報を前記情報処理装置に送信し、
    前記情報処理装置が
    前記商品ごとに検知された取り出し動作から前記端末装置より送信された情報に基づいた前記商品の取り出し動作を減算して前記商品の取り出し動作の回数を算出する
    ことを特徴とする購買意識調査方法。
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