JP6442381B2 - 発熱体の固定構造、電力変換ユニットおよび電力変換装置 - Google Patents

発熱体の固定構造、電力変換ユニットおよび電力変換装置 Download PDF

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本発明は、発熱体の固定構造、電力変換ユニットおよび電力変換装置に関する。
半導体モジュール等の発熱体を空冷する場合には、半導体モジュール等の発熱体と空冷型冷却器とを固定、接続する必要がある。一般には、半導体モジュール等の発熱体と空冷型冷却器との固定には、ボルト、ねじ等のとめ具を、ドライバ、レンチ等の工具を用いて固定、接続している。この固定、接続方法は簡易であるものの、工程の増加と、作業するためのスペースが必要となり、経済性の低下と装置の大型化が課題となる。
特許文献1は、「弾性部材8と、双方向に電流が流通する直流正極側配線部材5及び直流負極側配線部材6とを積重して加圧治具を構成し、この加圧治具によって第1固定治具1を押圧し、第1固定治具1によって半導体装置3を押圧し、半導体装置3を、その放熱面が放熱部材2の側壁面2c、2dに面接触した状態で放熱部材2に固定した。」と記載されている。
特開2006−286676号公報
特許文献1では、加圧治具によって第1固定治具1を押圧し、第1固定治具1によって半導体装置3を押圧し、半導体装置3を、その放熱面が放熱部材2の側壁面2c、2dに面接触した状態で放熱部材2に固定するものであるため、半導体への押圧力がかかるとともに、冷却器の大型化の可能性がある。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、半導体モジュール等の発熱体を効率よく冷却するとともに小型な発熱体の固定構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、例えば、対向する二平面を有し、二平面は少なくとも一の冷却面である発熱体と、二平面をそれぞれ覆うように設けられる一対の受熱板と、一対の受熱板が互いに対向する領域に設けられる弾性部材と、発熱体および一対の受熱板を挿入するスロットを有し、一対の受熱板を冷却する冷却器と、発熱体および一対の受熱板をスロットに挿入した場合に、弾性部材によって、一対の受熱板がスロットの内壁面に当接するような押圧力が負荷される発熱体の固定構造を特徴とする。
半導体モジュール等の発熱体を効率よく冷却するとともに小型な発熱体の固定構造を提供する。
本実施形態に係る電力変換装置100の回路図である。 電力変換装置100のコンバータ102の回路図である。 電力変換装置100のインバータ103の回路図である。 電力変換装置100のチョッパ104の回路図である。 両面冷却パワーモジュール600の外観図である。 両面冷却パワーモジュール600の同回路図である。 受熱スペーサの斜視図である。 受熱スペーサの斜視図である。 受熱スペーサ630A、630Bを両面冷却パワーモジュール600に取り付けた状態を示す。 図7の破線で囲まれたB部の拡大平面図を示す。 図7におけるA−A'断面の要部(端部)の拡大図を示す。 両面冷却パワーモジュール600を冷却器610に装着前の状態をx軸方向から見た状態を示す。 両面冷却パワーモジュール600を冷却器610に装着した状態をx軸方向から見た状態を示す。 両面冷却パワーモジュール600を冷却器610に装着した状態をz軸方向から見た状態を示す。 単位変換器ユニット1101をy軸方向から見た外観図である。 単位変換器ユニット1101をz軸方向から見た外観図である。 複数の単位変換器ユニット1101を配置してなる電力変換装置150の外観図である。 本実施例における両面冷却パワーモジュール600を冷却器に固定する場合の外観図である。 本実施例における両面冷却パワーモジュール600を冷却器610に固定する場合の外観図である。 冷却器のスロット611の変形例である。 冷却器のスロット611の変形例である。 冷却器610に放熱フィン1702が設けられたヒートシンク1701を採用した場合の外観を示している。 冷却器610にヒートパイプ1801および放熱フィン1802が設けられた場合の外観を示している。 一つの冷却器610あたりに、2つ以上の両面冷却パワーモジュール600を挿入し、電気的に並列に接続した場合の外観を示している。 両面冷却パワーモジュール600に取り付ける受熱スペーサ630A、630Bの変形例である。 両面冷却パワーモジュール600に取り付ける受熱スペーサ630A、630Bの第2の変形例である。
<電力変換装置の電気的構成>
次に、本発明の一実施形態による電力変換装置100の構成を説明する。
図1は、本実施形態に係る電力変換装置100の回路図である。
図1に示すように、電力変換装置100には、電力系統の受電点107から変圧器105を介して、適当な電圧に調整された交流電力が供給される。供給される交流電力は、コンバータ102に入力され、直流電力に変換される。直流電力はインバータ103に入力され、交流電力に変換される。この交流電力は三相の交流負荷108にて消費される。
一方、電力系統の不具合等でコンバータ102に電力が供給されない場合、これを上位制御回路109が検知し、チョッパ104が動作する。蓄電池106からチョッパ104に入力される直流電力はチョッパ104で適当な電力に調整され、インバータ103に入力される。インバータ103に入力された直流電力は交流電力へと変換され、三相の交流負荷108にて消費される。
以上の動作は上位制御回路109で所望の動作を判定し、コンバータ102への指令信号110C、インバータ103への指令信号110I、チョッパ104への指令信号110Xにより調整される。コンバータ102、インバータ103、チョッパ104はその動作に際して、熱が発生し温度が上昇する。この温度上昇を抑制するために、冷却ファン101(送風機)により発生させた冷却風111を送り込み冷却する。以上で構成された電気システムのうち、冷却ファン101、コンバータ102、インバータ103、チョッパ104、上位制御回路109等が本実施形態における電力変換装置100に収容される。また、必要に応じて、コンバータ102と変圧器105との間、またはインバータ103と交流負荷108との間にフィルタ回路を配置してもよい。
図2は、電力変換装置100のコンバータ102の回路図、図3は電力変換装置100のインバータ103の回路図、図4は電力変換装置100のチョッパ104の回路図である。以下、図2〜図4を参照してコンバータ102、インバータ103、チョッパ104の回路について説明する。
図2に示すコンバータ102は、複数の半導体素子で構成されるレグ203(203R、203S、203T)で構成され、レグ203は、複数のスイッチング素子204(例えば、204RH、204RL)とダイオード素子205(例えば、205RH、205RL)で構成される。以後、個々の要素全体を示す場合は総称として、レグ203、スイッチング素子204、ダイオード素子205を用いる。
レグ203の両端はコンデンサ201に接続されている。レグ203Rの上側アームは、スイッチング素子204RHと、還流用のダイオード素子205RHとで構成される。また、レグ203Rの下側アームは、スイッチング素子204RLと、還流用のダイオード素子205RLとで構成される。同様に、レグ203Sの上側アームは、スイッチング素子204SHと、還流用のダイオード素子205SHとで構成される。また、レグ203Sの下側アームは、スイッチング素子204SLと、還流用のダイオード素子205SLとで構成される。また、レグ203Tの上側アームは、スイッチング素子204THと、還流用のダイオード素子205THとで構成される。また、レグ203Tの下側アームは、スイッチング素子204TLと、還流用のダイオード素子205TLとで構成される。スイッチング素子204RH、204RL、204SH、204SL、204TH、204TLへのスイッチング信号は、下位制御部であるコンバータゲート制御部202で制御される。
なお、本実施形態のスイッチング素子には、電流のオン・オフを切り替え可能な素子なら使用することが可能である。例えば、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、パワーMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)がある。
図3に示すインバータ103は、複数の半導体素子で構成されるレグ203(203U、203V、203W)で構成され、レグ203の両端はコンデンサ301に接続されている。レグ203Uの上側アームは、スイッチング素子204UHと、還流用のダイオード素子205UHとで構成される。また、レグ203Uの下側アームは、スイッチング素子204ULと、還流用のダイオード素子205ULとで構成される。同様に、レグ203Vの上側アームは、スイッチング素子204VHと、還流用のダイオード素子205VHとで構成される。また、レグ203Vの下側アームは、スイッチング素子204VLと、還流用のダイオード素子205VLとで構成される。また、レグ203Wの上側アームは、スイッチング素子204WHと、還流用のダイオード素子205WHとで構成される。また、レグ203Wの下側アームは、スイッチング素子204WLと、還流用のダイオード素子205WLとで構成される。スイッチング素子204UH、204UL、204VH、204VL、204WH、204WLへのスイッチング信号は、下位制御部であるインバータゲート制御部302で制御される。
図4に示すチョッパ104は、半導体素子で構成されるレグ203Xで構成され、レグ203Xの両端はコンデンサ401に接続されている。レグ203Xの上側アームは、スイッチング素子204XHと、還流用のダイオード素子205XHとで構成される。また、レグ203Xの下側アームは、スイッチング素子204XLと、還流用のダイオード素子205XLとで構成される。スイッチング素子204XH、204XLの連系点は、リアクトル403を介して蓄電池106(図1参照)に接続されている。スイッチング素子204XH、204XLへのスイッチング信号は、下位制御部であるチョッパゲート制御部402で制御される。
制御動作の例として、チョッパゲート制御部402の一例について説明する。
チョッパ104に与えられるスイッチング信号は、昇圧降圧切換回路(図示せず)を通して与えられる。これらの選択は、コンバータ102、インバータ103の間の直流電圧値とコンバータ102(整流機能)の出力電圧値の大小関係に依存する。そして、チョッパ104の出力がコンバータ102の出力電圧より大きい時、スイッチング素子204XLにPWM(Pulse Width Modulation)信号を送信し、逆の場合は、スイッチング素子204XHにPWM信号を送信する。
蓄電池106の電力を放電する場合は、スイッチング素子204XLをPWM信号に従いスイッチングする。スイッチング素子がオンしたときリアクトル403にエネルギーを蓄積する。一方、オフしたとき、蓄電池106の電圧とリアクトル403のエネルギーにより蓄電池106の電圧より高い電圧をコンデンサ401に、スイッチング素子204XHに接続されているダイオード素子205XHを介して充電する。
蓄電池106に電力を充電する場合は、スイッチング素子204XHをPWM信号に従いスイッチングし、スイッチング素子204XHがオンしたときリアクトル403を介して、コンデンサ401の電力を蓄電池106に充電する。スイッチング素子204XHがオフしているとき、スイッチング素子204XLに接続されているダイオード素子205XLを介してリアクトル403に蓄積したエネルギーを循環させる。これらの動作により、蓄電池106の電力を充放電させることができる。
なお、一般的な電力変換装置では、コンデンサは一括して配置する場合もあるが、本実施形態では、後記する単位変換器ユニット960(図12参照)の構成を規格化する観点からコンデンサ201、301、401を分割している。具体的には、コンデンサ201、301は、レグ203ごとに更に分割される。
図2〜図4に示すレグ203のスイッチング素子204とダイオード素子205による電流の通電と阻止を行うことで、コンバータ102では交流から直流変換を、インバータ103では直流から交流変換を行っている。通電時にはスイッチング素子204とダイオード素子205に内蔵する抵抗により損失が発生する。また、通電状態から阻止状態に切り替える際にも損失が発生する。このため、電力変換装置100の作動には発熱が伴う。
<パワーユニット600の構成>
次に、本実施形態にて用いられる両面冷却パワーモジュール600(発熱体、電力変換装置用半導体装置)について、図5(A)の外観図および図5(B)の回路図を参照しつつ説明する。
図5(A)において、両面冷却パワーモジュール600は、略直方体状の本体部710と、本体部710の一側面を広げるように形成された略直方体状のフランジ部720と、フランジ部720において本体部710に対向する面から突出した、複数の端子から成る端子部730とから構成されている。端子部730を構成する端子は、図5(B)に示したP端子754Pと、N端子754Nと、AC端子754ACと、ゲート端子751とによって構成されている。
図5(B)において、両面冷却パワーモジュール600には、不図示の絶縁体753の上にマウントされたスイッチング素子204MH、204MLとダイオード素子205MH、205MLとが含まれる。各々の半導体素子間は、レグ203(例えば、図2参照)を構成するように接続される。また、不図示の絶縁体753には、P端子704P(直流正極端子)、N端子704N(直流負極端子)、AC端子704AC(交流端子)、スイッチング素子のオンとオフとを制御するゲート端子701が取り付けられる。
図5(A)に戻り、本体部710の一の面760Aには、微小円柱状の突起であるピンフィン762Aが、多数(合計約200以上)突出している。また、本体部710において面760Aに対向する他の面760Bにおいても、同数のピンフィン762B(図示せず)が形成されている。以下、ピンフィン762A、762Bを総称して、単に「ピンフィン762」と呼ぶこともある。また面760A、760Bを「冷却面」と呼ぶ。ピンフィン762を除いた本体部710の厚さ、すなわち冷却面760A、760B間の距離を「d1」とする。
なお、本発明の実施形態においては、冷却面760A、760Bにピンフィンがない形態も考えられ、また冷却面も両面ではなく片面のみ有する場合も想定されるが、以下の実施例ではピンフィンが冷却面に設けられた両面冷却パワーモジュール600を例に説明する。
前述の半導体素子が動作する際、端子部730を経由して外部と電気的な導通を得る一方で、冷却面760A、760Bを経由して排熱する。すなわち、端子部730は、冷却面760A、760Bに隣接するひとつの側面に形成され、冷却面760A、760Bとは電気的に絶縁されていることから、熱輸送経路と電気経路は独立している。
<空冷型両面冷却パワーユニットの機械的構成>
図6(A)および図6(B)は、受熱スペーサの斜視図である。
両面冷却パワーモジュール600の冷却面760A、760Bには、図6Aに示す一対の受熱スペーサ630A、630Bが衝合される。受熱スペーサ630Aは、略長方形板状の受熱部631A(受熱板)と、受熱部631Aの両端から受熱スペーサ630Bに向かって突出する、略直方体状の一対の空間確保部632Aとから構成されている。また、受熱部631Aには、円柱状の貫通孔633A(穴)が多数形成されている。これら貫通孔633Aは、冷却面760Aのピンフィン762Aに対向する位置に形成され、かつ、ピンフィン762Aの直径よりも若干大きな直径を有している。本来は、貫通孔633Aがピンフィン762Aに隙間なく嵌合することが理想的であるが、ピンフィン762Aの直径や位置には若干の製造誤差が伴うため、その製造誤差を吸収できる程度まで、貫通孔633Aの直径は広げられている。なお、1つのピンフィン762Aが1つの貫通孔633Aに挿入される他に、複数のピンフィン762Aが貫通孔633に挿入される場合もある。また、貫通孔633の形状は、円柱状だけでなく四角柱状などピンフィンが挿入できる形状であればよい。このように、貫通孔に対してピンフィンが挿入されることにより、―y軸方向に重力が係るようにパワーユニットが設置されても、両面冷却パワーモジュール600に受熱スペーサ630A、630Bが衝合されたまま組み付けられた状態が保たれる。なお、ピンフィンがない形態の場合、取っ掛かりとなる勘合部分がなくなるため、受熱スペーサ630A、630Bが両面冷却パワーモジュール600に対して横にすべることが懸念される。この場合、すべりが生じないように、例えば、両面冷却パワーモジュール600のフランジ部720と後述する冷却器610とをねじ止めするなどして固定する。
受熱スペーサ630Bは、略長方形板状の受熱部631Bと、受熱部631Bの両端から受熱スペーサ630Bに向かって突出する、略直方体状の一対の空間確保部632Bとから構成されている。受熱スペーサ630Bは、受熱スペーサ630Aに対して全体として上下対称の形状を有しているが、受熱部631Bにあっては、両面冷却パワーモジュール600の冷却面760Bから突出するピンフィン762Bに各々対向する位置に、貫通孔633Bが形成されている。また、受熱スペーサ630Aも同様に、略長方形板状の受熱部631Aと、受熱部631Aの両端から受熱スペーサ630Bに向かって突出する、略直方体状の一対の空間確保部632Aとから構成されている。受熱スペーサ630Bは、受熱スペーサ630Aに対して全体として上下対称の形状を有する。
ここで、受熱スペーサ630A、630Bは、放熱特性の観点からはアルミニウムや銅などの高熱伝導金属から構成することが好ましいが、両面冷却パワーモジュール600と冷却器610とを絶縁する必要がある場合には、受熱スペーサ630A、630Bとして、樹脂やセラミックスなどを用いてもよい。
また、空間確保部632A、632Bは、受熱スペーサのxz平面においてx軸方向の両端に設けられている必要はなく、両面冷却パワーモジュール600に対して組み付けた時、受熱スペーサ間の間隔を確保できるような位置に設けられていればよい。また空間確保部は、受熱スペーサと一体型となっている必要もなく別体として組み付けられていてもよい。
図7は、受熱スペーサ630A、630Bを両面冷却パワーモジュール600に取り付けた状態を示す。
受熱スペーサ630A、630Bを両面冷却パワーモジュール600に取り付ける際には、冷却面760A、760Bに充分に熱伝導グリスを塗布し、各ピンフィン762に貫通孔633A、633Bの位置を合わせつつ、空間確保部632A、632Bを衝合させる。そして、空間確保部632A、632Bを衝合させた衝合面には弾性部材801を設けている。また、本体部710はその端面710aを露出させているが、冷却面760A、760Bの大部分は受熱スペーサ630A、630Bによって覆われている。なお、熱伝導グリス606に代えて、熱伝導シートを用いてもよい。
図8は、図7の破線で囲まれたB部の拡大平面図を示す。
上述したように、貫通孔633Aの直径は、ピンフィン762Aの直径よりも若干大きいため、ピンフィン762Aは、貫通孔633Aとの間に空隙635を形成しつつ、空隙635に遊挿される。その際、ピンフィン762Aに塗布された熱伝導グリスがこの空隙635内に押し出されるように浸透し、空隙635は、隙間なく熱伝導グリスによって充填される。
図9は、図7におけるA−A'断面の要部(端部)の拡大図を示す。
空間確保部632A、632Bを衝合させた際、受熱部631A、631Bは所定の距離を隔てて対向する。この距離をd2とする。両面冷却パワーモジュール600の本体部710の厚さd1よりも距離d2が若干大きくなるように、受熱スペーサ630A、630Bは形成されている。この結果、受熱部631Aと本体部710の間、および受熱部631Bと本体部710の間には、それぞれ空隙637A、637Bが形成される。この空隙637A、637Bを有することにより、受熱部631Aおよび631Bに外力である押圧力Fが印加された場合においても、両面冷却パワーモジュール600に対する押圧力を防ぐことができる。なお、両面冷却パワーモジュール600は、受熱スペーサ630A、630Bに対して遊びを有するため、空隙637A、637Bの幅は必ずしも同一ではない。
空間確保部632A、632Bを衝合する際、ピンフィン762に塗布された熱伝導グリスは、空隙637A、637B内にも押し出されるように浸透し、空隙637A、637Bも隙間なく熱伝導グリスによって充填される。また、ピンフィン762Aの先端からピンフィン762Bの先端まで含めた本体部710の厚さをd4とし、受熱スペーサ630A、630Bを衝合させた際の全体の幅をd5とする。このとき、幅d5は厚さd4よりも若干大きくなるように、受熱スペーサ630A、630Bは形成されている。これにより、図中における受熱スペーサ630Aの上面とピンフィン762Aの先端との間、および受熱スペーサ630Bの下面とピンフィン762Bの先端との間には、それぞれ空隙639A、639Bが形成される。空隙639A、639Bを有することにより、上述したように、両面冷却パワーモジュール600は、受熱スペーサ630A、630Bに対して遊びを有するため、空隙637A、637Bの幅は必ずしも同一ではない。
受熱スペーサ630A、630Bを冷却器610(詳細は後述する)に装着する際には、ハッチングを付した矢印で示すような押圧力Fが印加される。この押圧力Fは、空間確保部632A、632Bの衝合部分に印加される。本実施形態においては、本体部710と受熱スペーサ630A、630Bとの間に空隙637A、637Bが形成され、さらにピンフィン762A、762Bの各先端部分にも空隙639A、639Bが形成されているから、この押圧力がピンフィン762A、762Bを介して両面冷却パワーモジュール600に印加されることを防止できる。これにより、両面冷却パワーモジュール600の破損を未然に防止することが可能である。また、空間確保部632A、632Bの衝合部分に弾性部材801を取り付ける。ここで、弾性部材801は、弾性部材として弾性を持つ樹脂板を用いることができるが、金属製のバネ材などを用いてもよい。これにより、弾性部材の伸縮範囲において、受熱スペーサの冷却面に対向する面同士の間隔d2および受熱スペーサの表面同士の間隔d5の寸法が変化する。弾性部材を圧縮する際には、圧縮量に応じた反発力fが発生し、受熱スペーサが上下方向に押し出される力が発生する。
図10(A)は、両面冷却パワーモジュール600を冷却器610に装着前の状態をx軸方向から見た状態を示す。
図10(A)に示すように、受熱スペーサ630A、630Bは、両面冷却パワーモジュール600を挟まれている。受熱スペーサ630A、630Bの衝合部分には弾性部材801が設けられている。冷却器610Aは、パワーモジュールを挿入するためのスロット611を有しており、z軸方向に寸法H、y軸方向に寸法W、不図示のx軸方向に寸法Sの形態をとる。両面冷却パワーモジュール600を冷却器610に装着する場合には、図示のように、受熱スペーサー630Aおよび630Bにy軸方向の押圧力Fが負荷され、d2、d5の寸法を変化させることによりスロット611に装着される。
具体的には、受熱スペーサ630A、630B(弾性部材801)に押圧力Fがかからない状況下では、スロット611の寸法Wは寸法d5より小さくなるように設計する。そして、両面冷却パワーモジュール600をスロット611に挿入する際には、受熱スペーサ630A、630Bを介して弾性部材801を圧縮し、寸法d5が、冷却器の挿入穴寸法W以下にするようにする。この状態を維持しながら両面冷却パワーモジュール600を冷却器のスロットに挿入する。十分に挿入されたところで、受熱スペーサ630A、630B(弾性部材801)への押圧力Fを開放する。
図10(B)は、両面冷却パワーモジュール600を冷却器610に装着した状態をx軸方向から見た状態を示す。挿入された両面冷却パワーモジュール600は、弾性部材801の反発力Nにより、受熱スペーサ630A、630Bが冷却器610の受熱面612に押し当てられる力がかかる。この力により、両面冷却パワーモジュール600をx、y、z軸方向に移動させようとすると、静止摩擦力が働くため、両面冷却パワーモジュールを冷却器に固定することができる。また、受熱面612に、反発力Nにより受熱スペーサ630A、630Bが接することにより、両面冷却パワーモジュール600からの発熱を効率よく冷却器610に伝えることができる。
図10(C)は、両面冷却パワーモジュール600を冷却器610に装着した状態をz軸方向から見た状態を示す。y軸方向は弾性部材によって寸法d5(図10(A)記載)を柔軟に変更できる一方で、x軸方向にはそのような調整しろがない。このため、x軸方向の孔寸法の公差によっては両面冷却パワーモジュール600を冷却器10に挿入できない懸念がある。このため、x軸方向の孔寸法は両面冷却パワーモジュール600の寸法よりも十分に大きいことが好ましい。
なお、上記実施形態において、両面冷却パワーモジュール600の冷却面760A、760Bは平面であり、受熱部631A、631Bは平板形状であったが、冷却面760A、760Bは必ずしも平面でなくてもよい。すなわち、受熱部631A、631Bの形状を、冷却面760A、760Bに沿った形状にすることにより、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。
<単位変換器ユニットの構成>
次に、本実施形態における単位変換器ユニット1101について図11〜図12を参照して説明する。
図11(A)は、単位変換器ユニット1101をy軸方向から見た外観図である。
単位変換器ユニット1101は、両面冷却パワーユニット600、両面冷却パワーユニット600が挿入された冷却器610、コンデンサ152が設けられている。両面冷却パワーユニット600の電気端子のP端子704P(図5(A)、(B)参照)、N端子704N、AC端子704ACは、それぞれバスバに接続されている。さらに、電気端子のゲート端子751がゲートドライバ基板954に接続されている。また、コンデンサ951の正極端子952Pと負極端子952Nとがバスバにそれぞれ接続されている。
なお、冷却風は−x軸方向から単位変換器ユニット1101に送風される。このことにより、コンデンサを両面冷却パワーユニット600からのあおり熱を受けることなく冷却することができる。
なお、図11(B)は、単位変換器ユニット1101をz軸方向から見た外観図である。
<電力変換装置の外観構成>
図12は、複数の単位変換器ユニット1101を配置してなる電力変換装置150の外観図である。
電力変換装置150内では、コンバータ152、インバータ153、チョッパ154を横並びに配置している。コンバータ152は、図2に示した3つのレグ203R、203S、203Tに対応する単位変換器ユニット960で構成されている。インバータ153は、図3に示した3つのレグ203U、203V、203Wに対応する単位変換器ユニット960で構成されている。チョッパ154は1つ単位変換器ユニット960で構成されている。ただし、本実施の形態と異なる順序で、コンバータ152、インバータ153、チョッパ154を並べてもよく、各々のコンバータ152、インバータ153、チョッパ154の中で異なる相順で並べても良い。
図12に示す電力変換装置内の単位変換器ユニットの冷却方法において、図10と同様に、冷却器に対し冷却風を送風している。これにより、電力変換装置150に単位変換器ユニット960を横並びに密に実装しても、各単位変換器ユニット960間の冷却効果を低減させることがない利点を有する。また、コンバータ152、インバータ153、チョッパ154のそれぞれの半導体素子温度が異なる場合、冷却風853A、853B、853Cの風速などを変更してもよい。
このように、電力変換装置15は、単位変換器ユニット1101を並べ、これらをバスバで接続することで構成される。
図13は、本実施例における両面冷却パワーモジュール600を冷却器に固定する場合の外観図である。
両面冷却パワーモジュール600を冷却器610に固定する際、図13に示すように、従来のボルト等の固定具とドライバー等の工具を用いるためのスペースおよび、y軸およびz軸方向において作業するためのスペースが必要となり、この分だけ装置が大型化してしまう。
図14は、本実施例における両面冷却パワーモジュール600を冷却器610に固定する場合の外観図である。
本実施の形態によれば、受ける受熱スペーサ630A、630Bを介して弾性部材801を圧縮し、この状態を維持しながら両面冷却パワーモジュール600を冷却器のスロットに挿入するので、y軸方向における作業スペースが不要になり、小型化することができる。また、本実施形態においては、空間確保部(632A、632B)間に取り付けられる弾性部材による反発力により、パワーモジュールと冷却器とが固定されるため、ボルト等の固定具および、ドライバー等の工具を必要としない。このことから、製造工程を簡易にし、経済性を向上することができる。
<変形例>
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のように種々の変形が可能である。
図15は、冷却器のスロット611の変形例である。
冷却器のスロット611の形状は、実施形態のものに限定されるわけではなく、要するに受熱スペーサに反発力を加えることにより、両面冷却パワーモジュール600を冷却器610の受熱面612と固定できれば、スロット611は種々の形状および寸法を備えるものに変更することができる。例えば、図15に示すように、yz平面におけるスロット幅Wの面を設けず、スロットを上下で貫通させても良い。この場合、yz平面におけるスロット幅Wの部材を削減でき、装置を軽量化できる利点がある。
また、冷却器のスロット611の形状は、図16に示すように、冷却器の壁を受熱面612だけとするように構成してもよい。この場合、スロット611におけるxy平面の部材を削減でき、装置を軽量化できる利点がある。さらに、本構造を形成可能な工法の選択肢が広がる。例えば、本変形例は押し出し工法等によって制作することができ、一度に大量に生産できる利点がある。
上記実施形態においては、冷却器610の形状を明示していないが、例えば図17および図18に記載するヒートシンクや、ヒートパイプを用いた冷却器であってもよい。
図17は、冷却器610に放熱フィン1702が設けられたヒートシンク1701を採用した場合の外観を示している。
ヒートシンク1701は、冷却器610のxz平面上に放熱フィン1702をy軸方向に延伸させて設けた場合を示している。放熱フィン1702はz軸方向に複数設けることにより、全放熱面積を増大させ放熱効率を高めている。このとき冷却風はx軸方向に放熱フィン1702の間を送風させる。
図18は、冷却器610にヒートパイプ1801および放熱フィン1802が設けられた場合の外観を示している。
ヒートパイプ1801は冷却器610のxz平面に−z軸方向に延伸するように設けられ、ヒートパイプ1801には図18のように放熱フィン1802が備えられる。そして冷却風がy軸方向に送風されることにより放熱効果を高めることができる。なお、ヒートパイプの延伸方向はx軸、y軸方向いずれであってもよい。
図19は、一つの冷却器610あたりに、2つ以上の両面冷却パワーモジュール600を挿入し、電気的に並列に接続した場合の外観を示している。
各々の両面冷却パワーモジュールは、各々のスロットと弾性部材による反発力により固定されるため、パワーモジュール間に作業スペースを設ける必要はなく、コンパクトに両面冷却パワーモジュールを配列することができる。また、並列数分だけ電流容量を大きくすることができ、より大きな電力変換が可能となる。
図20は、両面冷却パワーモジュール600に取り付ける受熱スペーサ630A、630Bの変形例である。
上記実施形態のように受熱スペーサ630A、630Bに空間確保部632A、632Bを備えている必要はなく、図20に示すように押圧力Fが受熱スペーサ630A、630Bに対して加わった場合に発生する反発力fにより、冷却器610の受熱面612に加わるような構成を有していればよい。例えば受熱スペーサ630A、630Bの対向する面1202A、1202Bに弾性部材801を設けてもよい。この弾性部材801によって、受熱スペーサの冷却面に対向する面同士の間隔d2および受熱スペーサの表面同士の間隔d5の寸法を変化させることができる。
図21は、両面冷却パワーモジュール600に取り付ける受熱スペーサ630A、630Bの第2の変形例である。また、両面冷却パワーモジュール600にピンフィンが設けられている場合において、受熱スペーサ630A、630Bに設けられている貫通孔633A、633Bはz軸方向において貫通している必要はなく、ピンフィンが挿入できる凹部を設けていてもよい。
また、受熱スペーサ630A、630Bは、冷却面760A、760Bに対向する領域にある受熱部631A、631Bがないフレーム状の形態であってもよい。この際、受熱部の機能は冷却器601に持たせることも可能である。
101 冷却ファン
105 変圧器
106 蓄電池
107 受電点
108 交流負荷
109 上位制御回路
110C コンバータへの指令信号
110I インバータへの指令信号
110X チョッパへの指令信号
111 冷却風
150 電力変換装置
152 コンバータ
153 インバータ
154 チョッパ
201 コンデンサ
202 コンバータゲート制御部
204 スイッチング素子
205 ダイオード素子
253 レグ
600 両面冷却パワーモジュール(発熱体)
601 受熱ブロック
601A、601B 受熱ブロック(挟持部材)
602 ヒートパイプ
603 放熱フィン
604 固定具
606 熱伝導グリス
610、610A、610B 冷却器
620 空冷型両面冷却パワーユニット
630A、630B 受熱スペーサ
631A、631B 受熱部(受熱板)
632A、632B 空間確保部
633A、633B、640A、642A 貫通孔(穴)
635、637A、637B、639A、639B 空隙
650A、650B 受熱ブロック(挟持部材)
652 空間確保部
654B 凹部
710 本体部
710a 端面
720 フランジ部
730 端子部
751 ゲート端子
753 絶縁体
754N N端子
754P P端子
754AC AC端子
760A、760B 冷却面
762、762A、762B ピンフィン
853 冷却風
951 コンデンサ
952N 負極端子
952P 正極端子
953N 負極フューズ
953P 正極フューズ
954 ゲートドライバ基板
955 ラミネートバスバ
955 P・N・AC積層ラミネートバスバ
955N N層バスバ
955P P層バスバ
955S 絶縁層
955AC AC層バスバ
960 単位変換器ユニット
1051 正極端子
1052 負極端子
1053 P・N積層相間ラミネートバスバ

Claims (10)

  1. 対向する二平面を有し、前記二平面は少なくとも一の冷却面である発熱体と、
    前記二平面をそれぞれ覆うように設けられる一対の受熱板と、
    前記一対の受熱板が互いに対向する領域に設けられる弾性部材と、
    前記発熱体および前記一対の受熱板を挿入するスロットを有し、前記一対の受熱板を冷却する冷却器と、
    前記発熱体および前記一対の受熱板を前記スロットに挿入した場合に、前記弾性部材によって、前記一対の受熱板が前記スロットの内壁面に当接するような押圧力が負荷される発熱体の固定構造。
  2. 前記発熱体および前記一対の受熱板を前記スロットに挿入した場合に、前記一対の受熱板同士を圧縮しながら挿入する請求項1に記載の発熱体の固定構造。
  3. 前記発熱体および前記一対の受熱板を前記スロットに挿入した場合に、前記弾性部材によって前記一対の受熱板が互いに反発する方向に力が加わる請求項1に記載の発熱体の固定構造。
  4. 前記スロットに前記発熱体および前記一対の受熱板を挿入した場合に、前記スロットの内壁面から前記一対の受熱板に付加される押圧力が前記発熱体に印加されないように、前記一対の受熱板の間隔を抑制する空間確保部を有する請求項1ないし3のいずれかに記載の発熱体の固定構造。
  5. 前記空間確保部において、対向する空間確保部同士が接触する面に前記弾性部材を備える請求項4に記載の発熱体の固定構造。
  6. 前記発熱体は、対向する二面に前記冷却面を有し、
    前記一対の受熱板は二面の前記冷却面に沿った形状を有することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の発熱体の固定構造。
  7. 前記冷却面には複数のピンフィンが突出させて設けられており、
    前記一対の受熱板には前記ピンフィンに対抗する箇所に前記ピンフィンが遊挿される穴を形成される請求項1ないし6のいずれかに記載の発熱体の固定構造。
  8. 前記発熱体の冷却面と対向する前記一対の受熱板の面の面積は、前記発熱体の冷却面よりも大きい面積であり、前記一対の受熱板の面に前記冷却面を投影した場合に、前記受熱板の面における投影領域以外の領域に、前記互いに反発する方向の力が加わる請求項1ないし7のいずれかに記載の発熱体の固定構造。
  9. 対向する二平面に冷却面を有し、前記冷却面に隣接するひとつの側面に電気端子を有する半導体装置と、
    前記二平面をそれぞれ覆うように設けられる一対の受熱板と、
    前記一対の受熱板が互いに対向する領域に設けられる弾性部材と
    記一対の受熱板を挿入するスロットを有し、前記一対の受熱板を冷却する冷却器と
    記一対の受熱板を前記スロットに挿入した場合に、前記弾性部材によって、前記一対の受熱板が前記スロットの内壁面に当接するような押圧力が負荷され、
    前記冷却器には放熱フィンが設けられる電力変換ユニット。
  10. 請求項9に記載の電力変換器ユニットを、前記冷却器が相互に隣接するように複数個並べて配置してなる電力変換装置。
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