JP6441686B2 - 地中採熱管設置冶具及び地中採熱管の設置方法 - Google Patents

地中採熱管設置冶具及び地中採熱管の設置方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6441686B2
JP6441686B2 JP2015003559A JP2015003559A JP6441686B2 JP 6441686 B2 JP6441686 B2 JP 6441686B2 JP 2015003559 A JP2015003559 A JP 2015003559A JP 2015003559 A JP2015003559 A JP 2015003559A JP 6441686 B2 JP6441686 B2 JP 6441686B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
underground heat
tube
insertion hole
pipe
tubes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015003559A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016128643A (ja
Inventor
博章 近本
博章 近本
達也 緑川
達也 緑川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP2015003559A priority Critical patent/JP6441686B2/ja
Publication of JP2016128643A publication Critical patent/JP2016128643A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6441686B2 publication Critical patent/JP6441686B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Foundations (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Description

本発明は、地中採熱管設置冶具及び地中採熱管の設置方法に関する。
近年、省エネルギー化を図るために、地中熱を空調等の熱源として用いることが行われている。地中からの採熱は、熱媒体を地中に送り込む往路チューブと、熱媒体を地中から熱交換器に戻す復路チューブとの2本を一組とした樹脂製の地中採熱管を地中に埋設し、地盤Gと採熱管内の熱媒体との間で熱交換を行い、地中熱を収集して行っている。このような熱交換器には、地中の略鉛直方向数十m〜約百数十mに亘って埋設するものがある。
地中に地中採熱管を埋設する場合、まず、地盤Gに掘削穴を形成し、掘削穴内に筒状のケース管を挿入する。そして、ボビンに巻回しておいた長尺の地中採熱管を地上から掘削穴の底部に向かって挿入していく。ここで、一つのケース管内に複数組の地中採熱管を挿入する場合には、地上付近で往路チューブの端部同士及び復路チューブの端部同士をヘッダー継手等に連結した上で、空調を行う建物等に向けて地上管に接続されることがある。
しかし、一つのケース管内に複数組の地中採熱管を挿入する場合、地中採熱管がボビンの巻き癖でケース管内を蛇行してしまい、掘削穴の開口部付近で往路チューブの端部及び復路チューブの端部の位置や向きがバラけてしまうことがあった。この場合、チューブにヘッダー継手を取り付ける作業者以外の者が、複数人でばらけたチューブを引っ張って互いに寄せながらヘッダー継手の取付中に支持していなければならないことがあり、ヘッダー継手等の接続作業が煩雑となることがあった。
このような課題に関連して、地中採熱管の埋設時に用いられるチューブ挿入用スペーサが開示されている(例えば下記特許文献1)。特許文献1に開示されたチューブ挿入用スペーサは、市販の結束バンド等の結束材を用いて、往路チューブ及び復路チューブの長手方向に所定の間隔を空けて1本ずつ環状の支持部材に取り付け、地中採熱管の上端部を揃えられるようになっている。
特開2009−84979号公報
しかし、特許文献1のチューブ挿入用スペーサは、地中採熱管と支持部材とを結束バンドで何度も固定する必要があり非常に煩雑であるため、地中採熱管の設置の作業効率が悪いという問題があった。
そこで、本発明は、複数組の地中採熱管を埋設する際に地上付近でのヘッダー継手の取り付けが容易となる地中採熱管設置冶具及び地中採熱管の設置方法を提供する。
本発明は、往路と復路の2本のチューブを一組とする地中採熱管を、地盤に形成した掘削穴に軸線を鉛直方向にして複数組設置する際に、複数のチューブを並べて挿通させる第1挿通孔及び第2挿通孔が形成された管保持部と、前記管保持部を前記掘削穴の上端開口部に設置するための設置部と、を備え、前記設置部は、前記掘削穴の直径よりも大きな平板面を有する板状であることを特徴とする。
この構成により、前記掘削穴の開口部において複数の前記チューブをヘッダー継手に取り付けやすい位置に配することができる。
本発明の前記管保持部は、前記第1挿通孔及び前記第2挿通孔を通り前記第1挿通孔及び前記第2挿通孔の貫通方向に延びる面上で連結自在な複数の分割体を備えていてもよい。
この構成により、前記地中採熱管の前記掘削穴への挿入開始後のどのタイミングでも本願の地中採熱管設置用治具を取り付けることが可能となる。
本発明の前記分割体は、前記分割体同士を前記面上で連結させた状態で固定する固定部を有していてもよい。
この構成により、分割体同士の固定を容易に行うことが可能となる。
本発明の地中採熱管の設置方法は、請求項1から3のいずれか一項に記載の地中採熱管設置冶具を、前記地中採熱管設置冶具に形成された前記第1挿通孔と前記第2挿通孔とのそれぞれに、前記地中採熱管を構成するチューブを挿通させた状態で地盤に形成した掘削穴の上端開口部に設置する工程と、前記地中採熱管を、軸線を鉛直方向にして前記掘削穴に複数組挿入する工程と、複数の前記チューブの上端をヘッダー継手により連通させる工程と、を有していることを特徴とする。
この構成により、前記掘削穴の開口部において複数の前記チューブをヘッダー継手に取り付けやすい位置に配することができる。
本発明の地中採熱管設置冶具及び地中採熱管の設置方法は、複数組の地中採熱管を埋設する際に地上付近での継手の取り付けが容易となるという効果を奏する。
本発明の実施形態に係る地中採熱管設置冶具の設置状態及び本願の地中採熱管設置冶具の適用対象である熱交換器の一部を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る地中採熱管設置冶具の設置状態及び本願の地中採熱管設置冶具を用いて地中採熱管設置を設置する状態を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る地中採熱管設置冶具を示す図であり、(a)は分割体を互いに分離した状態を示す平面図、(b)は分割体を連結させた状態を示す平面図である。 (a)−(d)本発明の実施形態に係る地中採熱管設置冶具を用いて地中採熱管を設置する工程を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る地中採熱管設置冶具の変形例を示す平面図である。 本発明の実施形態に係る地中採熱管設置冶具の変形例を示す平面図である。 図5に示す地中採熱管設置冶具にヘッダー継手及びエルボを介して往路用地上管及び復路用地上管を接続させた状態を示す平面図である。
以下、図面を参照して、本発明の適用対象である地中採熱管を含む熱交換器及び本発明の実施形態について説明する。なお、以下の説明で用いる図は模式的なもので、各寸法は実際のものと同一とは限らず、適宜変更することができる。
図1に示すように、本発明の地中採熱管設置冶具1の適用対象である熱交換器2は、地中採熱管3を地盤Gに埋設してその管路に熱媒体を流すことによって地中熱と熱媒体との間で熱交換を行う装置である。
熱交換器2は、先端にU字状の管路が形成された継手4を接続させた2本のチューブ3A,3Bを一組として地盤Gに埋設される地中採熱管3と、地中採熱管3に接続され地面に沿って水平方向に配される往路用地上管5及び復路用地上管6と、往路用地上管5から受けた熱媒体を圧縮及び膨張させ再び地中熱との熱交換を行わせる不図示のユニット装置とを備えている。
地中採熱管3は、往路用地上管5及び復路用地上管6と接続されて地盤Gに埋設され、地中熱と熱媒体との間で熱交換を行う往路チューブ3A及び復路チューブ3Bを備えている。地中採熱管3は、ポリエチレン(PE)などの樹脂材料により形成されている。
一組の地中採熱管3の下端部3a,3b間、すなわち一対の往路チューブ3A及び復路チューブ3Bの下端部3a,3b間にはU字の管路が形成された継手4が融着されている。熱媒体は、往路チューブ3Aから復路チューブ3Bへ向けて流動するようになっている。
往路用地上管5は、熱媒体を不図示のユニット装置から往路チューブ3A,3Aへ向けて流動させるための配管である。復路用地上管6は、熱媒体を不図示のユニット装置から復路チューブ3B,3Bから収集して流通させるための配管である。往路用地上管5と復路用地上管6は、地面に沿って配置されている。
一対の往路チューブ3A,3Aの上端部3c,3c間及び復路チューブ3B,3Bの上端部3d,3d間には、Y字状の管路が形成されたヘッダー継手34が融着され、往路チューブ3A,3A同士及び復路チューブ3B,3B同士を連通させている。
ヘッダー継手34は、エルボ状の大径管34aの一端側が複数の小径管34b,34bに分岐した継手である。一つのヘッダー継手34の各小径管34b,34bには往路チューブ3A及び復路チューブ3Bのいずれかのみを連結させて、二組の地中採熱管3の往路チューブ3Aに熱媒体を分岐して送出し又は二本の復路チューブ3Bから熱媒体を収集している。
ヘッダー継手34の大径管34aには、往路用地上管5が接続され、小径管34b,34bに復路チューブ3Bが接続されたヘッダー継手34の大径管34aには、復路用地上管6が接続されている。
図2に示すように、本発明の地中採熱管設置冶具1(以下「設置冶具」という)は、チューブ3A,3Bの掘削穴7の上端開口部7t付近における位置が互いに離間し過ぎないように略決めつつ掘削穴7に挿入させ、掘削穴7に挿入された地中採熱管3の図1に示す上端部3c,3c(3d,3d)にヘッダー継手34(図1参照)を取り付けやすくするものである。
図3(a),(b)に示すように、設置冶具1は、複数のチューブ3A(3B),3A(3B)を挿通させることができる第1挿通孔10及び第2挿通孔11が形成された管保持部13と、管保持部13を図2に示す地盤Gに形成された掘削穴7の上端開口部7tに係合させるための設置部14とを有している。
管保持部13は板状に形成された部材である。第1挿通孔10及び第2挿通孔11は、管保持部13材の平板面間を貫通しており、平面視で長孔形状で互いに平行になるように形成されている。
第1挿通孔10と第2挿通孔11との間には、熱電体用のケーブル孔15が形成されている。
設置部14は、管保持部13の外縁13eから径方向外側に張り出して、掘削穴7を形成している地盤Gの上端開口部7t近傍に係合させる部分であり、環状に形成されている。
本実施形態において、管保持部13と設置部14とは一体的に形成されている(以下、管保持部13と設置部14とを包括的に「設置プレートP」という)。
設置プレートPは、略円板状に形成されており、平板面の中心点Cを通る直線上に径方向外側に突出する張出突部(固定部)20が形成されている。
この設置プレートPは、張出突部20の幅方向中央と、第1挿通孔10及び第2挿通孔11とを通り且つ第1挿通孔10及び第2挿通孔11の貫通方向(図3(b)における紙面奥行き方向)に延びる仮想面M上で分割可能となっている。本実施形態では、設置プレートPは、第1挿通孔10及び第2挿通孔11の中心軸O1,O2を通る仮想面M1上で2等分され、張出突部20も平面視で2等分されている。仮想面M上で分割された各ピースは分割体21,22を構成している。
一方の分割体21の端面21aには、嵌合凸部23が形成されており、他方の分割体22の端面22aには、嵌合凹部24が形成されている。これにより、分割体21,22同士は、端面21a,22aにおいて連結自在に凹凸嵌合できるようになっている。
分割可能な張出突部20には、分割体21,22同士を連結させた状態の張出突部20を嵌合させて張出突部20を両側方から把持する断面視コ字状の把持部材25,25が用いられる。
次に、設置冶具1を用いて熱交換器2を設置する方法について説明する。
図4(a)に示すように、まず、地盤Gに掘削穴7を鉛直方向に形成する。掘削穴7は、例えば、地面GSから70m〜150mの深さまで形成する。そして、掘削穴7内に、筒状のケース管27を挿入する。ケース管27は、例えば、コンクリート製、鋼製、樹脂製等により形成されている。なお、ケース管27は、掘削穴7を掘削しながら、形成された掘削穴7内に順次挿入していく。また、ケース管27の下端部27bに、地盤Gを掘削する掘削ビット等を一体に備え、この掘削ビットで地盤Gを掘削しながら、同時に掘削穴7にケース管27を挿入していくようにしてもよい。
掘削穴7内に、ケース管27を所定深さまで設置したら、図4(b)に示すように、長尺のチューブ3A,3Bを一組として巻回しておいたボビン30を、地盤G上に2つ設置する(図4(b)において2本一組のチューブ3A,3Bは紙面奥行き方向に配列されている)。そして、ボビン30,30のそれぞれからチューブ3A,3Bを繰り出す。なお、2本のチューブ3A,3Bの先端部には予めU字状の管路が形成された継手4を接続しておく。本実施形態では、このように継手4によって接続された二本のチューブ3A,3Bを二組、すなわち計4本のチューブ3A,3B,3A,3Bをケース管27内に挿入する。
チューブ3A,3Bをその軸線を鉛直方向に向けて所定長さ挿入した後、設置冶具1を4本のチューブ3A,3B,3A,3Bに取り付けた上で掘削穴7の上端開口部7tに設置する。具体的には、図3(a),(b)に示すように、設置冶具1の2つの分割体21,22を分離させ、4本のうち2本の往路チューブ3A,3Aを第1挿通孔10内に挿通させ、2本の復路チューブ3B,3Bを第2挿通孔11内に挿通させるように分割体21,22を連結させる。この際、分割体21,22の端面21a,22aに形成された嵌合凹部24と嵌合凸部23とを嵌合させる。これにより、端面21a,22aの延在方向の位置ずれが防止され、分割体21,22が仮止めされた状態となる。この状態で、双方の張出突部20,20に把持部材25,25を嵌合させ、分割体21,22の連結を確実に固定する。
図4(c),(d)は、図4(b)を矢印L1方向から視た図である。図4(c)に示すように、チューブ3A,3A(3B,3B)の上端部にヘッダー継手34を接続する。更に地盤G上において、ヘッダー継手34の大径管34a,34aに往路用地上管5と復路用地上管6とをそれぞれに接続し、不図示のユニット装置に備えた圧縮機及び膨張弁に接続する。ここで、ヘッダー継手34によって接続された往路チューブ3A,3Aが、熱媒体を不図示のユニット装置から地盤G中に送り込む送給側とされ、ヘッダー継手34によって接続された復路チューブ3B,3Bが、地盤Gから熱媒体を不図示のユニット装置に送熱する回収側となる。
ケース管27を図4(d)に示すように地盤G中から引き抜いて撤去した後、掘削穴7中に、ケイ砂、グラウト材、セメント等の充填剤を充填することで、地中採熱管3の地盤G中への設置が完了する。
このように、設置冶具1は、チューブ3A,3Bに取り付けられて掘削穴7に設置されることにより、チューブ3A,3Bの挿入時に、巻き癖によるチューブ3A,3B蛇行を抑制しつつケース管27内に地中採熱管3を挿入することができるという効果を奏する。
また、設置冶具1は、4本のチューブ3A,3A,3B,3Bが第1挿通孔10及び第2挿通孔11からずれないため、掘削穴7の上端開口部7t近傍において往路チューブ3A,3A同士及び復路チューブ3B,3B同士をそれぞれヘッダー継手34に容易に融着することができるという効果を奏する。
なお、本実施形態では、第1挿通孔10と第2挿通孔11とは中心軸O1,O2を同一の直径上に位置させて平行に形成された構成となっているが、第1挿通孔10と第2挿通孔11とは、図5に示すように、中心軸O1,O2をずらして平行に形成されていてもよい。
又は、第1挿通孔10と第2挿通孔11とは、図6に示すように互いの長手方向の向きL1,L2に角度を持たせて形成されていてもよい。
このように形成することにより、往路チューブ3A,3A及び復路チューブ3B,3Bにそれぞれ取り付けるヘッダー継手34及びエルボ管35の取り付けの際に、ヘッダー継手34及び/又はエルボ管35が互いに干渉することを回避させることができるという効果を奏する。
また、分割体21,22の張出突部20,20は、図5に示すように、ボルト40及びナット41により緊締してもよく、或いは、図6に示すように、結束バンド42等により固定するものであってもよい。
また、分割体21,22は、張出突部20,20,第1挿通孔10及び第2挿通孔11を分割し得るように分割されるものであればどの位置において分割されたものであってもよい。
また更に、図3に示す設置部14は、環状に形成されたものではなく、管保持部13の外周部の離間する2か所以上から突出して上端開口部7t周辺の地盤に確実に係止されるものであればどのような形状であってもよい。
更に、図3に示す管保持部13は、第1挿通孔10及び第2挿通孔11以外の部分に掘削穴7を埋める充填剤を投入するための開口孔を適宜形成したものであってもよい。
なお、上記実施形態において、第1挿通孔10に往路チューブ3A,3Aを挿通させ、第2挿通孔11に復路チューブ3B,3Bを挿通させたが、第1挿通孔10及び第2挿通孔11に、往路チューブ3Aと復路チューブ3Bとをそれぞれ挿通させてもよい。
また、上記実施形態において、設置冶具1は、地盤G上に設置したが上端開口部7t近傍に固定してもよい。また、設置冶具1は、地中採熱管3を設置しヘッダー継手34及びエルボ管35を取り付けた後に撤去することなく、そのまま地盤Gに埋め込んでしまってもよい。
1 地中採熱管設置冶具
2 熱交換器
3 地中採熱管
3A 往路チューブ
3B 復路チューブ
7 掘削穴
10 第1挿通孔
11 第2挿通孔
13 管保持部
14 設置部
20 張出突部(固定部)
21,22 分割体
34 ヘッダー継手
G 地盤

Claims (4)

  1. 往路と復路の2本のチューブを一組とする地中採熱管を、地盤に形成した掘削穴に軸線を鉛直方向にして複数組設置する際に、複数のチューブを並べて挿通させる第1挿通孔及び第2挿通孔が形成された管保持部と、
    前記管保持部を前記掘削穴の上端開口部に設置するための設置部と、
    を備え
    前記設置部は、前記掘削穴の直径よりも大きな平板面を有する板状であることを特徴とする地中採熱管設置冶具。
  2. 前記管保持部は、前記第1挿通孔及び前記第2挿通孔を通り前記第1挿通孔及び前記第2挿通孔の貫通方向に延びる面上で連結自在な複数の分割体を備えていることを特徴とする請求項1に記載の地中採熱管設置冶具。
  3. 前記分割体は、前記分割体同士を前記面上で連結させた状態で固定する固定部を有していることを特徴とする請求項2に記載の地中採熱管設置冶具。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の地中採熱管設置冶具を、前記地中採熱管設置冶具に形成された前記第1挿通孔と前記第2挿通孔とのそれぞれに、前記地中採熱管を構成するチューブを挿通させた状態で地盤に形成した前記掘削穴の上端開口部に設置する工程と、
    前記地中採熱管を、軸線を鉛直方向にして前記掘削穴に複数組挿入する工程と、
    複数の前記チューブの上端をヘッダー継手により連通させる工程と、を有していることを特徴とする地中採熱管の設置方法。
JP2015003559A 2015-01-09 2015-01-09 地中採熱管設置冶具及び地中採熱管の設置方法 Active JP6441686B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015003559A JP6441686B2 (ja) 2015-01-09 2015-01-09 地中採熱管設置冶具及び地中採熱管の設置方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015003559A JP6441686B2 (ja) 2015-01-09 2015-01-09 地中採熱管設置冶具及び地中採熱管の設置方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016128643A JP2016128643A (ja) 2016-07-14
JP6441686B2 true JP6441686B2 (ja) 2018-12-19

Family

ID=56384222

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015003559A Active JP6441686B2 (ja) 2015-01-09 2015-01-09 地中採熱管設置冶具及び地中採熱管の設置方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6441686B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7251227B2 (ja) 2019-03-13 2023-04-04 株式会社ジェイテクト ポンプ装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6699400B2 (ja) 2016-06-29 2020-05-27 トヨタ紡織株式会社 乗物用シート
CN113357839B (zh) * 2021-06-26 2022-12-02 中化地质矿山总局山东地质勘查院 一种中深层地埋管换热装置及供热系统

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56971U (ja) * 1979-06-18 1981-01-07
JP2006234340A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Kimura Kohki Co Ltd 地中熱交換用伝熱管
NO20081172L (no) * 2008-03-05 2009-09-07 Inora As Anordning for festing av slanger og ledninger
JP6085113B2 (ja) * 2012-08-02 2017-02-22 三谷セキサン株式会社 地中熱の熱交換パイプの埋設方法、埋設用の推進具
JP6166061B2 (ja) * 2013-02-22 2017-07-19 株式会社クボタケミックス 地中熱利用システムの熱交換装置の施工方法および地中熱利用システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7251227B2 (ja) 2019-03-13 2023-04-04 株式会社ジェイテクト ポンプ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016128643A (ja) 2016-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6441686B2 (ja) 地中採熱管設置冶具及び地中採熱管の設置方法
JP2006234340A (ja) 地中熱交換用伝熱管
JP6166061B2 (ja) 地中熱利用システムの熱交換装置の施工方法および地中熱利用システム
JP6148847B2 (ja) 地中熱交換器の施工方法及び地中熱交換器
JP2015166648A (ja) 熱交換杭におけるu字型管の固定具および熱交換杭の設置方法
US10274106B2 (en) Pullhead device and method of use
KR20080009844A (ko) 연결부재를 갖는 지중 열교환기 파이프
JP6993568B2 (ja) 地下熱交換装置及びその組立方法
US9145982B2 (en) Method and system for replacement of existing pipes
CN109519622A (zh) 一种承插式钢顶管接头
US20150354194A1 (en) Methods and systems for pulling pipe
KR101189079B1 (ko) 지중열교환용 말뚝
JP5258983B2 (ja) 杭頭部の構造
JP2017227023A (ja) 凍結工法
CN206786809U (zh) 地热管道辅助固定装置
CN207298164U (zh) 一种承插型管道承插口连接构件
JPS608390B2 (ja) 管布設方法
CN209329657U (zh) 一种工业废水排放建设用mpp电力管
JP6452876B2 (ja) 既製杭への地中熱交換器設置工法
KR20090003423U (ko) 암거집 다발배수관용 연결부재
CN209524205U (zh) 一种承插式钢顶管接头
CN107237606A (zh) 地下横向钻孔装置
JP3840066B2 (ja) 可撓性のない多条数管路一括引込み工法及びその装置
JP2003166283A (ja) 本管用補修管材および下水道本管補修方法
CN201730119U (zh) 一种三环密封连接声测管

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180808

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180814

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181012

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181030

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181122

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6441686

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151