JP6441373B2 - 無線通信システムにおける低い遅延を有する上向きリンクデータ送信方法及び装置 - Google Patents

無線通信システムにおける低い遅延を有する上向きリンクデータ送信方法及び装置 Download PDF

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Description

本明細書は、低い遅延(low latency)を有する上向きリンクデータを送信するための方法及び装置に関する。
LTE(Long Term Evolution)システムの場合、資源活用を極大化するために、基地局スケジューリング基盤の資源割当過程を介してデータを送受信する方法を使用する。
これは、端末が送信するデータがある場合、先に基地局に上向きリンク資源(UL resource)割当を要請し、基地局から割り当てられた上向きリンク資源(UL resource)のみを利用してデータを送信できるようになる。
これは、端末の上向きリンクデータ(UL data)送信のみならず、全体プロシージャにおいても遅延(latency)を招くようになる。
特に、端末が送信する上向きリンクデータが低い遅延を要求するデータである場合、このように遅延が発生すると、サービス品質が悪くなる原因となり得る。
本明細書は、(広帯域)無線通信システムにおいて端末のプロシージャ遅延を最小化するために、端末の上向きリンク資源割当を競争基盤として占有できる方法を提供することに目的がある。
すなわち、本明細書は、競争基盤PUSCH zone(Contention based PUSCH zone:CPゾーン)設定を介して端末がUL dataを直ちに送信できる方法を提供することに目的がある。
また、本明細書は、端末のプロシージャ遅延及び全体セル資源の活用度を共に満たすように、UL Grant基盤のデータ送信方法とCPゾーン基盤のデータ送信方法とを選択的に運営する方法を提供することに目的がある。
すなわち、本明細書は、低い遅延を要求する遅延に敏感な端末とサービスのためにCPゾーンを使用するようにし、遅延に敏感でない(tolerant)端末及びサービスに対しては、UL Grant基盤のプロシージャを行うようにする方法を提供することに目的がある。
また、本明細書は、基地局で端末が行うプロシージャの種類(UL Grant基盤データ送信またはCPゾーン基盤データ送信)を区別するための方法を提供することに目的がある。
本明細書においてなそうとする技術的課題は、以上で言及した技術的課題に制限されず、言及していないさらに他の技術的課題は、下記の記載から本発明の属する技術分野における通常の知識を有した者に明確に理解され得るであろう。
本明細書は、無線通信システムにおける低い遅延(low latency)を要求する上向きリンクデータ(UL data)の送信方法において、端末により行われる前記方法は、基地局から競争基盤PUSCHゾーン(Contention based PUSCH zone)と関連した制御情報を受信するステップと、前記受信された制御情報に基づいて、前記基地局に上向きリンクデータを送信するステップとを含み、前記競争基盤PUSCHゾーンは、基地局から上向きリンクグラント(UL Grant)割当無しで端末の上向きリンクデータを送信できる資源領域であり、前記制御情報は、前記端末が行う特定プロシージャの種類を区別するために、前記特定プロシージャの種類別に割り当てられるプロシージャ区別情報を含むことを特徴とする。
また、本明細書において、前記競争基盤PUSCHゾーンは、少なくとも1つの競争PUSCH資源ブロック(Contention PUSCH Resource Block:CPRB)で構成されることを特徴とする。
また、本明細書において、前記上向きリンクデータは、前記CPRBを介して前記基地局に送信されることを特徴とする。
また、本明細書において、前記プロシージャ区別情報は、CPゾーン(Contention based PUSCH zone)基盤RACHプロシージャのために使用される第1のPRACH Preamble SequenceとCPゾーンを利用しない一般的なRACHプロシージャのために使用される第2のPRACH preamble Sequenceを含むPRACH Preamble Sequence Setであることを特徴とする。
また、本明細書において前記上向きリンクデータは、RRC(Radio Resource Control)要請メッセージであり、前記第1のPRACH Preamble Sequenceを前記基地局に送信するステップをさらに含み、前記RRC要請メッセージは、前記第1のPRACH Preamble Sequenceと同時にまたは連続的に送信され、前記RRC要請メッセージは、前記競争基盤PUSCHゾーンを介して送信されることを特徴とする。
また、本明細書は、前記基地局からPRACH Preamble Sequenceを割り当てられるステップを含み、前記制御情報は、前記PRACH Preamble Sequenceを割り当てられるステップを介して送信され、前記上向きリンクデータは、RRC(Radio Resource Control)要請メッセージであり、前記RRC要請メッセージは、前記競争基盤PUSCHゾーンを介して送信されることを特徴とする。
また、本明細書において前記制御情報は、上向きリンク資源領域でCPゾーンが割り当てられた資源領域を表すCPゾーン資源領域情報またはCPゾーン内のCPRBの総個数及び利用可能なCPRBの情報を表すCPRB関連情報のうち、少なくとも1つを含むことを特徴とする。
また、本明細書において前記CPRBは、ランダムに選択またはPRACH Premableに基づいて選択または端末ID(IDentifier)に基づいて選択されることを特徴とする。
また、本明細書において前記上向きリンクデータは、バッファ状態報告(Buffer Status Report:BSR)メッセージであり、前記バッファ状態報告(Buffer Status Report:BSR)メッセージは、前記競争基盤PUSCHゾーンを介して送信されることを特徴とする。
また、本明細書は、前記基地局に実際データ(Actual Data)を送信するステップを含み、前記実際データは、前記BSRメッセージとともに、前記競争基盤PUSCHゾーンを介して送信されることを特徴とする。
また、本明細書において前記制御情報は、各CPRBにマッピングされた端末を表すCPRB−端末マッピング情報またはCPゾーンを利用できるサービスを表すサービスタイプ情報のうち、少なくとも1つを含み、前記RRC要請メッセージ送信ステップまたは前記BSRメッセージ送信ステップは、前記競争基盤PUSCHゾーンを利用できる端末であるか、前記基地局に送信する上向きリンクデータが前記競争基盤PUSCHゾーンを利用できるサービスと関連したものである場合に行われることを特徴とする。
また、本明細書において前記制御情報は、SIB(System Information Block)、MIB(Master Information Block)、または制御メッセージ(Control Message)のうち、いずれか1つを介して送信されることを特徴とする。
また、本明細書は、前記基地局と初期接続過程(initial access procedure)を行うステップをさらに含み、前記制御情報は、前記初期接続過程を介して前記端末が低い遅延を要求する端末である場合、前記基地局から送信されることを特徴とする。
また、本明細書は、無線通信システムにおける低い遅延(low latency)を要求する上向きリンクデータ(UL data)を送信する端末において、外部と無線または有線で通信するための通信部と、前記通信部と機能的に連結されるプロセッサとを備え、前記プロセッサは、基地局から競争基盤PUSCHゾーン(Contention based PUSCH zone)と関連した制御情報を受信するように前記通信部を制御し、前記受信された制御情報に基づいて、前記基地局に上向きリンクデータを送信するように前記通信部を制御し、前記競争基盤PUSCHゾーンは、基地局から上向きリンクグラント(UL Grant)割当無しで端末の上向きリンクデータを送信できる資源領域であり、前記制御情報は、前記端末が行う特定プロシージャの種類を区別するために、前記特定プロシージャの種類別に割り当てられるプロシージャ区別情報を含むことを特徴とする。
本明細書は、contention based PUSCH zone設定を介して端末がUL dataを直ちに送信できるようにすることにより、全体プロシージャの遅延を最小化させるという効果がある。
また、本明細書は、UL Grant基盤のデータ送信方法とCPゾーン基盤のデータ送信方法とを選択的に運営することにより、端末のプロシージャ遅延及び全体セル資源の活用度を共に満たすという効果がある。
また、本明細書は、基地局で端末が行うプロシージャの種類を予め分かることができ、端末に送信または端末から受信すべき情報を迅速かつ正確に認識でき、全体プロシージャの遅延を減らすことができるという効果がある。
また、本明細書は、CPゾーンを利用してRACHプロシージャを行う場合、4step RACHプロシージャを2step RACHプロシージャで行うことができるようにすることにより、全体initial accessプロシージャの遅延を減らすことができるという効果がある。
すなわち、同一TTI以内でpreambleとCP zoneとが共に存在する構造である場合、従来に15.5msであったinitial random accessプロシージャを最小6.5msまで減らすことができるという効果がある。
しかし、提案するcontention based PUSCH zoneの使用は、同時にRACHを行う端末が多くなるほど、contention based PUSCH Resource Blockを占有する過程で端末間にPUSCH resource collisionが発生し得る。
また、本明細書は、セル内のCPゾーンを介してUL resourceを占有しようとする端末の数を制限的に指定でき、複数の端末がcontention based PUSCH Resource Block(CPRB)を占有する過程で発生できるCPRB資源衝突を減らすことができるという効果がある。
本明細書で得られる効果は、以上で言及した効果に制限されず、言及していないさらに他の効果は、下記の記載から本発明の属する技術分野における通常の知識を有した者に明確に理解され得るであろう。
E−UTRAN(evolved universal terrestrial radio access network)のネットワーク構造の一例を示した図である。 図2Aは、制御平面(control plane)に対する無線プロトコル構造の一例を示し、図2Bは、ユーザ平面(user plane)に対する無線プロトコル構造の一例を示す。 3GPP LTE−Aシステムに利用される物理チャネル及びこれらを利用した一般的な信号送信方法の一例を示した図である。 3GPP LTE−Aで無線フレーム構造の一例を示す。 1つの下向きリンクスロットに対する資源グリッド(resource grid)の一例を示した図である。 下向きリンクサブフレーム構造の一例を示した図である。 上向きリンクサブフレーム構造の一例を示した図である。 図8A及び図8Bは、LTEシステムにおいてランダム接続過程(Random Access Procedure)の一例を示した図である。 図8A及び図8Bは、LTEシステムにおいてランダム接続過程(Random Access Procedure)の一例を示した図である。 図9A及び図9Bは、LTEシステムにおいて基地局スケジュールリング基盤の上向きリンク資源割当過程の一例を示す図である。 図9A及び図9Bは、LTEシステムにおいて基地局スケジュールリング基盤の上向きリンク資源割当過程の一例を示す図である。 図10Aは、CPゾーン設定の一例を示し、図10Bは、CPゾーンを構成する競争PUSCH資源ブロック(Contention PUSCH Resource Block:CPRB)の一例を示した図である。 図10Aは、CPゾーン設定の一例を示し、図10Bは、CPゾーンを構成する競争PUSCH資源ブロック(Contention PUSCH Resource Block:CPRB)の一例を示した図である。 CPゾーン設定のさらに他の一例を示した図である。 CPゾーンと関連した情報送信方法の一例を示した図である。 図13A〜図13Cは、ランダム接続過程でCPゾーンを利用する場合、PRACH及びCPゾーン設定の一例を示した図である。 図13A〜図13Cは、ランダム接続過程でCPゾーンを利用する場合、PRACH及びCPゾーン設定の一例を示した図である。 図13A〜図13Cは、ランダム接続過程でCPゾーンを利用する場合、PRACH及びCPゾーン設定の一例を示した図である。 図14Aは、競争基盤のランダム接続過程でCPゾーンを利用する一例を示し、図14Bは、非競争基盤のランダム接続過程でCPゾーンを利用する一例を示した図である。 図14Aは、競争基盤のランダム接続過程でCPゾーンを利用する一例を示し、図14Bは、非競争基盤のランダム接続過程でCPゾーンを利用する一例を示した図である。 図15Aは、CPゾーンを利用したUL資源割当過程(3−step)の一例を示し、図15Bは、CPゾーンを利用したUL資源割当過程(1−step)の一例を示した図である。 図15Aは、CPゾーンを利用したUL資源割当過程(3−step)の一例を示し、図15Bは、CPゾーンを利用したUL資源割当過程(1−step)の一例を示した図である。 CPゾーンを利用するRACHプロシージャでRRCメッセージ送信関連衝突が発生する場合と衝突が発生しない場合の一例を示す。 CPゾーンを利用するRACHプロシージャでCPRBを介してのRRCメッセージ送信の失敗を最小化するための方法の一例を示した図である。 図18A及び図18Bは、CPゾーンを利用するRACHプロシージャでCPRBを介してのRRCメッセージ送信の失敗を最小化するための方法のさらに他の一例を示した図である。 図18A及び図18Bは、CPゾーンを利用するRACHプロシージャでCPRBを介してのRRCメッセージ送信の失敗を最小化するための方法のさらに他の一例を示した図である。 図19A及び図19Bは、CPゾーンを利用するRACHプロシージャでCPRBを介してのRRCメッセージ送信の失敗を最小化するための方法のさらに他の一例を示した図である。 図19A及び図19Bは、CPゾーンを利用するRACHプロシージャでCPRBを介してのRRCメッセージ送信の失敗を最小化するための方法のさらに他の一例を示した図である。 図20A及び図20Bは、CPゾーンを利用するRACHプロシージャでCPRBを介してのRRCメッセージ送信の失敗を最小化するための方法のさらに他の一例を示した図である。 図20A及び図20Bは、CPゾーンを利用するRACHプロシージャでCPRBを介してのRRCメッセージ送信の失敗を最小化するための方法のさらに他の一例を示した図である。 CPゾーンを利用するRACHプロシージャでCPRBを介してのRRCメッセージ送信の失敗を最小化するための方法のさらに他の一例を示した図である。 図22A及び図22Bは、本明細書で提案するRACHプロシージャで特定端末または特定サービスのみでCPゾーンを使用させるための方法の一例を示した図である。 図22A及び図22Bは、本明細書で提案するRACHプロシージャで特定端末または特定サービスのみでCPゾーンを使用させるための方法の一例を示した図である。 本明細書で提案するCPゾーンを特定端末のために使用させるための方法の一例を示した図である。 本明細書で提案するCPゾーンを特定端末のために使用させるための方法のさらに他の一例を示した図である。 本明細書で提案するCPゾーンを特定サービスのために使用させるための方法の一例を示した図である。 本明細書で提案する基地局及び端末の内部ブロック図の一例を示した図である。
以下、本発明に係る好ましい実施形態を添付された図面を参照して詳細に説明する。添付された図面とともに以下に開示される詳細な説明は、本発明の例示的な実施形態を説明しようとするものであり、本発明が実施され得る唯一の実施形態を表そうとするものではない。以下の詳細な説明は、本発明の完全な理解を提供するために具体的な細部事項を含む。しかし、当業者は、本発明がこのような具体的な細部事項無しでも実施され得ることが分かる。
いくつの場合、本発明の概念が曖昧になることを避けるために、公知の構造及び装置は省略されたり、各構造及び装置の核心機能を中心としたブロック図形式で図示され得る。
本明細書において基地局は、端末と直接通信を行うネットワークの終端ノード(terminal node)としての意味を有する。本文書において基地局により行われることと説明された特定動作は、場合によっては基地局の上位ノード(upper node)により行われることもできる。すなわち、基地局を含む複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークで端末との通信のために行われる様々な動作は、基地局または基地局以外の他のネットワークノードにより行われ得ることは自明である。「基地局(BS:Base Station)」は、固定局(fixed station)、NodeB、eNB(evolved−NodeB)、BTS(base transceiver system)、アクセスポイント(AP:Access Point)などの用語により代替され得る。また、「端末(Terminal)」は、固定されるか、移動性を有することができ、UE(User Equipment)、MS(Mobile Station)、UT(user terminal)、MSS(Mobile Subscriber Station)、SS(Subscriber Station)、AMS(Advanced Mobile Station)、WT(Wireless terminal)、MTC(Machine−Type Communication)装置、M2M(Machine−to−Machine)装置、D2D(Device−to−Device)装置などの用語に代替され得る。
以下において、下向きリンク(DL:downlink)は、基地局から端末への通信を意味し、上向きリンク(UL:uplink)は、端末から基地局への通信を意味する。下向きリンクにおいて送信機は、基地局の一部であり、受信機は、端末の一部でありうる。上向きリンクにおいて送信機は、端末の一部であり、受信機は、基地局の一部でありうる。
以下の説明において使用される特定用語は、本発明の理解を助けるために提供されたものであり、このような特定用語の使用は、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で他の形態に変更されることができる。
以下の技術は、CDMA(code division multipleaccess)、FDMA(frequency division multiple access)、TDMA(time division multiple access)、OFDMA(orthogonal frequency division multiple access)、SC−FDMA(single carrier frequency division multiple access)、NOMA(non−orthogonal multiple access)などのような様々な無線接続システムに利用され得る。CDMAは、UTRA(universal terrestrial radio access)やCDMA2000のような無線技術(radio technology)で実現されることができる。TDMAは、GSM(登録商標)(global system for mobile communications)/GPRS(general packet radio service)/EDGE(enhanced data rates for GSM(登録商標) evolution)のような無線技術で実現されることができる。OFDMAは、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802−20、E−UTRA(evolved UTRA)などのような無線技術で実現されることができる。UTRAは、UMTS(universal mobile telecommunications system)の一部である。3GPP(3rd generation partnership project) LTE(long term evolution)は、E−UTRAを使用するE−UMTS(evolved UMTS)の一部であって、下向きリンクでOFDMAを採用し、上向きリンクでSC−FDMAを採用する。LTE−A(advanced)は、3GPP LTEの進化である。
本発明の実施形態は、無線接続システムであるIEEE802、3GPP、及び3GPP2のうち、少なくとも1つに開示された標準文書により裏付けられることができる。すなわち、本発明の実施形態のうち、本発明の技術的思想を明確に表すために、説明していないステップまたは部分は、前記文書により裏付けられることができる。また、本文書で開示しているあらゆる用語は、前記標準文書により説明されることができる。
説明を明確にするために、3GPP LTE−Aを中心として記述するが、本発明の技術的特徴がこれに制限されるものではない。
システム一般
図1は、E−UTRAN(evolved universal terrestrial radio access network)のネットワーク構造の一例を示す。
E−UTRANシステムは、既存のUTRANシステムから進化したシステムであって、例えば、3GPP LTE−Aシステムでありうる。E−UTRANは、端末に制御平面(control plane)とユーザ平面(user plane)プロトコルを提供する基地局(eNB)等で構成され、基地局は、X2インターフェースを介して連結される。X2ユーザ平面インターフェース(X2−U)は、基地局間に定義される。X2−Uインターフェースは、ユーザ平面PDU(packet data unit)の保障されない伝達(non guaranteed delivery)を提供する。X2制御平面インターフェース(X2−CP)は、2つの隣接基地局間に定義される。X2−CPは、基地局間のコンテキスト(context)伝達、ソース基地局とターゲット基地局との間のユーザ平面トンネルの制御、ハンドオーバ関連メッセージの伝達、上向きリンク負荷管理などの機能を果たす。基地局は、無線インターフェースを介して端末と連結され、S1インターフェースを介してEPC(evolved packet core)に連結される。S1ユーザ平面インターフェース(S1−U)は、基地局とサービングゲートウェイ(S−GW:serving gateway)間に定義される。S1制御平面インターフェース(S1−MME)は、基地局と移動性管理個体(MME:mobility management entity)間に定義される。S1インターフェースは、EPS(evolved packet system)ベアラーサービス管理機能、NAS(non−access stratum)シグナリングトランスポート機能、ネットワークシェアリング、MME負荷バランシング機能などを行う。S1インターフェースは、基地局とMME/S−GW間に複数−対−複数関係(many−to−many−relation)を支援する。
図2は、端末とE−UTRAN間の無線インターフェースプロトコル(radio interface protocol)構造を示す。図2Aは、制御平面(control plane)に対する無線プロトコル構造を示し、図2Bは、ユーザ平面(user plane)に対する無線プロトコル構造を示す。
図2に示すように、端末とE−UTRANとの間の無線インターフェースプロトコルの階層は、通信システムの技術分野に公知となった、広く知られた開放型システム間相互接続(OSI:open system interconnection)標準モデルの下位3階層に基づいて、第1の階層L1、第2の階層L2、及び第3の階層L3に分割されることができる。端末とE−UTRANとの間の無線インターフェースプロトコルは、水平的に物理階層(physical layer)、データリンク階層(data link layer)、及びネットワーク階層(network layer)からなり、垂直的には、データ情報送信のためのプロトコルスタック(protocol stack)ユーザ平面(user plane)と制御信号(signaling)伝達のためのプロトコルスタックである制御平面(control plane)とに区分される。
制御平面は、端末とネットワークが呼を管理するために用いる制御メッセージが送信される通路を意味する。ユーザ平面は、アプリケーション階層で生成されたデータ、例えば、音声データまたはインターネットパケットデータなどが送信される通路を意味する。以下、無線プロトコルの制御平面とユーザ平面の各階層を説明する。
第1の階層L1である物理階層(PHY:physical layer)は、物理チャネル(physical channel)を使用することにより、上位階層への情報送信サービス(information transfer service)を提供する。物理階層は、上位レベルに位置した媒体接続制御(MAC:medium access control)階層に送信チャネル(transport channel)を介して連結され、送信チャネルを介してMAC階層と物理階層との間でデータが送信される。送信チャネルは、無線インターフェースを介してデータがどのように、どの特徴で送信されるかによって分類される。そして、互いに異なる物理階層間、送信端の物理階層と受信端の物理階層との間には、物理チャネル(physical channel)を介してデータが送信される。物理階層は、OFDM(orthogonal frequency division multiplexing)方式で変調され、時間と周波数を無線資源として活用する。
物理階層で使用されるいくつかの物理制御チャネルがある。物理下向きリンク制御チャネル(PDCCH:physical downlink control channel)は、端末にページングチャネル(PCH:paging channel)と下向きリンク共有チャネル(DL−SCH:downlink shared channel)の資源割当及び上向きリンク共有チャネル(UL−SCH:uplink shared channel)と関連したHARQ(hybrid automatic repeat request)情報を知らせる。また、PDCCHは、端末に上向きリンク送信の資源割当を知らせる上向きリンク承認(UL Grant)を運ぶことができる。物理制御フォーマット指示子チャネル(PDFICH:physical control format indicator channel)は、端末にPDCCH等に使用されるOFDMシンボルの数を知らせ、サブフレーム毎に送信される。物理HARQ指示子チャネル(PHICH:physical HARQ indicator channel)は、上向きリンク送信の応答としてHARQ ACK(acknowledge)/NACK(non−acknowledge)信号を運ぶ。物理上向きリンク制御チャネル(PUCCH:physical uplink control channel)は、下向きリンク送信に対するHARQ ACK/NACK、スケジューリング要請、及びチャネル品質指示子(CQI:channel quality indicator)などのような上向きリンク制御情報を運ぶ。物理上向きリンク共有チャネル(PUSCH:physical uplink shared channel)は、UL−SCHを運ぶ。
第2の階層L2のMAC階層は、論理チャネル(logical channel)を介して上位階層である無線リンク制御(RLC:radio link control)階層にサービスを提供する。また、MAC階層は、論理チャネルと送信チャネルとの間のマッピング及び論理チャネルに属するMACサービスデータユニット(SDU:service data unit)の送信チャネル上に物理チャネルに提供される送信ブロック(transport block)への多重化/逆多重化機能を含む。
第2の階層L2のRLC階層は、信頼性のあるデータ送信を支援する。RLC階層の機能は、RLC SDUの連結(concatenation)、分割(segmentation)、及び再結合(reassembly)を含む。無線ベアラー(RB:radio bearer)が要求する様々なQoS(quality of service)を保障するために、RLC階層は、透明モード(TM:transparent mode)、非確認モード(UM:unacknowledged mode)、及び確認モード(AM:acknowledge mode)の3つの動作モードを提供する。AM RLCは、ARQ(automatic repeat request)を介してエラー訂正を提供する。一方、MAC階層がRLC機能を果たす場合、RLC階層は、MAC階層の機能ブロックとして含まれることができる。
第2の階層L2のパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP:packet data convergence protocol)階層は、ユーザ平面でユーザデータの伝達、ヘッダ圧縮(header compression)、及び暗号化(ciphering)機能を果たす。ヘッダ圧縮機能は、小さい帯域幅を有する無線インターフェースを介してIPv4(internet protocol version 4)またはIPv6(internet protocol version 6)のようなインターネットプロトコル(IP:internet protocol)パケットを効率的に送信させるために、相対的に大きさが大きく、不要な制御情報を含んでいるIPパケットヘッダサイズを減らす機能を意味する。制御平面でのPDCP階層の機能は、制御平面データの伝達及び暗号化/完全性保護(integrity protection)を含む。
第3の階層L3の最下位部分に位置した無線資源制御(RRC:radioresource control)階層は、制御平面にのみ定義される。RRC階層は、端末とネットワークとの間の無線資源を制御する役割を果たす。このために、端末とネットワークは、RRC階層を介してRRCメッセージを互いに交換する。RRC階層は、無線ベアラー等の設定(configuration)、再設定(re−configuration)、及び解除(release)と関連して論理チャネル、送信チャネル、及び物理チャネルを制御する。無線ベアラーは、端末とネットワークとの間のデータ送信のために、第2の階層L2によって提供される論理的な経路を意味する。無線ベアラーが設定されるとは、特定サービスを提供するために、無線プロトコル階層及びチャネルの特性を規定し、それぞれの具体的なパラメータ及び動作方法を設定することを意味する。無線ベアラーは、さらにシグナリング無線ベアラー(SRB:signaling RB)とデータ無線ベアラー(DRB:data RB)の2つに分けられることができる。SRBは、制御平面においてRRCメッセージを送信する通路として使用され、DRBは、ユーザ平面においてユーザデータを送信する通路として使用される。
RRC階層上位に位置するNAS(non−access stratum)階層は、セッション管理(session management)と移動性管理(mobility management)などの機能を果たす。
eNBを構成する1つのセルは、1.25、2.5、5、10、20Mhzなどの帯域幅のうちの1つとして設定されて、種々の端末に下向きまたは上向き送信サービスを提供する。互いに異なるセルは、互いに異なる帯域幅を提供するように設定されることができる。
ネットワークから端末にデータを送信する下向き送信チャネル(downlink transport channel)は、システム情報を送信する放送チャネル(BCH:broadcast channel)、ページングメッセージを送信するPCH、ユーザトラフィックや制御メッセージを送信するDL−SCHなどがある。下向きマルチキャストまたは放送サービスのトラフィック若しくは制御メッセージの場合、DL−SCHを介して送信されることができ、或いは別の下向きマルチキャストチャネル(MCH:multicast channel)を介して送信されることもできる。一方、端末からネットワークにデータを送信する上向き送信チャネル(uplink transport channel)としては、初期制御メッセージを送信するランダムアクセスチャネル(RACH:random access channel)、ユーザトラフィックや制御メッセージを送信するUL−SCH(uplink shared channel)がある。
論理チャネル(logical channel)は、送信チャネルの上位にあり、送信チャネルにマッピングされる。論理チャネルは、制御領域情報の伝達のための制御チャネルとユーザ領域情報の伝達のためのトラフィックチャネルとに区分されることができる。論理チャネルとしては、放送制御チャネル(BCCH:broadcast control channel)、ページング制御チャネル(PCCH:paging control channel)、共通制御チャネル(CCCH:common control channel)、専用制御チャネル(DCCH:dedicated control channel)、マルチキャスト制御チャネル(MCCH:multicast control channel)、専用トラフィックチャネル(DTCH:dedicated traffic channel)、マルチキャストトラフィックチャネル(MTCH:multicast traffic channel)などがある。
端末とMMEの制御平面に位置したNAS階層で端末の移動性を管理するために、EMM(EPS mobility management)登録状態(EMM−REGISTERED)及びEMM登録解除状態(EMM−DEREGISTERED)が定義され得る。EMM登録状態及びEMM登録解除状態は、端末とMMEに適用されることができる。端末の電源を最初につけた場合のように、初期端末はEMM登録解除状態にあり、この端末がネットワークに接続するために、初期接続(initial attach)手順を介して当該ネットワークに登録する過程を行う。接続手順が成功的に行われれば、端末及びMMEは、EMM登録状態に遷移(transition)される。
また、端末とネットワークとの間のシグナリング連結(signaling connection)を管理するために、ECM(EPS connection management)連結状態(ECM−CONNECTED)及びECMアイドル状態(ECM−IDLE)が定義され得る。ECM連結状態及びECMアイドル状態も端末とMMEに適用され得る。ECM連結は、端末と基地局との間に設定されるRRC連結と、基地局とMMEとの間に設定されるS1シグナリング連結とで構成される。RRC状態は、端末のRRC階層と基地局のRRC階層とが論理的に連結(connection)されているか否かを表す。すなわち、端末のRRC階層と基地局のRRC階層とが連結されている場合、端末は、RRC連結状態(RRC_CONNECTED)にあるようになる。端末のRRC階層と基地局のRRC階層とが連結されていない場合、端末は、RRCアイドル状態(RRC_IDLE)にあるようになる。
ネットワークは、ECM連結状態にある端末の存在をセル単位で把握することができ、端末を効果的に制御することができる。それに対し、ネットワークは、ECMアイドル状態にある端末の存在を把握することができず、コアネットワーク(CN:core network)がセルよりさらに大きい地域単位であるトラッキング領域(tracking area)単位で管理する。端末がECMアイドル状態にあるときには、端末は、トラッキング領域で唯一に割り当てられたIDを用いてNASにより設定された不連続受信(DRX:Discontinuous Reception)を行う。すなわち、端末は、端末−特定ページングDRXサイクル毎に、特定ページング機会にページング信号をモニタリングすることにより、システム情報及びページング情報のブロードキャストを受信することができる。また、端末がECMアイドル状態にあるときには、ネットワークは、端末のコンテキスト(context)情報を有していない。したがって、ECMアイドル状態の端末は、ネットワークの命令を受ける必要無しでセル選択(cell selection)またはセル再選択(cell reselection)のような端末基盤の移動性関連手順を行うことができる。ECMアイドル状態で端末の位置がネットワークが知っている位置と異なるようになる場合、端末は、トラッキング領域アップデート(TAU:tracking area update)手順を介してネットワークに当該端末の位置を知らせることができる。それに対し、端末がECM連結状態にあるときには、端末の移動性は、ネットワークの命令によって管理される。ECM連結状態でネットワークは、端末が属したセルを知る。したがって、ネットワークは、端末にまたは端末からデータを送信及び/又は受信し、端末のハンドオーバのような移動性を制御し、周辺セルに対するセル測定を行うことができる。
上記のように、端末が音声やデータのような通常の移動通信サービスを受けるためには、ECM連結状態に遷移しなければならない。端末の電源を最初につけた場合のように、初期端末は、EMM状態と同様にECMアイドル状態にあり、端末が初期接続(initial attach)手順を介して当該ネットワークに成功的に登録するようになると、端末及びMMEは、ECM連結状態に遷移(transition)される。また、端末がネットワークに登録されているが、トラフィックが非活性化されて無線資源が割り当てられていない場合、端末は、ECMアイドル状態にあり、当該端末に上向きリンク或いは下向きリンクの新しいトラフィックが発生されれば、サービス要請(service request)手順を介して端末及びMMEは、ECM連結状態に遷移(transition)される。
図3は、3GPP LTE−Aシステムに利用される物理チャネル及びこれらを利用した一般的な信号送信方法を説明するための図である。
電源が消えた状態で再度電源がつけられるか、新しくセルに進入した端末は、S301ステップで基地局と同期を合わせる等の初期セル探索(initial cell search)作業を行う。このために、端末は、基地局から主同期チャネル(P−SCH:primary synchronization channel)及び副同期チャネル(S−SCH:secondary synchronization channel)を受信して基地局と同期を合わせ、セルID(identifier)などの情報を取得する。
その後、端末は、基地局から物理放送チャネル(PBCH:physical broadcast channel)信号を受信してセル内の放送情報を取得できる。一方、端末は、初期セル探索ステップで下向きリンク参照信号(DL RS:downlink reference signal)を受信して下向きリンクチャネル状態を確認できる。
初期セル探索を終えた端末は、S302ステップでPDCCH及びPDCCH情報に応じるPDSCHを受信して、さらに具体的なシステム情報を取得できる。
その後、端末は、基地局に接続を完了するために、ステップS303ないしステップS306のようなランダムアクセス手順(random access procedure)を行うことができる。このために、端末は、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH:physical random access channel)を介してプリアンブル(preamble)を送信し(S303)、PDCCH及びこれに対応するPDSCHを介してプリアンブルに対する応答メッセージを受信できる(S304)。競争基盤ランダムアクセスの場合、端末は、追加的なPRACH信号の送信(S305)及びPDCCH信号、並びにこれに対応するPDSCH信号の受信(S306)のような衝突解決手順(contention resolution procedure)を行うことができる。
上述したような手順を行った端末は、その後、一般的な上/下向きリンク信号送信手順としてPDCCH信号及び/又はPDSCH信号の受信(S307)及び物理上向きリンク共有チャネル(PUSCH)信号及び/又は物理上向きリンク制御チャネル(PUCCH)信号の送信(S308)を行うことができる。
端末が基地局に送信する制御情報を通称して上向きリンク制御情報(UCI:uplink control information)と称する。UCIは、HARQ−ACK/NACK、スケジューリング要請(SR:scheduling request)、チャネル品質指示子(CQI)、プリコーディング行列指示子(PMI:precoding matrix indicator)、ランク指示子(RI:rank indication)情報などを含む。
LTE−AシステムにおいてUCIは、一般的にPUCCHを介して周期的に送信されるが、制御情報とトラフィックデータが同時に送信されるべき場合、PUSCHを介して送信されることができる。また、ネットワークの要請/指示によりPUSCHを介してUCIを非周期的に送信することができる。
図4は、3GPP LTE−Aで無線フレームの構造を示す。
セルラーOFDM無線パケット通信システムにおいて、上向きリンク/下向きリンクデータパケット送信は、サブフレーム(sub frame)単位でなされ、1つのサブフレームは、複数のOFDMシンボルを含む一定時間区間として定義される。3GPP LTE−A標準では、FDD(Frequency Division Duplex)に適用可能なタイプ1の無線フレーム(radio frame)構造とTDD(Time Division Duplex)に適用可能なタイプ2の無線フレーム構造を支援する。FDD方式によれば、上向きリンク送信と下向きリンク送信とが互いに異なる周波数帯域を占めながらなされる。TDD方式によれば、上向きリンク送信と下向きリンク送信とが同じ周波数帯域を占めながら互いに異なる時間になされる。TDD方式のチャネル応答は、実質的に相互的(reciprocal)である。これは、与えられた周波数領域で下向きリンクチャネル応答と上向きリンクチャネル応答とがほとんど同様であるということを意味する。したがって、TDDに基づいた無線通信システムにおいて下向きリンクチャネル応答は、上向きリンクチャネル応答から得られるという長所がある。TDD方式は、全体周波数帯域を上向きリンク送信と下向きリンク送信とが時分割されるので、基地局による下向きリンク送信と端末による上向きリンク送信とが同時に行われることができない。上向きリンク送信と下向きリンク送信とがサブフレーム単位で区分されるTDDシステムにおいて、上向きリンク送信と下向きリンク送信とは、互いに異なるサブフレームで行われる。
図4Aは、タイプ1の無線フレームの構造を例示する。下向きリンク無線フレーム(radio frame)は、10個のサブフレーム(sub frame)で構成され、1つのサブフレームは、時間領域(time domain)において2個のスロット(slot)で構成される。1つのサブフレームが送信されるのにかかる時間をTTI(transmission time interval)という。例えば、1つのサブフレームの長さは1msであり、1つのスロットの長さは0.5msでありうる。1つのスロットは、時間領域で複数のOFDM(orthogonal frequency division multiplexing)シンボルを含み、周波数領域で複数の資源ブロック(RB:Resource Block)を含む。3GPP LTE−Aは、下向きリンクでOFDMAを使用するので、OFDMシンボルは、1つのシンボル区間(symbol period)を表現するためのものである。OFDMシンボルは、1つのSC−FDMAシンボルまたはシンボル区間といえる。資源割当単位としての資源ブロックは、1つのスロットで複数の連続的な副搬送波(subcarrier)を含む。
1つのスロットに含まれるOFDMシンボルの数は、循環前置(CP:Cyclic Prefix)の構成(configuration)によって変わることができる。CPには、拡張循環前置(extended CP)と一般循環前置(normal CP)とがある。例えば、OFDMシンボルが一般循環前置により構成された場合、1つのスロットに含まれるOFDMシンボルの数は7個でありうる。OFDMシンボルが拡張循環前置により構成された場合、1つのOFDMシンボルの長さが増えるので、1つのスロットに含まれるOFDMシンボルの数は、一般循環前置の場合より少ない。拡張循環前置の場合に、例えば、1つのスロットに含まれるOFDMシンボルの数は6個でありうる。端末が速い速度で移動するなどの場合のように、チャネル状態が不安定な場合、シンボル間干渉をより一層減らすために拡張循環前置が使用され得る。
一般循環前置が使用される場合、1つのスロットは、7個のOFDMシンボルを含むので、1つのサブフレームは、14個のOFDMシンボルを含む。このとき、各サブフレームの1番目の最大3個のOFDMシンボルは、PDCCH(physical downlink control channel)に割り当てられ、残りのOFDMシンボルは、PDSCH(physical downlink shared channel)に割り当てられることができる。
図4Bは、タイプ2のフレーム構造(frame structure type 2)を示す。タイプ2の無線フレームは、2個のハーフフレーム(half frame)で構成され、各ハーフフレームは、5個のサブフレームで構成され、1個のサブフレームは、2個のスロットで構成される。5個のサブフレームのうち、特に、スペシャルサブフレーム(special sub frame)は、DwPTS(Downlink Pilot Time Slot)、保護区間(GP:Guard Period)、UpPTS(Uplink Pilot Time Slot)で構成される。DwPTSは、端末での初期セル探索、同期化、またはチャネル推定に使用される。UpPTSは、基地局でのチャネル推定と端末の上向きリンク送信同期を合わせるのに使用される。保護区間は、上向きリンクと下向きリンクとの間に下向きリンク信号の多重経路遅延のため、上向きリンクで生じる干渉を除去するための区間である。
上述した無線フレームの構造は、1つの例示に過ぎず、無線フレームに含まれるサブフレームの数またはサブフレームに含まれるスロットの数、スロットに含まれるシンボルの数は様々に変更されることができる。
図5は、1つの下向きリンクスロットに対する資源グリッド(resource grid)を例示した図である。
図5に示すように、1つの下向きリンクスロットは、時間領域で複数のOFDMシンボルを含む。ここで、1つの下向きリンクスロットは、7個のOFDMシンボルを含み、1つの資源ブロックは、周波数領域で12個の副搬送波を含むことを例示的に記述するが、これに限定されるものではない。
資源グリッド上で各要素(element)を資源要素(RE:resource element)とし、1つの資源ブロックは、12×7個の資源要素を含む。資源グリッド上の資源要素は、スロット内のインデックスペア(pair)(k、l)により識別されることができる。ここで、k(k=0、…、NRB×12−1)は、周波数領域内の副搬送波インデックスであり、l(l=0、...、6)は、時間領域内のOFDMシンボルインデックスである。下向きリンクスロットに含まれる資源ブロックの数(NRB)は、下向きリンク送信帯域幅(bandwidth)に従属する。上向きリンクスロットの構造は、下向きリンクスロットの構造と同様でありうる。
図6は、下向きリンクサブフレームの構造を示す。
図6に示すように、サブフレーム内の1番目のスロットで先の最大3個のOFDMシンボルが制御チャネルが割り当てられる制御領域(control region)であり、残りのOFDMシンボルは、PDSCHが割り当てられるデータ領域(data region)である。3GPP LTE−Aで使用される下向きリンク制御チャネルの一例として、PCFICH、PDCCH、PHICHなどがある。
PCFICHは、サブフレームの1番目のOFDMシンボルで送信され、サブフレーム内に制御チャネルの送信のために使用されるOFDMシンボルの数(すなわち、制御領域の大きさ)に関する情報を運ぶ。PHICHは、上向きリンクに対する応答チャネルであり、HARQに対するACK/NACK信号を運ぶ。PDCCHを介して送信される制御情報を下向きリンク制御情報(DCI:downlink control information)という。下向きリンク制御情報は、上向きリンク資源割当情報、下向きリンク資源割当情報、または任意の端末グループに対する上向きリンク送信(Tx)パワー制御命令を含む。
基地局は、端末に送ろうとするDCIによってPDCCHフォーマットを決定し、制御情報にCRC(cyclic redundancy check)を付ける。CRCには、PDCCHの所有者(owner)や用途によって固有な識別子(RNTI:radio network temporary identifier)がマスキング(masking)される。特定端末のためのPDCCHであれば、端末の固有識別子(例えば、C−RNTI(cell−RNTI))がCRCにマスキングされ得る。または、ページングメッセージのためのPDCCHであれば、ページング指示識別子(例えば、P−RNTI(paging−RNTI))がCRCにマスキングされ得る。システム情報ブロック(SIB:system information block)のためのPDCCHであれば、システム情報識別子(SI−RNTI(system information−RNTI))がCRCにマスキングされ得る。また、端末のランダムアクセスプリアンブルの送信に対する応答であるランダムアクセス応答を指示するために、RA−RNTI(random access−RNTI)がCRCにマスキングされ得る。
図7は、上向きリンクサブフレームの構造を示す。
図7に示すように、上向きリンクサブフレームは、周波数領域で制御領域とデータ領域とに分けることができる。制御領域には、上向きリンク制御情報を運ぶPUCCHが割り当てられる。データ領域は、ユーザデータを運ぶPUSCHが割り当てられる。上位階層で指示される場合、端末は、PUSCHとPUCCHの同時送信を支援できる。1つの端末に対するPUCCHには、サブフレーム内に資源ブロックペア(pair)が割り当てられる。PUCCHに割り当てられる資源ブロックペアに属する資源ブロックは、スロット境界(slot boundary)を基準として2個のスロットの各々で互いに異なる副搬送波を占める。これを、PUCCHに割り当てられた資源ブロックペアは、スロット境界で周波数跳躍(frequency hopping)されるという。
ランダム接続過程(RACHプロシージャ)
図8A及び図8Bは、LTEシステムにおいてランダム接続過程(Random Access Procedure)の一例を示す。
ランダム接続過程は、RRC_IDLEでの初期接続、無線リンク失敗後の初期接続、ランダム接続過程を要求するハンドオーバ、RRC_CONNECTED中にランダム接続過程が要求される上向きリンクまたは下向きリンクデータ発生時に行われる。RRC連結要請メッセージ(RRC Connection Request Message)とセル更新メッセージ(Cell Update Message)、URA(UTRAN Registration Area)更新メッセージ(URA Update Message)などの一部RRCメッセージもランダム接続過程を利用して送信される。論理チャネルCCCH(Common Control Channel)、DCCH(Dedicated Control Channel)、DTCH(Dedicated Traffic Channel)が送信チャネルRACHにマッピングされ得る。送信チャネルRACHは、物理チャネルPRACH(Physical Random Access Channel)にマッピングされる。
端末のMAC階層が端末物理階層にPRACH送信を指示すれば、端末物理階層は、まず、1つの接続スロット(access slot)と1つのシグネチャー(signature)を選択してPRACHプリアンブルを上向きに送信する。ランダム接続過程は、競争基盤(Contention based)のランダム接続過程と非競争基盤(Non−contention based)のランダム接続過程とに区分される。
図8Aは、競争基盤(Contention based)のランダム接続過程の一例を示し、図8Bは、非競争基盤(Non−contention based)のランダム接続過程の一例を示す。
まず、競争基盤のランダム接続過程について図8Aを参照して説明する。
端末は、システム情報を介して基地局からランダム接続に関する情報を受信して格納する。その後、ランダム接続が必要な場合、端末は、ランダム接続プリアンブル(Random Access Preamble;メッセージ1ともいう)を基地局に送信する(S801)。
基地局が前記端末からランダム接続プリアンブルを受信すれば、前記基地局は、ランダム接続応答メッセージ(Random Access Response;メッセージ2ともいう)を端末に送信する(S802)。具体的に、前記ランダム接続応答メッセージに対する下向きスケジューリング情報は、RA−RNTI(Random Access−Radio Network Temporary Identifier)でCRCマスキングされて、L1またはL2制御チャネル(PDCCH)上で送信されることができる。RA−RNTIでマスキングされた下向きスケジューリング信号を受信した端末は、PDSCH(Physical Downlink Shared Channel)からランダム接続応答メッセージを受信してデコードすることができる。その後、端末は、前記ランダム接続応答メッセージに自分に指示されたランダム接続応答情報があるか確認する。
自分に指示されたランダム接続応答情報が存在するか否かは、端末が送信したプリアンブルに対するRAID(Random Access Preamble ID)が存在するか否かで確認されることができる。
前記ランダム接続応答情報は、同期化のためのタイミングオフセット情報を表すTA(Timing Alignment)、上向きリンクに使用される無線資源割当情報、端末識別のための臨時識別子(例:Temporary C−RNTI)などを含む。
端末は、ランダム接続応答情報を受信する場合、前記応答情報に含まれた無線資源割当情報に応じて上向きリンクSCH(Uplink Shared Channel)で上向きリンク送信(メッセージ3とも表現する)を行う(S803)。ここで、上向きリンク送信は、スケジュールされた送信(Scheduled Transmission)に表現されることもできる。
基地局は、端末から前記上向きリンク送信を受信した後に、競争解決(contention resolution)のためのメッセージ(メッセージ4とも表現する)を下向きリンク共有チャネル(Downlink Shared Channel:DL−SCH)を介して端末に送信する(S804)。
次に、非競争基盤のランダム接続過程について図8Bを参照して説明する。
端末がランダム接続プリアンブルを送信する前に、基地局が非競争ランダム接続プリアンブル(Non−contention Random Access Preamble)を端末に割り当てる(S811)。
非競争ランダム接続プリアンブルは、ハンドオーバ命令やPDCCHのような専用シグナリング(Dedicated Signalling)を介して割り当てられることができる。端末は、非競争ランダム接続プリアンブルを割り当てられた場合、基地局に割り当てられた非競争ランダム接続プリアンブルを送信する(S812)。
その後、前記基地局は、競争基盤ランダム接続過程でのS802ステップと類似するように、ランダム接続応答(Random Access Response;メッセージ2とも表現する)を端末に送信できる(S813)。
前述されたランダム接続過程においてランダム接続応答に対してはHARQが適用されないが、ランダム接続応答に対する上向きリンク送信や競争解決のためのメッセージに対してはHARQが適用され得る。したがって、ランダム接続応答に対して端末は、ACKまたはNACKを送信する必要がない。
基地局スケジューリング基盤のUL資源割当過程
図9A及び図9Bは、LTEシステムにおいて基地局スケジューリング基盤の上向きリンク資源割当過程の一例を示す図である。
図9Aは、5ステップ(5−step)上向きリンク資源割当過程の一例を示した図であり、図9Bは、3ステップ(3−step)上向きリンク資源割当過程の一例を示した図である。
図9Aは、端末がバッファ状態報告(BSR:buffer statusreporting)のための上向きリンク無線資源が端末に割り当てられなかった場合に、実際データのための上向きリンク資源割当過程を例示し、図9Bは、端末がBSRのための上向きリンク無線資源が端末に割り当てられている場合に、実際データのための上向きリンク資源割当過程を例示する。
LTEシステムでは、上向きリンク無線資源の効率的使用のために、基地局が各端末別にどんな種類のデータをどれほど上向きリンクに送信するかを知らなければならない。
したがって、端末は、直接自分が送信しようとする上向きリンクデータに関する情報を基地局に伝達し、基地局は、これに基づいて当該端末に上向きリンクデータ送信のための資源を割り当てる。
この場合、端末が基地局に伝達する上向きリンクデータに関する情報は、自分のバッファに格納されている上向きリンクデータの量であって、これをバッファ状態報告(BSR:Buffer Status Report)と称する。BSRは、端末が現在TTI(Transmission Time Interval)でPUSCH上の資源が割り当てられ、報告イベント(reporting event)がトリガリングされた場合、MAC制御要素(MAC control element)を介して送信される。
まず、5−step上向きリンク資源割当過程について図9Aを参照して説明する。
端末は、PUSCH資源を割り当てられるために、上向きリンクスケジューリング要請(UL scheduling request)を基地局に送信する(S901)。
スケジューリング要請は、報告イベント(reporting event)が発生されたが、端末が現在TTIにおいてPUSCH上でスケジューリングされなかった場合、端末が上向きリンク送信のためのPUSCH資源を割り当てられるために、基地局に要請するために利用される。すなわち、端末は、正規的バッファ状態報告(regular BSR)がトリガー(trigger)されたが、BSRを基地局に送信するための上向きリンク無線資源を有さないとき、PUCCH上にSRを送信する。
端末は、SRのためのPUCCH資源が設定されたか否かによってPUCCHを介してSRを送信するか、またはランダムアクセス手順を開始する。具体的に、SRが送信され得るPUCCH資源は、端末特定的に上位階層(例えば、RRC階層)によって設定され、SR設定(SR configuration)は、SR送信周期(SR periodicity)及びSRサブフレームオフセット情報を含む。
端末は、基地局からBSR送信のためのPUSCH資源に対するUL Grantを受信すれば(S902)、割り当てられたPUSCH資源を介してトリガリングされた正規的BSRを基地局に送信する(S903)。
基地局は、BSRを介して実際端末が上向きリンクに送信するデータの量を確認し、実際データ送信のためのPUSCH資源に対するUL Grantを端末に送信する(S904)。実際データ送信のためのUL Grantを受信した端末は、割り当てられたPUSCH資源を介して実際上向きリンクデータを基地局に送信する(S905)。
図9Bに示すように、端末が、BSR送信のためのPUSCH資源が既に割り当てられた場合であって、端末は、割り当てられたPUSCH資源を介してBSRを送信し、これと共に、スケジューリング要請とともにBSRを基地局に送信する(S911)。次いで、基地局は、BSRを介して実際端末が上向きリンクに送信するデータの量を確認し、実際データ送信のためのPUSCH資源に対するUL Grantを端末に送信する(S912)。実際データ送信のためのUL Grantを受信した端末は、割り当てられたPUSCH資源を介して実際上向きリンクデータを基地局に送信する(S913)。
以下において、5Gシステム(または、Future IMT−Advancedシステム)において端末の制御プレーン遅延(C−plane latency)を最小化するための方法として、競争基盤のPUSCHゾーン(Contention based PUSCH zone、以下、「CPゾーン」という。)定義、CPゾーン設定方法、CPゾーン利用方法などと関連した事項について図面を参照して具体的に説明する。
CPゾーン定義及び設定
図10Aは、CPゾーン設定の一例を示し、図10Bは、CPゾーンを構成する競争PUSCH資源ブロック(Contention PUSCH Resource Block:CPRB)の一例を示した図である。
図10Aは、FDD(Frequency Division Duplex)の場合、CPゾーン設定の一例を示す。
まず、CPゾーンとは、端末の上向きリンクデータ(UL data)送信と関連して、基地局から別の資源割当スケジューリング無しで端末が直ちにUL dataを送信できる領域を意味する。
前記CPゾーンの場合、低い遅延を要求する端末のUL data送信に主に使用され得る。
図10Aに示すように、1010は、PUCCHが送信される資源領域であり、1020は、CPゾーンに該当する。
前記CPゾーンは、UL dataを送信できるPUSCH領域の特定資源領域に割り当てられることができる。すなわち、前記CPゾーンは、1つのサブフレーム(Sub−Frame:SF)または1つ以上の連続したSub−Frameに割り当てられることができ、特定Sub−Frameには前記CPゾーンが割り当てられないことがある。
図10Bは、CPRBを示すものであって、CPゾーンは、1つ以上のCPRBで構成されることができる。
CPRBは、1つの端末が占有できるCPゾーン内の資源領域を表すものであって、1つのCPRB(1030)に1つの端末がマッピングされるが、これに限定されず、端末の能力、端末が送信するUL data量などを考慮して、1つの端末に複数のCPRBがマッピングされることができ、複数の端末が1つのCPRBを共有することもできる。
図10Bに示されたように、1つのCPゾーンには、N(Nは自然数)個のCPRBが定義され得る。
一例として、CPゾーンを利用する端末が3個あり(端末1、端末2、端末3)、CPゾーンを構成するCPRBが4個(CPRB#1、CPRB #2、CPRB#3、CPRB #4)ある場合、端末1にはCPRB#1、端末2にはCPRB #2、端末3にはCPRB#3が各々割り当てられ得る。
ここで、それぞれの端末に割り当てられるCPRBは、基地局により設定されるか、基地局からCPゾーンのCPRB関連情報を端末が受信した場合には、各端末が望むCPRBを基地局に要請することにより割り当てられることもできる。
また、基地局でCPRBをそれぞれの端末に割り当てるにあたって、セルで受け入れることのできる端末数(または、ユーザ数)が制限的なスモールセル(small cell)である場合、前記基地局は、セルに進入した端末とCPRBを一対一にマッピングすることができる。
例えば、small cellで受け入れることのできる最大端末の数がN個である場合、前記small cellの基地局は、N個の端末のためのCPゾーンを予め割り当て、N個を超過する端末に対してはセル進入を許さないことにより、セル内の端末とCPRBが一対一にマッピングされるようにすることができる。
もし、端末とCPRBの一対一マッピング方法を端末のセル進入後、RACHプロシージャのために使用する場合には、端末がセルに進入する前に端末と基地局との間に暗示的に(implicit)CPRB割当方法が互いに約束される。すなわち、マクロセル(macro cell)と連結性のある端末がdual connectivityを介してsmall cellとの連結を追加する場合、前記small cellと前記macro cellとの間のバックホールインターフェース(backhaul interface)を介して端末に予めCPRBを割り当てることができる。
ここで、dual connectivityとは、anchor−booster、carrier aggregation、またはsimultaneous multi−RAT communicationなどのような技術をいう。
すなわち、CPゾーンが設定されたセルに位置した端末は、低い遅延を要求するUL dataがある場合、前記UL data送信のための基地局のスケジューリング無しで(UL Grant無しで)端末は、設定されたCPゾーンを介してUL dataを基地局に直ちに送信できる。
CPゾーンは、低い遅延を要求する端末のUL data送信の場合であれば、幅広く使用されるのが好ましいが、CPゾーンは、特定プロシージャ内で送信されるUL data(一例として、ランダム接続過程のRRC要請メッセージ及び/又はNAS要請メッセージ、BSRプロシージャ内のBSR送信等)に対してのみ制限的に使用されることもできる。
また、CPゾーンは、図11に示されたように、プロシージャ別に異なるように設定されることもできる。
CPゾーンは、目的に応じて1つ以上のゾーンに定義されることができる。例えば、RACHプロシージャのために設定されるCPゾーン領域とBSRプロシージャのために設定されるCPゾーン領域とは区別されるように設定されることができる。すなわち、他の目的で定義される各CPゾーンは、異なるSub−Frameに各々設定されるか、同一Sub−Frame内の他の資源領域に各々設定されることができる。
図11において、RACHプロシージャのためのCPゾーンと、BSRなど、他のプロシージャのためのCPゾーンとが異なるように設定されたことが見られる。
CPゾーン関連情報送信方法
図12は、CPゾーンと関連した情報送信方法の一例を示した図である。
特定セルにCPゾーンが設定されている場合、基地局(または、特定セル)は、(特定セル内の)端末に前記特定セルに設定されたCPゾーン関連制御情報を送信する(S1210)。
ここで、特定セルは、フェムトセル、ピコセル、マイクロセルなどのようなスモールセル(Small Cell)またはマクロセルを意味できる。
前記CPゾーン関連制御情報は、前記特定セルにCPゾーンが設定されたか否かを表すCPゾーン設定報知情報を含む。
また、前記CPゾーン関連制御情報は、前記特定セルにCPゾーンが設定されている場合、前記CPゾーン構成など、前記CPゾーン設定と関連した情報であるCPゾーン設定情報をさらに含む。
前記CPゾーン設定情報は、CPゾーンが設定された上向きリンク資源(UL resource)情報、CPゾーン内のCPRBに送信され得るデータ送信と関連した情報を含むことができる。
前記CPゾーンが設定された上向きリンク資源情報は、Resource utilizationを考慮して、CPゾーンが設定されていないUL Sub−Frameの情報を含むこともできる。
前述したように、1つのCPゾーンは、1つ以上の端末が占有できるN(自然数)個のCPRBなどで構成されることができる。
前記CPゾーンが設定された上向きリンク資源情報は、特定時点に任意の1つの端末がCPゾーンの資源を占有しようと試みることができるCPゾーンの個数(M)を表す値を含むことができる。
ここで、N*Mの値は、特定時点に任意の1つの端末が選択(または、占有)できるCPRBの総数を表す。
例えば、1個のCPゾーンに4個のCPRBを有する同じ目的のCPゾーンが2個である場合(2個のCPゾーンが1つのCPグループを形成)、端末は、8(4*2)個の候補(candidate)CPRBを有することができる。
前記設定されたCPRBに送信され得るデータ送信と関連した情報としては、端末毎の最大資源ブロックサイズ(Maximum resource block size)、MCS(Modulation and Coding Scheme)レベル、初期送信電力基準信号(initial transmission power reference)などがありうる。
前記CPゾーン関連制御情報は、ブロードキャストメッセージ(Broadcast Message)に送信されるか、特定端末のためにユニキャストメッセージ(unicast message)に送信されることができる。
具体的に、前記CPゾーン関連制御情報は、下記のような4つの方式で送信されることができるが、これに限定されず、様々な方式で送信されることができることはもちろんである。
第1に、CPゾーン関連制御情報は、MIB(Master Information Block)を介して端末に送信されることができる。Essential physical layer informationを送信するMIBに前記CPゾーン関連制御情報が含まれ得る。
第2に、CPゾーン関連制御情報は、既存のSIB−xを介して端末に送信されることができる。
SIB−xを介して送信される場合は、初期網接続のためにCPゾーンが設定される場合であって、前記CPゾーン関連制御情報は、SIB−2に含まれて送信されることができる。
一例として、RACHプロシージャのためにCPゾーンが設定される場合、SIB−2にCPゾーンに関する情報を追加して、端末がセルに接続する前にcontention based RRC connection requestメッセージ送信(例:2−step RA)を介してセルに接続できることを予め認知させる。
第3に、CPゾーン関連制御情報は、新しいSIB−yを介して端末に送信されることができる。
すなわち、網接続以後のプロシージャのためにCPゾーンが設定される場合、新しいSIB定義を介して送信されることができる。
ここで、基地局は、新しいSIB情報を受信すべきセルであることを知らせるindicationをMIB、SIB−1、またはSIB−2に含めて端末に送信できる。
第4に、CPゾーン関連制御情報は、新しいcontrol messageを介してunicast方式で特定端末に送信されることができる。
端末がセルに接続した場合、CPゾーンを利用する必要がある端末にのみ前記CPゾーン関連制御情報をユニキャストメッセージを介して送信することにより、前記CPゾーン関連制御情報を特定端末のみが受信するようにさせることができる。
この場合、端末は、セルに接続(または、進入)する場合、CPゾーン利用を知らせる情報をセル接続の際に基地局に送信するメッセージなどに含めて基地局に送信することにより、基地局が前記端末にCPゾーン関連制御情報をユニキャストメッセージを介して送信するようにさせることができる。
前記CPゾーン設定報知情報及び前記CPゾーン設定情報は、前述したように、前記CPゾーン関連制御情報に含まれて様々な形式(SIB、MIB、Unicast Messageなど)で端末に送信されることができ、前記CPゾーン報知情報と前記CPゾーン設定情報とが各々異なるメッセージなどを介して別に送信されることもできる。
ここで、前記CPゾーン設定報知情報と前記CPゾーン設定情報とが別に送信される場合にも、前述したSIB、MIB、Unicast Messageなど、様々な形式を介して送信され得ることはもちろんである。
図13A〜図13Cは、ランダム接続過程でCPゾーンを利用する場合、PRACH及びCPゾーン設定の一例を示した図である。
端末がCPゾーンを利用してRACHプロシージャを行う場合、前記端末は、RACH preamble sequenceとともに、または連続的にCPゾーンを介してRRCメッセージを基地局に送信できる。
すなわち、CPゾーン基盤のRACHプロシージャの場合、端末は、RACH Preamble Sequence送信後に、Random Access Responseメッセージを介してUL Grantを受信した場合にのみRRC messageを送信する一般的なRACHプロシージャとは異なり、基地局にRACH Preamble SequenceとRRCメッセージを同一時間または連続した時間、資源を利用して送信できる。
まず、図13Aは、PRACHとCPゾーンとがIntra sub frame方式で設定された一例を示した図である。
Intra sub frame設定方式は、同一sub frame内でPRACH資源領域及びCPゾーン資源領域が他の資源に分けられて割り当てられる(TDMまたはFDM)ことを意味する。
図13Aの1番目の図面は、同一sub frameでPRACH資源領域とCPゾーン資源領域とが異なる時間資源で割り当てられることを示し、図13Aの2番目の図面は、同一sub frameでPRACH資源領域とCPゾーン資源領域とが異なる周波数資源で割り当てられることを示す。
図13Bは、PRACHとCPゾーンとがInter sub frame方式で設定された一例を示した図である。
Inter sub frame設定方式は、PRACH資源領域及びCPゾーン資源領域が隣接したsub frameの資源、すなわち、他のTTIに分けられて割り当てられることを意味する。
図13Bに示すように、CPゾーン資源領域は、PRACH資源領域が割り当てられたsub frameの次のsub frameに割り当てられていることを見ることができる。
図13Cは、PRACHとCPゾーンとが、Intra sub frame方式とInter sub frame方式とが混合されて設定された一例を示す。
すなわち、Intra sub frame方式とInter sub frame方式との混合方式は、セル内の資源活用を最大化するために、特定sub frameでPRACH資源領域またはCPゾーン資源領域を設定しない方式を意味する。
図13Cに示すように、1つのsub frameにPRACHのみが割り当てられ、次のsub frameにはPRACH資源領域及びCPゾーン資源領域が共に割り当てられていることを見ることができる。
ここで、PRACH資源領域及びCPゾーン資源領域は、他の周波数資源を使用して割り当てられていることが分かる。
図13A〜図13Cの方式の他にも、PRACHとCPゾーンとの資源領域設定方法は、セル運用技法によって様々な方式で設定されることができる。
CPゾーン基盤のRACHプロシージャ及びBSRプロシージャ
以下において、RACHプロシージャ及びBSRプロシージャでCPゾーンを使用する方法について図面を参照して具体的に説明する。
まず、RACHプロシージャでCPゾーンを使用する方法について説明する。
RACHプロシージャでCPゾーンを使用する場合、端末は、CPゾーンを下記の1ないし3に該当するRRC+NAS requestメッセージ送信のためにUL resourceとして使用することができる。
すなわち、競争基盤のランダム接続過程(4−step RACHプロシージャ)の場合、図8Aのメッセージ3送信のためにCPゾーンを使用できる。また、非競争基盤のランダム接続過程(3−step RACHプロシージャ)の場合、図8BのRACHプロシージャ後のRRC message送信のためにUL resourceとしてCPゾーンを使用できる。
CPゾーンを介して送信されるRRC要請メッセージは、RACHが行われるプロシージャによって下記のメッセージのうちの1つに該当されることができる。
1.初期接続(Initial access)のためにRACHプロシージャを行う場合、CPゾーンを介して送信するRRC要請メッセージは、RRC connection requestメッセージである。
2.ハンドオーバ(HO)のためにRACHプロシージャを行う場合、CPゾーンを介して送信するRRC要請メッセージは、RRC connection reconfiguration completeメッセージである。
3.RRC連結再確立(RRC connection re−establishment)のためにRACHプロシージャを行う場合、CPゾーンを介して送信するRRC要請メッセージは、RRC connection re−establishment requestメッセージである。
図14Aは、競争基盤のランダム接続過程でCPゾーンを利用する一例を示し、図14Bは、非競争基盤のランダム接続過程でCPゾーンを利用する一例を示す。
図14Aに示すように、端末は、PRACHを介してRACH preamble Sequenceを送信し、これと同時にまたは連続的にCPゾーンを介して(具体的には、CPゾーンのCPRBを介して)RRCメッセージを基地局に送信する(S1401)。
その後、前記基地局は、RRC応答メッセージとして競争解決(Contention Resolution)を前記端末に送信する(S1402)。
すなわち、端末は、基地局から別にUL Grant無しでCPゾーンを介してRRCメッセージを送信することにより、基地局からUL Grantを受信し、これを介してRRCメッセージを送信するのにかかる時間を短縮させることができるという効果がある。
すなわち、端末は、CPゾーンを介して競争基盤のランダム接続過程を行うことにより、メッセージ3をRACH preamble Sequenceと同時にまたは連続的に送信して、2−step RACHプロシージャを行うことができる。
図14Bに示すように、端末は、基地局からRACH Preamble Sequenceを割り当てられた後(S1411)、前記割り当てられたPreamble Sequenceと同時にまたは連続的にRRC messageを基地局に送信する(S1412)。ここで、前記割り当てられたPreamble Sequenceは、PRACHを介して送信され、RRCメッセージは、CPゾーンのCPRBを介して基地局に送信される。
その後、前記基地局は、前記端末にランダム接続に対する応答としてランダム接続応答(Random Access Response)メッセージを送信する(S1413)。
このように、CPゾーンを介してRRCメッセージを送信する場合、RACHプロシージャ後に送信されることができたRRCメッセージをRACHプロシージャを行いながら、同時に送信することにより、全体RRCプロシージャ(例:Hand Over(HO) execution)をさらに速く行うことができる。
前記図14A及び図14Bにおいて、端末は、基地局へのRACH Preamble送信を省略することもできる。
端末のRACH Preamble送信が省略される場合は、RACHプロシージャで上向きリンク同期(UL synchronization)のためのtiming alignment(TA)値が基地局からDL data受信を介して端末に予め取得された場合である。
すなわち、端末は、GPSを使用したり、基地局間のtime difference値を予め取得することにより、前記TA値を予め取得することができる。
端末のRACHプリアンブル送信が省略される場合、端末は、図14A及び図14BのS1401、S1412ステップに該当するRRCメッセージのみをCPRBを介して基地局に送信することにより、RACHプロシージャを行うようになる。
結果として、RACHプロシージャのためにCPゾーンを利用する場合、RACHプロシージャは、下記のようにCPゾーンを利用しない一般的なRACHプロシージャと異なるようになる。
1.競争基盤のランダム接続過程:4−step RACHプロシージャから2−step RACHプロシージャに。
2.非競争基盤のランダム接続過程:3−step RACHプロシージャ+RRCメッセージ送信からRRCメッセージ送信を含む3−step RACHプロシージャに。
次に、BSRプロシージャでCPゾーンを使用する方法について説明する。
図9A及び図9Bに示すように、CPゾーンを利用しない一般的な基地局スケジューリング基盤の上向きリンク資源割当方式には、5−step UL資源割当過程と3−step UL資源割当過程とがある。
ここで、5−step UL資源割当過程は、端末が基地局にULスケジューリングを要請し、基地局が端末にBSRのためのUL Grantを送信し、これを介して端末が基地局にBSRを送信する。
その後、基地局は、端末の実際データ送信のためのUL Grantを端末に送信し、端末は、前記UL Grantを介して実際データを基地局に送信する5−step過程からなる。
また、3−step UL資源割当過程は、端末が基地局にULスケジューリング要請と同時にBSRを送信し、基地局は、端末の実際データ送信のためのUL Grantを端末に送信する。その後、端末は、実際データを前記UL Grantを介して基地局に送信する3−step過程からなる。
CPゾーンを利用する基地局スケジューリング基盤のUL資源割当過程は、図15A及び図15Bに示されたように、5−stepの場合に3−stepに、3−stepの場合に1−stepのUL資源割当過程に変更される。
図15Aは、CPゾーンを利用したUL資源割当過程(3−step)の一例を示し、図15Bは、CPゾーンを利用したUL資源割当過程(1−step)の一例を示す。
図15Aに示されたように、CPゾーンを利用する基地局スケジューリング基盤の3−step UL資源割当過程は、基地局からBSRのためのUL Grantを端末が受信せず、端末が直接CPゾーンを介してBSRを基地局に送信する(S1502)。
その後、前記基地局から実際データ送信のためのUL Grantを受信し、前記受信されたUL Grantを用いて前記端末は、前記基地局に実際データを送信する(S1503〜S1504)。
また、図15Bに示されたように、端末は、CPゾーンを利用して基地局に実際データとともにBSRを送信できる(S1512)。
したがって、CPゾーンを利用してUL資源割当過程を行う場合、一般的な5−step UL資源割当過程は、3−step UL資源割当過程に、一般的な3−step UL資源割当過程は、1−step UL資源割当過程に変更される。
ここで、CPゾーンを利用してUL資源割当過程(3−step及び1−step)を行うためには、まず、基地局が端末に前述したCPゾーン関連制御情報を送信するようになる(S1501、S1511)。
前記CPゾーン関連制御情報は、システム関連情報であるから、SIBを介して送信されることが好ましいが、これに限定されず、様々な方式で送信されることができる。
前述したように、CPゾーンを利用してUL資源割当過程を行う場合、端末が基地局にUL resourceを要請し、基地局からUL resourceを割り当てられる時間を減らすことができるので、一般的な基地局スケジューリング基盤のUL resource割当過程に比べて全体procedure latencyを減らすことができるという効果がある。
CPRB衝突を最小化するための方法
以下において、2つ以上の端末がCPゾーンを介してUL dataを送信する際に発生できる衝突を解決するための方法について、RACHプロシージャを行う場合を一例に挙げて具体的に説明する。
まず、CPゾーンは、RACHプロシージャを行おうとする端末が競争を介して資源、すなわち、CPRBを占有するので、CPRBを占有する過程で衝突が発生できる。
これは、2つ以上の端末が互いに異なるRACH preamble sequenceを選択しても、PUSCH resource同時占有を介しての衝突のため、RACHプロシージャの失敗を起こすことができるという問題がある。
図16は、2個のCPRBを有するCPゾーンを介して2つの端末が同時にRACHプロシージャを行う場合、RRCメッセージ送信で衝突が発生する場合と衝突が発生しない場合との一例を示す。
まず、図16の左側部分は、RRCメッセージ送信で衝突が発生する場合を示す。
端末1及び端末2は、1番目のsub frameのPRACH領域で互いに異なるRACH Preamble Sequenceを各々基地局に送信する。
その後、端末1及び端末2は、次(2番目)のsub frameに設定されたCPゾーンのCPRB #2を介してRRCメッセージを基地局に送信する。この場合、端末1及び端末2の同じCPRB(CPRB #2)占有のため、衝突が発生し、結果として、端末1及び端末2のRRCメッセージ送信は失敗するようになる。
これとは異なり、図16の右側部分は、RRCメッセージ送信で衝突が発生しない場合を示す。
端末1及び端末2は、7番目のsub frameのPRACH領域で互いに異なるRACH Preamble Sequenceを各々基地局に送信する。
その後、端末1は、次(8番目)のsub frameに割り当てられたCPゾーンのCPRB #2を介してRRCメッセージを基地局に送信し、端末2は、次(8番目)のsub frameに割り当てられたCPゾーンのCPRB #1を介してRRCメッセージを基地局に送信する。
この場合、端末1及び端末2は、同じCPRBを占有せず、CPRB衝突が発生しないので、各端末のRRCメッセージは成功的に送信される。
図17は、CPゾーンを利用してRACHプロシージャを行う場合、CPRBを任意に選択することにより、CPRBを介してのRRCメッセージ送信の失敗を最小化するための方法の一例を示した図である。
すなわち、各端末は、PRACHを送信する時点のCPゾーンでCPRBをランダムに選択し、各端末によりランダムに選択されたCPRBを介してRRCメッセージを基地局に送信する方法である。
ここで、各端末によりランダムに選択されたCPRBが端末により同時に占有されることにより、RRCメッセージの送信が失敗した場合、各端末は、back−off timeを用いてRACHプロシージャを再実行するようになる(RACH Preamble及びRRCメッセージ再送信)。
すなわち、各端末がRACHプロシージャを再実行する場合、再びCPRB同時占有による衝突が発生しないようにするために、RACHプロシージャ再実行のためのback−off timeが各端末毎に異なるように設定される。
ここで、前記back−off timeは、基地局によりまたは端末の要請により設定されることができる。
一例として、前記back−off timeは、端末1のRACH Preamble及びRRCメッセージ送信が終わり、次の周期に端末2のPreamble及びRRCメッセージ送信となり得るように設定されることができる。
ここで、PRACHを送信しないようにRACHプロシージャが設計された場合にも、前述したランダムにCPRBを選択する方法は同様に適用され得る。
図17を参照して具体的に説明すれば、端末1及び端末2は、1番目のsub frameに割り当てられたPRACH領域を介して互いに異なるRACH Preamble Sequenceを基地局に送信する。
その後、端末1及び端末2は、各々CPゾーンを利用するCPRBをランダムに選択するが、図17に示されたように、CPRB #2が同様に選択された。
ここで、各端末がCPRBをランダムに選択する時点は、基地局からCPゾーン関連制御情報を受信、各端末がRACH Preambleを送信、または各端末がCPゾーンのCPRBを介してRRCメッセージを送信する時点でありうる。
したがって、選択されたCPRB #2を介して端末1及び端末2がRRCメッセージを送信する場合、各端末のRRCメッセージ送信は失敗するようになる。
その後、端末1及び端末2は、RRCメッセージタイマーが満了した後、RACHプロシージャ再実行のために、各端末に適用されたback−off timeが経った後に、各々PRACHを介してPreambleを送信し、端末1及び端末2でランダムに選択されたCPRB #2を介してRRCメッセージを基地局に送信する。
すなわち、端末1及び端末2は、互いに異なるように適用されるback−off timeを利用して、以前にランダムに選択されたCPRBをそのまま使用してRRCメッセージを基地局に送信する。
ここで、端末1及び端末2は、back−off timeが経った後に、再度CPRBをランダムに選択することもできる。ただし、CPRB同時占有による衝突を最小化するために、既に選択されたCPRBを介してRRCメッセージを送信することが好ましい。
ここで、各端末に適用されるback−off timeに関する情報は、RRCメッセージ衝突が起こった場合、基地局が各端末に送信することができる。この場合、基地局は、各端末のうち、優先順位の高いUL dataなどを考慮して、各端末にback−off timeを互いに異なるように設定することができる。
図17において、back−off timeがより短い端末2がCPゾーンのCPRB #2を介して先にRRCメッセージを基地局に送信し、次に、CPゾーンが割り当てられる周期に端末1は、CPRB #2を介してRRCメッセージを基地局に送信する。
図18A及び図18Bは、CPゾーンを利用してRACHプロシージャを行う場合、任意に選択されるプリアンブルに基づいてCPRBを暗示的に選択することにより、CPRBを介してのRRCメッセージ送信の失敗を最小化するための方法の一例を示した図である。
すなわち、端末がRACH preamble sequenceをランダムに選択したり(競争基盤のRACHプロシージャの場合)、基地局から割り当てられたRACH preamble sequence(非競争基盤のRACHプロシージャの場合)に基づいて端末が使用するCPRBを選択させる方法である。
図18A及び図18BによるCPRBを暗示的に選択する方法は、下記の数式のモジュロ(modulo)演算によって行われる。
端末が選択するCPRB(#)=modulo(選択されたRACH Preamble Sequence % N)
ここで、Nは、RACH preambleを送信する端末が占有できるCPRBの総個数を表す。また、N値は、システム情報などを介して基地局から受信される値である。
非競争基盤のRACHプロシージャの場合、端末は、基地局から予め割り当てられたRACH preamble sequenceに基づいてCPRBを占有するので、基地局は、非競争基盤のRACHプロシージャを行う端末間のCPRB占有において衝突が発生しないように、事前にRACH preamble sequenceを各端末に割り当てることができる。
図18Aは、CPRBがTDM(Time Division Multiplexing)方式で割り当てられた一例であり、図18Bは、CPRBがFDM(Frequency Division Multiplexing)方式で割り当てられた一例を示す。
図18A及び図18Bに示されたように、端末1は、RACH preamble sequence #2を選択し、端末2は、RACH preamble sequence #4を選択し、CPゾーンのCPRBの総個数は4である。
ここで、端末1及び端末2が選択するCPRBを前記数式1により計算する場合、端末1が選択するCPRBは、CPRB #2(modulo(2/4))であり、端末2が選択するCPRBは、CPRB #0(modulo(4/4))になる。
したがって、端末1は、CPRB #2を介してRRCメッセージを基地局に送信し、端末2は、CPRB #0を介してRRCメッセージを基地局に送信する。
以下において、図18A及び図18Bの方法によりCPRB衝突が発生した場合、衝突を解決するための方法について競争基盤のRACHプロシージャと非競争基盤のRACHプロシージャとに分けて説明する。
まず、競争基盤のRACHプロシージャの場合、2つ以上の端末が同じ時間に同一RACH preambleを選択するか、N倍数の同一RACH preambleを選択することにより同じCPRBが選択された場合、CPRB衝突が発生できる。
この場合、基地局は、各端末にCPゾーンを利用しない一般的な4−step RACHプロシージャを行うことを指示する情報を送信する。
図19Aを参照して具体的に説明すれば、端末1及び端末2は、任意に選択したRACH preambleを基地局に送信する(S1901)。
その後、端末1及び端末2は、(数式1により)CPRBを選択するが、同じCPRB選択のため、端末1及び端末2のRRCメッセージ送信は失敗するようになる(S1902)。
その後、基地局がCPRB衝突によるRRCメッセージ送信の失敗を認識する場合、各端末にCPゾーンを利用せずに一般的な4−step RACHプロシージャを行うことを指示する情報を、各端末のRACH preamble受信により決定されるそれぞれのRA−RNTIを利用して各端末にPreamble応答を送信する(S1903)。基地局が端末1に送信するRA−RNTIはyであり、端末2に送信するRA−RNTIはxであることが分かる。
その後、端末1及び端末2は、基地局にRRC連結要請メッセージを送信し(S1904)、基地局は、RRC連結設定(RRC Connection Setup)メッセージを端末1及び端末2に送信する(S1905)。
次に、非競争基盤のRACHプロシージャの場合、基地局がRACH preamble sequenceを端末に割り当てるので、基地局は、RACH preamble sequenceを介してCPRBを選択する端末間にCPRB衝突がないようにRACH preambleを割り当てる(S1911)。
基地局からRACH preambleを受信した端末は、preamble sequence番号とN(CPゾーンのCPRB総数)を用いたモジュールロ(mod)演算を介してRRC requestメッセージを基地局に送信する。
図19Bを参考して具体的に説明すれば、基地局は、端末1及び端末2に(数式1により選択される)CPRBが衝突されないように端末1にPreamble xを、端末2にPreamble yを各々割り当てる。
その後、端末1及び端末2は、割り当てられたRACH preamble sequenceとともに、または連続的に各端末により選択されたCPRBを介してRRC要請メッセージを基地局に送信する(S1912〜S1913)。
その後、基地局は、端末1及び端末2にpreamble応答メッセージまたはRRC応答メッセージを送信する(S1914)。
ここで、S1911〜S1914ステップは、同一TTIで行われる。
図20A及び図20Bは、FDR(Full Duplex Relay)端末のために、図18A及び図18Bの方法を行う一例を示した図である。
ここで、端末は、FDR(Full Duplex Relay)を行える端末であることと仮定する。すなわち、FDR端末は、自分がRACH preamble sequenceを送信するとき、同時にRACH preambleを送信する周辺端末のRACH preambleを受信できる端末をいう。
FDR端末は、周辺端末が選択したRACH preamble sequenceを共に取得することができる。
したがって、CPRB衝突を解決するために、送信されるRACH preamble sequence番号の降順または昇順によって各端末にCPRBが選択されることにより、CPRB衝突を解決する方法である。
一例として、RACH preamble sequenceの順序どおりに順次的にCPRBが割り当てられるようにしたが、小さい値のpreamble sequenceを選択した端末が常に優先順位を有することができるので、種々の順序で組み合わせられたCPRB選択方法が適用され得ることはもちろんである。
図20A及び図20Bは、FDRが適用された端末の降順によるCPRB選択の一例を示した図である。
図20A及び図20Bを参考して具体的に説明すれば、端末1は、Preamble sequence #2を選択、端末2は、Preamble sequence #4を選択、端末3は、Preamble sequence #8を選択する。各端末は、他の端末がどんなPreamble sequenceを選択したかが分かる。
Preamble sequenceが端末1、端末2、端末3の順序、すなわち、降順に決められているので、各端末に割り当てられるCPRBも降順で割り当てられるようになる。
ここで、可用なCPRBが2個であるため、2個の端末にのみCPRBが割り当てられる。
すなわち、端末1に低い番号に該当するCPRB #0が割り当てられ、次に、端末2にCPRB #1が割り当てられる。端末3の場合、可用なCPRBがないため、CPRBが割り当てられない。
したがって、端末1及び端末2は、それぞれ選択されたCPRB #0、CPRB #1を介してRRCメッセージを基地局に送信し、端末3は、当該時点(サブフレーム)で基地局へのRRCメッセージ送信を放棄し、back−off time後に可用なCPRBを利用してRRCメッセージを基地局に送信する。
ここで、端末3は、back−off time後に端末1及び端末2にCPRB割当方式と同様に降順によってCPRB #0が割り当てられ得る。
ただし、端末3のCPRB利用時点に、他の端末のCPRB利用がある場合、端末3は、他の端末との関係においてPreamble sequence番号の降順を考慮してCPRBが割り当てられ得る。
図21は、CPゾーンを利用してRACHプロシージャを行う場合、端末IDに基づいてCPRBを暗示的に選択することにより、CPRBを介してのRRCメッセージ送信の失敗を最小化するための方法の一例を示した図である。
まず、基地局は、CPRB関連情報を、システム情報を介して端末に送信する(S2101)。
その後、端末は、端末IDに基づいて下記の数式2によってCPRBを選択できる(S2102)。
すなわち、端末ID(IDentifier)基盤のCPRB選択は、下記の数式を利用して行われる。
端末が選択するCPRB(#)=modulo(端末ID % N)
ここで、Nは、RACHプロシージャを行う端末が占有できるCPRBの総個数を意味し、N値は、システム関連情報としてシステム情報(SIB)を介して端末に送信されることができる。
前記端末IDは、globally unique UE ID(IMSI、GUTI、S−TMSI、IP住所(PDN住所))でありうるし、または、セル内で端末を区別するために使用されるC−RNTIのようなUE IDでありうる。すなわち、前記端末IDは、セルラー網で様々に使用されるUE IDでありうる。
その後、端末は、選択されたCPRBを介して基地局にUL dataを送信する(S2103)。
同様に、端末ID基盤のCPRB選択方法は、RACH preambleを送信しないRACHプロシージャまたはRACHプロシージャでない他の目的のプロシージャでも同様に適用されることができる。
以下において、本明細書で提案する特定端末に対してのみ、または特定サービスに対してのみCPゾーンを利用させる方法について具体的に説明する。
以下において記述する方法は、RACHプロシージャ、(基地局スケジューリング基盤)UL資源割当プロシージャ(BSRプロシージャ)など、全てのプロシージャに適用可能であるが、説明の便宜のために、RACHプロシージャの場合を一例に挙げて具体的に説明する。
CPゾーンを特定端末に対してのみ、または特定サービスに対してのみ使用させる方法は、無線通信システムにおいて低い遅延を満たしつつ、同時に全体セル資源の効率を極大化するためのものであって、CPゾーンを利用しないUL Grant基盤のUL data送信とCPゾーンを利用するUL data直接送信を状況に応じて選択的に使用するためである。
以下において、CPゾーンを利用しない一般的なRACHプロシージャを「4−step RACHプロシージャ」または「一般的RACHプロシージャ」に、CPゾーンを利用するRACHプロシージャを「2−step RACHプロシージャ」または「CPゾーン基盤RACHプロシージャ」に表現する。
図22A及び図22Bは、本明細書において提案するRACHプロシージャで特定端末または特定サービスのみでCPゾーンを使用させるための方法の一例を示した図である。
具体的に、図22Aは、CPゾーンを利用できない端末または特定サービスでのRACHプロシージャを示し、図22Bは、CPゾーンを利用できる端末または特定サービスでのRACHプロシージャを示す。
まず、基地局は、UL Grant無しで端末のUL data送信のためのCPゾーン(Contention based PUSCH zone)をUL資源領域に設定する。ここで、前記CPゾーンは、ただ特定端末または特定サービスと関連したUL dataの送信のために設定されることができる。
その後、前記基地局は、前記設定されたCPゾーンと関連した制御情報を端末に送信する(S2201)。
ここで、前記制御情報は、端末が行う特定プロシージャの種類(または、タイプ)を区別(または、認識)するために、特定プロシージャの種類別に割り当てられるプロシージャ区別情報を含む。
具体的に、前記プロシージャ区別情報は、端末がCPゾーンを利用して特定プロシージャ(例:CPゾーン基盤のRACHプロシージャ、CPゾーン基盤のBSRプロシージャ等)を行うか、またはCPゾーンを利用せずに特定プロシージャ(例:一般的RACHプロシージャ、一般的BSRプロシージャ等)を行うかを基地局で認識するための情報をいう。
前記プロシージャ区別情報は、CPゾーン基盤のRACHプロシージャのために使用される第1のPRACH Preamble Sequence Setと一般的RACHプロシージャのために使用される第2のPRACH Preamble Sequence Setを含むPRACH(Physical Random Access Channel)Preamble sequence Setでありうる。
さらに他の一例として、前記プロシージャ区別情報は、CPゾーン基盤のRACHプロシージャのために使用される第1のPRACH preamble資源領域と一般的RACHプロシージャのために使用される第2のPRACH preamble資源領域とを含むPRACH preamble資源領域情報でありうる。
また、前記制御情報は、特定セルが、CPゾーンが設定されたセルであることを知らせるためのCPゾーン設定報知情報、UL資源領域でCPゾーンが割り当てられた資源領域を表すCPゾーン資源領域情報、CPゾーン内に含まれるCPRBの総個数を表すCPRB個数情報、CPゾーンで利用できるCPRBの個数/番号などを表すCPRB利用可能情報などをさらに含むことができる。
また、前記制御情報は、CPゾーンを利用できる端末を指示するIndication情報、CPRB別に割り当てられた端末を表すCPRB−端末マッピング情報、CPゾーンを利用できるサービスを表すCPゾーン利用サービスタイプ情報などをさらに含むことができる。
前記制御情報は、システムと関連した情報であって、SIB(System Information Block)、MIB(Master Information Block)などを介して送信されることができるが、これに限定されず、他のControlメッセージまたは新しいControlメッセージを介して送信されるか、特定端末にのみunicast方式で送信されることができる。
その後、前記端末は、前記受信された制御情報に基づいて自分がCPゾーンを利用できる端末であるか、または送信するUL dataがCPゾーンを利用できるサービスと関連したデータであるかを確認する。
前記確認の結果、CPゾーンを利用できる端末であるか、送信するUL dataがCPゾーンを利用できるサービスと関連したものである場合、図22Bに示されたステップが行われる。
すなわち、前記端末は、CPゾーン基盤のRACHプロシージャのために使用されるPRACH Preamble Sequenceを前記基地局に送信する(S2212)。
その後、前記基地局は、前記端末から受信されたPRACH Preamble Sequenceを介して前記端末が行うRACHプロシージャの種類がCPゾーン基盤のRACHプロシージャであることを認識し、前記端末からRRC及びNAS要請メッセージを受信する(S2213)。
ここで、前記RRC及びNAS要請メッセージは、CPゾーンを介して前記端末から受信される。
その後、前記基地局は、前記RRC及びNAS要請メッセージに対する応答としてRRC応答メッセージを前記端末に送信する(S2214)。
ここで、前記確認の結果、CPゾーンを利用できない端末であるか、送信するUL dataがCPゾーンを利用できないサービスと関連したものである場合、図22Aに示されたステップが行われる。
すなわち、前記端末は、一般的RACHプロシージャのために使用されるPRACH Preamble Sequenceを前記基地局に送信する(S2202)。
その後、前記基地局は、前記端末から受信されたPRACH Preamble Sequenceを介して前記端末が行うプロシージャの種類が一般的RACHプロシージャであることを認識し、前記端末に前記受信されたPRACH Preamble Sequenceに対する応答としてPreamble応答を送信する(S2203)。
その後、前記端末は、前記基地局にRRC及びNAS要請メッセージをCPゾーンを利用せずに送信する(S2204)。
その後、前記基地局は、前記端末にRRC及びNAS要請メッセージに対する応答としてRRC応答メッセージを送信する(S2205)。
以上では、競争基盤のランダム接続過程を例に挙げて説明したが、非競争基盤のランダム接続過程でも前記図22A及び図22Bの方法が同様に適用され得る。
User−Specific CPゾーン使用方法
以下において、CPゾーンを特定端末のために、そして特定サービスのために使用するための方法について図23〜図25を参照して具体的に説明する。
図23は、本明細書において提案するCPゾーンを特定端末のために使用させるための方法の一例を示した図である。
具体的に、図23は、セルに進入した端末が低い遅延を要求する端末(例:M2M(Machine−to−Machine)端末)である場合、CPゾーンのCPRBを割り当てる方法を示す。
図23に示されたように、端末と基地局は、初期接続過程(initial access procedure)を行う(S2301)。前記初期接続過程を介して前記基地局は、前記端末が低い遅延を要求する端末であるか否かが分かる。
ここで、前記基地局は、前記端末が低い遅延を要求する端末であると認識した場合、前記基地局は、前記端末がCPゾーンを介してUL dataを送信できるように前記端末のためにCPゾーンのCPRBを割り当てる。
その後、前記基地局は、前記割り当てられたCPRB関連情報を前記端末に送信する(S2302)。
その後、前記端末は、前記割り当てられたCPRBを介してUL dataを前記基地局に送信する(S2303)。
ここで、前記端末が周期的にsmall dataを送信する端末である場合、前記端末は、前記割り当てられたCPRBを介して周期的にまたは固定的にUL dataを前記基地局に送信することができる。
図24は、本明細書において提案するCPゾーンを特定端末のために使用させるための方法のさらに他の一例を示した図である。
図24は、システム情報などを介して利用可能なCPRBを端末に予め知らせることにより、当該端末が図17〜図21で説明したように、ランダムにまたはPreamble基盤で、若しくは端末ID基盤でCPRBを選択させる方法を示す。
図24に示されたように、基地局は、自分のセルでまだ端末に占有されていない利用可能なCPRBに関する情報を端末に送信する(S2401)。ここで、前記CPRBに関する情報は、システム情報などを介して送信されることができる。
すなわち、前記基地局は、利用可能なCPRB #0、3、5、6に関する情報を前記端末に送信する。ここで、CPRB #1、2、4、7は、既に他の端末に割り当てられたものであって、利用可能でないCPRBに該当する。
基地局は、他の端末に既に割り当てられたCPRBが他の端末の使用終了により利用可能となった場合、端末に利用可能なCPRBに関する情報を追加的に送信することができる。
その後、前記端末は、利用可能なCPRBに関する情報を確認し、前記利用可能なCPRB(CPRB #0、3、5、6)のうちの1つを選択し(CPRB #3)、これを介して前記基地局にUL dataを送信する。
ここで、前記端末は、PRACHを介してPreamble sequenceを送信し、これと同時にまたは連続的に前記選択されたCPRB #3を介してRRC連結要請メッセージを前記基地局に送信する(S2402)。
その後、前記基地局は、前記端末にRRC連結セットアップ(RRC Connection Setup)を知らせるメッセージを送信する(S2403)。
その後、前記基地局は、周期的またはイベントドリブン(Event−Driven)方式で前記端末に利用可能なCPRB(CPRB #0、5、6)に関する情報を知らせることができる(S2404)。
その後、前記端末は、CPRBを介してUL dataを送信する必要がある場合、利用可能なCPRBのうちの1つを選択し、これを介してUL dataを前記基地局に送信することができる。
すなわち、前記端末は、BSRのために、基地局から別の資源割当を受けなくとも前記利用可能なCPRB(CPRB #0、5、6)を介して前記基地局にBSRを送信できる(S2405)。
その後、前記基地局は、前記端末にUL data送信のためのUL Grantを送信する(S2406)。
ここで、端末が一度占有したCPRBは、当該セルに連結性がある場合、持続的にまたは(半)固定的に前記端末により占有され得る。
Service−Specific CPゾーン使用方法
図25は、本明細書において提案するCPゾーンを特定サービスのために使用させるための方法の一例を示した図である。
基地局は、自分のセルに設定されたCPゾーン及びCPゾーンのCPRBに関する情報をシステム情報を介して端末に送信する(S2501)。
前記システム情報は、CPRBを利用できるサービスタイプを表すCPゾーン利用サービスタイプ情報を含む。
その後、前記端末は、前記受信されたシステム情報を介して、前記基地局に送信するUL dataがCPRBを利用できるサービスと関連したものであるかを確認する(S2502)。
ここで、前記端末がpaging受信の際、CPゾーンのCPRBを介してinitial accessを行う場合、前記端末は、pagingを受信しながら関連データに対するサービスタイプも共に受信する。これを介して、前記端末は、送信するUL dataがCPゾーンのCPRBを利用できるサービスと関連したものであるかが分かる。
この場合、前記CPゾーン利用サービスタイプ情報は、前記ページングメッセージに含まれて送信されることができる。
前記確認の結果、CPRBを介してUL dataの送信が可能な場合、前記端末は、前記CPRBを介してUL dataを前記基地局に送信する(S2503)。
同様に、端末がセル進入後、BSRプロシージャを行う場合にも、BSRを発生させたUL dataがCPゾーンのCPRBを利用できるサービスと関連したものであるかの確認を介して、端末は、CPRBを介して基地局にUL dataを送信できる。
図26は、本明細書において提案する基地局及び端末の内部ブロック図の一例を示した図である。
図26に示されたように、基地局2610及び端末2620は、通信部(送受信部、RFユニット、2613、2623)、プロセッサ2611、2621、及びメモリ2612、2622を備える。
この他にも、前記基地局及び端末は、入力部及び出力部をさらに備えることができる。
前記通信部2613、2623、プロセッサ2611、2621、入力部、出力部、及びメモリ2612、2622は、本明細書において提案する方法を行うために機能的に連結されている。
通信部(送受信部またはRFユニット、2613、2623)は、PHYプロトコル(Physical Layer Protocol)から作られた情報を受信すれば、受信した情報をRFスペクトル(Radio−Frequency Spectrum)に移し、フィルタリング(Filtering)、増幅(Amplification)などを行ってアンテナに送信する。また、通信部は、アンテナで受信されるRF信号(Radio Frequency Signal)をPHYプロトコルで処理可能な帯域に移し、フィルタリングを行う機能をする。
そして、通信部は、このような送信と受信機能を切り換えるためのスイッチ(Switch)機能も含むことができる。
プロセッサ2611、2621は、本明細書において提案された機能、過程及び/又は方法を実現する。無線インターフェースプロトコルの階層はプロセッサにより実現されることができる。
前記プロセッサは、制御部、controller、制御ユニット、コンピュータなどに表現されることもできる。
すなわち、前記プロセッサは、基地局から競争基盤PUSCHゾーン(Contention based PUSCH zone)と関連した制御情報を受信するように前記通信部を制御し、前記受信された制御情報に基づいて、前記基地局に上向きリンクデータを送信するように前記通信部を制御する。
メモリ2612、2622は、プロセッサと連結されて、CPゾーン基盤のUL data送信の実行のためのプロトコルやパラメータを格納する。
プロセッサ2611、2621は、ASIC(application−specific integrated circuit)、他のチップセット、論理回路及び/又はデータ処理装置を備えることができる。メモリは、ROM(read−only memory)、RAM(random access memory)、フラッシュメモリ、メモリカード、格納媒体、及び/又は他の格納装置を備えることができる。通信部は、無線信号を処理するためのベースバンド回路を備えることができる。実施形態がソフトウェアで実現されるとき、上述した技法は、上述した機能を果たすモジュール(過程、機能など)で実現されることができる。
モジュールは、メモリに格納され、プロセッサにより実行されることができる。メモリは、プロセッサ内部または外部にありうるし、よく知られた様々な手段でプロセッサと連結されることができる。
出力部(ディスプレイ部または表示部)は、プロセッサにより制御され、キー入力部で発生されるキー入力信号及びプロセッサからの各種情報信号とともに、前記プロセッサから出力される情報を出力する。
さらに、説明の便宜のために、各図面を分けて説明したが、各図面に述べられている実施形態を併合して新しい実施形態を実現するように設計することも可能である。そして、当業者の必要に応じて、以前に説明された実施形態を実行するためのプログラムが記録されているコンピュータで読み取り可能な記録媒体を設計することも本発明の権利範囲に属する。
本明細書に係るCPゾーン基盤のUL data送信方法は、前述された実施形態等の構成と方法が限定されるように適用され得るものではなく、前記実施形態は、様々な変形がなされ得るように、各実施形態の全部または一部が選択的に組み合わせられて構成されることもできる。
一方、本明細書のCPゾーン基盤のUL data送信方法は、ネットワークデバイスに備えられたプロセッサが読み取ることのできる記録媒体に、プロセッサが読み取ることのできるコードとして実現することが可能である。プロセッサが読み取ることのできる記録媒体は、プロセッサにより読み取られることのできるデータが格納されるあらゆる種類の記録装置を含む。プロセッサが読み取ることのできる記録媒体の例としては、ROM、RAM、CD−ROM、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク、光データ格納装置などがあり、また、インターネットを介しての送信などのようなキャリアウェーブの形で実現されることも含む。また、プロセッサが読み取ることのできる記録媒体は、ネットワークに連結されたコンピュータシステムに分散されて、分散方式でプロセッサが読み取ることのできるコードが格納され、実行されることができる。
また、以上では、本明細書の好ましい実施形態について図示し、説明したが、本明細書は、上述した特定の実施形態に限定されず、請求の範囲で請求する本発明の要旨を逸脱せず、当該発明の属する技術分野における通常の知識を有した者により様々な変形実施が可能であることはもちろん、このような変形実施は、本発明の技術的思想や展望から個別的に理解されてはならないであろう。
そして、当該明細書では、物の発明と方法の発明が共に説明されており、必要に応じて両発明の説明は補充的に適用されることができる。
(項目1)
無線通信システムにおける低い遅延(low latency)を要求する上向きリンクデータ(UL data)の送信方法において、端末により行われる前記方法は、
基地局から競争基盤PUSCHゾーン(Contention based PUSCH zone)と関連した制御情報を受信するステップと、
前記受信された制御情報に基づいて、前記基地局に上向きリンクデータを送信するステップと、
を含み、
前記競争基盤PUSCHゾーンは、基地局から上向きリンクグラント(UL Grant)割当無しで端末の上向きリンクデータを送信できる資源領域であり、
前記制御情報は、前記端末が行う特定プロシージャの種類を区別するために、前記特定プロシージャの種類別に割り当てられるプロシージャ区別情報を含むことを特徴とする方法。
(項目2)
前記競争基盤PUSCHゾーンは、
少なくとも1つの競争PUSCH資源ブロック(Contention PUSCH Resource Block:CPRB)で構成されることを特徴とする項目1に記載の方法。
(項目3)
前記上向きリンクデータは、
前記CPRBを介して前記基地局に送信されることを特徴とする項目2に記載の方法。
(項目4)
前記プロシージャ区別情報は、
CPゾーン(Contention based PUSCH zone)基盤RACHプロシージャのために使用される第1のPRACH Preamble SequenceとCPゾーンを利用しない一般的なRACHプロシージャのために使用される第2のPRACH preamble Sequenceを含むPRACH Preamble Sequence Setであることを特徴とする項目1に記載の方法。
(項目5)
前記上向きリンクデータは、RRC(Radio Resource Control)要請メッセージであり、
前記第1のPRACH Preamble Sequenceを前記基地局に送信するステップをさらに含み、
前記RRC要請メッセージは、前記第1のPRACH Preamble Sequenceと同時にまたは連続的に送信され、
前記RRC要請メッセージは、前記競争基盤PUSCHゾーンを介して送信されることを特徴とする項目4に記載の方法。
(項目6)
前記基地局からPRACH Preamble Sequenceを割り当てられるステップを含み、
前記制御情報は、前記PRACH Preamble Sequenceを割り当てられるステップを介して送信され、
前記上向きリンクデータは、RRC(Radio Resource Control)要請メッセージであり、
前記RRC要請メッセージは、前記競争基盤PUSCHゾーンを介して送信されることを特徴とする項目1に記載の方法。
(項目7)
前記制御情報は、
上向きリンク資源領域でCPゾーンが割り当てられた資源領域を表すCPゾーン資源領域情報またはCPゾーン内のCPRBの総個数及び利用可能なCPRBの情報を表すCPRB関連情報のうち、少なくとも1つを含むことを特徴とする項目1に記載の方法。
(項目8)
前記CPRBは、ランダムに選択またはPRACH Premableに基づいて選択または端末ID(IDentifier)に基づいて選択されることを特徴とする項目3に記載の方法。
(項目9)
前記上向きリンクデータは、バッファ状態報告(Buffer Status Report:BSR)メッセージであり、
前記バッファ状態報告(Buffer Status Report:BSR)メッセージは、前記競争基盤PUSCHゾーンを介して送信されることを特徴とする項目1に記載の方法。
(項目10)
前記基地局に実際データ(Actual Data)を送信するステップを含み、前記実際データは、前記BSRメッセージとともに、前記競争基盤PUSCHゾーンを介して送信されることを特徴とする項目8に記載の方法。
(項目11)
前記制御情報は、
各CPRBにマッピングされた端末を表すCPRB−端末マッピング情報またはCPゾーンを利用できるサービスを表すサービスタイプ情報のうち、少なくとも1つを含み、
前記RRC要請メッセージ送信ステップまたは前記BSRメッセージ送信ステップは、
前記競争基盤PUSCHゾーンを利用できる端末であるか、前記基地局に送信する上向きリンクデータが前記競争基盤PUSCHゾーンを利用できるサービスと関連したものである場合に行われることを特徴とする項目5または9に記載の方法。
(項目12)
前記制御情報は、
SIB(System Information Block)、MIB(Master Information Block)、または制御メッセージ(Control Message)のうち、いずれか1つを介して送信されることを特徴とする項目1に記載の方法。
(項目13)
前記基地局と初期接続過程(initial access procedure)を行うステップをさらに含み、
前記制御情報は、前記初期接続過程を介して前記端末が低い遅延を要求する端末である場合、前記基地局から送信されることを特徴とする項目1に記載の方法。
(項目14)
無線通信システムにおける低い遅延(low latency)を要求する上向きリンクデータ(UL data)を送信する端末において、
外部と無線または有線で通信するための通信部と、
前記通信部と機能的に連結されるプロセッサと、
を備え、
前記プロセッサは、
基地局から競争基盤PUSCHゾーン(Contention based PUSCH zone)と関連した制御情報を受信するように前記通信部を制御し、
前記受信された制御情報に基づいて、前記基地局に上向きリンクデータを送信するように前記通信部を制御し、
前記競争基盤PUSCHゾーンは、基地局から上向きリンクグラント(UL Grant)割当無しで端末の上向きリンクデータを送信できる資源領域であり、
前記制御情報は、前記端末が行う特定プロシージャの種類を区別するために、前記特定プロシージャの種類別に割り当てられるプロシージャ区別情報を含むことを特徴とする端末。
本明細書は、低い遅延(low latency)を有する上向きリンクデータの送信を利用することにその目的がある。

Claims (13)

  1. 無線通信システムにおける低い遅延(low latency)を要求する上向きリンクデータ(UL data)の送信方法において、端末により行われる前記方法は、
    基地局から競争基盤PUSCHゾーン(Contention based PUSCH zone)と関連した制御情報を受信するステップと、
    前記受信された制御情報に基づいて、前記基地局に上向きリンクデータを送信するステップと、
    を含み、
    前記競争基盤PUSCHゾーンは、基地局から上向きリンクグラント(UL Grant)割当無しで端末の上向きリンクデータを送信できる資源領域であり、
    前記制御情報は、前記端末が行う特定プロシージャの種類を区別するために、前記特定プロシージャの種類別に割り当てられるプロシージャ区別情報を含み、
    前記プロシージャ区別情報は、CPゾーン(Contention based PUSCH zone)基盤RACH(Random Access Channel)プロシージャのために使用される第1のPRACH Preamble SequenceとCPゾーンを利用しない一般的なRACHプロシージャのために使用される第2のPRACH preamble Sequenceを含むPRACH Preamble Sequence Set であることを特徴とする方法。
  2. 前記競争基盤PUSCHゾーンは、
    少なくとも1つの競争PUSCH資源ブロック(Contention PUSCH Resource Block:CPRB)で構成されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記上向きリンクデータは、
    前記CPRBを介して前記基地局に送信されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記上向きリンクデータは、RRC(Radio Resource Control)要請メッセージであり、
    前記第1のPRACH Preamble Sequenceを前記基地局に送信するステップをさらに含み、
    前記RRC要請メッセージは、前記第1のPRACH Preamble Sequenceと同時にまたは連続的に送信され、
    前記RRC要請メッセージは、前記競争基盤PUSCHゾーンを介して送信されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記基地局からPRACH Preamble Sequenceを割り当てられるステップを含み、
    前記制御情報は、前記PRACH Preamble Sequenceを割り当てられるステップを介して送信され、
    前記上向きリンクデータは、RRC(Radio Resource Control)要請メッセージであり、
    前記RRC要請メッセージは、前記競争基盤PUSCHゾーンを介して送信されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記制御情報は、
    上向きリンク資源領域でCPゾーンが割り当てられた資源領域を表すCPゾーン資源領域情報またはCPゾーン内のCPRBの総個数及び利用可能なCPRBの情報を表すCPRB関連情報のうち、少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 前記CPRBは、ランダムに選択またはPRACH Premableに基づいて選択または端末ID(IDentifier)に基づいて選択されることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  8. 前記上向きリンクデータは、バッファー状態報告(Buffer Status Report:BSR)メッセージであり、
    前記バッファー状態報告(Buffer Status Report:BSR)メッセージは、前記競争基盤PUSCHゾーンを介して送信されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 前記基地局に実際データ(Actual Data)を送信するステップを含み、前記実際データは、前記BSRメッセージとともに、前記競争基盤PUSCHゾーンを介して送信されることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  10. 前記制御情報は、
    各CPRBにマッピングされた端末を表すCPRB−端末マッピング情報またはCPゾーンを利用できるサービスを表すサービスタイプ情報のうち、少なくとも1つを含み、
    前記上向きリンクデータは、
    前記競争基盤PUSCHゾーンを利用できる端末であるか、前記基地局に送信する上向きリンクデータが前記競争基盤PUSCHゾーンを利用できるサービスと関連したものである場合に送信されることを特徴とする請求項5または9に記載の方法。
  11. 前記制御情報は、
    SIB(System Information Block)、MIB(Master Information Block)、または制御メッセージ(Control Message)のうち、いずれか1つを介して送信されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  12. 前記基地局と初期接続過程(initial access procedure)を行うステップをさらに含み、
    前記制御情報は、前記初期接続過程を介して前記端末が低い遅延を要求する端末である場合、前記基地局から送信されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  13. 無線通信システムにおける低い遅延(low latency)を要求する上向きリンクデータ(UL data)を送信する端末において、
    外部と無線または有線で通信するための通信部と、
    前記通信部と機能的に連結されるプロセッサと、
    を備え、
    前記プロセッサは、
    基地局から競争基盤PUSCHゾーン(Contention based PUSCH zone)と関連した制御情報を受信するように前記通信部を制御し、
    前記受信された制御情報に基づいて、前記基地局に上向きリンクデータを送信するように前記通信部を制御し、
    前記競争基盤PUSCHゾーンは、基地局から上向きリンクグラント(UL Grant)割当無しで端末の上向きリンクデータを送信できる資源領域であり、
    前記制御情報は、前記端末が行う特定プロシージャの種類を区別するために、前記特定プロシージャの種類別に割り当てられるプロシージャ区別情報を含み、
    前記プロシージャ区別情報は、CPゾーン(Contention based PUSCH zone)基盤RACH(Random Access Channel)プロシージャのために使用される第1のPRACH Preamble SequenceとCPゾーンを利用しない一般的なRACHプロシージャのために使用される第2のPRACH preamble Sequenceを含むPRACH Preamble Sequence Set であることを特徴とする端末。
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