JP6438717B2 - 冷却システム - Google Patents

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本発明は、冷却システムに関する。
従来より、冷凍機において冷媒を凝縮する際に発生する排熱を温熱源として回収して再利用することを可能とした、いわゆるダブルバンドル型ターボ冷凍機(以下、DBターボ)が利用されている(例えば、特許文献1参照)。このようなDBターボは、概略的に、冷熱機器(例えば空調機器)と接続されて冷水が循環する循環路と、温熱機器(例えば給湯機器)と接続されて温水が循環する循環路とを備え、冷水を冷却する際に付随的に発生する排熱を温水に付与し、この温水の熱を温熱機器により再利用するものである。
ここで、例えば夏季冷房ピーク時といった、温熱機器側で必要な熱源容量よりも冷熱機器側で必要な熱源容量が大きい時には、一般的なビルでは、DBターボに加えて冷専冷凍機を併用して冷却能力を補う事がある。
特開昭60−117069号公報
ここで、上記のようなDBターボは、排熱回収のみを行うことはできず、あくまでも冷却運転時に発生する排熱を回収するものであるので、冷熱負荷が大きい程排熱の回収効率が良い。したがって、冷却システムにおいては、DBターボの冷熱負荷が低下してしまう事を防止して排熱回収効率を維持する事が望ましい。しかし、例えば上述した夏季冷房ピーク時以外の場合等のように、冷熱機器で利用される冷熱が小さい場合等では、冷熱機器からDBターボに対して定格温度よりも低い温度の冷水が流入し、DBターボの冷熱負荷が低下するため、排熱の回収効率が低下してしまう可能性がある。このようにDBターボの冷熱負荷の低下を防止するために、冷専冷凍機の必要熱量のみを低下させて、相対的にDBターボの冷熱負荷を増大させる事が考えられるが、冷凍機を複数台で運転する際には、制御部では各冷凍機を均等の熱量で処理する事が一般的であった。したがって、DBターボの熱量を変化させる事なく、冷専冷凍機のみの熱量を変化させる事は困難であり、制御部で実行する制御が複雑となってしまう可能性があった。したがって、このように複数の冷凍機を均等に制御する場合に、簡素な構成により、DBターボの冷熱負荷の低下を防止させる事が可能な冷却システムが要望されていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、相互に異なる複数の冷却手段である第1冷却手段(上記のDBターボに対応)及び第2冷却手段(上記の冷専冷凍機に対応)を均等に制御する場合に、簡素な構成により、第1冷却手段の冷熱負荷の低下を防止する事が可能な冷却システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の冷却システムは、冷熱負荷から流動した冷水の冷却を行う第1冷却手段と、前記第1冷却手段とは異なる第2冷却手段であって、前記冷熱負荷から流動した冷水の冷却を行う第2冷却手段と、前記第1冷却手段により冷却された冷水の少なくとも一部、又は前記第2冷却手段により冷却された冷水の少なくとも一部を、前記冷熱負荷及び前記第1冷却手段に流動させることなく前記第2冷却手段へと流動させるバイパス手段と、前記冷熱負荷から前記第1冷却手段に流動する冷水の温度を測定する温度測定手段と、前記温度測定手段にて測定された冷水の温度に基づいて、前記バイパス手段によって前記第2冷却手段へと流動させる冷水の量を調節する調節手段と、を備える。
請求項2に記載の冷却システムによれば前記第1冷却手段は、冷水の冷却を行うと共に、当該冷却による排熱を回収して他の温熱負荷に供給する排熱回収型冷凍機であり、前記第2冷却手段は、冷水の冷却を専用に行う冷専冷凍機である。
請求項1に記載の冷却システムによれば、第1冷却手段により冷却された冷水の少なくとも一部、又は第2冷却手段により冷却された冷水の少なくとも一部を、冷熱負荷及び第1冷却手段に流入させることなく第2冷却手段へと流入させるバイパス手段を備えるので、第2冷却手段の負荷を簡素な構成により低下させることができ、相互に異なる定格温度の第1冷却手段及び第2冷却手段を制御手段によって均等に制御する場合であっても、簡素な構成により、第1冷却手段の冷熱負荷の低下を防止することが可能となる。
また、温度測定手段にて測定された冷水の温度に基づいて、バイパス手段によって第2冷却手段へと流入させる冷水の量を調節する調節手段を備えるので、第1冷却手段に流入する冷水の温度を測定しつつ、当該冷水の温度が第1冷却手段の定格温度に近づくように冷水の量を制御することができ、第1冷却手段を定格稼働可能なように冷水の量を調整する事が可能となる。
請求項2に記載の冷却システムによれば、排熱回収型冷凍機と冷専冷凍機とを備えるシステムにおいて、冷熱負荷が定格に近い程排熱回収効率の高い冷凍機である排熱回収型冷凍機に関して、極めて簡素な構成により冷熱負荷の低下を防止でき、排熱回収型冷凍機の排熱回収効率を向上させることが可能となる。
本発明の実施の形態1に係る冷却システムの概要図である。 各配管を流動する熱媒の温度及び流量を示す図であって、図2(a)は制御前を示す図、図2(b)は制御後を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る冷却システムの概要図である。 本発明の実施の形態3に係る冷却システムの概要図である。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る冷却システムの実施の形態を詳細に説明する。まず、〔I〕各実施の形態の基本的概念を説明した後、〔II〕各実施の形態の具体的内容について説明し、〔III〕最後に、各実施の形態に対する変形例について説明する。ただし、各実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
〔I〕各実施の形態の基本的概念
まず、各実施の形態の基本的概念について説明する。各実施の形態に係る冷却システムは、相互に異なる2つの冷却手段(DBターボと冷専冷凍機)を備えるシステムであって、冷熱機器や温熱機器に対して熱媒を供給するためのシステムである。なお、冷熱機器、温熱機器、及び冷却システムが配置される場所は任意であり、これらはいずれも相互に異なる部屋等に配置されるものであっても構わない。
〔II〕各実施の形態の具体的内容
次に、本発明に係る各実施の形態の具体的内容について説明する。
〔実施の形態1〕
最初に、実施の形態1について説明する。
(構成)
まずは、冷却システム1の構成、及び当該冷却システム1に接続される機器の構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る冷却システム1の概要図である。この図1に示すように、冷却システム1は、戻りヘッダー2、冷水ポンプ3、ダブルバンドル型ターボ冷凍機(以下、「DBターボ4」)、温水ポンプ5、冷専冷凍機6、供給ヘッダー7、バイパス管8、電動弁9、温度計10、及び制御部11を備えて構成されており、戻りヘッダー2及び供給ヘッダー7は冷熱機器20に対して接続されており、DBターボ4は温熱機器30に対して接続されている。また、上記の構成要素は配管L1から配管L12により図示のように接続されており、配管L1から配管L12の内部には熱媒が流動する。なお、この熱媒は任意のものを用いることが可能であるが、本実施の形態1において配管L1から配管L8及びバイパス管8を流動する熱媒を「冷水」と称し、配管L9から配管L12を流動する熱媒を「温水」と称して説明する。
(構成−冷却システム)
まず、冷却システム1の構成について説明する。
戻りヘッダー2は、配管L1から流動した冷水を配管L2、配管L3、及び配管L4に分岐する分岐手段であって、公知のヘッダーとして構成されている。
冷水ポンプ3は、各配管の内部の冷水を流動させるための送水手段であって、公知の電動式ポンプとして構成されている。ここで、冷水ポンプ3としては、冷水ポンプ3a、冷水ポンプ3b、及び冷水ポンプ3cの3つのポンプが設けられている。このうち、冷水ポンプ3aは、配管L2の内部の冷水を送水するポンプであり、冷水ポンプ3bは、配管L3の内部の冷水を送水するポンプであり、冷水ポンプ3cは、配管L4の内部の冷水を送水するポンプであり、これらはいずれも同様に構成されている。なお、冷水ポンプ3a、冷水ポンプ3b、及び冷水ポンプ3cを相互に区別する必要の無い際には単に「冷水ポンプ3」とのみ称して説明する。なお、各冷水ポンプ3が単位時間に送水する冷水の量は相互に同一となるように設定されている。
DBターボ4は、配管を流動する冷水の冷却を行うと共に、当該冷却による排熱を回収して他の温熱機器30に供給する排熱回収型冷凍手段である。本実施の形態1においては、このDBターボ4としては、DBターボ4a及びDBターボ4bの2つを備えているものとして説明するが、これに限らず、単一のDBターボ4のみを備えていても良いし、3つ以上のDBターボ4を備えていても構わない。なお、DBターボ4a及びDBターボ4bを相互に区別する必要の無い際には単に「DBターボ4」とのみ称して説明する。
これらのDBターボ4は、具体的には、冷媒液を蒸発させて冷媒ガスとする蒸発器、及び冷媒ガスを凝縮して冷媒液とする凝縮器(いずれも図示省略)を備えた公知の排熱回収型冷凍機としていずれも同様に構成されている。そして、配管L2及び配管L3から流動した冷水が蒸発器による蒸発熱によって冷却されて、それぞれ配管L5及び配管L6に流動し、配管L9及び配管L10から流動した温水が凝縮器によって加熱されて、それぞれ配管L11及び配管L12に流動する。なお、このような排熱回収型冷凍機の具体的な構成については公知であるため、詳細な説明を省略する。また、各DBターボ4は出口温度制御がされており、配管L2及び配管L3からDBターボ4に流入する冷水の温度に関わらず、当該流入した冷水の温度を一定の温度(例えば、7℃)まで下げてから、配管L5及びL6へと排出する。
ここで、このようなDBターボ4には冷水の入口側(すなわち、配管L2及び配管L3側)の定格温度及び温水の出口側(すなわち、配管L11及び配管L12側)の定格温度が定められており、DBターボ4のような排熱回収型冷凍機では、これらの定格温度に近い値で運転できる程熱交換効率が良い。なお、本実施の形態1においては、DBターボ4の冷水の入口側の定格温度は17℃であり、温水の出口側の定格温度は35℃であるものとして説明する。
温水ポンプ5は、各配管の内部の温水を流動させるための送水手段であって、公知の電動式ポンプとして構成されている。ここで、温水ポンプ5としては、温水ポンプ5a、及び温水ポンプ5bの2つのポンプが設けられている。このうち、温水ポンプ5aは、配管L9の内部の温水を送水するポンプであり、温水ポンプ5bは、配管L10の内部の温水を送水するポンプであり、これらはいずれも同様に構成されている。なお、温水ポンプ5a、及び温水ポンプ5bを相互に区別する必要の無い際には単に「温水ポンプ5」とのみ称して説明する。なお、各温水ポンプ5が単位時間に送水する温水の量は相互に同一となるように設定されている。
冷専冷凍機6は、冷水の冷却を専用に行う冷専冷凍手段である。本実施の形態1においては、冷専冷凍機6は一台のみ設けるものとして説明するが、冷熱機器20で必要とされる熱量に応じて複数の冷専冷凍機6を設けても構わない。この冷専冷凍機6は空冷式や水冷式の公知の冷凍機として構成されており、配管L4から流動した冷水を冷却して配管L7に流動させる。また、冷専冷凍機6は出口温度制御がされており、配管L4から冷専冷凍機6に流入する冷水の温度に関わらず、当該流入した冷水の温度を一定の温度(例えば、7℃)まで下げてから配管L7へと排出する。
供給ヘッダー7は、配管L5、配管L6、及び配管L7から流動した冷水を合流させて配管L8へと流動させる合流手段であって、公知のヘッダーとして構成されている。なお、この供給ヘッダー7には、後述するようにバイパス管8が接続されている。
バイパス管8は、冷専冷凍機6の冷熱負荷を低下させるためのバイパス手段であって、DBターボ4及び冷専冷凍機6で冷却された冷水の一部を、冷熱機器20及びDBターボ4に流動させることなく冷専冷凍機6に流動させるバイパス手段である。具体的には、供給ヘッダー7と配管L4とを相互に接続し、供給ヘッダー7から配管L4を介して冷専冷凍機6へと冷水を流動させるための配管として形成されている。このようにバイパス管8を設けることで、冷専冷凍機6で冷却された冷水は、冷熱機器20によって冷熱を利用されることなく冷専冷凍機6の上流へと還流するので、バイパスさせない場合と比べて低温の冷水が冷専冷凍機6に還流し、冷専冷凍機6の冷熱負荷を低下させることができる。なお、このようなバイパス管8の機能の詳細については後述する。また、このバイパス管8には冷水の逆流を防止するための逆流防止弁が形成されていることが望ましい。
電動弁9は、バイパス管8によって冷専冷凍機6へと流動させる冷水の量を調節する調節手段である。この電動弁9は、バイパス管8の途中に設けられており、制御部11による制御を受けて開度を調節可能に形成された公知の電動式のバルブである。このバイパス管8の開度を大きくすると、バイパス管8に流動する冷水の量が増大して配管L4を流動する冷水の温度は上昇し、バイパス管8の開度を小さくすると、バイパス管8に流動する冷水の量が縮小して配管L4を流動する冷水の温度は低下する。
温度計10は、配管の内部を流動する冷水の温度を測定する温度測定手段であって、本実施の形態1においては冷熱負荷からDBターボ4に流動する冷水の温度を測定する。この温度計10としては、温度計10aと温度計10bの2つの温度計10が設けられており、温度計10aは配管L2を流動する冷水の温度を測定し、温度計10bは配管L3を流動する冷水の温度を測定するものであるが、これらはいずれも同様に構成することができる。なお、温度計10a、及び温度計10bを相互に区別する必要の無い際には単に「温度計10」とのみ称して説明する。そして、温度計10は、測定した温度を所定の時間間隔(例えば、10秒間隔)で制御部11に対してデータとして送信する。
制御部11は、冷却システム1における各種の制御を行う制御手段である。この制御部11の具体的構成は任意であるが、例えば、図示しない記憶部に記憶されたプログラムを呼出して解析及び実行するCPU(Central Processing Unit)として構成することができる。この制御部11は、概略的に、温度計10から上述した所定の時刻間隔で送信されたデータに基づいて、電動弁9を制御してバイパス管8の流量を調節する。具体的には、DBターボ4へと流動する冷水(すなわち、配管L2及び配管L3を流動する冷水)の温度がDBターボ4の定格に近い値となるように、電動弁9を調節する。なお、このような制御部11の処理の詳細については後述する。
(構成−冷熱機器)
冷熱機器20は、冷水を冷熱源として利用する冷熱負荷であって、配管L8を介して供給ヘッダー7から流動した冷水を冷熱源として利用し、配管L1を介して戻りヘッダー2に流動させる。なお、このような冷水の流動は、冷水ポンプ3a及び冷水ポンプ3bにより行われる。このような冷熱機器20としては任意の機器を利用することができるが、本実施の形態1においては、公知の空調機器であるものとして説明する。
(構成−温熱機器)
温熱機器30は、温水を温熱源として利用する温熱負荷であって、配管L11及び配管L12を介して流動した温水を温熱源として利用し、配管L9及び配管L10を介してDBターボ4に流動させる。なお、このような温水の流動は、温水ポンプ5a及び温水ポンプ5bにより行われる。このような温熱機器30としては任意の機器を利用することができるが、本実施の形態1においては、公知の給湯機器や暖房機器等であるものとして説明する。
(制御)
続いて、このように構成された冷却システム1により実行される制御について説明する。
まずは、当該冷却システム1の基本的な制御(すなわち、制御部11による電動弁9の制御が必要無い場合)について図1を参照しつつ説明する。なお、説明の簡素化のために、以下では各配管を通る冷水や温水の温度を括弧書きで例示するが、これらの温度は一例に過ぎず、当該冷却システム1における制御が当該温度に限定されるものではない。なお、以下では、夏季冷房ピーク時において冷熱機器20により冷熱が最大限に利用され、配管L1に17℃の冷水が流れた場合を想定して説明する。
まず、冷熱機器20により利用された冷水は、冷水ポンプ3の機能により配管L1(17℃)を流動し、戻りヘッダー2を介して、配管L2、配管L3、及び配管L4へと流動する(いずれも17℃)。そして、各配管を流動する冷水は、それぞれDBターボ4a、DBターボ4b、及び冷専冷凍機6へと流動し、DBターボ4a、DBターボ4b、及び冷専冷凍機6において予め定められた温度(7℃)まで冷却されて、配管L5、配管L6、及び配管L7へと流動する(いずれも7℃)。そして、各配管を流動する冷水は、供給ヘッダー7を介して合流して、配管L8(7℃)を介して、冷熱機器20に取り入れられ、冷熱機器20が冷熱を利用して再度配管L1(17℃)から排出する。以降、同一の流れが繰り返される。
また、温熱機器30により利用された温水は、温水ポンプ5の機能により配管L9、配管L10を流動し(いずれも、25℃)、DBターボ4a及びDBターボ4bにより熱交換されて配管L11、配管L12に排出され(いずれも、35℃)、再度温熱機器30により利用されて配管L9、配管L10へと排出される(いずれも、25℃)。以降、同一の流れが繰り返される。
ここで、温度計10a及び温度計10bは、それぞれ配管L2及び配管L3を流動する冷水の温度(すなわち、DBターボ4a及びDBターボ4bに流入する冷水の温度)を測定し、制御部11に送信する。ここで、上記のパターンでは、配管L2及び配管L3を流動する冷水の温度は17℃であるため、各温度計10はいずれもこの温度を制御部11に送信する。そして、制御部11は、このようにして受信した温度の平均値を算出し、この平均値と、予め記憶部(図示省略)に格納されたDBターボ4の定格温度とを比較する。そして、平均値と定格温度とに差異があるかを判定し、差異が無い場合にはDBターボ4が効率良い状態で稼働できているものと判断して電動弁9の制御を行わず、差異がある場合にはDBターボ4が効率良い状態で稼働できていないものと判断して電動弁9を制御する。なお、上記のパターンではDBターボ4a及びDBターボ4bを流動する冷水の温度の平均値は17℃であり、DBターボ4の定格温度も17℃あり相互に一致するので、DBターボ4は熱交換効率の良い状態で稼働できているものと判断し、電動弁9を制御しない。
次に、当該冷却システム1における、制御部11による電動弁9の制御が必要な場合について、上記の電動弁9の制御が必要無い場合と相違する点について特に着目して説明する。
このような制御が必要となるのは、DBターボ4に定格温度と異なる温度の冷水が流入する場合である。例えば、冷熱機器20による冷熱の利用量が少ないために、配管L1にDBターボ4の定格温度よりも低い温度の冷水が流れた場合等に当該制御が必要となる。以下では、夏季冷房ピーク時以外の場合であって、冷熱機器20による冷熱の利用量が少なく、配管L1に夏季冷房ピーク時よりも低い温度(15℃)の冷水が流れた場合を想定して説明する。図2は、各配管を流動する熱媒の温度及び流量を示す図であって、図2(a)は制御前を示す図、図2(b)は制御後を示す図である。なお、図2においては、各配管を流動する水の温度(℃)と、単位時間当たりの流量(L)を括弧書きで示している。また、図2においては、図示の便宜上、制御部11を省略して図示している。
まず、上述したように、温度計10a及び温度計10bはそれぞれ配管L2及び配管L3を流動する冷水の温度(いずれも15℃)を測定して制御部11に送信する。そして、制御部11は、このように受信した温度計10a及び温度計10bからの温度の平均値を算出する。そして、制御部11は、この平均値と、図示しない記憶部に格納されているDBターボ4の入口側の定格温度とを比較し、この比較結果に基づいて、電動弁9を制御する。具体的には、図2(a)で示す場合では、冷水の温度の平均値(15℃)がDBターボ4の定格温度(17℃)よりも低いので、冷水の温度の平均値がDBターボ4の定格温度に近づくように、制御部11は電動弁9を開く。
電動弁9を開くと、各配管を流動する熱媒の温度及び流量は、図2(a)から図2(b)のように変化する。具体的には、供給ヘッダー7の冷水(7℃)の一部がバイパス管8を介して配管L4に取り入れられて配管L4の冷水と合流するので、配管L4の入口側の温度(15℃)よりも低い温度の冷水が、冷専冷凍機6に流動する(12℃)。
このように、電動弁9を開動させることで、冷専冷凍機6に流入する冷水の温度を下げて冷熱負荷を低下させる事が出来るので、相対的に、DBターボ4の冷熱負荷を上げる事が可能となる。具体的には、供給ヘッダー7の冷水の一部をバイパス管8でバイパスさせることで、冷熱機器20に供給される冷水の流量を低下させて(配管L8は30Lから25Lに低下)、冷熱機器20から配管L1を介して返って来る冷水の温度を上昇させる事ができ(配管L1は15℃から17℃に上昇)、配管L2及び配管L3を介してDBターボ4に流入する冷水の温度を上昇させることができ(配管L2及び配管L3は15℃から17℃に上昇)、DBターボ4の冷熱負荷を上げる事が可能となる。
このようにDBターボ4の冷熱負荷が上昇すると、DBターボ4は高い熱交換効率で稼働する事ができるため、温熱機器30へと供給する温水の温度も上昇する(配管L11及び配管L12は33℃から35℃に上昇)。
そして、制御部11は、引き続き、温度計10から送信される温度の平均値に基づいて、DBターボ4に流入する冷水の温度がDBターボ4の定格温度となるように電動弁9の制御を行う。例えば、電動弁9を開いても配管L2及び配管L3の冷水の温度が未だにDBターボ4の定格温度よりも低い場合には、制御部11は電動弁9をさらに開いて、より多くの量の冷水をバイパス管8へと流動させることで、配管L2及び配管L3を介してDBターボ4に流入する冷水の温度をさらに上昇させることができ、DBターボ4の冷熱負荷をさらに上げる事が可能となる。また、配管L2及び配管L3の冷水の温度の平均値がDBターボ4の定格温度と同一の温度になった場合には、制御部11は電動弁9の開度を維持する。また、配管L2及び配管L3の冷水の温度の平均値がDBターボ4の定格温度よりも高くなった場合には、制御部11は電動弁9を閉じる。このようにして、制御部11はDBターボ4が定格温度で稼働できるように自在に調節する事が可能となる。
(実施の形態1の効果)
このように本実施の形態1によれば、DBターボ4により冷却された冷水の少なくとも一部、又は冷専冷凍機6により冷却された冷水の少なくとも一部を、冷熱機器20及びDBターボ4に流入させることなく冷専冷凍機6へと流入させるバイパス管8を備えるので、冷専冷凍機6の負荷を極めて簡素な構成により低下させることができ、相互に異なる定格温度のDBターボ4及び冷専冷凍機6を制御手段によって均等に制御する場合であっても、簡素な構成により、DBターボ4の冷熱負荷の低下を防止することが可能となる。
温度計10にて測定された冷水の温度に基づいて、バイパス管8によって冷専冷凍機6へと流入させる冷水の量を調節する電動弁9を備えるので、DBターボ4に流入する冷水の温度を測定しつつ、当該冷水の温度がDBターボ4の定格温度に近づくように冷水の量を制御することができ、DBターボ4を定格稼働可能なように冷水の量を調整する事が可能となる。
DBターボ4と冷専冷凍機6とを備えるシステムにおいて、冷熱負荷が定格に近い程排熱回収効率の高い冷凍機であるDBターボ4に関して、極めて簡素な構成により冷熱負荷の低下を防止でき、DBターボ4の排熱回収効率を向上させることが可能となる。
〔実施の形態2〕
次に、実施の形態2について説明する。なお、実施の形態2の構成は、特記する場合を除いて実施の形態1の構成と略同一であり、実施の形態1の構成と略同一の構成についてはこの実施の形態1で用いたのと同一の符号を必要に応じて付して、その説明を省略する。
(構成)
図3は、本実施の形態2に係る冷却システム40の概要図である。この図3に示すように、バイパス管41以外の構成要素については実施の形態1と同様に構成されるため、バイパス管41についてのみ以下では説明する。
バイパス管41は、冷専冷凍機6の冷熱負荷を低下させるためのバイパス手段であって、冷専冷凍機6で冷却された冷水の一部を、冷熱機器20及びDBターボ4に流動させることなく冷専冷凍機6に流動させるバイパス手段である。具体的には、配管L7と配管L4とを相互に接続し、配管L7から配管L4を介して冷専冷凍機6へと冷水を流動させるための配管として形成されている。なお、このバイパス管41にも、開度を調節するための電動弁9が設けられており、この電動弁9は制御部11により実施の形態1と同様に電動制御される。
(制御)
続いて、このように構成された冷却システム40により実行される制御について、実施の形態1の制御と異なる点についてのみ説明する。ここで、本実施の形態2においては、バイパス管41は供給ヘッダー7に接続されておらず上述したように配管L7と配管L4とを相互に接続するので、冷専冷凍機6にて冷却された冷水は、供給ヘッダー7を介する事なく直接配管L7へと流動する。したがって、バイパスさせる前よりも冷専冷凍機6には冷たい温度の冷水が流動するので、冷専冷凍機6の冷熱負荷を下げる事ができ、上述した根拠と同様の根拠により、相対的にDBターボ4の冷熱負荷を上げる事ができる。
(実施の形態2の効果)
このように本実施の形態2によれば、冷専冷凍機6により冷却された冷水を、冷熱機器20及びDBターボ4に流動させることなく、バイパス管41を介して再度冷専冷凍機6に流動させるので、冷専冷凍機6のみの系統で冷水を循環させることができ、極めて簡素な構成によりDBターボ4の冷熱負荷の低下を防止することが可能となる。
〔実施の形態3〕
次に、実施の形態3について説明する。なお、実施の形態3の構成は、特記する場合を除いて実施の形態1の構成と略同一であり、実施の形態1の構成と略同一の構成についてはこの実施の形態1で用いたのと同一の符号を必要に応じて付して、その説明を省略する。
(構成)
図4は、本実施の形態3に係る冷却システム50の概要図である。この図4に示すように、温度計51以外の構成要素については実施の形態1と同様に構成されるため、温度計51についてのみ以下では説明する。
温度計51は、配管の内部を流動する冷水の温度を測定する温度測定手段であって、本実施の形態3においてはDBターボ4から温熱機器30に流動する温水の温度を測定する。この温度計51としては、温度計51aと温度計51bの2つの温度計51が設けられており、温度計51aは配管L11を流動する冷水の温度を測定し、温度計51bは配管L12を流動する冷水の温度を測定するものであるが、これらはいずれも同様に構成することができる。なお、温度計51a、及び温度計51bを相互に区別する必要の無い際には単に「温度計51」とのみ称して説明する。そして、温度計51は、測定した温度を所定の時間間隔(例えば、10秒間隔)で制御部11に対してデータとして送信する。
(制御)
続いて、このように構成された冷却システム50により実行される制御について、実施の形態1の制御と異なる点についてのみ説明する。本実施の形態3においては、実施の形態1や実施の形態2のような冷水の入口側の定格温度でなく、温水の出口側の定格温度に基づいて電動弁9の制御を行う。具体的には、まず、温度計51a及び温度計51bはそれぞれ配管L11及び配管L12を流動する温水の温度(いずれも35℃)を測定して制御部11に送信する。そして、制御部11は、このように受信した温度計51a及び温度計51bからの温度の平均値を算出する。そして、制御部11は、この平均値と、図示しない記憶部に格納されているDBターボ4の出口側の定格温度とを比較し、この比較結果に基づいて、電動弁9を制御する。例えば、温水の温度の平均値が定格温度よりも低い場合は、温水の温度の平均値がDBターボ4の出口側の定格温度に近づくように、制御部11は電動弁9を開く。このように電動弁9を開くと、上述したようにDBターボ4に流入する冷水の温度が上昇してDBターボ4の負荷が大きくなるので、DBターボ4から排出される熱量も多くなり、温水の温度が上昇する。逆に温水の温度の平均値が定格温度よりも高い場合は、制御部11は電動弁9を閉じる。また、温水の温度の平均値が定格温度と同一である場合は、制御部11は電動弁9の開度を維持する。
(実施の形態3の効果)
このように本実施の形態3によれば、DBターボ4の温水の出口側に温度計51を設けて、測定された温度に基づいて電動弁9を制御するので、実施の形態1のようにDBターボ4の冷水の入口側に温度計51を設ける事が出来ない場合においても、実施の形態1と同様の効果を得る事ができる。
〔III〕各実施の形態に対する変形例
以上、本発明に係る各実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
(解決しようとする課題や発明の効果について)
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、前記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、前記に記載されていない課題を解決したり、前記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。例えば、少なくとも、従来と異なるシステムにより第一冷却手段の冷熱負荷を低下させることが出来ている場合には、本発明の課題は解決されている。
(電動弁について)
電動弁9は、制御部11の制御に基づいて電動で開度が調整されるものでなくても良く、例えばユーザが手動で開度を調整することが出来るものであっても良い。また、制御部11は、制御部11にて算出された冷水の温度の平均値とDBターボ4の定格温度との差異の大小に基づいて、電動弁9の開度を変化させても構わない。
(第1冷却手段及び第2冷却手段について)
各実施の形態においては、第1冷却手段はDBターボ4であって、第2冷却手段は冷専冷凍機6であるものとして説明したが、他の種類の冷凍機であっても構わない。また、DBターボ4や冷専冷凍機6の台数は図示のものに限定されない。また、各実施の形態においては、第1冷却手段及び第2冷却手段を冷熱機器20に対して並列に接続する構成としたが、直列に接続する構成としても構わない。
(温度計について)
各実施の形態においては、制御部11は、温度計10、51にて測定された温度の平均値に基づいて電動弁9を制御したが、これに限らず、例えば温度計10、51にて測定された温度のうち最も高い値や最も低い値に基づいて電動弁9を制御しても構わない。また、各実施の形態においては、精度向上のために両方のDBターボ4に対して温度計10、51を設けてその平均値を取ったが、これに限らず単一の温度計10、51のみを設けても構わない。
(バイパス管について)
実施の形態1では供給ヘッダー7と配管L4とを接続するバイパス管8を示し、実施の形態2では配管L7と配管L4とを接続するバイパス管41を示したが、これに限らず、例えば配管L5や配管L6と配管L4とを接続するバイパス管を設けても構わない。
(付記)
付記1の冷却システムは、冷熱負荷から流動した冷水の冷却を行う第1冷却手段と、前記第1冷却手段とは異なる第2冷却手段であって、前記冷熱負荷から流動した冷水の冷却を行う第2冷却手段と、前記第1冷却手段により冷却された冷水の少なくとも一部、又は前記第2冷却手段により冷却された冷水の少なくとも一部を、前記冷熱負荷及び前記第1冷却手段に流動させることなく前記第2冷却手段へと流動させるバイパス手段と、を備える。
また、付記2の冷却システムは、付記1に記載の冷却システムにおいて、前記冷熱負荷から前記第1冷却手段に流動する冷水の温度を測定する温度測定手段と、前記温度測定手段にて測定された冷水の温度に基づいて、前記バイパス手段によって前記第2冷却手段へと流動させる冷水の量を調節する調節手段と、を備える。
また、付記3の冷却システムは、付記1又は2に記載の冷却システムにおいて、前記第1冷却手段は、冷水の冷却を行うと共に、当該冷却による排熱を回収して他の温熱負荷に供給する排熱回収型冷凍機であり、前記第2冷却手段は、冷水の冷却を専用に行う冷専冷凍機である。
(付記の効果)
付記1に記載の冷却システムによれば、第1冷却手段により冷却された冷水の少なくとも一部、又は第2冷却手段により冷却された冷水の少なくとも一部を、冷熱負荷及び第1冷却手段に流入させることなく第2冷却手段へと流入させるバイパス手段を備えるので、第2冷却手段の負荷を簡素な構成により低下させることができ、相互に異なる定格温度の第1冷却手段及び第2冷却手段を制御手段によって均等に制御する場合であっても、簡素な構成により、第1冷却手段の冷熱負荷の低下を防止することが可能となる。
付記2に記載の冷却システムによれば、温度測定手段にて測定された冷水の温度に基づいて、バイパス手段によって第2冷却手段へと流入させる冷水の量を調節する調節手段を備えるので、第1冷却手段に流入する冷水の温度を測定しつつ、当該冷水の温度が第1冷却手段の定格温度に近づくように冷水の量を制御することができ、第1冷却手段を定格稼働可能なように冷水の量を調整する事が可能となる。
付記3に記載の冷却システムによれば、排熱回収型冷凍機と冷専冷凍機とを備えるシステムにおいて、冷熱負荷が定格に近い程排熱回収効率の高い冷凍機である排熱回収型冷凍機に関して、極めて簡素な構成により冷熱負荷の低下を防止でき、排熱回収型冷凍機の排熱回収効率を向上させることが可能となる。
L1〜L12 配管
1 冷却システム
2 戻りヘッダー
3、3a、3b、3c 冷水ポンプ
4、4a、4b DBターボ
5、5a、5b 温水ポンプ
6 冷専冷凍機
7 供給ヘッダー
8 バイパス管
9 電動弁
10、10a、10b 温度計
11 制御部
20 冷熱機器
30 温熱機器
40 冷却システム
41 バイパス管
50 冷却システム
51、51a、51b 温度計

Claims (2)

  1. 冷熱負荷から流動した冷水の冷却を行う第1冷却手段と、
    前記第1冷却手段とは異なる第2冷却手段であって、前記冷熱負荷から流動した冷水の冷却を行う第2冷却手段と、
    前記第1冷却手段により冷却された冷水の少なくとも一部、又は前記第2冷却手段により冷却された冷水の少なくとも一部を、前記冷熱負荷及び前記第1冷却手段に流動させることなく前記第2冷却手段へと流動させるバイパス手段と、
    前記冷熱負荷から前記第1冷却手段に流動する冷水の温度を測定する温度測定手段と、
    前記温度測定手段にて測定された冷水の温度に基づいて、前記バイパス手段によって前記第2冷却手段へと流動させる冷水の量を調節する調節手段と、を備える、
    冷却システム。
  2. 前記第1冷却手段は、冷水の冷却を行うと共に、当該冷却による排熱を回収して他の温熱負荷に供給する排熱回収型冷凍機であり、
    前記第2冷却手段は、冷水の冷却を専用に行う冷専冷凍機である、
    請求項1に記載の冷却システム。
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