JP6438337B2 - タイヤ成形装置およびタイヤ成形方法 - Google Patents
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Description
回転する成形ドラムに巻き重ねられた複数のタイヤ用ゴム部材に対してステッチローラーを押圧しながら前記成形ドラムの軸方向に沿って横行させることにより、前記複数のタイヤ用ゴム部材を圧着して未加硫タイヤを成形するタイヤ成形装置であって、
前記ステッチローラーが、その接線方向が前記成形ドラムの接線方向に対して所定の傾斜角をなすように設けられており、
前記ステッチローラーの横行量と前記成形ドラムの周長に基づいて前記ステッチローラーの傾斜角が設定され、
前記ステッチローラーの横行量と前記成形ドラムの回転速度から前記ステッチローラーの傾斜角に対応した前記ステッチローラーの横行速度が算出され、算出された前記横行速度に基づいて前記ステッチローラーの横行が制御されていることを特徴とするタイヤ成形装置である。
前記ステッチローラーを横行させるボールネジの回転と、前記成形ドラムの回転とが、それぞれサーボモータにより駆動されており、
前記ボールネジと前記成形ドラムのそれぞれの回転角速度が、前記成形ドラムの周長と前記ステッチローラーの横行量を変数とする線形関係に基づいて調整されていることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ成形装置である。
前記ステッチローラーの傾斜角が0°を超え5°以下であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のタイヤ成形装置である。
請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のタイヤ成形装置を用いて未加硫タイヤの成形を行うタイヤ成形方法であって、
前記ステッチローラーの横行量と前記成形ドラムの周長に基づいて前記ステッチローラーの傾斜角を設定し、
前記ステッチローラーの横行量と前記成形ドラムの回転速度から前記ステッチローラーの傾斜角に対応した前記ステッチローラーの横行速度を算出し、算出した前記横行速度に基づいて前記ステッチローラーの横行を制御することを特徴とするタイヤ成形方法である。
図1は本実施の形態に係るタイヤ成形装置を説明する模式図であり、(a)は成形ドラムとステッチング装置との関係を説明する斜視図、(b)はステッチングローラーの傾斜を説明する平面図である。
以下、本実施の形態におけるステッチローラー30の傾斜角θの設定について具体的に説明すると共に、ステッチローラー30の横行速度vと成形ドラム2の回転角速度rの設定についても具体的に説明する。
本実施の形態において、ステッチローラー30の傾斜角θ(°)は、成形ドラム2のドラム周長C(mm)とステッチローラー30の横行量t(mm)とに基づいて下記式(1)により求められる。ここで、ステッチローラー30の横行量tは、成形ドラム2が1回転する際にステッチローラー30が横行する距離である。この横行量tは適宜設定することができる。
θ=tan−1(t/C)・・・・・・・・(1)
次に、ステッチローラー30の横行速度v(mm/sec)と、成形ドラムの回転角速度r(°/sec)と、ステッチローラー30の横行量tは、下記式(2)の関係にあり、ステッチローラー30の横行量tと成形ドラム2の回転角速度rに基づいてステッチローラー30の横行速度vを求めることができる。ここで、成形ドラム2の回転角速度rとは、単位時間当たりに成形ドラム2が回転する角度(°/sec)である。この回転角速度rは適宜設定することができる。
v=t/(360/r)・・・・・・・・(2)
2 成形ドラム
3 ステッチング装置
20、35 サーボモータ
21 成形ドラムの回転軸
30 ステッチローラー
31 ローラー支持部
33 ボールネジ
C 成形ドラムのドラム周長
r 成形ドラムの回転角速度
S1 成形ドラムの接線方向
S2 ステッチローラーの接線方向
T タイヤ用ゴム部材
t ステッチローラーの横行量
v ステッチローラーの横行速度
X 成形ドラムの回転方向
θ ステッチローラーの傾斜角
Claims (4)
- 回転する成形ドラムに巻き重ねられた複数のタイヤ用ゴム部材に対してステッチローラーを押圧しながら前記成形ドラムの軸方向に沿って横行させることにより、前記複数のタイヤ用ゴム部材を圧着して未加硫タイヤを成形するタイヤ成形装置であって、
前記ステッチローラーが、その接線方向が前記成形ドラムの接線方向に対して所定の傾斜角をなすように設けられており、
前記ステッチローラーの横行量と前記成形ドラムの周長に基づいて前記ステッチローラーの傾斜角が設定され、
前記ステッチローラーの横行量と前記成形ドラムの回転速度から前記ステッチローラーの傾斜角に対応した前記ステッチローラーの横行速度が算出され、算出された前記横行速度に基づいて前記ステッチローラーの横行が制御されていることを特徴とするタイヤ成形装置。 - 前記ステッチローラーを横行させるボールネジの回転と、前記成形ドラムの回転とが、それぞれサーボモータにより駆動されており、
前記ボールネジと前記成形ドラムのそれぞれの回転角速度が、前記成形ドラムの周長と前記ステッチローラーの横行量を変数とする線形関係に基づいて調整されていることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ成形装置。 - 前記ステッチローラーの傾斜角が0°を超え5°以下であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のタイヤ成形装置。
- 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のタイヤ成形装置を用いて未加硫タイヤの成形を行うタイヤ成形方法であって、
前記ステッチローラーの横行量と前記成形ドラムの周長に基づいて前記ステッチローラーの傾斜角を設定し、
前記ステッチローラーの横行量と前記成形ドラムの回転速度から前記ステッチローラーの傾斜角に対応した前記ステッチローラーの横行速度を算出し、算出した前記横行速度に基づいて前記ステッチローラーの横行を制御することを特徴とするタイヤ成形方法。
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