JP6438132B2 - データ送信方法、リソース測定方法、装置、及びデバイス - Google Patents

データ送信方法、リソース測定方法、装置、及びデバイス Download PDF

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Description

本発明は無線通信技術の分野に関連し、具体的には、データ送信方法、リソース測定方法、装置、及びデバイスに関連する。
無線通信技術の開発及び普及とともに、ユーザ機器の数が飛躍的に増加されている。複数のユーザ機器がネットワークデバイスの無線信号のカバレッジ内に存在するとき、リソースの利用を改善すべく、複数のユーザ機器がネットワークデバイスにより提供される無線リソースを共有し得、各ユーザ機器は無線リソース上でデータを送信できる。しかしながら、複数のユーザ機器がデータを送信する必要があるときに、コンフリクトが生じる可能性があり、ネットワーク輻輳が引き起こされる。
コンフリクトの確率を低減すべく、任意のユーザ機器がデータを送信する必要があるとき、ユーザ機器は、無線リソースの利用状況をまずリッスンし、無線リソースがアイドル状態にあると決定したとき、ランダム期間を待ち、そして、無線リソースが依然としてアイドル状態にあると決定したとき、無線リソース上でデータを送信し得る。
各ユーザ機器は、無線リソースの利用状況をリッスンして、ランダム期間を待ち、データを送信するという先述の段階を個々に実行する。多くのユーザ機器が短期間にデータを送信する必要があるとき、複数のユーザ機器は、無線リソースがアイドル状態にあることを同時に検出し、無線リソース上でデータを同時に送信し得る。この場合、コンフリクトが依然として生じる可能性があり、ネットワーク輻輳が引き起こされる。
コンフリクトにより引き起こされるネットワーク輻輳の問題を解決すべく、本発明の実施形態は、データ送信方法、リソース測定方法、装置、及びデバイスを提供する。技術的解決手段は以下のとおりである。
第1態様によれば、データ送信方法が提供され、方法は、
ユーザ機器により通信サービスデータを生成する段階と、
ユーザ機器により、通信サービスデータを送信するために用いられる競合リソース構成情報を取得する段階と、
競合リソース構成情報に従ってユーザ機器により、ユーザ機器に対して設定される競合リソースを決定する段階と、
ユーザ機器により、競合リソース上で通信サービスデータを送信する段階と
を含む。
第1態様に関して、第1態様の第1の可能な実装方式では、ユーザ機器により、通信サービスデータを送信するために用いられる競合リソース構成情報を取得する段階は、
ユーザ機器により、競合リソース構成情報を取得するために用いられるリソース要求を開始するか否かを決定する段階と、
ユーザ機器がリソース要求を開始すると決定した場合、リソース要求をネットワークデバイスに送信する段階と、
ユーザ機器により、ネットワークデバイスにより送信された構成応答メッセージを受信する段階と、
ユーザ機器により、構成応答メッセージに従って競合リソース構成情報を取得する段階と
をさらに含む。
第1態様の第1の可能な実装方式に関して、第1態様の第2の可能な実装方式では、ユーザ機器により、競合リソース構成情報を取得するために用いられるリソース要求を開始するか否かを決定する段階は、
リソース要求インジケーションに従ってユーザ機器により、リソース要求を開始すると決定する段階であって、リソース要求インジケーションは、ユーザ機器に予め構成されている、又はネットワークデバイスによりユーザ機器に予め送信されている、段階、又は、
通信サービスのタイプに従ってユーザ機器により、リソース要求を開始するか否かを決定する段階、又は、
ユーザ機器が現在、ネットワークデバイスの無線信号のカバレッジ内にあることが検出されたとき、ユーザ機器により、リソース要求を開始すると決定する段階、又は、
ユーザ機器により、現在の競合リソースの負荷量を測定し、負荷量が第1の予め設定された負荷閾値より大きいとき、リソース要求を開始すると決定する段階
のうちの少なくとも1つをさらに含む。
第1態様に関して、第1態様の第3の可能な実装方式では、ユーザ機器により、通信サービスデータを送信するために用いられる競合リソース構成情報を取得する段階は、
ユーザ機器により、ユーザ機器に予め構成されているリソース構成情報から競合リソース構成情報を取得する段階、又は、
ユーザ機器により、通信サービスのアクティブ化時間に従って競合リソース構成情報を取得する段階、又は、
ユーザ機器により、ネットワークデバイスのブロードキャストメッセージを受信し、ブロードキャストメッセージから競合リソース構成情報を取得する段階、又は、
ユーザ機器により、複数の候補リソースの負荷量を測定し、測定結果に従って競合リソース構成情報を取得する段階
をさらに含む。
第1態様の第3の可能な実装方式に関して、第1態様の第4の可能な実装方式では、測定結果に従って競合リソース構成情報を取得する段階は、
複数の候補リソース内の第1候補リソースの負荷量が第2の予め設定された負荷閾値より小さいことをユーザ機器が決定した場合、競合リソース構成情報として第1候補リソースのリソース情報を決定する段階、又は、
競合リソース構成情報として、複数の候補リソース内で最小の負荷量を有する候補リソースのリソース情報を決定する段階
をさらに含む。
第1態様の第3の可能な実装方式に関して、第1態様の第5の可能な実装方式では、ユーザ機器により、複数の候補リソースの負荷量を測定する段階は、
ユーザ機器により、競合リソース上で受信されるデータ量を測定する段階、又は、
ユーザ機器により、競合リソース上で受信される信号の強度を測定する段階、又は、
ユーザ機器により、競合リソース上で受信される信号の特定の強度についての持続時間を測定する段階であって、特定の信号強度は予め設定された強度閾値よりも高い信号強度を指す、段階、又は、
ユーザ機器により、競合リソース上で受信されるデータ伝送レートを測定する段階、又は、
ユーザ機器により、競合リソース上で受信されるデータの特定の伝送レートについての持続時間を測定する段階であって、特定のデータ伝送レートは予め設定された伝送レート閾値よりも高いデータ伝送レートを指す、段階
をさらに含む。
第1態様に関して、第1態様の第6の可能な実装方式では、ユーザ機器により、競合リソース上で通信サービスデータを送信する段階は、
ユーザ機器により、競合リソースを決定したときに競合リソース上で通信サービスデータを送信する段階、又は、
ユーザ機器により、競合リソースを決定した後にバックオフ期間を生成し、バックオフ期間が満了した後に通信サービスデータを送信する段階、又は、
競合リソースを決定した後にユーザ機器により、競合リソースがアイドルであるか否かを決定し、競合リソースがアイドルである場合に、通信サービスデータを送信する段階、又は、
ユーザ機器により、競合リソースを決定した後にバックオフ期間を生成し、バックオフ期間が満了した後に競合リソースがアイドルであるか否かを決定し、競合リソースがアイドルである場合に通信サービスデータを送信する段階
をさらに含む。
第1態様に関して、第1態様の第7の可能な実装方式では、競合リソース構成情報に従ってユーザ機器により、ユーザ機器に対して設定される競合リソースを決定する段階は、
競合リソース構成情報に従ってユーザ機器により、ユーザ機器に対して設定される競合リソーススタイルを決定する段階であって、競合リソーススタイルは複数の競合リソースについての分配規則を含む、段階と、
分配規則に従って複数の競合リソースを決定する段階と
をさらに含む。
第1態様の第7の可能な実装方式に関して、第1態様の第8の可能な実装方式では、競合リソーススタイルは、
複数の競合リソースのリソース開始位置及びリソース終了位置、又は、
複数の競合リソースの割当サイクル、並びに対応する割当サイクルにおける各競合リソースの少なくとも1つのリソース開始位置及び少なくとも1つのリソース終了位置、又は、
複数の競合リソースの割当サイクル、並びに対応する割当サイクルにおける各競合リソースのリソース開始位置及びリソースの長さ
のうちの少なくとも1つを含む。
第1態様に関して、第1態様の第9の可能な実装方式では、ユーザ機器により、競合リソース上で通信サービスデータを送信する段階は、
ユーザ機器により、ユーザ機器と別のユーザ機器との間の無線インタフェースを用いることにより競合リソース上で通信サービスデータを別のユーザ機器に送信する段階、又は、
ユーザ機器により、ユーザ機器とネットワークデバイスとの間の無線インタフェースを用いることにより競合リソース上で通信サービスデータをネットワークデバイスに送信する段階
を含む。
第2態様によれば、リソース測定方法が提供され、方法は、
ユーザ機器により通信サービスデータを生成する段階と、
ユーザ機器により、通信サービスデータを送信するために用いられる競合リソース構成情報を取得する段階と、
競合リソース構成情報に従ってユーザ機器により、ユーザ機器に対して設定される競合リソーススタイルを決定する段階であって、競合リソーススタイルは複数の競合リソースについての分配規則を含む、段階と、
ユーザ機器により、分配規則に従って複数の競合リソースを測定して測定結果を取得する段階と、
ユーザ機器により、測定結果レポートをネットワークデバイスに送信するか否かを決定する段階と、
ユーザ機器が測定結果レポートをネットワークデバイスに送信すると決定した場合、測定結果を含む測定結果レポートをネットワークデバイスに送信する段階と
を含む。
第2態様に関して、第2態様の第1の可能な実装方式では、ユーザ機器により、分配規則に従って複数の競合リソースを測定して測定結果を取得する段階は、
競合リソーススタイルが複数の競合リソースのリソース開始位置及びリソース終了位置を含むとき、ユーザ機器により、リソース開始位置とリソース終了位置との間の競合リソースを測定して測定結果を取得する段階、又は、
競合リソーススタイルが複数の競合リソースの割当サイクル、並びに対応する割当サイクルにおける各競合リソースの少なくとも1つのリソース開始位置及び少なくとも1つのリソース終了位置を含むとき、割当サイクル毎に、ユーザ機器により、割当サイクルにおける少なくとも1つのリソース開始位置及び少なくとも1つのリソース終了位置に従って割当サイクルにおける複数の競合リソースを決定し、複数の競合リソースを測定して測定結果を取得する段階、又は、
競合リソーススタイルが複数の競合リソースの割当サイクル、並びに対応する割当サイクルにおける各競合リソースのリソース開始位置及びリソースの長さを含むとき、割当サイクル毎に、ユーザ機器により、割当サイクルにおけるリソース開始位置及びリソースの長さに従って割当サイクルにおける競合リソースを決定し、競合リソースを測定して測定結果を取得する段階
のうちの少なくとも1つをさらに含む。
第3態様によれば、データ送信方法が提供され、方法は、
ネットワークデバイスにより、ユーザ機器のリソース要求を受信したとき、複数のリソースの負荷量に従ってユーザ機器に対する競合リソースを設定する段階と、
ネットワークデバイスにより、競合リソースに従って構成応答メッセージをユーザ機器に送信することで、ユーザ機器が、構成応答メッセージに従って競合リソース構成情報を取得し、競合リソース構成情報に従って、ユーザ機器に対して設定される競合リソースを決定し、生成された通信サービスデータを競合リソース上で送信する段階と
を含む。
第3態様に関して、第3態様の第1の可能な実装方式では、ネットワークデバイスにより、競合リソースに従って構成応答メッセージをユーザ機器に送信する段階は、
ネットワークデバイスにより、構成応答メッセージをブロードキャストすることで、ユーザ機器が構成応答メッセージを受信する段階、又は、
ネットワークデバイスにより、ユニキャスト方式で構成応答メッセージをユーザ機器に送信する段階
さらに含む。
第4態様によれば、データ送信装置が提供され、装置は、
通信サービスデータを生成するように構成されるデータ取得モジュールと、
データ取得モジュールにより生成された通信サービスデータを送信するために用いられる競合リソース構成情報を取得するように構成される構成情報取得モジュールと、
構成情報取得モジュールにより取得された競合リソース構成情報に従って、ユーザ機器に対して設定される競合リソースを決定するように構成される競合リソース決定モジュールと、
競合リソース決定モジュールにより決定された競合リソース上で、データ取得モジュールにより生成された通信サービスデータを送信するように構成される送信モジュールと
を含む。
第4態様に関して、第4態様の第1の可能な実装方式では、構成情報取得モジュールは、競合リソース構成情報を取得するために用いられるリソース要求を開始するか否かを決定し、リソース要求を開始することが決定された場合、リソース要求をネットワークデバイスに送信し、ネットワークデバイスにより送信された構成応答メッセージを受信し、構成応答メッセージに従って競合リソース構成情報を取得するように構成される。
第4態様の第1の可能な実装方式に関して、第4態様の第2の可能な実装方式では、構成情報取得モジュールは、リソース要求インジケーションに従ってリソース要求を開始すると決定し、リソース要求インジケーションは、装置内に予め構成されているか、又はネットワークデバイスにより装置に予め送信されている、又は、通信サービスのタイプに従ってリソース要求を開始するか否かを決定する、又は、装置が現在、ネットワークデバイスの無線信号のカバレッジ内にあることが検出されたとき、リソース要求を開始すると決定する、又は、現在の競合リソースの負荷量を測定し、負荷量が第1の予め設定された負荷閾値より大きいとき、リソース要求を開始すると決定する
ように具体的に構成される。
第4態様に関して、第4態様の第3の可能な実装方式では、構成情報取得モジュールは、予め構成されているリソース構成情報から競合リソース構成情報を取得する、又は、通信サービスのアクティブ化時間に従って競合リソース構成情報を取得する、又は、ネットワークデバイスのブロードキャストメッセージを受信してブロードキャストメッセージから競合リソース構成情報を取得する、又は、複数の候補リソースの負荷量を測定して、測定結果に従って競合リソース構成情報を取得する
ようにさらに構成される。
第4態様の第3の可能な実装方式に関して、第4態様の第4の可能な実装方式では、構成情報取得モジュールは、複数の候補リソース内の第1候補リソースの負荷量が第2の予め設定された負荷閾値より小さいことが決定された場合、競合リソース構成情報として第1候補リソースのリソース情報を決定する、又は、競合リソース構成情報として、複数の候補リソース内の最小の負荷量を有する候補リソースのリソース情報を決定する
ようにさらに構成される。
第4態様の第3の可能な実装方式に関して、第4態様の第5の可能な実装方式では、構成情報取得モジュールは、競合リソース上で受信されるデータ量を測定する、又は、競合リソース上で受信される信号の強度を測定する、又は、競合リソース上で受信される信号の特定の強度についての持続時間を測定し、特定の信号強度は予め設定された強度閾値よりも高い信号強度を指す、又は、競合リソース上で受信されるデータ伝送レートを測定する、又は、競合リソース上で受信されるデータの特定の伝送レートについての持続時間を測定し、特定のデータ伝送レートは予め設定された伝送レート閾値よりも高いデータ伝送レートを指す
ようにさらに構成される。
第4態様に関して、第4態様の第6の可能な実装方式では、送信モジュールは、競合リソース決定モジュールが競合リソースを決定したときに競合リソース上で通信サービスデータを送信する、又は、競合リソース決定モジュールが競合リソースを決定した後にバックオフ期間を生成し、バックオフ期間が満了した後に通信サービスデータを送信する、又は、競合リソース決定モジュールが競合リソースを決定した後に競合リソースがアイドルであるか否かを決定し、競合リソースがアイドルである場合に通信サービスデータを送信する、又は、競合リソース決定モジュールが競合リソースを決定した後にバックオフ期間を生成し、バックオフ期間が満了した後に競合リソースがアイドルであるか否かを決定し、競合リソースがアイドルである場合に通信サービスデータを送信するように構成される。
第4態様に関して、第4態様の第7の可能な実装方式では、競合リソース決定モジュールは、競合リソース構成情報に従って構成される競合リソーススタイルを決定し、競合リソーススタイルは複数の競合リソースについての分配規則を含み、分配規則に従って複数の競合リソースを決定するように構成される。
第4態様の第7の可能な実装方式に関して、第4態様の第8の可能な実装方式では、競合リソーススタイルは、
複数の競合リソースのリソース開始位置及びリソース終了位置、又は、
複数の競合リソースの割当サイクル、並びに対応する割当サイクルする各競合リソースの少なくとも1つのリソース開始位置及び少なくとも1つのリソース終了位置、又は、
複数の競合リソースの割当サイクル、並びに対応する割当サイクルにおける各競合リソースのリソース開始位置及びリソースの長さ
のうちの少なくとも1つを含む。
第4態様に関して、第4態様の第8の可能な実装方式では、送信モジュールは、装置と別のユーザ機器との間の無線インタフェースを用いることにより競合リソース上で通信サービスデータを別のユーザ機器に送信する、又は、装置とネットワークデバイスとの間の無線インタフェースを用いることにより競合リソース上で通信サービスデータをネットワークデバイスに送信するように構成される。
第5態様によれば、リソース測定装置が提供され、装置は、
通信サービスデータを生成するように構成されるデータ取得モジュールと、
データ取得モジュールにより生成された通信サービスデータを送信するために用いられる競合リソース構成情報を取得するように構成される構成情報取得モジュールと、
構成情報取得モジュールにより取得された競合リソース構成情報に従って構成される競合リソーススタイルを決定するように構成されるスタイル構成モジュールであって、競合リソーススタイルは複数の競合リソースについての分配規則を含む、スタイル構成モジュールと、
分配規則に従って、スタイル構成モジュールにより決定された複数の競合リソースを測定して測定結果を取得するように構成される測定モジュールと、
測定結果レポートをネットワークデバイスに送信するか否かを決定し、測定結果レポートをネットワークデバイスに送信することが決定された場合、測定モジュールにより取得された測定結果を含む測定結果レポートをネットワークデバイスに送信するように構成されるレポートモジュールと
を含む。
第5態様に関して、第5態様の第1の可能な実装方式では、測定モジュールは、
競合リソーススタイルが複数の競合リソースのリソース開始位置及びリソース終了位置を含むとき、リソース開始位置とリソース終了位置との間の競合リソースを測定して測定結果を取得する、又は、競合リソーススタイルが複数の競合リソースの割当サイクル、並びに対応する割当サイクルにおける各競合リソースの少なくとも1つのリソース開始位置及び少なくとも1つのリソース終了位置を含むとき、割当サイクル毎に、割当サイクルにおける少なくとも1つのリソース開始位置及び少なくとも1つのリソース終了位置に従って割当サイクルにおける複数の競合リソースを決定し、複数の競合リソースを測定して測定結果を取得する、又は、競合リソーススタイルが複数の競合リソースの割当サイクル、並びに対応する割当サイクルにおける各競合リソースのリソース開始位置及びリソースの長さを含むとき、割当サイクル毎に、割当サイクルにおけるリソース開始位置及びリソースの長さに従って割当サイクルにおける競合リソースを決定し、競合リソースを測定して測定結果を取得するように構成される。
第6態様によれば、データ送信装置が提供され、装置は、
ネットワークデバイスがユーザ機器のリソース要求を受信したとき、複数のリソースの負荷量に従ってユーザ機器に対する競合リソースを設定するように構成されるリソース設定モジュールと、
リソース設定モジュールにより設定された競合リソースに従って構成応答メッセージをユーザ機器に送信することで、ユーザ機器が、構成応答メッセージに従って競合リソース構成情報を取得し、競合リソース構成情報に従ってユーザ機器に対して設定される競合リソースを決定し、生成された通信サービスデータを競合リソース上で送信するように構成される構成メッセージ送信モジュールと
を含む。
第6態様に関して、第6態様の第1の可能な実装方式では、構成メッセージ送信モジュールは、構成応答メッセージをブロードキャストすることで、ユーザ機器が構成応答メッセージを受信する、又は、ユニキャスト方式で構成応答メッセージをユーザ機器に送信するように構成される。
本発明の実施形態において提供される技術的解決手段の有益な効果は以下のとおりである。
通信サービスデータを生成するとき、ユーザ機器は、通信サービスデータを送信するために用いられる競合リソース構成情報を取得し、競合リソース構成情報に従って、ユーザ機器に対して設定される競合リソースを決定し、競合リソース上で通信サービスデータを送信する。全てのユーザ機器が同じリソースを同時に用いる状況と比較して、本発明の実施形態では、競合リソースが通信サービスを実行する複数のユーザ機器に対してそれぞれ柔軟に設定される。故に、同じ競合リソースを同時に用いるユーザ機器の数が低減され、複数のユーザ機器が通信サービスを実行するときに発生するコンフリクトにより引き起こされるネットワーク輻輳の問題が解消される。ユーザ機器が、設定された競合リソース上でデータを送信するとき、コンフリクトの確率が低減され、ネットワーク輻輳が緩和される。
本発明の実施形態における技術的解決手段をより明確に説明すべく、以下では、実施形態を説明するために必要とされる添付の図面を簡潔に説明する。明らかに、以下の説明における添付の図面は、本発明のいくつかの実施形態を示すものに過ぎず、当業者は、創造的な努力なしにこれら添付の図面から他の図面をさらに導き出し得る。
本発明の実施形態に係るデータ送信方法の概略フローチャートである。
本発明の実施形態に係るリソース測定方法の概略フローチャートである。
本発明の実施形態に係るデータ送信方法の概略フローチャートである。
本発明の実施形態に係るデータ送信方法の概略フローチャートである。
本発明の実施形態に係る競合リソースの概略図である。
本発明の実施形態に係る競合リソースの別の概略図である。
本発明の実施形態に係るデータ送信方法の概略フローチャートである。
本発明の実施形態に係る競合リソースの概略図である。
本発明の実施形態に係る競合リソースの別の概略図である。
本発明の実施形態に係るリソース測定方法の概略フローチャートである。
本発明の実施形態に係るデータ送信装置の概略構造図である。
本発明の実施形態に係るリソース測定装置の概略構造図である。
本発明の実施形態に係るデータ送信装置の概略構造図である。
本発明の実施形態に係るユーザ機器の概略構造図である。
本発明の実施形態に係る別のユーザ機器の概略構造図である。
本発明の実施形態に係るネットワークデバイスの概略構造図である。
本発明の目的、技術的解決手段、及び利点をより明確にすべく、以下では、添付の図面を参照して詳細に本発明の実施形態をさらに説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るデータ送信方法の概略フローチャートである。図1を参照すると、本発明の本実施形態はユーザ機器により実行され、方法は以下の段階を含む。
101、ユーザ機器は通信サービスデータを生成する。
102、ユーザ機器は、通信サービスデータを送信するために用いられる競合リソース構成情報を取得する。
103、ユーザ機器は、競合リソース構成情報に従ってユーザ機器に対して設定される競合リソースを決定する。
104、ユーザ機器は、競合リソース上で通信サービスデータを送信する。
本発明の本実施形態において提供される方法によれば、通信サービスデータを生成するとき、ユーザ機器は、通信サービスデータを送信するために用いられる競合リソース構成情報を取得し、競合リソース構成情報に従って、ユーザ機器に対して設定される競合リソースを決定し、競合リソース上で通信サービスデータを送信する。全てのユーザ機器が同じリソースを同時に用いる状況と比較して、本発明の本実施形態では、競合リソースが通信サービスを実行する複数のユーザ機器に対してそれぞれ柔軟に設定される。故に、同じ競合リソースを同時に用いるユーザ機器の数が低減され、複数のユーザ機器が通信サービスを実行するときに発生するコンフリクトにより引き起こされるネットワーク輻輳の問題が解消される。ユーザ機器が、設定された競合リソース上でデータを送信するとき、コンフリクトの確率が低減され、ネットワーク輻輳が緩和される。
任意で、ユーザ機器が、通信サービスデータを送信するために用いられる競合リソース構成情報を取得することは、
ユーザ機器が、競合リソース構成情報を取得するために用いられるリソース要求を開始するか否かを決定することと、
リソース要求を開始することが決定された場合、ユーザ機器がリソース要求をネットワークデバイスに送信することと、
ユーザ機器が、ネットワークデバイスにより送信された構成応答メッセージを受信することと、
ユーザ機器が構成応答メッセージに従って競合リソース構成情報を取得することと
をさらに含む。
任意で、競合リソース構成情報を取得するために用いられるリソース要求を開始するか否かをユーザ機器が決定することは、
ユーザ機器が、リソース要求インジケーションに従ってリソース要求を開始すると決定し、リソース要求インジケーションは、ユーザ機器に予め構成されている、又はネットワークデバイスによりユーザ機器に予め送信されていること、又は、
ユーザ機器が、通信サービスのタイプに従ってリソース要求を開始するか否かを決定すること、又は、
ユーザ機器が現在、ネットワークデバイスの無線信号のカバレッジ内にあることが検出されたとき、ユーザ機器がリソース要求を開始すると決定すること、又は、
ユーザ機器が現在の競合リソースの負荷量を測定し、負荷量が第1の予め設定された負荷閾値より大きいとき、ユーザ機器がリソース要求を開始すると決定すること
のうちの少なくとも1つをさらに含む。
任意で、ユーザ機器が、通信サービスデータを送信するために用いられる競合リソース構成情報を取得することは、
ユーザ機器が、ユーザ機器に予め構成されているリソース構成情報から競合リソース構成情報を取得すること、又は、
ユーザ機器が、通信サービスのアクティブ化時間に従って競合リソース構成情報を取得すること、又は、
ユーザ機器が、ネットワークデバイスのブロードキャストメッセージを受信し、ブロードキャストメッセージから競合リソース構成情報を取得すること、又は、
ユーザ機器が、複数の候補リソースの負荷量を測定し、測定結果に従って競合リソース構成情報を取得すること
をさらに含む。
任意で、ユーザ機器が、測定結果に従って競合リソース構成情報を取得することは、
複数の候補リソース内の第1候補リソースの負荷量が第2の予め設定された負荷閾値より小さいとユーザ機器が決定した場合、ユーザ機器が、競合リソース構成情報として第1候補リソースのリソース情報を決定すること、又は、
ユーザ機器が、競合リソース構成情報として、複数の候補リソース内の最小の負荷量を有する候補リソースのリソース情報を決定すること
をさらに含む。
任意で、ユーザ機器が複数の候補リソースの負荷量を測定することは、
ユーザ機器が競合リソース上で受信されるデータ量を測定すること、又は、
ユーザ機器が競合リソース上で受信される信号の強度を測定すること、又は、
ユーザ機器が競合リソース上で受信される信号の特定の強度についての持続時間を測定し、特定の信号強度は予め設定された強度閾値よりも高い信号強度を指すこと、又は、
ユーザ機器が競合リソース上で受信されるデータ伝送レートを測定すること、又は、ユーザ機器が競合リソース上で受信されるデータの特定の伝送レートについての持続時間を測定し、特定のデータ伝送レートは予め設定された伝送レート閾値よりも高いデータ伝送レートを指すこと
をさらに含む。
任意で、ユーザ機器が、競合リソース上で通信サービスデータを送信することは、
ユーザ機器が、競合リソースを決定したときに競合リソース上で通信サービスデータを送信すること、又は、
ユーザ機器が、競合リソースを決定した後にバックオフ期間を生成し、バックオフ期間が満了した後に通信サービスデータを送信すること、又は、
ユーザ機器が、競合リソースを決定した後に競合リソースがアイドルであるか否かを決定し、競合リソースがアイドルである場合に通信サービスデータを送信すること、又は、
ユーザ機器が、競合リソースを決定した後にバックオフ期間を生成し、バックオフ期間が満了した後に競合リソースがアイドルであるか否かを決定し、競合リソースがアイドルである場合に通信サービスデータを送信すること
をさらに含む。
任意で、競合リソース構成情報に従ってユーザ機器が、ユーザ機器に対して設定される競合リソースを決定することは、
ユーザ機器が、競合リソース構成情報に従って、ユーザ機器に対して設定される競合リソーススタイルを決定し、競合リソーススタイルは複数の競合リソースについての分配規則を含むことと、
ユーザ機器が、分配規則に従って複数の競合リソースを決定することと
をさらに含む。
任意で、競合リソーススタイルは、
複数の競合リソースのリソース開始位置及びリソース終了位置、又は、
複数の競合リソースの割当サイクル、並びに対応する割当サイクルにおける各競合リソースの少なくとも1つのリソース開始位置及び少なくとも1つのリソース終了位置、又は、
複数の競合リソースの割当サイクル、並びに対応する割当サイクルにおける各競合リソースのリソース開始位置及びリソースの長さ
のうちの少なくとも1つを含む。
任意で、ユーザ機器が、競合リソース上で通信サービスデータを送信することは、
ユーザ機器が、ユーザ機器と別のユーザ機器との間の無線インタフェースを用いることにより競合リソース上で通信サービスデータを別のユーザ機器に送信すること、又は、
ユーザ機器が、ユーザ機器とネットワークデバイスとの間の無線インタフェースを用いることにより競合リソース上で通信サービスデータをネットワークデバイスに送信することを含む。
先述の任意的な技術的解決手段の全ては、本発明の任意の実施形態を形成するためにランダムに組み合わされてよい。ここでは、詳細は繰り返し説明されない。
図2は、本発明の実施形態に係るリソース測定方法の概略フローチャートである。図2を参照すると、本発明の本実施形態はユーザ機器により実行され、方法は以下の段階を含む。
201、ユーザ機器は通信サービスデータを生成する。
202、ユーザ機器は、通信サービスデータを送信するために用いられる競合リソース構成情報を取得する。
203、ユーザ機器は、競合リソース構成情報に従って、ユーザ機器に対して設定される競合リソーススタイルを決定し、競合リソーススタイルは複数の競合リソースについての分配規則を含む。
204、ユーザ機器は、分配規則に従って複数の競合リソースを測定して測定結果を取得する。
205、ユーザ機器は、測定結果レポートをネットワークデバイスに送信するか否かを決定する。
206、ユーザ機器が測定結果レポートをネットワークデバイスに送信すると決定した場合、ユーザ機器は、測定結果を含む測定結果レポートをネットワークデバイスに送信する。
本発明の本実施形態において提供される方法によれば、ユーザ機器は、取得した競合リソース構成情報に従って、ユーザ機器に対して設定される競合リソーススタイルを決定し、競合リソーススタイルは複数の競合リソースについての分配規則を含む。ユーザ機器は、分配規則に従って、設定された複数の競合リソースを自動的に測定して測定結果を取得してよい、つまり、ユーザ機器は、毎回現在の競合リソースのみを測定する必要はない。ユーザ機器は、測定結果を含む測定結果レポートをネットワークデバイスに送信し、ネットワークデバイスは、各ユーザ機器により送信された測定結果レポートを受信してよく、測定結果レポートに従って各競合リソースの負荷量を決定できる。
任意で、競合リソーススタイルが複数の競合リソースのリソース開始位置及びリソース終了位置を含むとき、ユーザ機器は、リソース開始位置とリソース終了位置との間の競合リソースを測定して測定結果を取得し、又は、
競合リソーススタイルが複数の競合リソースの割当サイクル、並びに対応する割当サイクルにおける各競合リソースの少なくとも1つのリソース開始位置及び少なくとも1つのリソース終了位置を含むとき、割当サイクル毎に、ユーザ機器は、割当サイクルにおける少なくとも1つのリソース開始位置及び少なくとも1つのリソース終了位置に従って割当サイクルにおける複数の競合リソースを決定し、複数の競合リソースを測定して測定結果を取得する、又は、
競合リソーススタイルが複数の競合リソースの割当サイクル、並びに対応する割当サイクルにおける各競合リソースのリソース開始位置及びリソースの長さを含むとき、割当サイクル毎に、ユーザ機器が割当サイクルにおけるリソース開始位置及びリソースの長さに従って割当サイクルにおける競合リソースを決定し、競合リソースを測定して測定結果を取得する。
図3は、本発明の実施形態に係るデータ送信方法の概略フローチャートである。図3を参照すると、本発明の本実施形態はネットワークデバイスにより実行され、方法は以下の段階を含む。
301、ネットワークデバイスは、ユーザ機器のリソース要求を受信したときに、複数のリソースの負荷量に従ってユーザ機器に対する競合リソースを設定する。
302、ネットワークデバイスが競合リソースに従って構成応答メッセージをユーザ機器に送信し、その結果、ユーザ機器が、構成応答メッセージに従って競合リソース構成情報を取得し、競合リソース構成情報に従ってユーザ機器に対して設定される競合リソースを決定し、生成された通信サービスデータを競合リソース上で送信する。
本発明の本実施形態において提供される方法によれば、ネットワークデバイスが、ユーザ機器のリソース要求を受信したときに複数のリソースの負荷量に従ってユーザ機器に対する競合リソースを設定することで、ネットワークデバイスは、通信サービスを実行する複数のユーザ機器に対して競合リソースを柔軟に設定できる。全てのユーザ機器が同じリソースを同時に用いる状況と比較して、本発明の本実施形態では、競合リソースが通信サービスを実行する複数のユーザ機器に対してそれぞれ設定される。故に、同じ競合リソースを同時に用いるユーザ機器の数が低減され、複数のユーザ機器が通信サービスを実行するときに発生するコンフリクトにより引き起こされるネットワーク輻輳の問題が解消される。ユーザ機器が、構成される競合リソース上でデータを送信するとき、コンフリクトの確率が低減され、ネットワーク輻輳が緩和される。
任意で、ネットワークデバイスが、競合リソースに従って構成応答メッセージをユーザ機器に送信することは、
ネットワークデバイスが、構成応答メッセージをブロードキャストすることで、ユーザ機器が構成応答メッセージを受信すること、又は、
ネットワークデバイスが、ユニキャスト方式で構成応答メッセージをユーザ機器に送信すること
をさらに含む。
図4は、本発明の実施形態に係るデータ送信方法の概略フローチャートである。図4を参照すると、本発明の本実施形態はユーザ機器及びネットワークデバイスにより実行され、本発明の本実施形態は、ユーザ機器がリソース要求をネットワークデバイスに送信し、ネットワークデバイスがユーザ機器に対して競合リソースを設定する例を用いることにより説明される。方法は以下の段階を含む。
401、ユーザ機器は、通信サービスをアクティブ化し、通信サービスの通信サービスデータを取得する。
本発明の本実施形態では、ユーザ機器は、車両用デバイス、携帯電話、タブレットコンピュータ等であってよく、ネットワークデバイスは、基地局、サーバ、ルータ等であってよい。これは、本発明の本実施形態において限定されるものではない。通信サービスは、車両の安全性通信サービス、例えば、車両Aと車両Bとの間の通信を実行することについてのサービスであってよく、又は、音声会話サービス、例えば、携帯電話Cと携帯電話Dとの間の音声会話を実行することについてのサービスであってよい。本発明の本実施形態は、通信サービス上の制限を設定するものではない。対応して、通信サービスデータは、車両Aにより車両Bに送信される必要がある交通状況データ、携帯電話Cにより携帯電話Dに送信される必要がある音声データ等であってよい。本発明の本実施形態は、通信サービスデータ上の制限を設定するものではない。
本発明の本実施形態では、ユーザ機器は、ユーザが通信サービスをアクティブ化することを検出したときに通信サービスをアクティブ化してよく、又は、別のユーザ機器により送信されたデータを受信したときに通信サービスをアクティブ化してよい。代わりに、通信サービスは、ユーザ機器が、ネットワークデバイスの無線信号のカバレッジ内に入ったときに自動的にアクティブ化されてよく、又は、ユーザ機器は、通信サービスを自動的にアクティブ化してよく、例えば、車両通信環境において、ユーザ機器は、車両が動き始めた後に車両通信サービスを自動的にアクティブ化する。これは、本発明の本実施形態において限定されるものではない。
通信サービスを処理すべく、ユーザ機器は、通信サービスデータをネットワークデバイス又は別のユーザ機器に送信する必要が生じることがある。この場合、ユーザ機器は、利用可能なリソースを決定することをまず必要とし、そして、リソース上でデータを送信する。
402、ユーザ機器は、競合リソース構成情報を取得するために用いられるリソース要求を開始するか否かを決定する。
本発明の本実施形態では、競合リソース構成情報は、競合リソースを決定するために用いられる。ユーザ機器は、ユーザ機器に予め構成されているリソース構成情報に従って競合リソース構成情報を取得してよく、又は、競合リソース構成情報を取得するために用いられるリソース要求をネットワークデバイスに送信し、ネットワークデバイスにより送信された構成応答メッセージを取得し、構成応答メッセージに従って競合リソース構成情報を決定してよい。
リソース構成情報は、ユーザ機器に予め設定されていてよく、又は、ネットワークデバイスによりユーザ機器に送信されてよい。例えば、リソース構成情報は、工場から配送される前にユーザ機器に設定されている。代わりに、ネットワークデバイスは、ユニキャスト方式でリソース構成情報をユーザ機器に送信し、ユーザ機器はリソース構成情報を受信する。代わりに、ネットワークデバイスは、リソース構成情報をブロードキャストし、ユーザ機器は、ネットワークデバイスによりブロードキャストされたリソース構成情報を受信する。専用シグナリングがブロードキャスト方式で各ユーザ機器に送信されてよく、これにより、専用シグナリングのオーバヘッドが低減される。さらに、ネットワークデバイスにより送信されたリソース構成情報を受信したとき、ユーザ機器はリソース構成情報を格納する。この場合、ユーザ機器は、構成情報受信メッセージをネットワークデバイスに送信して、ユーザ機器がリソース構成情報を受信したことをネットワークデバイスに通知してよい。
さらに、リソース構成情報は、情報の複数の要素、例えば、各競合リソースについての構成情報と、各競合リソースについてのものであり、かつ、測定される必要がある負荷量とを含む。情報の各要素は、ユーザ機器に予め設定されていてよく、又は、ネットワークデバイスによりユーザ機器に送信されてよい。リソース構成情報における情報の異なる要素は異なる設定方式を有してよい。これは、本発明の本実施形態において限定されるものではない。
具体的には、段階402は、以下の段階(1)から()のうちのいずれか1つを含んでよい。
(1)ユーザ機器は、リソース要求インジケーションに従ってリソース要求を開始すると決定し、ここで、リソース要求インジケーションは、ユーザ機器に予め構成されている、又は、ネットワークデバイスによりユーザ機器に予め送信されている。リソース要求インジケーションは、リソース構成情報における特定のデータ又は別のタイプの識別子であってよく、リソース要求インジケーションは、ユーザ機器に予め構成されていてよい、又は、ネットワークデバイスによりユーザ機器に予め送信されていてよい。これは、本発明の本実施形態において限定されるものではない。ユーザ機器のリソース構成情報がリソース要求インジケーションを含むとき、それは、ユーザ機器がリソース要求を開始する必要があることを示す。
(2)ユーザ機器は、通信サービスのタイプに従って、リソース要求を開始するか否かを決定する。
リソース要求が開始される必要がある通信サービスのタイプは、リソース構成情報においてさらに特定され得る。通信サービスのタイプがリソース構成情報において特定されるタイプに属するとき、ユーザ機器は、リソース要求を開始すると決定する。特定のタイプが例として用いられる。リソース構成情報が特定のタイプを含むとき、それは、アクティブ化される通信サービスが特定のタイプに属するときに、リソース要求が開始されることを示す。ユーザ機器は、通信サービスが特定のタイプに属するか否かを決定する。通信サービスが特定のタイプに属するとき、ユーザ機器は、リソース要求を開始すると決定する。
(3)ユーザ機器が現在ネットワークデバイスの無線信号のカバレッジ内にあることが検出されたとき、ユーザ機器はリソース要求を開始すると決定する。さらに、ユーザ機器が現在ネットワークデバイスの無線信号のカバレッジ内にあり、かつ、ネットワークデバイスがユーザ機器に対して競合リソースを設定できることが検出されたとき、ユーザ機器は、ネットワークデバイスへのリソース要求を開始すると決定する。
(4)ユーザ機器は現在の競合リソースの負荷量を測定し、負荷量が第1の予め設定された負荷閾値より大きいとき、ユーザ機器は、リソース要求を開始すると決定する。
負荷量は、現在の競合リソース上のデータ量、信号強度、データ伝送レート等であってよく、測定される必要のある負荷パラメータに従って決定されてよく、リソース構成情報に含まれる。これは、本発明の本実施形態において限定されるものではない。
ユーザ機器は現在の競合リソースの負荷量を測定してよい。負荷量が第1の予め設定された負荷閾値より大きいことが決定されたとき、ユーザ機器は、現在の競合リソースがビジー状態にあるかを判断し、リソース要求を開始すると決定してよく、それにより、競合リソース構成情報を決定し、競合リソース構成情報に従って、現在の競合リソースとは異なる別の競合リソースを決定する。
403、ユーザ機器は、リソース要求を開始すると決定したときにリソース要求をネットワークデバイスに送信する。リソース要求は、ユーザ機器に対して競合リソースを設定することをネットワークデバイスに要求することに用いられる。
本発明の本実施形態において、リソース要求は、1つのメッセージであってよい、又は、複数のメッセージであってよい。これは、本発明の本実施形態において限定されるものではない。リソース要求は、ユーザ機器の識別子、競合リソースを要求するための理由、サービスタイプ、ユーザ機器タイプ、プロトコルタイプ、又はプロトコルバージョンのうちの少なくとも1つを含んでよい。ユーザ機器の識別子は、ユーザ機器を一意に決定することに用いられ、ユーザ機器の機器番号、ユーザシリアル番号、ユーザアカウント等であってよい。競合リソースを要求する理由は、車両通信、安全性通信、車両間通信等であってよい。サービスタイプは、通信サービスのタイプを指し、車両の安全性サービス、音声変換サービス、車両間通信サービス等であってよい。ユーザ機器タイプは、ユーザ機器のタイプを指し、歩行者、車両、救急車等であってよい。プロトコルタイプは、リソース要求により用いられるプロトコルのタイプを指し、ヨーロッパの規格又はアメリカの規格であってよい。プロトコルバージョンは、プロトコルのバージョン、例えば、プロトコルのバージョン1.2、バージョン1.3等を指す。もちろん、リソース要求は他の情報をさらに含んでもよい。これは、本発明の本実施形態において限定されるものではない。
ネットワークデバイスとやり取りする前に、ユーザ機器は、ランダム・アクセス・プロセスを開始してネットワークデバイスにアクセスする必要があり、それにより、ユーザ機器は、ランダム・アクセス・プロセス中又はランダム・アクセス・プロセス後にリソース要求をネットワークデバイスに送信できる。具体的には、ユーザ機器は、リソース要求を開始すると決定した後に、ランダム・アクセス・プロセスを開始してよい。ランダム・アクセス・プロセスにおいて、ユーザ機器は、ユーザ機器に対してネットワークデバイスにより設定された伝送リソースを決定し、伝送リソース上でリソース要求をネットワークデバイスに送信する。代わりに、ユーザ機器はランダム・アクセス・プロセスを開始する。ランダム・アクセス・プロセスの後に、ユーザ機器は、ユーザ機器に対してネットワークデバイスにより設定された伝送リソースを決定する。リソース要求を開始することが決定された場合、ユーザ機器は、伝送リソース上でリソース要求をネットワークデバイスに送信する。
ユーザ機器がリソース要求を開始すると決定する例を用いることにより本発明の本実施形態が説明されることに留意すべきである。実際には、ユーザ機器はリソース要求を開始しないと決定してもよい。この場合、ユーザ機器は、競合リソース構成情報を直接取得し、競合リソースを決定してよい。特定の処理が以下の実施形態において詳細に説明され、ここでは詳細は説明されない。
404、ネットワークデバイスは、リソース要求を受信したときに複数のリソースの負荷量に従ってユーザ機器に対する競合リソースを設定する。
本発明の本実施形態では、ネットワークデバイスは、複数のリソースの負荷量を取得し、複数のリソースの負荷量に従ってユーザ機器に対する競合リソースを設定してよい。ネットワークデバイスは、複数のリソースの負荷量に従って各ユーザ機器に対する競合リソースを設定することで、リソース構成のために消費される時間が低減され、ユーザ機器間のコンフリクトの確率が低減される。
任意で、ネットワークデバイスは、現在アイドルのリソースを決定し、ユーザ機器の競合リソースとして、ユーザ機器に対して現在アイドルのリソースを設定する。代わりに、ネットワークデバイスは、各リソースの負荷量を測定し、ユーザ機器の競合リソースとして、ユーザ機器に対して最小の負荷量を有するリソースを設定する。代わりに、ネットワークデバイスは、各リソースの負荷量を測定し、ユーザ機器の競合リソースとして、ユーザ機器に対して最小の負荷量を有する予め設定された数のリソースを設定する。
本発明の本実施形態では、ネットワークデバイスは、リソースを複数のリソースユニットに分割してよい。複数のリソースユニットは、フレーム単位で分割されてよい、つまり、1つのフレームが1つのリソースユニットとして用いられる、又は、サブフレーム単位で分割されてよい、つまり、1つのサブフレームが1つのリソースユニットとして用いられる。これは、本発明の本実施形態において限定されるものではない。ネットワークデバイスは、1つのリソースユニット又は複数のリソースユニットをユーザ機器に割り当ててよい。さらに、ネットワークデバイスは競合リソースを周期的に割り当ててよい。各サイクルにおいて、ネットワークデバイスは、ユーザ機器に対して、連続的な競合リソースを割り当ててよい、又は、非連続的な競合リソースを割り当ててよい。これは、本発明の本実施形態において限定されるものではない。
さらに、競合リソースは、無線フレーム構造に従って決定された時間−周波数リソースを含んでよく、時間−周波数リソースは、時間領域次元及び周波数領域次元を含む。例えば、時間次元は、無線フレーム番号又はサブフレーム番号に従って決定され、周波数次元は、物理リソースブロックインデックスに従って決定され、最後に、無線フレーム内の時間−周波数リソース又はサブフレーム内の時間−周波数リソースが決定される。
405、ネットワークデバイスは、競合リソースに従って構成応答メッセージをユーザ機器に送信する。
ユーザ機器に対して設定される必要がある競合リソースを決定した後、ネットワークデバイスは、競合リソースに従って構成応答メッセージをユーザ機器に送信する。ネットワークデバイスは、ユニキャスト方式で構成応答メッセージをユーザ機器に送信してよい、又は、構成応答メッセージをブロードキャストしてよく、ユーザ機器がブロードキャストされた構成応答メッセージを受信する。ユーザ機器は、構成応答メッセージに従って、ユーザ機器に対してネットワークデバイスにより設定されたリソースを決定してよい。
さらに、ネットワークデバイスがユーザ機器に対して複数の競合リソースを設定するとき、構成応答メッセージは競合リソーススタイルを含んでよく、競合リソーススタイルは複数の競合リソースの分配規則を含む。ユーザ機器は、分配規則に従って複数の競合リソースを決定してよい。
ネットワークデバイスがユーザ機器に対して連続的な競合リソースを設定するとき、競合リソーススタイルはリソース開始位置及びリソース終了位置を含んでよい。リソース開始位置は、構成される競合リソースの開始位置を表すことに用いられ、競合リソース終了位置は、競合リソースの終了位置を表すことに用いられ、リソース開始位置とリソース終了位置との間のリソースは、ネットワークデバイスにより設定される競合リソースである。代わりに、競合リソーススタイルはリソース開始位置及びリソースの長さを含んでよい。リソースの長さは、構成される競合リソースの長さを表すことに用いられ、リソース開始位置から開始し、リソースの長さに対応するリソースは、ネットワークデバイスにより設定される競合リソースである。
ネットワークデバイスが各サイクルにおいてユーザ機器に対する連続的な競合リソースを設定するとき、競合リソーススタイルは、複数の競合リソースの割当サイクル、並びに対応する割当サイクルにおける各競合リソースの少なくとも1つのリソース開始位置及び少なくとも1つのリソース終了位置を含んでよい。割当サイクル毎に、割当サイクルにおける各リソース開始位置及び対応するリソース終了位置の間のリソースは、割当サイクルにおいてネットワークデバイスにより設定される競合リソースである。
各サイクルにおける全てのリソースがユーザ機器に割り当てられるとき、構成応答メッセージは、割当サイクルのみを含んでよく、割当サイクルは、連続的な競合リソースのサイクルを表すことに用いられる。各サイクルにおける全てのリソースがユーザ機器に割り当てられているわけではないとき、構成応答メッセージは、割当サイクル、リソース開始位置、及びリソース終了位置を含んでよい。これは、本発明の本実施形態において限定されるものではない。
図5Aを参照すると、競合リソースのサイクルは4つのリソースユニットである。各サイクルにおいて、競合リソースの開始位置は第2リソースユニットAであり、終了位置は第3リソースユニットBである。
ネットワークデバイスが、各サイクルにおいて、非連続的な競合リソースをユーザ機器に割り当てるとき、構成応答メッセージは、複数の競合リソースの割当サイクル、無線サブフレーム位置、又は無線リソースブロック位置のうちの少なくとも1つを含んでよい。無線サブフレーム位置は、ユーザ機器に対して設定される無線サブフレームの位置を表すことに用いられ、無線サブフレームの番号等であってよい。無線リソースブロック位置は、ユーザ機器に対して設定される無線リソースブロックの位置を表すことに用いられ、無線リソースブロックの番号等であってよい。ネットワークデバイスが無線サブフレーム単位でリソースを設定するとき、競合リソーススタイルは割当サイクル及び無線サブフレーム位置を含んでよい。ネットワークデバイスが無線リソースブロック単位でリソースを設定するとき、競合リソーススタイルは割当サイクル、無線サブフレーム位置、及び無線リソースブロック位置を含んでよい。これは、本発明の本実施形態において限定されるものではない。
図5Bを参照すると、ネットワークデバイスは無線サブフレーム単位でリソースを設定する。競合リソースの割当サイクルは4サブフレームであり、各サイクルにおける競合リソースの位置は、それぞれ2及び3である、つまり、サイクルにおいてユーザ機器に対して設定される競合リソースは、無線サブフレームA及び無線サブフレームBである。
本発明の本実施形態では、ネットワークデバイスは、セミスタティックな割当方式で競合リソーススタイルをユーザ機器に割り当ててよい。ユーザ機器が通信サービスデータを送信する必要があるとき、ネットワークデバイスは、ユーザ機器に対して利用可能な競合リソーススタイルを設定する。競合リソーススタイルはセミスタティックな競合リソースを含む。ユーザ機器は、競合リソーススタイルに従って、ユーザ機器に対して設定される複数の競合リソースを決定してよく、それにより、ネットワークデバイスは、ユーザ機器が通信サービスデータを生成する度にユーザ機器に競合リソースを割り当てる必要はなく、リソース割当の遅延が低減され、かつ、ユーザ機器によりリソースを取得するためのシグナリングオーバヘッドが低減される。
406、ユーザ機器は、構成応答メッセージを受信したときに構成応答メッセージに従って競合リソース構成情報を取得し、競合リソース構成情報に従って、ユーザ機器に対して設定される競合リソースを決定する。
構成応答メッセージが競合リソースの割当サイクル、及び各サイクルにおける競合リソースの開始位置及び持続時間を含むとき、ユーザ機器は、式、W1=N_frame mod T+offset、W2=N_frame mod T+offset+Dを用いることによる計算によって競合リソースの開始位置及び終了位置を取得してよく、それにより、対応する競合リソースを決定し、ここで、W1は競合リソースの開始位置を表すことに用いられ、W2は競合リソースの終了位置を表すことに用いられ、N_frameは現在のリソースユニットのシリアル番号を表し、Tは割当サイクルを表すことに用いられ、offsetは各サイクルにおける競合リソースの開始位置を表すことに用いられ、Dは各サイクルにおける競合リソースの持続時間を表すことに用いられる。
現在のリソースユニット毎に、ユーザ機器は、先述の式を用いることにより現在のリソースユニットのシリアル番号に従って、現在のリソースユニットが配置されるサイクルにおける競合リソースを発見してよく、現在のサイクル及びサイクルにおける競合リソースに従って各サイクルにおける競合リソースを発見してよく、それにより、全ての競合リソースを決定する。
実際の適用では、構成応答メッセージが複数の競合リソースのリソース情報を含むとき、ユーザ機器は、競合リソース構成情報として、構成応答メッセージ内のリソース情報を直接用いてよい、又は、複数の競合リソースをスクリーニングし、競合リソース構成情報として、いくつかの競合リソースのリソース情報を取り出してよい。これは、本発明の本実施形態において限定されるものではない。
407、ユーザ機器は、競合リソース上で通信サービスデータを送信する。
本発明の本実施形態では、ユーザ機器は、通信サービスデータを別のユーザ機器に送信してよい、又は、通信サービスデータをネットワークデバイスに送信してよい。故に、段階407は、ユーザ機器が、ユーザ機器と別のユーザ機器との間の無線インタフェースを用いることにより競合リソース上で通信サービスデータを別のユーザ機器に送信すること、又は、ユーザ機器が、ユーザ機器とネットワークデバイスとの間の無線インタフェースを用いることにより競合リソース上で通信サービスデータをネットワークデバイスに送信することを含んでよい。これは、本発明の本実施形態において限定されるものではない。
本発明の本実施形態では、競合リソーススタイルは複数の競合リソースを含み、複数の競合リソースは異なる開始位置及び異なる終了位置を有する、つまり、複数の競合リソースは異なる期間にある。現在の時間が競合リソースの開始位置に到達したとき、つまり、競合リソースが「現われ」たとき、ユーザ機器は競合リソース上で通信サービスデータを送信してよい。
具体的には、段階407は、以下のいずれか1つを含んでよい。
(1)ユーザ機器は、競合リソースを決定したときに競合リソース上で通信サービスデータを送信する。競合リソースを決定したとき、ユーザ機器は、競合リソースが「現われる」のを待つ。競合リソースが「現われた」とき、ユーザ機器は、競合リソース上で通信サービスデータを直ちに送信してよい。
(2)ユーザ機器は、競合リソースを決定した後にバックオフ期間を生成し、バックオフ期間が満了した後に通信サービスデータを送信する。競合リソースを決定したとき、ユーザ機器は競合リソースが「現われる」のを待つ。競合リソースが「現われた」とき、ユーザ機器は、直ちに通信サービスデータを送信しなくてよいが、バックオフ期間を生成してよく、バックオフ期間が競合リソースの開始位置で満了した後に通信サービスデータを送信する。
(3)ユーザ機器は、競合リソースを決定した後、競合リソースがアイドルであるか否かを決定し、競合リソースがアイドルである場合、通信サービスデータを送信する。
競合リソースを決定したとき、ユーザ機器は、競合リソースが「現われる」のを待つ。競合リソースが「現われた」とき、ユーザ機器は、競合リソースがアイドルであるか否かをまず決定してよい。競合リソースがアイドルであるとき、ユーザ機器は、競合リソース上で通信サービスデータを送信する。
具体的には、競合リソースを決定したとき、ユーザ機器は、リスニングメカニズムを呼び出して、競合リソースをリッスンしてよい。競合リソースが「現われた」とき、ユーザ機器は、競合リソースがアイドルであるか否かを決定する。競合リソースがアイドルであると決定したとき、ユーザ機器は、競合リソース上で通信サービスデータを送信してよい。代わりに、競合リソースがアイドルである持続時間が予め設定された持続時間を超えたと決定したとき、ユーザ機器は、競合リソース上で通信サービスデータを送信してよい。予め設定された持続時間は、データを送信するためにユーザ機器により消費される時間を計算することにより決定されてよい。これは、本発明の本実施形態において限定されるものではない。
さらに、競合リソースがビジーであるとき、ユーザ機器は、バックオフ期間をランダムに生成し、バックオフ期間が競合リソースの開始位置で満了した後に通信サービスデータを送信してよい。
さらに、コンフリクトを回避すべく、ユーザ機器はバックオフタイマを搭載してよい。競合リソースがアイドルであると決定したとき、ユーザ機器は、バックオフタイムの値をランダムに生成し、バックオフタイムの値をバックオフタイマに格納する。ユーザ機器は各タイムスロットにおいて競合リソースの状態をリッスンする。競合リソースがアイドルであるとき、バックオフタイマ内のタイム値が1ずつ減少される。競合リソースがビジーであるとき、バックオフタイマは停止され、競合リソースがアイドルであることをユーザ機器がリスニングによって検出するまでバックオフ処理は遅延させられ、その後、バックオフタイマは再アクティブ化され、バックオフ処理が継続する。バックオフタイマのタイム値が0に減少されたとき、ユーザ機器は、競合リソース上で通信サービスデータを送信できる。
複数のユーザ機器が、決定された競合リソースに対して競合するとき、各ユーザ機器がランダムタイム値のバックオフ処理の後にのみデータを送信することで、コンフリクトの確率が大幅に低減される。さらに、バックオフタイマが停止されているユーザ機器は、次回の競合において新たなランダムタイム値を再生成する必要がなくてもよく、バックオフタイマを再アクティブ化してタイム値を減少し続けるだけでよい。比較的長い時間待つユーザ機器は、比較的短い時間待つユーザ機器がデータを送信する前に、データを送信し、競合リソースに対して競合するユーザ機器間の公平性が維持される。
(4)ユーザ機器は、競合リソースを決定した後にバックオフ期間を生成し、バックオフ期間が満了した後、競合リソースがアイドルか否かを決定し、競合リソースがアイドルである場合、通信サービスデータを送信する。
先述のバックオフ期間を生成することは、バックオフ期間をランダムに生成することであってよい、若しくは、サービスの遅延情報又はネットワークの輻輳情報に従ってバックオフ期間を生成することであってよい。例えば、ネットワーク輻輳により示されるバックオフ期間が50msである場合、0から50msの間のバックオフ期間、例えば、30ms、がランダムに生成されてよく、つまり、30msがバックオフ期間として用いられる。
競合リソースを決定したとき、ユーザ機器は、競合リソースが「現われる」のを待つ。競合リソースが「現われた」とき、ユーザ機器はバックオフ期間をランダムに生成してよい。バックオフ期間が競合リソースの開始位置で満了した後、ユーザ機器は、競合リソースがアイドルであるか否かを決定し、競合リソースがアイドルである場合、通信サービスデータを送信する。
本発明の本実施形態では、競合リソースがアイドルであると決定したときにユーザ機器がデータを送信する例が用いられる。しかしながら、実際の適用では、競合リソースは、常にビジー状態にある可能性があり、ユーザ機器が競合リソースを取得できず、かつ、データを送信できない。ユーザ機器が過度に長い時間待つとき、データ無効化が容易に引き起こされる。特に、車両通信のようなサービスにとって、送信されるデータが交通状況情報又は車両の安全性情報のような緊急情報を含むとき、データは送信遅延に対して高い要求を有する。一旦データ送信が遅れると、データ無効化だけでなく車両の安全性の問題も引き起こされる可能性があり、結果として、ユーザの個人的安全性が影響を受ける。
データ送信遅延を回避すべく、競合リソースがビジーであると決定したとき、ユーザ機器は、リソース要求をネットワークデバイスに送信してユーザ機器に対する競合リソースを再度割り当てることをネットワークデバイスに要求する。リソース要求を受信したとき、ネットワークデバイスは、現在の複数のリソースの負荷量に従ってユーザ機器に対して競合リソースを再設定し、再設定された競合リソースに従って別の構成応答メッセージをユーザ機器に送信する。構成応答メッセージを受信したとき、ユーザ機器は、構成応答メッセージに従って、現時点でユーザ機器に対して設定される競合リソースを決定し、現時点で設定される競合リソース上で段階407を再び実行して通信サービスデータを送信する。
競合リソースがビジーであるか否かを決定すべく、方法は、以下の段階(1)から(3)のうちの少なくとも1つをさらに含んでよい。
(1)ユーザ機器は、第1の予め設定された持続時間に競合リソース上で受信されるデータ量を測定し、データ量がデータ量閾値を超えたとき、ユーザ機器は、競合リソースがビジーであると決定する。
競合リソース構成情報は、第1の予め設定された持続時間及びデータ量閾値をさらに含んでよい。ユーザ機器は、第1の予め設定された持続時間に競合リソース上で受信されるデータ量を測定してよい。データ量がデータ量閾値を超えたとき、それは、競合リソースの負荷が高いことを示し、ユーザ機器は、競合リソースがビジーであると決定する。
(2)ユーザ機器は、競合リソース上で受信される無線信号の強度を測定し、無線信号強度が予め設定された強度閾値を超えたとき、ユーザ機器は、競合リソースがビジーであると決定する。代わりに、ユーザ機器は、競合リソース上で受信される無線信号の強度を測定し、無線信号強度が予め設定された強度閾値を超える持続時間が第2の予め設定された持続時間に達したとき、ユーザ機器は、競合リソースがビジーであると決定する。つまり、ユーザ機器は、競合リソース上で受信される信号の特定の強度についての持続時間を測定し、特定の信号強度が予め設定された強度閾値よりも高い信号強度を指し、持続時間が第2の予め設定された持続時間に達したとき、ユーザ機器は、競合リソースがビジーであると決定する。
競合リソース構成情報は、予め設定された強度閾値をさらに含んでよい。ユーザ機器は、競合リソース上の無線信号強度を測定してよく、無線信号強度が予め設定された強度閾値を超えたとき、それは、別のユーザ機器が競合リソースを占有していることを示す。ユーザ機器がデータを送信する場合、信号干渉が生じる可能性がある。故に、ユーザ機器は、競合リソースがビジーであると決定してよい。
無線信号強度が予め設定された強度閾値を超えると決定したとき、ユーザ機器は、無線信号強度が予め設定された強度閾値を超える持続時間をさらに検出してよい。持続時間が第2の予め設定された持続時間に達したとき、それは、別のユーザ機器が第2の予め設定された持続時間において競合リソースを占有していることを示す。故に、ユーザ機器は、競合リソースがビジーであると決定する。
(3)ユーザ機器は、競合リソース上にあるデータ伝送レートを測定し、データ伝送レートがレート閾値を超えたとき、ユーザ機器は、競合リソースがビジーであると決定する。代わりに、ユーザ機器は、競合リソース上にあるデータ伝送レートを測定し、データ伝送レートがレート閾値を超える持続時間が第3の予め設定された持続時間に達したとき、ユーザ機器は、競合リソースがビジーであると決定する。つまり、ユーザ機器は、競合リソース上で受信されるデータの特定の伝送レートについての持続時間を測定し、ここで、特定の伝送レートは、予め設定された伝送レート閾値よりも高いデータ伝送レートを指し、持続時間が第3の予め設定された持続時間に達したとき、ユーザ機器は、競合リソースがビジーであると決定する。
競合リソース構成情報は、レート閾値をさらに含んでよい。ユーザ機器は競合リソース上にあるデータ伝送レートを測定してよい。データ伝送レートがレート閾値を超えたとき、それは、競合リソースの負荷が高いことを示し、ユーザ機器は、競合リソースがビジーであると決定してよい。
データ伝送レートがレート閾値を超えると決定したとき、ユーザ機器は、データ伝送レートがレート閾値を超える持続時間をさらに検出してよく、持続時間が第3の予め設定された持続時間に達したとき、それは、第3の予め設定された持続時間における競合リソースの負荷が高いことを示し、ユーザ機器は、競合リソースがビジーであると決定する。
本発明の本実施形態では、データ量測定、無線信号強度測定、及びデータ伝送レート測定は、単に説明のための例として用いられているに過ぎない。実際には、ユーザ機器は、別の負荷パラメータをさらに測定して、競合リソースがビジーであるかを決定してよい。本発明の本実施形態は、ユーザ機器により測定される負荷パラメータに制限を設けるものではない。
さらに、ユーザ機器は、1サイクル内の競合リソースがビジーであるか否かのみを決定してよい、又は、複数のサイクル内の競合リソースについてのビジー状態を決定してよい。これは、本発明の本実施形態において限定されるものではない。競合リソースの状態をより正確に推定すべく、ユーザ機器は、前に測定された負荷パラメータを考慮してよく、式、L=(1−a)・Ln−1+a・Mを用いることによる推定によって現在の負荷パラメータを取得し、ここで、Lは、現在推定される負荷パラメータを表すことに用いられ、Ln−1は、前回推定された負荷パラメータを表すことに用いられ、Mは、現在測定される負荷パラメータを表すことに用いられ、aは、負荷推定係数を表すことに用いられる。
本発明の本実施形態では、ネットワークデバイスは、リソース構成センタとして用いられ、リソース構成を制御するように構成される。ネットワークデバイスは、現在の無線リソースの負荷量に従って競合リソースを各ユーザ機器に柔軟に割り当てることができ、それにより、同じ競合リソースを同時に用いるユーザ機器の数が低減される。ユーザ機器が競合リソースに基づいてデータを送信するとき、コンフリクトの確率が低減される。
本発明の本実施形態において提供される方法によれば、通信サービスデータを生成するとき、ユーザ機器は、通信サービスデータを送信するために用いられる競合リソース構成情報を取得し、競合リソース構成情報に従って、ユーザ機器に対して設定される競合リソースを決定し、競合リソース上で通信サービスデータを送信する。全てのユーザ機器が同じリソースを同時に用いる状況と比較して、本発明の本実施形態では、競合リソースが通信サービスを実行する複数のユーザ機器に対してそれぞれ柔軟に設定される。故に、同じ競合リソースを同時に用いるユーザ機器の数が低減され、複数のユーザ機器が通信サービスを実行するときに発生するコンフリクトにより引き起こされるネットワーク輻輳の問題が解消される。ユーザ機器が、設定された競合リソース上でデータを送信するとき、コンフリクトの確率が低減され、ネットワーク輻輳が緩和される。
図6は、本発明の実施形態に係るデータ送信方法の概略フローチャートである。図6を参照すると、本発明の本実施形態はユーザ機器により実行され、本発明の本実施形態は、ユーザ機器が競合リソースを決定する例を用いることにより説明される。方法は以下の段階を含む。
601、ユーザ機器は、通信サービスをアクティブ化し、通信サービスデータを取得する。
段階601は段階401と同様であり、ここでは詳細は説明されない。
602、ユーザ機器は競合リソース構成情報を取得する。
ユーザ機器がネットワークデバイスの無線信号のカバレッジ内にいないとき、又は、ユーザ機器がリソース要求を開始する必要がない場合、ユーザ機器は、競合リソースを決定してよい。
具体的には、段階602は、以下の段階602aから602dのうちのいずれか1つを含んでよい。
602a、ユーザ機器は、ユーザ機器に予め構成されているリソース構成情報から競合リソース構成情報を取得する。リソース構成情報は、競合リソースの開始位置及び持続時間を含んでよく、ユーザ機器は、開始位置及び持続時間に従って競合リソース構成情報を直接取得してよい。リソース構成情報が開始位置よりはむしろユーザ機器の識別子を含むとき、ユーザ機器は、ユーザ機器の識別子に従って開始位置を決定してよく、それにより、競合リソース構成情報を取得する。
具体的には、ユーザ機器は、ユーザ機器の識別子と各サイクル内のリソースユニットの数との間でモジュロ演算を実行してよく、競合リソースの開始位置として取得された剰余を用いる。
図7Aを参照すると、ユーザ機器の識別子は110であり、ユーザ機器は、サービス遅延要求に従って、競合リソースのサイクルが100msであり、100ms内に100個のサブフレームがあると決定する。ユーザ機器は、ユーザ機器の識別子と各サイクル内のサブフレームの数との間でモジュロ演算を実行し、取得された剰余は10である。故に、ユーザ機器は、サイクルにおける競合リソースの開始位置が10であると決定する。競合リソースの持続時間が25msであると仮定すると、競合リソースは、サイクルにおける10番目のサブフレームから開始して35番目のサブフレームにおいて終了することが決定され得る。
602b、ユーザ機器は、通信サービスのアクティブ化時間に従って競合リソース構成情報を取得する。具体的には、ユーザ機器は、競合リソースの開始位置として、通信サービスのアクティブ化時間を用いて、開始位置及びリソース構成情報内の持続時間に従って競合リソースを決定してよい。
602c、ユーザ機器は、ネットワークデバイスのブロードキャストメッセージを受信し、ブロードキャストメッセージから競合リソース構成情報を取得する。ネットワークデバイスは競合リソース構成情報をブロードキャストしてよく、ユーザ機器は、ネットワークデバイスによりブロードキャストされた競合リソース構成情報を受信してよい。
602d、ユーザ機器は、複数の候補リソースの負荷量を測定し、測定結果に従って競合リソース構成情報を取得する。
ユーザ機器は、複数の候補リソース内の任意の候補リソース上で通信サービスデータを送信してよい。しかしながら、コンフリクトを回避すべく、ユーザ機器は、複数の候補リソースの負荷量を測定してよい。負荷量は、候補リソースの輻輳状態を表し得る。ユーザ機器は、測定結果に従って競合リソース構成情報を取得してよく、それにより、通信サービスデータが送信されるべき競合リソースを決定する。つまり、段階602dは、以下の段階(1)、(2)、及び(3)のうちのいずれか1つを含んでよい。
(1)ユーザ機器は、複数の候補リソースの負荷量を測定する。
リソース構成情報は複数の候補リソースのリソース情報を含む。各候補リソースのリソース情報は、候補リソースの周波数領域リソースの長さ、候補リソースの周波数領域リソースの幅、候補リソースの無線リソースブロック位置、候補リソースの数情報、候補リソースのサイクル情報、候補リソースと別の候補リソースとの間の間隔、候補リソースの周波数チャネル番号情報、又は候補リソースの周波数帯域情報のうちの少なくとも1つを含む。これは、本発明の本実施形態において限定されるものではない。ユーザ機器は、複数の候補リソースのリソース情報に従って複数の候補リソースの位置を決定し、複数の候補リソースの負荷量を測定してよい。
(2)候補リソース毎に、ユーザ機器は、候補リソースの負荷量が第2の予め設定された負荷閾値より小さいか否かを決定し、候補リソースの負荷量が第2の予め設定された負荷閾値より小さいとき、候補リソースのリソース情報が競合リソース構成情報として決定される。
第1候補リソースは例として用いられる。ユーザ機器は、第2の予め設定された負荷閾値を設定し、第1候補リソースの負荷量が第2の予め設定された負荷閾値より小さいか否かを決定してよい。第1候補リソースの負荷量が第2の予め設定された負荷閾値より小さいと決定したとき、ユーザ機器は、競合リソース構成情報として、第1候補リソースのリソース情報を決定する。第1候補リソースの負荷量が第2の予め設定された負荷閾値より小さくないとき、ユーザ機器は、第1候補リソースのリソース情報を競合リソース構成情報として決定しない。
さらに、第1候補リソースの負荷量が第2の予め設定された負荷閾値より小さいと決定したとき、ユーザ機器は、第1候補リソースの負荷量が第2の予め設定された負荷閾値より小さい持続時間を取得してよい。持続時間が予め設定された持続時間に達したとき、第1候補リソースのリソース情報が競合リソース構成情報として決定される。
(3)ユーザ機器は、負荷量の昇順に複数の候補リソースを並べ替え、競合リソース構成情報として、複数の候補リソース内の最小の負荷量を有する候補リソースのリソース情報を決定する。代わりに、ユーザ機器は、競合リソース構成情報として、複数の候補リソース内の最小の負荷量を有する複数の候補リソースのリソース情報をさらに決定してよい。
図7Bを参照すると、ユーザ機器は、候補リソース1から4の負荷量を検出する。候補リソース2の負荷量が最小であると決定したとき、ユーザ機器は、競合リソース構成情報として、候補リソース2のリソース情報を決定する。代わりに、候補リソース2の負荷量及び候補リソース4の負荷量が候補リソース1の負荷量及び候補リソース3の負荷量よりも小さいと決定したとき、ユーザ機器は、競合リソース構成情報として、候補リソース2のリソース情報及び候補リソース4のリソース情報を決定する。
先述の段階602aから602dでは、たった4つの方式が説明のための例として用いられていることに留意すべきである。実際には、ユーザ機器は、別の方式で競合リソース構成情報をさらに取得してよい。例えば、ユーザ機器は、乱数を生成し、競合リソースの開始位置として乱数を用いてよい。乱数は、任意の値であってよい。これは、本発明の本実施形態において限定されるものではない。
603、ユーザ機器は、競合リソース構成情報に従って競合リソースを決定する。具体的には、ユーザ機器は、競合リソース構成情報を取得する。競合リソース構成情報は、競合リソースの開始位置及び持続時間を含み、ユーザ機器は、開始位置及び持続時間に従って競合リソースを決定してよい。代わりに、競合リソース構成情報が競合リソースの開始位置及び終了位置を含むとき、ユーザ機器は、開始位置及び終了位置に従って競合リソースを決定してよい。
604、ユーザ機器は、競合リソース上で通信サービスデータを送信する。
段階604は段階407と同様であり、ここでは詳細は説明されない。
本発明の本実施形態において提供される方法によれば、通信サービスデータを生成するとき、ユーザ機器は、通信サービスデータを送信するために用いられる競合リソース構成情報を取得し、競合リソース構成情報に従って、ユーザ機器に対して設定される競合リソースを決定し、競合リソース上で通信サービスデータを送信する。全てのユーザ機器が同じリソースを同時に用いる状況と比較して、本発明の本実施形態では、競合リソースが通信サービスを実行する複数のユーザ機器に対してそれぞれ柔軟に設定される。故に、同じ競合リソースを同時に用いるユーザ機器の数が低減され、複数のユーザ機器が通信サービスを実行するときに発生するコンフリクトにより引き起こされるネットワーク輻輳の問題が解消される。ユーザ機器が、設定された競合リソース上でデータを送信するとき、コンフリクトの確率が低減され、ネットワーク輻輳が緩和される。
図8は、本発明の実施形態に係るリソース測定方法の概略フローチャートである。図8を参照すると、本発明の本実施形態は、ユーザ機器及びネットワークデバイスにより実行され、方法は以下の段階を含む。
801、ユーザ機器は通信サービスデータを生成する。
802、ユーザ機器は、通信サービスデータを送信するために用いられる競合リソース構成情報を取得する。
803、ユーザ機器は、競合リソース構成情報に従って、ユーザ機器に対して設定される競合リソーススタイルを決定し、競合リソーススタイルは複数の競合リソースについての分配規則を含む。
競合リソース構成情報は競合リソーススタイルを含み、競合リソーススタイルは複数の競合リソースの分配規則を含む。分配規則は、複数の競合リソースが適合する規則性、例えば、競合リソースの割当サイクル、又は各競合リソースの開始位置及び終了位置を表してよい。ここでは詳細は説明されない。
804、ユーザ機器は、分配規則に従って複数の競合リソースを測定して測定結果を取得する。
競合リソーススタイルを取得したとき、ユーザ機器は、現在の競合リソースを決定し、現在の競合リソースを測定して現在の競合リソースの測定結果を取得できるだけでなく、分配規則に従って、現在の競合リソースの後であり、かつ、分配規則に適合する複数の競合リソースを決定することもできる。分配規則に適合する競合リソースが「現われた」とき、ユーザ機器は、分配規則に適合する競合リソースを測定して測定結果を取得する。
ユーザ機器は、競合リソーススタイルを前もって一度に取得し、競合リソーススタイルに従って、分配規則に適合する複数の競合リソースを測定してよい。故に、ユーザ機器は、各競合リソースについての構成情報を個々に取得する必要はない。
段階804は以下の段階(1)から(3)のうちのいずれか1つを具体的に含んでよい。
(1)競合リソーススタイルが複数の競合リソースのリソース開始位置及びリソース終了位置を含むとき、ユーザ機器は、リソース開始位置とリソース終了位置との間の競合リソースを測定して測定結果を取得する。
(2)競合リソーススタイルが複数の競合リソースの割当サイクル、並びに対応する割当サイクルにおける各競合リソースの少なくとも1つのリソース開始位置及び少なくとも1つのリソース終了位置を含むとき、割当サイクル毎に、ユーザ機器は、割当サイクルにおける少なくとも1つのリソース開始位置及び少なくとも1つのリソース終了位置に従って割当サイクルにおける複数の競合リソースを決定し、複数の競合リソースを測定して測定結果を取得する。
(3)競合リソーススタイルが複数の競合リソースの割当サイクル、並びに対応する割当サイクルにおける各競合リソースのリソース開始位置及びリソースの長さを含むとき、割当サイクル毎に、ユーザ機器は、割当サイクルにおけるリソース開始位置及びリソースの長さに従って割当サイクルにおける競合リソースを決定し、競合リソースを測定して測定結果を取得する。
さらに、競合リソースを測定したとき、ユーザ機器は、競合リソース上で受信されるデータ量、競合リソース上で受信される信号の強度、又は競合リソース上で受信されるデータ伝送レートのような負荷量を測定して測定結果を取得してよい。測定結果は、競合リソースの負荷量を表してよい。本発明の本実施形態は、測定された負荷量パラメータに制限を設けるものではない。
805、ユーザ機器は、測定結果レポートをネットワークデバイスに送信するか否かを決定する。ユーザ機器は、ユーザ機器に予め構成されている測定構成情報に従って、測定結果レポートをネットワークデバイスに送信するか否かを決定してよい。測定構成情報がレポートインジケーションを含むとき、それは、ユーザ機器が、競合リソースの測定結果を取得する度に、測定結果レポートをネットワークデバイスに送信する必要があることを示す。故に、測定結果を取得したとき、ユーザ機器は、測定結果を含む測定結果レポートをネットワークデバイスに送信する。代わりに、ユーザ機器は、通信サービスのタイプに従って、測定結果レポートをネットワークデバイスに送信するか否かをさらに決定してよい。測定結果レポートが送信される必要がある通信サービスのタイプは、測定構成情報において特定されてよく、ユーザ機器は、通信サービスのタイプが、測定結果レポートが送信される必要があり、かつ、測定構成情報において特定されるタイプであるか否かを決定してよい。通信サービスのタイプが、測定結果レポートが送信される必要があり、かつ、測定構成情報において特定されるタイプである場合、ユーザ機器は、測定結果を含む測定結果レポートをネットワークデバイスに送信する。
ユーザ機器は、ネットワークデバイスから取得した測定構成情報に従って、測定結果レポートをネットワークデバイスに送信するか否かを決定してよい。任意で、測定レポートの閾値が測定構成情報内に設定されており、かつ、競合リソースを測定することによりユーザ機器により取得される測定結果が測定レポートの閾値に達するとき、ユーザ機器は、測定結果を含む測定結果レポートを送信する。
代わりに、ユーザ機器は、別の方式で、測定結果レポートを送信するか否かを決定してよい。これは、本発明の本実施形態において限定されるものではない。
806、ユーザ機器が測定結果レポートをネットワークデバイスに送信すると決定した場合、ユーザ機器は、測定結果を含む測定結果レポートをネットワークデバイスに送信する。
807、ネットワークデバイスは各ユーザ機器により送信された測定結果レポートを受信し、複数の測定結果レポートに従って各リソースの負荷量を決定する。
本発明の本実施形態では、各ユーザ機器は、競合リソースを測定した後に測定結果レポートをネットワークデバイスに送信してよい。故に、ネットワークデバイスは、複数のリソースを測定することにより複数のユーザ機器により取得される測定結果レポートを受信してよく、複数の受信した測定結果レポートに従って各リソースの負荷量を決定してよい。ネットワークデバイスが任意のユーザ機器のリソース要求を受信したとき、ネットワークデバイスは各リソースの負荷量を学習しているので、ネットワークデバイスは、最小の負荷量又は比較的小さい負荷量を有するリソースを、リソース要求を送信するユーザ機器に対して設定でき、それにより、ユーザ機器が通信サービスデータを送信したときに発生するコンフリクトの確率を低減する。
本発明の本実施形態において提供される方法によれば、ユーザ機器は、取得した競合リソース構成情報に従って、ユーザ機器に対して設定される競合リソーススタイルを決定し、競合リソーススタイルは複数の競合リソースについての分配規則を含む。ユーザ機器は、分配規則に従って、設定された複数の競合リソースを自動的に測定して測定結果を取得してよい、つまり、ユーザ機器は、毎回現在の競合リソースのみを測定する必要はない。ユーザ機器は、測定結果を含む測定結果レポートをネットワークデバイスに送信し、ネットワークデバイスは、各ユーザ機器により送信された測定結果レポートを受信してよく、測定結果レポートに従って各競合リソースの負荷量を決定できる。故に、ネットワークデバイスが、各競合リソースの負荷量に従ってユーザ機器に対する競合リソースを続けて設定するとき、コンフリクトの確率が低減され得る。
図9は、本発明の実施形態に係るデータ送信装置の概略構造図である。図9を参照すると、装置は、
通信サービスデータを生成するように構成されるデータ取得モジュール901と、
データ取得モジュール901により生成された通信サービスデータを送信するために用いられる競合リソース構成情報を取得するように構成される構成情報取得モジュール902と、
構成情報取得モジュール902により取得された競合リソース構成情報に従って、ユーザ機器に対して設定される競合リソースを決定するように構成される競合リソース決定モジュール903と、
競合リソース決定モジュール903により決定された競合リソース上で、データ取得モジュール901により生成された通信サービスデータを送信するように構成される送信モジュール904と
を含む。
本発明の本実施形態において提供される装置は、通信サービスデータを生成するとき、通信サービスデータを送信するために用いられる競合リソース構成情報を取得し、競合リソース構成情報に従って、装置に対して設定される競合リソースを決定し、競合リソース上で通信サービスデータを送信する。全ての装置が同じリソースを同時に用いる状況と比較して、本発明の本実施形態では、競合リソースが通信サービスを実行する複数の装置に対してそれぞれ柔軟に設定される。故に、同じ競合リソースを同時に用いる装置の数が低減され、複数の装置が通信サービスを実行するときに発生するコンフリクトにより引き起こされるネットワーク輻輳の問題が解消される。装置が、構成される競合リソース上でデータを送信するとき、コンフリクトの確率が低減され、ネットワーク輻輳が緩和される。
任意で、構成情報取得モジュール902は、競合リソース構成情報を取得するために用いられるリソース要求を開始するか否かを決定し、リソース要求を開始することが決定された場合、リソース要求をネットワークデバイスに送信し、ネットワークデバイスにより送信された構成応答メッセージを受信し、構成応答メッセージに従って競合リソース構成情報を取得するように構成される。
任意で、構成情報取得モジュール902は、リソース要求インジケーションに従って、リソース要求を開始すると決定し、リソース要求インジケーションは、装置に予め構成されている、又は、ネットワークデバイスにより装置に予め送信されている、又は、通信サービスのタイプに従って、リソース要求を開始するか否かを決定する、又は、装置が現在ネットワークデバイスの無線信号のカバレッジ内にあることが検出されたとき、リソース要求を開始すると決定する、又は、現在の競合リソースの負荷量を測定し、負荷量が第1の予め設定された負荷閾値より大きいとき、リソース要求を開始すると決定するように具体的に構成される。
任意で、構成情報取得モジュール902は、予め構成されているリソース構成情報から競合リソース構成情報を取得する、又は、通信サービスのアクティブ化時間に従って競合リソース構成情報を取得する、又は、ネットワークデバイスのブロードキャストメッセージを受信してブロードキャストメッセージから競合リソース構成情報を取得する、又は、複数の候補リソースの負荷量を測定して、測定結果に従って競合リソース構成情報を取得するようにさらに構成される。
任意で、構成情報取得モジュール902は、複数の候補リソース内の第1候補リソースの負荷量が第2の予め設定された負荷閾値より小さいことが決定された場合、競合リソース構成情報として第1候補リソースのリソース情報を決定する、又は、競合リソース構成情報として、複数の候補リソース内で最小の負荷量を有する候補リソースのリソース情報を決定するようにさらに構成される。
任意で、構成情報取得モジュール902は、競合リソース上で受信されるデータ量を測定する、又は、競合リソース上で受信される信号の強度を測定する、又は、競合リソース上で受信される信号の特定の強度についての持続時間を測定し、特定の信号強度は予め設定された強度閾値よりも高い信号強度を指す、又は、競合リソース上で受信されるデータ伝送レートを測定する、又は、競合リソース上で受信されるデータの特定の伝送レートについての持続時間を測定し、特定のデータ伝送レートは予め設定された伝送レート閾値よりも高いデータ伝送レートを指す、ようにさらに構成される。
任意で、送信モジュール904は、競合リソース決定モジュール903が競合リソースを決定したときに競合リソース上で通信サービスデータを送信する、又は、競合リソース決定モジュール903が競合リソースを決定した後にバックオフ期間を生成し、バックオフ期間が満了した後に通信サービスデータを送信する、又は、競合リソース決定モジュール903が競合リソースを決定した後に競合リソースがアイドルであるか否かを決定し、競合リソースがアイドルである場合に通信サービスデータを送信する、又は、競合リソース決定モジュール903が競合リソースを決定した後にバックオフ期間を生成し、バックオフ期間が満了した後に競合リソースがアイドルであるか否かを決定し、競合リソースがアイドルである場合に通信サービスデータを送信する
ように構成される。
任意で、競合リソース決定モジュール903は、競合リソース構成情報に従って構成される競合リソーススタイルを決定し、競合リソーススタイルは複数の競合リソースについての分配規則を含み、分配規則に従って複数の競合リソースを決定するように構成される。
任意で、競合リソーススタイル、
複数の競合リソースのリソース開始位置及びリソース終了位置、又は、
複数の競合リソースの割当サイクル、並びに対応する割当サイクルにおける各競合リソースの少なくとも1つのリソース開始位置及び少なくとも1つのリソース終了位置、又は、
複数の競合リソースの割当サイクル、並びに対応する割当サイクルにおける各競合リソースのリソース開始位置及びリソースの長さ
のうちの少なくとも1つを含む。
任意で、送信モジュール904は、装置と別のユーザ機器との間の無線インタフェースを用いることにより競合リソース上で通信サービスデータを別のユーザ機器に送信する、又は、装置とネットワークデバイスとの間の無線インタフェースを用いることにより競合リソース上で通信サービスデータをネットワークデバイスに送信するように構成される。
先述の任意的な技術的解決手段の全ては、本発明の任意の実施形態を形成するためにランダムに組み合わされてよい。ここでは、詳細は繰り返し説明されない。
図10は、本発明の実施形態に係るリソース測定装置の概略構造図である。図10を参照すると、装置は、
通信サービスデータを生成するように構成されるデータ取得モジュール1001と、
データ取得モジュール1001により生成された通信サービスデータを送信するために用いられる競合リソース構成情報を取得するように構成される構成情報取得モジュール1002と、
構成情報取得モジュール1002により取得された競合リソース構成情報に従って構成される競合リソーススタイルを決定するように構成されるスタイル構成モジュール1003であって、競合リソーススタイルは複数の競合リソースについての分配規則を含む、スタイル構成モジュール1003と、
分配規則に従って、スタイル構成モジュール1003により決定された複数の競合リソースを測定して測定結果を取得するように構成される測定モジュール1004と、
測定結果レポートをネットワークデバイスに送信するか否かを決定し、測定結果レポートをネットワークデバイスに送信することが決定された場合、測定モジュール1004により取得された測定結果を含む測定結果レポートをネットワークデバイスに送信するように構成されるレポートモジュール1005と
を含む。
本発明の本実施形態において提供される装置は、取得した競合リソース構成情報に従って、装置に対して設定される競合リソーススタイルを決定し、競合リソーススタイルは複数の競合リソースについての分配規則を含み、装置は、分配規則に従って設定された複数の競合リソースを自動的に測定して測定結果を取得してよい、つまり、装置は、毎回現在の競合リソースのみを測定する必要はなく、装置は、測定結果を含む測定結果レポートをネットワークデバイスに送信し、ネットワークデバイスは、各装置により送信された測定結果レポートを受信してよく、測定結果レポートに従って各競合リソースの負荷量を決定できる。
任意で、測定モジュール1004は、競合リソーススタイルが複数の競合リソースのリソース開始位置及びリソース終了位置を含むとき、リソース開始位置とリソース終了位置との間の競合リソースを測定して測定結果を取得する、又は、競合リソーススタイルが複数の競合リソースの割当サイクル、並びに対応する割当サイクルにおける各競合リソースの少なくとも1つのリソース開始位置及び少なくとも1つのリソース終了位置を含むとき、割当サイクル毎に、割当サイクルにおける少なくとも1つのリソース開始位置及び少なくとも1つのリソース終了位置に従って割当サイクルにおける複数の競合リソースを決定し、複数の競合リソースを測定して測定結果を取得する、又は、競合リソーススタイルが複数の競合リソースの割当サイクル、並びに対応する割当サイクルにおける各競合リソースのリソース開始位置及びリソースの長さを含むとき、割当サイクル毎に、割当サイクルのリソース開始位置及びリソースの長さに従って割当サイクルにおける競合リソースを決定し、競合リソースを測定して測定結果を取得するように構成される。
図11は、本発明の実施形態に係るデータ送信装置の概略構造図である。図11を参照すると、装置は、
ネットワークデバイスがユーザ機器のリソース要求を受信したとき、複数のリソースの負荷量に従ってユーザ機器に対する競合リソースを設定するように構成されるリソース設定モジュール1101と、
リソース設定モジュール1101により設定された競合リソースに従って構成応答メッセージをユーザ機器に送信することで、ユーザ機器が、構成応答メッセージに従って競合リソース構成情報を取得し、競合リソース構成情報に従ってユーザ機器に対して設定される競合リソースを決定し、生成された通信サービスデータを競合リソース上で送信するように構成される構成メッセージ送信モジュール1102と
を含む。
本発明の本実施形態において提供される装置は、ユーザ機器のリソース要求を受信したときに複数のリソースの負荷量に従ってユーザ機器に対する競合リソースを設定することで、装置は、通信サービスを実行する複数のユーザ機器に対して競合リソースを柔軟に設定できる。全てのユーザ機器が同じリソースを同時に用いる状況と比較して、本発明の本実施形態では、競合リソースが通信サービスを実行する複数のユーザ機器に対してそれぞれ柔軟に設定される。故に、同じ競合リソースを同時に用いるユーザ機器の数が低減され、かつ、複数のユーザ機器が通信サービスを実行するときに発生するコンフリクトにより引き起こされるネットワーク輻輳の問題が解消される。ユーザ機器が、構成される競合リソース上でデータを送信するとき、コンフリクトの確率が低減され、ネットワーク輻輳が緩和される。
任意で、構成メッセージ送信モジュール1102は、構成応答メッセージをブロードキャストすることで、ユーザ機器が構成応答メッセージを受信する、又は、ユニキャスト方式で構成応答メッセージをユーザ機器に送信するように構成される。
図12は、本発明の実施形態に係るユーザ機器の概略構造図である。図12を参照すると、ユーザ機器は、受信機1201、送信機1202、メモリ1203、及びプロセッサ1204を含む。受信機1201及び送信機1202はプロセッサ1204に個別に接続され、メモリ1203はプログラムコードを格納し、プロセッサ1204は、プログラムコードを呼び出して、
通信サービスデータを生成する工程と、
通信サービスデータを送信するために用いられる競合リソース構成情報を取得する工程と、
競合リソース構成情報に従って、ユーザ機器に対して設定される競合リソースを決定する工程と、
競合リソース上で通信サービスデータを送信する工程と
を実行するように構成される。
任意で、プロセッサ1204は、プログラムコードを呼び出して、
競合リソース構成情報を取得するために用いられるリソース要求を開始するか否かを決定する工程と、
リソース要求を開始することが決定された場合、リソース要求をネットワークデバイスに送信する工程と、
ネットワークデバイスにより送信された構成応答メッセージを受信する工程と、
構成応答メッセージに従って競合リソース構成情報を取得する工程と
を実行するようにさらに構成される。
任意で、プロセッサ1204は、プログラムコードを呼び出して、
リソース要求インジケーションに従って、リソース要求を開始すると決定する工程であって、リソース要求インジケーションは、ユーザ機器に予め構成されている、又は、ネットワークデバイスによりユーザ機器に予め送信されている、工程、
通信サービスのタイプに従って、リソース要求を開始するか否かを決定する工程、又は、
ユーザ機器が現在ネットワークデバイスの無線信号のカバレッジ内にあることが検出されたとき、リソース要求を開始すると決定する工程、又は、
現在の競合リソースの負荷量を測定し、負荷量が第1の予め設定された負荷閾値より大きいとき、リソース要求を開始すると決定する工程
を実行するようにさらに構成される。
任意で、プロセッサ1204は、プログラムコードを呼び出して、
予め構成されているリソース構成情報から競合リソース構成情報を取得する工程、又は、
通信サービスのアクティブ化時間に従って競合リソース構成情報を取得する工程、又は、
ネットワークデバイスのブロードキャストメッセージを受信してブロードキャストメッセージから競合リソース構成情報を取得する工程、又は、
複数の候補リソースの負荷量を測定して、測定結果に従って競合リソース構成情報を取得する工程
を実行するようにさらに構成される。
任意で、プロセッサ1204は、プログラムコードを呼び出して、
複数の候補リソース内の第1候補リソースの負荷量が第2の予め設定された負荷閾値より小さいことが決定された場合、競合リソース構成情報として第1候補リソースのリソース情報を決定する工程、又は、
競合リソース構成情報として、複数の候補リソース内で最小の負荷量を有する候補リソースのリソース情報を決定する工程
を実行するようにさらに構成される。
任意で、プロセッサ1204は、プログラムコードを呼び出して、
競合リソース上で受信されるデータ量を測定する工程、又は、
競合リソース上で受信される信号の強度を測定する工程、又は、
競合リソース上で受信される信号の特定の強度についての持続時間を測定する工程であって、特定の信号強度は、予め設定された強度閾値よりも高い信号強度を指す、工程、又は、
競合リソース上で受信されるデータ伝送レートを測定する工程、又は、
競合リソース上で受信されるデータの特定の伝送レートについての持続時間を測定する工程であって、特定のデータ伝送レートは予め設定された伝送レート閾値よりも高いデータ伝送レートを指す、工程
を実行するようにさらに構成される。
任意で、プロセッサ1204は、プログラムコードを呼び出して、
競合リソースを決定したときに競合リソース上で通信サービスデータを送信する工程、又は、
競合リソースを決定した後にバックオフ期間をランダムに生成し、バックオフ期間が満了した後に通信サービスデータを送信する工程、又は、
競合リソースを決定した後に競合リソースがアイドルであるか否かを決定する工程、及び、競合リソースがアイドルである場合に通信サービスデータを送信する工程、又は、
競合リソースを決定した後にバックオフ期間をランダムに生成し、バックオフ期間が満了した後に競合リソースがアイドルであるか否かを決定し、競合リソースがアイドルである場合に通信サービスデータを送信する工程
を実行するようにさらに構成される。
任意で、プロセッサ1204は、プログラムコードを呼び出して、
競合リソース構成情報に従って構成される競合リソーススタイルを決定する工程であって、競合リソーススタイルは複数の競合リソースについての分配規則を含む、工程と、
分配規則に従って複数の競合リソースを決定する工程と
を実行するようにさらに構成される。
任意で、競合リソーススタイルは、
複数の競合リソースのリソース開始位置及びリソース終了位置、又は、
複数の競合リソースの割当サイクル、並びに対応する割当サイクルにおける各競合リソースの少なくとも1つのリソース開始位置及び少なくとも1つのリソース終了位置、又は、
複数の競合リソースの割当サイクル、並びに対応する割当サイクルにおける各競合リソースのリソース開始位置及びリソースの長さ
のうちの少なくとも1つを含む。
任意で、プロセッサ1204は、プログラムコードを呼び出して、
ユーザ機器と別のユーザ機器との間の無線インタフェースを用いることにより競合リソース上で通信サービスデータを別のユーザ機器に送信する工程、又は、
ユーザ機器とネットワークデバイスとの間の無線インタフェースを用いることにより競合リソース上で通信サービスデータをネットワークデバイスに送信する工程
を実行するようにさらに構成される。
先述の任意的な技術的解決手段の全ては、本発明の任意の実施形態を形成するためにランダムに組み合わされてよい。ここでは、詳細は繰り返し説明されない。
図13は、本発明の実施形態に係るユーザ機器の概略構造図である。図13を参照すると、ユーザ機器は、受信機1301、送信機1302、メモリ1303、及びプロセッサ1304を含む。受信機1301及び送信機1302はプロセッサ1304に個別に接続され、メモリ1303はプログラムコードを格納し、プロセッサ1304は、プログラムコードを呼び出して、
通信サービスデータを生成する工程と、
通信サービスデータを送信するために用いられる競合リソース構成情報を取得する工程と、
競合リソース構成情報に従って、ユーザ機器に対して設定される競合リソーススタイルを決定する工程であって、競合リソーススタイルは複数の競合リソースについての分配規則を含む、工程と、
分配規則に従って複数の競合リソースを測定して測定結果を取得する工程と、
測定結果レポートをネットワークデバイスに送信するか否かを決定する工程と、
測定結果レポートをネットワークデバイスに送信することが決定された場合、測定結果を含む測定結果レポートをネットワークデバイスに送信する工程と
を実行するように構成される。
任意で、プロセッサ1304は、プログラムコードを呼び出して、
競合リソーススタイルが複数の競合リソースのリソース開始位置及びリソース終了位置を含むとき、ユーザ機器が、リソース開始位置とリソース終了位置との間の競合リソースを測定して測定結果を取得する工程、又は、
競合リソーススタイルが複数の競合リソースの割当サイクル、並びに対応する割当サイクルにおける各競合リソースの少なくとも1つのリソース開始位置及び少なくとも1つのリソース終了位置を含むとき、割当サイクル毎に、ユーザ機器が、割当サイクルにおける少なくとも1つのリソース開始位置及び少なくとも1つのリソース終了位置に従って割当サイクルにおける複数の競合リソースを決定し、複数の競合リソースを測定して測定結果を取得する工程、又は、
競合リソーススタイルが複数の競合リソースの割当サイクル、並びに対応する割当サイクルにおける各競合リソースのリソース開始位置及びリソースの長さを含むとき、割当サイクル毎に、ユーザ機器が、割当サイクルにおけるリソース開始位置及びリソースの長さに従って割当サイクルにおける競合リソースを決定し、競合リソースを測定して測定結果を取得する工程
を実行するようにさらに構成される。
図14は、本発明の実施形態に係るネットワークデバイスの概略構造図である。図14を参照すると、ネットワークデバイスは、受信機1401、送信機1402、メモリ1403、及びプロセッサ1404を含み、受信機1401及び送信機1402は、プロセッサ1404に個別に接続される。もちろん、ネットワークデバイスは、アンテナ、ベースバンド処理コンポーネント、中間無線周波数処理コンポーネント、及び入力及び出力装置のような一般的なコンポーネントをさらに含んでよい。これは、本発明の本実施形態において限定されるものではない。
メモリ1403はプログラムコードを格納し、プロセッサ1404は、プログラムコードを呼び出して、
ユーザ機器のリソース要求を受信したとき、複数のリソースの負荷量に従ってユーザ機器に対する競合リソースを設定する工程と、
競合リソースに従って構成応答メッセージをユーザ機器に送信することで、ユーザ機器が、構成応答メッセージに従って競合リソース構成情報を取得し、競合リソース構成情報に従ってユーザ機器に対して設定される競合リソースを決定し、生成された通信サービスデータを競合リソース上で送信する工程と
を実行するように構成される。
任意で、プロセッサ1404は、プログラムコードを呼び出して、
構成応答メッセージをブロードキャストすることで、ユーザ機器が構成応答メッセージを受信する工程、又は
ユニキャスト方式で構成応答メッセージをユーザ機器に送信する工程
を実行するようにさらに構成される。
当業者は、実施形態の段階の全て又はいくつかがハードウェア又は関連するハードウェアに命令するプログラムにより実現され得ることが理解され得る。プログラムはコンピュータ可読記憶媒体に格納されてよい。記憶媒体は、リードオンリメモリ、磁気ディスク、又は光ディスクを含んでよい。先述の説明は、単に本発明の実施形態の例に過ぎず、本発明を制限することは意図されていない。本発明の主旨及び原則から逸脱することなく行われる任意の修正、同等の置換、及び改良が本発明の保護範囲に含まれるものである。

Claims (15)

  1. ユーザ機器により通信サービスデータを生成する段階と、
    前記ユーザ機器により、前記通信サービスデータを送信するために用いられる競合リソース構成情報を取得する段階であって、前記競合リソース構成情報は、競合リソーススタイル及び予め設定された強度閾値を含む、段階と
    前記競合リソーススタイルに従って前記ユーザ機器により、前記ユーザ機器に対して設定される競合リソースを決定する段階と
    前記ユーザ機器により、前記競合リソース上で受信される無線信号の強度を測定する段階と、
    前記ユーザ機器により、前記競合リソースが、前記予め設定された強度閾値及び前記無線信号の前記強度に従って利用可能か否かを決定する段階と、
    前記競合リソースが利用可能である場合、前記ユーザ機器により、前記競合リソース上で前記通信サービスデータを送信する段階と
    を備えるデータ送信方法。
  2. 前記競合リソーススタイルは、複数の競合リソースの分配規則を含み、前記競合リソーススタイルに従って前記ユーザ機器により、前記ユーザ機器に対して設定される競合リソースを決定する前記段階は
    前記ユーザ機器により、前記複数の競合リソースの前記分配規則に従って前記複数の競合リソースを決定する段階と
    を有する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ユーザ機器により、前記競合リソースが、前記予め設定された強度閾値及び前記無線信号の前記強度に従って利用可能か否かを決定する前記段階は、
    前記無線信号の前記強度が前記予め設定された強度閾値を超えていないとき、前記ユーザ機器により、前記競合リソースが利用可能であると決定する段階を含む、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記競合リソーススタイルは
    数の競合リソースの割当サイクル、及び対応する割当サイクルにおける各競合リソースのリソース開始位置及びリソースの長さを含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記方法は、
    前記ユーザ機器により、ネットワークデバイスから測定構成情報を取得する段階をさらに備え、前記測定構成情報は、測定レポートの閾値を含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記方法は、
    前記ユーザ機器により、複数の競合リソースの分配規則に従って、前記競合リソースの負荷量を測定する段階と、
    前記ユーザ機器により、測定結果を取得する段階と、
    前記ユーザ機器により、前記ネットワークデバイスに前記測定結果を送信するか否かを決定する段階と
    をさらに備える、請求項5に記載の方法。
  7. 前記ユーザ機器により、前記ネットワークデバイスに前記測定結果を送信するか否かを決定する前記段階は、
    前記測定結果が前記測定結果の前記閾値に達したとき、前記ユーザ機器により、前記測定結果を前記ネットワークデバイスに送信する段階
    を含む、請求項6に記載の方法。
  8. コンピュータに、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法を実行させるためのプログラム。
  9. 通信サービスデータを生成するデータ取得モジュールと、
    前記データ取得モジュールにより生成された前記通信サービスデータを送信するために用いられる競合リソース構成情報を取得する構成情報取得モジュールであって、前記競合リソース構成情報は、競合リソーススタイル及び予め設定された強度閾値を含む、構成情報取得モジュールと
    前記構成情報取得モジュールにより取得された前記競合リソーススタイルに従って、ユーザ機器に対して設定される競合リソースを決定する競合リソース決定モジュールであって、
    前記構成情報取得モジュールは、前記競合リソース上で受信される無線信号の強度を測定するようにさらに構成され、
    前記競合リソース決定モジュールは、前記競合リソースが前記予め設定された強度閾値及び前記無線信号の前記強度に従って利用可能か否かを決定するようにさらに構成される、競合リソース決定モジュールと、
    前記競合リソースが利用可能である場合、前記競合リソース決定モジュールにより決定された前記競合リソース上で、前記データ取得モジュールにより生成された前記通信サービスデータを送信する送信モジュールと
    を備えるデータ送信装置。
  10. 前記競合リソーススタイルは、複数の競合リソースの分配規則を含み、前記競合リソース決定モジュールは、前記複数の競合リソースの前記分配規則に従って前記複数の競合リソースを決定する、請求項9に記載の装置。
  11. 前記競合リソース決定モジュールは、前記無線信号の前記強度が前記予め設定された強度閾値を超えていないとき、前記競合リソースが利用可能であると決定するように構成される、請求項9又は10に記載の装置。
  12. 前記競合リソーススタイルは、複数の競合リソースの割当サイクル、及び対応する割当サイクルにおける各競合リソースのリソース開始位置及びリソースの長さを含む、請求項9から11のいずれか一項に記載の装置。
  13. 前記構成情報取得モジュールは、ネットワークデバイスから測定構成情報を取得するようにさらに構成され、前記測定構成情報は、測定レポートの閾値を含む、請求項9から12のいずれか一項に記載の装置。
  14. 前記構成情報取得モジュールは、複数の競合リソースの分配規則に従って、前記競合リソースの負荷量を測定し、測定結果を取得するようにさらに構成され、前記競合リソース決定モジュールは、前記ネットワークデバイスに前記測定結果を送信するか否かを決定するようにさらに構成される、請求項13に記載の装置。
  15. 前記送信モジュールは、前記測定結果が前記測定結果の前記閾値に達したとき、前記測定結果を前記ネットワークデバイスに送信するようにさらに構成される、請求項14に記載の装置。
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