JP6438123B2 - バルブ作動運動源またはバルブトレイン構成要素に動作可能に接続されたポンピングアセンブリを備えるシステム - Google Patents

バルブ作動運動源またはバルブトレイン構成要素に動作可能に接続されたポンピングアセンブリを備えるシステム Download PDF

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Description

本開示は、概して、内燃機関における作動液の供給に関し、特に、バルブ作動運動源またはバルブトレイン構成要素に動作可能に接続されたポンピングアセンブリを備えるシステムに関する。
内燃機関に関連する種々のシステムは、作動液の供給に依存しており、その一例として、エンジンオイルが挙げられる。簡潔にする目的で、エンジンオイルの特定の例が本開示を通して用いられるが、他の流体も可能であることを理解されたい。
寄生損失を低減する取り組みとして、多くのエンジン(ディーゼルエンジンを含む)が、より小規模なオイルポンプを有し、エンジンブレーキシステムを含む種々のシステムに油を供給するために利用可能な非常に低い油圧を有する。当該技術分野で既知のように、種々のエンジンブレーキシステム、またはエンジンバルブの開放および閉鎖期間を変更することが可能な他のシステム(すなわち、いわゆる可変弁作動(VVA)システム)は、しばしば1つ以上の油圧式ロストモーション構成要素に依存する。より具体的には、これらのロストモーション構成要素は、バルブ作動運動源とエンジンバルブとの間のバルブトレイン経路の長さを変更するために使用される。「ロストモーション」とは、可変長の機械的手段、油圧式手段、または他の結合手段を使用するバルブ作動運動源の別様に固定されたプロファイルによって決定付けられるバルブ動作を改変するための技術的解決法の一種に適用される用語である。ロストモーションシステムは、バルブ作動運動源とエンジンバルブとの間のバルブトレインリンク機構に含まれる可変長デバイスを備え得る。バルブ作動運動源の固定バルブリフトプロファイルは、様々なエンジン運転条件に必要とされる最大動作(すなわち、開放と閉鎖との間の最長時間、およびいずれか特定のバルブ事象に関する最大リフト)を提供し得る。バルブトレイン内の可変長デバイスは、完全に拡張されると、全てのバルブ作動運動をバルブに伝達することができ、また完全に収縮されると、バルブ作動運動をバルブにまったく伝達しないかまたは少ない量の運動を伝達する。ロストモーションシステムの長さを選択的に短縮することにより、バルブ作動運動の一部または全部が効果的に減少され得るか、または「損失」され得る。
油圧に基づくロストモーションシステムは、油圧で伸長可能および収縮可能なアセンブリの使用を通して可変長デバイスを提供し得る。例えば、一実施形態において、油圧に基づくロストモーションシステムは、エンジンバルブを作動させるために作動液で選択的に充填される、マスターピストンおよびスレーブピストンを含む油圧回路を利用してもよい。油圧回路が作動液で充填されると、マスターピストンとスレーブピストンとの間に油圧ロックがかかる。作動液の比較的非圧縮性の性質を考慮すると、マスターピストンに適用されるバルブ作動運動は、スレーブピストンに伝えられ、続いてエンジンバルブに伝えられる。その一方で、マスター回路およびスレーブ回路は、マスターピストンへのバルブ作動運動の入力を損失させることが所望される場合、作動液を使い切ってもよい。急速に変化する運転条件下では、そのような油圧に基づくロストモーションシステムを操作するために使用される作動液を迅速に充填するかまたは使い切ることが必要になることが多い。
しかしながら、前述のように、比較的圧力の低い作動液システムのみが利用可能であることから、油圧式ロストモーションシステムの適時な充填が困難であることが多い。改善された圧力を提供するために、(エンジン自体に対して)外部構成要素を通してより大きな油圧供給ラインを組み込むことが知られている。しかしながら、エンジンの中には、たとえ主要作動液の供給であっても比較的低い圧力を有するものもあり、そのような外部構成要素は、主要作動液の供給を超えて油圧を増加させることはできない。
上記の短所は、本開示による作動液を供給するためのシステムの提供によって対応される。ある実施形態において、そのようなシステムは、筐体内に配置されたポンピングアセンブリと、同じく筐体内に配置され、ポンピングアセンブリに動作可能に接続された油圧回路とを備える。種々の実施形態において、筐体は、固定的または動的であり得る。ポンピング運動の源は、ポンピングアセンブリに動作可能に接続されており、ポンピング運動の源は、バルブ作動運動源とエンジンバルブとの間にバルブ作動運動源またはバルブトレインの構成要素を備えてもよい。ポンピング運動の源によってポンピングアセンブリに適用されるポンピング運動は、油圧回路の供給圧作動液入力部から受容された作動液を油圧回路の増圧作動液出力部に送らせる。
ある実施形態において、ポンピングアセンブリは、筐体内に形成され、油圧回路と流体連通しているポンピングピストンボア内に摺動可能に配置されたポンピングピストンを備えてもよい。弾性要素が、ポンピングピストンボアの外または中のいずれかにポンピングピストンを付勢するために使用されてもよい。別の実施形態において、ポンピングアセンブリは、ポンピングピストンに動作可能に接続された接触式圧力レギュレータを備えてもよい。接触式圧力レギュレータは、ポンピングピストン内に配置されたばね式ピストン、またはポンピングピストンを付勢してポンピングピストンボアに入れる弾性要素を備えてもよい。この実施形態において、アキュムレータは、ポンピングピストンボアと増圧作動液出力部との間の油圧回路と流体連通して設けられてもよい。代替として、種々の実施形態において、システムは、増圧作動液出力部と流体連通し、かつその上流にある、1つ以上のアキュムレータを備えてもよい。
別の実施形態において、ポンピング運動の源は、筐体に接触する。この実施形態において、システムは、ポンピング運動の源によって適用されるポンピング運動がポンピングアセンブリを固定接触面に接触させるように構成される固定接触面(すなわち、固定的であり、この文脈でも同様に、バルブ作動運動源によって提供されるバルブ作動運動に対して実質的に不動であることを意味する)をさらに備える。種々の実施形態において、バルブ作動運動源(ポンピング運動の源を構成し得る)は、カムまたはカムシャフトを備えてもよい。代替として、ポンピング運動の源として機能するバルブトレインの構成要素は、ロッカーアーム、バルブブリッジ、プッシュロッド、またはカムフォロアを備えてもよい。
任意選択的に、チェックバルブは、供給圧作動液入力部とポンピングアセンブリとの間の油圧回路内に配置されてもよい。この場合、チェックバルブは、油圧回路から供給圧作動液入力部に向う流れを防止するように構成されてもよい。
本開示に記載される特徴は、添付の特許請求の範囲において具体的に説明される。これらの特徴および付随する利点は、添付の図面と併せて、以下の詳細な説明を考慮することによって明白になるであろう。次に、同様の参照番号は同様の要素を表す添付の図面を参照して、例としてのみ1つ以上の実施形態を記載する。
本開示によるシステムを示す概略的なブロック図である。 本開示によるシステムを示す概略的なブロック図である。 バルブが閉鎖している間にポンピング運動が提供される、固定オーバーヘッド内に配置されたポンピングアセンブリを備える本開示による実施形態を示す図である。 バルブが閉鎖している間にポンピング運動が提供される、固定オーバーヘッド内に配置されたポンピングアセンブリを備える本開示による実施形態を示す図である。 典型的な排気バルブ作動運動源のバルブリフトプロファイルと、図3および図4に従ってポンピング運動が提供され得る期間と、を示す図である。 バルブが開放している間にポンピング運動が提供される、固定オーバーヘッド内に配置されたポンピングアセンブリを備える本開示による実施形態を示す図である。 バルブが閉鎖している間にポンピング運動が提供される、ロッカーアーム内に配置されたポンピングアセンブリを備える本開示による実施形態を示す図である。 バルブが開放している間にポンピング運動が提供される、ロッカーアーム内に配置されたポンピングアセンブリを備える本開示による実施形態を示す図である。 バルブが開放している間にポンピング運動が提供される、ロッカーアーム内に配置されたポンピングアセンブリを備える本開示による実施形態を示す図である。 アキュムレータが増圧作動液出力部の下流でロッカーシャフト内に配置された本開示による実施形態を示す図である。 バルブが閉鎖している間にポンピング運動が提供される、ロッカーアーム内に配置されたポンピングアセンブリと、ロッカーアーム内に配置されたアキュムレータとを備える、本開示による実施形態を示す図である。 バルブが閉鎖している間にポンピング運動が提供される、ロッカーアーム内に配置されたポンピングアセンブリと、ポンピングピストン内に配置された接触式圧力レギュレータとを備える、本開示による実施形態を示す図である。 本開示によるポンピングピストンの外部にある接触式圧力レギュレータの代替の実施形態を示す図である。 本開示によるポンピングピストンの外部にある接触式圧力レギュレータの代替の実施形態を示す図である。 本開示によるポンピングピストンの外部にある接触式圧力レギュレータの代替の実施形態を示す図である。 本開示によるポンピングピストンの内部にある接触式圧力レギュレータの代替の実施形態を示す図である。 本開示によるポンピングピストンの内部にある接触式圧力レギュレータの代替の実施形態を示す図である。 本開示によるポンピングピストンの内部にある接触式圧力レギュレータの代替の実施形態を示す図である。 バルブが閉鎖している間にポンピング運動が提供される、ロッカーアーム内に配置されたポンピングアセンブリと、ポンピングピストン内に配置された接触式圧力レギュレータとを備える、本開示による実施形態を示す図である。 バルブが閉鎖した後に、ポンピングピストンとバルブ作動運動源との間の接触によってポンピング運動が提供される、ロッカーアーム内に配置されたポンピングアセンブリを備える本開示による実施形態を示す図である。 典型的な排気バルブ作動運動源のバルブリフトプロファイルと、図20に従ってポンピング運動が提供され得る期間とを示す図である。 バルブが閉鎖した後に、ポンピングピストンとバルブ作動運動源との間の接触によって、または専用のポンピング運動源によってポンピング運動が提供される、固定エンジン支持構造内に配置されたポンピングアセンブリを備える本開示による実施形態を示す図である。 バルブが閉鎖した後に、ポンピングピストンとバルブ作動運動源との間の接触によって、または専用のポンピング運動源によってポンピング運動が提供される、固定エンジン支持構造内に配置されたポンピングアセンブリを備える本開示による実施形態を示す図である。 典型的な排気および吸気バルブ作動運動源のバルブリフトプロファイルを示す図である。 バルブが閉鎖した後に、ポンピングピストンと吸気ロッカーアームとの間の接触によってポンピング運動が提供される、排気ロッカーアーム内に配置されたポンピングアセンブリを備える本開示による実施形態を示す図である。 バルブが閉鎖している間にポンピング運動が提供される、プッシュロッド内に配置されたポンピングアセンブリを備える本開示による実施形態を示す図である。 バルブが閉鎖している間にポンピング運動が提供される、カムフォロア内に配置されたポンピングアセンブリを備える本開示による実施形態を示す図である。 バルブが閉鎖している間にポンピング運動が提供される、バルブブリッジ内に配置されたポンピングアセンブリを備える本開示による実施形態を示す図である。
次に図1を参照すると、本開示によるシステム100のブロック図が示される。具体的には、システムは、中に配置された油圧回路104を有する筐体102を備える。油圧回路104は、図示されるように、供給圧作動液入力部106および増圧作動液出力部108を備える。さらに、ポンピングアセンブリ110も筐体102内に配置され、供給圧作動液入力部106と増圧作動液出力部108との間の油圧回路104に動作可能に接続されている(すなわち、流体連通している)。ポンピング運動の源112は、ポンピングアセンブリ106に動作可能に接続されている。最後に、任意選択的なチェックバルブ114が、供給圧作動液入力部106と、ポンピングアセンブリが油圧回路104に動作可能に接続される位置との間に設けられてもよい。
図1の筐体102は、固定的または動的な筐体を含んでもよい。本明細書で用いられる場合、構成要素は、バルブ作動運動源によって提供されるバルブ作動運動に対して本質的に(すなわち、設計パラメータおよび公差内で)不動な程度まで「固定的」である。対照的に、本明細書で用いられる場合、構成要素は、バルブ作動運動源によって提供されるバルブ作動運動によって少なくとも一部駆動される運動が可能な程度まで「動的」である。後述の種々の実施形態に記載されるように、筐体102は、固定的である場合、エンジンバルブオーバーヘッド固定具もしくはエンジン支持構造として具現化されてもよく、または動的である場合、ロッカーアーム、バルブブリッジ、プッシュロッド、もしくはカムフォロアを含む多数のバルブトレイン構成要素のいずれかとして具現化されてもよい。
通常、供給圧作動液が入力部106に提供され、それによって、供給作動液の加圧を考慮して可能な程度まで油圧回路104を継続的に充填する。典型的には、供給圧作動液の圧力は、低圧力システムにおいて約1〜2barg(14.5〜29psig)の範囲である。場合によっては、ポンピングアセンブリ110の動作が、作動液を油圧回路104に引き入れるのを促すことによって油圧回路104を充填する際に役立ち得る。ポンピング運動源112によってポンピングアセンブリ110にポンピング運動が適用されると、油圧回路104内の作動液は、ポンピングアセンブリ110によって加えられる増大した力を受け得る。その結果として、油圧回路内の作動液は、増圧作動液出力部108に輸送される際に(油圧回路104の断面積が実質的に均一であると仮定して)徐々に加圧される。提供される場合、任意選択的なチェックバルブ114は、作動液の油圧回路104内への一方向の通過は許容するが、供給圧作動液の源に向かって戻ることは許容しないように構成され、それによって増圧作動液出力部を供給圧作動液入力部から隔離する。本明細書に記載される種々の実施形態は、任意選択的なチェックバルブ114のそのような使用を例示しているが、当業者は、全ての場合において必ずしもそうではない場合もあることを理解するであろう。例えば、供給圧作動液入力部106の少なくとも一部の相対断面積は、増圧作動液出力部108の断面積よりも比較的小さい場合がある(例えば、インライン制御またはオリフィス)。その結果として、油圧回路104内の充填物の加圧増加により、ある程度の作動液を供給部に逆流させ得る一方で、そのような流れは出力部に向かう流れに対して比較上最小であり得る。
さらに、本明細書に記載される全ての実施形態において、増圧作動液出力部108は、種々の使用に利用可能であるが、いずれのエンジンバルブの作動も直接的には引き起こさない。すなわち、油圧でロックされた流体がマスターピストンからスレーブピストンにバルブ作動運動を伝えるロストモーションシステムのマスター/スレーブピストン油圧回路とは異なり、源112によって適用されるポンピング運動は、いずれのバルブ作動運動も生じさせない。
ポンピング運動の源112は、バルブ作動運動に由来する典型的に周期的な往復ポンピング運動を提供する。その結果として、ポンピング運動の源112は、バルブ作動運動源またはバルブトレインの構成要素のいずれかを備え得る。非限定的な例として、また後述の種々の実施形態に示されるように、バルブ作動運動源は、回転カムシャフト上にカムを備えてもよく、一方、バルブトレインの構成要素は、カムフォロア、プッシュロッド、ロッカーアーム、またはバルブブリッジを備えてもよい。当該技術分野で既知のさらに他のバルブトレイン構成要素が、ポンピング運動の源112として機能してもよい。
次に図2を参照すると、本開示によるシステムの代替の実施形態が示される。図1の場合と同じように、図2のシステム200は、中に配置され、互いに動作可能に接続された油圧回路104およびポンピングアセンブリ110を有する筐体202を備える。同様に、油圧回路104は、図示されるように、供給圧作動液入力部106、増圧作動液出力部108、および任意選択的なチェックバルブ114を備える。しかしながら、図1とは対照的に、筐体202は、動的でしかなく、関連して、ポンピング運動の源112は、ポンピングアセンブリ110ではなく筐体202に動作可能に接続されている。さらに、固定接触面204も提供され、ポンピングアセンブリ110と動作可能に接続するように構成されている。
図2の実施形態において、ポンピング運動の源112が筐体202にポンピング運動を提供すると、往復ポンピング運動が筐体202に同様に往復運動を行わせる。次に、筐体202の往復運動がポンピングアセンブリ110を固定接触面204に接触させ、それによってポンピング作用を誘導する。この実施形態において、固定接触面204は、固定接触面204がポンピング作用の誘導に役立つようにポンピングアセンブリ110の一部を構成すると考えることができる。後述の図3〜図28は、図1および図2に示されるより一般的な実施形態に従って種々の特定の実施形態を示す。
次に図3を参照すると、システム300は、ロッカーシャフト304上に取り付けられたロッカーアーム302を備える。調整ねじアセンブリ306は、エンジンバルブ310を開放するために使用されるバルブブリッジ308に接触し、エンジンバルブ310は、ばね受け314に接触するバルブスプリング312によって閉鎖位置に戻される。当該技術分野で既知のように、ロッカーアーム302は、非限定的な例として、回転カムに接触するカムフォロアもしくはローラ、または回転カムによって駆動されるエンジンブロック内のプッシュロッドアクチュエータ等のバルブ作動運動源(図示せず)によって往復運動させられてもよい。
バルブ310が閉鎖している間、ロストモーションブレーキハードウェアは、例えば、ロストモーション油圧回路を補充するために改善された作動液供給圧を必要とする場合がある。したがって、図3の例において、固定されたオーバーヘッド筐体320は、図示されるように、少なくとも一部バルブブリッジ308の上に位置する。オーバーヘッド筐体320は、ポンピングピストンボア324内に配置されたポンピングピストン322を備える。図示されてはいないものの、ポンピングピストン322に潤滑剤を提供するために、1つ以上の油圧路がポンピングピストンボア324と流体連通して設けられてもよい。さらに図示されるように、ばね等の弾性要素326が、ポンピングピストン322を付勢してポンピングピストンボア324から出すために設けられてもよい。代替として、弾性要素は、ポンピングピストン322を付勢してポンピングボア324に入れるために設けられてもよい。ポンピングピストンボア324は、油圧回路328と流体連通しており、油圧回路328は、供給圧作動液入力部330および増圧作動液出力部332を備える。さらに図示されるように、油圧回路328はまた、図1および図2に関連して前述したようにチェックバルブ334も含むことができる。この実施形態において、ポンピングピストン322およびポンピングピストンボア324は、前述のようなポンピングアセンブリを構成する。
供給圧油圧入力部330によって作動液が油圧回路328に提供される限り、作動液は油圧回路328を充填する。ポンピングピストン322による作用がない場合、油圧回路328内の充填物は、供給圧油圧入力部330と実質的に同じ圧力に留まる。さらに、弾性要素326によってポンピングピストン322を付勢してポンピングピストンボア324から出すことは、作動液を油圧回路328に引き入れるのを助ける役割を果たし得る。
エンジンバルブ310が閉鎖している間に、バルブスプリング312はバルブブリッジ308を上方に平行移動させ、それによってポンピングピストン322に接触させる。ポンピングピストン322は、次に、バルブブリッジ308を通して作用するバルブスプリング312の力によって上方に押される。ポンピングピストン322によるこのポンピング作用は、油圧回路328内の充填物を増圧作動液出力部332に向けて輸送する。このようにして、ポンピングピストン322のポンピング作用によって油圧回路328内の充填物の圧力が増加する。構成される場合、チェックバルブ334は、充填物が供給圧作動液入力部330に向けて逆流するのを防止する。さらに、図3には示されていないが、増圧作動液出力部332内における作動液の逆流を防止するために付加的なチェックバルブが設けられてもよい。さらに、図示されるように、油圧回路328は、ポンピングピストンボア324と増圧作動液出力部332との間に配置されたアキュムレータ340と流体連通してもよい。このようにして、加圧された作動液がアキュムレータ340内に保存され得、それによってアキュムレータ内(ひいては油圧回路328)の充填物の圧力を供給圧作動液入力部330よりも高く維持する。次に、出力部332で提供された増圧作動液が、例えば、ロストモーション構成要素を補充するために必要な時間を改善するために、使用されてもよい。
次に図4を参照すると、図3のシステム300に類似するシステム400が示される。しかしながら、図4の実施形態では、ポンピングピストン322に接触するようにロッカーアーム302上に調節ねじアセンブリ402が設けられる。図4にはバルブブリッジ308が示されていないことに留意されたい。さらに、ロッカーアーム302の運動付与側(すなわち、図4に図示されるようなロッカーシャフト304の右側)の他の部分が、ポンピングピストン322に接触し得ることに留意されたい。それにもかかわらず、システム400は、バルブブリッジ308を通して作用する2つのバルブスプリングがポンピングピストン322に加えられる力に寄与し、それによってポンピング作用を通して付加的な圧力を許容するという利点を有する。
図5は、典型的な排気バルブ作動運動源のバルブリフトプロファイル502を(クランクシャフトの角度の関数として)示す。具体的には、バルブリフトプロファイル502(バルブリフトのミリメートルとして表される)は、いわゆる主要排気事象504、ならびに2つの補助バルブ事象、特に、圧縮解放事象508およびブレーキガス再循環(BGR)事象506を示す。図5に示される負のバルブリフトは、当該技術分野で既知のように、補助バルブ事象506、508は、バルブ作動運動源とバルブトレインとの間に、図示されるほとんどの負のリフト値と少なくとも同じくらいの大きさのラッシュを提供することにより、正の発電の間に消失され得るという事実を示している。反対に、補助バルブ事象506、508を排気バルブの動作に組み入れることが所望される場合、ラッシュをなくしてもよく、それによってバルブトレインに補助バルブ事象506、508を付与する。それにもかかわらず、図5はまた、エンジンバルブが閉鎖するであろう時間の一部に対応する期間510も示しており、その間に、図3および図4のポンピングピストン322を収縮させてポンピング作用を誘導することができる。
次に図6を参照すると、図3および図4のシステム300、400に類似するシステム600が示される。しかしながら、図6の実施形態では、筐体320は、ロッカーアーム302の運動受容端部601の一部の上にポンピングピストン322が配置されるように構成される。さらに、接触面602(突起の形態で示される)が、ポンピングピストン322と整列してロッカーアーム302上に設けられる。ここでも同様に、図6にはバルブブリッジ308が示されておらず、さらに、ロッカーアーム302の運動受容端部601の他の部分が、ポンピングピストン322に接触し得る。図4は、カムローラ606の形態のさらなるバルブトレイン構成要素に接触する回転カム604の形態のバルブ作動運動源を示していることに留意されたい。図6の実施形態の特徴は、ポンピングピストン322によって提供される圧力インパルスのタイミングが、閉鎖部分ではなく、ロッカーアーム302のバルブ開放ストロークの間の時間にシフトされるということである。これは、バルブスプリング310がポンプ圧による負荷を受けず、比較的より高い圧力を達成することができるという利点を有する。
図7は、ポンピングアセンブリが、動的筐体、すなわちロッカーアーム702内に配置され、ロッカーアーム702がロッカーシャフト704上に取り付けられた、システム700の代替の実施形態を示す。ロッカーアーム702は、それ自体がエンジンバルブ708に動作可能に接続されたバルブブリッジ706に接触するように構成される。ここでも同様に、図7は、ロッカーアーム702上に取り付けられたカムローラ712の形態のさらなるバルブトレイン構成要素に接触する回転カム710の形態のバルブ作動運動源を示す。
図示されるように、ロッカーアーム702は、当該技術分野で既知のように、ロッカーシャフト704に含まれる供給圧作動液の源と流体連通している油圧回路720を含む。前の実施形態と同様に、ポンピングピストン722は、油圧回路720と流体連通しているポンピングピストンボア724内に配置される。さらに、弾性要素726は、ポンピングピストン722を付勢してポンピングピストンボア724から出すために設けられる。バルブ作動運動がエンジンバルブ708に伝えられると、ポンピングピストン722が固定接触面740に接触し、それによってポンピングピストンにおけるポンピング運動を誘導するように、エンジンバルブの閉鎖がロッカーアーム702を回転させる。
この実施形態において、油圧回路720は、(当該技術分野で既知のように)増圧作動液出力部からアクチュエータボア732内に入る加圧された作動液の流れを選択的に許容し、アクチュエータボア732内への進入を許可された流体を抑制する制御バルブ730とさらに連通する。作動液によるアクチュエータピストンボア732の充填および油圧ロックがアクチュエータピストン734をバルブブリッジ706に接触させ、それによってバルブ作動運動源710によって提供されるバルブ作動運動をバルブブリッジ706およびエンジンバルブ708に伝達することができるように、アクチュエータピストン734がアクチュエータピストンボア732内に配置される。前述の他の実施形態と同様に、図7の実施形態は、主要事象のタイミング、すなわち、バルブの閉鎖終了時にリセットし(図示されていない機構による)、かつ作動液の補充を必要とする、いわゆるロッカーブレーキに使用され得る。この実施形態に従って作り出される増圧作動液は、アキュムレータ内に保存されてもよく(図示せず)、続いて前述のように使用されてもよい。
次に図8を参照すると、油圧回路820およびポンピングピストン822がロッカーアーム802内に配置された、図7のシステム700に類似するシステム800が示される。しかしながら、この実施形態において、油圧回路820およびポンピングピストン822は、ロッカーアーム802の運動受容端部803内に配置される。油圧回路820の増圧作動液出力部は図8に示されていないことに留意されたい。この実施形態の固定接触面840は、同様に運動受容端部803の上に、具体的にはポンピングピストン822と整列して位置付けられる。この場合、ポンピング作用は、バルブ開放の間に、例えば、主要バルブ事象の開始時に、ポンピングピストン822が固定接触面840に接触したときに起こる。
図9は、特に、ロッカーアーム802が、前述のようにロッカーアーム802の運動受容端部803に油圧回路820、ポンピングピストン822、およびポンピングピストンボア824を含むという点において図8のシステム800に類似するシステム900を示す。この実施形態において、バルブ作動運動は、当該技術分野で既知のようにプッシュロッド918によって提供されることに留意されたい。また、この実施形態において、ポンピングピストン822は、システムの停止時に望ましくない動作を防止するために、ポンピングピストンを付勢してそのボアに入れるための付勢ばね(図示せず)を含んでもよい。この場合、作動液の供給がソレノイドバルブ(図示せず)を介して選択的に開始されるため、ポンピングピストン822は、そのボアから出て伸長される。反対に、付勢ばね(図示せず)は、作動液を引き入れる際に役立つように、また作動液の供給が選択的に停止されたときに動作を制御するように、ポンピングピストン822を付勢してそのボアから出すことができる。この実施形態において、図8に示される固定接触面840は、固定部材902内に配置された接触式圧力レギュレータアセンブリ903を提供するように変更されている。この実施形態において、接触式圧力レギュレータ903は、レギュレータピストンボア908内に配置されたレギュレータピストン906を備える。弾性要素910がピストンボア908内に提供され、弾性要素910は、レギュレータピストン906を付勢してレギュレータピストンボア908から出すことができる。供給路916は、レギュレータピストン906に潤滑剤を供給するために、レギュレータピストンボア908と流体連通して設けられてもよい。レギュレータピストンボア908の上部の通気孔918は、滑沢液が上に蓄積してレギュレータピストン906を油圧でロックするのを防止する。さらに図示されるように、レギュレータピストン906の外表面に形成される側方溝912は、停止部914に係合することができ、それによってレギュレータピストン906がレギュレータピストンボア908に入ることおよびそこから出ることの両方の移動を制限する。
ポンピングピストン822がレギュレータピストン906に接触すると、弾性要素910が圧縮してポンピングピストンに力を加え、それによって油圧回路820内で作動液を加圧する。さらに、ポンピングピストン822に加えられる力が弾性要素910の剛性によって制限されるため、弾性要素910は、ポンピングピストン822を別様には動かない固定接触面に強制的に接触させるようにバルブ作動運動源の全力が許容される場合に別様にもたらされるであろう過剰な圧力発生を防止する程度まで圧力レギュレータとして機能する。
記載される種々の実施形態に関連して上で述べたように、増圧作動液は、様々に使用することが可能である。そのような使用を促進するために、たとえポンピング周期の間であっても、増圧作動液をその高い圧力に維持することが望ましいかもしれない。この目的のために、図10は、作動液供給ポート1004が、この実施形態においてロッカーシャフト1002によって支持される対応するロッカーアーム(図示せず)内に存在するそれぞれのポンピングアセンブリの供給圧作動液入力部と流体連通している1つ以上の供給路1006に作動液(薄い破線矢印によって示される)を供給するロッカーシャフト1002の断面を示している。さらに、加圧された作動液の流れを示す太い点線矢印によって示されるように、1つ以上の戻り通路1008がポンピングアセンブリの増圧作動液出力部と流体連通している。また、アキュムレータ1010も戻り通路1008と流体連通しており、それによって作動液をその加圧状態に保存および維持する。アキュムレータが増圧作動液出力部と流体連通してその上流に配置される図3および図4の実施形態とは異なり、図10のアキュムレータ1010は、1つ以上の増圧作動液出力部の下流にあり、それらと流体連通していることに留意されたい。代替の実施形態において、単一の一般的な下流アキュムレータ1010を使用する代わりに、各ポンピングアセンブリが独自の対応する下流アキュムレータを有してもよい。それにもかかわらず、図10に示されていない供給路を使用して、ロッカーシャフト1002は、エンジンブレーキまたは比較的より高い作動液の圧力を必要とする他の用途のための複数の源に、アキュムレータに保存された加圧された作動液を提供することができる。この実施形態において、当該技術分野で既知のように、アキュムレータピストンの過度の移動により穴1012が露呈して加圧された作動液を逃がすことができ、それによって過度の加圧を防止するように、アキュムレータボアに圧力逃がし穴1012が設けられてもよい。
図11に示される実施形態は、特にプッシュロッドもしくはオーバーヘッドカム(OHC)を搭載したエンジン、または主要事象の終了時に作動液の迅速な充填が必要とされるブリッジブレーキ用途に適用性を見出し得る。このシステム1100では、ポンピングピストン1104が、この場合調整ねじ1108を備える固定接触要素1106と接触するように、主要バルブ事象が終了する間に、すなわちバルブが閉鎖する間に、バルブスプリング(図示せず)がロッカーアーム1102をバルブ作動運動源(これも図示せず)に向かって逆回転させる。前の実施形態と同様に、ポンピングピストン1104は、それ自体が油圧回路1112と流体連通しているポンピングピストンボア1110内に摺動可能に配置される。弾性要素1105は、システムが非作動であり、作動液の供給が選択的に停止される場合にピストン1110の望ましくない動作を防止するために、ポンピングピストンを付勢してポンピングピストンボア1110に入れる。さらに、油圧回路1112は、アキュムレータ1114と流体連通している。この実施形態において、増圧作動液出力部は、調整ねじ1118内の供給路1116に直接連結される。次いで、供給路1116は、いわゆるブリッジブレーキに加圧された作動液を供給し、その操作を容易にする。
ポンピングピストン1204が、ロッカーアーム1202内に配置され、固定接触面1206に接触するように構成されているという点において、図11のシステム1100に類似するシステム1200が図12に示される。しかしながら、この場合、システム1200は、ポンピングピストン1204内に配置されたばね式ピストン1208の形態で接触式圧力レギュレータをさらに備える。図9の実施形態と同様に、ばね式ピストン1208の動作は、その対応するばね1210の相対的な剛性によって制御される。図9の実施形態と同様に、主要事象が終了し(すなわち、バルブ閉鎖時)、ロッカーアーム1202がバルブ作動運動源(図示せず)に向かって回転するとき、ばね1210は、圧縮してロッカーアーム1202内に作動液の圧力を発生させる一方で、同時に作動液の加圧を制限する機能も果たす。
システム1200は、例えば、いくつかの異なる接触式圧力レギュレータの実施形態と併せて使用することができ、それらの種々の非限定的な例が図13〜図15に示される。示される実施形態の各々において、弾性要素1302、1402、1502がポンピングピストンに力を加えることができる一方で、同時にそのような力を制限するように、ポンピングピストンの外部にある弾性要素1302、1402、1502が、固定部材1304、1404、1504に固定される。ここでも同様に、主要バルブ事象である閉鎖の間に、ポンピングピストンは弾性要素1302、1402、1502を圧縮し、それによって補充期間中に安定した油圧を提供するようにエネルギーを蓄える。このようにして加えられる力は、筐体内に別個のアキュムレータを配置する必要なく、ポンピングアセンブリによって提供されるような高い油圧を維持する。これは、筐体自体の中にアキュムレータまたはアキュムレータばねを入れるための空間がない場合に必要とされ得る。
図16〜図18にさらに示されるように、ポンピングピストン1602、1702、1802は、ばね式ピストンを様々な様式で組み込むことができる。図16〜図18の各々において、作動液の負荷は、各図に示される底表面にかかることに留意されたい。例えば、図16において、ポンピングピストン1602は、固定接触面(図示せず)との接触によって駆動される内側二次ピストン1604を備える。この実施形態において、ばね1606は、示されるように両方のピストンの内側に嵌合する。さらに図示されるように、外側のピストンには、焼付きを防止するために、その内部に潤滑剤を供給するための小さい穴1608が設けられてもよい。内側二次ピストン1704がその縦軸に沿ってより短い長さを有する、図16の実施形態の変形例が図17に示される。さらに、より幅広のばね1706が、同じようなサイズのパッケージにおいて付加的なばね力を提供するための付加的な同心化ばね1708、1710とともに示される。図18の実施形態において、作動液の圧力は、ポンピングピストン1802ではなく内側ピストン1804の底部に加えられる。
排気ロッカーアーム1902に組み込まれたばね式ポンピングピストンの別の例を図19にさらに示す。主要事象である開放の間に、供給圧作動液(任意選択的なチェックバルブ1903を通って流れる)がポンピングピストン1904を押し上げ、場合によっては任意選択的なばね1906によって提供される軽い付勢に対抗してピストンが上方に移動する。ポンピングピストン1904を備えるアセンブリは、スナップリング1908に接触するまで上方に移動し続ける。主要事象である閉鎖の間に、ロッカーアーム1902が後退し、内側ピストン1910が固定接触面1912に接触し、それによって内側ピストン1910にばね1914を押させ、蓄積されたばねエネルギーを形成し、作動液の圧力を上昇させる。図示されるように、内側ピストン1910は、ねじ付カラー/ブッシング1916によって誘導される。ポンピングピストン1904より下にある作動液が抑制され、したがって、ばね1914によって加えられる力が増加するにつれて徐々に加圧される。補充の間、この例では次にバルブブリッジ1920と流体連通している調整ねじ(象の足と称される場合もある)内の通路1918を通って、加圧された油がロッカーアーム1902のヘッドから流出する。ロッカーが逆回転すると、内側ピストン1910がロッカーアーム1902内にさらに押される。それと同時に、作動液が出るとポンピングピストン1904が下方に移動し、作動液がなくなるにつれてばね1914が伸長し、それによって圧力を維持する。
図20は、閉鎖するために主要事象が開始した後で、カムローブ2002が、ロッカーアーム2008の運動受容端部2006に配置されたポンピングピストン2004に接触するシステム2000を示す。この実施形態において、ポンピングピストン2004は、好適な弾性要素2005によって内側に向けて付勢されることに留意されたい。それにもかかわらず、カムローブ2002の時計回りの回転(図20に示される)による、カムローラ2010を介したロッカーアーム2008へのバルブ作動運動の提供が完了すると、カムはポンピングピストン2004と接触し続ける。作動液の供給が必要とされる場合(油圧式ロストモーション構成要素を有するバルブブリッジの場合)、およびカムローブ2002とポンピングピストン2004との間の相対速度が低い場合、主要事象である閉鎖の間に接触が起こる。図21は、ポンピングピストン2004の運動2104と比較してカムローブ2002によって提供される典型的な主要事象2102のタイミングを示す。カムローブ2002に対するポンピングピストン2004の位置を調整することにより、ポンピング事象のタイミング(すなわち、ポンピングピストン2004を内側に向けて押すこと)も同様に調整することができる。好ましくは、ポンピングピストン2004の配向は、負荷がロッカーシャフトに向かって内向きであり、かつポンピング負荷によって形成されるトルクが最小限に抑えられるように選択され得る。
次に図22を参照すると、ポンピングアセンブリ2202が固定筐体2204に、例えばシリンダヘッド上にまたは潜在的にエンジンブロック内(ブロックエンジン内のカムの場合)等に位置するシステム2200が示される。ポンピングピストン2206(フラットフォロワ、ラジアスもしくはスフェリカルフォロワ、またはローラフォロワ設計のピストンを含み得る)は、通常、そのポンピングピストンボア2208内の後退位置に維持され(カムローブ2212との疑似接触を回避するため)、示される例において、ポンピングピストン2206を後退位置に維持するために平ばね2210が使用される。通常動作中、ピストンはカムローブから離れて後退させられ、作動液はポンピングされない。システム2200によってより高い圧力が要求される場合、供給圧作動液が油圧回路2214およびポンピングピストンボア2208に導入され、それによってポンピングピストン2206に平ばね2210の付勢を克服させ、カムローブ2212の方向に伸長させる。カムローブ2212がポンピングピストン2206に接触すると、作動液が所望の目的に使用されるように固定筐体2204内にポンピングされる。図示されるように、チェックバルブ2216、2218(種々の種類)が、加圧された作動液の逆流を防止するために使用され得る。この場合も図20の実施形態と同様に、ポンピングピストン2206の位置および角度は、油圧システム2200からの要求事象に対応するようにポンプ送達のタイミングを設定するために調整され得る。さらに、前述のように、油圧を蓄えるように設計された1つ以上のアキュムレータがポンピングアセンブリの下流に存在してもよいか、またはポンピングピストン2206は、図16〜図18に示されるようなデバイスを含んでもよい。
図23の実施形態は、図22のシステム2200と実質的に同様であるシステム2300を示す。しかしながら、この場合、システム2300は、作動液をポンピングするために特別に設計された、ポンピング専用のカムローブ2302を有するカムを備える。ローブ2302の数、およびポンピング事象のタイミングは、作動液の圧力に関するシステムの要求に適合するように調整することができる。これは、加圧された作動液に関する要求が高い場合に回路を充填するのに役立ち得、また、システム2300の脈動を最小限に抑えることができる。ポンピングピストン2206の位置、およびカムローブ2302に対するその角度も同様に、ポンピングピストン2206のタイミングおよびストロークを調整するためにも用いることができる。
次に図24を参照すると、典型的な排気リフトプロファイル2402と典型的な吸気リフトプロファイル2404との比較により、吸気リフトプロファイル2404から得られる動作が、作動液のポンピングを誘導するのに望ましいであろう期間(すなわち、主要排気事象バルブの閉鎖後)と整列していることが明らかになる。これは、さらに別の実施形態において、吸気ロッカーアームに由来する動作が、所望の排気バルブ補充期間の間にポンピング運動の源として作用し得ることを示唆している。吸気バルブ作動運動源からのバルブ作動運動が吸気ロッカーアーム2502を駆動する、そのような構成の一例が図25に示される。この場合、吸気ロッカーアーム2502から延在する片持ち部材2504は、排気ロッカーアーム2508とともに配置されたポンピングピストン2506に向かって「伸びている」。図示されるようなポンピングピストン2506は、前述の図16に示される実施形態と実質的に同様の構造を有することに留意されたい。それにもかかわらず、部材2504によって提供される吸気バルブ作動運動は、ポンピングピストン2506を直接駆動するために使用することができる。
次に図26を参照すると、ポンピングアセンブリを維持するために使用される動的筐体がロッカーアーム以外のバルブトレイン構成要素、すなわちプッシュロッド2602である、システム2600が示される。具体的には、プッシュロッド2602は、図示されるようにポンピングピストン2604および油圧回路2606を含む。供給圧作動液入力部2608および増圧作動液出力部2610は、図示されるように油圧回路2606と流体連通している。供給圧作動液入力部2608は、カム2615と接触しているカムフォロア2614に形成される供給路2612から作動液を受容する。同様に、増圧作動液出力部2610は、この例においてロッカーアーム2616に形成される供給路と流体連通していてもよい。さらに図示されるように、ロッカーアーム2616は、前述のような下流アキュムレータ2618を含んでもよい。
カム2615の回転がカムフォロア2614およびプッシュロッド2602において往復運動を誘導すると、ポンピングピストン2604は、示される例において片持ち突起を備える固定接触面2620に接触される。その結果生じたポンピング作用が、作動液回路2606内で作動液を加圧する。前述の種々の実施形態のそれぞれを踏まえて、加圧された作動液の逆流を防止するためにチェックバルブ2622が設けられてもよい。
図27は、ポンピングピストン2702、油圧回路2704、およびチェックバルブ2706が、プッシュロッド2710ではなくカムフォロア2708内に配置されていることを除いて、図26に示されるシステム2600に類似するシステム2700を示す。その結果として、固定接触面2712は、カムフォロア2708のその位置内で伸長してポンピングピストン2702に接触するように再構成されている。
最後に図28は、ポンピングアセンブリが、さらに別のバルブトレイン構成要素、具体的には、いわゆるマスター/スレーブ型の単一バルブブリッジブレーキとして構成されるバルブブリッジ2802内に配置されたシステム2800を示す。具体的には、当該技術分野で既知のように、スレーブピストン2804は、油圧回路2808を介してマスターピストン2806と流体連通している。この実施形態では、ポンピングアセンブリ2810(例えば、図16〜図18に関連して上に示され、かつ記載された種類の)もまた、バルブブリッジ2802内に設けられる。ロッカーアーム2812(一部図示される)から供給される流体は、エンジンバルブ2814に別様にロストモーションを適用することが望ましい場合に、ロストモーションブリッジを充填するように選択的に作動される。操作されると、供給圧作動液が、ロッカーアームの調整ねじ2816を通ってバルブブリッジ2802に流入し、マスターピストン2806の通路2818を通って油圧回路2808に流入し、それによってマスターピストン2806をそのボアから出るように伸長させる。マスターピストン2806の周囲のマスターピストンボアに形成されるアニュラス2820は、通路2818から作動液を受容し、次いで、作動液はポンピングピストンボア2822に流入し、それによって主要事象リフトの間にポンピングアセンブリを伸長させる。バルブ2814が閉鎖する間、ポンピングピストン2810が固定接触面2824に接触し、前述のように供給圧作動液を加圧する。その結果得られた増圧作動液が、次いで、アニュラス2820および通路2818を通って逆流し、補充期間中に(すなわち、バルブが閉鎖した後)油圧回路2808内の圧力を上昇させ、それによってマスターピストン2806の伸長およびバルブブリッジ2802の充填を補助する。ロッカーアームの任意選択的なチェックバルブ(図示せず)は、作動液の逆流を防止し、ポンピング効率を向上させることができる。制動中、ロッカーアーム2812の運動がマスターピストン2806を下方に移動させる一方で、マスターピストン2806のチェックバルブ2826が油の逆流を防止し、マスターピストン2806とスレーブピストン2804との間の回路2808を油圧でロックする。スレーブピストン2804を上回る圧力が、バルブブリッジ本体を上の別の反応面2828に接触させ、スレーブピストン2804を下に押して単一の排気バルブ2814を開放させる。ブレーキリフト(事象)後、主要事象のリフト増加がマスターピストン2806をそのボア内で最も低い位置に到達させ、バルブブリッジ本体を反応ポスト2828から離れて下方に移動させる。その結果として、スレーブピストンボアのブリード穴2830が露呈し、油圧回路2808内で作動液が通気され、ロストモーション回路が再設定される。
特定の好ましい実施形態を図示および説明してきたが、当業者は、本発明の教示から逸脱することなく、変更および修正が行われ得ることを理解するであろう。例えば、図25の実施例を踏まえて、作動液のポンピングのタイミングが、吸気バルブ事象とより良好に一致し得ることを考慮すると、前述の種々のポンピングアセンブリのそれぞれが、エンジンの吸気側に位置してもよい。したがって、前述の教示のあらゆる修正例、変形例、または均等物が、上に開示される根底となる基本的原則の範囲内に属することが企図される。

Claims (14)

  1. バルブトレインを介してバルブ作動運動源に動作可能に接続された少なくとも1つのエンジンバルブを備える内燃機関内に作動液を供給するためのシステムであって、
    固定された筐体、ロッカーアーム又はバルブブリッジを備える筐体内に配置されたポンピングアセンブリと、
    前記ポンピングアセンブリに動作可能に接続され、供給圧作動液入力部および増圧作動液出力部を備え、前記増圧作動液出力部は、前記少なくとも1つのエンジンバルブにバルブ作動運動を直接伝えない、前記筐体内に配置された油圧回路と、
    前記ポンピングアセンブリに動作可能に接続され、前記バルブ作動運動源または前記バルブ作動運動源と前記少なくとも1つのエンジンバルブとの間に運動を伝える前記バルブトレインの構成要素の少なくとも1つを備える、ポンピング運動の源と
    を備え、
    前記ポンピングアセンブリに適用される前記ポンピング運動は、前記ポンピングアセンブリに前記供給圧作動液入力部を介して受容された作動液を前記増圧作動液出力部に送らせる、システム。
  2. 前記ポンピングアセンブリは、
    前記筐体内に形成され、前記油圧回路と流体連通している、ポンピングピストンボアと、
    前記ポンピングピストンボア内に配置されたポンピングピストンと、を備える、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記ポンピングアセンブリは、前記ポンピングピストンを付勢して前記ポンピングピストンボアから出すように構成される弾性要素をさらに備える、請求項に記載のシステム。
  4. 前記ポンピングアセンブリは、前記ポンピングピストンを付勢して前記ポンピングピストンボアに入れるように構成される弾性要素をさらに備える、請求項に記載のシステム。
  5. 前記ポンピングアセンブリは、前記ポンピングピストンに動作可能に接続された接触式圧力レギュレータをさらに備える、請求項に記載のシステム
  6. 前記接触式圧力レギュレータは、前記ポンピングピストン内に配置されたばね式ピストンを備える、請求項に記載のシステム。
  7. 前記接触式圧力レギュレータは、前記ポンピングピストンを付勢して前記ポンピングピストンボアに入れる弾性要素を備える、請求項に記載のシステム。
  8. 前記ポンピングセンブリは、前記ポンピングピストンボアと前記増圧作動液出力部との間の前記油圧回路と流体連通しているアキュムレータをさらに備える、請求項に記載のシステム。
  9. 前記増圧作動液出力部と下流で流体連通しているアキュムレータをさらに備える、請求項1に記載のシステム。
  10. 前記ポンピング運動の前記源は、前記ポンピングアセンブリに接触する、請求項1に記載のシステム。
  11. 固定接触面をさらに備え、前記ポンピング運動が前記ポンピングアセンブリを前記固定接触面に接触させるように、前記ポンピング運動の前記源が前記筐体に接触する、請求項1に記載のシステム。
  12. 前記バルブ作動運動源は、カムを備える、請求項1に記載のシステム。
  13. 前記バルブトレインの前記構成要素は、ロッカーアームまたはバルブブリッジを備える、請求項1に記載のシステム。
  14. 前記供給圧作動液入力部と前記ポンピングアセンブリとの間の前記油圧回路内に配置された一方向バルブをさらに備え、流体が前記油圧回路から前記供給圧作動液入力部に向かって流れるのを防止するように構成される、請求項1に記載のシステム。
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