JP6436863B2 - 無停電電源装置および無停電電源システム - Google Patents

無停電電源装置および無停電電源システム Download PDF

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Description

この発明は、交流電源からの交流電力を負荷に供給するとともに、交流電源の電圧低下時には蓄電部に蓄えられた直流電力を交流電力に変換して負荷へ供給する無停電電源装置を、複数台接続して連動運転する無停電電源システムに関するものである。
従来、無停電電源装置の出力容量増加や冗長化を目的として複数台の無停電電源装置を並列接続して連動運転されるものが提案されている。(例えば、特許文献1)
また、高い信頼性を得るために複数台の無停電電源装置に対して1台のバックアップ用無停電電源装置を設けたものが提案されている。(例えば、特許文献2)
一方、1台の無停電電源装置ではあるがバックアップ動作を開始したとき、電源線を介してバックアップ動作の開始を電圧の周波数を変えることによって負荷の設備機器に通知して、負荷の設備機器が省電力運転をすることでバックアップ時間を延ばすものが提案されている。(例えば、特許文献3)
特開平5−83862号公報 特開2006−288142号公報 特開2014−57384号公報
従来の無停電電源装置においては、出力容量増加や冗長化による信頼性の向上のために複数台の無停電電源装置を接続する場合には、連動制御するための通信線や装置の接続を切換える切換手段などが別途必要であるという課題があった。
この発明は以上のような課題を解決するためになされたもので、複数台の無停電電源装置を接続する場合であっても、連動制御するための通信線や装置の接続を切換える切換手段などを別途設ける必要がなく、連動によるバックアップ時間を延ばすことが可能な無停電電源装置、およびその無停電電源装置を複数台接続した無停電電源システムを提供することを目的とする。
この発明に係る無停電電源装置は、上位の無停電電源装置の出力側に下位の無停電電源装置が縦列接続された無停電電源システムを構成するため、前記上位の無停電電源装置および前記下位の無停電電源装置のいずれにも用いることができる無停電電源装置であって、交流電源の交流電力を直流電力に変換して直流電源部に与えるコンバータ部と、前記直流電源部の直流電力を交流電力に変換して出力するインバータ部と、前記交流電源の電圧正常時に前記直流電源部の直流電力を蓄電部に充電させるとともに前記交流電源の電圧低下時に前記蓄電部に蓄えられた直流電力を前記直流電源部に放電する充放電部と、前記コンバータ部および前記インバータ部ならびに前記充放電部の動作を制御するとともに、当該無停電電源装置を前記上位の無停電電源装置として機能させるための上位モードか、前記下位の無停電電源装置として機能させるための下位モードかに設定するための制御回路と、を備え、前記制御回路が前記上位モードに設定された場合、前記交流電源または前記蓄電部の状態に応じて、前記インバータ部の出力電圧を2種類のパターンに変化させ、前記制御回路が前記下位モードに設定された場合、入力された交流電力に前記2種類のパターンのうちのいずれかのパターンの電圧変化を検出したとき、検出したパターンの種類に応じて、少なくとも一部の動作を停止する消費電力抑制動作の開始または終了を行うことを特徴とするものである。
この発明によれば、上位の無停電電源装置の出力側に下位の無停電電源装置が縦列接続された無停電電源システムを構成するため、上位の無停電電源装置および下位の無停電電源装置のいずれにも用いることができる無停電電源装置であって、制御回路は、上位モードに設定された場合、交流電源または蓄電部の状態に応じて、インバータ部の出力電圧を2種類のパターンに変化させ、下位モードに設定された場合、入力された交流電力に2種類のパターンのうちのいずれかのパターンの電圧変化を検出したとき、検出したパターンの種類に応じて、少なくとも一部の動作を停止する消費電力抑制動作の開始または終了を行うので、制御回路の設定を変えるだけでよく、連動制御によるバックアップ時間を延ばすことが可能な無停電電源装置を得ることができる効果がある。
この発明の実施の形態1における無停電電源装置を使用した無停電電源システムの一例を示す概略構成図である。 この発明の実施の形態1における無停電電源装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態1における無停電電源装置の交流電源の電圧が正の時のインバータ部正側コンデンサの充電動作を説明する説明図である。 この発明の実施の形態1における無停電電源装置の交流電源の電圧が正の時のインバータ部正側コンデンサの充電動作を説明する説明図である。 この発明の実施の形態1における無停電電源装置の交流電源の電圧が負の時のインバータ部負側コンデンサの充電動作を説明する説明図である。 この発明の実施の形態1における無停電電源装置の交流電源の電圧が負の時のインバータ部負側コンデンサの充電動作を説明する説明図である。 この発明の実施の形態1における無停電電源装置の蓄電部への充電動作を説明する説明図である。 この発明の実施の形態1における無停電電源装置の蓄電部への充電動作を説明する説明図である。 この発明の実施の形態1における無停電電源装置の蓄電部からの放電によりインバータ部正側コンデンサを充電する動作を説明する説明図である。 この発明の実施の形態1における無停電電源装置の蓄電部からの放電によりインバータ部正側コンデンサを充電する動作を説明する説明図である。 この発明の実施の形態1における無停電電源装置の蓄電部からの放電によりインバータ部負側コンデンサを充電する動作を説明する説明図である。 この発明の実施の形態1における無停電電源装置の蓄電部からの放電によりインバータ部負側コンデンサを充電する動作を説明する説明図である。 この発明の実施の形態1における無停電電源装置のインバータ部負側コンデンサの電圧がインバータ部正側コンデンサの電圧よりも高い場合のバランス部の動作を説明する説明図である。 この発明の実施の形態1における無停電電源装置のインバータ部負側コンデンサの電圧がインバータ部正側コンデンサの電圧よりも高い場合のバランス部の動作を説明する説明図である。 この発明の実施の形態1における無停電電源装置の停電補償連動開始時の上位モードの無停電電源装置の出力電圧と出力電流を説明する説明図である。 この発明の実施の形態1における無停電電源装置の停電補償連動終了時の上位モードの無停電電源装置の出力電圧と出力電流を説明する説明図である。 この発明の実施の形態1における無停電電源装置の上位モードの無停電電源装置と下位モードの無停電電源装置の連動動作を説明する説明図である。
以下、この発明の実施の形態について説明するが、各図において同一、または相当部分については同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における無停電電源装置を使用した無停電電源システムの一例を示す概略構成図、図2はこの発明の実施の形態1における無停電電源装置を示す構成図である。
図1において、上位モード(後で詳細に説明する)に設定された無停電電源装置1の入
力側に交流電源2が接続されており、出力側には電源ケーブル3によって下位モード(後で詳細に説明する)に設定された無停電電源装置101が接続され、その出力側は負荷4に接続されている。無停電電源装置1の入力側と出力側はバイパス線5およびバイパススイッチ6によりバイパス接続されている。交流電源2から入力された交流電力はコンバータ部10で直流電力に変換され、直流電源部36に与えられ、インバータ部20によって直流電源部36の直流電力を交流電力に変換して出力側から出力する。また、コンバータ部10の出力である直流電源部36から、充放電部46を介して蓄電部50に直流電力が充放電される。制御回路60は入力電圧センサ61や出力電流センサ64などの各種センサの検出値を入力して、バイパススイッチ6などのスイッチの開閉制御およびコンバータ部10とインバータ部20と充放電部46の動作を制御する。設定部65は制御回路60が上位モードまたは下位モードあるいは単独モードのいずれのモードで動作するかを設定するものであり、上位モードでの制御回路60はインバータ部20の出力電圧を所定パターンで変化させることにより、例えば下位モードに設定された無停電電源装置101に対して連動制御の開始終了を指令し、下位モードでの制御回路60は入力された交流電力に所定パターンの電圧変化を検出したとき少なくとも一部の動作を停止する消費電力抑制動作の開始終了を行う。また、単独モードは一台のみで使用される場合に設定される。
なお、図1に示す設定部165により下位モードに設定された制御回路160を有する無停電電源装置101(以下、下位モードの無停電電源装置101と称す)の構成も、設定部65により上位モードに設定された制御回路60を有する無停電電源装置1(以下、上位モードの無停電電源装置1と称す)の構成と同様であり、上位モードの無停電電源装置1の各部の符号に100を加えた符号を下位モードの無停電電源装置101に付しており、下位モードの無停電電源装置101に対する構成の説明については省略する。また、図1においては交流電源2と負荷4との間に2台の無停電電源装置1,101を縦列(シリアル)接続した場合について図示しているが、3台以上の複数台の無停電電源装置を縦列接続してもよく、同様である。さらに、図面の煩雑化を避けるため、図1では制御回路60からコンバータ部10やインバータ部20などへの制御線の記述を省略している。
次に図2にもとづき本発明に使用される無停電電源装置の詳細構成について説明する。なお、上位モードの無停電電源装置1と下位モードの無停電電源装置101は同様構成のため、以下の詳細説明においては上位モードの無停電電源装置1で説明する。無停電電源装置1は、入力側の一端と出力側の一端を接続する共通線7と、入力側の他端と出力側の他端をバイパス接続するバイパス線5およびバイパススイッチ6と、同極性に直列接続された接続点が入力側の他端に接続された一対の正側逆流防止ダイオード18および負側逆流防止ダイオード19と、正側逆流防止ダイオード18のカソードに接続され直流の正極側となる正極側電圧線8と、負側逆流防止ダイオード19のアノードに接続され直流の負極側となる負極側電圧線9と、入力側に接続された交流電源2に対して並列接続され交流電源2から入力された交流電力を直流電力に変換するコンバータ部10と、共通線7と正極側電圧線8および負極側電圧線9に接続され直流電力を交流電力に変換して出力側の他端に出力するインバータ部20と、インバータ部20よりも入力側で共通線7と正極側電圧線8および負極側電圧線9に接続されインバータ部20のインバータ部正側コンデンサ21とインバータ部負側コンデンサ22との間で電荷を移動させるバランス部30と、負極側が共通線7に接続されており交流電源2の停電時には予め蓄えられている直流電力を供給する蓄電部50と、蓄電部50の正極側と共通線7および負極側電圧線9に接続された負極側昇降圧部40と、無停電電源装置1の動作を制御する制御回路60と、制御回路60に対して上位モードまたは下位モードあるいは単独モードのいずれのモードで動作するかを設定する設定部65を有している。
なお、図1に示す直流電源部36は、図2に示すインバータ部正側コンデンサ21とインバータ部負側コンデンサ22とバランス部30であり、図1に示す充放電部46は、図2に示す負極側昇降圧部40とコンバータ部10の一部の機能(蓄電部50に蓄電されている直流電力を直流電源部36へ放電するために使用する機能)が相当する。
入力側に接続された交流電源2とコンバータ部10との間には、交流電源2と並列に接続された入力側コンデンサ16と、入力側コンデンサ16とフィルタ回路を構成する入力側リアクトル17が設けられており、入力側コンデンサ16と入力側リアクトル17の間には交流電源2からの入力と蓄電部50からの出力を切換える切換スイッチ53が設けられ、切換スイッチ53と蓄電部50の正極との間には蓄電部運転スイッチ54が接続されている。
また、出力側に接続された負荷4と並列に出力側コンデンサ27が接続されており、インバータ部20の出力線に直列接続された出力側リアクトル28とでフィルタ回路を形成している。
コンバータ部10は、コンバータ部第一ダイオード11,コンバータ部第二ダイオード12,コンバータ部第三ダイオード13,コンバータ部第四ダイオード14の4個のダイオードによりダイオードブリッジが構成されており、このダイオードブリッジと並列接続されたコンバータ部半導体スイッチ15とにより構成されている。なお、正極側電圧線8に設けられた正側逆流防止ダイオード18および負極側電圧線9に設けられた負側逆流防止ダイオード19もコンバータ部10の一部であり、コンバータ部10は交流電源2から入力された交流電力を直流電力に変換して正極側電圧線8および負極側電圧線9に与えるものである。
インバータ部20は、共通線7と正極側電圧線8との間に接続されたインバータ部正側コンデンサ21と、共通線7と負極側電圧線9との間に接続されたインバータ部負側コンデンサ22と、コレクタが正極側電圧線8に接続されたインバータ部正側半導体スイッチ23と、インバータ部正側半導体スイッチ23と逆並列接続されたインバータ部正側ダイオード24と、コレクタがインバータ部正側半導体スイッチ23のエミッタに接続されエミッタが負極側電圧線9に接続されたインバータ部負側半導体スイッチ25と、インバータ部負側半導体スイッチ25と逆並列接続されたインバータ部負側ダイオード26とにより構成されており、インバータ部正側コンデンサ21とインバータ部負側コンデンサ22に蓄えられた直流電力を交流電力に変換して出力する。
バランス部30は、コレクタが正極側電圧線8に接続されたバランス部正側半導体スイッチ31と、バランス部正側半導体スイッチ31と逆並列接続されたバランス部正側ダイオード32と、コレクタがバランス部正側半導体スイッチ31のエミッタに接続されエミッタが負極側電圧線9に接続されたバランス部負側半導体スイッチ33と、バランス部負側半導体スイッチ33と逆並列接続されたバランス部負側ダイオード34と、一端がバランス部正側半導体スイッチ31のエミッタおよびバランス部負側半導体スイッチ33のコレクタに接続され他端が共通線7に接続されたバランス部リアクトル35により構成されている。
負極側昇降圧部40は、コレクタが蓄電部50の正極側に接続された負極側昇降圧部正側半導体スイッチ41と、負極側昇降圧部正側半導体スイッチ41と逆並列接続された負極側昇降圧部正側ダイオード42と、コレクタが負極側昇降圧部正側半導体スイッチ41のエミッタに接続されエミッタが負極側電圧線9に接続された負極側昇降圧部負側半導体スイッチ43と、負極側昇降圧部負側半導体スイッチ43と逆並列接続された負極側昇降圧部負側ダイオード44と、一端が負極側昇降圧部正側半導体スイッチ41のエミッタおよび負極側昇降圧部負側半導体スイッチ43のコレクタに接続され他端が共通線7に接続された負極側昇降圧部リアクトル45により構成されている。
制御回路60は、インバータ部正側コンデンサ21およびインバータ部負側コンデンサ22の電圧を検出する電圧検出器29と、蓄電部50の電圧を検出する蓄電部電圧検出センサ51と、蓄電部50に流れる電流を検出する蓄電部電流検出センサ52と、入力側に接続された交流電源2の電圧を検出する入力電圧センサ61と、入力電流を検出する入力電流センサ62と、出力側に接続された負荷4に出力する電圧を検出する出力電圧センサ63と、出力電流を検出する出力電流センサ64からの検出値を入力して、バイパススイッチ6の開閉制御と、切換スイッチ53の切換制御と、蓄電部運転スイッチ54の開閉制御と、コンバータ部半導体スイッチ15の導通制御と、インバータ部正側半導体スイッチ23の導通制御と、インバータ部負側半導体スイッチ25の導通制御と、バランス部正側半導体スイッチ31の導通制御と、バランス部負側半導体スイッチ33の導通制御と、負極側昇降圧部正側半導体スイッチ41の導通制御と、負極側昇降圧部負側半導体スイッチ43の導通制御を適宜実施して無停電電源装置1の運転状態を制御する。
次に無停電電源装置1の上位モードと下位モードおよび単独モード共通の基本動作について説明する。
通常運転時はバイパススイッチ6が開成されており、切換スイッチ53を図2に示すa側にしてコンバータ部10に入力してコンバータ部10により直流電力に変換する。コンバータ部10により変換された直流電力はインバータ部正側コンデンサ21とインバータ部負側コンデンサ22に与えられて、インバータ部20によって交流電力に変換されて出力側から負荷4に出力されるとともに、負極側昇降圧部40を介して蓄電部50に蓄えられる。また、インバータ部正側コンデンサ21とインバータ部負側コンデンサ22の電位が不平衡になった場合はバランス部30を動作させて平衡に保っている。
交流電源2が停電すると、切換スイッチ53が図2に示すb側に切換えられ蓄電部運転スイッチ54を閉成することにより、バックアップ運転状態となる。この状態では、蓄電部50に蓄えられている直流電力がインバータ部正側コンデンサ21とインバータ部負側コンデンサ22に与えられて、インバータ部20によって交流電力に変換されて出力側から負荷4に供給される。
以下、各部の詳細動作について説明する。
図3aおよび図3bはこの発明の実施の形態1における無停電電源装置の交流電源の電圧が正の時のインバータ部正側コンデンサの充電動作を説明する説明図である。
通常運転時において交流電源2の電圧が正の場合には、図3aに示すようにコンバータ部半導体スイッチ15を導通(オン)させて、交流電源2→切換スイッチ53→入力側リアクトル17→コンバータ部第一ダイオード11→コンバータ部半導体スイッチ15→コンバータ部第四ダイオード14→交流電源2のルートで電流を流して、入力側リアクトル17にエネルギーを貯める。
続いて、図3bに示すようにコンバータ部半導体スイッチ15を非導通(オフ)させることにより、入力側リアクトル17→正側逆流防止ダイオード18→正極側電圧線8→インバータ部正側コンデンサ21→共通線7→交流電源2→切換スイッチ53→入力側リアクトル17のルートで電流を流して、入力側リアクトル17に貯められたエネルギーをインバータ部正側コンデンサ21に充電する。この充電により正極側電圧線8は共通線7に対して正の電位Pとなる。
図4aおよび図4bはこの発明の実施の形態1における無停電電源装置の交流電源の電圧が負の時のインバータ部負側コンデンサの充電動作を説明する説明図である。
通常運転時において交流電源2の電圧が負の場合には、図4aに示すようにコンバータ部半導体スイッチ15を導通(オン)させて、交流電源2→コンバータ部第二ダイオード12→コンバータ部半導体スイッチ15→コンバータ部第三ダイオード13→入力側リアクトル17→切換スイッチ53→交流電源2のルートで電流を流して、入力側リアクトル17にエネルギーを貯める。
続いて、図4bに示すようにコンバータ部半導体スイッチ15を非導通(オフ)させることにより、入力側リアクトル17→切換スイッチ53→交流電源2→共通線7→インバータ部負側コンデンサ22→負極側電圧線9→負側逆流防止ダイオード19→入力側リアクトル17のルートで電流を流して、入力側リアクトル17に貯められたエネルギーをインバータ部負側コンデンサ22に充電する。この充電により負極側電圧線9は共通線7に対して負の電位Nとなる。
図5aおよび図5bはこの発明の実施の形態1における無停電電源装置の蓄電部への充電動作を説明する説明図である。
通常運転時における蓄電部50への充電動作は、まず図5aに示すように、負極側昇降圧部負側半導体スイッチ43を導通(オン)させて、インバータ部負側コンデンサ22→負極側昇降圧部リアクトル45→負極側昇降圧部負側半導体スイッチ43→インバータ部負側コンデンサ22のルートで電流を流して、負極側昇降圧部リアクトル45にエネルギーを貯める。
続いて、負極側昇降圧部負側半導体スイッチ43を非導通(オフ)にして、図5bに示すように、負極側昇降圧部リアクトル45→負極側昇降圧部正側ダイオード42→蓄電部50→負極側昇降圧部リアクトル45のルートで電流を流して、負極側昇降圧部リアクトル45に貯められたエネルギーを蓄電部50に充電する。
図6aおよび図6bはこの発明の実施の形態1における無停電電源装置の蓄電部からの放電によりインバータ部正側コンデンサを充電する動作を説明する説明図、図7aおよび図7bはこの発明の実施の形態1における無停電電源装置の蓄電部からの放電によりインバータ部負側コンデンサを充電する動作を説明する説明図である。
交流電源2の停電を入力電圧センサ61からの入力により検出すると、制御回路60は、切換スイッチ53を図6aおよび図6bに示すようにb側に切換えるとともに蓄電部運転スイッチ54を閉成して蓄電部50に蓄えられた直流電力をインバータ部20に与えることでバックアップ運転を行う。
具体的には、図6aに示すようにコンバータ部半導体スイッチ15を導通(オン)させて、蓄電部50→蓄電部運転スイッチ54→切換スイッチ53→入力側リアクトル17→コンバータ部第一ダイオード11→コンバータ部半導体スイッチ15→コンバータ部第四ダイオード14→蓄電部50のルートで電流を流して、蓄電部50に蓄えられている直流電力によって入力側リアクトル17にエネルギーを貯める。
続いて、図6bに示すようにコンバータ部半導体スイッチ15を非導通(オフ)させることにより、入力側リアクトル17→正側逆流防止ダイオード18→インバータ部正側コンデンサ21→蓄電部50→蓄電部運転スイッチ54→切換スイッチ53→入力側リアクトル17のルートで電流を流して、入力側リアクトル17に貯められたエネルギーをインバータ部正側コンデンサ21に充電する。
また、図7aに示すように負極側昇降圧部正側半導体スイッチ41を導通(オン)させて、蓄電部50→負極側昇降圧部正側半導体スイッチ41→負極側昇降圧部リアクトル45→蓄電部50のルートで電流を流して、蓄電部50に蓄えられている直流電力によって負極側昇降圧部リアクトル45にエネルギーを貯める。
続いて、図7bに示すように負極側昇降圧部正側半導体スイッチ41を非導通(オフ)させることにより、負極側昇降圧部リアクトル45→インバータ部負側コンデンサ22→負極側昇降圧部負側ダイオード44→負極側昇降圧部リアクトル45のルートで電流を流して、負極側昇降圧部リアクトル45に貯められたエネルギーをインバータ部負側コンデンサ22に充電する。
図8aおよび図8bはこの発明の実施の形態1における無停電電源装置のインバータ部負側コンデンサの電圧がインバータ部正側コンデンサの電圧よりも高い場合のバランス部の動作を説明する説明図である。
上述したように、インバータ部正側コンデンサ21およびインバータ部負側コンデンサ22に充電された直流電力を使用して、インバータ部20で直流電力を交流電力に変換して負荷4に供給するが、負荷4の不平衡などによりインバータ部正側コンデンサ21とインバータ部負側コンデンサ22の電圧が不平衡になる場合がある。この場合には電圧検出器29で検出したインバータ部正側コンデンサ21とインバータ部負側コンデンサ22の電圧を制御回路60に入力し、制御回路60からの制御によりバランス部30を動作させて電圧を平衡にバランスさせる。一例として、インバータ部負側コンデンサ22の電圧がインバータ部正側コンデンサ21の電圧よりも高くなった場合について、図8aおよび図8bにもとづき説明する。
まず図8aに示すように、バランス部負側半導体スイッチ33を導通(オン)させて、インバータ部負側コンデンサ22→バランス部リアクトル35→バランス部負側半導体スイッチ33→インバータ部負側コンデンサ22のルートで電流を流して、インバータ部負側コンデンサ22に蓄えられている直流電力によってバランス部リアクトル35にエネルギーを貯める。このとき、インバータ部負側コンデンサ22の電圧が下がる。
続いて、図8bに示すように、バランス部負側半導体スイッチ33を非導通(オフ)させることにより、バランス部リアクトル35→バランス部正側ダイオード32→インバータ部正側コンデンサ21→バランス部リアクトル35のルートで電流を流して、バランス部リアクトル35に貯められたエネルギーをインバータ部正側コンデンサ21に充電することで、インバータ部正側コンデンサ21の電圧を上昇させる。
以上説明の動作を実施することで、インバータ部負側コンデンサ22の電圧を下げてインバータ部正側コンデンサ21の電圧を上昇させ、両コンデンサの電圧をバランスさせることができる。
なお、逆にインバータ部正側コンデンサ21の電圧がインバータ部負側コンデンサ22の電圧よりも高くなった場合については、インバータ部負側コンデンサ22とインバータ部正側コンデンサ21が逆になり、バランス部負側半導体スイッチ33がバランス部正側半導体スイッチ31に、バランス部正側ダイオード32がバランス部負側ダイオード34に変わるのみで、上記説明の動作と同様であり、図示および説明を省略する。
次に図1に示すように2台以上の無停電電源装置1,101が縦列(シリアル)接続されている場合の停電補償(バックアップ)運転時の連動制御について説明する。
図9はこの発明の実施の形態1における無停電電源装置の停電補償連動開始時の上位モードの無停電電源装置の出力電圧と出力電流を説明する説明図、図10はこの発明の実施の形態1における無停電電源装置の停電補償連動終了時の上位モードの無停電電源装置の出力電圧と出力電流を説明する説明図、図11はこの発明の実施の形態1における無停電電源装置の上位モードの無停電電源装置と下位モードの無停電電源装置の連動動作を説明する説明図である。
図11において、交流電源2が正常で上位モードの無停電電源装置1および下位モードの無停電電源装置101が通常運転動作を実施している状態で、図11に示すS1時点において、交流電源2の電圧が設定値範囲を外れて低下(停電)が発生すると、上位モードの無停電電源装置1は、入力電圧センサ61の検出電圧により停電を検知して、制御回路60からの指令により、切換スイッチ53を図2に示すb側に切換え、蓄電部運転スイッチ54を閉成することにより、通常運転動作から停電補償(バックアップ)運転動作に切替る。このとき、上位モードの無停電電源装置1は、図9のT1からT4に示すように出力電圧の電圧値を変化させて、電源ケーブル3を介して下位モードに設定された無停電電源装置101に停電補償(バックアップ)動作を開始したことを通知する。具体的には、
図9のT1において通常時の電源電圧100Vよりも高い例えば101Vの電圧を1サイクル出力し、T2において通常電圧よりも低い例えば99Vの電圧を1サイクル出力し、T3およびT4において通常電圧よりも高い例えば101Vの電圧を2サイクル出力して、T5以降は通常電源電圧100Vを出力する。このように上位モードに設定された制御回路60からの制御によりインバータ部20の出力電圧に連動制御の開始を指令する第一パターンの電圧変化を生じさせる。
下位モードの無停電電源装置101は、入力電圧センサ161の検出電圧により図9に示すT1からT4の第一パターンの電圧変化を検知すると、制御回路160からの制御により、バイパススイッチ106を閉成(短絡)させて入力側に入力された上位モードの無停電電源装置1の出力した交流電力を出力側から負荷4に供給するとともに、コンバータ部110とインバータ部120と充放電部146の少なくとも一つの動作を停止させることにより、下位モードの無停電電源装置101を動作することで発生する自己消費電力を抑制する。
ここで、消費電力抑制動作のパターンとしては以下に示す4つのパターンがあり、必要に応じて適宜適用可能である。
パターン1は、コンバータ部110とインバータ部120と充放電部146の全ての動作を停止する。
パターン2は、インバータ部120と充放電部146の動作を停止する。
パターン3は、コンバータ部110とインバータ部120の動作を停止する。
パターン4は、インバータ部120の動作を停止する。
下位モードの無停電電源装置101の消費電力抑制動作により、上位モードの無停電電源装置1の出力電流の電流値は図9のT6以降に示すように減少することとなり、上位モードの無停電電源装置1は出力電流センサ64の検出電流値の減少により、下位モードの無停電電源装置101が消費電力抑制動作に移行したことを認識することができる。この時点が図11のS2で示す停電補償連動開始である。
なお、停電補償連動開始時に上位モードの無停電電源装置1は、下位モードの無停電電源装置101に停電補償(バックアップ)動作の開始を通知しても、出力電流センサ64で検出した電流値がT6からT8においてもT1からT4での電流値のままで減少しない場合は、連動運転が失敗したものとみなして、再度図9に示すT1からT8の動作を繰返すことで、上位モードの無停電電源装置1と下位モードの無停電電源装置101は確実に連動運転を実施することが可能となる。
次に図11のS3で示す停電補償連動終了時の動作について説明する。上位モードの無停電電源装置1の制御回路60は、蓄電部電圧検出センサ51で検出した電圧値により蓄電部50に蓄えられている直流電力の残量が所定値を下回った状態になった場合には、図10のT11からT13に示すように出力電圧の電圧値を変化させて、電源ケーブル3を介して下位モードの無停電電源装置101に停電補償連動制御を終了するよう通知する。具体的には、図10のT11において通常時の電源電圧100Vよりも高い例えば101Vの電圧を1サイクル出力し、T12において通常電圧よりも低い例えば99Vの電圧を1サイクル出力し、T13において通常電圧よりも高い例えば101Vの電圧を1サイクル出力して、T14以降は通常電源電圧100Vを出力する。このように上位モードに設定された制御回路60からの制御によりインバータ部20の出力電圧に連動制御の終了を指令する第二パターンの電圧変化を生じさせる。
下位モードの無停電電源装置101は、入力電圧センサ161の検出電圧により図10に示すT11からT13の第二パターンの電圧変化を検知すると、制御回路160からの指令により、バイパススイッチ106を開成させるとともに、停止していたコンバータ部110とインバータ部120と充放電部146の動作を復帰させて通常運転動作となる。
上位モードの無停電電源装置1は出力電流センサ64の検出電流値の増加により、下位モードの無停電電源装置101が通常運転動作に復帰したことを認識できる。この時点が図11のS3で示す停電補償連動終了である。
なお、停電補償連動終了時に上位モードの無停電電源装置1は、下位モードの無停電電源装置101に停電補償連動動作の終了を通知しても、出力電流センサ64で検出した電流値がT16からT18においてもT11からT14での電流値のままで増加しない場合は、連動運転終了が失敗したものとみなして、再度図10に示すT11からT18の動作を繰返すことで、上位モードの無停電電源装置1と下位モードの無停電電源装置101は確実に連動運転終了を実施することが可能となる。
上位モードの無停電電源装置1の蓄電部50に蓄えられている直流電力が無くなると、上位モードの無停電電源装置1は停電補償(バックアップ)運転不可能となり停止する。下位モードの無停電電源装置101は、入力電圧センサ161の検出電圧により停電を検知して、制御回路160からの指令により、通常運転動作から停電補償(バックアップ)運転動作に切替る。この時点が図11のS4で示す停電補償機器切替である。
図11のS5において、交流電源2の電圧が設定値範囲内に復帰(復電)すると、上位モードの無停電電源装置1は入力電圧センサ61の検出電圧により復電を検知して、通常運転動作を開始して交流電圧出力を開始する。下位モードの無停電電源装置101も入力電圧センサ161の検出電圧により復電を検知して、通常運転動作に切替る。
なお、上位モードの無停電電源装置1が停電補償(バックアップ)運転中であり、下位モードの無停電電源装置101が停電補償連動動作中に交流電源2の電圧が設定値範囲内に復帰(復電)した場合には、上位モードの無停電電源装置1から停電補償連動終了時と同様の第二パターンで下位モードの無停電電源装置101に通知することで、下位モードの無停電電源装置101も通常運転動作に切替る。
また、単独モードでは、上述の連動制御、上位モード時の出力の電圧変化、および下位モード時の消費電力抑制動作を行わない普通の動作モードであり、上位モードで代用することも可能である。
以上説明したように、複数台の無停電電源装置を縦列(シリアル)接続することで、連動制御するための通信線や装置の接続を切換える切換手段などを別途設ける必要がなく、設定部65,165の設定を変えるのみで、連動によるバックアップ時間を延ばすことが可能となる。
また、連動制御のための通知等は上位モードの無停電電源装置1から出力電圧値を変えた所定パターンの電圧により下位モードの無停電電源装置101に行うため、例えば負荷4に電源の周波数を基準として動作するような機器が接続されていたとしても、周波数は変動しないため誤動作を発生することは無い。
なお、上記実施の形態1では、下位モードの無停電電源装置101がバイパススイッチ106を閉成させて消費電力抑制動作を行う場合について説明したが、バイパススイッチ106は開放したままで、入力側に入力された上位モードの無停電電源装置1からの交流電力をコンバータ部110およびインバータ部120を介して波形整形して出力側から負荷4に供給するとともに、充放電部146の動作を停止させることにより、下位モードの無停電電源装置101を動作することで発生する自己消費電力を抑制することも可能であり、この場合にはバイパス線5,105およびバイパススイッチ6,106は無くても可能である。
また、この発明は、その発明の範囲内において実施の形態を自由に組み合わせたり、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 無停電電源装置、2 交流電源、3 電源ケーブル、4 負荷、5 バイパス線、6 バイパススイッチ、7 共通線、8 正極側電圧線、9 負極側電圧線、10 コンバータ部、11 コンバータ部第一ダイオード、12 コンバータ部第二ダイオード、13 コンバータ部第三ダイオード、14 コンバータ部第四ダイオード、15 コンバータ部半導体スイッチ、16 入力側コンデンサ、17 入力側リアクトル、18 正側逆流防止ダイオード、19 負側逆流防止ダイオード、20 インバータ部、21 インバータ部正側コンデンサ、22 インバータ部負側コンデンサ、23 インバータ部正側半導体スイッチ、24 インバータ部正側ダイオード、25 インバータ部負側半導体スイッチ、26 インバータ部負側ダイオード、27 出力側コンデンサ、28 出力側リアクトル、29 電圧検出器、30 バランス部、31 バランス部正側半導体スイッチ、32 バランス部正側ダイオード、33 バランス部負側半導体スイッチ、34 バランス部負側ダイオード、35 バランス部リアクトル、36 直流電源部、40 負極側昇降圧部、41 負極側昇降圧部正側半導体スイッチ、42 負極側昇降圧部正側ダイオード、43 負極側昇降圧部負側半導体スイッチ、44 負極側昇降圧部負側ダイオード、45 負極側昇降圧部リアクトル、46 充放電部、50 蓄電部、51 蓄電部電圧検出センサ、52 蓄電部電流検出センサ、53 切換スイッチ、54 蓄電部運転スイッチ、60 制御回路、61 入力電圧センサ、62 入力電流センサ、63 出力電圧センサ、64 出力電流センサ、65 設定部、101 無停電電源装置、106 バイパススイッチ、110 コンバータ部、120 インバータ部、146 充放電部、160 制御回路、161 入力電圧センサ、165 設定部

Claims (6)

  1. 上位の無停電電源装置の出力側に下位の無停電電源装置が縦列接続された無停電電源システムを構成するため、前記上位の無停電電源装置および前記下位の無停電電源装置のいずれにも用いることができる無停電電源装置であって、
    交流電源の交流電力を直流電力に変換して直流電源部に与えるコンバータ部と、前記直流電源部の直流電力を交流電力に変換して出力するインバータ部と、前記交流電源の電圧正常時に前記直流電源部の直流電力を蓄電部に充電させるとともに前記交流電源の電圧低下時に前記蓄電部に蓄えられた直流電力を前記直流電源部に放電する充放電部と、前記コンバータ部および前記インバータ部ならびに前記充放電部の動作を制御するとともに、当該無停電電源装置を前記上位の無停電電源装置として機能させるための上位モードか、前記下位の無停電電源装置として機能させるための下位モードかに設定するための制御回路と、を備え、前記制御回路が前記上位モードに設定された場合、前記交流電源または前記蓄電部の状態に応じて、前記インバータ部の出力電圧を2種類のパターンに変化させ、
    前記制御回路が前記下位モードに設定された場合、入力された交流電力に前記2種類のパターンのうちのいずれかのパターンの電圧変化を検出したとき、検出したパターンの種類に応じて、少なくとも一部の動作を停止する消費電力抑制動作の開始または終了を行うことを特徴とする無停電電源装置。
  2. 前記制御回路が前記上位モードに設定された場合、前記交流電源の電圧低下時に前記インバータ部の出力電圧に第一パターンの電圧変化を生じさせ、
    前記制御回路が前記下位モードに設定された場合、入力された交流電力に前記第一パターンの電圧変化を検出したときに前記消費電力抑制動作を開始することを特徴とする請求項1に記載の無停電電源装置。
  3. 前記制御回路が前記上位モードに設定された場合、前記蓄電部に蓄えられた直流電力の残量が所定値を下回ったときに前記インバータ部の出力電圧に第二パターンの電圧変化を生じさせ、
    前記制御回路が前記下位モードに設定された場合、入力された交流電力に前記第二パターンの電圧変化を検出したときに前記消費電力抑制動作を終了させることを特徴とする請求項1または2に記載の無停電電源装置。
  4. 前記コンバータ部の入力側と前記インバータ部の出力側を短絡するバイパススイッチを備え、
    前記制御回路が前記下位モードに設定された場合、当該制御回路は、前記消費電力抑制動作を行うとき前記バイパススイッチを閉成(短絡)させることを特徴とする請求項1から3のいずれか項に記載の無停電電源装置。
  5. 前記制御回路が前記下位モードに設定された場合、当該制御回路は、前記消費電力抑制動作を行うとき前記コンバータ部と前記インバータ部の動作を停止させることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の無停電電源装置。
  6. 前記制御回路が前記上位モードに設定された請求項1から5のいずれか1項に記載の第一の無停電電源装置と、前記制御回路が前記下位モードに設定された請求項1から5のいずれか1項に記載の第二の無停電電源装置とを備え、
    前記第一の無停電電源装置の出力側に前記第二の無停電電源装置が縦列接続されたことを特徴とする無停電電源システム。
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