JP6436797B2 - 映像コンテンツ検索装置および映像コンテンツ検索方法 - Google Patents

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本発明は映像コンテンツ検索装置および映像コンテンツ検索方法に関し、特にネットワーク接続機能を備える映像コンテンツ検索装置に関する。
近年、インターネット上の動画共有サービス(例えば、ユーチューブ(You Tube(登録商標)))が人気を集めており、パーソナルコンピューター(PC)やネットワーク接続機能を備えたテレビなどの映像表示装置を利用して、動画共有サーバにアップロードされた動画を多くのユーザーが視聴することができる。
このような動画共有サービスでは、一般的に、アップロードされている映像コンテンツはファイルサイズの問題から、低解像度である場合が多い。また、高解像度の映像コンテンツがアップロードされている場合でも、インターネットの通信速度の制約などから、再生設定を低解像度に切り替えて視聴せざるを得ない場合が多い。そのため結果として、元のコンテンツが高解像度である場合でも、ユーザーは低解像度で同コンテンツの視聴を強いられるという問題があった。
動画共有サービスにアップロードされている映像コンテンツには、放送局が放送した番組を第三者が自身でキャプチャーした物が多い。従って、これらの映像コンテンツには複製および二次利用の制限(例えば著作権上の制約)がある場合が多い。よって、映像コンテンツの制約に気が付かないユーザーが、これらの制約のあるコンテンツを選択して、ストリーミング視聴やダウンロード視聴をする行為がその制約に触れる(例えば、著作権侵害)可能性がある。
一方で、放送局が放送した番組は、特に放送時期が直近の場合、ユーザーが所有する放送番組録画レコーダやホームサーバに録画済みである可能性がある。また、放送局が放送した番組は、放送事業者自身あるいはコンテンツ配信業者によって、インターネット上において正規に配信されている可能性がある。
ホームサーバなどに記憶されたコンテンツとインターネット上に配信されているコンテンツを管理する技術として、例えば特許文献1および特許文献2が知られている。
特開2011−199708号公報 特開2004−193920号公報
特許文献1に記載の技術は、ホームサーバなどに記憶された過去の映像コンテンツと、配信などによる現在又は未来の映像コンテンツをユーザー嗜好に基づき番組表とし、一元管理するものである。特許文献1においては、動画共有サイトを、ユーザーの嗜好に合ったコンテンツの取得先のひとつとして位置付けているだけである。動画共有サイトから取得したコンテンツはそのままの解像度でユーザーに提供される。
また、動画共有サイトから取得した映像コンテンツはそのままホームサーバなどに記憶しており、映像コンテンツに複製および二次利用の制限ある場合、その制約に触れる可能性がある。
また、特許文献2に記載の装置およびシステムは、現在放送中の番組に加え過去・未来の番組をシームレスにユーザーが選択できる手段と、放送経路と通信経路を自由に選択可能とした手段を提供している。しかしながら、動画共有サイトに任意にアップロードされたコンテンツについては考慮されていない。
本発明は以上のような課題を解決するためになされたものであり、ユーザーが映像コンテンツの利用上の制約に触れる可能性を低減し、かつ、より高解像度の映像コンテンツを視聴可能な映像コンテンツ検索装置および映像コンテンツ検索方法の提供を目的とする。
本発明に係る第1の映像コンテンツ検索装置は、インターネットを介して第1の映像コンテンツ又は第1の映像コンテンツに関する情報を受信するネットワークインターフェース部と、予め定めた条件に従って第1の映像コンテンツと同一性を有する第2の映像コンテンツをネットワーク上または自装置内から検索して検出する検索部と、第1または第2の映像コンテンツを利用コンテンツとして選択する選択部と、を備え、予め定めた条件に従って、第1の映像コンテンツが利用上の制約に触れるか否かを判定する制約有無判定部をさらに備え、検索部が第2の映像コンテンツを検出しない場合であって、制約有無判定部が第1の映像コンテンツが利用上の制約に触れないと判定した場合は、選択部は、第1の映像コンテンツを利用コンテンツとして選択する。
本発明に係る第2の映像コンテンツ検索装置は、インターネットを介して第1の映像コンテンツ又は第1の映像コンテンツに関する情報を受信するネットワークインターフェース部と、予め定めた条件に従って第1の映像コンテンツと同一性を有する第2の映像コンテンツをネットワーク上または自装置内から検索して検出する検索部と、第1または第2の映像コンテンツを利用コンテンツとして選択する選択部と、を備え、予め定めた条件に従って、第1の映像コンテンツが利用上の制約に触れるか否かを判定する制約有無判定部と、第1、第2の映像コンテンツの解像度を判別する解像度判別部と、をさらに備え、検索部が第2の映像コンテンツを検出した場合であって、制約有無判定部が第1の映像コンテンツが利用上の制約に触れないと判定した場合は、選択部は、第1、第2の映像コンテンツのうち、より解像度の高い方を利用コンテンツとして選択する。
本発明に係る第1の映像コンテンツ検索装置は、インターネット上の映像コンテンツ(第1のコンテンツ)と同一性を有する第2の映像コンテンツの検索を行う。そして、検索の結果、第2の映像コンテンツを検出しない場合であって、第1の映像コンテンツが利用上の制約に触れないと判定した場合は、第1の映像コンテンツを利用コンテンツとして選択する。よって、ユーザーは、第2の映像コンテンツが検出されなくても著作権侵害等の可能性を心配することなく映像コンテンツを視聴することができる。
本発明に係る第2の映像コンテンツ検索装置は、第2の映像コンテンツを検出した場合であって、第1の映像コンテンツが利用上の制約に触れないと判定した場合、第1、第2の映像コンテンツのうち、より解像度の高い方を利用コンテンツとして選択する。よって、ユーザーは、より画質の高い映像コンテンツを著作権侵害等の可能性を心配することなく視聴することができる。
また、インターネット上の映像コンテンツは、比較的解像度が低いため、第2の映像コンテンツを選択することにより、ユーザーはより高い解像度で映像コンテンツを視聴することができる。
実施の形態1に係る映像コンテンツ検索装置のブロック図である。 実施の形態1に係る映像コンテンツ検索装置のネットワーク接続を示す模式図である。 実施の形態1に係る映像コンテンツ検索装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る映像コンテンツ検索装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態3に係る映像コンテンツ検索装置のブロック図である。 実施の形態3に係る映像コンテンツ検索装置の動作を示すフローチャートである。
<実施の形態1>
<構成>
図1は、実施の形態1における映像コンテンツ検索装置100の機能ブロック図である。また、図2は、映像コンテンツ検索装置100と他の機器およびネットワークとの接続関係を示す模式図である。
本実施の形態1において、映像コンテンツ検索装置100は例えば液晶テレビである。図1に示すように、映像コンテンツ検索装置100は、CPU(Central Processing Unit)101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、コンテンツ情報記憶部104と、操作認識部105と、チューナー部109と、信号復調部110と、トランスポートストリームデコーダ部112と、ストリーム蓄積部113と、ストリーム制御部114と、AVデコーダ部115と、選択部117と、検索部118と、映像制御部119と、音声制御部120と、ネットワークインターフェース部124とを備える。
また、チューナー部109にアンテナ107が接続される。映像制御部119、音声制御部120には映像表示部121、音声出力部122がそれぞれ接続される。ネットワークインターフェース部124は、インターネットやホームネットワークを含むネットワーク125と接続される。
映像表示部121は例えば液晶ディスプレイである。また、音声出力部122はスピーカである。なお、映像コンテンツ検索装置100は映像表示部121および音声出力部122を備えず、外部のディスプレイおよびスピーカと接続する構成としてもよい。
アンテナ107は放送局201からの放送波を受信する。チューナー部109は、アンテナ107からのアンテナ信号108を受信して信号復調部110にて復調を行う。復調した信号の各種情報は、受信コンテンツ情報111としてCPU101に送られる。トランスポートストリームデコーダ部112は、信号復調部110にて復調された復調データをデコードしてパーシャルストリームに変換する。
ストリーム制御部114は、トランスポートストリームデコーダ部112、ストリーム蓄積部113、AVデコーダ部115との間でパーシャルストリームの流れを制御する。ストリーム蓄積部113はパーシャルストリームを蓄積する。AVデコーダ部115は、パーシャルストリームを映像信号と音声信号に分離、変換する。AVデコーダ部115に備わる解像度判別部116は、ストリームの解像度を判別する。検索部118および選択部117の動作は後述する。
映像制御部119は、AVデコーダ部115で分離された映像信号を映像表示部121に出力する。音声制御部120は、AVデコーダ部115で分離された音声信号を音声出力部122に出力する。
図2に示すように、映像コンテンツ検索装置100は、ユーザーの宅内204においてホームネットワーク209に接続される。また、ホームネットワーク209には例えばパーソナルコンピュータ(PC)208、ホームサーバ206、レコーダ207、ディスプレイ205などが接続されることがある。
ホームネットワーク209はインターネット210に接続される。インターネット210上において、You Tube(登録商標)等の動画共有サービス211、正規の有料動画配信サービス212などが利用可能である。つまり、映像コンテンツ検索装置100を使用することにより、ユーザーは、動画共有サービス211、正規の有料動画配信サービス212を利用することができる。また、一般に、携帯情報端末214を用いて、無線通信によりインターネット210に接続することも行われている。
ユーザーは、例えば動画共有サービス211から配信されるコンテンツを、映像コンテンツ検索装置100を用いて視聴する。また、ユーザーは映像コンテンツ検索装置100を用いて、ホームサーバ206、レコーダ207およびPC208に蓄積したコンテンツを視聴することもできる。
コンテンツ情報記憶部104およびストリーム蓄積部113は、例えば個々または共通のハードディスクドライブ(HDD)により実現される。チューナー部109および復調部110は、電気回路で実現する信号処理回路により実現される。トランスポートストリームデコーダ部112、ストリーム制御部114、AVデコーダ部115および選択部117、映像制御部119および音声制御部120は、例えば、CPU101とは別の図示しないプロセッサが、ROM102に記憶されているプログラムを実行することにより実現される。また、トランスポートストリームデコーダ部112、ストリーム制御部114、AVデコーダ部115および選択部117、映像制御部119および音声制御部120の一部または全部は、電気回路で実現する信号処理回路によって実現されてもよい。
検索部118は、CPU101又は専用のプロセッサがROM102に記憶されているプログラムを実行することにより実現される。選択部117は、CPU101又は専用のプロセッサがROM102に記憶されているプログラムを実行することにより実現される。また、選択部117は、信号処理回路により実現してもよい。なお、RAM103は、CPU101および図示しないプロセッサが演算を行う際に利用される。
<基本動作>
映像コンテンツ検索装置100の基本動作について説明する。操作入力部106は、例えば映像表示装置100(即ち液晶テレビ)のリモコンである。操作入力受信部105は例えばリモコン受光部である。ユーザーは、操作入力部106を操作することにより、ネットワークインターフェース部124を経由して、インターネット210上にある動画共有サービス211にアクセスする。ユーザーは、動画共有サービス211にアップロードされているコンテンツを選択して再生するなどの操作を行う。
放送中の番組を録画する場合の動作を説明する。アンテナ107が受信したアンテナ信号108は、チューナー部109に送られる。アンテナ信号108は、チューナー部109内の信号復調部110にてトランスポートストリームに復調される。アンテナ信号108、復調されたトランスポートストリームの長さや放送時刻、番組情報などの各種情報は受信コンテンツ情報111として速やかにCPU101に通知される。
信号復調部110で復調されたトランスポートストリームは、トランスポートストリームデコーダ部112に送られる。トランスポートストリームデコーダ部112は、トランスポートストリームを、必要な情報のみを抽出したパーシャルトランスポートストリームにデコードする。パーシャルトランスポートストリームは、ストリーム制御部114に送られる。パーシャルトランスポートストリームは、ストリーム蓄積部113もしくはホームサーバ206、レコーダ207に記憶される。
なお、ストリーム蓄積部113にパーシャルトランスポートストリームを蓄積する際、そのコンテンツに関する各種情報をコンテンツ情報記憶部104に記憶しておく。
ユーザーが、録画したコンテンツを視聴する場合の動作について説明する。操作入力受信部105がコンテンツ再生の操作を認識すると、再生の指示を受けたコンテンツに対応したパーシャルストリームが、ストリーム蓄積部113(もしくはホームサーバ206、レコーダ207)からストリーム制御部114を介してAVデコーダ部115に送られる。AVデコーダ部115に送られたパーシャルストリームは、映像信号と音声信号に分離、変換される。
また、動画共有サービスからのストリームもネットワークインターフェース部124を経由して同様にストリーム制御部114に送られる。
ストリーム制御部114に送られたストリームは、AVデコーダ部115に送られ、映像信号と音声信号に分離、変換される。AVデコーダ部115は、内部に解像度判別部116を備えており、ストリームの解像度を判別する。
映像制御部119は、AVデコーダ部115で分離された映像信号を映像表示部121に出力する。音声制御部120は、AVデコーダ部115で分離された音声信号を音声出力部122に出力する。
<動画共有サービスのコンテンツを視聴する際の動作>
図3は、映像コンテンツ検索装置100の動作を示すフローチャートである。ユーザーが操作入力部106を用いて、動画共有サービス211の映像コンテンツ(即ち第1の映像コンテンツ)に対する再生操作を行う。すると、映像コンテンツ検索装置100は、操作入力受信部105を介して操作入力を受信して、第1の映像コンテンツに対する再生操作が行われたことを認識する(ステップS101)。
次に、映像コンテンツ検索装置100のCPU101は、第1の映像コンテンツに関する情報(即ち配信コンテンツ情報126)を、インターネット210を介して取得する。そして、検索部118は、予め定めた条件に従って、第1の映像コンテンツと同一性を有する第2の映像コンテンツの検索を行う(ステップS102)。
具体的には、検索部118は、送られてきた映像信号と音声信号、ストリーム解像度に加え、受信コンテンツ情報111や配信コンテンツ情報126、更にはコンテンツ情報記憶部104に記憶された記憶情報を参照して、第1の映像コンテンツと同一性を有する第2の映像コンテンツの検索を行う。
例えば、検索部118が、コンテンツ情報記憶部104に記憶されているコンテンツ情報が所定の条件を満たしていると判断した場合は、ストリーム蓄積部113に記憶されている映像コンテンツを第2の映像コンテンツとして検出する。ここで、所定の条件とは、例えば、コンテンツ名が一致することである。
なお、検索範囲はストリーム蓄積部113に限らない。ホームネットワーク209を介して映像コンテンツ検索装置100に接続されているホームサーバ206、レコーダ207等が存在する場合には、検索部118は、これらの記憶領域に対して第2の映像コンテンツの検索を行う。
さらに、インターネット210上において正規の有料動画配信サービス212が利用可能な場合は、検索部118は、有料動画配信サービス212内においても第2の映像コンテンツの検索を行う。検索部118の検索動作の詳細は後述する。
次に、第2の映像コンテンツが検出されたかどうかの判定を行う(ステップS103)。ステップS103において第2の映像コンテンツが検出されたと判定された場合、選択部117は、第1の映像コンテンツに代えて、第2の映像コンテンツを利用コンテンツとして自動的に選択する。(ステップS104)。そして、映像コンテンツ検索装置100は、利用コンテンツの再生を行う(ステップS105)。
なお、第2の映像コンテンツの再生を行う前に、第2の映像コンテンツが検出されたことを示す画面を表示して、第2の映像コンテンツが検出されたことをユーザーに通知してもよい。映像コンテンツの再生動作は前述した通りである。
一方、ステップS103において第2の映像コンテンツが検出されたと判定されなかった場合は、第1の映像コンテンツを再生せずに動作を終了する。なお、このとき、第1の映像コンテンツを再生するかどうか選択する画面を表示し、ユーザーが第1の映像コンテンツの再生を選択した場合には、第1の映像コンテンツを利用コンテンツとして選択して再生してもよい。
以下、検索部118の検索動作について説明する。検索部118は、第1の映像コンテンツに関するコンテンツ情報と、コンテンツ情報記憶部104に記憶されているコンテンツ情報とを比較する。コンテンツ情報には、例えば、放送局名、番組名、出演者名、番組のジャンル、放送日時といった情報が含まれている。検索部118は、2つのコンテンツ情報が完全に一致あるいは部分的に一致した場合に、2つの映像コンテンツは同一であると判断する。検索部118は、同一と判断した映像コンテンツを第2の映像コンテンツとして検出する。
第1と第2の映像コンテンツの放送日時が一致している場合は、第1、第2の映像コンテンツはほぼ確実に同一の映像コンテンツである。従って、本実施の形態1のように、第2の映像コンテンツを利用コンテンツとして自動的に選択する方法は、第1と第2の映像コンテンツの放送日時が一致している場合に特に有効である。
なお、検索部118が検索を行った結果、第1の映像コンテンツとコンテンツ情報が部分的に一致する映像コンテンツが複数存在する場合、検索部118は、第2の映像コンテンツとしてこれら複数の映像コンテンツを検出する。そして、実施の形態2で後述するように、どの映像コンテンツを再生するかユーザーが選択できるようにしてもよい。
<効果>
本実施の形態1における映像コンテンツ検索装置100は、インターネット210を介して第1の映像コンテンツ又は第1の映像コンテンツに関する情報を受信するネットワークインターフェース部124と、予め定めた条件に従って第1の映像コンテンツと同一性を有する第2の映像コンテンツをネットワーク上または自装置内から検索して検出する検索部118と、第1または第2の映像コンテンツを利用コンテンツとして選択する選択部117と、を備える。
本実施の形態1では、動画共有サービス211上の映像コンテンツ(第1のコンテンツ)の再生操作がなされた場合は、検索部118が、第1の映像コンテンツと同一性を有する第2のコンテンツの検索を行う。そして、検索の結果、第2の映像コンテンツを検出した場合、第1の映像コンテンツに代えて第2の映像コンテンツを利用コンテンツとして選択する。よって、利用上の制約に触れる可能性のある第1の映像コンテンツの利用を避けることが可能である。よって、ユーザーは安心して映像コンテンツを視聴することができる。
また、動画共有サービス211上の映像コンテンツは、比較的解像度が低いため、第2の映像コンテンツを選択することにより、ユーザーはより高い解像度で映像コンテンツを視聴することができる。
また、本実施の形態1における映像コンテンツ検索装置100において、検索部118は、映像コンテンツ検索装置100に備えられた記憶部又はネットワーク上に存在する記憶部を検索することにより、第2の映像コンテンツを検出する。
従って、映像コンテンツ検索装置100に備わる記憶部(ストリーム蓄積部113)だけでなく、ネットワークを介して繋がっている記憶部(ホームサーバ206、レコーダ207等)を検索することにより、第2の映像コンテンツを検出する可能性を高めることが可能である。
また、本実施の形態1における映像コンテンツ検索装置100において、検索部118は、インターネット210上の正規のコンテンツ配信サービスを検索することにより、第2の映像コンテンツを検出する。
例えば、第1の映像コンテンツが放送番組をキャプチャーしたものである場合には、インターネット210上の正規のコンテンツ配信サービスにおいて第2の映像コンテンツが配信されている可能性が高い。よって、検索部118が、インターネット210上の正規のコンテンツ配信サービスを検索することにより、第2の映像コンテンツを検出する可能性を高めることが可能である。
また、本実施の形態1における映像コンテンツ検索装置100は、外部のアンテナ107が受信した信号を復調するチューナー部109をさらに備え、チューナー部109が復調した信号に基づく映像コンテンツは、映像コンテンツ検索装置100に備えられた記憶部又は前記ネットワーク上に存在する記憶部に記憶可能である。
従って、映像コンテンツ検索装置100は、放送番組を受信してストリーム蓄積部113、ホームサーバ206等に蓄積することが可能となる。よって、第2の映像コンテンツの検索対象が多くなるため、第2の映像コンテンツを検出する可能性を高めることが可能である。
また、本実施の形態1における映像コンテンツ検索装置100において、検索部118が、第2の映像コンテンツを検出した場合、選択部117は、第2の映像コンテンツを利用コンテンツとして自動的に選択する。
従って、第2の映像コンテンツが検出された場合、選択部117が第2の映像コンテンツを利用コンテンツとして自動的に選択することにより、ユーザーは映像コンテンツの切り替えを意識することなく、快適に映像コンテンツを視聴することができる。
また、本実施の形態1における映像コンテンツ検索方法は、映像コンテンツ検索装置100を用いた映像コンテンツ検索方法であって、(a)ネットワークインターフェース部124がインターネット210を介して第1の映像コンテンツ又は第1の映像コンテンツに関する情報を受信する工程と、(b)工程(a)の後、検索部118が第2の映像コンテンツを検索する工程と(c)工程(b)の後、選択部117が、第1または第2の映像コンテンツを利用コンテンツとして選択する工程と、を備える。
本実施の形態1では、動画共有サービス211上の映像コンテンツ(第1のコンテンツ)の再生操作がなされた場合は、検索部118が、第1の映像コンテンツと同一性を有する第2のコンテンツの検索を行う。そして、検索の結果、第2の映像コンテンツを検出した場合、第1の映像コンテンツに代えて第2の映像コンテンツを利用コンテンツとして選択する。よって、利用上の制約に触れる可能性のある第1の映像コンテンツの利用を避けることが可能である。よって、ユーザーは安心して映像コンテンツを視聴することができる。
また、動画共有サービス211上の映像コンテンツは、比較的解像度が低いため、第2の映像コンテンツを選択することにより、ユーザーはより高い解像度で映像コンテンツを視聴することができる。
また、本実施の形態1における映像コンテンツ検索方法は、工程(b)において、検索部118が、第2の映像コンテンツを検出するために、映像コンテンツ検索装置100に備えられた記憶部又は前記ネットワーク上に存在する記憶部を検索する。
従って、映像コンテンツ検索装置100に備わる記憶部(ストリーム蓄積部113)だけでなく、ネットワークを介して繋がっている記憶部(ホームサーバ206、レコーダ207等)を検索することにより、第2の映像コンテンツを検出する可能性を高めることが可能である。
また、本実施の形態1における映像コンテンツ検索方法は、工程(b)において、検索部118が、第2の映像コンテンツを検出するために、インターネット210上の正規のコンテンツ配信サービスを検索する。
例えば、第1の映像コンテンツが放送番組をキャプチャーしたものである場合には、インターネット210上の正規のコンテンツ配信サービスにおいて第2の映像コンテンツが配信されている可能性が高い。よって、検索部118が、インターネット210上の正規のコンテンツ配信サービスを検索することにより、第2の映像コンテンツを検出する可能性を高めることが可能である。
また、本実施の形態1における映像コンテンツ検索方法は、工程(b)において第2の映像コンテンツが検出された場合、工程(c)において、選択部117が、第2の映像コンテンツを利用コンテンツとして自動的に選択する。
従って、第2の映像コンテンツが検出された場合、選択部117が第2の映像コンテンツを利用コンテンツとして自動的に選択することにより、ユーザーは映像コンテンツの切り替えを意識することなく、快適に映像コンテンツを視聴することができる。
<実施の形態2>
本実施の形態2における映像コンテンツ検索装置200の構成は実施の形態1(図1)と同じため説明を省略する。実施の形態1では、第2の映像コンテンツが検出された場合、選択部117が第2の映像コンテンツを自動的に選択した。これにより、ユーザーに映像コンテンツの差替えを意識させないものとした。
一方、本実施の形態2では、第2の映像コンテンツが検出された場合、第1、第2の映像コンテンツを選択する画面を表示して、どちらの映像コンテンツを選択するかユーザーが決定する。
図4は、映像コンテンツ検索装置200の動作を示すフローチャートである。ステップS101からS103は実施の形態1(図3)と同じため、説明を省略する。図4のステップS103において第2の映像コンテンツを検出したと判定した場合、映像コンテンツ検索装置200は、第1、第2の映像コンテンツのどちらを再生するか選択する画面を表示する(ステップS1031)。なお、実施の形態1で述べたように、第2の映像コンテンツが複数検出された場合は、複数の第2の映像コンテンツから選択可能とする。次に、選択部117は、ユーザーが選択した方の映像コンテンツを利用コンテンツとして選択する(ステップS1032)。そして、映像コンテンツ検索装置200は、利用コンテンツの再生を行う(ステップS105)。
<効果>
検索部118が、前記第2の映像コンテンツを検出した場合、選択部117は、第1または第2の映像コンテンツのうち、選択指示を受けた方の映像コンテンツを利用コンテンツとして選択する。
従って、本実施の形態2では、ユーザーは第1、第2の映像コンテンツのどちらを利用するか選択することができるため、ユーザーの自由度を高めることができる。
また、本実施の形態2における映像コンテンツ検索方法は、工程(b)(即ち、第2の映像コンテンツを検索する工程)において第2の映像コンテンツが検出された場合、選択部117が、第1または第2の映像コンテンツのうち、選択指示を受けた方の映像コンテンツを利用コンテンツとして選択する。
従って、本実施の形態2では、ユーザーが選択した方の映像コンテンツを利用コンテンツとして選択するため、ユーザーの自由度を高めることができる。
<実施の形態3>
図5は、実施の形態3の映像コンテンツ検索装置300の機能ブロック図である。映像コンテンツ検索装置300は、映像コンテンツ検索装置100,200に対して、制約有無判定部127をさらに備える。制約有無判定部127は、予め定めた条件に従って、第1の映像コンテンツが利用上の制約に触れるか否かを判定する。
制約有無判定部127は例えばCPU101がROM102に記憶されているプログラムを実行することにより実現される。その他の構成は図1と同じため、説明を省略する。
図6は、映像コンテンツ検索装置300の動作を示すフローチャートである。ステップS201からS203は、図3のステップS101からS103と同じため、説明を省略する。
図6のステップS203において第2の映像コンテンツが検出されたと判定した場合は、次に、制約有無判定部127が、第1の映像コンテンツが利用上の制約に触れるか否か(例えば、違法にアップロードされたコンテンツか否か)の判別を行う(ステップS204)。制約有無判定部127の動作の詳細は後述する。
ステップS204において第1の映像コンテンツが利用上の制約に触れないと判別された場合は、次に、第1の映像コンテンツの解像度が、第2の映像コンテンツの解像度よりも高いか判定を行う(ステップS205)。
第1の映像コンテンツの方が解像度が高い場合は、選択部117は、第1の映像コンテンツを選択する(ステップS206)。一方、第1の映像コンテンツの方が解像度が高くない場合(即ち、第2の映像コンテンツの方が解像度が高い場合)は、選択部117は、第2の映像コンテンツを選択する(ステップS207)。そして、ステップS209において、選択された利用コンテンツの再生を行う。
また、ステップS204において第1の映像コンテンツが利用上の制約に触れると判別された場合は、選択部117は、第2の映像コンテンツを選択する(ステップS207)。
図6のステップS203において第2の映像コンテンツを検出しないと判定された場合は、次に、制約有無判定部127が、第1の映像コンテンツが利用上の制約に触れるか否か(例えば、違法アップロードされたコンテンツか否か)の判別を行う(ステップS208)。
ステップS208において第1の映像コンテンツが制約に触れないと判別された場合は、選択部117は、第1の映像コンテンツを選択する(ステップS206)。一方、ステップS204において第1の映像コンテンツが制約に触れると判別された場合は、第1の映像コンテンツの再生を行わずに動作を終了する。
以下、制約有無判定部127の動作を説明する。制約有無判定部127は、第1の映像コンテンツが利用上の制約に触れるか否かを判定する。より具体的には、制約有無判定部127は、第1の映像コンテンツが、非正規に配信されている商用コンテンツ(即ち有償コンテンツ)である場合に、第1の映像コンテンツは利用上の制約に触れると判定する。第1の映像コンテンツが商用コンテンツかどうかは、コンテンツ情報に含まれる放送局名、番組名、出演者名、番組のジャンルなどから判定することができる。ほとんどの場合、商用コンテンツが正規配信されているサイトは、一般のユーザーが自由に映像をアップロードできる動画共有サイトではなく、映像コンテンツが適切に管理された動画配信サイトである。従って、その商用コンテンツが正規配信されているかどうかは、コンテンツを取得したサイトのURLから判定することができる。なお、動画共有サイトにおいて商用コンテンツが正規配信されている場合もある。この場合は、アップロード元が放送局やその関連会社など、特定の業者に限られる。
以上のように、制約有無判定部127は、コンテンツ情報に基づいて第1の映像コンテンツが商用コンテンツか否かを判定する。また、制約有無判定部127は、動画サイトのURLやアップロード元などの情報に基づいて第1の映像コンテンツが正規配信か否かを判定する。制約有無判定部127は、コンテンツ情報、動画サイトのURL、アップロード元などの情報を基に、正規配信の可能性の高い情報を予めデータベース化して、第1の映像コンテンツに関する上記情報と照合することにより、利用上の制約の有無を判定することができる。
<効果>
本実施の形態3における映像コンテンツ検索装置300は、予め定めた条件に従って、第1の映像コンテンツが利用上の制約に触れるか否かを判定する制約有無判定部127をさらに備え、検索部118が第2の映像コンテンツを検出しない場合であって、制約有無判定部127が第1の映像コンテンツが利用上の制約に触れないと判定した場合は、選択部117は、第1の映像コンテンツを利用コンテンツとして選択する。
本実施の形態3では、第2の映像コンテンツが検出されない場合であっても、制約有無判定部127が第1の映像コンテンツが利用上の制約に触れないと判定した場合は、選択部117が第1の映像コンテンツを選択する。よって、ユーザーは、第2の映像コンテンツが検出されなくても映像コンテンツを視聴できるため、利便性が向上する。さらに、制約有無判定部127が第1の映像コンテンツが利用上の制約に触れるか否かを判定するため、ユーザーは、著作権侵害等の可能性を心配することなく、映像コンテンツを視聴することができる。
また、本実施の形態3における映像コンテンツ検索装置300は、予め定めた条件に従って、第1の映像コンテンツが利用上の制約に触れるか否かを判定する制約有無判定部127と、前記第1、第2の映像コンテンツの解像度を判別する解像度判別部116と、備え、検索部118が第2の映像コンテンツを検出した場合であって、制約有無判定部127が第1の映像コンテンツが利用上の制約に触れないと判定した場合は、選択部117は、第1、第2の映像コンテンツのうち、より解像度の高い方を利用コンテンツとして選択する。
本実施の形態3では、第2の映像コンテンツが検出された場合であって、制約有無判定部127が第1の映像コンテンツが利用上の制約に触れないと判定した場合は、第1、第2の映像コンテンツの解像度の比較を行う。そして、選択部117は、解像度のより高い映像コンテンツを選択する。よって、ユーザーは、より画質の高い映像コンテンツを視聴可能である。さらに、制約有無判定部127が第1の映像コンテンツが利用上の制約に触れるか否かを判定するため、ユーザーは、著作権侵害等の可能性を心配することなく、映像コンテンツを視聴することができる。
また、本実施の形態3における映像コンテンツ検索方法は、(d)映像コンテンツ検索装置300に備わる制約有無判定部127が、予め定めた条件に従って、第1の映像コンテンツが利用上の制約に触れるか否かを判定する工程をさらに備え、工程(b)において第2の映像コンテンツを検出しなかった場合であって、工程(d)において第1の映像コンテンツが利用上の制約に触れないコンテンツであると判定された場合、工程(c)において選択部117は、第1の映像コンテンツを利用コンテンツとして選択する。
本実施の形態3では、第2の映像コンテンツが検出されない場合であっても、制約有無判定部127が第1の映像コンテンツが利用上の制約に触れないと判定した場合は、選択部117が第1の映像コンテンツを選択する。よって、ユーザーは、第2の映像コンテンツが検出されなくても映像コンテンツを視聴できるため、利便性が向上する。さらに、制約有無判定部127が第1の映像コンテンツが利用上の制約に触れるか否かを判定するため、ユーザーは、著作権侵害等の可能性を心配することなく、映像コンテンツを視聴することができる。
また、本実施の形態3における映像コンテンツ検索方法は、(d)映像コンテンツ検索装置300に備わる制約有無判定部127が、予め定めた条件に従って、第1の映像コンテンツが利用上の制約に触れるか否かを判定する工程と、(e)選択部117が第1の映像コンテンツの解像度と、第2の映像コンテンツの解像度とを比較する工程と、をさらに備え、工程(b)において第2の映像コンテンツを検出した場合であって、工程(d)において第1の映像コンテンツが利用上の制約に触れないと判定された場合、工程(c)において、選択部117は、工程(e)において解像度がより大きいと判定された映像コンテンツを利用コンテンツとして選択する。
本実施の形態3では、第2の映像コンテンツが検出された場合であって、制約有無判定部127が第1の映像コンテンツが利用上の制約に触れないと判定した場合は、第1、第2の映像コンテンツの解像度の比較を行う。そして、選択部117は、解像度のより高い映像コンテンツを選択する。よって、ユーザーは、より画質の高い映像コンテンツを視聴可能である。さらに、制約有無判定部127が第1の映像コンテンツが利用上の制約に触れるか否かを判定するため、ユーザーは、著作権侵害等の可能性を心配することなく、映像コンテンツを視聴することができる。
<実施の形態4>
実施の形態1では、映像コンテンツ検索装置100を液晶テレビであるとして説明を行ったが、映像コンテンツ検索装置100は必ずしも液晶テレビでなくともよい。本実施の形態4では、映像コンテンツ検索装置100はホームサーバ206又はレコーダ207であるとする。この場合、ホームサーバ206又はレコーダ207から出力される映像は、ディスプレイ205に表示される。
なお、映像コンテンツ検索装置100をホームサーバ206又はレコーダ207とする場合は、チューナー部109は必ずしも備えなくてよい。
<実施の形態5>
実施の形態1では、映像コンテンツ検索装置100を液晶テレビであるとして説明を行ったが、映像コンテンツ検索装置100は必ずしも液晶テレビでなくともよい。本実施の形態5では、映像コンテンツ検索装置100はPC208であるとする。PC208がディスプレイを備えている場合は、ユーザーは、PC208のディスプレイで映像コンテンツを視聴する。PC208がディスプレイを備えていない場合はPC208から出力される映像は、例えば、外部のディスプレイ205に表示される。
<実施の形態6>
近年、リモート視聴やDTCP+など、ホームネットワーク内の蓄積コンテンツをインターネットを介して携帯情報端末214で視聴するサービスが始まった。本実施の形態6では、ユーザーが携帯情報端末214を利用して映像コンテンツを視聴する場合を考える。
実施の形態1では、映像コンテンツ検索装置100の映像表示部121に映像を表示した。一方、本実施の形態6では、ネットワークインターフェース部124から、ホームネットワーク209およびインターネット210を介して携帯情報端末214に映像信号を送信する。映像信号および音声信号を出力するまでの処理は映像コンテンツ検索装置100が行い、携帯情報端末214は映像信号および音声信号を受信して表示および出力する。
<実施の形態7>
実施の形態1では、著作権上の問題の多い動画共有サービス上のコンテンツに対して再生操作が行われた場合に、その映像コンテンツと同一性を有する映像コンテンツを検出する動作を説明した。本実施の形態7では、正規の動画配信サービス上の映像コンテンツに対して再生操作が行われた場合に、そのコンテンツに相当するコンテンツを検出する動作を行う。
正規の動画配信サービス上の映像コンテンツに対して再生操作が行われた場合であっても、その映像コンテンツと同一の映像コンテンツを例えばストリーム蓄積部113から検出することにより、各種トリックプレイ(例えば、早送り、巻き戻し、スロー再生等)を豊富に利用できる。また、検出されたコンテンツの解像度がより高い場合は、ユーザーはより高品質な映像を視聴することができる。
<まとめ>
最後に、本発明の社会的意義および本発明の特徴についてまとめる。近年、インターネットの利用はますます増加しており、提供されるサービスも多岐にわたっている。かつては放送番組を視聴するには、放送時間帯にテレビで放送を受信してリアルタイムに視聴するか、手持ちのレコーダで録画しておき、後ほど再生視聴するしか手段が無かった。しかしながらインターネットの普及に伴い、インターネット上で各種動画を視聴する事が簡単にできる様になり、動画を視聴する際のポータルサービスとして、数多くの動画共有サービスがインターネット上で提供されている。
動画共有サービスというのは簡単なユーザー登録さえ済ませれば、不特定のユーザーが任意にコンテンツをアップロードし共有された動画を、誰もが自由に視聴できるものである。建前上は利用上の制約を遵守することを謳っているものの、共有された動画の著作権については厳格に管理されていないのが実情である。結果として、放送番組をキャプチャーしたユーザーが、動画共有サイトにキャプチャーした映像コンテンツを放送終了直後から次々とアップロードし、番組を見逃した多くのユーザーがそれらの映像コンテンツを視聴する事が当たり前のように行われている。
しかしながら、放送番組は放送局に著作権があり、私的録画と視聴以外の二次利用は認められていない。上記の動画共有サービスに放送コンテンツをアップロードする行為も、それを視聴する行為も、明らかに複製および利用上の制約(例えば、著作権侵害)に触れる。
一方で、近年はHDDの大容量化が進み、番組指定や時刻指定だけでなく、ひとまず放送中の番組を丸ごと録っておく事が出来る様になった。更にはチューナーを多数搭載し、全録サーバと称して例えば一週間分の地上波放送全局の番組を丸ごと録っておく様なホームサーバも登場している。
動画共有サービスにアップロードされた放送番組の映像コンテンツを視聴するニーズは放送日の直後数日間が圧倒的に多い事から、視聴したい放送コンテンツが前述の全録サーバ内に残っている可能性は非常に高く、この録画コンテンツを視聴する分には私的録画と視聴の範囲であり問題ない。
本発明によれば、利用上の制約に触れる可能性が高い映像コンテンツの視聴を私的録画物の視聴に振り替える事で、ユーザーが安心して視聴する事ができる。更に、レコーダやサーバの録画コンテンツは画質の劣化が殆ど無く、高解像度での視聴ができるという特長を有する。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
100,200,300 映像コンテンツ検索装置、101 CPU、102 ROM、103 RAM、104 コンテンツ情報記憶部、105 操作入力受信部、106 操作入力部、107 アンテナ、108 アンテナ信号、109 チューナー部、110 信号復調部、111 受信コンテンツ情報、112 トランスポートストリームデコーダ部、113 ストリーム蓄積部、114 ストリーム制御部、115 AVデコーダ部、116 解像度判別部、117 選択部、118 検索部、119 映像制御部、120 音声制御部、121 映像表示部、122 音声出力部、123 通信バス、124 ネットワークインターフェース部、125 ネットワーク、126 配信コンテンツ情報、127 制約有無判定部、201 放送局、202 放送波、204 宅内、205 ディスプレイ、206 ホームサーバ、207 レコーダ、208 PC、209 ホームネットワーク、210 インターネット、211 動画共有サービス、212 有料動画配信サービス、213 無線通信、214 携帯情報端末。

Claims (9)

  1. インターネットを介して第1の映像コンテンツ又は前記第1の映像コンテンツに関する情報を受信するネットワークインターフェース部と、
    予め定めた条件に従って前記第1の映像コンテンツと同一性を有する第2の映像コンテンツをネットワーク上または自装置内から検索して検出する検索部と、
    前記第1または第2の映像コンテンツを利用コンテンツとして選択する選択部と、
    を備え、
    予め定めた条件に従って、前記第1の映像コンテンツが利用上の制約に触れるか否かを判定する制約有無判定部をさらに備え、
    前記検索部が前記第2の映像コンテンツを検出しない場合であって、前記制約有無判定部が前記第1の映像コンテンツが利用上の制約に触れないと判定した場合は、前記選択部は、前記第1の映像コンテンツを前記利用コンテンツとして選択する、
    映像コンテンツ検索装置。
  2. インターネットを介して第1の映像コンテンツ又は前記第1の映像コンテンツに関する情報を受信するネットワークインターフェース部と、
    予め定めた条件に従って前記第1の映像コンテンツと同一性を有する第2の映像コンテンツをネットワーク上または自装置内から検索して検出する検索部と、
    前記第1または第2の映像コンテンツを利用コンテンツとして選択する選択部と、
    を備え、
    予め定めた条件に従って、前記第1の映像コンテンツが利用上の制約に触れるか否かを判定する制約有無判定部と、
    前記第1、第2の映像コンテンツの解像度を判別する解像度判別部と、をさらに備え、
    前記検索部が前記第2の映像コンテンツを検出した場合であって、前記制約有無判定部が前記第1の映像コンテンツが利用上の制約に触れないと判定した場合は、前記選択部は、前記第1、第2の映像コンテンツのうち、より解像度の高い方を前記利用コンテンツとして選択する、
    映像コンテンツ検索装置。
  3. 前記検索部は、前記映像コンテンツ検索装置に備えられた記憶部又は前記ネットワーク上に存在する記憶部を検索することにより、前記第2の映像コンテンツを検出する、
    請求項1または請求項2に記載の映像コンテンツ検索装置。
  4. 前記検索部は、前記インターネット上の正規のコンテンツ配信サービスを検索することにより、前記第2の映像コンテンツを検出する、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の映像コンテンツ検索装置。
  5. 外部のアンテナが受信した信号を復調するチューナー部をさらに備え、
    前記チューナー部が復調した信号に基づく映像コンテンツは、前記映像コンテンツ検索装置に備えられた記憶部又は前記ネットワーク上に存在する記憶部に記憶可能である、
    請求項1から請求項のいずれか一項に記載の映像コンテンツ検索装置。
  6. 請求項1に記載の映像コンテンツ検索装置を用いた映像コンテンツ検索方法であって、
    (a)前記ネットワークインターフェース部がインターネットを介して前記第1の映像コンテンツ又は前記第1の映像コンテンツに関する情報を受信する工程と、
    (b)前記工程(a)の後、前記検索部が前記第2の映像コンテンツを検索する工程と、
    (c)前記工程(b)の後、前記選択部が前記第1または第2の映像コンテンツを利用コンテンツとして選択する工程と、
    を備え、
    (d)前記映像コンテンツ検索装置に備わる制約有無判定部が、予め定めた条件に従って前記第1の映像コンテンツが利用上の制約に触れるか否かを判定する工程をさらに備え、
    前記工程(b)において前記検索部が前記第2の映像コンテンツを検出しなかった場合であって、前記工程(d)において前記第1の映像コンテンツが利用上の制約に触れないコンテンツであると判定された場合、前記工程(c)において前記選択部は、前記第1の映像コンテンツを前記利用コンテンツとして選択する、
    映像コンテンツ検索方法。
  7. 請求項2に記載の映像コンテンツ検索装置を用いた映像コンテンツ検索方法であって、
    (a)前記ネットワークインターフェース部がインターネットを介して前記第1の映像コンテンツ又は前記第1の映像コンテンツに関する情報を受信する工程と、
    (b)前記工程(a)の後、前記検索部が前記第2の映像コンテンツを検索する工程と、
    (c)前記工程(b)の後、前記選択部が前記第1または第2の映像コンテンツを利用コンテンツとして選択する工程と、
    を備え、
    (d)前記映像コンテンツ検索装置に備わる制約有無判定部が、予め定めた条件に従って前記第1の映像コンテンツが利用上の制約に触れるか否かを判定する工程と、
    (e)前記選択部が、前記第1の映像コンテンツの解像度と、前記第2の映像コンテンツの解像度とを比較する工程と、
    をさらに備え、
    前記工程(b)において前記検索部が前記第2の映像コンテンツを検出した場合であって、前記工程(d)において前記第1の映像コンテンツが利用上の制約に触れないと判定された場合、前記工程(c)において、前記選択部は、前記工程(e)において解像度がより大きいと判定された映像コンテンツを前記利用コンテンツとして選択する、
    映像コンテンツ検索方法。
  8. 前記工程(b)において、前記検索部は、前記第2の映像コンテンツを検出するために、前記映像コンテンツ検索装置に備えられた記憶部又は前記ネットワーク上に存在する記憶部を検索する、
    請求項6又は請求項7に記載の映像コンテンツ検索方法。
  9. 前記工程(b)において、前記検索部は、前記第2の映像コンテンツを検出するために、前記インターネット上の正規のコンテンツ配信サービスを検索する、
    請求項6から請求項8のいずれか一項に記載の映像コンテンツ検索方法。
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