JP6436681B2 - 遮光塗料、遮光塗料セット、遮光膜、光学素子、遮光膜の製造方法、光学素子の製造方法、及び光学機器 - Google Patents
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Description
0.1≦〔(A′/A)/(E′/E)〕≦0.45 (式1)
0.1≦((A′/A)/(E′/E))≦0.45 (式1)
0.1≦〔(A′/A)/(E′/E)〕≦0.45 (式1)
0.1≦〔(A′/A)/(E′/E)〕≦0.45 (式1)
0.1≦((A′/A)/(E′/E))≦0.45 (式1)
0.1≦((A′/A)/(E′/E))≦0.45 (式1)
また、本発明の光学機器は、上記の遮光膜が形成された光学素子を有することを特徴とする。
まず、光学素子の内面反射の原理について図1を用いて詳しく述べる。内面反射は主に2つの界面7、8で起こる。すなわち、入射光3はレンズ2内を通り、遮光膜1との界面7で第一の反射光9となる。また、遮光膜1を透過した透過光10は遮光膜1と空気の界面8で第二の反射光11となる。
まず、遮光膜を高温高湿環境下で放置した場合に生ずる白点の発生原理について説明する。図2に示すように、高温高湿環境下に放置する前はレンズ2と遮光膜界面7は密着しており、遮光膜には白点はほとんど発生していない。しかし、高温高湿環境下に放置すると、図3に示すように、レンズ2と遮光膜界面7が部分的に剥離し、空気層12が出来る。空気層12とレンズ2は屈折率差が大きいため、レンズ2側から光を当てて目視で観察すると図4のように部分剥離した部分が白点13として観察されるため外観が低下する。したがって、白点の発生による外観の低下を抑制するためには、レンズ2と遮光膜界面7に部分剥離を起こさせない必要がある。目視で観察でき、外観の低下につながる白点のサイズとは、概ね直径0.02mm以上である。直径0.02mm以上の白点の発生を抑制することで、外観の低下を抑制することができる。
次に、本発明の光学素子用の遮光塗料の材料構成について説明する。以下、特に記載しない限り、遮光塗料に用いる材料の含有量については、硬化剤を含む遮光塗料に対する含有量を記載する。
0.1≦〔(A′/A)/(E′/E)〕≦0.45 式(1)
本発明の遮光塗料のエポキシ基を有する化合物は、エポキシ樹脂、エポキシ系カップリング剤を用いることができる。
本発明の遮光塗料に用いる無機微粒子は、シリカ微粒子、屈折率(nd)が2.2以上の無機微粒子のいずれかもしくはこれらの混合物であることが好ましい。無機微粒子の個数平均粒子径は、5nm以上1000nm以下が好ましく、10nm以上100nm以下がより好ましい。個数平均粒子径が5nm未満になると、遮光塗料の安定性が悪くなり、粘度が上昇しゲル化し易くなる。無機微粒子の個数平均粒子径が1000nmより大きくなると、遮光膜の白点の発生を抑制する効果が低下する。
本発明の遮光塗料に用いる着色剤は、染料、顔料又はこれらの混合物を用いることができる。染料としては、波長400nmから700nmの可視光を吸収し、任意の溶媒に溶解可能な材料であれば良い。染料は1種類でも良いし,黒色、赤色、黄色、青色など数種類の染料を混合しても良い。顔料としては、波長400nmから700nmの可視光を吸収する材料であれば良い。顔料としては、カーボンブラック、チタンブラック、酸化鉄、銅鉄マンガン複合酸化物を用いることができる。顔料の個数平均粒子径は、5nm以上200nm以下が好ましい。顔料の平均粒子径が5nm未満になると遮光塗料の安定性が低下する。また、顔料の平均粒子径が200nmより大きくなると遮光膜にした時の内面反射が大きくなる。
本発明の遮光塗料には、遮光塗料に含まれるエポキシ基を有する化合物を硬化させるためにアミン系硬化剤が含有されている。アミン系硬化剤としては、所望の特性を満足するものであれば特に限定されるものではなく、公知の硬化剤を用いることができる。アミン系硬化剤としては、直鎖脂肪族系、ポリアミド系、脂環族、芳香族、その他ジシアンジアミド、アジピン酸ジヒラジド等を用いることができる。これらは、単独で用いても構わないし、複数を混合して用いても良い。
本発明の遮光塗料は、有機溶媒を含有していると、粘度を調整することができるので好ましい。本発明の遮光塗料に用いる有機溶媒は、無機微粒子の分散性、エポキシ基を有する化合物、着色剤及びアミン系硬化剤の溶解性を満足する限り特に限定されない。有機溶媒としては、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、キシレン、トルエン、イソプロピルアルコール、アセトン、エタノール等を用いることができる。これらの有機溶媒は、1種類を用いても複数の種類を混合して用いても良い。
本発明の遮光塗料は、遮光膜を生成したときのエポキシ基を有する化合物の架橋密度が上がり耐溶剤性が向上するため、硬化触媒を含有することが好ましい。本発明に用いる硬化触媒としては、3級アミンやイミダゾール化合物を用いることが好ましい。3級アミンとしては、ベンジルジメチルアミン、2−(ジメチルアミノメチル)フェノール、2,4,6−トリス(ジアミノメチル)フェノール、トリ−2−エチルヘキシル酸塩を用いることができる。また、イミダゾール化合物としては、2−メチルイミダゾール、2−エチル−4−メチルイミダゾール、2−ウンデシルイミダゾール、2−ヘプタデシルイミダゾール、2−フェニルイミダズール、1−ベンジル−2−メチルイミダゾール、1−シアノエチル−2−メチルイミダゾール、2,4−ジアミノ−6−[2−メチルイミダゾリル−(1)]−エチルS−トリアジンを用いることができる。
本発明の遮光塗料は、本来の目的が損なわれない範囲内で、添加剤が含まれていてもよい。添加剤としては、防カビ剤、酸化防止剤を添加することができる。
次に、本発明の遮光塗料セットについて説明する。
0.1≦((A′/A)/(E′/E))≦0.45 式(1)
次に、本発明の遮光膜について説明する。
0.1≦〔(A′/A)/(E′/E)〕≦0.45 式(1)
本発明の遮光膜中のエポキシ基を有する化合物の含有量は、5.0質量%以上60.0質量%以下であることが好ましく、5.0質量%以上40.0質量%以下であることがより好ましい。エポキシ基を有する樹脂の含有量が5.0質量%未満になると耐溶剤性が低下する。また、エポキシ基を有する化合物の含有量が60%より大きくなると内面反射が低下する。
本発明の遮光膜中の無機微粒子の含有量は、5.0質量%以上40.0質量%以下であることが好ましく、10.0質量%以上15.0質量%以下であることがより好ましい。10.0質量%未満では屈折率の増加が少なく、内面反射が大きくなる。また、40.0質量%より大きいと塗膜の密着力や耐久性が下がるので好ましくない。
本発明の遮光膜中の着色剤の含有量は、5.0質量%以上30.0質量%以下であることが好ましく、10.0質量%以上15.0質量%以下であることがより好ましい。
本発明の遮光膜中のアミン系硬化剤の含有量は、1.0質量以上25.0質量%以下であることが好ましい。アミン系硬化剤の含有量が1.0質量%未満になると遮光膜の硬化度が下がり、遮光膜の基材に対する密着性が低下する。また、アミン系硬化剤の含有量が25.0質量%より多い場合は光学特性が低下する。
本発明の遮光膜中の硬化触媒の含有量は、1.0質量%以上5質量%以下であることが好ましい。硬化触媒の含有量が1.0質量%未満になると、生成した遮光膜の耐溶剤性が低下する。また、硬化触媒の含有量が5.0質量%より大きくなると生成した遮光膜の架橋密度が上がり膜の靭性が低下することがある。
本発明の遮光膜中の添加剤の含有量は、15.0質量%以下であることが好ましく、10.0質量%以下であることがより好ましい。
次に、本発明の光学素子について説明する。
0.1≦〔(A′/A)/(E′/E)〕≦0.45 式(1)
次に、本発明の遮光膜の製造方法について説明する。
0.1≦((A′/A)/(E′/E))≦0.45 式(1)
次に、本発明の光学素子の製造方法について説明する。
0.1≦((A′/A)/(E′/E))≦0.45 式(1)
無機微粒子の平均粒子径は、動的光散乱装置(Zeta sizer Nano MPT−2;シスメックス)を用いて測定した。セルの中にプロピレングリコールモノメチルエーテルで希釈したスラリーを入れ、電圧が5mVで20回の平均を検出した。平均粒子径は、個数分布でのピーク値とした。
〈内面反射率の測定方法〉
内面反射率は図5に示すように、分光光度計(U−4000;日立ハイテク)を用い測定を行った。測定用のサンプルには三角プリズムを用いた。14はプリズムを示す。三角プリズム14は、大きさが直角を挟む1辺の長さが30mm、厚み10mmで、材質がS−LaH53(nd=1.8;オハラ製)である。
n=sin d/sin e 式(3)
高温高湿雰囲気放置後の白点数の評価は下記のように行った。測定用のガラスには♯240でフロスト加工し、直径30mm、厚み1mm、材質がS−LAL18のものを用いた。まず、ガラスのフロスト加工面にスポンジを用いて遮光塗料を厚みが5.0μmになるように塗布し、上記の遮光膜の作製方法に従って、硬化した。続いて、雰囲気温度60℃、湿度90%の炉に250時間放置し、白点評価用のサンプルを得た。白点評価用のサンプルを、顕微鏡で撮影した。撮影した6mm2の画像の中で0.02mm以上の直径を持つ白点の数をカウントした。尚、発生した白点数は、下記の基準で評価した。◎は外観が特に優れた遮光膜であり、○は外観がよい遮光膜であり、×は外観の低下が見られる遮光膜であると言える。
◎:6mm2の画像の中に直径0.02mm以上の白点が40個以下
○:6mm2の画像の中に直径0.02mm以上の白点が41〜100個
×:6mm2の画像の中に直径0.02mm以上の白点が101個以上
耐溶剤性評価は下記の方法で行った。まず、各々の実施例の遮光膜の形成方法に従ってφ30mmの任意の種類のガラス上に膜厚5.0μmの遮光膜を形成した。得られた遮光膜をイソプロピルアルコール(以下、IPAと記載)溶液に10分間浸漬し、IPAの着色の有無を観察した。◎は耐溶剤性に優れている遮光膜であり、○及び△は耐溶剤性が良い遮光膜であると言え、×は耐溶剤性が悪いた遮光膜であると言える。
◎:IPAの着色なし
○:IPAがわずかに着色するが、塗膜の色味に変化なし
△:IPAが着色するが、塗膜の色味の変化はなし
×:IPAが着色し、塗膜の色味が変化
<遮光塗料の調製>
実施例1は、以下の方法で遮光塗料を作製した。プロピレングリコールモノメチルエーテル42.9gと分散剤、屈折率(nd)が2.2以上のチタニア微粒子14.3gをビーズミル(ウルトラアペックスミル;寿工業)、Φ50μmのビーズで分散した。そして、チタニア微粒子の個数平均粒子径が20nmのスラリー57.2gを得た。次に、ビーズミルにて得られたスラリー57.2g、エポキシ樹脂A21g、カップリング剤1g、着色剤13g、プロピレングリコールモノメチルエーテル40gをそれぞれ計量してボールミルポットの中に入れた。続いて、ボールミルポットの中に直径20mmの磁性ボールを5個入れた。屈折率(nd)が2.2以上の無機微粒子は酸化チタン(MT−05;テイカ)を用いた。エポキシ樹脂Aとしては、4,4´−イソプロピリデンジフェノールと1−クロロ−2,3−エポキシプロパンの重縮合物(エピコート828;三菱化学)を用いた。カップリング剤はエポキシ系シランカップリング剤(KBM403;信越シリコーン)を用いた。調合した塗料および磁性ボールの入ったボールミルポットをロールコーターにセットし、66rpmで48時間攪拌し、実施例1の遮光塗料を得た。
実施例1では、以下の方法で遮光膜を作製した。上記の遮光塗料132.2gにアミン系硬化剤A1.9g、硬化触媒A1gを添加し、ロールコーターで30分間攪拌を行った。脂肪族アミン系硬化剤であるアミン系硬化剤A(アデカハードナーEH6019;アデカ)、硬化触媒Aには2,4,6−トリス(ジアミノメチル)フェノールを用いた。ロールコーターの攪拌条件は66rpmとした。エポキシ樹脂Aのエポキシ当量は190g/eq、カップリング剤のエポキシ当量は236g/eqであり、(E´/E)=0.111+0.004=0.115であった。アミン系硬化剤Aの活性水素当量は80g/eqであり、(A´/A)=0.011であった。式(1)に従って計算すると、当量比(A´/A)/(E´/E)は0.1である。
実施例2〜16では、表1〜4の材料・条件にする以外は実施例1と同様にして、遮光塗料及び遮光膜を作製した。
上記の測定方法により実施例1から16の遮光塗料および遮光膜の内面反射率、高温高湿雰囲気放置後の白点数、耐溶剤性を評価した結果を表5、6、7、8に示す。
比較のための遮光塗料の調製、遮光膜の作製、光学特性の評価、外観の評価を、前述の実施例1〜16と同様に行った。実施例1から16と異なる点について以下に示す。
2 レンズ
12 空気層
13 白点
Claims (20)
- エポキシ基を有する化合物、無機微粒子、着色剤及びアミン系硬化剤を有する遮光塗料であって、
前記アミン系硬化剤の活性水素当量(A)と前記アミン系硬化剤の質量(A′)の比(A′/A)と、前記エポキシ基を有する化合物のエポキシ当量(E)と前記エポキシ基を有する化合物の質量(E′)の比(E′/E)が、下記式(1)を満たすことを特徴とする遮光塗料。
0.1≦〔(A′/A)/(E′/E)〕≦0.45 式(1) - 前記遮光塗料は、硬化触媒を有することを特徴とする請求項1に記載の遮光塗料。
- 前記硬化触媒は、3級アミン又はイミダゾール化合物であることを特徴とする請求項2に記載の遮光塗料。
- 前記無機微粒子は、屈折率が2.2以上3.5以下であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の遮光塗料。
- エポキシ基を有する化合物を有するユニットと、アミン系硬化剤を有するユニットとを有し、2以上のユニットを有する光学素子用の遮光塗料セットであって、
前記遮光塗料セットは、いずれかのユニットに、無機微粒子及び着色剤を含有し、
前記アミン系硬化剤の活性水素当量(A)と前記アミン系硬化剤の質量(A′)の比(A′/A)と、前記エポキシ基を有する化合物のエポキシ当量(E)と前記エポキシ基を有する化合物の質量(E′)の比(E′/E)が下記式(1)を満たすことを特徴とする遮光塗料セット。
0.1≦((A′/A)/(E′/E))≦0.45 式(1) - 前記遮光塗料セットは、前記いずれかのユニットに、硬化触媒を有することを特徴とする請求項5に記載の遮光塗料セット。
- 前記硬化触媒は、3級アミン又はイミダゾール化合物であることを特徴とする請求項6に記載の遮光塗料セット。
- エポキシ基を有する化合物、無機微粒子、着色剤及びアミン系硬化剤を有する遮光塗料から生成した遮光膜であって、
前記アミン系硬化剤の活性水素当量(A)と前記アミン系硬化剤の質量(A′)の比(A′/A)と、前記エポキシ基を有する化合物のエポキシ当量(E)と前記エポキシ基を有する化合物の質量(E′)の比(E′/E)が、下記式(1)を満たすことを特徴とする遮光膜。
0.1≦〔(A′/A)/(E′/E)〕≦0.45 式(1) - 前記遮光塗料は、硬化触媒を有することを特徴とする請求項8に記載の遮光膜。
- 前記硬化触媒は、3級アミン又はイミダゾール化合物であることを特徴とする請求項9に記載の遮光膜。
- 前記無機微粒子は、屈折率が2.2以上3.5以下であることを特徴とする請求項8乃至10のいずれか一項に記載の遮光膜。
- 光学材料で形成されている基材の一部に遮光膜が設けられている光学素子であり、
前記遮光膜が、エポキシ基を有する化合物、無機微粒子、着色剤、アミン系硬化剤及び硬化触媒を有する遮光塗料から生成された遮光膜であって、
前記遮光塗料において、前記アミン系硬化剤の活性水素当量(A)と前記アミン系硬化剤の質量(A′)の比(A′/A)と、前記エポキシ基を有する化合物のエポキシ当量(E)と前記エポキシ基を有する化合物の質量(E′)の比(E′/E)が下記式(1)を満たすことを特徴とする光学素子。
0.1≦〔(A′/A)/(E′/E)〕≦0.45 式(1) - 前記基材が、光学レンズ又はプリズムであることを特徴とする請求項12に記載の光学素子。
- 基材にエポキシ基を有する化合物、無機微粒子、着色剤及びアミン系硬化剤を有する遮光塗料を塗布する工程と、
前記塗布した遮光塗料を温度20℃以上200℃以下の雰囲気で硬化する工程と、を有し、
前記アミン系硬化剤の活性水素当量(A)と前記アミン系硬化剤の質量(A′)の比(A′/A)と、前記エポキシ基を有する化合物のエポキシ当量(E)と前記エポキシ基を有する化合物の質量(E′)の比(E′/E)が、下記式(1)
0.1≦((A′/A)/(E′/E))≦0.45 式(1)
を満たすことを特徴とする遮光膜の製造方法。 - 前記遮光塗料は、硬化触媒を含むことを特徴とする請求項14記載の遮光膜の製造方法。
- 光学材料で形成されている基材の外周部表面に遮光膜が設けられている光学素子の製造方法であって、
前記基材の外周部表面に、エポキシ基を有する化合物、無機微粒子、着色剤及びアミン系硬化剤を有する遮光塗料を塗布する工程と、
前記塗布した塗料を温度20℃以上200℃以下の雰囲気で硬化する工程と、を有し、前記アミン系硬化剤の活性水素当量(A)と前記アミン系硬化剤の質量(A′)の比(A′/A)と、前記エポキシ基を有する化合物のエポキシ当量(E)と前記エポキシ基を有する化合物の質量(E′)の比(E′/E)が下記式(1)を満たすことを特徴とする光学素子の製造方法。
0.1≦((A′/A)/(E′/E))≦0.45 式(1) - 前記遮光塗料は、硬化触媒を有することを特徴とする請求項16に記載の光学素子の製造方法。
- 前記硬化触媒は、3級アミン又はイミダゾール化合物であることを特徴とする請求項17に記載の光学素子の製造方法。
- 前記無機微粒子は、屈折率が2.2以上3.5以下であることを特徴とする請求項16乃至18のいずれか一項に記載の光学素子の製造方法。
- 請求項8乃至11のいずれか一項に記載の遮光膜が形成された光学素子を有することを特徴とする光学機器。
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